JP6292472B2 - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置およびプロセスカートリッジに関するものである。
電子写真方式の画像形成装置においては、次のようなプロセスで画像を形成するのが一般的である。即ち、まず、帯電手段によって一様に帯電せしめた感光体等の像担持体に対して光走査を施して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置によって現像する。次いで、現像によって像担持体上で得たトナー像を、直接あるいは中間転写体を介して記録シートに転写し、転写後の像担持体表面に付着した転写残トナーをクリーニングブレードによって除去するプロセスである。
特許文献1には、ウレタンゴムなどからなる弾性ブレードの像担持体と当接する先端稜線部を含む部分に弾性ブレードよりも硬度の高い表面層を設けたクリーニングブレードが記載されている。特許文献1には、先端稜線部を表面層により高硬度化することにより、小粒径化、球形化させた重合トナーを良好に除去でき、かつ、先端稜線部のめくれ、異音およびブレード磨耗を抑制でき、長期に亘り安定したクリーニング性が得られると記載されている。
しかし、特許文献1に記載のクリーニングブレードは、先端稜線部を高硬度化した反面、像担持体の細やかな振動に対する追従性が低下しクリーニング不良が発生しやすいという欠点がある。近年、電子写真プロセスによる画像形成装置においては、高速化のニーズが高まっている。画像形成速度を高速化すると、像担持体の軸ぶれにより、高速回転する像担持体に細やかな振動が発生していまい、特許文献1に記載のクリーニングブレードでは、高速化した画像形成装置に十分対応できていなかった。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、先端稜線部のめくれ、異音およびブレード磨耗を抑制し、高速印刷においても良好なクリーニング性を得ることができる画像形成装置およびプロセスカートリッジを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体と、剛性体のホルダに固定された短冊形状の弾性体の先端稜線部が前記像担持体の表面に接触し、その表面上に付着した不要な付着物を除去するクリーニングブレードとを備え、前記像担持体上に形成した画像を最終的に記録媒体に転移させる画像形成装置において、前記弾性体の前記剛性体ホルダから突き出している長さをLとしたとき、L≧4[mm]とし、前記先端稜線部から(L/2)までのマルテンス硬度を、1.0[N/mm]以上、10[N/mm]以下、(L/2)よりも離れたところのマルテンス硬度を、0.3[N/mm]以上、0.8[N/mm]以下とし、前記像担持体の線速が、600[mm/sec]以上であることを特徴とするものである。
本発明によれば、先端稜線部のめくれ、異音およびブレード磨耗を抑制し、高速印刷においても良好なクリーニング性を得ることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す図。 作像部を示す断面図。 クリーニングブレードの斜視図。 クリーニングブレードの拡大断面図。 (a)は、クリーニングブレード先端稜線部がめくれた状態を示す図、(b)は、クリーニングブレードの先端面の局所的な摩耗について説明する図、(c)は、クリーニングブレードの先端稜線部が欠落した状態を示す図。 ビッカース圧子を押し込むときの積算応力Wplastと、試験荷重除荷寺の積算応力をWelastとを示すグラフ。 表面層を設けたクリーニングブレードの拡大断面図。 含浸部と表面層とを設けたクリーニングブレードの拡大断面図。
本発明における画像形成装置の一例を図1に示す。
なお、本発明の技術思想の範囲内において、下記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体1には、トナー像を作像する作像部を備えている。作像部は、入力画像情報に基づいたレーザ光を発する露光部(書込み部)2を有している。また、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応したプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BK、現像装置23Y、23M、23C、23BK、トナー補給部32Y、32M、32C、32BKなどで構成されている。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、像担持体としての感光体ドラム21、感光体ドラム21上を帯電する帯電部22、感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング装置(クリーニング部)25を収容している。露光部(書込み部)2は、一様帯電された各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21表面を光走査して各感光体ドラム21の表面に潜像を形成する装置である。各現像装置23Y、23M、23C、23BKは、感光体ドラム21上に形成された静電潜像を現像する装置である。また、各トナー補給部32Y、32M、32C、32BKは、各現像装置23Y、23M、23C、23BKに各色のトナーを補給する装置である。
作像部の下方には、複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト27が配設されている。また、感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写バイアスローラ24が、中間転写ベルト27を挟んで感光体ドラム21と対向するように設けられている。また、装置本体1には、中間転写ベルト27上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する第2転写バイアスローラ28、中間転写ベルト27上の未転写トナーを回収する中間転写ベルトクリーニング装置29を備えている。また、転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部61、4色カラーのトナー像が転写された記録媒体Pを搬送する搬送ベルト30、記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部66を備えている。
また、装置本体1の上部には、原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部55、原稿Dを原稿読込部55に搬送する原稿搬送部51を備えている。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部55のコンタクトガラス53上に載置される。そして、原稿読込部55で、コンタクトガラス53上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部55は、コンタクトガラス53上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、露光部2に送信される。そして、露光部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、−700ボルト程度の帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
露光部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、ミラー6〜8で反射された後に、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、ミラー9〜11で反射された後に、紙面左から2 番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、ミラー12〜14で反射された後に、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム21表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、ミラー15で反射された後に、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、それぞれ、現像装置23Y、23M、23C、23BKとの対向位置に達する。そして、各現像装置23Y、23M、23C、23BKから感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、フォトセンサ41(図2を参照できる。)との対向位置を通過した後に、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング装置25との対向位置に達する。そして、クリーニング装置25で、感光体ドラム21上に付着した未転写トナー等の付着物が除去される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト27(像担持体)表面は、図中の矢印方向に走行して、第2転写バイアスローラ28の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ28の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト27上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング装置29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ28位置の記録媒体Pは、給紙部61から搬送ガイド63、レジストローラ64等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ61aにより給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルト30により、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は、作像部を示す断面図である。
装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像装置及びトナー補給部における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20には、像担持体としての感光体ドラム21と、帯電部22と、クリーニング装置25と、潤滑剤供給装置45とがケース26に一体的に収納されている。そして、プロセスカートリッジ20は、装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。同様に、現像装置23も、装置本体1 に対して所定の交換サイクルにて交換される。
(像担持体)
像担持体としての感光体ドラム21は、一般的に負帯電性の有機感光体が用いられる。感光体の感光層は単層型、積層型どちらでも良い。必要に応じて、基体と感光送の間に中間層を設けてもよく、また際表面に表面層を設けてもよい。本実施形態においては、感光体の表面層を設けることが好ましく、表面層は少なくともアクリル硬化樹脂を含有していることが好ましい。このとき、表面層はアクリル硬化樹脂以外には、電荷輸送物質や金属酸化物微粒子などを混合してもよい。アクリル硬化樹脂は、市販のアクリルモノマーを紫外線硬化することによって得られる。
本実施形態においては、感光体ドラム21を線速600[mm/sec]以上の高速回転させて、高速印刷可能な構成としている。
(帯電手段)
図2に示すように、帯電部22は、コの字状の金属板の中央にコロナワイヤが張設された帯電チャージャである。帯電部22のコロナワイヤには不図示の電源部から所定の電圧(帯電バイアス)が印加されて、コロナチャージにより対向する感光体ドラム21の表面を一様に帯電する。また、帯電部22は、感光体ドラム21に対向する対向面に、金属材料からなるグリット板を設置することもできる。
(現像手段)
現像装置(現像部)23は、主として、感光体ドラム21に対向する現像ローラ23aと、現像ローラ23aに対向する第1搬送スクリュ23bと、仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23bに対向する第2搬送スクリュ23cとを備えている。また、現像ローラ23aに対向するドクターブレード23dも備えている。現像ローラ23aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネットと、マグネットの周囲を回転するスリーブと、で構成される。マグネットによって現像ローラ23a(スリーブ)上に複数の磁極が形成されて、現像ローラ23a上に現像剤Gが担持されることになる。
現像装置23内には、キャリアCとトナーTとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
トナーTは、画質向上のために、円形度が0 .98以上の球形トナーを使用している。「円形度」は、フロー式粒子像分析装置「FPIA−2000」(東亜医用電子社製)により計測した平均円形度である。具体的には、容器中の予め不純固形物を除去した水100〜150ml中に、分散剤として界面活性剤(好ましくは、アルキルベンゼンスルホン酸塩である。)を0.1〜0.5ml加える。さらに測定試料( トナー)を0.1〜0.5g程度加える。その後、このトナーが分散した懸濁液を、超音波分散器で約1〜3分間分散処理する。そして、分散液濃度が3000〜10000個/μlとなるようにしたものを上述の分析装置にセットして、トナーの形状及び分布を測定する。
球形トナーとしては、従来から広く用いられている粉砕法によって形状が歪な異形のトナー(粉砕トナー)を加熱処理等して球形化したものや、重合法により製造されたもの等を用いることができる。
装置本体1に設けられたトナー補給部32は、交換自在に構成されたトナーボトル33と、トナーボトル33を保持・回転駆動するとともに現像装置23に新品トナーTを補給するトナーホッパ部34とで構成されている。また、トナーボトル33内には、新品のトナーT(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかである。)が収容されている。また、トナーボトル33の内周面には、螺旋状の突起が形成されている。
なお、トナーボトル33内の新品トナーTは、現像装置23内のトナーT(既設のトナーである。)の消費にともない、トナー補給口23fから現像装置23内に適宜に補給されるものである。現像装置23内のトナーTの消費は、感光体ドラム21に対向する反射型フォトセンサ41と、現像装置23の第2搬送スクリュ23cの下方に設置された磁気センサ40と、によって間接的又は直接的に検知される。
現像装置23内のトナー濃度(TC)は、所定の範囲内になるように制御されている。具体的には、磁気センサ40や反射型フォトセンサ41の検知結果が上述したトナー濃度(現像剤G中のトナーT の割合である。)の範囲に対応する出力値になるように、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して現像装置23にトナーが補給される。
(潤滑剤供給手段)
潤滑剤供給装置45は、感光体ドラム21に摺接するブラシ毛が周設されて感光体ドラム21上に潤滑剤を供給する潤滑剤供給ローラ45b(潤滑剤供給ブラシローラ)と、潤滑剤供給ローラ45bに当接する固形潤滑剤45cとを備えている。また、固形潤滑剤45cを潤滑剤供給ローラ45bに向けて付勢する圧縮スプリング45d、感光体ドラム21に当接して感光体ドラム21上に供給された潤滑剤を薄層化する薄層化ブレード45a( 塗布ブレード)等も備えている。潤滑剤供給装置45は、クリーニング装置25(クリーニングブレード62)に対して感光体ドラム21の回転方向下流側(走行方向下流側)であって、帯電部22に対して感光体ドラム21の回転方向上流側に配設されている。
潤滑剤供給ローラ45bは、芯金の外周にブラシ毛を巻装したものであって、そのブラシ毛が感光体ドラム21表面に当接した状態で、図2の反時計方向に回転する。これにより、固形潤滑剤45cから潤滑剤供給ローラ45bを介して感光体ドラム21上に潤滑剤が供給される。
潤滑剤供給装置45によって潤滑剤を感光体ドラム21表面に塗布して、感光体ドラム21上におけるトナー剥離性(除去性)を向上することで、クリーニング不良の発生が抑止される。
固形潤滑剤45cとしては、ステアリン酸亜鉛が好適である。また、固形潤滑剤45cとしては、ステアリン酸亜鉛の他にも、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸鉄、ステアリン酸ニッケル、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸銅、ステアリン酸ストロンチュウム、ステアリン酸カルシウム等のステアリン酸基を有するものを用いることができる。また、同じ脂肪酸基であるオレイン酸亜鉛、オレイン酸バリウム、オレイン酸鉛、以下、ステアリン酸と同様の化合物や、パルチミン酸亜鉛、パルチミン酸バリウム、パルチミン酸鉛、以下、ステアリン酸と同様の化合物を使用して良い。他にも、脂肪酸基として、カプリル酸、リノレン酸、コリノレン酸等を使用することができる。さらに、カンデリラワックス、カンルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、おおば油、みつろう、ラノリン等のワックスを使用することもできる。これらは有機系の固形潤滑剤となりやすく、トナーとの相性が良い。
薄層化ブレード45aは、ポリウレタンゴム等のゴム材料からなるブレード状部材であって、感光体ドラム21表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。薄層化ブレード45aは、クリーニングブレード62に対して、感光体ドラム21の回転方向下流側(走行方向下流側)に配設されている。そして、潤滑剤供給ローラ45bによって感光体ドラム21上に供給された潤滑剤は、薄層化ブレード45aによって、感光体ドラム21上に均一かつ適量に薄層化される。
固形潤滑剤45cを潤滑剤供給ローラ45bを介して感光体ドラム21表面に塗布すると、感光体ドラム21表面には粉体状の潤滑剤が塗布される。しかし、この状態のままでは潤滑性は充分に発揮されないため、薄層化ブレード45aが潤滑剤を薄層化・均一化する部材として機能することになる。薄層化ブレード45aにより、感光体ドラム21上での潤滑剤の皮膜化がおこなわれて、潤滑剤はその潤滑性を充分に発揮することになる。
(クリーニング手段)
クリーニング装置25は、感光体ドラム21に当接して感光体ドラム21表面をクリーニングするクリーニングブレード62、感光体ドラム21に摺接するブラシ毛が周設されたクリーニングローラ25b(クリーニングブラシ)、等で構成される。
クリーニングブレード62は、感光体ドラム21表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。これにより、感光体ドラム21上に付着する未転写トナー等の付着物が機械的に掻き取られてクリーニング装置25内に回収されることになる。
次に、本実施形態のクリーニングブレード62について説明する。
図3は、クリーニングブレード62の斜視図であり、図4は、クリーニングブレード62の拡大断面図である。
クリーニングブレード62は、金属や硬質プラスチックなどの剛性材料からなる短冊形状のホルダ621と、短冊形状の弾性ブレード622とで構成されている。ホルダ621は、弾性ブレード622を固定し得るものであれば材質は問わない。弾性ブレード622は、高い反発弾性体率を有するものが好ましく、ポリウレタンなどが好適である。
本実施形態では、高画質化のため、球形トナーを用いている。このような球形トナーを用いる場合、従来のゴムのみからなるクリーニングブレードを用いた場合は、クリーニングブレード62と感光体ドラム21との僅かな隙間に入り込んでやがてその隙間をすり抜けてクリーニング不良が生じることがあった。
かかるすり抜けを抑えるには、感光体ドラム21とクリーニングブレード62との当接圧力を高めてクリーニング能力を高める必要がある。しかし、次のような不具合が生じる。すなわち、クリーニングブレード62の当接圧を高めると、感光体ドラム21とクリーニングブレード62との摩擦力が高まる。その結果、図5(a)に示すように、クリーニングブレード62が感光体ドラム21の移動方向に引っ張られて、クリーニングブレード62の先端稜線部62cがめくれてしまう。このめくれたクリーニングブレード62が、そのめくれに抗して原形状態に復元する際に異音が発生することがある。さらに、クリーニングブレード62の先端稜線部62cがめくれた状態でクリーニングをし続けると、図5(b)に示すように、クリーニングブレード62のブレード先端面62aの先端稜線部62cから数[μm]離れた箇所に局所的な摩耗が生じてしまう。このような状態で、さらにクリーニングを続けると、この局所的な摩耗が大きくなり、最終的には、図5(c)に示すように、先端稜線部62cが欠落してしまう。先端稜線部62cが欠落してしまうと、トナーを正常にクリーニングできなくなり、クリーニング不良を生じてしまう。
そこで、クリーニングブレードの感光体ドラム表面に当接する先端稜線部62cの捲れを抑制するために、先端稜線部を高硬度化して変形しにくくすることが試みられている。例えば、クリーニングブレード又は弾性部材の先端稜線部62cに紫外線硬化樹脂を含む表面層を設けて先端稜線部62cを高硬度化させて、先端稜線部62cの捲れや変形を防止することが提案されている。
しかし、これらの提案で用いられているクリーニングブレードは、高硬度化した反面、感光体ドラム21の細やかな振動に対する追従性が低下しクリーニング不良が発生しやすい。感光体ドラム21を線速600[mm/sec]以上の高速回転させて、高速印刷可能な構成とした場合、感光体ドラム21が細やかに振動するため、高速化した画像形成装置においては、クリーニング性能は十分ではなかった。
高硬度化してめくれやブレード磨耗に強くすると柔軟性が損なわれ、追従性が低下し、追従性を高めるために柔軟にすると、めくれやブレード磨耗に弱くなるというトレードオフの関係となっている。めくれやブレード磨耗の抑制と、追従性の確保を同時に確保するのは困難である。特に、感光体ドラムを高速で回転させる高速で画像形成可能な装置において、高い追従性が必要であり、めくれやブレード磨耗の両立が極めて困難である。しかし、本出願人は、後述する検証実験で示すように、マルテンス硬度のプロファイルを、細かく規定することにより、高い追従性と、めくれやブレード磨耗の両立を図ることができた。
具体的には、次のような硬度プロファイルを持たせることで、高い追従性と、めくれやブレード磨耗の両立を図ることができた。すなわち、図3に示すように、ホルダ621から突き出した部分の弾性ブレードの先端稜線部62cまでの長さをLとしたとき、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度を、1.0[N/mm]〜10.0[N/mm]、先端稜線部62cから(L/2)よりも離れたところのマルテンス硬度を0.3[N/mm]〜0.8[N/mm]とした。かかる構成とすることで、先端稜線部62cを高硬度化させたクリーニングブレードにおいて、追従性が低下するという課題が解決できる。また、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度を、1.0[N/mm]〜10.0[N/mm]にするのがより好ましく、また、マルテンス硬度の最大値が、先端稜線部62cから500[μm]までの間に存在するのが好ましい。
マルテンス硬度は、次のようにして計測することができる。すなわち、フィシャー・インストルメンツ社製、微小硬度計 HM−2000を用いて、ビッカース圧子1.0[mN]の力で10秒で押し込み、5秒保持し、1.0[mN]の力で10秒間で抜き、マルテンス硬度を計測する。また、弾性仕事率は、マルテンス硬度の計測時の積算応力から、以下のようにして求められる特性値である。ビッカース圧子を押し込むときの積算応力をWplast、試験荷重除荷寺の積算応力をWelastとすると、弾性仕事率は、Welast/Wplast×100%の式で定義される特性値である(図6参照)。弾性仕事率が高いほど、ヒステリシスロス(塑性変形)が少ない、すなわちゴム性が高いことをあらわしている。弾性仕事率が低すぎると、ガラスに近い状態である。
上述したマルテンス硬度のプロファイルは、ポリウレタンなどの弾性ブレード622に、硬化性樹脂モノマーを、含浸させたり、硬化性樹脂モノマーの表面層を形成したりして、高硬度化処理を施すことで、得ることができる。具体的には、ディッピングやスプレーにより所望の硬度プロファイルが得られるよう工夫して塗工し、硬化することにより得ることができる。例えば、スプレーにより塗工する場合、スプレーガンから弾性ブレード622までの距離、溶媒種、スプレーガンのワーク速度などにより、硬度プロファイルを異ならせられることが分かっている。例えば、スプレーガンから噴射された硬化性樹脂モノマーが、ドライな状態で弾性ブレード622上に着弾するような塗工条件では、本実施形態の硬度プロファイルは得られにくい。塗膜性に問題ない程度にウェットな状態で塗工することにより、所望の硬度プロファイルが得られる。よって、硬化性樹脂モノマーを溶解する溶剤としては、沸点が100度以上ある揮発性が低い溶剤(例えばシクロヘキサノン)を単独で用いるのが好ましい。また、沸点が90度以下の揮発性の高いもの(例えばテトラヒドロフランやメチルエチルケトン)と混合で用いることが好ましい。また、溶媒種により、所望の硬度プロファイルが得られるよう、スプレーガンの吐出速度、霧化圧、ワーク速度などの塗工条件を最適化する必要がある。また、ディッピングにより塗工する場合、浸漬深さや塗工液の処方により弾性体の稜線付近のマルテンス硬度を制御することが可能である。ディッピングの後に、前述のようなスプレー塗工を施すことにより、本実施形態の硬度プロファイルが得られやすい。
弾性ブレード622の材質は、特に制限はないが、ポリウレタンが好ましく、またマルテンス硬度が0.8[N/mm]以下であることが好ましい。従って、弾性ブレード622として、マルテンス硬度が0.3[N/mm]〜0.8[N/mm]のものを用いた場合は、先端稜線部62cから(L/2)までの間のマルテンス硬度を、1.0[N/mm]〜10.0[N/mm]となるように、硬化性樹脂モノマーを塗布したり含浸させたりして高硬度化する。図4に示すクリーニングブレードは、ディッピングにより硬化性樹脂モノマーを含浸させた含浸部62dを形成し、先端稜線部62cから(L/2)までの間のマルテンス硬度を、1.0[N/mm]〜10.0[N/mm]となるように、高硬度化させたものである。また、図7に示すように、スプレー塗工により、先端稜線部62cから(L/2)までの間に硬化性樹脂からなる表面層623を形成して、その間の硬度を、1.0[N/mm]〜10.0[N/mm]としてもよい。また、図8に示すように、弾性ブレード622に硬化樹脂を含浸して含浸部62dを形成するともに、硬化樹脂の表面層623を形成して、先端稜線部62cから(L/2)までの間のマルテンス硬度を、1.0[N/mm]〜10.0[N/mm]としてもよい。
硬化性樹脂モノマーとしては、紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂など一般的に知られているものを用いることが可能である。しかし、熱硬化樹脂の場合、弾性ブレード622の性質やホルダ621と弾性ブレード622とを固定する接着剤の性質が、加熱により変質する可能性があるため、紫外線硬化樹脂を用いることが好ましい。
紫外線硬化樹脂としては、変性アクリレートなど、一般的なものを用いることが出来るが、クリーニング機能を十分に発揮するためには、以下のものが好ましい。すなわち、スプレー塗工により塗布して弾性ブレード表面に表面層を形成する場合は、官能基当量分子量350以下、官能基数3〜6のペンタエリスリトール・トリアクリレートが好ましい。また、ディッピング塗工により弾性ブレード622に含浸させる場合は、トリシクロデカン構造を有する(メタ)アクリレート化合物、例えばトリシクロデカンジメタノールジメタクリレートが好ましい。これらアクリレートを用いることで、弾性ブレードの硬度上昇に非常に有効であることが分かっており好適である。
また、スプレー塗工やディッピング塗工の際の塗工液中には、前記のような硬化樹脂モノマーに加え、重合開始剤、重合禁止剤、希釈溶媒、など適宜選択して混合することが出来る。これらの種類は特に制限がなく、市販のものを用いることが出来る。
次に、本出願人が行った検証実験について、説明する。この検証実験を実施例及び比較例により説明するが、これにより本発明の態様が限定されるものではない。
(コーティング液の作製)
<コーティング液1>
樹脂1:新中村化学工業株式会社製、A−DCP・・・100質量部
樹脂2:ダイキン社製、OPTOOL DAC−HP)・・・2.5質量部
重合開始剤:チバ・スペシャリティーケミカルズ社製、イルガキュア184
・・・1.5質量部
溶媒:シクロヘキサノン・・・400質量部
上記樹脂1の新中村化学工業株式会社のA−DCPは、下記化1で示す構造式で表されるトリシクロデカンジメタノールジアクリレート(官能基数2、官能基当量分子量152)である。また、上記樹脂2のダイキン社のOPTOOL DAC-HPは、フッ素系アクリルモノマーであり、パーフルオロポリエーテル骨格を持ち、官能基2以上のアクリレートである。
Figure 0006292472
<コーティング液2>
樹脂1:ダイセルサイテック社製、DPHA・・・100質量部
樹脂2:ダイキン社製、OPTOOL DAC−HP・・・2.5質量部
重合開始剤:チバ・スペシャリティーケミカルズ社製、イルガキュア184)
・・・1.5質量部
溶媒:シクロヘキサノン・・・900質量部
上記樹脂1のダイセルサイテック社製のDPHAは、下記化2で示す構造式で表されるジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(官能基数6、官能基当量分子量96)である。
Figure 0006292472
<コーティング液3>
コーティング液2の溶媒をシクロヘキサン450質量部、テトラヒドロフラン450部に変更した以外はコーティング液2と同様に作製した。
<コーティング液4>
コーティング液2の溶媒をテトラヒドロフラン900部に変更した以外はコーティング液2と同様に作製した。
(クリーニングブレードの作製)
<クリーニングブレード1>
弾性ブレードは、JIS-A硬度73、反発弾性率17%、マルテンス硬度0.6[N/mm]の単層ウレタンゴムを用いた。ウレタンゴムのJIS−A硬度は、島津製作所製デュロメーターを用いて測定した。試料は厚さ12[mm]以上となるように約2[mm]のシートを重ね合わせたものとした。
ウレタンゴムの反発弾性率は、東洋精機製作所製No.221レジリエンステスタを用い、JIS K6255に準じて測定した。試料は厚さ4[mm]以上となるように約2[mm]のシートを重ね合わせたものとした。
ウレタンゴムのマルテンス硬度は、フィシャー・インストルメンツ社製、微小硬度計 HM−2000を用いて、ビッカース圧子1.0[mN]の力で10秒で押し込み、5秒保持し、1.0[mN]の力で10秒間で抜き計測した。
ウレタンゴムは、図3に示すように、板金からなるホルダ621からの突き出し長さLが12[mm]となるように、ホルダ621に接着固定した。
弾性ブレード622の高硬度化処理は、次のように行った。すなわち、まず、コーティング液1をウレタンゴムの稜線から1[mm]浸漬させ、90秒保持した後に引き上げて、含浸部62dを形成した。その後、メチルエチルケトンをしみこませたベムコット(旭化成社製)で残渣をふき取った。次に、コーティング液2を用い、図3に示すブレード先端面62aにスプレーコートしてブレード先端面62aに表面層623を形成する。スプレーガンは、サンエイテック社製SV−91を用いた。クリーニングブレードは長手方向が水平になり、図3のブレード先端面62aが垂直となり、スプレーガンのガン先が先端面の短軸の中心となるように固定した。また、スプレーガンのガン先からウレタンゴムまでの距離は60mmとした。スプレーガンはコーティング液吐出速度を0.04[cc/分]、霧化圧を0.05[MPa]とし、クリーニングブレードの長手方向に5[mm/秒]で1往復させた。
次に、コーティング液2を用い、図3のブレード下面62bにスプレーコートしてブレード下面62bにも表面層623を形成する。この際、ウレタンゴムの先端稜線部62cから6.5[mm]離れた場所からホルダ621側にかけて、ゴムのタック性を利用して、圧さ100[μm]のPETフィルムでマスキングし、塗工されないようにした。クリーニングブレードは長手方向が水平になり、ブレード下面62bが垂直となり、スプレーガンのガン先がウレタンゴムの先端稜線部62cと同じ高さになるように固定した。また、スプレーガンのガン先からウレタンゴムまでの距離は60mmとした。スプレーガンはコーティング液吐出速度を0.06[cc/分]、霧化圧を0.05[MPa]とし、クリーニングブレードの長手方向に5[mm/秒]で1.5往復させた。その後3分間指触乾燥を行い、紫外線露光(140[W/cm]×5[m/min]×5パス)を行い、100℃で30分乾燥させクリーニングブレード1を得た。
<クリーニングブレード2>
クリーニングブレード1の作製方法において、ブレード下面62bを塗工する際のスプレーガンからの吐出速度を0.08[cc/分]に変更した以外は、クリーニングブレード1と同様にしてクリーニングブレード2を作製した。
<クリーニングブレード3>
クリーニングブレード1の作製方法において、コーティング液に浸漬させる時間を180秒に変更した以外は、クリーニングブレード1と同様にしてクリーニングブレード3を作製した。
<クリーニングブレード4>
クリーニングブレード1の作製方法において、コーティング液1で浸漬する工程を行わなかったこと以外は、クリーニングブレード1と同様にしてクリーニングブレード4を作製した。
<クリーニングブレード5>
クリーニングブレード4の作製方法において、ウレタンゴムのホルダ621からの突き出し長さLを10[mm]にして、ブレード下面62bにスプレー塗工する際のマスキングの開始位置が、先端稜線部62cか5.5[mm]離れた場所であること以外は、クリーニングブレード4と同様にしてクリーニングブレード5を作製した。
<クリーニングブレード6>
クリーニングブレード1の作製方法において、ブレード下面62bを塗工する際のスプレーガンからの吐出速度を0.04[cc/分]に変更した以外は、クリーニングブレード1と同様にしてクリーニングブレード6を作製した。
<クリーニングブレード7>
クリーニングブレード1の作製方法において、コーティング液に浸漬させる時間を15分に変更した以外は、クリーニングブレード1と同様にしてクリーニングブレード7を作製した。
<クリーニングブレード8>
クリーニングブレード1の作製方法において、ブレード下面を塗工する際のスプレーガンからの吐出速度を0.12[cc/分]、スプレーガンのガン先からウレタンゴムまでの距離は60[mm]とし、マスキングしなかったこと以外は、クリーニングブレード1と同様にしてクリーニングブレード8を作製した。
<クリーニングブレード9>
クリーニングブレード1の作製方法において、ブレード下面62bにスプレー塗工する際のマスキングの開始位置が、先端稜線部62cから4.5[mm]離れた場所であること以外は、クリーニングブレード1と同様にしてクリーニングブレード9を作製した。
<クリーニングブレード10>
クリーニングブレード1の作製方法において、ウレタンゴムのホルダ621からの突き出し長さLを4[mm]にして、ブレード下面62bにスプレー塗工する際のマスキングの開始位置が、先端稜線部62cから2.5[mm]離れた場所であること以外は、クリーニングブレード4と同様にしてクリーニングブレード10を作製した。
<クリーニングブレード11>
クリーニングブレード1の作製方法において、ウレタンゴムのホルダ621からの突き出し長さLを4[mm]にして、ブレード下面62bにスプレー塗工する際にマスキングしなかったこと以外は、クリーニングブレード1と同様にしてクリーニングブレード11を作製した。
クリーニングブレード1〜3、6〜8、10、11が、先の図8示したクリーニングブレードと同様、含浸部62dと、ブレード先端面62aとブレード下面62bとにそれぞれ表面層623とを有するクリーニングブレードである。また、クリーニングブレード4、5は、先の図7と同様、ブレード先端面62aとブレード下面62bとにそれぞれ表面層623を有するクリーニングブレードである。
以上のようにして作製したクリーニングブレード1〜9のブレード下面62bの先端稜線部62c(エッジ)から20[μm]、200[μm]、300[μm]、500[μm]、1000[μm]、2000[μm]、3000[μm]、4000[μm]、5000[μm]、6000[μm]、7000[μm]、8000[μm]の位置でマルテンス硬度の測定を行った。
また、クリーニングブレード10、11のブレード下面62bの先端稜線部62c(エッジ)から20[μm]、200[μm]、300[μm]、500[μm]、1000[μm]、2000[μm]、3000[μm]、の位置でマルテンス硬度の測定を行った。
マルテンス硬度は、フィシャー・インストルメンツ社製、微小硬度計 HM−2000を用いて、ビッカース圧子1.0[mN]の力で10秒で押し込み、5秒保持し、1.0[mN]の力で10秒間で抜き計測した。その結果を表1、表2に示す。
Figure 0006292472
Figure 0006292472
次に、クリーニングブレード1〜11を用い、Ricoh Pro C751改造機にて評価を行った。評価は感光体回転速度を300[mm/sec]と600[mm/sec]の2水準で行い、1万枚印刷後の印刷画像上にクリーニング不良があるかを評価した。その結果を表3に示す。
Figure 0006292472
表1、表2、表3から明らかなように、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度が1.0[N/mm]未満の箇所があるクリーニングブレード6を用いた比較例1や、クリーニングブレード9を用いた比較例4は、通常時および高速時いずれもクリーニング不良が確認された。これは、先端稜線部62c付近が十分な硬度を有していないため、早期にブレードが磨耗し、クリーニング不良に至ったと考えられる。
また、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度が10[N/mm]を越える箇所があるクリーニングブレード7を用いた比較例2は、高速時にクリーニング不良が確認された。これは、クリーニングブレードが硬くなりすぎ、追従性が低下し、高速回転時の感光体の微小な振動に追従できず、クリーニング不良になったと考えられる。
また、(L/2)よりも離れたところのマルテンス硬度が0.8[N/mm]を越える箇所があるクリーニングブレード8を用いた比較例3も、高速時にクリーニング不良が確認された。これも、比較例1と同様に、クリーニングブレードが硬くなりすぎて、追従性が低下し、高速回転時の感光体の微小な振動に追従できず、クリーニング不良になったと考えられる。
また、(L/2)よりも離れたところのマルテンス硬度が0.8[N/mm]を越える箇所があるクリーニングブレード11を用いた比較例5は、通常時および高速時いずれもクリーニング不良が確認された。
一方、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度が1.0[N/mm]〜10.0[N/mm]、(L/2)より離れたところのマルテンス硬度が0.3[N/mm]〜0.8[N/mm]のクリーニングブレード1〜6を用いた実施例は、高速回転時の感光体の微小な振動に良好に追従でき、経時にわたり良好なクリーニング性を得ることができた。また、先端稜線部62cのめくれや異音の発生も確認されなかった。また、クリーニングブレード1〜5においては、いずれも、マルテンス硬度がの最大値が、先端稜線部62cから500[μm]の間に存在していた。このように、先端稜線部62c付近が、適度に硬いことで、良好にめくれが抑制できたと考えられる。
また、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度が1.0[N/mm]〜5.0[N/mm]のクリーニングブレードを用いた実施例1、4、5、6は、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度が1.0[N/mm]〜10[N/mm]のクリーニングブレードを用いた実施例2、3よりも、磨耗しておらず、磨耗速度が遅かった。その結果、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度を1.0[N/mm]〜5.0[N/mm]にすることにより、5.0[N/mm]を超える場合に比べて、クリーニングブレードの寿命を延ばすことができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
剛性体のホルダ621に固定された短冊形状の弾性ブレード622などの弾性体の先端稜線部62cが感光体ドラム21などの被清掃部材表面に接触して、被清掃部材表面をクリーニングするクリーニングブレードにおいて、弾性体のホルダ621から突き出している長さをLとしたとき、L≧4[mm]とし、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度を、1.0[N/mm]以上、10[N/mm]以下、先端稜線部62cから(L/2)よりも離れたところのマルテンス硬度を、0.3[N/mm]以上、0.8[N/mm]以下とした。
(態様1)によれば、上述した検証実験で示したように、クリーニングブレードのマルテンス硬度のプロファイルを上記のようにすることで、異音の発生、先端稜線部のめくれが発生せず、ブレード磨耗も抑制できた。また、高速で感光体ドラム21などの清掃部材を回転させたときも、感光体表面に良好に追従し、良好なクリーニング性を得ることができた。
(態様2)
(態様1)において、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度を、1.0[N/mm]以上、5[N/mm]以下とした。
かかる構成とすることで、先端稜線部62cから(L/2)までのマルテンス硬度を、1.0[N/mm]以上、10[N/mm]以下としたものに比べて、磨耗を抑制することができ、寿命を延ばすことができる。
(態様3)
(態様1)または(態様2)において、マルテンス硬度の最大値は、先端稜線部62cから500[μm]までの間に存在する。
かかる構成とすることで、検証実験で説明したように、先端稜線部62c付近を硬くすることができ、めくれやブレード磨耗を良好に抑制できる。
(態様4)
(態様1)乃至(態様3)において、弾性ブレード622などの弾性体は、ポリウレタンゴムとアクリル硬化樹脂とが混合された含浸部62dなどの混合部を有する。
かかる構成とすることで、アクリル硬化樹脂を含有する部分の硬度を、ポリウレタンゴムのみからなる部分の硬度よりも高くすることができ、(態様1)の硬度プロファイルにすることができる。
(態様5)
(態様4)において、アクリル硬化樹脂が、フッ素系アクリルモノマーを含む。
フッ素系アクリルモノマーを含むことで、フッ素による潤滑効果を得ることができ、感光体ドラム表面との摩擦を低減でき、めくれやブレード磨耗を抑制することができる。
(態様6)
感光体ドラム21などの像担持体と、像担持体の表面に接触し、その表面上に付着した不要な付着物を除去するためのクリーニング部材とを備え、像担持体上に形成した画像を最終的に記録媒体に転移させる画像形成装置において、クリーニング部材として、(態様1)乃至(態様5)いずれかに記載のクリーニングブレードを用いる。
かかる構成を備えることで、感光体ドラムなどの像担持体の表面速度を速くしても、経時にわたり良好なクリーニング性を維持することができる。これにより、画像形成速度を上げても経時にわたり良好な画像を維持することができる。
(態様7)
感光体ドラム21などの像担持体と、像担持体の表面に接触し、その表面上に付着した不要な付着物を除去するためのクリーニング部材とを備え、画像形成装置に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジ20において、クリーニング部材として、(態様1)乃至(態様5)のいずれかのクリーニングブレードを用いる。
かかる構成を備えることで、感光体ドラムなどの像担持体の表面速度を速くしても、経時にわたり良好なクリーニング性を維持することができる。これにより、画像形成速度を上げても経時にわたり良好な画像を維持することができる。
20:プロセスカートリッジ
21 :感光体ドラム
25:クリーニング装置
62:クリーニングブレード
62a:ブレード先端面
62b:ブレード下面
62c:先端稜線部
62d:含浸部
621:ホルダ
622:弾性ブレード
623:表面層
特開2010−152295号公報

Claims (6)

  1. 像担持体と、
    剛性体のホルダに固定された短冊形状の弾性体の先端稜線部が前記像担持体の表面に接触し、その表面上に付着した不要な付着物を除去するクリーニングブレードとを備え、
    前記像担持体上に形成した画像を最終的に記録媒体に転移させる画像形成装置において、
    前記弾性体の前記剛性体のホルダから突き出している長さをLとしたとき、
    L≧4[mm]とし、
    前記先端稜線部から(L/2)までのマルテンス硬度を、1.0[N/mm]以上、10[N/mm]以下、(L/2)よりも離れたところのマルテンス硬度を、0.3[N/mm]以上、0.8[N/mm]以下とし、
    前記像担持体の線速が、600[mm/sec]以上であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    前記先端稜線部から(L/2)までのマルテンス硬度を、1.0[N/mm]以上、5[N/mm]以下としたことを特徴とする画像形成装置
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    マルテンス硬度の最大値が、前記先端稜線部から500[μm]までの間に存在することを特徴とする画像形成装置
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記弾性体は、ポリウレタンゴムとアクリル硬化樹脂とが混合された混合部を有することを特徴とする画像形成装置
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記アクリル硬化樹脂が、フッ素系アクリルモノマーを含むことを特徴とする画像形成装置。
  6. 担持体と、
    剛性体のホルダに固定された短冊形状の弾性体の先端稜線部が前記像担持体の表面に接触し、その表面上に付着した不要な付着物を除去するクリーニングブレードとを備え、画像形成装置に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジにおいて、
    前記弾性体の前記剛性体のホルダから突き出している長さをLとしたとき、
    L≧4[mm]とし、
    前記先端稜線部から(L/2)までのマルテンス硬度を、1.0[N/mm ]以上、10[N/mm ]以下、(L/2)よりも離れたところのマルテンス硬度を、0.3[N/mm ]以上、0.8[N/mm ]以下とし、
    前記像担持体の線速が、600[mm/sec]以上であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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