JP6200054B2 - 半導体装置の作製方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路の微細化技術に関する。本明細書で開示する発明の中には、半
導体集積回路を構成する要素としてシリコン半導体の他に化合物半導体によって構成され
る素子が含まれ、その一例としてワイドギャップ半導体を適用したものが開示される。
なお、本明細書中において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装
置全般を指し、電気光学装置、半導体回路および電子機器は全て半導体装置である。
半導体記憶装置としてシリコン基板を用いたダイナミックRAM(DRAM)は良く知
られた製品であり、今日においても各種電子機器の中で使われている。DRAMの中核部
を構成するメモリセルは書き込み及び読み出し用のトランジスタとキャパシタによって構
成されている。
DRAMは、揮発性記憶装置の一例であり、揮発性記憶装置の別の例としてはSRAM(
Static Random Access Memory)がある。SRAMは、フリ
ップフロップなどの回路を用いて記憶内容を保持するため、リフレッシュ動作が不要であ
り、この点においてはDRAMより有利である。しかし、フリップフロップなどの回路を
用いているため、記憶容量あたりの単価が高くなるという問題がある。また、電力の供給
がなくなると記憶内容が失われるという点については、DRAMと変わるところはない。
また、不揮発性記憶装置の例としては、フラッシュメモリがある。フラッシュメモリは、
トランジスタのゲート電極とチャネル形成領域との間にフローティングゲートを有し、当
該フローティングゲートに電荷を保持させることで記憶を行うため、データの保持期間は
極めて長く(半永久的)、揮発性記憶装置で必要なリフレッシュ動作が不要であるという
利点を有している。
しかし、書き込みの際に生じるトンネル電流によって記憶素子を構成するゲート絶縁層が
劣化するため、書き込みを何度も繰り返すことで、記憶素子が機能しなくなるという問題
が生じる。この問題を回避するために、例えば、各記憶素子の書き込み回数を均一化する
手法が採られるが、これを実現するためには、複雑な周辺回路が必要になってしまう。そ
して、このような手法を採用しても、根本的な寿命の問題が解消するわけではない。つま
り、フラッシュメモリは、情報の書き換え頻度が高い用途には不向きである。
また、フローティングゲートに電荷を注入し、または、その電荷を除去するためには、高
い電圧が必要である。さらに、電荷の注入、または除去のためには比較的長い時間を要し
、書き込み、消去の高速化が容易ではないという問題もある。
DRAMなどに代表される揮発性記憶装置は、シリコン基板を用い、他の半導体集積回
路と同様にスケーリング則に従って回路パターンの微細化が進められてきたが、デザイン
ルールを100nm以下にすることは難しいと考えられていた時期もあった。その理由の
一つとして、トランジスタのチャネル長が100nm以下となると、短チャネル効果によ
りパンチスルー電流が流れやすくなり、トランジスタがスイッチング素子として機能しな
くなることが問題視されていた。もっとも、パンチスルー電流を防ぐにはシリコン基板に
高濃度の不純物をドーピングすれば良いが、そうするとソースと基板間又はドレインと基
板間に接合リーク電流が流れやすくなり、結局はメモリの保持特性を低下させてしまう原
因となってしまい、この問題の解決策としては適切ではなかった。
特許文献1にメモリとして、酸化物半導体層を用いたトランジスタを利用する技術が開示
されている。
また、非特許文献1にアモルファス構造のIGZOを用いたトランジスタのチャネル長が
50nmであることが開示されている。
特開2011−171702号公報
Ihun Song et al.、「Short Channel Characteristics of Gallium−Indium−Zinc−Oxide Thin Film Transistors for Three−Dimensional Stacking Memory」 IEEE ELECTRON DEVICE LETTERS,VOL.29 No.6,June 2008、p.549−552
酸化物半導体層を用い、チャネル長が50nm未満のトランジスタを含む半導体装置、及
びその作製方法を提供することを課題の一つとする。
また、チャネル長が短くなると寄生チャネルのリークが問題となる。そこで寄生チャネル
のリークを低減するトランジスタ構成を提供することを課題の一つとする。
また、電力が供給されない状況でも記憶内容の保持が可能で、かつ、書き込み回数にも制
限が無い、新たな構造の半導体装置を提供することも課題の一つとする。
単結晶シリコンなどの半導体材料を含む基板に設けられたチャネル形成領域を有する第1
のトランジスタ上に、酸化物半導体層をチャネル形成領域とする第2のトランジスタを設
ける。第2のトランジスタは、酸化物半導体層上に接して形成する導電膜を選択的にエッ
チングしてソース電極層及びドレイン電極層を形成する。
第2のトランジスタのソース電極層とドレイン電極層の間隔は、第2のトランジスタのチ
ャネル長Lとなる。チャネル長Lを50nm未満とするため、電子ビームを用いてレジス
トを露光し、現像したマスクを導電膜のエッチングマスクとして用いる。
本明細書で開示する発明の構成は、ゲート電極層上にゲート絶縁層を形成し、ゲート絶縁
層上に酸化物半導体層を形成し、酸化物半導体層上に第1の導電層および第2の導電層を
形成し、第1の導電層および第2の導電層上に導電膜を形成し、導電膜上にレジストを形
成し、電子ビームを用いた露光(電子ビーム露光ともいう)を行った後、導電膜を選択的
にエッチングして第1の導電層上に第3の導電層と、第2の導電層上に第4の導電層を形
成し、第3の導電層と第4の導電層の間隔は、第1の導電層と第2の導電層の間隔よりも
狭く、第1の導電層および第3の導電層はソース電極であり、第2の導電層および第4の
導電層はドレイン電極である半導体装置の作製方法である。
上記作製方法により得られる半導体装置も特徴を有しており、その構成は、半導体基板上
にゲート電極層と、ゲート電極層上にゲート電極層と重なる酸化物半導体層と、酸化物半
導体層上に第1の導電層と、第1の導電層上に接する第3の導電層と、酸化物半導体層上
に第2の導電層と、第2の導電層上に接する第4の導電層と、第3の導電層および第4の
導電層上に接し、且つ、酸化物半導体層と一部接する絶縁層とを有し、第3の導電層と第
4の導電層の間隔は、第1の導電層と第2の導電層の間隔よりも狭く、第1の導電層およ
び第3の導電層はソース電極であり、第2の導電層および第4の導電層はドレイン電極で
あることを特徴とする半導体装置である。
なお、上記半導体装置において、酸化物半導体層上に導電膜を積層し、第1の導電層上に
接して第3の導電層を設け、第2の導電層上に接して第4の導電層を設けてもよく、第5
の導電層は、第3の導電層上に形成し、第6の導電層は、第4の導電層上に形成してもよ
い。本明細書で開示する発明の他の構成は、半導体基板上にゲート電極層と、ゲート電極
層上にゲート電極層と重なる酸化物半導体層と、酸化物半導体層上に第1の導電層と、第
1の導電層上に接する第3の導電層と、第3の導電層上に接する第5の導電層と、酸化物
半導体層上に第2の導電層と、第2の導電層上に接する第4の導電層と、第4の導電層上
に接する第6の導電層と、前記第5の導電層および前記第6の導電層上に接し、且つ、酸
化物半導体層と一部接する絶縁層とを有し、第5の導電層と第6の導電層の間隔は、第1
の導電層と第2の導電層の間隔よりも狭く、第1の導電層、第3の導電層、および第5の
導電層はソース電極であり、第2の導電層、第4の導電層、および第6の導電層はドレイ
ン電極であることを特徴とする半導体装置である。
上記半導体装置の作製方法は、ゲート電極層上にゲート絶縁層を形成し、ゲート絶縁層上
に酸化物半導体層を形成し、酸化物半導体層上に第1の導電層および第2の導電層を形成
し、第1の導電層および第2の導電層上に導電膜を形成し、導電膜上にレジストを形成し
、電子ビーム露光を行った後、導電膜を選択的にエッチングして第1の導電層上に第5の
導電層と、第2の導電層上に第6の導電層を形成し、第5の導電層と第6の導電層の間隔
は、第1の導電層と第2の導電層の間隔よりも狭く、第1の導電層および第5の導電層は
ソース電極であり、第2の導電層および第6の導電層はドレイン電極である。なお、上記
構成において、第1の導電層と第5の導電層の間に第3の導電層を設け、第2の導電層と
第6の導電層の間に第4の導電層を設ける。
上記各作製方法において、第3の導電層と第4の導電層の間隔は、電子ビーム露光によっ
て決定され、第1の導電層と第2の導電層の間隔は、フォトマスクを用いた露光によって
決定されることを特徴とする半導体装置の作製方法である。
また、上記作製方法の構成とは工程順序を変えて、電子ビーム露光を用いたマスクを用い
て第1の導電層と第2の導電層の形成を行った後、フォトマスクを用いた露光によって第
3の導電層及び第4の導電層を形成してもよく、本明細書で開示する他の発明の構成は、
ゲート電極層上にゲート絶縁層を形成し、ゲート絶縁層上に酸化物半導体層を形成し、酸
化物半導体層上に導電膜を形成し、導電膜上にポジ型のレジストを形成し、電子ビーム露
光を行った後、導電膜を選択的にエッチングして第1の導電層及び第2の導電層を形成し
、第1の導電層上に一部接する第3の導電層と、第2の導電層上に一部接する第4の導電
層を形成し、第1の導電層と第2の導電層の間隔は、第3の導電層と第4の導電層の間隔
よりも狭く、第1の導電層及び第3の導電層はソース電極であり、第2の導電層及び第4
の導電層はドレイン電極であることを特徴とする半導体装置の作製方法である。上記作製
工程において、酸化物半導体層のチャネル長方向の幅は、ゲート電極層のチャネル長方向
の幅よりも広い。これにより、例えば酸化物半導体層よりも下の絶縁層から酸素を酸化物
半導体層に供給しやすくできる。
上記作製方法において、第1の導電層と第2の導電層の間隔は、電子ビーム露光によって
決定され、第3の導電層と第4の導電層の間隔は、フォトマスクを用いた露光によって決
定されることを特徴とする半導体装置の作製方法である。上記構成において、半導体装置
のチャネル長は、第1の導電層と第2の導電層の間隔であることを特徴とする半導体装置
の作製方法である。
また、酸化物半導体層は、フォトリソ技術などによって島状などの所望の形状(例えば、
パターン形状)とする場合、酸化物半導体層の端面がエッチングガスや、大気成分や、水
分などに曝されて端面が低抵抗化する恐れがある。そのため、チャネル長が50nm未満
であるチャネル形成領域が酸化物半導体層の端面近傍に形成されるようなレイアウトであ
ると、リークが増大する恐れがある。そこで、ソース電極層とドレイン電極層の間に、チ
ャネル長Lが50nm未満であるチャネル形成領域と、チャネル長Lよりも広い間隔L’
を有する領域とを設けるレイアウトとする。このようなレイアウトとすることで、寄生チ
ャネルのリークを低減することができる。なお、チャネル形成領域は、第2のトランジス
タのソース電極層とドレイン電極層の間隔のうち最短距離の領域となる。
本明細書で開示する他の発明の構成は、ゲート電極層上にゲート絶縁層を形成し、ゲート
絶縁層上に酸化物半導体層を形成し、酸化物半導体層上に導電膜を形成し、導電膜上にポ
ジ型のレジストを形成し、電子ビーム露光を行った後、導電膜のエッチングを行い、幅の
異なる開口を形成し、酸化物半導体層上において間隔の異なる第1の導電層及び第2の導
電層を形成し、第1の導電層上に一部接する第3の導電層と、第2の導電層上に一部接す
る第4の導電層を形成し、第1の導電層と第2の導電層の間隔は、第3の導電層と第4の
導電層の間隔よりも狭く、第1の導電層及び第3の導電層はソース電極であり、第2の導
電層及び第4の導電層はドレイン電極であることを特徴とする半導体装置の作製方法であ
る。
また、上記構成において、酸化物半導体層上において間隔の異なる第1の導電層及び第2
の導電層は、電子ビーム露光によって間隔が決定されるが、間隔の広い方はフォトマスク
を用いてもよく、その他の発明の構成は、ゲート電極層上にゲート絶縁層を形成し、ゲー
ト絶縁層上に酸化物半導体層を形成し、酸化物半導体層上に導電膜を形成し、導電膜上に
ポジ型のレジストを形成し、電子ビーム露光を行った後、第1のエッチングを行い、さら
に導電膜を第1のマスクを用いて第2のエッチングを行い、第2のマスクを用いて第3の
エッチングを行って第1の導電層及び第2の導電層を形成し、第1の導電層上に一部接す
る第3の導電層と、第2の導電層上に一部接する第4の導電層を形成し、第1の導電層と
第2の導電層の間隔は、第3の導電層と第4の導電層の間隔よりも狭く、第1の導電層及
び第3の導電層はソース電極であり、第2の導電層及び第4の導電層はドレイン電極であ
ることを特徴とする半導体装置の作製方法である。
上記構成において、第1の導電層と第2の導電層の最短の間隔である第1の間隔は、電子
ビーム露光によって決定され、第1の導電層と第2の導電層の第2の間隔は、フォトマス
クを用いた露光によって決定されることを特徴の一つとしている。また、上記構成におい
て、酸化物半導体層と重なる第1の導電層及び酸化物半導体層と重なる第2の導電層は、
第1の間隔と、該第1の間隔よりも広い第2の間隔を有し、第1の間隔は、トランジスタ
のチャネル長と同じであることを特徴の一つとしている。
また、上記各構成において、ゲート絶縁層は、平坦化処理されていることを特徴とする半
導体装置の作製方法である。ゲート絶縁層を平坦とすることで、ゲート絶縁層上方に形成
するレジストに対して電子ビーム露光する際に精密に露光を行うことができる。
また、上記酸化物半導体層は、銅、アルミニウム、塩素などの不純物がほとんど含まれな
い高純度化されたものであることが望ましい。トランジスタの製造工程において、これら
の不純物が混入または酸化物半導体層表面に付着する恐れのない工程を適宜選択すること
が好ましく、酸化物半導体層表面に付着した場合には、シュウ酸や希フッ酸などに曝す、
またはプラズマ処理(NOプラズマ処理など)を行うことにより、酸化物半導体層表面
の不純物を除去することが好ましい。具体的には、酸化物半導体層の銅濃度は1×10
atoms/cm以下、好ましくは1×1017atoms/cm以下とする。ま
た、酸化物半導体層のアルミニウム濃度は1×1018atoms/cm以下とする。
また、酸化物半導体層の塩素濃度は2×1018atoms/cm以下とする。
また、酸化物半導体層は成膜直後において、化学量論的組成より酸素が多い過飽和の状態
とすることが好ましい。例えば、スパッタリング法を用いて酸化物半導体層を成膜する場
合、成膜ガスの酸素の占める割合が多い条件で成膜することが好ましく、特に酸素雰囲気
(酸素ガス100%)で成膜を行うことが好ましい。成膜ガスの酸素の占める割合が多い
条件、特に酸素ガス100%の雰囲気で成膜すると、例えば成膜温度を300℃以上とし
ても、膜中からのZnの放出が抑えられる。
酸化物半導体層は水素などの不純物が十分に除去されることにより、または、十分な酸素
が供給されて酸素が過飽和の状態とされることにより、高純度化されたものであることが
望ましい。具体的には、酸化物半導体層の水素濃度は5×1019atoms/cm
下、望ましくは5×1018atoms/cm以下、より望ましくは5×1017at
oms/cm以下とする。なお、上述の酸化物半導体層中の水素濃度は、二次イオン質
量分析法(SIMS:Secondary Ion Mass Spectrometr
y)で測定されるものである。また、十分な酸素が供給されて酸素が過飽和の状態とする
ため、酸化物半導体層を包みこむように過剰酸素を含む絶縁層(SiOなど)を接して
設ける。
過剰酸素を含む絶縁層は、PCVD法やスパッタ法における成膜条件を適宜設定して膜中
に酸素を多く含ませたSiO膜や、酸化窒化シリコン膜を用いる。また、多くの過剰酸
素を絶縁層に含ませたい場合には、イオン注入法やイオンドーピング法やプラズマ処理に
よって酸素を添加する。
過剰酸素を含む絶縁層の水素濃度が、7.2×1020atoms/cm以上である場
合には、トランジスタの初期特性のバラツキの増大、トランジスタの電気特性に関するチ
ャネル長依存性の増大、さらにBTストレス試験において大きく劣化するため、過剰酸素
を含む絶縁層の水素濃度は、7.2×1020atoms/cm未満とする。即ち、酸
化物半導体層の水素濃度は5×1019atoms/cm以下、且つ、過剰酸素を含む
絶縁層の水素濃度は、7.2×1020atoms/cm未満とすることが好ましい。
さらに酸化物半導体層を包み、且つ、過剰酸素を含む絶縁層の外側に配置されるように、
酸化物半導体層の酸素の放出を抑えるブロッキング層(AlOなど)を設けると好まし
い。
過剰酸素を含む絶縁層またはブロッキング層で酸化物半導体層を包み込むことで、酸化物
半導体層において化学量論的組成とほぼ一致するような状態、または化学量論的組成より
酸素が多い過飽和の状態とすることができる。例えば、酸化物半導体層がIGZOの場合
、化学量論的組成の一例はIn:Ga:Zn:O=1:1:1:4[原子数比]であるが
、酸素が多い過飽和の状態のIGZOに含まれる酸素の原子数比は4より多い状態となる
本発明により、酸化物半導体層を用い、チャネル長が50nm未満のトランジスタを含む
半導体装置を実現できる。また、寄生チャネルのリークを低減するトランジスタ構成を実
現できる。
また、電力が供給されない状況でも記憶内容の保持が可能で、かつ、書き込み回数にも制
限が無いメモリを有する半導体装置を実現できる。
本発明の一態様を示す断面図及び上面図。 本発明の一態様を示す等価回路図。 本発明の一態様の半導体装置の上面図及び断面図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 半導体装置の一態様を示す断面図及び回路図。 半導体装置の一態様を示す斜視図。 半導体装置の一態様を示す断面図。 本発明の一態様の電子機器を示す図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様の半導体装置の断面図及び上面図。 本発明の一態様の半導体装置の上面図。 本発明の一態様の半導体装置の上面図及び断面図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様を示す断面図及び上面図。 本発明の一態様の半導体装置の上面図及び断面図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 本発明の一態様の半導体装置の作製方法を説明する図。 半導体装置の一態様を示す断面図及び回路図。 半導体装置の一態様を示す断面図。
以下では、本明細書に開示する発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
ただし、本明細書に開示する発明は以下の説明に限定されず、その形態および詳細を様々
に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。また、本明細書に開示する発明
は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、第1、第
2として付される序数詞は便宜上用いるものであり、工程順又は積層順を示すものではな
い。また、本明細書において発明を特定するための事項として固有の名称を示すものでは
ない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、半導体装置の一態様を図1を用いて説明する。図1(B)は、トラン
ジスタ420の上面図であり、図1(A)は、図1(B)のX−Yにおける断面図である
図1(A)及び図1(B)に示すトランジスタ420は、基板400上に下地絶縁層43
6と、下地絶縁層436上にゲート電極層401と、ゲート電極層401上に設けられた
ゲート絶縁層402と、ゲート絶縁層402を介してゲート電極層401上に設けられた
酸化物半導体層403と、ドレイン電極層及びソース電極層と、酸化物半導体層403上
に設けられた絶縁層406、絶縁層407と、を含んで構成される。なお、酸化物半導体
層403のうちドレイン電極層あるいはソース電極層が接する部分およびその近傍は、他
の部分より抵抗が低くなることがあり、そのような抵抗の低い領域を、それぞれドレイン
領域、ソース領域と称することがある。
ドレイン電極層は第1のバリア層405c及び第1の低抵抗材料層405aの積層からな
り、ソース電極層は、第2のバリア層405d及び第2の低抵抗材料層405bの積層か
らなる。
また、下地絶縁層436中には、配線層474a及び配線層474bが埋め込まれており
、配線層474aとドレイン電極層(第1のバリア層405c及び第1の低抵抗材料層4
05a)とによって容量430が形成されている。
第1のバリア層405c及び第2のバリア層405dの、第1の低抵抗材料層405a及
び第2の低抵抗材料層405bと重畳する領域は、重畳しない領域と比較して膜厚が大き
い。
下地絶縁層436としては、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸化
窒化アルミニウム、酸化ハフニウム、酸化ガリウムなどの酸化物絶縁膜、窒化シリコン、
窒化酸化シリコン、窒化アルミニウム、窒化酸化アルミニウムなどの窒化物絶縁膜、又は
これらの混合材料を用いて形成することができる。また、これらの化合物を単層構造また
は2層以上の積層構造で形成して用いることができる。
なお、ここで酸化窒化シリコンとは、その組成において窒素よりも酸素の含有量が多いも
のを示し、例として、少なくとも酸素が50原子%以上70原子%以下、窒素が0.5原
子%以上15原子%以下、珪素が25原子%以上35原子%以下の範囲で含まれるものを
いう。但し、上記範囲は、ラザフォード後方散乱法(RBS:Rutherford B
ackscattering Spectrometry)や、水素前方散乱法(HFS
:Hydrogen Forward Scattering)を用いて測定した場合の
ものである。また、構成元素の含有比率は、その合計が100原子%を超えない値をとる
ゲート電極層401の材料は、モリブデン、チタン、タンタル、タングステン、アルミニ
ウム、銅、クロム、ネオジム、スカンジウム等の金属材料またはこれらを主成分とする合
金材料を用いて形成することができる。また、ゲート電極層401としてリン等の不純物
元素をドーピングした多結晶シリコン膜に代表される半導体膜、ニッケルシリサイドなど
のシリサイド膜を用いてもよい。ゲート電極層401は、単層構造としてもよいし、積層
構造としてもよい。
また、ゲート電極層401の材料は、酸化インジウム酸化スズ、酸化タングステンを含む
インジウム酸化物、酸化タングステンを含むインジウム亜鉛酸化物、酸化チタンを含むイ
ンジウム酸化物、酸化チタンを含むインジウム錫酸化物、酸化インジウム酸化亜鉛、酸化
ケイ素を添加したインジウム錫酸化物などの導電性材料を適用することもできる。また、
上記導電性材料と、上記金属材料の積層構造とすることもできる。
また、ゲート電極層401として、窒素を含む金属酸化物膜、具体的には、窒素を含むI
n−Ga−Zn−O膜や、窒素を含むIn−Sn−O膜や、窒素を含むIn−Ga−O膜
や、窒素を含むIn−Zn−O膜や、窒素を含むSn−O膜や、窒素を含むIn−O膜や
、金属窒化膜(InN、SnNなど)を用いることができる。これらの膜は5eV(電子
ボルト)、好ましくは5.5eV(電子ボルト)以上の仕事関数を有し、ゲート電極層と
して用いた場合、トランジスタの電気特性のしきい値電圧をプラスにすることができ、所
謂ノーマリーオフのスイッチング素子を実現できる。
ゲート絶縁層402の材料としては、酸化シリコン膜、酸化ガリウム膜、酸化アルミニウ
ム膜、窒化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、酸化窒化アルミニウム膜、または窒化酸化
シリコン膜を用いて形成することができる。
また、ゲート絶縁層402の材料として酸化ハフニウム、酸化イットリウム、ハフニウム
シリケート(HfSi(x>0、y>0))、窒素が添加されたハフニウムシリケ
ート、ハフニウムアルミネート(HfAl(x>0、y>0))、酸化ランタンな
どのhigh−k材料を用いることでゲートリーク電流を低減できる。さらに、ゲート絶
縁層402は、単層構造としても良いし、積層構造としても良い。
また、ゲート絶縁層402は、過剰酸素を含む絶縁層で構成される。ゲート絶縁層402
が酸素を過剰に含むことで、酸化物半導体層403に酸素を供給することができる。
ドレイン電極層は、第1のバリア層405cと、第1のバリア層405c上の第1の低抵
抗材料層405aとで構成されている。第1の低抵抗材料層405aはアルミニウムなど
を用いて形成し、第1のバリア層405cは、チタンやタングステンやモリブデン、また
は窒化チタン、窒化タンタルなどを用いる。第1のバリア層405cは、第1の低抵抗材
料層405aが酸化物半導体層403と接触して酸化されることをブロックしている。
ソース電極層は、第2のバリア層405dと、第2のバリア層405d上の第2の低抵抗
材料層405b、とで構成されている。第2の低抵抗材料層405bはアルミニウムなど
を用いて形成し、第2のバリア層405dは、チタンやタングステンやモリブデン、また
は窒化チタン、窒化タンタルなどを用いる。第2のバリア層405dは、第2の低抵抗材
料層405bが酸化物半導体層403と接触して酸化されることをブロックしている。
トランジスタ420のチャネル長Lは、第1のバリア層405cと第2のバリア層405
dの間隔で決定され、第1のバリア層405cと第2のバリア層405dの間隔は電子ビ
ームを用いた露光によって得られるレジストをマスクとしてエッチングすることにより決
定される。電子ビームを用いることによって精密に露光、現像を行うことで精細なパター
ンを実現し、第1のバリア層405cと第2のバリア層405dの間隔、即ちチャネル長
Lを50nm未満、例えば20nmや30nmにすることができる。電子ビームは、加速
電圧が高いほど微細パターンを得ることができる。また、電子ビームは、マルチビームと
して基板1枚あたりの処理時間を短縮することもできる。なお、チャネル長Lを決定する
領域以外は、フォトマスクを用いたエッチングによって第1のバリア層405cと第2の
バリア層405dを形成すればよい。なお、第1のバリア層405cと第2のバリア層4
05dの膜厚は、5nm以上30nm以下、好ましくは10nm以下である。
ここで、第1のバリア層405c及び第2のバリア層405dの間隔を電子ビームを用い
たレジストをマスクとしてエッチングによって作製する方法について、図12を用いて説
明する。なお、より詳細なトランジスタの作製方法については、実施の形態2で述べる。
酸化物半導体層403上に、第1のバリア層405c及び第2のバリア層405dとなる
導電膜404及び第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bとなる導
電膜405を成膜する(図12(A)参照)。
続いて、導電膜405上にフォトリソグラフィ工程により第1のレジストマスクを形成し
、選択的にエッチングを行って第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層40
5bを形成する(図12(B)参照)。
このとき、導電膜405と一緒に導電膜404もエッチングされ、膜厚が減少する場合が
ある。したがって、エッチング条件を導電膜404に対する導電膜405のエッチング選
択比が高いエッチング条件とすることが好ましい。導電膜404に対する導電膜405の
エッチング選択比が高いと、導電膜405のエッチングを行った際に、導電膜404も一
緒にエッチングされ、膜厚が薄くなる現象を低減することができる。
続いて、導電膜404上にレジストを形成し、該レジストに対して電子ビームを用いた露
光を行い、第2のレジストマスクを形成する。第2のレジストマスクは、トランジスタ4
20のチャネル領域となる部分以外に重畳して形成する。第2のレジストマスクを用いて
導電膜404をエッチングし、第1のバリア層405cおよび第2のバリア層405dを
形成する(図12(C)参照)。図12(C)は、図1(A)と第1のバリア層405c
、及び第2のバリア層405dのパターン形状が異なっている。
レジスト材料としては、例えばシロキサン系レジストまたはポリスチレン系レジストなど
を用いることができる。なお、作製するパターンの幅が小さいため、ネガ型レジストより
もポジ型レジストを用いることが好ましい。例えば、パターンの幅が30nmの場合には
、レジストの厚さを30nmとすることができる。
このとき、電子ビームの照射が可能な電子ビーム描画装置において、例えば、加速電圧は
5kV〜50kVであることが好ましい。また、電流強度は、5×10―12〜1×10
―11Aであることが好ましい。また、最小ビーム径は、2nm以下であることが好まし
い。また、作製可能なパターンの最小線幅が8nm以下であることが好ましい。
上記条件により、例えばパターンの幅を30nm以下、好ましくは20nm以下さらに好
ましくは8nm以下にすることができる。
なお、ここでは、第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bを形成し
た後に電子ビームを用いた露光によってレジストマスクを形成し、第1のバリア層405
c及び第2のバリア層405dを形成する方法について示したが、第1の低抵抗材料層、
第2の低抵抗材料層、第1のバリア層及び第2のバリア層を作製する順番はこれに限定さ
れない。
電子ビームを用いた露光によってレジストマスクを形成し、導電膜404をエッチングし
てチャネル形成領域を露出させた後は、レジストマスクを除去し、露出している酸化物半
導体層の表面にプラズマ処理(NOガスやO2ガス)や、洗浄(水またはシュウ酸また
は希フッ酸(100倍希釈))を行うことが好ましい。シュウ酸や希フッ酸などに曝す、
或いはプラズマ処理(NOプラズマ処理など)を行うことにより、酸化物半導体層表面
の不純物を除去することが好ましい。具体的には、酸化物半導体層の銅濃度は1×10
atoms/cm以下、好ましくは1×1017atoms/cm以下とする。ま
た、酸化物半導体層のアルミニウム濃度は1×1018atoms/cm以下とする。
また、酸化物半導体層の塩素濃度は2×1018atoms/cm以下とする。
なお、基板400には半導体素子が設けられているが、ここでは簡略化のため省略してい
る。また、基板400上には、配線層474a、474bと、配線層474a、474b
を覆う下地絶縁層436が設けられており、その一部が図2に示すメモリ構成の一つとな
っている。図2にトランジスタ420と基板400に設けられているトランジスタ431
との接続を示す等価回路の一例を示す。
また、図2に示す容量430は、トランジスタ420のドレイン電極層(第1のバリア層
405cと第1の低抵抗材料層405a)と、配線層474aとを一対の電極とし、下地
絶縁層436及びゲート絶縁層402を誘電体とする容量である。図1(A)およびその
一部断面図を示す図1(B)に示すように、第1の低抵抗材料層405aと配線層474
aとが重なって容量を形成している。なお、図12(C)に示す断面図においては、第1
の低抵抗材料層405aと配線層474aとが重なっていないが、他の場所で第1の低抵
抗材料層405aと配線層474aとが重なるようなレイアウトとする。
図2に示すメモリ構成は、電力が供給されない状況でも記憶内容の保持が可能で、かつ、
書き込み回数にも制限が無いというメリットを有している。なお、図2に示すメモリ構成
については、実施の形態4、実施の形態5において詳細を述べる。
酸化物半導体層403に用いる酸化物半導体としては、少なくともインジウム(In)を
含む。特にInと亜鉛(Zn)を含むことが好ましい。また、該酸化物半導体を用いたト
ランジスタの電気特性のばらつきを減らすためのスタビライザーとして、それらに加えて
ガリウム(Ga)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてスズ(Sn)を
有することが好ましい。また、スタビライザーとしてハフニウム(Hf)を有することが
好ましい。また、スタビライザーとしてアルミニウム(Al)を有することが好ましい。
また、スタビライザーとしてジルコニウム(Zr)を有することが好ましい。
また、他のスタビライザーとして、ランタノイドである、ランタン(La)、セリウム(
Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム
(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホル
ミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ル
テチウム(Lu)のいずれか一種あるいは複数種を有してもよい。
例えば、酸化物半導体として、酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛、二元系金属の酸化
物であるIn−Zn系酸化物、In−Mg系酸化物、In−Ga系酸化物、三元系金属の
酸化物であるIn−Ga−Zn系酸化物(IGZOとも表記する)、In−Al−Zn系
酸化物、In−Sn−Zn系酸化物、In−Hf−Zn系酸化物、In−La−Zn系酸
化物、In−Ce−Zn系酸化物、In−Pr−Zn系酸化物、In−Nd−Zn系酸化
物、In−Sm−Zn系酸化物、In−Eu−Zn系酸化物、In−Gd−Zn系酸化物
、In−Tb−Zn系酸化物、In−Dy−Zn系酸化物、In−Ho−Zn系酸化物、
In−Er−Zn系酸化物、In−Tm−Zn系酸化物、In−Yb−Zn系酸化物、I
n−Lu−Zn系酸化物、四元系金属の酸化物であるIn−Sn−Ga−Zn系酸化物、
In−Hf−Ga−Zn系酸化物、In−Al−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Al
−Zn系酸化物、In−Sn−Hf−Zn系酸化物、In−Hf−Al−Zn系酸化物を
用いることができる。
なお、ここで、例えば、In−Ga−Zn系酸化物とは、InとGaとZnを主成分とし
て有する酸化物という意味であり、InとGaとZnの比率は問わない。また、InとG
aとZn以外の金属元素が入っていてもよい。
また、酸化物半導体として、InMO(ZnO)(m>0、且つ、mは整数でない)
で表記される材料を用いてもよい。なお、Mは、Ga、Fe、Mn及びCoから選ばれた
一の金属元素又は複数の金属元素を示す。また、酸化物半導体として、InSnO
ZnO)(n>0、且つ、nは整数)で表記される材料を用いてもよい。
例えば、In:Ga:Zn=1:1:1(=1/3:1/3:1/3)、In:Ga:Z
n=2:2:1(=2/5:2/5:1/5)、あるいはIn:Ga:Zn=3:1:2
(=1/2:1/6:1/3)の原子数比のIn−Ga−Zn系酸化物やその組成の近傍
の酸化物を用いることができる。あるいは、In:Sn:Zn=1:1:1(=1/3:
1/3:1/3)、In:Sn:Zn=2:1:3(=1/3:1/6:1/2)あるい
はIn:Sn:Zn=2:1:5(=1/4:1/8:5/8)の原子数比のIn−Sn
−Zn系酸化物やその組成の近傍の酸化物を用いるとよい。
しかし、インジウムを含む酸化物半導体は、これらに限られず、必要とする半導体特性(
移動度、しきい値、ばらつき等)に応じて適切な組成のものを用いればよい。また、必要
とする半導体特性を得るために、キャリア濃度や不純物濃度、欠陥密度、金属元素と酸素
の原子数比、原子間距離、密度等を適切なものとすることが好ましい。
例えば、In−Sn−Zn系酸化物では比較的容易に高い移動度が得られる。しかしなが
ら、In−Ga−Zn系酸化物でも、バルク内欠陥密度を低くすることにより移動度を上
げることができる。
なお、例えば、In、Ga、Znの原子数比がIn:Ga:Zn=a:b:c(a+b+
c=1)である酸化物の組成が、原子数比がIn:Ga:Zn=A:B:C(A+B+C
=1)の酸化物の組成の近傍であるとは、a、b、cが、(a−A)+(b−B)
(c−C)≦rを満たすことをいい、rは、例えば、0.05とすればよい。他の酸
化物でも同様である。
酸化物半導体層403は、単結晶、多結晶(ポリクリスタルともいう。)または非晶質な
どの状態をとる。
好ましくは、酸化物半導体層は、CAAC−OS(C Axis Aligned Cr
ystalline Oxide Semiconductor)膜とする。
CAAC−OS膜は、完全な単結晶ではなく、完全な非晶質でもない。CAAC−OS膜
は、非晶質相に結晶部及び非晶質部を有する結晶−非晶質混相構造の酸化物半導体膜であ
る。なお、当該結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさであることが
多い。また、透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron
Microscope)による観察像では、CAAC−OS膜に含まれる非晶質部と結
晶部との境界は明確ではない。また、TEMによってCAAC−OS膜には粒界(グレイ
ンバウンダリーともいう。)は確認できない。そのため、CAAC−OS膜は、粒界に起
因する電子移動度の低下が抑制される。
CAAC−OS膜に含まれる結晶部は、c軸がCAAC−OS膜の被形成面の法線ベクト
ルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向に揃い、かつab面に垂直な方向から見て三角
形状または六角形状の原子配列を有し、c軸に垂直な方向から見て金属原子が層状または
金属原子と酸素原子とが層状に配列している。なお、異なる結晶部間で、それぞれa軸お
よびb軸の向きが異なっていてもよい。本明細書において、単に垂直と記載する場合、8
5°以上95°以下の範囲も含まれることとする。また、単に平行と記載する場合、−5
°以上5°以下の範囲も含まれることとする。
なお、CAAC−OS膜において、結晶部の分布が一様でなくてもよい。例えば、CAA
C−OS膜の形成過程において、酸化物半導体膜の表面側から結晶成長させる場合、被形
成面の近傍に対し表面の近傍では結晶部の占める割合が高くなることがある。また、CA
AC−OS膜へ不純物を添加することにより、当該不純物添加領域において結晶部が非晶
質化することもある。
CAAC−OS膜に含まれる結晶部のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面の法線ベクト
ルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向に揃うため、CAAC−OS膜の形状(被形成
面の断面形状または表面の断面形状)によっては互いに異なる方向を向くことがある。な
お、結晶部のc軸の方向は、CAAC−OS膜が形成されたときの被形成面の法線ベクト
ルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向となる。結晶部は、成膜することにより、また
は成膜後に熱処理などの結晶化処理を行うことにより形成される。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気特性の変動
が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体膜を構成する酸素の一部は窒素で置換されてもよい。
また、CAAC−OSのように結晶部を有する酸化物半導体では、よりバルク内欠陥を低
減することができ、表面の平坦性を高めればアモルファス状態の酸化物半導体以上の移動
度を得ることができる。表面の平坦性を高めるためには、平坦な表面上に酸化物半導体を
形成することが好ましく、具体的には、平均面粗さ(Ra)が1nm以下、好ましくは0
.3nm以下、より好ましくは0.1nm以下の表面上に形成するとよい。
なお、Raとは、JIS B0601:2001(ISO4287:1997)で定義さ
れている算術平均粗さを曲面に対して適用できるよう三次元に拡張したものであり、「基
準面から指定面までの偏差の絶対値を平均した値」で表現でき、以下の式にて定義される
ここで、指定面とは、粗さ計測の対象となる面であり、座標(x1,y1,f(x1,y
1)),(x1,y2,f(x1,y2)),(x2,y1,f(x2,y1)),(x
2,y2,f(x2,y2))の4点で表される四角形の領域とし、指定面をxy平面に
投影した長方形の面積をS、基準面の高さ(指定面の平均の高さ)をZとする。Ra
は原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)にて測
定可能である。
酸化物半導体層403の膜厚は、1nm以上30nm以下(好ましくは5nm以上10n
m以下)とし、スパッタリング法、MBE(Molecular Beam Epita
xy)法、CVD法、パルスレーザ堆積法、ALD(Atomic Layer Dep
osition)法等を適宜用いることができる。また、酸化物半導体層403は、スパ
ッタリングターゲット表面に対し、概略垂直に複数の基板表面がセットされた状態で成膜
を行うスパッタ装置を用いて成膜してもよい。
また、絶縁層406は、過剰酸素を含む絶縁層とすることが好ましく、PECVD法やス
パッタ法における成膜条件を適宜設定して膜中に酸素を多く含ませたSiOx膜や、酸化
窒化シリコン膜を用いる。また、多くの過剰酸素を絶縁層に含ませたい場合には、イオン
注入法やイオンドーピング法やプラズマ処理によって酸素を適宜添加すればよい。
また、絶縁層407は、酸化物半導体層の酸素の放出を抑えるブロッキング層(AlOx
など)である。酸化アルミニウム膜(AlOx)は、水素、水分などの不純物、及び酸素
の両方に対して膜を透過させない遮断効果(ブロック効果)が高い。従って、酸化アルミ
ニウム膜は、作製工程中及び作製後において、変動要因となる水素、水分などの不純物の
酸化物半導体膜への混入、及び酸化物半導体を構成する主成分材料である酸素の酸化物半
導体膜からの放出を防止する保護膜として機能する。
本実施の形態に示すトランジスタは、第1のバリア層405cと第2のバリア層405d
の間隔によってチャネル長が決定され、第1のバリア層405cと第2のバリア層405
dの間隔は電子ビームを用いた露光によって得られるレジストをマスクとしてエッチング
することにより決定される。電子ビームを用いることによって精密に露光、現像を行うこ
とで精細なパターンを実現し、チャネル長Lが50nm未満の微細なトランジスタを作製
することができる。
本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み
合わせて用いることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1に示した半導体装置とは別の一態様の半導体装置と、該
半導体装置の作製方法について説明する。
図3に本実施の形態の半導体装置を示す。図3(A)は本実施の形態の半導体装置が有す
るトランジスタの上面図を示し、図3(B)は図3(A)に示すA−B(チャネル長方向
)における断面図であり、図3(C)は、図3(A)に示すC−Dにおける断面図である
。なお、図3(A)において、図面の明瞭化のため、図3(B)、(C)に示した一部の
構成を省略して示している。
なお、本実施の形態では実施の形態1と同様の部分については、図面において同一の符号
を付し、詳細な説明は省略する。
図3に示すトランジスタ440は、基板400上のゲート電極層401と、ゲート電極層
401の側面と接し、ゲート電極層401が埋め込まれた絶縁層432と、絶縁層432
及びゲート電極層401上のゲート絶縁層402と、ゲート絶縁層402上の酸化物半導
体層403と、酸化物半導体層403上の積層からなるソース電極層及び積層からなるド
レイン電極層と、酸化物半導体層403、ソース電極層及びドレイン電極層上の絶縁層4
06と、を有する。
ドレイン電極層は第1のバリア層475aと、第1のバリア層475aと接する第1の低
抵抗材料層405aとからなる。ソース電極層は第2のバリア層475bと、第2のバリ
ア層475bと接する第2の低抵抗材料層405bとからなる。第1のバリア層475a
及び第2のバリア層475bは、それぞれ第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗
材料層405bが酸化物半導体層403と接触して酸化されることをブロックしている。
なお、第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bは酸化物半導体層4
03の側面とそれぞれ接しているが、酸化物半導体層403の膜厚は十分に薄いため、第
1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bが酸化されることを防止でき
る。
また、酸化物半導体層のチャネル長方向(図3のA−B方向)の幅は、ゲート電極層のチ
ャネル長方向の幅よりも広い。これにより、酸化物半導体層403よりも下の絶縁層(例
えば、絶縁層432)から酸素を酸化物半導体層に供給しやすくできる。
第1のバリア層475aと第2のバリア層475bの間隔は、電子ビームを用いた露光に
よって得られるレジストをマスクとして決定される。電子ビームを用いることで、精密に
露光、現像を行うことで、精細なパターンを実現することができる。
トランジスタ440のチャネル長は、第1のバリア層475aと第2のバリア層475b
の間隔であるため、チャネル長を精密に決定することができる微細なトランジスタとする
ことができる。
図4乃至図7にトランジスタ440を有する半導体装置の作製方法の一例を示す。
なお、図4(A3)はトランジスタの作製工程を説明するための上面図であり、図4(A
1)は図4(A3)に示すA−Bにおける断面図であり、図4(A2)は図4(A3)に
示すC−Dにおける断面図である。なお、以下の説明においては、図4(A)とは図4(
A1)乃至図4(A3)のことを指す。また図4(B)乃至図7(C)についても同様で
ある。
まず、基板400上に導電膜を形成し、該導電膜をエッチングして、ゲート電極層401
を形成する。導電膜のエッチングは、ドライエッチングでもウェットエッチングでも、両
方を用いてもよい。
なお、基板400には、実施の形態1に示す半導体装置と同様に、半導体素子、配線層、
配線層を覆う下地絶縁層436等が設けられているが簡略化のためここでは省略する。基
板400に使用することができる基板に大きな制限はないが、少なくとも、後の熱処理に
耐えうる程度の耐熱性を有していることが必要となる。例えば、シリコンや炭化シリコン
などの単結晶半導体基板、多結晶半導体基板、シリコンゲルマニウムなどの化合物半導体
基板、SOI基板などを用いることができる。また、バリウムホウケイ酸ガラスやアルミ
ノホウケイ酸ガラスなどのガラス基板、セラミック基板、石英基板、サファイア基板など
を適用することもできる。
また基板400として、可撓性基板を用いて半導体装置を作製してもよい。可撓性を有す
る半導体装置を作製するには、可撓性基板上にトランジスタ440を直接作製してもよい
し、他の作製基板にトランジスタ440を作製し、その後可撓性基板に剥離、転置しても
よい。なお、作製基板から可撓性基板に剥離、転置するために、作製基板とトランジスタ
440との間に剥離層を設けるとよい。
基板400(又は基板400及び下地膜、配線等)に熱処理を行ってもよい。例えば、高
温のガスを用いて熱処理を行うGRTA(Gas Rapid Thermal Ann
eal)装置により、650℃、1分〜5分間、熱処理を行えばよい。なお、GRTAに
おける高温のガスには、アルゴンなどの希ガス、または窒素のような、熱処理によって被
処理物と反応しない不活性気体が用いられる。また、電気炉により、500℃、30分〜
1時間、熱処理を行ってもよい。
また、ゲート電極層401形成後に、基板400、及びゲート電極層401に熱処理を行
ってもよい。例えば、GRTA装置により、650℃、1分〜5分間、熱処理を行えばよ
い。また、電気炉により、500℃、30分〜1時間、熱処理を行ってもよい。
次いで、ゲート電極層401、基板400を覆うように絶縁層432となる絶縁膜を形成
する。絶縁膜の形成方法としては、スパッタリング法、MBE法、CVD法、パルスレー
ザ堆積法、ALD法等を適宜用いることができる。
絶縁膜としては、下地絶縁層と同様の材料、方法を用いて作製することができる。
次いで、絶縁膜に研磨処理(例えば、化学的機械的研磨(Chemical Mecha
nical Polishing:CMP)処理)や、エッチング処理を行うことでゲー
ト電極層401の上面を絶縁膜から露出させ、ゲート電極層401の上面と高さが一致す
る絶縁層432を形成する(図4(A)参照)。研磨処理またはエッチング処理は複数回
行ってもよく、これらを組み合わせて行ってもよい。組み合わせて行う場合、工程順は特
に限定されない。
絶縁層432を設けることによって、ゲート電極層401上に設けられるゲート絶縁層4
02の被覆性を向上させることができる。また、後の工程で設ける、電子ビームによる露
光が行われるレジストマスクの被形成面の凹凸を平坦にすることができ、該レジストマス
クを薄く形成することができる。
なお、本実施の形態ではゲート電極層401を形成した後に、絶縁層432を形成する方
法を示したが、ゲート電極層401及び絶縁層432の作製方法はこれに限らない。例え
ば、絶縁層432を基板400上に設けた後、エッチング工程等を用いて絶縁層432に
開口を形成し、該開口に導電性の材料を充填することで、ゲート電極層401を形成して
もよい。
次いで、ゲート電極層401及び絶縁層432上にゲート絶縁層402を形成する(図4
(B)参照)。
ゲート絶縁層402の膜厚は、1nm以上300nm以下とし、成膜ガスを用いたCVD
法を用いることができる。CVD法としては、LPCVD法、プラズマCVD法などを用
いることができ、また他の方法としては、塗布法なども用いることができる。
本実施の形態では、ゲート絶縁層402として、プラズマCVD法により膜厚200nm
の酸化窒化シリコン膜を形成する。ゲート絶縁層402の成膜条件は、例えば、SiH
とNOのガス流量比をSiH:NO=4sccm:800sccm、圧力40Pa
、RF電源電力(電源出力)50W、基板温度350℃とすればよい。
ゲート絶縁層402に熱処理による脱水化又は脱水素化処理を行ってもよい。
熱処理の温度は、300℃以上700℃以下、または基板の歪み点未満とする。熱処理の
温度は、ゲート絶縁層402の成膜温度より高い方が、脱水化または脱水素化の効果が高
いため好ましい。例えば、熱処理装置の一つである電気炉に基板を導入し、ゲート絶縁層
402に対して真空下450℃において1時間の熱処理を行う。
なお、熱処理装置は電気炉に限られず、抵抗発熱体などの発熱体からの熱伝導または熱輻
射によって、被処理物を加熱する装置を用いてもよい。例えば、GRTA(Gas Ra
pid Thermal Anneal)装置、LRTA(Lamp Rapid Th
ermal Anneal)装置等のRTA(Rapid Thermal Annea
l)装置を用いることができる。LRTA装置は、ハロゲンランプ、メタルハライドラン
プ、キセノンアークランプ、カーボンアークランプ、高圧ナトリウムランプ、高圧水銀ラ
ンプなどのランプから発する光(電磁波)の輻射により、被処理物を加熱する装置である
。GRTA装置は、高温のガスを用いて熱処理を行う装置である。高温のガスには、アル
ゴンなどの希ガス、または窒素のような、熱処理によって被処理物と反応しない不活性気
体が用いられる。
例えば、熱処理として、650℃〜700℃の高温に加熱した不活性ガス中に基板を入れ
、数分間加熱した後、基板を不活性ガス中から出すGRTAを行ってもよい。
熱処理は、減圧(真空)下、窒素雰囲気下、又は希ガス雰囲気下で行えばよい。また、上
記窒素、または希ガス等の雰囲気に水、水素などが含まれないことが好ましい。また、熱
処理装置に導入する窒素、または希ガスの純度を、6N(99.9999%)以上好まし
くは7N(99.99999%)以上(即ち不純物濃度を1ppm以下、好ましくは0.
1ppm以下)とすることが好ましい。
熱処理によって、ゲート絶縁層402の脱水化または脱水素化を行うことができ、トラン
ジスタの特性変動を引き起こす水素、又は水などの不純物が排除されたゲート絶縁層40
2を形成することができる。
脱水化又は脱水素化処理を行う熱処理において、ゲート絶縁層402表面は水素又は水等
の放出を妨害するような状態(例えば、水素又は水等を通過させない(ブロックする)膜
などを設ける等)とせず、ゲート絶縁層402は表面を露出した状態とすることが好まし
い。
また、脱水化又は脱水素化のための熱処理は、複数回行ってもよく、他の熱処理と兼ねて
もよい。
ゲート絶縁層402において酸化物半導体層403が接して形成される領域に、平坦化処
理を行ってもよい。平坦化処理としては、特に限定されないが、研磨処理(例えば、化学
的機械研磨法(Chemical Mechanical Polishing:CMP
))、ドライエッチング処理、プラズマ処理を用いることができる。
プラズマ処理としては、例えば、アルゴンガスを導入してプラズマを発生させる逆スパッ
タリングを行うことができる。逆スパッタリングとは、アルゴン雰囲気下で基板側にRF
電源を用いて電圧を印加して基板近傍にプラズマを形成して表面を改質する方法である。
なお、アルゴン雰囲気に代えて窒素、ヘリウム、酸素などを用いてもよい。逆スパッタリ
ングを行うと、ゲート絶縁層402の表面に付着している粉状物質(パーティクル、ごみ
ともいう)を除去することができる。
平坦化処理として、研磨処理、ドライエッチング処理、プラズマ処理は複数回行ってもよ
く、それらを組み合わせて行ってもよい。また、組み合わせて行う場合、工程順も特に限
定されず、ゲート絶縁層402表面の凹凸状態に合わせて適宜設定すればよい。
次に、ゲート絶縁層402上に膜状の酸化物半導体膜441を形成する。なお、本実施の
形態では、酸化物半導体膜441は膜状の酸化物半導体膜であり、完成したトランジスタ
440に含まれる酸化物半導体層403は島状の酸化物半導体層である。
なお、酸化物半導体膜441は、成膜時に酸素が多く含まれるような条件(例えば、酸素
100%の雰囲気下でスパッタリング法により成膜を行うなど)で成膜して、酸素を多く
含む(好ましくは酸化物半導体が結晶状態における化学量論的組成に対し、酸素の含有量
が過剰な領域が含まれている)膜とすることが好ましい。
なお、本実施の形態において、酸化物半導体膜441として、AC電源装置を有するスパ
ッタリング装置を用いたスパッタリング法を用い、膜厚35nmのIn−Ga−Zn系酸
化物膜(IGZO膜)を成膜する。本実施の形態において、In:Ga:Zn=1:1:
1(=1/3:1/3:1/3)の原子比のIn−Ga−Zn系酸化物ターゲットを用い
る。なお、成膜条件は、酸素及びアルゴン雰囲気下(酸素流量比率50%)、圧力0.6
Pa、電源電力5kW、基板温度170℃とする。この成膜条件での成膜速度は、16n
m/minである。
酸化物半導体膜441を、成膜する際に用いるスパッタリングガスは水素、水、水酸基又
は水素化物などの不純物が除去された高純度ガスを用いることが好ましい。
減圧状態に保持された成膜室内に基板を保持する。そして、成膜室内の残留水分を除去し
つつ水素及び水分が除去されたスパッタガスを導入し、上記ターゲットを用いて基板40
0上に酸化物半導体膜441を成膜する。成膜室内の残留水分を除去するためには、吸着
型の真空ポンプ、例えば、クライオポンプ、イオンポンプ、チタンサブリメーションポン
プを用いることが好ましい。また、排気手段としては、ターボ分子ポンプにコールドトラ
ップを加えたものであってもよい。クライオポンプを用いて排気した成膜室は、例えば、
水素(水素原子)、水(HO)など水素(水素原子)を含む化合物(より好ましくは炭
素原子を含む化合物も)等が排気されるため、当該成膜室で成膜した酸化物半導体膜44
1に含まれる不純物の濃度を低減できる。
また、ゲート絶縁層402を大気に解放せずにゲート絶縁層402と酸化物半導体膜44
1を連続的に形成することが好ましい。ゲート絶縁層402を大気に曝露せずにゲート絶
縁層402と酸化物半導体膜441を連続して形成すると、ゲート絶縁層402表面に水
素や水分などの不純物が吸着することを防止することができる。
続いて、酸化物半導体膜441及びゲート絶縁層402に酸素ドープ処理を行い、酸素を
過剰に含む酸化物半導体膜441及びゲート絶縁層402を形成する(図4(C)参照)
。ゲート絶縁層402に酸素ドープ処理を行うことにより、酸素451を酸化物半導体膜
441及びゲート絶縁層402に供給して、酸化物半導体膜441及びゲート絶縁層40
2中、又は酸化物半導体膜441及びゲート絶縁層402中及び該界面近傍に酸素を含有
させる。
ドープされる酸素(酸素ラジカル、酸素原子、酸素分子、オゾン、酸素イオン(酸素分子
イオン)、及び/又は酸素クラスタイオン)451は、イオン注入法、イオンドーピング
法、プラズマイマージョンイオンインプランテーション法、プラズマ処理などを用いるこ
とができる。また、イオン注入法にはガスクラスタイオンビームを用いてもよい。酸素の
ドープ処理は、全面を一度に行ってもよいし、線状のイオンビーム等を用いて移動(スキ
ャン)させ行ってもよい。
例えば、ドープされる酸素(酸素ラジカル、酸素原子、酸素分子、オゾン、酸素イオン(
酸素分子イオン)、及び/又は酸素クラスタイオン)451は、酸素を含むガスを用いて
プラズマ発生装置により供給されてもよいし、又はオゾン発生装置により供給されてもよ
い。より具体的には、例えば、半導体装置に対してエッチング処理を行うための装置や、
レジストマスクに対してアッシングを行うための装置などを用いて酸素451を発生させ
、酸化物半導体膜441及びゲート絶縁層402を処理することができる。
酸素ドープ処理には、酸素を含むガスを用いることができる。酸素を含むガスとしては、
酸素、一酸化二窒素、二酸化窒素、二酸化炭素、一酸化炭素などを用いることができる。
また、酸素ドープ処理において、希ガスを用いてもよい。
酸素451のドープ処理は、例えば、イオン注入法で酸素イオンの注入を行う場合、ドー
ズ量を1×1013ions/cm以上5×1016ions/cm以下とすればよ
い。
酸化物半導体膜441と接するゲート絶縁層402が、酸素の供給源となる酸素を多く(
過剰に)含むので、該ゲート絶縁層402から酸化物半導体膜441へ酸素を供給するこ
とができる。
ゲート絶縁層402から酸化物半導体膜441へ酸素を供給する方法としては、酸化物半
導体膜441とゲート絶縁層402とを接した状態で熱処理を行う。熱処理によってゲー
ト絶縁層402から酸化物半導体膜441への酸素の供給を効果的に行うことができる。
なお、ゲート絶縁層402から酸化物半導体膜441への酸素の供給のための熱処理を、
酸化物半導体膜441が島状に加工される前に行うことで、ゲート絶縁層402に含まれ
る酸素が熱処理によって放出されるのを防止することができるため好ましい。
酸化物半導体膜441へ酸素を供給することにより、酸化物半導体膜441中の酸素欠損
を補填することができる。
続いて、酸化物半導体膜441上に導電膜475を形成する(図5(A)参照)。
導電膜475はソース電極層またはドレイン電極層の一層となる第1のバリア層475a
及び第2のバリア層475bとなる層である。
導電膜475としては、例えば、Al、Cr、Cu、Ta、Ti、Mo、Wから選ばれた
元素を含む金属層、または上述した元素を成分とする金属窒化物層(窒化チタン層、窒化
モリブデン層、窒化タングステン層)等を用いることができる。また、Al、Cuなどの
金属層の下側または上側の一方または双方にTi、Mo、Wなどの高融点金属層またはそ
れらの金属窒化物層(窒化チタン層、窒化モリブデン層、窒化タングステン層)を積層さ
せた構成としても良い。また、導電性の金属酸化物で形成しても良い。導電性の金属酸化
物としては、酸化インジウム(In)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(ZnO
)、酸化インジウム酸化スズ(In―SnO)、酸化インジウム酸化亜鉛(In
―ZnO)またはこれらの金属酸化物材料に酸化シリコンを含ませたものを用いる
ことができる。
続いて、導電膜475上にポジ型のレジストを形成し、該レジストに対して電子ビームを
用いた露光を行いレジストマスク453を形成する(図5(B)参照)。レジストマスク
453は、トランジスタ440のチャネル領域となる部分以外に重畳して形成する。図5
(B)より明らかなように、レジストマスク453は、スリット(あるいはスリット状の
溝)を有する。なお、図5(B)では、スリット部が完全に除去されているが、スリット
部にレジストが残存していてもよく、他の部分より薄ければよい。一般に電子ビーム露光
は時間がかかるため、生産性を高めるためには、電子ビームを照射する部分(レジストマ
スク453に形成される溝)は可能な限り単純な形状であることが望ましく、例えば、直
線状、円状、環状とするとよい。また、電子ビームを照射する部分(レジストマスク45
3に形成される溝)の面積は可能な限り小さいことが望ましく、レジストマスク全体の5
%以下、より好ましくはレジストマスク全体の1%以下となるようにするとよい。また、
電子ビームを照射する部分の面積はレジストマスク全体の0.01%以上となるようにす
るとよい。
電子ビームを用いた露光によってレジストマスクを形成する方法については、実施の形態
1に詳細を述べたため、ここでは省略する。なお、実施の形態1では、第1の低抵抗材料
層405a及び第2の低抵抗材料層405bを形成した後に、電子ビームを用いた露光に
よってレジストマスクを形成し、該マスクを用いたエッチングによって第1のバリア層4
75a及び第2のバリア層475bを形成する方法について説明したが、実施の形態2で
は、先に第1のバリア層475a及び第2のバリア層475bに対するエッチングを行う
方法について説明する。
また、電子ビームを用いた露光では、できるだけレジストマスク453は薄い方が好まし
い。レジストマスク453を薄くする場合、被形成面の凹凸をできるだけ平坦にすること
が好ましい。本実施の形態の半導体装置の作製方法では、ゲート電極層401及び絶縁層
432に平坦化処理を行うことにより、ゲート電極層401と絶縁層432による凹凸が
低減されるため、レジストマスクを薄くすることができる。これにより、電子ビームを用
いた露光が容易になる。
次に、レジストマスク453をマスクとして導電膜475を選択的にエッチングし、チャ
ネルが形成される領域に開口部を形成する(図5(C)参照)。ここで、導電膜475が
除去された領域は、トランジスタ440のチャネル形成領域となる。電子ビームによる露
光によってチャネル長を決定することができるため、チャネル長の小さい、例えばチャネ
ル長が50nm未満のトランジスタを作製することができる。
このとき、エッチング条件を、レジストマスク453に対する導電膜475のエッチング
選択比が高い条件とすることが好ましい。例えば、ドライエッチングで、エッチングガス
としてCl及びHBrの混合ガスを用い、Clの流量よりもHBrの流量を高くする
ことが好ましい。例えば、Cl:HBr=20:80の流量比であることが好ましい。
また、誘導結合型プラズマによるエッチング(ICPエッチングともいう)の場合、IC
P電力を500Wとしたとき、バイアス電力を30W〜40W以下とすることにより、レ
ジストマスク453と導電膜475とのエッチング選択比を高くすることができる。
続いて、酸化物半導体膜441及び導電膜475上にフォトリソグラフィ工程によりレジ
ストマスク455を設ける(図6(A)参照)。
なお、レジストマスク455はインクジェット法で形成してもよい。レジストマスクをイ
ンクジェット法で形成するとフォトマスクを使用しないため、製造コストを低減できる。
続いて、レジストマスク455を用いて導電膜475及び酸化物半導体膜441に順にエ
ッチングを行い、島状の第1のバリア層475a、島状の第2のバリア層475b及び島
状の酸化物半導体層403、を形成する(図6(B)参照)。
導電膜475のエッチングには、塩素を含むガス、例えば、塩素(Cl)、三塩化硼素
(BCl)、四塩化珪素(SiCl)、四塩化炭素(CCl)などを含むガスを用
いることができる。また、フッ素を含むガス、例えば、四弗化炭素(CF)、六弗化硫
黄(SF)、三弗化窒素(NF)、トリフルオロメタン(CHF)などを含むガス
を用いることができる。また、これらのガスにヘリウム(He)やアルゴン(Ar)など
の希ガスを添加したガス、などを用いることができる。
エッチング法としては、平行平板型RIE(Reactive Ion Etching
)法や、ICP(Inductively Coupled Plasma:誘導結合型
プラズマ)エッチング法を用いることができる。所望の加工形状にエッチングできるよう
に、エッチング条件(コイル型の電極に印加される電力量、基板側の電極に印加される電
力量、基板側の電極温度等)を適宜調節する。
本実施の形態では、導電膜475としてチタン膜を用いる。導電膜のエッチングは、ドラ
イエッチング法により、膜をエッチングして、第1のバリア層475a、第2のバリア層
475bを形成する。
なお、導電膜475のエッチング工程の際に、酸化物半導体膜441がエッチングされ、
分断することのないようエッチング条件を最適化することが望まれる。しかしながら、導
電膜のみをエッチングし、酸化物半導体膜441を全くエッチングしないという条件を得
ることは難しく、導電膜のエッチングの際に酸化物半導体膜441は一部のみがエッチン
グされ、溝部(凹部)を有する酸化物半導体膜となることもある。
なお、図において第1のバリア層475a及び第2のバリア層475bが第1の低抵抗材
料層405a及び第2の低抵抗材料層405bよりも薄いがこれに限定されない。第1の
バリア層475a及び第2のバリア層475bは、電子ビーム露光により作製したレジス
トマスクを用いて形成されるため、薄い方が製造工程上好ましい。また、第1の低抵抗材
料層405a及び第2の低抵抗材料層405bを厚くすることにより、ソース電極および
ドレイン電極の抵抗を小さくできる。
また、第1のバリア層475a及び第2のバリア層475bの間隔は、第1の低抵抗材料
層405a及び第2の低抵抗材料層405bの間隔よりも狭い。特に第1のバリア層47
5a及び第2のバリア層475bが第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層
405bよりも抵抗が高いため、第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層4
05bの間隔を短くすることにより、ソース電極、酸化物半導体層403、及びドレイン
電極間の抵抗を小さくできる。
続いて、酸化物半導体膜441をエッチングし、島状の酸化物半導体層403を形成する
。なお、酸化物半導体膜441のエッチングは、ドライエッチングでもウェットエッチン
グでもよく、両方を用いてもよい。例えば、酸化物半導体膜441のウェットエッチング
に用いるエッチング液としては、燐酸と酢酸と硝酸を混ぜた溶液などを用いることができ
る。また、ITO−07N(関東化学社製)を用いてもよい。また、ICP(Induc
tively Coupled Plasma:誘導結合型プラズマ)エッチング法によ
るドライエッチングによってエッチング加工してもよい。
次いで、レジストマスク455を除去した後、酸化物半導体層403、第1のバリア層4
75a及び第2のバリア層475b上に導電膜452を形成する(図6(C)参照)。
導電膜452は、第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bとなる導
電膜である。
フォトリソグラフィ工程により導電膜452上にレジストマスク456を形成し(図7(
A)参照)、選択的にエッチングを行って第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗
材料層405bを形成する。第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405
bを形成した後、レジストマスクを除去する(図7(B)参照)。
第1のバリア層475a及び第1の低抵抗材料層405aはトランジスタ440のソース
電極層として機能する。第2のバリア層475b及び第2の低抵抗材料層405bはトラ
ンジスタ440のドレイン電極層として機能する。
導電膜452のエッチングは、導電膜475と同様の条件を用いて行うことができる。
以上の工程で、本実施の形態のトランジスタ440が作製される。
本実施の形態では、積層からなるソース電極層、積層からなるドレイン電極層及び酸化物
半導体層403上に、絶縁層406を形成する(図7(C)参照)。
絶縁層406としては、代表的には酸化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、酸化アルミニ
ウム膜、酸化窒化アルミニウム膜、酸化ハフニウム膜、又は酸化ガリウム膜、窒化シリコ
ン膜、窒化アルミニウム膜、窒化酸化シリコン膜、窒化酸化アルミニウム膜などの無機絶
縁膜の単層又は積層を用いることができる。
なお、絶縁層406に酸素ドーピング処理を行ってもよい。絶縁層406に酸素ドーピン
グ処理を行うことで、酸化物半導体層403に酸素を供給することができる。絶縁層40
6への酸素ドーピングは、上記ゲート絶縁層402及び酸化物半導体層403への酸素ド
ーピング処理と同様の処理を行うことができる。
なお、導電膜452を設けるよりも先に絶縁層406を設け、第1の低抵抗材料層405
a及び第2の低抵抗材料層405bが絶縁層406に設けた開口を介して、第1のバリア
層475a及び第2のバリア層475bとそれぞれ電気的に接続する構成としてもよい。
また、さらに絶縁層406上に緻密性の高い無機絶縁膜を設けてもよい。例えば、絶縁層
406上にスパッタリング法により酸化アルミニウム膜を形成する。酸化アルミニウム膜
を高密度(膜密度3.2g/cm以上、好ましくは3.6g/cm以上)とすること
によって、トランジスタ440に安定な電気特性を付与することができる。膜密度はラザ
フォード後方散乱法や、X線反射率測定法によって測定することができる。
トランジスタ440上に設けられる絶縁膜として用いることのできる酸化アルミニウム膜
は、水素、水分などの不純物、及び酸素の両方に対して膜を通過させない遮断効果(ブロ
ック効果)が高い。
従って、酸化アルミニウム膜は、作製工程中及び作製後において、変動要因となる水素、
水分などの不純物の酸化物半導体層403への混入、及び酸化物半導体を構成する主成分
材料である酸素の酸化物半導体層403からの放出を防止する保護膜として機能する。
また、トランジスタ440起因の表面凹凸を低減するために平坦化絶縁膜を形成してもよ
い。平坦化絶縁膜としては、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、ベンゾシクロブテン系樹脂
、等の有機材料を用いることができる。また上記有機材料の他に、低誘電率材料(low
−k材料)等を用いることができる。なお、これらの材料で形成される絶縁膜を複数積層
させることで、平坦化絶縁膜を形成してもよい。
例えば、平坦化絶縁膜として、膜厚1500nmのアクリル樹脂膜を形成すればよい。ア
クリル樹脂膜は塗布法による塗布後、焼成(例えば窒素雰囲気下250℃1時間)して形
成することができる。
平坦化絶縁膜を形成後、熱処理を行ってもよい。例えば、窒素雰囲気下250℃で1時間
熱処理を行う。
このように、トランジスタ440形成後、熱処理を行ってもよい。また、熱処理は複数回
行ってもよい。
本実施の形態に示すトランジスタは、第1のバリア層475aと第2のバリア層475b
の間隔によってチャネル長が決定され、第1のバリア層475aと第2のバリア層475
bの間隔は電子ビームを用いた露光によって得られるレジストをマスクとしてエッチング
することにより決定される。電子ビームを用いることによって精密に露光、現像を行うこ
とで精細なパターンを実現し、チャネル長Lが50nm未満の微細なトランジスタを作製
することができる。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、実施の形態1及び実施の形態2とは異なる本発明の一態様の半導体装
置の構成について説明する。
図13に本実施の形態の半導体装置を示す。図13(A)は本実施の形態の半導体装置が
有するトランジスタの上面図を示し、図13(B)は図13(A)に示すE−F(チャネ
ル長方向)における断面図であり、図13(C)は、図13(A)に示すG−Hにおける
断面図である。なお、図13(A)において、図面の明瞭化のため、図13(B)、(C
)に示した一部の構成を省略して示している。
なお、本実施の形態では実施の形態1及び実施の形態2と同様の部分については、図面に
おいて同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図13に示すトランジスタ460は、基板400上のゲート電極層401と、ゲート電極
層401の側面と接し、ゲート電極層401が埋め込まれた絶縁層432と、絶縁層43
2及びゲート電極層401上のゲート絶縁層402と、ゲート絶縁層402上の酸化物半
導体層503と、酸化物半導体層503上の積層からなるソース電極層及び積層からなる
ドレイン電極層と、酸化物半導体層503、ソース電極層及びドレイン電極層上の絶縁層
406と、絶縁層406に設けられた開口を介してソース電極層及びドレイン電極層とそ
れぞれ電気的に接続する配線層585a及び配線層585bと、を有する。
積層からなるドレイン電極層は第1のバリア層575aと、第1のバリア層575aと接
する第1の低抵抗材料層505aとからなる。積層からなるソース電極層は第2のバリア
層575bと、第2のバリア層575bと接する第2の低抵抗材料層505bとからなる
。第1のバリア層575a及び第2のバリア層575bは、それぞれ第1の低抵抗材料層
505a及び第2の低抵抗材料層505bが酸化物半導体層503と接触して酸化される
ことをブロックしている。なお、第1の低抵抗材料層505a及び第2の低抵抗材料層5
05bは酸化物半導体層503の側面とそれぞれ接しているが、酸化物半導体層503の
膜厚は十分に薄いため、第1のバリア層575a及び第2のバリア層575bによって、
第1の低抵抗材料層505a及び第2の低抵抗材料層505bが酸化されることはブロッ
クされている。配線層585a及び配線層585bは、第1の低抵抗材料層505a及び
第2の低抵抗材料層505bとそれぞれ電気的に接続する。
第2のバリア層575bは第1のバリア層575aを囲んで形成されている。また、第2
の低抵抗材料層505bは第1の低抵抗材料層505aを囲んで形成されている。トラン
ジスタ460のチャネル形成領域は、第1のバリア層575a及び第2のバリア層575
bに挟まれる領域である。
第1のバリア層575aと第2のバリア層575bとの間隔(図中のL)は、電子ビーム
を用いた露光によって得られるレジストをマスクとして決定される。電子ビームを用いる
ことで、精密に露光、現像を行うことで、精細なパターンを実現することができる。した
がって、トランジスタ460は、チャネル長Lを精密に決定することができる微細なトラ
ンジスタとすることができる。本実施の形態の半導体装置は、図13(A)に示すように
、チャネル形成領域の外周が円形の場合だけでなく、矩形の場合にも適用することができ
る。
なお、図13では、配線層585a及び配線層585bが形成されている開口の大きさ(
図中のL1)は第1のバリア層575aと第2のバリア層575bとの間隔(図中のL)
の数倍程度の大きさであるように示されているが、実際には、L1はLの数十倍以上の大
きさとなる。第1のバリア層575a及び第2のバリア層575bの間隔は、電子ビーム
を用いた露光によって得られるレジストをマスクとして決定されるため、フォトリソグラ
フィ工程によって形成したレジストマスクを用いたエッチングよりも、はるかにチャネル
形成領域を微細に形成することができる。
一般的に、酸化物半導体層の端部は、当該酸化物半導体層の形成工程(エッチング工程)
時に不純物元素(例えば、塩素、弗素、ホウ素、水素など)が混入しやすく、また、酸化
物半導体層から酸素が脱離しやすい箇所である。したがって、酸化物半導体層の端部は低
抵抗化されやすく、寄生チャネルが形成されやすい。
酸化物半導体層の端部に寄生チャネルが形成されるのは、当該端部と電気的に接続される
トランジスタのソース電極層及びドレイン電極層が存在するからである。本実施の形態で
示すトランジスタ460は、ソース電極層となる第2のバリア層575bと第2の低抵抗
材料層505bによって、ドレイン電極層となる第1のバリア層575aと第1の低抵抗
材料層505aが囲まれており、ドレイン電極層が酸化物半導体層503の端部と電気的
に接続されていない。したがって、当該端部に寄生チャネルが形成されにくいトランジス
タとすることができる。
続いて、トランジスタ460の作製方法について説明する。なお、実施の形態1及び実施
の形態2と同様の点については説明を省略する。
トランジスタ460が有する、ゲート電極層401、ゲート絶縁層402、絶縁層432
、酸化物半導体層503は実施の形態1及び実施の形態2に示す方法と同様の材料、方法
を用いて形成することができる。なお、図13において、基板400上には、半導体素子
が形成されているが、簡略化のため省略している。
酸化物半導体層503上には、第1のバリア層575a及び第2のバリア層575bとな
る導電膜が設けられる。該導電膜は実施の形態1及び実施の形態2と同様の材料及び方法
を用いて形成することができる。
第1のバリア層575a及び第2のバリア層575bとなる導電膜上にレジストを形成し
、電子ビームによる露光を用いてレジストをパターニングして、マスクを形成する。レジ
ストによるマスクは酸化物半導体層のチャネル形成領域となる部分以外に重畳して形成す
る。すなわち、レジストによるマスクはリング状の溝を有する。該レジストマスクを用い
てエッチングを行い、第1のバリア層575a及び第2のバリア層575bを形成する。
トランジスタ460のチャネル長は、トランジスタ内のどこでも均等であることが好まし
い。本実施の形態のトランジスタのチャネル形成領域の形状には、曲線が含まれているた
め、電子ビームによる露光によって該曲線をなめらかに、また、線幅を均等に形成するこ
とが好ましい。
電子ビームによる露光によって、線幅が均等でなめらかな曲線を作製するには、例えば、
基板を載せたステージを回転させることによって曲線の露光を行う方法等がある。また、
直線状に移動するステージを用いても、電子ビームによる描画のための図形を複数に分割
し、そのサイズや向きを最適化する方法や、パターンの露光量が一定になるように、図形
を均等な幅でずらして重ね描きする多重描画法等を適用し、トランジスタのチャネル長が
均等になるようにレジストマスクをパターニングすることができる。上記の方法等を用い
て、レジストマスクの線幅を均一に形成し、トランジスタ460のチャネル長を均等にす
ることが好ましい。
上記のように作製することで、本実施の形態の半導体装置は、チャネル形成領域が矩形だ
けでなく、円形の場合についても適用することができる。
第1のバリア層575a及び第2のバリア層575b上に、第1の低抵抗材料層505a
及び第2の低抵抗材料層505bとなる導電膜を形成し、フォトリソグラフィを用いたエ
ッチングによって、該導電膜をエッチングし、第1の低抵抗材料層505a及び第2の低
抵抗材料層505bを形成する。
なお、第1の低抵抗材料層及び第2の低抵抗材料層を形成するエッチングは、実施の形態
1に示すように、第1の低抵抗材料層505a及び第2の低抵抗材料層505bのエッチ
ングを先に行ってから、第1のバリア層575a及び第2のバリア層575bのエッチン
グを行ってもよい。また、実施の形態2に示すように、酸化物半導体層503及び第1の
バリア層575a及び第2のバリア層575bを形成した後に、第1の低抵抗材料層50
5a及び第2の低抵抗材料層505bのエッチングを行ってもよい。
次に、第1のバリア層575a、第2のバリア層575b、第1の低抵抗材料層505a
及び第2の低抵抗材料層505b上に絶縁層406を形成する。絶縁層406は、実施の
形態1及び実施の形態2と同様の方法、材料を用いて形成することができる。
続いて、絶縁層406をエッチングし、第1の低抵抗材料層505a及び第2の低抵抗材
料層505bに達する開口を形成する。絶縁層406のエッチングには、実施の形態1及
び実施の形態2に示したエッチングと同様の方法を適用することができる。
続いて、該開口及び絶縁層406上に、導電膜を形成し、該導電膜をエッチングすること
で、配線層585a及び配線層585bを形成することができる。配線層585a及び配
線層585bはそれぞれ、第1の低抵抗材料層505a及び第2の低抵抗材料層505b
と電気的に接続している。
本実施の形態に示したトランジスタ460は、第1のバリア層575aと第2のバリア層
575bとの間隔は、電子ビームを用いた露光によって得られるレジストをマスクとして
決定される。電子ビームを用いることで、精密に露光、現像を行い、精細なパターンを実
現することができる。
さらに、トランジスタ460は、低抵抗化されやすい酸化物半導体層の端部において、ソ
ース電極層またはドレイン電極層の一方のみが接続しているため、寄生チャネルが形成さ
れにくく、電気特性に優れるトランジスタを提供することができる。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、本明細書に示すトランジスタを使用し、電力が供給されない状況でも
記憶内容の保持が可能で、かつ、書き込み回数にも制限が無い半導体装置(記憶装置)の
一例を、図面を用いて説明する。
図8は、半導体装置の構成の一例である。図8(A)に、半導体装置の断面図を、図8(
B)に半導体装置の回路図をそれぞれ示す。なお、図8(B)は図2と同じような回路構
成を示している。
図8(A)及び図8(B)に示す半導体装置は、下部に第1の半導体材料を用いたトラン
ジスタ3200を有し、上部に第2の半導体材料を用いたトランジスタ3202を有する
ものである。トランジスタ3202としては、実施の形態1で示すトランジスタ420の
構造を適用する例である。
ここで、第1の半導体材料と第2の半導体材料は異なる禁制帯幅を持つ材料とすることが
望ましい。例えば、第1の半導体材料を酸化物半導体以外の半導体材料(シリコンなど)
とし、第2の半導体材料を酸化物半導体とすることができる。酸化物半導体以外の材料を
用いたトランジスタは、高速動作が容易である。一方で、酸化物半導体を用いたトランジ
スタは、その特性により長時間の電荷保持を可能とする。
なお、上記トランジスタは、いずれもnチャネル型トランジスタであるものとして説明す
るが、pチャネル型トランジスタを用いることができるのはいうまでもない。また、情報
を保持するために酸化物半導体を用いた実施の形態1又は実施の形態2に示すようなトラ
ンジスタを用いる他は、半導体装置に用いられる材料や半導体装置の構造など、半導体装
置の具体的な構成をここで示すものに限定する必要はない。
図8(A)におけるトランジスタ3200は、半導体材料(例えば、シリコンなど)を含
む基板3000に設けられたチャネル形成領域と、チャネル形成領域を挟むように設けら
れた不純物領域と、不純物領域に接する金属間化合物領域と、チャネル形成領域上に設け
られたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に設けられたゲート電極層と、を有する。なお、
図において、明示的にはソース電極層やドレイン電極層を有しない場合があるが、便宜上
、このような状態を含めてトランジスタと呼ぶ場合がある。また、この場合、トランジス
タの接続関係を説明するために、ソース領域やドレイン領域を含めてソース電極層やドレ
イン電極層と表現することがある。つまり、本明細書において、ソース電極層との記載に
は、ソース領域が含まれうる。
基板3000上にはトランジスタ3200を囲むように素子分離絶縁層3106が設けら
れており、トランジスタ3200を覆うように絶縁層3220が設けられている。
単結晶半導体基板を用いたトランジスタ3200は、高速動作が可能である。このため、
当該トランジスタを読み出し用のトランジスタとして用いることで、情報の読み出しを高
速に行うことができる。トランジスタ3202および容量素子3204の形成前の処理と
して、トランジスタ3200を覆う絶縁層3220にCMP処理を施して、絶縁層322
0を平坦化すると同時にトランジスタ3200のゲート電極層の上面を露出させる。
図8(A)に示すトランジスタ3202は、酸化物半導体をチャネル形成領域に用いたボ
トムゲート型トランジスタである。ここで、トランジスタ3202に含まれる酸化物半導
体層は、高純度化されたものであることが望ましい。高純度化された酸化物半導体を用い
ることで、極めて優れたオフ特性のトランジスタ3202を得ることができる。
トランジスタ3202は、オフ電流が小さいため、これを用いることにより長期にわたり
記憶内容を保持することが可能である。つまり、リフレッシュ動作を必要としない、或い
は、リフレッシュ動作の頻度が極めて少ない半導体記憶装置とすることが可能となるため
、消費電力を十分に低減することができる。
トランジスタ3202のソース電極層又はドレイン電極層の一方は、ゲート絶縁層に設け
られた開口を介して、電極3208と電気的に接続され、電極3208を介してトランジ
スタ3200のゲート電極層と電気的に接続されている。電極3208は、トランジスタ
3202のゲート電極層と同様の工程で作製することができる。
また、トランジスタ3202上には、絶縁層3222が単層又は積層で設けられている。
そして、絶縁層3222を介してトランジスタ3202のソース電極層又はドレイン電極
層の一方と重畳する領域には、導電層3210aが設けられており、トランジスタ320
2のソース電極層又はドレイン電極層の一方と、絶縁層3222と導電層3210aとに
よって、容量素子3204が構成される。すなわち、トランジスタ3202のソース電極
層又はドレイン電極層の一方は、容量素子3204の一方の電極として機能し、導電層3
210aは、容量素子3204の他方の電極として機能する。なお、容量が不要の場合に
は、容量素子3204を設けない構成とすることもできる。また、容量素子3204は、
別途、トランジスタ3202の上方に設けてもよい。
容量素子3204上には絶縁層3224が設けられている。そして、絶縁層3224上に
はトランジスタ3202と、他のトランジスタを接続するための配線3216が設けられ
ている。配線3216は、絶縁層3224に形成された開口に設けられた電極3214、
導電層3210aと同じ層に設けられた導電層3210b、及び、絶縁層3222に形成
された開口に設けられた電極3212を介して、トランジスタ3202のソース電極層又
はドレイン電極層の他方と電気的に接続される。
図8(A)及び図8(B)において、トランジスタ3200と、トランジスタ3202と
は、少なくとも一部が重畳するように設けられており、トランジスタ3200のソース領
域またはドレイン領域と、トランジスタ3202に含まれる酸化物半導体層の一部が重畳
するように設けられているのが好ましい。また、トランジスタ3202及び容量素子32
04が、トランジスタ3200の少なくとも一部と重畳するように設けられている。例え
ば、容量素子3204の導電層3210aは、トランジスタ3200のゲート電極層と少
なくとも一部が重畳して設けられている。このような平面レイアウトを採用することによ
り、半導体装置の占有面積の低減を図ることができるため、高集積化を図ることができる
次に、図8(A)に対応する回路構成の一例を図8(B)に示す。
図8(B)において、第1の配線(1st Line)とトランジスタ3200のソース
電極層とは、電気的に接続され、第2の配線(2nd Line)とトランジスタ320
0のドレイン電極層とは、電気的に接続されている。また、第3の配線(3rd Lin
e)とトランジスタ3202のソース電極層またはドレイン電極層の一方とは、電気的に
接続され、第4の配線(4th Line)と、トランジスタ3202のゲート電極層と
は、電気的に接続されている。そして、トランジスタ3200のゲート電極層と、トラン
ジスタ3202のソース電極層またはドレイン電極層の一方は、容量素子3204の電極
の一方と電気的に接続され、第5の配線(5th Line)と、容量素子3204の電
極の他方は電気的に接続されている。
図8(B)に示す半導体装置では、トランジスタ3200のゲート電極層の電位が保持可
能という特徴を生かすことで、次のように、情報の書き込み、保持、読み出しが可能であ
る。
情報の書き込みおよび保持について説明する。まず、第4の配線の電位を、トランジスタ
3202がオン状態となる電位にして、トランジスタ3202をオン状態とする。これに
より、第3の配線の電位が、トランジスタ3200のゲート電極層、および容量素子32
04に与えられる。すなわち、トランジスタ3200のゲート電極層には、所定の電荷が
与えられる(書き込み)。ここでは、異なる二つの電位レベルを与える電荷(以下Low
レベル電荷、Highレベル電荷という)のいずれかが与えられるものとする。その後、
第4の配線の電位を、トランジスタ3202がオフ状態となる電位にして、トランジスタ
3202をオフ状態とすることにより、トランジスタ3200のゲート電極層に与えられ
た電荷が保持される(保持)。
トランジスタ3202のオフ電流は極めて小さいため、トランジスタ3200のゲート電
極層の電荷は長時間にわたって保持される。
次に情報の読み出しについて説明する。第1の配線に所定の電位(定電位)を与えた状態
で、第5の配線に適切な電位(読み出し電位)を与えると、トランジスタ3200のゲー
ト電極層に保持された電荷量に応じて、第2の配線は異なる電位をとる。一般に、トラン
ジスタ3200をnチャネル型とすると、トランジスタ3200のゲート電極層にHig
hレベル電荷が与えられている場合の見かけのしきい値Vth_Hは、トランジスタ32
00のゲート電極層にLowレベル電荷が与えられている場合の見かけのしきい値Vth
_Lより低くなるためである。ここで、見かけのしきい値電圧とは、トランジスタ320
0を「オン状態」とするために必要な第5の配線の電位をいうものとする。したがって、
第5の配線の電位をVth_HとVth_Lの間の電位Vとすることにより、トランジ
スタ3200のゲート電極層に与えられた電荷を判別できる。例えば、書き込みにおいて
、Highレベル電荷が与えられていた場合には、第5の配線の電位がV(>Vth_
)となれば、トランジスタ3200は「オン状態」となる。Lowレベル電荷が与えら
れていた場合には、第5の配線の電位がV(<Vth_L)となっても、トランジスタ
3200は「オフ状態」のままである。このため、第2の配線の電位を見ることで、保持
されている情報を読み出すことができる。
なお、メモリセルをアレイ状に配置して用いる場合、所望のメモリセルの情報のみを読み
出せることが必要になる。このように情報を読み出さない場合には、ゲート電極層の状態
にかかわらずトランジスタ3200が「オフ状態」となるような電位、つまり、Vth_
より小さい電位を第5の配線に与えればよい。または、ゲート電極層の状態にかかわら
ずトランジスタ3200が「オン状態」となるような電位、つまり、Vth_Lより大き
い電位を第5の配線に与えればよい。
本実施の形態に示す半導体装置では、チャネル形成領域に酸化物半導体を用いたオフ電流
の極めて小さいトランジスタを適用することで、極めて長期にわたり記憶内容を保持する
ことが可能である。つまり、リフレッシュ動作が不要となるか、または、リフレッシュ動
作の頻度を極めて低くすることが可能となるため、消費電力を十分に低減することができ
る。また、電力の供給がない場合(ただし、電位は固定されていることが望ましい)であ
っても、長期にわたって記憶内容を保持することが可能である。
また、本実施の形態に示す半導体装置では、情報の書き込みに高い電圧を必要とせず、素
子の劣化の問題もない。例えば、従来の不揮発性メモリのように、フローティングゲート
への電子の注入や、フローティングゲートからの電子の引き抜きを行う必要がないため、
ゲート絶縁膜の劣化といった問題が全く生じない。すなわち、開示する発明に係る半導体
装置では、従来の不揮発性メモリで問題となっている書き換え可能回数に制限はなく、信
頼性が飛躍的に向上する。さらに、トランジスタのオン状態、オフ状態によって、情報の
書き込みが行われるため、高速な動作も容易に実現しうる。
以上のように、微細化及び高集積化を実現し、かつ高い電気的特性を付与された半導体装
置、及び該半導体装置の作製方法を提供することができる。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適
宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、実施の形態4とは異なる記憶装置の構造の一形態について説明する。
図9は、記憶装置の斜視図である。図9に示す記憶装置は上部に記憶回路としてメモリセ
ルを複数含む、メモリセルアレイ(メモリセルアレイ3400a乃至メモリセルアレイ3
400n(nは2以上の整数))を複数層有し、下部にメモリセルアレイを動作させるた
めに必要な論理回路3004を有する。
図10に、図9に示した記憶装置の部分拡大図を示す。図10では、論理回路3004、
メモリセルアレイ3400a及びメモリセルアレイ3400bを図示しており、メモリセ
ルアレイ3400a又はメモリセルアレイ3400bに含まれる複数のメモリセルのうち
、メモリセル3170aと、メモリセル3170bを代表で示す。メモリセル3170a
及びメモリセル3170bとしては、例えば、上記に実施の形態において説明した図8(
B)や図2に示す回路構成と同様の構成とすることもできる。
なお、メモリセル3170aに含まれるトランジスタ3171aを代表で示す。メモリセ
ル3170bに含まれるトランジスタ3171bを代表で示す。トランジスタ3171a
及びトランジスタ3171bは、酸化物半導体層にチャネル形成領域を有する。酸化物半
導体層にチャネル形成領域が形成されるトランジスタの構成については、その他の実施の
形態において説明した構成と同様であるため、説明は省略する。
トランジスタ3171aのゲート電極層と同じ層に形成された電極3501aは、電極3
502aによって、電極3003aと電気的に接続されている。トランジスタ3171b
のゲート電極層と同じ層に形成されたは、電極3502cによって、電極3003cと電
気的に接続されている。
また、論理回路3004は、酸化物半導体以外の半導体材料をチャネル形成領域として用
いたトランジスタ3001を有する。トランジスタ3001は、半導体材料(例えば、シ
リコンなど)を含む基板3000に素子分離絶縁層3106を設け、素子分離絶縁層31
06に囲まれた領域にチャネル形成領域となる領域を形成することによって得られるトラ
ンジスタとすることができる。なお、トランジスタ3001は、絶縁表面上に形成された
シリコン膜等の半導体膜や、SOI基板のシリコン膜にチャネル形成領域が形成されるト
ランジスタであってもよい。トランジスタ3001の構成については、公知の構成を用い
ることが可能であるため、説明は省略する。
トランジスタ3171aが形成された層と、トランジスタ3001が形成された層との間
には、配線3100a及び配線3100bが形成されている。配線3100aとトランジ
スタ3001が形成された層との間には、絶縁膜3140aが設けられ、配線3100a
と配線3100bとの間には、絶縁膜3141aが設けられ、配線3100bとトランジ
スタ3171aが形成された層との間には、絶縁膜3142aが設けられている。
同様に、トランジスタ3171bが形成された層と、トランジスタ3171aが形成され
た層との間には、配線3100c及び配線3100dが形成されている。配線3100c
とトランジスタ3171aが形成された層との間には、絶縁膜3140bが設けられ、配
線3100cと配線3100dとの間には、絶縁膜3141bが設けられ、配線3100
dとトランジスタ3171bが形成された層との間には、絶縁膜3142bが設けられて
いる。
絶縁膜3140a、絶縁膜3141a、絶縁膜3142a、絶縁膜3140b、絶縁膜3
141b、絶縁膜3142bは、層間絶縁膜として機能し、その表面は平坦化された構成
とすることができる。
配線3100a、配線3100b、配線3100c、配線3100dによって、メモリセ
ル間の電気的接続や、論理回路3004とメモリセルとの電気的接続等を行うことができ
る。
論理回路3004に含まれる電極3303は、上部に設けられた回路と電気的に接続する
ことができる。
例えば、図10に示すように、電極3505によって電極3303は配線3100aと電
気的に接続することができる。配線3100aは、電極3503aによって、トランジス
タ3171aのゲート電極層と同じ層に形成された電極3501bと電気的に接続するこ
とができる。こうして、配線3100a及び電極3303を、トランジスタ3171aの
ソースまたはドレインと電気的に接続することができる。また、電極3501bは、トラ
ンジスタ3171aのソースまたはドレインと、電極3502bとによって、電極300
3bと電気的に接続することができる。電極3003bは、電極3503bによって配線
3100cと電気的に接続することができる。
図10では、電極3303とトランジスタ3171aとの電気的接続は、配線3100a
を介して行われる例を示したがこれに限定されない。電極3303とトランジスタ317
1aとの電気的接続は、配線3100bを介して行われてもよいし、配線3100aと配
線3100bの両方を介して行われてもよい。または、配線3100aも配線3100b
も介さず、他の電極を用いて行われてもよい。
また、図10では、トランジスタ3171aが形成された層と、トランジスタ3001が
形成された層との間には、配線3100aが形成された配線層と、配線3100bが形成
された配線層との、2つの配線層が設けられた構成を示したがこれに限定されない。トラ
ンジスタ3171aが形成された層と、トランジスタ3001が形成された層との間に、
1つの配線層が設けられていてもよいし、3つ以上の配線層が設けられていてもよい。
また、図10では、トランジスタ3171bが形成された層と、トランジスタ3171a
が形成された層との間には、配線3100cが形成された配線層と、配線3100dが形
成された配線層との、2つの配線層が設けられた構成を示したがこれに限定されない。ト
ランジスタ3171bが形成された層と、トランジスタ3171aが形成された層との間
に、1つの配線層が設けられていてもよいし、3つ以上の配線層が設けられていてもよい
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適
宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態6)
本明細書に開示する半導体装置は、様々な電子機器に適用することができる。電子機器と
しては、テレビジョン装置(テレビ、またはテレビジョン受信機ともいう)、コンピュー
タ用などのモニタ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルフォトフレーム、
携帯電話機、携帯型ゲーム機、携帯情報端末、音響再生装置、遊技機(パチンコ機、スロ
ットマシン等)、ゲーム筐体が挙げられる。
図11に電子機器の具体例を示す。図11(A)及び図11(B)は、2つ折り可能なタ
ブレット型端末である。図11(A)は、開いた状態であり、タブレット型端末は、筐体
9630、表示部9631a、表示部9631b、表示モード切り替えスイッチ9034
、電源スイッチ9035、省電力モード切り替えスイッチ9036、留め具9033、操
作スイッチ9038を有する。
実施の形態1及び実施の形態2のいずれかに示す半導体装置は、表示部9631a、表示
部9631bに用いることが可能であり、信頼性の高いタブレット型端末とすることが可
能となる。また、実施の形態4または実施の形態5に示す記憶装置を本実施の形態の半導
体装置に適用してもよい。
表示部9631aは、一部をタッチパネルの領域9632aとすることができ、表示され
た操作キー9638にふれることでデータ入力をすることができる。なお、表示部963
1aにおいては、一例として半分の領域が表示のみの機能を有する構成、もう半分の領域
がタッチパネルの機能を有する構成を示しているが、該構成に限定されない。表示部96
31aの全面をキーボードボタン表示させてタッチパネルとし、表示部9631bを表示
画面として用いることができる。
また、表示部9631bにおいても表示部9631aと同様に、表示部9631bの一部
をタッチパネルの領域9632bとすることができる。また、タッチパネルのキーボード
表示切り替えボタン9639が表示されている位置に指やスタイラスなどでふれることで
表示部9631bにキーボードボタン表示することができる。
また、タッチパネルの領域9632aとタッチパネルの領域9632bに対して同時にタ
ッチ入力することもできる。
また、表示モード切り替えスイッチ9034は、縦表示または横表示などの表示の向きを
切り替え、白黒表示やカラー表示の切り替えなどを選択できる。省電力モード切り替えス
イッチ9036は、タブレット型端末に内蔵している光センサで検出される使用時の外光
の光量に応じて表示の輝度を最適なものとすることができる。タブレット型端末は光セン
サだけでなく、ジャイロ、加速度センサ等の傾きを検出するセンサなどの他の検出装置を
内蔵させてもよい。
また、図11(A)では表示部9631bと表示部9631aの表示面積が同じ例を示し
ているが特に限定されず、一方のサイズともう一方のサイズが異なっていてもよく、表示
の品質も異なっていてもよい。例えば一方が他方よりも高精細な表示を行える表示パネル
としてもよい。
図11(B)は、閉じた状態であり、タブレット型端末は、筐体9630、太陽電池96
33、充放電制御回路9634、バッテリー9635、DCDCコンバータ9636を有
する。なお、図11(B)では充放電制御回路9634の一例としてバッテリー9635
、DCDCコンバータ9636を有する構成について示している。
なお、タブレット型端末は2つ折り可能なため、未使用時に筐体9630を閉じた状態に
することができる。従って、表示部9631a、表示部9631bを保護できるため、耐
久性に優れ、長期使用の観点からも信頼性の優れたタブレット型端末を提供できる。
また、この他にも図11(A)および図11(B)に示したタブレット型端末は、様々な
情報(静止画、動画、テキスト画像など)を表示する機能、カレンダー、日付または時刻
などを表示部に表示する機能、表示部に表示した情報をタッチ入力操作または編集するタ
ッチ入力機能、様々なソフトウェア(プログラム)によって処理を制御する機能、等を有
することができる。
タブレット型端末の表面に装着された太陽電池9633によって、電力をタッチパネル、
表示部、または映像信号処理部等に供給することができる。なお、太陽電池9633は、
筐体9630の片面または両面に設けることができ、バッテリー9635の充電を効率的
に行う構成とすることができる。なおバッテリー9635としては、リチウムイオン電池
を用いると、小型化を図れる等の利点がある。
また、図11(B)に示す充放電制御回路9634の構成、および動作について図11(
C)にブロック図を示し説明する。図11(C)には、太陽電池9633、バッテリー9
635、DCDCコンバータ9636、コンバータ9637、スイッチSW1乃至SW3
、表示部9631について示しており、バッテリー9635、DCDCコンバータ963
6、コンバータ9637、スイッチSW1乃至SW3が、図11(B)に示す充放電制御
回路9634に対応する箇所となる。
まず外光により太陽電池9633により発電がされる場合の動作の例について説明する。
太陽電池で発電した電力は、バッテリー9635を充電するための電圧となるようDCD
Cコンバータ9636で昇圧または降圧がなされる。そして、表示部9631の動作に太
陽電池9633からの電力が用いられる際にはスイッチSW1をオンにし、コンバータ9
637で表示部9631に必要な電圧に昇圧または降圧をすることとなる。また、表示部
9631での表示を行わない際には、SW1をオフにし、SW2をオンにしてバッテリー
9635の充電を行う構成とすればよい。
なお太陽電池9633については、発電手段の一例として示したが、特に限定されず、圧
電素子(ピエゾ素子)や熱電変換素子(ペルティエ素子)などの他の発電手段によるバッ
テリー9635の充電を行う構成であってもよい。例えば、無線(非接触)で電力を送受
信して充電する無接点電力伝送モジュールや、また他の充電手段を組み合わせて行う構成
としてもよい。
本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み
合わせて用いることができる。
(実施の形態7)
本実施の形態では、実施の形態1と上面図が一部異なる例を示す。なお、断面構造は、実
施の形態1と同一であるため、ここでは詳細な説明は省略することとする。
図14に図1(B)と一部異なる上面図を示す。なお、図14中の線X−Yで切断した断
面図は図1(A)と同一であり、同じ符号を用いて説明する。
トランジスタ420のチャネル長Lは、第1のバリア層405cと第2のバリア層405
dの最短間隔で決定され、第1のバリア層405cと第2のバリア層405dの最短間隔
は電子ビームを用いた露光によって得られるレジストをマスクとしてエッチングすること
により決定される。電子ビームを用いることによって精密に露光、現像を行うことで精細
なパターンを実現し、第1のバリア層405cと第2のバリア層405dの最短間隔、即
ちチャネル長Lを50nm未満、例えば20nmや30nmにすることができる。即ち、
第1のバリア層405cと第2のバリア層405dのマスクに幅の異なる開口を形成し、
例えば、20nmの幅の箇所と30nmの幅の箇所と有する開口を設け、チャネル長Lが
20nmであり、それよりも広い間隔L’が30nmであるトランジスタを実現できる。
電子ビームは、加速電圧が高いほど微細パターンを得ることができる。また、電子ビーム
は、マルチビームとして基板1枚あたりの処理時間を短縮することもできる。なお、チャ
ネル長Lを決定する領域以外は、フォトマスクを用いたエッチングによって第1のバリア
層405cと第2のバリア層405dを形成することもできる。なお、第1のバリア層4
05cと第2のバリア層405dの膜厚は、5nm以上30nm以下、好ましくは10n
m以下である。
ここで、第1のバリア層405c及び第2のバリア層405dの間隔を決定するレジスト
の露光に電子ビームを用いる方法について説明する。
まず、第1のフォトリソグラフィ工程によりゲート電極層401を形成し、ゲート絶縁層
402と酸化物半導体膜を形成する。そして、酸化物半導体膜上に第2のフォトリソグラ
フィ工程によりレジストマスクを設け、エッチングを行い、酸化物半導体層403を形成
する。そして、島状の酸化物半導体層403上に、第1のバリア層405c及び第2のバ
リア層405dとなる第1の導電膜を成膜し、第1の導電膜上に第1の低抵抗材料層40
5a及び第2の低抵抗材料層405bとなる第2の導電膜を成膜する。
次いで、第2の導電膜上に、第3のフォトリソグラフィ工程によりレジストマスクを設け
、第2の導電膜のエッチングを行い、第1の導電膜をエッチングストッパーとして残存さ
せて第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bを形成する。
次いで、第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bの側面を覆って、
第4のフォトリソグラフィ工程によりレジストマスクを形成し、エッチングを行って第1
の導電膜の一部を除去する。この時、酸化物半導体層403と重なる第1の導電膜を残し
ておく。
次いで、レジストマスクを除去した後、第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材
料層405bの側面を覆って、第1の導電膜上にレジストを形成し、該レジストに対して
電子ビームを用いた露光を行い、レジストマスクを形成する。レジストマスクは、トラン
ジスタ420のチャネル形成領域となる部分以外に重畳して形成する。
レジスト材料としては、例えばシロキサン系レジストまたはポリスチレン系レジストなど
を用いることができる。なお、作製するパターンの幅が小さいため、ネガ型レジストより
もポジ型レジストを用いることが好ましい。例えば、パターンの幅が30nmの場合には
、レジストの厚さを30nmとすることができる。
このとき、電子ビームの照射が可能な電子ビーム描画装置において、例えば、加速電圧は
5kV〜50kVであることが好ましい。また、電流強度は、5×10―12〜1×10
―11Aであることが好ましい。また、最小ビーム径は、2nm以下であることが好まし
い。また、作製可能なパターンの最小線幅が8nm以下であることが好ましい。
上記条件により、例えばパターンの幅を30nm以下、好ましくは20nm以下さらに好
ましくは8nm以下にすることができる。
第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bを形成した後に電子ビーム
を用いた露光によってレジストマスクを形成し、酸化物半導体層403のチャネル形成領
域を覆っている第1の導電膜をエッチングして第1のバリア層405c及び第2のバリア
層405dを形成する方法は、酸化物半導体層403のチャネル形成領域が露出して複数
の処理に曝されることを最小限に抑え、不純物の混入を防ぐことができるというメリット
を有する。
なお、ここでは、第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bを形成し
た後に電子ビームを用いた露光によってレジストマスクを形成し、第1のバリア層405
c及び第2のバリア層405dを形成する方法について示したが、第1の低抵抗材料層、
第2の低抵抗材料層、第1のバリア層及び第2のバリア層を作製する順番はこれに限定さ
れない。例えば、先に電子ビームを用いた露光によってレジストマスクを形成し、第1の
バリア層405c及び第2のバリア層405dを形成した後、第1の低抵抗材料層405
a及び第2の低抵抗材料層405bを形成するエッチングを行ってもよい。
電子ビームを用いた露光によってレジストマスクを形成し、第1の導電膜をエッチングし
てチャネル形成領域を露出させた後は、レジストマスクを除去し、露出している酸化物半
導体層の表面にプラズマ処理(NOガスやOガス)や、洗浄(水またはシュウ酸また
は希フッ酸(100倍希釈))を行うことが好ましい。シュウ酸や希フッ酸などに曝す、
或いはプラズマ処理(NOプラズマ処理など)を行うことにより、酸化物半導体層表面
の不純物を除去することが好ましい。具体的には、酸化物半導体層の銅濃度は1×10
atoms/cm以下、好ましくは1×1017atoms/cm以下とする。ま
た、酸化物半導体層のアルミニウム濃度は1×1018atoms/cm以下とする。
また、酸化物半導体層の塩素濃度は2×1018atoms/cm以下とする。
本実施の形態に示すトランジスタは、第1のバリア層405cと第2のバリア層405d
の最短間隔によってチャネル長Lが決定され、第1のバリア層405cと第2のバリア層
405dの最短間隔は電子ビームを用いた露光によって得られるレジストをマスクとして
エッチングすることにより決定される。電子ビームを用いることによって精密に露光、現
像を行うことで精細なパターンを実現し、チャネル長Lが50nm未満の微細なトランジ
スタを作製することができる。
また、寄生チャネルリークの低減は、第1のバリア層405cと第2のバリア層405d
の電子ビーム露光を適宜設定し、チャネル形成領域のチャネル幅Wを狭くすることで実現
できる。具体的には、図14に示すように、ソース電極層とドレイン電極層の間に、チャ
ネル長Lが50nm未満であるチャネル形成領域と、チャネル長Lよりも広い間隔L’を
有する領域とを設けるレイアウトとしている。また、酸化物半導体層の端面からチャネル
形成領域の形成位置を遠ざけることによってもソース電極層とドレイン電極層間のリーク
を低減している。
また、図14に示す酸化物半導体層の上面形状は矩形とし、酸化物半導体層の端面ができ
るだけ第1のバリア層405c及び第2のバリア層405dで覆われるような構成として
いる。即ち、矩形の四辺のうち、二辺を第1のバリア層405c及び第2のバリア層40
5dで覆う構成である。このような構成とすることで酸化物半導体層の端面からの不純物
の侵入をブロックしている。
また、図14に示す酸化物半導体層の上面形状は矩形に限定されず、多角形、円形、楕円
形などとしてもよい。
(実施の形態8)
本実施の形態では、実施の形態2に示した半導体装置とは別の一態様の半導体装置と、該
半導体装置の作製方法について説明する。
図15に本実施の形態の半導体装置を示す。図15(A)は本実施の形態の半導体装置が
有するトランジスタの上面図を示し、図15(B)は図15(A)に示すA−B(チャネ
ル長方向)における断面図であり、図15(C)は、図15(A)に示すC−Dにおける
断面図である。なお、図15(A)において、図面の明瞭化のため、図15(B)、(C
)に示した一部の構成を省略して示している。
なお、本実施の形態では実施の形態1及び実施の形態2と同様の部分については、図面に
おいて同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図15に示すトランジスタ440は、基板400上のゲート電極層401と、ゲート電極
層401の側面と接し、ゲート電極層401が埋め込まれた絶縁層432と、絶縁層43
2及びゲート電極層401上のゲート絶縁層402と、ゲート絶縁層402上の酸化物半
導体層403と、酸化物半導体層403上の積層からなるソース電極層及び積層からなる
ドレイン電極層と、酸化物半導体層403、ソース電極層及びドレイン電極層上の絶縁層
406と、を有する。
積層からなるドレイン電極層は第1のバリア層475aと、第1のバリア層475aと接
する第1の低抵抗材料層405aとからなる。積層からなるソース電極層は第2のバリア
層475bと、第2のバリア層475bと接する第2の低抵抗材料層405bとからなる
。第1のバリア層475a及び第2のバリア層475bは、それぞれ第1の低抵抗材料層
405a及び第2の低抵抗材料層405bが酸化物半導体層403と接触して酸化される
ことをブロックしている。なお、第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層4
05bは酸化物半導体層403の側面とそれぞれ接しているが、酸化物半導体層403の
膜厚は十分に薄いため、第1のバリア層475a及び第2のバリア層475bによって、
第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bが酸化されることはブロッ
クされている。
また、酸化物半導体層403のチャネル長方向(図15のA−B方向)の幅は、ゲート電
極層のチャネル長方向の幅よりも広い。これにより、例えば酸化物半導体層403よりも
下の絶縁層から酸素を酸化物半導体層に供給しやすくできる。
第1のバリア層475aと第2のバリア層475bの間隔は、電子ビームを用いた露光に
よって得られるレジストをマスクとして決定される。電子ビームを用いることで、精密に
露光、現像を行うことで、精細なパターンを実現することができる。
トランジスタ440のチャネル長Lは、第1のバリア層475aと第2のバリア層475
bの最短間隔であるため、チャネル長を精密に決定することができる微細なトランジスタ
とすることができる。
図16及び図17にトランジスタ440を有する半導体装置の作製方法の一例を示す。な
お、図16(A3)はトランジスタの作製工程を説明するための上面図であり、図16(
A1)は図16(A3)に示すA−Bにおける断面図であり、図16(A2)は図16(
A3)に示すC−Dにおける断面図である。また、図17(A3)はトランジスタの作製
工程を説明するための上面図であり、図17(A1)は図17(A3)に示すA−Bにお
ける断面図であり、図17(A2)は図17(A3)に示すC−Dにおける断面図である
。なお、以下の説明においては、図17(A)とは図17(A1)乃至図17(A3)の
ことを指す。また図17(B)及び図17(C)についても同様である。
なお、トランジスタ440の作製工程においては、図4、図5、図6(A)、図6(B)
も参照できる。ただし、図6(B)までは実施の形態2と同一であるため、ここでは詳細
な説明は省略する。
実施の形態2に従って、図6(B)の状態を得た後、フォトリソグラフィ工程により第1
のバリア層475a及び第2のバリア層475b上にレジストマスク457を形成し、第
1のバリア層475aの一部及び第2のバリア層475bの一部を除去して酸化物半導体
層403の端部を露出させる(図16参照)。
次いで、レジストマスク457を除去した後、酸化物半導体層403、第1のバリア層4
75a及び第2のバリア層475b上に導電膜452を形成する。
導電膜452は、第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層405bとなる導
電膜である。
フォトリソグラフィ工程により導電膜452上にレジストマスク456を形成し(図17
(A)参照)、選択的にエッチングを行って第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵
抗材料層405bを形成する。第1の低抵抗材料層405a及び第2の低抵抗材料層40
5bを形成した後、レジストマスクを除去する(図17(B)参照)。
第1のバリア層475a及び第1の低抵抗材料層405aはトランジスタ440のドレイ
ン電極層として機能する。第2のバリア層475b及び第2の低抵抗材料層405bはト
ランジスタ440のソース電極層として機能する。第1のバリア層475aおよび第2の
バリア層475bは、電子ビーム露光により作製したレジストマスクを用いて形成される
ため、膜厚は薄い方が製造工程上好ましい。
また、第1の低抵抗材料層405aおよび第2の低抵抗材料層405bの膜厚を厚くする
ことにより、ソース電極およびドレイン電極の抵抗を小さくできる。なお、図17(C)
に示すように本実施の形態では、第1のバリア層475aおよび第2のバリア層475b
の膜厚が、第1の低抵抗材料層405aおよび第2の低抵抗材料層405bの膜厚よりも
薄い。
導電膜452のエッチングは、導電膜475と同様の条件を用いて行うことができる。
以上の工程で、本実施の形態のトランジスタ440が作製される。トランジスタ440に
おいて、第1のバリア層475aおよび第2のバリア層475bの間隔は、第1の低抵抗
材料層405aおよび第2の低抵抗材料層405bの間隔よりも狭い。特に第1のバリア
層475aおよび第2のバリア層475bが第1の低抵抗材料層405aおよび第2の低
抵抗材料層405bよりも抵抗が高いため、第1の低抵抗材料層405aおよび第2の低
抵抗材料層405bの間隔を短くすることにより、ソース電極層、酸化物半導体層403
、及びドレイン電極層間の抵抗を小さくできる。
本実施の形態では、積層からなるソース電極層、積層からなるドレイン電極層及び酸化物
半導体層403上に、絶縁層406を形成する(図17(C)参照)。
絶縁層406としては、代表的には酸化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、酸化アルミニ
ウム膜、酸化窒化アルミニウム膜、酸化ハフニウム膜、又は酸化ガリウム膜、窒化シリコ
ン膜、窒化アルミニウム膜、窒化酸化シリコン膜、窒化酸化アルミニウム膜などの無機絶
縁膜の単層又は積層を用いることができる。
また、さらに絶縁層406上に緻密性の高い無機絶縁膜を設けてもよい。例えば、絶縁層
406上にスパッタリング法により酸化アルミニウム膜を形成する。酸化アルミニウム膜
を高密度(膜密度3.2g/cm以上、好ましくは3.6g/cm以上)とすること
によって、トランジスタ440に安定な電気特性を付与することができる。膜密度はラザ
フォード後方散乱法や、X線反射率測定法によって測定することができる。
トランジスタ440上に設けられる絶縁膜として用いることのできる酸化アルミニウム膜
は、水素、水分などの不純物、及び酸素の両方に対して膜を通過させない遮断効果(ブロ
ック効果)が高い。
従って、酸化アルミニウム膜は、作製工程中及び作製後において、変動要因となる水素、
水分などの不純物の酸化物半導体層403への混入、及び酸化物半導体を構成する主成分
材料である酸素の酸化物半導体層403からの放出を防止する保護膜として機能する。
また、トランジスタ440起因の表面凹凸を低減するために平坦化絶縁膜を形成してもよ
い。平坦化絶縁膜としては、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、ベンゾシクロブテン系樹脂
、等の有機材料を用いることができる。また上記有機材料の他に、低誘電率材料(low
−k材料)等を用いることができる。なお、これらの材料で形成される絶縁膜を複数積層
させることで、平坦化絶縁膜を形成してもよい。
例えば、平坦化絶縁膜として、膜厚1500nmのアクリル樹脂膜を形成すればよい。ア
クリル樹脂膜は塗布法による塗布後、焼成(例えば窒素雰囲気下250℃1時間)して形
成することができる。
平坦化絶縁膜を形成後、熱処理を行ってもよい。例えば、窒素雰囲気下250℃で1時間
熱処理を行う。
このように、トランジスタ440形成後、熱処理を行ってもよい。また、熱処理は複数回
行ってもよい。
本実施の形態に示すトランジスタ440は、第1のバリア層475aと第2のバリア層4
75bの最短間隔によってチャネル長Lが決定され、第1のバリア層475aと第2のバ
リア層475bの最短間隔は電子ビームを用いた露光によって得られるレジストをマスク
としてエッチングすることにより決定される。電子ビームを用いることによって精密に露
光、現像を行うことで精細なパターンを実現し、チャネル長Lが50nm未満の微細なト
ランジスタを作製することができる。
また、第1のバリア層475aと第2のバリア層475bの最短間隔よりも広い間隔は、
フォトマスクを用いて決定される。第1のバリア層475aと第2のバリア層475bの
最短間隔よりも広い間隔が設けられているため、トランジスタ440のリークを低減でき
る。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態9)
本実施の形態は、実施の形態1と一部異なる例を示す。ゲート電極を積層構造とし、酸化
物半導体層403上に第4のバリア層475a、及び第6のバリア層475bを設けるト
ランジスタ422を図18に示す。図18(B)は、トランジスタ422の平面図であり
、図18(A)は、図18(B)のX−Yにおける断面図である。
図18(A)および図18(B)に示すトランジスタ422は、基板400上に下地絶縁
層436と、下地絶縁層436上に積層からなるゲート電極層401と、ゲート電極層4
01上に設けられた積層からなるゲート絶縁層402と、ゲート絶縁層402を介してゲ
ート電極層401上に設けられた酸化物半導体層403と、積層からなるドレイン電極層
および積層からなるソース電極層と、酸化物半導体層403上に設けられた絶縁層406
、絶縁層407と、を含んで構成される。
積層からなるゲート電極層401は、第1のバリア層401aと、第1の低抵抗材料層4
01b、第2のバリア層401cとで構成されており、銅などからなる第1の低抵抗材料
層401bの拡散を第1のバリア層401aおよび第2のバリア層401cでブロックし
ている。第1のバリア層401aおよび第2のバリア層401cは、チタンやタングステ
ンやモリブデン、または窒化チタン、窒化タンタルなどを用いる。なお、これに限定され
ず、少なくとも1層以上の導電層によりゲート電極層401を構成すればよい。
また、積層からなるゲート絶縁層402は、第1の低抵抗材料層401bの拡散をブロッ
クする第1のゲート絶縁層402aと、過剰酸素を含む第2のゲート絶縁層402bの積
層で構成される。
また、積層からなるドレイン電極層は、第3のバリア層405cと、第2の低抵抗材料層
405a、第4のバリア層475aとで構成されており、銅などからなる第2の低抵抗材
料層405aの拡散を第3のバリア層405cおよび第4のバリア層475aでブロック
している。また、第3のバリア層405cおよび第4のバリア層475aは、チタンやタ
ングステンやモリブデン、または窒化チタン、窒化タンタルなどを用いる。なお、これに
限定されず、少なくとも1層以上の導電層によりドレイン電極層を構成すればよい。また
、第3のバリア層405cで酸化物半導体層403の側面の一部を覆うことが好ましい。
これにより、酸化物半導体層403を保護できる。また、第4のバリア層475aで、第
3のバリア層405cと第2の低抵抗材料層405aの側面を覆ってもよい。
積層からなるソース電極層は、第5のバリア層405dと、第3の低抵抗材料層405b
、第6のバリア層475bとで構成されており、銅などからなる第3の低抵抗材料層40
5bの拡散を第5のバリア層405dおよび第6のバリア層475bでブロックしている
。また、第5のバリア層405dおよび第6のバリア層475bは、チタンやタングステ
ンやモリブデン、または窒化チタン、窒化タンタルなどを用いる。なお、これに限定され
ず、少なくとも1層以上の導電層によりソース電極層を構成すればよい。また、第5のバ
リア層405dで酸化物半導体層403の側面の一部を覆うことが好ましい。これにより
、酸化物半導体層403を保護できる。また、第6のバリア層475bで、第5のバリア
層405dと第3の低抵抗材料層405bの側面を覆ってもよい。
トランジスタ422のチャネル長Lは、第4のバリア層475aと第6のバリア層475
bの間隔で決定され、第4のバリア層475aと第6のバリア層475bの間隔は電子ビ
ームを用いた露光(電子ビーム露光ともいう)によって得られるレジストをマスクとして
エッチングすることにより決定される。電子ビームを用いて精密に露光、現像を行うこと
で精細なパターンを実現し、第4のバリア層475aと第6のバリア層475bの間隔、
即ちチャネル長Lを50nm未満、例えば20nmや30nmにすることができる。電子
ビームは、加速電圧が高いほど微細パターンを得ることができる。また、電子ビームは、
マルチビームとして基板1枚あたりの処理時間を短縮することもできる。なお、チャネル
長Lを決定する領域以外は、フォトマスクを用いたエッチングによって第4のバリア層4
75aと第6のバリア層475bを形成すればよい。なお、第4のバリア層475aと第
6のバリア層475bの厚さは、5nm以上30nm以下、好ましくは5nm以上10n
m以下である。また、複数のエッチングにより、酸化物半導体層403のチャネル形成領
域は、第1の厚さである第1の領域と、第1の厚さよりも薄い第2の厚さである第2の領
域を有していてもよい。
なお、基板400には半導体素子が設けられているが、ここでは簡略化のため省略してい
る。また、基板400上には、配線層474a、474bと、配線層474a、474b
を覆う下地絶縁層436が設けられており、その一部をメモリ構成の一つとすることがで
きる。
また、絶縁層406は、過剰酸素を含む絶縁層とすることが好ましく、PCVD法や他の
スパッタリング法における成膜条件を適宜設定して膜中に酸素を多く含ませたSiOx膜
や、酸化窒化シリコン膜を用いる。また、多くの過剰酸素を絶縁層に含ませたい場合には
、イオン注入法やイオンドーピング法やプラズマ処理によって酸素を適宜添加すればよい
また、絶縁層407は、酸化物半導体層の酸素の放出を抑えるブロッキング層(AlOx
など)である。酸化アルミニウム膜(AlOx)は、水素、水分などの不純物、および酸
素の両方に対して膜を透過させない遮断効果(ブロック効果)が高い。従って、酸化アル
ミニウム膜は、作製工程中および作製後において、水素、水分などの不純物の酸化物半導
体膜への混入、および酸化物半導体を構成する主成分材料である酸素の酸化物半導体膜か
らの放出を防止する保護膜として機能する。
(実施の形態10)
本実施の形態では、半導体装置および半導体装置の作製方法の他の形態について、図19
乃至図24を用いて説明する。なお、図18に示す符号と同じ符号の構成要素については
、実施の形態9の説明を適宜援用できる。
本実施の形態の半導体装置のトランジスタは、実施の形態9と同様にチャネル長が50n
m未満であるトランジスタである。例えば、電子ビームを用いた露光を用いてレジストマ
スクを形成し、該レジストマスクをエッチングマスクとして用いてソース電極およびドレ
イン電極を形成することにより、ソース電極とドレイン電極の間隔が短いトランジスタを
作製できる。
まず、本実施の形態の半導体装置の構造例について図19を用いて説明する。図19(A
)は平面模式図であり、図19(B)は図19(A)における線分A−A’(トランジス
タ442のチャネル長L方向)の断面模式図であり、図19(C)は図19(A)におけ
る線分B−B’(トランジスタ442のチャネル幅方向)の断面模式図である。なお、図
19では、実際の寸法と異なる構成要素を含む。
図19に示すトランジスタ442は、ボトムゲート構造のトランジスタである。図19に
示すトランジスタ442を含む半導体装置は、基板400表面に形成された下地絶縁層4
36上に、絶縁層432に埋め込まれるようにして設けられたゲート電極層401と、ゲ
ート電極層401上にゲート絶縁層402と、ゲート絶縁層402の上に酸化物半導体層
403と、酸化物半導体層403の上に導電層405Aおよび導電層405Bと、導電層
405Aの上に接する導電層475Aと、導電層405Bの上に接する導電層475Bと
、導電層405A、405B、475A、475Bの上に絶縁層406と、を有する。
さらに、各構成要素について以下に説明する。
ゲート電極層401としては、例えばモリブデン、チタン、タンタル、タングステン、ア
ルミニウム、銅、クロム、ネオジム、スカンジウム等の金属材料またはこれらを主成分と
する合金材料を用いることができる。また、ゲート電極層401としてリン等の不純物元
素をドーピングした多結晶シリコン層に代表される半導体層、ニッケルシリサイドなどの
シリサイド層を用いてもよい。また、ゲート電極層401を単層構造としてもよいし、積
層構造としてもよい。
また、ゲート電極層401としては、酸化インジウム酸化スズ、酸化タングステンを含む
インジウム酸化物、酸化タングステンを含むインジウム亜鉛酸化物、酸化チタンを含むイ
ンジウム酸化物、酸化チタンを含むインジウム錫酸化物、酸化インジウム酸化亜鉛、酸化
ケイ素を添加したインジウム錫酸化物などの導電性材料の層を適用することもできる。ま
た、ゲート電極層401を上記導電性材料の層と、上記金属材料の層の積層構造とするこ
ともできる。
また、図18に示すトランジスタ422のように、第1のバリア層401a、第1の低抵
抗材料層401b、および第2のバリア層401cの積層によりゲート電極層401を構
成してもよい。
下地絶縁層436およびゲート絶縁層402としては、例えば酸化シリコン層、酸化ガリ
ウム層、酸化アルミニウム層、窒化シリコン層、酸化窒化シリコン層、酸化窒化アルミニ
ウム層、または窒化酸化シリコン層を用いることができる。
また、下地絶縁層436およびゲート絶縁層402として、酸化ハフニウム、酸化イット
リウム、ハフニウムシリケート(HfSi(x>0、y>0))、窒素が添加され
たハフニウムシリケート、ハフニウムアルミネート(HfAl(x>0、y>0)
)、酸化ランタンなどのhigh−k材料の層を用いることでゲートリーク電流を低減で
きる。さらに、ゲート絶縁層402を、単層構造としても良いし、積層構造としても良い
なお、下地絶縁層436およびゲート電極層401には、平坦化処理が行われることが好
ましい。
酸化物半導体層403に用いる酸化物半導体は、シリコンよりもバンドギャップの広い、
ワイドギャップ半導体である。
また、酸化物半導体層403の厚さは、例えば1nm以上30nm以下(好ましくは5n
m以上10nm以下)とする。
また、酸化物半導体層403のチャネル長L方向の幅は、ゲート電極層401のチャネル
長L方向の幅よりも広い。これにより、例えば酸化物半導体層403よりも下の絶縁層か
ら酸素を酸化物半導体層に供給しやすくできる。
また、酸化物半導体層403のチャネル形成領域は、第1の厚さである第1の領域と、第
1の厚さよりも薄い第2の厚さである第2の領域を有していてもよい。
導電層405Aと導電層475Aは、トランジスタ442のドレイン電極層であり、導電
層405Bと導電層475Bは、トランジスタ442のソース電極層である。
導電層405Aおよび導電層405Bとしては、例えば、Al、Cr、Cu、Ta、Ti
、Mo、Wから選ばれた元素を含む金属層、または上述した元素を成分とする金属窒化物
層(窒化チタン層、窒化モリブデン層、窒化タングステン層)等を用いることができる。
また、Al、Cuなどの金属層の下側または上側の一方または双方にTi、Mo、Wなど
の高融点金属層またはそれらの金属窒化物層(窒化チタン層、窒化モリブデン層、窒化タ
ングステン層)を積層させた構成としても良い。また、ソース電極層、およびドレイン電
極層に用いる導電層としては、導電性の金属酸化物で形成しても良い。導電性の金属酸化
物としては、酸化インジウム(In)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(ZnO
)、酸化インジウム酸化スズ(In―SnO、ITOと略記する)、酸化インジ
ウム酸化亜鉛(In―ZnO)またはこれらの金属酸化物材料に酸化シリコンを含
ませたものを用いることができる。
導電層475Aおよび導電層475Bとしては、例えば、Al、Cr、Cu、Ta、Ti
、Mo、Wから選ばれた元素を含む金属層、または上述した元素を成分とする金属窒化物
層(窒化チタン層、窒化モリブデン層、窒化タングステン層)等を用いることができる。
また、Al、Cuなどの金属層の下側または上側の一方または双方にTi、Mo、Wなど
の高融点金属層またはそれらの金属窒化物層(窒化チタン層、窒化モリブデン層、窒化タ
ングステン層)を積層させた構成としても良い。また、ソース電極層、およびドレイン電
極層に用いる導電層としては、導電性の金属酸化物で形成しても良い。導電性の金属酸化
物としては、酸化インジウム(In)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(ZnO
)、酸化インジウム酸化スズ(In―SnO、ITOと略記する)、酸化インジ
ウム酸化亜鉛(In―ZnO)またはこれらの金属酸化物材料に酸化シリコンを含
ませたものを用いることができる。
また、図18に示すトランジスタ422のように、第3のバリア層405cと第2の低抵
抗材料層405aの積層により導電層405Aを構成し、第4のバリア層475aにより
導電層475Aを構成してもよい。また、図18に示すトランジスタ422のように、第
5のバリア層405dと第3の低抵抗材料層405bの積層により導電層405Bを構成
し、第6のバリア層475bにより導電層475Bを構成してもよい。
なお、導電層475Aおよび導電層475Bが導電層405Aおよび導電層405Bより
も薄いがこれに限定されない。導電層475Aおよび導電層475Bは、電子ビーム露光
により作製したレジストマスクを用いて形成されるため、薄い方が製造工程上好ましい。
また、導電層405Aおよび導電層405Bを厚くすることにより、ソース電極およびド
レイン電極の抵抗を小さくできる。
また、導電層475Aおよび導電層475Bの間隔は、導電層405Aおよび導電層40
5Bの間隔よりも狭い。特に導電層475Aおよび導電層475Bが導電層405Aおよ
び導電層405Bよりも抵抗が高い場合、導電層475Aおよび導電層475Bの間隔を
短くすることにより、ソース電極、酸化物半導体層403、及びドレイン電極間の抵抗を
小さくできる。
また、図18に示すトランジスタ422のように、導電層475Aが導電層405Aの上
面および側面を覆い、導電層475Bが導電層405Bの上面および側面を覆う構造にし
てもよい。これにより、例えば導電層475A及び475Bにより、導電層405A及び
405Bを保護できる。
このとき、トランジスタのチャネル長Lは、導電層475Aと導電層475Bの間隔であ
る。チャネル長Lは、例えば50nm未満と短い。例えば、電子ビームを用いた露光によ
り形成されたレジストマスクをエッチングマスクとして用いて導電層475Aと導電層4
75Bの間隔を短くすることにより、チャネル長Lを短くできる。
絶縁層406としては、例えば酸化シリコン層、酸化窒化シリコン層、酸化アルミニウム
層、酸化窒化アルミニウム層、酸化ハフニウム層、または酸化ガリウム層、窒化シリコン
層、窒化アルミニウム層、窒化酸化シリコン層、窒化酸化アルミニウム層などの無機絶縁
層の単層または積層を用いることができる。
また、さらに絶縁層406上に緻密性の高い無機絶縁層を設けてもよい。例えば、絶縁層
406上にスパッタリング法により図1に示す半導体装置と同様に、絶縁層407となる
酸化アルミニウム層を形成する。酸化アルミニウム層を高密度(層密度3.2g/cm
以上、好ましくは3.6g/cm以上)とすることによって、トランジスタ442の電
気特性を安定にすることができる。
トランジスタ442上に設けられる絶縁層として用いることができる酸化アルミニウム層
は、水素、水分などの不純物、および酸素の両方に対して層を通過させない遮断効果(ブ
ロック効果)が高い。
従って、酸化アルミニウム層は、作製工程中および作製後において、変動要因となる水素
、水分などの不純物の酸化物半導体層403への混入、および酸化物半導体を構成する主
成分材料である酸素の酸化物半導体層403からの放出を防止する保護層として機能する
また、トランジスタ442起因の表面凹凸を低減するために平坦化絶縁層を絶縁層406
の一つの層として形成してもよい。平坦化絶縁層としては、ポリイミド樹脂、アクリル樹
脂、ベンゾシクロブテン系樹脂、等の有機材料を用いることができる。また上記有機材料
の他に、低誘電率材料(low−k材料)等の層を用いることができる。なお、これらの
材料で形成される絶縁層を複数積層させることで、平坦化絶縁層を形成してもよい。
次に、本実施の形態の半導体装置の作製方法例として、図19に示す半導体装置の作製方
法について図20乃至図24を用いて説明する。図20乃至図24は、図19に示す半導
体装置の作製方法を説明するための図である。図20乃至図24のそれぞれでは、図19
に対応して線分A−A’の断面模式図、線分B−B’の断面模式図、および平面模式図を
示す。なお、図20乃至図24では、実際の寸法と異なる構成要素を含む。
まず、基板400を準備し、基板400の上に下地絶縁層436を形成し、下地絶縁層4
36の上にゲート電極層401を形成する(図20(A1)乃至(A3)参照)。
例えば、スパッタリング法を用いてゲート電極層401として適用可能な材料の導電膜を
成膜し、該導電膜の一部を選択的にエッチングし、ゲート電極層401を形成する。なお
、エッチングは、ドライエッチングでもウェットエッチングでもよく、両方を用いてもよ
い。また、このときゲート電極層401を、シュウ酸や希フッ酸などに曝す、またはプラ
ズマ処理(NOプラズマ処理など)を行うことにより、ゲート電極層401表面の不純
物を除去してもよい。
また、ゲート電極層401形成後に、基板400、およびゲート電極層401に熱処理を
行ってもよい。
次に、下地絶縁層436およびゲート電極層401の上に絶縁層432を形成し、平坦化
処理を行い、ゲート電極層401を露出させ、下地絶縁層436およびゲート電極層40
1を平坦にする(図20(B1)乃至(B3)参照)。
例えば、PCVD法を用いて下地絶縁層436に適用可能な材料の膜を成膜して下地絶縁
層436を形成できる。また、スパッタリング法を用いて下地絶縁層436を形成しても
よい。
また、平坦化処理としては、例えばCMP処理などが挙げられる。
次に、ゲート電極層401上にゲート絶縁層402を形成し、ゲート絶縁層402上に酸
化物半導体層403を形成する。
例えば、PCVD法を用いてゲート絶縁層402に適用可能な材料の膜を成膜してゲート
絶縁層402を形成できる。
なお、酸化物半導体層403を形成する前に熱処理を行い、ゲート絶縁層402の脱水化
または脱水素化を行ってもよい。例えば350℃以上450℃以下の熱処理を行ってもよ
い。
また、脱水化または脱水素化されたゲート絶縁層402に酸素ドープ処理を行い、酸素を
ゲート絶縁層402に供給して、ゲート絶縁層402中、またはゲート絶縁層402中お
よび該界面近傍に酸素を過剰に含有させてもよい。脱水化または脱水素化した後にゲート
絶縁層402に酸素を供給することにより、酸素の放出を抑制でき、ゲート絶縁層402
の酸素濃度を高くできる。
さらに、酸化物半導体層403を、例えば成膜時に酸素が多く含まれるような条件(例え
ば、酸素100%の雰囲気下でスパッタリング法により成膜を行うなど)で酸化物半導体
膜を成膜することにより形成することができる。上記酸化物半導体膜は、酸素を多く含む
(好ましくは酸化物半導体が結晶状態における化学量論的組成に対し、酸素の含有量が過
剰な領域が含まれている)膜とすることが好ましい。
また、酸化物半導体膜を成膜する際に用いるスパッタリングガスは水素、水、水酸基また
は水素化物などの不純物が除去された高純度ガスを用いることが好ましい。
また、減圧状態に保持された成膜室内に基板400を保持する。そして、成膜室内の残留
水分を除去しつつ水素および水分が除去されたスパッタリングガスを導入し、上記ターゲ
ットを用いて基板400上に酸化物半導体膜を成膜する。成膜室内の残留水分を除去する
ためには、吸着型の真空ポンプ、例えば、クライオポンプ、イオンポンプ、チタンサブリ
メーションポンプを用いることが好ましい。また、排気手段としては、ターボ分子ポンプ
にコールドトラップを加えたものであってもよい。クライオポンプを用いて排気した成膜
室は、例えば、水素(水素原子)、水(HO)など水素(水素原子)を含む化合物(よ
り好ましくは炭素原子を含む化合物も)等が排気されるため、当該成膜室で成膜した酸化
物半導体膜に含まれる不純物の濃度を低減できる。
また、ゲート絶縁層402を大気に解放せずにゲート絶縁層402と酸化物半導体膜を連
続的に形成してもよい。ゲート絶縁層402を大気に曝露せずにゲート絶縁層402と酸
化物半導体膜を連続して形成すると、ゲート絶縁層402表面に水素や水分などの不純物
が吸着することを防止することができる。
また、酸化物半導体層403と接するゲート絶縁層402が酸素を多く含む場合、ゲート
絶縁層402から酸化物半導体層403へ酸素を供給することができる。
さらに、酸化物半導体層403とゲート絶縁層402とを接した状態で熱処理を行っても
よい。熱処理によってゲート絶縁層402から酸化物半導体層403への酸素の供給を効
果的に行うことができる。
なお、ゲート絶縁層402から酸化物半導体層403への酸素の供給のための熱処理を、
酸化物半導体膜が島状に加工される前に行うと、ゲート絶縁層402に含まれる酸素が熱
処理によって放出されるのを防止することができるため好ましい。
例えば、350℃以上基板の歪み点未満の温度、好ましくは、350℃以上450℃以下
で熱処理を行う。さらに、その後の工程において熱処理を行ってもよい。このとき、上記
熱処理を行う熱処理装置としては、例えば電気炉、または抵抗発熱体などの発熱体からの
熱伝導または熱輻射により被処理物を加熱する装置を用いることができ、例えばGRTA
(Gas Rapid Thermal Annealing)装置またはLRTA(L
amp Rapid Thermal Annealing)装置などのRTA(Rap
id Thermal Annealing)装置を用いることができる。
また、上記熱処理を行った後、その加熱温度を維持しながらまたはその加熱温度から降温
する過程で該熱処理を行った炉と同じ炉に高純度の酸素ガス、高純度のNOガス、また
は超乾燥エア(露点が−40℃以下、好ましくは−60℃以下の雰囲気)を導入してもよ
い。このとき、酸素ガスまたはNOガスは、水、水素などを含まないことが好ましい。
また、熱処理装置に導入する酸素ガスまたはNOガスの純度を、6N以上、好ましくは
7N以上、すなわち、酸素ガスまたはNOガス中の不純物濃度を1ppm以下、好まし
くは0.1ppm以下とすることが好ましい。酸素ガスまたはNOガスの作用により、
酸化物半導体層に酸素が供給され、酸化物半導体層中の酸素欠乏に起因する欠陥を低減で
きる。なお、上記高純度の酸素ガス、高純度のNOガス、または超乾燥エアの導入は、
上記熱処理時に行ってもよい。
さらに、酸素ドーピングを行い、酸化物半導体層403に酸素451をドープする(図2
0(C1)乃至(C3)参照)。
例えば、イオン注入法、イオンドーピング法、プラズマイマージョンイオンインプランテ
ーション法、プラズマ処理などを用いて酸素451(酸素ラジカル、酸素原子、酸素分子
、オゾン、酸素イオン(酸素分子イオン)および/または酸素クラスタイオン)をドープ
できる。また、イオン注入法としてガスクラスタイオンビームを用いてもよい。
酸化物半導体層403へ酸素を供給することにより、酸化物半導体層403中の酸素欠損
を補填することができる。
次に、酸化物半導体層403をフォトリソグラフィ工程により加工して、島状の酸化物半
導体層403を形成する(図21(A1)乃至(A3)参照)。
また、島状の酸化物半導体層403を形成するためのレジストマスクをインクジェット法
で形成してもよい。レジストマスクをインクジェット法で形成するとフォトマスクを使用
しないため、製造コストを低減できる。
なお、酸化物半導体層403の形成は、ドライエッチングでもウェットエッチングでもよ
く、両方を用いてもよい。例えば、酸化物半導体層403のウェットエッチングに用いる
エッチング液としては、燐酸と酢酸と硝酸を混ぜた溶液などを用いることができる。また
、ITO−07N(関東化学社製)を用いてもよい。また、ICPエッチング法によるド
ライエッチングによってエッチング加工してもよい。
次いで、ゲート電極層401、ゲート絶縁層402、および酸化物半導体層403上に、
導電膜452を形成する(図21(B1)乃至(B3)参照)。
例えば、スパッタリング法などを用いて導電層405Aおよび導電層405Bに適用可能
な材料の膜を成膜することにより導電膜452を形成する。
次に、導電膜452の一部の上にフォトリソグラフィ法を用いてレジストマスク453を
形成する(図21(C1)乃至(C3)参照)。
次に、レジストマスク453をマスクとして導電膜452を選択的にエッチングし、導電
層405Aおよび導電層405Bを形成する(図22(A−1)乃至(A−3)参照)。
このとき、導電層405Aと導電層405Bの間隔は、上記レジストマスク453形成の
際に用いたフォトマスクによって決定される。なお、このとき、酸化物半導体層403が
エッチングされないことが好ましいが、酸化物半導体層403の一部がエッチングされ、
第1の厚さである第1の領域が形成されてもよい。また、このとき酸化物半導体層403
表面に不純物が付着した場合には、シュウ酸や希フッ酸などに曝す、またはプラズマ処理
(NOプラズマ処理など)を行うことにより、酸化物半導体層403表面の不純物を除
去することが好ましい。
次に、導電層405Aおよび導電層405Bを覆う導電膜454を形成する(図22(B
−1)乃至(B−3)参照)。
例えば、スパッタリング法などを用いて導電層475Aおよび導電層475Bに適用可能
な材料の膜を成膜することにより導電膜454を形成する。
次に、導電膜454上にレジストを形成し、該レジストに対して電子ビームを用いた露光
を行い、レジストマスク455を形成する(図22(C−1)乃至(C−3)参照)。図
22(C−1)乃至(C−3)より明らかなように、レジストマスク455は、スリット
(あるいはスリット状の溝)を有する。なお、実施の形態3のように、レジストマスク4
55はリング状の溝を有してもよい。
レジスト材料としては、例えばシロキサン系レジスト又はポリスチレン系レジストなどを
用いることができる。なお、作製するパターンの幅が小さいため、ネガ型レジストよりも
ポジ型レジストを用いることが好ましい。また、レジスト材料の厚さは、例えば作製する
パターンの幅と1:1〜1:2の関係になることが好ましい。例えば、パターンの幅が3
0nmの場合には、レジストの厚さを30nmとすることができる。
また、電子ビームを用いた露光では、レジストマスク455はレジストマスク453より
も薄い方が好ましい。レジストマスク455を薄くする場合、被形成面の凹凸をできるだ
け平坦にすることが好ましい。本実施の形態の半導体装置の作製方法では、ゲート電極層
401および下地絶縁層436に平坦化処理を行うことにより、ゲート電極層401と絶
縁層432による凹凸が低減されるため、レジストマスクを薄くすることができる。これ
により、電子ビームを用いた露光を精密に行うことができる。
このとき、電子ビームの照射が可能な電子ビーム描画装置において、例えば加速電圧は、
5kV〜50kVであることが好ましい。また、電流強度は、5×10−12〜1×10
−11Aであることが好ましい。また、最小ビーム径は、2nm以下であることが好まし
い。また、作製可能なパターンの最小線幅が8nm以下であることが好ましい。
上記条件により、例えばパターンの幅を30nm以下、好ましくは20nm以下、さらに
好ましくは8nm以下にすることができる。
次に、レジストマスク455をマスクとして導電膜454を選択的にエッチングし、チャ
ネルが形成される領域に開口部を形成する(図23(A−1)乃至(A−3)参照)。な
お、このとき、酸化物半導体層403がエッチングされないことが好ましいが、酸化物半
導体層403の一部がエッチングされ、第1の厚さよりも薄い第2の厚さである第2の領
域が形成されてもよい。また、このとき酸化物半導体層403表面に不純物が付着した場
合には、シュウ酸や希フッ酸などに曝す、またはプラズマ処理(NOプラズマ処理など
)を行うことにより、酸化物半導体層403表面の不純物を除去することが好ましい。
また、エッチング条件を、薄いレジストマスク455と導電膜454とのエッチング選択
比が高い条件とすることが好ましい。例えば、ドライエッチングで、エッチングガスとし
てClおよびHBrの混合ガスを用い、Clの流量よりもHBrの流量を高くするこ
とが好ましい。例えば、Cl:HBr=20:80の流量比であることが好ましい。ま
た、誘導結合型プラズマによるエッチング(ICPエッチングともいう)の場合、ICP
電力を500Wとしたとき、バイアス電力を30W〜40W以下にすることにより、レジ
ストマスク455と導電膜454とのエッチング選択比を高くできる。
次に、フォトリソグラフィ法を用いて導電膜454上にレジストマスク456を形成する
(図23(B1)乃至(B3)参照)。このとき、レジストマスク456により酸化物半
導体層403が露出されないことが好ましい。また、チャネル幅方向において導電膜45
4の上までレジストマスク456を形成してもよい。
次に、レジストマスク456をマスクとして導電膜454を選択的にエッチングし、導電
層475Aおよび導電層475Bを形成する(図24(A1)乃至(A3)参照)。この
とき、導電層475Aと導電層475Bの間隔は、上記レジストマスク455形成の際に
用いた電子ビームを用いた露光によって決定される。
例えば、ドライエッチングにより導電膜454をエッチングできる。
次に、酸化物半導体層403、導電層405Aおよび405B、並びに導電層475Aお
よび475B上に絶縁層406を形成する(図24(B1)乃至(B3)参照)。
例えば、PCVD法を用いて絶縁層406に適用可能な材料の膜を成膜することにより、
絶縁層406を形成できる。なお、スパッタリング法を用いて絶縁層406を形成しても
よい。
なお、絶縁層406に酸素ドーピングを行ってもよい。例えば、上記ゲート絶縁層402
又は酸化物半導体層403への酸素ドーピングと同様の処理を行うことができる。
さらに、絶縁層406を形成した後に熱処理を行ってもよい。例えば、窒素雰囲気下25
0℃で1時間熱処理を行う。
以上により、トランジスタ442が作製できる。このとき、作製されるトランジスタ44
2のチャネル長Lは、50nm未満と短い。
また、脱水化または脱水素化し、酸素を供給し、高純度化させた酸化物半導体層をトラン
ジスタ442に用いることにより、酸化物半導体層のキャリア密度を1×1014/cm
未満、好ましくは1×1012/cm未満、さらに好ましくは1×1011/cm
未満にできる。このとき、チャネル長50nmで、チャネル幅1μmあたりのトランジス
タのオフ電流が、10aA(1×10−17A)以下、さらには1aA(1×10−18
A)以下、さらには10zA(1×10−20A)以下、さらには1zA(1×10−2
A)以下、さらには100yA(1×10−22A)以下であることが好ましい。トラ
ンジスタのオフ電流は、低ければ低いほどよいが、トランジスタのオフ電流の下限値は、
約10−30A/μmであると見積もられる。
また、トランジスタ442作製後、熱処理を行ってもよい。このとき、熱処理を複数回行
ってもよい。
以上が本実施の形態の半導体装置の作製方法である。
図19乃至図24を用いて説明したように、本実施の形態の半導体装置の一例では、ソー
ス電極またはドレイン電極として機能する導電層を複数の導電層の積層とし、上層の導電
層を電子ビームを用いた露光を用いて形成したレジストマスクを用いて選択的にエッチン
グすることにより、形成される導電層の間隔を短くでき、チャネル長方向の幅を短くでき
る。
本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み
合わせて用いることができる。
(実施の形態11)
本実施の形態では、実施の形態9及び実施の形態10に示したトランジスタを使用し、電
力が供給されない状況でも記憶内容の保持が可能で、かつ、書き込み回数にも制限が無い
半導体装置(記憶装置)の一例を、図面を用いて説明する。図25(A)に、半導体装置
の断面図を、図25(B)に半導体装置の回路図をそれぞれ示す。
なお、実施の形態4とはトランジスタの構造が異なる以外は同一であるため、詳細な説明
は省略することとする。図25に示す半導体装置は、下部に第1の半導体材料を用いたト
ランジスタ3200を有し、上部に第2の半導体材料を用いたトランジスタ3202を有
するものである。トランジスタ3202のソース電極層又はドレイン電極層の一方は、ゲ
ート絶縁層に設けられた開口を介して、電極3208と電気的に接続され、電極3208
はトランジスタ3200のゲート電極層と電気的に接続されている。電極3208は、導
電層3208a、導電層3208b及び導電層3208cを含み、各導電層は、トランジ
スタ3202のゲート電極層と同一の工程で作製することができる。トランジスタ320
2としては、実施の形態9で示すトランジスタ422の構造を適用する例である。
本実施の形態に示す半導体装置では、チャネル形成領域に酸化物半導体を用いたオフ電流
の極めて小さいトランジスタを適用することで、極めて長期にわたり記憶内容を保持する
ことが可能である。つまり、リフレッシュ動作が不要となるか、または、リフレッシュ動
作の頻度を極めて低くすることが可能となるため、消費電力を十分に低減することができ
る。また、電力の供給がない場合(ただし、電位は固定されていることが望ましい)であ
っても、長期にわたって記憶内容を保持することが可能である。
また、本実施の形態に示す半導体装置では、情報の書き込みに高い電圧を必要とせず、素
子の劣化の問題もない。例えば、従来の不揮発性メモリのように、フローティングゲート
への電子の注入や、フローティングゲートからの電子の引き抜きを行う必要がないため、
ゲート絶縁膜の劣化といった問題が全く生じない。すなわち、開示する発明に係る半導体
装置では、従来の不揮発性メモリで問題となっている書き換え可能回数に制限はなく、信
頼性が飛躍的に向上する。さらに、トランジスタのオン状態、オフ状態によって、情報の
書き込みが行われるため、高速な動作も容易に実現しうる。
以上のように、微細化及び高集積化を実現し、かつ高い電気的特性を付与された半導体装
置、及び該半導体装置の作製方法を提供することができる。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適
宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態12)
本実施の形態では、実施の形態11とは異なる記憶装置の構造の一形態について説明する
。図9は、記憶装置の斜視図であり、実施の形態5で説明したのでここでは詳細な説明は
、省略する。図9に示す記憶装置は上部に記憶回路としてメモリセルを複数含む、メモリ
セルアレイを複数層有し、下部にメモリセルアレイを動作させるために必要な論理回路3
004を有する。
図26に、図9に示した記憶装置の部分拡大図を示す。図26では、論理回路3004、
メモリセルアレイ3400a及びメモリセルアレイ3400bを図示しており、メモリセ
ルアレイ3400a又はメモリセルアレイ3400bに含まれる複数のメモリセルのうち
、メモリセル3170aと、メモリセル3170bを代表で示す。メモリセル3170a
及びメモリセル3170bとしては、例えば、上記に実施の形態において説明した回路構
成と同様の構成とすることもできる。
なお、メモリセル3170aに含まれるトランジスタ3171aを代表で示す。トランジ
スタ3171aのゲート電極層と同じ層を用いて形成された、導電層3501a1、35
01a2、3501a3からなる電極は、電極3502aによって、電極3003aと電
気的に接続されている。また、配線3100aは、電極3503aによって、トランジス
タ3171aのゲート電極層と同じ層を用いて形成された、導電層3501b1、350
1b2、3501b3からなる電極と電気的に接続することができる。こうして、配線3
100a及び電極3303を、トランジスタ3171aのソース電極層またはドレイン電
極層と電気的に接続することができる。また、導電層3501b1、3501b2、35
01b3からなる電極は、トランジスタ3171aのソース電極層またはドレイン電極層
と、電極3502bとによって、電極3003bと電気的に接続することができる。メモ
リセル3170bに含まれるトランジスタ3171bを代表で示す。トランジスタ317
1bのゲート電極層と同じ層に形成された、導電層3501c1、3501c2、350
1c3からなる電極は、電極3502cによって、電極3003cと電気的に接続されて
いる。トランジスタ3171a及びトランジスタ3171bは、酸化物半導体層にチャネ
ル形成領域を有する。酸化物半導体層にチャネル形成領域が形成されるトランジスタの構
成については、実施の形態9及び実施の形態10において説明した構成と同様であるため
、説明は省略する。
また、図26では、トランジスタ3171aが形成された層と、トランジスタ3001が
形成された層との間には、配線3100aが形成された配線層と、配線3100bが形成
された配線層との、2つの配線層が設けられた構成を示したがこれに限定されない。トラ
ンジスタ3171aが形成された層と、トランジスタ3001が形成された層との間に、
1つの配線層が設けられていてもよいし、3つ以上の配線層が設けられていてもよい。
また、図26では、トランジスタ3171bが形成された層と、トランジスタ3171a
が形成された層との間には、配線3100cが形成された配線層と、配線3100dが形
成された配線層との、2つの配線層が設けられた構成を示したがこれに限定されない。ト
ランジスタ3171bが形成された層と、トランジスタ3171aが形成された層との間
に、1つの配線層が設けられていてもよいし、3つ以上の配線層が設けられていてもよい
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適
宜組み合わせて用いることができる。
400 基板
401 ゲート電極層
402 ゲート絶縁層
403 酸化物半導体層
404 導電膜
405 導電膜
405A 導電層
405B 導電層
405a 低抵抗材料層
405b 低抵抗材料層
405c 第1のバリア層
405d 第2のバリア層
406 絶縁層
407 絶縁層
420 トランジスタ
422 トランジスタ
430 容量
431 トランジスタ
432 絶縁層
436 下地絶縁層
440 トランジスタ
441 酸化物半導体膜
442 トランジスタ
451 酸素
452 導電膜
453 レジストマスク
455 レジストマスク
456 レジストマスク
457 レジストマスク
460 トランジスタ
474a 配線層
474b 配線層
475 導電膜
475A 導電層
475B 導電層
475a バリア層
475b バリア層
503 酸化物半導体層
505a 低抵抗材料層
505b 低抵抗材料層
575a バリア層
575b バリア層
585a 配線層
585b 配線層
3000 基板
3001 トランジスタ
3003a 電極
3003b 電極
3003c 電極
3004 論理回路
3100a 配線
3100b 配線
3100c 配線
3100d 配線
3106 素子分離絶縁層
3140a 絶縁膜
3140b 絶縁膜
3141a 絶縁膜
3141b 絶縁膜
3142a 絶縁膜
3142b 絶縁膜
3170a メモリセル
3170b メモリセル
3171a トランジスタ
3171b トランジスタ
3200 トランジスタ
3202 トランジスタ
3204 容量素子
3208 電極
3208a 導電層
3208b 導電層
3208c 導電層
3210a 導電層
3210b 導電層
3212 電極
3216 配線
3220 絶縁層
3222 絶縁層
3224 絶縁層
3303 電極
3400a メモリセルアレイ
3400b メモリセルアレイ
3400n メモリセルアレイ
3501a1 導電層
3501a2 導電層
3501a3 導電層
3501b1 導電層
3501b2 導電層
3501b3 導電層
3501c1 導電層
3501c2 導電層
3501c3 導電層
3501a 電極
3501b 電極
3501c 電極
3502a 電極
3502b 電極
3502c 電極
3503a 電極
3503b 電極
3505 電極
9033 留め具
9034 表示モード切り替えスイッチ
9035 電源スイッチ
9036 省電力モード切り替えスイッチ
9038 操作スイッチ
9630 筐体
9631 表示部
9631a 表示部
9631b 表示部
9632a 領域
9632b 領域
9633 太陽電池
9634 充放電制御回路
9635 バッテリー
9636 DCDCコンバータ
9637 コンバータ
9638 操作キー
9639 ボタン

Claims (2)

  1. 酸化物半導体膜上に、第1の導電膜を形成し、
    前記第1の導電膜上にレジストを形成し電子ビームを用いた露光を行い、チャネル領域となる部分以外の前記酸化物半導体膜と重畳する第1のレジストを形成し、
    前記第1のレジストを用いて前記第1の導電膜を選択的にエッチングして、前記第1の導電膜から第2の導電膜と第3の導電膜とを形成し、
    前記酸化物半導体膜上、前記第2の導電膜上及び前記第3の導電膜上にレジストを形成しフォトマスクを用いた露光を行い、第2のレジストを形成し、
    前記第2のレジストを用いて、前記酸化物半導体膜、前記第2の導電膜及び前記第3の導電膜をエッチングして、島状の酸化物半導体層、島状の第2の導電層、及び島状の第3の導電層を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。
  2. 絶縁層に埋め込まれたゲート電極層を形成し、
    前記絶縁層上及び前記ゲート電極層上にゲート絶縁層を形成し、
    前記ゲート絶縁層上に酸化物半導体膜を形成し、
    前記酸化物半導体膜上に、第1の導電膜を形成し、
    前記第1の導電膜上にレジストを形成し電子ビームを用いた露光を行い、チャネル領域となる部分以外の前記酸化物半導体膜と重畳する第1のレジストを形成し、
    前記第1のレジストを用いて前記第1の導電膜を選択的にエッチングして、前記第1の導電膜から第2の導電膜と第3の導電膜とを形成し、
    前記酸化物半導体膜上、前記第2の導電膜上及び前記第3の導電膜上にレジストを形成しフォトマスクを用いた露光を行い、第2のレジストを形成し、
    前記第2のレジストを用いて、前記酸化物半導体膜、前記第2の導電膜及び前記第3の導電膜をエッチングして、島状の酸化物半導体層、島状の第2の導電層、及び島状の第3の導電層を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。
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