JP6525658B2 - 車両接近通報装置 - Google Patents

車両接近通報装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6525658B2
JP6525658B2 JP2015062535A JP2015062535A JP6525658B2 JP 6525658 B2 JP6525658 B2 JP 6525658B2 JP 2015062535 A JP2015062535 A JP 2015062535A JP 2015062535 A JP2015062535 A JP 2015062535A JP 6525658 B2 JP6525658 B2 JP 6525658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
vehicle
notification
additional
sound signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015062535A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016179802A (ja
Inventor
浩明 金谷
浩明 金谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2015062535A priority Critical patent/JP6525658B2/ja
Publication of JP2016179802A publication Critical patent/JP2016179802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6525658B2 publication Critical patent/JP6525658B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両接近通報装置に関し、特に、車両の接近を歩行者等に分かりやすく通報する車両接近通報装置に関する。
従来の車両はエンジンを駆動源として走行するタイプが主であり、歩行者は、車両が発するエンジン音によって、後方や死角から接近する車両を認識することができた。しかし、電気自動車やハイブリッド車などの、電動機を駆動源とする車両は、エンジン音を発しないため、歩行者は、車両のエンジン音によって車両の接近を認識することが困難である。
そこで、歩行者が車両の接近を認識しやすくするために、電気自動車やハイブリッド車では、通報音を発生させるようにしている。
特許文献1では、昼夜などの状況に応じて警報音の周波数成分を変化させる車両接近警報装置が記載されている。具体的には、この文献の〔0023〕等を参照して、昼間用発音データは低周波成分が増加されている一方、夜間用発音データは高周波成分が増加されている。これにより、昼間および夜間の両方にて、歩行者に聞き取りやすい警報音を発音することが可能とされている。
特許文献2では、合成信号音を構成する各周波数のレベルを個別に補正することが出来る車両接近通報装置が記載されている。具体的には、この文献の〔0028〕等を参照すると、車速の上昇に伴って、通報音の音程が徐々に高くなるように、合成音信号を構成する4つの周波数成分の周波数を、徐々に高くしている。
特許文献3では、走行状態によって、発生させる音響の特定周波数成分を変える音響発生装置が記載されている。具体的には、この文献の〔0012〕等を参照して、エンジン始動音、走行開始音、低速走行音等を予め記録しておき、車両の状況に応じて、これらの音の何れかを、スピーカーから発音している。
特許文献4では、特定の歩行者などへ向けて接近告知音を発音する車両用接近告知装置が記載されている。具体的には、この文献の〔0069〕等を参照して、乗員の意思に基いて、歩行者等に対して、スピーカーから接近告知音が発せられている。
特許文献5には、前進か後退かで発音方向を自動で切り替える車両接近通報装置が記載されている。具体的には、この文献の〔0053〕等を参照すると、シフトセンサにより、運転者がシフトレバーを操作して車両の後進が選択されたことを検知した時には、車両の後方に向かって超音波が放射される。
特許文献6には、周囲の情報によって、変調された変調信号を合成して発音する接近警告音発生装置が記載されている。具体的には、〔0024〕等を参照して、接近警告音発生装置は、エンジン擬似音に、車両の周囲の情報が重畳された変調信号を合成して放音している。これにより、接近警告音で、車両の接近を歩行者等に告知すると同時に、他車両の接近等も合わせて伝達することができる。
特開2012−218662号公報 特開2013−205478号公報 特開2004−136831号公報 特開2008−162477号公報 特開2011−50184号公報 特開2011−201368号公報
しかしながら、上記した特許文献に記載された発明では、歩行者等に対して、車両の接近を分かりやすく通報することが必ずしも容易でない課題があった。
具体的には、特許文献1に記載された発明では、昼間又は夜間に於いて、増加される部分の周波数成分は予め決定されているので、車両の周囲の状況に応じて通報音を細かく制御することができない課題があった。このような課題は、特許文献2、特許文献3、特許文献4および特許文献5に記載された発明に関しても、同様であった。
また、特許文献6に記載された発明では、周囲の状況に応じて変調された変調信号を含む接近警告音を外部に放音しているが、この変調信号は周囲情報を示すものであり、車両の接近を分かりやすくするためのものではない。よって、特許文献6に記載された発明では、接近警告音の分かりやすさを向上させることは困難であった。
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、周囲の環境が変化したとしても、車両の接近を歩行者等に分かりやすく通報することを可能とする車両接近通報装置を提供することにある。
本発明は、車両の接近を周囲に通報するための通報音を出力する車両接近通報装置であり、通常の通報音である第1通報音を示す第1通報音信号と、前記第1通報音に付加される特定の周波数帯域の付加音を示す付加音信号と、を記憶する記憶手段と、所定の条件が満たされた時に、前記第1通報音信号に付加される、前記付加音信号の発音音圧および発音時間を決定する付加音決定手段と、決定された前記発音音圧および前記発音時間に基いて、前記第1通報音信号に前記付加音信号を付加することで、第2通報音信号を生成する混合手段と、前記第2通報音信号に基づく第2通報音を発音する通報手段と、前記車両の外部の状態を検知する車外状態検知手段と、を具備し、前記車外状態検知手段は前記車両の前方を撮影するカメラを含み、前記通報手段は、通常の状況では前記第1通報音を発音する一方、前記カメラが前記車両の前方に人が存在することを検知したら、前記第2通報音を発音し、前記車外状態検知手段が、車外の状況が昼間であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音音圧を大きくし、前記車外状態検知手段が、車外の状況が夜間であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音音圧を小さくすることを特徴とする。

更に本発明の車両接近通報装置は、前記第1通報音信号は、低周波数側で音圧が大きくなる第1周波数成分と、高周波数側で音圧が大きくなる第2周波数成分と、を含み、前記付加音信号は、前記第2周波数成分と重畳する周波数成分を含むことを特徴とする。
更に本発明の車両接近通報装置は、前記混合手段で生成された前記第2通報音信号は、増幅手段にて増幅された後に、前記通報手段に入力されることを特徴とする。
更に本発明の車両接近通報装置は、前記車両の状態を検知する車両状態検知手段を、更に具備し、前記車両状態検知手段が、前記車両が後退していることを検知したときは、前記通報手段は、前記第1通報音と、前記第2通報音とを交互に発音することを特徴とする。
更に本発明の車両接近通報装置は、前記車外状態検知手段が、車外の状況が市街地であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音時間を長くし、前記車外状態検知手段が、車外の状況が郊外であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音時間を短くする、ことを特徴とする。
更に本発明の車両接近通報装置は、前記付加音決定手段は、前記車両を運転する運転者の操作に応じて、前記第1通報音信号に付加される前記付加音信号の発音音圧および発音時間を決定することを特徴とする。
更に本発明の車両接近通報装置は、前記車両の車速と、前記付加音信号の発音音圧とが、正の相関関係を有することを特徴とする。
本発明は、車両の接近を周囲に通報するための通報音を出力する車両接近通報装置であり、通常の通報音である第1通報音を示す第1通報音信号と、前記第1通報音に付加される特定の周波数帯域の付加音を示す付加音信号と、を記憶する記憶手段と、所定の条件が満たされた時に、前記第1通報音信号に付加される、前記付加音信号の発音音圧および発音時間を決定する付加音決定手段と、決定された前記発音音圧および前記発音時間に基いて、前記第1通報音信号に前記付加音信号を付加することで、第2通報音信号を生成する混合手段と、前記第2通報音信号に基づく第2通報音を発音する通報手段と、前記車両の外部の状態を検知する車外状態検知手段と、を具備し、前記車外状態検知手段は前記車両の前方を撮影するカメラを含み、前記通報手段は、通常の状況では前記第1通報音を発音する一方、前記カメラが前記車両の前方に人が存在することを検知したら、前記第2通報音を発音し、前記車外状態検知手段が、車外の状況が昼間であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音音圧を大きくし、前記車外状態検知手段が、車外の状況が夜間であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音音圧を小さくすることを特徴とする。従って、車両自体または車両外部の状況に応じて、第1通報音に付加される付加音の発音音圧および発音時間を決定して第2通報音を生成しているので、その状況に応じて歩行者等に認知されやすい第2通報音を発音することができる。更には、付加音を付加することにより生成される第2通報音を、車外の状況に応じた適切な音とすることができる。また、付加音を付加することにより生成される第2通報音を、昼間は認知されやすくし、且つ、夜間は静かにすることができる。

更に本発明の車両接近通報装置によれば、前記第1通報音信号は、低周波数側で音圧が大きくなる第1周波数成分と、高周波数側で音圧が大きくなる第2周波数成分と、を含み、前記付加音信号は、前記第2周波数成分と重畳する周波数成分を含む。従って、付加音が比較的高い周波数成分を有しているので、付加音を付加することで生成される第2通報音が歩行者等により認知されやすくなる。
更に本発明の車両接近通報装置によれば、前記混合手段で生成された前記第2通報音信号は、増幅手段にて増幅された後に、前記通報手段に入力される。従って、付加音が合成された後の第2通報音を増幅させて発音しているため、ノイズの発生が少なく、違和感が少ない通報音となる。
更に本発明の車両接近通報装置によれば、前記車両の状態を検知する車両状態検知手段を、更に具備し、前記車両状態検知手段が、前記車両が後退していることを検知したときは、前記通報手段は、前記第1通報音と、前記第2通報音とを交互に発音する。従って、通報音が断続音のように聞こえるので、歩行者は、車両が後退していることを認知することができる。
更に本発明の車両接近通報装置によれば、前記車外状態検知手段が、車外の状況が市街地であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音時間を長くし、前記車外状態検知手段が、車外の状況が郊外であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音時間を短くする。従って、付加音を付加することにより生成される第2通報音を、市街地では認知されやすくし、且つ、郊外で静かにすることができる。
更に本発明の車両接近通報装置によれば、前記付加音決定手段は、前記車両を運転する運転者の操作に応じて、前記第1通報音信号に付加される前記付加音信号の発音音圧および発音時間を決定する。従って、車両の接近に気づいていない歩行者等に対して、より確実に第2通報音を認知させることができる。
更に本発明の車両接近通報装置によれば、前記車両の車速と、前記付加音信号の発音音圧とが、正の相関関係を有する。従って、車両が比較的高速で移動していることを、周囲の歩行者等に対して通報することができる。
本発明の車両接近通報装置を示す図であり、(A)は車両を示す側面図であり、(B)は車両接近通報装置を示すブロック図である。 本発明の車両接近通報装置を示す図であり、(A)から(C)は各音源の音圧を示すグラフである。 本発明の車両接近通報装置を示す図であり、(A)は発音される通報音を示すタイミングチャートであり、(B)は付加音信号を示すグラフであり、(C)および(D)は付加音信号の特性を示すグラフである。 本発明の車両接近通報装置を示す図であり、通報の手順を示すフローチャートである。
以下、図を参照して、本形態の車両接近通報装置を説明する。
図1を参照して、本形態の車両接近通報装置12の概略的構成を説明する。図1(A)は車両接近通報装置12が装備された車両10を示す側面図であり、図1(B)は車両接近通報装置12の構成を示すブロック図である。
図1(A)を参照して、本形態の車両接近通報装置12は、例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車または燃料電池車である車両10に備えられる。車両10が電気自動車等である場合、走行時にエンジン音が発生しないので、歩行者や自転車搭乗者等は、車両10の接近に気付き難い。そこで、本形態では、車両接近通報装置12から、通報音を発音させることで、歩行者等に車両10の接近を通報している。
車両接近通報装置12は、カメラ14(車外状態検知手段)と、操作ボタン20と、演算ユニット16と、スピーカー18(通報手段)と、から構成されている。車両接近通報装置12の役割は、車外状況等の条件に応じて、所定の通報音信号を生成し、この通報音信号に基づく通報音を、車外に向けて発音することにある。本形態の車両接近通報装置12が、車両10に装置されることにより、歩行者等は、車両10が接近していることを、より確実に認知することができる。
カメラ14は、例えば、車両10の車室内に於いて、前方上部に取り付けられて前方を向くステレオカメラから構成されている。カメラ14は、フロントガラスを透過して車両の前方を撮影した画像に基づいて、車両とその前方に位置する物体との距離を算出する機能を有する。また、カメラ14から得られた画像を解析することにより、画像内に存在する、歩行者、自転車搭乗者、車両、建物、道路、等を認識することが出来る。
操作ボタン20は、運転席の近傍(例えばインスツルメントパネル)に配置された、例えば押しボタン式のボタンである。本形態では、運転者が操作ボタン20を押圧することで、スピーカー18から所定の通報音が所定時間に渡り発音される。係る操作に関しては、図4等を参照して後述する。
演算ユニット16は、上記したカメラ14や操作ボタン20から入力される情報に基いて、所定の演算処理を行い、演算処理により生成した通報音を示す通報音信号を、スピーカー18に出力する機能を有する。演算ユニット16としては、所定の記憶回路と演算回路とを備えたマイコン(ECU(Electronic Control Unit))が採用される。
スピーカー18は、車両10の前端付近に備えられており、車両10が接近していることを知らせる通報音を発音する機能を有する。
図1(B)を参照して、車両接近通報装置12は、上記した、操作ボタン20、カメラ14、演算ユニット16およびスピーカー18に加えて、車両状態検出部22(車両状態検知手段)を備えている。車両接近通報装置12を構成する各部位は、ハーネス等の接続手段を経由して、電気的に相互に接続されている。車両状態検出部22、操作ボタン20およびカメラ14は、演算ユニット16の入力側端子と接続される。スピーカー18は演算ユニット16の出力側端子と接続される。
車両状態検出部22は、車両10自体の状態を検出する部位である。具体的には、車両状態検出部22は、車両10の車速、ギアシフト位置、エンジン油圧、ブレーキスイッチおよびテールランプ等の稼働状況を検出し、その稼働状況を示す電気信号を演算ユニット16に出力する。
車両10の車速は、通報音を通報するべき車速であるか否かの判断に用いられる。
ギアシフト位置は、車両10の走行状態が、停止状態(パーキング状態)、前進状態(ドライブ状態)、後進状態(リバース状態)であるかの判断に用いられる。
エンジン油圧は、車両10が走行中であるか否かを示し、エンジン油圧が一定以上であればエンジンが回転中であると判断され、エンジン油圧が一定未満であればエンジンは停止していると判断される。
ブレーキスイッチは、車両10が走行中であるか否かの判断に用いられる。ブレーキスイッチがオン状態のままであればブレーキが作動していると判断され、ブレーキスイッチがオフ状態のままであればブレーキは作動していないと判断される。
テールランプは、車外の状況が昼間であるか夜間であるかの判断に用いられ、テールランプがオフ状態であれば車外の状況が昼間であると判断され、テールランプがオン状態であれば車外の状況が夜間であると判断される。
操作ボタン20は、車両10の接近を歩行者等に知らしめるために、運転者が強制的に通報音を発音するべきと判断した際に、操作する部位である。運転者が操作ボタン20を押圧したら、その旨を示す電気信号が演算ユニット16に入力される。
カメラ14は、車両10の前方を撮影することで画像データを得る。本形態では、得られた画像データに対して画像処理を施すことにより、車両10の前方周囲に歩行者や自転車等が有るか否かの判断を行う。また、ステレオカメラであるカメラ14から得られた画像データを処理することで、車両10とその前方に存在する歩行者等との距離を算出することも出来る。カメラ14で得られた画像に基づく情報は、演算ユニット16に入力される。
演算ユニット16は、車体環境演算部24、発音制御部26および発音出力部38から構成されている。
車体環境演算部24は、上記した、車両状態検出部22、操作ボタン20およびカメラ14からの出力を受けて所定の演算処理を行うことで、車両10自体およびその周囲の環境に関する情報処理を行う部位である。車両状態検出部22の演算結果は発音制御部26に入力される。
発音制御部26は、車体環境演算部24から入力される情報に基いて、通報音信号を生成する部位である。発音制御部26は、発音条件演算部28と、第1記憶部30と、第2記憶部32と、付加音決定部34と、ミキサー36と、を有している。
発音条件演算部28は、車体環境演算部24から入力される情報に基いて、付加音信号の発音音圧および発音時間を決定するための演算を行う。ここで考慮される情報としては、車速、モータの駆動力で走行しているか否か、車両10が前進状態であるか後進状態であるか、車外の状況が昼間であるか夜間であるか、前方の車線内に歩行者等が存在するか否か、車外が市街地であるか郊外であるか、道路幅、道路脇の建物の数、操作ボタン20の操作状況、等が含まれる。
第1記憶部30(記憶手段)は、通常の通報音である第1通報音信号が保存されている。第1通報音信号としては、例えば擬似エンジン音が採用される。ここで、第1通報音信号とは、車両10の前方に歩行者等が存在しない場合に、モータで駆動される車両10の存在を周囲に通報するために、発音される音である。
第2記憶部32(記憶手段)は、上記した第1通報音信号に付加される付加音信号が保存されている。付加音信号の周波数帯域としては、例えば、歩行者等に認知されやすい2KHzが採用される。
付加音決定部34(付加音決定手段)は、発音条件演算部28により演算された条件に基いて、第1通報音信号に付加される付加音信号の発音音圧および発音時間を決定している。
ミキサー36(混合手段)は、必要に応じて、第1記憶部30に記憶された第1通報音信号に対して、第2記憶部32に記憶された付加音信号を付与する。具体的には、車両10の前方に歩行者等が存在しなければ、ミキサー36は、第1通報音信号に対して、付加音信号を付与しない。一方、車両10の前方に歩行者等が存在する等の場合は、ミキサー36は、第1通報音信号に対して、付加音信号を付与し、第2通報音信号を生成する。その際、付加される付加音信号の発音音量および発音時間は付加音決定部34により決定される。本形態では、アンプである発音出力部38の前段にて、リアルタイムに、第1通報音信号に付加音信号を付与することで第2通報音信号を生成しているので、発音される通報音にノイズが発生することが抑止されている。
発音出力部38(増幅手段)は、ミキサー36で生成された通報音信号を増幅する機能を有する。増幅された通報音信号はスピーカー18に入力され、スピーカー18は通報音信号に基づく通報音を車外に向けて発音する。本形態では、後述するように、車両10の前方に歩行者等が存在するときには、第1通報音と第2通報音とを相互に発音している。
図2を参照して、次に、上記した第1通報音信号、付加音信号および第2通報音信号を説明する。図2(A)は第1通報音信号を示すグラフであり、図2(B)は付加音信号を示すグラフであり、図2(C)は第2通報音信号を示すグラフである。これらのグラフにて、横軸は周波数を示し、縦軸は音圧を示す。
図2(A)を参照して、車両10の前方に歩行者等が存在しない状況にて発せられる第1通報音信号は、2つの周波数帯域において音圧が大きくなっている。具体的には、第1通報音信号は、低周波側で音圧が大きくなる第1周波数成分40と、高周波側(2KHz付近)で音圧が大きくなる第2周波数成分42と、を有している。低周波側の第1周波数成分40を有していることで、第1通報音信号は、聴力が弱い高齢者等に対して認知されやすく成る。また、高周波側の第2周波数成分42を有していることで、第2通報音信号は、若齢者に対して認知されやすく成る。
図2(B)を参照して、上記した第1通報音信号に対して適宜付与される付加音信号は、2KHz付近の周波数成分から構成されている。即ち、付加音信号の周波数帯域は、図2(A)に示す第1通報音信号の第2周波数成分42の周波数帯域と、重畳している。
図2(C)に、上記した第1通報音信号に付加音信号を付加することで生成された第2通報音信号を示す。この図に示す第2通報音信号は、上記した第1通報音信号と同様に、低周波側で音圧が大きくなる第1周波数成分44と、高周波側で音圧が大きくなる第2周波数成分46と、を有している。第2通報音信号の第2周波数成分46は、上記した付加音信号が付加されることにより、第1通報音信号の第2周波数成分42よりも、音圧が大きくなっている。これにより、第2通報音信号は、第1通報音信号よりも、歩行者等から認知されやすい音となっている。本形態では、第1通報音と第2通報音とを相互にスピーカー18から発音している。
図3を参照して、本形態に於ける通報方法を更に説明する。図3(A)は通報音の発音パターンを示すチャートであり、図3(B)は付加音信号を示すグラフであり、図3(C)は車速と付加音信号の発音音圧との関係を示すグラフであり、図3(D)は歩行者等との距離と付加音信号の発音時間との関係を示すグラフである。
図3(A)を参照して、本形態では、歩行者等が車両前方に存在する場合、第1通報音を発音する第1期間と、第2通報音を発音する第2期間とを繰り返している。ここで、第1期間の長さD1は例えば500ms〜1sであり、第2期間の長さD2は例えば500ms〜1sである。このように、第1通報音と第2通報音とを繰り返して発音することで、車両10の周囲に存在する歩行者等が、通報音を認知しやすく成る。また、車両10が後進している場合には、通報音が断続音のように聞こえ、その通報音を聞いた歩行者等は、車両10の後進を認知することが出来る。
図3(C)を参照して、本形態では、車速が早くなるに従い、付加音信号の音圧を高くしている。即ち、両者は正の相関関係を有している。よって、車速に応じて、図3(B)に示す付加音信号の音圧が高くなる。このようにすることで、車速が速い車両10の接近を、より確実に歩行者等に通報することができるので、車両10と歩行者等との接触を防止する効果が大きくなる。
更に本形態では、付加される付加音信号の音圧を、昼間と夜間とで異ならせている。ここでは、付加音信号の音圧は、昼間(実線)のほうが夜間(点線)よりも大きい。即ち、付加音信号が付加されることで生成される第2通報音信号の音圧は、昼間の方が夜間よりも大きい。昼間に於ける第2通報音信号を比較的大きくすることで、外界の騒音が大きい昼間であっても、第2通報音が歩行者等により認知されやすく成る。
図3(D)を参照して、本形態では、歩行者等との距離に応じて図3(A)に示した発音サイクルを可変としている。ここでは、歩行者等との距離が長くなるに従い、第2通報音が発音される期間D2(図3(A))の時間を長くしている。また、第1通報音が発音される期間D1は、例えば1sに固定されている。このようにすることで、歩行者等に対して、通報音が徐々に変化するように聞こえ(例えば、通報音から警報音のように聞こえ)、車両10の存在をより確実に通報することができる。
更に本形態では、第2通報音の発音時間は、市街地(実線)の方が郊外(点線)よりも長くされている。これにより、騒音が大きい市街地においては通報音が歩行者等に認知されやすくなり、騒音が少ない郊外においては通報音が大きくなりすぎることが抑制される。
図4に基いて、上記した各図も参照しつつ、上記した構成を有する車両接近通報装置12を用いて通報を行う方法を説明する。ここで、付加音の条件を決定する以下の演算は、図1(B)に示す発音制御部26により行われる。
先ず、車両10の車速が所定以下であるか否かを判断する(ステップS11)。ここで、所定の速度とは、例えば、30km/hr以下または20km/hr以下程度の低速である。ハイブリッド自動車等が低速にて走行している場合、その周囲の歩行者等は、車両10の接近に気づき難いので、本形態では以下に述べるように、車両10の存在を通報する通報音を発音している。車速が一定以下であれば、ステップS12に移行し(ステップS11のYES)、車速が一定速度よりも早ければ(ステップS11のNO)以下のステップに移行せず、通報音を発音しない(ステップS14)。
次に、車両10がモータ走行中であるか否かを判断し(ステップS12)、モータ走行中であれば(ステップS12のYES)ステップS15に移行する。一方、モータ走行中でなければ(ステップS12のNO)、回転するエンジンから発生するエンジン音により、歩行者等は車両の存在を認知できるので、以下のステップに移行しない(ステップS14)。
ステップS15では、ギアの位置を判断する。ギアの位置がP(停車位置)であれば、車両10が移動しないので、歩行者等と接触する危険性が無く、以下のステップに移行しない(ステップS16)。ギアの位置がD(前進)等であれば、車両10が走行しているので、通報音を発音するためにステップS18に移行する。
一方、ギアの位置がR(後進)であれば、車両10が後進していることを周囲に通報するために、後進を示す通報音を発音する。具体的には、図3(A)に示したように、第1通報音と第2通報音とを、繰り返し発音する。これにより、通報音が断続的に聞こえるので、この音により歩行者等は車両10が後進していることを認知することができる。
ステップS18では、車両10の前方に歩行者等が存在するか否かの判断を行う。この判断は、図1(A)に示すカメラ14により得られる画像データを用いて行う。車両10の前方に歩行者等が存在しなければ(ステップS18のNO)、通常の第1通報音を発音する(ステップS19)。ここで、第1通報音とは、図2(A)に示した波形を有する通報音である。
一方、車両10の前方に歩行者等が存在したら(ステップS18のYES)、第1通報音よりも歩行者等に認知されやすい第2通報音を発音するために、以下のステップに移行する。
ステップS20では、昼間か否かの判断を行い(ステップS20)、昼間であれば(ステップS20のYES)車速に基づく付加音信号の発音音圧を大きくするHiモードとする(ステップS21)(図3(C)に示す実線)。一方、夜間であれば(ステップS20のNO)、車速に基づく付加音信号の発音音圧を小さくするLoモードとする(ステップS22)(図3(C)に示す点線)。ここで、昼間か否かの判断は、ライトの点灯状況や上記した画像データを用いて行うことが出来る。
ステップS21にてHiモードが選択された場合、車両10が走行する道路が市街地に有るか否かを判断する(ステップS23)。市街地であるか否かの判断は、カメラ14にて撮影した画像データに基いて行われ、交通量が一定以上の場合や、周囲に存在する建物の数が一定以上の場合に、市街地と判断される。一方、交通量が一定未満の場合や、周囲に存在する建物の数が一定未満の場合は、郊外と判断される。
車両10が走行する道路が市街地にある場合は(ステップS23のYES)、車速に基づく付加音信号の発音時間を比較的長くする(ステップS24)(Longモード)。具体的には、図3(D)に実線で示す発音時間が採用される。
その後、ステップS26では、上記した条件に基づく通報音をスピーカー18(図1(A))から外部に向けて発音する。このステップで発音される通報音は、第2通報音の発音時間が長く、且つ、第2通報音の発音音圧が高い状態である。一般に、車外の状態が昼間の市街地であると、騒音が比較的多いので、モータ駆動の車両10は歩行者等に認知され難い環境にある。本ステップでは、第2通報音の発音時間を長くし、且つ、その発音音圧を高くすることで、車両10の接近を歩行者等に分かりやすく通報している。
一方、車外の環境が郊外である場合は(ステップS23のNO)、車速に基づく付加音源の発音時間を比較的短くする(ステップS25)(Shortモード)。具体的には、図3(D)に点線で示す発音時間が採用される。
その後、ステップS27では、上記した条件に基づく通報音をスピーカー18(図1(A))から外部に向けて発音する。このステップで発音される通報音は、第2通報音の発音時間が短く、且つ、第2通報音の発音音圧が高い状態である。本ステップで発音される通報音は、ステップ26にて発音される通報音よりも、若干静かに聞こえる。よって、通報音が郊外にて過度に大きく聞こえることが抑制される。
ステップS22にて発音音圧が低いLoモードが採用された場合、車外の状況が市街地であるか否かの判断を行う(ステップS28)。この判断手法は、上記したステップS23と同様である。
車両10が走行する道路が市街地にある場合は(ステップS28のYES)、車速に基づく付加音信号の発音時間を比較的長くする(ステップS29)(Longモード)。その後、ステップS31では、上記した条件に基づく通報音をスピーカー18(図1(A))から外部に向けて発音する。このステップで発音される通報音は、第2通報音の発音時間が長く、且つ、第2通報音の発音音圧が低い状態である。本ステップでの通報音は、ステップ27よりも若干静かに聞こえる。よって、夜間において通報音が過度に大きく聞こえることが抑制される。
一方、車外の環境が郊外である場合は(ステップS28のNO)、車速に基づく付加音源の発音時間を比較的短くする(ステップS30)(Shortモード)。その後、ステップS32では、上記した条件に基づく通報音をスピーカー18(図1(A))から外部に向けて発音する。このステップで発音される通報音は、第2通報音の発音時間が短く、且つ、第2通報音の発音音圧が低い状態である。本ステップで発音される通報音は、ステップ31にて発音される通報音よりも、若干静かに聞こえる。よって、本ステップでの通報音は、夜間の郊外に於いて適切な大きさとなるように調整されている。
上記のように本形態では、歩行者を前方に確認した場合、通常の第1通報音よりも初音音圧が大きい第2通報音を発音している。更に、車外の状況に応じて、第2通報音の発音音圧および発音時間を調整している。よって、歩行者等に対して適切に車両10の接近を通知出来るとともに、通報音が過度に大きく聞こえることが抑止されている。
図4(B)を参照して、運転者の操作により通報を行う方法を説明する。車両10の進行方向に存在する歩行者等に、自車の存在を知らしめたい場合、運転者は操作ボタン20(図1(A))を押下する(ステップ50のYES)。そうすると、一定時間(例えば数十秒間)、スピーカー18(図1(A))から、強制的に通報音が発音され、これにより歩行者等は車両10の存在を認知することが出来る。本ステップで発音される通報音は、第2通報音の発音音圧は高く、且つ、その発音時間は長い。即ち、本ステップで発音される通報音は、上記したステップS26で発音される通報音に類似している。
尚、このような発音は、操作ボタン20が操作された場合のみに発音され、操作ボタン20が押下されない限りは発音されない(ステップS52)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。
10 車両
12 車両接近通報装置
14 カメラ
16 演算ユニット
18 スピーカー
20 操作ボタン
22 車両状態検出部
24 車体環境演算部
26 発音制御部
28 発音条件演算部
30 第1記憶部
32 第2記憶部
34 付加音決定部
36 ミキサー
38 発音出力部
40 第1周波数成分
42 第2周波数成分
44 第1周波数成分
46 第2周波数成分

Claims (7)

  1. 車両の接近を周囲に通報するための通報音を出力する車両接近通報装置であり、
    通常の通報音である第1通報音を示す第1通報音信号と、前記第1通報音に付加される特定の周波数帯域の付加音を示す付加音信号と、を記憶する記憶手段と、
    所定の条件が満たされた時に、前記第1通報音信号に付加される、前記付加音信号の発音音圧および発音時間を決定する付加音決定手段と、
    決定された前記発音音圧および前記発音時間に基いて、前記第1通報音信号に前記付加音信号を付加することで、第2通報音信号を生成する混合手段と、
    前記第2通報音信号に基づく第2通報音を発音する通報手段と、
    前記車両の外部の状態を検知する車外状態検知手段と、を具備し、
    前記車外状態検知手段は前記車両の前方を撮影するカメラを含み、
    前記通報手段は、通常の状況では前記第1通報音を発音する一方、前記カメラが前記車両の前方に人が存在することを検知したら、前記第2通報音を発音し、
    前記車外状態検知手段が、車外の状況が昼間であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の前記発音音圧を大きくし、前記車外状態検知手段が、車外の状況が夜間であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の前記発音音圧を小さくすることを特徴とする車両接近通報装置。
  2. 前記第1通報音信号は、低周波数側で音圧が大きくなる第1周波数成分と、高周波数側で音圧が大きくなる第2周波数成分と、を含み、
    前記付加音信号は、前記第2周波数成分と重畳する周波数成分を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両接近通報装置。
  3. 前記混合手段で生成された前記第2通報音信号は、増幅手段にて増幅された後に、前記通報手段に入力されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両接近通報装置。
  4. 前記車両の状態を検知する車両状態検知手段を、更に具備し、
    前記車両状態検知手段が、前記車両が後退していることを検知したときは、前記通報手段は、前記第1通報音と、前記第2通報音とを交互に発音することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の車両接近通報装置。
  5. 前記車外状態検知手段が、車外の状況が市街地であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音時間を長くし、
    前記車外状態検知手段が、車外の状況が郊外であることを検知したら、前記付加音決定手段は、前記付加音信号の発音時間を短くすることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の車両接近通報装置。
  6. 前記付加音決定手段は、前記車両を運転する運転者の操作に応じて、前記第1通報音信号に付加される前記付加音信号の前記発音音圧および前記発音時間を決定することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の車両接近通報装置。
  7. 前記車両の車速と、前記付加音信号の前記発音音圧とが、正の相関関係を有することを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の車両接近通報装置。
JP2015062535A 2015-03-25 2015-03-25 車両接近通報装置 Active JP6525658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015062535A JP6525658B2 (ja) 2015-03-25 2015-03-25 車両接近通報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015062535A JP6525658B2 (ja) 2015-03-25 2015-03-25 車両接近通報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016179802A JP2016179802A (ja) 2016-10-13
JP6525658B2 true JP6525658B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=57131393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015062535A Active JP6525658B2 (ja) 2015-03-25 2015-03-25 車両接近通報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6525658B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108732248B (zh) * 2017-04-25 2020-08-25 江铃汽车股份有限公司 一种车身对发动机噪声隔声能力测试方法
JP6967952B2 (ja) * 2017-11-30 2021-11-17 ダイハツ工業株式会社 通報音発生システム
JP2019177806A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 三菱自動車工業株式会社 警報装置
JP7108973B2 (ja) * 2018-05-10 2022-07-29 スズキ株式会社 車両接近通報装置
JP7286378B2 (ja) * 2018-12-13 2023-06-05 ラピスセミコンダクタ株式会社 音出力装置及び音出力システム
WO2021021568A1 (en) * 2019-07-26 2021-02-04 Federal Signal Corporation Self-adapting variable loudness and/or variable sound pattern emergency vehicle siren system with optional collision warning
CN111833889B (zh) * 2020-06-08 2024-03-29 清华大学苏州汽车研究院(相城) 一种电动车行人警示音的多轨混音方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343360A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Anden 低騒音車両用警報装置
JP2009040318A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toyota Motor Corp 車両接近告知装置
JP5560902B2 (ja) * 2010-05-24 2014-07-30 日産自動車株式会社 車両の警報音発生装置
JPWO2012095985A1 (ja) * 2011-01-14 2014-06-09 三菱電機株式会社 電動車両の報知音発生装置
JP2012171406A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Yamaha Corp 報知音生成装置及び車両接近報知装置
JP5592458B2 (ja) * 2012-11-02 2014-09-17 株式会社日本ロック 電気自動車等の接近警報装置用音量調整装置
JP6083347B2 (ja) * 2013-07-30 2017-02-22 アンデン株式会社 車両接近通報装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016179802A (ja) 2016-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6525658B2 (ja) 車両接近通報装置
CN107018467B (zh) 用于车辆的外部声音合成的系统和方法
CN102791523B (zh) 车辆通知声音发出设备
JP2008273251A (ja) 車両の警報装置
US8710974B2 (en) Sound producing apparatus for vehicle
EP2534005B1 (en) Vehicle notification sound emitting apparatus
JP2005343360A (ja) 低騒音車両用警報装置
WO2017014035A1 (ja) 自動車接近警告システム
CN102753390B (zh) 车辆通知声音发出设备
RU2530177C2 (ru) Установка для излучения звуков оповещения транспортного средства
JP5382155B2 (ja) 警報装置およびその方法
JP2008062666A (ja) 車両用警報装置
JP2007320472A (ja) 自動車警告音発生装置
JP2008149917A (ja) 車両用周囲音報知装置
JP5050720B2 (ja) 警報装置およびその方法
JP2010231337A (ja) 車両の車線逸脱警報装置
JP2010186227A (ja) 警報装置
CN107097717B (zh) 喇叭装置、其控制方法及应用其的汽车
JP5782793B2 (ja) 車載機器制御装置
JP5549807B2 (ja) 車両用発音装置
JP4873255B2 (ja) 車両用報知システム
GB2514267A (en) Smart Honking
JP2008001124A (ja) 車載用発音装置
JP5704022B2 (ja) 車両接近通報装置
JP5682294B2 (ja) 車両の警報音発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6525658

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250