JP6207296B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式或いは静電記録方式を利用した、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
画像形成装置において、いわゆる電子写真方式のデジタルレーザプリンタが知られている。このような画像形成装置が具備する現像器には、磁性トナーを主成分とした一成分現像剤、または非磁性トナーと磁性キャリアとを主成分とした二成分現像剤が用いられる。特に、フルカラーやマルチカラー画像を形成する画像形成装置では、画像の色味などの観点から、ほとんどが二成分現像剤を使用している。
二成分現像剤において特に重要なこととして、トナー補給制御が上げられる。二成分現像剤は、トナーとキャリアで構成されており、画像形成を行うと、トナーが消費されることによりトナーとキャリアの比であるTD比が変化する。TD比の値によってトナーの帯電特性が変化するので、トナーの帯電特性を維持するようにトナーを補給することが求められる。トナーを補給するトナーボトルは現像器と別に設けられており、トナーボトル内のトナーが無くなったら、新しいトナーボトルに交換する構成を用いている。
また、近年画像形成装置の小型化や静音化への要求が高まっている。例えば、小型化の例としては、特許文献2、特許文献3にあるように、フルカラー画像を形成する画像形成装置において、トナーボトルを回す補給モータについて、2色分を1つのモータで使用することで小型化を達成している。その際に、共通化した2色のトナー消費量によっては、補給が追いつかない場合があり、その時は二成分現像剤のTD比が低下してしまうので、ダウンタイムを設けて補給を実施している。
また、静音化の例としては、補給モータの回転数を下げることで、小型のモータを使用することができ、かつ音を静かにすることができる。この際も、トナー消費量によっては、補給が追いつかない場合があり、その時は二成分現像剤のTD比が低下してしまうので、ダウンタイムを設けて補給を実施する必要がある。
特開2005−062848 特開2006−201314 特開2011−048201
しかしながら、トナー消費量によっては、補給が追いつかない場合がある。この場合にはダウンタイムを設けて補給を実施する制御(強制補給シーケンス)を入れる制御を行うが、以下のような課題が発生する。
トナーボトル内のトナーの残量が少なくなってくると(トナーなし直前)、現像器内に補給できるトナーが減少する。このため、トナー消費量の少ない画像であっても、二成分現像剤のTD比が低下する。この場合、画像形成装置が要求するトナー補給量は増加していくので、要求された補給量に対して補給が追いつかなくなり、強制補給シーケンスが起動する。
しかし、強制補給シーケンスを行っても、現像器内に補給されるトナー量は少ないため、二成分現像剤のTD比が上昇しない。このため、必要以上に強制補給シーケンスを繰り返してしまう場合がある。この場合、「トナーなし」が表示されるまで強制補給シーケンスによるダウンタイムが頻発するという課題があった。
本発明の目的は、強制補給シーケンスの制御を効率よく行うことで、ダウンタイムの発生を抑制することである
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、
像担持体と、
現像剤を担持する現像剤担持体を備え、前記像担持体に形成される前記静電像を現像する現像装置と、
前記現像装置にトナーを補給する着脱可能な補給容器と、
前記現像装置の現像剤中のトナーの濃度を検出する濃度検知部と、
前記濃度検知部の出力に基づいて前記補給容器の交換を判定する判定部と、
前記濃度検知部の出力に基づいて前記補給容器から前記現像装置に補給するトナー量を設定する設定部と、
出力する画像の画像量をカウントするカウント部と、
前記設定部に基づき画像形成動作中に前記補給容器から前記現像装置へトナーの補給動作を行う補給モードと、前記設定部に基づき画像形成動作を中断して前記補給容器から前記現像装置へトナーの補給動作を行う強制補給モードと、を実行可能な制御部と、を有し、
前記制御部は、補給されたトナー量が前記設定部で設定されたトナー量よりも所定の範囲を超えて少ない場合に、前回の強制補給モードの実行から前記カウント部で積算された画像量が所定量を超えた後に強制補給モードを実行することを特徴とする。
上記構成によれば、強制補給シーケンスの制御を効率よく行うことで、ダウンタイムの発生を抑制することができる。
画像形成部の詳細構成を示す断面図。 画像形成装置の全体構成を示す概略断面図。 トナーボトルの構成を示す説明図。 第1実施形態の強制補給シーケンスのフローチャート。 第1実施形態の補給モータの積算回転回数とトナー補給量との関係を示すグラフ。 強制補給シーケンスを実施するときの画像状態を示す概念図。 画像比率10%における従来例と第1実施形態とを比較するグラフ。 画像比率80%における従来例と第2実施形態とを比較するグラフ。 第2実施形態の強制補給シーケンスのフローチャート。 第2実施形態の画像比率10%での効果を示した図。 第2実施形態の画像比率80%での効果を示した図。
〔第1実施形態〕
図を用いて本発明の第1実施形態を説明する。図2は画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。本実施形態の画像形成装置は、デジタル方式の電子写真画像形成装置である。以下、画像形成装置について詳しく説明する。
図2に示すように、画像形成装置には矢印X方向に走行する無端状の中間転写ベルト81(ITB)が配設される。中間転写ベルト81は駆動ローラ37、テンションローラ38、二次転写内ローラ39の3つのローラによって張架される。
給送カセット60から取り出された転写材Pは、ピックアップローラを経て搬送ローラ61に供給され、さらに同図左方に搬送される。
中間転写ベルト81の上方には、画像形成部IPが配置される。図1は画像形成部の詳細構成を示す断面図である。画像形成部は、回転可能に配置されたドラム状の感光体ドラム1(像担持体)を備えている。
感光体ドラム1は、その中心に支軸(不図示)があり、この支軸を中心として矢印R1方向に、不図示の駆動部によって回転駆動される。本実施形態での感光体ドラム1の回転速度は、110mm/sである。感光体ドラム1の周囲には、帯電ローラ11、現像器2(現像装置)、一次転写ローラ14、クリーニング器15等のプロセス機器が配置される。
帯電ローラ11(一次帯電器)は、感光体ドラム1表面に接して、この表面を所定の極性、電位に一様均一に帯電する。帯電ローラ11は、全体としてローラ状に構成される。帯電ローラ11は、感光体ドラム1表面に所定の押圧力を持って圧接されており、また、帯電ローラ11は、感光体ドラム1の矢印R1方向の回転に伴って従動回転する。
帯電ローラ11の芯金に帯電バイアス電源(不図示)によってバイアス電圧が印加され、これにより、感光体ドラム1表面を一様均一に接触帯電する。
本実施形態では、帯電ローラ11の芯金に直流電圧と交流電圧で1.5kVppを重畳したバイアス電圧を印加した。交流電圧を印加することで、感光体ドラム1上の電位を直流電圧の電圧と同じ値に収束させることができる。例えば、直流電圧=−600Vのときの帯電後の感光体ドラム1表面の電位は−600Vである。
帯電ローラ11の下流側には、スキャナー部12(露光部)が配置される。スキャナー部12からは、画像信号に応じたレーザ光が感光体ドラム1に照射される。これにより、感光体ドラム1に静電像が形成される。
スキャナー部12のレーザ光の強度は、0〜255の範囲で変更することができる。レーザ光強度を変更することで、潜像電位を変化させる。本実施形態では、レーザ光強度:Lを0〜255に変更したときの感光体ドラム1上の電位をV(L)とする(V(L=0)〜V(L=255))。
スキャナー部12の下流側には、現像器2が配置される。現像器2には、非磁性トナーと磁性キャリアを用いた二成分現像剤が収容される。本実施形態では、二成分現像剤を使用する二成分現像方式を用いた。また、本実施形態では、マイナス帯電のトナーを用いた。
現像器2の内部は、垂直方向に延在する隔壁213によって、現像室212と撹拌室211とに区画される。
現像室212には、非磁性の現像スリーブ232(現像剤担持体)が配置される。現像スリーブ232内にはマグネット231(磁界発生手段)が固定配置される。マグネット231はおおよそ3極以上の構成からなる。本実施形態では、5極のマグネットを使用した。このように、少なくとも、静電潜像を現像するための現像部としては、現像器2と現像スリーブ232を具備する。
現像室212と撹拌室211にはそれぞれ、現像剤撹拌搬送手段として、第一搬送スクリュー222、第二搬送スクリュー221が配置される。
現像スリーブ232、第一搬送スクリュー222、第二搬送スクリュー221は、現像駆動モータ27によって駆動される。
第一搬送スクリュー222は、現像室212の現像剤を撹拌搬送する。また、第二搬送スクリュー221は、トナーボトル7より供給されたトナーと、すでに現像器2内にある現像剤とを撹拌搬送する。これらの撹拌搬送により、現像器2内の現像剤のトナー濃度を均一化する。
撹拌室211には、インダクタンスセンサ26(濃度検知部)が設けられている。インダクタンスセンサ26は、現像器内トナー濃度(トナーとキャリアの比:TD比)を検出する。
現像室212と撹拌室211との間の隔壁213には、図中、手前側と奥側の端部において現像室212と撹拌室211とを相互に連通させる現像剤通路が形成される。このため、第一搬送スクリュー222及び第二搬送スクリュー221の搬送力によって搬送される現像剤は、現像剤通路を通って、現像室212と撹拌室211との間で循環する。
具体的には、現像によってトナーが消費されて現像剤のトナー濃度が低下した現像室212の現像剤は、一方の前記現像剤通路から撹拌室211へ移動する。撹拌室211には、トナーボトル7からトナーが供給されるため、撹拌室211で現像剤のトナー濃度が回復する。そして、トナー濃度が回復した現像剤は、他方の前記現像剤通路から現像室212へ移動する。
現像器2内の第一搬送スクリュー222で撹拌された二成分現像剤は、マグネット231のうち、汲み上げのための搬送用磁極(汲み上げ極)N3の磁力で拘束されつつ、現像スリーブ232の回転により搬送される。また、現像剤は、ある一定以上の磁束密度を有する搬送用磁極(カット極)S2で十分に拘束され、現像スリーブ232上で磁気ブラシを形成しつつ搬送される。
次いで、マグネット231上に形成される磁気ブラシの現像剤層厚は、規制ブレード25で磁気穂が穂切りされることにより、適正な磁気穂の長さに調整される。その後、現像剤は、搬送用磁極N1と現像スリーブ232の回転に伴って、感光体ドラム1と対向した現像領域に搬送される。ここで、現像剤は、現像領域にある現像極S1によって磁気穂が立つ。
そして、現像スリーブ232に印加される現像バイアスにより、感光体ドラム1上の静電像に対して、現像剤のトナーのみが転移する。こうして、感光体ドラム1表面に静電像に応じたトナー像が形成される。
現像スリーブ232には、現像バイアス出力手段としての現像バイアス電源(不図示)から、所定の現像バイアスが印加される。本実施形態では、現像スリーブ232には、現像バイアス電源から、直流電圧(Dev DC=−500V)と交流電圧(Dev AC=1.3KVpp)を重畳した現像バイアス電圧を用いた。
本実施形態の現像器2にはトナーボトル7が取りつけられる。図3はトナーボトルの構成を示す説明図である。
図3に示すように、トナーボトル7(補給装置)には、補給モータ73(補給駆動部)が配設される。トナーボトル7内の下トナー搬送スクリュー72、上トナー搬送スクリュー71は、補給モータ73により回転する。
そして、補給モータ73が駆動すると、下トナー搬送スクリュー72が回転する。下トナー搬送スクリュー72の回転により搬送されるトナーボトル7内のトナーは、トナーボトル7の下部に形成される補給口75から、現像器2に対して補給される。補給モータ73の駆動により、上トナー搬送スクリュー71も下トナー搬送スクリュー72と同時に回転し、トナーボトル7の上部にあるトナーを搬送する。
補給モータ73の回転制御、残補給量の算出等、装置各部の制御は、制御部100のCPU101によって行う。また、補給モータ73の回転検知は、回転検知センサ74によって行う。回転検知センサ74は、スクリューの1回転を単位として検知可能である。CPU101は、所定回転分、補給モータ73を回転駆動させるように制御する。制御部100による制御結果は、ディスプレイ等の表示器300を通じて、必要に応じて表示される。
トナーボトル7の上部には、トナーボトル有無センサ76が配置される。トナーボトル有無センサ76があることにより、トナーボトル7の有無を判断する。
図2に示すように、感光体ドラム1の表面の回転方向において、現像器2の下流側には、一次転写ローラ14が配置される。一次転写ローラ14の両端部は、不図示のスプリング等の押圧部材によって、感光体ドラム1に対して付勢される。
一次転写ローラ14の位置よりも感光体ドラム1の回転方向の下流側には、クリーニング器15が配置される。クリーニング器15内のクリーニングブレードにより、感光体ドラム1に残留したトナーを除去する。
中間転写ベルト81上には、中間転写ベルト81上に形成されたトナー像の濃度を検出する画像濃度センサ31が設置される。
給送カセット60から取り出された転写材Pは、搬送ローラ41まで搬送されると、一旦、搬送ローラ41で転写材Pの先端が停止される。そして転写材Pは、中間転写ベルト81上に形成されたトナー像が記録材の所定の位置に転写できるように、タイミング合わせて搬送ローラ41から給送される。
次に、転写材Pは、二次転写内ローラ39と二次転写外ローラ40とが当接する領域において、二次転写外ローラ40に印加される二次転写バイアスによって、上述の4色のトナー像が転写材P上に転写される。
中間転写ベルト81の搬送方向において二次転写内ローラ39よりも下流には、クリーニング器50が配置される。クリーニング器50内のクリーニングブレードにより、中間転写ベルト81上に残留したトナーを除去する。
中間転写ベルト81から分離された転写材Pは、定着装置90へと搬送される。転写材P上に転写されたトナー像は、定着装置90によって加熱、加圧される。これによって、トナー像が転写材Pに対して溶融混合され、転写材P上に定着される。出力された転写材P上の画像情報は、ビデオカウンタ91(画像密度算出部)により画像密度が算出され、そのデータはビデオカウント値として制御部に送信される。
その後、転写材Pは画像形成装置外へ排出される。本実施形態では、画像形成装置はA4サイズの画像を1分間に最大で25枚の速度で排出することができる。
(トナー補給制御)
本実施形態に係るトナー補給制御の詳細を説明する。
静電像を現像し、トナーが消費されることにより、現像器2内の現像剤のトナー濃度が低下する。
このため、濃度制御装置により、トナーボトル7からトナーを現像器2に補給するトナー補給制御を行う。これにより、現像剤のトナー濃度を可及的に一定に制御し、または画像濃度を可及的に一定に制御する。
本実施形態では、2つの情報を元に補給制御を実施する。以下にN枚目の画像形成時の補給量について述べる。
1つ目は、N枚目の出力物の画像情報からビデオカウント値:Vcを算出し、算出したビデオカウント値に係数:A(Vc)をかけて、ビデオカウント補給量:M(Vc)を算出する。
M(Vc)=Vc×A(Vc) …(数式1)
ここで、画像比率:100%(全面ベタ黒)の画像が出力されたときのビデオカウント値:Vc=1023であり、画像比率に応じてビデオカウント値:Vcは変化する。
2つ目は、N−1枚目でのインダクタンスセンサ26の検知結果より算出されたTD比:TD(Indc)と目標となるTD比:TD(target)との差分値に係数:A(Indc)をかけてインダク補給量:M(Indc)を下記の数式2で算出し、濃度検知部の検知結果を得る。
M(Indc)=(TD(target)−TD(Indc))×A(Indc) …(数式2)
ここで、係数:A(Vc)、A(Indc)はROM102に予め記録されている。
目標となるTD比:TD(target)は、RAM103に記録されており、設定値を変更することが可能になっている。目標となるTD比:TD(target)の変更方法については、本実施形態では、参照用に画像濃度検知用画像パターン(パッチ画像)を作像し、その画像濃度を画像濃度センサ31により検知して、その結果により変更している。
上記、トナー消費量に関する情報であるビデオカウント補給量:M(Vc)と、濃度検知部の検知結果であるインダク補給量:M(Indc)、の2つの値を取得することにより、トナー補給量:Mを下記の数式3で算出する。
M=M(Vc)+M(Indc)+M(remain) …(数式3)
ここで、M(remain)は、補給を実施できずに残っている残補給量である。残補給量が発生する理由は、補給がスクリューの1回転分を単位として行われるため、スクリューの1回転での補給能力を超えた1回転分に満たない補給量が残補給量として残ってしまうからである。この残補給量を算出し積算するのが制御部100内の残補給量算出部である。残補給量の制御についての詳細は後述する。
また、M<0になった場合には、M=0とする。数式3より、M(Indc)=0であっても、画像比率が高いもしくは、残補給量が多い場合には、補給が実施される場合がある。
次に、トナー補給量:Mから補給モータ73の要求回転回数:Brqを算出する(第1情報)。下トナー搬送スクリュー72の1回転あたりの現像器への補給量:Tを予めROM102に記録し、算出されたトナー補給量:Mより補給モータ73の要求回転回数:Brqを下記の数式4で算出する。
Brq=M/T …(数式4)
ここで、Brqの小数点以下は切り捨てとし、正数部分のみとする。本実施形態では、T=0.10gの設定である。
本実施形態では、要求回転回数:Brqに対して、実際に補給可能な回転回数:実施回転回数:Bprを算出する(補給装置が補給した補給動作量に関する第2情報)。算出方法については後述する。1枚の画像形成に対して実施回転回数:Bpr、補給モータ73を回転しトナー補給を実施する。
1枚の画像形成で補給できなかったトナー量を残補給量:M(remain)とし、下記の数式5、
M(remain)=M−Bpr×T …(数式5)
によって算出する。
(トナーボトル:トナーなし判定)
ここからは、本実施形態に係るトナーボトル内のトナーが無くなる(トナーなし)の判定方法について述べる。
本実施形態では、N枚目に検出されたTD(Indc)Nと目標となるTD比:TD(target)が、以下の数式6、
ΔTD比N=TD(Indc)N−TD(target)≧−1.0% …(数式6)
を3枚連続満たした場合、画像形成を中断する。
そして、表示器300上にトナーボトル交換指示:「トナーボトルを交換してください」を表示し、画像形成動作を禁止する。
数式6の−1.0%の値と、3枚連続満たした場合という条件については、他の数字にすることも可能である。
また、数式6を3枚連続満たした場合、画像形成を中断し、トナーボトル7内のトナーが無いと判定するために、トナー残量確認シーケンスを実施することも可能である。ここで、トナー残量確認シーケンスとは、補給モータ73での補給を行い、現像駆動モータ27を駆動させ、補給したあとのインダクタンスセンサ26の検知結果を見て、トナーボトル7内のトナーの有無を判定することである。
(強制補給シーケンス)
本実施形態の制御部が実行可能な強制補給シーケンス(強制補給モード)について述べる。本実施形態では、トナー補給量:Mから補給モータ73の回転回数:Bを算出し、補給を実行している。本実施形態では、補給モータ73の小型化、静音化、低コストのために、1枚の画像形成で補給モータ73は2回転までしかできない回転速度に設定している。
これは、本実施形態での画像形成装置が連続駆動時のA4サイズの転写材を1枚出力するのに要する時間が2.4秒であるのに対し、補給モータ73の回転速度を60rpmまで落としているため、1秒間に1回転しか補給モータ73を回せないためである。
本実施形態では、画像比率:100%のA4サイズの全面ベタ画像出力時のトナー消費量が約0.35gであるのに対し、トナーボトル7が1回転するときのトナー補給量は約0.10gである。この場合、1枚の画像形成で補給モータ73は2回転までしかできないので、最大補給量は0.20gとなり、0.15g足りない。この0.15g分は補給できない(残補給量)ので、この残補給量が所定値に達したら、強制補給シーケンスを実施して補う手法を取る。以上のことを踏まえて、以下より本実施形態での強制補給シーケンスについて述べる。
図4は第1実施形態の強制補給シーケンスのフローチャートである。まず、画像形成開始前に、要求回転回数:Brqを上記の数式4より算出する(S1)。
次に、算出したBrqの値より、実際に補給可能な回転回数、つまり、実施回転回数:Bprを算出する。具体的には、Brqが2より大きい場合(S2)、Bprは2とする(S3)。一方、Brqが2以下の場合、Bpr=Brqと計算する(S4)。
算出したBprの値により、画像形成時に補給モータ73をBprの値だけ回転させ、トナー補給を実施する(S5)。次に、1枚の画像形成で補給できなかった残補給量:M(remain)を上記の数式5より算出する(S6)。
そして、算出した残補給量:M(remain)が、以下の数式7の関係、
M(remain)≧M(supply) …(数式7)
を満たすか否かを判断する(S7)。ここで、M(supply)は、少なくとも供給すべきトナーの許容値であり、ユーザがあらかじめ設定できる所定値である。
数式7を満たさない場合、画像形成終了後、強制補給シーケンスを実施することなく、次の画像形成を継続することができる。
一方、数式7を満たす場合、強制補給シーケンスを実施することで補給できなかったトナーを補給する必要がある。
M(supply)は予めROM102に記録されている。本実施形態では、M(supply)=0.70gとしたが、他の値にしても構わない。M(supply)は、トナーが補給できないことによる画像濃度等の影響を考慮して決定する必要がある。
図4に示すように、本実施形態では、強制補給シーケンスを実施する前に、1つの判断式を入れている(S8)。ここが本実施形態での特徴であり、この行程を入れることで課題を解決する。
ステップ(S8)の行程において、まず、前回強制補給シーケンス(前回強制補給モード)を前回実行してから通知されたビデオカウント値を積算し、累積ビデオカウント値:ΣVcを算出する(第3情報)。累積ビデオカウント値:ΣVcは、前回強制補給シーケンスを前回実行してからのトナー消費量のことである。
次に、ステップ(S8)の行程では、ΣVcの値が所定値:Aと比較し所定値以上であるかを判断する。そして、トナー消費量が所定値以上の場合、強制補給シーケンスを実施する。一方、所定値未満の場合には強制補給を実施しない。本実施形態では、A=2046としたが、他の値でも構わない。
前回強制補給シーケンスを実施した後、トナー消費量が少ないにもかかわらず、強制補給シーケンスの実施と判断されることがある。しかし、トナーボトル7から通常のトナーが補給される条件では、そのような判断がされることはあり得ない。それにもかかわらずこのような判断がされるのは、トナーボトル7内のトナーが少なくなり、補給モータ73が1回転するときのトナー補給量が低下していると考えられる。
図5は第1実施形態の補給モータの積算回転回数とトナー補給量との関係を示すグラフである。図5においては、補給モータ73の積算回転回数に対する補給モータ73の1回転あたりのトナー補給量を示す。
図5に示すように、補給モータ73の積算回転回数が1560回転を超えたあたりから、トナー補給量が減少する。そして、補給モータ73の積算回転回数が1640回転あたりで、トナー補給量が0になっている。
本実施形態では、トナーボトル7にトナーを170g充填しており、補給モータ73の積算回転回数が1640回転あたりでトナー補給量が0になった状態でのトナーボトル7内のトナー量は約10gである。この10gのトナーは、上トナー搬送スクリュー71、下トナー搬送スクリュー72とトナーボトル7の間の隙間に存在し、スクリューの搬送では送ることができない。このため、10gのトナーが、トナーボトル7内に残ってしまう。
上述のように、補給モータ73の積算回転回数が1560回転を超えたあたりから、補給モータ73が1回転するときのトナー補給量が低下してくる。このため、前回強制補給シーケンスを実施してからのトナー消費量が少ないにもかかわらず、強制補給シーケンスを実施すべきとの判断がなされることがある。しかし、トナー補給量が低下しているため、強制補給シーケンスを実施しても、補給されるトナー量は少なく、現像器2内の二成分現像剤のTD比が回復しない場合がある。
二成分現像剤のTD比が回復しない場合、強制補給シーケンスの頻度が上がってしまい、ダウンタイムが長くなってしまう。二成分現像剤のTD比の回復が見込めない条件で強制補給シーケンスを実施することは、ダウンタイムに対するデメリットが大きくなる。このため、強制補給シーケンスの頻度を極力減らす必要がある。
このような理由から、図4におけるステップ(S8)において、累積ビデオカウント値:ΣVcが所定値:A以上の場合のみ強制補給シーケンス(S10)を実施する。
一方、累積ビデオカウント値:ΣVcが所定値:A未満の場合は、強制補給シーケンスを実施せず、残補給量:M(remain)をリセットする(S9)。この場合、強制補給シーケンスを行うことなく画像形成終了させた後、次回の画像形成に備える。
ステップ(S9)で残補給量:M(remain)をリセットする理由は、次のとおりである。すなわち、残補給量:M(remain)は加算されるのみであるため、リセットをしないと、その後、強制補給シーケンスを実施した時の補給モータ73の回転回数が多くなり過ぎてしまうためである。
強制補給シーケンスを実施する場合(S10)、画像形成終了後に画像形成を一時中断する(S11)。
次に、残補給量:M(remain)より補給モータ73の強制補給回転回数:B(supply)を、次の数式、
B(supply)=M(remain)/T …(数式8)
によって算出する(S12)。
その後、数式8で算出した強制補給回転回数:B(supply)の値だけ補給モータ73を回転させる(S13)。
その後、累積ビデオカウント値:ΣVcをリセット(ΣVc=0)し(S14)、残補給量:M(remain)を再度計算した(S15)後、画像形成を再開する(S16)。
図6は強制補給シーケンスを実施するときの画像状態を示す概念図である。図6に示すように、強制補給シーケンスを実施すると、画像と画像との間に間隔が空く。一方、ステップ(S8)の制御で強制補給を実施しないと判断した場合、先の画像形成終了後、すぐに画像形成を継続することができる。
なお、数式6を用いた「トナーなし」の判断と、「強制補給シーケンス実施」の判断(S10)が同じ画像形成中にでた場合、本実施形態では、「強制補給シーケンス」を実施せず、「トナーなし」を先に出すことにしている。しかしながら、これに限るものではなく、「強制補給シーケンス」を実施しても構わない。
次に、本実施形態の効果を説明する。図7は画像比率10%における従来例と第1実施形態とを比較するグラフである。図7では、(a)が従来構成例としてA=0としたときを示し、(b)が第1実施形態としてA=2046にしたときを示す。また、画像比率が10%となる画像を出力したときの、トナーボトル7がトナーなしになる直前のインダクタンスセンサ26での検知TD比の推移を示す。図7において、黒塗り三角形の時に強制補給シーケンスを実施している。
図7に示すように、(a)の従来例では、画像比率が10%にも関わらず、トナーなしになるまでに強制補給シーケンスが6回も実施されている。しかも、強制補給シーケンスを実施しても検知TD比には回復挙動が見られない。一方、(b)の本実施形態では、トナーなしになるまでに強制補給シーケンスの実施回数が2回に抑えられている。
なお、(a)A=0、(b)A=2046の条件共に、トナーボトル7内のトナー補給量はほぼ0である。また、トナーボトル7の残トナー量は、(a)A=0のときが10.2gである一方、(b)A=2046のときも10.3gであり、ほぼ差は生じなかった。上記結果より、トナーボトル7の残トナー量を変えることなく、強制補給シーケンスの実施回数を6回から2回となるよう、抑制することができた。
図8は画像比率80%における従来例と第1実施形態とを比較するグラフである。図8では、(a)が従来構成例としてA=0としたときを示し、(b)が第1実施形態としてA=2046にしたときを示す。また、画像比率が80%となる画像を出力したときの、トナーボトル7がトナーなしになる直前のインダクタンスセンサ26での検知TD比の推移を示す。
図8に示すように、本実施形態の制御をすることで、強制補給シーケンスの実施回数を10回から8回に抑制することができた。
一方、画像比率80%では、強制補給シーケンス実施後に二成分現像剤のTD比の回復が見られている。この影響もあって、本実施形態の制御を入れることで、トナーなしになるまでの枚数が少し減少している。また、トナーなし時のトナーボトル7の残トナー量は、(a)A=0の場合が10.6g、(b)A=2046の場合が11.0gと、第1実施形態の制御を入れることで、多少増える傾向がみられている。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
図8に示すように、画像比率が高いときには、強制補給シーケンスの実施回数を減らす効果は出ているが、残トナー量を少し増やしてしまう影響が出る。一方、画像比率が10%のような、強制補給シーケンス実施後に二成分現像剤のTD比の回復が見込めない条件では、強制補給シーケンスは0回にしても残トナー量の影響は出ない。このため、強制補給シーケンスを0回にするのが理想的ではある。
そこで、第2実施形態では、第1実施形態での図4の(S8)での判断式を変更することで、画像比率が低いときは強制補給シーケンスを実施せず、画像比率が高いときは残トナー量の増加を極力抑えるように制御する。
図9は第2実施形態の強制補給シーケンスのフローチャートである。図4との相違点は、強制補給シーケンスの実施条件としてのステップ、すなわち、図9のステップ(S108)と第1実施形態のステップ(S8)である。また、第1実施形態におけるステップ(S14)の累積ビデオカウント値:ΣVcのリセット行程が、第2実施形態では削除されている点である。
図9において、ステップ(S1)からステップ(S7)及びステップ(S9)は第1実施形態と同様である。第2実施形態において、ステップ(S7)の後は、累積ビデオカウント値:ΣVcではなく、まず、過去M枚(所定枚数)のビデオカウント値の移動平均値:Ave_Vcを算出する。そして、その算出した値を用いて、強制補給シーケンスを実施するかの判断を行う(S108)。
Ave_Vcを算出することで、1枚当たりの平均トナー消費量を算出することができ、この値が所定値以下の場合に強制補給シーケンスの実施判断を行う。これは、トナーボトル7内のトナー量減少による補給量の低下が起こっていると判断できるためである。
上記Mの値は、直近の所定枚数における平均トナー消費量がわかる範囲で設定することが望ましく、本実施形態では、M=8と設定したが、他の値であっても構わない。また、本実施形態では、修正移動平均法でAve_Vcを算出するが、これはRAM103への記録容量を考慮しているものであり、通常の移動平均法で算出しても構わない。
過去M枚のビデオカウント値の移動平均値:Ave_Vcの算出方法について説明する。
N−1枚目終了後の過去M枚のビデオカウント値の移動平均値:Ave_Vc(N)は以下の数式9より算出される。算出にあたっては、N枚目の画像形成時のビデオカウント値:Vc(N)と、N−1枚目終了時点での、過去M枚のビデオカウント値の移動平均値:Ave_Vc(N−1)の値を用いる。
Ave_Vc(N)=(M−1)/M×Ave_Vc(N−1)+1/M×Vc(N) …(数式9)
図9のステップ(S108)で、過去M枚のビデオカウント値の移動平均値:Ave_Vc(N)が所定値以上(C以上)の場合は、強制補給シーケンスを実施する(S10)。
一方、Ave_Vc(N)が所定値未満(C未満)の場合は、強制補給シーケンスを実施せず、残補給量:M(remain)をリセットする(S9)。そして、このまま画像形成終了後に画像形成を継続することができる。
ここで、残補給量:M(remain)をリセットする理由は次の通りである。すなわち、残補給量:M(remain)はどんどん加算されてしまうので、リセットしないと、その後強制補給シーケンスを実施した時の補給モータ73の回転回数が多くなりすぎてしまうためである。
以後のフロー、すなわち、ステップ(S110)乃至ステップ(S115)の順序は第1実施形態と同じである。ここで、上述のように、図4のステップ(S14)に相当する行程は削除している。Ave_Vc(N)はリセットしなくても、その後の画像形成時のビデオカウント値で値は増減するので、リセットする必要はないためである。
以下、第2実施形態の効果を説明する。図10は第2実施形態の画像比率10%での効果を示した図である。図10では、画像比率が10%の画像を出力したときの、トナーボトル7がトナーなしになる直前のインダクタンスセンサ26での検知TD比の推移を示す。そして、(a)は比較例として、第1実施形態の構成でA=2046とした場合であり、(b)は第2実施形態の構成でC=205とした場合である。また、図10において、黒塗り三角時に強制補給シーケンスを実施している。
図10の(a)と(b)の比較より、第2実施形態の構成では、強制補給シーケンスの実施回数を0回にすることができた。また、そのときのトナーボトル7の残トナー量は、(a)でA=2046の場合が10.2gであり、(b)でC=205の場合が10.1gと、ほぼ差は生じなかった。よって、第2実施形態の構成では、低画像比率のとき、強制補給シーケンスの実施回数を減らすことができる。
次に、図11は第2実施形態の画像比率80%での効果を示した図である。図11では、画像比率が80%の画像を出力したときの、トナーボトル7がトナーなしになる直前のインダクタンスセンサ26での検知TD比の推移を示す。そして、(a)は比較例として、第1実施形態の構成でA=2046とした場合であり、(b)は第2実施形態の構成でC=205とした場合である。また、図11において、黒塗り三角時に強制補給シーケンスを実施している。
図11より、第2実施形態の構成では、強制補給シーケンスの実施回数は、(a)の8回と比較して(b)の10回と増加している。ただし、そのときのトナーボトル7の残トナー量は、(a)でA=2046の場合の11.1gと比較して、(b)でC=205の場合の10.5gと減少している。すなわち、第2実施形態の構成の方が、残トナー量を少なくする効果が得られている。
よって、第2実施形態の構成では、高画像比率のときには、強制補給シーケンスの実施回数を従来構成同等に維持する一方で、トナーボトル7の残トナー量を減らすことができるという効果がある。
IP…画像形成部
1…感光体ドラム
2…現像器
7…トナーボトル
12…スキャナー部
26…インダクタンスセンサ
27…現像駆動モータ
31…画像濃度センサ
73…補給モータ
91…ビデオカウンタ
100…制御部
232…現像スリーブ
300…表示器

Claims (6)

  1. 像担持体と、
    現像剤を担持する現像剤担持体を備え、前記像担持体に形成される静電像を現像する現像装置と、
    前記現像装置にトナーを補給する着脱可能な補給容器と、
    前記現像装置の現像剤中のトナーの濃度を検出する濃度検知部と、
    前記濃度検知部の出力に基づいて前記補給容器の交換を判定する判定部と、
    前記濃度検知部の出力に基づいて前記補給容器から前記現像装置に補給するトナー量を設定する設定部と、
    出力する画像の画像量をカウントするカウント部と、
    前記設定部に基づき画像形成動作中に前記補給容器から前記現像装置へトナーの補給動作を行う補給モードと、前記設定部に基づき画像形成動作を中断して前記補給容器から前記現像装置へトナーの補給動作を行う強制補給モードと、を実行可能な制御部と、を有し、
    前記制御部は、補給されたトナー量が前記設定部で設定されたトナー量よりも所定の範囲を超えて少ない場合に、前回の強制補給モードの実行から前記カウント部で積算された画像量が所定量を超えた後に強制補給モードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記設定されたトナー量は前記濃度検知部の出力に基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補給容器は回転して前記現像装置にトナーを補給し、前記補給されたトナー量は前記補給容器の回転数を用いて算出される値であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像量はビデオカウント値であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記濃度検知部により現像剤中のトナーの濃度が所定値よりも小さいことが検知されたら、前記補給容器の交換の表示が行われることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、補給されたトナー量が現像装置に補給する設定されたトナー量よりも所定の範囲を超えて少なく、前回の強制補給モードの実行から積算した画像量が所定量を超えていない場合には、画像形成可能とすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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