JP5709932B2 - 同期機制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、同期機を回転駆動する電力変換手段を備えた同期機制御装置に係り、特に同期機の真の回転子位置と位置検出手段によって検出される回転子位置との誤差を補正する同期機制御装置に関するものである。
同期機の制御において、同期機の真の回転子位置と位置検出器によって検出される回転子位置との誤差(以下、回転子位置誤差と表記する。)が存在すると、所望のトルクに制御することができない。そのため、この誤差を検出し、補正する必要がある。
このような課題の解決を図った同期機制御装置の一例として、負荷トルク一定の元で電機子電流が最小となるような電流指令を探し出し、探索した電流指令より回転子位置誤差を算出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、回転子電機子巻線のU相電圧とW相電圧を比較し、両相の電圧交点(U相電圧上昇/W相電圧下降)を検出すると出力クロック信号が立ち下がるコンパレータを備え、立ち下がり時の位置検出器出力を所定回数だけ取得したときの平均値を算出することで回転子位置誤差を算出する手法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−8486号公報 特開2008−278606号公報
しかし、前記特許文献1に開示された同期機制御装置は、回転子位置誤差を算出するために、負荷トルク一定の元で電機子電流が最小となる電流指令値を探索する手間がかかるという問題点を持っている。また、前記特許文献2の同期機制御装置は、回転子位置誤差を算出するために専用の回路を必要とする問題を持っている。
この発明は、前記のような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、電流指令値の探索を行うことなく、また専用の回路なしで回転子位置誤差を補正できる同期機制御装置を提供することを目的とするものである。
この発明に係る同期機制御装置は、同期機の回転子位置と前記同期機の回転子位置を検出する位置検出手段により検出される回転子位置との差である回転子位置誤差を補正する同期機制御装置において、
電機子鎖交磁束の発生方向及びその直交方向の電流指令値と電流検出値とが一致するように制御する電流制御器と、前記同期機の電機子電流検出値および電機子電圧指令値に基づき推定電機子鎖交磁束の位相を演算する磁束演算器と、前記電機子鎖交磁束の発生方向及びその直交方向の電流指令値より真の電機子鎖交磁束の位相を算出する電機子鎖交磁束位相演算器と、前記磁束演算器により演算される推定電機子鎖交磁束の位相と、前記電機子鎖交磁束位相演算器により算出される真の電機子鎖交磁束の位相より前記回転子位置誤差を算出する回転子位置誤差演算器と、を備え、前記回転子位置誤差演算器で算出される回転子位置誤差を用いて、前記同期機の回転子位置と前記位置検出手段により検出される回転子位置との差である回転子位置誤差を補正するものである。
この発明による同期機制御装置によれば、電流指令値の探索を行うという手間をかけることなく、また専用の回路なしで回転子位置誤差を補正することができる。
この発明の実施の形態1を説明する図で、同期機制御装置と電源と同期機とを含めた同期機制御システムの一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態1を説明する図で、磁束演算器の構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1を説明する図で、dq軸、d’q’軸、γδ軸、γ’δ’軸の関係を示す図である。 この発明の実施の形態2を説明する図で、同期機制御装置と電源と同期機とを含めた同期機制御システムの一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態3および実施の形態4を説明する図で、同期機制御装置と電源と同期機とを含めた同期機制御システムの一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態5を説明する図で、同期機制御装置と電源と同期機とを含めた同期機制御システムの一例を示す構成図である。 この発明の実施の形態5を説明する図で、磁束演算器の構成の一例を示す図である。
以下、この発明に係る同期機制御装置の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1を説明する図で、同期機制御装置1と電源2と同期機3とを含めた同期機制御システムを示すものである。以下、実施の形態1による同期機制御装置1の構成および構成要素の機能について説明する。
同期機制御装置1は、電力変換手段11、回転子位置誤差演算器12、γ‘δ’→uvw座標変換器13、電流検出手段14、位置検出手段である位置検出器15、速度演算器16、磁束演算器17、uvw→γ’δ’座標変換器18、および電流制御器19を備えている。
まず、電力変換手段11の出力側から順に説明し、次に、電力変換手段11の入力側となる電圧指令の生成までの流れについて説明する。その後、回転子位置誤差演算器12を用いた回転子位置誤差の補正方法について説明する。
実施の形態1による同期機3を駆動する同期機制御装置1の構成において、電源2から供給される電力を多相交流電力へ変換する機能を有するインバータをはじめとする電力変換手段11と同期機3の電機子巻線とが接続される。そして、後述の構成によるγ‘δ’→uvw座標変換器13により得られる電圧指令vu*、vv*、vw*に基づいて電力変換手段11は同期機3に電圧を印加し、同期機3を駆動する。その結果、同期機3の電機子巻線に出力電流が発生する。なお、電源2は直流電圧を出力する電源あるいは電池であり、単相あるいは三相交流電源から周知のコンバータによって直流電圧を得るものであってもよい。
同期機3の出力電流である電機子巻線の電流(以下、電機子電流と表記する。)は電流センサをはじめとする電流検出手段14によって検出される。なお、電流検出手段14は、同期機3が三相回転機の場合、同期機3の三相の出力電流の内、全相の出力電流を検出する構成、あるいは1つの相(例えばw相)の出力電流iwについては、検出した2つの相の出力電流iu、ivを用いてiw=−iu−ivの関係から求めるようにして、2つの相の出力電流を検出する構成でも良い。さらに、各相の電流を直接検出する方法以外に、周知の技術である、電源2と電力変換手段11との間を流れるDCリンク電流から前記出力電流を検出する方法でも良い。
位置検出器15は、周知のレゾルバやエンコーダ等を用いて同期機3の回転子位置を検出する。ここで、同期機3の真の回転子位置をθとし、位置検出器15によって検出される回転子位置をθ’とする。また、位置検出器15は、原点補正値θ’offsetを設定することにより、θ’の値をθ’offsetだけ減算することができる。速度演算器16は、θ’に対して微分演算を行い、同期機3の電気角速度ωを算出する。
本実施の形態では、同期機3が永久磁石同期機である場合、永久磁石磁束を界磁磁束と定義し、同期機3が巻線界磁型である場合、界磁巻線に電流を通流した時に発生する磁束を界磁磁束と定義する。同期機3の真の回転子位置θとは、u相電機子巻線を基準に取った軸に対する界磁磁束のN極方向の角度を指し、同期機3の回転速度(電気角周波数)ωで回転する回転二軸座標(以下、dq軸と表記する。)のd軸は界磁磁束のN極方向に定め、以下の説明もこれに従う。q軸はd軸に対して90°進んだ直交方向に定める。
一方、位置検出器15によって検出された回転子位置の方向をd’軸、d’軸に対して90°進んだ直交方向をq’軸とし、以下d’軸とq’軸とを総称してd’q’軸と表記する。
また、電機子鎖交磁束の発生方向をγ軸、γ軸に対して90°進んだ直交方向をδ軸とし、以下、γ軸とδ軸とを総称してγδ軸と表記する。一方、後述する磁束演算器17によって算出される電機子鎖交磁束の方向をγ’軸、γ’軸に対して90°進んだ直交方向をδ’軸とし、以下γ’軸とδ’軸とを総称してγ’δ’軸と表記する。
磁束演算器17は、後述するγ‘δ’→uvw座標変換器13より得られるuvw相電圧指令vu*、vv*、vw*と、電流検出手段14より得られるuvw電流検出値iu、iv、iwと、位置検出器15から得られるθ’と、速度演算器16より得られる電気角速度ωより電機子鎖交磁束の推定値(以下、推定電機子鎖交磁束と表記する。)を算出し、具体的には、推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’を推定する。推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’とは、d’軸に対する推定電機子鎖交磁束の方向(γ’軸方向)の角度を指す。
図2は、実施の形態1による磁束演算器17の構成図の一例である。図2において、uvw→d’q’座標変換器101aは、次式(1)の演算により、電圧指令vu*、vv*、vw*を、θ’に基づいてd’q’軸電圧指令値vd’*、vq’*に変換する。
また、uvw→d’q’座標変換器101は、次式(2)の演算により、同期機3の出力電流iu、iv、iwを、θ’に基づいてd’q’軸電流検出値id’、iq’に変換する。
電圧型磁束演算器102では、まず次式(3)の演算により、d’q’軸推定鎖交磁束Φd’、Φq’を算出する。
そしてd’q’軸推定鎖交磁束Φd’、Φq’から、次式(4)の演算により、推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’を算出し、出力する。
以上、電力変換手段11の出力側の動作について説明した。次に、電力変換手段11の入力側となる電圧指令の生成までの流れについて順に説明する。
uvw→γ’δ’座標変換器18は、同期機3の出力電流iu、iv、iwを次式(5)の演算により、γ’δ’軸電流検出値iγ’、iδ’に変換する。
電流制御器19は、γ’δ’軸電流指令値iγ’*、iδ’*とγ’δ’軸電流検出値iγ’、iδ’との偏差に基づいて次式(6)の比例積分制御(PI制御)を行い、γ’δ’軸電圧指令vγ’*、vδ’*を算出する。
ここで、Kpγ’は電流制御γ’軸比例ゲイン、Kiγ’は電流制御γ’軸積分ゲイン、Kpδ’は電流制御δ’軸比例ゲイン、Kiδ’は電流制御δ’軸積分ゲインを表す。
γ’δ’→uvw座標変換機13は、γ’δ’軸電圧指令値vγ’*、vδ’*を次式(7)の演算により、uvw相電圧指令vu*、vv*、vw*へ座標変換する。
ただし、式(7)において電流検出手段14で検出された同期機3の出力電流iu、iv、iwの値に基づく制御演算が電力変換手段11から出力される三相電圧vu、vv、vwに反映されるまでの制御演算遅れ時間(無駄時間)を考慮し、(θ+∠Φ)に対し、前記制御演算遅れ時間に基づく位相補正量θd2分補正した位相で座標変換しても良い。
電力変換手段11は前記の通り、電圧指令vu*、vv*、vw*に基づいて同期機3に電圧vu、vv、vwを印加する。
以上、電力変換手段11の入力側の動作について説明した。次に、回転子位置誤差演算器12の処理内容について説明する。
回転子位置誤差演算器12は、推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’より回転子位置誤差Δθを算出する。回転子位置誤差Δθは、同期機3の真の回転子位置θと、位置検出器15によって検出される回転子位置θ’より次式(8)により定められる。
以下、回転子位置誤差演算器12において回転子位置誤差Δθを算出する方法について説明する。式(4)に式(3)を代入すると、次式(9)が導出される。
dq軸、d’q’軸、γδ軸、γ’δ’軸の関係を図3に示す。図3よりd’q’軸はdq軸に対してΔθ進んだ軸であるため、d’q’軸電圧指令値vd’*、vq’*はdq軸電圧指令値vd*、vq*とΔθを用いて次式(10)により表される。
また、d’q’軸電流検出値id’、iq’はdq軸電流検出値id、iqとΔθを用いて次式(11)により表される。
また、真の電機子鎖交磁束の位相∠Φは次式(12)により表される。
式(12)において、Φd、Φqはそれぞれd軸鎖交磁束、q軸鎖交磁束であり、次式(13)により表される。
式(9)に式(10)、(11)を代入すると、次式(14)が導出される。
式(14)に式(13)を代入すると、以下の式(15)が導出される。
式(12)より次式(16)が導出される。
式(15)に式(16)を代入すると、次式(17)が導出される。
式(17)より、次式(18)が導出される。
式(18)において、真の電機子鎖交磁束の位相∠Φ=0と見なすと、回転子位置誤差Δθは次式(19)により表される。
回転子位置誤差演算器12は式(19)の演算により、回転子位置誤差Δθを算出する。そして、位置検出器15の原点補正値θ’offsetに対して回転子位置誤差Δθを加算することにより、回転子位置誤差の補正を行う。
以上のように、実施の形態1による同期機制御装置1によれば、特許文献1に開示された同期機制御装置とは異なり、電流指令値の探索を行うという手間をかけることなく、回転子位置誤差の補正を行うことができる。また、特許文献2に開示された同期機制御装置とは異なり、回転子位置誤差を補正するための専用の回路を必要としない。
実施の形態2.
次に、実施の形態2による同期機制御装置について説明する。前述した実施の形態1による同期機制御装置1では、真の電機子鎖交磁束の位相∠Φ=0と見なせることを前提として、回転子位置誤差の補正を行っている。しかしながら、∠Φ=0と見なせるとは限らないため、回転子位置誤差の補正精度が低下する恐れがある。一方、真の電機子鎖交磁束の位相∠Φ=0と見なせるように電流指令値を定めると、回転子位置誤差の補正精度が向上する。このことを鑑み、実施の形態2による同期機制御装置では、∠Φ=0と見なせるように電流指令値を定める構成とする。
図4は、実施の形態2による同期機制御装置1aと電源2と同期機3とを含めた同期機制御システムを示すものである。実施の形態2による同期機制御装置1aの構成は、実施の形態1による同期機制御装置1の構成とほぼ同じであるが、数値記憶器20が追加されていることと、数値記憶器20により電流制御器19の入力信号iδ’*=0に固定していることが異なる。
式(17)より次式(20)が導出される。
図3より、γδ軸はdq軸に対して∠Φ進んだ軸である。一方、γ’δ’軸はdq軸に対して(Δθ+∠Φ’)進んだ軸である。よって、式(20)が成立する場合、γδ軸とγ’δ’軸とは一致し、次式(21)が成立する。
よって、δ’軸電流指令値iδ’*=0に定め、δ’軸電流検出値iδ’=0となるように制御した場合、δ軸電流検出値iδ=0となり、∠Φ=0と見なすことができる。
このように、実施の形態2による同期機制御装置1aでは、∠Φ=0と見なすことができるため、実施の形態1による同期機制御装置1と比較して、回転子位置誤差の補正精度が向上する。
実施の形態3.
次に、実施の形態3による同期機制御装置について説明する。前述した実施の形態2による同期機制御装置1aでは、δ’軸電流指令値iδ’*=0に固定して、回転子位置誤差の補正を行っている。一方、回転子位置誤差補正後、iδ’*≠0で動作させているときに位置検出器15の取り付け位置がずれて、回転子位置誤差が変化した場合、この回転子位置誤差の変化を検知し、補正することができない。しかし、δ’軸電流指令値iδ’*=0とせず、真の電機子鎖交磁束の位相∠Φの値を算出し、式(18)に従って回転子位置誤差Δθを算出する構成とすれば、実施の形態1による同期機制御装置1と比較して、回転子位置誤差の補正精度を向上させることができる。
また、実施の形態2による同期機制御装置1aとは異なり、iδ’*≠0でも回転子位置誤差の補正を行うことができる。このことを鑑み、実施の形態3による同期機制御装置では、真の電機子鎖交磁束の位相∠Φの値を算出し、式(18)に従って回転子位置誤差Δθを算出する構成とする。
図5は、実施の形態3による同期機制御装置1bと電源2と同期機3とを含めた同期機制御システムを示すものである。実施の形態3による同期機制御装置1bの構成は、実施の形態1による同期機制御装置1の構成とほぼ同じであるが、電機子鎖交磁束位相演算器21が追加されていることと、回転子位置誤差演算器12aの入力信号として、真の電機子鎖交磁束の位相∠Φが追加されていることが異なる。
電機子鎖交磁束位相演算器21は、γ’δ’電流指令値iγ’*、iδ’*より真の電機子鎖交磁束の位相∠Φを算出する。∠Φの値は、式(9)、式(10)に示すように、dq軸電圧指令値vγ*、vδ*、dq電流検出値id、iqの複数のパラメータに基づく関数として表されるが、これら複数のパラメータの関数として∠Φの値を演算する代わりに、γδ軸電流指令値iγ*、iδ*によって変化する値と見なして、γδ軸電流指令値iγ*、iδ*を入力として∠Φの値を出力するようなテーブル、あるいは数式という形で電機子鎖交磁束位相演算器21を実現する。該テーブルや数式は、予め解析や実測に基づいて作成しておく。式(20)よりγδ軸とγ’δ’軸とは一致するため、前記のように電機子鎖交磁束位相演算器21を実現すれば、γ’δ’電流指令値iγ’*、iδ’*より真の電機子鎖交磁束の位相∠Φを算出することができる。そして、回転子位置誤差演算器12aは、真の電機子鎖交磁束の位相∠Φと、推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’から次式(22)の演算により回転子位置誤差Δθを算出する。
このように、実施の形態3による同期機制御装置1bでは、実施の形態1による同期機制御装置1と比較して、回転子位置誤差の補正精度を向上させることができる。また、実施の形態2による同期機制御装置1aとは異なり、iδ’≠0でも回転子位置誤差Δθを算出することができるため、回転子位置誤差補正後、iδ’*≠0で動作させているときに位置検出器15の取り付け位置がずれた場合についても、回転子位置誤差の補正を行うことができる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4による同期機制御装置について説明する。前述した実施の形態1〜3による同期機制御装置1、1a、1bの磁束演算器17は、推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’を算出する際、d’q’軸の実電圧vd’、vq’の代わりにdq軸電圧指令指令値vd’*、vq’*を用いている。これは、d’q’軸電圧指令vd’*、vq’*とd’q’軸の実電圧vd’、vq’との間に差異が無いとの前提であるが、実際には、電力変換手段11の電圧出力誤差(例えば、インバータのデッドタイムに起因する電圧誤差)の影響が、線間電圧の絶対値が小さい領域において生じることがある。
そのことを鑑み、実施の形態4による同期機制御装置では、実施の形態1〜3に示した回転子位置誤差演算器12、12aによる回転子位置誤差Δθの算出する動作を、線間電圧が所定値以上においてのみ実行する、あるいは、同期機3の電気角速度ωの絶対値が所定値以上においてのみ実行する。
実施の形態4による同期機制御装置の構成は、図5で説明した実施の形態3による同期機制御装置1bと同じである。実施の形態4による同期機制御装置1bでは、回転子位置誤差演算器12aによる回転子位置誤差Δθの算出処理を、線間電圧が次式(23)の条件を満たす場合のみに限定する。
式(23)の線間電圧Vrmsは、d’q’軸電圧指令vd’*、vq’*を用いて、次式(24)により定める。
また、式(23)において、Vminは回転子位置誤差算出の電圧下限を表し、例えば次式(25)により定める。
式(25)において、αvminは回転子位置誤差算出の電圧下限係数を表す。また、Vtdはインバータのデッドタイムに起因する電圧誤差概算値を表し、次式(26)により表される。
式(26)において、tdはインバータのデッドタイム、fcはPWM(Pulse Width Modulation)のキャリア周波数、Vpnは電源2より供給される直流電圧を表す。式(25)のαvをαv>1に設定することで、デッドタイムに起因する電圧誤差と比較してvd’*vq’*の絶対値が大きい条件下で、回転子位置誤差Δθを算出することができる。
また、回転子位置誤差Δθの算出処理を、線間電圧で制約を設ける代わりに電気角速度ωの絶対値で制約を設ける場合、ωが次式(27)の条件を満たす場合のみに限定する。
式(27)において、ωminは回転子位置誤差算出の電気角速度下限を表し、例えば次式(28)により定める。
式(28)において、αwminは回転子位置誤差算出の電気角速度下限係数を表し、Φmは永久磁石磁束を表す。式(28)のαwをαw>1に設定することで、デッドタイムに起因する電圧誤差と比較して線間電圧が大きくなるような電気角速度ωの下で、回転子位置誤差Δθを算出することができる。
このように、実施の形態4による同期機制御装置1bでは、回転子位置誤差Δθの算出する動作を、線間電圧が所定値以上においてのみ実行する、あるいは、同期機3の電気角速度ωの絶対値が所定値以上においてのみ実行するため、電力変換手段11の電圧出力誤差の影響を小さくすることができる。よって、実施の形態1〜3による同期機制御装置1、1a、1bと比較して、回転子位置誤差の補正精度を向上させることができる。
実施の形態5.
次に、実施の形態5による同期機制御装置について説明する。d’q’軸電流検出値id’、iq’は、電流検出手段14で検出される電流検出値に付加するノイズの影響を受け、電流検出値を用いて算出されるd’q’軸電圧指令値vd’*、vq’*についてもノイズの影響を受ける。よって、vd’*、vq’*、id’、iq’より算出される推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’もノイズの影響を受ける。このノイズにより、回転子位置誤差の補正精度が低下する恐れがある。一方、低域通過フィルタにより、このノイズ成分を除去することができれば、回転子位置誤差の補正精度を向上させることができる。
このことを鑑み、実施の形態5による同期機制御装置では、電流検出手段14に付加するノイズ成分を除去する低域通過フィルタを追加する。
図6は、実施の形態5による同期機制御装置1cと電源2と同期機3とを含めた同期機制御システムを示すものである。実施の形態5による同期機制御装置1cの構成は、実施の形態3による同期機制御装置1bの構成とほぼ同じであるが、磁束演算器17aの構成が異なる。
図7は、実施の形態5による磁束演算器17aの構成図の一例である。図7の磁束演算器17aの構成は、図2の磁束演算器17の構成とほぼ同じであるが、低域通過フィルタ103、103a,103bが追加されていることが異なる。
低域通過フィルタ103は、d’q’軸電流検出値id’、iq’に対して低域通過フィルタ処理を実行し、フィルタ処理後のd’q’軸電流検出値id’f、iq’fを出力する。低域通過フィルタ103aは、d’q’軸電圧指令値vd’*、vq’*に対して低域通過フィルタ処理を実行し、フィルタ処理後のd’q’軸電圧指令値vd’*f、vq’*fを出力する。低域通過フィルタ103bは、推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’に対して低域通過フィルタ処理を実行し、フィルタ処理後の推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’fを出力する。
このように、実施の形態5による同期機制御装置1cでは、電流検出値に付加するノイズを低域通過フィルタ103、103a、103bを用いて除去するため、推定電機子鎖交磁束の位相∠Φ’がノイズの影響を受けなくなる。よって、実施の形態1〜4による同期機制御装置1、1a、1bと比較して、回転子位置誤差の補正精度が向上する。
以上、この発明の実施の形態1〜5について説明したが、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1、1a、1b、1c 同期機制御装置、2 電源、3 同期機、11 電力変換手段、12、12a 回転子位置誤差演算器、13 γ‘δ’→uvw座標変換器、14 電流検出手段、15 位置検出器、16 速度演算器、17、17a 磁束演算器、18 uvw→γ’δ’座標変換機、19 電流制御器、20 数値記憶器、21 電機子鎖交磁束位相演算器、101、101a uvw→d’q’座標変換器、102 電圧型磁束演算器、103、103a、103b、103c 低域通過フィルタ。

Claims (4)

  1. 同期機の回転子位置と前記同期機の回転子位置を検出する位置検出手段により検出される回転子位置との差である回転子位置誤差を補正する同期機制御装置において、
    電機子鎖交磁束の発生方向及びその直交方向の電流指令値と電流検出値とが一致するように制御する電流制御器と、
    前記同期機の電機子電流検出値および電機子電圧指令値に基づき推定電機子鎖交磁束の位相を演算する磁束演算器と、
    前記電機子鎖交磁束の発生方向及びその直交方向の電流指令値より真の電機子鎖交磁束の位相を算出する電機子鎖交磁束位相演算器と、
    前記磁束演算器により演算される推定電機子鎖交磁束の位相と、前記電機子鎖交磁束位相演算器により算出される真の電機子鎖交磁束の位相より前記回転子位置誤差を算出する回転子位置誤差演算器と、を備え、
    前記回転子位置誤差演算器で算出される回転子位置誤差を用いて、前記同期機の回転子位置と前記位置検出手段により検出される回転子位置との差である回転子位置誤差を補正することを特徴とする同期機制御装置。
  2. 同期機の回転子位置と前記同期機の回転子位置を検出する位置検出手段により検出される回転子位置との差である回転子位置誤差を補正する同期機制御装置であって、
    電機子鎖交磁束の発生方向及びその直交方向の電流指令値と電流検出値とが一致するように制御する電流制御器と、
    前記同期機の電機子電流検出値および電機子電圧指令値に基づき推定電機子鎖交磁束の位相を演算する磁束演算器と、
    前記磁束演算器により演算される推定電機子鎖交磁束の位相より前記回転子位置誤差を算出する回転子位置誤差演算器と、を備え、
    前記回転子位置誤差演算器で算出される回転子位置誤差を用いて、前記同期機の回転子位置と前記位置検出手段により検出される回転子位置との差である回転子位置誤差を補正する同期機制御装置において、
    前記回転子位置誤差演算器による前記回転子位置誤差の算出動作は、前記電機子鎖交磁束の発生方向の電流指令値と前記電機子鎖交磁束の発生方向に直交方向の電流指令値より算出される線間電圧が、線間電圧下限値以上である場合のみ実行することを特徴とする同期機制御装置。
  3. 同期機の回転子位置と前記同期機の回転子位置を検出する位置検出手段により検出される回転子位置との差である回転子位置誤差を補正する同期機制御装置であって、
    電機子鎖交磁束の発生方向及びその直交方向の電流指令値と電流検出値とが一致するように制御する電流制御器と、
    前記同期機の電機子電流検出値および電機子電圧指令値に基づき推定電機子鎖交磁束の位相を演算する磁束演算器と、
    前記磁束演算器により演算される推定電機子鎖交磁束の位相より前記回転子位置誤差を算出する回転子位置誤差演算器と、を備え、
    前記回転子位置誤差演算器で算出される回転子位置誤差を用いて、前記同期機の回転子位置と前記位置検出手段により検出される回転子位置との差である回転子位置誤差を補正する同期機制御装置において、
    前記回転子位置誤差演算器による前記回転子位置誤差の算出動作は、電気角速度が電気角速度下限値以上である場合のみ実行することを特徴とする同期機制御装置。
  4. 前記電機子電流検出値、前記電機子電圧指令値、前記推定電機子鎖交磁束の位相の内、少なくとも一つに低域通過フィルタ処理を行なう低域通過フィルタを備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の同期機制御装置。
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