JP5958966B2 - 造型装置および造型方法 - Google Patents

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Description

本発明は、造型装置および造型方法に関し、特に、攪拌槽内で粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とし、攪拌槽と成形型とを接合して攪拌槽内の混合材の表面を押圧して成形型内に充填して所定形状の鋳型を成形するための造型装置および造型方法に関するものである。
従来より、鋳物砂などの粒子状骨材と、バインダや界面活性剤、水などの添加材とを攪拌装置により攪拌して混合材とし、この混合材を成形型内のキャビティに充填して、所定形状の中子などの鋳型を成形することが一般的に行われている。攪拌装置は一般に、粒子状骨材と添加材とが投入される攪拌槽と、攪拌槽内で回転される攪拌羽根とを備えている。そして、一般的な攪拌羽根は、図9および図10に示すようにモータに接続された回転駆動軸23’の回りに板状の攪拌羽根2’が設けられている。
また、造型装置に関する従来の技術として、たとえば特許文献1が知られている。特許文献1には、粒子状骨材の粘結剤として水溶性バインダを用い、かつ加熱により水分を蒸発させて水溶性バインダを硬化させ、これにより鋳型を造型するための鋳型造型装置の一つとして、上下方向へ延びる円筒と、この円筒内に上下動可能に配設されたプランジャと、円筒の下端開口を開閉するゲートとを、昇降可能に設けて、流動粒子状骨材の金型への圧入手段を構成し、さらに、前記円筒の中段に開口を設けてこの開口に、流動粒子状骨材を得るミキサを接続したものがあることが開示されている(0002、0003)。
そして、特許文献1には、攪拌槽としての機能と、圧入筒としての機能を併せ持つ混合材収納手段と、混合材収納手段内の粒子状骨材、水溶性バインダおよび水を攪拌発泡する攪拌羽根機構と、混合材収納手段の射出孔を閉塞する栓手段と、混合材収納手段内の混合材を押圧して前記混合材収納手段の射出孔から水平割金型のキャビティ内に射出する押圧機構とを備えた鋳型造型装置が開示されている(0018〜0021)。
特許文献1に開示された鋳型造型装置を用いて鋳型を造型する手順では、栓手段によって射出孔を閉鎖した後、混合材収納手段内に粒子状骨材、水溶性バインダおよび水を投入し、攪拌羽根機構の攪拌羽根を回転させて粒子状骨材、水溶性バインダおよび水を攪拌して発泡した混合材を製造し、続いて、攪拌羽根機構の攪拌羽根を上昇させ、かつ、栓手段の栓を射出孔から抜き出して射出孔を開口し、混合材収納手段を加熱された水平割及び垂直割金型の真上に移送し、続いて、下金型上に上金型を上金型または垂直割金型上に混合材収納手段を順次載せ、もしくは、固定型と可動型を閉じるとともに、混合材収納手段の下面を金型の上面に当接する。そして、押圧機構のピストンを下降させて、このピストンの下降途中で、ピストンと混合材の間の空気を排気孔から排出した後、排気孔の上端開口部を図示しない弁手段で閉鎖し、混合材収納手段内の混合材を押圧して水平割金型のキャビティ内に混合材を圧入して充填することが記載されている(0031〜0034)。
国際公開第2005/089984号公報
しかしながら、上記従来の技術のうち、図9および図10に示したように板状の攪拌羽根2’を採用した場合には、その板状の攪拌羽根2’の全面にわたって粒子状骨材と添加材を攪拌するため、流動性を有する混合材Mの表面に波が発生したり、遠心力によって混合材が攪拌羽根の回転軌跡の径方向外側に向かって移動するなどして、図9に示すように混合材Mの表面に不規則な凹凸を形成することとなる。
また、板状の攪拌羽根2’においては、粒子状骨材と添加材を攪拌する際に、図9に示したように板状の攪拌羽根2’の全面にわたって粒子状骨材と添加材の混合材が比較的多量に付着することとなる。そして、このような板状の攪拌羽根2’を特許文献1に開示された攪拌羽根機構に用いた場合にあっては、製造された混合材Mを水平割金型のキャビティ内に充填すべく押圧機構のピストンによって押圧するに先立って、図10に示したように攪拌羽根2’を上昇させて混合材Mから抜き出し退避させたときに、板状の攪拌羽根2’に比較的多量に付着した混合材Mが滴り落ちて、攪拌槽1’内の混合材Mの表面に不規則な凹凸を形成することとなる。
さらにまた、攪拌機構として図9に示したように板状の攪拌羽根2’を回転駆動軸23’の周囲に設けたものを採用した場合には、攪拌時には攪拌羽根2’とともに混合材Mの中に回転駆動軸23’が浸漬していたために、図10に示したように攪拌が完了して攪拌羽根2’を上昇させて混合材Mから抜き出し退避させたときに、混合材Mに回転駆動軸23’の痕跡が残り、凹部Qが形成されることとなる。
これらのように、混合材Mから攪拌羽根2’を抜き出すことに起因して混合材Mの表面に不規則な凹凸等が形成されると、図11に示したように、その後の充填装置5’により混合材Mの表面を押圧して成形型4’のキャビティ40’内に充填させる際に、混合材Mの表面における凹部の空気Bが混合材Mに巻き込まれることとなる。そして、特許文献1に記載されているように押圧機構(本発明では、充填装置)のピストンに排気孔を設けたとしても、混合材Mの表面の凹部が排気孔の配置されていない部分に位置していると、やはり、かかる凹部の空気Bを混合材Mに巻き込んだ状態で成形型4’のキャビティ40’内に充填されることとなる。
いずれの場合にも、空気Bを巻き込んだ状態で混合材Mが成形型4’のキャビティ40’に充填されると、成形された鋳型の表面に充填不足が生じることとなり、その結果、鋳型を精度よく成形することができない。
さらに、攪拌機構として図9および図10に示したように板状の攪拌羽根2’を回転軸23’の周囲に設けたものを採用した場合には、粒子状骨材と添加材が攪拌羽根2’の基端側(回転軸の近傍、つまり攪拌槽1’の中心付近)で充分に攪拌されず、また、粒子状骨材と添加材の混合材Mが攪拌羽根2’の先端側(攪拌槽の内周面側)に偏ることとなり、攪拌槽1’内で均一に粒子状骨材と添加材を攪拌することができないという問題があった。
また、特許文献1にあっては、ピストンに排気孔を設けるだけでなく、排気弁も設ける必要があり、構成が複雑であると共に排気弁の制御が煩雑であるという問題もあった。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とし、攪拌羽根を混合材から抜き出して退避させ、充填装置によって攪拌槽内の混合材の表面を押圧して成形型のキャビティ内に充填させることにより鋳型を成形する場合に、簡単な構成で、充填装置によって押圧される攪拌槽内の混合材の表面を平滑にすることができ、もって、鋳型を精度よく成形することができる装置と方法を提供することを目的とする。
請求項1の造型装置に係る発明は、上記目的を達成するため、攪拌槽および鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を備え、攪拌槽の底部に開閉可能な充填口を有しており、攪拌槽内で攪拌羽根を回転させることにより粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とした後、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させる攪拌装置と、攪拌槽の充填口と連通され混合材を所定形状に成形する成形型と、攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させる充填装置とを備え、攪拌羽根の下部に、混合材の表面を均すためのスクレーパが設けられていることを特徴とする。
請求項2の造型装置に係る発明は、上記目的を達成するため、攪拌槽および鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を備え、攪拌槽の底部に開閉可能な充填口を有しており、攪拌槽内で攪拌羽根を回転させることにより粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とした後、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させる攪拌装置と、攪拌槽の充填口と連通され混合材を所定形状に成形する成形型と、攪拌槽内の混合材の表面を押圧して成形型に充填させる充填装置とを備え、攪拌羽根が格子状に構成されていることを特徴とする。
請求項3の造型装置に係る発明は、上記目的を達成するため、攪拌槽および鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を備え、攪拌槽の底部に開閉可能な充填口を有しており、攪拌槽内で攪拌羽根を回転させることにより粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とした後、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させる攪拌装置と、攪拌槽の充填口と連通され混合材を所定形状に成形する成形型と、攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させる充填装置とを備え、攪拌羽根の上縁に回転駆動軸の先端が結合されていることを特徴とする。
また、請求項4の造型方法に係る発明は、上記目的を達成するため、攪拌槽の底部に設けられた充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを攪拌槽に投入し、鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を回転させることにより、粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とし、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させ、攪拌槽の底部に設けられた充填口と成形型とを連通させるよう接合して充填口を開き、攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させ、所定形状に成形する造型方法であって、攪拌羽根の下部に、混合材の表面を均すためのスクレーパを設けておき、該攪拌羽根を回転させながら混合材から抜き出すことを特徴とする。
請求項5の造型方法に係る発明は、上記目的を達成するため、攪拌槽の底部に設けられた充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを攪拌槽に投入し、鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を回転させることにより、粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とし、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させ、攪拌槽の底部に設けられた充填口と成形型とを連通させるよう接合して充填口を開き、攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させ、所定形状に成形する造型方法であって、格子状に構成された攪拌羽根を用いて粒子状骨材と添加材とを攪拌することを特徴とする。
請求項6の造型方法に係る発明は、上記目的を達成するため、攪拌槽の底部に設けられた充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを攪拌槽に投入し、鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を回転させることにより、粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とし、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させ、攪拌槽の底部に設けられた充填口と成形型とを連通させるよう接合して充填口を開き、攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させ、所定形状に成形する造型方法であって、回転駆動軸の先端が上縁に結合された攪拌羽根を用いて粒子状骨材と添加材とを攪拌することを特徴とする。
(発明の態様)
請求項1及び4の発明では、混合材の表面を均すためのスクレーパを攪拌羽根の下縁に沿うように設けることができ、また、攪拌羽根に対して所定の角度を有するように攪拌羽根と異なる位相で設けることもできる。
請求項2及び5の発明では、格子状に構成された攪拌羽根として、複数の横部材と、複数の縦部材とのいずれか一方、またはその両方を有する構成とすることができる。さらに、格子状に構成された攪拌羽根は、横部材と縦部材との端部が接合される枠体を備えた構成とすることもできる。
請求項3及び6の発明では、回転駆動軸が混合材に浸漬されないか、または浸漬されても僅かとなるように構成することができればよく、したがって、攪拌羽根の厚さ以下の直径の回転駆動軸が攪拌羽根の上端よりも下方に伸びている部分を有しており、かかる部分が攪拌羽根の厚さ以下の直径で比較的細く成形されており、かかる部分に攪拌羽根が設けられており、回転駆動軸の攪拌羽根の上縁から上方の部分がその回転駆動に必要な強度を有するような直径で比較的太く成形されている場合も、実質的に攪拌羽根の上縁に回転駆動軸の先端を結合することに含むことができる。
請求項1及び4の発明では、攪拌槽の底部の充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを投入し、攪拌槽内で攪拌羽根を回転させることにより攪拌して混合材とし、攪拌羽根を混合材から抜き出して退避させる。このとき、攪拌羽根の下部にスクレーパが設けられていることにより、攪拌羽根を回転させながら混合材から抜き出すと、混合材の表面をスクレーパが均すこととなる。そのため、混合材の表面に不規則な凹凸が形成されている場合であっても、かかる凹凸を平滑にすることができる。
請求項1及び4の発明では、攪拌槽の底部の充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを投入し、攪拌槽内で鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を回転させることにより攪拌して混合材とし、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させる。このとき、攪拌羽根の下部にスクレーパが設けられていることにより、攪拌羽根を回転させながら混合材から抜き出すと、混合材の表面をスクレーパが均すこととなる。そのため、混合材の表面に不規則な凹凸が形成されている場合であっても、かかる凹凸を平滑にすることができる。
請求項2及び5の発明では、攪拌槽の底部の充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを投入し、攪拌槽内で鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を回転させることにより攪拌して混合材とする。このとき、攪拌羽根が格子状に構成されているため、粒子状骨材と添加材とが格子の間を通過しながら攪拌される。そのため、表面に波が発生したり攪拌槽内で径方向外側に偏ることがなく、粒子状骨材と添加材とを適切に攪拌して混合材とすることができる。その後、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させる。このとき、攪拌羽根が格子状に構成されていることにより、板状の攪拌羽根と比較して付着する面積が少ないために、かかる格子状に構成された攪拌羽根に付着する混合材の量が極めて少なく、したがって、攪拌羽根を混合材から抜き出して退避させても、攪拌槽内の混合材の表面に攪拌羽根に付着した混合材が滴り落ちることも極めて少ない。そのため、攪拌槽内の混合材の表面に不規則な凹凸が形成されるのを防止することができる。
請求項3及び6の発明では、攪拌槽の底部の充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを投入し、攪拌槽内で鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を回転させることにより攪拌して混合材とし、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させる。このとき、攪拌羽根の上縁に回転駆動軸の先端が結合されていることにより、攪拌羽根の回転軌跡の径方向内側まで全面にわたって粒子状骨材と添加材とを攪拌することができ、また、回転駆動軸が混合材に浸漬されないかまたは浸漬されたとしても僅かな深さとなることから、混合材内に回転駆動軸の位置するスペースによって痕跡が形成されることがない。そのため、混合材から攪拌羽根を抜き出して退避させたときに混合材の表面に回転駆動軸による凹部が形成されるのを防止し、混合材の表面を平滑にすることができる。
本発明の造型装置全体の実施の一形態を説明するために概略で示した正面図である。 本発明において、格子状に構成された攪拌羽根の上縁に回転駆動軸の先端を結合し、且つ、攪拌羽根の下部にスクレーパを設けた場合の実施の形態を説明するために示した部分拡大図である。 図2の側面図である。 図2に示した攪拌羽根を攪拌槽内で回転させる状態を説明するために示した平面図である。 本発明の攪拌装置により、攪拌槽内で攪拌羽根を回転させて、攪拌槽に投入された粒子状骨材と添加材とを攪拌する状態を説明するために示した、部分縦断正面図である。 図5の状態から、攪拌羽根を回転させながら混合材から抜き出して、その下部に設けられたスクレーパにより混合材の表面を均す状態を説明するために示した、部分縦断正面図である。 図6の状態から、さらに攪拌羽根を上昇させて退避させた状態を説明するために示した、部分縦断正面図である。 充填装置により攪拌槽内の混合材の表面を押圧して、充填口を介して成形型に充填する状態を説明するために示した、部分縦断正面図である。 従来の技術において、板状の攪拌羽根を攪拌槽内で回転させて、攪拌槽に投入された粒子状骨材と添加材とを攪拌する状態を説明するために示した、部分縦断正面図である。 従来の技術において、板状の攪拌羽根を攪拌槽内の混合材から抜き出して退避させたときに、攪拌羽根に付着した混合材が滴り落ちる様子を説明するために示した、部分縦断正面図である。 従来の技術において、攪拌槽内で表面に不規則な凹凸が形成された混合材を充填装置により押圧して充填口を介して成形型に充填し、表面に充填不足が生じた鋳型が成形された場合を説明するために示した、部分縦断正面図である。
最初に、本発明の造型装置の実施の一形態を、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態においては、成形する鋳型が中子である場合により説明する。図において、同様または相当する部分については同じ符号を付するものとする。
造型装置は、概略、攪拌槽1および攪拌羽根2を備え粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材Mとする攪拌装置3と、混合材Mを所定形状に成形する成形型4と、攪拌槽1内の混合材Mの表面を押圧して成形型4に充填させる充填装置5とを備えている。そして、この実施の形態においては、図1に矢印Vで示すように攪拌羽根2を攪拌槽1の内部から外部へと退避させるように移動させる攪拌羽根移動手段30と、攪拌羽根2が攪拌槽1の内部から退避した状態で図1に矢印Sで示すように攪拌槽1を成形型4と充填装置5との間に移動させる攪拌槽移動手段とを有している。さらに、攪拌槽1は、底部に充填口(図8のみに示されている)10を有しており、攪拌時に充填口10を閉じるとともに、成形型4への混合材Mの充填時に充填口10を開くよう制御可能に開閉操作する開閉手段を有している。
攪拌槽1は、有底円筒状に成形されており上部が開放したもので、図8のみに示したように、底部には成形型4内のキャビティ40に連通可能な充填口10が形成されている。充填口10の開閉手段は、一例として栓部材やシャッタなどにより構成することができる。
攪拌羽根2は、この実施の形態の場合、攪拌槽1の内周半径よりも僅かに小さい幅(攪拌槽1内では径方向に延びる長さ)と攪拌槽1の側壁以上の高さとを有する枠体20と、複数の横部材21と、複数の縦部材22とを有している。そして、この実施の形態では図4に示すように、2つの枠体20、20を並列させるように連結して互いに180度の位相に配置される。枠体20には、各横部材21および縦部材22の端部が接合されている。横部材21と縦部材22は、線材または棒材により構成することができる。横部材21と縦部材22は、それぞれを並列させるように交差させて配置してもよく、また、互いに編み込むように交差させて配置してもよい。また、横部材21と縦部材22の互いに交差する部分は、必要に応じて溶接などにより接合することもできる。なお、攪拌羽根2は、2枚(180度の位相)で構成されることに限定されることはなく、必要に応じて3枚(120度の位相)や、4枚(90度の位相)で構成することもできる。また、格子状に構成された攪拌羽根2は、横部材21と縦部材22に限定されることはなく、線材または棒材を水平または鉛直に対して所定の角度で枠体20に、互いに交差させるよう設けることもできる。
攪拌羽根2を回転駆動するための回転駆動軸23は、図3に示すように先端部が枠体20の幅(厚さ)以下となるように小径に成形されており、先端面に取付片23aを有している。取付片23aは、攪拌羽根2の枠体20の上縁に接合される。回転駆動軸23が連結され攪拌羽根2を攪拌槽1内で回転させるためのモータ24は、支持部材25に支持されている。支持部材25は、攪拌羽根移動手段30を構成するシリンダ26のピストンロッド27に接続されている。この実施の形態においては、図1に矢印Vで示したように、シリンダ26のピストンロッド27を伸長駆動させると、攪拌羽根2が攪拌槽1内に進入するよう下降し、シリンダ26のピストンロッド27を退縮駆動させると、攪拌羽根2が攪拌槽1の内部から退避するよう上昇する。なお、攪拌羽根移動手段30は、シリンダ26に限定されることはなく、回転駆動軸の軸方向に攪拌羽根を昇降移動させることができるものであれば、たとえばボールネジ機構などを用いることもできる。
攪拌羽根2の各枠体20の下部には、取付部材28を介してスクレーパ29が、この実施の形態では攪拌羽根2の面と平行に延びるように設けられている。取付部材28は、図4に矢印Rで示した攪拌羽根2の回転方向に対して、枠体20よりも後方側にスクレーパ29を位置(図2においては、左方の攪拌羽根2Aに対して紙面の奥にオフセットされ、右方の攪拌羽根2Bに対しては紙面の手前にオフセットされている。)させるように成形されている。スクレーパ29は、後述するように混合材Mの表面を均すのに適した硬さを有する材質を選択することができる。なお、スクレーパ29は、攪拌羽根2と平行に、攪拌羽根2と対応する数だけ設けることに限定されることはなく、必要に応じて攪拌羽根2の面に対して所定の角度で延びるように設けてもよく、また、必要に応じて攪拌羽根2の数と異なる数で設けることもできる。
攪拌槽移動手段(図1の矢印Sを参照)は、攪拌槽1を図1の左右方向に移動可能に支持するレールまたはガイド部材と、攪拌槽1を移動させるためのシリンダなどからなるアクチュエータとを備えている。
成形型4は、開閉可能な複数の金型により構成されており、型閉じした際に、成形する中子の形状に応じたキャビティ40と、このキャビティ40と攪拌槽1の充填口10とを連通させる通路41とが形成される。また、充填装置5は、成形型4の上方に配置されたシリンダ50と、シリンダ50に嵌挿されており、先端に攪拌槽1内に進入して混合材Mを押圧する押圧部51aを有するピストン51とを有している。この実施の形態では、図1に矢印Pで示したように、シリンダ50のピストン51を伸長駆動すると、押圧部51aが下降し攪拌槽1内に進入して混合材Mの表面を押圧し、退縮駆動すると、押圧部51aが上昇し攪拌槽1から出て退避することとなる。なお、攪拌槽移動手段(図1の矢印Sを参照)により充填装置5の下方に攪拌槽1が移動されたときに、成形型4の通路41の開口と攪拌槽1の充填口10とを接合させるべく、成形型4と攪拌槽1とを相対的に近接させるための接合機構も設けられている。
次に、本発明の造型方法の実施の一形態を、上述したように構成された造型装置を用いる場合により、その作動とともに主に図5〜図8に基づいて詳細に説明する。
本発明の造型方法は、概略、攪拌槽1の底部に設けられた充填口10を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを攪拌槽1に投入し、攪拌羽根2を回転させて粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材Mとし、攪拌羽根2を混合材Mから抜き出して退避させ、攪拌槽1の底部に設けられた充填口10と成形型4の通路41とを連通させるよう接合して充填口10を開き、攪拌槽1内の混合材Mの表面を押圧して充填口10を介して成形型4のキャビティ40に充填させ、所定形状に成形するものであって、粒子状骨材と添加材とを攪拌する際に、格子状に構成された攪拌羽根2を用い、また、回転駆動軸23の先端が上縁に結合された攪拌羽根2を用いるものである。さらに本発明の造型方法は、攪拌羽根2の下部にスクレーパ29を設けておき、攪拌羽根2とともにスクレーパ29を回転させながら混合材Mから抜き出して退避させて、スクレーパ29により攪拌槽1内の混合材Mの表面を均すものである。
中子など所定形状の鋳型を成形するに際して、最初に、攪拌槽1が攪拌羽根2の下方に配置されており、底部の充填口10が開閉手段により閉じた状態とされている。この状態でホッパなどを利用して、鋳型の材料となる鋳砂などの粒子状骨材と、バインダや、界面活性剤、水、そして必要に応じて発泡剤などの添加材とをそれぞれ所定の比率、所定の量で攪拌槽1内に投入する。また、これと前後して、攪拌羽根移動手段30を構成するシリンダ26のピストンロッド27を伸長駆動させて、モータ24と連結された回転駆動軸23に結合された攪拌羽根2を下降させて攪拌槽1内に進入させる。このとき、攪拌羽根2は、その下部に設けられたスクレーパ29が攪拌槽1の底部に接するよう下降させることができ、また、攪拌槽1の底部から所定の間隔を形成する高さに下降させることもできる。
次いで、モータ24の回転駆動により回転駆動軸23に結合された攪拌羽根2を攪拌槽1内で回転させて、粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材Mとする。このとき、図5に示したように、攪拌羽根2が格子状に構成されているため、攪拌槽1内で攪拌羽根2を回転させると、粒子状骨材と添加材が格子状の横部材21と縦部材22の間をすり抜けながら攪拌されることとなる。そのため、混合材Mの表面に波が発生したり、混合材Mが攪拌槽1内で径方向外側に偏ることが少なくなる。なお、この実施の形態における混合材Mは、発泡砂となる。また、本発明では、上述したように攪拌羽根移動手段30を構成するシリンダ26とピストン27によって攪拌羽根2を攪拌槽1内に下降させる高さとして、スクレーパ29が攪拌槽1の底部に接するか否かを特に限定しない。その理由は、スクレーパ29を設ける目的が、粒子状骨材と添加材とを攪拌する際に攪拌槽1の底部に混合材M(混合材Mとなる途中の過程の状態を含む)が固着するのを防止することだけではなく、後述するように混合材Mの表面を均すことにあるからである。しかしながら、本発明は、スクレーパ29が攪拌槽1の底部に接するように攪拌羽根2を下降させて、攪拌槽1の底部に混合材Mが固着するのをスクレーパ29によって防止することを妨げない。
混合材Mが得られると、攪拌槽1を成形型4と充填装置5との間に移動させることができるよう、シリンダ26のピストン27を退縮駆動して、攪拌羽根2を混合材Mから抜き出して攪拌槽1の上方に退避させる。このとき、モータ24を回転駆動させて攪拌羽根2とともにスクレーパ29を回転させながらシリンダ26のピストン27を退縮駆動して上昇させる。これにより、図6に示すように、攪拌羽根2の下部に設けられたスクレーパ29は、混合材Mの表面を均すこととなる。そのため、混合材Mの表面を確実に平滑にすることができる。なお、スクレーパ29の下部が攪拌槽1内の混合材Mの表面の高さまで上昇したとき、シリンダ26のピストン27が退縮駆動されるのを一時的に停止させるよう制御して、混合材Mの表面を均す時間を増加させてもよい。
ここで、攪拌羽根2が格子状に構成されていることにより、従来の技術のように板状の攪拌羽根2’と比較して、混合材Mの付着する面積が少ない。したがって、本発明による攪拌羽根2は、従来の技術における板状の攪拌羽根2’と比較して、付着する混合材Mの量を少なくすることができる。そのため、本発明による攪拌羽根2では、図7に示すように、混合材Mから抜き出して上方に退避させても、攪拌羽根2に付着した混合材Mが攪拌槽1内の混合材Mの表面に滴り落ちることも極めて少なくなる。その結果、攪拌槽1内の混合材Mの表面に攪拌羽根2に付着した混合材Mが滴り落ちることにより不規則な凹凸が形成されるのを防止することができる。
また、本発明では、攪拌槽1の側壁よりも高い高さを有する攪拌羽根2の上縁に回転駆動軸23の先端が接合されているため、回転駆動軸23が混合材Mに浸漬されることがなく、したがって、混合材Mの表面に回転駆動軸23のスペースによる痕跡を形成することがない。
攪拌槽1の上方に攪拌羽根2が退避されると、攪拌槽移動手段により攪拌槽1を図1の矢印Sで示したように、成形型4と充填装置5との間に移動させ、攪拌槽1の底部に設けられた充填口10(図8を参照)を成形型4の通路41の開口と位置合わせし、接合機構により成形型4と攪拌槽1とを相対的に近接させて、成形型4の通路41の開口と攪拌槽1の充填口10とを接合させる。続いて、攪拌槽1の底部の充填口10を開閉手段により開いた状態とし、充填装置5のシリンダ50のピストン51を伸長駆動して、ピストン51の先端の押圧部51aにより攪拌槽1内の混合材Mの表面を押圧して、攪拌槽1の充填口10、成形型4の通路41を介してキャビティ40内に混合材Mを充填させる。このとき、本発明では、上述したように攪拌槽1内の混合材Mの表面が平滑となっており、不規則な凹凸が形成されていないことから、混合材Mの表面と押圧部51aとの間に気泡が形成されることはなく、したがって、空気を巻き込んだ状態で混合材Mをキャビティ40内に充填することがない。その結果、成形された中子の表面に巻き込まれた空気(従来の技術を示した図11における符号Bを参照)による充填不足が生じることがないことから、中子を精度よく成形することができる。
本発明は、混合材の粘度などに応じて枠体に設ける攪拌羽根の縦部材と横部材の密度を変更させることができる。また、本発明は、攪拌羽根を格子状に構成することと、回転駆動軸の先端を攪拌羽根の上縁に接合することと、攪拌羽根の下部に設けられたスクレーパを回転させながら攪拌羽根とともに上昇させて混合材の表面を均すこととを適宜組み合わせることもできる。
M:混合材、 1:攪拌槽、 2:攪拌羽根、 3:撹拌装置、 4:成形型、 5:充填装置、 10:充填口、 20:枠体、 21:横部材、 22:縦部材、 29:スクレーパ、 30:攪拌羽根移動手段、 51a:押圧部

Claims (6)

  1. 攪拌槽および鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を備え、攪拌槽の底部に開閉可能な充填口を有しており、攪拌槽内で攪拌羽根を回転させることにより粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とした後、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させる攪拌装置と、
    攪拌槽の充填口と連通され混合材を所定形状に成形する成形型と、
    攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させる充填装置とを備え、
    攪拌羽根の下部に、混合材の表面を均すためのスクレーパが設けられていることを特徴とする造型装置。
  2. 攪拌槽および鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を備え、攪拌槽の底部に開閉可能な充填口を有しており、攪拌槽内で攪拌羽根を回転させることにより粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とした後、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させる攪拌装置と、
    攪拌槽の充填口と連通され混合材を所定形状に成形する成形型と、
    攪拌槽内の混合材の表面を押圧して成形型に充填させる充填装置とを備え、
    攪拌羽根が格子状に構成されていることを特徴とする造型装置。
  3. 攪拌槽および鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を備え、攪拌槽の底部に開閉可能な充填口を有しており、攪拌槽内で攪拌羽根を回転させることにより粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とした後、攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させる攪拌装置と、
    攪拌槽の充填口と連通され混合材を所定形状に成形する成形型と、
    攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させる充填装置とを備え、
    攪拌羽根の上縁に回転駆動軸の先端が結合されていることを特徴とする造型装置。
  4. 攪拌槽の底部に設けられた充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを攪拌槽に投入し、鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を回転させることにより、粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とし、
    攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させ、攪拌槽の底部に設けられた充填口と成形型とを連通させるよう接合して充填口を開き、
    攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させ、所定形状に成形する造型方法であって、
    攪拌羽根の下部に、混合材の表面を均すためのスクレーパを設けておき、該攪拌羽根を回転させながら混合材から抜き出すことを特徴とする造型方法。
  5. 攪拌槽の底部に設けられた充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを攪拌槽に投入し、鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を回転させることにより、粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とし、
    攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させ、攪拌槽の底部に設けられた充填口と成形型とを連通させるよう接合して充填口を開き、
    攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させ、所定形状に成形する造型方法であって、
    格子状に構成された攪拌羽根を用いて粒子状骨材と添加材とを攪拌することを特徴とする造型方法。
  6. 攪拌槽の底部に設けられた充填口を閉じた状態で粒子状骨材と添加材とを攪拌槽に投入し、鉛直方向を回転軸とする攪拌羽根を回転させることにより、粒子状骨材と添加材とを攪拌して混合材とし、
    攪拌羽根を回転軸の軸方向に沿って上昇させて混合材から抜き出し攪拌槽の上方に退避させ、攪拌槽の底部に設けられた充填口と成形型とを連通させるよう接合して充填口を開き、
    攪拌槽内の混合材の表面を押圧して充填口を介して成形型に充填させ、所定形状に成形する造型方法であって、
    回転駆動軸の先端が上縁に結合された攪拌羽根を用いて粒子状骨材と添加材とを攪拌することを特徴とする造型方法。
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