JP6670069B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
「背もたれとその後ろに配置された背支柱とを有しており、
前記背もたれは、上下長手の左右サイドフレームの上端にアッパーフレームが繋がった前後開口の背枠と、前記背枠に取り付けた体圧支持体とを有しており、前記体圧支持体は、メッシュ状の可撓性シートであるか又は薄い背板である一方、
前記背支柱は前記背もたれとは別体であり、前記背支柱の上部を前記背枠のアッパーフレームに取り付けられている」
という基本構成である。
図1〜16では、第1実施形態を示している。まず、図1〜6を参照して、第1実施形態の概略と座の動きとを説明する。図1のとおり、椅子は、主要要素として、脚装置1、座2、背もたれ3を備えている。脚1は、ガスシリンダより成る脚支柱4と放射方向に延びる枝部5とを有しており、各枝部5の先端にはキャスタを設けている。図4に示すように、脚支柱4の上端には、上向きに開口した略箱状のベース6が固定されている。
図6に示すように、リアブロック14は、傾動体12の後部に、押さえ板24を介してビス(図示せず)で固定されている。従って、リアブロック14は傾動体12と一体に回動する。図6に示すように、支軸13には、ロッキングに抵抗を付与するばね手段の一例として、ねじりコイルばね25が被嵌している。傾動体12が後傾すると、ねじりコイルばね25は、その一端と他端との間隔を狭めるように軸心周りに変形し、これにより、ロッキングに対して抵抗が付与される。
既述のとおり、人が着座すると背もたれ3の下端部が前進する。この背もたれ3の前進動は、図7に全体を表示した第1連動リンク35及び第2連動リンク36によって行われる。第1連動リンク35は、左右横長の基部35aと、基部35aの左右両端から手前に延びるアーム部35bと、基部35aの左右中間部から後ろ向きに延びる押動部35cとを有しており、図4に示すように、基部35aは、ベース6の後ろにおいて、リアブロック14及びロアジョイント部16aとに重なっている。
次に、本願発明の核心である背部を、図9以下の図面も参照して説明する。例えば図9に示すように、背もたれ3は、前後に開口した背枠41と、背枠41の前面に重なった上下のシート保持枠46,47と、着座者の体圧を受ける可撓性シート48とを有している。可撓性シート48は、編地や織地のようなメッシュ状生地であり、横方向に強い弾性力が発揮されるように、強弾性糸を編み込んで(或いは織り込んで)いる。例えば図9や図11から判るように、上下のシート保持枠46,47の突き合わせ面は、水平面に対して傾斜している。正確には、両者の突き合わせ面は、正面視において、左右外側が低くて内側が高くなるように傾斜している。
次に、背もたれ3の詳細を説明する。まず、背枠41の構造と、背支柱16への取り付け構造を説明する。例えば図9から理解できるように、背枠41を構成するサイドフレーム50とロアフレーム42とは、前向きに開口した断面V形になっている。従って、着座者の体圧によって容易に変形するものではない。サイドフレーム50は、その下寄り部位が最も前になるように側面視で湾曲している。従って、可撓性シート48にはランバーサポート部が形成されている。他方、ロアフレーム42は、平面視で前向き凹状に緩く曲がっている。
本実施形態では、背枠41へのシート保持枠46,47の取り付けは、まず、上シート保持枠46を背枠41に取り付けてから、次いで、図13(B)に示すように、下シート保持枠47を背枠41に重ねる、という手順で取り付けられる。従って、上シート保持枠46のカール部53bが背枠41のアッパーフレーム51に嵌合することと、上シート保持枠46のサイドメンバー52が背枠41のサイドフレーム50に嵌合することとが、一連に行われる。尚、シート保持枠46,47には、後述の方法で予め可撓性シート48が取り付けられている。
図17〜20では、体圧支持体として背板85を使用した例を示している。本実施形態では、背枠41及び背支柱16の構造は第1実施形態と同じであり、相違するのは、可撓性シート48に代えて背板85を使用している点、及び、背板85を設けたことに起因してアッパーシェル53の形態が相違している点である。このため、第1実施形態と共通して部分については、図面で共通した符号を示して、必要がない限り説明は省略する。
以上、本願発明の具体例を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、背もたれは、メッシュタイプには限らず、背板(インナーシェル)にクッションを張った構造や、背枠に横長の帯板を多段に設けた形態など、様々な態様を採用できる。メッシュ状等の可撓性シートを使用する場合、シート保持枠を使用せずに、可撓性シートを、背枠に直接に取り付けることも可能である。
2 座
3 背もたれ
16 背支柱
26 縦フレーム
27 背支柱の連接部
35 第1連動リンク
36 第2連動リンク
41 背枠
42 ロアフレーム
46 上シート保持枠
47 下上シート保持枠
48 可撓性シート
50 背枠のサイドフレーム
51 折り曲げ状部を構成するアッパーフレーム
52 上シート保持枠のサイドメンバー
53 上シート保持枠の上部を構成するアッパーシェル(アッパーメンバー)
53a 横長装架部
53b 折り曲げ状部を構成するカール部
54 背枠のヒンジ部
55 アッパーシェルのドーム部
56 背支柱の枝杆
85 体圧支持体の一例としての背板
Claims (7)
- 背もたれとその後ろに配置された背支柱とを有しており、
前記背もたれは、上下長手の左右サイドフレームの上端にアッパーフレームが繋がった前後開口の背枠と、前記背枠に取り付けた体圧支持体とを有しており、前記体圧支持体は、メッシュ状の可撓性シートであるか又は薄い背板である一方、
前記背支柱は前記背もたれとは別体であり、前記背支柱の上部を前記背枠のアッパーフレームに取り付けている構成であって、
前記背もたれの上端に、当該背もたれの左右全幅にわたって後ろにはみ出た折り曲げ状部を設けていて、前記折り曲げ状部は前記アッパーフレームも含んでおり、このため、前記アッパーフレームは側面視で後ろに曲げられた形態であり、前記背支柱の上部が、前記左右サイドフレームよりも左右内側の部位において前記折り曲げ状部に位置した前記アッパーフレームに取り付けられている、
椅子。 - 前記折り曲げ状部は、後ろから下に向けて折り返された形態になっており、前記背もたれの上部と折り曲げ状部とで側面視略逆U型の形態を成している、
請求項1に記載した椅子。 - 前記背支柱は左右2本の縦フレームを有していて、これら左右縦フレームの上端は連接部を介して一体に連続している一方、
前記背枠のアッパーフレームは、左右両端部から左右中央部に向けて高さが低くなるように背面視で下向き凸状の山形になっており、前記アッパーフレームの左右中間部が、前記背支柱の連接部に上から重なるドーム部になっている、
請求項2に記載した椅子。 - 前記背支柱の上部には左右両側に張り出した枝杆が設けられており、前記枝杆が前記アッパーフレームに取り付けられている、
請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子。 - 前記体圧支持体は可撓性シートであって、
前記アッパーフレームに、前記可撓性シートを支持するアッパーシェルが取り付けられており、前記アッパーシェルは、前記左右サイドフレームの上端間に延びるように配置された横長装架部と、前記横長装架部から後ろ向きに曲げられて前記アッパーフレームを覆うカール部とを有しており、前記アッパーシェルのカール部と前記アッパーフレームとで前記折り曲げ状部が構成されている、
請求項1〜4のうちのいずれかに記載した椅子。 - 前記体圧支持体は、前面にクッションを張った背板であって、
前記折り曲げ状部は、前記背枠のアッパーフレームを上及び後ろから覆うアッパーシェルを含んでおり、前記背板とアッパーシェルとは、滑らかに連続していると共に共通の表皮材で覆われている、
請求項1〜4のうちのいずれかに記載した椅子。 - 前記アッパーフレームの左右端部か、又は、前記サイドフレームとアッパーフレームとの連接部は、前記背もたれの側面視姿勢が変化することを許容する弾性変形自在なヒンジ部になっており、
非着座状態では前記背もたれの下端は後退していて、人が着座すると、座の下降動に連動して背もたれがその下端を前進させるように姿勢を変化させ得る、
請求項1〜6のうちのいずれかに記載した椅子。
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JP2017064033A JP2017064033A (ja) | 2017-04-06 |
JP6670069B2 true JP6670069B2 (ja) | 2020-03-18 |
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Family Applications (1)
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JP2015193087A Active JP6670069B2 (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 椅子 |
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2015
- 2015-09-30 JP JP2015193087A patent/JP6670069B2/ja active Active
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