JP2018037011A - 情報処理装置、その制御方法及びプログラム、ネットワークシステム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法及びプログラム、ネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置等で使用されるトナーボトル等の消耗品の在庫管理を適切に行うこと。【解決手段】画像形成装置102では、消耗品が装填された場合、該装填された消耗品の識別情報、該情報処理装置の識別情報、及び該消耗品の装填日時を含む通知情報(図6)を生成し、管理システム106に対して送信する(図7)。なお、画像形成装置102は、前記通知情報の生成の際、前記消耗品の取り出しがあったことが管理されていない場合、前記装填された消耗品が最初に装填された消耗品であることを示す初回装填情報を含めて前記通知情報を生成し(S805でNoの場合S806を実行してS807〜S810を実行)、前記消耗品の取り出しがあったことが管理されている場合、前記初回装填情報を含めることなく前記通知情報を生成する(S805でYesの場合S806を実行せずS807〜S810を実行)。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラム、ネットワークシステムに関するものである。
従来、画像形成装置内の消耗部品が、新規装填あるいは交換などされた際に、画像形成装置から通知される消耗部品の交換通知に基づいて、消耗品の在庫管理を行う管理システムが提案されている。特許文献1の管理システムでは、画像形成装置から消耗部品の交換等の通知を受信した際に、当該消耗部品が、在庫管理対象があるかを判断し、在庫管理対象である場合、在庫情報として管理されている部品の在庫数の減算を実施する。さらに、特許文献1の管理システムでは、上記減算した結果の在庫数が所定値よりも少ない場合、管理者に対し顧客への交換用の消耗部品の配送要求を行うことが可能となっている。
特開2013−30153号公報
一般に、画像形成装置の初期設置の際に最初に装填される消耗品(1本目のトナーボトル等)は、装置本体の購入時に付属するもののトナーボトルが使用される場合が多い。しかし、特許文献1の管理システムでは、在庫管理対象としてトナーボトルが設定されている場合、画像形成装置から受信したトナーボトルが交換されたことを示す通知が、初期設置の際に最初に装填されたトナーボトルであるかどうかは考慮されていない。そのため、画像形成装置の設置作業の過程で、トナーボトルが装填された際に、トナーボトルの交換等に関する通知が画像形成装置から管理システムに通知された場合、管理システムにおいて不要な在庫減算が行われる可能性があった。その結果、管理システムで保持する消耗品の推定在庫数と、顧客の在庫保管場所にある実際の在庫数との間に差異が生じる要因となっていた。
本発明の目的は、上記の問題点を考慮して、画像形成装置等で使用されるトナーボトル等の消耗品の在庫管理を適切に行うことができる仕組みを提供することである。
本発明は、装填された消耗品の識別情報を検知する検知部を有する情報処理装置であって、前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあった場合に、該消耗品の取り出しがあったことを管理する管理手段と、前記情報処理装置に対して消耗品が装填された場合、該装填された消耗品の識別情報、該情報処理装置の識別情報、及び該消耗品の装填日時を含む通知情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された通知情報を、管理システムに対して送信する送信手段と、を有し、前記生成手段は、前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあったことが管理されていない場合には、前記装填された消耗品が前記情報処理装置に最初に装填された消耗品であることを示す初回装填情報を含めて前記通知情報を生成し、前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあったことが管理されている場合には、前記初回装填情報を含めることなく前記通知情報を生成することを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置で使用される消耗品の在庫管理を適切に行うことができる。
本発明の一実施例に係るネットワークシステムの全体構成を例示する図 画像形成装置のハードウェア構成図 管理システムを構成可能な情報処理装置のハードウェア構成図 画像形成装置のソフトウェア構成図 管理システムのソフトウェア構成図 管理システムが画像形成装置から受信するイベント情報の通信データ 画像形成装置のアラーム送信処理を説明するフローチャート 画像形成装置のアラームの送信用データ送信処理を説明するフローチャート 管理システムが管理するトナー管理テーブルを例示する図 実施例1の管理システムの在庫情報の更新処理を説明するフローチャート 管理システムが管理する在庫管理テーブルを説明する図 実施例1のデバイス情報登録画面を例示する図 実施例2のデバイス情報登録画面を例示する図 実施例2の管理システムの在庫情報の更新処理を説明するフローチャート 実施例2の画像形成装置のユーザインタフェース画面を例示する図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るネットワークシステムの全体構成を例示する図である。
図1に示すネットワークシステムにおいて、101はLAN(ローカルエリアネットワーク)、102は画像形成装置(例えばMFP(Multifunction Peripheral)やプリンタ)、103はプロキシサーバ(Proxy Server)、104はイントラネットのセキュリティを高めるために設置されたファイアウォール(Firewall)を表している。画像形成装置102には、FAX(ファクシミリ)やコピー、スキャンなどの機能(図示しない)が含まれてもよい。105は一般のユーザが業務等で使用するパーソナルコンピュータ(PC)を表している。
画像形成装置102、プロキシサーバ103、ファイアウォール104、PC105は、LAN101を介して相互に接続されている。
106は、画像形成装置102の稼動状態を一元的に管理する管理システムであって、画像形成装置102の稼動情報の収集や画像形成装置102の故障時の保守の手配などを行っている。また、管理システム106は、本実施例の特徴でもある、管理対象となる画像形成装置102の消耗部品の顧客先での在庫状況の管理も行っており、必要に応じて新しい消耗部品の顧客先への配送の自動手配なども行っている。
107は、画像形成装置102とプロキシサーバ103、ファイアウォール104とがLAN101を介して相互に接続されたイントラネットの環境を表している。
図1では、1つのイントラネット環境107と、1つの管理システム106とがインターネット108を介して接続されている例を示しているが、実際には、複数のイントラネット環境107と、管理システム106とがインターネット108を介して相互に接続されている。
なお、管理システム106は、1台の装置で構成された管理サーバ等でもよいし、機能ごとに異なる装置で構成されていてもよい。例えば、後述する図5に示す管理システム106の機能を複数の装置で実現する構成であってもよい。また、管理システム106は、クラウドサーバ等で構築されるものでもよい。
また、本実施例では、管理システム106が管理するネットワーク機器(情報処理装置)の一例として画像形成装置102を用いて説明するが、管理システム106が管理するネットワーク機器は画像形成装置に限定されるものではない。画像形成装置102をはじめとするネットワーク機器では、消耗品を備えたものが多く存在する。管理システム106が管理するネットワーク機器は、消耗品を有するネットワーク機器であればよい。この場合、後述する印刷枚数等のカウンタ値は、該ネットワーク機器における所定の動作をカウントしたカウンタ値とする。
図2は、画像形成装置102のハードウェア構成を例示する図である。
画像形成装置102は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、ネットワークI/F205、内部バス206、デバイス制御207、印刷部208を有する。
CPU201は、ROM202等に格納されているプログラム(後述する図4に示す各機能を実現するためのプログラムも含む)を実行し、内部バス206を介して各デバイスを総括的に制御する。RAM203は、CPU201のメモリやワークエリアとして機能する。ROM202には、CPU201が実行する各種プログラムや必要なデータ等が格納されている。CPU201は、ROM202やRAM203と共にプログラムの実行処理を行うとともに、記憶装置204等の記録媒体に画像データを記録する処理を行う。
記憶装置204は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等で構成され、外部記憶装置として機能する。記憶装置204は、画像データ等を記憶する他、RAM203に代わって、上記のカウンタ情報や各種ログ等の各種データを保存することも可能である。なお、記憶装置204に各種プログラムを格納することも可能である。
ネットワークI/F205は、LAN101を介して、外部のネットワーク機器あるいはPCと片方向または双方向にデータをやり取りする。入出力装置210は、ユーザからの入力(スキャン、ボタン入力など)を受け付け、入出力I/F209によって前述した各処理部へその旨を伝える。デバイス制御207は、印刷要求などに従い、印刷部208を制御する。
印刷部208は、記録剤としてのトナーを内包したカートリッジ(トナーボトル)を装填可能であり、デバイス制御207からの印刷要求に応じて、装填されたトナーボトルから供給されるトナーを用いて記録紙等に印刷を行う。なお、記録剤は、トナーに限定されるものではなく、インク等の他の記録剤であってもよい。この場合、印刷部208は、インクカートリッジを装填可能で、インクカートリッジから供給されるインクを用いて印刷を行う。
また、印刷部208は、各種センサ211を有する。各種センサ211には、画像形成装置102のドアが開かれたこと、又は、ドアが閉じられたこと等を検知するセンサが含まれる。また、各種センサ211には、画像形成装置102の消耗品(例えばトナーボトル)が装填されたことや取り出されたこと等を検知するセンサが含まれる。また、各種センサ211には、消耗品が新規に装填された際、あるいは消耗品の交換のために、古い消耗品が取り出され、新しい消耗品が装填された際に、消耗品の識別情報(消耗品ID)を読み取るためのセンサが含まれる。さらに、各種センサ211には、装着されている消耗品の残量を検知するセンサ等が含まれる。
図3は、管理システム106を構成可能な情報処理装置のハードウェア構成を例示する図である。
管理システム106を構成する情報処理装置は、ROM303や記憶装置304等に格納されているプログラム(後述する図5に示す各機能を実現するためのプログラムも含む)を実行するCPU301を備え、内部バス306を介して各デバイスを総括的に制御する。内部バス306には、RAM302、ROM303、記憶装置304、ネットワークI/F305、入出力I/F307が接続されている。
管理システム106を構成する情報処理装置は、ネットワークI/F305を介してインターネット108に接続し、画像形成装置102や、PC105と通信を行うことができる。この通信により、画像形成装置102の稼動情報を収集することが可能となる。
入出力装置308は、キーボード、液晶ディスプレイなどのモニタで構成される操作部であり、入出力I/F307を介してバス306に接続される。
CPU301は、RAM302やROM303と共にプログラムの実行処理を行う。また、CPU301は、記憶装置304等の記録媒体に画像データを記録する処理を行う。RAM302は、CPU301のメモリやワークエリアとして機能する。ROM303には、CPU301が実行するプログラムや必要なデータ等が格納されている。
記憶装置304は、HDDやSSD等で構成され、外部記憶装置として機能する。記憶装置304は、各種プログラムや、画像形成装置102の稼動情報を記憶する他、RAM302に代わって、システム情報および処理情報等の各種データを保存することも可能である。
図4は、画像形成装置102のソフトウェアのモジュール構成例を説明する図である。
画像形成装置102は、管理情報送信部401、記憶部402、画像形成部403、デバイス情報制御部404、操作部405、表示部406、イベント管理部407、消耗品管理部408等の各機能部を有する。これらの機能部は、画像形成装置102のCPU201が、ROM202等に格納されているプログラムを実行することにより実現される。
管理情報送信部401は、画像形成装置102に関する情報(以下「デバイス情報」という)や画像形成装置102で発生したイベント情報などを記憶装置304から取得する。そして、管理情報送信部401は、管理システム106へ送信するためのイベント情報フォーマットに編集したうえで、管理システム106へ送信する。例えば、管理情報送信部401は、上記イベント情報として、消耗品装填アラームを、管理システム106に送信する。
デバイス情報には、画像形成装置の識別情報(例えばシリアル番号)、ネットワーク情報(例えばIPアドレス)、稼動情報などが含まれ、必要に応じていずれかの情報が通知などに利用される。
また、消耗品装填アラームは、消耗品の交換または同じ消耗品の脱着による再装填などに応じて、装填された消耗品の情報を検出できた場合に、その検出情報を含むように生成されるアラームである。消耗品の情報を検出は、消耗品の2次元コードや消耗品内のメモリの情報を画像形成装置102のハードウェアまたはソフトウェアのセンサで読み取ることで検出できる。後述する図6で示すように、消耗品装填アラームには、その検出情報(消耗品のID)以外にも、画像形成装置102で管理される画像形成装置102の識別情報や、装填イベントの発生時刻、アラームコード、消耗品装填時のトータルカウンタの値などが含まれる。なお、消耗品装填アラームには、さらに、装填された消耗品内の記録剤の残量(%)や、当該装填のために取り出された消耗品の残量(%)、また、その時点で画像形成装置102に装填されているほかの消耗品の識別情報やその記録剤の残量(%)も含めてもよい。
管理システム106へのイベント情報の送信については、顧客先での一連の設置作業の中で、管理システム106と通信テストが行われた後に開始される(送信可能となる)。また、管理情報送信部401は、管理システム106から送信される指示、設定データを受信する機能も持つ。なお、送受信は、例えばSMTPやHTTP/HTTPSなどを用いて通信する。
記憶部402は、ROM202、RAM203、記憶装置204への情報の保存や読み出しといった記憶制御を行う。以下、記憶部402が記憶装置204等へ情報を保存させることを、「記憶部402が記憶する」のように表現する。記憶部402は、画像形成装置の管理に必要な管理情報を記憶する。具体的には、例えばファームウェア情報や画像形成装置の識別番号などのデバイス構成情報、各種カウンタ情報、画像形成装置102の動作履歴や、さまざまな異常状態を表す履歴情報(ログデータ)なども記憶する。
例えば、画像形成装置102で発生したイベントが消耗品(例えばトナーボトル)の装填イベントであった場合、該装填前に装填されていた消耗品の残量情報や、新しく装填された消耗品の識別情報、その時の画像形成装置102の各種カウンタ情報などを、消耗品の装填イベントと関連させて記憶する。この他にも、前述のデバイス情報や、管理システム106に関する情報(以下「サーバ情報」という)が、記憶部402により記憶される。サーバ情報には、画像形成装置102を管理する管理システム106の通信先となるアドレス情報などの通信に用いる情報が含まれる。
画像形成部403は、印刷部208に渡す印刷データを生成し出力する機能を持つ。
デバイス情報制御部404は、画像形成装置102の印刷制御や異常状態の管理などを行うとともに、カウンタ情報の管理や通知情報の管理も行う。カウンタ情報としては、例えば、画像形成装置で印刷された印刷枚数をセンサ(不図示)などでカウントした値をトータルカウンタ値として記憶部402へ格納し管理している。また、デバイス情報制御部404は、色味調整や印刷モード、その他機能の設定に関する制御も行う。
操作部405は、ユーザによる印刷指示をはじめとする画像形成装置102に対する操作指示を可能とするインタフェースである。
表示部406は、ユーザに対して適切な情報(例えば画像形成装置の状態情報、設定情報など)を表示する。
イベント管理部407は、画像形成装置102で発生するイベントを受けてイベント情報を管理する。イベント管理部407で管理するイベント情報には、画像形成装置102の利用者が発行するプリントジョブのイベントや、エラー(障害と呼ぶこともある)、一般的な画像形成装置のステータス情報などが含まれる。
例えば、イベント管理部407は、利用者が発行するプリントジョブ毎にトナーボトル内の残量を確認して、現在の画像形成装置内の最新のトナー残量情報として記憶部402へ書き込みを行う。その他に、イベント管理部407が取り扱うイベントには、画像形成装置102のエラーがある。画像形成装置102のエラーとして、ハードディスクエラーや課金カウンタエラー等の緊急性の高いエラーや、紙ジャム、または、トナーロー等のワーニングレベルのエラーなどが挙げられる。また、ドアオープンや、トナーボトルの装填を表すイベント情報なども同様にイベント管理部407へ通知される。
消耗品管理部408は、装填検知部409、残量検知部410、識別情報検知部411を備える。
識別情報検知部411は、消耗品(例えばトナーボトル)が新規に装填された際、あるいは消耗品の交換のために、古い消耗品が取り出され、新しい消耗品が装填された際に、装填された消耗品の識別情報を取得(検知)し、イベント管理部407に提供する機能を持つ。
残量検知部410は、装着されている消耗品カートリッジ(例えばトナーボトル)にどの程度の消耗品が残っているかを検知し、消耗品カートリッジ内の残量情報を管理し、イベント管理部407へ提供する機能を持つ。この消耗品カートリッジ内の残量情報とは、残量が残っているか否か、という情報でもよいし、何パーセントの消耗品が消耗品カートリッジ内に残っているという正確な消耗品カートリッジ内の消耗品の残容量の情報でもよい。
装填検知部409は、消耗品(例えばトナーボトル)の取り出しや装填が行われたこと、消耗品の装填の開始や完了を、センサを介して検知し、イベント管理部407へ通知する。
図5は、管理システム106のソフトウェアのモジュール構成を説明する図である。
管理システム106は、通信部501、記憶部502、管理部503等の各種機能部を有する。これらの機能部は、管理システム106を構成する各情報処理装置のCPU301が、記憶装置304等に格納されているプログラムを実行することにより実現される。
通信部501は、画像形成装置102と通信を行う機能を持つ。例えば、通信部501は、画像形成装置102から送信されるデバイス情報や画像形成装置102で発生したイベント情報(例えば、消耗品装填アラーム)などを受信したり、画像形成装置102へ通信スケジュールの指示や、各種設定、保守に必要な情報などを送信したりする。
記憶部502は、管理システム106を構成する情報処理装置のRAM302、ROM303、記憶装置304に対して、情報の記憶制御を行う。記憶制御の対象としては、本実施例では、デバイス情報や販売会社情報、顧客情報などが挙げられる。
管理部503は、画像形成装置102を監視し保守を行うために必要な情報を管理するための機能として、通知管理部504、販売会社情報管理部505、デバイス情報管理部506、顧客情報管理部507、消耗品在庫管理部508、イベント情報受信部509を含む。
通知管理部504は、通知内容や通知先の指定を行い、通知情報を生成する。この通知には、画像形成装置102を保守するサービスマンを手配するシステム(不図示)への保守依頼通知や消耗品の補充依頼通知などがある。
販売会社情報管理部505は、顧客に設置された画像形成装置102の管理、サポートを行う販売会社の情報を管理する。
デバイス情報管理部506は、保守対象の画像形成装置102のデバイス情報を管理する。デバイス情報管理部506の管理対象となる情報は、画像形成装置の識別情報、異常などの状態情報、保守履歴、画像形成装置の管理者情報、画像形成装置の消耗品管理情報などが管理対象になる。
顧客情報管理部507は、画像形成装置102が設置された顧客の情報を管理する。顧客の情報の中には、顧客が利用する画像形成装置の識別情報や、顧客と販売会社との保守契約に関する情報も含まれる。
消耗品在庫管理部508には、顧客情報に関連付けて、画像形成装置102で交換可能なトナーボトルや定着器、ステイプルカートリッジなどの部品、回収トナーボックスなどの、該顧客が利用できる在庫数が在庫情報として管理されている。そして、管理システム106において、顧客が交換利用したことを示す通知を画像形成装置102から受信した際に、後述する在庫管理テーブルの在庫数を減算するといった在庫情報の更新処理が行われる。また、顧客が利用可能な在庫数が少なくなると、自動配送を依頼するメッセージを作成して、通信部501を介して販売会社などに送信するよう指示する。
イベント情報受信部509は、画像形成装置102で発生したイベント情報を、通信部501を介して受信する手段として機能する。例えば、イベント情報受信部509は、消耗品装填アラームを受信し、デバイス情報管理部506に保存する。その際、消耗品装填アラームに含まれる消耗品の識別情報と、当該消耗品の装填に係るカウンタ情報と、当該消耗品の装填により取り出された消耗品の残量情報等を関連付けて管理情報として保存する。
本実施例では、消耗品の一例としてトナーを例に説明するが、他の消耗品でも同様である。例えば、消耗品をステイプル針とした場合は、本実施例の「トナーボトル」を「ステイプルカートリッジ」、「トナー」を「ステイプル針」等と読み替えることにより、同様に説明が可能である。
図6は、管理システム106が、画像形成装置102から受信するイベント情報の通信データの一例を示す図である。
画像形成装置102は、例えば、画像形成装置の消耗品(例えばトナーボトル)が画像形成装置102に装填された際、図6に示すイベント情報の通信データを生成する。
図6に示す通信データは、イベント情報の構造を模式的に表したもので、該イベント情報は、例えばXML形式で記されたうえで、さらにHTTPS通信などの暗号化プロトコルを介して管理システム106に送信される。
図6に示すようなイベント情報は、画像形成装置102のアラーム情報として管理システム106へ通知される。本実施例では、画像形成装置102のアラームとは、画像形成装置102の障害ではなく、通知または記録すべきイベントとして定義する。画像形成装置102のアラームは、トナーボトル等の消耗品の装填に限定されるものではなく、「用紙切れ」や「ステイプル針切れ」などのイベントも含む。これらのイベントは、コードで管理されており、それぞれのイベントには対応するコードがそれぞれ存在する。
図6に示すように、イベント情報は、デバイス識別情報601とアラーム情報605を含む。
デバイス識別情報601は、画像形成装置を識別するための情報であり、本実施形態ではIPアドレス602、シリアル番号603、製品名称604などの情報を含む。
アラーム情報605は、画像形成装置102で発生したイベントの内容を表す情報である。消耗品装填イベントの場合に、アラーム情報605は、発生時刻606、アラームコード607、アラームサブコード608、消耗品ID609、カウンタ値610などの情報を含む。
発生時刻606は、装填検知部409が、消耗品の装填を検知した日時を表している。発生時刻は、消耗品が取り出された時の日時でもよく、新しく消耗品が装填された日時でもよい。アラームコード607は、画像形成装置102で発生したイベント内容を示すものである。
アラームサブコード608では、アラームコード607が示すイベントに関する関連情報をサブコード化して表している。消耗品装填イベントの場合、アラームサブコード608は、消耗品の装填に際して、その際に装填されていた消耗品を取り出した時の消耗品残量情報や、さらに装填対象の消耗品の種別の情報(トナーボトルの場合「トナーの色情報」)、スターター消耗品情報など、消耗品の装填に関する関連情報を表す。なお、スターター消耗品情報は、画像形成装置102の初期設置の際に最初に装填された消耗品であることを示す情報(初回装填情報)である。消耗品がトナーボトルの場合、スターター消耗品情報を「スターターボトル情報」といい、画像形成装置102の初期設置の際に最初に装填されたトナーボトルを「スターターボトル」という。
消耗品ID609は、画像形成装置102へ装填された消耗品のシリアルナンバーを表している。カウンタ値610は、消耗品が装填された時に画像形成装置102が管理しているトータルカウンタ値を表している。
図7は、画像形成装置102を利用する利用者が、消耗品の装填(消耗品の交換、あるいは、初期設置の際の新規装着)を開始してから、画像形成装置102が管理システム106に消耗品装填アラームを送信するまでの処理(アラーム送信処理)を表すフローチャートである。なお、図7及び後述する図8のフローチャートの処理は、画像形成装置102のCPU201がROM202、RAM203、記憶装置204のいずれかの記憶装置に格納しているプログラムを実行することで実現される。また、図7及び後述する図8では、画像形成装置102に対してトナーボトルの装填(トナーボトルの交換、あるいは、初期設置の際の新規装着)を開始してから、画像形成装置102が管理システム106に消耗品装填アラームを送信するまでの処理について説明するが、他の消耗品であっても同様である。
まず、S701において、イベント管理部407は、画像形成装置102を利用する利用者により画像形成装置102のドアがオープンされたことを検知すると、S702に遷移する。
S702において、装填検知部409が、消耗品であるトナーボトルの取り出しが行われたか否かを判断する。そして、トナーボトルの取り出しが行われたと判断した場合(S702でYesの場合)、S703に遷移する。
S703において、イベント管理部407は、記憶部402にトナーボトル交換フラグを設定する(トナーボトル交換フラグをON)。なお、S703のフラグ設定処理では、どの色のボトルが交換対象になって取り出されたかを記憶部402に記憶させるため、トナーボトルが一度のドアオープンにおいて複数交換されても管理システム106はトナーボトルを正確に管理することが可能である。上記S703の処理後、S704に遷移する。
S704において、残量検知部410は、今回取り出されたトナーボトルのトナー残量を取得し、トナー残量が空か否かを判断する。上述したように、残量検知部410は、装着されているトナーボトルにどの程度のトナーが残っているかを検知し、トナーボトル内の残量情報を管理しているため、該管理情報に基づいて、上記取り出されたトナーボトルのトナー残量を取得可能である。上記取り出されたトナーボトルのトナー残量が所定量よりも少ない状態であった場合には、該トナーボトルのトナー残量が空であると判断し、一方、そうでない場合には、該トナーボトルのトナー残量が空でないと判断する。
そして、取り出されたトナーボトルのトナー残量が空ではないと判断した場合(S704でYesの場合)、残量検知部410は、今回のトナーボトルの取り出しは「途中取り出し」であると判断し、S705に遷移する。
S705において、残量検知部410は、記憶部402に、取り出されたトナーボトルの情報に関連付けて途中取り出しを示すフラグを保存させてから(途中取り出しフラグをONにし)、S706に遷移する。
一方、取り出されたトナーボトルのトナー残量が空であると判断した場合(S704でNoの場合)、そのままS706に遷移する。
S706において、装填検知部409は、トナーボトルが装着されたことを検知したか否かを判断する。そして、トナーボトルが装着されたことを検知していないと判断した場合(S706でNoの場合)、S702に遷移する。
一方、トナーボトルが装着されたことを検知したと判断した場合(S706でYesの場合)、S707に遷移する。
S707において、識別情報検知部411は、新しく装填されたトナーボトルに記載されているボトル識別子を読み取り可能か否かを判断する。この識別子は、トナーボトルにバーコードやICなどの形で付加されておりセンサによって読み取りを行う。そして、ボトル識別子を読み取れたと判断した場合(S707でYesの場合)、S708に遷移する。
S708において、識別情報検知部411は、上記S707において読み取ったトナーボトル識別子を、記憶部402を介して管理テーブル(不図示)へ保存させ、S710に遷移する。
一方、例えばバーコードの汚れやIC不良などにより、ボトル識別子を読み取れなかったと判断した場合(S707でNoの場合)、S709に遷移する。
S709において、識別情報検知部411は、トナー識別子判別不可を示すフラグを、記憶部402を介して管理テーブル(不図示)保存させ、S710に遷移する。
S710において、イベント管理部407は、トナーボトルの装填が完了したか否かを判断する。例えば、トナーボトルの装填が終わり、画像形成装置102のドアが閉じられたことを検知した場合に、トナーボトルの装填が完了した判断する。
そして、イベント管理部407が、まだトナーボトルの装填が完了していないと判断した場合(S710でNoの場合)、S702に遷移する。例えば、ドアが閉じられず、他のトナーボトルの交換が始まる場合には、S702へ戻る。この場合、他のトナーボトルの交換処理が行われることになる。
一方、イベント管理部407が、トナーボトルの装填が完了したと判断した場合(S710でYesの場合)、S711に遷移する。
S711において、管理情報送信部401は、トナーボトルの装填イベント情報を送信するための処理(アラームの送信用データ送信処理;図8)を開始する。
なお、上記S702において、トナーボトルの取り出しが行われなかったと判断した場合(S702でNoの場合)、そのままS706へ移行し、トナーボトルが装填されたかどうかの判断へ進む。これにより、画像形成装置102の設置時に最初に装着されたトナーボトル(スターターボトル)についても、トナー識別子を読み取ることが可能となり、消耗品装填アラームを送信することが可能となっている。
次に図8を用いて、S711のアラームの送信用データ送信処理の詳細を説明する。
図8は、アラームの送信用データ送信処理の一例を示すフローチャートである。
まず、S801において、管理情報送信部401は、トナーボトルの装填に基づく消耗品装填アラームを送信するための送信用データを生成する。このとき、具体的には、図6に示すアラームコード607にトナーボトル装填イベントが発生したことを示すアラームコードを設定したアラームの送信用データを生成する。
次に、S802において、管理情報送信部401は、今回のトナーボトル装填イベントは、トナーボトルの途中取り出しであるか否かを判断する。途中取り出しであるか否かの判断は、記憶部402に途中取り出しフラグ(図7のS705)が設定されているか否かで行う。そして、途中取り出しであると判断した場合(S802でYesの場合)、管理情報送信部401は、S804へ処理を遷移する。
S804において、管理情報送信部401は、装填対象となったトナーの色情報と、今回のトナーボトル装填が途中取り出しであることを示す情報、消耗品を取り出した時の消耗品残量情報を示すアラームのサブコードを決定し、決定したサブコードを、アラームの送信用データに設定し、S807に処理を遷移する。
一方、途中取り出しではないと判断した場合(S802でNoの場合)、管理情報送信部401は、S803へ処理を遷移する。
S803において、管理情報送信部401は、装填対象となったトナーの色情報と今回のトナーボトル装填が途中取り出しではないことを示すアラームのサブコードを決定し、決定したサブコードを、アラームの送信用データに設定し、S805に処理を遷移する。
S805において、管理情報送信部401は、記憶部402においてトナーボトル交換フラグ(図7のS703)が設定されている(トナーボトル交換フラグがON)か否かを判断する。そして、トナーボトル交換フラグが設定されていないと判断した場合(S805でNoの場合)、管理情報送信部401は、S806へ処理を遷移する。
S806において、管理情報送信部401は、1本目のトナーボトル(スターターボトル)を示す情報をサブコードに設定し、S807へ処理を遷移する。
一方、トナーボトル交換フラグが設定されていると判断した場合(S805でYesの場合)、管理情報送信部401は、そのままS807へ処理を遷移する。
S807において、管理情報送信部401は、記憶部402にトナーボトルの識別子情報が保管されているか否かを判断する。そして、トナーボトルの識別子情報が保管されていると判断した場合(S807でYesの場合)、管理情報送信部401は、S808に処理を進める。
S808において、管理情報送信部401は、トナーボトルの識別子情報を示す消耗品IDを、アラームの送信用データに設定し、S810へ処理を遷移する。
一方、トナーボトルの識別子情報が保管されていないと判断した場合(S807でNoの場合)、すなわち図7のS707で装填検知部409がトナーボトルの識別子情報を取得できなかった場合、管理情報送信部401は、S809に処理を遷移する。
S809において、管理情報送信部401は、トナーボトルの識別子情報が取得できなかったことを示す情報を、アラームの送信用データに設定し、S810へ処理を遷移する。なお、トナーボトルの識別情報が取得できなかったことを示す情報は、消耗品ID609にエラーとして設定してもよく、アラームサブコード608に設定する構成としてもよい。
S810において、管理情報送信部401は、デバイス情報制御部404よりトナーボトル装填時点(1本目の場合はトナーボトルが装填された時点、2本目以降の場合はトナーボトルが交換された時点)でのトータルカウンタ値を取得し、上記作成したアラームの送信用データのカウンタ値610へ設定して、該アラームの送信用データを管理システム106へ送信する。該送信が完了すると、管理情報送信部401は、アラームの送信用データ送信処理を終了する。
以上のようにして、管理情報送信部401は、検出した消耗品(例えばトナーボトル)の識別情報と、カウンタ情報と、交換により取り出された前回装着されていた消耗品の容器に含まれる消耗品の残量情報とを含む消耗品装填アラームを、管理システム106へ送信する(イベント情報送信)。以上のような画像形成装置102から管理システム106へのイベント情報送信は、顧客先で新たに画像形成装置102が設置される際に、設置作業の中で管理システム106との通信テストが行われた後に開始される。なお、本実施例に係る画像形成装置102は、管理システム106との通信テストが行われた際に、通信テスト実施までの間に生成されたイベント情報が記憶部402において記憶されているかを確認する。そして、通信テスト実施までの間に生成されたイベント情報の中に、消耗品が装填されたことを表すイベントに関するログがある場合、通信テスト前に生成されたログであっても特別に管理システム106へ送信する(このとき、例えばトナーボトルが装填されたことを示すイベントのログ情報が複数色分存在していた場合には、これらを一括して送信することも可能である)。これにより、管理システム106との通信テストが実施される前に該画像形成装置102に対する消耗品装填が行われた場合にも、管理システム106は、消耗品装填を表すイベント情報(消耗品装填アラーム)を受信することが可能となる。さらに、これだけでなく、管理システム106は、後述する図9のトナー管理テーブルにおいて、初期設置の際に最初に装填されたトナーボトル(スターターボトル)に関する情報を管理することも可能となる。
図9は、管理システム106のデバイス情報管理部506が管理する消耗品管理テーブルの一例であるトナー管理テーブルを例示する図である。このトナー管理テーブルにより、顧客に配送したトナーボトルの利用状況(例えば、使用済みボトルの本数、空になるまでのカウンタの変化など)の管理を行うことができる。
なお、トナー以外の消耗品の管理テーブルについても同様である。
トナー管理テーブルにより管理されるトナー管理情報には、イベント情報受信部509が、消耗品装填アラームを受信した際に、アラームに含まれる情報から取得した情報を記憶するフィールドが含まれている。具体的には、トナー管理情報には、発送済みボトル識別子、デバイス識別子、ボトル識別子、トナーボトル装填日時、使用開始時カウンタ値、使用終了時カウンタ値、実使用カウンタ、取り出し時ボトル残量状態、スターターボトル情報を記憶するフィールドが含まれている。
イベント情報受信部509は、受信した消耗品装填アラームに含まれる、画像形成装置102の識別情報であるシリアル番号603や消耗品ID609から、トナー管理テーブルのレコードを特定し、トナー管理情報(具体的には下記で説明する消耗品装填アラームなどから取得したトナーボトルに関する各種情報)を追記する。
トナー管理テーブルにおいて、「発送済みボトル識別子」は、販売会社等が顧客に対して送付したトナーボトルの識別子を保管するフィールドである。販売会社のトナー配送担当者等は、顧客に対してトナーを送付した際に、管理システム106にアクセスして、各トナーボトルのシリアル番号をこのフィールドに入力する。当然のことながら、シリアル番号の入力は、バーコードリーダーやICスキャナーなどの機器を利用することで自動入力されてもよい。これにより、例えば、図9の下から一段目と二段目のレコードのように、「発送済みボトル識別子」が保存される。
また、「デバイス識別子」は、メンテナンス対象となっている画像形成装置102の識別情報であるシリアル番号603に対応する。「ボトル識別子」は、メンテナンス対象となっている画像形成装置102でトナーボトル装填が行われた際に、新しく画像形成装置102に装填されたトナーボトルの識別子に対応する。
「トナー装填日時」は、メンテナンス対象となっている画像形成装置でトナーボトル装填が行われた日時に対応する。「使用開始時カウンタ」は、メンテナンス対象となっている画像形成装置102でトナーボトル装填が行われた時に、新しいトナーボトルが装填されて使用開始された時点での画像形成装置102内のカウンタ値に対応する。
また、「使用終了日時カウンタ」は、メンテナンス対象となっている画像形成装置102でトナーボトル装填が行われた時に、取り出されたトナーボトルの使用が終了した時の画像形成装置内のカウンタ値に対応する。「実使用カウンタ」は、1つのトナーボトルが関与したカウンタ情報(つまり、対象のトナーボトルが画像形成装置102に装填されてから取り出されるまでの使用枚数を表すカウンタ値)を意味する。
また、「取り出し時ボトル残量状態」は、メンテナンス対象となっている画像形成装置102でトナーボトル交換が行われた時の残量状態を示す情報(具体的には、交換前のトナーボトルは使用途中で取り出されたのか、あるいは、トナーボトルが空となってから取り出されたのかを示す情報)を意味する。「スターターボトル情報」は、初期設置の際に最初に装着された1本目のトナーボトル(スターターボトル)か否かを示す情報に対応する。
イベント情報受信部509は、消耗品装填アラームを受信した際に、該アラームに含まれる消耗品ID609が「発送済みボトル識別子」と一致し、他のフィールドが空欄のトナー管理テーブルのレコードが存在する場合、該レコードの「デバイス識別子」、「ボトル識別子」、「トナー装填日時」、「使用開始時カウンタ」に、該アラームに含まれるシリアル番号603、消耗品ID609、発生時刻606、カウンタ値610の情報を追記する。さらに、イベント情報受信部509は、該アラーム内のアラームサブコード608に、スターターボトル情報が含まれていた場合には、同レコードの「スターターボトル情報」に「1」を追記し、スターターボトル情報が含まれていない場合には、同レコードの「スターターボトル情報」に「0」を追記する。例えば、図9の下から三段目と四段目のレコードのように情報を追記する。
なお、イベント情報受信部509は、消耗品装填アラームに含まれる消耗品ID609が「発送済みボトル識別子」と一致し、他のフィールドが空欄のトナー管理テーブルのレコードが存在しない場合、新規にレコードを追加し、上述のような情報の追加を行う。
また、イベント情報受信部509は、消耗品装填アラームに含まれるシリアル番号603が「デバイス識別子」と一致し、「使用終了時カウンタ」、「実使用カウンタ」及び「取り出し時ボトル残量状態」のフィールドが空欄のレコードが存在する場合、該レコードの「使用終了時カウンタ」に、該アラームに含まれるカウンタ値610の情報を追記する。さらに、イベント情報受信部509は、該アラームに含まれるカウンタ値610(すなわち取り出されたトナーボトルの使用終了時カウンタ)と、同レコードの「使用開始時カウンタ」との差分を算出することで実使用カウンタの値を取得し、同レコードの「実使用カウンタ」に追記する。さらに、イベント情報受信部509は、該アラームに含まれるアラームサブコード608を参照し、トナーボトル内の残量状態を取得し、適切なデータ(「空」または「途中取り出し」)を同レコードの「取り出しボトル残量状態」に追記する。例えば、図9の上から一段目〜五段目のレコードのように情報を追記する。
図10は、実施例1の管理システム106による画像形成装置102からのアラーム情報を受信した際の在庫情報の更新処理を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、管理システム106のCPU301が記憶装置304等に格納されているプログラムを実行することで実現される。
ここで、図10のフローチャートの説明の前に、図11を用いて、管理システム106の消耗品在庫管理部508が管理する在庫管理テーブル1100について説明する。
図11は、管理システム106の消耗品在庫管理部508が管理する在庫管理テーブル1100を説明する図である。
在庫管理テーブルにおいて管理する情報としては、在庫保管場所、型番、デバイス識別子、初期在庫数、通知を行う在庫数、推定在庫数を記憶するフィールドが含まれている。なお、図11に示す例は、在庫管理対象の消耗品がトナーボトルである場合の例を示すものであり、他の消耗品についても同様である。
在庫管理テーブルにおいて、「在庫保管場所」は、管理対象となる画像形成装置102の消耗部品の顧客先での在庫保管場所を意味する。「型番」は、管理対象となる画像形成装置102の消耗部品の型番を意味する。「デバイス識別子」は、管理対象となる画像形成装置102の識別子を意味する。「初期在庫数」は、消耗品(この場合、トナーボトル)の在庫管理を開始するにあたり、顧客先の在庫保管場所に保管した初期在庫数を意味する。「通知を行う在庫数」は、在庫数が安全在庫数以下になった場合に販売会社に補充を促すための通知を行う在庫数を意味する。「推定在庫数」は、現時点での顧客先の在庫保管場所に存在する推定在庫数を意味するものである。管理システム106は、画像形成装置102から顧客が消耗品を装填利用したことを示す通知(消耗品装填アラーム)を受信する毎に、初期在庫数から減算した結果の値を「推定在庫数」に設定している。なお、「在庫保管場所」、「型番」、「初期在庫数」、「通知を行う在庫数」は、販売会社の配送担当者等が、顧客先での消耗品の在庫管理を開始する際に、管理システム106にアクセスして、設定することが可能となっている。
引き続き、図10のフローチャートを用いて、管理システム106による画像形成装置102からイベント情報を受信した際の在庫情報の更新処理について説明する。
まず、画像形成装置102からイベント情報が送信され、イベント情報受信部509が、該イベント情報を受信すると(S1001)、該イベント情報をデバイス情報管理部506へ保存し(S1002)、S1003に処理を遷移する。
S1003において、デバイス情報管理部506は、上記S1002で保存されたイベント情報が、消耗品装填アラームであるか否かを判断する。そして、消耗品装填アラームではないと判断した場合(S1003でNoの場合)、デバイス情報管理部506は、本フローチャートの処理を終了する。この場合、デバイス情報管理部506は、イベント情報に対応する不図示の処理を実行するが、ここでは説明を省略する。
一方、上記S1003において消耗品装填アラームであると判断した場合(S1003でYesの場合)、デバイス情報管理部506は、S1004に処理を遷移する。以下、消耗品装填アラームがトナーボトルに対応する場合について説明するが他の消耗品についても同様である。
S1004において、デバイス情報管理部506は、上述したように、該イベント情報をトナー管理テーブル(図9)へ保存し、S1005に処理を遷移する。
S1005において、デバイス情報管理部506は、今回の消耗品装填アラームが、トナーボトルの途中取り出しを示すものであるか否かを判断する。トナーボトルの途中取り出しを示すものであるか否かは、受信した消耗品装填アラームに、途中取り出し情報が含まれているか否かで判断する。
そして、トナーボトルの途中取り出しを示すものではないと判断した場合(S1005でYesの場合)、デバイス情報管理部506は、S1006へ処理を進める。
S1006において、デバイス情報管理部506は、トナーボトルが顧客先で在庫管理対象として設定されているか否かを判断する。在庫管理対象として設定されているか否かは、後述するデバイス情報登録画面1200を用いて、トナーボトルが在庫管理対象とする消耗部品として登録された状態であるかどうかで判断する。
そして、在庫管理対象として設定されていると判断した場合(S1006でYesの場合)、デバイス情報管理部506は、S1007へ処理を進める。
S1007において、デバイス情報管理部506は、今回受信した消耗品装填アラームが、初期設置の際に最初に装着された1本目のトナーボトル(スターターボトル)に関する通知であるか否かを判断する。なお、1本目のトナーボトルに関するトナーボトル交換通知であるかの判断は、アラームに含まれるカウンタ情報が一定枚数以下であるか否かで判断する(あるいは、アラーム内のサブコードを参照し、スターターボトル情報が含まれているかで判断してもよい)。
そして、上記S1007において、1本目のトナーボトルであると判断した場合(S1007でYesの場合)、デバイス情報管理部506は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
一方、1本目のトナーボトルではないと判断した場合(S1007でNoの場合)、デバイス情報管理部506は、S1008に処理を進める。
S1008において、デバイス情報管理部506は、在庫減算処理を行う。具体的には、デバイス情報管理部506は、受信したアラームに含まれるデバイス識別情報601と、アラームサブコード608に含まれるトナーの色情報などから、在庫管理テーブル1100において減算対象となるトナーを特定し、在庫管理テーブル1100の推定在庫数から1減算する処理を行う。S1008の処理の後、デバイス情報管理部506は、本フローチャートの処理(在庫情報の更新処理)を終了する。
なお、上記S1005において、途中取り出しではないと判断した場合(S1005でNoの場合)や、上記S1006において在庫管理対象ではないと判断した場合(S1006でNoの場合)、デバイス情報管理部506は、後続の処理は行わず、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
図12Aは、実施例1のデバイス情報登録画面を例示する図である。
デバイス情報登録画面1200は、管理システム106に対して監視対象とする画像形成装置102の情報を登録するため画面である。この画面は、管理システム106に対してログインしたPCの画面に表示される。該PCは、管理システム106を構成する情報処理装置であってもよいし、管理システム106とネットワークを介して接続可能なPCであってもよい。
デバイス情報登録画面1200は、監視対象とする画像形成装置102の基本情報を登録するための基本情報1201、消耗部品の在庫管理設定を行うための消耗品在庫管理情報1207を有する。
基本情報1201は、顧客名、契約番号、デバイス情報を登録するためのエリアとして、顧客名1202、契約番号1203、デバイス情報1204(デバイスID1205、デバイス名1206)を有する。
消耗品在庫管理情報1207は、在庫保管場所、在庫管理対象を登録するためのエリアとして、在庫保管場所1208、在庫管理対象1209を有する。
在庫保管場所1208は、在庫管理対象とする消耗部品の在庫保管場所を設定するためのエリアである。在庫管理対象1209は、在庫管理対象とする消耗部品の種類を選択するためのエリアである。この例では、トナーボトルのみが在庫管理対象として選択されている場合が例示されている。
保存ボタン1210が押下された場合には、デバイス情報登録画面1200で入力されているデバイス情報が、管理システム106に登録される。管理システム106は、該登録されたデバイス情報を、記憶部502等に記憶する。なお、キヤンセルボタン1211が押下された場合には、デバイス情報の管理システム106への登録はキャンセルされる。
以上のように、本実施例の管理システムは、画像形成装置より受信した消耗品を交換あるいは新規装填されたことを表すイベント情報(消耗品装填アラーム)を受信した際に、初期設置の際に最初に装着された1本目の消耗品(トナーの場合「スターターボトル」)に関する装填通知であるかを考慮して、在庫減算実施の必要性を判断することにより、より適切な消耗品の在庫減算を行うことが可能となる。
上述した実施例1では、画像形成装置より消耗品装填アラームを受信した際に、初期設置の際に最初に装着された1本目の消耗品(トナーの場合「スターターボトル」)に関する装填アラームであるかを判断する。そして、初期設置の際に装着された1本目の消耗品に関する装填アラームであると判断した場合には、該消耗品に対する在庫減算を実施しないことで、不要な在庫減算が行われないようにすることを実現している。
なお、すでに管理システム106における消耗品の在庫管理対象として登録されている画像形成装置を持つ顧客に対し、新たに画像形成装置を導入するケースなどにおいては、顧客の在庫保管場所にある消耗品が使用される場合がある。この場合、設置後1本目の消耗品に関する装填アラームであっても、管理システム106側で該消耗品を在庫減算対象とする必要がある。そこで、実施例2では、管理システム106において画像形成装置より消耗品装填アラームを受信した場合に、初期設置の際に最初に装着された1本目の消耗品(例えば「スターターボトル」)に関する装填アラームであるかだけでなく、デバイス設置の際に在庫保管場所にある消耗品が使用された否かも考慮した消耗品の在庫減算処理を行うようにしてもよい。以下、この実施例を説明する。なお、実施例1と同一の構成については説明を省略し、実施例1と異なる構成を中心に説明する。
図12Bは、実施例2のデバイス情報登録画面を例示する図である。
図12Bに示すデバイス情報登録画面1200は、図12Aで示したデバイス情報登録画面を拡張したものであり、図12Aと共通する部分については同じ記号で示してある。
図12Bでは、「設置時に在庫保管場所にある消耗品を使用」のチェックボックス1212が新たに追加されている。チェックボックス1212は、「在庫管理対象」1209において、「トナーボトル」か「ステイプルカートリッジ」が選択されている場合にのみ指定可能としてもよい。
デバイスの設置担当者は、顧客先で画像形成装置を設置した際に、在庫保管場所にある消耗品(例えばトナーボトル)を使用した場合、チェックボックス1212をオンにする。これにより、管理システム106において、初期設置の際に最初に装填された1本目の消耗品(例えばスターターボトル)に関する装填通知であるかだけでなく、デバイス設置の際に在庫保管場所にある消耗品が使用された否かも考慮した在庫減算を行うことが可能となる。
図13は、実施例2の管理システム106による画像形成装置102からのアラーム情報を受信した際の在庫情報の更新処理を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、管理システム106のCPU301が記憶装置304等に格納されているプログラムを実行することで実現される。図13のフローチャートは、図10で説明したフローチャートを拡張したものであり、S1001〜S1006までは図10と同一であるため、説明を割愛する。
図13では、今回受信した消耗品装填アラームが、初期設置の際に最初に装着された1本目のトナーボトル(スターターボトル)に関する通知であると判断した場合(S1007でYesの場合)、デバイス情報管理部506は、S1301へ処理を進める。
S1301において、デバイス情報管理部506は、設置時に顧客の在庫保管場所にあるトナーボトルが使用されたか否かを判断する。なお、設置時に顧客の在庫保管場所にあるトナーボトルが使用されたか否かは、消耗品装填アラームに含まれるシリアル番号603に対応する画像形成装置102に対して管理システム106に登録されているデバイス登録情報内の、「設置時に在庫保管場所にある消耗品を使用」チェックボックス1212のオン/オフに対応して登録された情報に基づいて判断する。
そして、設置時に顧客の在庫保管場所にあるトナーボトルが使用されたと判断した場合(S1301でYesの場合)、すなわち「設置時に在庫保管場所にあるトナーボトルを使用」チェックボックス1212がオン状態でデバイス情報が登録されていると判断した場合、デバイス情報管理部506は、S1008へ処理を進める。
一方、設置時に顧客の在庫保管場所にあるトナーボトルが使用されていないと判断した場合(S1301でNoの場合)、すなわち「設置時に在庫保管場所にある消耗品を使用」チェックボックス1212がオンでない状態でデバイス情報が登録されていると判断した場合、デバイス情報管理部506は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
なお、上述の実施例では、デバイス情報登録画面1200において、画像形成装置を設置する際に、在庫保管場所にある消耗品を使用することを管理システム106に対して設定する構成について説明した。しかし、設置担当者が顧客先で画像形成装置を設置した際に、在庫保管場所にある消耗品を使用したことを管理システム106に対して設定可能とするように構成してもよい。以下、この例について説明する。
図14は、画像形成装置102の入出力装置210の操作画面に、図12Bのチェックボックス1212と同様の選択機能を有する画面を表示する場合を例示する図である。
図14に示す画面は、利用者が新しいトナーボトルを装着した際に、画像形成装置102の入出力装置210(パネル)に表示されるものであり、「はい」、「いいえ」のいずれかが選択可能となっている。ここで「はい」が選択された場合、画像形成装置102は、図7のフローチャートで説明したトナーボトルが交換されてことを示すイベント情報(消耗品装填アラーム)を生成する際に、本画面における設定状況に応じてサブコードに対し、設置時に在庫保管場所にあるトナーボトル(すなわち、管理システム106で管理されている在庫数に含まれるトナーボトル)を使用したことを示す属性を設定する。そして、消耗品装填アラームを受信した管理システム106は、上述した図13のS1301において、設置時に顧客の在庫保管場所にあるトナーボトルが使用されたか否かを判断する際に、受信したアラームのサブコードに対して設置時に在庫保管場所にあるトナーボトルを使用したことを示す属性を設定されているかで判断する。なお、他の消耗品についても同様である。
このように本実施例の管理システムは、画像形成装置より消耗品装填アラームを受信した際に、初期設置の際に最初に装着された1本目の消耗品(トナーの場合「スターターボトル」)に関する交換通知であるかだけでなく、デバイス設置の際に在庫保管場所にある消耗品が使用された否かも考慮して、消耗品の在庫減算実施の必要性を判断するため、より適切な在庫減算を行うことが可能となる。
なお、上記構成では、図14の画面で「はい」が選択された場合、画像形成装置102が消耗品装填アラームを生成する際に、該アラームのサブコードに対し、設置時に在庫保管場所にあるトナーボトルを使用したことを示す属性を設定する構成を説明した。しかし、図14の画面で「はい」が選択された場合、画像形成装置102は、消耗品装填アラームのサブコードに対し、スターターボトルを示す情報を設定しないように、消耗品装填アラームを生成するように構成してもよく、同様の効果を奏することができる。
上記各実施例で示したように、管理システム106では、適切かつ正確な在庫管理を行うことが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

Claims (10)

  1. 装填された消耗品の識別情報を検知する検知部を有する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあった場合に、該消耗品の取り出しがあったことを管理する管理手段と、
    前記情報処理装置に対して消耗品が装填された場合、該装填された消耗品の識別情報、該情報処理装置の識別情報、及び該消耗品の装填日時を含む通知情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された通知情報を、管理システムに対して送信する送信手段と、を有し、
    前記生成手段は、前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあったことが管理されていない場合には、前記装填された消耗品が前記情報処理装置に最初に装填された消耗品であることを示す初回装填情報を含めて前記通知情報を生成し、前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあったことが管理されている場合には、前記初回装填情報を含めることなく前記通知情報を生成することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記管理手段は、前記情報処理装置から取り出された消耗品の残量の情報も管理し、
    前記生成手段は、前記情報処理装置から取り出された消耗品の残量が所定量よりも少ない状態であった場合、前記初回装填情報を含めず、且つ、前記取り出された消耗品の残量の情報を含めて、前記通知情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成手段は、前記情報処理装置に対して消耗品が装填された際の前記情報処理装置の所定のカウンタ情報を含めて、前記通知情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記消耗品が装填された場合に、該装填された消耗品が前記管理システムで管理されている在庫数に含まれる消耗品か否かを選択する選択手段を有し、
    前記選択手段により前記装填された消耗品が前記管理システムで管理されている在庫数に含まれる消耗品であることが選択された場合、その旨を示す情報を含めて、前記通知情報を生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置の設置時に、前記管理システムとの通信テストを行う通信テスト手段と、
    前記通信テストの前に前記生成手段により通知情報が生成された場合に、該通知情報を記憶する記憶手段と、を有し、
    前記送信手段は、前記管理システムとの通信テストの後に送信可能となり、
    前記送信手段は、前記通信テストが完了した際、前記記憶手段に前記通知情報が記憶されているか確認し、前記通知情報が記憶されている場合、該通知情報を送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、画像形成装置であり、
    前記消耗品は、記録剤を内包するカートリッジであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 装填された消耗品の識別情報を検知する検知部を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあった場合に、該消耗品の取り出しがあったことを記憶し管理するステップと、
    前記情報処理装置に対して消耗品が装填された場合、該装填された消耗品の識別情報、該情報処理装置の識別情報、及び該消耗品の装填日時を含む通知情報を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成された通知情報を、管理システムに対して送信する送信ステップと、を有し、
    前記生成ステップでは、前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあったことが管理されていない場合には、前記装填された消耗品が前記情報処理装置に最初に装填された消耗品であることを示す初回装填情報を含めて前記通知情報を生成し、前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあったことが管理されている場合には、前記初回装填情報を含めることなく前記通知情報を生成することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1〜6のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
  9. 情報処理装置と、管理システムと、を含むネットワークシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    装填された消耗品の識別情報を検知する検知部と、
    前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあった場合に、該消耗品の取り出しがあったことを管理する第1管理手段と、
    前記情報処理装置に対して消耗品が装填された場合、該装填された消耗品の識別情報、該情報処理装置の識別情報、及び該消耗品の装填日時を含む通知情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された通知情報を、管理システムに対して送信する送信手段と、を有し、
    前記生成手段は、前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあったことが管理されていない場合には、前記装填された消耗品が前記情報処理装置に最初に装填された消耗品であることを示す初回装填情報を含めて前記通知情報を生成し、前記情報処理装置から消耗品の取り出しがあったことが管理されている場合には、前記初回装填情報を含めることなく前記通知情報を生成するものであり、
    前記管理システムは、
    前記通知情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した通知情報の内容に従い、消耗品の利用状況を管理する第2管理手段と、を有する、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  10. 前記管理システムは、前記情報処理装置で使用される消耗品の在庫数を管理する第3管理手段を有し、
    前記第3管理手段は、前記通知情報で装填されたことを通知された消耗品が在庫管理の対象であり、前記通知情報に前記初回装填情報が含まれる場合には、前記第3管理手段で管理する該消耗品の在庫を減算せず、前記通知情報で装填されたことを通知された消耗品が在庫管理の対象であり、前記通知情報に前記初回装填情報が含まれていない場合には、前記第3管理手段で管理する該消耗品の在庫を減算することを特徴とする請求項9に記載のネットワークシステム。
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