JPS63260645A - 鋳物砂の水分調整方法 - Google Patents

鋳物砂の水分調整方法

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JPS63260645A
JPS63260645A JP8929786A JP8929786A JPS63260645A JP S63260645 A JPS63260645 A JP S63260645A JP 8929786 A JP8929786 A JP 8929786A JP 8929786 A JP8929786 A JP 8929786A JP S63260645 A JPS63260645 A JP S63260645A
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moisture
water
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moisture content
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JP8929786A
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Isao Yonekura
米倉 勇雄
Tomeo Minamihaba
南幅 留男
Masaaki Takahashi
正明 高橋
Mitsuru Fujisawa
藤沢 充
Hiroyuki Kikuchi
浩之 菊池
Atsushi Sasaki
淳 佐々木
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Iwate Prefectural Government
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Iwate Prefectural Government
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は生型鋳物砂の水分調整方法に関するものである
生型は鋳型用けい砂と粘結剤であるベントナイトおよび
水を基本構成材料とする鋳物砂によって製作され、通常
水を含んだ状態で鋳鉄などの溶湯を鋳込み、製品を得る
鋳型である。
同鋳型における水分調整の必要性については、鋳物砂中
の水分の多少が、鋳型の成型性、強さ、通気性などあら
ゆる性質に影響することから、きわめて重要であること
が古くから知られている。
また生型鋳物砂における水分は、添加直後から蒸発を開
始する宿命をもっており、混練処理、造型機までの搬送
、造型などの作業時間は、可能な限り短縮化が要求され
ている。
このため生型を使用する鋳造工場における鋳物砂処理時
間は、通常3分間から5分間のサイクルになっている。
一方、鋳物砂の水分測定方法は、JISZ2605に規
定されているが測定には最低1時間を必要とし、前記3
分間から5分間の鋳物砂処理時間内において水分測定を
行い目標とする水分に調整することは、おおよそ不可能
である。このため、カーバイト法や電気抵抗法など各種
の迅速水分測定法が開発されてはいるが、これらの方法
によっても鋳物砂水分測定には最低3分間を必要とし、
前記処理時間に追従できない状況である。
また、鋳物砂水分の量に伴う鋳物砂の成型性やサラサラ
の度合の変動に着目し、これを測定することによって鋳
物砂の水分量を知り水分添加を行う水分調整方法が数種
開発されているが、回収砂の水分が変動しているため、
サンドミルで水分均一化のための予備混練を行った後に
成型性等に関する測定を行い、不足水分量を計算して添
加する機構になっているため、装置全体が大がかりで価
、格も高いものとなっている。
以上のことから、生型番使用するほとんどの鋳造工場に
おける鋳物砂の水分調整は、砂を混練する作業者が手で
砂を握った場合の感触で行なわれており、水分をはじめ
とする鋳物砂の性質に変動が大きく、種々な成型上のト
ラブルや鋳造欠陥の発生の原因となっている。
本発明は、生型鋳物砂の処理作業時において、常に定量
の水の添加で鋳物砂水分が一定にならない原因が、回収
砂の水分変動にあることに着目し、サンドミルに投入さ
れる回収砂の水分をきわめて短時間ごとに連続的に測定
し、一定重量の回収砂がサンドミルに投入された時点で
回収砂の保有水重量を積算し、目標水分に対する不足水
分量を算出して自動添加することによって鋳物砂の水分
を調整する方法であり、以下第1図〜第3図に従って本
発明にかかる鋳物砂の水分調整方法と各装置の作用につ
いて説明する。
第1図は本発明の鋳物砂の水分調整方法に用いる装置全
体の概要である。
前回の鋳物砂処理が終了すると同時に、マイクロコンピ
ュータ7がスクリューヒープ−3ベルトコンベアー4、
回収砂の断面形状−走化装置5を同時にスタートさせる
これらの装置はその搬送または処理能力が同じに設定さ
れており、回収砂タンク!に収納されている回収砂2を
ベルトコンヘアー4上に等断面形状で流動させる。
回収砂2が赤外線水分計6の真下に到達した時点で、マ
イクロコンピュータ7は赤外線水分計6を作動させ測定
を開始させるとともに、その出力信号をきわめて短時間
ごとに演算回路に取り込む。
演算回路には第2図および第3図に示したような回収砂
水分と赤外線水分計6の出力の相関式および回収砂水分
と回収砂かさ密度の相関式がインプットされており、時
間の経過と共にベルトコンベアー4によって移送され赤
外線水分計6の下を通過した回収砂2の重量とこれが保
有する水の重量の積算が行なわれる。すなわち赤外線水
分計6の測定間隔をT秒とし、このTをきわめて短時間
にすればこの1秒間にベルトコンベアー4によって赤外
線水分計6の直下を通過した回収砂の水分はほぼ一定と
みなすことができ、(1)式によって求められる。
M=2.016A3−2.501/M+1.860A−
0.107 −  (1) M:回収砂水分(%) A:赤外線水分計出力(mA) また1秒間にベルトコンベアー4によって移動した回収
砂2の重量は、(2)式によって求められる。
G = H・S −T=(0,0043M’+ 0.0
586M”−0,26M+1.522)−7(2)G:
回収砂重量(gr) 一■4:回収砂断面積(cm2) S;ベルトコンベアー速度(cm/秒)T:赤外線水分
計の測定間隔(秒) M:回収砂水分(%) さらに、この1秒間に移動した回収砂2が保有する水の
重量は(3)式によって求められる。
N=G−M−10”’  −7−(3)N:1秒間に移
動した回収砂中の水重量(gf)G:回収砂型ffi(
gD M:回収砂水分(%) なお第2図および第3図に付記した相関式は回収砂の種
類、色調などによって変更するものである。
積算された回収砂2の重量と、スクリューヒープ−3以
後のベルトコンベアー4上にあってこれから赤外線水分
計7の下を通過するであろう回収砂2の重量の合計がサ
ンドミル9によって1回に処理される鋳物砂のうち回収
砂2の必要重量に達した時点で、マイクロコンピュータ
7はスクリューヒーダー3を停止させ、回収砂タンクl
からのベルトコンベアー4に対する回収砂2の供給を停
止させる。
次にベルトコンベアー4によってを移動する回収砂2の
末端部が赤外線水分計6に到達した時点でマイクロコン
ピュータ7は赤外線水分計6の作動を停止させ、その時
点までにベルトコンベアー4によって搬送され、赤外線
水分計6の下を通過した回収砂2の重量と水の重量とを
積算すると共に、赤外線水分計6の直下からサンドミル
9に至るまでのベルトコンベアー4上に残留している回
収砂2がすべてサンドミル9に落下するまでの時間経過
後にベルトコンベアー4を停止させる。
次いでマイクロコンピュータ7は、回収砂2の総重量と
回収砂2が保有していた水の総重量から回収砂2を目標
水分にする為に必要な水の重量すなわち供給水重量を算
出し、この分の水を水供給装置8によりサンドミル9に
供給する。
なお、この際に水供給装置8によって供給される水の量
は、回収砂2のほかに鋳物砂処理に使用される新砂(図
示せず)および添加剤(図示せず)か必要とずろあらか
じめ計算可能な水の量との合計量である。
水の供給が開始された時点において、マイクロコンビコ
ータ7はサンドミル9を起動させ、所定の時間混練した
後にサンドミル9の底板部分を兼ねる排砂ダンパーIO
を開き処理済鋳物砂をすべて排出せしめダンパーを閉じ
ることによで1回の砂処理ザイクルを終了する。
第1表は、発明者が本発明にかかる方法によって試作し
た自動鋳物砂調整装置を用い、10回運転を行なった場
合の測定結果であり、鋳物砂重量で+2.45%ないし
−1.64%、調整水分で+5.21%ないし−3,0
9%、絶体水分量では+0.11%ないし−0,06%
ときわめて低い誤差範囲での調整が可能となったもので
ある。
第1表 運転試験結果 以上の本発明の効果を簡明に繰り返し述べると、第一に
変動の激しい回収砂水分をサンドミルで均一化処理をす
ることなしに測定可能とした点。
第二にサンドミルに移送される回収砂を等断面形状に流
動さけ、その水分を連続的に測定することにより、水分
とかさ密度の相関関係から重量計を用いずに移送した砂
重量の積算を可能にした点。
第三に回収砂の連続水分測定センサーに非接触で測定可
能な赤外線水分計を使用したため、砂と接触することに
よるセンサーの摩耗を皆無にすることが出来た点。
第四に回収砂以外に添加される新砂および添加剤類が必
要とする水の量をあらかじめ計算して、回収砂が必要と
する水の量との合計量の形で自動添加することにより、
自動鋳物砂水分調整を可能にした点などである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる鋳物砂の水分調整方法に用いる
装置の全体図。 第2図はマイクロコンピュータがベルトコンベアーによ
って移送される回収砂の水分を定量するために用いろ、
赤外線水分計出力と回収砂水分との相関の一例を示す図
。 第3図はマイクロコンピュータがベルトコンベアーによ
って移送された回収砂の重責を積算するための回収砂水
分と回収砂かさ密度との相関の一例を示す図である。 l:回収砂タンク 2:回収砂 3:スクリューヒーダー 4:ベルトコンベアー 5:回収砂断面形状−走化装置 6:赤外線水分計 7:マイクロコンピュータ 8:水供給装置 9:サンドミル lO:鋳物砂排出用ダンパー $119

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水分が絶えず変動しながらベルトコンベアーによって一
    定速度で移動する回収砂を、断面一定化装置を通過させ
    た後に赤外線水分計を用いて連続的に水分測定し、その
    出力信号を用いて、ベルトコンベアーによって移動して
    サンドミルに投入された回収砂の重量と水の重量を積算
    し、目標とする水分との差を演算して、その必要水分お
    よび新砂、添加剤類が必要とするあらかじめ計算可能な
    水分を自動添加すると同時に、サンドミルによって所定
    の時間自動混練を行い、鋳物砂を目標とする水分に調整
    する方法。
JP8929786A 1986-04-17 1986-04-17 鋳物砂の水分調整方法 Granted JPS63260645A (ja)

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JPS63260645A true JPS63260645A (ja) 1988-10-27
JPH0556214B2 JPH0556214B2 (ja) 1993-08-19

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JPH0265448U (ja) * 1988-10-29 1990-05-17
CN105772628A (zh) * 2016-04-22 2016-07-20 浙江兴盛铸造有限公司 一种环保型铸造旧沙翻新装置

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