JP2000279646A - 音響装置 - Google Patents

音響装置

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JP2000279646A
JP2000279646A JP11087915A JP8791599A JP2000279646A JP 2000279646 A JP2000279646 A JP 2000279646A JP 11087915 A JP11087915 A JP 11087915A JP 8791599 A JP8791599 A JP 8791599A JP 2000279646 A JP2000279646 A JP 2000279646A
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Japan
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vehicle
frequency
sound
speed
sound source
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JP11087915A
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Hiroyuki Hiraishi
博之 平石
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Namco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊戯施設などで、乗り物などの搭乗者がドッ
プラー効果によって生じる音程の変化を感じないように
する音響装置を提供する。 【解決手段】 ドップラー効果による音程の変化を補正
して、搭乗者が感じる音程がほぼ一定となるようにす
る。乗り物10が移動する経路には、一定の間隔で多数
の位置センサ11(11a,11b,…)が設けられてい
る。各位置センサ11からの信号は位置検出部12に送
られ、ここで、乗り物10の現在位置が検出される。補
正量計算部13は、位置検出部12によって求められた
乗り物10の位置に基づいて、スピーカ30から発せら
れる音声の音程をどの程度補正すべきかを算出する。音
程補正部14は、補正量計算部13から受けた補正量の
情報に基づいて、音源15から与えられる音声信号の音
程を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗り物型遊戯施設
などで流されている音声の音程が、乗り物の移動に伴っ
て変化し不自然に聞こえるような場合に、遊戯者が自然
な音声を聴取できるよう音声信号を補正する音響装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】遊園地やテーマパークなどの遊戯施設で
は、目立たないところに設置されたスピーカから、その
場の雰囲気を盛り上げたり楽しい気分を高揚させるよう
な音楽や効果音などの音声を流している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、来園者
が乗り物に乗って移動していると、固定された音響設備
と移動する乗り物の搭乗者との間の相対速度によってド
ップラー効果が生じ、搭乗者に聞こえる音声の周波数が
変化する。音感のよい人はこのような周波数の変化を音
程の変化として感じ取り、不快感を覚える場合がある。
このため、その場の雰囲気を盛り上げたり楽しい気分を
高揚させるための効果音が、却って逆効果につながる場
合がある。
【0004】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、遊戯施設などで、乗り物などの搭乗者が
ドップラー効果によって生じる音程の変化を感じないよ
うにする音響装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、移動する乗り物の搭乗者
に向けて音声を発するスピーカと、前記乗り物の速度を
検知する速度検知手段と、音源から供給される音声信号
の周波数と前記乗り物の速度から、所定の計算式に基づ
いてドップラー効果による音程の変動を算出する演算手
段と、前記演算手段の算出結果に基づいて、音源から供
給される音声信号の周波数を補正する周波数補正手段と
を具備し、前記周波数補正手段による前記音声信号の補
正によって、移動する乗り物の搭乗者に聞こえる音声の
音程を、前記音源から供給される音声信号の音程と等し
くすることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、移動する乗り物の
搭乗者に向けて音声を発するスピーカと、前記乗り物の
速度を検知する速度検知手段と、第一の音源から供給さ
れる音声信号の周波数と前記乗り物の速度から、所定の
計算式に基づいてドップラー効果による音程の変動を算
出する演算手段と、前記演算手段の算出結果に基づい
て、第一の音源から供給される音声信号の周波数を補正
する周波数補正手段と、第二の音源から供給される音声
信号と前記周波数補正手段から出力される音声信号を混
合して前記スピーカに供給する音声混同手段とを具備
し、前記周波数補正手段により第一の音源からの音声信
号の周波数を補正することによって、移動する乗り物の
搭乗者に聞こえる第一の音源からの音声の音程が、前記
第一の音源から供給される時点の音声信号の音程と等し
くすることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記速度検知手段は、移動の仕方が
定められている前記乗り物の位置を検出することによっ
て乗り物の速度を検知することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の発明において、前記速度検出手段は、複数ある
コースごとに定められている移動の仕方に関する情報に
基づいて、前記乗り物の位置を検出することによって速
度を求めることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、移動する乗り物の
搭乗者に向けて音声を発するスピーカと、前記乗り物の
速度を検知する速度検知手段と、音源から供給される音
声信号の周波数と前記乗り物の速度から、所定の計算式
に基づいてドップラー効果による音程の変動を算出する
演算手段と、前記演算手段の算出結果に基づいて、音源
から供給される音声信号の周波数を補正する周波数補正
手段と、前記周波数補正手段が出力する音声信号を録音
する録音手段とを具備し、前記周波数補正手段により移
動する乗り物の搭乗者に聞こえるときの音程が前記音源
から供給される音声信号の音程と等しくなるよう補正さ
れたされた音声信号を前記録音手段に録音し、前記乗り
物を移動するときに、前記録音手段に録音されている音
声を再生することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態
の音響装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、乗り物10は、遊園地やテーマパークなどにある遊
戯施設の乗り物であり、ここではx軸方向にのみ移動可
能とする。乗り物10の移動経路の近傍にはスピーカ3
0が設置されており、ここからその場に相応しい音楽や
効果音などの音声が流される。なお、スピーカ30は、
ここでは固定されているものとする。
【0011】スピーカ30から音声が流されている場合
において、乗り物10が移動しているときに搭乗者が感
じる音声の音程は、ドップラー効果によって、乗り物1
0が停止しているときに搭乗者が感じる音程(実際の音
程)とは異なったものとなる。すなわち、乗り物10が
スピーカ30に近づいているときは実際の音程よりも高
く聞こえ、乗り物10がスピーカ30から遠ざかるとき
は、実際の音程よりも低く聞こえる。このため、乗り物
10がスピーカ30のすぐそばを通過すると、その瞬間
に搭乗者が感じる音声は、高い音程から低い音程へと大
きく変化する。乗り物10がスピーカ30を通過すると
きの速度が大きければ大きいほど、この音程の変化も大
きくなる。このような音程の変化は、人によっては不快
に感じられる。本実施形態の音響装置では、このような
ドップラー効果による音程の変化を補正して、搭乗者が
感じる音程がほぼ一定となるようにする。
【0012】図1に示すように、乗り物10が移動する
経路には、一定の間隔で多数の位置センサ11(11
a,11b,…)が設けられている。各位置センサ11
からの信号は位置検出部12に送られ、ここで、乗り物
10の現在位置が検出される。補正量計算部13は、位
置検出部12によって求められた乗り物10の位置に基
づいて、スピーカ30から発せられる音声の音程をどの
程度補正すべきかを算出する。音程補正部14は、補正
量計算部13から受けた補正量の情報に基づいて、音源
15から与えられる音声信号の音程を補正する。
【0013】音源15は、スピーカ30から流すべき音
声の信号を生成する部分であり、予め録音されている音
声を適当なタイミングで再生する。音源15は、音声信
号を2系統から出力しており、一方については前述の音
程補正部14に供給するが、他方については音程を補正
せずにそのままミキサー16へ送る。これは、音声の中
には、音楽のように音程を補正するのが望ましいもの
と、元々静止しているものから発せられる音声の場合、
補正を行うと却って不自然に聞こえるものがあるからで
ある。したがって音源15は、音楽の音声信号について
は音程補正部14に供給し、動物の鳴き声などの音声は
そのままミキサー16へ供給する。なお、このように、
補正する音声と補正しない音声を分けることが可能であ
る点については、後述の各実施形態についても同様であ
る。
【0014】なお、図1では音源15を、補正する音声
(本明細書ではこの音声の音源を「第一の音源」と読ん
でいる)と補正しない音声(本明細書ではこの音声の音源
を「第二の音源」と読んでいる)を一つでまかなえる音
源として記載してある。このようなものの例としては、
たとえば多チャンネルPCM音源があり、これを用いれ
ば、第一の音源と第二の音源を一つの音源LSIで実現
できる。ただし、第一の音源と第二の音源を別々に設け
ることももちろん可能である。
【0015】ミキサー16は、音程補正部14から供給
される補正された信号と、音源15から供給される補正
されていない信号とを混合し、アンプ17に送出する。
アンプは、入力された信号を増幅してスピーカ30に供
給する。したがってスピーカ30からは、音程が補正さ
れた音声と最初のまま補正されない音声とがミックスさ
れて同時に流される。
【0016】なお、実際には、ドップラー効果による聴
取音程の変動の大きさは乗り物の速度に依存する。しか
し、遊戯施設などの乗り物10は、移動の仕方が毎回同
じであり、乗り物10の位置が分かればそこでの速度は
直ちに分かる。このため、乗り物10の位置を検出する
ことで乗り物10の速度を検知することができるので、
図1のような状況では速度センサなどは必要ない。
【0017】次に、補正量計算部13において行なわれ
る音程の補正量の計算について簡単に説明する。音源1
5から送出される音声信号の周波数をf0、その波長を
λ0、音速をv0、乗り物10の速度をv(スピーカ30
から離れるときを正、近づくときを負とする)とする
と、音程を補正しないときに乗り物10の搭乗者に聞こ
える音声の周波数fは、ドップラー効果によって f=f0・(v0−v)/v0 (1) となる。なお、仮にスピーカ30も移動可能でその速度
がv1だとすれば、(1)式の分母は(v0−v1)となる
が、ここではスピーカ30が固定されているものと考え
るので、(1)式を用いる。
【0018】ところで、速度vで移動している乗り物1
0の搭乗者に聞こえる音声の周波数がf0となるよう
に、スピーカ30から流す音声の周波数を補正してfx
にしたとする。このとき、(1)式から f0=fx・(v0−v)/v0 (2) となるから、この式からfxを求めると、 fx=f0・v0/(v0−v) (3) となる。したがって、音程補正部14で補正すべき周波
数の補正量は、 f0−fx=f0−f0・v0/(v0−v) (4) となる。ここで、音速v0は一定であるから、音程補正
部14は、そのときどきの乗り物10の速度vと音声信
号の周波数f0を用いて(4)式に従って音声信号の周波
数を補正すればよい。
【0019】スピーカ30から出た音声が乗り物10の
搭乗者に届くまでにはその間の距離に応じた時間を要
し、厳密には時間的なずれが生じる。しかし、スピーカ
30は一般には乗り物10の近くに設置されるので、通
常の場合であればこのような時間のずれを無視しても不
都合はない。また、風が吹いている場合にも厳密には音
程の変化が生じるが、その大きさはきわめて小さいので
無視しても差し支えない。
【0020】前述のように、遊戯施設などの乗り物10
は、移動の仕方が毎回同じである場合が多い。このよう
な場合には、ミキサー16から出力される音声信号を録
音装置18に録音し、これを毎回乗り物10の移動開始
にタイミングを合わせて再生してもよい。この点につい
ても、後述の各実施形態において同様に適用できる。
【0021】これまでは、乗り物10が直線的に移動す
る場合であったが、以上の議論を、乗り物が曲線的に移
動をする場合に拡張するのは容易である。図2は、乗り
物が曲線に沿って移動する場合の音程の補正量を求める
方法を説明するための図である。
【0022】図2において、乗り物40は、曲線的な経
路を有するレール41の上を移動するものとする。スピ
ーカ42は、レール41から離れた位置に設置されてお
り、このスピーカ42を通る横軸をx軸とする。乗り物
40の速度vは、図1の場合と同様に、レール41上の
どこに乗り物があるかによって一意的に決まるものとす
る。ただし、速度vは、二次元的なベクトル量とする。
【0023】図2において、速度ベクトルvの方向とx
軸とのなす角をγ、スピーカ42と乗り物41を結ぶ直
線(この直線をrとする)とx軸とのなす角をθとする
と、速度vの直線r方向の成分は、vcos(θ−γ)とな
る。したがって、これを(4)式のvと入れ換えると、補
正後の音声の周波数fxは、 fx=f0・v0/(v0−vcos(θ−γ)) (5) となる。このようにして補正後の音声の周波数fxが求
まったら、あとは図1と同様の補正量計算部によって補
正量を算出し、音程補正部によって音程を補正する。
【0024】図3は、乗り物60が通過する二つの経路
としてコース1とコース2が用意されており、ポイント
63の制御によっていずれかのコースが選択される遊戯
施設に本発明を適用する場合の実施形態を示している。
スピーカ61は、図3に示す位置に設置されており、乗
り物60がどちらのコースに進むかによって、補正する
音声信号の補正量が変わる。この場合も、横軸をx軸と
すると、スピーカ61と乗り物とを結ぶ直線がx軸とな
す角度は時間tに伴って変化する。
【0025】この角度を、図3に示すように、コース1
へ進むときはγ1(t)、コース2へ進むときはγ
2(t)とする。時刻t1において、スピーカ61から発
すべき音声の周波数fx1(コース1へ進むとき)、f
x2(コース2へ進むとき)は、それぞれ、前述の(5)式と
同様にして、 fx1=f0・v0/(v0−v1cosγ1(t1)) (6) fx2=f0・v0/(v0−v2cosγ2(t1)) (7) となる。ここで、v1はコース1における速度乗り物6
0の速度、v2はコース1における速度乗り物60の速
度である。
【0026】図4は、決められた経路に沿って乗り物が
移動するのではなく、搭乗者の操作によって、あるいは
乗り物に搭載された制御装置の指示によって、乗り物が
任意の方向に移動したり曲がったりできる場合における
周波数の補正の態様を示したブロック図(図4(a))、お
よびスピーカから発する音声の周波数の求め方を示した
図である。
【0027】図4(a)に示すように、乗り物70にはx
軸方向用の加速度センサ71xとy軸方向用の加速度セ
ンサ71yが搭載され、これらの加速度センサによって
得られた加速度データから、速度検出器72によって乗
り物の速度及び方向が算出される。また、乗り物70の
位置については、乗り物70の始点の位置と、始点から
の位置の変化量(速度の積分)に基づいて、速度検出器7
2によって求められる。この速度、方向、および位置の
データは、無線などで補正量計算部73へ送信され、こ
の補正量計算部73において、音源から送られてきた音
声信号の周波数の補正量が計算される。なお、乗り物7
0の位置については、補正量計算部73で求めるように
してもよい。
【0028】図4(b)に示すように、横軸をx軸、乗り
物70の二次元的な速度ベクトルをv、スピーカ75と
乗り物70を結ぶ直線がx軸となす角度をθ、速度ベク
トルvがx軸となす角度をγとすると、スピーカ75か
ら発すべき音声の周波数fxは、前述の(5)式で表され
る。
【0029】図5も、図4と同様に、搭乗者の意思によ
って、あるいは乗り物に搭載された制御装置の指示によ
って、乗り物が任意の方向に移動したり曲がったりでき
る場合における周波数の補正の仕方を示している。この
場合は、乗り物80は、領域81の内部で自由に移動で
きる。領域81の周囲に立てられている4本のポールの
先端には、センサ82(82a,82b,82c,82
d)が設けられている。
【0030】乗り物80には、光を発する発光体と超音
波を発する発音体が設けられている。光と超音波は同時
に発せられ、各センサ82によって受信される。光がセ
ンサに到達するまでの伝播時間は無視できるが、超音波
の伝播には発音体とセンサとの距離に応じた時間がかか
るので、各センサが光と超音波を受信したときの時間差
から、各センサから乗り物80までの距離を算出でき
る。
【0031】四つのセンサそれぞれから乗り物80まで
の距離が分かれば、乗り物の位置が決定される。さら
に、この位置がどのように変化するかを見ることによっ
て、移動方向と速度とが求められる。このように、乗り
物80の速度と方向が分かれば、(5)式に基づいて、補
正すべき音程が算出することができる。
【0032】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内で種々の変更が可能
である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、そ
のときの音声の周波数と乗り物の速度から、広く知られ
たドップラー効果の計算式に基づいて補正すべき音程の
周波数を算出し、その結果に基づいて、移動する乗り物
の搭乗者に聞こえる音声の音程が元々の音声の音程にな
るように音声信号を補正するので、乗り物がスピーカを
通過する前後で搭乗者に聞こえる音声の音程が不自然に
変化することがなく、このため搭乗者が不快感を感じな
くて済む音響装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の音響装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】乗り物が曲線に沿って移動する場合の音程の補
正量を求める方法を説明するための図である。
【図3】乗り物がコース1とコース2のいずれを進むか
によって音声の補正の仕方を切り換える場合を示した図
である。
【図4】搭乗者の操作によって、あるいは乗り物に搭載
された制御装置の指示によって、乗り物が任意の方向に
移動したり曲がったりできる場合における周波数の補正
の態様を示した図である。
【図5】図4と同様に、搭乗者の意思によって、あるい
は乗り物に搭載された制御装置の指示によって、乗り物
が任意の方向に移動したり曲がったりできる場合におけ
る周波数の補正の仕方を示した図である。
【符号の説明】
10,40,60,70,80 乗り物 11(11a,11b,・・・) 位置センサ 12 位置検出部 13、73 補正量計算部 14 音程補正部 15 音源 16 ミキサー 17 アンプ 18 録音装置 30,42,61,75 スピーカ 41 レール 62 ポイント 63 ポイント制御手段 71x,71y 加速度センサ 72 速度検出器 82(82a,82b,82c,82d) センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する乗り物の搭乗者に向けて音声を
    発するスピーカと、 前記乗り物の速度を検知する速度検知手段と、 音源から供給される音声信号の周波数と前記乗り物の速
    度から、所定の計算式に基づいてドップラー効果による
    音程の変動を算出する演算手段と、 前記演算手段の算出結果に基づいて、音源から供給され
    る音声信号の周波数を補正する周波数補正手段と、 を具備し、前記周波数補正手段による前記音声信号の補
    正によって、移動する乗り物の搭乗者に聞こえる音声の
    音程を、前記音源から供給される音声信号の音程と等し
    くすることを特徴とする音響装置。
  2. 【請求項2】 移動する乗り物の搭乗者に向けて音声を
    発するスピーカと、 前記乗り物の速度を検知する速度検知手段と、 第一の音源から供給される音声信号の周波数と前記乗り
    物の速度から、所定の計算式に基づいてドップラー効果
    による音程の変動を算出する演算手段と、 前記演算手段の算出結果に基づいて、第一の音源から供
    給される音声信号の周波数を補正する周波数補正手段
    と、 第二の音源から供給される音声信号と前記周波数補正手
    段から出力される音声信号を混合して前記スピーカに供
    給する音声混同手段と、 を具備し、前記周波数補正手段により第一の音源からの
    音声信号の周波数を補正することによって、移動する乗
    り物の搭乗者に聞こえる第一の音源からの音声の音程
    が、前記第一の音源から供給される時点の音声信号の音
    程と等しくすることを特徴とする音響装置。
  3. 【請求項3】 前記速度検知手段は、移動の仕方が定め
    られている前記乗り物の位置を検出することによって乗
    り物の速度を検知することを特徴とする請求項1又は2
    記載の音響装置。
  4. 【請求項4】 前記速度検出手段は、複数あるコースご
    とに定められている移動の仕方に関する情報に基づい
    て、前記乗り物の位置を検出することによって、速度を
    求めることを特徴とする請求項1、2又は3記載の音響
    装置。
  5. 【請求項5】 移動する乗り物の搭乗者に向けて音声を
    発するスピーカと、 前記乗り物の速度を検知する速度検知手段と、 音源から供給される音声信号の周波数と前記乗り物の速
    度から、所定の計算式に基づいてドップラー効果による
    音程の変動を算出する演算手段と、 前記演算手段の算出結果に基づいて、音源から供給され
    る音声信号の周波数を補正する周波数補正手段と、 前記周波数補正手段が出力する音声信号を録音する録音
    手段と、 を具備し、前記周波数補正手段により移動する乗り物の
    搭乗者に聞こえるときの音程が前記音源から供給される
    音声信号の音程と等しくなるよう補正されたされた音声
    信号を前記録音手段に録音し、前記乗り物を移動すると
    きに、前記録音手段に録音されている音声を再生するこ
    とを特徴とする音響装置。
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