JP2010186227A - 警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】警報に対する慣れが生じ難く、且つ警報効果を上げることができる警報装置を提供する。
【解決手段】自車両と障害物との接触可能性を判定する接触可能性判定部11を備え、複数の異なる警報レベルを有し、警報レベルは接触可能性判定部11により判定された接触可能性の程度に応じて設定され、制御装置10は、警報レベルに応じてスピーカー4およびヘッドアップディスプレイ5を作動させ、警報レベルが所定のレベルにあるときにはスピーカー4およびヘッドアップディスプレイ5を同期して断続的に作動させ、警報レベルが前記所定のレベルよりも高い警報レベルにあるときには、スピーカー4およびヘッドアップディスプレイ5とを位相差を設けて断続的に作動させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両等に搭載される警報装置に関するものである。
車両などでは、種々の警報出力によって乗員に注意を喚起している。また、警報効果を上げるために、警報音の出力など聴覚的な警報と表示装置によるアイコン点滅表示など視覚的な警報を組み合わせることも行われている。
例えば、シートベルトの非着用に対する警報を行う警報装置、所謂シートベルトリマインダには、非着用が検出された際に、所定車速を越えると視覚的警報手段としてのランプを点滅させ、さらに所定時間が経過するとランプに同期させて聴覚的警報手段としてスピーカーから警報音を出力するものがある(例えば、特許文献1参照)。
図7は、従来のこの種のシートベルトリマインダにおける警報音とランプの作動タイミングを示すタイムチャートであり、警報音の出力とランプの点滅とを所定の周期で同期して作動させており、これは1回目の警報群、2回目の警報群、3回目の警報群のいずれにおいても同様である。
また、警報には複数の異なる警報レベルを有し、警報レベルに応じて警報の周期を変えるものもある。例えば、自車両と障害物との接触可能がある場合に接触するまでの時間(以下、接触時間という)に基づいて警報レベルを設定し、接触時間が短くなるほど高い警報レベルに設定し、警報レベルに応じて警報音の出力および表示装置による警報表示の周期を変更するものがある。
図6は、従来のこの種の接触可能性の警報を行う警報装置における警報音と警報表示の作動タイミングを示すタイムチャートであり、警報レベルが高くなるほど、警報音の出力と警報表示の作動周期を短くするとともに、1回当たりの連続作動時間も短くすることにより、緊急度を認識させる。
特開2003−327078号公報
しかしながら、従来の聴覚的警報と視覚的警報を組み合わせた警報装置においては、聴覚的警報と視覚的警報の作動を常に同期して実行しているため、乗員が警報に対して慣れ易く、警報効果が薄れるという課題がある。
また、警報効果を上げるには、単純に、警報音の音圧を強くしたり、ランプの輝度を上げたり、表示のコントラストを強くすることも考えられているが、そのようにすると警報の初期や誤警報時に煩わしさが非常に強くなるという不具合がある。また、デバイスの制限により、そのような変更ができない場合もある。
そこで、この発明は、警報に対する慣れが生じ難く、且つ警報効果を上げることができる警報装置を提供するものである。
この発明に係る警報装置では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、警報を行うべき状態が継続して検出されている間、視覚的警報手段(例えば、後述する実施例におけるシートベルト非装着警告灯8)および聴覚的警報手段(例えば、後述する実施例におけるスピーカー7)を同期して断続的に作動させる制御手段(例えば、後述する実施例における制御装置15)を備える警報装置(例えば、後述する実施例における警報装置1B)において、前記制御手段は、前記両警報手段の作動回数が所定回数に達すると、前記視覚的警報手段および前記聴覚的警報手段の同期制御を終了して、前記視覚的警報手段と前記聴覚的警報手段とを位相差を設けて断続的に作動させることを特徴とする警報装置である。
このように構成することにより、警報手段の作動回数が所定回数に達した後は視覚的警報手段と聴覚的警報手段とが位相差を有して作動するので、違和感が強まる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、前記両警報手段の作動回数の増加に伴って前記位相差を増大させることを特徴とする。
このように構成することにより、警報手段の作動回数が増加するほど違和感を強めることができる。
請求項3に係る発明は、複数の異なる警報レベルを有し、該警報レベルに応じて視覚的警報手段(例えば、後述する実施例におけるヘッドアップディスプレイ装置5)および聴覚的警報手段(例えば、後述する実施例におけるスピーカー4)を作動させ、前記警報レベルが所定のレベルにあるときには前記視覚的警報手段および前記聴覚的警報手段を同期して断続的に作動させる制御手段(例えば、後述する実施例における制御装置10)を備える警報装置(例えば、後述する実施例における警報装置1A)において、前記制御手段は、前記警報レベルが前記所定のレベルよりも高い警報レベルにあるときには、前記視覚的警報手段と前記聴覚的警報手段とを位相差を設けて断続的に作動させることを特徴とする警報装置である。
このように構成することにより、警報レベルが所定のレベルよりも高くなると、視覚的警報手段と聴覚的警報手段とが位相差を有して作動するので、違和感が強まる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の発明において、自車両と障害物との接触可能性を判定する接触可能性判定手段(例えば、後述する実施例における接触可能性判定部11)を備え、前記警報レベルは前記接触可能性判定手段により判定された接触可能性の程度に応じて設定され、前記制御手段は、前記警報レベルが高くなるほど前記位相差を増大させることを特徴とする。
このように構成することにより、警報レベルが高くなるほど違和感を強めることができる。
請求項1に係る発明によれば、警報手段の作動回数が所定回数に達した後は違和感の強い警報に変更されるので、警報に対する慣れが生じにくく、効果的に警報を行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、警報手段の作動回数が増加するほど違和感を強めて、警報を強調することができるので、効果的に警報を行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、警報レベルが所定のレベルよりも高いときには違和感の強い警報を行うことができるので、警報に対する慣れを生じにくくすることができるとともに、警報を強調すべき度合いに応じて効果的に行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、警報レベルが高くなるほど違和感を強めて、警報を強調することができるので、接触可能性に対する緊急度をより認識し易くすることができる。
この発明に係る警報装置の実施例1における構成図である。 実施例1において運転席からフロントガラス越しに見たときのフラッシュ発光像の表示位置を示す図である。 実施例1の警報装置において、前方障害物との接触可能性に対する警報レベルと、警報音および虚像表示の出力パターンを示す図である。 この発明に係る警報装置の実施例2における構成図である。 実施例2の警報装置であるシートベルトリマインダにおける警報音および警告灯の出力パターンを示す図である。 従来の警報装置において、前方障害物との接触可能性に対する警報レベルと、警報音および虚像表示の出力パターンを示す図である。 従来のシートベルトリマインダにおける警報音およびランプの出力パターンを示す図である。
以下、この発明に係る警報装置の実施例を図1から図5の図面を参照して説明する。なお、以下の各実施例は車両に搭載された警報装置の態様である。
<実施例1>
初めに、この発明に係る警報装置の実施例1を図1から図3の図面を参照して説明する。実施例1における警報装置は、自車両が前方の障害物と接触する可能性がある場合に乗員に注意を喚起するための警報装置である。
図1は、実施例1における警報装置1Aの構成図であり、警報装置1Aは、車両前方の障害物を検知するレーダ2と、車両状態センサ3と、聴覚的警報手段としてのスピーカー4と、視覚的警報手段としてのヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUDと略す)5と、制御装置(制御手段)10とを備えている。
レーダ2は、自車両の進行方向前方の所定角度の走査領域に向けてレーザ光やミリ波等の電磁波を発信し、該電磁波が物体(例えば、車両や歩行者等)で反射した反射波を受信することにより該物体を検知し、物体と自車両との相対距離、物体と自車両との相対速度、物体の大きさ等を検出して、これら検出結果を制御装置10へ出力する。
車両状態センサ3は、自車両の車速を検出する車速センサ、自車両に発生するヨーレートを検出するヨーレートセンサ、自車両の舵角を検出する舵角センサ等から構成され、各センサの出力を制御装置10へ出力する。
制御装置10は、接触可能性判定部(接触可能性判定手段)11と、警報制御部(警報制御手段)12とを備えている。
接触可能性判定部11は、車両状態センサ3から入力した各種信号に基づいて自車両の走行軌跡を推定するとともに、レーダ2の出力に基づいてレーダ2により検出された物体が自車両から所定距離以内において自車両の推定走行軌跡上に存在するか否かを判定し、存在する場合には自車両が該物体(前方障害物)と接触する可能性があるので、接触可能性ありの判定信号を警報制御部12へ出力する。
警報制御部12は、接触可能性判定部11から接触可能性ありの判定信号を入力した場合に、自車両が前方障害物に接触するまでの予測時間(以下、衝突予測時間という)を算出し、算出された衝突予測時間に基づいてスピーカー4とHUD5へ制御信号を出力し、作動制御を行う。
スピーカー4は、警報制御部12から入力した制御信号に基づいて車内に警報音を出力して乗員に注意喚起を促す。
HUD5は、警報制御部12から入力した制御信号に基づいて、運転者の前方視野内の予め設定された所定位置にフラッシュ発光による虚像を表示する。図2に示すように、HUD5により表示されるフラッシュ発光像Fは、運転者が車両正面に視線を向けた場合の視線上であってフロントガラス21よりも所定距離前方に認識するように設定されている。つまり、運転者は、メータ22の若干上方においてフロントガラス21を透してフラッシュ発光像Fを認識する。
そして、スピーカー4とHUD5は警報制御部12によって互いに関連して制御され、スピーカー4から出力される警報音とHUD5により表示されるフラッシュ発光像Fが協働して運転者に前方注視を促す。
次に、前方警報制御部12において実行されるスピーカー4とHUD5の作動制御について、図3のタイムチャートを参照して説明する。
前述したように、警報制御部12は、接触可能性判定部11から接触可能性ありの判定信号を入力した場合に衝突予測時間を算出する。そして、算出された衝突予測時間に基づいて警報レベルを設定し、その警報レベルに応じてスピーカー4とHUD5の作動を制御する。
図3のタイムチャートに示すように、警報レベルは、低い方から順にレベル1,2,3の3段階が設定されている。
<レベル1>
レベル1は警報初期に適用される警報レベルであり、この実施例1では衝突予測時間で4〜2.5秒の範囲において適用される。このレベル1では、スピーカー4による警報音の出力とHUD5によるフラッシュ発光像Fの表示とを同期して断続的に3回作動させる。スピーカー4とHUD5はいずれも1回の作動時間(連続吹鳴時間および連続表示時間)がt1に設定され、作動周期(吹鳴間隔および表示間隔)がT1に設定されている。
<レベル2>
レベル2は警報中期に適用される警報レベルであり、この実施例1では衝突予測時間で2.5〜1.5秒の範囲において適用される。このレベル2では、初めにHUD5が作動せしめられ、若干の時間差を有してスピーカー4が作動せしめられ、この時間差を保持しつつHUD5とスピーカー4が断続的に4回作動せしめられる。
詳述すると、初めにHUD5によるフラッシュ発光像Fの表示を、1回の作動時間(連続表示時間)をt2とし、作動周期(表示間隔)をT2として実行する。そして、レベル2においてHUD5の最初のフラッシュ発光像Fの表示開始からt2よりも短い所定の時間遅れて、スピーカー4による警報音の出力が、1回の作動時間(連続吹鳴時間)をHUD5の1回の作動時間(連続表示時間)と同じt2とし、作動周期(表示間隔)をHUD5の作動周期(吹鳴周期)と同じT2として実行する。すなわち、レベル2では、HUD5とスピーカー4とを一部重複させながら位相差を設けて断続的に作動させる。
なお、レベル2の作動時間t2はレベル1の作動時間t1よりも短く、レベル2の作動周期T2はレベル1の作動周期T1よりも短く設定されている(t1>t2、T1>T2)。
このように、HUD5とスピーカー4とを位相差を設けて断続的に作動させると、乗員は違和感を強く感じるようになり、警報に対する慣れを生じにくくすることができる。また、レベル1とレベル2との相違が明確となり、乗員は違和感が強まるレベル2を認識することで高い警報レベルに移行したことを確実に認識することができる。換言すると、警報を強調すべき度合いに応じて効果的に行うことができる。
<レベル3>
レベル3は、被害軽減を目的として警報終期に適用される警報レベルであり、この実施例1では衝突予測時間で1.5〜0秒の範囲に適用される。このレベル3においては、HUD5とスピーカー4の作動の位相差をレベル2のときよりもさらに増加させて断続的に作動させる。
詳述すると、初めにHUD5によるフラッシュ発光像Fの表示を、1回の作動時間(連続表示時間)をt3とし、作動周期(表示間隔)をT3として実行する。そして、レベル3においてHUD5の最初のフラッシュ発光像Fの表示が終了したときに(すなわち、最初のフラッシュ発光像Fの表示開始から時間t3遅れて)、スピーカー4による警報音の出力を、1回の作動時間(連続吹鳴時間)をHUD5の1回の作動時間(連続表示時間)と同じt3とし、作動周期(吹鳴間隔)をHUD5の作動周期(表示周期)と同じT3として実行する。すなわち、レベル3では、HUD5とスピーカー4とを重複させることなく交互に断続的に作動させる。
なお、レベル3の作動時間t3はレベル2の作動時間t2よりも短く、レベル3の作動周期T3はレベル2の作動周期T2よりも短く設定されている(t2>t3、T2>T3)。
このようにHUD5とスピーカー4の作動の位相差を警報レベルが高いほど増加させると、乗員が感じる違和感を警報レベルが高いほど強めることができる。その結果、乗員は接触可能性に対する緊急度をより認識し易くなる。
なお、前述した実施例1では、警報レベルが高くなるにしたがって、スピーカー4およびHUD5の作動時間tおよび作動周期Tを短くしたが、作動時間tと作動周期Tはいずれの警報レベルでも同じにし、位相差だけを警報レベルの上昇にしたがって大きくしていってもよい。また、警報レベルの数や各警報レベルにおける警報の作動回数は一例であり、警報レベルを4階級以上に設定したり、各警報レベルにおける警報の作動回数を増やすことも可能である。
<実施例2>
次に、この発明に係る警報装置の実施例2を図4、図5の図面を参照して説明する。実施例2における警報装置は、シートベルトの非着用に対する警報を行うシートベルトリマインダとしての態様である。
図4は、実施例2における警報装置1Bの構成図であり、警報装置1Bは、図示しないシートベルトが着用されたときにオンされるシートベルトスイッチ6と、聴覚的警報手段としてのスピーカー7と、視覚的警報手段としてメータの表示部に設けられたシートベルト非着用警告灯(以下、警告灯と略す)8と、制御装置(制御手段)15とを備えている。
シートベルトスイッチ6はシートベルトが着用されたときにオン信号を制御装置15へ出力する。
スピーカー16は車内に警報音を出力して乗員にシートベルトの着用を促し、警告灯8は点滅により乗員にシートベルトの着用を促す。
制御装置15は、シートベルト着用判定部16と、警報制御部17とを備えている。
シートベルト着用判定部16は、所定の条件(例えば、車両のドアが閉、車速が所定値以上等)が満たされている場合にシートベルトスイッチ6からオン信号が入力されているか否かに基づいて、シートベルトが着用されているか否かを判定し、シートベルトが着用されていないと判定されている間、シートベルト非着用の判定信号を警報制御部17へ出力する。
警報制御部17は、シートベルト着用判定部16からシートベルト非着用の判定信号を入力した場合に、警報の作動回数に応じて、スピーカー7とシートベルト非着用警告灯8へ制御信号を出力し、作動制御を行う。
そして、スピーカー7と警告灯8は警報制御部17によって互いに関連して制御され、スピーカー7から出力される警報音と警告灯8の点滅が協働して運転者にシートベルトの着用を促す。
次に、前方警報制御部17において実行されるスピーカー7と警告灯8の作動制御について、図5のタイムチャートを参照して説明する。
図5のタイムチャートに示すように、警報開始からの警報動作の回数に応じて、スピーカー7と警告灯8による警報の形態を異にする。
第1回目の警報動作から第3回目の警報動作(以下、第1の警報群という)では、スピーカー7による警報音の出力と警告灯8による点灯とを同期して断続的に作動させる。スピーカー4と警告灯8はいずれも1回の作動時間(連続吹鳴時間および連続点灯時間)がt4に設定され、作動周期(吹鳴間隔および点灯間隔)がT4に設定されている。
第4回目の警報動作から第6回目の警報動作(以下、第2の警報群という)は、第3回目の警告灯8の点灯を終了してから所定時間後に実行される。この第2の警報群では、初めに警告灯8が作動せしめられ、若干の時間差を有してスピーカー7が作動せしめられ、この時間差を保持しつつ警告灯8とスピーカー7が断続的に作動せしめられる。
詳述すると、第4回目の警告灯8の点灯を、1回の作動時間(連続点灯時間)を第1の警報群のときと同じt4とし、作動周期(点灯間隔)を第1の警報群のときと同じT4として実行する。そして、第4回目の警告灯8の点灯開始からt4よりも短い所定の時間遅れて、第4回目のスピーカー7による警報音の出力を、1回の作動時間(連続吹鳴時間)を第1の警報群のときと同じt4とし、作動周期(吹鳴間隔)を第1の警報群のときと同じT4として実行する。すなわち、第2の警報群では、警告灯8とスピーカー7とを一部重複させながら位相差を設けて断続的に作動させる。
このように、第2の警報群において警告灯8とスピーカー7とを位相差を設けて断続的に作動させると、乗員は違和感を強く感じるようになり、警報に対する慣れを生じにくくすることができる。また、第1の警報群と第2の警報群との相違が明確となり、乗員は第2の警報群に移行したことを確実に認識することができる。
第7回目の警報動作から第9回目の警報動作(以下、第3の警報群という)は、第6回目の警告灯8の点灯を終了してから前記所定時間後に実行される。この第3の警報群では、警告灯8とスピーカー4の作動の位相差を第2の警報群のときよりもさらに増加させて断続的に作動させる。
詳述すると、第7回目の警告灯8の点灯を、1回の作動時間(連続点灯時間)を第1および第2の警報群のときと同じt4とし、作動周期(点灯間隔)を第1および第2の警報群のときと同じT4として実行する。そして、第7回目の警告灯8の点灯が終了したときに(すなわち、第7回目の警告灯8を点灯開始してから時間t4遅れて)、第7回目のスピーカー7による警報音の出力を、1回の作動時間(連続吹鳴時間)を第1および第2の警報群のときと同じt4とし、作動周期(吹鳴間隔)を第1および第2の警報群のときと同じT4として実行する。すなわち、第3の警報群では、警告灯8とスピーカー7とを重複させることなく交互に断続的に作動させる。
なお、第9回目の警報動作が終了した後は、一定の周期で第3の警報群による警報を繰り返す。
このように、作動回数が増加するほど警告灯8とスピーカー7の作動の位相差を増加させると、作動回数が増加するほど違和感を強めることができる。その結果、作動回数が増加するほど警報を強調することができで、効果的に警報を行うことができる。
なお、前述した実施例2では、いずれの警報群においても作動時間t4と作動周期T4を同じにしたが、後の警報群に進むにしたがって、スピーカー7および警告灯8の作動時間および作動周期を短くしてもよい。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、実施例1の警報装置は、レーダにより検知される障害物(車両や歩行者等)と自車両の接触可能性に対する警報に限るものではなく、コーナーセンサやバックソナーにより検知される障害物と自車両の接触可能性に対する警報にも適用可能である。
また、実施例2の警報装置は、シートベルトリマインダに限るものではなく、例えば、半ドア、サイドブレーキ非解除などの際の警報にも適用可能である。
1A,1B 警報装置
4,7 スピーカー(聴覚的警報手段)
5 ヘッドアップディスプレイ装置(視覚的警報手段)
8 シートベルト非装着警告灯(視覚的警報手段)
10,15 制御装置(制御手段)
11 接触可能性判定部(接触可能性判定手段)

Claims (4)

  1. 警報を行うべき状態が継続して検出されている間、視覚的警報手段および聴覚的警報手段を同期して断続的に作動させる制御手段を備える警報装置において、
    前記制御手段は、前記両警報手段の作動回数が所定回数に達すると、前記視覚的警報手段および前記聴覚的警報手段の同期制御を終了して、前記視覚的警報手段と前記聴覚的警報手段とを位相差を設けて断続的に作動させることを特徴とする警報装置。
  2. 前記制御手段は、前記両警報手段の作動回数の増加に伴って前記位相差を増大させることを特徴とする請求項1に記載の警報装置。
  3. 複数の異なる警報レベルを有し、該警報レベルに応じて視覚的警報手段および聴覚的警報手段を作動させ、前記警報レベルが所定のレベルにあるときには前記視覚的警報手段および前記聴覚的警報手段を同期して断続的に作動させる制御手段を備える警報装置において、
    前記制御手段は、前記警報レベルが前記所定のレベルよりも高い警報レベルにあるときには、前記視覚的警報手段と前記聴覚的警報手段とを位相差を設けて断続的に作動させることを特徴とする警報装置。
  4. 自車両と障害物との接触可能性を判定する接触可能性判定手段を備え、
    前記警報レベルは前記接触可能性判定手段により判定された接触可能性の程度に応じて設定され、
    前記制御手段は、前記警報レベルが高くなるほど前記位相差を増大させることを特徴とする請求項3に記載の警報装置。
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