JP6111955B2 - 車両接近通報装置 - Google Patents

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    • B60Q5/005Arrangement or adaptation of acoustic signal devices automatically actuated
    • B60Q5/008Arrangement or adaptation of acoustic signal devices automatically actuated for signaling silent vehicles, e.g. for warning that a hybrid or electric vehicle is approaching

Description

本発明は、通報音信号に応じた通報音をスピーカより出力させる車両接近通報装置に関するものである。
走行用駆動源として電動機のみを備える電気自動車は、低速走行時の走行音が極めて静かである。また、走行用駆動源として電動機と内燃機関とを備えるハイブリッド車は、低速走行時に電動機の駆動力のみで走行する場合、走行音が極めて静かである。このため、歩行者等が当該車両の接近に気づかないことがある。
そこで、そのような低騒音車両において、車速に応じて周波数が変化する通報音信号を生成し、生成した通報音信号に基づく通報音を車外に向けて発生させて、車両の存在を車両周囲の歩行者等に知らせるようにした車両接近通報装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、通報音を、複数の周波数成分で構成される合成音(和音)として、疑似エンジン音または疑似走行音を発生させるようにしたものがある。更に、歩行者等が車両の速度を認識できるように、車速の上昇に伴って通報音を構成する各周波数成分の周波数を上昇させるようにしたものもある。
特開平5−213112号公報
このような車両接近通報装置において、より歩行者等が車両の車速感を認識できるようにするため、例えば、車速の上昇に伴って通報音を構成する周波数成分を高周波側にシフトさせるとともに通報音の音圧を上昇させるといったように、車両の車速に応じて通報音の周波数と通報音の音圧を変化させたいという要望がある。
しかし、車両の車速に応じて通報音の周波数を変化させるようにした装置においては、スピーカの周波数特性の影響により、通報音を構成する一部の周波数成分の音圧が変化する場合がある。具体的には、スピーカの出力音圧対周波数特性がフラットな周波数帯域では、通報音を構成する各周波数成分の周波数を変化させてもスピーカより出力される各周波数成分の出力音圧は変化しないが、スピーカの出力音圧対周波数特性がフラットでない周波数帯域では通報音を構成する各周波数成分の周波数を変化させると、スピーカより出力される各周波数成分の出力音圧が大きくなったり小さくなったりする。例えば、車速に応じて通報音を構成している全ての周波数成分を周波数シフトさせた場合、ある速度域では通報音の音圧が適正であったとしたも、他の速度域では通報音の音圧が規格範囲外となり不適正となってしまう場合がある。これにより、歩行者等が車両の接近に気付きにくいといった問題や、反対に、通報音を騒音に感じさせてしまうという問題がある。
また、上記したようにスピーカの出力音圧対周波数特性がフラットでない周波数帯域では、通報音を構成する各周波数成分の周波数を変化させた場合、スピーカより出力される各周波数成分の出力音圧が大きくなったり小さくなったりするため、通報音を構成する各周波数成分のバランスが崩れ、通報音の聞こえ方が大きく変わってしまうといった問題も生じる。
なお、スピーカの出力音圧対周波数特性を考慮して通報音を構成する各周波数成分のレベルが適正値となるように個別に補正する制御を実施すれば、通報音の音圧が不適正となってしまうことを防止することも可能ではあるが、このような制御は複雑で、かつ、高速処理が必要となるため、DSP等の高性能な処理回路が必要となり高コストとなってしまう。
本発明は上記問題に鑑みたもので、高性能な処理回路を必要とすることなく、スピーカの出力音圧対周波数特性による通報音の音圧の変動を抑制しつつ、歩行者等が車両の車速感を認識できるようにすることを目的とする。
記目的を達成するため、請求項に記載の発明は、車両に搭載され、通報音信号に応じた通報音をスピーカ(3)より出力させる車両接近通報装置であって、車両の車速の判定を行う車速判定手段(S102)と、第1の音源データと第2の音源データを記憶する記憶手段(200)と、第1の音源データ(210a)に基づく第1の発音信号(Sa)および第2の音源データ(210b)に基づく第2の発音信号(Sb)を生成する制御部(21)と、を備え、制御部は、車両の車速の変化に応じて第1の発音信号の周波数をシフトおよび出力レベルを変化させる第1発音信号生成部(220a)と、第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま車両の車速の変化に応じて第2の発音信号の出力レベルを変化させる第2発音信号生成部(220b)と、を有し、第1発音信号生成部より出力される第1の発音信号および第2発音信号生成部より出力される第2の発音信号を合成して通報音信号を生成する合成部(23)と、合成部により生成された通報音信号を増幅し、当該増幅した出力に対応する電流をスピーカに流す増幅器(24)を備え、第1発音信号生成部は、車両の車速の上昇に伴って第1の発音信号の周波数を高周波側にシフトさせるとともに第1の発音信号の出力レベルを上昇させ、第2発音信号生成部は、第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま車両の車速の上昇に伴って第2の発音信号の出力レベルを上昇させ、第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、第2の発音信号の出力レベルのピーク値よりも高くなっていることを特徴としている。
このような構成によれば、制御部は、車両の車速の変化に応じて第1の発音信号の周波数および出力レベルを変化させる第1発音信号生成部(220a)と、第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま車両の車速の変化に応じて第2の発音信号の出力レベルを変化させる第2発音信号生成部(220b)と、を有し、第1発音信号生成部より出力される第1の発音信号および第2発音信号生成部より出力される第2の発音信号を合成して通報音信号を生成する合成部(23)と、合成部により生成された通報音信号を増幅し、当該増幅した出力に対応する電流をスピーカに流す増幅器(24)を備えたので、通報音を構成する周波数成分を個別に補正するための高性能な処理回路を必要とすることなく、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音の音圧が不適正となることを防止しつつ、歩行者等が車両の車速感を認識できるようにすることができる。
また、車両の車速の上昇に伴って第1の発音信号の周波数を高周波側にシフトさせるとともに第1の発音信号の出力レベルを上昇させ、第2発音信号生成部は、第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま車両の車速の上昇に伴って第2の発音信号の出力レベルを上昇させるので、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音の音圧が不適正となることを防止しつつ、車両の車速の上昇に伴って通報音の一部の周波数成分が高音(高い音)となるようにして歩行者等が車両の車速感を認識できるようにすることができる。更に、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音を構成する各周波数成分のバランスが崩れ、通報音の聞こえ方が大きく変わってしまうといったことを抑制することもできる。
また、車両の車速の変化に応じて周波数が変化する第1の発音信号の出力レベルのピーク値が、周波数が一定に保持された第2の発音信号の出力レベルのピーク値よりも高くなっているので、第2の発音信号の周波数成分により第1の発音信号の周波数成分が埋もれて聴き取りにくくなるマスキングという現象が抑制され、より確実に、歩行者等に車両の車速感を認識させることができる。
また、上記目的を達成するため、請求項7に記載の発明は、車両に搭載され、通報音信号に応じた通報音をスピーカ(3)より出力させる車両接近通報装置であって、前記車両の車速の判定を行う車速判定手段(S102)と、第1の音源データと第2の音源データを記憶する記憶手段(200)と、前記第1の音源データに基づく第1の発音信号(Sa)および前記第2の音源データに基づく第2の発音信号(Sb)を生成する制御部(21)と、を備え、前記制御部は、前記車両の車速の変化に応じて前記第1の発音信号の周波数および出力レベルを変化させる第1発音信号生成部(220a)と、前記第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま前記車両の車速の変化に応じて前記第2の発音信号の出力レベルを変化させる第2発音信号生成部(220b)と、を有し、前記第1発音信号生成部より出力される前記第1の発音信号および前記第2発音信号生成部より出力される前記第2の発音信号を合成して前記通報音信号を生成する合成部(23)と、前記合成部により生成された前記通報音信号を増幅し、当該増幅した出力に対応する電流を前記スピーカに流す増幅器(24)を備え、前記第1発音信号生成部は、前記車両の車速の上昇に伴って前記第1の発音信号の周波数を高周波側にシフトさせるとともに前記第1の発音信号の出力レベルを上昇させ、前記第2発音信号生成部は、前記第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま前記車両の車速の上昇に伴って前記第2の発音信号の出力レベルを上昇させ、前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、前記スピーカの出力音圧対周波数特性が、高周波になるにつれて出力音圧が大きくなる周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴としている。
このような構成によれば、制御部は、車両の車速の変化に応じて第1の発音信号の周波数および出力レベルを変化させる第1発音信号生成部(220a)と、第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま車両の車速の変化に応じて第2の発音信号の出力レベルを変化させる第2発音信号生成部(220b)と、を有し、第1発音信号生成部より出力される第1の発音信号および第2発音信号生成部より出力される第2の発音信号を合成して通報音信号を生成する合成部(23)と、合成部により生成された通報音信号を増幅し、当該増幅した出力に対応する電流をスピーカに流す増幅器(24)を備えたので、通報音を構成する周波数成分を個別に補正するための高性能な処理回路を必要とすることなく、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音の音圧が不適正となることを防止しつつ、歩行者等が車両の車速感を認識できるようにすることができる。
また、車両の車速の上昇に伴って第1の発音信号の周波数を高周波側にシフトさせるとともに第1の発音信号の出力レベルを上昇させ、第2発音信号生成部は、第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま車両の車速の上昇に伴って第2の発音信号の出力レベルを上昇させるので、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音の音圧が不適正となることを防止しつつ、車両の車速の上昇に伴って通報音の一部の周波数成分が高音(高い音)となるようにして歩行者等が車両の車速感を認識できるようにすることができる。更に、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音を構成する各周波数成分のバランスが崩れ、通報音の聞こえ方が大きく変わってしまうといったことを抑制することもできる。
また、第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、スピーカの出力音圧対周波数特性が、高周波になるにつれて出力音圧が大きくなる周波数帯域に含まれるようになっているので、車速の上昇に伴って確実に通報音の音圧を大きくすることが可能である。
また、請求項に記載の発明は、第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、第2の発音信号の出力レベルのピーク値よりも高くなっていることを特徴としている。
このような構成によれば、車両の車速の変化に応じて周波数が変化する第1の発音信号の出力レベルのピーク値が、周波数が一定に保持された第2の発音信号の出力レベルのピーク値よりも高くなっているので、第2の発音信号の周波数成分により第1の発音信号の周波数成分が埋もれて聴き取りにくくなるマスキングという現象が抑制され、より確実に、歩行者等に車両の車速感を認識させることができる。
また、請求項2、9に記載の発明は、第1の発音信号の出力レベルのピーク値と、第2の発音信号の出力レベルのピーク値は、互いに異なる周波数帯域にあることを特徴としている。
周波数の異なる2つの信号の各周波数を近づけた場合、各信号の音が聴き取りにくくなり、各信号を区別しにくくなるという現象が生じるが、上記した構成によれば、第1の発音信号の出力レベルのピーク値と、第2の発音信号の出力レベルのピーク値は、互いに異なる周波数帯域にあるので、第1の発音信号の周波数成分と第2の発音信号の周波数成分を区別して聴き取ることができ、より確実に、歩行者等に車両の車速感をより確実に認識させることが可能である。
また、請求項3、10に記載の発明は、第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、第2の発音信号より低域の周波数帯域にあることを特徴としている。
高周波の音は高齢者に認知されにくいため、車両の車速の変化に応じて周波数が変化する第1の発音信号の周波数が高周波の場合、高齢者に車両の車速感を認識させることが難しいが、上記した構成によれば、車両の車速の変化に応じて周波数が変化する第1の発音信号の出力レベルのピーク値が、周波数が一定に保持された第2の発音信号より低域の周波数帯域にあるので、特に、高齢者に車両の車速感を認識させることが可能である。
また、請求項に記載の発明は、第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、スピーカの出力音圧対周波数特性が、高周波になるにつれて出力音圧が大きくなる周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴としている。
このような構成によれば、第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、スピーカの出力音圧対周波数特性が、高周波になるにつれて出力音圧が大きくなる周波数帯域に含まれるようになっているので、車速の上昇に伴って確実に通報音の音圧を大きくすることが可能である。
また、請求項5、11に記載の発明は、第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、125〜315ヘルツの周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴としている。
125〜315ヘルツの周波数帯域は、歩行者等が耳障りと感じにくい周波数帯域、すなわち受容性の良好な周波数帯域であり、第1の発音信号の出力レベルのピーク値を、このような125〜315ヘルツの周波数帯域に含むようにすることで、歩行者等がより車両の車速感を認識することができる。
また、請求項6、12に記載の発明は、第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、1200〜2000ヘルツの周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴としている。
1200〜2000ヘルツの周波数帯域は、人間の聴覚の感度が高くなる周波数帯域であり、第1の発音信号の出力レベルのピーク値を、このように1200〜2000ヘルツの周波数帯域を含むようにすることで、歩行者等がより車両の車速感を認識することもできる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る車両接近通報装置を有する車両接近通報システムの構成を示す図である。 車両の車速が時速0キロメートルの場合の第1、第2の発音信号および第1、第2の発音信号を合成した通報音信号の周波数特性を示した図である。 車両の車速が時速30キロメートルの場合の第1、第2の発音信号および第1、第2の発音信号を合成した通報音信号の周波数特性を示した図である。 第1の発音信号における車両の車速と周波数上昇率の関係を示した図である。 マイコンの演算部による第1の発音信号出力処理のフローチャートである。 第1の発音信号の出力レベルを上昇させるための係数を規定したテーブルについて説明するための図である。 マイコンの演算部による第2の発音信号出力処理のフローチャートである。 変形例について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る車両接近通報装置を有する車両接近通報システムの構成を図1に示す。本車両接近通報システムは、エンジンとモータを走行用の動力源として走行するハイブリッド車両に搭載されるもので、車速センサ1、車両接近通報装置2およびスピーカ3により構成されている。
車両接近通報装置2は、ロードノイズが小さな低速走行時に、通報音を出力するための通報音信号を生成し、当該通報音信号に応じた通報音をスピーカ3から発音させることにより、車両が接近していることを周囲の歩行者などに通報するものである。なお、ここでは、車両接近通報装置2をスピーカ3と別体としているが、スピーカ3を車両接近通報装置2と一体化した構成としてもよい。
車速センサ1は、車両の走行速度を示す車速信号を出力する。車両接近通報装置2は、この車速信号に応じて発音の制御を行う。
本車両接近通報装置2は、マイコン21、ローパスフィルタ(以下、LPFという)22a、22b、ミキサー23およびアンプ(以下、AMPという)24を備えている。なお、車両接近通報装置2には、車速センサ1より車速信号が入力されるようになっている。また、車両接近通報装置2には、スピーカ3が接続されている。
マイコン21は、メモリ200およびPWM信号出力部220a、220bを有しているとともに、図示しない演算部、I/O等を有している。マイコン21の演算部は、メモリ200に記憶された各種プログラムに従って各種処理を実施する。
メモリ200には、上記各種プログラムの他に、第1の音源データ210aおよび第2の音源データ210bが独立して記憶されている。第1の音源データ210aは、通報音信号を構成する低周波成分の第1の発音信号Saを生成するための音源データであり、第2の音源データ210bは、通報音信号を構成する高周波成分の第2の発音信号Sbを生成するための音源データである。各音源データ210a、210bは、それぞれ、各周波成分の信号を標本化(サンプリング)・量子化し、得られた信号の大きさを数値データ化したPCM音源データとして構成されている。
マイコン21の演算部は、メモリ200に記憶されたプログラムに従って、メモリ200にそれぞれ独立して記憶された各音源データ210a、210bに基づくPWM信号をPWM信号出力部220a、220bより出力させる処理を行う。
具体的には、メモリ200から音源データ210a、210bをそれぞれ読み出し、各音源データ210a、210bからPWM信号のデューティー比等を算出し、算出したデューティー比に応じたPWM信号をPWM信号出力部220a、220bより出力させる処理を繰り返し行う。
LPF22a、22bは、それぞれPWM信号出力部220a、220bより入力される各PWM信号の高周波成分を除去した信号を出力する。本実施形態におけるLPF22a、22bは、PWM信号をアナログ信号に変換する役割を果たしている。
ミキサー23は、LPF22aより入力される信号とLPF22bより入力される信号を合成した通報音信号を出力する。
AMP24は、ミキサー23より出力される通報音信号を一定の増幅率で増幅し、この増幅した通報音信号と対応する電流をスピーカ3に流す。
スピーカ3は、AMP24より出力される通報音信号に応じた通報音を出力する。なお、スピーカ3は、AMP24からの電流供給量が大きいほど大きな音圧の通報音を出力する。また、スピーカ3として、圧電式のブザーを使用することもできる。
上記した構成において、マイコン21のPWM信号出力部220aにより生成されたPWM信号は、LPF22aによりアナログ信号に変換され、LPF22aより第1の発音信号Saが出力される。また、マイコン21のPWM信号出力部220bにより生成されたPWM信号は、LPF22bによりアナログ信号に変換され、LPF22bより第2の発音信号Sbが出力される。そして、第1の発音信号Saと第2の発音信号Sbは、ミキサー23により合成され、このミキサー23により合成された合成信号はAMP24で一定の増幅率で増幅され、スピーカ3より音声出力される。
本実施形態においては、歩行者等が車両の車速感を認識でき、かつ、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音の音圧が不適正となることを防止し、かつ、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音を構成する各周波数成分のバランスが変動することを抑制するため、マイコン21の演算部は、車両の車速の上昇に伴って、第1の発音信号Saの周波数を高周波側にシフトさせるとともに第1の発音信号Sbの出力レベルを上昇させる処理と、第2の発音信号Sbの周波数を一定に保持したまま、車両の車速の上昇に伴って、第2の発音信号Sbの出力レベルを上昇させる処理を行う。
具体的には、マイコン21の演算部は、車両の車速の上昇に伴って、第1の発音信号Saの周期を短くするとともに第1の発音信号Saのデューティー比を高くするようにPWM信号出力部220aを制御することで、車両の車速の上昇に伴って、第1の発音信号Saの周波数を高周波側にシフトさせるとともに第1の発音信号Saの出力レベルを上昇させるようにしている。
また、マイコン21の演算部は、第2の発音信号Sbの周期を一定に保持したまま、車両の車速の上昇に伴って、第2の発音信号Sbのデューティー比を高くするようにPWM信号出力部220bを制御することで、第2の発音信号Sbの周波数を一定に保持したまま、車両の車速の上昇に伴って、第2の発音信号Sbの出力レベルを上昇させるようにしている。
なお、PWM信号の平均電圧は、パルス波のデューティー比に応じて変化する。すなわち、PWM信号出力部220a、220bより出力される各発音信号のデューティー比を全体的に高くすると、LPF22a、22bより出力される信号のレベルも全体的に高くなり、反対に、各PWM信号出力部220a、220bより出力される各発音信号のデューティー比を全体的に低くすると、LPF22a、22bより出力される信号のレベルも全体的に低くなる。本実施形態では、第1、第2の発音信号Sa、Sbのデューティー比を変化させることで第1、第2の発音信号Sa、Sbの出力レベルを変化させるようにしている。
図2に、車両の車速が時速0キロメートルの場合の第1の発音信号Sa、第2の発音信号Sbおよび第1、第2の発音信号を合成した通報音信号の周波数特性を示す。(a)は、第1の発音信号の周波数特性、(b)は、第2の発音信号の周波数特性、(c)は、第1、第2の発音信号を合成した合成発音信号の周波数特性である。なお、本実施形態において、第1の発音信号の周波数帯域は、125〜315ヘルツ(Hz)程度、第2の発音信号の周波数帯域は、400〜4000ヘルツ(Hz)程度となっている。また、第1の発音信号は1つの周波数成分により構成され、第2の発音信号は、複数(例えば、8つ(1/3オクターブバンドでみて8バンドに周波数のピークがある状態等))の周波数成分により構成されている。本実施形態では、第1の発音信号の周期を変化させることで、第1の発音信号の周波数を変化させるようにしている。なお、図2(a)、(b)中には、スピーカ3の出力音圧対周波数特性(スピーカ特性)も示されている。
第1の発音信号の音圧レベル(出力レベル)のピーク値が、第2の発音信号の音圧レベル(出力レベル)のピーク値よりも低い場合、第2の発音信号の周波数成分により第1の発音信号の周波数成分が埋もれて聴き取りにくくなるマスキングという現象が発生し、歩行者等に車両の車速感を認識させることができなくなってしまうため、本実施形態においては、第1の発音信号の音圧レベル(出力レベル)のピーク値が、第2の発音信号の音圧レベル(出力レベル)のピーク値よりも高くなっている。
また、周波数の異なる2つの信号の各周波数を近づけた場合、各信号の音が聴き取りにくくなり、各信号を区別しにくくなるという現象が生じるため、本実施形態においては、第1の発音信号の音圧レベル(出力レベル)のピーク値と、第2の発音信号の音圧レベル(出力レベル)のピーク値は、互いに異なる周波数帯域に存在するようになっている。
また、高周波の音は高齢者に認知されにくいため、車両の車速の変化に応じて周波数が変化する第1の発音信号の周波数が高周波の場合、高齢者に車両の車速感を認識させることが難しい。このため、本実施形態においては、第1の発音信号の音圧レベル(出力レベル)のピーク値が、第2の発音信号より低域の周波数帯域に存在するようになっている。
また、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響を受けて、車速の上昇に伴って通報音の音圧が低下してしまうことのないように、本実施形態においては、第1の発音信号の音圧レベル(出力レベル)のピーク値が、スピーカ3の出力音圧対周波数特性において高周波になるにつれて出力音圧が大きくなる周波数帯域、すなわち、図2中に示されているスピーカ3の出力音圧対周波数特性における右肩上がりの領域A内に存在するようになっている。
図3に、車両の車速が時速30キロメートルの場合の第1の発音信号Sa、第2の発音信号Sbおよび第1、第2の発音信号を合成した通報音信号の周波数特性を示す。(a)は、第1の発音信号の周波数特性、(b)は、第2の発音信号の周波数特性、(c)は、第1、第2の発音信号を合成した合成発音信号の周波数特性である。なお、図3(a)〜(c)には、図2(a)〜(c)に示した車両の車速が時速0キロメートルの場合の各発音信号を点線で示してある。
車両の車速が時速0キロメートルから30キロメートルに変化した場合、第1の発音信号の周波数は高周波側にシフトするとともに第1の発音信号の音圧レベル(出力レベル)が上昇する。また、第2の発音信号の周波数は一定に保持されたまま車両の車速の上昇に伴って第2の発音信号の音圧レベル(出力レベル)が上昇している。
図4に、第1の発音信号における車両の車速と周波数上昇率の関係を示す。本実施形態においては、車速が時速3キロメートル未満の場合、図に示すように、周波数変化率は0%となっている。また、車速が時速3キロメートル以上で、かつ、時速30キロメートル未満の場合には、車両の車速の上昇に伴って周波数上昇率が徐々に大きくなり、車速が時速30キロメートル以上の場合、周波数変化率は30%で一定となるようになっている。
図5に、マイコン21の演算部による第1の発音信号出力処理のフローチャートを示す。車両のイグニッションスイッチがオン状態になると、マイコン21の演算部は、図5に示す処理を周期的に実施する。
まず、車速センサ1からの車速信号の読み込みを行う(S100)。次に、発音条件が成立したか否かを判定する(S102)。本実施形態では、エンジンを停止してモータのみで走行している状態を発音条件とし、この発音条件が成立したか否かを判定する。
ここで、エンジンを作動させて走行している場合、S102の判定はNOとなり、S100へ戻る。また、エンジンを停止してモータのみで走行している場合、S102の判定はYESとなり、次に、メモリ200より第1の音源データ210aの読み出しを行う(S104)。
次に、車両の車速に基づいて、第1の発音信号のデューティー比を特定するための係数を特定する(S106)。メモリ200には、車速の上昇に伴って、第1の発音信号の出力レベルを上昇させるための係数を規定したテーブルが記憶されている。図6に、第1の発音信号に対する車速と係数の関係を示したテーブルの例を示す。このテーブルを参照して、車両の車速に対応する係数を特定する。
次に、第1の発音信号のデューティー比および周期を特定する(S108)。具体的には、メモリ200から読み出した第1の音源データ210aから第1の発音信号のデューティー比を算出するとともに、算出した各PWM信号のデューティー比に、S106にて特定した係数を乗算して、PWM信号出力部220aより出力させるPWM信号のデューティー比を特定する。更に、車両の車速に基づいて、第1の発音信号の周期を特定する。なお、図4に示した周波数上昇率と車速の関係から車両の車速に対応する第1の発音信号の周波数を特定することができ、この第1の発音信号の周波数から第1の発音信号の周期を特定することができる。
次に、PWM信号出力部220aより第1のPWM信号を出力させる(S110)。具体的には、S108にて特定したデューティー比および周期のPWM信号がPWM信号出力部220aより送出されるようにPWM信号出力部220aに指示し、S100へ戻る。
このような処理が繰り返し実施され、PWM信号出力部220aより第1のPWM信号が繰り返し出力される。
図7に、マイコン21の演算部による第2の発音信号出力処理のフローチャートを示す。車両のイグニッションスイッチがオン状態になると、マイコン21の演算部は、図5に示した処理と並行して、図7に示す処理を周期的に実施する。なお、図5に示した処理と同一部分については同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
まず、車速センサ1からの車速信号の読み込みを行い(S100)、発音条件が成立すると、S102の判定はYESとなり、メモリ200より第2の音源データ210aの読み出しを行う(S204)。
次に、車両の車速に基づいて、第2の発音信号のデューティー比を特定するための係数を特定する(S206)。メモリ200には、車速の上昇に伴って、第2の発音信号の出力レベルを上昇させるための係数を規定したテーブルが記憶されている。このテーブルを参照して、車両の車速に対応する係数を特定する。
次に、第2の発音信号のデューティー比を特定する(S208)。具体的には、メモリ200から読み出した第2の音源データ210bから第2の発音信号のデューティー比を算出するとともに、算出した各PWM信号のデューティー比に、S206にて特定した係数を乗算して、PWM信号出力部220bより出力させるPWM信号のデューティー比を特定する。なお、第2の発音信号の周期は一定のままとする。
次に、PWM信号出力部220bより第2のPWM信号を出力させる(S210)。具体的には、S208にて特定したデューティー比のPWM信号がPWM信号出力部220bより送出されるようにPWM信号出力部220bに指示し、S100へ戻る。
このような処理が繰り返し実施され、PWM信号出力部220bより第2のPWM信号が繰り返し出力される。
なお、第1、第2のPWM信号は、LPF22a、22bによりアナログ信号に変換され、ミキサー23により合成され、AMP24で一定の増幅率で増幅され、スピーカ3より通報音が音声出力される。
上記した構成によれば、PWM信号出力部220aは、車両の車速に応じて第1の発音信号Saの周波数および出力レベルを変化させ、PWM信号出力部220bは、第2の発音信号Sbの周波数を一定に保持したまま車両の車速に応じて第2の発音信号Sbの出力レベルを変化させるので、通報音を構成する周波数成分を個別に補正するための高性能な処理回路を必要とすることなく、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音の音圧が不適正となることを防止しつつ、歩行者等が車両の車速感を認識できるようにすることができる。更に、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音を構成する各周波数成分のバランスが崩れ、通報音の聞こえ方が大きく変わってしまうといったことを抑制することもできる。
すなわち、マイコン21は、車両の車速の変化に応じて第1の発音信号Saの周波数および出力レベルを変化させるPWM信号出力部220aと、第2の発音信号Sbの周波数を一定に保持したまま車両の車速の変化に応じて第2の発音信号Sbの出力レベルを変化させるPWM信号出力部220bと、を有し、PWM信号出力部220aより出力される第1の発音信号およびPWM信号出力部220bより出力される第2の発音信号を合成して通報音信号を生成するミキサー23と、ミキサー23により生成された通報音信号を増幅し、当該増幅した出力に対応する電流をスピーカに流すアンプ24を備えたので、高性能な処理回路を必要とすることなく、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音の音圧が不適正となることを防止しつつ、歩行者等が車両の車速感を認識できるようにすることができる。
また、PWM信号出力部220aは、車両の車速の上昇に伴って第1の発音信号の周波数を高周波側にシフトさせるとともに第1の発音信号の出力レベルを上昇させ、PWM信号出力部220bは、第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま車両の車速の上昇に伴って第2の発音信号の出力レベルを上昇させるので、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音の音圧が不適正となることを防止しつつ、車両の車速の上昇に伴って通報音の一部の周波数成分が高音(高い音)となるようにして歩行者等が車両の車速感を認識できるようすることができる。更に、スピーカの出力音圧対周波数特性の影響により通報音を構成する各周波数成分のバランスが崩れ、通報音の聞こえ方が大きく変わってしまうといったことを抑制することもできる。
また、車両の車速の変化に応じて周波数が変化する第1の発音信号の出力レベルのピーク値が、周波数が一定に保持された第2の発音信号の出力レベルのピーク値よりも高くなっているので、第2の発音信号の周波数成分により第1の発音信号の周波数成分が埋もれて聴き取りにくくなるマスキングという現象が抑制され、より確実に、歩行者等に車両の車速感を認識させることができる。
なお、周波数の異なる2つの信号の各周波数を近づけた場合、各信号の音が聴き取りにくくなり、各信号を区別しにくくなるという現象が生じるが、上記した構成によれば、第1の発音信号の出力レベルのピーク値と、第2の発音信号の出力レベルのピーク値は、互いに異なる周波数帯域にあるので、第1の発音信号の周波数成分と第2の発音信号の周波数成分を区別して聴き取ることができ、より確実に、歩行者等に車両の車速感をより確実に認識させることが可能である。
また、高周波の音は高齢者に認知されにくいため、車両の車速の変化に応じて周波数が変化する第1の発音信号の周波数が高周波の場合、高齢者に車両の車速感を認識させることが難しいが、上記した構成によれば、車両の車速の変化に応じて周波数が変化する第1の発音信号の出力レベルのピーク値が、周波数が一定に保持された第2の発音信号より低域の周波数帯域にあるので、特に、高齢者に車両の車速感を認識させることが可能である。
また、第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、スピーカの出力音圧対周波数特性が、高周波になるにつれて出力音圧が大きくなる周波数帯域に含まれるようになっているので、車速の上昇に伴って確実に通報音の音圧を大きくすることが可能である。
また、125〜315ヘルツの周波数帯域は、歩行者等が耳障りと感じにくい周波数帯域、すなわち受容性の良好な周波数帯域であり、第1の発音信号の出力レベルのピーク値を、このような125〜315ヘルツの周波数帯域に含むようにすることで、歩行者等がより車両の車速感を認識することができる。
また、1200〜2000ヘルツの周波数帯域は、人間の聴覚の感度が高くなる周波数帯域であり、第1の発音信号の出力レベルのピーク値を、このように1200〜2000ヘルツの周波数帯域を含むようにすることで、歩行者等がより車両の車速感を認識することもできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、PWM変調した信号を用いて第1、第2の発音信号を生成する構成を示したが、このような構成に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、第1の発音信号の出力レベルのピーク値が、第2の発音信号の出力レベルのピーク値よりも高くなっており、かつ、第1の発音信号の出力レベルのピーク値と、第2の発音信号の出力レベルのピーク値は、互いに異なる周波数帯域に存在するようになっている例を示したが、この場合、必ずしも第1の発音信号の出力レベルのピーク値と、第2の発音信号の出力レベルのピーク値が互いに異なる周波数帯域に存在するようになっていなくてもよい。
また、上記実施形態では、図2に示したように、第1の発音信号の出力レベルのピーク値が、125〜315ヘルツの周波数帯域に含まれる例を示したが、図8(a)に示すように、第1の発音信号値が、125〜315ヘルツの周波数帯域と1200〜2000ヘルツの周波数帯域の両方に含まれるように構成することもできる。また、図示してないが、第1の発音信号の出力レベルのピーク値が1200〜2000ヘルツの周波数帯域にのみ含まれるように構成することもできる。
また、上記実施形態では、メモリ200をマイコン21の内部に備えた構成を示したが、メモリ200をマイコン21の外部に備えた構成としてもよい。
1 車速センサ
2 車両接近通報装置
3 スピーカ
21 マイコン
22a、22b ローパスフィルタ
23 ミキサー
24 アンプ
200 メモリ
210a 第1の音源データ
210b 第2の音源データ
220a 第1発音信号生成部(PWM信号出力部)
220b 第2発音信号生成部(PWM信号出力部)

Claims (12)

  1. 車両に搭載され、通報音信号に応じた通報音をスピーカ(3)より出力させる車両接近通報装置であって、
    前記車両の車速の判定を行う車速判定手段(S102)と、
    第1の音源データと第2の音源データを記憶する記憶手段(200)と、
    前記第1の音源データに基づく第1の発音信号(Sa)および前記第2の音源データに基づく第2の発音信号(Sb)を生成する制御部(21)と、を備え、
    前記制御部は、前記車両の車速の変化に応じて前記第1の発音信号の周波数および出力レベルを変化させる第1発音信号生成部(220a)と、前記第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま前記車両の車速の変化に応じて前記第2の発音信号の出力レベルを変化させる第2発音信号生成部(220b)と、を有し、
    前記第1発音信号生成部より出力される前記第1の発音信号および前記第2発音信号生成部より出力される前記第2の発音信号を合成して前記通報音信号を生成する合成部(23)と、
    前記合成部により生成された前記通報音信号を増幅し、当該増幅した出力に対応する電流を前記スピーカに流す増幅器(24)を備え
    前記第1発音信号生成部は、前記車両の車速の上昇に伴って前記第1の発音信号の周波数を高周波側にシフトさせるとともに前記第1の発音信号の出力レベルを上昇させ、
    前記第2発音信号生成部は、前記第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま前記車両の車速の上昇に伴って前記第2の発音信号の出力レベルを上昇させ、
    前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、前記第2の発音信号の出力レベルのピーク値よりも高くなっていることを特徴とする車両接近通報装置。
  2. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値と、前記第2の発音信号の出力レベルのピーク値は、互いに異なる周波数帯域にあることを特徴とする請求項に記載の車両接近通報装置。
  3. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、前記第2の発音信号より低域の周波数帯域にあることを特徴とする請求項1または2に記載の車両接近通報装置。
  4. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、前記スピーカの出力音圧対周波数特性が、高周波になるにつれて出力音圧が大きくなる周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の車両接近通報装置。
  5. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、125〜315ヘルツの周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の車両接近通報装置。
  6. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、1200〜2000ヘルツの周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の車両接近通報装置。
  7. 車両に搭載され、通報音信号に応じた通報音をスピーカ(3)より出力させる車両接近通報装置であって、
    前記車両の車速の判定を行う車速判定手段(S102)と、
    第1の音源データと第2の音源データを記憶する記憶手段(200)と、
    前記第1の音源データに基づく第1の発音信号(Sa)および前記第2の音源データに基づく第2の発音信号(Sb)を生成する制御部(21)と、を備え、
    前記制御部は、前記車両の車速の変化に応じて前記第1の発音信号の周波数および出力レベルを変化させる第1発音信号生成部(220a)と、前記第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま前記車両の車速の変化に応じて前記第2の発音信号の出力レベルを変化させる第2発音信号生成部(220b)と、を有し、
    前記第1発音信号生成部より出力される前記第1の発音信号および前記第2発音信号生成部より出力される前記第2の発音信号を合成して前記通報音信号を生成する合成部(23)と、
    前記合成部により生成された前記通報音信号を増幅し、当該増幅した出力に対応する電流を前記スピーカに流す増幅器(24)を備え
    前記第1発音信号生成部は、前記車両の車速の上昇に伴って前記第1の発音信号の周波数を高周波側にシフトさせるとともに前記第1の発音信号の出力レベルを上昇させ、
    前記第2発音信号生成部は、前記第2の発音信号の周波数を一定に保持したまま前記車両の車速の上昇に伴って前記第2の発音信号の出力レベルを上昇させ、
    前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、前記スピーカの出力音圧対周波数特性が、高周波になるにつれて出力音圧が大きくなる周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴とする車両接近通報装置。
  8. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、前記第2の発音信号の出力レベルのピーク値よりも高くなっていることを特徴とする請求項に記載の車両接近通報装置。
  9. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値と、前記第2の発音信号の出力レベルのピーク値は、互いに異なる周波数帯域にあることを特徴とする請求項7または8に記載の車両接近通報装置。
  10. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、前記第2の発音信号より低域の周波数帯域にあることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の車両接近通報装置。
  11. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、125〜315ヘルツの周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴とする請求項ないし10のいずれか1つに記載の車両接近通報装置。
  12. 前記第1の発音信号の出力レベルのピーク値は、1200〜2000ヘルツの周波数帯域に含まれるようになっていることを特徴とする請求項ないし11のいずれか1つに記載の車両接近通報装置。
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