JP2002305421A - 音量制御装置及び方法 - Google Patents

音量制御装置及び方法

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JP2002305421A
JP2002305421A JP2001106123A JP2001106123A JP2002305421A JP 2002305421 A JP2002305421 A JP 2002305421A JP 2001106123 A JP2001106123 A JP 2001106123A JP 2001106123 A JP2001106123 A JP 2001106123A JP 2002305421 A JP2002305421 A JP 2002305421A
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JP2001106123A
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English (en)
Inventor
Hiromi Bessho
ひろみ 別所
Yoshinori Shindou
好伯 新藤
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】特定の音や信号に反応して自動的に音量調整す
ることを可能とし、所定の環境に関してスムーズでスピ
ーディな音量管理を可能とする。 【解決手段】音声登録処理モジュール102は、記憶装
置104に特定音を登録する。音声出力部105は、音
量調節部108に設定された音量で音響再生を行なう。
音声検知モジュール103は、音響再生中において、環
境中に記憶装置104に登録された特定音が存在するか
否かを、音声入力部101より入力された音を用いて監
視する。音声検知処理モジュール103が特定音を検知
すると、音量調整処理モジュール107にその旨を伝え
る。音量調整処理モジュールは、当該特定音に対して設
定された音量で音声出力が行なわれるように、音量調節
部108に対して、音量設定を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響を再生出力す
る為の音量制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビを視聴したり、ラジオ、
オーディオ装置などを聞いているときに、電話や携帯電
話・玄関の呼び鈴などが鳴った場合には、電話に出たり
玄関に出て来客と対応する際に、テレビやラジオ、オー
ディオ装置からの再生音が邪魔に成る場合がある。この
ような場合、ユーザは、テレビやラジオ、オーディオ装
置などの音量を一旦下げて、電話や来客に対して応対す
る。
【0003】またテレビやラジオ、オーディオ装置など
を聞いているときに、火災報知器や重要な館内放送など
がかかったときは、重要事項を聞き漏らさないために、
テレビやラジオ、オーディオ装置などの音量を下げた
り、中断させる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
やラジオ、オーディオ装置などを聞いているときに、電
話や来客に応じていちいち音量を調節することは手間で
あり、非常に煩わしい。また、テレビやラジオ、オーデ
ィオ装置などの音量が大き過ぎて全く警告音などに気が
付かない恐れもある。
【0005】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、特定の音に反応して自動的に音量調整するこ
とを可能とし、所定の環境に関してスムーズでスピーデ
ィな音量管理を可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、本発明による音量制御装置は例えば以下の構成を
備える。すなわち、設定された音量で音響出力する出力
手段と、環境中に特定音が存在するか否かを監視する監
視手段と、前記監視手段によって前記特定音が検知され
た場合に、前記出力手段による音響出力の音量を変更す
る変更手段とを備える。
【0007】また、上記の目的を達成するための、本発
明による音量制御方法は、設定された音量で音響出力す
る出力工程と、環境中に特定音が存在するか否かを監視
する監視工程と、前記監視工程によって前記特定音が検
知された場合に、前記出力工程による音響出力の音量を
変更する変更工程とを備える。
【0008】 〔発明の詳細な説明〕以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0009】<第1の実施形態>図1は、第1の実施形
態によるオーディオ装置の構成を説明するブロック図で
ある。図1において、101は音声入力部であり、例え
ば音声収音装置のマイクなどを備える。102は信号登
録処理モジュールであり、音声入力部101から入力さ
れた特定音の信号(例えば電話のベル音・玄関の呼び鈴
音など)を登録する。103は音声検知処理モジュール
であり、音声入力部101から入力された音の中から特
定音の信号を検知すべく常時環境音を監視する。より具
体的には、音声検知処理モジュール103は、信号登録
処理モジュール102によって記憶装置104に登録さ
れた特定の信号が環境音中に存在するか否かを検知す
る。
【0010】104は記憶装置であり、CPU106に
よって実行される制御プログラムを格納するほか、信号
登録処理モジュール102によって登録された特定音の
信号情報を記憶する。なお、記憶装置104は、例えば
ROMやRAM、及びハードディスク等の外部メモリを
含み、ROMには各種データや後述する制御を実現する
ための制御プログラムが格納され、RAMはCPU10
6の作業領域を提供し、外部メモリには特定音の信号情
報が格納される。なお、制御プログラム等に関しては、
これを外部メモリに保持しておき、必要に応じてRAM
にロードするようにしてもよいことはいうまでもない。
【0011】105は音声出力部であり、例えばオーデ
ィオやテレビ・ラジオの音声などを出力する。106は
CPUであり、記憶装置104に格納された制御プログ
ラムを実行することで、本実施形態のオーディオ装置の
各種制御を実現する。107は音響調整処理モジュール
であり、CPU106の指令によって音量を調節する。
108は音量調節部であり、音声出力部105の出力音
量を調節する。
【0012】なお、上述した信号登録処理モジュール1
02、音声検知処理モジュール103、音量調整処理モ
ジュール107は、その一部もしくは統べての機能がC
PU106によって実現されてもよい。
【0013】図2Aは、第1の実施形態の動作を説明す
る概念図である。また、図2Bは第1の実施形態による
音量調整処理の流れを説明するブロック図である。
【0014】例えば、ユーザが室内でオーディオ装置2
01によりオーディオを聞いている途中に、電話202
に着信があったとする。このとき、ユーザがオーディオ
を大音量で聞いていると、電話の音声が聞き辛く会話に
支障をきたしてしまう。このような場合、一般には、ユ
ーザは、電話202の受話器を取る前に、直接オーディ
オ装置本体の操作パネルを直接操作するか、リモコンを
使うなどして音量を落とさなければならない。
【0015】本実施形態のオーディオ201によれば、
図2Bに示す音量調整処理によって自動的に音量が調整
される。まず、予め、音声登録処理モジュール102に
より、電話202の着信音を記憶装置104に登録して
おく。そして、オーディオ装置201の音声検知処理モ
ジュール103が、音声入力部101から入力された音
に、記憶装置104に登録されている音が含まれている
か否かを判定する。音声検知処理モジュール103によ
って記憶装置104に登録された音が検知された場合
は、音量調整処理モジュール107にその旨の信号が伝
達され、即座にオーディオのヴォリュームを所定値まで
下げて電話の会話に支障をきたさないようにする。よっ
て、ユーザはオーディオ装置201の音量のつまみを操
作したりリモコンを操作することなく、即座に電話20
2の受話器を取って会話をすることができる。
【0016】なお、上記の例は、オーディオ装置201
をテレビやラジオなどの音源に当てはめたり、電話20
2を玄関の呼び鈴等、或いは何らかの警告音に当てはめ
ることが可能であることはいうまでもない。
【0017】図3は、第1の実施形態による音量調節処
理を説明するフローチャートである。ステップS300
において、特定音を登録する指示が成されたか否かを判
定する。特定音の登録が指示されたならば、ステップS
301へ進み、音声入力部101を通して特定音を入力
し、音声登録処理モジュール102にて登録処理を行な
う。例えば、マイクを通して電話202のベル音を入力
し、これを登録しておく。この場合、電話のベル音の音
声情報が記憶装置104に保存される。
【0018】なお、特定音の登録は、音量を所定値に下
げるための第1特定音と、音量を変更前に戻すための第
2特定音を登録する。図4はこの登録の様子を示す図で
ある。図4に示される用に、音量を下げるための第1特
定音との内容(波形情報)と、それに対応する音量値
(その特定音が検知された場合の設定音量値)が登録さ
れる。なお、音量値としてミュートを設定することも可
能である。また、第2特定音として、例えば拍手音が登
録されている。特定音の登録は、第1及び第2特定音と
もに一つでも複数でもかまわない。
【0019】ステップS302では、ユーザの操作に従
って、音声出力部105を用いて音響再生を行なう。例
えば、オーディオなどの音源から音楽などの音声を出力
する。なお、このときの再生音量は、音量調節部108
に対してユーザが設定した音量である。
【0020】ステップS303では、音声検知処理モジ
ュール103により、音声入力部101を介して入力さ
れた音の中に、上記ステップS301で登録したいずれ
かの特定音が含まれているか否かを監視する。すなわ
ち、音声入力部101によって収音された環境音の中に
記憶装置104に保存されているいずれかの特定音と一
致すると判断される情報が含まれるかどうかを、音声検
知処理モジュール103によって調べる。特定音が含ま
れていないと判断された場合は、ステップS304から
ステップS303へ戻り、引き続き監視を続ける。
【0021】ステップS303で特定音が含まれている
と判定された場合は、ステップS304からステップS
305へ進み、図4に示した特定音の登録内容に従って
音量調整処理モジュール107が設定すべき音量値を決
定し、音量調節部108による音量調整を行なう。ステ
ップS305の音量調整処理については後述する。
【0022】ステップS306では、音響再生終了イベ
ントが発行されたか否か、すなわちユーザが音声再生を
終了する操作を行なった、或いは再生出力を完了したか
否かを判定する。終了イベントが発行された場合は、ス
テップS307に進み、特定音の検知を終了する。音声
再生処理イベントが出されていない場合はステップS3
03へ戻り、引き続き特定音の検知処理を行なう。
【0023】図5は図3のステップS305による音量
調整処理を説明するフローチャートである。本処理は、
音量調整処理モジュール107が実行するものである。
まず、ステップS501において、ステップS303で
検知された特定音が、第1特定音に属するか第2特定音
に属するかを判定する。第1特定音に属する場合は、ス
テップS502へ進み、音量調節部108に設定されて
いる現在の音量値を取得し、これを保持する。続いて、
ステップS503へ進み、図4に示した登録内容に基づ
いて音量値を設定する。例えば、検出した音が電話着信
音であった場合は、音量レベルを1にセットすることに
なる。
【0024】一方、ステップS303で検知された特定
音が第2特定音に属する場合は、ステップS501から
ステップS504へ進む。ステップS504では、第1
特定音による音量値の設定がなされている最中であるか
どうかを判定する。第1特定音による音量値の設定がな
されている最中でなければ、音量値を元に戻す必要はな
いので、そのまま本処理を終了する。一方、第1特定音
による音量値の設定、すなわちステップS503による
音量値の設定が成されている最中であれば、ステップS
502で保存された音量値を読出し、これを音量調節部
108に設定することで、音量を元に戻す。
【0025】以上のように、第1実施形態においては、
ステップS301における特定音の登録処理によって登
録された音の信号が環境音の中に存在するかどうかをス
テップS303で検知し、特定音が検知された場合にス
テップS305で音声出力部105による音量調整が行
なわれる。従って、予め電話や携帯電話や玄関の呼び鈴
・火災報知器などの発する警告音等を登録しておくこと
で、これらの音が発生した場合にテレビやラジオ、オー
ディオなどの音量が自動的に設定音量値にセットされ
る。このため、ユーザは、わざわさボリュームを下げる
手間が省ける。
【0026】また、電話の用件や来客の対応などが済ん
だあと、特定の音(例:拍手、口笛、特定の台詞など)
を発すると、音量が元の状態に戻るので、装置のボリュ
ームのつまみを触ったり、リモコンなどによる音量を上
げるための手間が省ける。
【0027】なお、上記実施形態では、第1特定音に対
して設定される音量値を指定しているが、その時点の音
量値からどれだけ音を下げるかを指定するようにしても
よい。例えば、設定音量値に「−4」と設定された特定
音が検出された場合には、「現在の音量レベルより4レ
ベル小さい音量」が、音量値として設定されるようにし
てもよい。
【0028】<第2の実施形態>図6は第2の実施形態
によるオーディオ装置と外部音源装置の構成を説明する
ブロック図である。なお、図6の(a)は警報などを発
する側(外部音源装置)の構成を示し、また図6の
(b)はオーディオなどの音声を出力するオーディオ装
置の構成を示している。なお、図6の(b)において第
1の実施形態と同様の構成には同一の参照番号を付して
ある。
【0029】図6の(a)において、609は警報発生
部であり、例えば火災警報などの警報音を発生し、人に
通知する。610は信号発生部であり、警報発生部60
9による警報音の発生と同時に、特殊な音信号、例え
ば、可聴域外の音信号を発生させる。
【0030】また、図6の(b)において、602は信
号登録処理モジュールであり、信号発生部610が発生
する特定の信号を登録する。登録された信号情報は記憶
装置104に保存される。603は信号検知処理モジュ
ールであり、受信した信号が信号登録処理モジュール6
02で登録された特定信号と一致するか検証する。60
7は音量調整処理モジュールであり、信号検知処理モジ
ュール603による特定信号の検知結果に基づいて、当
該オーディオ装置における音声出力部105の出力音量
を決定し、音量調節部108を制御する。なお、音声受
信部101は、通常の可聴域の音声信号を拾うことので
きるマイクと、信号発生部610の発生する非可聴域の
信号を拾うことのできるマイクを備える。
【0031】図7Aは、第2の実施形態の動作を説明す
る概念図である。また、図7Bは第2の実施形態による
音量調整処理による処理の流れを説明するブロック図で
ある。
【0032】例えば、ユーザがテレビ701を見ている
途中に緊急の事態を告げる警報器702が鳴ったとす
る。ユーザはテレビ701を大音量で聞いているため
に、警報器702の警報音がよく聞こえないため、非常
事態に対処できない危険性がある。
【0033】第2の実施形態では、図6の(a)に示し
た構成を警報器703に組み込み、図6の(b)で示し
た構成をテレビ701のオーディオ装置に組み込む。そ
して、警報器703の信号発生部610によって、警報
音と同時に特定信号、例えば可聴域外の周波数の特定音
を発生するようにしている。
【0034】一方、テレビ701に設けられたオーディ
オ装置においては、図7Bに示されるように、信号発生
部610から発せられる特定信号が、信号登録処理モジ
ュール602によって記憶装置104に予め登録されて
いる。信号発生部610から発せられた特定信号は音声
入力部101を介して入力され、信号検知処理モジュー
ル603によって検知される。信号検知処理モジュール
603が特定信号を検知すると、その旨の信号が音量調
整モジュール607に伝えられ、音量調整モジュール6
07はこれを音量調整部108に設定された音量値を設
定する。
【0035】すなわち、テレビ701のオーディオ装置
に、警報器703が発する可聴域外の周波数の特定音を
登録しておき、オーディオ装置が音声再生中にこの特定
音を拾った場合に、ただちに再生音量が下げられる。
【0036】図8Aは第2の実施形態における外部音源
装置の動作を説明するフローチャートである。外部音源
装置(例えば警報器703)は、何らかの状態を検知す
ると、図8Aに示す処理を開始する。まずステップS8
01において、警報発生部609が警報音を発生する。
例えば、火災報知機であれば、火災の発生が検知される
ことにより警報音が出力される。ステップS802で
は、信号発生部610が非可聴域の特定信号を発生す
る。この結果、警報音とともに非可聴域の特定信号が外
部音源装置から発生されることになる。なお、特定信号
として非可聴域の音を用いるため、自身の警報音、オー
ディオ装置の再生音或いは環境ノイズと確実に切り離し
て検知することができる。
【0037】ステップS803では、所定の時間の経
過、出力停止操作、或いは非常事態の解除等により、警
報音の出力が終了する。
【0038】図8Bは、第2の実施形態による音量調節
処理を説明するフローチャートである。ステップS80
0において、特定信号を登録する指示が成されたか否か
を判定する。特定信号の登録が指示されたならば、ステ
ップS801へ進み、音声入力部101を通して特定信
号を入力し、信号登録処理モジュール602にて登録処
理を行なう。例えば、マイクを通して警報器703の信
号発生部610が発する特定信号を入力し、これを登録
しておく。この場合、当該特定信号の波形情報が記憶装
置104に保存される。
【0039】なお、特定信号の登録状態について図4を
流用して説明すると次のようである。すなわち、音量を
所定値に下げるための特定信号(例えば、非可聴域の特
定音)を図4の第1特定音として登録し、音量を変更前
に戻すための特定音を図4の第2特定音として登録す
る。
【0040】ステップS812では、ユーザの操作に従
って、音声出力部105を用いて音響再生を行なう。図
7Aに示したようにテレビ701のオーディオ装置であ
れば、受信した放送信号から音楽などの音声を出力す
る。なお、このときの再生音量は、音量調節部108に
対してユーザが設定した音量である。
【0041】ステップS813では、信号検知処理モジ
ュール103により、音声入力部103を介して入力さ
れた音の中に、上記ステップS811で登録したいずれ
かの特定信号或いは特定音が含まれているか否かを監視
する。すなわち、音声入力部101によって収音された
環境音の中に、記憶装置104に保存されているいずれ
かの特定信号或いは特定音と一致すると判断される情報
が含まれるかどうかを、信号検知処理モジュール103
によって調べる。特定信号も特定音も含まれていないと
判断された場合は、ステップS814からステップS8
13へ戻り、引き続き監視を続ける。
【0042】ステップS813で特定音が含まれている
と判定された場合は、ステップS814からステップS
815へ進み、音量調整処理モジュール607が設定す
べき音量値を決定し、音量調節部108による音量調整
を行なう。ステップS815の音量調整処理は、図5に
より上述したとおりであり、第1特定音として特定信号
を用いる点が異なるのみである。
【0043】ステップS816では、音響再生終了イベ
ントが発行されたか否か、すなわちユーザが音声再生を
終了する操作を行なった、或いは再生出力を完了したか
否かを判定する。終了イベントが発行された場合は、ス
テップS817に進み、特定信号、特定音の検知を終了
する。音声再生処理イベントが出されていない場合はス
テップS813へ戻り、引き続き特定信号及び特定音の
検知処理を行なう。
【0044】以上のように第2の実施形態によれば、外
部音源から警報音等が出力されるときに、非可聴域の特
定信号も発生させ、この特定信号を用いて音量調整が行
なわれる。このため、音声出力部105による音響再生
がいかに大音量であっても、確実に特定信号を検知でき
る。従って、呼び出し音や警告音などを聞き漏らすこと
なく有事の際にスムーズに対応することができる。
【0045】なお、上記第2の実施形態では、外部音源
装置内に信号発生部610を設けているが、別体として
もよい。すなわち、警報発生部609より発生される警
報音を検知して、これを非可聴域の特定信号に変換して
出力する変換装置を独立して設けてもよい。このように
すれば、外部音源装置を信号発生分を有する特殊なもの
とする必要がない。また、そのような変換装置を外部音
源装置の発音源の近くに配置すれば、確実に外部音源装
置からの音をとらえることができる。
【0046】また、信号発生部610が非可聴域の特定
信号を出力するとしたが、赤外線等を用いることも可能
である。また、上記各実施形態では、特定音(特定信
号)の検出時に音量を変更することを説明したが、再生
動作そのものを中止してしまうように構成することも可
能である。
【0047】以上のように、上記各実施形態によれば、
オーディオ装置からの音声出力中に、登録された特定音
(或いは特定信号)の発生を検知し、自動的にオーディ
オ装置の音量を下げたり、再生を中断させることができ
る。従って、ユーザは、いちいち音量調整のつまみをに
触れたりすることなく、スムーズでスピーディに次の動
作に移ることが可能になる。
【0048】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0049】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0050】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0051】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0052】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定の音や信号に反応して自動的に音量調整することが
可能となり、所定の環境に関してスムーズでスピーディ
な音量管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態によるオーディオ装置の構成を
説明するブロック図である。
【図2A】第1の実施形態の動作を説明する概念図であ
る。
【図2B】第1の実施形態による音量調整処理による処
理の流れを説明するブロック図である。
【図3】第1の実施形態による音量調節処理を説明する
フローチャートである。
【図4】第1の実施形態による特定音の登録の様子を示
す図である。
【図5】図3のステップS305による音量調整処理を
説明するフローチャートである。
【図6】第2の実施形態によるオーディオ装置と外部音
源装置の構成を説明するブロック図である。
【図7A】第2の実施形態の動作を説明する概念図であ
る。
【図7B】第2の実施形態による音量調整処理による処
理の流れを説明するブロック図である。
【図8A】第2の実施形態における外部音源装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図8B】図8Bは、第2の実施形態による音量調節処
理を説明するフローチャートである。
フロントページの続き Fターム(参考) 5J100 JA05 KA05 LA09 MA01 QA01 SA04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された音量で音響出力する出力手段
    と、 環境中に特定音が存在するか否かを監視する監視手段
    と、 前記監視手段によって前記特定音が検知された場合に、
    前記出力手段による音響出力の音量を変更する変更手段
    とを備えることを特徴とする音量制御装置。
  2. 【請求項2】 特定音と音量の変更内容を登録する登録
    手段を更に備え、 前記監視手段は、前記登録手段に登録された特定音が環
    境中に存在するか否かを監視することを特徴とする請求
    項1に記載の音量制御装置。
  3. 【請求項3】 前記登録手段は、複数の特定音を登録可
    能であることを特徴とする請求項2に記載の音量制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、前記特定音が検知され
    た場合に、予め設定された所定の音量に前記出力手段の
    音量を設定することを特徴とする請求項1に記載の音量
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記監視手段は、環境中に第1及び第2
    の特定音が存在するか否かを監視し、 前記変更手段は、前記第1の特定音が検知された場合に
    前記出力手段の音量を所定値に変更し、前記所定値に変
    更されている間に前記第2の特定音が検知された場合
    に、該所定値への変更前の音量に戻すことを特徴とする
    請求項1に記載の音量制御装置。
  6. 【請求項6】 前記特定音は非可聴域の音信号であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の音量制御装置。
  7. 【請求項7】 設定された音量で音響出力する出力工程
    と、 環境中に特定音が存在するか否かを監視する監視工程
    と、 前記監視工程によって前記特定音が検知された場合に、
    前記出力工程による音響出力の音量を変更する変更工程
    とを備えることを特徴とする音量制御方法。
  8. 【請求項8】 特定音と音量の変更内容を登録する登録
    工程を更に備え、 前記監視工程は、前記登録工程によって登録された特定
    音が環境中に存在するか否かを監視することを特徴とす
    る請求項7に記載の音量制御方法。
  9. 【請求項9】 前記登録工程は、複数の特定音を登録可
    能であることを特徴とする請求項8に記載の音量制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記変更工程は、前記特定音が検知さ
    れた場合に、予め設定された所定の音量に前記出力工程
    の音量を設定することを特徴とする請求項7に記載の音
    量制御方法。
  11. 【請求項11】 前記監視工程は、環境中に第1及び第
    2の特定音が存在するか否かを監視し、 前記変更工程は、前記第1の特定音が検知された場合に
    前記出力工程の音量を所定値に変更し、前記所定値に変
    更されている間に前記第2の特定音が検知された場合
    に、該所定値への変更前の音量に戻すことを特徴とする
    請求項7に記載の音量制御方法。
  12. 【請求項12】 前記特定音は非可聴域の音信号である
    ことを特徴とする請求項7に記載の音量制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至12のいずれかに記載の
    音量制御方法をコンピュータによって実現するための制
    御プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項7乃至12のいずれかに記載の
    音量制御方法をコンピュータによって実現するための制
    御プログラムを格納する記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100708123B1 (ko) 2005-02-04 2007-04-16 삼성전자주식회사 자동으로 오디오 볼륨을 조절하는 방법 및 장치
JP2009040317A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toyota Motor Corp 車両接近告知装置

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