JP6083347B2 - 車両接近通報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通報音を出力するための通報音信号を出力し、当該通報音信号に応じた通報音をスピーカから発音させることにより、車両が接近していることを周囲に通報する車両接近通報装置に関するものである。
近年、電気自動車(EV車)やハイブリッド車(HV車)などでは、その構造的に発生騒音が小さく、これらの車両の接近を歩行者が気付き難いということから、歩行者などの周囲に車両が近くにいるという認知度を上げるために通報音(効果音)を発生させる車両接近通報装置が搭載されつつある。
このような装置として、エンジン始動音、走行開始音、低速走行時に発生する音と同様の低速走行音、中速走行時に発生する音と同様の中速走行音、高速走行時に発生する音と同様の高速走行音等の通報音の音源をそれぞれメモリに記憶させておき、車速等に応じて異なる通報音を選択して出力するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、この特許文献1には、低速走行時には、低周波成分を多く含む重々しい音とし、高速走行時には、高い周波数による甲高い音にして、歩行者の注意を喚起し易くすることも記載されている。
特開2004−136831号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された装置は、車速等に応じて異なる通報音を選択して出力するようになっているので、車速に応じて通報音が変わる際に、不連続に通報音が切り替わってユーザに違和感を与えてしまうという問題がある。そこで、音源の種類を多くし、車速等に応じて通報音が少しずつ切り替わるようにして通報音を徐々に変化させるようにして違和感を低減することが考えられるが、この場合、多数の音源を記憶する必要があるため、データ容量の大きなメモリが必要となり、コストが高くなってしまうといった問題が生じる。
本発明は上記問題に鑑みたもので、不連続に通報音が切り替わることによるユーザの違和感をなくしつつ、少ない音源データのデータ量で、車両周囲の歩行者の認知性を向上するような通報音を出力できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、通報音を出力するための通報音信号を出力し、当該通報音信号に応じた通報音をスピーカ(3)から発音させることにより、車両が接近していることを周囲の歩行者に通報する車両接近通報装置(2)であって、低周波成分の信号を生成するための第1の音源データと高周波成分の信号を生成するための第2の音源データを記憶する記憶手段(200)と、第1の音源データを用いて低周波成分の信号を生成するとともに第2の音源データを用いて高周波成分の信号を生成する信号生成手段(220a、220b)と、周囲の歩行者の認知性が向上するような通報音がスピーカから出力されるように、車両の車速が変化する際、通報音全体の音圧レベルをレベル調整の前後で所定の範囲内に維持しつつ、低周波成分の信号のレベルおよび高周波成分の信号のレベルの調整を行い、車両の車速の上昇に伴って、低周波成分の信号のレベルを低下させるとともに高周波成分の信号のレベルを増加させるレベル調整手段と、レベル調整手段によりレベルの調整が行われた低周波成分の信号および高周波成分の信号を合成した通報音信号を出力する信号合成手段(23)と、信号合成手段によって合成された通報音信号を入力し、通報音信号を一定の増幅率で増幅し、この増幅した通報音信号を出力する増幅器(24)と、を備え、車両の車速が変化する際、スピーカから発音される通報音全体の音圧レベルは所定の範囲内に収められることを特徴としている。
このような構成によれば、低周波成分の信号を生成するための第1の音源データと高周波成分の信号を生成するための第2の音源データを記憶する記憶手段(200)を備え、第1の音源データを用いて低周波成分の信号を生成するとともに第2の音源データを用いて高周波成分の信号を生成し、周囲の歩行者の認知性が向上するような通報音がスピーカから出力されるように、車両の車速が変化する際、通報音全体の音圧レベルをレベル調整の前後で所定の範囲内に維持しつつ、低周波成分の信号のレベルおよび高周波成分の信号のレベルの調整を行い、車両の車速の上昇に伴って、低周波成分の信号のレベルを低下させるとともに高周波成分の信号のレベルを増加させ、各レベルの調整が行われた低周波成分の信号および高周波成分の信号を合成した通報音信号を一定の増幅率で増幅し、この増幅した通報音信号が出力されるので、不連続に通報音が切り替わることによるユーザの違和感をなくしつつ、少ない音源データのデータ量で、車両周囲の歩行者の認知性を向上するような通報音を出力することができる。
また、車両の車速の上昇に伴って、低周波成分の信号のレベルを低下させるとともに高周波成分の信号のレベルを増加させるので、通報音全体の音圧レベルを所定範囲内に維持しつつ、低速走行時には、車両近くの前後左右方向に存在する歩行者に通報音を認知させることができ、高速走行時には、車両の走行方向の比較的遠く離れた位置に存在する歩行者にも通報音を認知させることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る車両接近通報装置の全体構成を示す図である。 低周波成分の信号、高周波成分の信号および通報音信号の周波数特性を示す図である。 第1実施形態に係る車両接近通報装置の通報音に含まれる低周波成分の音圧と高周波成分の音圧と車速の関係を表した図である。 低速走行時と中間速度走行時と高速走行時における通報音の音圧特性の違いを示した図である。 第1実施形態に係る車両接近通報装置の低速走行時と高速走行時の通報音の分布の様子を示した図である。 第1実施形態に係る車両接近通報装置のマイコンのフローチャートである。 高周波成分の信号に対応するPWM信号の車速と係数の関係を示したテーブルの例を示した図である。 第2実施形態に係る車両接近通報装置の通報音に含まれる低周波成分の音圧と高周波成分の音圧と車速の関係を表した図である。 第2実施形態に係る車両接近通報装置の低速走行時と高速走行時の通報音の分布の様子を示した図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る車両接近通報装置を有する車両接近通報システムの構成を図1に示す。本車両接近通報システムは、車速センサ1、車両接近通報装置2およびスピーカ3により構成されている。
車両接近通報装置2は、ロードノイズが小さな低速走行時に、通報音を出力するための通報音信号を出力し、当該通報音信号に応じた通報音を1つのスピーカから発音させることにより、車両が接近していることを周囲の歩行者などに通報するものである。なお、ここでは、車両接近通報装置2をスピーカ3と別体としているが、スピーカ3を車両接近通報装置2と一体化した構成としてもよい。
車速センサ1は、車両の走行速度を示す車速信号を出力する。車両接近通報装置2は、この車速信号に応じて発音の制御を行う。
本車両接近通報装置2は、マイコン21、ローパスフィルタ(以下、LPFという)22a、22b、ミキサー23およびアンプ24を備えている。なお、車両接近通報装置2には、車速センサ1より車速信号が入力されるようになっている。また、車両接近通報装置2には、スピーカ3が接続されている。
マイコン21は、メモリ200およびPWM信号出力部220a、220bを有しているとともに、図示しない演算部、I/O等を有している。マイコン21の演算部は、メモリ200に記憶された各種プログラムに従って各種処理を実施する。
メモリ200には、上記各種プログラムの他に、低周波音源データ210aおよび高周波音源データ210bが記憶されている。低周波音源データ210aは、通報音信号を構成する低周波成分の信号を生成するための音源データであり、高周波音源データ210bは、通報音信号を構成する高周波成分の信号を生成するための音源データである。各音源データ210a、210bは、それぞれ、各周波成分の信号を標本化(サンプリング)・量子化し、得られた信号の大きさを数値データ化したPCM音源データとして構成されている。
図2に、低周波成分の信号、高周波成分の信号および通報音信号の周波数特性を示す。(a)は、低周波成分の信号の周波数特性、(b)は、高周波成分の信号の周波数特性、(c)は、低周波成分の信号と高周波成分の信号を合成した通報音信号の周波数特性である。なお、本実施形態において、低周波成分の信号の周波数帯域は、100〜900ヘルツ(Hz)、高周波成分の信号の周波数帯域は、1500〜4000ヘルツ(Hz)となっている。
PWM信号出力部220a、220bは、それぞれマイコン21の演算部の処理に従って、パルス波のデューティー比を変化させて変調した信号(PWM信号)を出力する。
マイコン21の演算部は、メモリ200に記憶されたプログラムに従って、メモリ200にそれぞれ独立して記憶された各音源データ210a、210bに基づくPWM信号をPWM信号出力部220a、220bより独立して出力させる処理を行う。
具体的には、メモリ200から音源データ210a、210bをそれぞれ読み出し、各音源データ210a、210bからPWM信号のデューティー比を算出し、算出したデューティー比に応じたPWM信号をPWM信号出力部220a、220bより出力させる処理を繰り返し行う。
LPF22a、22bは、それぞれPWM信号出力部220a、220bより入力される各PWM信号の高周波成分を除去した信号を出力する。本実施形態におけるLPF22a、22bは、PWM信号をアナログ信号に変換する役割を果たしている。
ミキサー23は、LPF22aより入力される信号とLPF22bより入力される信号を合成した通報音信号を出力する。
AMP24は、ミキサー23より出力される通報音信号を一定の増幅率で増幅し、この増幅した通報音信号と対応する電流をスピーカ3に流す。
スピーカ3は、AMP24より出力される通報音信号に応じた通報音を出力する。なお、スピーカ3は、AMP24からの電流供給量が大きいほど大きな音圧の通報音を出力する。また、本実施形態におけるスピーカ3は、車両のバンパーやフェンダー等の内側に取り付けられている。なお、スピーカ3として、圧電式のブザーを使用することもできる。
上記した構成においてマイコン21のPWM信号出力部220a、220bより低周波成分の信号を生成するためのPWM信号と高周波成分の信号が出力され、各PWM信号はLPF22a、22bによりアナログ信号に変換される。そして、アナログ信号に変換された各信号は、ミキサー23により合成され、このミキサー23により合成された合成信号はAMP24で一定の増幅率で増幅され、スピーカ3より音声出力される。
ここで、PWM信号の平均電圧は、パルス波のデューティー比に応じて変化する。したがって、PWM信号出力部220a、220bより出力される各PWM信号のデューティー比が全体的に高くなると、LPF22a、22bより出力される信号のレベルも全体的に高くなり、反対に、PWM信号出力部220a、220bより出力される各PWM信号のデューティー比が全体的に低くなると、LPF22a、22bより出力される信号のレベルも全体的に低くなる。
本実施形態におけるマイコン21の演算部は、車両の車速に応じて、PWM信号出力部220a、220bより出力される各PWM信号のデューティー比を全体的に変化させて、LPF22a、22bより出力される信号のレベルを変化させるようにしている。
ところで、低周波の音は高周波の音と比較して、「障害物(例えば、車両のバンパー)があると回折してスピーカの振動面の反対側など広範囲に伝搬する」、「指向性が低い」、「耳障りな音となり難い」、「高齢者でも比較的容易に聞き取り易い」等の性質を有している。
これに対し、高周波の音は低周波の音と比較して、「歩行者に認知され易い」「障害物がない場合、比較的遠くまで伝搬する」、「指向性が高い」等の性質を有している。
ここで、単純に、低周波の音(低域)の音圧レベル上げたり、高周波の音(高域)の音圧レベルを上げたり、通報音全体の音圧レベルを上げたりすることで、車両周辺の歩行者の認知性を上げることは可能であるが、このようにした場合、逆に車両周囲の歩行者に通報音をうるさく感じさせてしまったり、車室内での静粛性が低下しまうことになる。すなわち、車両周囲の歩行者に通報音をうるさく感じさせてしまったり、車室内での静粛性が低下してしまうことのないように、歩行者と車の位置関係および車速との関係を考慮して、車両周辺の歩行者が通報音を認識できるような最低限必要な音圧レベルで通報音を出力するのが望ましい。
本車両接近通報装置2は、歩行者等の認知性を確保するとともに、車両周囲の歩行者に通報音をうるさく感じさせてしまったり、車室内での静粛性が低下してしまうことのないようにするため、高周波の音と低周波の音の各性質を考慮して、以下のような通報音の音圧レベル制御を行う。
本実施形態における車両接近通報装置2は、図3に示すように、車両の車速の上昇に伴って、通報音に含まれる低周波成分の音圧を徐々に減少させ、通報音に含まれる高周波成分の音圧を徐々に増加させる処理を行う。
図4に、低速走行時と中間速度走行時と高速走行時における通報音の音圧特性の違いを示す。なお、高速走行における走行速度は、時速20キロメートル程度となっている。(a)は、低速走行時の通報音の音圧特性、(b)は、中間速度走行時の通報音の音圧特性、(c)は、高速走行時の通報音の音圧特性を示している。
低速走行時(例えば、時速0キロメートル付近)には、(a)に示したような音圧特性となっている。すなわち、(b)に示したような中間速度の場合よりも、車両後方など広範囲に伝搬する低周波成分(低域)の音圧レベルが高く、高周波成分(高域)の音圧レベルは低くなっている。
ここで、車両の車速が少し上昇し、中間速度になると、(b)に示すように、車両後方など広範囲に伝搬する低周波成分(低域)の音圧レベルを低下させ、歩行者に認知され易く、比較的遠くまで伝搬する高周波成分(高域)の音圧レベルを上昇させている。このとき、通報音全体の音圧レベルの変化はない。
更に、車両の車速が上昇し、高速(例えば、時速20キロメートル付近)になると、(c)に示すように、更に、車両後方など広範囲に伝搬する低周波成分(低域)の音圧レベルを低下させ、歩行者に認知され易く比較的遠くまで伝搬する高周波成分(高域)の音圧レベルを上昇させている。このときも、通報音全体の音圧レベルの変化はない。
図5に、低速走行時と高速走行時の通報音の分布の様子を示す。(a)は、低速走行時の通報音の分布、(b)は、高速走行時の通報音の分布の様子(音響伝播をイメージさせる様子)を表している。
低速走行時には、車両後方など広範囲に伝搬する低周波成分(低域)の音圧レベルが高く、高周波成分(高域)の音圧レベルは低くなっているため、図5(a)に示すように、車両近くの前後左右方向に存在する歩行者に通報音を認知させることが可能となっている。
これに対し、高速走行時には、車両後方など広範囲に伝搬する低周波成分(低域)の音圧レベルを低下させ、歩行者に認知され易く比較的遠方でも聞き取ることが可能な高周波成分(高域)の音圧レベルを上昇させているので、図5(b)に示すように、車両の走行方向の比較的遠く離れた位置に存在する歩行者にも通報音を認知させることが可能となっている。また、低周波成分(低域)の音圧レベルを低下させるので、回折による車室内への伝搬が低減され、乗員への不快感を低減することもできる。
本車両接近通報装置2のマイコン21は、通報音全体の音圧レベルを規定範囲内に維持しつつ、車両の走行速度の上昇に応じて周囲の歩行者の認知性が向上するような通報音がスピーカ3から出力されるように低周波成分の信号のレベルおよび高周波成分の信号のレベルの調整を行う処理を行う。
図6に、マイコン21の演算部のフローチャートを示す。車両のイグニッションスイッチがオン状態になると、マイコン21の演算部は、図6に示す処理を周期的に実施する。
まず、車速センサ1からの車速信号の読み込みを行う(S100)。次に、発音条件が成立したか否かを判定する(S102)。本実施形態では、車両の車速が時速20キロメートル以下の場合に発音条件が成立し、車両の車速が時速20キロメートルを超えると発音条件が不成立としている。
ここで、車両の車速が時速20キロメートル以下の場合の場合、S102の判定はYESとなり、次に、メモリ200より低周波音源データ210aおよび高周波音源データ210bの読み出しを行う(S104)。
次に、車両の車速に基づいて、PWM信号のデューティー比を特定するための係数を特定する(S106)。メモリ200には、車両の上昇に伴って、低周波成分の信号に対応するPWM信号の出力レベルが減少し、高周波成分の信号に対応するPWM信号の出力レベルが増加するようにするためのテーブルが記憶されている。具体的には、メモリ200には、車速と、PWM信号のデューティー比を全体的に変化させるための係数の関係を示したテーブルが記憶されている。
図7に、高周波成分の信号に対応するPWM信号の車速と係数の関係を示したテーブルの例を示す。このように、高周波成分の信号に対応するPWM信号に対し、車速の上昇に伴って、係数が直線的に大きくなるようなテーブルがメモリ200に記憶されている。また、図示してないが、低周波成分の信号に対応するPWM信号に対しては、車速の上昇に伴って、係数が直線的に小さくなるようなテーブルがメモリ200に記憶されている。ここでは、このテーブルを参照して、低周波成分の信号に対応するPWM信号と高周波成分の信号に対応するPWM信号について、それぞれ車両の車速に対応する係数を特定する。
次に、PWM信号出力部220a、220bより出力させるPWM信号のデューティー比を特定する(S108)。具体的には、メモリ200から読み出した音源データ210a、210bからPWM信号のデューティー比を算出するとともに、算出した各PWM信号のデューティー比に、S106にて特定した係数を乗算して、PWM信号出力部220a、220bより出力させるPWM信号のデューティー比を特定する。
次に、PWM信号をPWM信号出力部220a、220bより出力させる(S110)。具体的には、S108にて特定したデューティー比のPWM信号がPWM信号出力部220a、220bより送出されるようにPWM信号出力部220a、220bに指示し、S100へ戻る。
このような処理が繰り返し実施され、PWM信号出力部220a、220bより、低周波成分のPWM信号と高周波成分のPWM信号がそれぞれ繰り返し出力される。なお、各PWM信号は、LPF22a、22bによりアナログ信号に変換され、ミキサー23により合成され、AMP24で一定の増幅率で増幅され、スピーカ3より音声出力される。
上記した構成によれば、低周波成分の信号を生成するための第1の音源データと高周波成分の信号を生成するための第2の音源データをそれぞれ独立して記憶するメモリ200を備え、第1の音源データを用いて低周波成分の信号を生成するとともに第2の音源データを用いて高周波成分の信号を生成し、車両の車速に応じて、周囲の歩行者の認知性が向上するような通報音がスピーカから出力されるように低周波成分の信号のレベルおよび高周波成分の信号のレベルの調整を行い、各レベルの調整が行われた低周波成分の信号および高周波成分の信号を合成した通報音信号を一定の増幅率で増幅し、この増幅した通報音信号が出力されるので、不連続に通報音が切り替わることによるユーザの違和感をなくしつつ、少ない音源データ(第1の音源データと第2の音源データのそれぞれ独立した2つの音源データ)のデータ量で、車両周囲の歩行者の認知性を向上するような通報音を出力することができる。
また、車両の車速の上昇に伴って、低周波成分の信号のレベルを低下させるとともに高周波成分の信号のレベルを増加させるので、通報音全体の音圧レベルを規定範囲内に維持しつつ、低速走行時には、車両近くの前後左右方向に存在する歩行者に通報音を認知させることができ、高速走行時には、車両の走行方向の比較的遠く離れた位置に存在する歩行者にも通報音を認知させることができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、図3に示したように、車両の速度の上昇に伴って、低周波成分の信号レベルを徐々に減少させるとともに、高周波成分の信号レベルを徐々に増加させる処理を行うようにしたが、本実施形態では、図8に示すように、車両の車速の上昇に伴って、高周波成分の信号のレベルを増加させるとともに低周波成分の信号のレベルを少しずつ増加させる、すなわち、予め定められ得た基準値よりも少ない変化量で増加させる処理を行う。なお、上記実施形態と同一部分については、同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分を中心に説明する。
上記第1実施形態では、メモリ200に、高周波成分の信号に対応するPWM信号に対し、車速の上昇に伴って、係数が直線的に大きくなるようなテーブルと、低周波成分の信号に対応するPWM信号に対しては、車速の上昇に伴って、係数が直線的に小さくなるようなテーブルが記憶されていたが、本実施形態におけるメモリ200には、高周波成分の信号に対応するPWM信号に対し、車速の上昇に伴って、係数が直線的に大きくなるようなテーブルと、低周波成分の信号に対応するPWM信号に対しては、車速の上昇に伴って、予め定められた基準値よりも少ない変化量で係数が直線的に少しずつ大きくなるようなテーブルが記憶されている。
本実施形態におけるマイコン21の演算部は、これらのテーブルを参照して、図6に示した処理を実施する。この処理により、車両の車速の上昇に伴って、高周波成分の信号のレベルが増加する。また、車両の車速の上昇に伴って、低周波成分の信号のレベルが少しずつ増加する。すなわち、予め定められた基準値よりも少ない変化量で増加する。
図9に、本実施形態における低速走行時と高速走行時の通報音の分布の様子を示す。(a)は、低速走行時の通報音の分布、(b)は、高速走行時の通報音の分布の様子を表している。
低速走行時には、車両後方など広範囲に伝搬する低周波成分(低域)の音圧レベルが高く、高周波成分(高域)の音圧レベルは低くなっているため、図9(a)に示すように、車両近くの前後左右方向に存在する歩行者に通報音を認知させることが可能となっている。
これに対し、高速走行時には、車両後方など広範囲に伝搬する低周波成分(低域)の音圧レベルを少し増加させているので、周辺の歩行者、特に高周波成分(高域)に対すし聴力の低い高齢者に対する認知性を向上することができる。また、比較的遠方でも聞き取ることが可能な高周波成分(高域)の音圧レベルを上昇させているので、図9(b)に示すように、車両の走行方向の比較的遠く離れた位置に存在する歩行者にも通報音を認知させることが可能となっている。
上記したように、車両の車速の上昇に伴って、低周波成分の信号のレベルを予め定められ得た基準値よりも少ない変化量で増加させるとともに高周波成分の信号のレベルを増加させるので、低速走行時には、車両の前後左右方向に存在する歩行者に通報音を認知させることができる。また、高速走行時には、車両の走行方向の比較的遠く離れた位置に存在する歩行者にも通報音を認知させることができ、更に、高周波成分(高域)に対し聴力の低い高齢者に対する認知性を向上することもできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、車両の車速に応じて、周囲の歩行者の認知性が向上するような通報音がスピーカから出力されるように低周波成分の信号のレベルおよび高周波成分の信号のレベルの調整する処理を、通報音を出力するための通報音信号として音源データからPWM信号を生成する構成に適用したが、例えば、D/A変換回路を用いてアナログ信号の通報音信号を生成する構成に適用することもできる。
また、上記実施形態では、車両の車速の上昇に伴って、低周波成分の信号のレベルおよび高周波成分の信号のレベルを直線的に変化させるようにしたが、例えば、低周波成分の信号のレベルおよび高周波成分の信号のレベルを曲線的に変化させるなど、信号のレベルを連続的に変化させることができる。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、メモリ200が記憶手段に相当し、PWM信号出力部220a、220bが信号生成手段に相当し、S106、108がレベル調整手段に相当し、ミキサ23が信号合成手段に相当し、アンプ24が増幅器に相当する。
1 車速センサ
2 車両接近通報装置
3 スピーカ
21 マイコン
200 メモリ
220a、220b PWM信号出力部
22a、22b LPF
23 ミキサ
24 アンプ

Claims (2)

  1. 通報音を出力するための通報音信号を出力し、当該通報音信号に応じた前記通報音をスピーカ(3)から発音させることにより、車両が接近していることを周囲の歩行者に通報する車両接近通報装置(2)であって、
    低周波成分の信号を生成するための第1の音源データと高周波成分の信号を生成するための第2の音源データを記憶する記憶手段(200)と、
    前記第1の音源データを用いて低周波成分の信号を生成するとともに前記第2の音源データを用いて高周波成分の信号を生成する信号生成手段(220a、220b)と、
    記周囲の歩行者の認知性が向上するような前記通報音が前記スピーカから出力されるように、前記車両の車速が変化する際、前記通報音全体の音圧レベルをレベル調整の前後で所定の範囲内に維持しつつ、前記低周波成分の信号のレベルおよび前記高周波成分の信号のレベルの調整を行い、前記車両の車速の上昇に伴って、前記低周波成分の信号のレベルを低下させるとともに前記高周波成分の信号のレベルを増加させるレベル調整手段と、
    前記レベル調整手段によりレベルの調整が行われた前記低周波成分の信号および前記高周波成分の信号を合成した通報音信号を出力する信号合成手段(23)と、
    前記信号合成手段によって合成された前記通報音信号を入力し、前記通報音信号を一定の増幅率で増幅し、この増幅した通報音信号を出力する増幅器(24)と、を備え、前記車両の車速が変化する際、前記スピーカから発音される前記通報音全体の音圧レベルは所定の範囲内に収められることを特徴とする車両接近通報装置。
  2. 前記記憶手段には、前記車両の車速の上昇に伴って、低周波成分の信号に対応する係数が小さくなり高周波成分の信号に対応する係数が大きくなるようなテーブルが記憶されており、
    前記レベル調整手段は、前記記憶手段に記憶された前記テーブルを参照して、前記低周波成分の信号に対応する係数および前記高周波成分の信号に対応する係数を特定し、該特定した前記係数を用いて前記低周波成分の信号のレベルおよび前記高周波成分の信号のレベルの調整を行う請求項1に記載の車両接近通報装置。
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