JP2011242984A - 画像形成装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成装置から管理サーバへ通信テストを行うための通信テストボタンをユーザモード画面にも用意する一方で、必要な条件で必要な回数だけ通信テストを行わせるといった柔軟な制御は従来から行われていない。
【解決手段】 従って、本発明は、通信エラーの種類に応じて、前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示するか否かを判断し、また、特定の期間に行われた通信テストの回数が、しきい値を超えた場合には前記ユーザモード画面の通信テストボタンを非表示とすることを特徴とする。
【選択図】 図7
【解決手段】 従って、本発明は、通信エラーの種類に応じて、前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示するか否かを判断し、また、特定の期間に行われた通信テストの回数が、しきい値を超えた場合には前記ユーザモード画面の通信テストボタンを非表示とすることを特徴とする。
【選択図】 図7
Description
本発明は、画像形成装置とネットワークを介して接続される画像形成装置を管理、保守する管理サーバとの通信技術に関する。
従来から、管理サーバによるネットワーク通信を用いたプリンタ及び複写機などといった画像形成装置の稼動状況の管理・保守が行われている。管理サーバは、画像形成装置から重大な障害が通知された場合に、復旧のために、画像形成装置の設置場所にサービスマンを派遣するよう手配する。
また、画像形成装置には、初期設置時やネットワーク設定変更時の通信状況の確認、及び管理サーバに稼動情報が送信されないといった異常に対する原因究明などを目的に、管理サーバとの接続確認を行うための通信テストボタンが搭載されている。従来から、サービスマンによってこれら通信テストを行わせるため、画像形成装置のサービスマン用のサービスモード画面に通信テストを用意し、サービスマンは現場に出向いて通信テストボタンを押下し、通信テストを行っていた。
管理サーバとの通信不良があった場合、画像形成装置の設定情報(プロキシ設定等)を変更することによりその現象を改善することができるものがある。そのような作業は、サービスマンでなく、現場の管理者などのユーザによって実施できる。従って、現場の管理者が設定変更後に通信テストを行うため、ユーザモード画面に通信テストボタンを搭載する必要がある。一方で、通信テストボタンをユーザモード画面に搭載した場合、通信テストボタンはユーザによって無条件に押下できるようになる。よって、ユーザの誤操作などにより不要な通信テストが行われてしまう可能性がある。
従来技術においては、誤操作の防止のため、自装置内部で異常のある内部装置に対応する操作を禁止するために操作ボタンをグレイアウトするものがある(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1では、自装置の内部の動作異常に基づきボタンの表示・非表示を制御するものに過ぎない。管理サーバとの通信テストに関しては、画像形成装置内部の異常だけでなく、プロキシサーバの過負荷や管理サーバの問題によって接続できない場合もある。このような場合は、ユーザには異常の復旧ができず、また内部装置の異常でもないのでボタンの非表示制御がいつまでも行われず、ユーザが何度も通信テストボタンを押下してしまうかもしれない。
そこで、本発明の目的は、ユーザモード画面にも通信テストボタンを用意する一方で、必要な条件で必要な回数だけ通信テストを行わせるための仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、通信テストボタンを含むサービスマン用のサービスモード画面と、ユーザも操作できるユーザモード画面とを操作部に表示可能な画像形成装置であって、ネットワークを介して接続された管理サーバと通信する通信手段と、前記通信手段による管理サーバとの通信において発生した通信エラーの情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された通信エラーの種類に応じて、前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示するかを判断する判断手段と、前記判断手段により通信テストボタンを表示しないと判断された場合には前記通信テストボタンを含まないユーザモード画面を表示し、前記判断手段により通信テストボタンを表示すると判断された場合には前記通信テストボタンを含むユーザモード画面を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された前記ユーザモード画面の通信テストボタンを押下することで実行された通信テストの回数をカウントするカウント手段とを備え、前記判断手段は、通信エラーが発生した原因をユーザではなくサービスマンにより解消できる場合には前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示しないと判断し、通信エラーが発生した原因をユーザにより解消できる場合には前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示すると判断し、特定の期間に、前記カウント手段によりカウントされた通信テストの回数が、しきい値を超えた場合に、前記表示手段は前記ユーザモード画面の通信テストボタンを非表示とすることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザモード画面にも通信テストボタンを用意する一方で、必要な条件で必要な回数だけ通信テストを行わせるための柔軟な仕組みを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
(実施例1)
<本実施形態の画像形成装置の管理システムの構成例>
図1において、101、102は、顧客のネットワーク104に設置された画像形成装置を示す。画像形成装置としては、プリント、スキャン、及びFAXなどの少なくとも複数の機能を備える複合機(MFP:Multi Function Peripheral)やプリンタなどの単機能周辺機器(SFP:Single Function Peripheral)などを含む。105は画像形成装置の管理サーバを示している。管理サーバ105は、インターネット103を介して画像形成装置101、102とデータの送受信を行っている。また、管理サーバ105は受信した画像形成装置のネットワーク情報、印刷枚数や部品使用回数などのカウンタ情報及び障害情報をデータベース(DB)で管理している。ここで、管理サーバ105は、図示されたLANなどで形成された顧客のネットワーク104以外にも、他の顧客のLANなどに接続され、インターネット103を介して大規模に画像形成装置を集中管理することも可能である。
<本実施形態の画像形成装置の管理システムの構成例>
図1において、101、102は、顧客のネットワーク104に設置された画像形成装置を示す。画像形成装置としては、プリント、スキャン、及びFAXなどの少なくとも複数の機能を備える複合機(MFP:Multi Function Peripheral)やプリンタなどの単機能周辺機器(SFP:Single Function Peripheral)などを含む。105は画像形成装置の管理サーバを示している。管理サーバ105は、インターネット103を介して画像形成装置101、102とデータの送受信を行っている。また、管理サーバ105は受信した画像形成装置のネットワーク情報、印刷枚数や部品使用回数などのカウンタ情報及び障害情報をデータベース(DB)で管理している。ここで、管理サーバ105は、図示されたLANなどで形成された顧客のネットワーク104以外にも、他の顧客のLANなどに接続され、インターネット103を介して大規模に画像形成装置を集中管理することも可能である。
また、顧客のネットワーク104とインターネット103との間にファイアーウォール(不図示)を設置されているものとする。画像形成装置と管理サーバ105との通信は、画像形成装置側から開始され、その応答として管理サーバ105が必要な要求や設定を画像形成装置に送信するものとする。
<画像形成装置101のハードウェア構成例>
図2は、画像形成装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2は、画像形成装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。
201はユーザ操作を司る操作部、202はネットワーク接続を行うNetwork I/F、203は公衆回線と接続する回線I/F部である。204は装置制御プログラム、監視プログラムなどを格納したROM、205はプログラムを実行するためのワークメモリエリアであるRAM、206は不揮発性の記憶装置、207はCPUである。ROM204に格納された各種プログラムはCPU207によって実行される。また、RAM205には画像形成装置のステータス情報や、画像データを一時記憶するための画像メモリも備えている。さらに記憶装置206は、画像形成装置101の再起動後も保持しておく必要がある画像形成装置の識別子や、稼動ログなどが記憶されている。208はIO制御部、209は入出力画像データに対し補正/加工/編集を行う画像処理部、210は画像回転部、211は画像データの同期系/非同期系の変換を行うデジタルI/F部、212は圧縮伸張処理を行う画像伸張部である。また、213は出力用画像データに対して解像度変換等を行う画像密度変換部である。214はプリンタ部、215はリーダ−部、216はシステムバス、217は画像バス、218はセンサである。画像バス217は、PCIバスまたはIEEE1394で構成されている。また、リーダー部215やプリンタ部214内の各所に配置した各種センサが検出した情報は、デジタルI/F部211、及びIO制御部208を介してシステムバス216へ流れる。CPU207で実行される監視プログラムにより、CPU207は記憶装置206内のカウンタ情報や稼働ログなどの稼動情報や障害情報を読み出して、管理サーバ105へ、Network I/F202を介したデータ送信の制御を行う。
また、画像形成装置101内には随所にセンサ218が設置されており、例えば装置内温度や湿度、ドラム表面温度、ドラム表面電位などの測定値が記憶装置206に記録される。記憶装置206に記録された測定値は、メンテナンスモードに入ることによって操作部201上で見ることが可能である。更に、操作部201において、画像形成動作に関する設定値(色味調整、濃度調整、書き出し位置、トナー補給量など)の変更操作が可能である。
<画像形成装置101の機能を示すブロック図例>
図3は、画像形成装置101の機能モジュールの例を説明するためのブロック図である。ここで説明する機能モジュールは、CPU207により監視プログラムを実行することで他のハードウェアなどを利用して実現される処理を提供するための論理的な構成である。なお、監視プログラムに基づき実現される処理に関する説明は、フローチャートを用いて後述する。
図3は、画像形成装置101の機能モジュールの例を説明するためのブロック図である。ここで説明する機能モジュールは、CPU207により監視プログラムを実行することで他のハードウェアなどを利用して実現される処理を提供するための論理的な構成である。なお、監視プログラムに基づき実現される処理に関する説明は、フローチャートを用いて後述する。
エラー検知部301は、プリンタ部214及びリーダー部215におけるエラー発生を検知する。エラー検知部301でエラー発生を検知すると、エラー情報取得部302が記憶装置206に格納されているエラー情報を取得する。また、スケジュール情報取得部305は、所定のスケジュールに従って、画像形成装置101の記憶装置206に格納されたカウンタ情報や各種測定値を取得する。送信情報生成部303は、取得した情報を元に管理サーバ105へ送信するための送信情報を生成して管理対象データ記憶部306へ格納する。このように管理対象データ記憶部306に格納された送信情報は、通信部304がNetwork I/F202を介して管理サーバ105へ送信する。これらの送信結果は、履歴情報入出力部307によって管理対象データ記憶部306に格納される。
管理対象データ記憶部306に送信結果が格納されると、ボタン表示判断部308によって通信テストボタンの表示が必要かどうかを判断する。表示すると判断された場合、表示画面生成部309により通信テストボタンを含むユーザモードの画面を生成され、この画面は操作部において表示される。ここで、サービスマン用のサービスモード画面には常に通信テストボタンが用意されている。操作検知部310は、ユーザによる操作部201での通信テストボタンの押下、及び通信系の設定変更(アドレス情報の変更など)を検知する。ボタン押下カウント部311は、操作検知部310により検知されたユーザの通信テストボタン押下の回数をカウントする。
<管理対象データ記憶部306に格納される情報の例>
図4は、本実施形態において、管理対象データ記憶部306に保持された、画像形成装置101から管理サーバ105への送信履歴情報の例を示した図である。
図4は、本実施形態において、管理対象データ記憶部306に保持された、画像形成装置101から管理サーバ105への送信履歴情報の例を示した図である。
402は管理サーバ105への送信情報が作成されたまたはエラーなどが発生した日時などの情報を表す。403は管理サーバ105への送信情報を示すデータ、404は管理サーバ105へ送信した送信時刻、405は送信結果が格納される。送信結果405は、送信に成功した場合は「−」を、失敗した場合はエラーコードが格納される。
レコード406の例では、“2009/12/3 14:46”に発生した送信情報は、“2009/12/3 15:00”に送信され、管理サーバ105への送信が成功したことが分かる。また、レコード407の例では“2009/12/3 14:50”に発生した送信情報は“2009/12/3 15:01”に送信され、管理サーバ105への送信が失敗してエラーコード“Err_Code002”であることが分かる。そして、送信失敗したレコード407の送信情報は、再送処理がなされるものとして、レコード409へ格納される。未送信の情報は、レコード408及び409のように送信時刻404と送信結果405が空白であらわされる。
図5は、図4で送信結果405に格納される通信エラーのエラーコードの例である。502はエラーコードの種類、503はエラーコードの詳細(意味)をあらわしている。
本発明における通信エラーは、大きく分けて3種類に分類することができる。1つは、画像形成装置と管理サーバ105間の通信に関わるプロキシサーバ(不図示)の状態に起因するエラー(504、505)である。もう1つは、管理サーバ105の状態に起因するエラー(506、507、508)である。もう1つは、画像形成装置101の状態に起因するエラー(509、510)である。
図6は、本実施例における画像形成装置101から管理サーバ105にスケジュール情報やエラー情報を送信する際の処理を説明するためのフローチャートである。
S601において、画像形成装置101から管理サーバ105へ送るべき対象データ(スケジュール情報やエラー情報)が発生すると、送信情報生成部303が対象データを含む送信情報を作成する。そして、S602で作成された送信情報を管理対象データ記憶部306に記憶する。S603では、通信部304が、管理対象データ記憶部306に記憶されている未送信の送信情報を管理サーバ105へ送信する。この際に、履歴情報入出力部307が、図4で示すように送信時刻を管理対象データ記憶部306に記録する。そして、S604にて、履歴情報入出力部307が管理サーバ105からの応答などに基づく送信結果を、図4で示すように管理対象データ記憶部306に記録する。S605において、送信結果の判定処理(図7)が行われる。
図7は、実施例1における画像形成装置101の送信結果の判定処理を説明するためのフローチャートである。
S701で、送信結果が管理対象データ記憶部306に記録されるまで待機し、その送信結果を受け付けた場合にS702に進む。S702にて、ボタン表示判断部308が、送信結果の判定を行い、送信結果が成功の場合はS703へ進む。送信結果が失敗の場合は、S704へ進む。送信に失敗した管理対象データは再送するために、ボタン表示判断部308が、S704にて未送信データ(図4の409)として、S601へメッセージを送る。S705では、ボタン表示判断部308が、送信の失敗により記録されたエラーコードに基づいて、通信テストボタンの表示・非表示を判定し、表示と判断された場合はS706へ、非表示と判断された場合はS703へ進む。S703では、通信テストボタンの非表示処理(図8)が行われる。S706では、通信テストボタンの表示処理(図9)が行われる。
図8は、通信テストボタンを非表示とする処理を説明するためのフローチャートである。S801で、ボタン表示判断部308のS705における判断結果である通信テストボタンを非表示とする旨のメッセージを受信する。S802では、表示画面生成部309は通信テストボタンを非表示としたユーザモードの画面を生成する。
この処理により、ユーザの操作で画像形成装置の操作部201上にユーザモード画面の表示指示を受けた場合に、通信テストボタンが非表示(またはグレーアウト)にされた画面が表示されることになる。
図9は、通信テストボタンをユーザモード画面に表示する処理を説明するためのフローチャートである。
S901で、ボタン表示判断部308のS705における判断結果である通信テストボタンを表示する旨のメッセージを受信する。S902で、表示画面生成部309は通信テストボタンが表示されたユーザモードの画面を生成する。この処理により、ユーザの操作で画像形成装置の操作部201上にユーザモード画面の表示指示を受けた場合に、通信テストボタンが含まれる画面が表示されることになる。
S903において、ボタン表示判断部308が、通信テストボタン表示時間のカウントを開始する。S904にて、ボタン表示判断部308が、通信テストボタン表示時間がM分以下と判断した場合はS905へ進み、M分を超えた場合はS907へ進む。ここでM分として表される特定の期間は、サービスマンなどにより任意に設定できる値である。
S905において、通信テストボタンが押下されたか否かを判断し、押下された場合はS906へ進み、押下されていない場合はS904に戻る。S906において、通信テストの結果が成功したか失敗したかを判断する。成功した場合はS909に進み、図8で示した通信ボタンの非表示処理を実行する。失敗した場合は、S908へ進み、ボタン押下カウント部311が通信テストボタンを押下した回数をカウントアップして、その後、S904にもどる。
S907において、ボタン表示判断部308は、ボタン押下カウント部311がカウントした通信テストボタンを押下した回数がN回より少ない場合はS902へ処理を戻し、多い場合はS910に処理を進める。ここでしきい値のNは2以上の値であって、サービスマンなどにより任意に指定できる。S910にて、ボタン表示判断部308は通信テストボタンを非表示にすると判断し、表示画面生成部309は通信テストボタンを非表示としたユーザモードの画面を生成する。そして、通信テストボタンが非表示になった画面が表示されることになる。通信テストボタンはK分後(S911)、S902の処理により再び表示されることになる。
S902以降の処理により、一時的に発生した通信異常の場合でも、時間経過などによりユーザモード画面における通信テストボタンが非表示(グレーアウト)になるので、ユーザによる不要なボタン押下を抑制することができる。
図10は、図7におけるS705における、判定処理を具体的に説明するためのフローチャートである。具体的には、画像形成装置で発生した障害情報やカウンタ情報などのスケジュール情報の送信に失敗した場合に、その際の通信エラーの種別に基づく判定を行う。
ここで、画像形成装置において発生する通信エラーには、一般のユーザによって解決可能な通信エラーとユーザによる解決が困難でサービスマンなど専門家が解決する通信エラーがある。また、ユーザによる解決が困難な通信エラーの中でも、一定時間を待つことで解消されるような通信エラーもある。例えば、管理サーバ105で異常が発生した場合や、画像形成装置101における一部の故障などに起因する通信エラーは、ユーザによる操作などで解決できない可能性が高い。逆に、プロキシサーバに起因する通信エラーは、画像形成装置101のネットワーク設定を変更することで解決できる可能性が高い。また、管理サーバ105やプロキシサーバから通知される通信エラーの中には、通信の過負荷により一時的に画像形成装置に対して何らかのエラーを返すような場合もある。そこで、本実施例においては、図5に記載されるように通信エラーを示すエラーコードを分類し、通信テストボタンの表示・非表示を制御することで、通信テストボタンの無駄な押下を防ぐ。
S1001において、ボタン表示判断部308が、図4で示す送信履歴に含まれる送信結果欄405のエラーコードを参照し、原因が不明または画像形成装置に問題があるなど、サービスマンの出動が必要な通信エラーかどうかを判断する。サービスマンの出動が必要な通信エラーである場合はS1002に進み、そうでない場合はS1003に進む。ここで、サービスマンの出動が必要な通信エラーは、図5のエラーコード“Err_code006”(509)や“Err_code007”(510)の場合である。つぎに、S1003において、ボタン表示判断部308が、S1001と同様にエラーコードを参照し、管理サーバ側の原因による通信エラーかどうかを判断する。管理サーバ側の原因による通信エラーと判断された場合はS1002へ進み、そうでない場合はS1004に進む。この管理サーバ側の原因とは、図5のエラーコード“Err_code004”(507)、“Err_code005”(508)の場合である。
S1002において、ボタン表示判断部308が画像形成装置101のユーザモード画面上での通信テストボタンの非表示を判定する。この判定が行われるのは、サービスマンにしか復旧できない障害であったり、管理サーバ105側の障害であったりするので、それが解消するまで通信テストを行う意味が無い。これら障害が解消する前の一般のユーザによる不要な通信テストの実行を防ぐために、ここでは画像形成装置101のユーザモード画面上での通信テストボタンの非表示を判定する。
S1003の判断において、S1004の処理に進むのは、ネットワーク上のサーバにおいて通信不可が高く、通信がタイムアウトしてしまった場合(“Err_code003”(506))などである。S1004において、表示画面生成部302によってエラーコードに対応したエラー画面が生成され、操作部201上に表示される。また、S1005において、ボタン表示判断部308が、当該エラーコードに関して画像形成装置101に設定されているネットワーク情報の変更が必要であるかを判断する。必要であると判断された場合はS1006に進み、そうでない場合はS1007に進む。S1006において、表示画面生成部302がネットワーク情報の設定画面を生成し、操作部201上に表示される。その後、設定画面を介したユーザによるネットワーク設定の変更を受け付ける。S1007にて、ボタン表示判断部308が画像形成装置101のユーザモード画面上での通信テストボタンを表示するものと判定する。
ここで、S1005においてネットワークの設定変更が必要と判断される原因の例は、エラーコード“Err_code001”(504)のプロキシ接続エラーがある。また、ネットワークの設定変更が必要ないと判断される原因の例としては、エラーコード“Err_code002”(505)のプロキシ認証エラーや、“Err_code003”(506)も考えられる。
(実施例2)
図11は、実施例2におけ画像形成装置101の機能モジュールを示すブロック図である。機能モジュールは、実施例1と同様、CPU207により監視プログラムを実行することで他のハードウェアなどを利用して実現される処理を提供するための論理的な構成である。ここでは、実施例1で説明していないモジュールに関して説明を加える。
図11は、実施例2におけ画像形成装置101の機能モジュールを示すブロック図である。機能モジュールは、実施例1と同様、CPU207により監視プログラムを実行することで他のハードウェアなどを利用して実現される処理を提供するための論理的な構成である。ここでは、実施例1で説明していないモジュールに関して説明を加える。
1101はリンク状態監視部であって、リンクアップしたかどうかを監視する。1102はLAN接続監視部であって、画像形成装置101とローカルのネットワーク104との接続状況を監視する。
図12は、実施例2における画像形成装置101の処理を説明するためのフローチャートである。
S1201において、LAN接続監視部1102がローカルのネットワーク104との接続状態を監視し、接続〜接続解除〜接続の順に状態変化したかを判定する。そのような状態変化があった場合にはS1202へ進む。S1202では、リンク状態監視部1101がリンクアップ状態に変化したことを検出した場合はS1203に進む。S1203において、ボタン表示判断部308が画像形成装置101のユーザモード画面上での通信テストボタンを表示するものと判定する。この場合は、図9で説明した処置が実行されることになる。これら条件以外(S1201及びS1202でNo)の場合はS1204にて通信テストボタンを非表示となる。
Claims (6)
- 通信テストボタンを含むサービスマン用のサービスモード画面と、ユーザも操作できるユーザモード画面とを操作部に表示可能な画像形成装置であって、
ネットワークを介して接続された管理サーバと通信する通信手段と、
前記通信手段による管理サーバとの通信において発生した通信エラーの情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶された通信エラーの種類に応じて、前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示するかを判断する判断手段と、
前記判断手段により通信テストボタンを表示しないと判断された場合には前記通信テストボタンを含まないユーザモード画面を表示し、前記判断手段により通信テストボタンを表示すると判断された場合には前記通信テストボタンを含むユーザモード画面を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された前記ユーザモード画面の通信テストボタンを押下することで実行された通信テストの回数をカウントするカウント手段とを備え、
前記判断手段は、通信エラーが発生した原因をユーザではなくサービスマンにより解消できる場合には前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示しないと判断し、通信エラーが発生した原因をユーザにより解消できる場合には前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示すると判断し、
特定の期間に、前記カウント手段によりカウントされた通信テストの回数が、しきい値を超えた場合に、前記表示手段は前記ユーザモード画面の通信テストボタンを非表示とすることを特徴とする画像形成装置。 - ユーザではなくサービスマンにより解消できる通信エラーが発生した原因とは、画像形成装置でのサービスマンが対応すべき障害の発生、及び管理サーバでの障害の発生の少なくとも何れかによることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- ユーザにより解消できる通信エラーが発生した原因とは、画像形成装置に設定されるネットワーク情報が適切では無いことによることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記判断手段は、画像形成装置のネットワークとの接続状態が接続、接続解除、接続の順で変化し、リンクアップ状態であった場合には、前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示すると判断することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 通信テストボタンを含むサービスマン用のサービスモード画面と、ユーザも操作可できるユーザモード画面とを操作部に表示可能な画像形成装置における制御方法であって、
ネットワークを介して接続された管理サーバと通信する通信部による管理サーバとの通信において発生した通信エラーの情報を記憶する記憶工程と、
前記記憶された通信エラーの種類に応じて、前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示するかを判断する判断工程と、
前記判断工程において通信テストボタンを表示しないと判断された場合には前記通信テストボタンを含まないユーザモード画面を表示し、前記判断工程において通信テストボタンを表示すると判断された場合には前記通信テストボタンを含むユーザモード画面を表示する表示工程と、
前記表示されたユーザモード画面の通信テストボタンを押下することで実行された通信テストの回数をカウントするカウント工程とを備え、
前記判断工程では、通信エラーが発生した原因をユーザではなくサービスマンにより解消できる場合には前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示しないと判断し、通信エラーが発生した原因をユーザにより解消できる場合には前記ユーザモード画面に通信テストボタンを表示すると判断し、
特定の期間に、前記カウント工程においてカウントされた通信テストの回数が、しきい値を超えた場合に、前記表示工程では前記ユーザモード画面の通信テストボタンを非表示とすることを特徴とする制御方法。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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