JP3788759B2 - インクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド - Google Patents

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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はインクジェット記録装置に関し、特に高品位な画像を高信頼で記録可能な高速インクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
連続記録用紙に高速印刷する高速インクジェットプリンタとして、ライン走査型インクジェットプリンタが提案されている。この装置では、インク粒子吐出用のノズル孔を列状に配置した長尺インクジェット記録ヘッドを、連続記録用紙の幅方向に、幅いっぱいに記録用紙面に対向して配置し、前記ノズル孔から吐出するインク粒子の記録用紙面への着弾を記録信号に応じて選択的に制御する。同時に記録用紙を連続記録用紙の長手方向に高速移動させて主走査する。この主走査とインク粒子の記録用紙への着弾制御で走査線への記録ドット形成の制御を行い記録画像を記録用紙上に得る。
【0003】
このライン走査型インクジェットプリンタとしては、記録ヘッドにコンティニュアスインクジェット方式の記録ヘッドを使用する装置や、オンデマンドインクジェット方式の記録ヘッドを使用する装置が多く提案されている。このうちオンデマンドインクジェット方式のライン走査型インクジェットプリンタはコンティニュアスインクジェット方式の装置に比べて記録速度では及ばないが、インクシステムが非常に簡単である等のため、普及型の高速プリンタを提供するのに適している。
【0004】
このオンデマンドインクジェット方式のライン走査型インクジェットプリンタ用の記録ヘッドは、ノズル孔を開口とするインク室中のインクに、圧電素子や発熱素子への駆動電圧印加で、圧力を加えてインク粒子を吐出するようになったノズルを、列状に多数配置したライン型記録ヘッドである。そしてこのライン型記録ヘッドのノズル列に沿い、荷電偏向電極を設置し、吐出したインク粒子を偏向し、記録用紙上の各画素位置に隣接ノズルから吐出された複数のインク粒子が多重に配置出来るようにし、ノズル故障による記録欠陥を防止し、記録の信頼性を飛躍的に向上させ、また記録ムラを改善することが可能な、粒子偏向型オンデマンドインクジェットプリンタが提案されている。
【0005】
そして、このプリンタ用の荷電偏向電極を備えたライン型記録ヘッドを歩留まり良く構成する方法として、ノズ孔の横に偏向電極を形配置成した短尺の記録ヘッドモジュールを、特開2001−47622号公報で開示されているように、記録用紙幅一杯にマウンタ上に多数配置する方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような各記録ヘッドモジュールに荷電偏向電極を取り付け、該荷電偏向電極付きの記録ヘッドモジュールをマウンタに配置した、従来構造の荷電偏向電極を備えたライン型記録ヘッドでは、各記録ヘッドモジュール分の多数の荷電偏向電極部品が必要であり、またマウンタ部品が別途必要である等、部品点数が多くなり、また電極とノズルの位置関係を精度良く組み立てる組立工程と記録ヘッドをマウンタに精度良く配置する製造組立工程が必要であるため、記録ヘッドのコストアップにつながることがあった。
【0007】
また、ノズル孔近くに凸状の電極を設置するため、ノズル孔目詰まり防止用キャップ機構やインクパージ機構を設ける際のノズル孔を密閉する構造が実現しにくい等の問題点があった。
【0008】
更に記録用紙の浮き上がりやジャムの時に、ノズル孔表面を記録用紙で擦り損傷を与えてしまうことがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の発明は、インクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッドにおいて、インク粒子を選択的に吐出するノズル群を有する記録ヘッドモジュールを複数備えると共に、荷電偏向電極が前記複数の記録ヘッドモジュールに対応するように配置されたマウンタを具備し、前記ノズル群から吐出されたインク液滴が前記荷電偏向電極により偏向されるように前記記録ヘッドモジュールを前記マウンタに搭載することを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記記録ヘッドモジュールの各々と前記マウンタとが取付用の位置合わせ手段を備え、該位置合わせ手段が、前記荷電偏向電極に対するノズル群の位置及び複数の前記記録ヘッドモジュールのノズル群の位置の関係を同時に所望値に規定することを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項3記載の発明は、インクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッドにおいて、インク粒子を選択的に吐出するノズル群を有する記録ヘッドモジュールを複数備えると共に、前記複数の記録ヘッドモジュールが装着される窓が形成され、かつ導電性を有する電極板よりなるマウンタを具備し、前記ノズル群が前記窓の一辺に沿って配置されるように複数の前記記録ヘッドモジュールを前記マウンタに搭載することを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、ノズル群に沿う窓の近傍にインク吸収体を埋め込んだことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記電極板インク吸収体で形成したことを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項6記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記マウンタと複数の前記記録ヘッドモジュールそれぞれの取付位置合わせ手段がピン穴であることを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項7記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記マウンタの窓に前記記録ヘッドモジュールのノズル群のインク粒子吐出面を密着し、前記窓が前記記録ヘッドモジュールのインク粒子吐出面側によって密閉されるように成したことを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項8記載の発明は、請求項1もしくは3記載の発明において、前記マウンタのインク粒子吐出面と対向する側にキャップ手段を設けることを特徴とする。
【0017】
本発明の請求項9記載の発明は、請求項1もしくは3記載の発明において、前記マウンタのインク粒子吐出面と対向する側にインク吸引パージ手段を設けることを特徴とする。
【0018】
【発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の一例を図を参考にしながら説明する。
【0019】
図1は、本発明による荷電偏向電極を備えたライン型記録ヘッドを搭載した、偏向型オンデマンド方式のライン型インクジェットプリンタの実施例である。図2は記録ヘッドモジュール10のノズル孔側からの斜視拡大図である。
【0020】
本例による偏向電極を備えたライン型記録ヘッドは、複数の記録ヘッドモジュール10と、該各記録ヘッドモジュールに対応する荷電偏向用の電極をアレー状に一体で形成した電極集合体としてのオリフィス電極アレー兼マウンタ20を備え、複数の記録ヘッドモジュール10のオリフィス板11がオリフィス電極アレー兼マウンタ20上の所定位置に密着して取り付けられている。
【0021】
該オリフィス電極アレー兼マウンタ20は傾斜電界発生用オリフィス電極機能と予備吐出インク粒子を回収するインク受け機能、そして、マウンタ機能を兼ね備える。
【0022】
そして、この荷電偏向電極を備えたライン型記録ヘッドを搭載したライン型インクジェットプリンタは、オリフィス電極アレー兼マウンタ20に対向し、記録用紙60の背面に設置した用紙背面電極30と、該用紙背面電極に荷電偏向信号を供給する荷電偏向制御信号発生回路40、各記録ヘッドモジュールを駆動するインク粒子吐出制御信号作成装置50を備え、記録ヘッドモジュール10のノズル孔12から、記録信号入力データに応じて吐出したインク粒子が荷電偏向され、矢印Aの方向に移動する記録用紙60上に着弾し記録ドット70から構成される所望の記録を行うことができる。また、ノズル孔12から予備吐出させたインク粒子は、傾斜電界で荷電偏向され、Uターン飛行してオリフィス電極兼マウンタのインク受けに着地して回収される。
【0023】
前記記録ヘッドモジュール10は、オンデマンドインクジェット方式のリニアー記録ヘッドモジュールであり、n個のノズル素子から構成され、各ノズル素子は、図2の金属等導電部材のオリフィス板13に所定ピッチで列状に配置したn個のノズル孔12を開口としている。各ノズル素子は、図には記載されていないが、ノズル孔12を開口端とするインク加圧室、このインク加圧室にインクを導くインク流入孔、このインク流入孔にインクを供給するマニホールドを備える。
【0024】
また、インク加圧室には該インク加圧室の体積を記録信号に応じて変化させるPZT圧電素子等のアクチュエータが取り付けられている。各ノズルの構造は同一構造である。各ノズル素子のPZT圧電素子には、インク粒子吐出制御信号作成装置50からの駆動信号が供給されるようになっており、記録信号に応じて各ノズル孔12からインク粒子が吐出される。
【0025】
前記オリフィス電極アレー兼マウンタ20は、電極板21と該電極板21を保持する枠体24に貼り付けることで構成されている。電極板21には電極窓22が記録ヘッドモジュール分アレー状に配置されており、記録ヘッドモジュールのオリフィス板を電極窓に密着し、該オリフィス板のノズル孔列が窓の一辺に沿って配置されように、複数の記録ヘッドモジュールそれぞれが電極板に取り付けられている。この取り付けは、オリフィス板11のオリフィス板ピン孔13と電極板21の電極板ピン穴23を合わせることで、ノズル孔12と電極窓22の一辺の位置関係が精度良く設定できるようになっている。
【0026】
一方、電極板21への電極窓22は高精度で配置されているので、同時に複数記録ヘッドモジュール10のノズル孔12の位置関係を高精度で行うことができる。これにより記録ヘッドモジュール間での記録画像の継ぎ目が目立たないようにすることが可能である。
【0027】
図3は、オリフィス電極アレー兼マウンタ20の構造詳細を説明する構成部品の部分上面図である。(a)は電極板に取り付け対象となる記録ヘッドモジュール10のオリフィス板11、(b)は枠体20、(c)〜(e)は電極板21の構成部品であり、(c)はベース電極板25、(d)はエッジ形成電極板26である。
【0028】
図4は、電極板21のB−B断面図である。
【0029】
電極板21は、ベース電極板25にエッジ形成電極板26を重ね、エッジ形成電極板26のインク受け吸収体格納部28にインク受け吸収体27を埋め込んで構成されている。重ねた状態での固定は接着、溶接や、ネジどめ等の機械的な機構による方法が適用可能である。また、本例でのベース電極板25とエッジ形成電極板26、インク受け吸収体27の板厚は、例えば、共に0.25mm程度であり、この場合の電極板21の厚さは0.5mmである。
【0030】
インク受け吸収体27のエッジが十分な加工精度がでなくても、エッジ形成電極板26のエッジが精度良く加工できるため、精度の良いインク受け吸収体付きの荷電偏向電極を実現することができる。
【0031】
電極板の材質は、インクの腐食を受けにくいステンレス等が使用可能である。インク受け吸収体27にはステンレス繊維で構成されたフィルタ材料や多孔質ステンレス材料等が使用可能である。
【0032】
この電極板21に形成された電極窓22は、記録ヘッドモジュール10のノズル孔列に沿って位置する例えば2mm幅程度のスリットであり、図4で明示されているように、この窓部に記録ヘッドモジュール10のオリフィス板11が密着し、電極窓22の片側を塞ぐようにモジュールが取り付けられる。取り付け固定は接着材剤でも良いし、ネジ等の機械的な固定でも良い。ネジの場合は電極板21にナットを接着材や溶接で固定しておき、このナットにボールトを使用して記録ヘッドモジュールを取り付ける。ネジ固定の場合は、容易に記録ヘッドモジュールを取り替えることができる。
【0033】
この取り付け時の位置合わせは、前記のように、ピン穴13、13’、2323、2523’、2623、2623’を使用して精密な寸法出しができるようになっている。これにより、オリフィス板11のノズル孔列12に沿って窓の一辺が、例えば300±10μm以下と程度と精度良く配置され、電極に対するノズル孔位置及び、複数記録ヘッドモジュールのノズル孔位置の関係が同時に適正に±10μm以下の精度で規定できる。位置合わせ手段はピン穴に限定されるものではなく、お互いにわい合する凸凹の組み合わせでも同様な効果を上げることが可能である。
【0034】
本例による偏向電極の動作を以下説明する。
【0035】
ノズル孔12から吐出された記録用のインク粒子71は、電極板21の傾斜電界形成用電極窓部29と用紙背面電極30とで形成される傾斜電界85で荷電偏向され、記録用紙60の所望位置に記録ドットが形成される。一方、予備吐出用粒子72は、Uターン偏向され、インク受け吸収体27に着弾し、そのインクは、インク受け吸収体27から負圧経路接続口251を通って枠体24に形成された負圧経路241に吸い出され、負圧回収口242から負圧で回収される。
【0036】
このように、本発明による偏向電極を備えたライン型記録ヘッドは、構造簡易で部品点数が少なく、組立工程の短縮で低コスト化が可能である。
【0037】
図5は、ノズル孔キャップの一例である。
【0038】
ライン型ヘッドキャップ手段72は例えばシリコンゴムシートを図のように、電極窓22のオリフィス板密着側の対向側に密着させるものでよい。ライン型ヘッドの多数ノズル孔部が密閉され、ライン型ヘッド対応のキャップ機能を構造簡易に実現できる。
【0039】
図6は、インクパージ機構の実施例を説明する図である。
【0040】
図のように、シリコンゴムシート製のインク吸引口付きキャップ73を電極窓22に密着させ、インク吸引口からインクを回収すれば、ライン型ヘッド用パージ機構を容易に実現できる。
【0041】
また、ノズル孔に近接して高速移動する記録用紙60が何らかの原因で浮き上がったり、ジャムっても、電極板21の窓枠が記録用紙によるノズル孔擦れを防止し、ノズル孔に致命的な損傷を与えない機能も有する。
【0042】
以上の例の電極板21では、ベース電極板25とインク受け吸収体27を埋め込んだエッジ形成電極板26を重ねて構成しているが、任意の部材を省いて構成することも可能である。
【0043】
例えば、予備吐出インクの回収機能を省く場合には、図7の本発明の他の第1例のように、ベース電極板25だけでも良い。また、ベース電極板25を多孔質ステンレス材料や、ステンレ繊維を固めたフィルタ材料等で構成することで、ベース電極板25だけでも予備吐出インクの回収機能を有する電極板21が構成可能である。
【0044】
あるいは、ベース電極板25を省き、図8の本発明の他の第2例のように、インク受け吸収体27を埋め込んだエッジ形成電極板27だけで構成しても良い。このように、部品点数を減らすことで更に低価格化が可能である。
【0045】
また、以上の例では、電極集合体として、マウントする記録ヘッドモジュール分の電極窓をアレー状に配置した電極板をベースにした例に付いて述べたが、本発明はこれに制限されるものではない。即ち、金属ブロックをベースに、アレー状の電極窓、インク吸収体収納部、記録ヘッドモジュール搭載部や記録ヘッドモジュール用固定ネジ部等を機械加工で形成し、ダイキャストで形成した頑強な構造とすることも可能である。材質についても、ノズル列に沿う部分が導電性であれば良く、その場合プラスチック製でも良く、電極部として金属を埋め込んだり、金属メッキで電極部を形成してもよい。
【0046】
また以上の例では、電極集合体を平板に形成した例について述べた。しかし記録用紙をドラム上に巻きつけ、この用紙に記録する場合には、ドラム面に沿うように円弧状に電極集合体を配置することで、本発明が実施でき、平板形状は本発明に制限を与えるものではない。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の記録ヘッドモジュール分の電極が電極集合体であり、該電極集合体が複数の記録ヘッドモジュール分のマウンタを兼ねるので、部品点数を少なくできる。
【0048】
また、ノズル孔の電極への配置を精度良く組み立てるだけで、ノズル孔のラインヘッドとしての配置も同時に精度良く行える。これにより、構造簡易で部品点数が少なく、組立工程の短縮で安価に偏向電極を備えたライン型記録ヘッドを実現可能である。
【0049】
更に、電極窓を密閉する構造により、ノズル孔キャップ機構やパージ機構が実現容易で、電極板の窓枠が記録用紙によるノズル孔擦れの防止機能も有する高信頼の偏向電極を備えたライン型記録ヘッドを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例における偏向電極を備えたインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッドとこれを適用したライン型プリンタの構成図である。
【図2】 本発明の一例における記録ヘッドモジュールのノズル孔側からの斜視拡大図である。
【図3】 本発明の一例における偏向電極を備えたインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッドの構成を説明する図である。
【図4】 本発明の一例における偏向電極を備えたインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッドの部分断面図と動作を説明する図である。
【図5】 本発明の一例におけるキャッピング装置を有する偏向電極を備えたインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッドの構成図である。
【図6】 本発明の一例におけるパージ装置を有する偏向電極を備えたインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッドの構成図である。
【図7】 本発明の他の第1例における偏向電極を備えたインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッドの構成図である。
【図8】 本発明の他の第2例における偏向電極を備えたインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッドの構成図である。
【符号の説明】
10は記録ヘッドモジュール、11はオリフィス板、12はノズル孔、13はオリフィス板ピン穴、20はオリフィス電極アレー兼マウンタ、21は電極板、22は電極窓、23は電極板ピン穴、24は枠体、241は負圧回収経路、242は負圧回収口、25はベース電極板、251は負圧経路接続口、2522はベース電極板電極窓、2532はベース電極板ピン穴、26はエッジ形成電極板、2623はエッジ形成電極板電極窓、2632はエッジ形成電極板ピン穴、27はインク受け吸収体、28はインク受け吸収体格納部、29は傾斜電界形成用電極窓部、30は用紙背面電極、40は荷電偏向制御信号発生回路、41は荷電偏向信号作成回路、42は背面電極ドライバ回路、43は予備吐出信号作成回路、50はインク粒子吐出制御信号作成装置、51は記録信号作成回路、52はタイミング信号発生回路、53はPZT駆動パルス作成回路、54はPZTドライバ回路、56は予備吐出信号作成回路、60は記録用紙、70は記録ドット、71は記録用インク粒子、72はキャップ、73はインク吸引口付キャップ、85は傾斜電界、90は非偏向インク粒子飛行軌道、91は正帯電偏向インク粒子飛行軌道、92は負帯電偏向インク粒子飛行軌道、93は予備吐出インク粒子Uターン飛行軌道、Aは記録用紙送り方向

Claims (9)

  1. インク粒子を選択的に吐出するノズル群を有する記録ヘッドモジュールを複数備えると共に、荷電偏向電極が前記複数の記録ヘッドモジュールに対応するように配置されたマウンタを具備し、前記ノズル群から吐出されたインク液滴が前記荷電偏向電極により偏向されるように前記記録ヘッドモジュールを前記マウンタに搭載することを特徴とするインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド。
  2. 前記記録ヘッドモジュールの各々と前記マウンタとが取付用の位置合わせ手段を備え、該位置合わせ手段が、前記荷電偏向電極に対するノズル群の位置及び複数の前記記録ヘッドモジュールのノズル群の位置の関係を同時に所望値に規定することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド。
  3. インク粒子を選択的に吐出するノズル群を有する記録ヘッドモジュールを複数備えると共に、前記複数の記録ヘッドモジュールが装着される窓が形成され、かつ導電性を有する電極板よりなるマウンタを具備し、前記ノズル群が前記窓の一辺に沿って配置されるように複数の前記記録ヘッドモジュールを前記マウンタに搭載することを特徴とするインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド。
  4. ノズル群に沿う窓の近傍にインク吸収体を埋め込んだことを特徴とする請求項3記載のインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド。
  5. 前記電極板インク吸収体で形成したことを特徴とする請求項3記載のインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド。
  6. 前記マウンタと複数の前記記録ヘッドモジュールそれぞれの取付位置合わせ手段がピン穴であることを特徴とする請求項2記載のインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド。
  7. 前記マウンタの窓に前記記録ヘッドモジュールのノズル群のインク粒子吐出面を密着し、前記窓が前記記録ヘッドモジュールのインク粒子吐出面側によって密閉されるように成したことを特徴とする請求項3記載のインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド。
  8. 前記マウンタのインク粒子吐出面と対向する側にキャップ手段を設けることを特徴とする請求項1または3記載のインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド。
  9. 前記マウンタのインク粒子吐出面と対向する側にインク吸引パージ手段を設けることを特徴とする請求項1または3記載のインクジェットプリンタ用ライン型記録ヘッド。
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