JP2004086232A - カートリッジの再使用禁止装置及び画像形成システム - Google Patents

カートリッジの再使用禁止装置及び画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004086232A
JP2004086232A JP2003418490A JP2003418490A JP2004086232A JP 2004086232 A JP2004086232 A JP 2004086232A JP 2003418490 A JP2003418490 A JP 2003418490A JP 2003418490 A JP2003418490 A JP 2003418490A JP 2004086232 A JP2004086232 A JP 2004086232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
toner
remaining amount
photosensitive drum
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003418490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004086232A5 (ja
Inventor
Yoshihiro Ito
伊藤 嘉広
Kazuo Okoyama
小古山 一夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2003418490A priority Critical patent/JP2004086232A/ja
Publication of JP2004086232A publication Critical patent/JP2004086232A/ja
Publication of JP2004086232A5 publication Critical patent/JP2004086232A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 使用済みのカートリッジの再使用を禁止すること。
【解決手段】 消耗品を収容するカートリッジには、CPUとメモリとが設けられている。カートリッジCPUは、カートリッジの使用中に、感光ドラムの回転数の累積値を求め、その値をカートリッジメモリに書き込む。プリンタは、、カートリッジメモリに書き込まれた累積値を読み出して、累積値が所定値以上に達しているとトナーの残量が所定量以下であると推定し、カートリッジを使用済みと判定する。カートリッジが使用済みであると判定されると、カートリッジが再使用できないことを警告表示するとともに、カートリッジを作動不能にする。
【選択図】    図6

Description

 本発明は、プリンタ,ファクシミリ,複写機等の画像形成装置に交換可能にセットされるカートリッジが使用済みかどうかを判定しその再使用を禁止するカートリッジの再使用禁止装置及び画像形成システムに関するものである。
 例えば電子写真式のプリンタでは、現像媒体としてトナーを充填したトナーカートリッジが用いられている。このトナーカートリッジでは、その製造時に一定量のトナーが充填されており、プリンタに交換可能にセットされる。このトナーカートリッジは、補充瓶からのトナーをプリンタ内のトナー収納室へ補給することが不要であるため、手や衣服がトナーで汚れる心配がなく、またトナーカートリッジを交換するだけでよいので、操作が簡単である等の利点がある。
 このトナーカートリッジを更に発展させ、感光ドラム,帯電ローラ,現像ローラ,クリーニング部等を取り付けたプロセスカートリッジが知られている。このプロセスカートリッジでは、トナーの交換と同時に感光ドラム等も交換されるから、メンテナンスが簡便であり、メンテナンス契約も特に必要とされない等の利点があるため、個人用プリンタ等に広く使用されている。
 使用済みのカートリッジは、カートリッジ販売業者を介してプリンタメーカーに回収される。プリンタメーカーは、環境汚染防止や資源の有効活用の観点から、使用済みカートリッジを分解し、各部品を検査して正常なものは再使用し、またプラスチック部品は溶解・ペレット化して、プラスチック材料として再利用をしている。また、このカートリッジのリサイクルによって、カートリッジの販売価格の引下げも図っている。
 使用済みのカートリッジの全てがプリンタメーカーに戻されるのではなく、その一部がトナーの詰め替え業者にまわされる。トナー詰め替え業者は、所定の料金で詰め替えを請け負い、カートリッジを分解して適当なトナーを補給する。また、使用済みのカートリッジを購入し、これを分解し、トナーを補給してから、再生カートリッジとして、新品のカートリッジに比べてかなり安い価格で一般ユーザーに販売するトナー詰め替え業者もある。
 カートリッジの製造時に充填されるトナー(純正品)は、プリンタのプロセス特性(感光ドラムの特性,帯電電圧,クリーニング特性,定着特性)を考慮して、トナーの成分を決定している。しかし、トナー詰め替え業者が使用するトナーは、その組成成分が純正品のトナーとは異なっているため、印字品質の低下を起こすことがある。また、トナーが定着ローラにこびりついたりして、定着ローラを損傷することもある。
 印字品質の低下や、故障が発生した場合に、補給したトナーに原因があるにもかかわらず、ユーザーはプリンタに原因があると誤解することが多い。これによって、地道に積み上げてきたプリンタの信頼性が一挙に失われることになる。また、ユーザーによっては、プリンタを製造したメーカーを信頼しなくなり、このメーカーが取り扱う全製品に対して嫌悪感を懐くこともある。
 プリンタメーカーの信頼性を維持するには、詰め替え業者によるトナーやインク等の消耗品の詰め替えを事前に防止したり、あるいは消耗品を詰め替えた不適正なカートリッジは再使用できないようにする等の対策を考慮することが必要である。
 消耗品の詰め替え防止対策としては、下記特許文献1に、プリント枚数をカウントするカウンタと、現像ローラの回転を阻止する電磁ブレーキを設けたプロセスカートリッジが記載されている。このプロセスカートリッジでは、トナーの消費量をプリント枚数から間接的に調べ、プリント枚数が一定値に達したときに、トナー切れが発生したと推測し、電磁ブレーキを作動する。この電磁ブレーキによって、現像ローラの回転が阻止されるから、いったんトナー切れとなると、トナーの補充の有無にかかわらず、プロセスカートリッジを使用することができなくなる。このため、トナーは入っているが、電磁ブレーキがかかっているプロセスカートリッジは、これをプリンタにセットしても使用することができない。これにより、ユーザーはトナーの詰め替えを断念すると考えられるので、間接的にトナーの詰め替えが防止される。
特開平7−28320号公報
 しかしながら、従来のトナー詰め替え防止対策では、プロセスカートリッジに電磁ブレーキを設けなければならないため、プロセスカートリッジが複雑で大型化するという問題がある。また、電磁ブレーキがかかっている状態は直ぐに分かるので、プロセスカートリッジの分解時に、電磁ブレーキを除去するか、あるいはブレーキがきかない状態にすることができるから、カートリッジの再使用を確実に禁止することはできない。このため、有効な詰め替え防止策にならない。
 本発明は、カートリッジの大型化を招くことなく、また簡単な構成で、消耗品(トナー,インク)を使い切った使用済みカートリッジの再使用を禁止して消耗品の詰め替えを防止することを目的とするものである。
 本発明のカートリッジの再使用禁止装置は、画像形成装置に交換可能にセットされるカートリッジ内に収納された消耗品の残量を間接的に調べる残量測定手段と、消耗品の残量が所定量以下になったと推定されたときにカートリッジが使用済みであると判定する判定手段と、使用済みと判定された場合に、消耗品を使い切ったカートリッジの再使用を禁止するための再使用禁止手段と、使用済みと判定された場合に、そのカートリッジの再使用ができない旨を警告するための警告手段とからなることを特徴とする。
 前記カートリッジは、消耗品収納室,感光ドラム,帯電ローラ,現像ローラを有するカートリッジであり、前記消耗品の残量を間接的に調べる残量測定手段は、感光ドラム,現像ローラ,帯電ローラ又は帯電ローラの回転を検出する手段と、この回転検出手段からの信号に基づいて回転数の累積値を、前記カートリッジに設けられた記憶手段に書き込む手段とからなり、前記判定手段は、前記累積値から消耗品の残量を推定することが好ましい。
 本発明の画像形成システムは、消耗品を収納する消耗品収納室を備えたカートリッジと、このカートリッジが交換可能にセットされる画像形成装置とからなる画像形成システムにおいて、前記消耗品の残量を間接的に調べる残量測定手段と、消耗品の残量が所定量以下になったと推定されたときにカートリッジが使用済みであると判定する判定手段と、使用済みと判定された場合に、消耗品が詰め替えられたカートリッジの再使用を禁止するための再使用禁止手段と、使用済みと判定された場合に、そのカートリッジの再使用ができない旨を警告するための警告手段とからなることを特徴とする。
 以上詳細に説明したように、本発明は、画像形成装置に交換可能にセットされるカートリッジ内に収納された消耗品の残量を間接的に調べて、消耗品の残量が所定量以下になったと推定されたときにカートリッジが使用済みであると判定し、使用済みと判定された場合に、消耗品を使い切ったカートリッジの再使用を禁止するとともに、そのカートリッジの再使用ができない旨を警告するようにしたから、不適正な消耗品の詰め替えが防止される。
 図1は、本発明が適用される電子写真方式のプリンタを示すものである。プリンタ10は、プリンタ本体11にカートリッジ12が交換可能にセットされている。このカートリッジ12には、トナー14が充填されたトナー室13の他に、感光ドラム15,帯電ローラ16,現像ローラ17が設けられており、いわゆるプロセスカートリッジの形態をしている。
 感光ドラム15は、金属製の円筒体の外周面に、光導電性の皮膜が設けられている。帯電ローラ16は、金属製の軸と、その外周にはめ込んだ導電性を有する発泡ウレタンの筒体と、この発泡ウレタンの外側に嵌めた半導電性を有するプラスチック製のチューブとからなる。この帯電ローラ16は発泡ウレタンの弾力によって、感光ドラム15の外周面に接触している。また、感光ドラム15と帯電ローラ16との間に一定の電圧を印加するために、感光ドラム15の円筒体と、帯電ローラ16の軸は、プリンタ本体11内の電源回路に接続されている。この接続のために、カートリッジ12と、プリンタ本体11には電気接点(図5の符号68参照)が設けられている。
 給紙トレイ20上には、複数枚の記録紙21がセットされている。給紙トレイ20の一番上にある記録紙21が給紙ローラ22で引き出され、一対の搬送ローラ23に向けて給紙される。搬送ローラ対23は、記録紙21をニップして転写位置に搬送する。この転写位置には、転写ローラ24が配置されており、カートリッジ12がセットされたときに、その感光ドラム15に接触する。
 プリント時には、感光ドラム15が一定速度で時計方向に回転する。この感光ドラム15は、帯電ローラ16に接触しながら通過するときに外周面が一様に帯電される。また、半導体レーザ26は、画像データに応じて駆動され、強度変調されたレーザ光を発生する。このレーザ光は、ポリゴンミラー27を経て、回転中の感光ドラム15に入射する。ポリゴンミラー27は、レーザ光を感光ドラム15の軸方向(主走査方向)に振らすことで、ラスタスキャンをする。感光ドラム15は、レーザ光が照射された部分が除電されるから、その外周に静電潜像が形成される。
 トナー室13内のトナー14は、回転中の現像ローラ17の外周に付着して搬送される。トナー14は、現像ローラ17に付着して搬送される間に、規制ブレード28(図4参照)を通過する。この通過時に、トナー14は、規制ブレード28との摩擦により、感光ドラム15と逆極性に帯電される。このトナー14が感光ドラム15まで運ばれると、静電力で感光ドラム15に吸着されるため、感光ドラム15の静電潜像がトナー像に可視化される。
 感光ドラム15の回転によって、トナー像は転写位置まで移動する。この転写位置では、記録紙21が、転写ローラ24と感光ドラム15との間に挟まれて、感光ドラム15の周速度と同じ速度で移動している。転写ローラ24は、トナー像と逆の電位にバイアスされているから、感光ドラム15上のトナー像が記録紙21に転写される。
 トナー像が転写された記録紙21は、定着器29に向かって搬送される。この定着器29は、一対の定着ローラ30と、ヒータ(図示せず)とから構成されており、トナーを加熱して溶融する。溶融したトナーは、記録紙21に吸着される。定着処理された記録紙21は、プリンタ本体11から排紙される。
 図2〜図4は、カートリッジの一例を示すものである。図2は上部カートリッジを示し、図3は下部カートリッジを示す。また、図4は組立状態を示す。上部カートリッジ32及び下部カートリッジ33の本体34,35は、黒色をしたプラスチック成形品である。
 図2及び図4において、上部カートリッジ32には、トナー室13が形成されており、製造時に所定量のトナーが充填されている。このトナー室13の下方には、細長なトナー供給口13aが形成されており、使用前にはシールテープ(図示せず)で封鎖されている。また、トナー室13の側面には、トナーを充填するための充填口(図示せず)が設けられており、トナーの充填後はキャップ37で封止されている。符号38は、トナー室13の天板であり、上部カートリッジ本体34に接着されている。
 カートリッジ12が組み立てられた状態では、キャップ37が外部に露呈しないように、キャップ37は、下部カートリッジ本体35によって覆われている。したがって、カートリッジ12がいったん組み立てられた以降は、上部カートリッジ本体34と下部カートリッジ本体35とに分解しない限り、トナーが充填できないようになっている。
 上部カートリッジ本体34には、帯電ローラ16が回転自在に取り付けられている。この帯電ローラ16に近接した位置に、露光開口39が形成されており、この露光開口39を通ってレーザ光が感光ドラム15に入射する。
 符号54は、露光開口39を覆って感光ドラム15へのレーザ光を遮断するシャッタである。このシャッタ50は、露光開口39を開く開き位置とそれを閉じる閉じ位置との間で移動自在に取り付けられている。このシャッタ50は、開き位置にセットされて出荷される。そして、カートリッジ12が使用され、トナー14の残量が所定量以下になってカートリッジ12が使用済みとなると、シャッタ50が閉じ位置に移動し露光開口39を閉鎖する。これにより、カートリッジ12が作動不能になりその再使用が禁止される。
 また、上部カートリッジ32を下部カートリッジ33に結合するために、上部カートリッジ本体34には、トナー室13側に2個の係止爪40が、そして帯電ローラ16側に2個の係止爪41が形成されている。なお、符号42〜44は、図4で明らかなように、露光室45内にトナー14が入り込まないように、隙間を塞ぐためのスポンジテープである。
 図3及び図4において、下部カートリッジ本体35には、感光ドラム15,現像ローラ17が回転自在に取り付けられている。また、下部カートリッジ本体35には、プリンタ本体11内に設けた駆動ギヤ(図示せず)に噛合する従動ギヤ46が設けられている。この従動ギヤ46の回転は、ギヤ47を介して現像ローラ17に伝達され、更にギヤ48を介して感光ドラム15に伝達される。感光ドラム15の下方に位置する部分に開口49が形成されている。この開口49を介して転写ローラ24が入り込んで感光ドラム15に接触する。
 また、従動ギア46は、トナー14の残量が所定量以下になりカートリッジ12が使用済みとなると、ロック機構によってその回転が阻止される。このロック機構は、ロックピン51と、このロックピン51を駆動するソレノイド(図示せず)とからなる。ロックピン51は、従動ギア46に形成された歯46aの回転経路内に挿入される挿入位置と、その回転経路から退避する退避位置との間で移動自在に取り付けられている。ソレノイドは、周知のように、可動鉄心と、この可動鉄心に巻きつけられたコイルとからなり、コイルに電流を流して磁界を発生させ、その磁力によって可動鉄心を移動させるものである。
 カートリッジ12が使用済みになるとソレノイドへの通電が開始される。ソレノイドへ通電されると、ロックピン51は、可動鉄心の押圧を受けて挿入位置に移動する。この挿入位置では、ロックピン51が歯46aの間に入り込むので、従動ギア46が回転しようとすると、歯46aがロックピン46aと係合する。このため、従動ギア46の回転が阻止され、感光ドラム15,現像ローラ17がロックされる。
 支持プレート53の先端には、クリーニングブレード54が取り付けられており、感光ドラム15に付着している余分なトナーを掻き落とす。この掻き落とされたトナーを廃トナー室55内に集めるために、下部カートリッジ本体35にスクイシート56が取り付けられている。この廃トナー室55は、支持プレート53,クリーニングブレード54,スクイシート56で区画されている。
 前記支持プレート53の上端がスポンジテープ44に接触しているから、廃トナー室55と露光室45とが仕切られ、それにより使用済みトナーが露光室45を経てカートリッジ12から漏れ出ないようにしている。また、スポンジテープ42が下部カートリッジ本体35の内側に接触し、そしてスポンジテープ43が規制ブレード28の上端に接触している。これらのスポンジテープ42,43によって、トナー室13側と露光室45とを仕切ることで、未使用のトナー14が露光室45を経てカートリッジ12から漏れ出るのが防止されている。
 下部カートリッジ本体35には、係合穴57と、係止突起58が設けられている。上部カートリッジ32を下部カートリッジ33に嵌め込むと、係合穴57に上部カートリッジ本体34の係止爪40が嵌合し、係止突起58に上部カートリッジ本体34の係止爪41が係合する。これらの係止爪40,41,係合穴57,係止突起58によって、上部カートリッジ32と下部カートリッジ33とが一体的に組み立てられる。
 プリンタ及びカートリッジの電気構成を示す図5において、プリンタ本体11には、CPU(以下、プリンタCPUという)60,メモリ(以下、プリンタメモリという)61,レーザ26やポリゴンミラー27等からなる画像形成部62,表示器63,帯電ローラ16に電圧を印加する帯電回路64,転写ローラ24とカートリッジ12と給紙ローラ22と搬送ローラ23とを駆動するモータ66が設けられている。
 プリンタCPU60は、プリンタ10の各部をシーケンス制御する。プリンタ本体11とカートリッジ12には、それぞれを電気的に接続するために、プリンタ側接点68a,68b,68cと、カートリッジ側接点69a,69b,69cとが設けられている。駆動モータ66は、ドライバ67によって駆動され、従動ギア46,ギア47,48を介して感光ドラム15を回転させる。
 カートリッジ12には、感光ドラム15等の他、CPU(以下、カートリッジCPUという)71,メモリ(以下、カートリッジメモリという)72,回転検出部73,シャッタ駆動部74,表示器75,ロック機構76,スイッチ77が設けられている。本例では、感光ドラム15の回転数の累積値をもとにトナーの残量を間接的に調べて、カートリッジ12が使用済みであることを判定している。
 すなわち、1枚プリントする際のトナーの使用量は、文字数に応じて変化するが、その平均値については経験的に知られている。また、1枚プリントする際に感光ドラム15が何回転するのかは、感光ドラム15の直径とプリントサイズとに応じて決まる。したがって、感光ドラム15の回転数の累積値がわかれば、トナーがどれだけ残っているかをおおよそ調べることができる。
 回転検出部73は、感光ドラム15の累積値をカウントするために、感光ドラム15の回転を検出するものである。この回転検出部73としては、例えば、光源と、この光を受ける受光部とからなるフォトインタラプタが使用される。
 感光ドラム15の一端には、突起15aが設けられている。光源と受光部とは、この突起15aを挟んで対面する位置に配置される。感光ドラム15が回転して、突起15aが回転検出部73を通過すると、光源から受光部に向かう光が、一瞬遮断される。回転検出部73は、この突起15aの通過を検知することで感光ドラム15が1回転したことを検出する。なお、フォトインタラプタの代わりに反射型フォトセンサを使用してもよい。また、マイクロスイッチを設けて、突起15aでこれをONさせることにより、突起15aの通過を検知するようにしてもよい。
 回転検出部73は、感光ドラム15が1回転したことを検出すると、カートリッジCPU71に検出信号を出力する。カートリッジCPU71は、検出信号を受けると、カートリッジメモリ72に記憶した前回までの回転数の累積値に「1」を加算し、この新しい累積値をカートリッジメモリ72に書き込む。
 カートリッジメモリ72には、カートリッジ12が使用済みであると判定する際の基準となる所定値が予め設定されている。この所定値としては、感光ドラム15の回転数が使用される。なお、感光ドラム15の回転数と、現像ローラ,帯電ローラ,転写ローラ24などの回転数とは相関関係にあるので、現像ローラ17,帯電ローラ16,転写ローラ24などの回転数からトナーの残量を調べてもよい。この場合には、感光ドラム15の回転数と等価の回転数が所定値として用いられる。また、、感光ドラム15の代わりに、例えば、現像ローラ17の回転を検出する場合は、現像ローラ17の回転数と等価な回転数が用いられる。
 プリンタCPU60は、プリント動作中、カートリッジCPU71を介して、カートリッジメモリ72の累積値を読み出して、累積値が所定値以上になると、トナー14の残量が所定量以下になったと推定し、カートリッジ12が使用済みであると判定する。プリンタCPU60は、カートリッジ12が使用済みであると判定すると、カートリッジ12のトナーがなくなったこと、新品のカートリッジに交換すべきこと等を表示器63に表示する。表示器63は、操作パネル(図示せず)とともに、プリンタ本体11の外面に設けられている。
 シャッタ駆動部74は、シャッタ50を駆動するためのもので、カートリッジ12が使用済みと判断されたときに作動して、シャッタ50を閉じ位置に移動させる。ロック機構76は、ソレノイドを駆動するためのもので、シャッタ駆動部74と同様に、カートリッジ12が使用済みと判断されたときに作動して、ロックピン51を挿入位置に移動させる。これらシャッタ駆動部74及びロック機構76はプリンタCPU60によって制御される。
 また、スイッチ77は、帯電回路64から帯電ローラ16への給電経路上に配置されており、カートリッジ12が使用済みと判断されたときに、その給電経路をオフする。このスイッチ77もプリンタCPU60で制御される。表示器75は、カートリッジ12の本体外面にもうけられており、カートリッジ12が使用済みと判定されたときに、トナーがなくなったこと、カートリッジ12が使用禁止となったこと等を表示する。なお、表示器63,75としては、液晶ディスプレイで警告メッセージを表示するようにしているが、液晶ディスプレイの他に、例えば、音声で警告するものでも良い。
 以下、上記構成による作用について図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。プリンタ本体11のカートリッジ室(図示せず)にカートリッジ12を装填するには、まず、新しいカートリッジからシールテープを剥がしてトナー供給口13aを開口させる。トナー排出口13aが開くと、トナー室13内のトナー14が現像ローラ17へ供給可能となる。次に、カートリッジ室の蓋を開いて、カートリッジ12をカートリッジ室に装填する。カートリッジ12がカートリッジ室に完全に装填されると、カートリッジ12とプリンタ本体11とが電気的に接続される。
 新品のカートリッジの場合には、カートリッジ12は正常に作動して、プリント動作が行われる。プリンタCPU60は、パソコン等からプリント要求があると、画像形成部62をシーケンス制御して記録紙21に画像や文字を記録する。
 このプリンタ10の正常動作中、カートリッジCPU71は、感光ドラム15が1回転する毎に回転検出部73からの検出信号を受けて、カートリッジメモリ72の累積値を更新する。プリンタCPU60は、更新毎にカートリッジメモリ72の累積値を読み出す。累積値が所定値以上に達すると、カートリッジが使用済みになったと判断し、表示器63にトナーがなくなったこと等を表示する。
 また、プリンタCPU60は、シャッタ駆動部74を作動させてシャッタ50を閉じ位置に移動し露光開口39を閉鎖する。また、スイッチ77をオフして帯電ローラ16への給電を断ち、感光ドラム15の帯電を停止させる。さらに、ロック機構72を作動させて従動ギア42の回転を阻止し、感光ドラム15,現像ローラ17の回転をロックする。これらにより、カートリッジ12が作動不能となり、その使用が禁止される。
 トナーがなくなった使用済みのカートリッジは、カートリッジの販売業者を介して、プリンタメーカーに回収されてリサイクルが行われる。プリンタメーカーは、カートリッジを分解し、清掃してから各部品を検査する。正常な部品は再使用し、故障や使用期間が経過した部品は素材に戻して再利用する。
 ユーザーによっては、トナーがなくなったカートリッジに対して、トナーの補充を詰め替え業者に依頼することがある。詰め替え業者は、係止爪40を係合穴57から外し、また係止爪41を係止突起58から外して、カートリッジ12を上部カートリッジ32と下部カートリッジ33とに分解する。
 カートリッジ12の分解後、各部を清掃してから、上部カートリッジ32のトナー排出口13aに、シールテープを張りつけてこれを閉鎖する。次に、上部カートリッジ32のキャップ37を外して、トナーをトナー室13内に補充する。トナーの補充後に、キャップ37を再びはめ込み、トナー室13を密閉する。詰め替え業者は、トナーの補充後に、上部カートリッジ32と下部カートリッジ33とを組み立て、この組み立てられたカートリッジ12を包装してユーザーへ発送する。
 ユーザーは、詰め替え業者によってトナーが詰め替えられた不適正なカートリッジをプリンタ本体11にセットする。しかし、前述のように、一度使用済みと判定されたカートリッジ12は、露光開口39が閉鎖され、感光ドラム15の帯電が停止され、感光ドラム15,現像ローラ17もロックされて作動不能にされており、その再使用が禁止されている。
 カートリッジ12が再使用禁止の状態では、パソコン等からプリント要求があっても、プリンタ10はプリント動作を実行できないため、トナーが詰め替えられた不適正なカートリッジを使用することができない。結果的に、ユーザーは、これ以降トナーの詰め替え依頼を断念し、プリンタメーカーから提供されている適正なカートリッジを使用することとなる。これは、粗悪なトナーの使用による印字品質の低下を防止し、またプリンタの故障防止に寄与する。更に、プロセスカートリッジでは、感光ドラム15等の部品が品質保証期間を経過した状態で使用されるのを防止し、それによる印字品質の低下を防ぐことができる。
 図7は、カートリッジ12が使用済みであると判定されたときに、カートリッジ12に設けられた電気回路を電気的に破壊してカートリッジ12を作動不能にして、その再使用を禁止する例である。なお、同一部材については同一符号を付す。この例では、帯電回路64からカートリッジCPU71への給電経路上にスイッチ81を設けている。プリンタCPU60は、カートリッジ12が使用済みであると判定すると、スイッチ81をオンして、カートリッジCPU71に対して帯電回路64から高電圧を印加し、カートリッジCPU71を電気的に破壊する。これにより、プリンタCPU60は、カートリッジCPU71との通信ができなくなりカートリッジ12の再使用が禁止される。
 上記例では、プリンタCPU60がカートリッジメモリ72に書き込まれた感光ドラム15の回転数の累積値を読み込んで、それをもとにカートリッジ12が使用済みであると判定しているが、この判定をカートリッジCPU71に行わせるとともに、カートリッジCPU71によって、シャッタ駆動部74,ロック機構76,スイッチ77を制御するようにしてもよい。また、カートリッジCPU71を設けなくてもよく、プリンタCPU60が回転検出部73からの検出信号を受け取ってカートリッジメモリ72の累積値の更新を行うようにしてもよい。
 また、トナーの残量を感光ドラム15の回転数の累積値から間接的に調べるようにしているが、例えば、トナー収納室にフォトセンサを設けて、トナーの残量を実測することにより直接的に調べるようにしてもよい。
 図8及び図9に示すカートリッジ83は、カートリッジを分解したときに、カートリッジを作動不能にして、その再使用を禁止する例である。
このカートリッジ83の廃トナー室55の隣には、分解検出スイッチ84と回路基板86が設けられている。分解検出スイッチ84は、カートリッジ83が分解されたことを検出するためのものである。分解検出スイッチ84は、一対の接片84a,84bからなり、下部カートリッジ本体35に取り付けられている。この分解検出スイッチ84は、回路基板86に電気的に接続されている。また、上部カートリッジ本体34には、L形をした押圧片34aが設けられている。
 この押圧片34aは、上部カートリッジ本体34と下部カートリッジ本体35とが組み立てられた時に接片84aの開放端を押圧して、両接片84a,84bを非接触状態にするためのものである。上部カートリッジ本体34と、下部カートリッジ本体35とが分離されると、押圧片34aが接片84aから離れて、両接片84a,84bが接触し分解検出スイッチ84がオンする。なお、この分解検出手段として、分解検出スイッチの他、例えば、フォトセンサ等を使用してもよい。
 カートリッジCPU71は、この分解検出スイッチ84のオンを検出して、シャッタ駆動部74,ロック機構76を作動させるとともに、スイッチ77をオフする。また、表示器75に警告表示をする。これらは、回路基板86に設けられた電源電池87によって給電を受けて作動する。なお、分解検出スイッチ84がオンしたときに、カートリッジCPU71に高電圧を印加してカートリッジCPU71を電気的に破壊するようにしてもよい。
 図10のフローチャートに示すように、カートリッジ83が分解されると、分解検出スイッチ84がオンする。これにより、カートリッジCPU71が表示器75,シャッタ駆動部74,ロック機構76を作動させて、警告表示,露光開口39の閉鎖,感光ドラム15の帯電停止,感光ドラム15及び現像ローラ17のロックがなされる。これにより、カートリッジ83が作動不能となり、その再使用が禁止される。トナーを詰め替えるためには、カートリッジ83を分解しなければならないので、これにより、トナー詰め替え業者による不正なトナーの詰め替えを防止することができる。
 図11は、記憶媒体(CD,フロッピー(登録商標),ICメモリ,MO等)に格納されたトナー残量の測定・カートリッジの使用禁止の手順を実行し、または機能や手段を実現するためのプログラムをプリンタにインストールする例を示す。プリンタ本体90は、パソコン91に接続されており、パソコン91の文字データや画像データがプリンタ本体90に送られて記録紙にプリントされる。
 図6に示すようなトナー残量の測定・カートリッジを作動不能にする手順の実行がプリンタ本体90に与えられていない場合には、トナーの残量を調べたり、カートリッジを作動不能にすることができない。このようなプリンタ本体90に対しては、トナー残量の測定・カートリッジを作動不能にするプログラムをインストールすることが必要である。
 記憶媒体であるCD92には、例えば、図6に示すフローチャートを実行するプログラムが記憶されている。このCD92は、パソコン91のCDドライブ(図示せず)にセットされる。パソコン91は、CD92に記憶されたプログラムを読み出し、プリンタ本体90のハードディスク93に書き込む。
 プリンタ本体90のCPU94は、ハードディスク93に書き込まれたプログラムを実行することで、前述したようにトナーの残量を調べて、警告及びカートリッジを作動不能にする。
 入力装置95は、スキャナー,デジタルカメラ等からの画像データや文字データを入力するためのものである。ROM96は、プリント部97のプリント動作を制御するためのプログラムや、画像処理するためのプログラム等が格納されている。また、RAM98には、データを一時的に記憶するために使われる。
 なお、CD92をプリンタ本体90に直接セットして、必要なプログラムをプリンタ本体90に書き込んでもよい。更には、CDをプリンタ本体90にセットしたまま使用し、このCDから読み出したプログラムを実行して、トナーの残量を調べて、カートリッジを作動不能にしてもよい。
 上記例では、使用禁止手段として、露光開口を閉鎖するシャッタ,感光ドラムへの帯電を停止させるスイッチ,感光ドラム及び現像ローラのロック機構を組み合わせた例で説明しているが、このうち、いずれか1つだけでもよい。
 また、上記例では、プロセスカートリッジであるが、本発明は、トナーだけを収納したトナーカートリッジに対しても利用することができる。本発明は、更にインクジェットプリンタ用のインクを収納したインクカートリッジ,ドットプリンタ用のインクリボンを収納したリボンカートリッジ,サーマルプリンタ用のインクリボンを収納したリボンカートリッジ等にも適用することができる。また、本発明は、プリンタの他に、ファクシミリ,複写機等の画像形成装置にも適用される。
電子写真式プリンタの一例を示す概略図である。 上部カートリッジの斜視図である。 下部カートリッジの斜視図である。 上部カートリッジと下部カートリッジとを組み立てたカートリッジの断面図である。 電子写真式プリンタの電気構成を示すブロック図である。 トナーの残量を調べてカートリッジが使用済みとなったときに、カートリッジを作動不能にする例を示すフローチャートである。 CPUを電気的に破壊してカートリッジを作動不能にする例を示すブロック図である。 カートリッジが分解されたときに、カートリッジを作動不能にする例を示すカートリッジの断面図である。 図8の電気構成を示すブロック図である。 図8の例の作用を示すフローチャートである。 カートリッジの残量測定及びカートリッジを作動不能にするプログラムを記憶媒体からプリンタにインストールする例を示すブロック図である。
符号の説明
 10  プリンタ
 11  プリンタ本体
 12  カートリッジ
 13  トナー室
 14  トナー
 32  上部カートリッジ
 33  下部カートリッジ
 60  プリンタCPU
 61  プリンタメモリ
 71  カートリッジCPU
 72  カートリッジメモリ
 73  回転検出部
 76  ロック機構
 74  シャッタ駆動部
 77, 81 スイッチ
 84  分解検出スイッチ

Claims (3)

  1. 画像形成装置に交換可能にセットされるカートリッジ内に収納された消耗品の残量を間接的に調べる残量測定手段と、
     消耗品の残量が所定量以下になったと推定されたときにカートリッジが使用済みであると判定する判定手段と、
     使用済みと判定された場合に、消耗品を使い切ったカートリッジの再使用を禁止するための再使用禁止手段と、
     使用済みと判定された場合に、そのカートリッジの再使用ができない旨を警告するための警告手段とからなることを特徴とするカートリッジの再使用禁止装置。
  2. 前記カートリッジは、消耗品収納室,感光ドラム,帯電ローラ,現像ローラを有するカートリッジであり、前記消耗品の残量を間接的に調べる残量測定手段は、感光ドラム,現像ローラ,帯電ローラ又は帯電ローラの回転を検出する手段と、この回転検出手段からの信号に基づいて回転数の累積値を、前記カートリッジに設けられた記憶手段に書き込む手段とからなり、前記判定手段は、前記累積値から消耗品の残量を推定することを特徴とする請求項1記載のカートリッジの再使用禁止装置。
  3. 消耗品を収納する消耗品収納室を備えたカートリッジと、このカートリッジが交換可能にセットされる画像形成装置とからなる画像形成システムにおいて、
     前記消耗品の残量を間接的に調べる残量測定手段と、
     消耗品の残量が所定量以下になったと推定されたときにカートリッジが使用済みであると判定する判定手段と、
     使用済みと判定された場合に、消耗品が詰め替えられたカートリッジの再使用を禁止するための再使用禁止手段と、
     使用済みと判定された場合に、そのカートリッジの再使用ができない旨を警告するための警告手段とからなることを特徴とする画像形成システム。
JP2003418490A 2003-12-16 2003-12-16 カートリッジの再使用禁止装置及び画像形成システム Pending JP2004086232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003418490A JP2004086232A (ja) 2003-12-16 2003-12-16 カートリッジの再使用禁止装置及び画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003418490A JP2004086232A (ja) 2003-12-16 2003-12-16 カートリッジの再使用禁止装置及び画像形成システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33371899A Division JP3527444B2 (ja) 1999-09-30 1999-11-25 カートリッジの使用禁止方法及び装置及びシステム,カートリッジ,記憶媒体,カートリッジの使用済み判定装置並びに画像形成システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004094579A Division JP2004246372A (ja) 2004-03-29 2004-03-29 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004086232A true JP2004086232A (ja) 2004-03-18
JP2004086232A5 JP2004086232A5 (ja) 2005-09-22

Family

ID=32064790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003418490A Pending JP2004086232A (ja) 2003-12-16 2003-12-16 カートリッジの再使用禁止装置及び画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004086232A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030929A (ja) * 2004-06-14 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 画像形成ユニット、該画像形成ユニットを備えた画像形成装置、該画像形成ユニットのリサイクル方法
US8069478B2 (en) 2008-03-03 2011-11-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Unit using OS and image forming apparatus using the same
CN102566353A (zh) * 2010-12-06 2012-07-11 佳能株式会社 图像形成装置及图像形成方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030929A (ja) * 2004-06-14 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 画像形成ユニット、該画像形成ユニットを備えた画像形成装置、該画像形成ユニットのリサイクル方法
US8069478B2 (en) 2008-03-03 2011-11-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Unit using OS and image forming apparatus using the same
US8069477B2 (en) 2008-03-03 2011-11-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Unit using OS and image forming apparatus using the same
US8176549B2 (en) 2008-03-03 2012-05-08 Samsung Electronics Co., Ltd Unit using OS and image forming apparatus using the same
US8386781B2 (en) 2008-03-03 2013-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Unit using OS and image forming apparatus using the same
CN102566353A (zh) * 2010-12-06 2012-07-11 佳能株式会社 图像形成装置及图像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7020414B2 (en) Method, device, system and recording medium for detecting improper cartridge, and cartridge
JP3476396B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体
JP2004264865A (ja) カートリッジ
JP3396191B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ
JP3476397B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体及びカートリッジ
JP3476399B2 (ja) カートリッジの寿命検出方法及び装置及びシステム並びにカートリッジ及び記憶媒体
JP2004246372A (ja) 画像形成装置
JP3527444B2 (ja) カートリッジの使用禁止方法及び装置及びシステム,カートリッジ,記憶媒体,カートリッジの使用済み判定装置並びに画像形成システム
JP3732845B2 (ja) 画像形成装置
JP2004086232A (ja) カートリッジの再使用禁止装置及び画像形成システム
JP3800890B2 (ja) 画像形成装置、不適正カートリッジの検出方法及び記憶媒体
JP3299527B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びに記憶媒体
JP3781372B2 (ja) 不適正カートリッジの検出装置及び方法
JP3732847B2 (ja) 画像形成装置
JP3711284B2 (ja) 画像形成装置
JP3400963B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並び記憶媒体及びカートリッジ
JP3732848B2 (ja) プログラムが格納された記憶媒体
JP3732844B2 (ja) 画像形成装置及びカートリッジ
JP2004199095A (ja) カートリッジ及び画像形成装置
JP3760169B2 (ja) カートリッジのリサイクル方法
JP3476401B2 (ja) 不適正カートリッジの検出方法及び装置及びシステム並びにカートリッジ及び記憶媒体
JP2004199096A (ja) カートリッジ
JP2004220055A (ja) カートリッジ
JP3369518B2 (ja) カートリッジの情報変更装置及び方法及びシステム
JP2004220054A (ja) カートリッジ及びメモリ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050622

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20050630

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20050719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051221