JP2014065409A - 車両接近通報装置 - Google Patents
車両接近通報装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014065409A JP2014065409A JP2012212425A JP2012212425A JP2014065409A JP 2014065409 A JP2014065409 A JP 2014065409A JP 2012212425 A JP2012212425 A JP 2012212425A JP 2012212425 A JP2012212425 A JP 2012212425A JP 2014065409 A JP2014065409 A JP 2014065409A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- vehicle
- frequency band
- sound signal
- speaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/34—Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q5/00—Arrangement or adaptation of acoustic signal devices
- B60Q5/005—Arrangement or adaptation of acoustic signal devices automatically actuated
- B60Q5/008—Arrangement or adaptation of acoustic signal devices automatically actuated for signaling silent vehicles, e.g. for warning that a hybrid or electric vehicle is approaching
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q11/00—Arrangement of monitoring devices for devices provided for in groups B60Q1/00 - B60Q9/00
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q5/00—Arrangement or adaptation of acoustic signal devices
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B21/00—Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
- G08B21/18—Status alarms
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B3/00—Audible signalling systems; Audible personal calling systems
- G08B3/10—Audible signalling systems; Audible personal calling systems using electric transmission; using electromagnetic transmission
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K15/00—Acoustics not otherwise provided for
- G10K15/02—Synthesis of acoustic waves
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Multimedia (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【課題】通報音の音圧変動を抑制するとともに、通報音を構成している各周波数成分のバランスの低下を抑制しつつ、周囲に車両の速度を認識させることを可能とする。
【解決手段】車両の車速を特定し(S100)、車両の車速の変化に伴ってスピーカの出力音圧変動の大きな第1周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせることなくスピーカの出力音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせるように合成音信号を生成する(S102)。
【選択図】図5
【解決手段】車両の車速を特定し(S100)、車両の車速の変化に伴ってスピーカの出力音圧変動の大きな第1周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせることなくスピーカの出力音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせるように合成音信号を生成する(S102)。
【選択図】図5
Description
本発明は、複数の周波数成分で構成される合成音信号を生成し、当該合成音信号に応じた通報音をスピーカから出力させて車両の接近を通報する車両接近通報装置に関するものである。
走行用駆動源として電動機のみを備える電気自動車は、低速走行時の走行音が極めて静かである。また、走行用駆動源として電動機と内燃機関とを備えるハイブリッド車は、低速走行時に電動機の駆動力のみで走行する場合、走行音が極めて静かである。このため、歩行者等が当該車両の接近に気づかないことがある。
そこで、そのような低騒音車両において、車速に応じて周波数が変化する通報音信号を生成し、生成した通報音信号に基づく通報音を車外に向けて発生させて、車両の存在を車両周囲の歩行者等に知らせるようにした車両接近通報装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、通報音を、複数の周波数成分で構成される合成音(和音)として、擬似エンジン音または擬似モータ音を発生させるようにしたものがある。さらに、歩行者等が車両の速度を認識できるように、車速の変化に伴って合成音を構成する各周波数を少しずつ変化させるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
上記特許文献2に記載された装置のように、車速の変化に伴って合成音を構成する各周波数を変化させる場合、スピーカの周波数特性の影響により、合成音を構成する一部の周波数成分の音圧が変化する。具体的には、合成音を構成する各周波数を変化させる場合、スピーカの出力音圧対周波数特性がフラットな周波数帯域では出力音圧は変化しないが、スピーカの出力音圧対周波数特性がフラットでない周波数帯域では出力音圧が上がったり下がったりする。このため、車速の変化に伴って通報音全体の音圧が大きく変動してしまい、その結果、通報音全体の音圧が低下して歩行者等が当該車両の接近に気づきにくいという問題や、通報音全体の音圧が上昇して歩行者や車室内の運転者に通報音を騒音に感じさせてしまうという問題がある。また、通報音を構成する各周波数成分のバランスが崩れ、通報音の聞こえ方が大きく変わってしまうといった問題もある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、通報音の音圧変動を抑制するとともに、通報音を構成している各周波数成分のバランスの低下を抑制しつつ、周囲に車両の速度を認識させることを可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、複数の周波数成分で構成される合成音信号を生成し、当該合成音信号に応じた通報音をスピーカから出力させて車両の接近を通報する車両接近通報装置であって、車両の車速を特定する車速特定手段と、車両の車速の変化に伴ってスピーカの出力音圧変動の大きな第1周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせることなくスピーカの出力音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせるように合成音信号を生成する合成音信号生成手段を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、車両の車速を特定し、車両の車速の変化に伴ってスピーカの出力音圧変動の大きな第1周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせることなくスピーカの出力音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせるように合成音信号が生成されるので、通報音の音圧変動を抑制するとともに、通報音を構成している各周波数成分のバランスの低下を抑制しつつ、周囲に車両の速度を認識させることができる。
なお、スピーカの出力音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分の周波数をシフトさせたときに、当該第2周波数帯域に属する周波数成分の周波数が第2周波数帯域から外れてしまうと、スピーカより出力される通報音の音圧変動が大きくなってしまうが、請求項2に記載の発明では、合成音信号生成手段が、第2周波数帯域に属する周波数成分を、当該第2周波数帯域内でシフトさせるように、合成音信号を生成するので、スピーカより出力される通報音の音圧変動を抑制することができる。
また、請求項3に記載の発明は、合成音信号生成手段は、第2周波数帯域に属する複数の周波数成分をシフトさせるように、合成音信号を生成することを特徴としている。
このような構成によれば、合成音信号生成手段は、第2周波数帯域に属する複数の周波数成分をシフトさせるように、合成音信号を生成するので、例えば、第2周波数帯域に属する1つの周波数成分をシフトさせる場合と比較して、通報音全体の周波数の変動量を大きくすることができ、より確実に周囲に車両の速度を認識させることができる。
なお、請求項4に記載の発明のように、合成音信号生成手段は、車両の車速が上昇するほど第2周波数帯域に属する周波数成分を高周波側にシフトさせるように合成音信号を生成することができる。
本発明の一実施形態に係る車両接近通報装置の構成を図1に示す。本車両接近通報装置は、複数の周波数成分で構成される合成音信号を生成し、当該合成音信号に応じた通報音をスピーカから出力させて車両の接近を通報するものである。なお、このような合成音信号により疑似エンジン音や疑似モータ音等の疑似走行音をスピーカから出力させることが可能となっている。
車両接近通報装置20は、制御部21、ローパスフィルタ(以下、LPFという)22、パワーアンプ(以下、AMPという)23およびスピーカ24を備えている。また、制御部21には、車速に応じた車速信号を出力する車速センサ30が接続されている。
制御部21は、CPU、メモリ、I/O等を備えたマイクロコンピュータとして構成されており、CPUはメモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。制御部21のメモリには、発音の制御プログラムやPCM(パルス符号変調)のデータ、つまり音声の大きさをデータコードに変換して符号化したものなどが記憶されている。また、車速に対応付けた音圧レベルの演算式もしくはマップなども記憶されている。
また、制御部21は、メモリに記憶された接近通報音データを用いて合成音信号(電圧波形信号)を生成する合成音信号生成部(図示せず)を有している。また、本実施形態における合成音信号生成部は、デジタル信号をアナログ信号に変換するデジタルアナログコンバータを有している。合成音信号生成部は、メモリに記憶された制御プログラムに従って、車速センサ3からの車速信号が入力されると、車速に応じた音圧レベルを演算式もしくはマップを用いて演算し、PCMのデータを演算した音圧レベルに設定したものを所定のサンプリング周期毎にデジタルアナログコンバータにセットしてLPF22へ出力する。
LPF22は、制御部21の信号生成部より入力される合成音信号(電圧波形信号)に含まれる高周波のノイズ成分を除去するために設けられている。
AMP23は、LPF22を介して制御部21より入力される合成音信号の電圧を増幅し、この増幅した電圧を出力する。スピーカ24が発音する音圧は、AMP23から供給される電流の大きさに応じて決まり、AMP23から供給される電流の大きさは、合成音信号生成部より出力される合成音信号(電圧波形信号)の出力波形によって決まる。
スピーカ24は、AMP23から供給される電流に応じた音圧の通報音を発生する。
制御部21は、センサ30より入力される車速信号に基づいて車速を特定するとともに、車速に応じた合成音信号を生成し、生成した合成音信号をLPF22を介してAMP23へ出力する。AMP23は、入力された合成音信号を増幅してスピーカ24へ出力する。
本実施形態における制御部21は、歩行者等が車両の速度を認識できるように、この車速の上昇に伴って合成音信号を構成する複数の周波数成分の一部の周波数を高周波側にシフトさせる周波数ピッチアップ制御を行う。
ここで、図2を参照して、周波数ピッチアップ制御について説明する。図に示すように、制御部21は、車両の車速に応じて合成音信号を構成する複数の周波数成分(基本周波数成分)を高周波側にシフトさせる。具体的には、合成音信号を構成する各周波数成分(基本周波数成分)に対し、車速に対応する周波数上昇率分だけ高周波側にシフトさせる。
例えば、時速10キロメートルの場合、周波数上昇率は22パーセント(%)となっているため、合成音信号を構成する各周波数成分(基本周波数成分)に対し、この基本周波数成分の22パーセント(%)に相当する分を高周波側にシフトさせる。また、時速20キロメートル以上の場合、周波数上昇率は50パーセント(%)となっているため、合成音信号を構成する各周波数成分(基本周波数成分)に対し、この基本周波数成分の50パーセント(%)に相当する分を高周波側にシフトさせる。
しかし、スピーカの出力音圧特性は周波数帯域によって異なるため、車速の変化に伴って合成音を構成する各周波数を変化させる場合、合成音を構成する一部の周波数成分の音圧が変化してしまうといった問題がある。
図3に、スピーカ24の周波数−出力音圧特性例を示す。この図に示されるように、700ヘルツ(Hz)以上、2.1キロヘルツ(kHz)未満の周波数帯域(図中では、フラット周波数帯域と記す)では、出力音圧特性が比較的フラットとなっているが、700ヘルツ(Hz)未満と、2.1キロヘルツ(kHz)以上の周波数帯域では、出力音圧特性がフラットでなくなっている。
スピーカの出力音圧特性がフラットな周波数帯域では、合成音を構成する各周波数を変化させても出力音圧は変化しない。しかし、スピーカの出力音圧対周波数特性がフラットでない周波数帯域では、合成音を構成する各周波数を変化させると出力音圧が上がったり下がったりする。このため、車速の変化に伴って通報音全体の音圧が大きく変動してしまい、その結果、歩行者等が当該車両の接近に気づきにくいという問題や、通報音を騒音に感じてしまうという問題がある。
そこで、本実施形態に係る制御部21は、スピーカの音圧変動の大きな第1周波数帯域に属する周波数成分と、スピーカの音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分に分けて、スピーカの音圧変動の大きな第1周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせることなくスピーカの音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分を車速に応じてシフトさせるように合成音信号を生成し、生成した合成音信号をLPF22を介してAMP23へ出力する処理を行う。
図4に、本実施形態に係る制御部21のフローチャートを示す。車両のイグニッションスイッチがオン状態になると、本車両接近通報装置は動作状態となり、制御部21は、図4に示す処理を定期的に実施する。
まず、車速センサ30より入力される車速信号に基づいて車両の車速を特定する(S100)。
次に、合成音信号を生成し、生成した合成音信号を出力する(S102)。具体的には、スピーカの音圧変動の大きな第1周波数帯域(700ヘルツ(Hz)未満と、2.1キロヘルツ(kHz)以上の周波数帯域)に属する周波数成分をシフトさせることなく、スピーカの音圧変動の小さな第2周波数帯域(700ヘルツ(Hz)以上、2.1キロヘルツ(kHz未満)に属する周波数成分をシフトさせるように合成音信号を生成し、生成した合成音信号をLPF22を介してAMP23へ出力する。
なお、スピーカ24の出力音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分の周波数成分をシフトさせたときに、当該第2周波数帯域に属する周波数成分の周波数成分が第2周波数帯域から外れてしまうと、スピーカ24より出力される通報音の音圧変動が大きくなってしまう。
このため、本実施形態における制御部21は、周波数成分をシフトさせたときに、スピーカの出力音圧変動の小さな第2周波数帯域から外れてしまうことのないように、スピーカの音圧変動の小さな第2周波数帯域内で各周波数成分をシフトさせるようにしている。
本実施形態では、周波数上昇率が最大で50パーセント(%)、スピーカの出力音圧特性がフラットな周波数帯域が、700ヘルツ(Hz)以上、2.1キロヘルツ(kHz)未満となっている。
したがって、周波数成分をシフトさせたときに、スピーカの出力音圧特性がフラットな周波数帯域から外れてしまうことのないように、シフト前の周波数成分を、700ヘルツ(Hz)以上、1.4キロヘルツ(kHz)未満とするようにしている。
この場合、周波数上昇率が50パーセント(%)の場合でも、シフト後の周波数成分は、1.05キロヘルツ(kHz)以上、2.1キロヘルツ(kHz)未満となり、シフトさせる周波数成分が、スピーカの出力音圧特性がフラットな周波数帯域から外れないようにすることができる。
図5(a)に、周波数上昇率=0パーセント(%)の場合の通報音スペクトラム特性を示す。また、図5(b)に、周波数上昇率=50パーセント(%)の場合の通報音スペクトラム特性を示す。
車両が停車した状態では、図5(a)中に示されているフラットな周波数帯域内に属する各周波数成分F1、F2、F3が、車速の上昇に伴って徐々に高周波側にシフトし、時速20キロメートル以上に達して周波数上昇率=50パーセント(%)になると、図5(b)中に示されるように周波数成分F1’、F2’、F3’となる。
なお、フラットでない周波数帯域(スピーカの音圧変動の大きな第1周波数帯域に相当する)に属する周波数成分については、車速が変化しても周波数をシフトさせない。
このように、制御部21は、車速の上昇に伴って、フラットでない周波数帯域(スピーカの音圧変動の大きな第1周波数帯域に相当する)に属する周波数成分をシフトさせることなく、フラットな周波数帯域(スピーカの音圧変動の小さな第2周波数帯域に相当する)に属する周波数成分を、当該第2周波数帯域内で高周波側にシフトさせるように、合成音信号を生成する。
なお、AMP23は、合成音信号を増幅してスピーカ24へ出力し、スピーカ24から合成音信号に応じた通報音が出力される。
上記した構成によれば、車両の車速変化に伴ってスピーカの出力音圧変動の大きな第1周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせることなくスピーカの出力音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせるように合成音信号が生成されるので、通報音の音圧変動を抑制するとともに、通報音を構成している各周波数成分のバランスの低下を抑制しつつ、周囲に車両の速度を認識させることができる。
なお、スピーカの出力音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分の周波数をシフトさせたときに、当該第2周波数帯域に属する周波数成分の周波数が第2周波数帯域から外れてしまうと、スピーカより出力される通報音の音圧変動が大きくなってしまうが、第2周波数帯域に属する周波数成分を、当該第2周波数帯域内でシフトさせるように、合成音信号を生成するので、スピーカより出力される通報音の音圧変動を抑制することができる。
また、第2周波数帯域に属する複数の周波数成分をシフトさせるように、合成音信号を生成するので、例えば、第2周波数帯域に属する1つの周波数成分をシフトさせる場合と比較して、通報音全体の周波数の変動量を大きくすることができ、より確実に周囲に車両の速度を認識させることができる。
また、車両の車速が上昇するほど第2周波数帯域に属する周波数成分を高周波側にシフトさせるように合成音信号を生成することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、第2周波数帯域に属する周波数成分を、当該第2周波数帯域内でシフトさせるように、合成音信号を生成するように構成したが、必ずしも第2周波数帯域に属する周波数成分を、当該第2周波数帯域内でシフトさせるように、合成音信号を生成するように構成する必要はない。
また、上記実施形態では、第2周波数帯域に属する3つの周波数成分をシフトさせるように、合成音信号を生成する構成を示したが、第2周波数帯域に属する4つ以上の周波数成分をシフトさせるようにしても、第2周波数帯域に属する1つの周波数成分をシフトさせるように構成してもよい。
また、車両の車速が上昇するほど第2周波数帯域に属する周波数成分を高周波側にシフトさせるように合成音信号を生成する構成を示したが、必ずしも車両の車速が上昇するほど第2周波数帯域に属する周波数成分を高周波側にシフトさせる必要はなく、例えば、車両の車速が上昇するほど第2周波数帯域に属する周波数成分を低周波側にシフトさせるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、出力音圧特性が700ヘルツ〜2.1キロヘルツでフラットとなっているスピーカを用いた例を示したが、このような出力音圧特性のスピーカに限定されるものではない。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、S100が車速特定手段に相当し、S102が合成音信号生成手段に相当する。
20 車両接近通報装置
21 制御部
22 LPF
23 AMP
24 スピーカ
30 車速センサ
21 制御部
22 LPF
23 AMP
24 スピーカ
30 車速センサ
Claims (4)
- 複数の周波数成分で構成される合成音信号を生成し、当該合成音信号に応じた通報音をスピーカから出力させて車両の接近を通報する車両接近通報装置であって、
前記車両の車速を特定する車速特定手段と、
前記車両の車速の変化に伴って前記スピーカの出力音圧変動の大きな第1周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせることなく前記スピーカの出力音圧変動の小さな第2周波数帯域に属する周波数成分をシフトさせるように前記合成音信号を生成する合成音信号生成手段を備えたことを特徴とする車両接近通報装置。 - 前記合成音信号生成手段は、前記第2周波数帯域に属する周波数成分を、当該第2周波数帯域内でシフトさせるように、前記合成音信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の車両接近通報装置。
- 前記合成音信号生成手段は、前記第2周波数帯域に属する複数の周波数成分をシフトさせるように、前記合成音信号を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の車両接近通報装置。
- 前記合成音信号生成手段は、前記車両の車速が上昇するほど前記第2周波数帯域に属する周波数成分を高周波側にシフトさせるように前記合成音信号を生成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両接近通報装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012212425A JP2014065409A (ja) | 2012-09-26 | 2012-09-26 | 車両接近通報装置 |
US13/974,359 US9073477B2 (en) | 2012-09-26 | 2013-08-23 | Vehicle approach notification device |
KR1020130105851A KR20140040632A (ko) | 2012-09-26 | 2013-09-04 | 차량 접근 알림 장치 |
DE102013110206.9A DE102013110206B4 (de) | 2012-09-26 | 2013-09-17 | Fahrzeugannäherungsbenachrichtigungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012212425A JP2014065409A (ja) | 2012-09-26 | 2012-09-26 | 車両接近通報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014065409A true JP2014065409A (ja) | 2014-04-17 |
Family
ID=50235485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012212425A Pending JP2014065409A (ja) | 2012-09-26 | 2012-09-26 | 車両接近通報装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9073477B2 (ja) |
JP (1) | JP2014065409A (ja) |
KR (1) | KR20140040632A (ja) |
DE (1) | DE102013110206B4 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019124931A (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド | 車両ノイズマスキングのためのシステム及び方法 |
JP2021003928A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | スズキ株式会社 | 車両用接近通報装置 |
JP2021003927A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | スズキ株式会社 | 車両用接近通報装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105209298B (zh) * | 2013-05-16 | 2017-04-12 | 安电株式会社 | 车辆接近通报装置 |
KR101637627B1 (ko) * | 2013-11-01 | 2016-07-07 | 현대자동차주식회사 | 스마트폰을 이용한 차량의 실내 음향 제어 시스템 및 방법 |
JP6428593B2 (ja) * | 2015-12-14 | 2018-11-28 | アンデン株式会社 | 車両接近通報装置 |
JP7454119B2 (ja) * | 2019-08-21 | 2024-03-22 | マツダ株式会社 | 車両用音生成装置 |
JP7446753B2 (ja) * | 2019-09-30 | 2024-03-11 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 音出力装置、通信コントローラ及び音生成器 |
SE544756C2 (en) * | 2020-12-22 | 2022-11-01 | Folkestad Sino Skandinavien Ab | A sound generating arrangement |
JP2023045142A (ja) * | 2021-09-21 | 2023-04-03 | 株式会社Subaru | 車両接近通報装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009040318A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Toyota Motor Corp | 車両接近告知装置 |
US20120050020A1 (en) * | 2010-08-31 | 2012-03-01 | Nissan Technical Center North America, Inc. | System and method for producing an audible alert for a vehicle |
JP2012066688A (ja) * | 2010-09-23 | 2012-04-05 | Anden | 車両接近通報装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05213112A (ja) | 1992-01-31 | 1993-08-24 | Suzuki Motor Corp | 車両用警報装置 |
US8204243B2 (en) | 2007-09-21 | 2012-06-19 | United Parcel Service Of America, Inc. | Synthetic engine sound for electric vehicle based on detected direction of travel |
JP5585234B2 (ja) | 2010-06-21 | 2014-09-10 | カシオ計算機株式会社 | 画像処理装置及び方法、並びにプログラム |
JP5375760B2 (ja) | 2010-07-09 | 2013-12-25 | アンデン株式会社 | 車両用接近通報装置 |
JPWO2012070334A1 (ja) | 2010-11-26 | 2014-05-19 | 株式会社Jvcケンウッド | 車両走行警告装置 |
JP5531939B2 (ja) * | 2010-12-10 | 2014-06-25 | アンデン株式会社 | 車両接近通報装置 |
JP5298169B2 (ja) | 2011-07-27 | 2013-09-25 | アンデン株式会社 | 車両接近通報装置 |
JP5754403B2 (ja) | 2012-03-28 | 2015-07-29 | アンデン株式会社 | 車両接近通報装置 |
JP5772721B2 (ja) | 2012-05-24 | 2015-09-02 | アンデン株式会社 | 車両接近通報装置 |
-
2012
- 2012-09-26 JP JP2012212425A patent/JP2014065409A/ja active Pending
-
2013
- 2013-08-23 US US13/974,359 patent/US9073477B2/en active Active
- 2013-09-04 KR KR1020130105851A patent/KR20140040632A/ko not_active IP Right Cessation
- 2013-09-17 DE DE102013110206.9A patent/DE102013110206B4/de active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009040318A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Toyota Motor Corp | 車両接近告知装置 |
US20120050020A1 (en) * | 2010-08-31 | 2012-03-01 | Nissan Technical Center North America, Inc. | System and method for producing an audible alert for a vehicle |
JP2012066688A (ja) * | 2010-09-23 | 2012-04-05 | Anden | 車両接近通報装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019124931A (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド | 車両ノイズマスキングのためのシステム及び方法 |
JP7324005B2 (ja) | 2018-01-17 | 2023-08-09 | ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド | 車両ノイズマスキングのためのシステム及び方法 |
JP2021003928A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | スズキ株式会社 | 車両用接近通報装置 |
JP2021003927A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | スズキ株式会社 | 車両用接近通報装置 |
JP7306104B2 (ja) | 2019-06-25 | 2023-07-11 | スズキ株式会社 | 車両用接近通報装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102013110206B4 (de) | 2019-10-24 |
US20140085071A1 (en) | 2014-03-27 |
US9073477B2 (en) | 2015-07-07 |
DE102013110206A1 (de) | 2014-03-27 |
KR20140040632A (ko) | 2014-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014065409A (ja) | 車両接近通報装置 | |
US9580010B2 (en) | Vehicle approach notification apparatus | |
EP2565082A1 (en) | Vehicle travel warning device | |
JP5579339B2 (ja) | 車両接近通報装置の報知音制御ユニット | |
US9681240B2 (en) | Sound quality adjustment apparatus of approaching vehicle audible system, approaching vehicle audible system simulator, and approaching vehicle audible system | |
WO2014184827A1 (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP5531939B2 (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP2015027828A (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP5454432B2 (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP2011207390A (ja) | 車両用発音装置 | |
JP2012218662A (ja) | 車両接近警報装置 | |
WO2014184828A1 (ja) | 車両接近通報装置 | |
WO2013035167A1 (ja) | 車両接近通報装置、およびそれを備えた電動移動体 | |
JP5678877B2 (ja) | 車両接近通報装置 | |
JPWO2012101794A1 (ja) | 電動移動体の報知音制御装置、および報知音発生装置 | |
JP5573766B2 (ja) | 車両接近警報装置 | |
JP2012017071A (ja) | 車両用接近通報装置 | |
JP5678878B2 (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP5780190B2 (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP5659989B2 (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP5935673B2 (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP5704022B2 (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP5617751B2 (ja) | 車両接近警報装置 | |
JP2013203209A (ja) | 車両接近通報装置 | |
JP5716651B2 (ja) | 車両接近通報装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141002 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150630 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20151104 |