JP6183372B2 - 鋳物砂の混練調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、混練機で鋳物砂を混練する際の鋳物砂の混練調整方法に関する。
従来、成型造型用の鋳物砂の混練調整は、回収砂にベントナイトなどの添加材と水を加えて行っている。この混練操作では、混練砂の水分値が該混練砂の造型性に大きく影響することから、手動操作では熟練作業者が混練砂を握るなどの感触によって水分調整を行っている。また自動機では、混練砂の水分値と鋳物砂のCB値(コンパクタビリティ値)とが極めて有意な相関があることから、CB値を自動測定して水分調整を行っている。この自動機の混練調整では、水分センサにより求めた混練機に投入した砂の水分から混練砂の目標水分に対する不足水分を求めて不足分の注水(1次注水)を行う。さらに、混練中のCB値を測定して目標CB値に対する不足CB値を求め、水分・CB値相関係数から不足CB値に対する水分を求めて、その不足分の水分の追加注水(2次注水)を行う。さらに、過去の追加注水の状況から1次注水の補正量を求め、次回混練の1次注水量にフィードバックする。上述した技術に関しては例えば特許文献1に記載が存在する。
特開昭61−14044号公報
しかしながら、鋳物砂などの水分センサによる水分測定では、直接水分量を測定することができず、水分センサで計測した値と蒸発式の水分計で手作業により測定した水分値との関係を水分1%程度の範囲で複数回測定して、水分センサの計測値と蒸発式水分計で測定した水分値との相関を求める検定が必要であった。この検定は、水分センサの計測値と水分計で測定した水分値との相関が、水分センサの検出部の状態、あるいは、生産する鋳物の形状、重量、中子の使用量などによる回収砂の性状変動などにより変化するため、適宜必要となっている。この検定作業は煩雑なもので、作業者あるいは管理者の大きな負担となっていた。そして、特許文献1に示される、過去の追加注水の状況から1次注水の補正量を求め、次回混練の1次注水量にフィードバックすることに対しても、水分センサで計測した値と蒸発式の水分計で測定した水分値との相関により行っているため、精度良く補正量をフィードバックするためには、上述の検定を定期的に行う必要があった。
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、水分センサで計測した値と蒸発式の水分計で測定した水分値との相関を求める検定を不要にすることができ、作業者あるいは管理者が煩雑な検定作業をしなくてすむ鋳物砂の混練調整方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、鋳物砂の重量を計測する重量計測手段と、鋳物砂の電気抵抗値を計測する電気抵抗計測手段と、鋳物砂に水を注水する注水手段と、混練中の鋳物砂のCB値を測定するCB値測定手段と、を具備する鋳物砂の混練機を用いて該鋳物砂を混練調整する方法であって、混練機に投入する前の鋳物砂の重量を前記重量計測手段により計測する重量計測工程と、混練機に投入する前の鋳物砂の電気抵抗値前記電気抵抗計測手段により計測する電気抵抗計測工程と、前記重量及び電気抵抗値が計測された鋳物砂を前記混練機に投入する投入工程と、鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の関係に基づいて、前記電気抵抗計測工程において計測された前記電気抵抗値から想定注水量を演算し、該混練機に投入された鋳物砂に、前記注水手段により前記想定注水量より少ない量の水を注水する1次注水工程と、該1次注水された鋳物砂を混練する1次注水混練工程と、前記CB値測定手段により、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値を測定するCB値測定工程と、該測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合、前記想定注水量から該測定時までの注水量を引いた量より少ない量の水を該混練砂に追加注水する追加注水工程と、該追加注水された混練砂を再度混練する追加注水混練工程と、前記CB値測定手段により、該追加注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する追加CB値測定工程と、を有し、前記追加CB値測定工程で測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値より大きくなるまで、前記追加注水工程、前記追加注水混練工程、及び前記追加CB値測定工程を繰り返し、さらに、前記追加CB値測定工程で測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値より大きくなるまでの合計注水量を算出し、該合計注水量を前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量として把握し、さらに、前記追加注水した際の追加注水量と前記追加注水混練がなされた混練砂のCB値から、該追加注水量に対する該CB値の変化の割合を把握する。
また本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、前記1次注水の後に前記追加注水がなされた後、注水の回数が大きくなるほど、1回の注水量が減少してもよい。
さらに本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、請求項1記載の鋳物砂の混練調整方法を実施することによって把握した前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量、及び、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合に基づいて鋳物砂を混練調整する方法であって、混練機に投入する前の鋳物砂の重量を前記重量計測手段により計測する重量計測工程と、混練機に投入する前の鋳物砂の電気抵抗値前記電気抵抗計測手段により計測する電気抵抗計測工程と、前記重量及び電気抵抗値が計測された鋳物砂を前記混練機に投入する投入工程と、該混練機に投入された鋳物砂に、前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量に基づいて決定された量の水を注水する1次注水工程と、該1次注水された鋳物砂を混練する1次注水混練工程と、前記CB値測定手段により、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値を測定するCB値測定工程と、該測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値と目標CB値との差をCB値の変化の割合として算出する変化割合算出工程と、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合に基づいて、前記算出されたCB値の変化の割合に対する追加注水量を決定し、該決定された追加注水量の水を該混練砂に追加注水する変化割合対応追加注水工程と、該追加注水された混練砂を再度混練する追加注水混練工程と、を有してもよい。
さらに本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、前記1次注水工程で注水する注水量及び前記追加注水工程で注水する注水量を、前記重量計測手段により計測された混練する鋳物砂の重量に比例させてもよい。
さらに本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、前記CB値測定手段により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量に基づいて決定される1次注水混練がなされた混練砂の想定CB値との差により、前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量を補正することを特徴とする。
さらに本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の補正に際し、前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の関数の切片と傾きを補正してもよい。
さらに本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、前記CB値測定手段により前記追加注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する追加CB値測定工程と、前記追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合を算出するCB値変化割合算出工程と、過去に算出した追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合の平均値を求める平均値算出工程と、該過去に算出した追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合の平均値と前記算出された追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合との差により、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合を補正する補正工程と、を有してもよい。
さらに本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合を補正する補正値に0.1〜0.8の係数を乗ずることを特徴とする。
さらに本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、前記鋳物砂に水を注水する注水手段が、水源に連通されたデジタル流量計と、該デジタル流量計に連通された電磁弁と、を具備しており、鋳物砂に水を注水する際、前記デジタル流量計を介して注水する目標注水量に対し、該デジタル流量計の積算流量との差により、前記電磁弁の閉鎖時の作動遅延による漏れ水量を注水動作完了毎に補正してもよい。
さらに本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、1バッチ混練毎に、前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と、前記CB値測定手段により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と目標CB値との差を前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合で除した値に前記1次注水量を加えた値である調整1次注水量とを記憶手段に記憶させる記憶工程と、前記記憶手段に記憶された前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と前記調整1次注水量の分布から直線近似を行う直線近似工程と、を有してもよい。
さらに本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、前記CB値測定手段により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量に基づいて決定される1次注水混練がなされた混練砂の想定CB値との差により、次回の混練の際の前記1次注水量を補正してもよい。
本発明の一側面に係る鋳物砂の混練調整方法は、混練する鋳物砂の重量を計測する重量計測手段と、該混練する鋳物砂の水分を計測する水分計測手段と、鋳物砂に水を注水する注水手段と、混練中の鋳物砂のCB値を測定するCB値測定手段と、を具備する鋳物砂の混練機を用いて該鋳物砂を混練調整する方法であって、
前記重量計測手段により混練する鋳物砂の重量を計測する重量計測工程と、
前記水分計測手段により混練する鋳物砂の水分を計測する水分計測工程と、
前記重量及び水分が計測された鋳物砂を前記混練機に投入する投入工程と、
該混練機に投入された鋳物砂に、前記注水手段により想定注水量より少ない量の水を注水する1次注水工程と、
該1次注水された鋳物砂を混練する1次注水混練工程と、
前記CB値測定手段により、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値を測定するCB値測定工程と、
該測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合、前記想定注水量から該測定時までの注水量を引いた量より少ない量の水を該混練砂に追加注水する追加注水工程と、
該追加注水された混練砂を再度混練する追加注水混練工程と、
前記CB値測定手段により、該追加注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する追加CB値測定工程と、を有し、
前記追加CB値測定工程で測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値より大きくなるまで、前記追加注水工程、前記追加注水混練工程、及び前記追加CB値測定工程を繰り返し、
さらに、前記追加CB値測定工程で測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値より大きくなるまでの合計注水量を算出し、該合計注水量を前記水分計測手段により計測された混練する鋳物砂の水分に対する必要注水量として把握し、
さらに、前記追加注水した際の追加注水量と前記追加注水混練がなされた混練砂のCB値から、該追加注水量に対する該CB値の変化の割合を把握するようにしたから、水分センサで計測した値と蒸発式の水分計で測定した水分との相関を求める検定を不要にすることができ、作業者あるいは管理者が煩雑な検定作業をしなくてすむ等種々の効果がある。
本実施形態に係る混練機及びその付帯設備を示す概要図である。 過去の鋳物砂混練の実績により求められた混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の関数グラフである。 先の混練調整方法の流れを示すフローチャートである。 別の混練調整方法の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。図1において、符号1は鋳物砂(本実施形態では生型砂)の混練機である。なお本実施形態では、混練機1としてミックスマラーを用いている。そして、該混練機1の上部には、混練する鋳物砂の重量を計測する重量計測手段としての荷重計(ロードセル)2が装着されており、該荷重計2上には砂計量ホッパ3が載置されている。なお該砂計量ホッパ3の下部には図示されないゲートが装着されており、該砂計量ホッパ3で計量された鋳物砂を混練機1に供給できるようになっている。
なお、本実施形態において鋳物砂とは、鋳型を造型するのに鋳型材料として用いる砂のことを言う。また、混練砂とは、混練機に投入されて、混練中もしくは混練された鋳物砂のことを言う。また、本実施形態においてCB値(コンパクタビリティ値)とは、鋳物砂の特性値の一つで、鋳物砂をふるい(3mm目)を通して試験筒(100mm高さ)に入れ、上面の鋳物砂をかきとり、標準ランマで3回つき固めるか、又は0.98MPaのスクイーズにより加圧し、沈み深さを元の高さで割り、パーセントで表わした値のことを言う。
そして、該砂計量ホッパ3の上方には砂供給用ベルトコンベヤ4が配設されており、該砂供給用ベルトコンベヤ4の基端側上部には回収砂ホッパ5が配設されている。そして、前記砂供給用ベルトコンベヤ4の先端側上部には、混練する鋳物砂の水分を計測する水分計測手段としての電気抵抗計測機6が配設されている。なお該水分計測手段としての電気抵抗計測機6で鋳物砂の電気抵抗値を計測する意味は、鋳物砂の電気抵抗値は該鋳物砂が含んでいる水分に対し反比例の関係にあり、該電気抵抗値の計測で鋳物砂の水分量の状態が把握できるからである。
また前記混練機1の側壁には、混練中の鋳物砂のCB値(コンパクタビリティ値)を測定するCB値測定手段7が取り付けられている。そして、前記混練機1の下方には砂搬出用ベルトコンベヤ8が配設されている。
また前記混練機1は、鋳物砂に水を注水する注水手段9を備えている。該注水手段9は、水源10に連通されたデジタル流量計11と、該デジタル流量計11に連通された電磁弁12と、を具備しており、該電磁弁12は前記混練機1に連通されている。
以下、このように構成された装置の作動について説明する。図3は該作動の流れを示すフローチャートである。まず、混練機1を作動させる(S1)。次に、砂供給用ベルトコンベヤ4を作動させる。これにより、回収砂ホッパ5内の鋳物砂が切り出され、所定量の鋳物砂が該砂供給用ベルトコンベヤ4の先端から砂計量ホッパ3に投入される(S2)。この際、砂計量ホッパ3に投入された鋳物砂の重量は荷重計2で計測されており(重量計測工程)、該砂計量ホッパ3に投入された鋳物砂の重量が目標重量値に達したら砂供給用ベルトコンベヤ4を停止させる(S3)。
なお砂供給用ベルトコンベヤ4の作動から停止までの間、即ち、砂計量開始から砂計量完了までの間、電気抵抗計測機6で計量中の鋳物砂の電気抵抗値を計測する。電気抵抗値から水分を把握する(水分計測工程)。そして、該砂計量開始から砂計量完了までの間の該電気抵抗値の平均を計量した鋳物砂の電気抵抗値とする。
次に、過去の鋳物砂混練の実績により求められた混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の関数グラフ(図2参照)から想定注水量を演算する(S4)。次に、砂計量ホッパ3の下部に装着された前記ゲートを開き、砂計量ホッパ3内の鋳物砂、即ち、重量及び電気抵抗値が計測された鋳物砂を混練機1に投入する(S5)。そして、該鋳物砂の投入が終わったら、前記ゲートを閉じる。
次に、該混練機1に投入された鋳物砂に、注水手段9により1次注水する(S6)。なお該1次注水では、前記想定注水量より少ない量の注水を行い、2次注水、3次注水等、追加注水が複数回できる余地を残すようにする。なお好ましくは、該1次注水量=前記想定注水量×(50〜80%)である。
また注水時の注水手段9の作動は、まず電磁弁12が開き、水源10の水がデジタル流量計11及び電磁弁12を通り、混練機1への注水が開始される。そして、注水中に流れる水の量をデジタル流量計11で計測し、注水量が目標の量に達したら、電磁弁12が閉じられ、注水終了となる。
次に、該1次注水された鋳物砂を混練する1次注水混練を行う(S7)。該1次注水混練を行うと混練砂のCB値は徐々に上昇するが、この上昇が止まり、CB値が安定した状態になったら、CB値測定手段7により、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する(S8)。なお一般に、1次注水後、90〜120秒程度混練するとCB値が安定するとされている。また該CB値の測定は、混練機1内から所定量の混練砂をCB値測定手段7に取り込んで行う。
次に、該測定された1次注水混練がなされた混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下にあるかどうかを判定する(S9)。そして、該CB値は前記1次注水量が想定注水量より少ない量のため目標CB値範囲の下限値より大きくなることはないが、下限値より大きかった場合は、混練機1内の混練砂を該混練機1の砂排出口1aから排出し(S14)、混練を終了させる(S15)。該排出された混練砂は、該砂排出口1aの下方で作動されている砂搬出用ベルトコンベヤ8で図示されない次工程へ搬送される。
また該測定された1次注水混練がなされた混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合は、該混練砂に、注水手段9により追加注水する(S10)。該追加注水では、前記想定注水量からCB値測定時までの注水量を引いた量より少ない量の水を追加注水する。なお好ましくは、該追加注水量=(前記想定注水量−CB値測定時までの注水量)×(50〜80%)である。
さらに、前記1次注水の後に前記追加注水が少なくとも1回なされる場合に、注水の回数が増加する毎に順次、1回の注水量が減少するようにすると、さらに好ましい。例示すると、1次注水の後に2次、3次の追加注水がなされる場合、1次注水量>2次注水量>3次注水量、のようになるということである。このように、前記1次注水の後に前記追加注水が少なくとも1回なされる場合に、注水の回数が増加する毎に順次、1回の注水量が減少するようにすると、広い範囲の注水量に対するCB値の変化の状況を把握できるという利点がある。
次に、該追加注水された混練砂を再度混練する追加注水混練を行う(S11)。該追加注水混練を行っても、混練砂のCB値は徐々に上昇するが、この上昇が止まり、CB値が安定した状態になったら、CB値測定手段7により、該追加注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する(S12)。なお、追加注水後、30〜60秒程度混練するとCB値が安定するとされている。
次に、該測定された追加注水混練がなされた混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下にあるかどうかを判定する(S13)。そして、該CB値が目標CB値範囲の下限値より大きかった場合は、混練機1内の混練砂を該混練機1の砂排出口1aから排出し(S14)、混練を終了させる(S15)。
また該測定された追加注水混練がなされた混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合は、上述した、前記想定注水量からCB値測定時までの注水量を引いた量より少ない量の水を該混練砂に追加注水する追加注水工程(S10)と、該追加注水された混練砂を再度混練する追加注水混練工程(S11)と、前記CB値測定手段7により、該追加注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する追加CB値測定工程(S12)と、を該測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値より大きくなるまで繰り返す。
このような鋳物砂の混練調整を実施することによって、次のような内容を把握することができる。まず、前記測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値より大きくなるまでの合計注水量を算出し、該合計注水量を前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量として把握することができる。さらに、前記追加注水した際の追加注水量と前記追加注水混練がなされた混練砂のCB値から、該追加注水量に対する該CB値の変化の割合を把握することができる。
これらの内容が把握されると、次からの鋳物砂の混練において、該把握した内容に基づき、上述の混練調整方法(先の混練調整方法)とは若干異なる別の混練調整方法を実施することによって、目標CB値(目標CB値範囲)に対する1次注水及び追加注水を精度よく行うことができるようになる。このような別の混練調整方法を次に説明する。なお鋳物砂の性状は鋳造条件等により変化するため、混練を続けていくと、前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量、及び、前記追加注水量に対するCB値の変化の割合も変化していく。したがって、この補正方法も併せて説明する。
図4は別の混練調整方法の流れを示すフローチャートである。別の混練調整方法は、まず、混練機1を作動させる(S21)。次に、砂供給用ベルトコンベヤ4を作動させる。これにより、回収砂ホッパ5内の鋳物砂が切り出され、所定量の鋳物砂が該砂供給用ベルトコンベヤ4の先端から砂計量ホッパ3に投入される(S22)。この際、砂計量ホッパ3に投入された鋳物砂の重量は荷重計2で計測されており、該砂計量ホッパ3に投入された鋳物砂の重量が目標重量値に達したら砂供給用ベルトコンベヤ4を停止させる(S23)。
なお砂供給用ベルトコンベヤ4の作動から停止までの間、即ち、砂計量開始から砂計量完了までの間、電気抵抗計測機6で計量中の鋳物砂の電気抵抗値を計測する。そして、該砂計量開始から砂計量完了までの間の該電気抵抗値の平均を計量した鋳物砂の電気抵抗値とする。
次に、先の混練調整方法で把握した、前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量(以下、「電気抵抗値−必要注水量関数」という)に基づいて1次注水量を決定する(S24)。具体的には、該「電気抵抗値−必要注水量関数」から、目標CB値に対する1次注水量を演算する。
次に、砂計量ホッパ3の下部に装着された前記ゲートを開き、砂計量ホッパ3内の鋳物砂、即ち、重量及び電気抵抗値が計測された鋳物砂を混練機1に投入する(S25)。そして、該鋳物砂の投入が終わったら、前記ゲートを閉じる。
次に、該混練機1に投入された鋳物砂に、注水手段9により1次注水する(S26)。なお該1次注水では、前記「電気抵抗値−必要注水量関数」に基づいて決定された1次注水量の注水を行う。また注水時の注水手段9の作動は、まず電磁弁12が開き、水源10の水がデジタル流量計11及び電磁弁12を通り、混練機1への注水が開始される。そして、注水中に流れる水の量をデジタル流量計11で計測し、注水量が目標の量に達したら、電磁弁12が閉じられ、注水終了となる。
次に、該1次注水された鋳物砂を混練する1次注水混練を行う(S27)。該1次注水混練を行うと混練砂のCB値は徐々に上昇するが、この上昇が止まり、CB値が安定した状態になったら、CB値測定手段7により、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する(S28)。なお一般に、1次注水後、90〜120秒程度混練するとCB値が安定するとされている。また該CB値の測定は、混練機1内から所定量の混練砂をCB値測定手段7に取り込んで行う。
次に、前記CB値測定手段7により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値(以下、1次注水CB値という)と前記「電気抵抗値−必要注水量関数」に基づいて決定される1次注水混練がなされた混練砂の想定CB値(以下、1次注水想定CB値という)とを比較して、前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の補正を行う(S29)。
具体的には、まず、前記1次注水想定CB値と前記1次注水CB値との差を求め、そのCB値の差分に相当する注水量を、先の混練調整方法で把握した、前記追加注水量に対するCB値の変化の割合(以下、「追加注水量−CB値割合」という)から求める。
そして、前記1次注水想定CB値と前記1次注水CB値との差が正の場合、前記CB値の差分に相当する注水量を前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の切片に加える。また前記1次注水想定CB値と前記1次注水CB値との差が負の場合、前記CB値の差分に相当する注水量を前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の切片から減じる。このようにして前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の切片を補正する。この切片の補正値は次回の混練の際から有効になる。なお前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の切片に加減する量(補正する補正値)は、急激な注水量の変化を回避するために、0.1〜0.8の係数を乗ずることが好ましい。
次に、前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の傾きを補正する。この点につき、詳述する。前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の切片の補正値は、前記計測した電気抵抗値とともに図示されない記憶手段に記憶される。そして、前記計測した電気抵抗値と、過去に計測した電気抵抗値の平均値(以下、平均電気抵抗値という)を比較する。そして、前記計測した電気抵抗値が該平均電気抵抗値より高いときは、前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の切片の補正値に+1を乗じ、また前記計測した電気抵抗値が該平均電気抵抗値より低いときは、前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の切片の補正値に−1を乗じ、さらに、その値を平均電気抵抗値で除して、前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の勾配傾向値として前記記憶手段に記憶する。
そして、前記勾配傾向値の平均を取り、その値を平均勾配傾向値とし、前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の傾きを補正する。該「電気抵抗値−必要注水量関数」の傾きの補正は、傾きに前記平均勾配傾向値を加算して行う。すなわち、前記平均勾配傾向値が正のときに増加させ、負のときに減少させる。このようにして前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の傾きを補正する。この傾きの補正値は次回の混練の際から有効になる。なお前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の傾きの補正量は、前記平均勾配傾向値の50〜100%程度とすることが好ましい。また、前記平均電気抵抗値と平均勾配傾向値は、最新のデータから10〜50点程度遡った範囲を平均するのが好ましい。
次に、前記1次注水CB値が目標CB値範囲内にあるかどうかを判定する(S30)。そして、該1次注水CB値が目標CB値範囲内である場合は、混練機1内の混練砂を該混練機1の砂排出口1aから排出し(S39)、連続混練は不要と判定して(S40)、混練を終了させる(S41)。該排出された混練砂は、該砂排出口1aの下方で作動されている砂搬出用ベルトコンベヤ8で図示されない次工程へ搬送される。
前記1次注水CB値が目標CB値範囲内にない場合、前記1次注水CB値が目標CB値範囲の下限値以下にあるかどうかを判定する(S31)。該1次注水CB値が目標CB値範囲の下限値より大きい場合は、該1次注水CB値が目標CB値範囲外で目標CB値範囲の上限値より大きいため、後述の追加注水後の混練砂の追加CB値測定工程(S35)までスキップし、それ以降の工程を実施する。
前記1次注水CB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合、該1次注水CB値と目標CB値との差を求め、そのCB差分の注水量を前記「追加注水量−CB値割合」に基づいて算出し、追加注水量として決定する(S32)。そして、該決定された追加注水量の水を混練砂に、注水手段9により追加注水する(S33)。
次に、該追加注水された混練砂を再度混練する追加注水混練を行う(S34)。該追加注水混練を行っても、混練砂のCB値は徐々に上昇するが、この上昇が止まり、CB値が安定した状態になったら、CB値測定手段7により、該追加注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する(S35)。なお一般に、追加注水後、30〜60秒程度混練するとCB値が安定するとされている。
次に、前記追加注水を行った場合に、追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合を算出し、図示されない記憶手段に記憶する。そして、過去に算出した追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合の平均値を求め、その平均値と該追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合との差により、前記「追加注水量−CB値割合」を補正する(S36)。この補正の補正値は次回の追加注水の際から有効になる。なお、この補正は、急激な注水量の変化を回避するために、補正値に0.1〜0.8の係数を乗ずることが好ましい。また、追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合の平均値は、最新のデータから10〜50点程度遡った範囲を平均するのが好ましい。
次に、該測定された追加注水混練がなされた混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下にあるかどうかを判定する(S37)。そして、該測定された追加注水混練がなされた混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合は、上述の追加注水量の演算工程(S32)まで戻り、該測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値より大きくなるまで、以降の工程(S33〜S37)を繰り返す。
また該CB値が目標CB値範囲の下限値より大きい場合は、該CB値が目標CB値範囲内にあるかどうかを判定する(S38)。該CB値が目標CB値範囲内である場合は、混練機1内の混練砂を該混練機1の砂排出口1aから排出する(S39)。また、該CB値が目標CB値範囲外の場合は、該CB値が目標CB値範囲の下限値より大きくて目標CB値範囲外すなわち、目標CB値範囲の上限値より大きい状態であるため、上述の追加注水後の追加CB値測定工程(S35)まで戻り、該測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲内になるまで、以降の工程(S36〜S38)を繰り返す。この動作は、混練を延長すると混練砂中の水分が蒸発し、CB値が徐々に低下するために行うものである。
混練機1内の混練砂を該混練機1の砂排出口1aから排出した場合、連続混練するか否か(続けて混練をするか否か)を判定し(S40)、連続混練をする場合は砂計量の工程(S22)に戻り、以降の工程(S23〜S40)を繰り返す。また、連続混練をしない場合には、混練を終了する(S41)。
なお上述の実施形態では、注水時の注水手段9の作動を簡単な作動で示したが、これに限定されるものではなく、鋳物砂に水を注水する際、デジタル流量計11を介して注水する目標注水量に対し、該デジタル流量計11の積算流量との差により、電磁弁12の閉鎖時の作動遅延による漏れ水量を注水動作完了毎に補正するようにしてもよい。このようにすると、注水配管内面への垢の堆積、ストレーナーの目詰まり等による流量変動があった場合でも正確な注水ができるという利点がある。
この補正について詳述する。まず、電磁弁12が開き、水源10の水がデジタル流量計11及び電磁弁12を通り、混練機1への注水が開始される。そうすると、デジタル流量計11で注水量をカウントし、該デジタル流量計11のカウントが、目標注水量から電磁弁12閉鎖時の作動遅延による漏れ水量を減じた水量になったとき、電磁弁12の閉じ動作を開始し、水流をとめる。
このとき、電磁弁12が完全に閉じられて水流が止まるまでに流れたデジタル流量計11のカウント量と、目標注水量とを比較して、該デジタル流量計11のカウント量から目標注水量を引いた値が正の場合は、次回注水の電磁弁12閉鎖時の作動遅延による漏れ水量から、その値を減じ、負の場合はその値を加える。
なお本実施形態では、上述した別の混練調整方法の内容から次の構成を有しているといえる。即ち、上述した先の混練調整方法を実施することによって把握した前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量、及び、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合に基づいて鋳物砂を混練調整する方法であって、前記荷重計2により混練する鋳物砂の重量を計測する重量計測工程(S22)と、前記電気抵抗計測機6により混練する鋳物砂の電気抵抗値を計測する工程(S23)と、前記重量及び電気抵抗値が計測された鋳物砂を前記混練機に投入する投入工程(S25)と、該混練機に投入された鋳物砂に、前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量に基づいて決定された量の水を注水する1次注水工程(S26)と、該1次注水された鋳物砂を混練する1次注水混練工程(S27)と、前記CB値測定手段7により、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値を測定するCB値測定工程(S28)と、該測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値と目標CB値との差をCB値の変化の割合として算出する変化割合算出工程と、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合に基づいて、前記算出されたCB値の変化の割合に対する追加注水量を決定し、該決定された追加注水量の水を該混練砂に追加注水する変化割合対応追加注水工程(S33)と、該追加注水された混練砂を再度混練する追加注水混練工程(S34)と、を有しているといえる。
本構成によれば、正確な注水量の1次注水と追加注水を行うことができ、注水回数を最小限とすることができ、目標CB値範囲の混練砂を短時間に得ることができるという利点がある。
また上述した別の混練調整方法において、砂計量ホッパ3から混練機1に投入される鋳物砂の重量、即ち、混練する鋳物砂の重量が変わる場合は、前記1次注水工程(S26)で注水する注水量及び前記追加注水工程(S33)で注水する注水量を、前記荷重計2により計測された混練する鋳物砂の重量に比例させる。このようにすると、混練機1に投入される砂重量が変化しても、その重量に即した注水量の注水を行うことができ、目標CB値範囲の混練砂を短時間に得ることができるという利点がある。
さらに本実施形態では、上述した別の混練調整方法で示すように、前記CB値測定手段7により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量に基づいて決定される1次注水混練がなされた混練砂の想定CB値との差により、前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量を補正するようにしている。
本構成によれば、電気抵抗計測機6の検出部の状態、あるいは、生産する鋳物の形状、重量、中子の使用量などによる回収砂の性状変動などに対しても、混練動作の都度、鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量を補正するので、的確な1次注水が行え、目標CB値範囲の混練砂を短時間に得ることができるという利点がある。
さらに本実施形態では、上述した別の混練調整方法で示すように、前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の補正に際し、前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の関数の切片と傾きを補正するようにしている。本構成によれば、より一層的確な1次注水が行え、目標CB値範囲の混練砂を短時間に得ることができるという利点がある。
さらに本実施形態では、上述した別の混練調整方法で示すように、前記CB値測定手段7により前記追加注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する追加CB値測定工程(S35)と、前記追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合を算出するCB値変化割合算出工程と、過去に算出した追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合の平均値を求める平均値算出工程と、該過去に算出した追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合の平均値と前記算出された追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合との差により、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合を補正する補正工程(S36)と、を有するようにしている。
本構成によれば、混練動作の都度、追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合を補正するので、的確な追加注水が行え目標CB値範囲の混練砂を短時間に得ることができるという利点がある。
さらに本実施形態では、上述した別の混練調整方法で示すように、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合を補正する補正値に0.1〜0.8の係数を乗ずるようにしている。本構成によれば、追加注水量に対する前記CB値の変化の割合を補正する補正値に係数を乗ずることにより、追加注水量に対するCB値の変化の割合の急激な変化を避けることができ、追加注水量の急激な変化を避けることができるという利点がある。
なお本実施形態では、上述した先の混練調整方法において、過去の鋳物砂混練の実績により求められた混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の関数グラフから想定注水量を演算しているが、混練設備を新規に設置した場合など、過去のデータがない場合は、発明者らの経験から計量砂重量の1〜2%の注水量を該想定注水量として、該先の混練調整方法を数回繰り返し実施することにより、前記混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の関係(関数グラフ)を得ることができる。
また本実施形態では、電気抵抗計測機6で計量中の鋳物砂の電気抵抗値を計測しているが、これに限定されるものではなく、電気抵抗の逆数の導電量を計測しても同様の効果を得ることができる。
さらに本実施形態では、砂供給用ベルトコンベヤ4の先端側上部に配設された電気抵抗計測機6により、該砂供給用ベルトコンベヤ4で搬送される鋳物砂の電気抵抗値を計測しているが、これに限定されるものではなく、該電気抵抗計測機6を砂計量ホッパ3内に設置し、計量された鋳物砂、即ち、砂計量ホッパ3内の鋳物砂の電気抵抗値を計測するようにしてもよい。
さらに、本実施形態において水分計測手段とは、鋳物砂の水分量によって変化する量を計測するものであり、本実施形態において水分とは、水分計測手段により計測される値のことである。なお水分計測手段としては、例えば、本実施形態で用いた電気抵抗計測機6が挙げられるが、この他にも、電気式であれば静電容量式水分計、光学式であれば赤外線水分計などが挙げられる。
なお上述した別の混練調整方法は、一部の工程を変更してもよく、次に、その変更例について説明する。以下、便宜上、上述した別の混練調整方法のことを第1例と言い、これから示す該変更例のことを第2例と言う。
第2例では、混練毎に、前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と、前記CB値測定手段7により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と目標CB値との差を前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合で除した値に前記1次注水量を加えた値である調整1次注水量と、を図示されない記憶手段に記憶させるようにしている。なお、ここでいう混練毎とは、砂計量ホッパ3から混練機1に投入された鋳物砂が混練され、砂排出口1aから排出されて混練が終了するまでを1バッチとして、該1バッチ毎にということである。
第2例の作動について説明する。第2例は、CB値測定手段7により、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する工程までは第1例と同じである。次に、前記記憶手段に記憶された前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と前記調整1次注水量の分布から直線近似を行う。これにより得られた近似直線は、換言すれば、切片と傾きが補正された前記「電気抵抗値−必要注水量関数」のグラフであると言える。このため、前記直線近似を行って該近似直線を得ることにより、前記「電気抵抗値−必要注水量関数」の切片と傾きが補正されたことになる。なお、該切片と傾きが補正された前記「電気抵抗値−必要注水量関数」は、次回の混練の際から有効になる。また前記直線近似を行うのに用いる前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と前記調整1次注水量は、最新のデータから10〜50点程度遡った範囲のデータとすることが好ましい。
そして、第2例では加えて、CB値測定手段7により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値(1次注水CB値)と前記「電気抵抗値−必要注水量関数」に基づいて決定される1次注水混練がなされた混練砂の想定CB値(1次注水想定CB値)とを比較する。そして、前記1次注水想定CB値と前記1次注水CB値との差を求め、そのCB値の差分に相当する注水量を、先の混練調整方法で把握した、前記追加注水量に対するCB値の変化の割合(「追加注水量−CB値割合」)から求める。
そして、前記1次注水想定CB値と前記1次注水CB値との差が正の場合、前記CB値の差分に相当する注水量を次回の混練の際の1次注水量に加える。また前記1次注水想定CB値と前記1次注水CB値との差が負の場合、前記CB値の差分に相当する注水量を次回の混練の際の1次注水量から減じる。このようにして次回の混練の際の1次注水量を補正する。なお該1次注水量を補正する補正値(1次注水量に加・減する量)は次回の混練の際にのみ使用する。また該1次注水量を補正する補正値は、急激な注水量の変化を回避するために、0.1〜0.8の係数を乗ずることが好ましい。
次に、第1例と同様に、前記1次注水CB値が目標CB値範囲内にあるかどうかを判定する。そして、これより後の工程は最後まで第1例と同じ作動である。
なお第2例では上述した内容から次の構成を有しているといえる。即ち、1バッチ混練毎に、前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と、前記CB値測定手段7により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と目標CB値との差を前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合で除した値に前記1次注水量を加えた値である調整1次注水量とを記憶手段に記憶させる記憶工程と、前記記憶手段に記憶された前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と前記調整1次注水量の分布から直線近似を行う直線近似工程と、を有しているといえる。
本構成によれば、前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と前記調整1次注水量の分布から直線近似を行うことにより、1バッチ混練毎に「電気抵抗値−必要注水量関数」の切片と傾きの補正が行われ、その補正された関数により次回混練で的確な1次注水が行え、目標CB値範囲の混練砂を短時間に得ることができるという利点がある。
さらに第2例では、上述したように、前記CB値測定手段7により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と前記電気抵抗計測機6により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量に基づいて決定される1次注水混練がなされた混練砂の想定CB値との差により、次回の混練の際の前記1次注水量を補正するようにしている。本構成によれば、変動する回収砂の性状に対しての追従性を向上させることができるという利点がある。
本発明は、水分センサで計測した値と蒸発式の水分計で測定した水分値との相関を求める検定を不要にすることができ、作業者あるいは管理者が煩雑な検定作業をしなくてすむ鋳物砂の混練調整方法として利用可能である。
1…混練機
2…重量計測手段
6…水分計測手段
7…CB値測定手段
9…注水手段
10…水源
11…デジタル流量計
12…電磁弁

Claims (11)

  1. 物砂の重量を計測する重量計測手段と、鋳物砂の電気抵抗値を計測する電気抵抗計測手段と、鋳物砂に水を注水する注水手段と、混練中の鋳物砂のCB値を測定するCB値測定手段と、を具備する鋳物砂の混練機を用いて該鋳物砂を混練調整する方法であって、
    混練機に投入する前の鋳物砂の重量を前記重量計測手段により計測する重量計測工程と、
    混練機に投入する前の鋳物砂の電気抵抗値前記電気抵抗計測手段により計測する電気抵抗計測工程と、
    前記重量及び電気抵抗値が計測された鋳物砂を前記混練機に投入する投入工程と、
    鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の関係に基づいて、前記電気抵抗計測工程において計測された前記電気抵抗値から想定注水量を演算し、該混練機に投入された鋳物砂に、前記注水手段により前記想定注水量より少ない量の水を注水する1次注水工程と、
    該1次注水された鋳物砂を混練する1次注水混練工程と、
    前記CB値測定手段により、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値を測定するCB値測定工程と、
    該測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合、前記想定注水量から該測定時までの注水量を引いた量より少ない量の水を該混練砂に追加注水する追加注水工程と、
    該追加注水された混練砂を再度混練する追加注水混練工程と、
    前記CB値測定手段により、該追加注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する追加CB値測定工程と、を有し、
    前記追加CB値測定工程で測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値より大きくなるまで、前記追加注水工程、前記追加注水混練工程、及び前記追加CB値測定工程を繰り返し、
    さらに、前記追加CB値測定工程で測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値より大きくなるまでの合計注水量を算出し、該合計注水量を前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量として把握し、
    さらに、前記追加注水した際の追加注水量と前記追加注水混練がなされた混練砂のCB値から、該追加注水量に対する該CB値の変化の割合を把握することを特徴とする鋳物砂の混練調整方法。
  2. 前記1次注水の後に前記追加注水がなされた後、注水の回数が大きくなるほど、1回の注水量が減少することを特徴とする請求項1記載の鋳物砂の混練調整方法。
  3. 請求項1記載の鋳物砂の混練調整方法を実施することによって把握した前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量、及び、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合に基づいて鋳物砂を混練調整する方法であって、
    混練機に投入する前の鋳物砂の重量を前記重量計測手段により計測する重量計測工程と、
    混練機に投入する前の鋳物砂の電気抵抗値前記電気抵抗計測手段により計測する電気抵抗計測工程と、
    前記重量及び電気抵抗値が計測された鋳物砂を前記混練機に投入する投入工程と、
    該混練機に投入された鋳物砂に、前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量に基づいて決定された量の水を注水する1次注水工程と、
    該1次注水された鋳物砂を混練する1次注水混練工程と、
    前記CB値測定手段により、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値を測定するCB値測定工程と、
    該測定された混練砂のCB値が目標CB値範囲の下限値以下の場合、該1次注水混練がなされた混練砂のCB値と目標CB値との差をCB値の変化の割合として算出する変化割合算出工程と、
    前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合に基づいて、前記算出されたCB値の変化の割合に対する追加注水量を決定し、該決定された追加注水量の水を該混練砂に追加注水する変化割合対応追加注水工程と、
    該追加注水された混練砂を再度混練する追加注水混練工程と、
    を有することを特徴とする鋳物砂の混練調整方法。
  4. 前記1次注水工程で注水する注水量及び前記追加注水工程で注水する注水量を、前記重量計測手段により計測された混練する鋳物砂の重量に比例させることを特徴とする請求項3記載の鋳物砂の混練調整方法。
  5. 前記CB値測定手段により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量に基づいて決定される1次注水混練がなされた混練砂の想定CB値との差により、前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量を補正することを特徴とする請求項3記載の鋳物砂の混練調整方法。
  6. 前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の補正に際し、前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量の関数の切片と傾きを補正することを特徴とする請求項5記載の鋳物砂の混練調整方法。
  7. 前記CB値測定手段により前記追加注水混練がなされた混練砂のCB値を測定する追加CB値測定工程と、前記追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合を算出するCB値変化割合算出工程と、
    過去に算出した追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合の平均値を求める平均値算出工程と、
    該過去に算出した追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合の平均値と前記算出された追加注水による混練砂の測定CB値の変化の割合との差により、前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合を補正する補正工程と、
    を有することを特徴とする請求項3記載の鋳物砂の混練調整方法。
  8. 前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合を補正する補正値に0.1〜0.8の係数を乗ずることを特徴とする請求項7記載の鋳物砂の混練調整方法。
  9. 前記注水手段が、水源に連通されたデジタル流量計と、該デジタル流量計に連通された電磁弁と、を具備しており、鋳物砂に水を注水する際、前記デジタル流量計を介して注水する目標注水量に対し、該デジタル流量計の積算流量との差により、前記電磁弁の閉鎖時の作動遅延による漏れ水量を注水動作完了毎に補正することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の鋳物砂の混練調整方法。
  10. 1バッチ混練毎に、前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と、前記CB値測定手段により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と目標CB値との差を前記追加注水量に対する前記CB値の変化の割合で除した値に前記1次注水の量を加えた値である調整1次注水量とを記憶手段に記憶させる記憶工程と、
    前記記憶手段に記憶された前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値と前記調整1次注水量の分布から直線近似を行う直線近似工程と、
    を有することを特徴とする請求項3記載の鋳物砂の混練調整方法。
  11. 前記CB値測定手段により測定された1次注水混練がなされた混練砂の測定CB値と前記電気抵抗計測手段により計測された混練する鋳物砂の電気抵抗値に対する必要注水量に基づいて決定される1次注水混練がなされた混練砂の想定CB値との差により、次回の混練の際の前記1次注水量を補正することを特徴とする請求項10記載の鋳物砂の混練調整方法。
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