JP2012015900A - 音発生システム、超音波発信装置、及び、超音波発信方法 - Google Patents

音発生システム、超音波発信装置、及び、超音波発信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの超音波の周波数のズレを用いたパラメトリック・スピーカの原理を利用し且つ移動体が所定エリアに近づいた場合にのみ当該所定エリア内の対象者に音を聞かせることができる音発生システム、超音波発信装置、及び、超音波発信方法を提供すること。
【解決手段】注意喚起システム10は、移動体200(例えば、自動車などの車両)に搭載された超音波発信装置100と、エリアA101の近傍に固定的に設置される超音波発信装置300とを有する。超音波発信装置300は、少なくともエリアA101を含むエリアに向けて、第1の超音波(周波数f1)を発信する一方、超音波発信装置100は、第2の超音波(周波数f2)を発信する。超音波発信装置100は、周波数f1の超音波(つまり、第1の超音波と同様の超音波)を可聴信号によって変調することにより、第2の超音波を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音発生システム、超音波発信装置、及び、超音波発信方法に関する。
従来、歩行者が道路交差点内の状況を音声情報等により了知できるようにする音発生装置がある。
例えば、特許文献1に開示されている警報音発生装置は、周波数が異なる2つの超音波を異なる固定箇所からそれぞれ発信し、この2つの超音波が重なるエリアに存在する歩行者に対して、音を聞かせるものである。具体的には、当該警報音発生装置は、路側に設置された2つの発信機から第1の超音波(周波数fa)と第2の超音波(周波数faと異なる周波数fb)をそれぞれ発信し、第1の超音波と第2の超音波とが重なるエリアで、周波数fa−fbを有する可聴音を発生させる。この可聴音の発生原理は、特に、「2つの超音波の周波数のズレを用いたパラメトリック・スピーカの原理」に基づくものである。これにより、第1の超音波と第2の超音波とが重なる固定エリアに存在する歩行者に対してのみ、必要な情報を聞かせることができる。
また、特許文献2に開示されている注意喚起装置は、1つの周波数の超音波を発信し、特定エリアに存在する歩行者に対して、音を聞かせるものである。具体的には、当該注意喚起装置は、超音波ソナーを含み、且つ、移動体(例えば、車両)に搭載される。そして、当該注意喚起装置は、超音波(周波数fc)が可聴信号(音響信号)で振幅変調された超音波(周波数fd)を、所定の領域に110dB以上の音圧で発信し、発信された超音波が届くエリアで可聴音を発生させる。この可聴音の発生原理は、特に、「空気中を超音波が伝播する際の非線形特性を用いたパラメトリック・スピーカの原理」に基づくものである。これにより、例えば、車両前方の危険なエリアに侵入した歩行者に対してのみ、注意を喚起する情報を聞かせることができる。
特開平8-297798号公報 特開2005−306301号公報
しかしながら、上記した警報音発生装置によれば固定エリアでは常に可聴音が発生する。従って、例えば、固定エリアを交差点とする場合には、車両が存在しないときでも、歩行者は常に可聴音を聞くことになる。すなわち、歩行者に対して注意を喚起する必要性が低い場合でも、歩行者は警報音を聞くことになる。
また、上記した注意喚起装置によれば、移動体に近づいた注意喚起対象者に対して注意を喚起することができる。しかしながら、注意喚起対象者と同一方向に存在する、非注意喚起対象者に対しても注意喚起をしてしまうという問題がある。例えば、ガードレールのある歩道上にいる歩行者には注意喚起が必要ないが、その手前に横断歩道があり、そこに注意喚起対象者が存在した場合に歩道上の歩行者にも注意喚起をしてしまう。道路に面した建物の中の人にも注意喚起してしまうなどの例がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、2つの超音波の周波数のズレを用いたパラメトリック・スピーカの原理を利用し且つ移動体が所定エリアに近づいた場合にのみ当該所定エリア内の対象者に音を聞かせることができる音発生システム、超音波発信装置、及び、超音波発信方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の音発生システムは、第1の超音波を発信する第1の超音波発信装置と、第2の超音波を発信する超音波発信装置であって、前記第1の超音波と同じ周波数である超音波信号を生成する超音波信号生成手段と、可聴信号を生成する可聴信号生成手段と、前記超音波信号を前記可聴信号によって変調することにより、前記第2の超音波を形成する変調手段と、を具備する第2の超音波発信装置と、を具備する。
本発明の一態様の超音波発信装置は、超音波を発信する超音波発信装置であって、超音波信号を生成する超音波信号生成手段と、可聴信号を生成する可聴信号生成手段と、前記可聴信号によって前記超音波信号を変調することにより、前記超音波を形成する変調手段と、を具備する。
本発明の一態様の超音波発信方法は、移動体に搭載された超音波発信装置における超音波発信方法であって、超音波信号を生成し、可聴信号を生成し、前記可聴信号によって前記超音波信号を変調することにより、超音波を形成する。
本発明によれば、2つの超音波の周波数のズレを用いたパラメトリック・スピーカの原理を利用し、且つ移動体が所定エリアに近づいた場合にのみ当該所定エリア内の対象者に音を聞かせることができる音発生システム、超音波発信装置、及び、超音波発信方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る注意喚起システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 注意喚起システムの動作の説明に供する図 本発明の実施の形態2に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 周波数制御部の構成を示すブロック図 移動体の速度と、周波数偏差との対応関係を示す図 本発明の実施の形態2に係る注意喚起システムの構成を示すブロック図 ドップラー効果の説明に供する図 本発明の実施の形態3に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る注意喚起システムの動作説明に供する図 本発明の実施の形態5に係る注意喚起システムの動作説明に供する図 本発明の実施の形態6に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態8に係る超音波発信装置の構成を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
[実施の形態1]
[注意喚起システム10の概要]
図1は、本発明の実施の形態1に係る注意喚起システム10の構成を示す。図1において、注意喚起システム10は、移動体200(例えば、自動車などの車両)に搭載された超音波発信装置100と、エリアA101の近傍に固定的に設置される超音波発信装置300とを有する。超音波発信装置300は、例えば、信号機又はガードレールなどの路側構造物に設置される。
超音波発信装置300は、少なくともエリアA101を含むエリアに向けて、第1の超音波(周波数f1)を発信する一方、超音波発信装置100は、第2の超音波(周波数f2)を発信する。こうすることで、移動体200が移動して超音波発信装置300の超音波の及ぶエリアに近づくと、第1の超音波と第2の超音波とが重なるエリアA101が発生する。このエリアA101では、周波数f2−f1の音が発生する。ここで、超音波発信装置100は、周波数f1の超音波信号(つまり、第1の超音波と周波数が同じ超音波信号)を可聴信号によって変調することにより、第2の超音波を形成する。すなわち、周波数f1の超音波信号が、キャリアとして用いられている。従って、エリアA101では、超音波発信装置100によってキャリアに重畳された可聴信号に対応する音が発生することになる。この音によって、エリアA101内に存在する対象者に注意喚起を促すことができる。
このように、2つの超音波の周波数のズレを用いたパラメトリック・スピーカの原理を利用する注意喚起システム10において、超音波発信装置100を移動体200に設置することにより、超音波発信装置300の超音波の及ぶエリアに対して移動体200が近づいたときにのみ、聴音エリア(つまり、対象者に音を聴かせたいエリア)を生成することができる。
[超音波発信装置100の構成]
図2は、本発明の実施の形態1に係る超音波発信装置100の構成を示す。図2において、超音波発信装置100は、超音波信号生成部101と、可聴信号生成部102と、変調部103と、発信部104とを有する。
超音波信号生成部101は、所定の周波数の超音波信号を生成し、変調部103へ出力する。
可聴信号生成部102は、対象者に聴かせたい音信号(可聴信号)を生成し、変調部103へ出力する。可聴信号の内容は、「危険です」若しくは「注意してください」等のメッセージでも良いし、メロディ又は警報音でも良い。また、可聴信号の帯域は、20Hz以上、20kHz以下である。人間の耳が1000Hz−3500Hzで最も感度が高いとされるため、この領域近辺の可聴領域であることが望ましい。
変調部103は、超音波信号生成部101で生成された超音波信号を、可聴信号生成部102で生成された可聴信号によって変調することにより、変調信号を形成する。この変調信号は、発信部104を介して発信される。
[超音波発信装置300の構成]
図3は、本発明の実施の形態1に係る超音波発信装置300の構成を示す。図3において、超音波発信装置300は、超音波信号生成部301と、発信部302とを有する。
超音波信号生成部301は、所定の周波数の超音波信号を生成する。この所定の周波数は、超音波信号生成部101で生成される超音波信号と同じ周波数である。生成された超音波信号は、発信部302を介して発信される。
[注意喚起システム10の動作]
図4は、注意喚起システム10の動作の説明に供する図である。図4において、超音波信号発信装置300は、横断歩道の近傍に固定的に設置され、第1の超音波(周波数f1)を発信している。この第1の超音波は、エリアA102全体に及んでいる。一方、移動体200に搭載された超音波信号発信装置100は、可聴信号が重畳された第2の超音波を発信している。この第2の超音波は、エリアA103全体に及んでいる。
エリアA102とエリアA103とはエリアA101で重なっており、このエリアA101では、第2の超音波に重畳された可聴信号が発生する。これにより、エリアA101内に存在する対象者に対して、可聴信号を聴かせることができる。一方で、エリアA101外に存在する非対象者(不図示)に対しては、可聴信号を聞かせないことができる。
以上のように本実施の形態によれば、2つの超音波の周波数のズレを用いたパラメトリック・スピーカの原理を利用する注意喚起システム10において、超音波発信装置100を移動体200に設置することにより、超音波発信装置300の超音波の及ぶエリアに対して移動体200が近づいたときにのみ、聴音エリアを生成することができる。
なお、以上の説明では、周波数f1の超音波信号を可聴信号によって変調することにより、第2の超音波を形成するとしたが、周波数f1ではない周波数であっても、f1とf2との差音によって可聴音が生成される周波数であれば、f1と異なる周波数の超音波信号を可聴信号によって変調することによってf2の超音波を形成しても良い。
なお、以上の説明では、超音波発信装置100が超音波信号を可聴信号によって変調し、超音波発信装置300は可聴信号を変調しないとして説明したが、超音波発信装置100が可聴信号を変調せず、超音波発信装置300が可聴信号によって変調を行った超音波信号を発信してもよい。
[実施の形態2]
実施の形態2では、ドップラー効果を考慮して、超音波信号の周波数を制御する。
[超音波発信装置400の構成]
図5は、本発明の実施の形態2に係る超音波発信装置400の構成を示す。超音波発信装置400は、超音波発信装置100と同様に、移動体200に搭載される。
図5において、超音波発信装置400は、速度情報取得部401と、周波数制御部402と、超音波信号生成部403とを有する。
速度情報取得部401は、移動体200の移動速度に関する速度情報を取得する。速度情報は、例えば、移動体200に備えられた速度センサから取得される速度v1である。なお、この代わりに、変速機内のトルクコンバータのタービン回転数、又は、変速機の駆動軸の回転数等が用いられても良い。
周波数制御部402は、移動体200の速度に基づいて、ターゲット周波数を算出する。すなわち、まず、周波数制御部402は、移動体200の速度に基づいて、周波数f1の超音波を発信した場合のドップラー周波数と基準周波数f1との差分(つまり、周波数偏差Δf)を算出する。そして、周波数制御部402は、基準周波数f1と周波数偏差Δfとを加算することにより、ターゲット周波数を算出する。このターゲット周波数に基づいて、超音波信号生成部403で生成される超音波信号の周波数が調整される。
具体的には、周波数制御部402は、図6に示すように、記憶部411と、算出部412とを有する。
記憶部411は、移動体200の速度と、周波数偏差Δfとの対応関係を記憶する。図7には、基準周波数f1が40Hzの場合の対応関係が示されている。
算出部412は、記憶部411に記憶されている対応関係において、速度情報取得部401から受け取る移動体200の速度と対応付けられている周波数偏差Δfの値を取得し、取得された周波数偏差Δfの値と、基準周波数f1とに基づいて、ターゲット周波数を算出する。
超音波信号生成部403は、周波数制御部402で算出されたターゲット周波数を持つ超音波信号を生成し、変調部103へ出力する。
[注意喚起システム20の動作]
図8は、本発明の実施の形態2に係る注意喚起システム20の動作の説明に供する図である。図8において、超音波発信装置300は、横断歩道の近傍に固定的に設置され、第1の超音波(周波数f1)を発信している。
一方、超音波発信装置400は、移動体200の速度に応じた周波数を持つ超音波信号をキャリアとして可聴信号を発信する。
ここで、移動体200が移動している場合、超音波発信装置400から発信される超音波は、ドップラー効果の影響を受ける。
図9は、ドップラー効果の説明に供する図である。図9Aには、移動体200が動いていない場合の超音波の様子が示され、図9Bには、移動体200が対象者に対して近づいている場合の超音波の様子が示され、図9Cには、移動体200が対象者から遠ざかる場合の超音波の様子が示されている。
このようなドップラー効果の影響を超音波発信装置400から発信される超音波が受ける場合、超音波発信装置400で用いられるキャリアの周波数と超音波発信装置300で用いられるキャリアの周波数との間にズレが生じることになるので、エリアA101内に存在する対象者に対して可聴信号の品質が低下する可能性がある。すなわち、移動体200が停止している場合には、対象者は、可聴信号に対応する音を聴くことができる。しかし、移動体200が対象者に対して接近する方向に移動すると、その速度に応じてドップラー効果が起こってしまい、周波数が高くなる。このため、発生音が意図したものよりも高音となり、可聴周波数帯域の狭い人にとっては、発生音が聞こえなくなる場合がある。
これに対して、超音波発信装置400では、移動体200の速度に応じた周波数にキャリアが調整されるので、可聴エリアA101における超音波発信装置400から発信されたキャリアの周波数と超音波発信装置300から発信されたキャリアの周波数とを一致させることができる。これにより、移動体200が速い速度で移動する場合でも、可聴信号の品質を維持することができる。
以上のように本実施の形態によれば、超音波発信装置400において、周波数制御部402が、移動体200の速度に基づいて、超音波信号生成部403で生成される超音波信号の周波数を調整する。
こうすることで、超音波信号生成部403で生成される超音波信号の周波数を、ドップラー効果を考慮した周波数に調整することができるので、可聴エリアA101における超音波発信装置400から発信されたキャリアの周波数と超音波発信装置300から発信されたキャリアの周波数とを一致させることができる。これにより、移動体200が速い速度で移動する場合でも、可聴信号の品質を維持することができる。
なお、以上の説明では、超音波発信装置100が超音波信号を可聴信号によって変調し、超音波発信装置300は可聴信号を変調しないとして説明したが、超音波発信装置100が可聴信号を変調せず、超音波発信装置300が可聴信号によって変調を行った超音波信号を発信してもよい。
[実施の形態3]
実施の形態3では、移動体の速度に応じて可聴信号の内容を変更する。
図10は、本発明の実施の形態3に係る超音波発信装置500の構成を示す。超音波発信装置500は、移動体200に搭載される。図10において、超音波発信装置500は、可聴信号制御部501と、可聴信号生成部502とを有する。
可聴信号制御部501は、速度情報取得部401から移動体200の速度情報を取得し、移動体200の速度に基づいて、可聴信号生成部502で生成される可聴信号の内容を変更する。具体的には、可聴信号制御部501は、移動体200の速度に応じた可聴信号の識別情報を可聴信号生成部502へ出力する。例えば、可聴信号の内容は、速度が速い時には「危険です」とされ、速度が遅い時には「車が接近しています」とされる。これにより、歩行者にわかりやすい注意喚起を行うことができる。
可聴信号生成部502は、可聴信号制御部501から受け取る可聴信号識別情報に対応する可聴信号を生成し、変調部103へ出力する。
以上のように本実施の形態によれば、可聴信号制御部501が、移動体200の速度に基づいて、可聴信号生成部502で生成される可聴信号の内容を変更する。
こうすることで、例えば、歩行者にわかりやすい注意喚起を行うことができる。
なお、以上の説明では、移動体200の速度に基づいて、キャリア周波数及び可聴信号の内容を変更する場合について説明したが、キャリア周波数を変更せずに可聴信号の内容だけを変更しても良い。
[実施の形態4]
実施の形態4では、注意喚起システムにおいて、固定的に設置される複数の超音波発信装置が存在し、キャリアの周波数の異なる超音波発信装置が混在している場合にも、対応できる実施の形態が示される。
図11は、本発明の実施の形態4に係る超音波発信装置600の構成を示す。図11において、超音波発信装置600は、無線信号送受信部601を有する。
無線信号送受信部601は、超音波信号生成部301で生成されている超音波信号の周波数に関する基準周波数情報を送信する。これにより、超音波発信装置600の周辺に存在する後述の超音波発信装置700が、基準周波数情報を取得することができる。この基準周波数情報の送信には、複数の超音波発信装置700との間で共通の周波数が用いられる。
図12は、本発明の実施の形態4に係る超音波発信装置700の構成を示す。超音波発信装置700は、移動体200に搭載される。図12において、超音波発信装置700は、無線信号送受信部701と、周波数制御部702と、超音波信号生成部703とを有する。
無線信号送受信部701は、超音波発信装置600から送信された基準周波数情報を受信し、周波数制御部702へ出力する。
周波数制御部702は、無線信号送受信部701から基準周波数情報を受け取り、当該基準周波数情報に基づいて、ターゲット周波数を設定する。ここでは、周波数制御部702は、基準周波数情報の示す周波数に、ターゲット周波数を設定する。
超音波信号生成部703は、周波数制御部702で設定されたターゲット周波数を持つ超音波信号を生成し、変調部103へ出力する。
以上のように本実施の形態によれば、超音波発信装置700が超音波発信装置600から送信される周波数情報に対応する周波数の超音波信号をキャリアとして用いることができる。これにより、注意喚起システム内にキャリアの周波数の異なる超音波発信装置600が混在している場合でも、超音波発信装置700は周辺に存在する超音波発信装置600の周波数に合わせたキャリアを用いることができる。
なお、以上では、超音波発信装置700が超音波発信装置100の構成に無線信号送受信部701を設けた構成を有している場合について説明を行った。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、超音波発信装置700は、実施の形態2の超音波発信装置400の構成に無線信号送受信部701を設けた構成を有していても良い。この場合には、周波数制御部702は、速度情報取得部401から受け取る移動体200の速度と、無線信号送受信部701から受け取る基準周波数情報とに基づいて、ターゲット周波数を算出する。具体的には、周波数制御部702は、移動体200の速度に基づいて、周波数偏差Δfを算出する。そして、周波数制御部702は、基準周波数情報の示す基準周波数と周波数偏差Δfとを加算することにより、ターゲット周波数を算出する。
[実施の形態5]
実施の形態5では、固定的に設置される超音波発信装置は、信号機の状態を示す信号機情報に基づいて、超音波信号の周波数を切り替える。この超音波発信装置は、車線と対応付けられた周波数に関する周波数情報と、信号機状態情報とを送信する。また、移動体に搭載される超音波発信装置は、移動体が走行する車線と対応する周波数でキャリアを生成する。
図13は、本発明の実施の形態5に係る超音波発信装置800の構成を示す。超音波発信装置800は、交差点の近傍に固定的に設置される。図13において、超音波発信装置800は、信号機情報取得部801と、超音波信号生成部802と、無線信号送受信部803とを有する。
信号機情報取得部801は、超音波発信装置800が無線又は有線で接続されている、交差点に設置された信号機の状態を示す信号機状態情報を取得する。信号機状態情報には、各車線に対応する信号機の状態(赤の状態又は青の状態等)に関する情報が含まれている。
超音波信号生成部802は、信号機情報取得部801で取得された信号機状態情報に基づいて、超音波信号の周波数を切り替える。これにより、超音波信号生成部802では、信号機の状態に応じた周波数の超音波信号が生成される。
無線信号送受信部803は、各車線と周波数との対応関係に関する周波数情報を送信する。
図14は、本発明の実施の形態5に係る超音波発信装置900の構成を示す。超音波発信装置900は、移動体200に搭載される。超音波発信装置900は、無線信号送受信部901と、周波数制御部902と、超音波信号生成部903とを有する。
無線信号送受信部901は、超音波発信装置800から送信された周波数情報を受信し、周波数制御部902へ出力する。
周波数制御部902は、移動体200が走行する車線に関する走行車線情報を取得する。この走行車線情報は、例えば、カーナビゲーションシステムから取得される。そして、周波数制御部902は、周波数情報において走行車線情報の示す車線と対応付けられている周波数に関する情報を超音波信号生成部903へ出力する。これにより、超音波信号生成部903では、走行車線に応じた周波数を持つ超音波信号が生成される。
図15及び図16は、本発明の実施の形態5に係る注意喚起システムの動作説明に供する図である。
図15では、図中の上下方向の信号が青の状態であり、左右方向の信号が赤の状態である。一方、図16では、図中の上下方向の信号が赤の状態であり、左右方向の信号が青の状態である。
上述の通り、超音波発信装置800は、信号機情報取得部801で取得された信号機状態情報に基づいて、超音波信号の周波数を切り替える。すなわち、超音波発信装置800は、図15の様な信号機状態では、周波数f3のキャリアを用いる一方、図16の様な信号機状態では、周波数f3と異なる周波数f4のキャリアを用いる。
一方、移動体200Aに搭載された超音波発信装置900は、走行車線情報を取得しており、超音波発信装置800から送信された周波数情報において走行車線情報の示す車線と対応付けられている周波数に、キャリアの周波数を設定する。すなわち、移動体200Aの走行車線は図15及び図16における左右方向の車線に対応するので、移動体200Aに搭載された超音波発信装置900は、周波数f4のキャリアを用いる。これに対して、移動体200Bに搭載されている超音波発信装置900は、周波数f3のキャリアを用いる。
こうすることで、図15の信号機状態では、対象者T102の存在するエリアにおいて可聴信号が発生する一方、対象者T101の存在するエリアにおいては可聴信号が発生しない。逆に、図16の信号機状態では、対象者T101の存在するエリアにおいて可聴信号が発生する一方、対象者T102の存在するエリアにおいては可聴信号が発生しない。
以上のように本実施の形態によれば、超音波発信装置900において、無線信号送受信部901が、超音波発信装置800から送信された周波数情報を受信し、周波数制御部902が、超音波信号生成部903で生成される超音波信号の周波数を、周波数情報において移動体200の走行車線と対応づけられた周波数に調整する。
こうすることで、超音波発信装置800が信号機の状態が青である車線に対応する周波数の超音波を発信すれば、交差点に進入する移動体200に搭載された超音波発信装置900が発信するキャリアの周波数とのみ一致させることができる。例えば、信号が赤の方向の車は停止するため、横断歩道上にいる歩行者はこの車に対する注意喚起を必要としない。しかしながら、青の方向から右折や左折してくる車の注意喚起は必要である。従って、本当に危険が迫っている対象者に対してのみ注意を喚起することができる。
[実施の形態6]
実施の形態6では、移動体が曲がる方向に対して、超音波を出力する方向を合わせる制御を行う。
図17は、本発明の実施の形態6に係る超音波発信装置1000の構成を示す。図17において、超音波発信装置1000は、方向センサ1001と、発信部1002とを有する。
方向センサ1001は、超音波発信装置100が搭載されている移動体200の曲がる方向に関する情報を取得し、発信部1002へ出力する。
発信部1002は、移動体200の曲がる方向に対して、超音波の出力方向を合わせる制御を行う。すなわち、発信部1002は、移動体200の曲がる方向に応じて、超音波の指向性を制御する。
以上のようにすることで、移動体200が曲がる場合に、移動体200の前後方向が到達予定エリアへの方向と一致する前に、その到達予定エリアを可聴エリアとすることができるので、到達予定エリア内に存在する対象者に早い段階で注意を喚起することができる。
[実施の形態7]
実施の形態7では、超音波の発信方向と、移動体の進行方向(つまり、移動体の前後方向)とがゼロ度でない角度を有する場合に、超音波信号の周波数を、移動体の速度の超音波信号の発信方向に対する成分に基づいて変更する。
図18は、本発明の実施の形態7に係る超音波発信装置1100の構成を示す。超音波発信装置1100は、移動体200に搭載される。図18において、超音波発信装置1100は周波数制御部1101を有する。
周波数制御部1101は、発信部104から超音波の発信方向を取得する。そして、周波数制御部1101は、移動体200の移動速度と超音波の発信方向とから、その発信方向に対する速度成分を算出し、算出された速度成分に基づいて、ターゲット周波数を算出する。
以上のようにすることで、超音波の発信方向と、移動体200の進行方向(つまり、移動体の前後方向)とがゼロ度でない角度を有する場合でも、ドップラー効果を考慮したキャリア周波数を設定することができる。
[実施の形態8]
実施の形態8は、実施の形態6と実施の形態7とを組み合わせたものである。
図19は、本発明の実施の形態8に係る超音波発信装置1200の構成を示す。図19において、超音波発信装置1200は、周波数制御部1201を有する。
周波数制御部1201は、発信部1002から超音波の出力方向を取得する。そして、周波数制御部1201は、移動体200の移動速度と超音波の出力方向とから、その出力方向に対する速度成分を算出し、算出された速度成分に基づいて、ターゲット周波数を算出する。
以上のようにすることで、実施の形態6及び実施の形態7の効果が得られる。
[他の実施の形態]
(1)実施の形態1では、超音波発信装置100及び超音波発信装置300が1つの同じ周波数の超音波信号を使用し、超音波発信装置100から送信される可聴信号も1種類であることを前提とした。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、超音波発信装置100及び超音波発信装置300は複数の同じ周波数の超音波を発信しても良い。この場合、超音波発信装置100では、周波数の異なる複数の超音波信号に、異なる内容の可聴信号がそれぞれ重畳される。
(2)上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本発明の音発生システム、超音波発信装置、及び、超音波発信方法は、2つの超音波の周波数のズレを用いたパラメトリック・スピーカの原理を利用し且つ移動体が所定エリアに近づいた場合にのみ当該所定エリア内の対象者に音を聞かせることができるものとして有用である。
また、
・雨などの天候による影響はない。路側も車載側も同じような影響が出る
・交差点以外でも用いることが可能
・車両以外に用いることも出来る
電車の警笛として使うことも可能
・歩行者に広告などを聞かせる手段としても使える
・HV車やEV車など走行音が小さい車両につけることで、歩行者に車が来ることがわかる
・病院等で死角で見えない場所にいる車椅子の存在を他の人に知らせることが可能
・上記と同様に視覚障害者の人に適応することも可能
などの応用例もある。
10 注意喚起システム
100,300,400,500,600,700,800,900,1000,1100,1200 超音波発信装置
101,301,403,703,802,903 超音波信号生成部
102,502 可聴信号生成部
103 変調部
104,302,1002 発信部
200 移動体
401 速度情報取得部
402,702,902,1101,1201 周波数制御部
411 記憶部
412 算出部
501 可聴信号制御部
601,701,803,901 無線信号送受信部
801 信号機情報取得部
1001 方向センサ

Claims (10)

  1. 第1の超音波を発信する第1の超音波発信装置と、
    第2の超音波を発信する超音波発信装置であって、前記第1の超音波と同じ周波数である超音波信号を生成する超音波信号生成手段と、可聴信号を生成する可聴信号生成手段と、前記超音波信号を前記可聴信号によって変調することにより、前記第2の超音波を形成する変調手段と、を具備する第2の超音波発信装置と、
    を具備する音発生システム。
  2. 超音波を発信する超音波発信装置であって、
    超音波信号を生成する超音波信号生成手段と、
    可聴信号を生成する可聴信号生成手段と、
    前記可聴信号によって前記超音波信号を変調することにより、前記超音波を形成する変調手段と、
    を具備する超音波発信装置。
  3. 前記超音波発信装置は移動体に搭載され、
    前記移動体の速度に関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記移動体の速度に基づいて、前記超音波信号の周波数を調整する周波数制御手段と、
    をさらに具備する請求項2に記載の超音波発信装置。
  4. 前記周波数制御手段は、速度と、前記超音波信号の基準周波数とドップラー周波数との差分である周波数偏差との対応関係を記憶する記憶手段と、
    前記対応関係において前記移動体の速度と対応付けられている周波数偏差を算出し、前記算出された周波数偏差と前記基準周波数とを加算することにより、前記超音波信号のターゲット周波数を算出する算出手段と、
    を具備する請求項3に記載の超音波発信装置。
  5. 前記移動体の速度に応じて、前記可聴信号の内容を変更する可聴信号制御手段をさらに具備する請求項2に記載の超音波発信装置。
  6. 他の超音波発信装置から送信された前記他の超音波発信装置で用いられている超音波信号の基準周波数に関する情報を受信する受信手段と、
    前記超音波信号の周波数を、前記他の超音波発信装置の基準周波数と同じ周波数に調整する周波数制御手段と、
    をさらに具備する請求項2に記載の超音波発信装置。
  7. 交差点の近傍に設置された他の超音波発信装置から前記交差点における各車線に対応づけられた周波数に関する周波数情報を受信する受信手段と、
    前記超音波信号の周波数を、前記周波数情報において前記移動体の走行車線と対応づけられた周波数に調整する周波数制御手段と、
    をさらに具備する請求項2に記載の超音波発信装置。
  8. 前記移動体の曲がる方向を検出する検出手段と、
    前記超音波を発信する手段であって、前記検出された曲がる方向に対して、前記超音波を発信する方向を合わせる発信手段と、
    をさらに具備する請求項2に記載の超音波発信装置。
  9. 前記移動体の速度に関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記移動体の速度と前記超音波の発信方向とに基づいて、前記発信方向に対する前記移動体の速度の速度成分を算出し、前記算出された速度成分に基づいて、前記超音波信号の周波数を調整する周波数制御手段と、
    をさらに具備する請求項2に記載の超音波発信装置。
  10. 移動体に搭載された超音波発信装置における超音波発信方法であって、
    超音波信号を生成し、
    可聴信号を生成し、
    前記可聴信号によって前記超音波信号を変調することにより、超音波を形成する、
    を具備する超音波発信方法。
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