JP3019608U - 時刻報知装置 - Google Patents

時刻報知装置

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JP3019608U
JP3019608U JP1995007090U JP709095U JP3019608U JP 3019608 U JP3019608 U JP 3019608U JP 1995007090 U JP1995007090 U JP 1995007090U JP 709095 U JP709095 U JP 709095U JP 3019608 U JP3019608 U JP 3019608U
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多 治 前
口 善 男 樋
江 利 明 入
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示されている現在時刻を視覚的に確認でき
ない状況下においても現在時刻を知ることの出来る時刻
報知装置を提供する。 【構成】 発せられた音声を検出する音声検出手段と、
該音声検出手段により検出した音声を認識する音声認識
手段と、現在時刻を生成する現在時刻情報発生手段と、
前記音声認識手段による音声認識結果を基に前記現在時
刻情報発生手段で発生している現在時刻情報に対応する
音声信号を生成する音声信号生成手段と、該音声信号生
成手段で生成した音声信号を音声として出力する時刻報
知音声出力手段とを備えた時刻報知装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、現在時刻を音声により出力する時刻報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来の時刻表示装置が設けられたビデオテープレコーダ装置(以下ビ デオ装置呼称する)の構成を示すブロック図である。このビデオ装置は、ビデオ テープに記録された映像や音声を再生し、あるいはテレビジョン放送されている 映像や音声を記録する。図において、51はビデオ装置本体、52はビデオテー プ61に記録された映像や音声をビデオヘッド62により再生し、後述するRF コンバータに出力したり、あるいはテレビアンテナ56から分配器66を経由し て、チューナ65で選択したチャネルのテレビジョン放送映像および音声を記録 するための再生/記録部(信号処理手段)である。53はRFコンバータであり 、再生/記録部52から出力されてテレビジョン信号をテレビ放送の空きチャン ネルのテレヒジョン信号に変換する。54は切替スイッチであり、RFコンバー タ53のRF信号出力端子から出力されるビデオ信号あるいはテレビアンテナ5 6で受信したテレビジョン信号を切り替え、テレビ受像機55のアンテナ入力端 子に供給する。
【0003】 57は時刻情報発生部であり、現在時刻情報を生成するカレンダータイマを備 えている。58は時刻情報発生部57から出力される時刻情報を表示部59で表 示可能にするためにデコード処理を行う変換部である。60はビデオ装置51の 各部をコントロールするための制御部である。
【0004】 このビデオ装置に用いられる時刻報知装置では、時刻情報発生部57で生成し た現在時刻情報をビデオ装置本体51に設けられた表示部59で表示したり、ま た、オンスクリーンディスプレイ機能を有したものにあっては、テレビ受像機5 5のディスプレイ画面上に表示することもできる。このような時刻表示で表示さ れる現在時刻情報は、予約タイマにより自動記録する際の時刻情報としても用い られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の時刻報知装置はこのように構成されているので、ビデオ装置の表示部5 9あるいはテレビ受像機55のディスプレイ画面を目視により確認できない状況 下では、表示されている現在時刻を知ることが出来ない問題点があった。
【0006】 本考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、表示されてい る現在時刻を視覚的に確認できない状況下においても現在時刻を知ることの出来 る時刻報知装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る時刻報知装置は、発せられた音声を検出する音声検出手段と、該 音声検出手段により検出した音声を認識する音声認識手段と、現在時刻を生成す る現在時刻情報発生手段と、前記音声認識手段による音声認識結果を基に前記現 在時刻情報発生手段で発生している現在時刻情報に対応する音声信号を生成する 音声信号生成手段と、該音声信号生成手段で生成した音声信号を音声として出力 する時刻報知音声出力手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】 また本考案に係る時刻報知装置は、リモートコントロールにより送られてくる 現在時刻の表示を指示する現在時刻表示指令信号を検出する表示指令信号検出回 路を有し、音声信号生成手段は前記表示指令信号検出回路が前記現在時刻表示指 令信号を検出したときにも現在時刻情報発生手段で発生している現在時刻情報に 対応する音声信号を生成するようにしたことを特徴とするものである。
【0009】 また本考案に係る時刻報知装置は、ビデオテープに記録された映像と音声を再 生し、テレビジョン放送されている映像と音声を記録するビデオテープレコーダ 装置に設けるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】 また本考案に係る時刻報知装置は、ビデオテープレコーダ装置に設けられると 共に、発せられた音声を検出する音声検出手段と、該音声検出手段により検出し た音声を認識する音声認識手段と、現在時刻を生成する現在時刻情報発生手段と 、前記音声認識手段による音声認識結果を基に前記現在時刻情報発生手段で発生 している現在時刻情報に対応する音声信号を生成する音声信号生成手段と、ビデ オテープに記録された映像と音声を再生すると共にテレビジョン放送されている 映像と音声を記録する信号処理手段と、前記信号処理手段が記録状態にない場合 にのみ前記音声信号生成手段を前記信号処理手段に接続し、前記音声信号生成手 段によって生成された音声信号を前記信号処理手段によって出力される出力信号 に重畳させて外部機器へ出力するように制御する制御手段とを備えたことを特徴 とする。
【0011】
【作用】
本考案における時刻報知装置は、発せられた音声パターンを認識し、発せられ た音声パターンが所定のパターンであると、その音声認識結果を基に現在時刻情 報発生手段で発生している現在時刻情報に対応する音声信号を生成して聴覚的に 認識可能な状態で出力し、表示されている現在時刻を視覚的に認識できない場合 でも聴覚による現在時刻の確認を可能にする。
【0012】 また、本考案における時刻報知装置は、発せられた音声パターンが所定のパタ ーンであると認識したとき、あるいはリモートコントロールにより送られてくる 現在時刻の表示を指示する現在時刻表示指令信号を検出したとき、現在時刻情報 発生手段で発生している現在時刻情報に対応する音声信号を生成し、聴覚的に認 識可能な状態で出力し、表示されている現在時刻を視覚的に認識できない場合で も聴覚による現在時刻の確認を可能にする。
【0013】 また、本考案における時刻報知装置は、ビデオテープに記録された映像と音声 を再生し、テレビジョン放送されている映像と音声を記録するビデオ装置におけ る時刻表示を聴覚的にも認識できる音声により出力することで、表示されている 現在時刻を視覚的に認識できない場合でも現在時刻の確認を可能にする。
【0014】 また本考案における時刻報知装置は、信号処理手段が記録状態でない場合にの み音声信号生成手段を前記信号処理手段に接続しておき、発せられた音声パター ンを認識し、それが所定のパターンであると、その音声認識結果を基に現在時刻 情報発生手段で発生している現在時刻に対応する音声信号を、前記音声信号生成 手段によって生成し、前記信号処理手段によって出力される出力信号に重畳させ て外部機器のスピーカへ出力させる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図について説明する。図1は、本実施例の時刻報知 装置を有したビデオ装置の構成を示すブロック図である。図1において図2と同 一の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図において、11は本実 施例の時刻報知装置を有したビデオ装置本体、12は発せられた肉声を検出する ためのマイク、13はマイク12が音声を検出したときに出力する電気信号を増 幅するアンプ、14はマイク12が検出した音声パターンを認識する音声認識回 路である。15は時刻情報発生部57で生成する現在時刻情報をデコードし表示 部59で表示可能にすると共に、音声合成回路16が合成音声を生成するのに必 要な時間データ,分データ,秒データへ前記現在時刻情報を変換する時刻情報変 換部である。17は音声合成回路16において合成された音声信号を増幅するア ンプ、18はアンプ17で増幅された音声信号を音として出力するスピーカであ る。
【0016】 19はリコモン受信部であり、図示していないリモコン送信器から所定の繰り 返し周波数の所定パターンにより送られてくる赤外線,電波などによる現在時刻 表示指令信号を受信する。受信信号は制御部60で検知され、時刻情報変換部1 5に指令信号を送る。
【0017】 次にこの時刻報知装置を備えたビデオ装置11の動作を説明する。マイク12 が所定パターンの肉声を検出しないとき、あるいはリモコン受信機19がリモコ ン送信機から送られてくる現在時刻表示指令信号を受信しないときには、時刻情 報発生部57で生成される現在時刻情報は時刻情報変換部15によりデコードさ れ、表示部59において表示されているだけである。
【0018】 マイク12が例えば「今、何時か?」などの肉声を検出すると、その肉声のパ ターンを音声認識回路14が認識し、「今、何時か?」の所定パターンを有して いると判定したときには、音声合成回路16へ音声合成変換指令信号を出力する と共に、時刻情報変換部15へ変換指令を出力する。この結果、時刻情報変換部 15は音声合成回路16が合成音声を生成するのに必要な時間データ,分データ ,秒データへ前記現在時刻情報を変換する。音声合成回路16は前記時間データ ,分データ,秒データを基に現在時刻を音声出力するための合成された音声信号 を生成し、スピーカ18へ出力する。従って、この時点でスピーカ18からは現 在時刻が音声で出力される。
【0019】 なお、以上説明した実施例では、ビデオ装置に時刻表示装置が設けられた場合 について説明したが、時計装置などとして構成された単体の時刻表示装置であっ てもよい。
【0020】 また、上記実施例ではスピーカを内蔵したビデオ装置について示したが、スピ ーカを有さないビデオ装置であっても、上記音声合成回路からの出力を再生/記 録部52(信号処理手段)へ入力することにより、テレビジョン受像機のスピー カを利用して音声出力するようにしてもよい。この場合、音声合成回路16によ り合成された音声信号は再生記録部52でビデオ信号に重畳されRF出力または AV出力されて外部接続機器であるテレビジョン受像機55に音声出力する。 この実施例を図2に示す。図2において、図1と同じ機能は図1と同番号を付 し、説明を省略する。図2中Aは音声合成回路16と再生/記録部52との間を ON/OFFするスイッチを示し、このスイッチAは制御部60により制御され る。
【0021】 図2の実施例の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。 先ず、再生/記録部52が記録状態か再生状態かを調べる(ステップS1)。 もし記録状態でなければスイッチAをONする(ステップS2)。次に音声認識 があれば(ステップS4)、時刻情報発生部57からの情報を音声合成回路16 に入力し、音声合成回路16からの音声信号を再生/記録部52へ出力する(ス テップS5)。ステップS1において、記録状態ならばスイッチAをOFFにす る(ステップS3)。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、現在時刻を視覚的に表示するだけでなく聴覚的に認識可能な ように音声合成による音声として出力するように構成したので、表示されている 現在時刻が視覚的に確認できない状況下においても、現在時刻を聴覚で確認でき る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による時刻報知装置がビデオ
装置に用いられたときの構成を示すブロック図である。
【図2】本考案の他の実施例による時刻報知装置がビデ
オ装置に用いられたときの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2の実施例のフローチャート図である。
【図4】従来の時刻報知装置がビデオ装置に用いられた
ときの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 ビデオ装置(ビデオテープレコーダ装置) 12 マイク(音声検出手段) 14 音声認識回路(音声認識手段) 16 音声合成回路(音声信号生成手段) 18 スピーカ(時刻報知音声出力手段) 19 リモコン受信部(表示指令信号検出回路) 52 再生/記録部(信号処理手段) 53 RFコンバータ 55 テレビ受像機 57 時刻情報発生部(現在時刻情報発生手段)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発せられた音声を検出する音声検出手段
    と、該音声検出手段により検出した音声を認識する音声
    認識手段と、現在時刻を生成する現在時刻情報発生手段
    と、前記音声認識手段による音声認識結果を基に前記現
    在時刻情報発生手段で発生している現在時刻情報に対応
    する音声信号を生成する音声信号生成手段と、該音声信
    号生成手段で生成した音声信号を音声として出力する時
    刻表示音声出力手段とを備えたことを特徴とする時刻報
    知装置。
  2. 【請求項2】 リモートコントロールにより送られてく
    る現在時刻の表示を指示する現在時刻表示指令信号を検
    出する表示指令信号検出回路を有し、前記音声信号生成
    手段は前記表示指令信号検出回路が前記現在時刻表示指
    令信号を検出したときにも前記現在時刻情報発生手段で
    発生している現在時刻情報に対応する音声信号を生成す
    ることを特徴とする請求項1記載の時刻報知装置。
  3. 【請求項3】 ビデオテープに記録された映像と音声を
    再生し、テレビジョン放送されている映像と音声を記録
    するビデオテープレコーダ装置に設けることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の時刻報知装置。
  4. 【請求項4】 ビデオテープレコーダ装置に設けられる
    と共に、発せられた音声を検出する音声検出手段と、該
    音声検出手段により検出した音声を認識する音声認識手
    段と、現在時刻を生成する現在時刻情報発生手段と、前
    記音声認識手段による音声認識結果を基に前記現在時刻
    情報発生手段で発生している現在時刻情報に対応する音
    声信号を生成する音声信号生成手段と、ビデオテープに
    記録された映像と音声を再生すると共にテレビジョン放
    送されている映像と音声を記録する信号処理手段と、前
    記信号処理手段が記録状態にない場合にのみ前記音声信
    号生成手段を前記信号処理手段に接続し、前記音声信号
    生成手段によって生成された音声信号を前記信号処理手
    段によって出力される出力信号に重畳させて外部機器へ
    出力するように制御する制御手段とを備えたことを特徴
    とする時刻報知装置。
JP1995007090U 1995-06-19 1995-06-19 時刻報知装置 Expired - Lifetime JP3019608U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560710U (ja) * 1992-01-30 1993-08-10 豊和工業株式会社 チャック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0560710U (ja) * 1992-01-30 1993-08-10 豊和工業株式会社 チャック

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