JP4541873B2 - インク記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インク記録装置に関し、特に、印刷データに対応して被記録材に対してインクをインクヘッドから吐出させることにより印刷を行うインク記録装置に関する。
インク記録装置に用いられるインクヘッドは、小型化が容易で、高精細な画像を高速で記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに記録することができる等の優れた特性を有している。このため、インク記録装置は、プリンタ、スキャナ用インプリンタ(内臓プリンタ)等、多様な用途に用いられている。
しかし、インクヘッドから吐出(射出又は噴出)されたインクは、被記録材の表面に全て付着するものではなく、一部が周囲に飛散してインクミストを発生する。インク記録装置においては、このインクミストによるミスト、ノズル汚れ、マスク汚れの発生が避けられず、印字品質の向上の妨げとなっていた。ミストとは、霧状になったインクが必要な部分以外に付着し印刷画像が見づらくなることを言う。ノズル汚れとは、霧状になったインクがノズルに付着し、徐々に増えて用紙に垂れることを言う。マスク汚れとは、霧状になったインクがマスク表面に付着し、用紙に転写して汚すことを言う。
ミスト、ノズル汚れ、マスク汚れは、静電気に起因するものとされている。この静電気は、例えば用紙と搬送ローラとの間の摩擦、用紙と搬送ガイドとの間の摩擦によって発生する。吐出され霧状になったインクがこの静電気により捕らえられ、用紙、ノズル及びマスクに付着することにより、各々、ミスト、ノズル汚れ及びマスク汚れが発生する。
そこで、静電気に起因する汚れの発生を防止する技術が多く提案されている。例えば、記録装置内部に電気的に絶縁された帯電部材を設け、記録中に帯電部材に静電気を起こし、帯電した帯電部材に記録中に発生したインクミストを吸着させることにより、記録装置内部の他の場所の汚れを防ぐ技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平10−264412号公報
通常のインク記録装置(インク射出型プリンタ)においては、インクミストによる汚れは、前述のように、静電気についての対策又は静電気を用いた対策により、有効に防止することができる。
しかし、本発明者の検討によれば、例えばスキャナ用インプリンタのように、高速で用紙(被記録材)を搬送しつつ印刷(記録)を行う型(以下、高速型)のプリンタにおいては、以下のような特有の問題が発生することが判った。
即ち、高速型のプリンタにおいては、インクミストによる汚れは、静電気についての対策又は静電気を用いた対策だけでは有効に防止することができず、静電気の他に、用紙(被記録材)の搬送によって生じる風(以下、搬送風)が、インクミストによる汚れの原因となることが判った。即ち、用紙(被記録材)を高速で搬送すると、これに伴って搬送風が生じ、吐出され霧状になったインク滴(弾)がこの搬送風により流され、用紙、ノズル及びマスクに付着することにより、各々、ミスト、ノズル汚れ及びマスク汚れが発生する。また、高速型のプリンタにおいては、高速で用紙(被記録材)を搬送するために、静電気の発生量も多く、搬送風についての対策と矛盾しないような静電気対策を講ずる必要があることが判った。
本発明は、インクミストによる汚れを防止して記録品質を向上したインク記録装置を提供することを目的とする。
本発明のインク記録装置は、被記録材に対向する対向面にノズルを備え、前記ノズルからインクを被記録材に向けて吐出するインクヘッドと、前記インクヘッドを保持し、かつ、前記ノズルに対応する位置にホルダー開口部を備え、前記ノズルを除くインクヘッドの前記対向面を覆うホルダーと、前記ノズルに対応する位置に吸収部材開口部を備え、少なくとも前記ホルダー開口部の周囲において前記ホルダーの表面を覆う吸収部材と、前記ノズルに対応する位置にマスク開口部を備え、少なくとも前記吸収部材の表面を覆うマスクとを有する。前記吸収部材開口部及びマスク開口部の少なくとも一方が、前記ホルダー開口部の周囲の中の少なくとも被記録材の搬送方向において、前記ホルダーの端部よりも当該吸収部材及びマスクの少なくとも一方の端部が前記ノズルの上部に庇状に突き出す形状を有する。
好ましくは、本発明のインク記録装置は、更に、被記録材を搬送するローラであって、被記録材の搬送方向における前記インクヘッドの上流に設けられ、導電性の材質からなる搬送ローラを備える。
好ましくは、本発明のインク記録装置は、更に、被記録材を搬送するガイドであって、被記録材の搬送路に沿って設けられ、静電気を除去する静電気除去手段を備える搬送ガイドを備える。
好ましくは、本発明のインク記録装置において、吸収部材は、親水性連続発泡ウレタンからなる。
本発明のインク記録装置によれば、吸収部材開口部及びマスク開口部の少なくとも一方が、少なくとも被記録材の搬送方向において、ホルダーの端部よりも当該吸収部材及びマスクの少なくとも一方の端部が前記ノズルの上部に庇状に突き出す形状を有する(図2参照)。これにより、例えばスキャナ用インプリンタのような高速型プリンタにおいて、用紙等の被記録材を高速で搬送することにより搬送風が生じたとしても、後述するように、搬送風がインクヘッドの吐出部に直接当らないようにすることができ、インクに与える影響を極めて小さくすることができる。従って、吐出され霧状になったインク滴(弾)がこの搬送風により流されることを防止することができる。これにより、搬送風に起因して、インクミストが用紙、ノズル及びマスクに付着することにより、各々、ミスト、ノズル汚れ及びマスク汚れが発生することを防止することができる。この結果、本発明によれば、インクミストによる汚れを防止して、インク記録装置の記録品質を向上することができる。
また、本発明のインク記録装置によれば、更に、被記録材の搬送方向におけるインクヘッドの上流に、導電性の材質からなる搬送ローラが設けられる。これにより、搬送風によるミスト、ノズル汚れ及びマスク汚れの防止手段を阻害することなく、用紙等の被記録材における静電気の発生を抑えることができる。
また、本発明のインク記録装置によれば、更に、被記録材の搬送路に沿って設けられ、静電気を除去する静電気除去手段を備える搬送ガイドを備える。これにより、搬送風によるミスト、ノズル汚れ及びマスク汚れの防止手段を阻害することなく、高速で搬送される用紙等の被記録材において発生した静電気を除去することができる。
また、本発明のインク記録装置によれば、更に、吸収部材は、親水性連続発泡ウレタンからなる。これにより、吐出されたインク滴が搬送風により流されたとしても、吸収部材に付着したインク滴については、これを吸収してミスト、ノズル汚れ及びマスク汚れの原因となることを防止することができる。
図1は、インク記録装置構成図であり、本発明のインク記録装置の概略の断面の一例を示す。
このインク記録装置は、例えばイメージスキャナ装置で処理された用紙に印字を行うインプリンタである。このようなインプリンタは、例えばイメージスキャナ部(図示せず)において読み取った帳票にその読取順に番号(数字)を印字する。従って、印字位置が限られ、印字すべき文字も数字に限られるので、用紙搬送速度が高速でも十分に印字可能である。
本発明者の検討によれば、前述のように、用紙搬送速度が高速になると、搬送風が発生する。正確には、搬送風は用紙搬送速度が低速であっても発生するが、ある一定以上の用紙搬送速度になると、インクミストへの影響(従って、記録品質への影響)が無視できなくなる。具体的には、インクミストへの影響が発生するのは、例えば用紙搬送速度が45PPM(Page Per Minutes)以上の場合である。また、用紙搬送速度がこのように高速である場合、静電気の発生量も多い。
そこで、本発明のインク記録装置は、インクミストへの搬送風の影響を除去する手段を備えると共に、当該手段と矛盾しないようにしてインクミストへの静電気の影響を除去する手段を備える。このために、本発明のインク記録装置は、以下のような構成のインクヘッド1と、ホルダー2と、吸収部材3と、マスク4と、搬送ガイド5と、搬送ローラ6とを有する。
図1に示すように、インクヘッド1は、周知の構成を備える。即ち、インクヘッド1は、用紙等の被記録材100(図3参照)又はその搬送路101に対向する対向面(底面)にノズル11を備え、このノズル11からインクを被記録材100に向けて吐出(噴出)する。ノズル11は、金属からなり、対向面のほぼ中央に設けられる。ノズル11又は対向面は、被記録材100の搬送路101に対向する(即ち、下方を向く)ようにされ、ノズル11から吐出されたインクが被記録材100にほぼ垂直に当たるようにされる。
ホルダー2は、インクヘッド(インクカートリッジ)1を保持し、ノズル11に対応する位置にホルダー開口部21(図2参照)を備え、ノズル11を除くインクヘッド1の対向面を覆う。ホルダー開口部21は、前記対向面においてノズル11の吐出面のみを露出するようにされる。これにより、ノズル11の空気穴(図示せず)を覆い隠すことなく、簡単な形状とすることができる。ホルダー開口部21を備えることにより、ノズル11から吐出されたインクが被記録材100に当たる支障となることを防止することができる。実際には、ホルダー2は、図1に示すように、インク記録装置(インプリンタ)の全体(上面を除く)を覆って保持し、これをイメージスキャナ装置の筐体(図示せず)に固定する。
ホルダー2は、金属性のノズル11との間の電気的絶縁のために、絶縁物例えば樹脂(プラスチック)からなる。具体的には、インクが導電性であるために、インクを吸収した吸収部材3とノズル11とが接触すると、短絡してノズル11に微小な電流が流れてしまう。ホルダー2は、吸収部材3とノズル11とが接触して短絡することを防止している。また、吸収部材3とノズル11とが接触すると、ストロー現象により、吸収部材3はインクヘッド1内部のインクが無くなるまでインクを吸い出してしまう。ホルダー2は、吸収部材3とノズル11とが接触してインクが吸い出されないように、これらの間を空間的に遮蔽している。
吸収部材3は、ノズル11に対応する位置に吸収部材開口部31(図2参照)を備え、少なくともホルダー開口部21の周囲において、ホルダー2の表面を覆う。吸収部材開口部31を備えることにより、ノズル11から吐出されたインクが被記録材100に当たる支障となることを防止することができる。一方、吸収部材3は、ノズル11から吐出されたインクが搬送風に乗って流され当該吸収部材3に付着してもこれを吸収することができる。従って、この付着したインクが搬送風により飛散しインクミストによる汚染の原因となることを防止することができる。
吸収部材3は、例えば絶縁性のフェルトからなる。これにより、金属性のノズル11との間を電気的に絶縁しつつ、付着したインク滴を吸収することができる。フェルトを用いることにより、例えば布地等よりも良くインク滴を吸収することができる。但し、フェルトを用いた場合、ノズル11から吐出されたインクの通路(即ち、吸収部材開口部31の内部)にヒゲ状の繊維が突出してしまうことがある。この場合、このヒゲ状の繊維に吐出されたインクが微少量づつ蓄積され、用紙等の被記録材100を汚してしまう可能性がある。
そこで、吸収部材3としては、好ましくは、絶縁性で、親水性連続発泡ウレタンが用いられる。この絶縁性ウレタンは、液体焼結された連続発泡構造を有し、インクを吸収する高吸収性のウレタンである。これにより、インク滴をフェルトよりも良く吸収することができると共に、インクの通路にヒゲ状の繊維が突出してしまうことを防止することができる。
吸収部材3としては、更に好ましくは、導電性で、親水性連続発泡ウレタンが用いられる。この導電性ウレタンは、液体焼結された連続発泡構造を有し、インクを吸収する高吸収性のウレタンであると共に、導電性を備える。その導電率は、前述の絶縁性ウレタンにカーボン等の添加剤を適宜添加することにより、適宜制御される。これにより、フェルトよりも良くインク滴を吸収し、インクの通路にヒゲ状の繊維が突出してしまうことを防止し、用紙等の被記録材100が帯電している場合、これを放電(コロナ放電)させることにより静電気を除く(又は減らす)ことができる。即ち、インクは、それが導電性であるか否かを問わず、非導電性の吸収部材3よりも導電性の吸収部材3の方にコロナ放電を起こして吸着され易い。従って、導電性の吸収部材3の方がよりインクを吸着し吸収することができる。
マスク4は、ノズル11に対応する位置にマスク開口部41(図2参照)を備え、吸収部材3の表面を覆い、搬送される用紙等の被記録材100が吸収部材3に当接して汚れることを防止する。マスク4は、金属のような導電性材料、例えばステンレスからなる。マスク開口部41を備えることにより、ノズル11から吐出されたインクが被記録材100に当たる支障となることを防止することができる。一方、マスク4は、導電性であるので、用紙等の被記録材100が帯電している場合、これを放電(コロナ放電)させることにより静電気を除く(又は減らす)ことができ、用紙等の被被記録材100がマスク4に付着することを防止することができる。
ホルダー2は、その内部にインクヘッド1を嵌め込まれ、例えばネジによりインクヘッド1に固定される(図示せず)。マスク4は、例えばネジによりホルダー2に取り付けられ固定される(図示せず)。吸収部材3は、図1に示すように、ホルダー2の所定の部分に設けられた段差部に嵌め込まれるようにされ、ホルダー2とマスク4との間に挟まれ固定される。
ここで、図2に示すように、ホルダー開口部21、吸収部材開口部31及びマスク開口部41の形状の相互の関係が、本発明に従って定められる。図2(A)はこれらの開口部の近傍の拡大断面図であり、図2(B)はこれらの開口部の近傍の拡大平面図(底面図)である。
この例では、ホルダー開口部21、吸収部材開口部31及びマスク開口部41は長方形とされる。そして、吸収部材開口部31が、ホルダー開口部21の周囲全域(長方形の4辺、以下同じ)においてホルダー2の端部よりも当該吸収部材3の端部が庇状に突き出す形状を有する。吸収部材3がホルダー2から突き出す長さは、被記録材100の搬送方向及びこれに直交する方向において、同一であっても異なっていても良い。また、マスク開口部41が、吸収部材開口部31よりも大きく、吸収部材開口部31の周囲全域において吸収部材3の端部を露出させる形状を有する。
これにより、ホルダー開口部21、吸収部材開口部31及びマスク開口部41によりノズル11の上部に形成される空間7は、単なる凹部ではなく、図2(A)に示すように、その開口の縦及び横のサイズ(吸収部材開口部31により規定される)よりも内部の空洞の縦及び横のサイズ(ホルダー開口部21により規定される)の方が広い空間(いわゆる壷の形状)7とされる。また、ホルダー開口部21、吸収部材開口部31及びマスク開口部41の投影面の関係は、図2(B)に示すようになる。即ち、吸収部材開口部31の面積が、ホルダー開口部21の面積よりも小さくされる。
このような構造により、用紙等の被記録材100を高速で搬送することにより生じる搬送風Aの流れの概略は、図3(A)に示すようになる。即ち、搬送風Aは、空間7の内部に対しては、殆ど入り込まない(巻き込まれない)。従って、搬送風Aがインクの吐出部(ノズル11)に直接当らないので、矢印Bの方向に吐出されるインクのインク滴8はその本来の方向に飛ぶ。
従って、矢印Bの方向に吐出されるインクは、殆ど搬送風Aの影響を受けないが、その一部が搬送風Aの影響を受ける場合がある。しかし、この場合でも、インクのインク滴8は、図3(B)に示すように、影響されたインク滴8の殆どが空間7の出口において、風下側(被記録材100の搬送路101の下流側)の吸収部材3(の角部)に付着する。これは、当該空間7の形状による。後述するように、当該付着したインクのインク滴8は、吸収部材3により吸収することができる。また、搬送風Aの影響によりホルダー2に付着したインク滴8は、樹脂製のホルダー2により吸収されずに、搬送風Aの影響により移動して吸収部材3に付着する。また、搬送風Aに影響されたインク滴8は、当該空間7の形状により、マスク4には殆ど付着しない。これにより、インクのインク滴8が、ホルダー2又はマスク4に付着して汚染の原因となることを防止することができる。
このように、本発明によれば、搬送風がインクに与える影響を極めて小さくすることができる。従って、吐出され霧状になったインク滴(弾)がこの搬送風により流されることを防止することができる。これにより、搬送風に起因して、インクミストが用紙、ノズル及びマスクに付着することにより、各々、ミスト、ノズル汚れ及びマスク汚れが発生することを防止することができる。
図4は、図3との比較のために、ホルダー開口部21’、吸収部材開口部31’及びマスク開口部41’によりノズル11の上部に形成される空間7’が、単なる凹部とされた場合について示す。即ち、ホルダー開口部21’よりも、吸収部材開口部31’及びマスク開口部41’の双方が広い場合について示す。なお、図4は、図3に対応し、吸収部材開口部31’をホルダー開口部21’と等しい形状とし、マスク開口部41’は図3のままの形状とした場合を想定している。
この場合、図4(A)に示すように、空間7’が単なる凹部であるので、搬送風Aが空間7’の内部にまで達する(巻き込まれる)。従って、搬送風Aがインクの吐出部(ノズル11)にほぼ直接当るので、矢印Bの方向に吐出されるインクのインク滴8はその本来の方向に飛び難くなる。
従って、矢印Bの方向に吐出されるインクは、その一部が搬送風Aの影響を相当強く受ける場合がある。この場合、インクのインク滴8は、図4(B)に示すように、影響されたインク滴8の殆どが空間7’の出口において、風下側の吸収部材3(の角部)に付着することなく、当該空間7’の形状により、マスク4に付着してしまい、汚染の原因となってしまう可能性が高い。
なお、ホルダー開口部21、吸収部材開口部31及びマスク開口部41の形状の相互の関係は、図5に示すような関係であっても良い。図5(A)及び図5(B)は、各々、図2(A)及び図2(B)に対応する。
図5の例では、マスク開口部41が、ホルダー開口部21(及び吸収部材開口部31)の周囲全域においてホルダー2(及び吸収部材3)の端部よりも当該マスク4の端部が庇状に突き出す形状を有する。また、吸収部材開口部31がホルダー開口部21と等しい形状を有する。これにより、空間7は、単なる凹部ではなく、図5(A)に示すように、前述のような壷の形状の空間7とされる。このような構造により、汚れの防止において図2及び図3の場合と類似の効果を得ることができる。
また、ホルダー開口部21、吸収部材開口部31及びマスク開口部41の形状の相互の関係は、図6(A)に示すような関係であっても良い。図6(A)は、図2(A)に対応する。
図6(A)の例では、吸収部材開口部31及びマスク開口部41が、ホルダー開口部21の周囲全域においてホルダー2の端部よりも当該吸収部材3及びマスク4の端部が庇状に突き出す形状を有する。また、吸収部材開口部31がマスク開口部41と等しい形状を有する。これにより、空間7は、単なる凹部ではなく、図6(A)に示すように、前述のような壷の形状の空間7とされる。このような構造により、汚れの防止において図2及び図3の場合と類似の効果を得ることができる。
更に、ホルダー開口部21、吸収部材開口部31及びマスク開口部41の形状の相互の関係は、図6(B)に示すような関係であっても良い。図6(B)は、図2(B)に対応する。
図6(B)の例では、吸収部材開口部31が、ホルダー開口部21の周囲の中の被記録材100の搬送方向(長方形の2辺)において、ホルダー2の端部よりも当該吸収部材3の端部が庇状に突き出す形状を有する。図6(B)において、搬送方向を矢印で示す。吸収部材開口部31は、ホルダー開口部21の周囲の中の被記録材100の搬送方向に直交する方向(長方形の他の2辺)において、ホルダー2の端部と同じ形状を有する。なお、マスク開口部41は、図2の例と同じく、吸収部材開口部31よりも大きく、吸収部材開口部31の周囲全域において吸収部材3の端部を露出させる形状を有する。これにより、空間7は、単なる凹部ではなく、完全な壷型でもないが、被記録材100の搬送方向においてのみ、前述のような壷の形状の空間7とされる。しかし、搬送風の影響が大きいのは被記録材100の搬送方向であるが、図6(B)の例によれば、図3に示すように、当該方向における搬送風の影響をほぼ排除することができる。従って、このような構造により、汚れの防止において図2及び図3の場合にほぼ類似の効果を得ることができる。
また、図示はしないが、図6(B)の例を図5及び図6(A)の例に適用しても良い。即ち、マスク開口部41が、ホルダー開口部21及び吸収部材開口部31の周囲の中の被記録材100の搬送方向(長方形の2辺)において、ホルダー2及び吸収部材3の端部よりも当該マスク4の端部が庇状に突き出す形状を有するようにしても良い。又は、吸収部材開口部31及びマスク開口部41が、ホルダー開口部21の周囲の中の被記録材100の搬送方向(長方形の2辺)において、ホルダー2の端部よりも当該吸収部材3及びマスク4の端部が庇状に突き出す形状を有するようにしても良い。
従って、本発明によれば、吸収部材開口部31及びマスク開口部41の少なくとも一方が、ホルダー開口部21の周囲の中の少なくとも被記録材100の搬送方向において、ホルダー2の端部よりも当該吸収部材3及びマスク4の少なくとも一方の端部が庇状に突き出す形状を有していれば良い。
搬送ガイド5は、被記録材100を搬送するガイド5であって、被記録材100の搬送路101に沿って設けられ、静電気を除去する静電気除去手段53を備える。この例では、搬送ガイド5は、被記録材100の搬送路101を挟んで上下に設けられる。これにより、高速で搬送される被記録材100が搬送路101から逸脱することを防止することができる。
静電気除去手段53は、図7に示すように、金属性の搬送ガイド5の一部又は全部を接地する接地手段531からなる。接地手段531は、搬送ガイド5が導電性の材質、例えば金属からなる場合に設けられる。接地手段531は、用紙等の被記録材100に帯電した静電気を除去する。搬送ガイド5は、その一部、例えば上側ガイド51の一部又は全部、下側ガイド52の一部又は全部、上側ガイド51及び下側ガイド52の一部が金属性とされ、その各々が接地される。又は、搬送ガイド5は、その全部、即ち上側ガイド51及び下側ガイド52の全部が金属性とされ、その各々が接地される。
又は、静電気除去手段53は、搬送ガイド5の一部又は全部に設けられた静電気除去(除電)バー532からなる。除電バー532は、図7に示すように、被記録材100の搬送路101に交差するように垂れ下がった被記録材100より柔らかい複数の導電性部材を、紙面に垂直方向に連結してなる。除電バー532を設ける場合、搬送ガイド5は非導電性の材質、例えば樹脂(プラスチック)であっても良い。除電バー532は、被記録材100の搬送路101において、搬送ローラ6とノズル11との間に設けられ、用紙等の被記録材100に帯電した静電気を除去する。除電バー532は、図7に示すように、搬送ガイド5の一部、例えば上側ガイド51のみに設けられる。又は、除電バー532は、搬送ガイド5の一部、例えば下側ガイド52のみに、又は、搬送ガイド5の全部、例えば上側ガイド51及び下側ガイド52の双方に設けても良い。
この例では、実際には、静電気除去手段53として、金属性の搬送ガイド5の接地手段531及び除電バー532の双方を備える。即ち、上側ガイド51及び下側ガイド52の全部を金属性として各々を接地手段531により接地し、かつ、上側ガイド51のみに除電バー532を設けている。これにより、より確実に帯電した用紙等の被記録材100から静電気を除去することができる。
搬送ローラ6は、被記録材100を搬送するローラ6であって、被記録材100の搬送方向におけるインクヘッド1の上流に設けられ、当該位置において、被記録材100の搬送路101を挟んで上下に設けられる。上下の搬送ローラ6の一方がモータ及びギヤにより所定方向に回転するように駆動される駆動ローラとされ、他方が従動ローラとされる。上下の搬送ローラ6の双方が駆動ローラであっても良い。
この例では、搬送ローラ6は、その一部又は全部が導電性の材質からなる。搬送ローラ6の一部を導電性の材質とする場合、被記録材100の幅方向(搬送方向に直交する方向)において一部が導電性の材質とされ、当該一部において回転方向の全周が導電性の材質とされる。導電性の材質は、例えば導電性のウレタン又は金属からなる。これにより、搬送中の被記録材100が搬送ローラ6から剥離される時に発生する静電気を放電(コロナ放電)して、被記録材100が帯電することを防止することができる。
この例では、搬送ガイド5に静電気除去手段53が設けられているので、図7に点線で示すように、上下の搬送ローラ6の断面の中心を結ぶ線分(噛み合い軸)が垂直方向から被記録材100の搬送方向の下流に傾くように設けられる。具体的には、上側ローラ(従動ローラ)61を下側ローラ(駆動ローラ)62より後方(下流側)に移動する。これにより、搬送される被記録材100が下側ガイド52に必ず接触するようにして、帯電した被記録材100から静電気を除電することができる。
図7の例とは逆に、上下の搬送ローラ6を、その断面の中心を結ぶ線分が垂直方向から被記録材100の搬送方向の上流に傾くように設けても良い。具体的には、上側ローラ61(従動ローラ)を下側ローラ62(駆動ローラ)より前方(上流側)に移動する。これにより、搬送される被記録材100が上側ガイド51に必ず接触するようにして、帯電した被記録材100から静電気を除電することができる。
従って、本発明によれば、搬送ガイド5に静電気除去手段53を設けると共に、上下の搬送ローラ6の噛み合い軸が垂直方向から被記録材100の搬送方向の上流又は下流に傾くように設けられる。これにより、被記録材100がその搬送中に上側又は下側の搬送ガイド5 に必ず接触するようにして、帯電した被記録材100から静電気を除電することができる。
イメージスキャナ装置において、スキャナ(図示せず)により画像が読み取られた用紙等の被記録材100が、インプリンタである図1のインク記録装置に、高速で搬送されてくる。インプリンタにおいて、被記録材100が帯電していても、搬送ローラ6の上流において、接地手段531により接地された搬送ガイド5により除電され、その後、導電性の搬送ローラ6により除電され、更に、搬送ローラ6の下流において、除電バー532により除電され、搬送ローラ6の傾きにより必ず金属性の下側ガイド52に接触して除電される。この後、被記録材100は、インクヘッド1のノズル11の直下に達し、インクにより印字(記録)される。この時、被記録材100はほぼ除電済みであり、一方、搬送風はインクには殆ど影響を与えず、影響を受けたとしても多くは吸収部材3により吸収される。従って、綺麗な記録が可能である。この後、被記録材100は、マスク4により(インクを吸収した)吸収部材3に貼りつくことも無く分離され、下流側へ搬送される。被記録材100は、この時、マスク4により除電され、この後、搬送ガイド5により除電される。従って、インクミストを引き寄せることが無く、汚れることも無い。
以上説明したように、本発明によれば、インク記録装置において、少なくとも被記録材の搬送方向においてホルダーの端部よりも吸収部材及びマスクの少なくとも一方の端部が庇状に突き出す形状を有するように、ホルダー開口部、吸収部材開口部及びマスク開口部の形状を規定することにより、被記録材を高速で搬送することにより搬送風が生じたとしても、吐出されたインク滴が搬送風により流されることを防止することができる。これにより、搬送風に起因して、インクミストが用紙、ノズル及びマスクに付着することにより、各々、ミスト、ノズル汚れ及びマスク汚れが発生することを防止することができる。この結果、インクミストによる汚れを防止して、インク記録装置の記録品質を向上することができる。
また、本発明のインク記録装置によれば、導電性の材質からなる搬送ローラを設けることにより、搬送風による汚れの防止手段を阻害することなく、用紙等の被記録材における静電気の発生を抑えることができる。
また、本発明のインク記録装置によれば、静電気除去手段を備える搬送ガイドを備えることにより、搬送風による汚れの防止手段を阻害することなく、高速で搬送される用紙等の被記録材において発生した静電気を除去することができる。
また、本発明のインク記録装置によれば、吸収部材を親水性の高吸収性のウレタンとすることにより、吐出されたインク滴が搬送風により流されたとしても、吸収部材に付着したインク滴については、これを吸収して汚れの原因となることを防止することができる。
インク記録装置構成図である。 インク記録装置説明図である。 インク記録装置説明図である。 インク記録装置説明図である。 インク記録装置説明図である。 インク記録装置説明図である。 インク記録装置説明図である。
符号の説明
1 インクヘッド
2 ホルダー
3 吸収部材
4 マスク
5 搬送ガイド
6 搬送ローラ
7 空間
11 ノズル
21 ホルダー開口部
31 吸収部材開口部
41 マスク開口部

Claims (11)

  1. 被記録材に対向する対向面にノズルを備え、前記ノズルからインクを被記録材に向けて吐出するインクヘッドと、
    前記インクヘッドを保持し、かつ、前記ノズルに対応する位置にホルダー開口部を備え、前記ノズルを除くインクヘッドの前記対向面を覆うホルダーと、
    前記ノズルに対応する位置に吸収部材開口部を備え、少なくとも前記ホルダー開口部の周囲において前記ホルダーの表面を覆う吸収部材と、
    前記ノズルに対応する位置にマスク開口部を備え、少なくとも前記吸収部材の表面を覆うマスクとを有し、
    前記吸収部材開口部及びマスク開口部の少なくとも一方が、前記ホルダー開口部の周囲の中の少なくとも被記録材の搬送方向において、前記ホルダーの端部よりも当該吸収部材及びマスクの少なくとも一方の端部が前記ノズルの上部に庇状に突き出す形状を有する
    ことを特徴とするインク記録装置。
  2. 前記吸収部材開口部が、前記ホルダー開口部の周囲全域において前記ホルダーの端部よりも当該吸収部材の端部が庇状に突き出す形状を有し、
    前記マスク開口部が前記吸収部材開口部よりも大きく、前記吸収部材開口部の周囲全域において前記吸収部材の端部を露出させる形状を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のインク記録装置。
  3. 当該インク記録装置は、イメージスキャナ装置で処理された用紙に印字を行うインプリンタである
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインク記録装置。
  4. 当該インク記録装置が、更に、
    被記録材を搬送するローラであって、被記録材の搬送方向における前記インクヘッドの上流に設けられ、導電性の材質からなる搬送ローラを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のインク記録装置。
  5. 前記導電性の材質は、導電性のウレタン又は金属からなる
    ことを特徴とする請求項4記載のインク記録装置。
  6. 当該インク記録装置が、更に、
    被記録材を搬送するガイドであって、被記録材の搬送路に沿って設けられ、静電気を除去する静電気除去手段を備える搬送ガイドを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のインク記録装置。
  7. 前記静電気除去手段は、前記搬送ガイドの一部又は全部に設けられた静電気除去バー、又は、金属性の搬送ガイドの一部又は全部を接地する手段からなる
    ことを特徴とする請求項6記載のインク記録装置。
  8. 当該インク記録装置が、更に、
    被記録材を搬送するローラであって、被記録材の搬送方向における前記インクヘッドの上流において被記録材の搬送路を挟んで上下に設けられ、当該上下の搬送ローラの断面の中心を結ぶ線分が垂直方向から被記録材の搬送方向の上流又は下流に傾くように設けられた搬送ローラを備え
    搬送される被記録材が、前記搬送ローラにより、前記搬送ガイドに接触するようにされる
    ことを特徴とする請求項6記載のインク記録装置。
  9. 前記吸収部材は、絶縁性のフェルトからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のインク記録装置。
  10. 前記吸収部材は、絶縁性で、親水性の連続発泡ウレタンからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のインク記録装置。
  11. 前記吸収部材は、導電性で、親水性の連続発泡ウレタンからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のインク記録装置。
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