JP2018153485A - 張材の張設構造及び椅子 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明に係る張材の張設構造は、荷重を受ける張材と、該張材の縁部に設けられた縁材と、該縁材を保持する保持部材と、を備え、該保持部材は、前記縁材が挿入された挿入溝部と、該挿入溝部に形成され、前記縁材を係合する係合部と、を有し、前記縁材は、前記張材の縁部に連結された基部と、該基部から前記挿入溝部が開口する方向と交差する一方向に突出する突出部と、前記基部における前記突出部が突出する面と反対側の面において、前記突出部と反対側の位置に、前記一方向に凹むように形成された凹部と、を有することを特徴とする特徴とする。
また、縁材が保持部材に取り付けられた状態で、縁材に挿入溝部の開口する方向に向かって力が作用しても、縁材の突出部の周囲等にはスリットが形成されておらず、突出部は挿入溝部から外れる方向に弾性変形しにくい。よって、縁材が保持部材の挿入溝部から外れることがない。
図1は、本発明の一実施形態に係る椅子を側方から見た斜視図である。
図1に示すように、椅子100は、床面Fの上に設置される脚部1と、脚部1の上部に設置されたボックス状の支基2と、支基2の上部に取り付けられた座受け部材3と、座受け部材3にスライド可能に支持され着座者が着座可能な座体4と、支基2から延び座体4に着座した着座者の背中を支持可能な背凭れ8と、を有している。
図2に示すように、座フレーム40は、固定フレームに支持された座下枠41と、座下枠41の上面に固定された座上枠50と、を有している。座下枠41及び座上枠50は、それぞれ環状に形成され、互いに一体に形成されている。
図3に示すように、座縁材61は、環状を半分にした半環状の部材61aが一対、僅かに間隔を有して配置されて構成されている。一対の半環状の部材61aは、互いに左右対称に形成されている。
図4及び図5に示すように、座縁材61は、座体4の外縁に沿って延在する平板部(基部)62と、平板部62の内縁側の端部から下方に屈曲したリブ(補強部)64と、リブ64に複数設けられた抜け止め突起(突出部)66と、を有している。
図4及び図6に示すように、平板部62は、略水平面に沿って配置された上面62uを有している。上面(一方向と反対側の面)62uには、複数箇所に下方(一方向)に凹む幅広凹部(凹部)63が形成されている。
図6及び図7に示すように、座フレーム40には、座縁材61の抜け止め突起66が配置される箇所において、上面から下方に向かって凹む下向き穴46が形成されている。下向き穴46は、取付溝55と連通している。下向き穴46の底部は、取付溝55を形成する下面55bよりも下方に配置されている。換言すると、下向き穴46の下部は、取付溝55の下面55bよりも下方に凹む溝凹部(係合部)47をなしている。
図8は、座部張設部材60を座フレーム40の取付溝55に挿入する前の段階を示す断面図である。図9は、図8のB−B線断面図である。図10は、座部張設部材60を座フレーム40の取付溝55に挿入し始めた段階を示す断面図である。図11は、図10のC−C線断面図である。図12は、座部張設部材60を座フレーム40の取付溝55に挿入して、図12に示す段階の次の段階を示す断面図である。
図8及び図9に示すように、座縁材61を取付溝55に挿入する前には、座縁材61は変形しておらず、平板部62の上面62uは略水平面に沿った状態である。
図13に示すように、背前枠86は、左右方向に離間して配置された一対の縦杆87と、縦杆87の両端部どうしを連結する横杆88と、を有している。縦杆87と横杆88とは、例えば樹脂等で一体として形成され、背部張設部材90(図1参照。以下同じ。)から作用する力に応じて弾性変形可能に構成されている。
図6を参照して説明すると、背フレーム80には、後方に凹む溝凹部47が設けられている。背縁材91は、平板部62が前方に配置され、リブ64及び抜け止め突起66が後方に突出している。背フレーム80の溝凹部47に、背縁材91の抜け止め突起66が係合されている。背縁材91に張設された背張材96の端部近傍は、背フレーム80の前面及び側端面に沿って配置され、取付溝55に係合する方向に巻き込まれいている。
上記に示す実施形態の変形例1について、主に図13を用いて説明する。
以下の変形例において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図13に示すように、本変形例では、幅広凹部63Aは、湾曲面63cで形成されている。湾曲面63cは、平板部62の外縁側から内縁側に向かうにしたがって次第に下方に傾斜している。また、湾曲面63cの外縁側の端部及び凹部幅方向側方の端部は、平板部62の上面62uに連続している。湾曲面63cは、凹部幅方向の中央側に向かうにしたがってい次第に深さが深くなるように形成されている。湾曲面63cにおいて、平板部62の内縁側の辺62dは凹部幅方向の中央側に向かうにしたがってい次第に深さが深くなるように、下方に凹む曲線で形成されている。湾曲面63cにおいて、平板部62の外縁側の辺62eは、直線で形成されている。
上記に示す実施形態の変形例2について、主に図14を用いて説明する。
図14に示すように、本変形例では、幅広凹部63Bは、凹部幅方向の中央に隣接配置された中央傾斜面63d及び中央傾斜面63dの側方に配置された側方傾斜面63eで形成されている。
上記に示す実施形態の変形例3について、主に図15を用いて説明する。
図15に示すように、幅広凹部63Cは、直角面63gと、湾曲隅面63hと、幅広面63iとで形成されている。
上記に示す実施形態の変形例4について、主に図16を用いて説明する。
図16に示すように、幅広凹部63Dは、直角面63kと、幅広面63mとで形成されている。
Claims (6)
- 荷重を受ける張材と、
該張材の縁部に設けられた縁材と、
該縁材を保持する保持部材と、を備え、
該保持部材は、
前記縁材が挿入された挿入溝部と、
該挿入溝部に形成され、前記縁材を係合する係合部と、を有し、
前記縁材は、
前記張材の縁部に連結された基部と、
該基部から前記挿入溝部が開口する方向と交差する一方向に突出する突出部と、
前記基部における前記突出部が突出する面と反対側の面において、前記突出部と反対側の位置に、前記一方向に凹むように形成された凹部と、を有することを特徴とする張材の張設構造。 - 前記凹部は、前記突出部と反対側の位置に向かうにしたがって漸次深さが深くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の張材の張設構造。
- 前記縁材は、前記基部から一方向に突出し、前記突出部の基端を支持する補強部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の張材の張設構造。
- 前記補強部は、前記縁材の長手方向に連続するリブであることを特徴とする請求項3に記載の張材の張設構造。
- 前記挿入溝部は、開口する入口側から該入口側と反対側の奥側に向かうにしたがって次第に溝幅が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1または4に記載の張材の張設構造。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の張材の張設構造における保持部材を背フレームまたは座フレームとして備えることを特徴とする椅子。
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- 2017-03-17 JP JP2017053682A patent/JP6935209B2/ja active Active
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