JP4038995B2 - 再生状態識別機能付き消耗品及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、再生消耗品に識別情報を持たせ、本体装置に装填された際に管理センターへ照会し、承認されれば利用を許可する消耗品ユニット再生利用システムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来の電子写真式プリンタのトナーカートリッジは予め決められた量の印刷を完了するかトナーがなくなり印刷ができなくなると、メーカー等が回収して廃棄していた。
【0003】
しかし、昨今の資源保護の観点からリサイクル(リユース/リフィル)カートリッジ方式が検討され、トナーを詰め替えて再利用する方法が普及しつつある。純正メーカーの再生工場も多数設立され純正再生カートリッジが普及しつつある。しかし、純正メーカー以外の業者が再生した消耗品も多数市場に出回り、画像不良を発生させたり、本体装置を破損する等のトラブルとなっている。
【0004】
これを防止するために、消耗品にメモリを搭載しメモリに書き込まれた識別情報を識別する方法や識別用バーコードを貼り付けこのバーコード情報を識別する方法がある。これらの方法においては、純正の消耗品か否かを識別し、該当しない場合には、記録処理を禁止するか純正でない旨のメッセージを表示するかして対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、海賊業者による不法な再生品は後を絶たず、不良印刷や画像形成装置本体の損傷など、トラブル発生の大きな要因となっている。このため、海賊業者を規制することが必要である。ところが、上述した方法で消耗品に純正品識別情報を搭載しても、海賊業者は不正にバーコードを張り替えたり、メモリのデータが単純なため、簡単に書き替えて、利用可能となるよう不正改造してしまうため、充分な対策になっていなかった。また、一般の利用者は、不正改造品が安価で入手できるため、多少の不具合があっても海賊商品を購入してしまうため、一時的には利益を受けるものの、海賊商品を使用しつづけることで画像形成装置本体に致命的な損傷を被ることになり、結果的には多額の損害を受けることになってしまう。本発明においては、これらの問題点を解決するために純正の消耗品であるか否かを認識する画像形成装置を提供すると共に、上述の不正改造を容易にできなくする消耗品再生利用システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明によれば、消耗品の補充/充填/交換可能に構成された本体装置に対して着脱交換自在に構成され再生処理時に鍵情報により暗号化された管理情報が書き込まれた管理情報記憶手段を内蔵する消耗品カートリッジと、該消耗品カートリッジを装着して特定のプロセスを実行する本体装置と、前記消耗品が消耗した際に、再利用可能にするため少なくとも前記消耗品を充填/交換する再生処理工場と、前記再生処理工場において処理された前記消耗品カートリッジの管理情報を前記鍵情報とともにデータベース管理すると共に、前記本体装置に装着された前記消耗品カートリッジの管理情報を前記本体装置から通信回線を介して受信し、該管理情報が前記データベースに前記消耗品カートリッジのために保管された鍵情報で復号化可能であれば、該鍵情報を前記本体装置に送信する管理センターとから成り、前記本体装置は、前記消耗品カートリッジが装着された際に該消耗品カートリッジに内蔵される記憶手段から前記管理情報を読み取り前記管理センターへ照会し、該管理情報が前記鍵情報により復号化されたことに応じて前記鍵情報が返送された場合にのみ該鍵情報を用いて前記記憶手段に記憶されている管理情報を復号化し稼動することを特徴とする消耗品ユニット再生利用システムを提供することにより上記課題は達成される。
【0007】
また、請求項2記載の発明では、上記再生工場内に上記管理センターが併設される構成としている。
【0008】
また、請求項3記載の発明では、上記消耗品カートリッジに内蔵される記憶手段中の情報が、純正の再生指定工場における再生処理の履歴を示す情報を含むものであることが示されている。
【0009】
また、請求項4記載の発明では、上記消耗品カートリッジに内蔵される記憶手段中の情報が、再生処理前に装着されていた本体装置の特性を示す情報を含むものであることが示されている。
【0011】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本例の画像形成装置の側面図である。この画像形成装置に用いられるトナーカートリッジ7を図2に示す。このトナーカートリッジ7は、例えば、A4サイズの用紙に換算して印字率5%程度の印刷を行った場合、6000枚分の印刷を行うのに充分なトナーが封入されており、画像形成装置本体に装填されて画像形成(印刷)処理が繰り返されることにより、トナーが用紙などの記録媒体に付着して、徐々にトナーが消耗されていく構成である。画像形成装置内に設けられた制御装置により、画像形成の実行量が用紙排出回数などをカウンタ等によって計数することで計測され、消耗品(トナー)の消費状態が管理されている。予め決められた画像形成の実行量に達すると、トナーカートリッジ7のトナーが消耗したものとして、そのままでの画像形成処理を禁止し、トナーカートリッジ7の交換を促す旨のメッセージが表示される。また、枚数のカウントだけでなく、トナーカートリッジ7内に設けられた不図示のトナー残量濃度検知センサなどの出力に応じてもトナーの消耗を検知し、予め決められた規定枚数以前にトナーが消耗してしまった場合などにも、印刷処理の禁止制御とトナーカートリッジ7の交換表示処理が行なわれる。
【0012】
ユーザはこのような制御動作に応じて、トナーカートリッジ7内のトナーがなくなり、このトナーカートリッジ7が使えなくなったことを知り、次のトナーカートリッジ7への交換操作を行なう。トナーカートリッジ7の基本的機能は一般的なもので、1成分現像方式、2成分現像方式のいずれでもかまわない。1成分の場合には、現像器から感光体に現像処理が行なわれ、現像剤(トナー)が消費される。2成分現像方式の場合も、現像剤からは現像処理により感光体にトナーが付着する毎に現像剤中のトナーが消費され、トナーホッパーから現像剤室へトナーが供給され、これが繰り返されながらトナーが消耗していく。
【0013】
このトナーカートリッジ7には、例えばEEPROMなどのデータ書き替え可能な不揮発性メモリ7a(ICなどでもよい)が埋め込まれており、画像形成装置本体に装着された状態で本体の制御回路と連絡し、本体とのデータの授受が行なわれる。このEEPROM7a(メモリICチップ)には、カートリッジのID情報7a−1を含む情報が書き込まれている。また、本体装置2の画像形成処理動作による状態変化に伴い、種々のデータが更新されている。但し、これらのデータは暗号化処理されたデータで、また、アクセス制御も鍵情報などの授受がない限り、簡単に行なうことができないように構成されている。更新は常時読み書きするのではなく、特定のタイミングで読み書きされればよい。例えばトナーカートリッジ7の交換操作時や装置電源遮断直前でよい。
【0014】
すなわち、純正メーカーが正規にリサイクル処理を行なったカートリッジ7でない(海賊業者の不正カートリッジである)場合、容易に動作することが出来ないように制御している。
図3は、本例のシステムの全体構成を示す図である。同図において、ユーザはホスト1からプリント指示をプリンタ2に対して行う。このプリント指示を受信したプリンタ2ではこの指示に基づき印字処理を行う。印字処理が進むと、トナーカートリッジ7内のトナーが消費される。
【0015】
図9は、トナーが所定量以上消費された場合のプリンタ2の処理を示すフローチャートである。同図において不図示の消耗品残量検知センサがトナーが所定量以上消費されたと検知すると(S901でYes)、消耗品メモリ7aに本体特性情報が書き込まれ(S902)、稼動を禁止する制御が出され(S903)、トナーカートリッジ7の交換を要請する旨のメッセージが表示される(S904)。
【0016】
交換指示が出されたトナーカートリッジ7は使用済となり再生工場5に送られる。再生工場5では使用済のトナーカートリッジ7に対し後述する再生処理を施し、再生品のトナーカートリッジ7(以下では再生カートリッジ7とよぶ)としてユーザに返送する。ユーザはこの再生カートリッジ7をプリンタ2に装着する。この際、管理センター3に対して照合を行う。この照合の結果、この再生カートリッジ7が純正の再生工場5で再生されたものであると認定されると、管理センター3は、この再生カートリッジ7に対し稼動許可通知を発行する。一方、この照合の結果、この再生カートリッジ7が純正の再生工場5で再生されていないと認定されると、管理センター3は、この再生カートリッジ7に対し稼動を禁止する通知を発行する。なお、この稼動を禁止する通知を受信したプリンタ2側には、この禁止を解除する機能が付いている。このようにして、プリンタ2は、稼動許可通知を受信した場合は印字可能な状態になり、稼動を禁止する通知を受信した場合は、禁止を解除して印字可能な状態となる。
【0017】
図4は、トナーカートリッジ7に内蔵されたメモリ7aの内容の一例である。同図によれば、このメモリ7a内には、過去にこのトナーカートリッジ7が装着されたプリンタ(本体マシン)No.(例えば、そのようなマシンが複数台ある場合は7a−21、7a−22、...、7a−2n)、再生工場で再生処理が施された年月日(すなわち、このトナーカートリッジに対する再生処理の履歴情報。履歴情報が複数ある場合は7a−31、7a−32、...、7a−3m)、この再生処理の内容を示す作業内容、再生処理後のテスト結果、製品ランク(このランクは再生回数が増えるに従い下がるものと思われる)、カートリッジIDNo.情報7a−1(管理番号)などが記憶されている。これらの情報中、カートリッジIDNo.7a−1は必須のものである。管理センターへ照合時にこの管理番号に基づいて、このIDNo.をもつ消耗品を検索するからである。また、このトナーカートリッジ7に内蔵されたメモリ7aの情報中、上記カートリッジIDNo.7a−1を除く情報は、記憶される際に鍵情報4によりエンコードされている。
【0018】
図5は、プリンタ本体装置2の制御メモリの内容の一例である。同図に示すように、このメモリ内には、本体装置IDNo.7a−2、消耗品を共用可能とする本体装置IDNo.などが記憶されている。また、この制御メモリには、上記トナーカートリッジ7に内蔵されたメモリ7aから管理制御情報を読み込む場合もある。
【0019】
図6は、トナーカートリッジ7がプリンタ本体装置2に装着されるところを示した図である。同図のアクセス許可制御7bは、上述したように管理センター3から送られてくる情報に従って、稼動を許可するか否かの制御を行う。すなわち、管理センター3から稼動許可通知が送られてきた場合は稼動を許可するよう制御し、管理センター3から稼動を禁止する通知が送られてきた場合は稼動を禁止するよう制御する。
【0020】
図7は図3の内でホスト1とプリンタ2を拡大して示した図である。同図では、図3と異なり、ホスト1の構成をより具体的に示している。同図において、サーバPC11には、プリンタ2の情報を収集するソフトウェアと収集した情報を管理センター3へ送信するメール発信ソフトが搭載されている。ユーザは図7に示す各クライアントPC12−1〜12−4やサーバPC11からプリンタ2に対してプリント指示を出す。なお、図7において消耗品装着センサ6は、消耗品7がプリンタ本体2に装着されたか否かを検知する。
【0021】
プリンタ2内の不図示の各種センサで検知された情報、カウンタで計数された情報、オペレータ(ユーザ)の操作情報(電源のON/OFF、機体開閉操作、操作パネルの操作など)、エラー発生情報、消耗品着脱検知情報などがサーバPC11へ送られ、このサーバPC11においてメール情報に変換されてネットワーク(インターネットなどの通信回線を含む)を介して管理センター3へ送信される。
【0022】
緊急情報に関しては発生の都度メールが発信され、緊急でない情報に関しては定期的にメールが発信される。
これらのメール情報を受信した管理センター3では、これらのメール情報を管理データベース3a中に反映させている。
【0023】
消耗品の装着、交換状況などもこのシステムによって、全て管理センター3で認識される。この際にプリンタ2と管理センター3で行われる処理をそれぞれ、図8と図11にフローチャートで示す。図8において、図7の消耗品装着センサ6は消耗品の装着の有無を検知している(S801)。消耗品7が装着されていないと判定された場合は(S801でNo)、消耗品7の装着を行う(S802)。新品(もしくは再生品)の消耗品7がプリンタ装置2に装着されると、消耗品7に埋め込まれた記憶メモリ7a(ICチップ)などから情報を読み出すが、この情報のほとんどは暗号化されており、通常読み出しできるのは消耗品のIDNo.情報7a−1程度である。他の詳細な情報は特別な暗号を解読しないと、装置内で利用できる情報に復元できないため、プリンタ2はそのままでは稼動できる状態にならない。
【0024】
プリンタ2は、この読み出された消耗品7のIDNo.情報7a−1などを含む情報を管理センター3へ送信する(S803)。このIDNo.情報7a−1などを含む情報を管理センター3は受信する(図11のS1102)。管理センター3中の管理データベース3aには、新品製造工場や再生工場5のデータベース5aの更新状況が常にアップデイトされている。また、この管理データベース3aには、再生工場5から送られてきた再生カートリッジ7のIDNo.7a−1と、そのカートリッジ7のメモリ7aにデータを書き込む際に用いた暗号化鍵情報4が保持されている。管理データベース3aをこのIDNo.で検索して照合を行う(図11のS1103)。この照合の結果、このIDNo.7a−1に対する鍵情報4が取得され、この鍵情報4を用いて管理センター3が受信した上記IDNo.情報7a−1などを含む情報のうちのIDNo.情報7a−1を除いた残りの情報に対して復号を行う。復号できれば、その消耗品7のメモリ7aに情報を書き込む際に用いた暗号化鍵情報4(乱数など)を読み出し、ネットワークを介してプリンタ2側に返送する(図11のS1104)。プリンタ2の制御部はこの鍵情報4を受け取り(S804)、この鍵情報4を用いてプリンタ2に装着された消耗品7のメモリ7aから情報を読み出し、デコードしてエンジン制御部14のEEPROMに情報を書き込む(S805)。このようにして、プリンタ2は稼動可能となる(S806)。
【0025】
なお、この鍵情報4を用いないで不正なアクセス処理が行なわれるとエラーになり、装着された消耗品7は不良品として利用ができなくなるように消耗品7内のメモリアクセス制御部が条件変更されるようにしてもよい。
このような消耗品の使用許可制御は、消耗品7が交換される都度行われ、各消耗品7の利用状態は、管理センター3で全て管理されているので、消耗品7を全て使い切らない状態で、交換などが行われても、全て対応できるように制御される。
【0026】
また、図4に示したように消耗品7のメモリ7aにはこの消耗品7が装着されたプリンタ2における稼動中の必要情報がその都度書き込まれる。例えば、プリンタ本体2のID番号情報7a−2、顧客管理データ、トータルカウントの情報、装着利用開始日時、着脱交換日時、消耗状態発生日時などが書き込まれる。そして、再生するために再生工場5に送られた際に、これらの情報が全て分析される。
【0027】
なお、上述した図11のS1103において復号できない場合はこのカートリッジ7は純正製品ではない。純正製品でない場合はプリンタ2へエラー情報を返信する。このエラー情報を受信したプリンタ2の制御部は純正製品でないことを警告しプリント処理を禁止する。この際、例えば次の警告メッセージを表示して警告する。
【0028】
「お客様の利用されているカートリッジは、純正品ではありません。画像不良や本体損傷などのトラブル発生の可能性がありますので、純正品をお使いになるようおすすめします。不良が発生した場合には、保証できないことがありますのでご了承下さい。」
プリンタ2には、使用禁止制御解除及び警告表示の機能オフ用スイッチを設け、表示の無効操作が行なわれた場合、その状態を管理センター3へ送信する。この情報を受信した管理センター3では、管理データベース3aに非純正品が使用された旨を書き込む。そしてこのプリンタ2でトラブルが発生した際には、それにあった保証対応処理を行う。例えば、非純正品を使用したことにより保証しない、という対応を行なう。
【0029】
ユーザの中には、経済的な問題などで純正品を使わないユーザもある。このため、純正品を使わなかったからといって、強制的にプリンタ2を使用不可能にすることは好ましくない。このような場合は、上記メッセージを表示して、ユーザの責任において利用することが望ましい。
【0030】
なお、上記管理センター3は、再生工場5内にあってもよい。この場合プリンタ装置2は、再生工場5にあるデータベース5aにより純正ユニット利用の認識照合を行なうことができる。
所定回数の再生利用が許可された方式のトナーカートリッジ7(TS)に本例を組み合わせて用いることも可能である。この場合、このトナーカートリッジ7には上述したEEPROM7aなどの不揮発性メモリが内蔵されている。そして、カートリッジIDNo.7a−1、本体装置のマシンIDNo.7a−2、カスタマー認識コード、稼動開始年月日、トナー無し発生時年月日、開始〜終了時装置枚数カウンタ、カートリッジ自体の稼動量情報、利用状況データなどを暗号化して、鍵情報4により書き込む。書き込まれた情報にアクセスする際にこの鍵情報4を用いる。このようにして、海賊業者によるデータ改ざんを不可能にしながら、記録処理を行なう。最終寿命に達しリサイクル処理のために全て解体処理されるまで、リフィル再生可能状態にある間はメモリの履歴情報は追記記録され蓄積される。なお、このような所定回数の再生利用が前提となっているトナーカートリッジ7のディスカウント方法について第5の実施形態で後述している。
【0031】
メーカー指定の純正再生工場5における消耗品を処理する際のフローチャートを図10に示す。同図において、使用済みの消耗品7がユーザから再生センター3へ入庫されると、顧客管理情報登録される(S1001)。梱包解除後、筐体に顧客管理用のバーコードを貼り付ける(S1002)。そして、顧客コード、マシンNo.などのメモリ7aのデータを読み出し(S1003)、データベース5aを登録更新する(S1004)。S1005の検査工程でこの消耗品7の状態を検査し、検査結果をベースにして再生処理5の工程が管理される。このS1006の処理工程は、メモリ7に記録されたマシン利用状況などに応じて、清掃トナー充填コース/部品交換コース/完全リサイクルコース等に自動的に振り分けられる。再生が完了すると画像検査を行う(S1007)。また、再生処理の内容はメモリ7aに書き込まれて、データベース5aも同時に更新される(S1008)。なお、ここで更新されたデータベース5aの内容は管理センター3へ送られる。管理センター3では、送られてきた情報に基づき管理データベース3aを更新する(図11のS1101)。その後は、顧客コード情報に基づいて必ず元の利用者(再生発注者)に納入される(S1009)。
【0032】
なお、図10においてユーザからリフィル(詰め替え)処理を発注されたときに、再生工場では、再生履歴情報を確認し、継続して同じカスタマー、または同じマシン本体で利用されているかを識別する。不正の認められる製品は、詰め替えはせず、強制的に廃棄または部品/材料レベルのリサイクル処理にする。このように、顧客コードマシンNo.などは、製品管理センターのデータベースに全て記録されている。インターネットを用いた本体製品の遠隔自動管理システムが利用されている顧客の場合には、マシンに装着されていたカートリッジの履歴と、再生発注されたカートリッジの照合を行なうこともできる。
【0033】
また、メーカーの純正再生工場で不正が確認された再生発注品は、再利用回数が少なくても(寿命に達していなくても)すべて詰め替え処理はせず、全部バラしてリサイクル処理し、リサイクル商品として新規の再生品(メモリの履歴無し)とする。そして、このような不正が認められる製品を再生発注した客に対しては、今後不正再生を行なわないことを推奨しつつ、詰め替え(リフィル)と同じ料金で、詰め替えでなく再生(リサイクル)した製品と交換する。
【0034】
このように、第1の実施形態においては消耗品カートリッジの内蔵メモリに鍵情報を用いてエンコードした利用履歴情報を記憶させている。このため、この消耗品カートリッジを再生利用する際に利用履歴情報をデコードするには純正の再生工場を経由して再生を行う必要がある。このようにすることで、プリンタ本体装置に生じる不良印刷や損傷を防ぐと共に、仮に純正でないトナーを純正でないと知りつつ使用をつづけたユーザに対してプリンタ本体装置の不良トナーに起因する損傷の責任の所在を明らかにする、という効果がある。
<第2の実施形態>本例では再生トナーカートリッジ7(再生TS)と、プリンタ装置本体のみでの認証方法(管理センター無し)を扱う。すなわち、本例では、ホストはインターネットなどのネットワークに接続されていない。
【0035】
図13は、本例のシステムの全体構成を示す図である。同図において、プリンタ2内の識別情報管理制御部はメンテナンスの日付やその内容についての照合を行っている。また、同図に示すように本例は第1の実施形態と異なり管理センター3がない。
【0036】
図12は、本体装置にトナーカートリッジ7が装着された際の処理を示すフローチャートである。同図において、トナーカートリッジ7装着後、本体装置の開閉機構を閉じると(S1201)、本体装置はトナーカートリッジ7が装着されたことを認識し(S1202)、後述するようにトナーカートリッジ7のメモリ7aには各種の情報が書き込まれている。このメモリ7aに書き込まれた情報を読み取る(S1203)。S1204では、S1203で読み取られた各情報ごとに照合を行っている。例えば、本体装置番号7a−2、顧客登録情報、最終利用年月日などはホストとプリンタの双方で共有している。このため、これらの全てが一致した場合のみ(S1205でYes)、稼動を許可し(S1206)、印刷スタンバイ状態に入る(S1209)。もし、いずれか1つでも一致しないものがあれば(S1205でNo)、一致していない旨のメッセージを表示して稼動を禁止し(S1207)、解除操作をして(S1208)、印刷スタンバイ状態に入る(S1209)。
【0037】
トナーカートリッジ7のメモリ7aには本体装置2に装着された状態で、本体装置2側から種々の情報が書き込まれる。本体装置2を示すマシンNo.7a−2、画像形成動作の実行量(すなわちプリント枚数カウンタのデータ)、感光体の感度情報、各種環境センサが測定する情報などの情報が書き込まれている。
【0038】
このトナーカートリッジ7は消耗して使用できなくなると、プリンタ2側でトナー無しの表示などが表示されてプリント不可能に制御されるのでユーザは新しい(再生品でもよい)トナーカートリッジ7と交換してプリンタ2を利用する。消耗したトナーカートリッジ7は、回収業者に依頼して再生工場5に運んでもらう。再生工場5に送り込まれたトナーカートリッジ7は、どこから回収されたか回収先を管理している。そして回収が終わった時点では、この回収先に納品するように管理体制が整っている。
【0039】
再生工場では、トナーカートリッジ7が工場に入荷すると、最初に内蔵されているEEPROM7aなどの不揮発性メモリのデータを読み取る工程に回される。このメモリ7aの情報を読み出して、回収顧客を確認しこれに基づいてトナーカートリッジ7の管理を行なう。すなわち、顧客単位で個々のトナーカートリッジ7の管理データベース5aが作成される。メモリ7aから読み出された利用状況データに基づいて工場内での再生処理の工程が自動的に決定される。
【0040】
再生繰り返し回数、本体マシンのトータルカウント枚数、購入年月日、感光体の利用時間などの情報に応じて検査工程や作業工程の種別が自動的に決定され、対応する工程のラインへと自動搬送システムによって送り込まれる。
検査工程で不良部品などが発見されると、部品交換を含むラインへ搬送される。
【0041】
通常の優良状態の場合には、検査工程の後、トナーカートリッジの分解/清掃/現像剤の充填/シール/梱包で再生が行なわれる。
検査の結果、トナーカートリッジの利用状況や、部品の消耗破損状況に応じて該当する部品が交換される場合がある。交換対象の部品としては例えばクリーニングブレード、ロール、シール部品、軸受け、ケースなどがある。
【0042】
再生完了したトナーカートリッジは、画像検査などが行なわれ異常と認められないと、再生完了のデータがEEPROMに書き込まれる。
再生完了のデータとしては、再生工場のコード番号、再生年月日、再生処理の実施内容、異常の状態の有無情報、本体装置に対する制御指定内容(例えば、帯電量、露光量や現像バイアス等の調整指定値)、などが書き込まれる。そして、この再生されたトナーカートリッジ7が本体装置2に装着された際に利用可能とするための使用許可情報も書き込まれる。
<第3の実施形態>
本例では、会社などで(消耗品)互換装置を複数台利用する場合を扱う。
【0043】
本体装置2の登録IDNo.7a−2の許容範囲内の利用(装着)であれば、純正利用と同等に扱われ警告などを行わない。登録IDNo.7a−2は企業コードなどと共に本体装置2の設置時に管理センター3に自動登録される方式がよい。
【0044】
会社などの場合、図14に示すように同じ事業所内でLANなどにより、消耗品7を共通に用いることができる複数台の本体装置2を利用している場合がある。このような場合、同じ消耗品7を用いるのにいちいち、以前使っていた本体装置2を区別して装着するということは現実問題として極めて不便である。このような場合には、再生カートリッジ7を複数台の本体装置2間で区別せずに利用することが望ましい。すなわち、あるユーザ(会社など)が用いていた再生カートリッジ7が再生処理工場5に回収され、再生された後、再び同じユーザ(会社など)に納品され、社内の複数の本体装置2の間で区別せずに用いることが望ましい。
【0045】
管理センター3には、同じ会社、同一事業所内など、再生品を共通に利用できる装置の管理番号をすべて登録管理する。これは製品本体が購入(設置)されたときに、これら装置のシリアルナンバーなどをユーザ(会社など)毎にデータベースに登録管理し、これに基づいて同じユーザ(会社など)内では、他の装置に装着された後、再生処理されたカートリッジであっても装着して使用可能とする制御を行えばよい。
【0046】
このように本発明の第3の実施形態においては、暗号鍵情報を以前に利用されていた本体装置No.とカートリッジ識別番号が一致しなくても、許容マシンナンバーに登録されている番号のマシンに装着された場合には、カートリッジに対応する解読鍵情報を送出するよう制御する。このようにすることで特定の複数の装置間で再生カートリッジを使い回すことが可能となる。
【0047】
なお、上述した実施例では、ユーザとして例えば会社などを想定していたが、1個人としてのユーザが複数台のマシンで消耗品を利用する場合にも同様に適用することができる。この場合、そのユーザ名で購入されている全てのマシンの管理番号を識別管理する。
【0048】
TSのEEPROM7aには、前回利用されていた本体マシン2の識別番号が書き込まれている。本体マシン2は消耗品7(TS)装着時、前回利用本体マシン識別番号を消耗品7(TS)のメモリ7a(EEPROM)から読み出し、自分の制御部メモリ内に持つ本体識別番号7a−2と比較して一致しなければエラーとする。これは、再生消耗品の利用対象マシンが1台とした場合の方法である。
【0049】
会社などの組織内で複数台のマシンを利用する場合は、消耗品はいちいち前回利用の本体マシンに一致するように確認して行わないので、各マシンの制御部メモリには、その組織内で利用されている全てのマシンの識別番号を登録しておく。新しいマシンが購入されると、制御メモリ内に登録された識別番号をすべて書き替えて共有化する。逆にマシンが廃棄された場合も全てのマシンの識別番号を訂正して同じ情報が共有されるようにサービスマンが修理管理する。
【0050】
これによって、複数台のマシンを利用する組織内で再生消耗品を本体装置の区別しないで装着して利用することが可能となる。
すなわち、前回装着のマシン識別番号が消耗品(TS)のメモリ(EEPROM)に書き込まれているので、再生品が装着された際、本体装置はこれを読み出して、自制御メモリに登録されている本体マシン識別番号のいずれかに一致するものであるか判定し、いずれかに一致していれば利用可能とし、いずれにも一致しなければエラーとする。
【0051】
同一施設内の複数台のマシンにおいて、本体マシンの識別番号を共有化して各マシンのメモリに書き込む作業は、各マシンが単独設置されている場合には、サービスマンが治具や、接続されるホスト機器などを用いてメモリデータの書き替えを行うが、ネットワークに接続されているプリンタの場合、センターマシン(ある1台のマシン)のメモリ情報を書き替えると自動的に全てのマシンの識別番号データが共有化されるように制御することも可能である。
【0052】
また、マシンがインターネットなどの回線を介して管理センターと接続され、各マシンが管理センターから遠隔管理されるようなシステムの場合には、本体マシンの制御メモリ情報を管理センターが書き替えることも可能となる。この場合、管理センターは、ユーザの会社で利用されているマシンの識別番号を全てデータベースに登録管理しており、状況に変化(すなわち、マシンの増減)があると、各マシンの制御メモリ内のデータを自動的に書き替える。
<第4の実施形態>
従来よりリフィル(トナーなどを詰め替えて再生する)方法として、2種類の方法がある。
【0053】
1つの方法は、再生品を回収したユーザに元通り返却し、元の本体マシンで利用してもらう。どのような使われ方をしているか全て掌握でき、再生品の信頼度を保持することが可能である。しかし、この方法では、流通管理などの手間がかかりコストも高くなる。
【0054】
別の方法として本例の方法がある。本例の方法では、消耗した消耗品を、それがどこで使われたか、過去の利用状況がどうであったかなど関係なく、回収する。そして、回収後、再生処理を施し、回収されたユーザとは無関係なユーザに再生品として安価で販売納入するものである。
【0055】
この際、過去どこでどういう利用のされ方をした製品かわからないので、再生品を利用するユーザは信頼性に疑問をもってしまう。このような信頼性に対する疑問は、純正メーカーの再生工場5を利用することで解消される。純正メーカーの再生工場5では、不良品が出荷されることは通常ありえないからである。
【0056】
本例は、上記の第1の実施形態のような方法と組み合わせて実施することが可能である。すなわち、上記第1の実施形態においては、再生工場5で消耗品7の管理番号7a−1を記録する。この情報は管理センター3にもデータベース化されているので消耗品7(TS)を装着されたプリンタ装置本体2が、以前(前回)、利用されていたものと一致しなくても問題ない。
【0057】
例えば、再生工場からNo.001の消耗品が出荷され市場に出回ったとする。この消耗品がいずれかのユーザのプリンタ2に装着されると、管理センター3への照会の問い合わせがくる。管理センター3では、管理データベース3aを確認し、正規に再生工場5から出荷された製品の番号であることがわかると(照合されると)、利用許可情報が返信され、利用可能に制御される。
【0058】
もし、管理データベース3aにない(あるいは日時的につじつまが合わない)ようなID番号の消耗品があれば利用禁止に制御される。
不正再生業者が仮に純正品を購入してID番号をコピーして用いても、市場に同一ID番号の製品は1個しか存在しないので、このようなコピー操作は1個の消耗品に対してしか行うことができない。
【0059】
また、でたらめなID番号を付けて海賊商品を造ってもID識別番号は桁数が大きいので正規に管理センターの管理データベースに登録されている番号と一致する確率は少ない。
上述の理由から、メモリにID番号を記憶させる方法でなくても、バーコードラベルのようなID情報を印刷したラベルを消耗品に貼り付け、これをプリンタ本体装置が読み取って、管理センターに照会する方法であっても本例の方法を同様に実施できる。
【0060】
すなわち、本例の方法は消耗品(TS)に照会情報が付与されており、プリンタ装着時に通信回線を介して管理センターと照会できる方法であればどのような方法であってもよいことになる。
具体的には、新品を所定回数(例えば5回)の再生利用を保証して販売し、新品価格には再生利用分を含めておく。
【0061】
すなわち、従来、例えば6000枚印字相当のトナーカートリッジが15000円の新品販売価格であったとする。
本例では、このトナーカートリッジの寿命は所定回数(例えば4回)の再利用分も含めて30000枚であると仮定して価格を設定する。
【0062】
この設定される価格としては新品購入価格15000円と予設定回数の再生処理料金の合計額よりも安い価格に設定する。例えば再生価格を8000円とし、4回の再生分の価格を32000円とする。そして、この4回の再生分の価格に新品の価格15000円を加えた47000円を本例の所定回数(4回)の再利用分も含めたトナーカートリッジの価格とする。
【0063】
このように販売されるカートリッジにはカートリッジ番号と使用回数管理用の番号などが記載されていて、再生に応じて純正再生工場において新しいラベルに張り替えるようにする。なお、ラベルの番号部分に穴を開けるとかチェックを入れる等の方法で管理することもできる。
【0064】
また、ラベルにはメーカーロゴを併記しておくことも可能である。
カートリッジの回収は回収センターに集められることにより行われる。ここで、回収センターとは、例えば運送業者により指定されるものである(コンビニエンスストアなどは適当かと思われる)。回収センターにおいてカートリッジを回収すると、回収センターの保持する各カートリッジの管理データベースに基づいてそのカートリッジが純正品か否かが判定される。ユーザは最初に純正のカートリッジを購入しているので、この判定では必ず純正品であると判定される。そして、このカートリッジに対し再生処理が施される。再生されると上記ラベルを新しいラベル(これらのラベルには残りの再生回数が表示されている)に張り替えるか、ラベルの張り替えは行わずに同じラベル上の番号部分に穴を開けるか同じラベル上にチェックを入れるかして、ユーザに返却される。再生履歴は回収センターの管理データベースに保存される。
【0065】
ユーザは所定回数(本例では5回)の再生を前提として(価格に含めて)、カートリッジを購入しているので、メーカーの回収センターを経由しないことは損害になる。このため、途中から他の再生業者を介して有料で再生を行うことは考えにくい。自然に純正メーカーの回収センター経由で再生を行うことになる。
【0066】
なお、保証された再生回数後のカートリッジについて、他の再生業者に出す場合があるが、実際には再生回数は4、5回が限度であり、そのような場合はしかたがないとする。但し、このような場合、保証された再生回数後に寿命となった場合に純正メーカーの回収センターに送付した場合はバックマージンをもらうような構成とすることも可能である。
【0067】
以下に、本例が適用されたプリンタを図を参照にして説明する。
図1は、タンデム式カラープリンタの側面図である。同図において、トナーカートリッジ7と感光体ドラムカートリッジ22はいずれも取り外し可能(着脱自在)である。図15に示すように、トナーカートリッジ7には保証ラベル27が、感光体ドラムカートリッジ22には保証ラベル22aがそれぞれ貼り付けられている。また、図15では、保証ラベル27を拡大して示している。この保証ラベル27には、残りの再生回数が記載されている。例えば、新品カートリッジを購入した時点で5回の使用が可能だとすると、残りの再生回数は4回になる。このカートリッジを再生する毎に残りの再生回数は3回、2回、1回、0回に減る。残りの再生回数が0回となったカートリッジは再生処理が難しくなっており、上述した方法で純正メーカーの回収センターに送付してバックマージンをもらうようにすることも可能である。
【0068】
また、同図に示す保証ラベル27にはメーカーロゴが記載されている。そして、保証ラベル27は、カートリッジを分解する場合に破損される部分(すなわち、蓋や側面部との合体部分)貼り付けられているのが望ましい。
例えば、トナーカートリッジ7の場合、蓋23を外して新たなトナーを補充するので、蓋23が上記破損される部分に該当する。
【0069】
また、感光体ドラムカートリッジ22の場合、各フレームを外して、感光体ドラム21を交換するので、この各フレームが上記破損される部分に該当する。
図16及び17は、テーププリンタ30を示す。テープカートリッジ31はテーププリンタ30に対して着脱自在である。図17に示すようにテープカートリッジ31には、被印字テープ33と熱転写インクリボン34が挿入されている。これらテープ及びリボンは使用後は新しいものに交換する。そこでこのカートリッジにも図16(a)に示す保証ラベル31aを貼り付ける。なお、図17(a)はカートリッジの上面図、図17(b)は、カートリッジの装置への装着状態を示し、蓋を外してある。
【0070】
なお、以上の説明は電子写真式プリンタ及びサーマルプリンタについて述べたが、インクジェットプリンタのインクカートリッジにも同様に適用できる。
このように、本発明の第4の実施形態においては、純正メーカーが所定の回数の再生を保証するラベルをカートリッジに貼ることで不正業者による海賊版のカートリッジの再生ビジネスを安価に抑えることが可能となる。
<第5の実施形態>
上記第4の実施形態の場合は新品カートリッジ購入時に所定回数(例えば5回)の再生分を先払いで払っていた。これに対し本例では再生回数に応じて処理料金をディスカウントする。本例のカートリッジは、規定の寿命まで4回再生利用可能(5回使用可能)である。この本例のカートリッジの価格を図18に示す。初回は新品カートリッジを15000円で購入する(2回目以降の新品カートリッジの購入の際には後述する方法で価格が設定される)。1回目の再生処理は8000円、2回目の再生処理は6400円、以降同様にして割引率0.8を乗じて、3回目の再生処理5100円、4回目の再生処理4100円とする。なお、本例は第1の実施形態のシステム構成を前提としている。
【0071】
すなわち、第1の実施形態の図3または図7のシステム構成を用いている。トナーカートリッジ7内のトナーの残量が所定量より少なくなると、ユーザはこのトナーカートリッジ7を交換する。この際、図7のクライアントPC(またはサーバPC)上からこのトナーカートリッジ7の内蔵メモリ7a中のカートリッジIDNo.を例えばメーカーのホームページあてに送信することで再生処理依頼を行なう。この場合、依頼に応じて宅配業者がユーザのところへカートリッジ回収のため訪問する。
【0072】
図19はこの再生処理依頼をしたトナーカートリッジ7の再生(装着)履歴情報と、このトナーカートリッジ7が装着された本体装置の情報とを示している。同図では、このトナーカートリッジ7にはすでに2回の再生処理が行われている。上記図18を参照すると、3回目の再生料金は5100円である。そこで、ユーザはこの料金(5100円)を払うことで、このトナーカートリッジは再生工場で再生処理される。そして、ユーザはこの再生処理されたトナーカートリッジを受け取ることになる。
【0073】
一方、図20に示すように所定の回数である4回分の再生処理が完了していた場合は、新品のトナーカートリッジを無料(もしくは極めて安価)で納入する。この場合は、再生料金だけで利益を得るようになる。
なお、図19や図20の履歴情報に基づいてディスカウント価格を決定する制御プログラムは上記再生処理依頼を受信するマシン上のメモリに記録されている。
【0074】
また、ホームページでは、不正再生履歴のある製品でも通常の詰め替え料金(再生料金)で、メーカーの純正の再生品と交換するようにしてもよい。
また、リフィル寿命以前に不良と識別され(部品の一部を交換しても)再生不可能(保証性能まで復帰できない)になった場合は、メーカーの責任において無償で交換する。
【0075】
規定再生回数を越えるカートリッジは、新品または(詰め替えでない再生品)の購入となる。
純正再生利用期間中に部品交換が生じた場合は、メーカー保証とする。一方、不正利用履歴のある製品の再生発注に対しては、再生価格で新しい正規品(新品/再生品)と交換する。不正品は全て廃棄処分とする。
【0076】
カートリッジのメモリチップには、本体装着時に本体マシンのIDNo.、初期装着年月日、利用完了年月日(トナーなし検知時)のデータが書き込まれる。利用済みのカートリッジが再生処理に出されたとき、再生工場では、このメモリの情報を読み出し、どのような使われ方をされたかを分析し、これに応じたリサイクル、リユース、リフィル作業を行う。例えば、単純清掃+トナー充填コース、ドラム交換コース、クリーナ/ギヤ等部品交換コースなどの複数のコースからどのコースを行うかを選択する。
【0077】
再生工場において、リユース処理が終わったものは、カートリッジのメモリ/ICチップに登録された本体マシンIDNo.から再納入すべきユーザを識別し、管理データベースから情報を読み出すことにより、自発的に発送伝票などを印刷添付することができる。
【0078】
工場に入荷された時点でメモリ内の情報などは確認される。また、管理用のタグが添付されているので、出荷の際にはこの情報に基づいて確実に元のユーザ(顧客)へ納品される。
ICチップに記憶された直前の装着マシンIDNo.とリサイクル依頼顧客とがデータベースの登録と不一致の場合は、不正なルートからのカートリッジ使用となるので、顧客(ユーザ)には新品(もしくは正規のリフィル処理品)を提供し、純正品(リフィル/リユース品)の利用を推奨する。識別された不正カートリッジ(例えば、不正業者による処理跡がある者)は、再生工場で完全に分解処理され、部品化された上、再利用可能なものはリサイクル処理に用いられる。
【0079】
再生品の寿命が終わるまで再生利用された消耗品は(例えば5回再生利用された消耗品は)、正しくリフィル純正品を利用したユーザであれば、寿命達成時に新しい純正カートリッジを無償もしくは安価な価格で提供する。
したがって、ユーザは再生(リフィル)の費用を寿命になるまで(例えば5回分)支払うだけで新品交換にはほとんど費用がかからないというメリットが生じる。このため、ユーザは海賊商品を利用することは少なくなる。
【0080】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、消耗品カートリッジの内蔵メモリに鍵情報を用いてエンコードした利用履歴情報を記憶させている。このため、この消耗品カートリッジを再生利用する際に利用履歴情報をデコードするには純正の再生工場を経由して再生を行う必要がある。このようにすることで、プリンタ本体装置に生じる不良印刷や損傷を防ぐと共に、仮に純正でないトナーを純正でないと知りつつ使用をつづけたユーザに対してプリンタ本体装置の不良トナーに起因する損傷の責任の所在を明らかにする、という効果がある。
【0081】
また、本発明によれば、暗号鍵情報を以前に利用されていた本体装置No.とカートリッジ識別番号が一致しなくても、許容マシンナンバーに登録されている番号のマシンに装着された場合には、カートリッジに対応する解読鍵情報を送出するよう制御する。このようにすることで特定の複数の装置間で再生カートリッジを使い回すことが可能となる。
【0082】
また、本発明によれば、純正メーカーが所定の回数の再生を保証するラベルをカートリッジに貼ることで不正業者による海賊版のカートリッジの再生ビジネスを安価に抑えることが可能となる。
また、本発明によれば、ユーザは再生(リフィル)の費用を寿命になるまで(例えば5回分)支払うだけで新品交換にはほとんど費用がかからないというメリットが生じる。このため、ユーザは海賊商品を利用することは少なくなる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のプリンタの側面図である。
【図2】図1の内、現像器トナーカートリッジと感光体カートリッジの外観を示す図である。
【図3】第1の実施形態のシステムの全体構成を示す図である。
【図4】第1の実施形態の消耗品内臓メモリの内容の一例である。
【図5】第1の実施形態の本体装置の制御メモリの内容の一例である。
【図6】第1の実施形態において本体装置の制御回路に消耗品カートリッジが装着されたところを示す図である。
【図7】図3の一部を拡大した図である。
【図8】第1の実施形態においてプリンタ本体装置に消耗品カートリッジを取り付ける際の処理を示すフローチャートである。
【図9】第1の実施形態においてプリンタ本体装置に装着された消耗品カートリッジ内のトナーが所定量以下になった際の処理を示すフローチャートである。
【図10】第1の実施形態において使用済みの消耗品カートリッジを回収した再生工場でのこの消耗品カートリッジを再生する処理を示すフローチャートである。
【図11】第1の実施形態において管理センターで行う処理を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施形態における装置本体の処理を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。
【図14】第3の実施形態におけるシステムの全体構成を示す図である。
【図15】第4の実施形態においてカートリッジに貼り付けられるラベルを示す図である。
【図16】第4の実施形態をテーププリンタに適用した図である。
【図17】第4の実施形態をテーププリンタに適用した図である。
【図18】第5の実施形態のカートリッジ価格のディスカウント例である。
【図19】第5の実施形態のカートリッジのメモリ内の利用状況履歴の例である。
【図20】第5の実施形態のカートリッジのメモリ内の利用状況履歴の例である。
【符号の説明】
1 ホスト
2 プリンタ
3 管理センター
3a 管理データベース
5 再生工場
5a 管理データベース
6 消耗品装着センサ
7 トナーカートリッジ(TS)
7a トナーカートリッジの内臓メモリ
7a−1 トナーカートリッジのIDNo.
7a−21、7a−22、...、7a−2n 装着されたマシンNo.
7a−31、7a−32、....、7a−3m 再生処理の履歴情報
7b アクセス許可制御
11 サーバPC
12−1〜12−4 クライアントPC
14 エンジン制御部
21 感光体ドラム
22 感光体ドラムカートリッジ
22a 保証ラベル
23 蓋
27 保証ラベル
30 テーププリンタ
31 テープカートリッジ
31a 保証ラベル
33 被印字テープ
34 熱転写インクリボン
Claims (4)
- 消耗品の補充/充填/交換可能に構成された本体装置に対して着脱交換自在に構成され再生処理時に鍵情報により暗号化された管理情報が書き込まれた管理情報記憶手段を内蔵する消耗品カートリッジと、
該消耗品カートリッジを装着して特定のプロセスを実行する本体装置と、
前記消耗品が消耗した際に、再利用可能にするため少なくとも前記消耗品を充填/交換する再生処理工場と、
前記再生処理工場において処理された前記消耗品カートリッジの管理情報を前記鍵情報とともにデータベース管理すると共に、前記本体装置に装着された前記消耗品カートリッジの管理情報を前記本体装置から通信回線を介して受信し、該管理情報が前記データベースに前記消耗品カートリッジのために保管された鍵情報で復号化可能であれば、該鍵情報を前記本体装置に送信する管理センターとから成り、
前記本体装置は、前記消耗品カートリッジが装着された際に該消耗品カートリッジに内蔵される記憶手段から前記管理情報を読み取り前記管理センターへ照会し、該管理情報が前記鍵情報により復号化されたことに応じて前記鍵情報が返送された場合にのみ該鍵情報を用いて前記記憶手段に記憶されている管理情報を復号化し稼動することを特徴とする消耗品ユニット再生利用システム。 - 前記管理センターは前記再生処理工場であることを特徴とする請求項1記載の消耗品ユニット再生利用システム。
- 前記管理情報とは、純正の再生指定工場における再生処理の履歴を示す情報を含むものであることを特徴とする請求項1記載の消耗品ユニット再生利用システム。
- 前記管理情報とは、再生処理前に装着されていた本体装置の特性を示す情報を含むものであることを特徴とする請求項1記載の消耗品ユニット再生利用システム。
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