JP6143989B1 - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

本発明にかかるモータ制御装置は、マスター軸モータ(2)を駆動するマスター軸駆動装置(1a)と、スレーブ軸モータ(4)を駆動するスレーブ軸駆動装置(3)とを備えるモータ制御装置(10a)であって、マスター軸モータ(2)の位置の検出結果と、スレーブ軸モータ(4)の位置の検出結果とを用いてマスター軸モータ(2)の制御に用いる速度指令を補正するための補正量を算出する補正量算出部と、補正量を用いて、マスター軸モータ(2)の制御に用いる速度指令を補正する補正部と、マスター軸モータ(2)の位置の検出結果を位置指令として用いてスレーブ軸モータ(4)の位置制御を行う位置制御部と、を備える。

Description

本発明は、複数のモータを制御するモータ制御装置に関する。
射出成型機をはじめとした機械装置は、2軸以上の駆動軸を有し、2軸以上の駆動軸のそれぞれに対応するモータを用いて1つの機械制御対象を駆動することが多い。このように2軸以上の駆動軸すなわち多軸の駆動軸を有する機械装置では、多軸の駆動軸のうちの1つの軸をマスター軸とし、他の軸をスレーブ軸とする。すべての駆動軸は同一の制御対象を駆動するので、マスター軸とスレーブ軸との間の速度および位置の同期動作が求められる。
マスター軸とスレーブ軸との間の速度の同期動作を実現するための技術として、マスター軸とスレーブ軸とに同一の指令値を与える方法がある。しかしながら、マスター軸とスレーブ軸とに同一の指令値を与えても、各駆動軸に対応するモータの特性ばらつきまたは外乱トルクなどによってマスター軸とスレーブ軸との間で回転速度または位置に偏差が生じることがある。回転速度または位置に偏差が生じると、同期制御が実現できなくなる。このような偏差があったとしても同期制御を実現するための技術の一例として、特許文献1に開示されている技術がある。
特許文献1には、マスター軸の回転速度であるワークの搬送速度と、スレーブ軸の回転速度であるシーム電極の回転速度とを検出し、ワークの搬送速度とシーム電極の回転速度との速度差に基づいてシーム電極の回転速度をワークの搬送速度に同期させる同期制御装置が開示されている。特許文献1に記載の同期制御装置は、実際に検出された速度差を用いて同期制御を実施しているため、マスター軸とスレーブ軸との間のモータの特性ばらつき、または外乱トルクがあっても同期を実現することができる。
特開平10−255780号公報
上記特許文献1に記載の同期制御装置は、スレーブ軸側の制御系が上記の速度差を用いて同期制御を行っている。このため、特許文献1に記載の同期制御装置は、各駆動軸に対応するモータが、出力可能なトルクの範囲内で動作している範囲では同期制御を実現できる。しかしながら、マスター軸に対応するモータとスレーブ軸に対応するモータとのうち少なくとも1つが、出力可能なトルクの上限値を超えるようなすなわちトルク飽和が生じるような運転である高トルク運転が求められることがある。このような高トルク運転においても、マスター軸に対応するモータにトルク飽和が生じ、スレーブ軸に対応するモータにトルク飽和が生じていない場合には、スレーブ軸はマスター軸の動作に追従することが可能であるため、スレーブ軸とマスター軸との間の同期は維持される。しかしながら、高トルク運転において、マスター軸に対応するモータにトルク飽和が生じておらず、スレーブ軸に対応するモータにトルク飽和が生じている場合には、スレーブ軸はマスター軸の動作に追従することができないため、同期は維持されない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高トルク運転においても、駆動軸間の同期を維持することが可能なモータ制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるモータ制御装置は、第1のモータを駆動する第1の駆動装置と、第2のモータを駆動する第2の駆動装置とを備えるモータ制御装置である。本発明にかかるモータ制御装置は、第1のモータの位置の検出結果と、第2のモータの位置の検出結果とを用いて第1のモータの制御に用いる指令を補正するための補正量を算出する補正量算出部と、補正量を用いて、第1のモータの制御に用いる指令を補正する補正部とを備える。また、本発明にかかるモータ制御装置は、第1のモータの位置の検出結果を位置指令として用いて第2のモータの位置制御を行う位置制御部、を備える。
本発明にかかるモータ制御装置は、高トルク運転においても、駆動軸間の同期を維持することがという効果を奏する。
実施の形態1にかかるモータ制御装置の構成例を示す図 図1に示したマスター軸制御回路の構成例を示す図 図1に示したスレーブ軸制御回路の構成例を示す図 実施の形態1の補正量算出部を設けない場合の速度および位置を示す模式図 実施の形態1の補正量算出部を設ける場合の速度および位置を示す模式図 実施の形態1の制御回路の構成例を示す図 実施の形態2にかかるモータ制御装置の構成例を示す図 実施の形態2のマスター軸制御回路の構成例を示す図 実施の形態3にかかるモータ制御装置の構成例を示す図 実施の形態3のマスター軸制御回路の構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるモータ制御装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるモータ制御装置の構成例を示す図である。図1に示したモータ制御装置10aは、マスター軸とスレーブ軸との2つの駆動軸を有する装置において用いられるモータ制御装置である。図1では、モータ制御装置10aにより駆動されるマスター軸モータ2およびスレーブ軸モータ4も、モータ制御装置10aとともに図示している。第1のモータであるマスター軸モータ2の駆動軸はマスター軸であり、第2のモータであるスレーブ軸モータ4の駆動軸はスレーブ軸である。
さらに、図1では、マスター軸モータ2の位置すなわち回転角を検出するPG(Pulse Generator)5、スレーブ軸モータ4の位置すなわち回転角を検出するPG6、およびマスター軸の速度指令であるマスター軸速度指令ωmaster *をモータ制御装置10aへ出力する上位コントローラ500もモータ制御装置10aとともに図示している。PG5およびPG6は、エンコーダとも呼ばれ、各モータの回転角を検出する検出器である。PG5は、マスター軸モータ2の位置の検出結果を、マスター軸モータ2の位置のフィードバック情報θmasterFBとしてマスター軸制御回路100aへ出力する。PG6は、スレーブ軸モータ4の位置の検出結果を、スレーブ軸モータ4の位置のフィードバック情報θslaveFBとしてスレーブ軸制御回路300へ出力する。図1では、PG5およびPG6がモータ制御装置10aに含まれない例を図示しているが、PG5およびPG6は、モータ制御装置10aを構成する構成要素と定義されてもよい。
モータ制御装置10aは、マスター軸モータ2を駆動するマスター軸駆動装置1aと、スレーブ軸モータ4を駆動するスレーブ軸駆動装置3と、を備える。マスター軸駆動装置1aは、第1のモータを駆動する第1の駆動装置であり、スレーブ軸駆動装置3は、第2のモータを駆動する第2の駆動装置である。マスター軸駆動装置1aは、マスター軸制御回路100a、マスター軸パワー回路101、電源102および電流検出器103を備える。
マスター軸制御回路100aは、後述するマスター軸の電流のフィードバック情報であるimasterFB、θmasterFB、θslaveFBおよび上位コントローラ500から受け取ったマスター軸速度指令ωmaster *を用いて、マスター軸モータ2に出力する電圧に対する電圧指令であるVmaster *を計算する。マスター軸パワー回路101は、電源102から供給される直流電力を交流電力に変換し、交流電力をマスター軸モータ2へ出力する。電流検出器103は、マスター軸モータ2に流れる電流を検出し、検出結果を示す情報を、マスター軸の電流のフィードバック情報であるimasterFBとしてマスター軸制御回路100aへ出力する。
スレーブ軸駆動装置3は、スレーブ軸制御回路300、スレーブ軸パワー回路301、電源302および電流検出器303を備える。
スレーブ軸制御回路300は、後述するスレーブ軸の電流のフィードバック情報であるislaveFB、θmasterFBおよびθslaveFBを用いて、スレーブ軸モータ4に出力する電圧に対する電圧指令であるVslave *を計算する。スレーブ軸パワー回路301は、電源302から供給される直流電力を交流電力に変換し、交流電力をスレーブ軸モータ4へ出力する。電流検出器303は、スレーブ軸モータ4に流れる電流を検出し、検出結果を示す情報を、スレーブ軸の電流のフィードバック情報であるislaveFBとしてスレーブ軸制御回路300へ出力する。
マスター軸パワー回路101およびスレーブ軸パワー回路301は、一般には、スイッチング素子を備え、PWM(Pulse Width Modulation)制御により電力変換を行うインバータにより構成されるが、マスター軸パワー回路101およびスレーブ軸パワー回路301の具体的構成はこれに限定されない。また、例えば、マスター軸モータ2およびスレーブ軸モータ4は、三相モータであり、マスター軸パワー回路101およびスレーブ軸パワー回路301は、各相の交流電力をそれぞれ対応するモータへ出力する。マスター軸モータ2およびスレーブ軸モータ4の相数は、この例に限定されない。
図2は、図1に示したマスター軸制御回路100aの構成例を示す図である。図2に示すように、マスター軸制御回路100aは、補正量算出部11、減算器14,16,18、速度換算部15、速度制御部17および電流制御部19を備える。補正量算出部11は、PG5から出力されたθmasterFBとPG6から出力されたθslaveFBとから、θmasterFBとθslaveFBとの差分であるΔθを零とするように、速度指令の補正量Δωを算出する。
詳細には、補正量算出部11は、減算器12およびPID(Proportional Integral Differential)制御部13を備える。減算器12は、θmasterFBとθslaveFBとの差分であるΔθを算出してPID制御部13へ出力する。PID制御部13は、Δθが零となるようにPID制御により電圧指令の補正量Δωを算出する。
速度換算部15は、θmasterFBをマスター軸モータ2の回転速度のフィードバック情報であるωmasterFBに換算して、減算器16へ出力する。具体的には、速度換算部15は、単位時間あたりのθmasterFBの変化量を算出することによりωmasterFBを算出する。減算器14は、上位コントローラ500から受け取ったωmaster*からΔωを減算し、減算した結果を補正後の速度指令ωmaster **として減算器16へ出力する。
減算器16は、ωmaster **とωmasterFBとの差分を算出し、速度制御部17へ出力する。速度制御部17は、ωmaster **とωmasterFBとの差分が零となるように、マスター軸モータ2に対応するトルク電流指令であるimaster *を決定する。具体的には、速度制御部17は、例えば、PI(Proportional Integral)制御によりimaster *を決定する。
減算器18は、imaster *とimasterFBとの差分を算出し、電流制御部19へ出力する。電流制御部19は、imaster *とimasterFBとの差分が零となるように、マスター軸モータ2に対応する電圧指令であるVmaster *を決定し、マスター軸パワー回路101へ出力する。具体的には、電流制御部19は、例えば、PI制御によりVmaster *を決定する。
以上のように、補正量算出部11は、マスター軸モータ2の検出結果であるθmasterFBと、スレーブ軸モータ4の位置の検出結果であるθslaveFBとを用いて、マスター軸モータ2の制御に用いる指令の一例である速度指令を補正するための補正量を算出する。減算器14は、補正量を用いて、マスター軸モータ2の制御に用いる指令を補正する補正部である。
図3は、図1に示したスレーブ軸制御回路300の構成例を示す図である。図3に示すように、スレーブ軸制御回路300は、減算器31,34,36、位置制御部32、速度換算部33、速度制御部35および電流制御部37を備える。
減算器31は、θmasterFBとθslaveFBとの差分であるΔθを算出し、位置制御部32へ出力する。位置制御部32は、Δθを零とするように、スレーブ軸モータ4に対応する電圧指令であるωslave *を決定し、ωslave *を減算器34へ出力する。このように、スレーブ軸制御回路300は、θmasterFBとθslaveFBとの差分が零となるように位置制御を行う。すなわち、スレーブ軸制御回路300は、θmasterFBを位置指令として用いる。
速度換算部33は、θslaveFBをスレーブ軸モータ4の回転速度のフィードバック情報であるωslaveFBに換算して、減算器34へ出力する。具体的には、速度換算部33は、単位時間あたりのθslaveFBの変化量を算出することによりωslaveFBを算出する。
減算器34は、ωslave *とωslaveFBとの差分を速度制御部35へ出力する。速度制御部35は、ωslave *とωslaveFBとの差分が零となるように、スレーブ軸モータ4に対応するトルク電流指令であるislave *を決定する。具体的には、速度制御部35は、例えば、PI制御によりislave *を決定する。
減算器36は、islave *とislaveFBとの差分を算出し、電流制御部37へ出力する。電流制御部37は、islave *とislaveFBとの差分が零となるように、スレーブ軸モータ4に対応する電圧指令であるVslave *を決定し、Vslave *をスレーブ軸パワー回路301へ出力する。具体的には、電流制御部37は、例えば、PI制御によりVslave *を決定する。
次に、本実施の形態の補正量算出部11における動作と効果について説明する。本実施の形態のモータ制御装置10aは、速度指令であるωmaster *に基づいて、マスター軸モータ2とスレーブ軸モータ4との回転速度が同期するように制御する。マスター軸モータ2とスレーブ軸モータ4との回転速度を同期させるために、スレーブ軸制御回路300は、θmasterFBを位置指令として用いている。このような制御すなわちマスター軸の位置のフィードバック情報をスレーブ軸における速度指令とする制御を行うことで、マスター軸モータ2およびスレーブ軸モータ4において、トルク飽和が生じないような条件であれば、マスター軸モータ2とスレーブ軸モータ4との同期制御を実現することができる。マスター軸モータ2およびスレーブ軸モータ4のうち少なくとも1つにおいてトルク飽和が生じる状態すなわち高トルク運転状態であっても、マスター軸モータ2にトルク飽和が生じ、スレーブ軸モータ4にトルク飽和が生じない条件であれば、マスター軸モータ2とスレーブ軸モータ4との同期制御を実現することができる。
一方、高トルク運転状態であって、マスター軸モータ2にトルク飽和が生じず、スレーブ軸モータ4にトルク飽和が生じる条件の場合、マスター軸の位置のフィードバック情報をスレーブ軸における速度指令とする制御だけでは、同期制御が維持できない場合がある。このため、本実施の形態では、補正量算出部11が、θmasterFBとθslaveFBを用いて、θmasterFBとθslaveFBとの差がなくなるようにマスター軸モータ2の速度に対する補正量であるΔωを算出し、減算器14が、ωmaster *からΔωを減算する。そして、速度制御部17が、ωmaster *からΔωが減算された値であるωmaster **を速度指令として用いて速度制御を行う。
以上のように、マスター軸制御回路100aは、θmasterFBとθslaveFBとの差がなくなるように速度指令を補正する。例えば、マスター軸モータ2の回転が、スレーブ軸モータ4の回転に比べて遅れるような現象が生じると、マスター軸制御回路100aは自動的に速度指令の値を減少させるため、軸間偏差を解消することができる。これによって、マスター軸モータ2にトルク飽和が生じず、スレーブ軸モータ4にトルク飽和が生じる条件の場合であっても、軸間偏差を解消することができ、同期制御を維持することができる。
具体的には、例えば、スレーブ軸モータ4で許容されるトルクの上限値がマスター軸モータ2で許容されるトルクの上限値より小さい場合に、上述した状態すなわちマスター軸モータ2にトルク飽和が生じずスレーブ軸モータ4にトルク飽和が生じる状態が生じる可能性がある。
図4は、実施の形態1の補正量算出部11を設けない場合の速度および位置を示す模式図である。すなわち、図4は、速度制御部17が上位コントローラ500から入力されるωmaster *を速度指令として用いる場合の速度および位置を示す模式図である。図5は、実施の形態1の補正量算出部11を設ける場合の速度および位置を示す模式図である。図4および図5は、いずれも、マスター軸モータ2にトルク飽和が生じずスレーブ軸モータ4にトルク飽和が生じた場合の速度および位置を示している。図4および図5では、上段に速度指令および各モータの速度を示し、下段に位置指令と各モータの位置を示している。速度指令601は、速度制御部17に入力される速度指令を示し、マスター軸速度602は、マスター軸モータ2の速度を示し、スレーブ軸速度603は、スレーブ軸モータ4の速度を示す。位置指令604は、位置制御部32に入力される位置指令を示し、マスター軸位置605は、マスター軸モータ2の位置を示し、スレーブ軸位置606は、スレーブ軸モータ4の位置を示す。
補正量算出部11を設けない場合、マスター軸モータ2にトルク飽和が生じずスレーブ軸モータ4にトルク飽和が生じる状態が生じると、図4に示すように、スレーブ軸モータ4が追従できなくなり、速度偏差および位置偏差が生じる。一方、補正量算出部11を設ける場合、スレーブ軸モータ4が追従できなくなると、速度指令はスレーブ軸モータ4が遅れた分遅くなるように補正されるため、図5に示すように、速度偏差および位置偏差が抑制される。
また、トルク飽和が生じていない状態において、マスター軸モータ2の回転が速くなるような外乱が入った場合でも、本実施の形態の構成および動作によれば、マスター軸における速度指令の値が増加し、これに追従するスレーブ軸の動作も自動的に速くなり、同期を維持することができる。
なお、本実施の形態では、補正量算出部11は、PID制御により、補正量を算出するようにしたが、PI制御またはPD(Proportional Differential)制御により補正量を算出してもよい。また、速度制御部17、電流制御部19、位置制御部32、速度制御部35および電流制御部37は、それぞれPD制御またはPID制御を実施してもよい。
ここで、本実施の形態のマスター軸制御回路100aおよびスレーブ軸制御回路300のハードウェア構成について説明する。マスター軸制御回路100aおよびスレーブ軸制御回路300を構成する各部は、処理回路により実現される。処理回路は、アナログ回路であってもよいし、専用のハードウェアとして構成された回路であってもよいし、プロセッサを備える制御回路であってもよい。処理回路がアナログ回路である場合、各部は、例えば抵抗およびオペアンプ(operational amplifier)などにより構成される回路である。
また、処理回路は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせた専用のハードウェアとして構成されてもよい。
処理回路がプロセッサを備える制御回路で実現される場合、この制御回路は例えば図6に示す構成の制御回路200である。図6は、本実施の形態の制御回路200の構成例を示す図である。制御回路200は、プロセッサ201とメモリ202を備える。プロセッサ201は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)等である。メモリ202は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等が該当する。
処理回路がプロセッサ201を備える制御回路200である場合、プロセッサ201が、メモリ202に記憶された各部の処理が記述されたプログラムを読み出して実行することによりマスター軸制御回路100aおよびスレーブ軸制御回路300の各部が実現される。また、メモリ202は、プロセッサ201が実施する各処理における一時メモリとしても使用される。
また、マスター軸制御回路100aおよびスレーブ軸制御回路300のうち一部がアナログ回路であり、その他が制御回路200であるといったように、アナログ回路、専用のハードウェアである処理回路および制御回路200のうちの2つ以上の組み合わせであってもよい。
以上のように、本実施の形態では、補正量算出部11が、θmasterFBとθslaveFBとの差がなくなるようにマスター軸モータ2の速度に対する補正量であるΔωを算出し、減算器14が、ωmaster *からΔωを減算することにより、速度指令を補正するようにした。このため、高トルク運転のときでも、駆動軸間の同期を維持することができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2にかかるモータ制御装置の構成例を示す図である。図7に示したモータ制御装置10bは、マスター軸とスレーブ軸との2つの駆動軸を有する装置において用いられるモータ制御装置である。図7では、モータ制御装置10bにより駆動されるマスター軸モータ2およびスレーブ軸モータ4も、モータ制御装置10bとともに図示している。また、図7では、PG5、PG6、および上位コントローラ500もモータ制御装置10bとともに図示している。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素には、実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1では、速度指令を補正する例を説明したが、本実施の形態では、トルク電流指令を補正する例を説明する。トルク電流指令を補正する場合も、実施の形態1と同様の効果が得られる。
本実施の形態のモータ制御装置10bは、実施の形態1のマスター軸駆動装置1aの替わりにマスター軸駆動装置1bを備える以外は、実施の形態1のマスター軸駆動装置1aと同様である。マスター軸駆動装置1bは、マスター軸制御回路100aの替わりにマスター軸制御回路100bを備える以外は、実施の形態1のマスター軸駆動装置1aと同様である。
図8は、本実施の形態のマスター軸制御回路100bの構成例を示す図である。図8に示すように、マスター軸制御回路100bは、減算器16,18,22、速度換算部15、速度制御部17および電流制御部19および補正量算出部20を備える。補正量算出部20は、減算器12およびPID制御部21を備える。
PID制御部21は、減算器12から出力されるθmasterFBとθslaveFBとの差分であるΔθが零となるように、マスター軸モータ2の電流に対する補正量であるΔiを算出し、減算器22へ出力する。減算器22は、速度制御部17から出力されるトルク電流指令であるimaster *からΔiを減算し、減算結果をimaster **として電流制御部19へ出力する。電流制御部19は、imaster **をトルク電流指令として用いて実施の形態1と同様に、トルク電流指令とimasterFBとの差が零となるようにVmaster *を算出してマスター軸パワー回路101へ出力する。
本実施の形態では、速度制御部17には、ωmaster **と速度換算部15から出力されるωmasterFBとの差が入力される。このため、速度制御部17は、上位コントローラ500から出力されたωmaster *を速度指令として用いて速度制御を行うことになる。一方、電流制御部19は、上述したように、θmasterFBとθslaveFBとの差分を例とするように算出された補正量を用いて補正されたトルク電流指令を用いて電流制御を行う。
以上のように、補正量算出部20は、マスター軸モータ2の検出結果であるθmasterFBと、スレーブ軸モータ4の位置の検出結果であるθslaveFBとを用いて、マスター軸モータ2の制御に用いる指令の一例である電流指令を補正するための補正量を算出する。減算器22は、補正量を用いて、マスター軸モータ2の制御に用いる電流指令を補正する補正部である。
このように、本実施の形態のマスター軸制御回路100bは、速度指令を補正する替わりにトルク電流指令を補正することにより、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
本実施の形態の補正量算出部20および減算器22のハードウェア構成は、実施の形態1で述べた各部と同様に、処理回路により実現される。処理回路は、実施の形態1で述べたように、アナログ回路、専用のハードウェアである処理回路および制御回路200のいずれかであってもよいし、これらのうちの2つ以上の組み合わせであってもよい。
実施の形態3.
図9は、実施の形態3にかかるモータ制御装置の構成例を示す図である。図9に示したモータ制御装置10cは、マスター軸と複数のスレーブ軸とを有する装置において用いられるモータ制御装置である。図9では、モータ制御装置10cにより駆動されるマスター軸モータ2および複数のスレーブ軸モータ4も、モータ制御装置10cとともに図示している。図9に示した例では、nを2以上の整数とし、スレーブ軸モータ4の数がn台である。また、図9では、PG5、複数のスレーブ軸モータ4の位置をそれぞれ検出する複数のPG6、および上位コントローラ500もモータ制御装置10cとともに図示している。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素には、実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1および2では、駆動軸が2軸である場合について説明を行ってきたが、駆動軸が3軸以上の場合にも、本発明を適用することが可能である。
図9に示すように、本実施の形態のモータ制御装置10cは、マスター軸モータ2を制御するマスター軸駆動装置1cと、n台のスレーブ軸モータ4にそれぞれ対応するスレーブ軸駆動装置3−1〜3−nを備える。スレーブ軸駆動装置3−1〜3−nの構成は、それぞれ実施の形態1および実施の形態2のスレーブ軸駆動装置3と同様であるが、入力される情報が異なるため、本実施の形態では、枝番号を付してそれぞれを区別している。
図9に示すように、i=1,…,nとするとき、スレーブ軸駆動装置3−iにより制御されるスレーブ軸モータ4に対応するPG6により計測された位置すなわち回転角のフィードバック情報をθslaveFB(i)とする。
マスター軸駆動装置1cは、マスター軸制御回路100aの替わりにマスター軸制御回路100cを備える以外は、実施の形態1のマスター軸駆動装置1aと同様である。
図10は、本実施の形態のマスター軸制御回路100cの構成例を示す図である。図10に示すように、マスター軸制御回路100cは、補正量算出部11の替わりに補正量算出部23を備える以外は、実施の形態1のマスター軸制御回路100aと同様である。
補正量算出部23は、減算器12、PID制御部13および最遅スレーブ判断器24を備える。最遅スレーブ判断器24は、θslaveFB(1)からθslaveFB(n)までのn個のフィードバック情報のうち、最も回転が遅れているものを選択してθslaveFB_slowとして減算器12へ出力する。最も回転が遅れているものとは、最も回転角の小さいものである。ただし、θslaveFB(1)からθslaveFB(n)までが示す角度は、360°を跨いだ範囲でばらつく場合には、最遅スレーブ判断器24は、360°未満の値から360°を減じて負の値の角度として、最も回転角の小さいものを算出する。例えば、n=3であり、θslaveFB(1)が1°を示し、θslaveFB(2)が359°を示し、θslaveFB(3)が0°を示している場合、θslaveFB(2)については360°を減じて−1°に換算する。この場合、θslaveFB(2)が、θslaveFB_slowとして選択される。以上のように、補正量算出部23は、マスター軸モータ2の位置の検出結果とスレーブ軸モータ4の位置の検出結果との差分が零となるように補正量を算出する。
減算器12は、実施の形態1の減算器12と同様に、θmasterFBとθslaveFB_slowとの差分であるΔθを算出し、PID制御部13へ出力する。PID制御部13の動作は実施の形態1と同様である。
本実施の形態の補正量算出部23のハードウェア構成は、実施の形態1で述べた補正量算出部11と同様に、処理回路により実現される。
以上のように、本実施の形態では、マスター軸モータ2の位置と最も遅れているスレーブ軸モータ4の位置との差分が零となるように、速度指令を補正するようにした。このため、スレーブ軸モータ4が複数存在する場合に、マスター軸モータ2に追従できないスレーブ軸モータ4があった場合には、マスター軸モータ2の速度指令を低下させることにより、マスター軸モータ2とすべてのスレーブ軸モータ4との間で同期を維持することができる。
また、マスター軸モータ2の回転が速くなるような外乱が入った場合、すべてのスレーブ軸モータ4をマスター軸モータ2に追従させる必要があるが、スレーブ軸モータ4のうちの一部がトルク飽和により追従できないことがある。本実施の形態の構成および動作によれば、各スレーブ軸モータ4に対する指令を個別に設定することなく、トルク飽和が生じたスレーブ軸モータ4に合わせてマスター軸における速度指令の値が変更される。このため、マスター軸モータ2とすべてのスレーブ軸モータ4とは、同期を維持することができる。
なお、以上の説明では、スレーブ軸モータ4が複数存在する場合に、実施の形態1と同様の速度指令を補正する例を説明したが、実施の形態2と同様にトルク電流指令を補正するようにしてもよい。トルク電流指令を補正する場合は、マスター軸制御回路は、実施の形態2の補正量算出部20内に、θslaveFB(1)からθslaveFB(n)までのn個のフィードバック情報のうち、最も回転が遅れているものを選択してθslaveFB_slowとして減算器12へ出力する最遅スレーブ判断器を設ければよい。
以上のように、本実施の形態のモータ制御装置10cは、2つ以上のスレーブ軸モータ4を制御する場合に、最も遅れているスレーブ軸モータ4のフィードバック情報を用いて実施の形態1と同様の速度指令を補正するようにした。このため、2つ以上のスレーブ軸モータ4を制御する場合であっても、駆動軸の同期を維持することができる。
なお、実施の形態1から3において、マスター軸は速度制御、スレーブ軸は位置制御として説明をしてきた。しかしながら、上位コントローラ500がマスター軸駆動装置へ位置指令を出力するようにして、マスター軸駆動装置のマスター軸制御回路の速度制御部の前段に位置制御部を追加し、この位置制御部が、位置指令とθmasterFBとの差分を零とするように速度指令ωmaster *を算出することにより、実施の形態1から3と同様の速度指令の補正またはトルク電流指令の補正を行うことができる。すなわち、マスター軸モータ2の制御に用いる指令は、位置指令であってもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1a,1b,1c マスター軸駆動装置、2 マスター軸モータ、3,3−1〜3−n スレーブ軸駆動装置、4 スレーブ軸モータ、5,6 PG、10a,10b,10c モータ制御装置、11,20,23 補正量算出部、12,14,16,18,22,31,34,36 減算器、13,21 PID制御部、15,33 速度換算部、17,35 速度制御部、19,37 電流制御部、24 最遅スレーブ判断器、32 位置制御部、100a,100b,100c マスター軸制御回路、101 マスター軸パワー回路、102,302 電源、103,303 電流検出器、300 スレーブ軸制御回路、500 上位コントローラ。

Claims (5)

  1. 第1のモータを駆動する第1の駆動装置と、第2のモータを駆動する第2の駆動装置とを備えるモータ制御装置であって、
    前記第1のモータの位置の検出結果と、前記第2のモータの位置の検出結果とを用いて前記第1のモータの制御に用いる指令を補正するための補正量を算出する補正量算出部と、
    前記補正量を用いて、前記第1のモータの制御に用いる指令を補正する補正部と、
    前記第1のモータの位置の検出結果を位置指令として用いて前記第2のモータの位置制御を行う位置制御部と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記指令は、速度指令であることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記指令は、トルク電流指令であることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  4. 前記第2のモータは1つであり、
    前記補正量算出部は、前記第1のモータの位置の検出結果と前記第2のモータの位置の検出結果との差分が零となるように前記補正量を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のモータ制御装置。
  5. 前記第2のモータは複数であり、
    前記補正量算出部は、複数の前記第2のモータにそれぞれ対応する複数の位置の検出結果のうち最も回転が遅れている前記第2のモータに対応する検出結果を選択し、前記第1のモータの位置の検出結果と選択した検出結果との差分が零となるように前記補正量を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のモータ制御装置。
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