JPH0662580A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH0662580A
JPH0662580A JP4210492A JP21049292A JPH0662580A JP H0662580 A JPH0662580 A JP H0662580A JP 4210492 A JP4210492 A JP 4210492A JP 21049292 A JP21049292 A JP 21049292A JP H0662580 A JPH0662580 A JP H0662580A
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JP
Japan
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voltage
compensation voltage
signal
phase
current
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JP4210492A
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Takashi Ikimi
高志 伊君
Toshiaki Okuyama
俊昭 奥山
Junichi Takahashi
潤一 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】インバータのスイッチ素子の短絡を防止するデ
ッドタイムによる電圧歪みを出力電流指令値に基づいた
補償電圧によって補償する際に、電流指令値が零付近で
は補償電圧を零あるいは零に近い値にする期間を設けた
パターンを用いることにより、電動機のトルクリプルを
抑制する。 【構成】制御装置100は、インバータの出力電流指令
信号を出力する目標指令器1と、該電流指令信号を取り
込み、この電流指令信号に応じて電圧指令信号を生成し
て出力する電圧指令演算部2と、電流指令信号を取り込
み、インバータのスイッチ素子の短絡を防止するデッド
タイムによる電圧降下を補償するための補償電圧信号を
生成して、この補償電圧信号を電圧指令信号に加算し
て、PWM制御回路9に送るデッドタイム補償器8とを
備える。デッドタイム補償器8は、交流電流が零付近と
なる位相期間には該相の補償電圧を実質的に零にする波
形を有する補償電圧信号を生成する補償電圧演算部7を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置に係
り、特に、パルス幅変調インバータ(PWMインバー
タ)の、出力電圧の波形歪みを補償したインバータ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】PWMインバータにおいては、インバー
タを構成する正側および負側スイッチング素子を交互に
導通制御して、出力電圧をPWM制御する。しかし、ス
イッチング素子にはターンオフ時間によるスイッチング
の遅れがあるため、正側および負側が同時に導通しない
ように短絡防止期間(以下デッドタイムと呼ぶ)を設け
ている。このため、デッドタイムの影響によりインバー
タの出力電圧に波形歪みが生じるという問題があった。
【0003】従来、この対策法として、特開昭64−6
0264号公報に記載のように、インバータの出力電流
指令の極性信号に基づいて、デッドタイムの影響による
インバータの出力電圧降下に相当する補償電圧を加え
て、波形歪みを補償する補償手段を設ける方法が知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、出力電流の極性に応じて補償電圧を決めていた
が、出力電流の零付近では、補償電圧が歪み電圧に一致
せず、波形歪み補償が正しく行われない。このため、出
力電圧波形が正弦波とならず、電動機にトルクリプルが
発生するという問題があった。
【0005】また、上記従来技術では、補償電圧のパタ
ーンが一定であったために、インバータの出力電流の周
波数や大きさが変化すると、波形歪み補償が正しく行わ
れずに出力電圧波形が正弦波とならず、電動機にトルク
リプルが発生するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、PWMインバータの出力
電圧波形歪みの補償電圧を実際の歪み電圧に近づけるこ
とにより、出力電圧波形を正弦波にし、電動機に発生す
るトルクリプルを抑制することにある。
【0007】さらに本発明の目的は、PWMインバータ
の出力電圧波形歪みの補償電圧を出力電流の周波数や振
幅に応じても変化させ、実際の歪み電圧に近づけること
により、出力電圧波形を正弦波にし、電動機に発生する
トルクリプルを抑制することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的は、交流出力電
流が零付近の期間には、該相の補償電圧を零あるいは零
に近い値にすることにより達成できる。
【0009】また前記目的は、補償電圧を零にする期間
および位相を、電流指令の周波数および振幅に応じて調
整する手段を備えることにより達成できる。
【0010】すなわち、本発明の一態様によれば、制御
信号に応じてオン、オフが制御されるスイッチング素子
を有するインバータと、前記インバータの出力電圧を制
御するPWM制御回路と、電圧指令信号を生成して、前
記PWM制御回路に送る制御装置とを備えて構成される
インバータ装置において、制御装置は、前記インバータ
の出力電流指令信号を出力する目標指令器と、該電流指
令信号を取り込み、この電流指令信号に応じて電圧指令
信号を生成して出力する電圧指令演算部と、前記電流指
令信号を取り込み、前記インバータのスイッチ素子の短
絡を防止するデッドタイムによる電圧降下を補償するた
めの補償電圧信号を生成して、この補償電圧信号を前記
電圧指令信号に加算して、PWM制御回路に送るデッド
タイム補償器とを備え、前記デッドタイム補償器は、交
流電流が零付近となる位相期間(不感帯)には該相の補
償電圧を実質的に零にする波形を有する補償電圧信号を
生成する補償電圧演算部を有することを特徴とするイン
バータ装置が提供される。
【0011】補償電圧演算部は、電流指令信号から電流
位相角を求める手段と、電流位相角に応じて、補償電圧
信号を出力する補償電圧パターンを発生する補償電圧パ
ターン発生器とを有することができる。ここで、補償電
圧パターン発生器は、補償電圧振幅がVfで、補償電圧
を実質的に零にする位相期間δを有するパルス波形を生
成するものとすることができる。
【0012】また、補償電圧演算部は、電流指令信号の
交流電流信号に基づいて補償電圧信号を出力する補償電
圧パターンを発生する補償電圧パターン発生器を有する
ものとすることができる。
【0013】目標指令器は、1次角周波数指令信号をさ
らに出力するものであることができる。
【0014】補償電圧演算部は、補償電圧を実質的に零
にする位相期間を、前記出力電流指令の周波数および振
幅に応じて調整する手段を備えることができる。
【0015】また、電圧指令演算部は、1次角周波数指
令信号に基づいて、出力電流指令の位相信号の位相基準
を求める手段をさらに有するものであることができる。
【0016】補償電圧演算部は、前記出力電流指令の位
相信号の位相基準を、前記出力電流指令の周波数あるい
は振幅に応じて調整するものとすることができる。
【0017】
【作用】インバータのスイッチ素子の短絡を防止するデ
ッドタイムによる歪み電圧は、出力電流の極性により決
まる。出力電流が正のときは該相の歪み電圧は正に、出
力電流が負のときは該相の歪み電圧は負になり、歪み電
圧の絶対値は出力電流の大きさによらず、ほぼ一定であ
る。
【0018】しかし、インバータの出力電流には、PW
M制御による電流リプルが含まれるため、出力電流が零
付近の期間には、出力電流の極性が正負に変化するた
め、平均的な歪み電圧は、零あるいは零に近い値、すな
わち、実質的に零になる。
【0019】そこで、電流指令から補償電圧を演算する
際に、交流出力電流指令が零付近になる所定の期間を不
感帯として、補償電圧を零あるいは零に近い値にするこ
とにより、補償電圧を歪み電圧に近づけ、出力電圧波形
を正弦波にし、電動機に発生するトルクリプルを抑制す
ることができる。
【0020】また、上記歪み電圧が零になる期間の長さ
と位相は電流の周波数と振幅により変化するので、電流
指令から補償電圧を演算する際に、補償電圧を零にする
期間の長さ(不感帯)と位相を電流指令の周波数と振幅
により調整することにより、電流の周波数や振幅の条件
が変化しても補償電圧を歪み電圧に近づけ、出力電圧波
形を正弦波にし、電動機に発生するトルクリプルを抑制
することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0022】図1は、本発明のインバータ装置の第1の
実施例の概要を示すブロック図であり、図2は、その詳
細な構成を示すブロック図である。
【0023】図1において、本実施例のインバータ装置
は、制御信号に応じてオン、オフが制御されるスイッチ
ング素子を有する電圧形PWMインバータ(以下、単に
インバータと称する)30と、前記インバータ30の出
力電圧を制御するPWM制御回路9と、電圧指令信号を
生成して、前記PWM制御回路9に送る制御装置100
とを備えて構成される。負荷として、該インバータ30
の各相U,V,Wの交流出力端には、誘導電動機40が
負荷として接続されている。
【0024】制御装置100は、前記インバータ30の
出力電流指令信号および1次角周波数指令信号を生成し
て出力する目標指令器1と、該電流指令信号を取り込
み、この電流指令信号に応じて電圧指令信号を生成して
出力する電圧指令演算部2と、前記電流指令信号を取り
込み、前記インバータのスイッチ素子の短絡を防止する
デッドタイムによる電圧降下を補償するための補償電圧
信号を、前記電流指令に基づいて生成して、この補償電
圧信号を前記電圧指令信号に加算して、PWM制御回路
9に送るデッドタイム補償器8とを備える。
【0025】制御装置100は、例えば、マイクロコン
ピュータ等のコンピュータシステムによって構成され
る。この制御装置100に用いられるコンピュータシス
テムとしては、例えば、図17に示すように、中央処理
装置(CPU)101と、その動作プログラム、後述す
る補償電圧パターンデータを含む各種データ等を記憶す
るメモリ102,103と、インタフェース104と、
起動、停止等の各種指示を入力するための入力装置10
5等とを有するものが用いられる。
【0026】目標指令器1は、励磁電流指令信号Id*、
トルク電流指令信号Iq*および1次角周波数指令信号ω
1*を出力する。
【0027】電圧指令演算部2は、励磁電流指令信号I
d*に応じて誘導電動機40の電圧指令信号Vd*を出力す
る電圧演算回路3と、トルク電流指令信号Iq*に応じて
誘導電動機40の電圧指令信号Vq*を出力する電圧演算
回路4と、誘導電動機40の1次角周波数指令信号ω1*
から位相基準ωtを生成するための積分回路5と、電圧
指令信号Vd*、Vq*を積分回路5からの位相基準ωtに
基づいて回転磁界座標から固定子座標の電圧指令信号v
u*、vv*、vw*に変換する座標変換器6とを備える。
【0028】デッドタイム補償器8は、励磁電流指令信
号Id*、トルク電流指令信号Iq*および位相基準ωtに
基づいて、インバータのデッドタイムによる出力電圧歪
みを補償するための補償電圧信号vfu,vfv,vfwを生
成して、出力する補償電圧演算部7、および、固定子座
標の電圧指令信号vu*、vv*、vw*と補償電圧信号vf
u,vfv,vfwとを加算する加算器81,82,83を
有する。
【0029】PWM制御回路9は、加算器81、82、
83の出力信号vu*+vfu、vv*+vfv、vw*+vfw
と、パルス幅変調のための搬送波信号とを比較し、イン
バータ30を構成するスイッチング素子をオン、オフす
るためのPWM信号Pu,Pv,Pwを発生する。
【0030】次に、補償電圧演算部7の構成を説明す
る。補償電圧演算部7は、トルク電流指令信号Iq*を励
磁電流指令信号Id*で割った商を求める除算回路11
と、除算回路11で求めた商より回転磁界座標系での電
流位相角θを求める逆正接回路12と、位相基準ωtと
回転磁界座標系での電流位相角θを加算し、U相電流位
相角θiuを出力する加算器13と、U相電流位相角θiu
に対して2π/3遅れたV相電流位相角θivを出力する
加算器14と、U相電流位相角θiuに対して4π/3遅
れたW相電流位相角θiwを出力する加算器15と、各相
の電流位相角θiu、θiv、θiwに基づいて補償電圧信号
vfu,vfv,vfwを出力する補償電圧パターン発生器1
8、19、20とを有する。加算器14は、U相電流位
相角θiuに対して2π/3の位相遅れを設定する設定器
16を有し、加算器15は、U相電流位相角θiuに対し
て4π/3の位相遅れを設定する設定器17を有する。
【0031】補償電圧パターン発生器18、19、20
は、各相の電流位相角θiu、θiv、θiwに対応する補償
電圧信号vfu,vfv,vfwを、予め算出したものを記憶
したテーブルで構成することができる。すなわち、各相
の電流位相角θiu、θiv、θiwをアドレスに対応させ、
これらを指定することにより、テーブルから補償電圧信
号vfu,vfv,vfwを読みだせるように構成される。な
お、勿論、その都度、計算する構成とすることもでき
る。補償電圧信号vfu,vfv,vfwは、その振幅および
波形(位相)が、後述するように求められる。
【0032】この実施例の基本動作は、以下のとおりで
ある。
【0033】周知のように、この制御方式は、PWMイ
ンバータによるベクトル制御と呼ばれる誘導電動機40
の制御方式である。この制御方式は、目標指令器1にお
いて、回転磁界座標系の励磁電流指令信号Id*とトルク
電流指令信号Iq*と、1次角周波数指令信号ω1*とが生
成されて、出力される。これらの信号は、電流指令演算
部2に入力される。また、励磁電流指令信号Id*とトル
ク電流指令信号Iq*は、それぞれ補償電圧演算部7に入
力される。
【0034】電流指令演算部2において、電圧演算回路
3、4は、励磁電流指令信号Id*とトルク電流指令信号
Iq*から誘導電動機40の電圧指令Vd*、Vq*を演算す
る。一方、積分器5は、1次角周波数指令信号ω1*を積
分して、位相基準ωtを算出する。座標変換器6は、電
圧指令Vd*、Vq*を、積分器5からの位相基準ωtに基
づいて、回転磁界座標系から固定子座標系に変換して、
正弦波の電圧指令vu*、vv*、vw*を得て、出力する。
【0035】補償電圧演算部7において、除算回路11
は、トルク電流指令信号Iq*を励磁電流指令信号Id*で
割った商を求める。逆正接回路12は、除算回路11で
求めた商より回転磁界座標系での電流位相角θを求め
る。加算器13は、上記位相基準ωtと回転磁界座標系
での電流位相角θを加算し、U相電流位相角θiuを出力
する。U相電流位相角θiuは、補償電圧パターン発生器
18に送られると共に、加算器14,15にも送られ
る。加算器14は、U相電流位相角θiuに対して2π/
3遅れたV相電流位相角θivを生成して、この信号を、
補償電圧パターン発生器19に送る。また、加算器15
は、U相電流位相角θiuに対して4π/3遅れたW相電
流位相角θiwを生成して、この信号を、補償電圧パター
ン発生器20に送る。補償電圧パターン発生器18、1
9、20は、各相の電流位相角θiu、θiv、θiwを受け
て、これらに対応する補償電圧信号vfu,vfv,vfwを
出力する。
【0036】補償電圧信号vfu,vfv,vfwは、加算器
81,82,83において、それぞれ対応する電圧指令
信号vu*、vv*、vw*に加算され、補正された電圧指令
信号vu*+vfu、vv*+vfv、vw*+vfwとなる。この
補正された電圧指令信号vu*+vfu、vv*+vfv、vw*
+vfwは、PWM制御回路9に送られる。PWM制御回
路9は、補正された電圧指令信号vu*+vfu、vv*+v
fv、vw*+vfwと、パルス幅変調のための搬送波信号と
を比較し、インバータ30を構成するスイッチング素子
をオン、オフするためのPWM信号Pu,Pv,Pwを発
生し、これをインバータ30に送る。
【0037】インバータ30は、このPWM信号Pu,
Pv,Pwに従って、各相の出力電圧を制御して、誘導電
動機40を駆動する。この際、インバータ30のデッド
タイムによる電圧降下は、補償電圧演算部7からの補償
電圧信号vfu,vfv,vfwによって、フィードフォワー
ド補償される。
【0038】次に、本発明に係るデッドタイムによる電
圧降下の補償法を説明する。
【0039】PWMインバータの出力電流に対するデッ
ドタイムによる出力電圧降下の大きさは、出力電流にリ
プルを含まないときは、図7の破線で示すように、ほぼ
一定で、出力電流の極性に応じて変化する。しかし、P
WMインバータの出力電流にはPWM電圧に起因する電
流リプルが含まれるので、出力電流が零に近いときは出
力電流の極性が正負に変化し、このときの平均電圧降下
は、図7の実線のように、零または零に近い値になる。
従来のデッドタイム補償法は、デッドタイムによる電圧
降下が、図7の破線のようなパターンであると仮定して
いたが、本発明のデッドタイム補償法は、デッドタイム
による電圧降下が図7の実線のようなパターンであると
して補償を行う。なお、この現象については、“4th Eu
ropean conference on Power Electronics and Applica
tions,Firenze September 3-6,1991,pp.2-058−2-06
3”に関連する記述がある。
【0040】図8の(a),(b),(c)は、各相の
出力電流とデッドタイム補償電圧の波形である。本実施
例では、デッドタイム補償電圧信号vfu,vfv,vfw
は、各相の電流位相角θiu、θiv、θiwに基づいて、補
償電圧パターン発生器18〜20より、図8の(a),
(b),(c)に示す破線のように、発生させるように
している。
【0041】図3は、パターン発生器18〜20の入出
力特性を示したものである。図3(a)または(b)のよう
に、電流位相角θi=0付近およびθi=π付近では、補
償電圧信号vfを零あるいは零に近い値にすることによ
り、補償電圧を歪み電圧に近づけている。
【0042】以上のように、本実施例では、デッドタイ
ムによる出力電圧降下を補償する電圧のパターンを、出
力電流指令の位相信号に基づいて出力し、出力電流が零
付近では、実質的に零(零または零に近い値)になる期
間(不感帯)を設けるように設定する。これにより、補
償電圧の波形が出力電圧降下の波形に近くなるので、出
力電圧波形を正弦波にし、電動機に発生するトルクリプ
ルを抑制することができる。
【0043】次に、補償電圧パターン発生について、図
12および図13を参照して、詳細に説明する。
【0044】補償電圧パターンは、基本的には、次の原
理に基づいて作成する。 (1)補償電圧の極性は、次のように決定する。 a.出力電流が正のときは、正の補償電圧を電圧指令に
加算する。 b.出力電流が断続しているときは、実質的に0の補償
電圧を電圧指令に加算する。 c.出力電流が負のときは、負の補償電圧を電圧指令に
加算する。 (2)補償電圧のデッドバンド位相は、電流指令の位相
に基づいて決める。 (3)補償電圧の振幅Vfは、次式により決める。
【0045】
【数1】Vf=(Td−Toff)×Vdc×fsw ここで、Td :スイッチング休止期間(デッドタイ
ム) Toff:スイッチング素子のターンオフタイム Vdc :インバータ直流電圧 fsw :PWMスイッチング周波数(キャリヤ周波数) 次に、電流指令から補償電圧パターンを作成する方法に
ついて説明する。
【0046】出力電流が大電流指令に追従している場
合、出力電流の極性は、指令の極性と一致する。従っ
て、補償電圧の極性は、基本原理に示すとおりに決定す
ればよい。
【0047】次に、補償電圧パターンの波形を決定す
る。まず、図13(A)に示す、電流リプルの大きさ
(近似値)ΔIripを次式によって求める。
【0048】
【数2】
【0049】また、図13(B)に示す、出力電流の零
クロス付近での変化率di1/dtを、次式により求め
る。
【0050】
【数3】
【0051】上記電流リプルの大きさΔIripと、出力
電流の零クロス付近での変化率di1/dtとを用い
て、図13(C)に示す、出力電流断続期間ΔTrip
を、次式により求める。
【0052】
【数4】
【0053】この出力電流断続期間ΔTripから、電流
断続期位相(補償デッドバンド位相)δを、次式により
求める。
【0054】
【数5】
【0055】なお、上記数式において、 “I1=√(Id2+Iq2) (Idは一定、Iqはトルク
により可変)” “ΔIripは、運転周波数により変化する。”であるた
め、δは、トルク電流指令信号Iq*と1次角周波数指令
信号ω1*とにより、図5に示すように変化させる。
【0056】出力電流と補償電圧とは、図12に示すよ
うな関係を持つ。波形は、上述したように決められる。
一方、補償電圧信号の振幅Vfは、上述した(数式1)
により決定する。
【0057】次に、本発明の第2の実施例について、図
面を参照して説明する。
【0058】図4は、本発明の第2の実施例の構成図で
ある。本実施例において、図1および図2に示す実施例
と同一要素には同じ符号を付し、重複した説明を省略す
る。本実施例は、その基本的構成は、図1に示すものと
同じである。本実施例において、第1の実施例と異なる
ところは、図4に示すように、デッドタイム補償電圧を
零にする位相期間δを記憶する補償電圧零期間パターン
発生器21と、デッドタイム補償用電流位相の補正位相
Δθを記憶する補正位相パターン発生器とを有すること
にある。
【0059】補償電圧零期間パターン発生器21は、1
次角周波数指令信号ω1*およびトルク電流指令信号Iq*
に基づいた補償電圧零期間δを出力するパターン発生器
で、ω1*およびIq*の条件を変化させたときに出力電圧
歪みが小さくなるようなδのパターンを記憶しておき、
条件に応じたδを発生する。補正位相パターン発生器2
2は、1次角周波数指令信号ω1*およびトルク電流指令
信号Iq*に基づいた補正位相Δθを出力するパターン発
生器で、ω1*およびIq*の条件を変化させたときに、出
力電圧歪みが小さくなるようなΔθのパターンを記憶し
ておき、条件に応じたΔθを出力する。
【0060】パターン発生器21および22で出力する
補償電圧零期間δおよび補正位相Δθは、1次角周波数
指令信号ω1*およびトルク電流指令信号Iq*の条件を変
化させたときに出力電圧歪みが小さくなるように、予め
計算により求めても良いし、あるいは実際に装置を運転
して調整により設定しても良い。1次角周波数指令信号
ω1*およびトルク電流指令信号Iq*に対する、補償電圧
零期間δおよび補正位相Δθのパターンは、概ね図5お
よび図6のようにすると電圧歪みが小さくなる。
【0061】なお、Δθは、図14に示すように、断続
の中心と零クロス点との差の位相を示すものである。
【0062】本実施例では、補償電圧零期間δおよび補
正位相Δθを1次角周波数指令信号ω1*およびトルク電
流指令信号Iq*により調整しているが、1次角周波数指
令信号ω1*のかわりに電動機の回転速度等を、トルク電
流指令信号Iq*のかわりに1次電流の振幅指令等を用い
ても同様の効果が得られる。
【0063】また、電圧歪みに対する精度がそれほど必
要ない場合には、補償電圧零期間δおよび補正位相Δθ
のうち、少なくとも一方を固定値とすることもできる。
【0064】以上のように、本実施例では、第1の実施
例と比べて、電流指令から補償電圧を演算する際に、補
償電圧を零にする期間の長さと位相を、電流指令の周波
数と振幅により調整することにより、電流の周波数や振
幅の条件が変化しても補償電圧を歪み電圧に近づけ、出
力電圧波形を正弦波にし、電動機に発生するトルクリプ
ルを抑制することができる。
【0065】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。
【0066】図9は、本発明の第3の実施例の構成図で
ある。本実施例は、図4に示す第2実施例と同一要素に
は同じ符号を付して、重複した説明を省略する。図4に
示す実施例と異なるところは、補償電圧演算部7の構成
において、交流電流指令信号に基づいてデッドタイム補
償電圧を出力するようにしたことである。そのため、補
償電圧演算部7は、基準電流値パターン発生器21’、
座標変換器23、加算器24および補償電圧パターン発
生器18'、19'、20'をさらに有する構成となって
いる。一方、図4において設けられていた除算回路11
と、逆正接回路12と、加算器13と、加算器14と、
加算器15と、補償電圧パターン発生器18、19、2
0と、設定器16と、設定器17と、補償電圧零期間パ
ターン発生器21は、除かれる。
【0067】図9において、加算器24は、積分回路5
からの位相基準ωtと、補正位相パターン発生器22か
らの補正位相Δθとを加算して、デッドタイム補償基準
位相θ0を生成して、出力する。座標変換器23は、電
流指令信号Id*、Iq*を、加算器24からの補償基準位
相θ0に基づいて、回転磁界座標から固定子座標の交流
電流指令iu*、iv*、iw*に変換する。補償電圧パター
ン発生器18'、19'、20'は、各相の交流電流指令
iu*、iv*、iw*に基づいて、補償電圧信号vfu,vf
v,vfwを出力する。
【0068】図10に、補償電圧パターン発生器1
8'、19'、20'の入出力特性を示す。絶対値が基準
電流値iδより小さい交流電流指令に対しては、該相の
補償電圧を零あるいは零に近い値とする。
【0069】基準電流値パターン発生器21'は、1次
角周波数指令信号ω1*およびトルク電流指令信号Iq*に
基づいて基準電流値iδを出力するパターン発生器であ
り、ω1*およびIq*の条件を変化させたときに出力電圧
歪みが小さくなるようなiδのパターンを記憶してお
き、条件に応じたiδを発生する。
【0070】補正位相パターン発生器22は、上記図4
に示すものと同じであり、1次角周波数指令信号ω1*お
よびトルク電流指令信号Iq*に基づいた補正位相Δθを
出力するパターン発生器で、ω1*およびIq*の条件を変
化させたときに出力電圧歪みが小さくなるようなΔθの
パターンを記憶しておき、条件に応じたΔθを出力す
る。
【0071】パターン発生器21'および22で出力す
る補償電圧零期間δおよび補正位相Δθは、1次角周波
数指令信号ω1*およびトルク電流指令信号Iq*の条件を
変化させたときに出力電圧歪みが小さくなるように、予
め計算により求めても良いし、あるいは実際に装置を運
転して調整により設定しても良い。1次角周波数指令信
号ω1*およびトルク電流指令信号Iq*に対する基準電流
値iδのパターンは、概ね図11のようにすると、電圧
歪みが小さくなる。
【0072】本実施例では、基準電流値iδおよび補正
位相Δθを1次角周波数指令信号ω1*およびトルク電流
指令信号Iq*により調整しているが、1次角周波数指令
信号ω1*のかわりに電動機の回転速度等を、トルク電流
指令信号Iq*のかわりに1次電流の振幅指令等を用いて
も、同様の効果が得られる。
【0073】また、電圧歪みに対する精度がそれほど必
要ない場合には、基準電流値iδおよび補正位相Δθの
うち、少なくとも一方を固定値とすることもできる。
【0074】以上のように、本実施例ではデッドタイム
による出力電圧降下を補償する電圧のパターンを、交流
電流指令信号に基づいて出力し、出力電流が零付近では
零または零に近い値になる期間を設けるように設定す
る。これにより、補償電圧の波形が出力電圧降下の波形
に近くなるので、出力電圧波形を正弦波にし、電動機に
発生するトルクリプルを抑制することができる。
【0075】また、本実施例では、電流指令から補償電
圧を演算する際に、補償電圧を零または零に近い値にす
る期間の長さと位相とを、電流指令の周波数と振幅とに
より調整することによって、電流の周波数や振幅の条件
が変化しても、補償電圧を歪み電圧に近づけ、出力電圧
波形を正弦波にし、電動機に発生するトルクリプルを抑
制することができる。
【0076】次に、本発明の第4実施例について、図1
5を参照して説明する。
【0077】図15に示す実施例は、図1に示す基本構
成に、電流フィードバック系を付加して構成されるもの
である。ここでは、図2に示す第1実施例にフィードバ
ック系を付加した例を示すが、第2実施例および第3実
施例に付加することもできることは、いうまでもない。
【0078】本実施例において、新に付加された要素
は、誘導電動機の電流を検出する電流検出器51,5
2,53と、検出された電流値iu,iv,iwを、固定
子座標から回転磁界座標のIdFB,IqFBに変換する座標
変換器60とを備える。また、電圧演算回路3および4
に、IdFB,IqFBと、対応する励磁電流指令信号Id*、
トルク電流指令信号Iq*との偏差をとって、この偏差を
考慮して、電圧指令信号Vd*と、トルク電流指令信号I
q*とを算出する機能がさらに設けられる。
【0079】本実施例によれば、フィードフォワードに
よる補正が電圧指令にたいして行われると共に、実際の
誘導電流の駆動電流に基づいて、駆動状態を制御するこ
とができる。
【0080】上記各実施例は、誘導電動機の駆動に用い
られているが、本発明は、他の負荷にも適用することが
できることは勿論である。例えば、電力変換器、周波数
変換器、無停電電源装置等にも適用することができる。
【0081】次に、本発明の第5の実施例について、図
面を参照して説明する。
【0082】本実施例は、図16に示すように、本発明
を電力変換器に適用した例を示す。この場合、本発明の
インバータ装置200と、同様に構成されるコンバータ
装置300とが組み合わされて構成される。インバータ
装置200は、インバータ201と、PWMパルス発生
器202と、制御装置203とを有する。一方、コンバ
ータ装置300は、コンバータ301と、PWMパルス
発生器302と、制御装置303とを有する。制御装置
203および303は、基本的には、上述した各実施例
の制御装置と同様に構成される。
【0083】なお、コンバータ300とインバータ20
0との間に、バッテリと、電源断を検出すると、コンバ
ータ300の接続を外して、インバータ200にバッテ
リから給電する回路とを接続することにより、無停電電
源装置が構成できる。
【0084】なお、上記各実施例においては、制御装置
100を、コンピュータシステムで構成する例を示した
が、本発明は、これに限定されない。制御装置の全部ま
たは一部を専用ハードウエア回路、アナログ回路等で構
成してもよい。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、デッドタイムによる出
力電圧降下を補償する電圧のパターンを、出力電流が零
付近では零または零に近い値になる期間を設けるように
設定することにより、補償電圧の波形が出力電圧降下の
波形に近くなるので、出力電圧波形を正弦波にし、負荷
に発生するトルクリプルを抑制することができる。
【0086】また、本発明によれば、電流指令から補償
電圧を演算する際に、補償電圧を零にする期間の長さと
位相を電流指令の周波数と振幅により調整することによ
り、電流の周波数や振幅の条件が変化しても補償電圧を
歪み電圧に近づけ、出力電圧波形を正弦波にし、負荷に
発生するトルクリプルを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータ装置の実施例の基本構成の
概要を示すブロック図。
【図2】本発明のインバータ装置の第1実施例の構成を
示すブロック図。
【図3】本発明の第1、第2実施例でのデッドタイム補
償電圧パターン発生器の入出力特性図。
【図4】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図。
【図5】デッドタイム補償電圧期間δのパターン発生器
の特性図。
【図6】デッドタイム補償補正位相Δθのパターン発生
器の特性図。
【図7】PWMインバータの出力電流とデッドタイム電
圧降下の特性図。
【図8】本発明の作用を示す波形図。
【図9】本発明の第3実施例の構成を示すブロック図。
【図10】本発明の第3実施例でのデッドタイム補償電
圧パターン発生器の入出力特性図。
【図11】デッドタイム補償基準電流値iδのパターン
発生器の特性図。
【図12】補償電圧パターンにおける出力電流と補償電
圧の波形および振幅の関係を示す波形図。
【図13】電流が断続する期間を求める際の各量と波形
との関係を示す波形図であり、(A)電流のリプルの大
きさΔIripを示す波形図,(B)出力電流零クロス付
近での変化率di1/dtを示す波形図,(C)出力電流
断続期間ΔTripを示す波形図。
【図14】補正位相Δθを示す波形図。
【図15】本発明の第4実施例の構成を示すブロック
図。
【図16】本発明の第5実施例の構成の概要を示すブロ
ック図。
【図17】本発明を構成する制御装置として用いること
ができるコンピュータシステムの構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1…目標指令器、2…電圧指令演算部、6…座標変換
器、7…補償電圧演算部、8…デッドタイム補償器、9
…PWMパルス発生回路、30…電圧形PWMインバー
タ、40…誘導電動機、100…制御装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御信号に応じてオン、オフが制御される
    スイッチング素子を有するインバータと、前記インバー
    タの出力電圧を制御するPWM制御回路と、電圧指令信
    号を生成して、前記PWM制御回路に送る制御装置とを
    備えて構成されるインバータ装置において、 制御装置は、 前記インバータの出力電流指令信号を出力する目標指令
    器と、 該電流指令信号を取り込み、この電流指令信号に応じて
    電圧指令信号を生成して出力する電圧指令演算部と、 前記電流指令信号を取り込み、前記インバータのスイッ
    チ素子の短絡を防止するデッドタイムによる電圧降下を
    補償するための補償電圧信号を生成して、この補償電圧
    信号を前記電圧指令信号に加算して、PWM制御回路に
    送るデッドタイム補償器とを備え、 前記デッドタイム補償器は、交流電流が零付近となる位
    相期間には該相の補償電圧を実質的に零にする波形を有
    する補償電圧信号を生成する補償電圧演算部を有するこ
    とを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、補償電圧演算部は、電
    流指令信号から電流位相角を求める手段と、電流位相角
    に応じて、補償電圧信号を出力する補償電圧パターンを
    発生する補償電圧パターン発生器とを有するものである
    インバータ装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、補償電圧パターン発生
    器は、補償電圧振幅がVfで、補償電圧を実質的に零に
    する位相期間δを有するパルス波形を生成するものであ
    るインバータ装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、補償電圧演算部は、電
    流指令信号の交流電流信号に基づいて補償電圧信号を出
    力する補償電圧パターンを発生する補償電圧パターン発
    生器を有するものであるインバータ装置。
  5. 【請求項5】請求項2または4において、 目標指令器は、1次角周波数指令信号をさらに出力する
    ものであり、 補償電圧演算部は、補償電圧を実質的に零にする位相期
    間を、前記出力電流指令の周波数および振幅に応じて調
    整する手段を備えるインバータ装置。
  6. 【請求項6】請求項2または4において、 目標指令器は、1次角周波数指令信号をさらに出力する
    ものであり、 電圧指令演算部は、1次角周波数指令信号に基づいて、
    出力電流指令の位相信号の位相基準を求める手段をさら
    に有するものであるインバータ装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、補償電圧演算部は、前
    記出力電流指令の位相信号の位相基準を、前記出力電流
    指令の周波数あるいは振幅に応じて調整するインバータ
    装置。
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