JP2009040317A - 車両接近告知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自車両の告知音の音圧情報を告知音とともに車外へ発信する、複数の車両の告知音が重なった場合に全体の告知音の音圧レベルを抑制する。
【解決手段】車両に設けられた制御装置14の信号合成装置24は、告知音信号発生装置20から出力された告知音信号と、音圧情報信号発生装置22から出力された可聴域外の音圧情報信号と、を合成し増幅装置26へ合成告知音信号を出力する。増幅装置26で増幅された合成告知音信号がスピーカ12から発音される。また、マイクロフォン16で検知した車両外部の告知音の合成告知音信号から、フィルタ32で音圧情報信号を取り出し、信号比較器34で音圧情報信号電圧と基準電圧とを比較すると共に、比較結果に基づいて音圧制御器36が幅装置26の増幅率を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は車両接近告知装置に係り、特に、電気自動車やハイブリッド車等の低騒音車両に搭載されて歩行者等の告知対象に車両の接近を気付かせるための車両接近告知装置に関する。
従来から、電気自動車やハイブリッド車等の低騒音車両に搭載されて歩行者等の告知対象に車両の接近を気付かせるための車両接近告知装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、近距離無線通信部が他車両の同期信号を受信すると、CPUが音源へその同期信号を出力して、自車両の模擬エンジン音を他車両の模擬エンジン音と同期させることで、聞き心地を良くするようになっている。
特開2004−357487号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、告知音を発生する車両が複数になった場合に、各車両の告知音が重なり、全体の告知音の音圧レベルが必要以上に高くなり、歩行者等の告知対象に違和感を与えてしまう可能性がある。このため、他車両の告知音の音圧レベルに基づいて自車両の告知音を制御する等の改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、自車両の告知音の音圧情報を告知音とともに車外へ発信できる車両接近告知装置及び複数の車両の告知音が重なった場合に、全体の告知音の音圧レベルを抑制できる車両接近告知装置を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両接近告知装置は、車両の接近を告知する告知音を発音するための告知音信号と前記告知音の音圧を表す音圧情報を可聴域外の音で発音するための音圧情報信号とを合成した合成告知音信号を発生する合成告知音信号発生手段と、前記合成告知音信号に基づいて告知音を車外へ発音する告知音発生手段と、を有することを特徴とする。
合成告知音信号発生手段は車両の接近を告知する告知音を発音するための告知音信号と告知音の音圧を表す音圧情報を可聴域外の音で発音するための音圧情報信号とを合成した合成告知音信号を発生し、告知音発生手段は合成告知音信号に基づいて告知音を車外へ発音する。このため、自車両の告知音の音圧情報が告知音とともに可聴域外の音で車外へ発信される。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の車両接近告知装置において、前記合成告知音信号発生手段は、前記告知音信号を発生する告知音信号発生手段と、前記音圧情報信号を発生する音圧情報信号発生手段と、前記告知音信号と前記音圧情報信号とを合成する信号合成手段と、を有することを特徴とする。
合成告知音信号発生手段では、告知音信号発生手段で車両の接近を告知する告知音を発音するための告知音信号が発生され、音圧情報信号発生手段で告知音の音圧を表す音圧情報を可聴域外の音で発音するための音圧情報信号が発生され、信号合成手段で告知音信号と音圧情報信号とが合成され合成告知音信号とされる。このため、自車両の告知音の音圧情報が告知音とともに車外へ発信される。
請求項3記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載の車両接近告知装置において、前記告知音発生手段は、前記合成告知音信号を前記音圧情報に応じた増幅率で増幅した告知音を車外へ発音することを特徴とする。
告知音発生手段は、合成告知音信号を音圧情報に応じた増幅率で増幅した告知音を車外へ発音する。このため、音圧情報に応じた増幅率で増幅された自車両の告知音と音圧情報とが車外へ発音される。
請求項4記載の本発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両接近告知装置において、車外の音を受音する受音手段と、前記受音手段で検出した音から前記音圧情報を検出する音圧情報検出手段と、前記音圧情報検出手段で検出した音圧情報が基準値より大きい場合には発音される音の音圧が小さくなり、かつ前記音圧情報検出手段で検出した音圧情報が基準値以下の場合には発音される音の音圧が大きくなるように前記音圧情報を調整する音圧情報調整手段と、を更に備えたことを特徴とする。
音圧情報検出手段は受音手段で検出した車外の音から音圧情報を検出する。また、音圧情報調整手段は音圧情報検出手段で検出した音圧情報が基準値より大きい場合には発音される音の音圧が小さくなり、かつ音圧情報検出手段で検出した音圧情報が基準値以下の場合には発音される音の音圧が大きくなるように音圧情報を調整する。このため、複数の車両の告知音が重なった場合に、全体の告知音の音圧レベルを抑制できる。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の車両接近告知装置において、前記音圧情報検出手段は前記受音手段で検出した音から前記可聴域外の音圧情報信号に対応する信号の音圧レベルを検出し、前記音圧情報調整手段は前記音圧レベルが基準値より大きい場合には発音される音の音圧が小さくなり、かつ前記音圧レベルが基準値以下の場合には発音される音の音圧が大きくなるように前記音圧情報を調整することを特徴とする。
音圧情報検出手段は受音手段で検出した音から可聴域外の音圧情報信号に対応する信号の音圧レベルを検出し、音圧情報調整手段は音圧レベルが基準値より大きい場合には発音される音の音圧が小さくなり、かつ音圧レベルが基準値以下の場合には発音される音の音圧が大きくなるように音圧情報を調整する。このため、複数の車両の告知音が重なった場合に、全体の告知音の音圧レベルを制御できる。
請求項6記載の本発明は、請求項5に記載の車両接近告知装置において、前記音圧情報調整手段は前記音圧レベルと前記基準値との差に反比例して前記音圧情報を調整することを特徴とする。
音圧情報調整手段は音圧レベルと基準値との差に反比例して音圧情報を調整するため、複数の車両の告知音が重なった場合に、全体の告知音の音圧レベルを制御できる。
請求項1または請求項2に記載の本発明は、自車両の告知音の音圧情報を告知音とともに車外へ発信できる。
請求項3記載の本発明は、音圧情報に応じた増幅率で増幅した自車両の告知音と音圧情報とを車外へ発音できる。
請求項4〜6の何れか1項に記載の本発明は、複数の車両の告知音が重なった場合に、全体の告知音の音圧レベルを制御できる。
本発明における車両接近告知装置の第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車両上方方向を示し、図中矢印FRは車両前方方向を示している。
図1には本実施形態に係る車両接近告知装置を搭載した低騒音車両としての車両10が車両斜め前方から見た斜視図によって示されている。
なお、車両10は低騒音車両の一例としてエンジンと走行用のモータとを備えたハイブリッドカーである。
図1に示されるように、車両10の前端部10Aにはスピーカ12が左右一対設けられており、これらのスピーカ12は車両10のエンジンルーム10Bの内部に設けられ、制御装置14にワイヤハーネス等によって電気的に接続されている。
従って、これらのスピーカ12は、制御装置14から出力される作動信号によって、それぞれ車両外部の告知対象となる歩行者へ車両の接近を通報する告知音を発生する。
図2には本実施形態に係る車両接近告知装置がブロック図によって示されている。
図2に示されるように、制御装置14は、合成告知音信号発生手段を構成する告知音信号発生手段としての告知音信号発生装置20と、音圧情報信号発生手段としての音圧情報信号発生装置22と、信号合成手段としての信号合成装置24とを備えている。また、制御装置14は、告知音発生手段としての増幅装置26とを備えている。
告知音信号発生装置20は内蔵したメモリに記憶されたオーディオデータ、例えば、1kHzの純音を発生する正弦波を表すデータから告知音信号を再生し、信号合成装置24へ出力する。
音圧情報信号発生装置22は、人間が聞えない可聴域外、例えば20kHz以上の超音波信号や低周波信号、本実施形態では50kHzの矩形波信号を発生させるための音圧情報信号を信号合成装置24へ出力する。
信号合成装置24は、告知音信号発生装置20から出力された告知音信号(純音信号)と音圧情報信号発生装置22から出力された音圧情報信号(パルス信号)とを合成し、合成告知音信号を増幅装置26に出力する。
増幅装置26は告知音発生手段としてのスピーカ12に接続されており、増幅装置26で増幅された合成告知音信号が、スピーカ12によって告知音として車外へ発音される。
図1に示されるように、車両10の前端上部10Cには、車両10の外部の音を検出する受音手段としてのマイクロフォン16が設けられており、このマイクロフォン16は制御装置14にワイヤハーネス等によって電気的に接続されている。
図2に示される如く、制御装置14は音圧情報検出手段としてのフィルタ(濾波器)32を備えていると共に、音圧情報調整手段を構成する信号比較器34、基準電圧器35、音圧制御器36を備えている。
フィルタ32はマイクロフォン16に接続されており、マイクロフォン16から得られた車両外部の告知音の合成告知音信号から、音圧情報信号(パルス信号)を取り出す。
具体的には、フィルタ32として49kHz−51kHz帯域通過フィルタを使用しており、パルス信号(例えば、50kHzの矩形波信号)を取り出すことができる。
また、信号比較器34は、帯域通過フィルタ32を通過した音圧情報としての音圧情報信号電圧(音圧)V1と基準電圧器35の基準電圧(基準音圧)V2とを比較し、その差Vを算出する。
また、音圧制御器36は増幅装置26に接続されており、音圧情報信号電圧V1と基準電圧V2との差Vに反比例して、増幅装置26の増幅率を変え、自車両の告知音の音圧を制御するようになっている。
具体的には、図4のフローチャートに示されるように、音圧制御器36は、ステップS100において、音圧情報信号電圧V1と基準電圧V2との差Vが0より大きいか否かを判定し、差Vが大きい場合(V>0)には、ステップS102において、差Vに反比例して増幅率を告知音の音圧を下げる側に制御する。
また、ステップS100において、音圧情報信号電圧V1と基準電圧V2との差Vが0より大きくない場合には、ステップS104において、音圧情報信号電圧V1と基準電圧V2との差Vが0か否かを判定し、差Vが0の場合には、ステップS106において増幅装置26の増幅率を変えない。
また、ステップS104において、音圧情報信号電圧V1と基準電圧V2との差Vが0でない場合には、ステップS108において、音圧情報信号電圧V1と基準電圧V2との差Vが0より小さいか否かを判定し、差Vが0より小さい場合(V<0)には、ステップS110において差Vの絶対値に比例(差Vに反比例)して増幅率を告知音の音圧を上げる側に制御する。
従って、自車両外部の告知音の音圧が高い場合に、自車両の告知音の音圧を下げる。
なお、図3には制御装置14は備えているが、音圧情報検出手段としてのフィルタ(濾波器)32と、音圧情報調整手段を構成する信号比較器34、基準電圧器35、音圧制御器36を備えてない他車両(一台)のブロック図が示されている。
従って、この他車両からは、自車両10と同様に、増幅装置26で増幅された合成告知音信号が、スピーカ12によって告知音として車外に発音される。
次に、本実施形態の作用を詳細に説明する。
本実施形態では、車両10に設けた告知音信号発生装置20が内蔵するメモリに記憶されたオーディオデータ、例えば、1kHzの純音を発生する正弦波を示すデータから告知音信号を再生し、信号合成装置24へ出力する。一方、音圧情報信号発生装置22は、人間が聞えない可聴域外、例えば20kHz以上の超音波信号や低周波信号、本実施形態では50kHzの矩形波信号を発生させるための音圧情報信号を信号合成装置24へ出力する。
また、信号合成装置24は、告知音信号発生装置20から入力された告知音信号(純音を発生する正弦波信号)と音圧情報信号発生装置22から入力された音圧情報信号(パルス信号)とを合成し、合成告知音信号を増幅装置26に出力する
更に、増幅装置26で増幅された合成告知音信号が、スピーカ12から告知音として車外に発音される。
このため、例えば、図5(A)に示されるように、自車両の増幅装置26で合成告知音信号が5倍された場合には、増幅された合成告知音信号が自車両のスピーカ12から告知音として出力される。
このため、本実施形態では、自車両の告知音の音圧情報を告知音とともに車外へ発信できる。
一方、図5(B)に示されるように、他車両の増幅装置26でも合成告知音信号が5倍された場合には、増幅された合成告知音信号が他車両のスピーカ12からも告知音として出力される。
このため、車外で自車両の告知音と他車両の告知音とが同期すると、告知音信号発生装置20からの告知音信号に対応する告知音に比べて10倍された告知音が車外に発生する。なお、自車両の音圧情報信号と他車両の音圧情報信号とも同期する。
この際、本実施形態では、自車両10のマイクロフォン16で受音した車両外部の告知音の信号から帯域通過フィルタ32によって音圧情報信号を取り出す。
具体的には、49kHz−51kHz帯域通過フィルタ32を使用して、音圧情報信号例えば、50kHzの矩形波信号を取り出す。
また、信号比較器34では、帯域通過フィルタ32を通過した音圧情報信号の電圧(音圧情報信号電圧)V1と、予め定め基準電圧器35に設定した基準電圧V2とを比較し、その差Vを算出し、音圧制御器36へ出力する。音圧制御器36は、音圧情報信号電圧V1と基準電圧V2との差Vに反比例して自車両の告知音の音圧を制御する。
具体的には、音圧制御器36は、差Vが0の場合には、増幅装置26の増幅率を変えない。また、差Vが0より大きい場合(V>0)には、差Vに反比例して増幅装置26の増幅率を告知音の音圧を上げる側に制御し、差Vが0より小さい場合(V<0)には増幅率を告知音の音圧を下げる側に制御する。
例えば、図5に示されるように、信号比較器34で得た音圧情報信号電圧V1が10Vで基準電圧が7Vの場合には、差V=3Vから増幅率を告知音の音圧を下げる側に制御し、5倍にしていた合成告知音信号を2倍に変更する。
この結果、図5(C)に示されるように、自車両では告知音信号の音圧が2倍された合成告知音信号が自車両のスピーカ12から告知音として車外に発音される。このため、車外で自車両の告知音と他車両の告知音とが同期した場合にも、車外全体の告知音の音圧レベルを抑制できる。
次に、本発明における車両接近告知装置の第2実施形態を図6に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図6に示されるように、本実施形態では、信号比較器34は、帯域通過フィルタ32を通過した音圧情報信号の音圧情報としての信号密度P1と、基準電圧器35に代えて設けた音圧情報調整手段を構成する基準信号発生器37からの信号密度P2とを比較し、その差Pを算出するようになっている。
また、本実施形態では、音圧制御器36には、帯域通過フィルタ32を通過した音圧情報信号の信号密度P1と基準信号の信号密度P2(例えば、信号密度P1の1.5倍の密度)との差Pが入力されるようになっており、音圧制御器36は、音圧情報信号の信号密度P1と基準信号の信号密度P2との差Pに反比例して自車両の告知音の音圧を制御するようになっている。
具体的には、音圧制御器36は、音圧情報信号の信号密度P1と基準信号の信号密度P2との差Pが0より大きいか否かを判定し、大きい場合(P>0)には、差Pに反比例して増幅率を告知音の音圧を下げる側に制御する。
また、音圧情報信号の信号密度P1と基準信号の信号密度P2との差Pが0か否かを判定し、0の場合には増幅率は変えない。
また、音圧情報信号の信号密度P1と基準信号の信号密度P2との差Pが0より小さいか否かを判定し、0より小さい場合(V<0)には、差Pの絶対値に比例(差Pに反比例)して増幅率を告知音の音圧を下げる側に制御する。
従って、自車両外部の告知音が大きい場合には、自車両の告知音の音圧を下げるようになっている。
このように、本実施形態においては、音圧情報信号の信号密度P1と基準信号の信号密度P2との差Pに基づいて増幅装置26を制御する。このため、車外の告知音から得られる合成告知音信号において、自車両の音圧情報信号と他車両の音圧情報信号とが同期していない場合にも、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせてもよい。
また、上記各実施形態のスピーカ12とマイクロフォン16との各配設位置と数は、上記各実施形態に限定されず、車両後部等の他の部位に複数設けてもよい。
また、上記各実施形態では、他車両(一台)が音圧情報検出手段としてのフィルタ(濾波器)32と、音圧情報調整手段を構成する信号比較器34、基準電圧器35または基準信号発生器37、音圧制御器36を備えていない構成にしたが、これに代えて、自車両に加え他車両にも音圧情報検出手段と音圧情報調整手段とを設け、自車両と他車両との双方において音圧を制御する構成としてもよい。また、他車両が複数台あってもよい。
また、上記各実施形態では、音圧制御器36は、音圧情報信号電圧V1と基準電圧V2との差Vまたは音圧情報信号の信号密度P1と基準信号の信号密度P2との差Pに反比例して自車両の告知音の音圧を制御したが、反比例に代えて、予め設定したマップや関数演算、または、マップや関数演算の組み合わせに基づいて告知音の音圧を制御してもよい。
また、上記各実施形態では、告知対象を歩行者としたが、告知対象は歩行者に限定されず、立ち止まっている人や自転車に乗っている人等の他の告知対象としてもよい。
本発明の第1実施形態に係る車両接近告知装置を搭載した車両を示す車両斜め前方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る車両接近告知装置における自車両を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る車両接近告知装置における他車両を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る車両接近告知装置における制御の一部を示すフローチャートである。 (A)〜(C)は本発明の第1実施形態に係る車両接近告知装置における信号波形を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る車両接近告知装置における自車両を示すブロック図である。
符号の説明
10 車両
12 スピーカ(告知音発生手段)
14 制御装置
16 マイクロフォン(受音手段)
20 告知音信号発生装置(告知音信号発生手段、合成告知音信号発生手段)
22 音圧情報信号発生装置(音圧情報信号発生手段、合成告知音信号発生手段)
24 信号合成装置(信号合成手段、合成告知音信号発生手段)
26 増幅装置(告知音発生手段)
32 フィルタ(音圧情報検出手段)
34 信号比較器(音圧情報調整手段)
35 基準電圧器(音圧情報調整手段)
36 音圧制御器(音圧情報調整手段)
37 基準信号発生器(音圧情報調整手段)

Claims (6)

  1. 車両の接近を告知する告知音を発音するための告知音信号と前記告知音の音圧を表す音圧情報を可聴域外の音で発音するための音圧情報信号とを合成した合成告知音信号を発生する合成告知音信号発生手段と、
    前記合成告知音信号に基づいて告知音を車外へ発音する告知音発生手段と、
    を有することを特徴とする車両接近告知装置。
  2. 前記合成告知音信号発生手段は、前記告知音信号を発生する告知音信号発生手段と、前記音圧情報信号を発生する音圧情報信号発生手段と、前記告知音信号と前記音圧情報信号とを合成する信号合成手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の車両接近告知装置。
  3. 前記告知音発生手段は、前記合成告知音信号を前記音圧情報に応じた増幅率で増幅した告知音を車外へ発音することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両接近告知装置。
  4. 車外の音を受音する受音手段と、
    前記受音手段で検出した音から前記音圧情報を検出する音圧情報検出手段と、
    前記音圧情報検出手段で検出した音圧情報が基準値より大きい場合には発音される音の音圧が小さくなり、かつ前記音圧情報検出手段で検出した音圧情報が基準値以下の場合には発音される音の音圧が大きくなるように前記音圧情報を調整する音圧情報調整手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両接近告知装置。
  5. 前記音圧情報検出手段は前記受音手段で検出した音から前記可聴域外の音圧情報信号に対応する信号の音圧レベルを検出し、前記音圧情報調整手段は前記音圧レベルが基準値より大きい場合には発音される音の音圧が小さくなり、かつ前記音圧レベルが基準値以下の場合には発音される音の音圧が大きくなるように前記音圧情報を調整することを特徴とする請求項4に記載の車両接近告知装置。
  6. 前記音圧情報調整手段は前記音圧レベルと前記基準値との差に反比例して前記音圧情報を調整することを特徴とする請求項5に記載の車両接近告知装置。
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