JP7141206B2 - 椅子の体圧支持体及びその例としての背もたれ - Google Patents
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Description
「前記メッシュ材の周縁にはテープ状の縁部材が固定されており、
前記フレーム材は、強度部材として機能する本体部と、前記本体部のうち前記メッシュ材が位置する表面部に重なったカバー部材と、を有して、前記本体部とカバー部材との間に、前記縁部材が外側から差し込まれる長溝が、前記本体部及びカバー部材の外周外側に開口するように形成されており、
かつ、前記縁部材と前記本体部又はカバー部材とに、前記縁部材の抜けを阻止する係合手段が形成されている」
という構成になっている。
「前記フレーム材の本体部は、着座者の体圧によって弾性変形可能な変形許容部を有しており、前記カバー部材が、前記変形許容部と一緒に弾性変形するように弱化された状態で配置されている」
という構成になっている。
「前記フレーム材は、着座者の体圧が掛かる方向から見て当該フレーム材の内部方向に凹んだくびれ部を有しており、前記くびれ部の全体に前記カバー部材が配置されている」
という構成になっている。
「前記フレーム材は、背もたれを構成する背フレームであって、左右のサイドメンバーを有して前後に開口した形態であり、前記サイドメンバーに、正面視で左右外向きに張り出した前記変形許容部を形成している」
という構成になっている。
「前記フレーム材は、背もたれを構成する背フレームであって、左右のサイドメンバーを有して前後に開口した形態であり、前記サイドメンバーに、正面視で左右内向きに凹んだ前記くびれ部を形成している」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、椅子の概要を、主として図1,2に基づいて説明する。本願では方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、この方向は椅子に普通に着座した人から見た状態を基準にしている。正面視は、着座者と対向した方向である。
以下、各部位を説明する。まず、座とベース部とを説明する。図2(A)から理解できるように、傾動ベース6は、固定ベース5の左右両側に位置したサイド部6aを有しており、サイド部6aの前端部が固定ベース5に連結されている。
次に、主として図6~12を参照して背もたれ2を説明する。既述のとおり、背もたれ2は、背フレーム9とメッシュ材10とを備えている。図10(B)や図2(B)に示すように、メッシュ材10の外周縁には、樹脂テープのような縁部材34が逢着等によって固定されており、縁部材34には、係合手段の一環として、上下方向に飛び飛びで係合穴35が空いている。係合穴35は角形になっているが、円形なども採用できる。なお、縁部材34は複数本に分断している。
サイドメンバー11の前面には、請求項に記載したカバー部材を構成するサイドカバー39が固定されている。サイドカバー39は、基本的にはサイドメンバー11と同じ形状になっているが、山形部11aの上半分程度よりも上の部分は、内側面を外側にずらして、サイドメンバー11の幅寸法の6割程度の細幅に形成している。
例えば図7(B)に示すように、背フレーム9のロアメンバー13は、前向きに開口した樋状の形態であるが、内部に多数の補強リブを設けており、基本的には変形しない剛体構造になっている。ロアメンバー13の左右両端部には下向きのブラケット部13aが形成されており、ブラケット部13aは、図5(A)に示すように、リア座アウターシェル16cに第3軸17で連結されている。
9 背フレーム(フレーム材)
10 身体支持材の一例としてのメッシュ材
11 本体部を構成するサイドメンバー
11a 変形許容部としての山形部
12 アッパメンバー
13 ロアメンバー
14 ミドルメンバー
34 縁部材
35 係合手段を構成する係合穴
36 内向き曲がり部を構成するくびれ部
39 カバー部材としてのサイドカバー
42 係合手段を構成する係合突起
43 弱化手段の例としてのスリット
Claims (5)
- フレーム材に可撓性を有するメッシュ材を張った構成であって、
前記メッシュ材の周縁にはテープ状の縁部材が固定されており、
前記フレーム材は、強度部材として機能する本体部と、前記本体部のうち前記メッシュ材が位置する表面部に重なったカバー部材と、を有して、前記本体部とカバー部材との間に、前記縁部材が外側から差し込まれる長溝が、前記本体部及びカバー部材の外周外側に開口するように形成されており、
かつ、前記縁部材と前記本体部又はカバー部材とに、前記縁部材の抜けを阻止する係合手段が形成されている、
椅子の体圧支持体。 - 前記フレーム材の本体部は、着座者の体圧によって弾性変形可能な変形許容部を有しており、前記カバー部材が、前記変形許容部と一緒に弾性変形するように弱化された状態で配置されている、
請求項1に記載した椅子の体圧支持体。 - 前記フレーム材は、着座者の体圧が掛かる方向から見て当該フレーム材の内部方向に凹んだくびれ部を有しており、前記くびれ部の全体に前記カバー部材が配置されている、
請求項1又は2に記載した椅子の体圧支持体。 - 前記フレーム材は、背もたれを構成する背フレームであって、左右のサイドメンバーを有して前後に開口した形態であり、前記サイドメンバーに、正面視で左右外向きに張り出した前記変形許容部を形成している、
請求項2に記載した椅子の体圧支持体としての背もたれ。 - 前記フレーム材は、背もたれを構成する背フレームであって、左右のサイドメンバーを有して前後に開口した形態であり、前記サイドメンバーに、正面視で左右内向きに凹んだ前記くびれ部を形成している、
請求項3に記載した椅子の体圧支持体としての背もたれ。
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JP2017213385A JP7141206B2 (ja) | 2017-11-06 | 2017-11-06 | 椅子の体圧支持体及びその例としての背もたれ |
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JP2017213385A JP7141206B2 (ja) | 2017-11-06 | 2017-11-06 | 椅子の体圧支持体及びその例としての背もたれ |
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JP2019083955A JP2019083955A (ja) | 2019-06-06 |
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Citations (4)
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JP2007289779A (ja) | 1998-07-09 | 2007-11-08 | Okamura Corp | 椅子 |
JP2011131019A (ja) | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Itoki Corp | 椅子 |
JP2015519111A (ja) | 2012-05-04 | 2015-07-09 | 株式会社イトーキ | 椅子、特に事務用椅子 |
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2017
- 2017-11-06 JP JP2017213385A patent/JP7141206B2/ja active Active
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JP2011131019A (ja) | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Itoki Corp | 椅子 |
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JP2017113465A (ja) | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社イトーキ | 椅子の背もたれ |
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