JP2010113553A - ログ情報管理システム及びログ情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置等の端末装置の正確なログ管理を行うことができるログ情報管理システム及びログ情報管理装置を提供する。
【解決手段】端末装置1は、ログ情報管理装置2から送信された時刻情報に基づいて、ユーザが変更不可能な状態に時刻を設定するとともに、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する時刻管理手段17と、自装置の動作についてのログ情報を動作時刻を付加して記憶するログ情報記憶手段14を備える。ログ情報管理装置2は、端末装置1のログ情報記憶手段14に記憶されているログ情報を定期的にまたは不定期に一括して収集するログ情報収集手段11と、ログ情報の収集直後に、端末装置1に対して時刻情報を送信する送信手段18と、ログ情報収集手段によりログ情報が収集される毎に、収集されたログ情報を1つのグループとして保存するログ情報保存手段14を備える。
【選択図】図5

Description

この発明は、画像形成装置、入退室用端末、金庫の開閉用端末等の端末装置のログ情報を管理するログ情報管理システム及びログ情報管理装置に関する。
上記のような端末装置、例えば画像形成装置では、一般に、自装置の動作に関するログ情報を時刻と共に記録することが行われている。
このようなログ情報に記録される時刻の基礎となる時刻設定は、従来、ユーザが自由に設定変更可能であった。
なお、特許文献1には、外部のホストコンピュータと通信可能なプリンタであって、複数の時刻発信元の各々から入力される時刻の優先度を判定する判定手段と、前記判定手段により優先度が高いと判定された時刻に基づく設定をする設定手段とを有するプリンタが記載されている。
特開2006−21489号公報
しかし、上記のように、管理者等のユーザが自由に時刻を設定変更可能な構成であると、誤った時刻設定がなされた場合には、ログ情報に付加される時刻も誤ったものとなり、正確なログ管理ができなくなるという問題があった。
なお、前記特許文献1に記載の技術は、外部のホストコンピュータからプリンタに入力される時刻情報は正確であっても、プリンタ側で設定された時刻が変更されてしまうと、やはり正確なログ管理ができなくなるものであった。
また、外部のホストコンピュータからプリンタに入力された時刻情報を、ユーザが設定変更不能に構成したとしても、設定された時刻情報に経時的な狂いを生じると、やはり正確なログ管理ができないという欠点もあった。
このような問題は、プリンタ等の画像形成装置のログ管理を行う場合にのみ生じるものではなく、所定の室内への入退室をチェックするための端末装置や、金庫の開閉を管理する端末装置など、他の端末装置についても同様に生じる問題であった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、前記画像形成装置等の端末装置の正確なログ管理を行うことができるログ情報管理システム及びログ情報管理装置を提供することを目的とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)端末装置と該端末装置のログ情報を管理するログ情報管理装置とが接続されたログ情報管理システムであって、前記端末装置は、前記ログ情報管理装置から送信された時刻情報に基づいて、ユーザが変更不可能な状態に時刻を設定するとともに、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する時刻管理手段と、自装置の動作についてのログ情報を、前記時刻管理手段により管理される動作時刻を付加して記憶するログ情報記憶手段と、を備え、前記ログ情報管理装置は、前記端末装置のログ情報記憶手段に記憶されているログ情報を定期的にまたは不定期に一括して収集するログ情報収集手段と、ログ情報の収集直後に、端末装置に対して時刻情報を送信する送信手段と、前記ログ情報収集手段によりログ情報が収集される毎に、収集されたログ情報を1つのグループとして保存するログ情報保存手段と、を備えたことを特徴とするログ情報管理システム。
(2)前記端末装置の時刻管理手段は、ログ情報記憶手段にログ情報が存在している間は時刻の設定を禁止する前項1に記載のログ情報管理システム。
(3)前記ログ情報管理装置は、ログ情報収集手段によるログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された端末装置側の時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、前記時刻情報取得手段で取得された端末装置側の時刻情報と実際の時刻情報を比較する比較手段と、比較手段による比較の結果、両者の時刻に所定以上の差が存在する場合に、警告を行う警告手段と、を備えている前項1または2に記載のログ情報管理システム。
(4)前記ログ情報管理装置は、前回の収集時に収集したログ情報の第1のグループと、今回の収集時に収集したログ情報の第2のグループとを表示する表示手段と、ログ情報収集手段によるログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された端末装置側の時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、前記時刻情報取得手段で取得された端末装置側の時刻情報と実際の時刻情報を比較する比較手段と、比較手段による比較の結果、両者の時刻に差が存在する場合に、前記表示手段に表示された第1グループと第2グループとの間に、前記時間差を表示させる表示制御手段と、を備えている前項1〜3のいずれかに記載のログ情報管理システム。
(5)外部から取得した時刻情報に基づいて、ユーザが変更不可能な状態に時刻を設定するとともに、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する時刻管理手段と、自装置の動作についてのログ情報を、前記時刻管理手段により管理される動作時刻を付加して記憶するログ情報記憶手段と、ログ情報記憶手段に記憶されているログ情報を定期的にまたは不定期に収集するログ情報収集手段と、ログ情報の収集直後に、外部から時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、前記ログ情報収集手段によりログ情報が収集される毎に、収集されたログ情報を1つのグループとして保存するログ情報保存手段と、を備えたことを特徴とするログ情報管理装置。
(6)前記端末装置の時刻管理手段は、ログ情報記憶手段にログ情報が存在している間は時刻の設定を禁止する前項1に記載のログ情報管理システム。
(7)前記ログ情報収集手段によるログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された時刻情報と、時刻情報取得手段により今回取得された時刻情報を比較する比較手段と、比較手段による比較の結果、両者の時刻に所定以上の差が存在する場合に、警告を行う警告手段と、を備えている前項1または2に記載のログ情報管理装置。
(8)ログ情報収集手段により前回の収集時に収集したログ情報の第1のグループと、今回の収集時に収集したログ情報の第2のグループとを表示する表示手段と、ログ情報収集手段によるログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された時刻情報と、時刻情報取得手段により今回取得された時刻情報を比較する比較手段と、比較手段による比較の結果、両者の時刻に差が存在する場合に、前記表示手段に表示された第1グループと第2グループとの間に、前記時間差を表示させる表示制御手段と、を備えている前項5〜7のいずれかに記載のログ情報管理システム。
(9)ログ情報管理装置から送信された時刻情報に基づいて、ユーザが変更不可能な状態に時刻を設定するとともに、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する時刻管理手段と、自装置の動作についてのログ情報を、前記時刻管理手段により管理される動作時刻と共に記憶するログ情報記憶手段と、を備えた端末装置のログ情報を管理する前記ログ情報管理装置であって、前記端末装置のログ情報記憶手段に記憶されているログ情報を定期的にまたは不定期に一括して収集するログ情報収集手段と、ログ情報の収集直後に、端末装置に対して時刻情報を送信する送信手段と、前記ログ情報収集手段によりログ情報が収集される毎に、収集されたログ情報を1つのグループとして保存するログ情報保存手段と、を備えたことを特徴とするログ情報管理装置。
前項(1)に記載の発明によれば、端末装置からログ情報が収集された直後に、ログ情報管理装置から時刻設定情報が送信され、端末装置はこの時刻設定情報に基づいて、ユーザが変更不可能な状態に時刻を設定するとともに、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する。そして、端末装置で動作がなされると前記時刻を付加したログ情報が生成され、記憶手段に記憶される。
このように、端末装置で設定される時刻は、ログ情報管理装置から送信された時刻情報に基づいて設定され、しかも設定された時刻はユーザが変更できないから、誤った時刻設定や時刻の変更がユーザによってなされることはなくなり、誤った時刻設定等に基く時刻がログ情報に付加されることはなくなる。
また、端末装置からログ情報が収集される毎に、ログ情報管理装置から時刻情報が送信され、その都度正確な時刻が設定されるとともに、ログ情報が収集された直後に時刻情報が送信されるから、次の時刻の設定までは、前回設定された時刻情報に基づいてログ情報が記録され、このためログ管理装置において保存されたログ情報の1つのグループの中では、各ログ情報の時刻は保証されたものとなっている。このため、端末装置側で、設定した時刻に経時的な狂いが生じても、グループ間で調整することができ、全体として正確なログ情報の管理を行うことができる。
前項(2)に記載の発明によれば、ログ情報記憶手段にログ情報が存在している間は時刻の設定が禁止されるから、ログ情報記憶手段にログ情報が存在している間に、他の外部装置から誤った時刻情報が送信されたような場合にも、誤った時刻設定がなされるのが防止され、正確なログ管理を継続することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、前記ログ情報管理装置は、ログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された端末装置側の時刻情報を取得し、取得された端末装置側の時刻情報と、今回送信される時刻情報を比較し、両者の時刻に所定以上の差が存在する場合に、警告を行うから、システムの管理者等は、端末装置側の時刻管理に異常があるのを認識でき、その原因を調査することができる。
前項(4)に記載の発明によれば、前記ログ情報管理装置は、ログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された端末装置側の時刻情報を取得し、取得された端末装置側の時刻情報と、今回送信される時刻情報を比較し、両者の時刻に差が存在する場合に、第1グループと第2グループとの間に前記時間差が表示された状態で、ログ情報が表示手段に表示されるから、管理者等は前記時間差を容易に知ることができる。
前項(5)に記載の発明によれば、外部から取得された時刻情報に基づいて時刻が設定され、しかも設定された時刻はユーザが変更できないから、誤った時刻設定や時刻の変更がユーザによってなされることはないから、誤った時刻設定等に基く時刻がログ情報に付加されることはなくなる。また、ログ情報が収集される毎に時刻情報が取得されるから、その都度正確な時刻が設定されるとともに、ログ情報の収集直後に時刻情報を取得するから、次の時刻の設定までは、前回設定した時刻情報に基づいてログ情報が記録され、このため、保存されたログ情報の1つのグループの中では、各ログ情報の時刻は保証されたものとなっている。このため、設定した時刻に経時的な狂いが生じても、グループ間で調整することができ、全体として正確なログ情報の管理を行うことができる。
前項(6)に記載の発明によれば、ログ情報記憶手段にログ情報が存在している間は時刻の設定が禁止されるから、ログ情報記憶手段にログ情報が存在している間に誤った時刻設定がなされるのが防止され、正確なログ管理を継続することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、ログ情報の収集時に、前回取得した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された時刻情報と、今回取得された時刻情報を比較し、両者の時刻に所定以上の差が存在する場合に、警告を行うから、ログ情報管理装置の管理者等は、時刻に差が生じることを認識でき、その原因を調査することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、ログ情報の収集時に、前回取得した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された時刻情報と、今回取得された時刻情報を比較し、両者の時刻に差が存在する場合に、表示手段に表示された第1グループと第2グループとの間に、前記時間差が表示された状態で、ログ情報が表示手段に表示されるから、管理者等は前記時間差を容易に知ることができる。
前項(9)に記載の発明によれば、前項1〜4のいずれかに記載されたログ情報管理システムに好適に用いることができるログ情報管理装置となしうる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るログ情報管理システムの構成を示す図である。この実施形態では、ログ情報管理システムは、端末装置としての多機能デジタル画像形成装置である複数のMFP(Multi Function Peripherals)1と、これらのMFP1のログ情報を収集管理するパソコンからなるログ情報管理装置2を備え、これらのMFP1及びログ情報管理装置2とは、ネットワークを介して相互に接続されている。
前記MFP1は、図2に示すように、スキャナ部11と、操作パネル部12と、プリント部13と、記憶部14と、制御部15と、ログ管理部16と、時刻管理部17と、ネットワークインターフェース(I/F)部18等を備えている。
スキャナ部11は、原稿台(図示せず)に置かれた原稿の画像を読み取り、画像データを出力する読み取り手段である。
操作パネル部12は、各種入力操作等のために使用されるものであり、テンキー、スタートキー等のキー入力部121と液晶等からなる表示部122を備えている。この操作パネル部12により、送信宛先の入力、スキャン条件の選択、画像ファイルフォーマットの選択、処理の開始/中断等、ユーザへのインターフェース処理を実行する。
プリント部13は、前記スキャナ部11で読み取られた原稿の画像データや、外部装置から送信されてきたプリントデータ等を、用紙に印字するものである。カラー印字可能な画像処理装置の場合は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーを用い、画像を形成する。
記憶部14は例えばハードディスク装置やRAM等の記録媒体からなり、各種のデータを記憶する。この実施形態では、MFP1の動作記録である、動作時刻が付加されたログ情報を時系列的に記憶する。
制御部15はMFP1の全体を統括的に制御するものであり、図示しないCPUやROM等を備え、CPUが記憶部14等に記憶された動作プログラムに従って動作することにより、MFP1の有する機能が実現される。
ログ管理部16は、MFP1が動作を行うたびに時刻管理部17で管理されている時刻を付加したログ情報を生成し、前記記憶部14に記憶させたり、後述するようにログ情報管理装置2からのログ情報の収集要求を受信したときは、該要求に従って記憶部14に記憶されているログ情報を、ログ情報管理装置2に送信する。
時刻管理部17は、ログ情報管理装置2から送信されてきた時刻情報に基づいて時刻を設定し、設定された時刻を基準にしてその後の時刻を管理する。この設定された時刻は、ユーザによる再設定や変更の操作はできないものとなされている。
なお、この実施形態では、時刻管理部17はユーザの操作により任意に設定や変更ができる時刻をも有しており、この時刻は、操作パネル部12の表示部122に表示されるものとなされている。
ネットワークインターフェース部18は、ネットワーク上のログ情報管理装置2や他のMFP1、その他の外部装置との間での通信を制御するものである。
図3は、ログ情報管理装置2の概略構成を示すブロック図である。
ログ情報管理装置2は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、表示部24と、記憶部25と、キー入力部26と、マウス27と、通信インターフェース部(通信I/F)28等を備え、システムバス20を介して互いに接続されている。
CPU21は、ROM22に保存されているプログラムを実行することにより、ログ情報管理装置2の全体を統括的に制御する。この実施形態では、前記プログラムの一つとしてログ情報収集アプリケーションがインストールされており、このログ情報収集アプリケーションに従ってMFP1のログ情報の収集に関する動作を実行する。
具体的には、CPU21は、MFP1の記憶部14に記憶されているログ情報を、予め設定された日時に、あるいはログ情報収集アプリケーションにより表示部24に表示された即時収集ボタンをユーザが操作することにより、一括して収集する。さらに、ログ情報の収集直後に、MFP1に新たな時刻設定を行わせるための時刻情報をMFP1に対して送信する。さらには、一括して収集したログ情報を、1つのグループ(塊)として記憶部25に記憶保存させる。
さらにCPU21は、ログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいてMFP1側で管理されている時刻情報を取得するとともに、取得されたMFP1側の時刻情報と今回送信される時刻情報(実際の時刻情報)を比較し、両者の時刻に所定以上の差が存在する場合に、管理者に警告メールを送信する。さらには、収集されたログ情報を表示部24に時系列で表示させた際に、ログ情報の一つのグループと次のグループとの間に、前記時刻の差を表示させる等の処理を行う。
ROM22は、CPU21が実行するためのプログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
RAM23は、CPU21が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体である。
表示部24は、CRTや液晶表示装置等からなり、各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面、選択画面等を表示したり、ユーザの作成文書等を表示したりする。この実施形態では、前述したログ情報アプリケーションによる操作画面やMFP1から収集されたログ情報も、表示されるものとなされている。
記憶部25は、ハードディスク等の記憶媒体からなり、各種のアプリケーションプログラムやデータ等を保存する。前述したように、MFP1から収集されたログ情報も保存される。
キー入力部26及びマウス27は、ユーザによる入力操作に用いられる。
通信インターフェース部(通信I/F)28は、MFP1や他の外部装置との間で、ネットワークを介して、データの送受信を行う通信手段として機能する。
図4は、図1のログ情報管理システムで実行されるログ情報収集処理を説明するための図である。
MFP1は動作を実行するたびに、時刻を付加されたログ情報を生成し、生成したジョブ情報を時系列で蓄積していく。
ログ情報管理装置2からログ情報の収集要求が送信されると、MFP1から蓄積された全てのログ情報がログ情報管理装置2に送信され(図4の丸数字1)、これを受信したログ情報管理装置2は、取得したログ情報群31を1つのグループ(塊)として、記憶部15に保存する。
また、ログ情報管理装置2はログ情報の収集直後に、現在の時刻を示す時刻情報をMFP1に送信し、MFP1はこの時刻情報に基づいて時刻を設定し(丸数字2)、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する。ログ情報管理装置2による時刻情報の送信はログ情報の収集直後に実行されるから、MFP1では新たなログ情報の生成・蓄積がなされないうちに時刻が新規に設定されることになる。
MFP1は、動作を行うたびに、新たに設定された時刻に基づいて、動作が行われた時刻が付加されたログ情報を生成し、記憶部14に記憶する(丸数字3)。
その後、ログ情報の収集タイミングの到来により、または管理者等による要求に応じて、ログ情報管理装置2はMFP1にログ情報の収集要求を出力して、MFP1の記憶部14に蓄積された全てのログ情報を取得する(丸数字4)。
ログ情報を取得したログ情報管理装置2は、取得したログ情報群32を1つのグループ(塊)として、記憶部25に保存する。
また、ログ情報管理装置2はログ情報の収集直後に、現在の時刻を示す時刻情報をMFP1に送信し、MFP1はこの時刻情報に基づいて時刻を設定し(丸数字5)、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する。
このように、MFP1側の時刻は、ログ情報管理装置2から送信された時刻情報に基づいて設定され、しかも設定された時刻はユーザが変更できないから、誤った時刻設定や時刻の変更がユーザによってなされることはなくなり、誤った時刻設定等に基く時刻がログ情報に付加されることはなくなる。
また、MFP1からログ情報が収集される毎に、ログ情報管理装置2から時刻情報が送信され、MFP1ではその都度正確な時刻が設定されるとともに、ログ情報が収集された直後に時刻情報が送信されるから、次の時刻の設定までは、前回設定された時刻情報に基づいてログ情報が記録され、このためログ管理装置において保存されたログ情報の1つのグループの中では、各ログ情報の時刻は保証されたものとなっている。このため、MFP1側で、設定した時刻に経時的な狂いが生じても、グループ間で調整することができ、全体として正確なログ情報の管理を行うことができる。
図5は、ログ情報管理装置2のログ情報収集処理を示すフローチャートである。この処理は、CPU21がROM22等の記録媒体に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS01では、ログ情報収集アプリケーションによって表示部14に表示されたログ情報即時収集ボタンが押されたか、またはログ情報収集アプリケーションにより予め設定された定期的な収集タイミングが到来したかどうかを判断する。ボタンが押されず、収集タイミングも到来していなければ(ステップS01でNO)、そのままログ情報収集処理を終了する。
ボタンが押され、または収集タイミングが到来すると(ステップS01でYES)、ステップS02で、1つのMFP1に蓄積されている全てのログ情報を収集し、記憶部25に保存したのち、ステップS03で、収集が完了したかどうかを判断する。完了していなければ(ステップS03でNO)、ステップS02に戻って収集を継続する。
ログ情報の収集が完了すると(ステップS03でYES)、ステップS04で、ログ情報を収集したMFP1の時刻情報を取得した後、ステップS05で、MFP1に新たな時刻設定用の時刻情報を送信する。
次いで、ステップS06で、取得したMFP1の時刻情報と、MFP1に送信した時刻情報(実際の時刻情報)との間に指定時間以上の差が有るかどうかを判断し、指定時間以上の差があれば(ステップS06でYES)、ステップS07で、システムの管理者に警告メールを送信してその旨を知らせたのち、ステップS08に進む。
この警告メールを受領したシステムの管理者等は、時刻に差が生じることを認識でき、その原因を調査することができる。
なお、警告メールでなく、ログ情報管理装置2の表示部24にその旨を表示して警告しても良いし、その他の方法で警告しても良い。
一方、ステップS06で、取得したMFP1の時刻情報と実際の時刻情報との間に指定時間以上の差がなければ(ステップS06でNO)、そのままステップS08に進む。
ステップS08では、ログ情報収集対象の次のMFP1があるかどうかを調べ、なければ処理を終了する。あれば(ステップS08でYES)、ステップS02に戻って、次のMFP1に対して上記と同様の処理を行う。
図6は、ログ情報管理装置2からログ情報の収集要求がなされたときの、MFP1の動作を示すフローチャートである。なお、この動作は、MFP1の制御部15の図示しないCPUが、図示しないROM等の記録媒体に記録された動作プログラムを実行することにより実行される。
ステップS11では、ログ情報管理装置2からのログ情報の収集要求があるかどうかを判断する。
なければ(ステップS11でNO)、ステップS12で、他の動作要求があるかどうかを判断する。動作要求がなければ(ステップS12でNO)、ステップS11に戻る。
動作要求があれば(ステップS12でYES)、ステップS13で、要求動作を実行した後、ステップS14でログ情報を記憶部14に記憶し、ステップS11に戻る。
ステップS11において、ログ情報管理装置2からのログ情報の収集要求があれば(ステップS11でYES)、ステップS15で、全てのログ情報をログ情報管理装置2に送信したのち、ステップS16で時刻情報を送信する。
次いで、ステップS17で、ログ情報管理装置2から新たな時刻情報を受信するのを待つ。時刻情報を受信すると(ステップS17でYES)、ステップS18で新たな時刻を設定し、ステップS19で、時刻設定を禁止したのち、ステップS11に戻る。このように、ログ情報管理装置2から次の時刻情報が送信されるまで、換言すると記憶部14にログ情報が存在している間は時刻の設定が禁止されるから、記憶部14にログ情報が存在している間に、他の外部装置から誤った時刻情報が送信されたような場合にも、誤った時刻設定がなされるのが防止され、正確なログ管理を継続することができる。
上記のようにして、定期的にまたは管理者等の要求により一括的に収集されたMFP1のログ情報は、ログ情報管理装置2により収集される毎に、1つのグループとしてログ情報管理装置2の記憶部25に保存される。
管理者等は、ログ情報管理装置2の表示部24に、保存されているログ情報を表示し閲覧することができる。
図7は、ログ情報が表示された表示部24の表示画面を示す図である。
表示部24には、各ログ情報が時系列で表示されている。この実施形態では、前回のログ情報収集時に収集したグループAのログ情報と、今回のログ情報収集時に収集したグループBのログ情報との間に、図5のステップS06で求めた、前回の時刻情報と今回設定した時刻情報(実際の時刻情報)との間の時間差(図7の例では2時間)が表示されている。
このように、時間差を併せて表示することで、管理者等は前記時間差を容易に知ることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、ログ情報管理装置2とMFP1を備えたシステムを示したが、ログ情報管理装置2の機能がMFP1内に組み込まれて、MFP1内部で所定タイミングでのログ情報の一括的な収集、時刻設定、時間差の演算、警告メールの送信、ログ情報及び時間差の表示などを、MFP1により行うものとしても良い。この場合、新たな時刻設定のための時刻情報は、外部から取得すればよい。
また、端末装置がMFP1である場合を説明したが、端末装置は、所定の室内への入退室をチェックするための端末装置や、金庫の開閉を管理する端末装置等であっても良い。
この発明の一実施形態に係るログ情報管理システムの構成を示す図である。 図1のログ情報管理システムに用いられるMFPの構成を示すブロック図である。 図1のログ情報管理システムに用いられるログ情報管理装置の構成を示すブロック図である。 図1のログ情報管理システムで実行されるログ情報収集処理を説明するための図である。 ログ情報管理装置のログ情報収集処理を示すフローチャートである。 ログ情報管理装置からログ情報の収集要求がなされたときの、MFPの動作を示すフローチャートである。 ログ情報管理装置の表示部に、収集したログ情報が表示された状態を示す図である。
符号の説明
1 MFP(端末装置)
11 スキャナ部
12 操作パネル部
13 プリント部
14 記憶部
15 制御部
16 ログ管理部
17 時刻管理部
18 ネットワークインターフェース
2 ログ情報管理装置
11 CPU
14 表示部
15 記憶部

Claims (9)

  1. 端末装置と該端末装置のログ情報を管理するログ情報管理装置とが接続されたログ情報管理システムであって、
    前記端末装置は、
    前記ログ情報管理装置から送信された時刻情報に基づいて、ユーザが変更不可能な状態に時刻を設定するとともに、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する時刻管理手段と、
    自装置の動作についてのログ情報を、前記時刻管理手段により管理される動作時刻を付加して記憶するログ情報記憶手段と、
    を備え、
    前記ログ情報管理装置は、前記端末装置のログ情報記憶手段に記憶されているログ情報を定期的にまたは不定期に一括して収集するログ情報収集手段と、
    ログ情報の収集直後に、端末装置に対して時刻情報を送信する送信手段と、
    前記ログ情報収集手段によりログ情報が収集される毎に、収集されたログ情報を1つのグループとして保存するログ情報保存手段と、
    を備えたことを特徴とするログ情報管理システム。
  2. 前記端末装置の時刻管理手段は、ログ情報記憶手段にログ情報が存在している間は時刻の設定を禁止する請求項1に記載のログ情報管理システム。
  3. 前記ログ情報管理装置は、ログ情報収集手段によるログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された端末装置側の時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
    前記時刻情報取得手段で取得された端末装置側の時刻情報と実際の時刻情報を比較する比較手段と、
    比較手段による比較の結果、両者の時刻に所定以上の差が存在する場合に、警告を行う警告手段と、
    を備えている請求項1または2に記載のログ情報管理システム。
  4. 前記ログ情報管理装置は、
    前回の収集時に収集したログ情報の第1のグループと、今回の収集時に収集したログ情報の第2のグループとを表示する表示手段と、
    ログ情報収集手段によるログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された端末装置側の時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
    前記時刻情報取得手段で取得された端末装置側の時刻情報と実際の時刻情報を比較する比較手段と、
    比較手段による比較の結果、両者の時刻に差が存在する場合に、前記表示手段に表示された第1グループと第2グループとの間に、前記時間差を表示させる表示制御手段と、
    を備えている請求項1〜3のいずれかに記載のログ情報管理システム。
  5. 外部から取得した時刻情報に基づいて、ユーザが変更不可能な状態に時刻を設定するとともに、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する時刻管理手段と、
    自装置の動作についてのログ情報を、前記時刻管理手段により管理される動作時刻を付加して記憶するログ情報記憶手段と、
    ログ情報記憶手段に記憶されているログ情報を定期的にまたは不定期に収集するログ情報収集手段と、
    ログ情報の収集直後に、外部から時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
    前記ログ情報収集手段によりログ情報が収集される毎に、収集されたログ情報を1つのグループとして保存するログ情報保存手段と、
    を備えたことを特徴とするログ情報管理装置。
  6. 前記端末装置の時刻管理手段は、ログ情報記憶手段にログ情報が存在している間は時刻の設定を禁止する請求項1に記載のログ情報管理システム。
  7. 前記ログ情報収集手段によるログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された時刻情報と、時刻情報取得手段により今回取得された時刻情報を比較する比較手段と、
    比較手段による比較の結果、両者の時刻に所定以上の差が存在する場合に、警告を行う警告手段と、
    を備えている請求項1または2に記載のログ情報管理装置。
  8. ログ情報収集手段により前回の収集時に収集したログ情報の第1のグループと、今回の収集時に収集したログ情報の第2のグループとを表示する表示手段と、
    ログ情報収集手段によるログ情報の収集時に、前回送信した時刻情報に基づいて時刻管理手段で管理された時刻情報と、時刻情報取得手段により今回取得された時刻情報を比較する比較手段と、
    比較手段による比較の結果、両者の時刻に差が存在する場合に、前記表示手段に表示された第1グループと第2グループとの間に、前記時間差を表示させる表示制御手段と、
    を備えている請求項5〜7のいずれかに記載のログ情報管理システム。
  9. ログ情報管理装置から送信された時刻情報に基づいて、ユーザが変更不可能な状態に時刻を設定するとともに、設定された時刻を基準にその後の時刻を管理する時刻管理手段と、自装置の動作についてのログ情報を、前記時刻管理手段により管理される動作時刻と共に記憶するログ情報記憶手段と、を備えた端末装置のログ情報を管理する前記ログ情報管理装置であって、
    前記端末装置のログ情報記憶手段に記憶されているログ情報を定期的にまたは不定期に一括して収集するログ情報収集手段と、
    ログ情報の収集直後に、端末装置に対して時刻情報を送信する送信手段と、
    前記ログ情報収集手段によりログ情報が収集される毎に、収集されたログ情報を1つのグループとして保存するログ情報保存手段と、
    を備えたことを特徴とするログ情報管理装置。
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