JP3476397B2 - 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ - Google Patents

不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ

Info

Publication number
JP3476397B2
JP3476397B2 JP28046699A JP28046699A JP3476397B2 JP 3476397 B2 JP3476397 B2 JP 3476397B2 JP 28046699 A JP28046699 A JP 28046699A JP 28046699 A JP28046699 A JP 28046699A JP 3476397 B2 JP3476397 B2 JP 3476397B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
information
image forming
storage means
improper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28046699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001100599A (ja
Inventor
嘉広 伊藤
一夫 小古山
健 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP28046699A priority Critical patent/JP3476397B2/ja
Publication of JP2001100599A publication Critical patent/JP2001100599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3476397B2 publication Critical patent/JP3476397B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ,ファク
シミリ,複写機等の画像形成装置に交換可能にセットさ
れるカートリッジが、消耗品(トナー,インク等)を詰
め替えた不適正なものかどうかを検出するための方法及
び装置及びシステム並びにカートリッジ及び記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電子写真式のプリンタでは、現像
媒体としてトナーを充填したトナーカートリッジが用い
られている。このトナーカートリッジでは、その製造時
に一定量のトナーが充填されており、プリンタに交換可
能にセットされる。このトナーカートリッジ内のトナー
が殆どなくなると、プリンタの表示器にトナー切れが表
示されるから、新しいトナーカートリッジに交換され
る。
【0003】前記トナー切れの状態は、トナー残量測定
装置によってトナー残量を測定することで検出される。
トナー残量測定装置としては、例えば特開平7−283
20号公報に記載されているように、トナーカートリッ
ジが装填されるカートリッジ室に、光源とホトセンサー
とを配置したものが知られている。トナーカートリッジ
の両側壁には透明窓が形成されているから、一対の透明
窓を通して光源からの光がホトセンサーに入射する。ト
ナー残量が少なくなるとホトセンサーの出力は大きくな
るので、ホトセンサーの出力が一定値に達したときに、
トナー切れであると判定する。
【0004】前記トナーカートリッジは、補充瓶からの
トナーをプリンタ内のトナー収納室へ補給することが不
要であるため、手や衣服がトナーで汚れる心配がなく、
またトナーカートリッジを交換するだけでよいので、操
作が簡単である等の利点がある。
【0005】前記トナーカートリッジを更に発展させ、
感光ドラム,帯電ローラ,現像ローラ,クリーニング部
等を取り付けたプロセスカートリッジも知られている。
このブロセスカートリッジでは、感光ドラム等の寿命に
合わせた量のトナーが充填されており、トナーの交換と
同時に感光ドラム等も交換されるから、メンテナンスが
簡便であり、またメンテナンス契約も特に必要とされな
い等の利点があるため、個人用プリンタ等に広く使用さ
れている。
【0006】使用済みのカートリッジは、カートリッジ
販売業者を介してプリンタメーカーに回収される。プリ
ンタメーカーは、環境汚染防止や資源の有効活用の観点
から、使用済みカートリッジを分解し、各部品を検査し
て正常なものは再使用し、またプラスチック部品は溶解
・ペレット化して、プラスチック材料として再利用をし
ている。また、このカートリッジのリサイクルによっ
て、カートリッジの販売価格の引下げも図っている。
【0007】使用済みのカートリッジの全てがプリンタ
メーカーに戻されるのではなく、その一部がトナーの詰
め替え業者にまわされる。トナー詰め替え業者は、所定
の料金で詰め替えを請け負い、カートリッジを分解して
から適当なトナーを補給する。また、使用済みのカート
リッジを購入し、これにトナーを補給してから、再生カ
ートリッジとして、新品のカートリッジに比べてかなり
安い価格で一般ユーザーに販売するトナー詰め替え業者
もある。
【0008】カートリッジの製造時に充填されるトナー
(純正品)は、プリンタのプロセス特性(感光ドラムの
特性,帯電電圧,クリーニング特性,定着特性)を考慮
して、トナーの成分を決定している。しかし、トナー詰
め替え業者が使用するトナーは、その組成成分が純正品
のトナーとは異なっているため、印字品質の低下を起こ
すことがある。また、トナーが定着ローラにこびりつい
たりして、定着ローラを損傷することもある。
【0009】印字品質の低下や、故障が発生した場合
に、補給したトナーに原因があるにもかかわらず、ユー
ザーはプリンタに原因があると誤解することが多い。こ
れによって、地道に積み上げてきたプリンタの信頼性が
一挙に失われることになる。また、ユーザーによって
は、プリンタを製造したメーカーを信頼しなくなり、こ
のメーカーが取り扱う全製品に対して嫌悪感を懐くこと
もある。
【0010】プリンタメーカーの信頼性を維持するに
は、詰め替え業者によるトナーやインク等の消耗品の詰
め替えを事前に防止したり、あるいは消耗品を詰め替え
た不適正なカートリッジは再使用できないようにする等
の対策を考慮することが必要である。
【0011】消耗品の詰め替え防止対策としては、前述
した特開平7−28320号公報に、プリント枚数をカ
ウントするカウンタと、現像ローラの回転を阻止する電
磁ブレーキを設けたプロセスカートリッジが記載されて
いる。このプロセスカートリッジでは、トナーの消費量
をプリント枚数から間接的に調べ、プリント枚数が一定
値に達したときに、トナー切れが発生したと推測し、電
磁ブレーキを作動する。この電磁ブレーキによって、現
像ローラの回転が阻止されるから、いったんトナー切れ
となると、トナーの補充の有無にかかわらず、プロセス
カートリッジを使用することができなくなる。したがっ
て、トナーは入っているが、電磁ブレーキがかかってい
るプロセスカートリッジは、トナーの詰め替え品である
と判断することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
消耗品詰め替え防止対策では、プロセスカートリッジに
電磁ブレーキやカウンタを設けなければならないため、
プロセスカートリッジが複雑で大型化し、コスト高とな
るという問題がある。また、電磁ブレーキがかかってい
る状態は直ぐに分かるので、プロセスカートリッジの分
解時に、電磁ブレーキを除去するか、あるいはブレーキ
がきかない状態にすることができるから、有効な詰め替
え防止策とはいえない。
【0013】本発明は、カートリッジの大型化を招くこ
となく、また簡単かつ安価な構成で、トナーやインク等
の消耗品を詰め替えた不適正なカートリッジを確実に検
出することができる消耗品詰め替えカートリッジの検出
方法及び装置及びシステムと、これらに使用されるカー
トリッジ及び記憶媒体を提供することを目的とするもの
である。
【0014】本発明の別の目的は、消耗品を詰め替えた
不適正なカートリッジを使用することができないように
する消耗品詰め替えカートリッジの検出方法及び装置及
びシステムと、これらに使用されるカートリッジ及び記
憶媒体とを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の不適正カートリッジの検出装置は、プリン
タの稼動情報に基づいて、画像形成装置に交換可能にセ
ットされるカートリッジ内に収納された消耗品の残量が
所定量以下に減少したことを予測する手段と、前記カー
トリッジに設けられ、消耗品が空になったことを表す空
情報を記憶するカートリッジ側記憶手段と、前記消耗品
の残量が所定量以下であることが予測された場合には、
前記カートリッジが画像形成装置から取り出される際
に、前記カートリッジ側記憶手段に前記空情報を書き込
む書き込み手段と、このカートリッジ側記憶手段に空情
報が記憶されているかどうかを調べ、空情報が与えられ
ているときは不適正カートリッジであると判定する手段
とからなることを特徴とする。
【0016】なお、不適正カートリッジであると判定さ
れたときに、警告表示する表示手段と、このカートリッ
ジがセットされた画像形成装置の画像形成動作を禁止す
る手段とを設けることが好ましい。
【0017】なお、記憶手段をカートリッジに設けるこ
とが好ましい。
【0018】なお、記憶手段がカートリッジに設けられ
ているかどうかを判定する手段を設け、前記記憶手段が
設けられていないときは不適正カートリッジであると判
定することが好ましい。
【0019】なお、前記不適正カートリッジの判定を、
カートリッジが画像形成装置にセットされたときに行う
ことが好ましい。
【0020】なお、カートリッジが画像形成装置から取
り出される際に、空情報を記憶手段に書き込むようにす
るとよい。
【0021】なお、プリントした記録紙の累積枚数又は
累積画像データ量をであることをプリンタの稼動情報と
するとよい。
【0022】本発明の別の不適正カートリッジの検出装
置は、カートリッジの識別情報を記憶するカートリッジ
側記憶手段と、プリンタの稼動情報に基づいて、画像形
成装置に交換可能にセットされるカートリッジ内に収納
された消耗品の残量が所定量以下に減少したことを予測
する手段と、所定量以下であることが予測されたときに
消耗品が空になったことを表す空情報を識別情報ととも
に記憶する装置側記憶手段と、カートリッジ側記憶手段
から読み出した識別情報をもとに装置側記憶手段に空情
報が記憶されているかどうかを調べ、空情報が与えられ
ているときは不適正カートリッジであると判定する手段
とからなることを特徴とするものである。
【0023】なお、不適正カートリッジであると判定さ
れたときに、警告表示する表示手段と、このカートリッ
ジがセットされた画像形成装置の画像形成動作を禁止す
る手段とを設けることが好ましい。
【0024】なお、前記カートリッジ側に記憶手段が設
けられているかどうかを判定する手段を設け、記憶手段
が設けられていないと判定したときは不適正カートリッ
ジであると判定することがこのましい。
【0025】なお、不適正カートリッジの判定を、カー
トリッジが画像形成装置にセットされたときに行うよう
にすることが好ましい。
【0026】なお、カートリッジが画像形成装置から取
り出される際に、空情報を装置側記憶手段に書き込むよ
うにすることが好ましい。
【0027】なお、プリントした記録紙の累積枚数又は
累積画像データ量をプリンタの稼動情報とすることが好
ましい。
【0028】本発明の不適正カートリッジの検出方法
は、画像形成装置に交換可能にセットされたカートリッ
ジが不適正カートリッジであるかどうかを判定する不適
正カートリッジの検出方法であって、プリンタの稼働情
報に基づいて消耗品の残量が所定量以下に減少すること
を予測し、前記残量が所定量以下に減少したことを予測
した場合には、カートリッジが画像形成装置から取り出
される際に、消耗品が空になったことを表す空情報を
記カートリッジに設けられたカートリッジ側記憶手段に
書き込み、前記空情報が書き込まれたカートリッジが再
使用されるときは、不適正カートリッジであると判定
し、不適正カートリッジであると判定した場合には、
告又は画像形成動作を禁止することを特徴とするもので
ある。
【0029】なお、プリントした記録紙の累積枚数又は
累積画像データ量をプリンタの稼働情報とすることが好
ましい。
【0030】本発明の不適正カートリッジの検出システ
ムは、画像記録に使用する消耗品を収容する消耗品収納
室と、情報を記憶するカートリッジ側記憶手段とを有
し、画像形成装置に交換可能にセットされるカートリッ
ジと、記録紙に画像を記録するプリント部と、このプリ
ント部の稼動状況に基づいて、使用中のカートリッジの
消耗品の残量が所定値以下に減少したことを予測する手
段と、所定量以下であることが予測されたときに、前記
カートリッジ側記憶手段に消耗品が空になったことを表
す空情報を書き込む手段と、この記憶手段に空情報が記
憶されているかどうかを調べ、空情報が記憶されている
ときは、不適正カートリッジであると判定して画像形成
を禁止する手段とを有する画像形成装置とからなること
を特徴とする。
【0031】なお、プリントした記録紙の累積枚数又は
累積画像データ量をプリンタの稼動情報とすることが好
ましい。
【0032】本発明の別の不適正カートリッジの検出シ
ステムは、画像記録に使用する消耗品を収容する消耗品
収納室と、カートリッジの識別情報を記憶する第1の記
憶手段とを有するカートリッジと、記録紙に画像を形成
するプリント部と、このプリント部の稼働状況に基づい
て、使用中のカートリッジの消耗品の残量が所定値以下
に減少したことを予測する手段と、所定量以下であると
予測されたときに空情報をカートリッジの識別情報とと
もに記憶する第2の記憶手段と、セットされたカートリ
ッジの第1の記憶手段から読み出した識別情報をもとに
前記第2の記憶手段に空情報が記憶されているときは、
不適正カートリッジであると判定して画像形成を禁止す
る手段とを有する画像形成装置とからなることを特徴と
する。
【0033】なお、プリントした記録紙の累積枚数又は
累積画像データ量をプリンタの稼動情報とすることが好
ましい。
【0034】本発明のカートリッジは、画像記録に使用
する消耗品を収容する消耗品収納室と、少なくとも、消
耗品が空になったことを表す空情報と、画像形成装置か
ら取り出されたことを表す取り出し情報を記憶する手段
とを備えたことを特徴とする。
【0035】本発明の記憶媒体は、プリンタの稼動情報
に基づいて、画像形成装置に交換可能にセットされるカ
ートリッジ内に収納された消耗品の残量が所定量以下に
減少したことを予測するステップと、所定量以下である
ことが予測された場合には、カートリッジが画像形成装
置から取り出される際に、消耗品が空になったことを表
す空情報を、前記カートリッジに設けられた記憶手段に
書き込むステップと、前記記憶手段に空情報が書き込ま
れているかどうかを調べ、空情報が書き込まれていると
きは不適正カートリッジであると判定するステップとを
実行するプログラムを記憶したことを特徴とするもので
ある。また、空情報は、前記予測の際に直ちに書き込ん
でもよい。この場合には、カートリッジが画像形成装置
に取り出される際に、前記空情報とは異なる取り出し情
報を書き込み、これら空情報及び取り出し情報の両方の
情報を使用して不適正カートリッジの判定を行うことが
好ましい。
【0036】本発明の別の記憶媒体は、カートリッジ側
記憶手段からカートリッジの識別情報を読み出すステッ
プと、プリンタの稼動情報に基づいて、画像形成装置に
交換可能にセットされるカートリッジ内に収納された消
耗品の残量が所定量以下に減少したことを予測するステ
ップと、所定量以下であることが予測されたときに消耗
品が空になったことを表す空情報を装置側記憶手段に書
き込むステップと、カートリッジ側記憶手段から読み出
した識別情報をもとに装置側記憶手段に空情報が書き込
まれているかどうかを調べ、空情報が書き込まれている
ときは不適正カートリッジであると判定するステップと
を実行するプログラムを記憶したことを特徴とするもの
である。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される電子
写真方式のプリンタを示すものである。プリンタ10
は、プリンタ本体11にカートリッジ12が交換可能に
セットされている。このカートリッジ12には、トナー
13が充填されたトナー室14の他に、感光ドラム1
5,帯電ローラ16,現像ローラ17が設けられてお
り、いわゆるプロセスカートリッジの形態をしている。
【0038】感光ドラム15は、金属製の円筒体の外周
面に、光導電性の皮膜が設けられている。帯電ローラ1
6は、金属製の軸と、その外周にはめ込んだ導電性を有
する発泡ウレタンの筒体と、この発泡ウレタンの外側に
嵌めた半導電性を有するプラスチック製のチューブとか
らなる。この帯電ローラ16は発泡ウレタンの弾力によ
って、感光ドラム15の外周面に接触している。また、
感光ドラム15と帯電ローラ16との間に一定の電圧を
印加するために、感光ドラム15の円筒体と、帯電ロー
ラ16の軸は、プリンタ本体11内の電源回路に接続さ
れている。この接続のために、カートリッジ12と、プ
リンタ本体11には電気接点(図示せず)が設けられて
いる。
【0039】給紙トレイ20上には、複数枚の記録紙2
1がセットされている。給紙トレイ20の一番上にある
記録紙21が給紙ローラ22で引き出され、一対の搬送
ローラ23に向けて給紙される。搬送ローラ対23は、
記録紙21をニップして転写位置に搬送する。この転写
位置には、転写ローラ24が配置されており、カートリ
ッジ12がセットされたときに、その感光ドラム15に
接触する。
【0040】プリント時には、感光ドラム15が一定速
度で時計方向に回転する。この感光ドラム15は、帯電
ローラ16に接触しながら通過するときに外周面が一様
に帯電される。また、半導体レーザ26は、画像データ
に応じて駆動され、強度変調されたレーザ光を発生す
る。このレーザ光は、ポリゴンミラー27を経て、回転
中の感光ドラム15に入射する。ポリゴンミラー27
は、レーザ光を感光ドラム15の軸方向(主走査方向)
に振らすことで、ラスタスキャンをする。感光ドラム1
5は、レーザ光が照射された部分が除電されるから、そ
の外周に静電潜像が形成される。
【0041】トナー室13内のトナー14は、回転中の
現像ローラ17の外周に付着して搬送される。トナー1
4は、現像ローラ17に付着して搬送される間に、規制
ブレード28(図4参照)を通過する。この通過時に、
トナー14は、規制ブレード28との摩擦により、感光
ドラム15と逆極性に帯電される。このトナー14が感
光ドラム15まで運ばれると、静電力で感光ドラム15
に吸着されるため、感光ドラム15の静電潜像がトナー
像に可視化される。
【0042】感光ドラム15の回転によって、トナー像
は転写位置まで移動する。この転写位置では、記録紙2
1が、転写ローラ24と感光ドラム15との間に挟まれ
て、感光ドラム15の周速度と同じ速度で移動してい
る。転写ローラ24は、トナー像と逆の電位にバイアス
されているから、感光ドラム15上のトナー像が記録紙
21に転写される。
【0043】トナー像が転写された記録紙21は、定着
器29に向かって搬送される。この定着器29は、一対
の定着ローラ30と、ヒータ(図示せず)とから構成さ
れており、トナーを加熱して溶融する。溶融したトナー
は、記録紙21に吸着される。定着処理された記録紙2
1は、プリンタ本体11から排紙される。
【0044】図2〜図4は、カートリッジの一例を示す
ものである。図2は上部カートリッジを示し、図3は下
部カートリッジを示す。また、図4は組立状態を示す。
上部カートリッジ32及び下部カートリッジ33の本体
34,35は、黒色をしたプラスチック成形品である。
【0045】図2及び図4において、上部カートリッジ
32には、トナー室13が形成されており、製造時に所
定量のトナーが充填されている。このトナー室13の下
方には、細長なトナー供給口13aが形成されており、
使用前にはシールテープ(図示せず)で封鎖されてい
る。また、トナー室13の側面には、トナーを充填する
ための充填口(図示せず)が設けられており、トナーの
充填後はキャップ37で封止されている。符号38は、
トナー室13の天板であり、上部カートリッジ本体34
に接着されている。
【0046】上部カートリッジ本体34には、帯電ロー
ラ16が回転自在に取り付けられている。この帯電ロー
ラ16に近接した位置に、露光開口39が形成されてお
り、この露光開口39を通ってレーザ光が感光ドラム1
5に入射する。
【0047】上部カートリッジ32を下部カートリッジ
33に結合するために、上部カートリッジ本体34に
は、トナー室13側に2個の係止爪40が、そして帯電
ローラ16側に2個の係止爪41が形成されている。な
お、符号42〜44は、図4で明らかなように、露光室
45内にトナー14が入り込まないように、隙間を塞ぐ
ためのスポンジテープである。
【0048】図3及び図4において、下部カートリッジ
本体35には、感光ドラム15,現像ローラ17が回転
自在に取り付けられている。また、下部カートリッジ本
体35には、プリンタ本体11内に設けた駆動ギヤ(図
示せず)に噛合する従動ギヤ46が設けられている。こ
の従動ギヤ46の回転は、ギヤ47を介して現像ローラ
17に伝達され、更にギヤ48を介して感光ドラム15
に伝達される。感光ドラム15の下方に位置する部分に
開口49が形成されている。この開口49を介して転写
ローラ24が入り込んで感光ドラム15に接触する。
【0049】支持プレート50の先端には、クリーニン
グブレード51が取り付けられており、感光ドラム15
に付着している余分なトナーを掻き落とす。この掻き落
とされたトナーを廃トナー室52内に集めるために、下
部カートリッジ本体35にスクイシート53が取り付け
られている。この廃トナー室52は、支持プレート5
0,クリーニングブレード51,スクイシート53で区
画されている。
【0050】前記支持プレート50の上端がスポンジテ
ープ44に接触しているから、廃トナー室52と露光室
45とが仕切られ、それにより使用済みトナーが露光室
45を経てカートリッジ12から漏れ出ないようにして
いる。また、スポンジテープ42が下部カートリッジ本
体35の内側に接触し、そしてスポンジテープ43が規
制ブレード28の上端に接触している。これらのスポン
ジテープ42,43によって、トナー室13側と露光室
45とを仕切ることで、未使用のトナー14が露光室4
5を経てカートリッジ12から漏れ出るのが防止されて
いる。
【0051】下部カートリッジ本体35には、係合穴5
6と、係止突起57が設けられている。上部カートリッ
ジ32を下部カートリッジ33に嵌め込むと、係合穴5
6に上部カートリッジ本体34の係止爪40が嵌合し、
係止突起57に上部カートリッジ本体34の係止爪41
が係合する。これらの係止爪40,41,係合穴56,
係止突起57によって、上部カートリッジ32と下部カ
ートリッジ33とが一体的に組み立てられる。
【0052】プリンタの電気構成を示す図5において、
プリンタ本体11には、CPU60,メモリ61,プリ
ント部62,表示器63,プリント枚数カウンタ64が
設けられている。カートリッジ12には、メモリ65が
設けられている。このメモリ65とCPU60とを電気
的に接続するために、カートリッジ12の外面には電気
接点(図示せず)が設けられ、またプリンタ本体11に
も電気接点(図示せず)が設けられている。メモリ6
1,65としては、バックアップが不要なEEPROM
が用いられる。
【0053】プリント数カウンタ64は、プリントした
記録紙の枚数をカウントするためのもので、1枚プリン
トする毎にカウントアップされる。1枚あたりに使用さ
れるトナーの使用量の平均値は、経験的に算出されてい
る。よって、新品のカートリッジに充填されるトナーの
量は決まっているので、何枚プリントしたかがわかれ
ば、トナーの残量がおおよそどの程度残っているかを予
測することができる。プリンタ10には、新品のカート
リッジに充填されるトナーの量に応じて、予めプリント
可能枚数が所定値として設定される。
【0054】CPU60は、プリント数カウンタ64の
カウント値をプリンタ稼動情報として、それをもとにト
ナーの残量が所定量以下に減少したことを予測し、カウ
ント値が予め設定された所定値以上になると、トナー切
れと判断する。トナー切れと判断された状態で、カート
リッジの取り出し動作が行われると、空情報がフラグの
形態でメモリ65又は61に書き込まれる。
【0055】また、CPU60は、プリンタ10の各部
をシーケンス制御する他に、空情報の有無からトナーの
詰め替えが行われた不適正なカートリッジかどうかを判
定する。もし、トナー詰め替えが行われた不適正なカー
トリッジであると判定した場合は、表示器63に詰め替
えであること,適正なカートリッジに交換すべきこと、
プリントが禁止されること等を表示し、そしてプリント
部62の作動を禁止する。表示器63は、操作パネル
(図示せず)とともに、プリンタ本体11の外面に設け
られている。
【0056】メモリ(以下、プリンタメモリという)6
1には、各カートリッジに識別情報(ID)が与えられ
ている場合は、プリンタ本体11にセットしたことがあ
るカートリッジのIDと、その空情報とを記憶する。こ
のID等の情報を暗号化するか、あるいは情報の読み出
しに特殊の暗号を使用することで、詰め替え業者による
情報の読み出しや、書換えができないように、適宜な情
報の保護を図るのがよい。
【0057】プリント部62は、レーザ26やポリゴン
ミラー27等の記録系,定着器29,転写ローラ24と
カートリッジ12と給紙ローラ22と搬送ローラ23と
を駆動するモータ,帯電ローラ16に電圧を印加する電
源回路等から構成されている。
【0058】メモリ(以下、カートリッジメモリとい
う)65には、空情報が書き込まれる。この情報に対し
ても前述した保護を図るのがよい。なお、各カートリッ
ジにIDが与えられている場合は、IDがカートリッジ
メモリ65に製造時に書き込まれている。
【0059】以下、上記構成による作用についてフロー
チャートを参照しながら説明する。図6は、カートリッ
ジメモリ65に空情報を書き込むようにした例を示すも
のである。プリンタ本体11のカートリッジ室(図示せ
ず)にカートリッジ12を装填するには、まずカートリ
ッジ室の蓋を開く。次に、カートリッジ12をカートリ
ッジ室に挿入する。カートリッジ12がカートリッジ室
に完全に装填されると、カートリッジメモリ65がCP
U60に接続され、また感光ドラム15と帯電ローラ1
6とがプリント部62の電源回路に接続される。
【0060】プリンタ電源をONすると、カートリッジ
12のチェックが行われる。また、プリンタ電源がすで
にONされているときには、カートリッジ室の蓋が閉じ
たことを検知するスイッチ(図示せず)からの信号を受
けて、CPU60はカートリッジ12がセットされたと
判断し、カートリッジ12のチェックを行う。まず、C
PU60は、カートリッジメモリ65の有無をチェック
する。カートリッジメモリ65には、空情報の他に、カ
ートリッジメモリありを示すフラグが書き込まれてい
る。CPU60は、このフラグが読み出せたときには、
プリンタメーカから提供された正規のカートリッジであ
ると判定する。
【0061】他方、正規のカートリッジでない場合に
は、カートリッジメモリ65は設けられていないことが
ある。このようなカートリッジでは、フラグを読み出す
ことができない。この正規のカートリッジでないものに
対しては、トナーが詰め替えられた不適正なカートリッ
ジと同等に扱い、CPU60は、警告表示するととも
に、パソコン等からプリント要求があってもそれを受け
付けず、結果的にプリント部62のプリント動作を禁止
する。
【0062】正規のカートリッジの場合には、カートリ
ッジメモリ65から空情報のデータを読み出す。新品の
カートリッジや、使用中のものであってもトナー切れと
なったことがないカートリッジでは、カートリッジメモ
リ65に空情報が書き込まれていない。他方、いったん
トナー切れとなったものは、空情報がカートリッジメモ
リ65に書き込まれている。なお、この空情報のデータ
が改ざんされると、トナーの詰め替えの事実を検出する
ことができなくなる。そこで、データの改ざんを防止す
るために、暗号化したデータを使用してCPU60でこ
れをデコードしたり、あるいはデータの読み出しに特殊
なプロトコルを使うのがよい。
【0063】CPU60は、カートリッジメモリ65に
空情報が書き込まれていない場合は、トナーの詰め替え
が行われていない適正なカートリッジであると判断す
る。空情報が書き込まれている場合には、トナーの詰め
替えが行われた不適正なカートリッジであると判断す
る。
【0064】CPU60は、トナーの詰め替えが行われ
た不適正なカートリッジであると判断した場合は、トナ
ー詰め替えであること、プリント品質が劣化すること、
適正なカートリッジを装填すべきこと等の警告をすると
ともに、プリント動作を禁止する。
【0065】他方、CPU60は、トナーの詰め替えが
行われていない適正なカートリッジであると判断した場
合は、プリント部62のプリント動作を許容する。CP
U60は、パソコン等からプリント要求があると、プリ
ント部62をシーケンス制御して記録紙21に画像や文
字を記録する。
【0066】このプリンタ10の正常動作中は、1枚プ
リントする毎にプリント枚数カウンタ64をカウントア
ップする。カウント値が所定値に達すると、トナー切れ
と判断し、表示器63にカートリッジを交換すべきこと
を表示する。なお、交換表示がなされても、実際には、
所定量のトナー14が残っているので、そのままプリン
タを稼働して適当な枚数のプリントをすることができ
る。
【0067】カートリッジを交換する場合には、まず、
プリンタ本体11から使用済みのカートリッジ12を取
り出す。カートリッジ室の蓋を開き、カートリッジロッ
クレバーを操作してカートリッジのロックを解除する。
この蓋の開き動作又はカートリッジロックレバーが操作
されたことを検出するスイッチを設けて、カートリッジ
の取り出し準備操作がされたことを検知する。このスイ
ッチからの信号を受け取ると、CPU60は、プリント
枚数カウンタ64をチェックして、カウント値が所定値
以上の場合には、カートリッジメモリ65に空情報を書
き込む。他方、カウント値が所定値に達していない場合
には、空情報の書き込みは行われない。
【0068】このように、カートリッジメモリ65への
空情報の書き込みは、カートリッジ12の取り出し操作
に連動して行われる。その際に、プリント枚数カウンタ
64のカウント値をチェックするようにしている。これ
は、トナーが充分に残っている使用途中のカートリッジ
12が取り出された場合に、空情報が書き込まれないよ
うにするためである。これにより、使用途中のカートリ
ッジ12をプリンタに再びセットしても、カートリッジ
メモリ65には空情報が書き込まれていないので、不適
正なカートリッジと判断されることはない。
【0069】次に、新しいカートリッジからシールテー
プを剥がしてトナー供給口13aを開口させる。トナー
排出口13aが開くと、トナー室13内のトナー14が
現像ローラ17へ供給可能となる。この新しいカートリ
ッジをカートリッジ室に装填してから、カートリッジ室
の蓋を閉じると、前述したように空情報の有無がチェッ
クされる。新品のカートリッジには、空情報が書き込ま
れていないので、前述したようにプリンタを正常動作さ
せることができる。
【0070】ユーザーによっては、空となったカートリ
ッジに対して、トナーの補充を詰め替え業者に依頼する
ことがある。詰め替え業者は、係止爪40を係合穴56
から外し、また係止爪41を係止突起57から外して、
カートリッジ12を上部カートリッジ32と下部カート
リッジ33とに分解する。
【0071】カートリッジ12の分解後、各部を清掃し
てから、上部カートリッジ32のトナー排出口13a
に、シールテープを張りつけてこれを閉鎖する。次に、
上部カートリッジ32のキャップ37を外して、トナー
をトナー室13内に補充する。トナーの補充後に、キャ
ップ37を再びはめ込み、トナー室13を密閉する。詰
め替え業者は、トナーの補充後に、上部カートリッジ3
2と下部カートリッジ33とを組み立て、この組み立て
られたカートリッジ12を包装してユーザーへ発送す
る。
【0072】詰め替え業者から戻されてきた不適正なカ
ートリッジをプリンタ本体11にセットすると、前述し
たように空情報のチェックが行われる。この詰め替え品
では、一度トナー切れとなっているから、カートリッジ
メモリ65に空情報が書き込まれている。このため、C
PU60はトナーの詰め替えが行われた不適正なカート
リッジであると判断し、警告表示するとともに、プリン
トを禁止する。
【0073】プリント禁止の状態では、パソコン等から
プリント要求があっても、プリンタ10はプリント動作
を実行しないため、トナー詰め替えをした不適正なカー
トリッジは使用することができない。結果的に、ユーザ
ーは、これ以降トナーの詰め替え依頼を断念し、プリン
タメーカーから提供されている適正なカートリッジを使
用することなる。これは、不適正なトナーの使用による
印字品質の低下を防止し、またプリンタの故障防止に寄
与する。更に、プロセスカートリッジでは、感光ドラム
15等の部品が品質保証期間を経過した状態で使用され
るのを防止し、それによる印字品質の低下を防ぐことが
できる。
【0074】図7は、カートリッジを識別するためのI
Dを各カートリッジに割り当てるとともに、プリンタメ
モリ61にIDとともに空情報を記憶させる例を示す。
また、この例では、一度使用され、トナー切れと判断さ
れたカートリッジには、そのカートリッジメモリ65
に、空情報の代わりに、取り出し情報を書き込むように
している。
【0075】カートリッジ12のセットが検出される
と、CPU60は、前述したような手順でカートリッジ
メモリ65の有無をチェックする。カートリッジメモリ
65が設けられていないものは、正規のカートリッジで
ないと判断される。また、カートリッジメモリ65が設
けられていても、IDを読み出すことができないとき
は、正規のカートリッジでないと判断される。
【0076】また、IDを暗号化して使用したり、ある
いはその読み出し手順に特殊なプロトコルを使用するこ
とにより、正規のカートリッジ以外では、たとえカート
リッジメモリ65が設けられていても、IDを読みだす
ことができない。これらの場合、警告表示するととも
に、プリント動作を禁止する。
【0077】次に、正規のカートリッジの場合、ID及
び取り出し情報が読み出される。読みだされた情報の
内、はじめにIDの照合が行われる。この照合では,ま
ず、IDのデータフォーマットから正規のIDかどうか
をチェックする。ID自体のチェック後に、このIDが
プリンタメモリ61に記憶されているかどうかを検査す
る。これは、一度使用されたカートリッジでは、そのI
Dがプリンタメモリ61に記憶されているから、ID照
合によって、新品のカートリッジであるか、あるいは前
にプリンタ本体11にセットしたことがあるカートリッ
ジかどうかが判断される。
【0078】ID照合によって、一度使用したことがあ
るカートリッジであると判定されると、1Dに基づいて
空情報のデータをプリンタメモリ61から読みだす。も
し、空情報がある場合は、トナーが詰め替えられた不適
正なカートリッジであると判断し、警告表示とプリント
の禁止をする。他方、空情報がないときはトナー詰め替
えがされていない適正なカートリッジであると判断し、
プリンタ10を正常動作させる。
【0079】また、ID照合によってIDが一致しない
場合には、次に、取り出し情報の有無をチェックする。
取り出し情報が有る場合には、不適正なカートリッジで
あると判断し、警告表示とプリントの禁止をする。他
方、取り出し情報が無い場合には、新品の適正なカート
リッジであると判断し、IDをプリンタメモリ61に書
き込む。この場合には、プリンタが正常動作してプリン
トをすることができる。
【0080】このように、ID照合とともに、取り出し
情報のチェックを行うことにより、新品のカートリッジ
か、他のプリンタで一度使用されたカートリッジかの区
別を行うことができるようになる。これにより、トナー
の詰め替えを行ったカートリッジを他のプリンタで使用
するというカートリッジの転用を防止することができ
る。
【0081】プリンタの正常動作中に、プリンタ枚数カ
ウンタ64が所定値に達すると、IDに関係づけて空情
報がプリンタメモリ61に書き込まれるとともに、カー
トリッジを交換すべきことが表示される。
【0082】カートリッジメモリ65への取り出し情報
の書き込みは、カートリッジの取り出し準備動作に連動
して行われる。したがって、プリンタメモリ61に空情
報が書き込まれても、カートリッジを取り出さない限
り、そのままプリンタを稼働して適当な枚数のプリント
をすることができる。
【0083】カートリッジ12をプリンタ本体11から
取り出す際に、空情報のチェックが行われる。プリンタ
メモリ61に空情報が書き込まれている場合には、カー
トリッジメモリ65に取り出し情報が書き込まれる。空
情報がプリンタメモリ61に書き込まれていない場合に
は、取り出し情報の書き込みは行われない。したがっ
て、取り出した使用途中のカートリッジ12を再度プリ
ンタ本体11にセットすれば、プリンタを正常に動作さ
せることができる。
【0084】使用済みの空のカートリッジは、カートリ
ッジの販売業者を介して、プリンタメーカーに回収され
てリサイクルが行われる。プリンタメーカーは、カート
リッジを分解し、清掃してから各部品を検査する。正常
な部品は再使用し、故障や使用期間が経過した部品は素
材に戻して再利用する。また、各部品が正常で、カート
リッジ全体がそのまま使用できるものは、純正のトナー
を充填することができる。この場合には、カートリッジ
メモリ65に書き込まれていた空情報や取り出し情報を
消去する。また、カートリッジメモリにIDを記憶する
ものでは、新しいIDを書き込む。この純正なトナーを
充填したものは、適正なカートリッジとして取り扱われ
る。
【0085】カートリッジメモリ65の情報自体を暗号
化したり、暗号で書き込みや消去が保護されている場
合、プリンタメーカーがトナーの充填を行うときには、
プリンタメーカーは、情報自体が暗号で書かき込まれて
いるときは、暗号を入力して情報をクリアし、また、暗
号で書き込みや消去が保護されているときは、暗号入力
で保護を解除してから情報の書き込みや消去を行う。
【0086】また、カートリッジメモリだけが故障して
いることがある。このような場合には、カートリッジメ
モリだけを簡単に交換できる方が、リサイクルする上で
望ましい。そこで、カートリッジメモリは、カートリッ
ジから取外しができるようにするのがよい。
【0087】上記例では、カートリッジの転用を防止す
るために、カートリッジメモリにカートリッジIDとと
もに取り出し情報を使用している。これ以外にも、カー
トリッジメモリにプリンタIDと空情報を記憶させる方
法を用いても、同様の効果が得られる。この場合、ま
ず、プリンタにカートリッジがセットされると、プリン
タのIDがカートリッジメモリに書き込まれる。そし
て、トナー切れと判断された時に、カートリッジメモリ
に空情報が書き込まれる。
【0088】プリンタは、カートリッジがセットされる
と、カートリッジメモリからプリンタIDを読み出す。
プリンタIDがセットされていなければ、新品のカート
リッジと判断してプリンタを正常動作させる。他方、プ
リンタIDがセットされている場合、プリンタIDの照
合を行う。IDが不一致の場合、カートリッジの転用と
判断する。一致した場合、空情報の有無をチェックす
る。空情報があれば、トナーの詰め替えが行われたもの
と判断し、無ければプリンタを正常に動作させる。
【0089】また、上記例では、プリンタの稼動情報と
して、プリントした記録紙の枚数を使用し、これをプリ
ント枚数カウンタでカウントすることにより、トナーの
残量が所定量以下に減少したことを予測するようにして
いる。プリンタの稼動情報としては、これ以外にも、例
えば、図8に示すように、プリンタが印字するデータ数
の累積値を使用して、トナーの残量が所定量以下に減少
したことを予測するようにしてもよい。
【0090】また、上記例では、プリンタ稼動情報をプ
リンタ側のCPUでカウントし、そのカウント値に基づ
いて、カートリッジメモリに空情報の書き込みを行って
いる。これ以外にも、例えば、カートリッジ側にカート
リッジメモリとともにCPUを設け、空情報の書き込み
をカートリッジ側で行うようにしてもよい。この場合、
プリンタは、1枚プリントする毎にカートリッジに対し
てデータを送る。カートリッジCPUは、このデータを
受け取ると、カートリッジメモリのプリント枚数を更新
する。このカートリッジCPUは、プリント枚数が所定
値に達すると、空情報をカートリッジメモリに書き込
む。
【0091】また、上記例は、プロセスカートリッジで
あるが、本発明は、トナーだけを収納したトナーカート
リッジに対しても利用することができる。本発明は、更
にインクジェットプリンタ用のインクを収納したインク
カートリッジ,ドットプリンタ用のインクリボンを収納
したリボンカートリッジ,サーマルプリンタ用のインク
リボンを収納したリボンカートリッジ等にも適用するこ
とができる。また、本発明は、プリンタの他に、ファク
シミリ,複写機等の画像形成装置にも適用される。
【0092】図9は、記憶媒体(CD,フロッピー(登
録商標),ICメモリ,MO等)に格納された詰め替え
カートリッジの検出・使用禁止のプログラムをプリンタ
にインストールする例を示す。プリンタ80は、パソコ
ン81に接続されており、パソコン81の文字データや
画像データがプリンタ本体80に送られて記録紙にプリ
ントされる。
【0093】図6〜図8に示すような詰め替えカートリ
ッジの検出・使用禁止機能がプリンタ本体80に与えら
れていない場合には、トナーを詰め替えたカートリッジ
の使用を阻止することができない。このようなプリンタ
本体80に対しては、詰め替えカートリッジの検出・使
用禁止のプログラムをインストールすることが必要であ
る。
【0094】記憶媒体であるCD82には、例えば、図
7に示すフローチャートを実行するプログラムが記憶さ
れている。このCD82は、パソコン81のCDドライ
ブ(図示せず)にセットされる。パソコン81は、CD
82に記憶されたプログラムを読み出し、プリンタ本体
80のハードディスク83に書き込む。
【0095】プリンタ本体80のCPU84は、ハード
ディスク83に書き込まれたプログラムを実行すること
で、前述したようにトナーを詰め替えたカートリッジを
検出し、そして警告及び使用禁止をする。
【0096】入力装置85は、スキャナー,デジタルカ
メラ等からの画像データや文字データを入力するための
ものである。ROM86は、プリント部87のプリント
動作を制御するためのプログラムや、画像処理するため
のプログラム等が格納されている。また、RAM88に
は、データを一時的に記憶するために使われる。
【0097】なお、CD82をプリンタ本体80に直接
セットして、必要なプログラムをプリンタ本体80に書
き込んでもよい。更には、CDをプリンタ本体80にセ
ットしたまま使用し、このCDから読み出したプログラ
ムを実行して、トナー詰め替えカートリッジの判定等を
してもよい。
【0098】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
消耗品を使い切ったときには、消耗品がなくなったこと
を示す空情報を記憶手段に書き込むから、この空情報の
有無によって、消耗品の詰め替えが行われた不適正なカ
ートリッジかどうかを確実に検出することができる。
【0099】また、本発明は、消耗品が詰め替えられた
不適正なカートリッジを検出したときに、警告表示をし
たり、プリントを禁止するようにしたから、消耗品を詰
め替えた不適正なカートリッジの使用を阻止することが
できる。
【0100】更に、本発明は、記憶手段に空情報を書き
込んでいるから、電磁ブレーキのように簡単に修理され
て再使用が可能な状態にされることはない。この情報を
暗号化したり、特殊な読み出し手順を採用したりして情
報の保護を図れば、更に消耗品詰め替え防止が確実とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真式プリンタの一例を示す概略図であ
る。
【図2】上部カートリッジの斜視図である。
【図3】下部カートリッジの斜視図である。
【図4】上部カートリッジと下部カートリッジとを組み
立てたカートリッジの断面図である。
【図5】電子写真式プリンタの電気構成を示すブロック
図である。
【図6】カートリッジメモリに空情報を書き込むように
した例を示すフローチャートである。
【図7】カートリッジメモリにIDを記憶し、プリンタ
メモリに空情報を書き込むようにした例を示すフローチ
ャートである。
【図8】プリンタ稼動情報として、印字データ累積数を
使用した例を示すフローチャートである。
【図9】詰め替えカートリッジの検出・禁止のプログラ
ムを記憶媒体からプリンタにインストールする例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 11 プリンタ本体 12 カートリッジ 13 トナー室 14 トナー 32 上部カートリッジ 33 下部カートリッジ 64 プリント枚数カウンタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B41J 2/175 B41J 32/00 Z 32/00 3/04 102Z (56)参考文献 特開 平3−220572(JP,A) 特開 平6−75442(JP,A) 特開 平10−240101(JP,A) 特開2000−326518(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 512 G03G 15/00 550 G03G 15/08 114 B41J 2/175 B41J 32/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタの稼動情報に基づいて、画像形
    成装置に交換可能にセットされるカートリッジ内に収納
    された消耗品の残量が所定量以下に減少したことを予測
    する手段と、前記カートリッジに設けられ、 消耗品が空になったこと
    を表す空情報を記憶するカートリッジ側記憶手段と、前記消耗品の残量が 所定量以下であることが予測された
    場合には、前記カートリッジが画像形成装置から取り出
    される際に、前記カートリッジ側記憶手段に前記空情報
    を書き込む書き込み手段と、 このカートリッジ側記憶手段に空情報が記憶されている
    かどうかを調べ、空情報が与えられているときは不適正
    カートリッジであると判定する手段とからなることを特
    徴とする不適正カートリッジの検出装置。
  2. 【請求項2】 プリンタの稼動情報に基づいて、画像形
    成装置に交換可能にセットされるカートリッジ内に収納
    された消耗品の残量が所定量以下に減少したことを予測
    する手段と、前記カートリッジに設けられ、 カートリッジの識別情報
    を記憶するとともに、カートリッジが画像形成装置から
    取り出されたことを表す取り出し情報を記憶するカート
    リッジ側記憶手段と、前記消耗品の残量が 所定量以下であることが予測され
    場合に、消耗品が空になったことを表す空情報を、前記
    識別情報とともに画像形成装置に設けられた装置側記憶
    手段に書き込むとともに、カートリッジが画像形成装置
    から取り出される際に、前記装置側記憶手段に前記空情
    報がある場合には、前記取り出し情報を前記カートリッ
    ジ側記憶手段に書き込む書き込み手段と、 カートリッジ側記憶手段に取り出し情報が書き込まれ、
    装置側記憶手段に当該カートリッジに対応する空情報が
    書き込まれている場合には、 不適正カートリッジである
    と判定する手段とからなることを特徴とする不適正カー
    トリッジの検出装置。
  3. 【請求項3】 前記不適正カートリッジであると判定さ
    れたときに、警告表示する表示手段と、このカートリッ
    ジがセットされた画像形成装置の画像形成動作を禁止す
    る手段とを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載
    不適正カートリッジの検出装置。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジ側記憶手段が設けられ
    ているかどうかを判定する手段を設け、前記カートリッ
    ジ側記憶手段が設けられていないときは不適正カートリ
    ッジであると判定することを特徴とする請求項1ないし
    3いずれか記載の不適正カートリッジの検出装置。
  5. 【請求項5】 前記不適正カートリッジの判定は、カー
    トリッジが画像形成装置にセットされたときに行われる
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の不適
    カートリッジの検出装置。
  6. 【請求項6】 前記プリンタの稼動情報は、プリントし
    た記録紙の累積枚数又は累積画像データ量であることを
    特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の不適正カー
    トリッジの検出装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置に交換可能にセットされた
    カートリッジが不適正カートリッジであるかどうかを判
    定する不適正カートリッジの検出方法であって、 プリンタの稼働情報に基づいて消耗品の残量が所定量以
    下に減少することを予測し、 前記残量が所定量以下に減少したことを予測した場合に
    は、カートリッジが画像形成装置から取り出される際
    に、消耗品が空になったことを表す空情報を前記カート
    リッジに設けられたカートリッジ側記憶手段に書き込
    み、 前記 空情報が書き込まれたカートリッジが再使用される
    ときは、不適正カートリッジであると判定し、不適正カートリッジであると判定した場合には、 警告又
    は画像形成動作を禁止することを特徴とする不適正カー
    トリッジの検出方法。
  8. 【請求項8】 画像形成装置に交換可能にセットされた
    カートリッジが不適正カートリッジであるかどうかを判
    定する不適正カートリッジの検出方法であって、 プリンタの稼働情報に基づいて消耗品の残量が所定量以
    下に減少することが予測された場合に、カートリッジに
    設けられたカートリッジ側記憶手段から読み出 された識
    別情報とともに、消耗品が空になったことを表す空情報
    を画像形成装置に設けられた装置側記憶手段に書き込
    み、 前記カートリッジが画像形成装置から取り出される際
    に、前記装置側記憶手段に前記空情報が書き込まれてい
    る場合には、カートリッジが画像形成装置から取り出さ
    れたことを表す取り出し情報を前記カートリッジ側記憶
    手段に書き込み、 前記カートリッジ側記憶手段に取り出し情報が書き込ま
    れ、かつ、前記装置側記憶手段に当該カートリッジの識
    別情報に対応して前記空情報が書き込まれている場合に
    は、不適正カートリッジであると判定し、 不適正カートリッジであると判定した場合には、警告又
    は画像形成動作を禁止することを特徴とする不適正カー
    トリッジの検出方法。
  9. 【請求項9】 前記プリンタの稼動情報は、プリントし
    た記録紙の累積枚数又は累積画像データ量であることを
    特徴とする請求項7又は8記載の不適正カートリッジの
    検出方法。
  10. 【請求項10】 画像形成装置本体に交換可能にセット
    され、画像記録に使用する消耗品を収容する消耗品収納
    室と、消耗品が空になったことを表す空情報を記憶する
    カートリッジ側記憶手段とを有するカートリッジと、 記録紙に画像を記録するプリント部と、このプリント部
    の稼動状況に基づいて、使用中のカートリッジの消耗品
    の残量が所定値以下に減少したことを予測する手段と、
    所定量以下であることが予測された場合には、前記カー
    トリッジが画像形成装置本体から取り出される際に、前
    記カートリッジ側記憶手段に前記空情報を書き込む手段
    と、前記カートリッジ側記憶手段に空情報が記憶されて
    いるかどうかを調べ、空情報が記憶されているときは、
    不適正カートリッジであると判定して画像形成を禁止す
    る手段とを有する画像形成装置とからなることを特徴と
    する不適正カートリッジの検出システム。
  11. 【請求項11】 画像形成装置本体に交換可能にセット
    され、画像記録に使用する消耗品を収容する消耗品収納
    室と、画像形成装置本体から取り出されたことを表す取
    り出し情報及び識別情報を記憶するカートリッジ側記憶
    手段とを有するカートリッジと、 記録紙に画像を記録するプリント部と、このプリント部
    の稼動状況に基づいて、使用中のカートリッジの消耗品
    の残量が所定値以下に減少したことを予測する手段と、
    所定量以下であることが予測された場合に、装置側記憶
    手段に、当該カートリッジの識別情報とともに、前記消
    耗品が空になったことを表す空情報を前記識別情報とと
    もに書き込むとともに、カートリッジが画像形成装置か
    ら取り出される際に、前記空情報が書き込まれている場
    合には、カートリッジが取り出されたことを表す取り出
    し情報を前記カートリッジ側記憶手段に書き込む書き込
    み手段と、前記カートリッジ側記憶手段に取り出し情報
    が書き込まれ、かつ、前記装置側記憶手段に当該カート
    リッジの識別情報に対応して前記空情報が書き込まれて
    いる場合には、不適正カートリッジであると判定して画
    像形成を禁止する手段とを有する画像形成装置とからな
    ることを特徴とする不適正カートリッジの検出システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記プリンタの稼動情報は、プリント
    した記録紙の累積枚数又は累積画像データ量であること
    を特徴とする請求項10及び11記載の不適正カートリ
    ッジの検出システム。
  13. 【請求項13】 画像記録に使用する消耗品を収容する
    消耗品収納室と、少なくとも、消耗品が空になったこと
    を表す空情報及び画像形成装置が取り出されたことを表
    す取り出し情報を記憶する記憶手段とを備えたことを特
    徴とするカートリッジ。
  14. 【請求項14】 プリンタの稼動情報に基づいて、画像
    形成装置に交換可能にセットされるカートリッジ内に収
    納された消耗品の残量が所定量以下に減少したことを予
    測するステップと、所定量以下であることが予測された
    場合には、カートリッジが画像形成装置から取り出され
    る際に、消耗品が空になったことを表す空情報を、前記
    カートリッジに設けられたカートリッジ側記憶手段に書
    き込むステップと、前記カートリッジ側記憶手段に空情
    報が書き込まれているかどうかを調べ、空情報が書き込
    まれているときは不適正カートリッジであると判定する
    ステップとを実行するプログラムを記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 プリンタの稼動情報に基づいて、画像
    形成装置に交換可能にセットされるカートリッジ内に収
    納された消耗品の残量が所定量以下に減少したことを予
    測するステップと、所定量以下であることが予測され
    場合には、カ ートリッジ側記憶手段から読み出された識
    別情報とともに、消耗品が空になったことを表す空情報
    、画像形成装置本体に設けられた装置側記憶手段に書
    き込むとともに、カートリッジが画像形成装置から取り
    出される際に、前記装置側記憶手段に前記空情報が書き
    込まれている場合には、カートリッジが取り出されたこ
    とを表す取り出し情報を前記カートリッジ側記憶手段に
    書き込むステップと、前記カートリッジ側記憶手段に取
    り出し情報が書き込まれ、かつ、前記装置側記憶手段
    に、当該カートリッジの識別情報に対応して空情報が書
    き込まれている場合には、不適正カートリッジであると
    判定するステップとを実行するプログラムを記憶したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
JP28046699A 1999-09-30 1999-09-30 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ Expired - Fee Related JP3476397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28046699A JP3476397B2 (ja) 1999-09-30 1999-09-30 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28046699A JP3476397B2 (ja) 1999-09-30 1999-09-30 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003173258A Division JP3781372B2 (ja) 2003-06-18 2003-06-18 不適正カートリッジの検出装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001100599A JP2001100599A (ja) 2001-04-13
JP3476397B2 true JP3476397B2 (ja) 2003-12-10

Family

ID=17625469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28046699A Expired - Fee Related JP3476397B2 (ja) 1999-09-30 1999-09-30 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3476397B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3606271B2 (ja) 2002-06-05 2005-01-05 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP3818221B2 (ja) 2002-06-10 2006-09-06 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、その消耗部材の交換方法および交換システム
JP4259059B2 (ja) * 2002-07-18 2009-04-30 セイコーエプソン株式会社 カートリッジおよび印刷装置
JP4259058B2 (ja) * 2002-07-18 2009-04-30 セイコーエプソン株式会社 カートリッジおよび印刷装置
US6789864B2 (en) 2002-08-13 2004-09-14 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Systems and methods for refilling printing cartridges
JP4356335B2 (ja) * 2003-03-11 2009-11-04 ブラザー工業株式会社 液体供給装置
JP2004264865A (ja) * 2004-04-27 2004-09-24 Fuji Photo Film Co Ltd カートリッジ
JP4541873B2 (ja) * 2004-12-24 2010-09-08 株式会社Pfu インク記録装置
JP4488095B2 (ja) * 2008-07-28 2010-06-23 セイコーエプソン株式会社 Icチップおよび印刷装置
JP5553786B2 (ja) * 2011-03-02 2014-07-16 東芝テック株式会社 インクリボンカセット、ドットマトリクスプリンタおよびその寿命判定方法
JP6079063B2 (ja) * 2012-08-31 2017-02-15 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
JP2015164804A (ja) * 2015-02-25 2015-09-17 利仁 曽根 印刷消耗品システム
JP6627371B2 (ja) * 2015-09-28 2020-01-08 ブラザー工業株式会社 画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001100599A (ja) 2001-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3476396B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体
US6658219B1 (en) Method, device, system and recording medium for detecting improper cartridge, and cartridge
JP3396191B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ
JP3476397B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ
JP2004264865A (ja) カートリッジ
JP3476399B2 (ja) カートリッジの寿命検出方法及び装置及びシステム並びにカートリッジ及び記憶媒体
JP3732845B2 (ja) 画像形成装置
JP3732847B2 (ja) 画像形成装置
JP3781372B2 (ja) 不適正カートリッジの検出装置及び方法
JP3400963B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並び記憶媒体及びカートリッジ
JP3732848B2 (ja) プログラムが格納された記憶媒体
JP3711284B2 (ja) 画像形成装置
JP3732844B2 (ja) 画像形成装置及びカートリッジ
JP3527444B2 (ja) カートリッジの使用禁止方法及び装置及びシステム,カートリッジ,記憶媒体,カートリッジの使用済み判定装置並びに画像形成システム
JP3760169B2 (ja) カートリッジのリサイクル方法
JP3299527B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体
JP2004199095A (ja) カートリッジ及び画像形成装置
JP2004246372A (ja) 画像形成装置
JP3476401B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びにカートリッジ及び記憶媒体
JP2004220055A (ja) カートリッジ
JP2004199096A (ja) カートリッジ
JP2004220054A (ja) カートリッジ及びメモリ
JP3369518B2 (ja) カートリッジの情報変更装置及び方法及びシステム
JP2004086232A (ja) カートリッジの再使用禁止装置及び画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3476397

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070926

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees