JP7230871B2 - 鋳型造型方法 - Google Patents
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Description
以下、図1から図9を参照して、本発明の一実施形態に係る鋳型造型方法を行うために用いる鋳型造型装置とともに本発明の一実施形態に係る鋳型造型方法について説明する。
図1は、本実施形態の鋳型造型装置1の全体構成を示す正面図である。また、図2は、図1に示す切断線A-A´において鋳型造型装置1を切断した様子を示す矢視断面図である。本実施形態の鋳型造型装置1は、金型のキャビティに材料を圧入充填して鋳型を造型するプロセスにおいて用いることができる。なかでも、粒子状骨材、水溶性バインダ、界面活性剤および水を攪拌して得られる発泡混練砂を鋳型の材料として用いて、中子を造型するプロセスにおいて好適に用いることができる。
図3は、本実施形態の鋳型造型装置1の混練槽周辺の構成の斜視図である。また、図4は、図3に示す切断線B-B´において鋳型造型装置1を切断した様子を示す矢視断面図である。鋳型造型装置1は、先述したように、射出口20を有する混練槽2と、蓋部材60と、シール用空気供給部65a(図4および図6)と、射出用空気供給部65b(図6)と、蓋部材60、シール用空気供給部65aおよび射出用空気供給部65bの各種機能を制御する押圧制御部(不図示)と、上下駆動機構3と、連結部4とを備えている。鋳型造型装置1は、更に、撹拌羽根(混練部)51および撹拌軸53を有する撹拌機構(混練部)5と、計測部(不図示)を有する止栓機構7(図4)と、材料供給部8(図1および2)と、駆動機構9(図1および図2)と、金型11(図7)と、を備えている。
混練槽2は、各種材料を混練して発泡混練砂を生成するための容器であり、且つ、生成した発泡混練砂を射出するまで収納するための容器である。混練槽2は、射出口20が設けられた下側部21と、下側部21に対向配置された上側部22と、下側部21と上側部22との間に配設された透明材料から構成された側方部23と、を有する。側方部23は筒型の構造物であり、当該筒型の構造物の下端側の開口が下側部21によって封止されていることにより、下側部21が釜底となって当該筒型の構造物内部に発泡混練砂を収容できる構成となっている。更に、図3に示すように、混練槽2は、側方部23の外側に、下側部21と上側部22とを連結する支柱部24が複数設けられている。
下側部21は、図4に示すように、側方部23の外径近傍から側方に突出した形状を有した下フランジ25と、下フランジ25の下に積層された射出プレート体26とを有している。下フランジ25には、側方部23の外径よりも僅かに大きい開口径を有する開口部25aが設けられており、当該開口部25aに側方部23の下端が嵌合することによって、側方部23と連結する。射出プレート体26は、下フランジ25の下面に連結しており、上面の一部の領域が、下フランジ25の開口部25aが設けられた位置において側方部23に向かって露出している。この露出した部分が、混練槽2の釜底の上面を構成する。先述の射出口20は、この射出プレート体26に設けられた貫通孔であり、図3に示すように3つ設けられている。なお、射出口20の数はこれに限定されない。なお、図4に示すように、各射出口20には、混練槽2内に収納された発泡混練砂が漏れ出ないようにする弾性体プレート29が設けられていてもよい。弾性体プレート29は、例えば、スリットが設けられたゴム弁等の周知の弁構造体を採用することができる。
上側部22は、図3および図4に示すように、側方部23の外径近傍から側方に突出した形状を有した上フランジ27を有する。上フランジ27には、図4に示すように、側方部23の外径よりも僅かに大きい開口径を有する開口部27aが設けられており、当該開口部27aに側方部23の上端が嵌合することによって、側方部23と連結する。上フランジ27は、ステンレス等の金属、あるいはPTFE等のフッ素樹脂から構成することができる。ただし、金属に限定されるものではない。上フランジ27は、或る程度の厚さを有していることにより、混練槽2の剛性の向上に寄与する。更にこれらを金属により構成すればより一層の剛性向上を実現することができる。
支柱部24は、図3に示すように、下側部21と上側部22に連結されている。支柱部24も、下側部21および上側部22と同様に、金属から構成することが好ましい。これにより、支柱部24も、下側部21および上側部22と併せて、混練槽2の剛性向上に寄与することができる。また、支柱部24は、下側部21と上側部22との離間距離を、所定距離で維持することに寄与する。また、本実施形態では、支柱部24は、側方部23の外周にそって等間隔に計4本設けられている。なお、側方部23の外周に沿った設置数は、4本に限定されるものではない。
側方部23は、下側部21と上側部22とに固定されており、発泡混練砂を収容する釜の側面部分を構成している。側方部23は、透明材料から構成されている。透明材料とすることにより、混練槽2の内部の様子を良好に観察することができる。観察することにより、混練の程度を確認することができるほか、混練槽2の清掃時に除去されるべき付着物の有無および清掃時に当該付着物の残留の有無を確認することができる。更に、後述するシール体61(例えばインフレーションシール)によるシールの具合も確認することができる。透明材料としてはアクリル樹脂、ポリカーボネート、塩化ビニル、ポリスチレン等の硬質プラスチックから選択される。
蓋部材60は、混練槽2の上側部22の側の開口の内周面に対向する周面60aを有しており、この周面60aにシール体61が設けられている。
シール用空気供給部65aは、シール体61の先述の中空部分に空気を圧送する。具体的には、シール用空気供給部65aは、蓋部材60内に設けられた流路62の他端に接続されており、混練槽2内の発泡混練砂を射出口20から射出する工程において、シール体61を変形させるべく、先述の中空部分に空気を圧送する。これにより、混練槽2の上端側の開口が閉塞されて、混練槽2内が密閉された状態となる。
射出用空気供給部65bは、混練槽2内に空気を供給する。具体的には、射出用空気供給部65bは、図3および図6に示すように蓋部材60に設けられた導入管67に連結しており、導入管67を介して、混練槽2内に空気を供給することができる。射出用空気供給部65bは、後述する止栓機構7が混練槽2の射出口20を開放させた状態で、混練槽2内に空気を供給する。このとき、シール用空気供給部65aは、蓋部材60のシール体61を膨らませて混練槽2内を密閉している。この状態において射出用空気供給部65bが混練槽2内に空気を供給することにより、混練槽2内の発泡混練砂が射出口20から射出される。要するに、シール用空気供給部65aと、射出用空気供給部65bとは、空気を供給するタイミングが異なる。なお、シール用空気供給部65aは、射出用空気供給部65bよりも、供給する空気圧が高い。
上下駆動機構3は、蓋部材60を、混練槽2の深さ方向に沿って上下動させる機構である。上下駆動機構3は、混練槽2を、必要に応じて蓋部材60と一体的に上下動させることができる。なお、上下駆動機構3は、蓋部材60と撹拌機構5とを常に一体的に上下動させる。
連結部4は、上下駆動機構3、蓋部材60および撹拌機構5と、混練槽2とを連結させたり、当該連結を解除したりする釜クランプ機構40を有する。連結は、釜クランプ機構40のクランプピン43が、混練槽2の上側部22の上フランジ27に連結されたクランプブッシュ28の穴28aに挿入されることによって実現される。したがって、釜クランプ機構40およびクランプブッシュ28によって連結部4が構成されている。連結部4の上側部は、上下駆動機構3のロッド30bの下端部が連結固定されており、連結部4の下側部には、板状構造体4aが設けられており、板状構造体4aに蓋部材60が連結固定されている。板状構造体4aは、図1および図2に示すように、撹拌機構5の撹拌軸53を挟んで対向する2箇所に設けられ、それぞれに釜クランプ機構40が連結されている。
釜クランプ機構40は、図4に示すように、ロッド41を有するクランプシリンダ44と、クランプ基台42と、クランプピン43とを含む。釜クランプ機構40は、蓋部材60に固定されている板状構造体4aロッド41を軸支させている。ロッド41の先端には、クランプ基台42が連結しており、クランプ基台42には、板状構造体4aに軸支されているクランプピン43が設けられている。クランプ基台42は、2つあり、各々に2本のクランプピン43が平行に並んで設けられている。
図2に示す釜上下ケーブルキャリア46は、一端が装置フレームFに連結固定されており、他端が連結部4に連結固定されており、鋳型造型装置1内において配されるケーブルを支持案内している。釜上下ケーブルキャリア46は、連結部4が上下駆動機構3による作用によって上下動することに伴って、上下方向の長さを伸縮させる。
撹拌機構5は、混練槽2に供給された各種材料を混練する。撹拌機構5は、図4に示すように、撹拌羽根51および撹拌軸53と、取付けベース54と、撹拌モータ55(回転モータ)とを有している。撹拌軸53は、鉛直方向に配置される。撹拌羽根51は撹拌軸53の下端に設けられる。撹拌軸53には、撹拌モータ55が連結される。撹拌モータ55の駆動により、撹拌羽根51は回転される。撹拌機構5は、混練槽2に対する撹拌羽根51の高さを、鉛直方向に沿った上下動により調整することができる。撹拌機構5は、撹拌羽根51により、混練槽2内の各種材料を混練する。混練槽2の内部への各種材料(粒子状骨材、水溶性バインダ、界面活性剤および水)の供給は、例えば、各々の供給機構を備える材料供給部8から行われる。
止栓機構7は、図4に示すように、混練槽2の下側部21の射出口20の閉塞用として止め栓7aを有している。止め栓7aは、水平配置された止栓プレート7bから上方側に突出している。また、止栓機構7は、図示しない機構によって図4の紙面左右方向(水平方向)に移動するようになっている。
計測部は、混練槽2内の発泡混練砂の重量を計測するものであり、例えば、ロードセル等が挙げられる。例えば、計測部は、蓋部材60および撹拌羽根51などが混練槽2に接触しない状態で発泡混練砂が収納された混練槽2の重量を計測し、混練槽2の重量を差し引くことによって、発泡混練砂の重量を計測できる。計測部の詳細については後述する。
図1および2に示すように、材料供給部8は、混練槽2に設けられた投入口(不図示)を介して混練槽2に材料を供給する。
材料供給部8の詳細については後述する。
駆動機構9は、止栓機構7を水平方向(図2の紙面左右方向)に移動させる駆動機構であり、止栓機構7の支持部7dを支持する支持ガイド部91(図1)と、不図示の止栓機構走行シリンダのガイドロッド92とを有する。駆動機構9は、止栓機構走行シリンダを作動させることによって、止栓機構7の止栓プレート7bの位置を水平方向に移動させる。具体的には、止め栓7aが混練槽2の射出口20の直下にある位置(第1の位置)と、混練槽2の射出口20の直下から外れた位置(第2の位置、装置外部であってもよい)との間で移動させる。混練槽2の射出口20の直下から外れた位置とは、混練槽2の射出口20から発泡混練物を金型11に射出する工程において、止め栓7aが混練槽2の射出口20の直下から外れて、射出の妨げにならないまで移動した状態の位置に相当する。
以下に、先述した構成を具備する鋳型造型装置1による鋳型造型動作について、図7を用いて説明する。以下では、混練槽2内にあらかじめ発泡混練砂が収容されている状態から始まる動作を説明する。なお、図7では、説明の都合上、発泡混練砂の図示を省略している。
図7の(i)は、原位置においてクランプ動作を行うクランプ工程の様子を示す。クランプ工程では、まず、クランプピン43を上側部22のクランプブッシュ28に挿入して、撹拌機構5および蓋部材60と混練槽2とを連結させる。
図7の(ii)は、射出口20を開放する開放工程の様子を示す。開放工程では、射出口20を閉塞していた止め栓7aを外して射出口20を開口させる。具体的には、連結した状態の蓋部材60と混練槽2とが、天頂方向に向かって或る高さ(止栓走行位置)まで上昇することによって、射出口20から止め栓7aを抜く。この状態を、図7の(ii)に示す。図7の(ii)に示す状態となれば、止栓機構7を水平方向に移動させて混練槽2の直下から退避させることができる。
図7の(iii)は、クランプした状態で金型11を設置し、混練槽2内の発泡混練砂を空気により押圧して発泡混練砂を射出する射出工程の様子を示す。射出工程では、金型11を設置する金型設置工程と、蓋部材60によって閉じられた混練槽2内に空気を供給することによって金型11に発泡混練砂を圧入する圧入工程とを行う。
図7の(vi)は、射出工程の後であって、図7の(vii)に示す材料供給工程の前に、混練槽2内の発泡混練砂の重量を計測する計測工程を行う様子を示す。図7の(vi)では、図7の(v)の状態からクランプを解除するため、蓋部材60は混練槽2の上端の開口を封止しておらず、当該開口よりも上方にある。撹拌羽根51は、その一部分が混練槽2の上端の開口から混練槽2内に入っている状態である。この状態において、止栓機構7は、止め栓7aが射出口20を閉塞している。また、図7の(vii)に示す材料供給工程においても、クランプが解除されているため、計測工程の鋳型造型装置1の動作は、射出工程の後の材料供給工程の鋳型造型装置1の動作とオーバーラップしており、無駄がない。そのため、先述のように、射出工程の後に、混練槽2内の発泡混練砂の重量を計測することにより、サイクルタイムをより短縮することができる。
図7の(vii)は、混練槽2内に、粒子状骨材、水溶性バインダ、界面活性剤および水等の材料を供給する材料供給工程を行う様子を示している。
図7の(viii)は、材料供給工程の後、混練槽2内に供給した材料を混練して発泡混練砂を生成する混練工程を行う様子を示す。
先述の警告の通知が行われた後でなくても、作業者は、鋳型造型装置1をメンテナンスしてもよい。例えば、図7の(viii)の後にメンテナンスを行う場合には、上述のように図7の(i)に示す状態でサイクルを停止し、クランプピン43をクランプブッシュ28の穴28aから外して、混練槽2を蓋部材60および撹拌機構5から切り離す。これにより、混練槽2は、止栓機構7の止栓プレート7bに載置された状態となる。この状態において、蓋部材60および撹拌機構5を上昇させる。そして、撹拌軸53と撹拌羽根51とが接続している接続部分52が、混練槽2の上側部22の上まで上がり、接続部分52の周辺に作業スペースが確保できた時点で、上昇を止める。この状態を、図8の(ix)に示す。
以下、図9を用いて、本実施形態に係る鋳型造型装置1による鋳型造型方法について説明する。図9は、図1に示す鋳型造型装置1の鋳型造型方法の一例を示すフローチャートである。以下では、混練槽2内にあらかじめ発泡混練砂が収容されている状態から始まる鋳型造型方法を説明する。
本発明は先述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態1では、鋳型造型装置1は、射出工程の後に計測工程を行っているが、計測工程の後に射出工程を行ってもよい。すなわち、射出後計測の代わりに、射出前計測を行ってもよい。
以下に、図10を用いて、変形例に係る鋳型造型装置1による鋳型造型動作について説明する。図10は、図1に示す鋳型造型装置の鋳型造型動作の一例について模式的に示す図である。以下でも、図7と同様に発泡混練砂の図示を省略し、混練槽2内にあらかじめ発泡混練砂が収容されている状態から始まる動作を説明する。なお、図10の動作のうち、図7と同様の動作については、その説明を省略する。
以下、図11を用いて変形例に係る鋳型造型装置1による鋳型造型方法について説明する。図11は、図1に示す鋳型造型装置の鋳型造型方法の一例を示すフローチャートである。以下でも、図9と同様に、混練槽2内にあらかじめ発泡混練砂が収容されている状態から始まる鋳型造型方法を説明する。
以下、鋳型造型装置の一実施例を説明する。試験1~3について、それぞれ以下に示す条件にて試験を行った。
試験1では、新東工業株式会社製のライトコア、型番LYTXを鋳型造型装置として用いた。具体的には、当該鋳型造型装置としては、実施形態1および変形例と同様に、射出口を含む混練槽と、撹拌羽根を含む撹拌機構と、押圧部材と、止栓機構と、金型と、を備えているものを用いた。
試験2(実施例1)では、先述の鋳型造型装置と同様の装置を用いて、図11と同様の鋳型造型方法を行った。
試験3(実施例2)では、試験2のように射出前計測ではなく、射出後計測を行った。具体的には、試験3は、計測工程、射出工程、造型工程、材料供給工程、混練工程の順の代わりに、図9に示すように、射出工程、造型工程、計測工程、材料供給工程、混練工程の順に各工程を実施した。
2 混練槽
5 撹拌機構
8 材料供給部
20 射出口
51 撹拌羽根
60 蓋部材
65b 射出用空気供給部
Claims (7)
- 1つの鋳型を造型するのに必要な量よりも多い材料を混練槽に供給する材料供給工程と、
前記混練槽内の前記材料を混練して発泡混練砂を生成する混練工程と、
前記混練槽内の前記発泡混練砂を空気により押圧して射出する射出工程と、
前記射出工程の前または後に前記混練槽内の前記発泡混練砂の量を1回計測する計測工程と、を含むサイクルを繰り返し実施し、
前記発泡混練砂の量が、第1の閾値以上であるサイクルでは、前記材料供給工程において前記材料の少なくとも一部の供給を省略する、
ことを特徴とする鋳型造型方法。 - 前記射出工程は、前記混練槽と、該混練槽を開閉する蓋部材とが連結された状態で実施され、前記材料供給工程、前記混練工程および前記計測工程は、前記混練槽と前記蓋部材との連結が解除された状態で実施され、
前記計測工程は、前記射出工程の前または後に実施される、
ことを特徴とする請求項1に記載の鋳型造型方法。 - 前記発泡混練砂の量が、第1の閾値以上であるサイクルでは、前記混練工程をさらに省略する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鋳型造型方法。 - 前記材料供給工程では、前記1つの鋳型を造型するのに必要な重量の105%以上200%以下の重量の前記材料を前記混練槽に供給する、
ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の鋳型造型方法。 - 前記発泡混練砂の量が、第1の閾値以上であるサイクルでは、前記材料供給工程において前記材料のうち水を前記混練槽に供給する、
ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の鋳型造型方法。 - 前記発泡混練砂の量が、第2の閾値未満であるサイクルでは、警告を通知する、
ことを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の鋳型造型方法。 - 前記警告が通知された場合、前記サイクルを実施する鋳型造型装置をメンテナンスする、
ことを特徴とする請求項6に記載の鋳型造型方法。
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