JP6087528B2 - 管理システム、管理装置、画像形成装置、制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

管理システム、管理装置、画像形成装置、制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理システム、管理装置、画像形成装置、管理システムの制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
画像形成装置内のトナー残量を監視して消耗品の管理を行う管理システムが提供されている。管理システムは、新しいトナーボトルが画像形成装置に装填されてからトナー残量が少なくなった場合にトナーボトルの交換が必要であることを通知する。特許文献1は、トナー残量情報を画像形成装置から受信し、受信されたトナー残量が所定値よりも少ない場合はトナーボトルの配送時期であると決定し、当該決定に基づいてトナーボトルの配送要求を出す管理システムを開示している。また、特許文献1が開示する管理システムは、画像形成装置に装填されたトナーボトルの残量と印刷枚数、および、カバレッジを用いて、トナーボトル交換通知の最適な時期を決定する。
特開2012−22277号公報
特許文献1が開示する管理システムは、新しいトナーボトルが画像形成装置に装填されてから使い終わるまでの間に、トナーボトルが途中で交換されることを考慮していない。しかし、実際には、利用者は、トナー残量が残っている場合でもトナーボトルを交換することがある。これは、企業内などで画像形成装置を夜間連続して動かし続けるために、画像形成装置を利用する利用者が、帰宅する前に新しいトナーボトルへと交換する場合などがあるためである。画像形成装置に装填したトナーボトルのトナーが最後まで使用される前に交換されてしまうと、従来のトナー管理システムでは、適切な管理が行えない。
また、画像形成装置の販売会社とその顧客との間には、画像形成装置に対する保守サービス契約がある。たとえば、この契約には、対象の画像形成装置で利用されるトナー代金はすべて販売会社が負担する代わりに、印刷枚数に応じた保守サービス料金を販売会社は受け取るというものがある。この契約を結んだ顧客によって、残量のあるトナーボトルが、仮に、最後まで使われずに廃棄されてしまうと、販売会社の想定をはるかに超えるトナーボトルの交換が行われる場合がある。このような場合、想定を超える交換によるトナー代金の補填のため、販売会社は保守契約自体のサービス価格を上げざるを得なくなってしまう。この場合には、顧客と販売会社の双方のデメリットになるという課題があった。従って、トナーボトルなどの消耗品は最後まで使用されてから交換されることが望ましい。
本発明は、消耗品の容器の交換に際し、消耗品の残量情報を消耗品の容器と関連付けて保持することにより、消耗品が使用途中で交換されたかを管理できる仕組みの提供を目的とする。
本発明の一実施形態の管理システムは、消耗品の容器が交換可能に装填される画像形成装置と、当該画像形成装置とネットワークを介して通信する管理装置とを含む管理システムである。前記画像形成装置は、装填された消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報を管理する管理手段と、既に装填されていた消耗品の容器が取り出された後に新しく装填され消耗品の容器の識別情報を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記識別情報と、前記検出手段により識別情報が検出された消耗品の容器が装填された際の前記画像形成装置の稼働状況を示すトータルカウンタ情報と、前記取り出された前回装填されていた消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報とを含むイベント情報前記管理装置に送信する送信手段とを備える。前記管理装置は、前記イベント情報を受信する受信手段と、受信された前記イベント情報含まれる前記識別情報と、前記トータルカウンタ情報と、前記残量情報とを管理情報として保存する保存手段とを備える。
本発明の管理システムによれば、消耗品の容器の交換に際し、消耗品が使用途中で交換されたかを管理することができる。その結果、消耗品が使用途中で交換されることを抑制することが可能となる。
画像形成装置と管理装置とを備える管理システムの構成例を示す。 画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 画像形成装置のソフトウェア構成例を示す図である。 管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 管理装置のソフトウェア構成例を示す図である。 管理装置が受信するアラーム例を示す図である。 画像形成装置が管理装置にアラームを送信するまでの処理を示す。 画像形成装置が管理装置にアラームを送信するまでの処理を示す。 管理装置が管理するトナーボトルの管理テーブル例を示す。 管理装置がトナーボトル管理画面を表示するまでの処理を示す。 管理装置がアラームを受信し管理テーブルを作成する処理を示す。 管理装置がアラームを受信し管理テーブルを作成する処理を示す。 管理装置が受信する別のアラーム例を示す図である。 トナーボトル取り出し通知を受けた管理装置が行う処理を示す。 トナーボトル装填通知を受けた管理装置が行う処理を示す。 アラーム履歴例とトナーボトルの管理テーブル例を示す。 管理装置がアラームを受信し管理テーブルを作成する処理を示す。 管理装置が利用者に通知する通知例を示す。 管理装置が利用者に通知する別の通知例を示す。 管理装置が利用者に通知する別の通知例を示す。
<本実施形態のデバイス管理システムの構成例>
図1は、本発明の実施形態に係る管理システムの構成例を示す。管理システムは、複写機、遠隔監視装置、及び管理装置を備える。各装置はネットワークを介して接続し、通信可能である。図1に示すように、画像形成装置100は、顧客の社内LANに接続されたMFP(Multi Function Printer)やSFP(Single Function Printer)を示している。これらはプリント・複写などの機能をもつ機器であり、ここでは画像形成装置と呼ぶ。拠点監視装置101は、複数の画像形成装置100を監視する。社内LAN102には、複数の画像形成装置100や拠点監視装置101が接続されている。拠点監視装置101は、社内LANを介して画像形成装置から画像形成装置の監視情報を取得する。
インターネット103は、社内LANに対して外部ネットワークを提供する。社内LAN102には、インターネット103との接続ポイントとなるファイアウォール104が設置されている。ファイアウォール104により、外部からの社内LAN102への不正なネットワークアクセスを防止する。また、社内LANの機器は、このファイアウォール104を介して外部のサーバと通信をすることができる。
管理サーバ105は、顧客に設置された複数の画像形成装置を監視する管理装置である。拠点監視装置101は、社内LAN102を介して取得した画像形成装置の監視情報をインターネット上の管理サーバ105に送信する。管理サーバ105は、拠点監視装置101から受信した監視情報を基に画像形成装置の管理を行う。インターネット103には、顧客の社内LAN102に類似した別顧客のネットワークが無数に接続されており、管理サーバ105は、複数の顧客の画像形成装置を管理することができる。
拠点監視装置101は、一般的なコンピュータとして図面に記されているが、監視プログラムを実行させる機器を指している。したがって、監視プログラムは、PCのほかに専用のハードウェアや画像形成装置などにインストールすることができる。したがって、拠点監視装置の形態に制限はない。例えば、画像形成装置100には、拠点監視装置101を必要とせず、自己の制御部に監視プログラムを実行させることができるものがある。そのような画像形成装置には、監視プログラムがインストールされており、拠点監視装置101が送信する監視情報を自ら生成して直接管理サーバ105へ送信する。
拠点監視装置101は、顧客の社内LAN102に大量の画像形成装置が存在する場合に社内LANに存在する画像形成装置から、一元的に監視情報を収集する。そして、拠点監視装置101が、管理サーバ105へ送信を行うことでメンテナンスの効率を高めることができる。ここで記載する技術は、拠点監視装置101を介した画像形成装置の管理を行う方法と画像形成装置自身が監視情報を送信して画像形成装置の管理を行う方法のどちらのケースでも有効であり、接続形態を限定するものではない。
本実施形態では、画像形成装置100が自己監視の機能を持っているものとする。画像形成装置100が管理サーバ105へ送信する監視情報は、画像形成装置の使用状況を示す各種カウンタ情報やファームウェア情報、画像形成装置の画像処理状態を示すエラーやアラームなどの情報を含む。管理サーバ105は、これらの監視情報を受け、課金カウンタのレポート表示、エラー・アラームなどの障害イベント通知、画像形成装置の部品消耗度の算出、トナー在庫個数の管理などのサービスを販売会社へ提供する。特に、管理サーバ105は、画像形成装置100から送信される監視情報のなかでトナーボトルの交換に関するイベント情報を受信することで、トナーが効率的で適切に利用されているかを管理する。
<本実施形態の画像形成装置の制御部構成例>
図2は、図1に示す画像形成装置100の制御部に関するハードウェア構成を示すブロック図である。画像形成装置100の制御部では、主に、プリントやスキャンなどのプログラムを制御する。また、そのほかにトナーボトル内の残量を検知するセンサーやトナーボトルの交換を検知するセンサーから送信される信号などを管理する管理系のプログラムを制御する。画像形成装置100は、トナーやインクなど消耗品の容器が交換可能に装填され、例えばトナーボトルが交換されたことを検知すると、イベント情報を発行し、管理サーバ105へ送信する。
制御部は、システム管理を行う部分と、画像処理管理を行う部分から構成されている。システム管理を行う各構成要素は、操作部201、Network I/F202、回線I/F部203、ROM204、RAM205、記憶装置206、CPU207から構成されている。CPUは、Central Processing Unitの略称である。RAMは、Random Access Memoryの略称である。ROMは、Read Only Memoryの略称である。また、画像処理管理を行う各構成要素は、IO制御部208、画像処理部209、画像回転部210、デジタルI/F部211、圧縮伸長部212、画素密度変換部213から構成されている。そして、これらの構成要素は、システムバス216及び画像バス217に接続されている。
システムバス216には、以下の構成要素が配置される。操作部201には表示手段やキー入力手段が内蔵されており、CPU207が制御する。利用者は、キー入力手段を通してスキャナー読み取りやプリント出力に関する各種設定指示や、作動/停止指示を行う。また、利用者は、操作部201を介して、装填されているトナーボトル内の残量やトナーボトルの識別情報などを確認することができる。
Network I/F202は、社内LANと接続するためのインターフェース部である。Network I/F202は、社内LAN102を介して管理サーバ105と通信を行う。例えば、画像形成装置は、Network I/F202を介して管理サーバ105へHTTPまたはHTTPSなどのプロトコルを利用して画像形成装置100の監視情報を送信する。
回線I/F部203は、ISDNや公衆電話網に接続され、遠隔の端末とデータの送受信を行う。回線I/F部203は、通信制御プログラムにより制御され、ファクシミリなどのデータ送受信を行う。
CPU207は、ROM204や記憶装置206に格納された画像形成装置100の制御プログラム及び画像形成装置を監視制御に関する監視プログラムを実行する。RAM205は、プログラムを実行するためのワークメモリである。CPU207は、ROM204に記憶された各種プログラムをRAM205に読み出し、解析し、各種処理を実行する。RAM205は、例えば、画像形成装置を監視する監視プログラム(以下、単に監視プログラムと呼ぶ)がデバイス情報を管理するうえで必要なステータス情報や、Network I/F202から受信した画像データを一時記憶する。記憶装置206は不揮発性記憶装置であり、画像形成装置100の再起動後も保持しておく必要のある各種動作モード設定や、カウンタ値(サイズごとの印刷枚数や、原稿読み取り回数等)、及びステータス情報(ステータスフラグを含む)などを記憶する。この記憶装置206に記憶する設定情報には、装填されているトナーボトル内の残量情報や、トナーボトルの識別情報も含まれる。そのほかに、画像形成装置のオペレーティングシステムや、その他のアプリケーションプログラムなども、この記憶装置206に記憶する。
CPU207は制御プログラムを実行することにより、利用者の指示するコピーやプリントなどの処理を実行する。またCPU207で実行される監視プログラムは、記憶装置206内のカウンタ値や稼働ログなどの稼働情報や障害情報を読み出して画像形成装置100のステータス情報として管理サーバ105へ、Network I/F202を介して送信する。
監視情報は、稼働情報や障害情報も含む。稼働情報とは、カウンタ値やログなどの通常稼働を行う際に生成される情報を示す。また、障害情報とは、ジャムやエラーなど画像形成装置が通常の処理を実行できなくなった時の情報を示す。画像形成装置100は、CPUが監視プログラムを実行することにより、トナーボトルの交換が行われると、トナーボトルが交換されてことをイベント情報として管理サーバ105へ送信する。画像形成装置100は、イベント情報を送信する際、記憶装置206から交換前に装填されていたトナーボトルの残量を読み出し、途中で取り出されたのか、最後まで使用されたのかを確認する。また、そのほかに、新しく装填されたトナーボトルの識別情報、現在のカウンタ情報など確認し、送信するイベント情報の所定のフォーマットに設定し送信する。
IO制御部208は、システムバス216と画像データを高速で転送する画像バス217とを接続するためのバスブリッジである。画像バス217は、PCIバス又はIEEE1394などのバスで構成される。画像バス217上には以下の構成要素が配置される。デジタルI/F部211は、画像形成装置100のリーダー部215やプリンタ部214と制御部とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、リーダー部215やプリンタ部214内の各所に配置した前述の各種センサーが検出した情報は、このデジタルI/F部211、及びIO制御部208を介してシステムバス216へ流れる。画像処理部209は、入力及び出力画像データに対し補正/加工/編集を行う。画像回転部210は画像データの回転を行う。圧縮伸長部212は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG/MMR/MR/MHの圧縮伸張処理を行う。画素密度変換部213は、出力用画像データに対して解像度変換等を行う。
<画像形成装置のソフトウェアモジュール構成>
図3は、図1の画像形成装置100における外部システムと通信可能な監視プログラムモジュールの構成を示す。以下では、トナーボトル交換のイベント送信処理について説明する。図3の301乃至313は、画像形成装置100内の各監視プログラムモジュールを示す。画像形成装置100内のCPU207がこれらのプログラムモジュールを実行することにより、以下に説明する処理を実現する。
監視プログラムモジュールは、デバイスインターフェース301、イベント管理マネージャ302、記憶装置305、監視情報送信マネージャ306を備える。デバイスインターフェース301は、図2のIO制御部208に相当する。イベント管理マネージャ302は、画像形成装置100で発生するイベントを受けてイベント情報を管理する。記憶装置305は、画像形成装置の管理に必要な管理情報を記憶する。記憶装置305は、記憶装置206やROM204などの不揮発性メモリである。また、監視情報送信マネージャ306は、画像形成装置100で発生したイベント情報を遠隔の管理サーバ105へ送信する。トナーボトル管理マネージャ310は、画像形成装置100に装填するトナーボトルの管理情報をデバイスインターフェース301へ提供する。
トナーボトル管理マネージャ310は、ボトル識別情報検知部311、トナー残量検知部312、ボトル交換検知部313を備える。ボトル識別情報検知部311は、トナーボトルの交換が行われた後、新しく装填されたトナーボトルの識別情報を取得し、デバイスインターフェース301を介してイベント管理マネージャ302に提供する。すなわち、ボトル識別情報検知部311は、消耗品の容器を交換する際に、新しく装填される消耗品の容器の識別情報を検出する検出手段として機能する。
トナー残量検知部312は、装填されているトナーボトルにどの程度のトナーが残っているかを検知し、デバイスインターフェース301を介してトナーボトル内の残量情報をイベント管理マネージャ302に提供する。このトナーボトル内の残量情報とは、残量が残っているか否か、という情報でもよいし、何パーセントのトナーがトナーボトル内に残っているという正確なトナーボトル内のトナー残容量の情報でもよい。すなわち、トナー残量検知部312は、装填された消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報を管理する管理手段として機能する。ボトル交換検知部313は、トナーボトルが交換されたこと、例えばトナーボトル交換の開始や完了を、センサーを介して検知し、デバイスインターフェース301にイベントを通知する。
イベント管理マネージャ302は、イベント部303、監視制御部304を備える。イベント管理マネージャ302は、デバイスインターフェース301を介してトナーボトル管理マネージャ310で検知されるさまざまなイベント情報を受信し、画像形成装置の管理に必要な情報を記憶装置305へ記録する。イベント管理マネージャ302で管理するイベント情報は、画像形成装置の利用者が発行するプリントジョブのイベントや、エラー(障害と呼ぶこともある)を含む、一般的な画像形成装置のステータス情報などを含む。イベント部303は、デバイスインターフェース301を通じて画像形成装置のイベントを受信する。監視制御部304は、イベント部303からイベント情報を受信し、イベントの種類を判断しその後の対応を決定する。
例えば、イベント管理マネージャ302は、利用者が発行するプリントジョブ毎にトナーボトル内の残量を確認して、現在の画像形成装置内の最新のトナー残量情報として記憶装置305へ書き込みを行う。そのほかに、イベント管理マネージャ302が取り扱うイベントには、画像形成装置100のエラーがある。画像形成装置100のエラーとして、ハードディスクエラーや課金カウンタエラー等の緊急性の高いエラーや、紙ジャム、または、トナーロー等のワーニングレベルのエラーなどが挙げられる。また、トナーボトルの交換を表すイベント情報なども同様にデバイスインターフェース301を介してイベント管理マネージャ302に通知される。
イベント部303は、画像形成装置100が起動する時にイベント管理マネージャ302内で監視対象とするイベント情報をデバイスインターフェース301へ登録する。登録されるイベント情報は、管理者が設定してもよく、またはあらかじめ決定されていてもよい。イベント部303がこの登録処理を行うことで、画像形成装置の監視に必要なイベントが発生するとリアルタイムで通知を受けるようになる。従って、画像形成装置100で監視対象のエラーやトナーボトルの交換などのイベントが発生すると、デバイスインターフェース301を介してイベント情報を受信する。また、イベント部303は、受信したイベント情報を即時に監視制御部304へ通知する。
監視制御部304は、イベント通知をイベント部303から受け取ると、各種のイベントを通知する際に必要な情報をデバイスインターフェース301に要求し、情報の提供をうける。監視制御部304は、デバイスインターフェース301から提供を受けたイベントの関連情報を記憶装置305へ保管する。監視制御部304は、記憶装置305へイベント情報を保管すると、監視情報送信マネージャ306に管理サーバへの送信リクエストを発行する。
記憶装置305は、図2のROM204と記憶装置206である。記憶装置305は、ファームウェア情報や画像形成装置の識別番号などのデバイス構成情報を記憶する。また、記憶装置305は、エラーコードや発生時刻、またそのイベントが発生した発生時刻など、発生したイベントに関連した画像形成装置の管理情報を記憶する。また、記憶装置305は、発生したイベントがトナーボトル交換イベントであった場合、以下の情報を記憶する。つまり、記憶装置305は管理手段として機能し、交換前に装填されていたトナーボトルの残量情報と、新しく装填されたトナーボトルの識別情報と、その時の画像形成装置のカウンタ情報とをトナーボトル交換イベントと関連させて記憶する。
監視情報送信マネージャ306は、リクエスト受付部307、送信情報管理部308、情報参照部309を備える。リクエスト受付部307は、イベント管理マネージャ302の監視制御部304から送信リクエストを受け付ける。リクエスト受付部307は、イベント送信リクエストを受け付けると、即座に送信情報管理部308へ送信リクエストを渡す。送信情報管理部308は、リクエスト受付部307からイベント情報の送信リクエストを受け取ると、情報参照部309からイベント情報を要求する。情報参照部309は、送信情報管理部308からイベント情報取得のリクエストを受け付けると、記憶装置305からイベント情報を取得して送信情報管理部308へリクエストの応答として返す。送信情報管理部308は、取得したイベント情報を管理サーバ105へ送信するためのイベント情報フォーマットに編集し、外部ネットワーク314へ管理情報として送信する。
<本実施形態の管理サーバの制御部構成例>
図4は、本発明の管理装置として機能する管理サーバ105のブロック図である。管理サーバ105は、汎用のコンピュータ等で構成されてよい。管理サーバは、CPU402、ROM403、RAM404、Network I/F405、表示制御部406、入力制御部407、記憶装置408を備える。これらの構成要素は、バス401に接続されており、データを送受信することが可能である。CPU402は、管理サーバ105全体を制御する。ROM403はシステム起動に必要なブートプログラムを記憶するための読み出し専用メモリである。RAM404はCPU402でプログラムを実行する際に必要とされる作業メモリである。Network I/F405はNetworkと接続し他の機器と通信を行う。表示制御部406はディスプレイ409に画像形成装置のメンテナンス内容等を表示し、入力制御部407は管理サーバ105を管理するオペレータからの入力装置410、411を通じて入力を受け付ける。そのほかに、管理サーバは、CPU402で実行するプログラムや画像形成装置100から送られたメンテナンス情報などを格納する磁気ディスク等の記憶装置408を含む。
管理サーバ105は、Network I/F405を介して画像形成装置100から定期的に稼働情報通知を受け、不定期的に異常状態の通知を受ける。異常状態とは、画像形成装置に障害が発生し、通常の処理が行えなくなった時の状態であり、ジャムやエラー発生中の状態を示す。画像形成装置100から定期的に通知される稼働情報は、コピーやプリントに利用したカウンタ値や消耗部品の寿命を計測するための部品カウンタ値、その他、稼働ログなどを含む。管理サーバ105は、稼動情報を基に画像形成装置100を所有している顧客に対して毎月請求する定期メンテナンス料を算出する。また、画像形成装置100に使用されているパーツが推奨寿命に対してどのくらい消耗しているのかをレポートの形で出力する。管理サーバ105は、この稼働情報を記憶装置408に逐次格納する。一方、管理装置105を操作するオペレータは、格納された稼働情報を適宜参照して顧客への請求額を決定する。
不定期的に通知される画像形成装置100の異常状態を表す情報は、稼働情報に加えて、発生したハード障害やジャムなどのエラー/アラーム情報を含む。管理サーバ105は、この情報を受け取ると、情報の緊急度に基づいて処理を決定する。例えば、画像形成装置100のサービスコールエラーなど、すぐに対応する必要のある障害情報を受信した場合には、その対象の画像形成装置100を管理しているサービスマンに電子メールを送信する。さらに記憶装置408に逐次格納すると共にディスプレイ409上に表示することで、画像形成装置100が異常状態に陥っている旨をオペレータに通知する。また、管理サーバ105は、受け取った情報がジャムやアラームのように緊急度が低い場合には、記憶装置408に逐次格納し、電子メールの送信が必要かどうか、ディスプレイ409に表示させる必要があるかどうかを判断する。一方オペレータは、ディスプレイ409上の表示内容から画像形成装置100の状態を判断し、必要に応じて障害復旧作業をサービスマンに指示をする。また、トナーなどの消耗品を顧客に送付する。
不定期に通知される画像形成装置100の情報は、トナーボトル交換を表すイベント情報などトナー管理を行うための通知も含む。管理サーバ105は、画像形成装置100からトナーボトル交換のイベント情報を受信すると、これまで顧客に送付したトナーボトルの管理情報から各トナーボトルの識別情報と、新しく装填されたトナーの識別情報とのマッチングを行う。新しく装填されたトナーボトルの識別情報は、イベント情報に含まれているため、管理装置105はマッチングを行うことができる。これにより、管理装置105は、顧客に送付したトナーのうち、どのトナーが新しく使用されたのかを確認する。
また、管理装置105は、トナーボトル交換のイベント情報から交換前に装填されていたトナーボトル内の残量情報も取得する。管理装置105は、この情報から、交換前に装填されていたトナーボトルは、途中で取り出されたのか、すべて使い終わってから取り出されたのかを判断する。また、トナーボトル交換のイベント情報から交換時の画像形成装置のカウンタ情報を取得し、管理サーバ内のトナー管理情報に追加する。上述の処理により、管理サーバ105は、交換前に装填されていたトナーボトルで使用された印刷数を算出する。これらの情報を利用して、管理サーバ105は、顧客側でトナーが効率的に利用されているか管理する。
<本実施形態の管理サーバのソフトウェア構成例>
図5は、管理サーバ105における、デバイス管理システムのトナー管理を行うアプリケーションプログラムの機能を示すブロック図である。管理サーバ105のCPU402が、ROM403や記憶装置408に記憶されたプログラムを実行することにより、以下に説明する処理を実現する。デバイス管理システムは、Web Service I/F501、イベント情報受信部502、管理情報入出力部503、管理情報格納部504、途中取り出し回数判定部505、カバレッジ平均判定部506を備える。また、デバイス管理システムは、メール通知部507、UI制御部508、未使用数判定部509を備える。
Web Service I/F部501は、画像形成装置100から監視情報を受信する。本実施形態では、特にトナー管理に関するイベント情報について記載する。イベント情報受信部502は交換通知を受信する受信手段として機能し、Web Service I/F部501からトナーボトル交換を表すイベント情報を受信する。管理情報入出力部503は保存手段として機能し、イベント情報受信部502で受信したトナーボトル交換のイベント情報に含まれる情報を、紐付けて管理情報格納部504に保存する。具体的には、管理情報入出力部503は、トナーボトルの識別情報と、当該トナーボトルの交換に係るカウンタ情報と、当該交換により取り出されたトナーボトルの残量情報とを関連付けて管理情報として保存する。また、管理情報入出力部503は、後述するUI制御部508を介してオペレータなどから顧客のトナー使用状況のリクエストを受け付け、管理情報格納部504から対応する顧客のトナー使用状況を取得する。管理情報格納部504は、図4に示すROM403や記憶装置408へのトナー管理情報の更新と取得を制御する。
途中取り出し回数判定部505は、管理情報入出力部503が取得したトナーボトルの管理情報にもとづき、顧客が使用したトナーボトルのうち、途中で取り出されたトナーボトルの数が規定値を超えているか否かを判定する。カバレッジ平均判定部506は、管理情報入出力部503が取得したトナーボトルの管理情報にもとづき、顧客が今までに使用した各トナーの印刷濃度を示すカバレッジの平均値を算出する。カバレッジ平均判定部506は、算出したカバレッジの平均値が規定値を超えているか否かを判定する。
メール通知部507は、途中取り出し回数判定部505やカバレッジ平均判定部506が、各規定値を超えていると判定した場合、デバイス管理システムを利用しているオペレータに通知を行う。本実施形態では、メール通知部507はデバイス管理システムを利用するオペレータに通知を行う構成であるが、これに限定されるものではない。メール通知部507は、各通知を画像形成装置に送信することにより画像形成装置を利用する利用者に、途中取り出し回数の規定値またはカバレッジ平均の規定値を超えていることを認識させる構成としてもよい。UI制御部508は、デバイス管理システムを利用するオペレータからトナー管理情報の入出力を受付ける。UI制御部508は、顧客のトナー使用状況の表示と、販売会社のトナー配送担当者が顧客へ配送した各トナーボトルのシリアル番号の入力を受付ける。
未使用数判定部509は、デバイス管理システムのオペレータが顧客に送付したトナーボトルのシリアル番号と、トナーボトル交換通知に含まれているシリアル番号のマッチングをとり、未使用のトナーボトルが規定数を超えて存在しているか否かを判定する。未使用数判定部509は、顧客に送付したトナーボトルで未使用のトナーボトルが規定数を超えて存在している場合には、UI制御部508に指示を出し、デバイス管理システムのオペレータに通知を行う。すなわち、メール通知部507とUI制御部509は通知手段として機能し、途中取り出し回数やカバレッジ平均が規定値を超えている、または未使用のトナーボトルが規定数を超えて存在していると判定した場合にオペレータなどに通知する。
<本実施形態の管理サーバが受信するイベント情報の通信データの例1>
図6は、管理サーバ105が、画像形成装置100または拠点監視装置101から受信するトナーボトル交換を表すイベント情報の通信データを表した図である。画像形成装置100または拠点監視装置101は、新しいトナーボトルが画像形成装置100に装填されたタイミングでイベント情報を生成する。
図6に示す通信データは、イベント情報の構造を模式的に表したもので、該イベント情報は、例えばXML形式で記された上で、さらにHTTPS通信などの暗号化プロトコルを介して管理サーバ105に送信される。トナーボトル交換を表すイベント情報は、画像形成装置のアラーム情報として管理サーバ105へ通知される。本実施形態では、画像形成装置のアラームとは、画像形成装置の障害ではなく、通知または記録すべきイベントとして定義する。画像形成装置のアラームは、トナーボトル交換に限定されるものではなく、「用紙切れ」や「ステープル切れ」などのイベントも含む。これらのイベントはコードで管理しており、トナーボトルの交換を表すイベントには対応するコードが存在する。
図6に示す、トナーボトルの交換を表すイベント情報に含まれる情報は、デバイス識別情報601とアラーム情報605から構成される。デバイス識別情報601は、画像形成装置を識別するための情報であり、本実施形態ではIPアドレス602、シリアル番号603、製品名称604などの情報を含む。アラーム情報605は、画像形成装置100に発生したイベントの内容を表す情報であり、発生時刻606、アラームコード607、アラームサブコード608、トナーボトルID609、カウンタ値610の情報を含む。
発生時刻606は、トナーボトルの交換を検知した時刻を表している。発生時刻は、ボトル交換検知部313が、トナーボトルが取り出されたときの時刻でもよく、新しくトナーボトルが装填された時刻でもよい。アラームコード607は、画像形成装置に発生したイベント内容が示され、本実施形態ではトナーボトル交換イベントが発生したことを表す。アラームサブコード608は、トナーボトルの交換に際して交換前のトナーボトルを取り出し時のトナー残量情報や、さらに交換対象のトナーの色情報など、トナーボトル交換に関する関連情報をサブコード化して表している。
トナーボトルID609は、画像形成装置100へ装填されたトナーボトルのシリアルナンバーを表している。また、カウンタ値610は、トナーボトルが装填された時に画像形成装置100がカウントしたトータルカウンタ値を表している。本実施形態では、トナーボトルが装填されてから次のトナーボトルに交換するまで、画像形成装置100の使用傾向を分析するために、画像形成装置100が出力した印刷枚数を計数するトータルカウンタを利用している。本発明には、トータルカウンタ以外にも、画像形成装置100の使用傾向が判断できる部品などの使用回数を表すカウンタ情報を適用することも可能である。また、このカウンタ値610は、同様に傾向を把握できるので、トナーボトル取り出し時のカウンタ情報を用いてもよい。
(第一実施形態)
<本実施形態の画像形成装置の動作例1>
上記構成に基づいて、本実施形態の画像形成装置100の動作例を説明する。図7及び図8は、画像形成装置100を利用する利用者が、トナーボトルの交換を開始してから、画像形成装置100が管理サーバ105にトナーボトル交換通知を送信するまでの処理を表すフローチャートである。このフローチャートの処理は、CPU207がROM204、記憶装置206のいずれかの記憶手段に格納しているプログラムを実行することで実現される。
S701で、画像形成装置100を利用する利用者が、トナーのボトル交換のために、画像形成装置のドアをオープンする。S702で、トナーボトル管理マネージャ310のボトル交換検知部313はトナーボトルの取り出しを検知し、デバイスインターフェース301にイベント情報を通知する。そして、処理はS703へ移る。また、利用者が画像形成装置のドアをオープンしたが、トナーボトルが取り出されなかった場合には、S710へ移る。
S703では、S702にてボトル交換検知部313がトナーボトルの取り出しを検知したことを受けて、イベント部303がデバイスインターフェース301からイベント通知を受けて監視制御部304に渡す。監視制御部304はイベント通知を受けて、記憶装置305にトナーボトル交換フラグを設定する。フラグ設定において、監視制御部304は、どの色のボトルが交換対象になって取り出されたかを記憶装置305に記憶させるため、トナーボトルが複数交換されても管理サーバ105はトナーボトルを精確に管理できる。この設定処理が終わるとS704へ処理を進める。
S704では、トナー残量検知部312がトナー残量を検知すると、デバイスインターフェース301を介してイベント部303にイベント通知を行う。イベント管理マネージャ302の監視制御部304は、イベント部303からイベント通知を受けて取り出されたトナーボトルのトナーが空であったか否か判定する。交換前のトナーボトルに残量がなかった場合には、処理をS706へ進める。また、交換前のトナーボトルに残量があった場合には、処理をS705へ進める。S705では、イベント管理マネージャ302の監視制御部304は、記憶装置305に、取り出されたトナーボトルの情報に関連付けて途中取り出しフラグを有効にセットして記憶させる。
S706では、ボトル交換検知部313は、トナーボトルが装填されたことを検知し処理をS707へ進める。S707では、画像形成装置100のボトル識別情報検知部311は、新しく装填されたトナーボトルに記載されているボトル識別子を読み取り可能かを判断する。この識別子は、トナーボトルにバーコードやICなどの形で付加されておりセンサーによって読み取りを行う。ボトル識別情報検知部311は、バーコードの汚れやIC不良によりうまく読み取れなかった場合、処理をS709へ進める。また、ボトル識別情報検知部311は、問題なくボトル識別子を読み込めた場合には処理をS708へ進める。S708では、監視制御部304は、処理S707にてボトル識別情報検知部311が取得したトナーボトル識別子を、イベント部303を介して受け取り、記憶装置305に保管し、処理をS710へ進める。
処理S707にてボトル識別情報検知部311がトナーボトル識別子を読み取れなかった場合、S709では、監視制御部304は、トナー識別子判別不可を示すフラグを記憶装置305に記憶させ、処理をS710へ進める。S710では、トナーボトル管理マネージャ310のボトル交換検知部313は、トナーボトルの交換が終わり、画像形成装置100はドアが閉じたことを検知する。監視制御部304が、イベント部303からイベント通知を受け、トナーボトル交換完了と判断すると、処理をS711へ進める。また、ドアが閉じられず、他のトナーボトルの交換が始まる場合には、処理はS702に進み、他のトナーボトル交換処理が行われる。上述の処理では、トナーボトルが取り出され、トナーボトルが装填され、トナーボトル識別子が読み出されるごとにデバイスインターフェース301がイベント部303に通知した。しかしながら上述の構成に限定されるものではなく、トナーボトルが取り出され、新しく装填されたトナーボトル識別子が読み出されたときにデバイスインターフェースがイベント部303に通知する構成としてもよい。
S711乃至S719の処理を図8に示す。S711以降では、イベント管理マネージャ302の監視制御部304は、トナーボトル交換後のトナーボトル交換通知を発行する準備を行う。S711では、監視制御部304は、トナーボトル交換処理S701からS710の間にトナーボトルが交換され、記憶装置305にトナーボトル交換フラグが設定されているかを確認する。監視制御部304は、トナーボトル交換フラグが設定されていなかった場合は、トナーボトル交換通知の発行処理を終了する。つまり、監視制御部304は、利用者がトナーボトルを交換するためのドアはオープンしたが、トナーボトルを取り出さず、交換を実施しなかった場合、処理を終了する。また、記憶装置305にトナーボトル交換フラグが保管されている場合、処理はS712に進む。
S712では、リクエスト受付部307は、監視制御部304からトナーボトルの交換のイベント情報送信のリクエストを受け付け、送信情報管理部308に送信リクエストを渡す。送信情報管理部308は、トナーボトルの交換イベント情報を送信するための送信用データの作成を開始する。つまり、図6に示すアラームコード607にトナーボトル交換イベントが発生したことを示すアラームコードを送信用データ設定する。そして処理をS713へ進める。
S713では、情報参照部309は、送信情報管理部308から管理情報リクエストを受けて記憶装置305にアクセスし、途中取り出しフラグが有効であったか否かを確認する。途中取り出しフラグが有効になっている場合には、今回のトナーボトル交換に際して取り出されたトナーボトルが、トナーが残っている状態で取り出されたことを示している。情報参照部309は、途中取り出しフラグが設定されていた場合には、処理をS714へ進める。また、監視制御部304は、途中取り出しフラグが設定されていない場合には、処理をS715へ進める。
S714では、送信情報管理部308は、情報参照部309からリクエスト応答を受けてサブコードを決定する。つまり、送信情報管理部308は、交換対象となったトナーの色と、今回のトナーボトル交換に際してトナーが残っている状態でトナーボトルが取り出されたこととを示すアラームのサブコードを決定する。そして、送信情報管理部308は、決定したサブコードを送信用データに設定する。一方、S715では、送信情報管理部308は、交換対象となったトナーの色と交換前のトナーボトル内の残量なしの情報から対応するアラームのサブコードを決定しアラームの送信用データに設定し、処理をS716へ進める。
S716では、情報参照部309は、送信情報管理部308から管理情報リクエストを受け、記憶装置305にトナーボトルの識別子情報が保管されているか否かを判定する。情報参照部309は、トナーボトルの識別子情報が保管されている場合、処理をS717へ進める。また、情報参照部309は、ボトル交換検知部313がトナーボトルの識別子情報を取得できず、記憶装置305に識別子情報が保管されていない場合には、処理をS718へ進める。
S717では、送信情報管理部308は、情報参照部309からリクエスト応答を受け、トナーボトルの識別子情報を示すトナーボトルIDをアラームの送信用データに設定して、処理をS719へ進める。S718では、送信情報管理部308は、トナーボトルの識別子情報が取得できなかったことを示す情報をアラームの送信用データに設定して、処理をS719へ進める。トナーボトルの識別情報が取得できなかったことを示す情報は、トナーボトルID609にエラーとして設定してもよく、アラームサブコード608に設定する構成としてもよい。
S719では、送信情報管理部308は、情報参照部309に管理情報リクエストを送信し、情報参照部309からトナーボトル交換時点で画像形成装置100がカウントした印刷枚数としてトータルカウント値を受け取る。送信情報管理部308は、作成したアラームの送信用データに、受信したカウンタ情報を示すカウンタ値610を設定して、管理サーバ105へアラーム情報を送信する。画像形成装置100は、送信が完了すると、トナーボトル交換を表すイベント情報の送信処理を終了する。すなわち、送信情報管理部308は、検出された識別情報と、カウンタ情報と、交換により取り出された前回装填されていた消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報とを含む交換通知を前記管理装置に送信する送信手段として機能する。上述の処理では、送信情報管理部308はリクエストごとに情報参照部309に対してリクエストを送信し、アラーム送信用データを作成した。当然のことながら、送信情報管理部308はアラーム送信用データを作成するために必要なリクエストを一括して情報参照部309に要求する構成としてもよい。
<本実施形態の管理サーバ105におけるトナー管理テーブルの例>
図9は、管理サーバ105が、図5に示す管理情報格納部504が管理するDB内の顧客先のトナー管理情報を表した図である。DB内のトナー管理テーブルは、トナー管理情報の構造を模式的に表したもので、図9として記されている情報は、実際にはリレーショナルデータベースで複数のテーブルから構成されている。図9に示すトナー管理テーブルは、発送済みボトル識別子、デバイス識別子、ボトル識別子、トナーボトル交換日時、使用開始時カウンタ値、使用終了時カウンタ値、実使用カウンタ、取り出し時ボトル残量状態を記憶するフィールドを含む。使用開始時カウンタ値、使用終了時カウンタ値、実使用カウンタは、画像形成装置の稼働状況を示すカウンタ情報である。
発送済みボトル識別子は、販売会社が顧客に対して送付したトナーボトルの識別子を保管するフィールドである。販売会社のトナー配送担当者は、顧客に対してトナーを送付した際に、入力装置410,411を介して各トナーボトルのシリアル番号をこのフィールドに入力する。当然のことながら、シリアル番号の入力は、バーコードリーダーやICスキャナーなどの機器を利用することで自動入力されてもよい。
トナー管理テーブル上のデバイス識別子は、メンテナンス対象となっている画像形成装置100の識別子である。管理情報入出力部503は、トナーボトル交換アラームを受信すると、アラーム内の画像形成装置IDを参照し適切なデータをトナー管理テーブルに追記する。トナー管理テーブル上のボトル識別子とは、メンテナンス対象となっている画像形成装置100でトナーボトル交換を行った際に新しく画像形成装置100に装填されたトナーボトルの識別子である。管理情報入出力部503は、トナーボトル交換アラームを受信すると、アラーム内のトナーボトル識別子を参照し適切なデータをトナー管理テーブルに追記する。
トナー管理テーブル上のトナー交換日時は、メンテナンス対象となっている画像形成装置でトナーボトル交換が行われた日時である。管理情報入出力部503は、トナーボトル交換アラームを受信すると、アラーム内のアラーム発生日時を参照し適切なデータをトナー管理テーブルに追記する。トナー管理テーブル上の使用開始時カウンタは、メンテナンス対象となっている画像形成装置でトナーボトル交換が行われたときに、新しいトナーとして装填されてトナーが使用開始されたときの画像形成装置内のカウンタ値である。管理情報入出力部503は、トナーボトル交換アラームを受信すると、アラーム内のカウンタ値を参照し適切なデータをトナー管理テーブルに追記する。トナー管理テーブル上の使用終了日時カウンタは、メンテナンス対象となっている画像形成装置でトナーボトル交換が行われたときに、交換されたトナーが使用終了したときの画像形成装置内のカウンタ値である。管理情報入出力部503は、トナーボトル交換アラームを受信すると、アラーム内のアラーム発生日時を参照し適切なデータをトナー管理テーブルに追記する。
トナー管理テーブル上の実使用カウンタは、1つのトナーボトルが関与したカウンタ情報である。つまり、実使用カウンタは、対象のトナーボトルが画像形成装置100に装填されてから取り出されるまでの使用枚数を表すカウンタ値である。このカウンタ値は、管理情報入出力部503が使用終了時カウンタから使用開始時カウンタの差分を算出することで得られる。トナー管理テーブル上の取り出し時ボトル残量状態は、メンテナンス対象となっている画像形成装置でトナーボトル交換が行われたときの残量状態である。取り出し時ボトル残量状態は、交換前のトナーボトルが取り出されたときに残量があり、トナーボトルは使用途中で取り出されたのか、残量はすでになくなってトナーボトルが空となって取り出されたのかを示す値である。管理情報入出力部503は、トナーボトル交換アラームを受信すると、アラーム内のサブコードを参照しトナーボトル内の残量状態を取得し適切なデータをトナー管理テーブルに追記する。
トナーボトル交換アラームは、画像形成装置100から取り出されたトナーボトルの情報と、新しく画像形成装置100に装填されたトナーボトルの情報の2つの情報が含まれている。
画像形成装置から取り出されたトナーボトルの情報とは、図6のアラームサブコード608内に記載されている交換により取り出されたトナーボトルの残量情報と、カウンタ値と、交換対象のトナーの色情報である。管理情報入出力部503は、トナーボトル交換アラームから、画像形成装置の識別情報であるシリアル番号603(図6)を取得し、取得したシリアル番号と同一のシリアル番号を有するトナー管理テーブルのレコードを特定する。特定されたレコードに、上述の情報をもとに、前記交換により取り出されたトナーボトルの残量情報と、使用終了時のカウンタ値を追記する。そして、管理情報入出力部503は、使用終了時カウンタ値から使用開始時カウンタ値の差分を算出することにより実使用カウンタ値を取得し、対象レコードに追記する。
新しく画像形成装置100に装填されたトナー情報とは、図6で説明したトナーの識別情報であるトナーボトルID609と、カウンタ値610である。管理情報入出力部503は、トナーボトル交換通知を受信すると、トナー管理テーブルの発送済みボトル識別子のリストから、新しく画像形成装置に装填されたトナーボトルIDを検索する。トナーボトルID609と検索したトナーボトルIDがマッチすると、管理情報入出力部503は、同じレコードに受信したデバイス識別子とボトル識別子とトナー交換日時と使用時開始時カウンタを追記する。
トナーボトルID情報がマッチしたが、すでに前回使用した履歴があり、前回トナーボトル取り出し時ボトル残量状態が途中取り出してあった場合、新しいレコードを作成して、同じ情報を追記する。このようにして管理を行うことで、顧客に発送済みトナーで未使用のトナーボトルの総数と、顧客に発送済みで途中取り出しのまま最後まで使用されていないトナーボトルの総数と、各トナーの使用傾向の3つのことを確認することができる。
<本実施形態の管理サーバの動作例1−1>
上記構成に基づいて、本実施形態の管理サーバ105の動作例1−1を説明する。図10は、管理サーバ105の利用者が、顧客にトナーボトルを送付する際のデバイス管理システムにステータスを確認するためのリクエストを送信したときから、デバイス管理システムへトナーボトルIDの入力を終了するまでの処理を表すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図4に示すROM403、記憶装置408のいずれかの記憶手段に記憶され、必要に応じてRAM404に展開され、CPU402により実行される。また、ここに示すフローチャートの処理は、図5に示す管理情報入出力部503と管理情報格納部504とUI制御部508と未使用数判定部509の処理を示したものである。
管理サーバ105の利用者が、トナーボトルの管理状況を確認するために、デバイス管理システムに確認リクエストを発行すると、管理サーバ105のUI制御部508はS901にて、トナーボトルの管理状況応答の処理を開始する。S902では、UI制御部508は、管理情報入出力部503を介して管理情報格納部504に保管されているトナー管理テーブルを確認し、処理をS903へ進める。
S903では、未使用数判定部509はトナー管理テーブルを確認し、顧客へ発送済みのボトル識別子情報と、使用済みのボトル識別子情報とを比較することで、まだ使用していないトナーボトルの数を確認する。未使用数判定部509は、未使用のトナーボトルの数が規定数を超えて存在すると判定した場合、処理をS904へ進める。また、未使用数判定部509は、未使用のトナーボトルの数が規定数を超えないと判定した場合、処理をS905へ進める。
S904では、UI制御部508が、トナー管理テーブルから取得したトナー管理情報とともに未使用のトナーボトルが規定数を超えていることをデバイス管理システムの利用者へ図20のような画面を表示して、処理を終了する。これにより、利用者は、未使用のトナーボトルを多くストックしている画像形成装置の利用者に対し、注意を促すことが可能となる。S905では、UI制御部508は、トナー管理テーブルから取得したトナー管理情報を表示して、処理をS906へ進める。
S906では、UI制御部508は、デバイス管理システムの利用者から、顧客へ送付する1つ以上のトナーボトルの識別情報を受け付けたか判断する。ここで、デバイス管理システムの利用者から顧客へ送付する1つ以上のトナーボトルの識別情報を受信した場合、処理をS907へ進める。また、1つ以上のトナーボトルの識別情報を受信しない場合、処理を終了する。S907では、UI制御部508は、デバイス管理システムの利用者から、顧客へ送付する1つ以上のトナーボトルの識別情報の入力を受け付け、トナー管理テーブルを更新し、処理を終了する。
<本実施形態の管理サーバの動作例1−2>
上記構成に基づいて、本実施形態の管理サーバ105の動作例1−2を説明する。図11は、管理サーバ105がトナー管理テーブルを更新し、利用者に使用方法の確認を促すまでの処理を表すフローチャートである。管理サーバ105は、トナー交換通知を受信し、最後まで使用されていないトナーボトルの総数確認と各トナーの使用傾向の確認を行う。このフローチャートの処理は、CPU402が図4に示すROM403、記憶装置408のいずれかの記憶手段に記憶されたプログラムを必要に応じてRAM404に展開し実行することにより実現される。また、ここに示すフローチャートの処理は、図5に示すイベント情報受信部502と管理情報入出力部503と管理情報格納部504と途中取り出し回数判定部505とカバレッジ平均判定部506とメール通知部507が行う処理を示したものである。
画像形成装置100からトナーボトル交換通知が送信され、管理サーバ105は、Web Service I/F501にてデータを受信すると、トナーボトル交換通知受信の処理を開始する。S1001では、イベント情報受信部502は、トナーボトルの交換を表すイベント情報を受信した場合、処理をS1002へ進める。S1002では、管理情報入出力部503は、管理情報格納部504が格納するトナー管理テーブルから情報を取得し確認する。そして、処理をS1003へ進める。
S1003では、管理情報入出力部503は、受信した画像形成装置から前回受信した際のイベント情報があるか否かをトナー管理テーブルで確認する。つまり、図9に示すトナー管理テーブル上のボトル識別子に、メンテナンス対象となっている画像形成装置100でトナーボトル交換を行った際に新しく画像形成装置100に装填されたトナーボトルの識別子が記載されているか確認する。ここで、前回同じ画像形成装置が送信したトナーボトルの交換を表すイベント情報の受信履歴がある場合は、処理をS1004へ進める。また、同じ画像形成装置が送信した前回のトナーボトルの交換を表すイベント情報の受信履歴がない場合には、処理をS1012へ進める。
S1004では、管理情報入出力部503は、イベント情報受信部502から受信したトナーボトルの交換を表すイベント情報に基づいて、対象のレコードに使用終了時カウンタと取り出し時のボトル残量状態を追加する。つまり、管理情報入出力部503は、デバイス識別子とボトル識別子とが既に保存されている場合に、交換により取り出されたトナーボトルに対応する管理情報とする。また、管理情報入出力部503は、使用開始時カウンタと使用終了時カウンタの差分を計算し、対象トナーボトルに関する実使用カウンタへ追加し、対象のレコード更新を終える。そして、処理をS1005へ進める。
S1005では、管理情報入出力部503は、受信したトナーボトルの交換を表すイベント情報に含まれる交換前のトナーボトルの残量状態を確認し、交換されたトナーボトルが途中取り出しであったのか否かを確認する。ここで、交換されたトナーボトルが途中取り出しであった場合、処理をS1006へ進める。また、交換されたトナーボトルが最後まで使い切った状態であった場合、処理をS1007へ進める。
S1006では、途中取り出し回数判定部505は、S1004にて更新したトナー管理テーブルを確認する。途中取り出し回数判定部505は、交換前のトナーボトルが途中で取り出されている場合、途中取り出しの状態となっているトナーボトルの数を確認し、処理をS1008へ送信する。
S1007では、カバレッジ平均判定部506は、S1004にて更新済みのトナー管理テーブルを確認して、使い切った各トナーボトルの合計印刷枚数を確認する。トナー管理テーブルでは、一旦途中取り出しで取り出されたトナーも、再度画像形成装置に装填されトナーを使い切った場合には、途中取り出しの際の実カウンタと、使い切った時の実カウンタを加算する。これにより各トナーの使用開始から使用終了までに使用した印刷枚数を算出することができる。カバレッジ平均判定部506は、各トナーボトルの印刷枚数から各トナーボトルの印刷濃度を表すカバレッジを算出し、平均値を求める。そして、処理をS1009へ進める。
S1008では、途中取り出し回数判定部505は、途中で取り出されたままとなっているトナーボトルの数が規定数を超えているか否かを確認する。途中取り出し回数判定部505は、規定数を超えていると判断した場合には、処理をS1010へ進める。また、規定数以上とならなかった場合には、処理をS1012へ進める。
S1009では、カバレッジ平均判定部506は、顧客のトナー利用状況における各トナーの印刷濃度を表すカバレッジの平均値が、規定値を超えているか否かを確認する。カバレッジ平均判定部506は、印刷濃度を示すカバレッジの平均値が、規定値を超えていると判断した場合、処理をS1011へ進める。また、印刷濃度を示すカバレッジの平均値が、規定値以下である場合、処理をS1012へ進める。
S1010では、メール通知部507は、途中取り出しトナーボトル数判定部から、デバイス管理システムの利用者へ、途中取り出しのままとなっているトナーボトルが増加していることを通知するように依頼を受ける。そして、メール通知部507は、図18に示すようなメールをデバイス管理システムの利用者へ送信する。ここで、この利用者とは、顧客への在庫の配送やサービスマンの派遣などを行う、画像形成装置の販売会社の担当者や、該顧客と保守契約を行っている会社の担当者である。これにより、この利用者は、画像形成装置を利用する利用者にトナーを最後まで使い切るように注意を促すことが可能となる。そして、処理はS1012に進む。
S1011では、メール通知部507は、トナーカバレッジ平均判定部508から、デバイス管理システムの利用者へ、顧客の使用する印刷濃度を示すカバレッジが規定値を超えていることを通知するよう依頼を受ける。メール通知依頼を受けたメール通知部507は、図19に示すようなメールをデバイス管理システムの利用者へ送信する。これにより、デバイス管理システムを利用する利用者は、画像形成装置を利用する利用者に印刷濃度を下げるように注意を促すことが可能となる。図10および図11で説明したように、未使用数判定部509、途中取り出し回数判定部505、カバレッジ平均判定部506は、トナーに関する情報を前記管理者に通知するか否かを判断する判定手段として機能する。そして、処理はS1012に進む。
S1012乃至S1018の処理を図12に示す。S1012では、管理情報入出力部503は、画像形成装置100から受信したイベント情報からトナーボトルID609を取得する。S1013では、管理情報入出力部503は、イベント情報にトナーボトル識別情報がトナー管理テーブルの発送済みトナーボトルの識別子情報にあるか否かを確認する。管理情報入出力部503は、トナーボトルの識別情報があった場合には、処理をS1014へ進める。また、受信したトナーボトルの識別情報がなかった場合には、処理をS1015へ進める。
S1014では、管理情報入出力部503は、受信したトナーボトルの識別情報がトナー管理テーブル上ですでに記録済みか否かを確認する。これは、前回のトナー取り出し時に、途中取り出しであった場合には、対象のレコードが記録済みとなるためである。ここでは、管理情報入出力部503は、対象のトナーボトルIDを発送済みボトル識別子のリスト内に発見し、さらにトナーボトルIDのレコードが記録済みであるのか否かを確認する。そして、処理をS1016へ進める。S1015では、管理情報入出力部503は発送したはずのないトナーボトルIDが顧客で利用されたものと判断する。このため、管理情報入出力部503は、デバイス管理システムの利用者へ、トナー管理上発生しないはずの事象が発生したことを通知し、処理を終了する。この通知により、デバイス管理システムの利用者は、画像形成装置のセンサーの誤検出や、顧客側で想定外のトナーボトルを装填することによる故障などを早期に把握することが可能となる。
S1016では、管理情報入出力部503は、受信したトナーボトルの交換を表すイベント情報内に含まれるトナーボトルの識別子のレコードが記録済みであるか否かを判定する。管理情報入出力部503は、レコードが記録済みであった場合には、処理をS1017へ進める。また、管理情報入出力部503は、レコードが記録済みでなかった場合には、処理をS1018へ進める。S1017では、管理情報入出力部503は、トナー管理テーブルの発送済みトナーボトル識別子に再度同じトナーボトルIDのレコードを発行する。そして、処理をS1018へ進める。S1018では、管理情報入出力部503は、トナー管理テーブルの発送済みトナーボトル識別情報内で、受信したアラームに記載のトナーボトルIDの未入力レコードに、デバイス識別子とボトル識別子を追記する。また、管理情報入出力部503は、トナー交換日時と使用開始時カウンタも追記し、処理を終了する。つまり、管理情報入出力部503は、イベント情報内に含まれるトナーボトルの識別子のレコードが記録済みでない場合に、新しく装填されたトナーボトルに対応する管理情報としてデバイス識別子とボトル識別子と使用開始時カウンタを保存する。
(第二実施形態)
<本実施形態の管理サーバが受信するトナー交換通知の通信データの例2>
図13は、管理サーバ105が、画像形成装置100あるいは拠点監視装置101から受信するトナーボトル交換通知の通信データを表した図である。基本的には、図6で示した図と変わらないが、デバイス識別情報601は、送信データ内にない。複数の画像形成装置を管理する際でも、送信タイミングや送信データを変更することで同様の管理を行うことができることを第二実施形態で示す。
本発明では、トナー管理を実施するために、管理サーバ105は、以下の3つを管理することを示した。つまり、管理サーバは、1.顧客に発送済みトナーボトルで未使用のトナーボトルの総数、2.顧客に発送済みで途中取り出しのまま最後まで使用されていないトナーボトルの総数、3.各トナーの使用傾向の3つを管理する。この3つの管理を行うためのもう一つの通信データ例を示す。
アラーム情報1101は、画像形成装置100にどのようなイベントが発生したかを表す情報である。本実施形態では、アラーム情報1101は、発生時刻1102、アラームコード1103、アラームサブコード1104、トナーボトルID1105、カウンタ値1106で構成される。当然のことながら、アラーム情報は上述の情報に限定されるものではなく、通知されるアラームの内容に従って別の情報が付加されてよい。
本実施形態では、アラームコード1103は、画像形成装置にトナーボトル交換イベントが発生したことを表す。ただし、トナーボトルの取り出しと、トナーボトルの装填をそれぞれのアラームコードに割り当てる。そして、それぞれのイベントを別の送信すべき情報として規定する。つまり、第一実施形態と異なり、画像形成装置100は、管理サーバ105にトナーボトルの取り出し時と装填時とにイベントを二度通知する。アラームサブコードでは、トナーボトル取り出し時のトナー残量情報や、さらに交換対象のトナーの色情報などのトナーボトル交換に関する関連情報をサブコード化して表している。トナーボトルID609は、トナーボトル取り出し時またはトナーボトル装填時の対象となるトナーボトルのシリアルナンバーを表している。また、カウンタ値610は、トナーボトル取り出し時またはトナーボトル装填時のカウンタ値を表している。
<本実施形態の画像形成装置の動作例2−1>
第二実施形態における、本実施形態の画像形成装置100の動作例を説明する。図14は、画像形成装置100の利用者が、トナーボトル交換を開始してから、トナーボトル取り出しが終了し、画像形成装置100が管理サーバ105にトナーボトル取り出し通知を送信するまでの処理を表すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図2に示すCPU207が、ROM204、記憶装置206のいずれかの記憶手段に記憶されたプログラムを必要に応じてRAM205に展開し実行することにより実現される。また、ここに示すフローチャートの処理は、図3に示すイベント管理マネージャ302と記憶装置305と監視情報送信マネージャ306が行う処理を示したものである。
画像形成装置100の利用者が、トナーボトル交換のために、画像形成装置のドアをオープンすると、画像形成装置100のボトル交換検知部313は、トナーボトルの交換イベント情報をデバイスインターフェース301へ通知する。イベント管理マネージャ302は、S1201にて、トナーボトルが取り出されたか否かを判断する。
S1201で、監視制御部304は、トナーボトルが取り出されたと判断した場合、S1202にて、イベント部303からトナーボトルが取り出されたことを示すアラームの発行準備を行う。そして、監視制御部304は、処理をS1203へ進める。S1203では、リクエスト受付部307は、監視制御部304からイベント送信のリクエストを受け付け、即座に送信情報管理部308に渡す。送信情報管理部308は、リクエストを受付けると、トナーボトルの取り出しアラームの送信データの作成を開始する。そして、処理をS1204へ進める。S1204では、送信情報管理部308から要求を受け、情報参照部309は、取り出されたトナーの残量を記憶装置305で確認する。送信情報管理部308は、トナーの残量が残っていた場合には、処理をS1205へ進める。また、送信情報管理部308は、トナーの残量が残っていなかった場合には、処理をS1206へ進める。
S1205では、送信情報管理部308は、今回取り出したトナーボトルのトナーの色と残量ありの情報を示すアラームサブコードをアラームフォーマットへ設定し、処理をS1207へ進める。S1206では、送信情報管理部308は、今回取り出したトナーボトルのトナーの色と残量なしの情報を示すアラームサブコードをアラームフォーマットへ設定し、処理をS1207へ進める。
S1207では、情報参照部309は、送信情報管理部308から要求を受け、今回取り出したトナーボトルの識別情報を記憶装置305から取得する。送信情報管理部308は、トナーボトルの識別情報を取得可能であった場合、処理をS1208へ進める。また、送信情報管理部308は、トナーボトルの識別情報を取得できず判別不可能であった場合には、処理をS1209へ進める。
S1208では、送信情報管理部308は、アラームフォーマットにトナーボトルのシリアル番号をトナーボトルの識別情報として設定し、処理をS1210へ進める。S1209では、送信情報管理部308は、アラームフォーマットにトナーボトルの判別不可能であることを示す情報を設定し、処理をS1210へ進める。S1210では、送信情報管理部308は、アラームフォーマットに現在の画像形成装置のカウンタ値を設定して、管理サーバ105へアラーム情報を送信する。そして、トナーボトルが取り出されたことを示す通知情報の処理を終了する。
<本実施形態の画像形成装置の動作例2−2>
実施例2における、実施形態の画像形成装置100の動作例を説明する。図15は、画像形成装置100の利用者が、トナーボトル装填を開始してから、画像形成装置100が管理サーバ105にトナーボトル装填通知を送信するまでの処理を表すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図2に示すCPU207が、ROM204、記憶装置206のいずれかの記憶手段に記憶されたプログラムを必要に応じてRAM205に展開し実行することにより実現される。また、ここに示すフローチャートの処理は、図3に示すイベント管理マネージャ302と記憶装置305と監視情報送信マネージャ306が行う処理を示したものである。
画像形成装置100の利用者が、トナーボトルを装填すると、画像形成装置100のボトル交換検知部313は、トナーボトルが装填されたことを検知し、デバイスインターフェース301へ通知する。イベント管理マネージャ302は、S1211にて、トナーボトルが装填されたか否かを判断する。S1211で監視制御部304は、トナーボトルが装填されたと判断した場合、S1212にて、トナーボトルが装填されたことを示すアラームを発行準備する。そして、処理をS1213へ進める。
S1213では、リクエスト受付部307は、監視制御部304からトナーボトルを装填したことを表すイベントの送信リクエストを受け付ける。すると、リクエスト受付部307は送信リクエストを送信情報管理部308に送り、送信情報管理部308は、トナーボトル装填アラームの送信データの作成を開始し、処理をS1214へ進める。
S1214では、情報参照部309は、送信情報管理部308から要求を受け、装填したトナーボトルの色を示すアラームサブコードをアラームフォーマットへ設定し、処理をS1215へ進める。S1215では、情報参照部309は、送信情報管理部308から要求を受け、装填されたトナーボトルのシリアル番号が読み取り可能か判別する。ここで、トナーボトルのシリアル番号が読み取り可能であった場合、処理をS1216へ進める。また、トナーボトルのシリアル番号が読み取り不可能であった場合、処理をS1217へ進める。
S1216では、ボトル識別情報検知部311は、装填されたトナーボトルのシリアル番号をデバイスインターフェース301に通知する。監視制御部304は、イベント部303を介して装填されたトナーボトルのシリアル番号を受け、トナーボトルの識別情報として記憶装置305へ格納し、処理をS1218へ進める。S1217では、監視制御部304は、トナーボトルの識別情報判別不可という情報を記憶装置305へ格納し、処理をS1218へ進める。
S1218では、情報参照部309は、送信情報管理部308から要求を受け、トナーボトルの識別情報を記憶装置305から読み出すことが可能か判断する。情報参照部309は、装填されたトナーボトルの識別情報が取得可能であった場合、処理をS1219へ進める。また、情報参照部309は、トナーボトルの識別情報が取得できなかった場合、処理をS1220へ進める。
S1219では、送信情報管理部308は、記憶装置305から取得したトナーボトルの識別情報を送信予定のアラームフォーマットに設定する。そして、処理をS1221へ進める。S1220では、送信情報管理部308は、アラームフォーマットにトナーボトルの識別情報が取得できなかったことを示す情報を設定する。そして、処理をS1221へ進める。S1221では、送信情報管理部308は、イベント情報フォーマットに現在の画像形成装置のカウンタ値を設定し、管理サーバ105へ送信する。そして、トナーボトルが装填されたことを示す通知情報の処理を終了する。
<本実施形態の管理サーバ105が受信するアラーム履歴の例>
図16(A)は、管理サーバ105が、複数の画像形成装置100または、複数の画像形成装置100を管理する拠点監視装置101から受信するアラーム受信履歴を表した図である。アラーム受信履歴は、番号、アラーム、ボトル識別子、トナー交換日時、アラーム送信時カウンタ、取り出し時残量状態から構成される。アラーム番号は、アラームを受信した順番を示す。アラームは、トナーボトル装填またはトナーボトル取出が記入される。ボトル識別子は、ボトルが装填または取出されたトナーボトルのシリアル番号である。トナーボトル交換日時は、アラームを受信した際の日時である。アラーム送信時カウンタはアラームを受信したときのカウンタ値である。取り出し時ボトル残量状態には、途中取り出しか、空か、が記入される。なお、トナーボトル装填アラームの場合は、該当なしを示すN/Aが記入される。
<本実施形態の管理サーバ105におけるトナー管理テーブルの例2>
図16(B)は、管理サーバ105が、図16(A)のトナーボトル装填/取り出し通知を受信した場合のトナー管理情報を管理するDB内の状態を表した図である。DB内の状態を表したこのトナー管理テーブルは、情報の構造を模式的に表したもので、図16(B)に記されている情報は、実際にはリレーショナルデータベースで複数のテーブルから構成されている。
図16(B)に示すトナー管理テーブルは、発送済みボトル識別子と、アラーム受信ボトル識別子と、仕様開始時カウンタ値と、使用終了時カウンタ値と、実使用カウンタと、取り出し時ボトル残量状態を記憶するフィールドを含む。発送済みボトル識別子は、販売会社が顧客に対して送付したトナーボトルの識別子を保管するフィールドである。これは販売会社のトナー配送担当者が顧客に対してトナーボトルを送付する際に各トナーボトルのシリアル番号を控えておき、システムに入力する際にシリアル番号が保管されるフィールドである。
トナー管理テーブル上のアラーム受信ボトル識別子とは、メンテナンス対象となっている画像形成装置でトナーボトル装填またはトナーボトル取り出しを行った際のトナーの識別子である。管理情報入出力部503は、トナーボトル交換アラームを受信すると、発送済みボトルIDからトナーボトル交換アラームに含まれるアラーム受信ボトル識別子と同一のIDを参照し、該ボトル識別子をトナー管理テーブルの同一レコードに追記する。
トナー管理テーブル上の使用開始時カウンタは、メンテナンス対象となっている画像形成装置からトナーボトル装填が行われたときに、使用開始されたときの画像形成装置内のカウンタ値である。管理情報入出力部503は、トナーボトル装填通知を受信すると、トナー管理テーブルの同一のシリアル番号を有する発送済みボトルIDのレコードに使用開始時のカウンタ値を追記する。
トナー管理テーブル上の使用終了日時カウンタは、メンテナンス対象となっている画像形成装置でトナーボトル取り出しが行われたときに、使用終了したときの画像形成装置内のカウンタ値である。トナーボトル取り出し通知を受信すると、トナー管理テーブルの同一のシリアル番号を有する発送済みボトルIDのレコードに使用終了時のカウンタ値を追記する。
トナー管理テーブル上の実使用カウンタは、対象のトナーボトルが画像形成装置に装填されてから取り出されるまでの使用枚数を表すカウンタ値である。このカウンタ値は、管理情報入出力部503が使用終了時カウンタから使用開始時カウンタの差分を算出することで得られる。
トナー管理テーブル上の取り出し時ボトル残量状態は、メンテナンス対象となっている画像形成装置でトナーボトル取り出しが行われたときの残量状態である。つまり、取り出し時ボトル残量状態は、取り出されたトナーボトルに残量があり、トナーボトルは使用途中で取り出されたのか、残量はすでになくなってトナーボトルが空となって取り出されたのかを示す値である。管理情報入出力部503は、トナーボトル取り出しアラームを受信すると、アラーム内のサブコードを参照しトナーボトル内の残量状態を取得し適切なデータをトナー管理テーブルに追記する。
管理情報入出力部503は、トナーボトル装填通知から、図13に示すトナーボトルの識別情報であるトナーボトルID1105と、カウンタ値1106を取得する。そして、管理情報入出力部503は、トナー管理テーブルの発送済みボトル識別子のリストから、新しく画像形成装置に装填されたトナーボトルIDを検索する。トナーボトルID情報がマッチすると、同じレコードに、受信したデバイス識別子とボトル識別子と使用時開始時カウンタを追記する。トナーボトルID情報がマッチしたが、すでに前回使用した履歴があり、交換前のトナーボトルの残量状態が途中取り出してあった場合、新しいレコードを作成して、同じ情報を追記する。これにより、管理サーバ105は、取り出し時ボトル残量状態に途中取り出しが記入されていても、再び画像形成装置に装填され、最後まで使用された場合に適切な情報管理を行うことが可能となる。
管理情報入出力部503は、トナーボトル取り出し通知から、図13のアラームサブコード1104、トナーボトルの識別情報であるトナーボトルID1105と、カウンタ値1106を取得する。そして、管理情報入出力部503は、トナー管理テーブルの発送済みトナーボトル識別子のリストから、取り出されたトナーボトルIDを検索する。トナーボトルIDがマッチすると、同じレコードに、使用終了時カウンタと取り出し時ボトル残量状態と、算出した実使用カウンタを追記する。
上述の管理により、管理情報入出力部503は、トナー管理テーブルから以下の3つの情報を確認することが可能となる。すなわち、管理情報入出力部503は、1.顧客に発送済みトナーで未使用のトナーボトルの総数、2.顧客に発送済みで途中取り出しのまま最後まで使用されていないトナーボトルの総数、3.各トナーの使用傾向を確認することができる。
<本実施形態の管理サーバの動作例2>
上記構成に基づいて、本実施形態の管理サーバ105の動作例2を説明する。図17は、管理サーバ105がトナー管理テーブルを更新する際に、デバイス管理システムがトナーボトル装填、および取り出し通知を受信したときから、利用者に使用方法の確認を促すメール通知を行うまでの処理を表すフローチャートである。このフローチャートの処理は、図4に示すCPU402が、ROM403、記憶装置408のいずれかの記憶手段に記憶されたプログラムを必要に応じてRAM404に展開し実行することにより実現される。また、ここに示すフローチャートの処理は、図5に示すイベント情報受信部502と管理情報入出力部503と管理情報格納部504と途中取り出し回数判定部505とカバレッジ平均判定部506とメール通知部507の処理を示したものである。
画像形成装置100からトナーボトル交換通知が送信され、管理サーバ105がWeb Service I/F501にてデータを受信すると、S1501にてトナーボトル交換通知受信の処理を開始する。S1501では、イベント情報受信部502は、トナーボトル交換通知アラームを受信する。そして、処理をS1502へ進める。
S1502では、管理情報入出力部503は、管理情報格納部504からトナー管理テーブルを読み出し、テーブル内の情報を確認する。そして、処理をS1503へ進める。S1503では、管理情報入出力部503は、トナー管理テーブル内の発送済みボトル識別子のリスト内にアラームで受信したトナーボトルの識別情報のレコードがあるか否かを確認する。ここで、トナーボトルIDのレコードがある場合には、処理をS1504へ進める。また、トナーボトルIDのレコードがない場合には、処理を終了する。
S1504では、管理情報入出力部503は、受信したアラームの種類が、トナーボトル装填のアラームか、トナーボトル取り出しのアラームかを判別する。ここで、トナーボトル装填のアラームであった場合、処理をS1505へ進める。また、トナーボトル取り出しのアラームであった場合、処理をS1506へ進める。S1505では、管理情報入出力部503は、トナー管理テーブル上の発送済みボトル識別子にある対象のトナーボトルIDのレコードに使用開始時カウンタを追記する。そして、処理を終了する。
S1506では、管理情報入出力部503は、トナー管理テーブル上の発送済みボトル識別子にある対象のトナーボトルIDのレコードに、使用終了時カウンタと、取り出し時ボトル残量状態を追記する。そして、処理をS1507へ進める。S1507では、管理情報入出力部503は、追記したトナーボトルIDのレコードにて、使用開始時カウンタと使用終了時カウンタの差分から実使用カウンタを算出し、対象のトナーボトルIDのレコードを更新する。そして、処理をS1508へ進める。
S1508では、管理情報入出力部503は、S1506で追記した取り出し時ボトル残量状態について確認する。取り出し時のトナー残量が残っていた場合には、処理をS1509へ進める。取り出し時のトナー残量が空であった場合には、処理をS1511へ進める。S1509では、途中取り出し回数判定部505は、トナー管理テーブルから過去のトナーボトルの情報を確認して、途中で取り出しているトナーボトルの数が規定数を超えているか否かを確認する。途中取り出しのトナーボトルの数が規定数を超えている場合、処理をS1510へ進める。途中取り出しのトナーボトルの数が規定数を超えている場合、そのまま処理を終了する。
S1510では、メール通知部507は、デバイス管理システムを利用している販売会社のサービス管理者へ、途中で取り出しているトナーの数が規定数を超えていることを、図18で示すような内容のメールで通知する。そして、処理を終了する。S1511では、カバレッジ平均判定部506は、トナー管理テーブルから過去のトナーの情報を確認して、使い切ったすべてのトナーボトルの使用枚数から印刷濃度を表すカバレッジを算出する。そしてカバレッジの平均値を算出し、処理をS1512へ進める。
S1512では、カバレッジ平均判定部506は、印刷濃度を表すカバレッジの平均値が規定値を超えている場合、処理をS1513へ進める。カバレッジの平均値が規定値を超えている場合、処理を終了する。S1513では、メール通知部507は、デバイス管理システムを利用している販売会社のサービス管理者へ、印刷濃度が規定値を超えていることを示す図19で示すような内容のメールを通知する。そして、処理を終了する。以上の処理により、複数の画像形成装置を管理する際でも、アラーム情報にデバイス識別情報を付加することなく送信タイミングや送信データを変更することで適切に管理を行うことが可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (12)

  1. 消耗品の容器が交換可能に装填される画像形成装置と、当該画像形成装置とネットワークを介して通信する管理装置とを含む管理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    装填された消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報を管理する管理手段と、
    既に装填されていた消耗品の容器が取り出された後に新しく装填され消耗品の容器の識別情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記識別情報と、前記検出手段により識別情報が検出された消耗品の容器が装填された際の前記画像形成装置の稼働状況を示すトータルカウンタ情報と、前記取り出された前回装填されていた消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報とを含むイベント情報前記管理装置に送信する送信手段とを備え、
    前記管理装置は、
    前記イベント情報を受信する受信手段と、
    受信された前記イベント情報含まれる前記識別情報と、前記トータルカウンタ情報と、前記残量情報とを管理情報として保存する保存手段とを備える
    ことを特徴とする管理システム。
  2. 前記イベント情報は、さらに、前記画像形成装置の識別情報を含み、
    前記保存手段は、前記受信されたイベント情報含まれる前記画像形成装置の識別情報と、前記装填された消耗品の容器の識別情報と、消耗品の容器の使用開始時のカウンタ情報となる前記トータルカウンタ情報とを、関連付けて管理情報として保存することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記イベント情報は、さらに、前記画像形成装置の識別情報を含み、
    前記管理情報は、さらに、消耗品の容器の残量情報と使用終了時のカウンタ情報とを含み、
    前記保存手段は、前記受信されたイベント情報に含まれる前記画像形成装置の識別情報に対応する管理情報の前記前回装填されていた消耗品の容器の残量情報と使用終了時のカウンタ情報とを、当該イベント情報に含まれる前記残量情報と前トータルカウンタ情報とを用いて更新して保存することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  4. 前記消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報は、当該消耗品が空か否かを示す情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の管理システム。
  5. 前記管理装置が、
    空ではないことを示す残量情報を含む前記イベント情報を受信した際に、前記保存手段に保存された管理情報に基づき、使用途中で交換された消耗品の容器の数があらかじめ定めた規定値を超えるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が使用途中で交換された消耗品の容器の数があらかじめ定めた規定値を超えると判定した場合に、前記管理装置の利用者に前記消耗品に関する情報の通知を行う通知手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の管理システム。
  6. 前記保存手段は、発送済みの消耗品の容器の識別情報である発送済み識別情報に対応づけて前記管理情報を保存し、
    前記通知手段は、前記イベント情報に含まれる消耗品の容器の識別情報に対応する前記管理情報が保存されていない場合に、前記利用者に通知を行うことを特徴とする請求項5に記載の管理システム。
  7. 前記消耗品はトナーまたはインクであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の管理システム。
  8. 消耗品の容器が交換可能に装填される画像形成装置とネットワークを介して通信する管理装置であって、
    前記消耗品の容器が交換された前記画像形成装置から、前記画像形成装置の識別情報と、新しく装填された消耗品の容器の識別情報と、該消耗品の容器が装填された際の前記画像形成装置の稼働状況を示すトータルカウンタ情報と、前記交換により取り出された前回装填されていた消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報とを含むイベント情報を受信する受信手段と、
    受信された前記イベント情報含まれる前記画像形成装置の識別情報と、前記新しく装填された消耗品の容器の識別情報と、消耗品の容器の使用開始時のカウンタ情報となる前記トータルカウンタ情報とを、関連付けて管理情報として保存する保存手段とを備え、
    前記管理情報は、さらに、消耗品の容器の残量情報と使用終了時のカウンタ情報とを含み、
    前記保存手段は、前記イベント情報が受信された時に、当該イベント情報に含まれる前記画像形成装置の識別情報に対応する管理情報の前記前回装填されていた消耗品の容器の残量情報と使用終了時のカウンタ情報とを、当該イベント情報に含まれる前記残量情報と前トータルカウンタ情報とを用いて更新して保存することを特徴とする管理装置。
  9. 消耗品を管理する管理装置とネットワークを介して通信し、消耗品の容器が交換可能に装填される画像形成装置であって、
    装填された消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報を管理する管理手段と、
    既に装填されていた消耗品の容器が取り出された後に装填される消耗品の容器の識別情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記識別情報と、前記検出手段により識別情報が検出された消耗品の容器が装填された際の前記画像形成装置の稼働状況を示すトータルカウンタ情報と、前記取り出された前回装填されていた消耗品の容器に含まれる消耗品の残量が空か否かを示す残量情報とを含むイベント情報を前記管理装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 消耗品の容器が交換可能に装填される画像形成装置と、当該画像形成装置とネットワークを介して通信する管理装置とを含む管理システムにおける制御方法であって、
    前記画像形成装置が、装填された消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報を管理する管理工程と、
    既に装填されていた消耗品の容器が取り出された後に装填され消耗品の容器の識別情報を検出する検出工程と、
    前記画像形成装置が、前記検出工程において検出された前記識別情報と、前記検出工程において識別情報が検出された消耗品の容器が装填された際の前記画像形成装置の稼働状況を示すトータルカウンタ情報と、前記取り出された前回装填されていた消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報とを含むイベント情報前記管理装置に送信する送信工程と、
    前記管理装置が、前記イベント情報を受信する受信工程と、
    前記管理装置が、受信された前記イベント情報含まれる前記識別情報と、前記トータルカウンタ情報と、前記残量情報とを管理情報として保存する保存工程とを有することを特徴とする制御方法。
  11. 消耗品の容器が交換可能に装填される画像形成装置とネットワークを介して通信する管理装置における制御方法であって、
    前記消耗品の容器が交換された前記画像形成装置から、前記画像形成装置の識別情報と、新しく装填された消耗品の容器の識別情報と、該消耗品の容器が装填された際の交換時の前記画像形成装置の稼働状況を示すトータルカウンタ情報と、前記交換により取り出された前回装填されていた消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報とを含むイベント情報を受信する受信工程と、
    受信された前記イベント情報含まれる前記画像形成装置の識別情報と、前記新しく装填された消耗品の容器の識別情報と、消耗品の容器の使用開始時のカウンタ情報となる前記トータルカウンタ情報とを、関連付けて管理情報として保存する保存工程とを備え、
    前記管理情報は、さらに、消耗品の容器の残量情報と使用終了時のカウンタ情報とを含み、
    前記保存工程では、前記イベント情報が受信された時に、当該イベント情報に含まれる前記画像形成装置の識別情報に対応する前記管理情報の前記前回装填されていた消耗品の容器の残量情報と使用終了時のカウンタ情報とを、当該イベント情報に含まれる前記残量情報と前トータルカウンタ情報とを用いて更新して保存することを特徴とする制御方法。
  12. 請求項8に記載の手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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