JP6298621B2 - ヘッドレストホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドレスト或いは所謂ヘッドレストホルダーを支えるホルダーに関する。ホルダーにより、ヘッドレストは自動車用シートのシートバックの頂部に支えとなるように取り付けられており、ホルダー自体はシートバックフレームの頂部で支えられ、ヘッドレストのステー(或いはヘッドレストステー)を挿入させる構造であり、シートバック上にヘッドレストを固定する目的でそこに存在する。
特に、本発明はシートバックフレームの頂部に固定されたサポートブラケット中のヘッドレストホルダー自体だけでなくヘッドレストステーのぐらつきとガタつき音を効果的に防止するヘッドレストホルダーを対象としている。
一般に、上述のヘッドレストホルダーは頭部とそこから伸長している円筒部から成り、円筒部はヘッドレストステーをその個所に挿入させて、支えるように形成されている。
ヘッドレストホルダーで判明しているこれまでの問題の一つとして、ヘッドレストホルダーにしっかりと支えられている時でさえ、ヘッドレストステーの外面とヘッドレストホルダーの内面に隙間があることにより、ヘッドレストステーがぐらつきとガタつき音が発生する傾向がある。同様に、シートブラックフレームに固定されたサポートブラケットがしっかりと適合している時でさえ、ヘッドレストホルダーの外面とサポートブラケットの内面に隙間があることにより、ヘッドレストホルダー自体のふらつきとガタつき音が発生する傾向がある。
この問題を解決する方策が、例えば特開平11−89665に明らかにされており、その円筒部に固定されている弾性的押圧部品を有するハードレストホルダーが提案され、それぞれの押圧部品が円筒部の内側に圧力を弾力的に与えるように形成されている。特開平11−89665によれば、第一と第二の一対の押圧部品が同じレベルで向き合った形で円筒部に形成される。従って、ヘッドレストステーがそのホルダーの円筒部に挿入され、これらの第一と第二の一対の押圧部品がヘッドレストステーの反対側の表面に接触し、押圧する。その様にしてそこに圧力が加えられ、ヘッドレストステーがそれらの間に固定される。更に詳しくは、各々の押圧部品がそれらの内面に突起部と共に形成され、その突起部に対応するポイントの凹部と共にそれらの外面にも形成される。突起部が断面図で実質的に円弧状であり、ヘッドレストホルダーの内面からその軸上の中心方向に向かって突出する。他方、凸部と反対側の凹部は二つの鋭く尖がった突出部を形成しており、それらはヘッドレストホルダーの外面から外側に突き出ている。
この様に形成されたハードレストホルダーは、ハードレストステーがホルダーに挿入される前にシートバックフレームに固定されたサポートブラケットに先ず嵌められる。ハードレストステーがハードレストホルダーに挿入される時、ハードレストステーの外面が押圧部品の全ての前述した突起部を押圧するが、同時に押圧部品の凹部の全ての前述した二つの鋭く尖った突出部がサポートブラケットの内面に接触して押圧される。その様な状態下で、全ての押圧部品はヘッドレストステーとサポートブラケットの両者に圧力を加え、その結果ヘッドレストステーはホルダー中で支えられ、一方ヘッドレストホルダーはサポートブラケットでも支えられる。表面上は、この配置はヘッドレストステーとヘッドレストホルダーの上述したようなふらつきとガタつき音の防止を提供する。
しかし、前記技術においては全ての押圧部品がヘッドレストホルダーのボディー部の一カ所の同じレベルに集合的に配置されている。その結果として、ヘッドレストステーがそのホルダーに挿入されると、圧力が押圧部品からヘッドレストステーの一カ所に集中的に加えられ、ヘッドレストステーがヘッドレストホルダーのボディー部の内部の穴の中で押圧部品に傾斜する結果になるが、それは押圧部品が総体的にヘッドレストステーに一カ所のサポートポイントを与えるだけだからである。
その結果、ヘッドレストステーがヘッドレストホルダー中でふらついたり、ガタつき音を発生する可能性が高い。更に、各々の押圧部品の配置、即ち押圧部品のアーチ状に突起し、窪んだ個所が極端に複雑であり、それはヘッドレストホルダーを形成するための高い技術力を必要とし、更なるコスト増につながる。勿論、一番目の一対の押圧部品と二番目の一対の押圧部品はホルダーの円筒部の上部と下部の箇所にそれぞれ配置され、これはホルダー中でヘッドレストステーのふらつきやガタつき音の発生を防ぐためである。しかし、ヘッドレストホルダーのその様な配置を行うと構造的に複雑となり、コスト増だけでなく技術的熟練も必要となる。
特開平11−89665号公報
発明が解決しようとする手段
上述の欠点を考慮して、自動車のシートバック上のヘッドレストを支えるための改良されたホルダーを提供することが本発明の第一の目的であり、その改良されたホルダーは構造的には非常に単純化されヘッドレストホルダーのヘッドレストステーのふらつきやガタつき音を防止するだけでなくシートバックに備え付けられたシートバックフレームに固定されたサポートブラケットのヘッドレストホルダー自体のふらつきやガタつき音を防止することも保証する。
その目的を達成するために、本発明によるヘッドレストホルダーは基本的には次のものから構成されている。
そこに定められたホールを有するヘッド部、
ヘッド部から連続的に伸びているボディー部であって、
壁、
壁の内側に定められた通孔とヘッド部の反対側の底端領域、前記通孔がヘッド部のホールと実質的に同じ直径でありそれにより通孔が通じ、
その中にヘッドレストステーを挿入させるように配置された通孔とホールと、
サポートブラケット中で挿入され、支えられる様に形成されるヘッドレストホルダーのボディー部、
壁に対して外側と内側に弾力的に曲がるようにボディー部の壁の一つの表面に完全に定められた一番目の押圧部品、壁の前述の一つの表面から突き出ている突起部を含んでいる一番目の押圧部品、
そこに於いて前記一番目の押圧部品はヘッドレストホルダーがサポートブラケットに挿入される時にヘッドレストステーとサポートブラケットの両者に圧力をかけるように作製されており、一方、ヘッドレストステーはボディー部の通孔中だけでなくヘッド部のホール中にも挿入されて設置され、
壁の前記他の側に対して外側と内側に弾力的に曲がるように壁の一つの側と反対側の壁の他の側に確実に定められている二番目押圧部品、壁の前述の他の側から突き出る様に形成されている突起部を含んでいる二番目の押圧部品、
そこに於いて前記二番目の押圧部品はヘッドレストホルダーがサポートブラケットに挿入される時にヘッドレストステーとサポートブラケットの両者に圧力をかけるように作製されており、一方、ヘッドレストステーはボディー部の通孔中だけでなくヘッド部のホール中にも挿入されて設置され、
そこで一番目と二番目の部品はボディー部の縦方向に沿ってお互いに離すように配置される。
本発明の一つの外観上の特徴として、一番目と二番目の押圧部品のそれぞれ二つの突起部がボディー部の通孔の内側へ突き出るように形成される。
或いは、その代わりにこれら二つの突起部がボディー部の外側方向に突き出るように形成される。
本発明の他の外観上の特徴として、一番目と二番目の各々の押圧部品はボディー部の縦方向に沿って伸ばすために実質的にU字形状に形成される:
ボディー部の壁にのみ必須である基礎領域を有する押圧部品;
そしてこの様に形成された実質的にU字型の押圧部品の輪郭に沿って伸びている実質的にU字型のスリット(隙間)を有し、その結果一番目の押圧部品はボディー部の壁の内側と外側方向の基礎領域に曲げることが出来る押圧部品。
本発明の更なる他の外観上の特徴として、一番目と二番目の各々の押圧部品はボディー部の縦方向に沿って伸ばすために実質的に台形並びに逆台形の形状の何れか一つに形成される: ボディー部の壁にのみ必須である基礎領域を有する押圧部品;基礎領域の反対側の自由端領域を有する押圧部品;そして押圧部品の対応する輪郭に沿って伸びる実質的に台形と逆台形のスリット(隙間)何れかの一つを有する押圧部品。その様な配置と共に各々の押圧部品の弾力的に曲がる度合いは必要に応じて調整される。
他の幾つかの特徴と利点は添付した図面と共に今後の記述を読むことにより明らかになる。
ホルダー中でヘッドレストステーのふらつきやガタつき音の発生を簡単な構造で防ぐことができる。
ヘッドレスト、シートバックに付けられているサポートブラケット並びにヘッドレストとサポートブラケットに応用される本発明のヘッドレストホルダーを示す分解斜視図である。 ヘッドレストホルダーの正面図である。 ヘッドレストホルダーの側面図である。 図2におけるラインIV−IVに沿った縦方向の断面図である。 ヘッドレストホルダーがサポートブラケットにしっかりと挿入された状態を示す縦方向の断面図である。 図5におけるラインVI−VIに沿った横断面図である。 ヘッドレストホルダーがしっかりとサポートブラケットに固定されている状態を示す縦方向の断面図、一方ヘッドレストのステーはヘッドレストホルダーにもしっかりと固定されている。 図5におけるラインVIII‐VIIIに沿った横断面図である。 本発明の主要部の第二の別の形式を示す部分的な断面図である。 本発明の主要部の第三の別の形式の部分的な正面図である。 本発明の主要部の第四の別の形式の部分的な正面図である。
先ず図1から図8について、本発明に従ってヘッドレストホルダーの第一の好ましい型が図示されており、ヘッドレストホルダーは一般的に5で示されている。名称SBと3は自動車シートのシートバックとヘッドレストをそれぞれ示しており、それらは後程詳細に記載されるように本発明のヘッドレストホルダー5に適用されている。
図1から判るように、シートバックSBはその中に示されているシートバックフレーム1を含んでおり、そして上部の断面フレーム1aはシートバックSBの頂上に接したシートバックフレーム1にしっかりと定められている。各々が長方形ホール2aを有している各々の実質的に長方形のサポートブラケット2と2は、上部の断面フレーム1aに堅く溶接されている。これから記載する様に、各々のサポートブラケット2はその中にヘッドレストホルダー5を支える様に作製されている。
ヘッドレスト3は一対の円柱状のステー4と4(以下各々は“ヘッドレストステー4”と称する)を有しており、それは図に示されている様にその底部から垂直に伸びている。
それ故、図示した実施形態に於いて一対のヘッドレストホルダー5と5は、サポートブラケット2と2と共に前記二つのヘッドレストステー4と4をそれぞれその中に保持する様に作製される。
以下の記載文に於いて、符号Fは、シートバックSBの前面に面している前側を示し、符号Rは、シートバックSBの後面に面している後側を示す。
現在、詳細な記述は本発明のヘッドレストホルダー5について行われる。
ヘッドレストホルダー5自体は、ポリプロピレンの様な合成樹脂材から形成されており、基本的には次に示すものから構成されている。 ヘッド部5a;その首部に定められているストッパーフランジ部5b、円柱状のボディー部5c、一対の低部のロック部品9と9を有する低端部5d、そしてヘッド部5aを除くそれらのボディー部5cと低端部5d中並びにそれらを経由して伸びている通孔6、そして二つのヘッドレストステー4の一つをそれらの中に挿入並びに固定させる様に形成される。
ヘッド部5aの寸法は、円柱状のボディー部5cと低端部5dに比べて大きく、内部の空洞部5a-1を有しており、その中でロックデバイス10(図5に破線で示されている)はヘッドレストホルダー5に、ヘッドレストステー4を施錠また開錠するための必要なものとして備え付けられている。名称5hは、ヘッド部5aの頂上の実質的に中心に形成されるホール(孔)である。そのホール(孔)5hは、通孔6と直径は同じであり、空洞部5a-1を経由して通じている。名称5h-1は、そのホール(孔)5hの内部端を示している。
ストッパーフランジ部(輪縁部)5bは、円柱状のボディー部5cと共に不可欠な外側に突き出ている長方形のフランジ(輪縁)として形成される。図5 から判る様に、ストッパーフランジ部5bは長方形のサポートブラケット2の上端に定められた窪んだ或いは踏み込まれた領域に合うように示されており、そのことによりヘッドレストホルダー5がブラケット2から下方に移動するのを防いでいる。
円柱状のボディー部5cは、ヘッドレストステー4をその中へ滑らせて挿入するためにヘッドレストステー4の外径より僅かに大きい直径の通孔6を有する。三角形のフィン(安定板)50a、50b、50c、50dが、円柱状のボディー部5cの円形の外面と共にきっちりと形成されており、各々のフィン(安定板)が外側へそしてそこから水平に突き出ており、内角が直角である頂点に結合している。これら全ての三角形のフィンのサイズは同じであることに注目して欲しい。
特に、図1から図3を参照して、ボディー部5cの上部から下部方向へ眺められる様に、円柱状のボディー部5cに次のものがしっかりと定められている:第一番目の四つの三角形フィン50aのセット、第二番目の四つの三角形フィン50aのセット、第一番目の一対の四つの後部の三角形フィン50b、一対の前面の三角形フィン50c、そして第二番目の一対の後部の三角形フィン50d、その中で後部の三角形フィン50dの全体像が完全には眺められないが、図1から図3を比較検討すると良く理解することが出来る。各々の第一番目と第二番目の四つの三角形フィン50aのセットは、全ての四つのフィン50aが円柱状のボディー部5cの外面における全く同一のポイントから外側へ突き出る様に配列され、その上に全てのこれらの四つのフィン50aが円柱状のボディー部5cから全ての角度で水平に伸びている一つの正方形或いは長方形のフィンの形の上に積んでいる。他方、次のことが理解される。第一番目の一対の後部の三角形フィン50b、一対の前部の三角形フィン50cと第二番目の一対の後部三角形フィン50dは、円柱状のボディー部5cについて正方形或いは長方形のフィンとして相互に作用するように協働するが、その様な正方形或いは長方形のフィンが、各々の第一番目と第二番目の一組の四つのフィン50aと50aにより想定される上述の正方形或いは長方形と外径で同じである。それ故、この集合体でこれら全てのフィン50a〜50dが円柱状のボディー部5cについての均一なサイズの多くの長方形の突起部を形成していることが判る。均一に配置された長方形の突起の外径は、サポートブラケット2の長方形のホール2aの内径に対応するか或いは僅かに小さいと言うことに注意する必要がある。それ故、この配置は円柱状のボディー部5cが、スムーズに挿入され、安定な方法でサポートブラケット2の長方形のホール2aに支えられる様になっている。
名称51と51は、夫々前後部の強固にするリブ(肋材)を示しており、それらは円柱状のボディー部5cの反対側表面にしっかりと固定されており、またボディー部5cの縦方向に沿って伸びている。図2から図4で判る様に、これら二つの補強リブ(肋材)51は各々の前述のフィン50a、50b、50c、50dと共に不可欠であり、全てのこれらのフィンを横切って伸びており、それによって前後の方向に加えられる過剰の力が加えられた場合の変形に対して全てのフィンが保護される。
下端部5dはその末端の方向にゆっくりと先細にするために実質的に長方形に形成されており、一方その上端部は円柱状のボディー部5cからフィン50aから50dの外端に並んでいるポイントへと離れている。この様に、下端部5dの上端はサポートブラケットの通孔2aの内側の長方形のサイズより僅かに小さい長方形のサイズを有している。
従って、長方形のサポートブラケット2にヘッドレストホルダー5の円柱状のボディー部5cを挿入する時、フィン50aから50d並びに下端部5dの全ての調整された外端はサポートブラケット2の内部の長方形の表面2a-1に沿って適切に滑りきちんと接触するが、その結果円柱状のボディー部5cは長方形のサポートブラケット2にスムーズに挿入され、安定に支えられる。
名称9と9は、そこから外側に突き出させるために下端部5dできっちりと形成されている一対の反対側に面しているロック部品を示している。図5から次の様なことが良く判る。ヘッドレストホルダー5をサポートブラケットのホール2aに挿入する時、二つのロック部品9と9はサポートブラケット2の下端にかみ合うように作製され、サポートブラケット2から上部への移動が起こらない様にブラケット2中にヘッドレストホルダー5をロックし、保持する。
本発明に従って、ヘッドレストホルダー5の上部に形成された配置に基づいて、一つの第一番目の押圧部品7と第二番目押圧部品8は、ヘッドレストホルダー5の縦方向に沿って相互に離すために円柱状のボディー部5cの壁にしっかりと固定され、それは相互に反対に面するような関係になっている。各々二つの押圧部品7と8は、後程述べる様にいろいろな目的のために円柱状のボディー部5cの外側と内側方向に弾力的に曲げることが出来る。
既に示したように本発明に従って、第一番目の押圧部品7はヘッドレストホルダーの下端部5dの近くに実質的に配置され、一方、第二番目の押圧部品8は第一番目の押圧部品7とヘッドレストホルダーのヘッド部5aの実質的中間点に配置される。第一番目と第二番目の押圧部品7と8は、円柱状のボディー部5cの中で同じ高さには配置されず、また相互に近くにも配置されていないが、円柱状のボディー部5cの縦方向に沿って相互に一定の距離を離して配置されている。特に、本発明に従えば、ヘッド部5a、第一番目の押圧部品7と第二番目の押圧部品8は相互に離れて配置されており、それは後に議論するように本発明の重要な要素である。
もっと詳しくは、図2と図3から判る様に、第一番目の押圧部品7は円柱状のボディー部5c中で予め決められた個所に配置され、その配置された個所は第二番目の張力部品8よりも低くまた離れて配置され、一方下端部5cより上部に離れて配置される。図示されている第一番目の押圧部品7は、その輪郭に沿って固定されている実質的にU型のスリット5eと共に実質的にU型の輪郭を有し円柱状のボディー部5cの縦方向に沿って伸びている一つの舌の様に単純に形成されている。
それ故、第一番目の押圧部品7はそのボディー部5cと共に不可欠である基準部品7aを有する。その基準部品7aから、押圧部品7は末端部5dの方向へ伸びておりそして自由末端部7bで終点となっている。この配置と共に、円柱状のボディー部5cとは無関係に第一番目の押圧部品7はこの部品の基準部品7aに比べて弾力的に曲げることが出来そして/或いは変形させることが出来る。Fig.3と4から良く判る様に、突き出た個所7cはそこから円柱状のボディー部5cの内側へ突き出ており、それが自由末端部7bの内面にしっかりと形成されている。
示されている実施形態に関する限り、第一番目の押圧部品7はボディー部5cの外面から外側へ高められており、その外面が前面の強化リブ51だけでなく二つの前面にある三角形フィン50aの外端と共に同じ高さにある。このことは、第一番目の押圧部品7の外面が前方のフィン50aとリブ51の両者の面から直接に外側へ曲げること並びに動かすことを保証するものである。
他方、第二番目の押圧部品8は、実質的に前述の第一番目の押圧部品7と同じ配置であるが、第一番目の押圧部品7の上部の離れている個所に配置されており、それはヘッド部5aより低位置で離れている。図示されている第二番目の押圧部品8は、その押圧部品8の輪郭に沿って固定されているU型のスリット5fと共に実質的にU型の輪郭を有し更に円柱状のボディー部5cの縦方向に沿って伸びている一つの単位舌型として形成される。
従って、第二番目の押圧部品8はボディー部5cと共に不可欠である基準部位8aを有しており、そしてその基準部位8aから第二番目の押圧部品8は末端部5dの方向に伸びており自由終端部8bで終結する。それに応じて、第二番目の押圧部品8は円柱状のボディー部5cとは無関係にその基準部位8aに関して弾力的に曲げられそして/或いは変形することが可能である。
図3と図4から判る様に、円柱状のボディー部5cの内側方向に突き出ている突起部8cは自由末端領域8bの内面に形成される。実施形態に示されている様に、第一番目の押圧部品7とも類似している様に、第二番目の押圧部品8はその外面は背後の強化リブ51だけでなく二つの背後にある三角形フィン50aの外端部と一列に並んでいる範囲に円柱状のボディー部5cの外面から外側へ伸びている。これは、第二番目の押圧部品8の外面が、二つの背後のフィン50aとリブ51の面から直接に外側へ曲げることや動かすことが出来ると言うことを保証している。
むしろ、前記内側に突き出た部分7cと8cは、その中に丸い外面を有する実質的に半円形状の断面を有するように形成される。その場合に、ヘッドレストステー4がヘッドレストホルダー5に挿入される時そのホルダーの通孔6をスムーズに通って行くが、これはステー4の端が丸い二つの内側に突き出た部分7cと8cをスムーズに踏みにじって行くからであり、更に摩擦係数がステー4の外面とこれら二つの突き出た部分7cと8cの間の接触点で小さくなるからである。
しかしながら、これは模倣ではないが、例えば各々の内側に突き出た部分(7c或いは8c)は、対応する押圧部品(7或いは8)の下端部から連続的に直角に伸びる様に形成され、これは円形状のボディー部5cの内側に垂直に突き出るために必要であるからである。或いは、内側に突き出た部分の代わりに 丸い頭部を有する一つ或いはそれ以上のネジが押圧部品の低端部にしっかりと固定されており、その結果ネジの丸い頭部が円形状のボディー部5cの内側に突き出る様になる。
次に、上述のヘッドレストホルダー5cを用いて、シートバックSBの頂部へヘッドレスト3を取り付ける工程について述べる。実施形態に於いて、ヘッドレスト3は一対のヘッドレストステー4と4を有しており、それ故一対のヘッドレストホルダー5と5は二つのヘッドレストステー4のためにそれぞれ用いられるように作られている。
しかし、以下の文では単純化のために一つのヘッドレストステー4と一つのヘッドレストホルダー5に関して特別な記述を行う。図5から図8には示されていないけれど、サポートブラケット2は図1と同じ様な方法でシートバックフレーム1の上部のクロスフレーム(断面フレーム)1aの前面に固定され、それ故、サポートブラケット2に固定されているヘッドレストホルダー5の第一番目と第二番目の押圧部品7と8は 図示した実施形態が関係する限りそれぞれシートバックSBの前方と後方に面している。
先ず、ヘッドレストホルダー5がサポートブラケット2に挿入される時、円柱状のボディー部5に形成された前述のフィン50aと50bによって与えられた全ての長方形状端だけでなく長方形の低末端部5dもサポートブラケット2の長方形ホール2a中へそしてそれに沿ってきちんと滑るように挿入される。次に、Fig.5に示されるように、ホルダー5の長方形ストッパーフランジ5bはサポートブラケット2の上端部に形成されている階段状領域で支えられ、一方、二つのロック部9と9はサポートブラケット2の下端に噛み合わせる様に外側に突き出ており、その結果ヘッドレストホルダー5はそれによる移動に対してサポートブラケット2中でロックされているか或いはしっかりと固定されている。
更に、ヘッドレストホルダー5はブラケット2の横方向への移動が防がれ、それはフィン50aから50dの外部の長方形端がブラケット2の長方形状の内部面2a-1にきちんと接触しているからである。その方法で、ヘッドレストホルダー5は垂直方向或いは水平方向への移動を防ぐためにシートバックフレーム1上の位置に或いはシートバックSBの頂部に固定される。
名称Hはストッパーフランジ部5bとヘッド部5aの底側の間に定められた円形状のクリアランス(隙間)を示す。示されてはいないけれど、円形状クリアランスHはシートバックSB中に形成されているヘッドレストホールの円形端中に挿入されるように作られる。
後で図7に示されるように、ヘッドレストステー4はヘッドレストホルダー5の通孔6中に挿入されてサポートブラケット2にはめ込まれる。その時に、Fig.7と8から最も良く理解できるように、ハードレストステー4の外面が第一番目と第二番目の押圧部品7と8の二つの内側に突き出た個所7cと8c上にそれぞれ接触して押し付けるが、その結果として全ての二つの押圧部品7と8はお互いに相互の反対方向にヘッドレストホルダーの円柱状のボディー部5cの外側に弾力的に曲げる様になっている。
かくして、第一番目と第二番目の押圧部品7と8のそれぞれの外面がサポートブラケットのホール2aの内面2a-1に強く押圧され、一方同時に押圧部品7と8のそれぞれ二つの内側への突き出た部分はハードレストステー4の外面へ強く押し付けられる。従って、二つの押圧部品7と8の何れもヘッドレストステー4の外面だけでなくサポートブラケットステー2の内面2a-1とも緊密に接触し、それによってヘッドレストステー4とサポートブラケット2両者とヘッドレストホルダー5の緊密な接触が、第二番目の押圧部品8に対応する上部の背後ポイントと第一番目の押圧部品7に対応する底部の前面ポイントに形成される。
上記に記載したことから、次に示した効果と利点が理解される。
(a)ヘッドレストステー4とヘッドレストホルダーの円筒状のボディー部5cの内面5c-1の間に僅かなクリアランス(隙間)を作る時でさえ、二つの押圧部品7と8はヘッドレストステー4の外面と密接に接触しているそれぞれの突起部7cと8cにあり、そこで二つの押圧部品7と8は二つの僅かに離れたポイントで僅かなクリアランス(隙間)を吸収する或いは埋まり、それによりシートバックSBの垂直並びに横の如何なる方向に対してヘッドレストホルダーのボディー部5cにおけるヘッドレストステー4のふらつきを基本的に防止する。
それに加えて、二つの垂直に離れ、反対側に面した押圧部品7と8もヘッドレストステー4の上部と下部の面積に二つの反発力がそれぞれお互いに反対方向に機能し、それは実質的に二つの押圧部品7と8の中間点に関してそのヘッドレストステー4の回転を引き起こし、その結果第二番目の押圧部品8上のヘッドレストステー4の上部の面積はヘッド部5aの頂部に形成されたホール5hの端部5h-1に密接に接触するように片寄らせられる。換言すれば、図7から判る様に、ヘッドレストステー4は第一番目と第二番目の押圧部品7と8の間の中間点に関して反時計方向に回転させて片寄せられ、その結果第二番目の押圧部品8の上のヘッドレストステー4の上部の面積がヘッドレストホルダー部5cの横前方向に片寄せられ、それ故ヘッドレストホルダーのヘッド部5aのホール5hの前面端と密接に接触した状態で保持される(即ち、図7における5h-1で示されているポイントで)。
それ故に、ヘッドレストホルダー5の中でヘッドレストステー4が次の三つの離れたポイントで積極的に支えられることが高く評価される:第一番目の押圧部品7(底部の支持ポイント)、第二番目の押圧部品8(中間点)、ヘッド部5a(上部の支持ポイント)。これらの三点が支える配置はヘッドレストホルダー5周辺で移動する可能性のあるヘッドレストステー4を保持することを保証し、ヘッドレストステー4のふらつきやガタつき音を完全に防止する。
これに関連して、図7に示されている様に、ヘッドレストステー4がヘッドレストホルダー5のヘッド部5aにおいて前述のロックデバイス10によりロックされる場合、ヘッド部5a(或いは、厳密に言うとヘッド部5aのホール5hの端5h-1)の代わりにロックデバイス10がヘッドレストステー4に対して上部の支持ポイントとして機能する。
(b)ヘッドレストホルダー5のフィン50aから50dの外端とサポートブラケット2の内面2a-1の間に僅かなクリアランス(隙間)が作られることも想定して下さい。その例に於いて、サポートブラケット2中で固定されるヘッドレストホルダー5中にヘッドレストステー4が挿入されると、第一番目と第二番目の押圧部品7と8の二つの内側に突き出た個所7cと8cがそれぞれヘッドレストステー4と共に接触され、それによって、これら二つの押圧部品7と8の二つの外面(或いは、その対応する二つの自由端領域)が、サポートブラケット2の内面2a-1と緊密に接触するように外側に設定される。
かくして、二つの押圧部品7と8はフィン50aから50dと二つの垂直に離れたポイントにおけるサポートブラケットの内面2a-1の間に前述の僅かなクリアランス(隙間)を吸収或いは埋めており、その結果ヘッドレストホルダー5はシートバックSBの垂直並びに横方向にサポートブラケット2中でのふらつきが基本的に防がれる。
更に、その時に第一番目と第二番目の押圧部品7と8は強制的に、そして弾力的に相互に外側へ離れる様に曲げられ、それ故、これと対照的に、逆の反発力は自然に第一番目の押圧部品7の中で引き起こされそして円柱状のボディー部5cの内側方向の基準領域7aの上で強く拡大される。同時に、同じ様に、逆の反発力が第二番目の押圧部品8中で自然に引き起こされ、円柱状のボディー部5cの内側方向にその基準領域8aの上で強く拡大される。その結果、それら二つの反発力がお互いの方向に或いはボディー部5cの軸中心方向に引き起こされ、従ってお互いの方向にヘッドレストホルダー5の上部と下部の面積にそれぞれ及ぶ。これは事実上、サポートブラケット2の内部で二つの押圧部品7と8の間の中間点周辺でヘッドレストホルダー5の回転を偏らせて引き起こし、その結果ヘッドレストホルダー5のストッパーフランジ部5bがサポートブラケット2の上端部の一つの側と緊密に接触するように偏らせられる。
換言すれば、図7に図示されている様に、ヘッドレストホルダー5は第一番目と第二番目の押圧部品7と8の実質的に中間点で反時計方向に偏って回転させられ、その時ヘッドレストホルダー5のストッパーフランジ5bはサポートブラケット2の横前方に片寄せられ、サポートブラケット2の前方に面する上端部(或いは、厳密に言うとすると、図7から判る様にストッパーフランジ5bを受け入れられるサポートブラケット2の段差或いは窪んだ領域の前方に面した壁)に緊密に接触する。従って、サポートブラケット2の内側でヘッドレストホルダーの円柱状のボディー部5cは次の三つの離れたポイントで確実に支えられる:第一番目の押圧部品7(低い支持ポイント)、第二番目の押圧部品8(上部の支持ポイント)そしてサポートブラケット2の上端領域(上部の支持ポイント)。
その様な三点の支持配置はサポートブラケット2周辺で移動するヘッドレストホルダー5を保持することを保証し、ヘッドレストホルダー5のふらつきやガタガタ音を完全に防止する。 第一番目と第二番目の押圧部品7と8の間隔は、ヘッドレストステー4とサポートブラケット2の両者の上述した様な回転を引き起こすのに十分であり、ヘッドレストステー4の上部の面積はヘッドレストホルダーのヘッド部5aのホール5hと密接に接触する様になっており、一方ヘッドレストホルダー5の首部或いはストッパーフランジ部5bが、上述のようにサポートブラケット2の上端部に密接に接触する様に作製されている。二つの押圧部品7と8の間隔が日本国特開11−89665号公報記載の様に小さすぎて不十分であれば、偏った接触効果或いは上述の三点支持効果はヘッドレストステー4とサポートブラケット2の両者に現実的には得られない。
換言すれば、この場合、二つの押圧部品7と8はサポートブラケット2の内部でヘッドレストホルダー5自体だけでなくヘッドレストホルダー5内部でのヘッドレストステー4に対しても支えるポイントを提供する。従って、上述の三つの支持ポイントは確立されておらず、その結果ヘッドレストステー4とヘッドレストホルダー5の両者は二つの押圧部品の一つの回転中心として回転し、そのためにふらつきやガタつき音が容易に発生する。
(c)上記の項目(a)と(b)から、ヘッドレストステー4とヘッドレストホルダー5はシートバックSBの頂部における僅か三点でふらつきやガタつき音を防止していることが理解できる。それ故、ヘッドレストホルダーの単純化し高効率化した構造がヘッドレストステーとヘッドレストホルダー自体のふらつきやガタつき音の防止を確実に実現している。
(d)更に、二つの押圧部品7と8自体が両者とも日本国特開11−89665号公報に公開されている押圧部品とは逆に極端に単純化されている。それ故、二つの押圧部品7と8を含むヘッドレストホルダー5は容易に設計され、安価なコストで鋳造等により一つの部品として形成される。
実施形態に示したように、第一番目と第二番目の押圧部品7と8は、シートバックSBの前側と裏側に面するようにそれぞれ円柱状のボディー部5cの表側と裏側に固定される。この形状は、ヘッドレストホルダー5にかかる前面と裏側への大きな荷重を吸収し、弱めるのに効果的である。その代わりに二つの押圧部品7と8はシートバックSBの横に面するために円柱状のボディー部5cの左右にそれぞれ固定される。
図9は上述のヘッドレストホルダー5を使用する第二番目の別な形状を図示しており、そこでは他の形体の第一番目と第二番目の押圧部品71と81が示されており、それらは上述の第一番目と第二番目の押圧部品7と8の配置と基本的に同一である。
二つの押圧部品71と81の両者とも最初の形体に記載されていると同じ方法でヘッドレストホルダー5の円柱状のボディー部5c中に形成される。最初の形体と同じ様に、実質的にU字型スリット(隙間)5eは第一番目の押圧部品71の輪郭に沿って引き伸ばすように定められ、実質的にU字型のスリット(隙間)5fが第二番目の押圧部品81の輪郭に沿って引き伸ばすように定められる。
第一番目の形体と対照的で、現在の第二番目の形体により、押圧部品71はその自由末端71cの外面に形成される外側向きの突起部を有し、そして同じ様に第二番目の押圧部品81はその自由末端81bの外面に形成される外側向きの突起部81cを有する。名称71aと81aは押圧部品71と81の基礎領域をそれぞれ示しており、それらは最初の形体で述べられている二つの基礎領域7aと8aと構造的には類似しており、効果も類似している。
現在の第二番目の形体に於いて、円柱状のボディー部5cの内側に面している第一番目と第二番目の押圧部品71と81の全ての内面は そのボディー部5cの内面5c-1と共に伸びており、それによって通孔6におけるヘッドレストステー4のスムーズな挿入と通過がうまく行われている。即ち、示されてはいないが、ヘッドレストホルダー5がサポートブラケット2に挿入される時二つの内部への突起部71cと81cはサポートブラケット2の内面2a-1により押圧されて、接触する。この段階で、第一番目と第二番目の押圧部品71と81の内面はヘッドレストホルダーの円柱状のボディー部5cの内側に曲げられるが、ボディー部5cの内面5c-1から連続的に伸びている一対のゆるやかな傾斜のある内面を作っており、その様な一対のゆるやかな傾斜のある内面がヘッド部5aの方向に面している。それ故、ヘッドレストステー4は、そのヘッド部5aのホール5h中に挿入される時、第一番目と第二番目の押圧部品71と81のこれら二つのゆるやかに傾斜した内面の間をスムーズに通っていく。
もちろん、二つの外側への突起部71cと81cだけでなく二つの押圧部品71と81が同じ動作を行いそして前述した第一番目の形体で以前に記載したような効果があり、それは第一番目と第二番目の形体間の差異が押圧部品の各々の突起部の反対側だけにあるからである。技術に優れた人であれば次のことは容易に理解できる。即ち、第一番目の形体に於いて殆ど全ての行為と効果が前述の記載を全て読むことにより現在の第二番目の形体で到達でき、そしてこの点に関する更なる特別な記載は複雑になるので除く。
図10は第三番目の別の形体を図示している。それによると、第一番目に示した形体の第一番目の押圧部品7と同じ様に、 第一番目の押圧部品72の輪郭に沿って引き伸びている実質的に台形のスリット51eと共に、第一番目の押圧部品72の実質的に台形の形状がヘッドレストホルダー5の前側に形成される。第一番目に示した形体と同じ様に、押圧部品72はその自由末端部72bの内面にきっちりと形成される内部に向いた突起部72cを有する。
もちろん、第一番目形体の第二番目の押圧部品8と同じ様に、示されてはいないが、他の実質的に台形の第二番目の押圧部品は現在の第三番目の形体の第二番目の押圧部品の輪郭に沿って伸びている実質的に台形状のスリットと共にヘッドレストホルダー5の上部の裏側に形成される。
図11は第四番目の別の形体を図示しており、第三番目の形体とは対照的に、第一番目の押圧部品73の実質的に逆台形状が、第一番目形体の第一番目の押圧部品7と同じ様に、第一番目の押圧部品73の輪郭に沿って伸びている実質的に台形状スリット51eと共にヘッドレストホルダー5の前側に形成される。第一番目の形体の場合と同じ様に、押圧部品73はその自由末端部73bの内面にしっかりと形成される内側向きの突起部73cを有する。示されてはいないが、第一番目の形体の第二番目の押圧部品8と同じ様に、他の実質的に逆台形状の押圧部品は、現在の第四番目の形体の第二番目の押圧部品に沿って伸びている実質的に逆台形状のスリットと共にヘッドレストホルダー5の上部裏側に形成される。
上述の第三番目と第四番目の両方の形体に於いて、全ての第一番目の押圧部品72と73は第一番目の形体の第一番目の押圧部品71について前述した様に同じ動作と効果を基本的に提供する。
それに加えて、次の様な利点が挙げられる。
(1)図10に示される第三の形体に従って、実質的に台形状の第一番目の押圧部品71の基礎領域71aはその自由末端領域71bよりも小さく、それは第一番目の押圧部品71をその様な基礎領域71aに比べて弾力的に曲げる傾向があり、それにより第一番目の形体の第一番目の押圧部品7よりももっと容易に曲げることが可能である。
それ故、第一番目の形体と比較して、ヘッドレストステー4をヘッドレストホルダー5に挿入する時、押圧部品からヘッドレストステー4の外面へ加える圧力は少なくなる。
(2)図11に示される第四の形体により、実質的に挿入された台形状の第一番目の押圧部品72の基本領域72aはその自由末端領域72bよりも幅が大きく、それが基準領域72aと比較して押圧部品72の弾力的に曲げる可能性の割合を少なくさせる。それ故、第一番目の形体の第一番目の押圧部品7に比べて、現在の形体の第一番目の押圧部品72は殆ど曲がらず、その結果、ヘッドレストホルダー5にヘッドレストステー4を挿入する時圧力が増しそれがヘッドレストステー4の外面に加えられる。 全ての上述した第二番目、第三番目と第四番目の形体は現在の発明の範囲内で達成され、また特別なデザインの目的のため或いは上述のふらつきを効果的に防止する技術を調整するために採用され、それは用いられる各々のヘッドレストステー或いは各々のサポートブラケットに依存するが、それは図示したヘッドレストステー4或いはヘッドレストホルダー5が直径と面積で僅かに異なる場合がある。例えば、用いられるヘッドレストステーが、ヘッドレストホルダー5の通孔の内径に類似した外径であれば、実質的に台形状の押圧部品(72として)は、ヘッドレストステーと押圧部品の間で起こる圧力と摩擦を減少させるためにホルダー5の中に設置される。
これまで本発明について記載されたが、この発明は実施形態に限定されず、如何なる修正、付加そして置き換えもこれに適用され、付け加えられる請求項の範囲から離れることなしに適用される。例えば、サポートブラケット2は、 実質的にその中に円形の断面のホールを有する実質的に円柱状の中に形成され、各々の前述したフィン50aから50dは実質的に正しく作られる。或いはその代わりに、その様なフィンは全てヘッドレストホルダー5の中で形成されないが、サポートブラケット2は円柱状の形で形成される。その場合、ヘッドレストホルダー5の円柱状のボディー部5cの外径は実質的に円柱状サポートブラケットの内径と同じにする必要がある。
2はサポートブラケット
4はヘッドレストステー
5はヘッドレストホルダー
5bはヘッド部
5cはボディー部
7、8は押圧部品(押圧部)
7c、8cは押圧部品の突起部(押圧部の突起部)

Claims (8)

  1. シートバックフレームの頂部に固定されるサポートブラケットに装着され、ヘッドレストステーが上下動可能に挿通する貫通孔が形成されたヘッドレストホルダーにおいて、
    前記ヘッドレストホルダーは、ヘッド部とボディー部とからなり、
    前記ボディー部には、左右部と下部との間に隙間が設けられ、前記ヘッドレストステー側と前記サポートブラケット側とに移動可能な第一の押圧部と第二の押圧部が形成され、
    前記第一の押圧部と前記第二の押圧部は、それぞれ高さ位置を異にする対向位置に形成されると共に、それぞれに第一の突起部と第二の突起部が設けられ、
    前記第一の突起部と前記第二の突起部は、前記第一の押圧部と前記第二の押圧部の最下部に形成され、前記ヘッドレストステーの外周面と前記サポートブラケットの内周面とを押圧してなり、
    前記ヘッドレストステーは、前記第一の突起部と前記第二の突起部と前記サポートブラケットにより押圧してなることを特徴とするヘッドレストホルダー。
  2. 前記ヘッドレストホルダーは、合成樹脂材料から形成されている請求項1記載のヘッドレストホルダー。
  3. 前記第一突起部が 前記ボディー部の前記貫通孔の内側に突起しており、前記第二の突起部も前記貫通孔の内側へ突起している請求項1記載のヘッドレストホルダー。
  4. 前記第一突起部が 前記ボディー部の前記貫通孔の外側に突起しており、前記第二の突起部も前記貫通孔の外側へ突起している請求項1記載のヘッドレストホルダー。
  5. 前記第一の押圧部が前記ボディー部の縦方向に沿って伸びるU字型に形成されてなる請求項1記載のヘッドレストホルダー。
  6. 前記第二の押圧部が前記ボディー部の縦方向に沿って伸びるU字型に形成されてなる請求項1記載のヘッドレストホルダー。
  7. 前記第一の押圧部と前記第二の押圧部が前記ボディー部の縦方向に沿って伸びる台形状に各々形成されてなる請求項1記載のヘッドレストホルダー。
  8. 前記第一の押圧部と前記第二の押圧部が前記ボディー部の縦方向に沿って伸びる逆台形状に各々形成されてなる請求項1記載のヘッドレストホルダー。
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