JP2003122204A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2003122204A JP2003122204A JP2001320329A JP2001320329A JP2003122204A JP 2003122204 A JP2003122204 A JP 2003122204A JP 2001320329 A JP2001320329 A JP 2001320329A JP 2001320329 A JP2001320329 A JP 2001320329A JP 2003122204 A JP2003122204 A JP 2003122204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- unit
- identification information
- forming apparatus
- process unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザーが純正品以外のプロセスユニットに
交換することを防止し、画像形成装置の印字品質及び動
作性能を確保するとともに、故障や不具合の発生、更に
は装置寿命の短縮を防止することが可能な画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 画像形成部3と、これに対して着脱自在
に取り付けられて画像形成部3の一部を構成する、メモ
リ4を搭載したプロセスユニット5と、外部と通信を行
なう通信部6と、これらの動作を制御する制御部7とを
備え、プロセスユニット5が交換された場合には、制御
部7は、メモリ4から識別情報を読み出し、この識別情
報を、通信部6を介して所定のサービス拠点17に送信
する。また、通信部6は、サービス拠点17からの認証
情報を受信し、制御部7は、その認証情報が否定的であ
る場合には、画像形成部3における画像形成動作を制限
する。
交換することを防止し、画像形成装置の印字品質及び動
作性能を確保するとともに、故障や不具合の発生、更に
は装置寿命の短縮を防止することが可能な画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 画像形成部3と、これに対して着脱自在
に取り付けられて画像形成部3の一部を構成する、メモ
リ4を搭載したプロセスユニット5と、外部と通信を行
なう通信部6と、これらの動作を制御する制御部7とを
備え、プロセスユニット5が交換された場合には、制御
部7は、メモリ4から識別情報を読み出し、この識別情
報を、通信部6を介して所定のサービス拠点17に送信
する。また、通信部6は、サービス拠点17からの認証
情報を受信し、制御部7は、その認証情報が否定的であ
る場合には、画像形成部3における画像形成動作を制限
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーカートリッ
ジやドラムユニット等の画像形成用のプロセスユニット
を交換可能な画像形成装置において、純正品以外のプロ
セスユニットの使用を制限することにより、印字品質や
装置寿命の確保を図ることができる画像形成装置に関す
る。
ジやドラムユニット等の画像形成用のプロセスユニット
を交換可能な画像形成装置において、純正品以外のプロ
セスユニットの使用を制限することにより、印字品質や
装置寿命の確保を図ることができる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なファクシミリ装置、コピー機、
あるいはプリンタ等の画像形成装置においては、トナー
カートリッジや感光ドラム等の画像形成用の消耗部品や
定期的な交換を要する部品について、ユニット化して着
脱可能とすることにより、容易に交換できる構成として
いる場合が多い。このような画像形成用の交換部品は、
プロセスユニットとして画像形成装置の製造元から販売
されており、それらの装置のユーザーが、新しいプロセ
スユニットを購入して自分で交換することができるよう
になっている。
あるいはプリンタ等の画像形成装置においては、トナー
カートリッジや感光ドラム等の画像形成用の消耗部品や
定期的な交換を要する部品について、ユニット化して着
脱可能とすることにより、容易に交換できる構成として
いる場合が多い。このような画像形成用の交換部品は、
プロセスユニットとして画像形成装置の製造元から販売
されており、それらの装置のユーザーが、新しいプロセ
スユニットを購入して自分で交換することができるよう
になっている。
【0003】このようなプロセスユニットは、画像形成
装置の一部を構成するものであり、画像形成装置の印字
品質、動作性能、装置寿命等に大きな影響を及ぼす部品
である。そのため、画像形成装置の製造元において、当
該画像形成装置に装着して一体とした状態でランニング
テストや環境テスト等を繰り返し、それらを通過した最
適な材料及び構造のプロセスユニットが純正品として販
売されている。一方、このようなプロセスユニットは交
換可能であることから、純正品以外のいわゆる海賊版の
プロセスユニットが流通している場合がある。このよう
な海賊版のプロセスユニットは、通常、純正品よりも安
く販売されているために、ユーザーがこのような海賊版
のプロセスユニットを使用する場合も多い。
装置の一部を構成するものであり、画像形成装置の印字
品質、動作性能、装置寿命等に大きな影響を及ぼす部品
である。そのため、画像形成装置の製造元において、当
該画像形成装置に装着して一体とした状態でランニング
テストや環境テスト等を繰り返し、それらを通過した最
適な材料及び構造のプロセスユニットが純正品として販
売されている。一方、このようなプロセスユニットは交
換可能であることから、純正品以外のいわゆる海賊版の
プロセスユニットが流通している場合がある。このよう
な海賊版のプロセスユニットは、通常、純正品よりも安
く販売されているために、ユーザーがこのような海賊版
のプロセスユニットを使用する場合も多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな海賊版のプロセスユニットは、外観上は純正品とほ
ぼ同等の形状を有しているが、一般的には、製造コスト
や販売価格を抑えるために粗悪な材料や構造を採用して
いる場合が多く、印字品質や動作性能を確保することが
困難となるばかりか、画像形成装置の本体を傷め、装置
寿命を短縮することになる場合があるという問題があ
る。また、このような海賊版のプロセスユニットは、一
般的に、純正品のようなランニングテストや環境テスト
等が行なわれていないため、画像形成装置本体との相性
が悪く、故障や不具合の要因となる場合がある。
うな海賊版のプロセスユニットは、外観上は純正品とほ
ぼ同等の形状を有しているが、一般的には、製造コスト
や販売価格を抑えるために粗悪な材料や構造を採用して
いる場合が多く、印字品質や動作性能を確保することが
困難となるばかりか、画像形成装置の本体を傷め、装置
寿命を短縮することになる場合があるという問題があ
る。また、このような海賊版のプロセスユニットは、一
般的に、純正品のようなランニングテストや環境テスト
等が行なわれていないため、画像形成装置本体との相性
が悪く、故障や不具合の要因となる場合がある。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、ユーザーが純正品以外のプロセスユニットに交
換することを防止し、画像形成装置の印字品質及び動作
性能を確保するとともに、故障や不具合の発生、更には
装置寿命の短縮を防止することが可能な画像形成装置を
提供することを技術課題とするものである。
であり、ユーザーが純正品以外のプロセスユニットに交
換することを防止し、画像形成装置の印字品質及び動作
性能を確保するとともに、故障や不具合の発生、更には
装置寿命の短縮を防止することが可能な画像形成装置を
提供することを技術課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ための具体的手段は、次のようなものである。すなわ
ち、請求項1に記載する画像形成装置は、画像形成部
と、この画像形成部に対して着脱自在に取り付けられて
画像形成部の一部を構成する、メモリを搭載したプロセ
スユニットと、外部と通信を行なう通信部と、前記画像
形成部及び通信部の動作を制御する制御部とを備え、前
記プロセスユニットが交換された場合には、前記制御部
は、前記メモリから識別情報を読み出し、この識別情報
を、前記通信部を介して所定のサービス拠点に送信する
ことを特徴とするものである。
ための具体的手段は、次のようなものである。すなわ
ち、請求項1に記載する画像形成装置は、画像形成部
と、この画像形成部に対して着脱自在に取り付けられて
画像形成部の一部を構成する、メモリを搭載したプロセ
スユニットと、外部と通信を行なう通信部と、前記画像
形成部及び通信部の動作を制御する制御部とを備え、前
記プロセスユニットが交換された場合には、前記制御部
は、前記メモリから識別情報を読み出し、この識別情報
を、前記通信部を介して所定のサービス拠点に送信する
ことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載する画像形成装置は、請求
項1に記載する構成において、前記通信部は、所定のサ
ービス拠点からの認証情報を受信し、前記制御部は、そ
の認証情報が否定的である場合には、前記画像形成部に
おける画像形成動作を制限することを特徴とするもので
ある。
項1に記載する構成において、前記通信部は、所定のサ
ービス拠点からの認証情報を受信し、前記制御部は、そ
の認証情報が否定的である場合には、前記画像形成部に
おける画像形成動作を制限することを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項3に記載する画像形成装置は、請求
項1又は2に記載する構成において、前記通信部は、イ
ンターネットを介してサービス拠点と通信を行なうこと
を特徴とするものである。
項1又は2に記載する構成において、前記通信部は、イ
ンターネットを介してサービス拠点と通信を行なうこと
を特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
1をコピー・ファクシミリ・プリンタ複合機に具体化し
た場合の実施形態について図面に基づいて説明する。図
1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1を構成す
るコピー・ファクシミリ・プリンタ複合機の電気的構成
を示すブロック図である。この図に示すように、本実施
形態に係る画像形成装置1は、画像読取部2において読
み取った画像データやファクシミリ受信した画像データ
の画像を記録紙上に形成する画像形成部3と、この画像
形成部3に対して着脱自在に取り付けられて画像形成部
3の一部を構成する、メモリ4を搭載した画像形成用の
プロセスユニット5と、外部と通信を行なう通信部6
と、この画像形成装置1の全体の動作を制御する制御部
7とを備えている。
1をコピー・ファクシミリ・プリンタ複合機に具体化し
た場合の実施形態について図面に基づいて説明する。図
1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1を構成す
るコピー・ファクシミリ・プリンタ複合機の電気的構成
を示すブロック図である。この図に示すように、本実施
形態に係る画像形成装置1は、画像読取部2において読
み取った画像データやファクシミリ受信した画像データ
の画像を記録紙上に形成する画像形成部3と、この画像
形成部3に対して着脱自在に取り付けられて画像形成部
3の一部を構成する、メモリ4を搭載した画像形成用の
プロセスユニット5と、外部と通信を行なう通信部6
と、この画像形成装置1の全体の動作を制御する制御部
7とを備えている。
【0010】また、この画像形成装置1は、コピー・フ
ァクシミリ・プリンタ複合機としての機能を果たすた
め、原稿の画像を走査してそれを画像データとして読み
取るためのスキャナや原稿自動供給装置(ADF:Auto
matic Document Feeder)等を有する画像読取部2と、
ファクシミリ送受信等のために画像データの符号化及び
復号を行なうコーデック(CODEC:Coder and Deco
der)8と、このコーデック8において符号化された画
像データやファクシミリ受信した画像データを一時的に
記憶しておくための画像メモリ9と、使用者が動作指示
や設定等の入力を行なうためのテンキーやスタートキー
等の各種操作キーを有して構成される操作部10と、設
定状態や動作状態等を表示する液晶表示画面やLEDラ
ンプ等を有して構成される表示部11とを有している。
これらの画像形成装置1の各部は、バス12を介して制
御部7のMPU(Microprocessing Unit)13に接続さ
れている。
ァクシミリ・プリンタ複合機としての機能を果たすた
め、原稿の画像を走査してそれを画像データとして読み
取るためのスキャナや原稿自動供給装置(ADF:Auto
matic Document Feeder)等を有する画像読取部2と、
ファクシミリ送受信等のために画像データの符号化及び
復号を行なうコーデック(CODEC:Coder and Deco
der)8と、このコーデック8において符号化された画
像データやファクシミリ受信した画像データを一時的に
記憶しておくための画像メモリ9と、使用者が動作指示
や設定等の入力を行なうためのテンキーやスタートキー
等の各種操作キーを有して構成される操作部10と、設
定状態や動作状態等を表示する液晶表示画面やLEDラ
ンプ等を有して構成される表示部11とを有している。
これらの画像形成装置1の各部は、バス12を介して制
御部7のMPU(Microprocessing Unit)13に接続さ
れている。
【0011】画像形成部3は、画像読取部2において読
み取った画像データやファクシミリ受信した画像データ
の画像を記録紙上に形成するための部分であって、プリ
ントコントローラ14と、画像形成機構部15と、プロ
セスユニット5と、カバー開センサ16とを有して構成
される。ここで、プリントコントローラ14は、バス1
2を介してMPU13に接続され、このMPU13から
の命令信号に従って画像形成機構部15の動作制御を行
うとともに、カバー開センサ16の出力信号があった際
にはプロセスユニット5のメモリ4から識別情報を読み
出し、MPU13に伝達する制御を行なう。
み取った画像データやファクシミリ受信した画像データ
の画像を記録紙上に形成するための部分であって、プリ
ントコントローラ14と、画像形成機構部15と、プロ
セスユニット5と、カバー開センサ16とを有して構成
される。ここで、プリントコントローラ14は、バス1
2を介してMPU13に接続され、このMPU13から
の命令信号に従って画像形成機構部15の動作制御を行
うとともに、カバー開センサ16の出力信号があった際
にはプロセスユニット5のメモリ4から識別情報を読み
出し、MPU13に伝達する制御を行なう。
【0012】画像形成機構部15は、画像データの画像
を記録紙上に形成するための機構部であり、ここでは、
その機構として電子写真方式を採用している。したがっ
て、図示しないが、感光ドラムや、その周囲に配置され
た帯電器、露光器、現像器等、あるいは現像器にトナー
を供給するトナーカートリッジや、記録紙を供給する記
録紙供給機構等を有する。そして、これらの画像形成部
3の中の消耗部品や定期的な交換を要する部品につい
て、ユニット化して着脱可能としたものがプロセスユニ
ット5である。このようなプロセスユニット5として
は、具体的には、トナーカートリッジや感光ドラム、あ
るいはこれらを一体として構成したユニットや、これら
とその周辺機器を一体として構成したユニット等が該当
する。したがって、画像形成機構部15は、プロセスユ
ニット5が画像形成部3に対して取り付けられて一体と
なった状態でのみ機能する。また、カバー開センサ16
は、プロセスユニット5の着脱の際に開閉されるプロセ
スユニット5の収納部のカバーが開かれた場合には、そ
れを検知して、その信号をプリントコントローラ14に
出力するセンサである。
を記録紙上に形成するための機構部であり、ここでは、
その機構として電子写真方式を採用している。したがっ
て、図示しないが、感光ドラムや、その周囲に配置され
た帯電器、露光器、現像器等、あるいは現像器にトナー
を供給するトナーカートリッジや、記録紙を供給する記
録紙供給機構等を有する。そして、これらの画像形成部
3の中の消耗部品や定期的な交換を要する部品につい
て、ユニット化して着脱可能としたものがプロセスユニ
ット5である。このようなプロセスユニット5として
は、具体的には、トナーカートリッジや感光ドラム、あ
るいはこれらを一体として構成したユニットや、これら
とその周辺機器を一体として構成したユニット等が該当
する。したがって、画像形成機構部15は、プロセスユ
ニット5が画像形成部3に対して取り付けられて一体と
なった状態でのみ機能する。また、カバー開センサ16
は、プロセスユニット5の着脱の際に開閉されるプロセ
スユニット5の収納部のカバーが開かれた場合には、そ
れを検知して、その信号をプリントコントローラ14に
出力するセンサである。
【0013】また、プロセスユニット5は、メモリ4を
搭載している。このメモリ4は、当該プロセスユニット
5の識別情報を記憶するものであり、プロセスユニット
5が画像形成部3に対して取り付けられた状態におい
て、プリントコントローラ14による識別情報の読み出
しが可能であって、なおかつ、画像形成部3から取り外
された状態においても識別情報を保持し続けることが可
能な記憶装置である。このようなメモリ4としては、例
えば、EEPROM(Electrically Erasable and Prog
rammable ROM)等を使用する。このメモリ4に記憶され
ている識別情報は、そのプロセスユニット5が純正品で
あるか否かを識別するための情報である。そのため、こ
こでは、当該プロセスユニット5の通し番号を識別情報
として記憶することとしている。そして、この識別情報
としての通し番号は、後述するサービス拠点17(図2
参照)において一元管理されており、メモリ4に記憶さ
れたこの識別情報を、通信部6を介してサービス拠点1
7に送信することにより、当該プロセスユニット5が純
正品であるか否かを識別することができる。なお、この
メモリ4に記憶される識別情報としては、通し番号に限
定されるものではなく、例えば暗証コード等、純正品と
海賊版とを識別することができる情報であれば使用する
ことが可能である。
搭載している。このメモリ4は、当該プロセスユニット
5の識別情報を記憶するものであり、プロセスユニット
5が画像形成部3に対して取り付けられた状態におい
て、プリントコントローラ14による識別情報の読み出
しが可能であって、なおかつ、画像形成部3から取り外
された状態においても識別情報を保持し続けることが可
能な記憶装置である。このようなメモリ4としては、例
えば、EEPROM(Electrically Erasable and Prog
rammable ROM)等を使用する。このメモリ4に記憶され
ている識別情報は、そのプロセスユニット5が純正品で
あるか否かを識別するための情報である。そのため、こ
こでは、当該プロセスユニット5の通し番号を識別情報
として記憶することとしている。そして、この識別情報
としての通し番号は、後述するサービス拠点17(図2
参照)において一元管理されており、メモリ4に記憶さ
れたこの識別情報を、通信部6を介してサービス拠点1
7に送信することにより、当該プロセスユニット5が純
正品であるか否かを識別することができる。なお、この
メモリ4に記憶される識別情報としては、通し番号に限
定されるものではなく、例えば暗証コード等、純正品と
海賊版とを識別することができる情報であれば使用する
ことが可能である。
【0014】通信部6は、画像形成装置1が外部と通信
を行なうための部分であって、ここでは、公衆電話回線
に接続するためのモデム18及び網制御装置(NCU)
19と、LAN(Local Area Network)20に接続する
ためのLANインターフェース21とを有して構成され
ている。このLAN20は、サーバー22やクライアン
ト端末23とともにルーター24にも接続されており、
通信部6はこのLAN20及びルーター24を介してイ
ンターネットによる通信を行なうことが可能となってい
る。したがって、図2に示すように、画像形成装置1
は、この通信部6から公衆電話回線又はインターネット
のいずれかを介して、後述する所定のサービス拠点17
との通信を行なうことができる。そして、この通信部6
は、サービス拠点17に対してプロセスユニット5の識
別情報を送信するとともに、当該プロセスユニット5の
識別情報に対する認証情報をサービス拠点17から受信
する。
を行なうための部分であって、ここでは、公衆電話回線
に接続するためのモデム18及び網制御装置(NCU)
19と、LAN(Local Area Network)20に接続する
ためのLANインターフェース21とを有して構成され
ている。このLAN20は、サーバー22やクライアン
ト端末23とともにルーター24にも接続されており、
通信部6はこのLAN20及びルーター24を介してイ
ンターネットによる通信を行なうことが可能となってい
る。したがって、図2に示すように、画像形成装置1
は、この通信部6から公衆電話回線又はインターネット
のいずれかを介して、後述する所定のサービス拠点17
との通信を行なうことができる。そして、この通信部6
は、サービス拠点17に対してプロセスユニット5の識
別情報を送信するとともに、当該プロセスユニット5の
識別情報に対する認証情報をサービス拠点17から受信
する。
【0015】この画像形成装置1とサービス拠点17と
の間の識別情報及び認証情報の送受信の方法としては、
例えば、次のような方法により行うことができる。すな
わち、モデム18及び網制御装置(NCU)19を用い
て、公衆電話回線を介して通信を行なう場合には、ファ
クシミリ送受信手順の中の一部に識別情報又は認証情報
を含ませることにより行なうことができる。また、LA
Nインターフェース21を用いて、インターネットを介
して通信を行なう場合には、電子メールの本文に識別情
報又は認証情報を記載し、あるいは電子メールの添付フ
ァイルに所定の形式で識別情報又は認証情報含ませるこ
とにより行なうことができる。このように、電子メール
を用いてインターネットを介して通信を行なう場合に
は、公衆電話回線を介して通信を行なう場合と比較し
て、通信時間を短くし、通信費用を低減させることがで
きる。
の間の識別情報及び認証情報の送受信の方法としては、
例えば、次のような方法により行うことができる。すな
わち、モデム18及び網制御装置(NCU)19を用い
て、公衆電話回線を介して通信を行なう場合には、ファ
クシミリ送受信手順の中の一部に識別情報又は認証情報
を含ませることにより行なうことができる。また、LA
Nインターフェース21を用いて、インターネットを介
して通信を行なう場合には、電子メールの本文に識別情
報又は認証情報を記載し、あるいは電子メールの添付フ
ァイルに所定の形式で識別情報又は認証情報含ませるこ
とにより行なうことができる。このように、電子メール
を用いてインターネットを介して通信を行なう場合に
は、公衆電話回線を介して通信を行なう場合と比較し
て、通信時間を短くし、通信費用を低減させることがで
きる。
【0016】制御部7は、画像形成装置1の全体の動作
を制御する部分であって、図1に示すように、MPU1
3と、ROM(Read Only Memory)25と、RAM(Ra
ndomAccess Memory)26とを有して構成される。ここ
で、MPU13は、バス12を介して画像形成装置1を
構成する各部と接続されており、これらの各部の動作制
御や通信部6を介したサービス拠点17との通信処理等
を行なう。ROM25はMPU13の動作に必要な各種
のプログラム等を記憶する部分である。RAM26は画
像形成装置1の動作の実行に伴って取得された各種デー
タ等を一時的に記憶する部分である。
を制御する部分であって、図1に示すように、MPU1
3と、ROM(Read Only Memory)25と、RAM(Ra
ndomAccess Memory)26とを有して構成される。ここ
で、MPU13は、バス12を介して画像形成装置1を
構成する各部と接続されており、これらの各部の動作制
御や通信部6を介したサービス拠点17との通信処理等
を行なう。ROM25はMPU13の動作に必要な各種
のプログラム等を記憶する部分である。RAM26は画
像形成装置1の動作の実行に伴って取得された各種デー
タ等を一時的に記憶する部分である。
【0017】そして、制御部7は、プロセスユニット5
が交換された場合には、そのプロセスユニット5のメモ
リ4から識別情報を読み出し、この識別情報を、通信部
6を介してサービス拠点17(図2参照)に送信すると
ともに、サービス拠点17からの認証情報を受信し、そ
の認証情報が否定的である場合には、画像形成部3にお
ける画像形成動作を制限する処理を行なう。この際の画
像形成装置1の動作処理については、後にフローチャー
トを用いて詳細に説明する。
が交換された場合には、そのプロセスユニット5のメモ
リ4から識別情報を読み出し、この識別情報を、通信部
6を介してサービス拠点17(図2参照)に送信すると
ともに、サービス拠点17からの認証情報を受信し、そ
の認証情報が否定的である場合には、画像形成部3にお
ける画像形成動作を制限する処理を行なう。この際の画
像形成装置1の動作処理については、後にフローチャー
トを用いて詳細に説明する。
【0018】サービス拠点17は、画像形成装置1の交
換された新しいプロセスユニット5が純正品であるか否
かの情報を把握し、認証情報を画像形成装置1に対して
提供する拠点である。そのため、図2に示すように、公
衆電話回線又はインターネットを介して複数の画像形成
装置1に対して通信可能に接続されたサーバ等により構
成されており、また、プロセスユニット5の識別情報を
登録して管理する識別情報データベース27を有してい
る。そして、このサービス拠点17は、画像形成装置1
の通信部6を介してプロセスユニット5の識別情報を受
信するとともに、この識別情報及び識別情報データベー
ス27に基づいて当該プロセスユニット5が純正品であ
るか否かを識別し、その結果を認証情報として発信元の
画像形成装置1に送信する。この認証情報の内容は、プ
ロセスユニット5が純正品であることについて肯定的又
は否定的のいずれかとする。
換された新しいプロセスユニット5が純正品であるか否
かの情報を把握し、認証情報を画像形成装置1に対して
提供する拠点である。そのため、図2に示すように、公
衆電話回線又はインターネットを介して複数の画像形成
装置1に対して通信可能に接続されたサーバ等により構
成されており、また、プロセスユニット5の識別情報を
登録して管理する識別情報データベース27を有してい
る。そして、このサービス拠点17は、画像形成装置1
の通信部6を介してプロセスユニット5の識別情報を受
信するとともに、この識別情報及び識別情報データベー
ス27に基づいて当該プロセスユニット5が純正品であ
るか否かを識別し、その結果を認証情報として発信元の
画像形成装置1に送信する。この認証情報の内容は、プ
ロセスユニット5が純正品であることについて肯定的又
は否定的のいずれかとする。
【0019】ここで、プロセスユニット5が純正品であ
るか否かの識別は、具体的には以下のような方法により
行なう。すなわち、サービス拠点17の識別情報データ
ベース27には、市場に流通している全てのプロセスユ
ニット5についての通し番号が、それぞれのプロセスユ
ニット5の識別情報として登録され、検索可能に管理さ
れている。したがって、受信した識別情報が識別情報デ
ータベース27に登録されていれば、そのプロセスユニ
ット5は純正品であると判断し、肯定的な認証情報を発
信元の画像形成装置1に送信する。一方、受信した識別
情報が識別情報データベース27に登録されていない場
合や、同じ識別情報が重複して送信されてきた場合、す
なわち、受信した識別情報と同一の識別情報について既
に他の画像形成装置1に使用されている旨の登録がなさ
れている場合には、そのプロセスユニット5は海賊版で
あると判断し、否定的な認証情報を発信元の画像形成装
置1に送信する。
るか否かの識別は、具体的には以下のような方法により
行なう。すなわち、サービス拠点17の識別情報データ
ベース27には、市場に流通している全てのプロセスユ
ニット5についての通し番号が、それぞれのプロセスユ
ニット5の識別情報として登録され、検索可能に管理さ
れている。したがって、受信した識別情報が識別情報デ
ータベース27に登録されていれば、そのプロセスユニ
ット5は純正品であると判断し、肯定的な認証情報を発
信元の画像形成装置1に送信する。一方、受信した識別
情報が識別情報データベース27に登録されていない場
合や、同じ識別情報が重複して送信されてきた場合、す
なわち、受信した識別情報と同一の識別情報について既
に他の画像形成装置1に使用されている旨の登録がなさ
れている場合には、そのプロセスユニット5は海賊版で
あると判断し、否定的な認証情報を発信元の画像形成装
置1に送信する。
【0020】次に、本実施形態に係る画像形成装置1に
おいてプロセスユニット5を交換した際の動作処理を、
プロセスユニット5がトナーカートリッジである場合に
ついて、図3に示すフローチャートに基づいて説明す
る。なお、この図において、丸で囲まれた「A」及び
「B」の記号は、図における同じ記号と連続するものと
する。また、このフローチャートに示す画像形成装置1
の各部の動作は、ROM25に記憶されている動作プロ
グラム等に従って制御部7の制御の下に行なわれる。
おいてプロセスユニット5を交換した際の動作処理を、
プロセスユニット5がトナーカートリッジである場合に
ついて、図3に示すフローチャートに基づいて説明す
る。なお、この図において、丸で囲まれた「A」及び
「B」の記号は、図における同じ記号と連続するものと
する。また、このフローチャートに示す画像形成装置1
の各部の動作は、ROM25に記憶されている動作プロ
グラム等に従って制御部7の制御の下に行なわれる。
【0021】まず、プロセスユニット5としてのトナー
カートリッジの交換が必要であるか否かを判断するため
に、トナー残量を確認し、トナー切れ状態であるか否か
について判断する(S1)。トナー切れ状態でない場合
には(S1:NO)、そのトナーカートリッジにより画
像形成動作を継続することができるので、そのままの状
態とする。一方、トナー切れ状態である場合には(S
1:YES)、記録紙上への画像の形成をこれ以上行な
うことができないので、画像形成部3の動作を停止する
(S2)。そして、表示部11には、トナーカートリッ
ジの交換を要する旨を表示する(S3)。
カートリッジの交換が必要であるか否かを判断するため
に、トナー残量を確認し、トナー切れ状態であるか否か
について判断する(S1)。トナー切れ状態でない場合
には(S1:NO)、そのトナーカートリッジにより画
像形成動作を継続することができるので、そのままの状
態とする。一方、トナー切れ状態である場合には(S
1:YES)、記録紙上への画像の形成をこれ以上行な
うことができないので、画像形成部3の動作を停止する
(S2)。そして、表示部11には、トナーカートリッ
ジの交換を要する旨を表示する(S3)。
【0022】次に、トナーカートリッジの収納部のカバ
ーの開閉があったか否かについて判断する(S4)。こ
のカバーの開閉については、カバー開センサ16の出力
信号の有無により判断を行なう。カバーの開閉がない場
合には(S4:NO)、トナーカートリッジの交換がま
だ行なわれていないと判断することができるので、その
まま待機する。一方、カバーの開閉があった場合には
(S4:YES)、トナーカートリッジのメモリ4から
識別情報を読み出す(S5)。そして、この読み出した
識別情報に基づいて、新しいトナーカートリッジに交換
されたか否かについて判断する(S6)。この判断は、
前回のトナーカートリッジの装着時に、RAM26にそ
のトナーカートリッジの識別情報を記憶させておき、R
AM26に記憶された識別情報と、今回メモリ4から読
み出した識別情報とを比較し、異なっている場合には新
しいトナーカートリッジに交換されたものと判断し、同
じ場合にはトナーカートリッジが交換されていないもの
と判断することにより行なう。
ーの開閉があったか否かについて判断する(S4)。こ
のカバーの開閉については、カバー開センサ16の出力
信号の有無により判断を行なう。カバーの開閉がない場
合には(S4:NO)、トナーカートリッジの交換がま
だ行なわれていないと判断することができるので、その
まま待機する。一方、カバーの開閉があった場合には
(S4:YES)、トナーカートリッジのメモリ4から
識別情報を読み出す(S5)。そして、この読み出した
識別情報に基づいて、新しいトナーカートリッジに交換
されたか否かについて判断する(S6)。この判断は、
前回のトナーカートリッジの装着時に、RAM26にそ
のトナーカートリッジの識別情報を記憶させておき、R
AM26に記憶された識別情報と、今回メモリ4から読
み出した識別情報とを比較し、異なっている場合には新
しいトナーカートリッジに交換されたものと判断し、同
じ場合にはトナーカートリッジが交換されていないもの
と判断することにより行なう。
【0023】その結果、新しいトナーカートリッジに交
換されていない場合には(S6:NO)、処理はS2へ
戻る。一方、新しいトナーカートリッジに交換されてた
場合には(S6:YES)、次に、サービス拠点17に
識別情報を送信する(S7)。この識別情報の送信は、
上述の通り、公衆電話回線又はインターネットのいずれ
かを介して行なうことができるが、ここでは、インター
ネットを介して電子メールを用いてサービス拠点17に
識別情報を送信することとする。また、この識別情報の
内容は、上述の通り、プロセスユニット5としてのトナ
ーカートリッジの通し番号である。
換されていない場合には(S6:NO)、処理はS2へ
戻る。一方、新しいトナーカートリッジに交換されてた
場合には(S6:YES)、次に、サービス拠点17に
識別情報を送信する(S7)。この識別情報の送信は、
上述の通り、公衆電話回線又はインターネットのいずれ
かを介して行なうことができるが、ここでは、インター
ネットを介して電子メールを用いてサービス拠点17に
識別情報を送信することとする。また、この識別情報の
内容は、上述の通り、プロセスユニット5としてのトナ
ーカートリッジの通し番号である。
【0024】この識別情報がサービス拠点17において
受信されると、サービス拠点17では、その識別情報を
持つトナーカートリッジが純正品であるか否かを識別
し、その結果を認証情報として発信元の画像形成装置1
に送信する。そこで、次に、サービス拠点17からの認
証情報を受信したか否かについて判断する(S8)。こ
の際のサービス拠点17からの認証情報の送信について
も、上述の通り、公衆電話回線又はインターネットのい
ずれかを介して行なうことができるが、ここでは、識別
情報の送信と同様にインターネットを介して電子メール
を用いて画像形成装置1に認証情報を送信することとす
る。サービス拠点17からの認証情報を受信していない
場合には(S8:NO)、そのまま認証情報を受信する
まで待機する。
受信されると、サービス拠点17では、その識別情報を
持つトナーカートリッジが純正品であるか否かを識別
し、その結果を認証情報として発信元の画像形成装置1
に送信する。そこで、次に、サービス拠点17からの認
証情報を受信したか否かについて判断する(S8)。こ
の際のサービス拠点17からの認証情報の送信について
も、上述の通り、公衆電話回線又はインターネットのい
ずれかを介して行なうことができるが、ここでは、識別
情報の送信と同様にインターネットを介して電子メール
を用いて画像形成装置1に認証情報を送信することとす
る。サービス拠点17からの認証情報を受信していない
場合には(S8:NO)、そのまま認証情報を受信する
まで待機する。
【0025】サービス拠点17からの認証情報を受信し
た場合には(S8:YES)、次に、認証情報の内容が
純正品であることについて肯定的であるか否かについて
判断する(S9)。そして、認証情報の内容が肯定的で
ある場合には(S9:YES)、交換した新しいトナー
カートリッジが純正品であると判断することができるの
で、画像形成部3の動作を再開して画像形成が可能な状
態とし(S10)、処理はS1へ戻る。
た場合には(S8:YES)、次に、認証情報の内容が
純正品であることについて肯定的であるか否かについて
判断する(S9)。そして、認証情報の内容が肯定的で
ある場合には(S9:YES)、交換した新しいトナー
カートリッジが純正品であると判断することができるの
で、画像形成部3の動作を再開して画像形成が可能な状
態とし(S10)、処理はS1へ戻る。
【0026】一方、認証情報の内容が否定的である場合
には(S9:NO)、交換した新しいトナーカートリッ
ジが海賊版であると判断することができるので、表示部
11に交換した新しいトナーカートリッジが適切なトナ
ーカートリッジではない旨を表示する(S11)。この
場合、純正品以外のトナーカートリッジが使用されるこ
とを防止するため、画像形成部3における画像形成動作
を制限する処理を行なう。しかし、そのような純正品以
外のトナーカートリッジについて全く使用できないとす
ると、ユーザーが急ぎの用で画像形成装置1を使用した
い場合等にあまりにも不便であると考えられるので、こ
こでは、記録紙200枚分のみ画像形成動作を行なうこ
とができるようにし、その後画像形成動作を停止するこ
ととしている。
には(S9:NO)、交換した新しいトナーカートリッ
ジが海賊版であると判断することができるので、表示部
11に交換した新しいトナーカートリッジが適切なトナ
ーカートリッジではない旨を表示する(S11)。この
場合、純正品以外のトナーカートリッジが使用されるこ
とを防止するため、画像形成部3における画像形成動作
を制限する処理を行なう。しかし、そのような純正品以
外のトナーカートリッジについて全く使用できないとす
ると、ユーザーが急ぎの用で画像形成装置1を使用した
い場合等にあまりにも不便であると考えられるので、こ
こでは、記録紙200枚分のみ画像形成動作を行なうこ
とができるようにし、その後画像形成動作を停止するこ
ととしている。
【0027】したがって、この場合にも、画像形成部3
の動作を再開して画像形成が可能な状態とする(S1
2)。そして、次に、画像形成部3において記録紙20
0枚分の画像形成動作を行なったか否かについて判断す
る(S13)。まだ記録紙200枚分の画像形成動作を
行なっていない場合には(S13:NO)、そのまま画
像形成部3が動作可能な状態を継続する。そして、記録
紙200枚分の画像形成動作を行なった場合には(S1
3:YES)、処理はS2へ戻り、画像形成部3の動作
を停止し(S2)、表示部11にトナーカートリッジの
交換を要する旨を表示することにより(S3)、画像形
成部3における画像形成動作を制限する。これにより、
純正品以外のトナーカートリッジの使用を制限すること
ができる。
の動作を再開して画像形成が可能な状態とする(S1
2)。そして、次に、画像形成部3において記録紙20
0枚分の画像形成動作を行なったか否かについて判断す
る(S13)。まだ記録紙200枚分の画像形成動作を
行なっていない場合には(S13:NO)、そのまま画
像形成部3が動作可能な状態を継続する。そして、記録
紙200枚分の画像形成動作を行なった場合には(S1
3:YES)、処理はS2へ戻り、画像形成部3の動作
を停止し(S2)、表示部11にトナーカートリッジの
交換を要する旨を表示することにより(S3)、画像形
成部3における画像形成動作を制限する。これにより、
純正品以外のトナーカートリッジの使用を制限すること
ができる。
【0028】なお、このような記録紙200枚分のみ画
像形成動作も認めず、純正品以外のトナーカートリッジ
を全く使用できないようにすることも可能であり、ま
た、そのような制限を全く行なわずに、表示部11に適
切なトナーカートリッジではない旨を表示するのみとす
ることも可能である。また、ここでは、プロセスユニッ
ト5がトナーカートリッジである場合について説明した
が、このプロセスユニット5が感光ドラムやトナーカー
トリッジと感光ドラムを一体化したユニット等である場
合についても、同様の動作処理を行なうことができる。
像形成動作も認めず、純正品以外のトナーカートリッジ
を全く使用できないようにすることも可能であり、ま
た、そのような制限を全く行なわずに、表示部11に適
切なトナーカートリッジではない旨を表示するのみとす
ることも可能である。また、ここでは、プロセスユニッ
ト5がトナーカートリッジである場合について説明した
が、このプロセスユニット5が感光ドラムやトナーカー
トリッジと感光ドラムを一体化したユニット等である場
合についても、同様の動作処理を行なうことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る画像形成装置によれば、プロセスユニットが交換
された場合に、制御部が、プロセスユニットに搭載され
たメモリから識別情報を読み出し、この識別情報を、通
信部を介して所定のサービス拠点に送信することによ
り、その識別情報に基づいて、画像形成装置の交換され
た新しいプロセスユニットが純正品であるか否かの情報
を、サービス拠点において正確に把握することができ
る。したがって、ユーザーが純正品以外のプロセスユニ
ットに交換することを防止するための対策を実行するこ
とが可能となる。
に係る画像形成装置によれば、プロセスユニットが交換
された場合に、制御部が、プロセスユニットに搭載され
たメモリから識別情報を読み出し、この識別情報を、通
信部を介して所定のサービス拠点に送信することによ
り、その識別情報に基づいて、画像形成装置の交換され
た新しいプロセスユニットが純正品であるか否かの情報
を、サービス拠点において正確に把握することができ
る。したがって、ユーザーが純正品以外のプロセスユニ
ットに交換することを防止するための対策を実行するこ
とが可能となる。
【0030】本発明の請求項2に係る画像形成装置によ
れば、上述の効果に加えて、通信部を介して所定のサー
ビス拠点からの認証情報を受信し、制御部は、その認証
情報が否定的である場合には、前記画像形成部における
画像形成動作を制限することにより、ユーザーが純正品
以外のプロセスユニットに交換して使用することを防止
することができる。したがって、画像形成装置の印字品
質及び動作性能を確保するとともに、故障や不具合の発
生、更には装置寿命の短縮を防止することができる。
れば、上述の効果に加えて、通信部を介して所定のサー
ビス拠点からの認証情報を受信し、制御部は、その認証
情報が否定的である場合には、前記画像形成部における
画像形成動作を制限することにより、ユーザーが純正品
以外のプロセスユニットに交換して使用することを防止
することができる。したがって、画像形成装置の印字品
質及び動作性能を確保するとともに、故障や不具合の発
生、更には装置寿命の短縮を防止することができる。
【0031】本発明の請求項3に係る画像形成装置によ
れば、上述の効果に加えて、インターネットを介してサ
ービス拠点と通信を行なうことにより、識別情報及び認
証情報の送受信に際し、公衆電話回線を介して通信を行
なう場合と比較して、通信時間を短くし、通信費用を低
減させることができる。
れば、上述の効果に加えて、インターネットを介してサ
ービス拠点と通信を行なうことにより、識別情報及び認
証情報の送受信に際し、公衆電話回線を介して通信を行
なう場合と比較して、通信時間を短くし、通信費用を低
減させることができる。
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置を構成す
るコピー・ファクシミリ・プリンタ複合機の電気的構成
を示すブロック図である。
るコピー・ファクシミリ・プリンタ複合機の電気的構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像形成装置とサービ
ス拠点との接続を示す模式図である。
ス拠点との接続を示す模式図である。
【図3】本発明の実施形態に係る画像形成装置において
プロセスユニットとしてのトナーカートリッジを交換し
た際の動作処理を示すフローチャートである。
プロセスユニットとしてのトナーカートリッジを交換し
た際の動作処理を示すフローチャートである。
1 画像形成装置
3 画像形成部
4 プロセスユニットに搭載されたメモリ
5 プロセスユニット
6 通信部
7 制御部
13 MPU
14 プリントコントローラ
15 画像形成機構部
16 カバー開センサ
17 サービス拠点
18 モデム
19 網制御装置(NCU)
21 LANインターフェース
27 識別情報データベース
Claims (3)
- 【請求項1】 画像形成部と、この画像形成部に対して
着脱自在に取り付けられて画像形成部の一部を構成す
る、メモリを搭載したプロセスユニットと、外部と通信
を行なう通信部と、前記画像形成部及び通信部の動作を
制御する制御部とを備え、前記プロセスユニットが交換
された場合には、前記制御部は、前記メモリから識別情
報を読み出し、この識別情報を、前記通信部を介して所
定のサービス拠点に送信することを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項2】 前記通信部は、所定のサービス拠点から
の認証情報を受信し、前記制御部は、その認証情報が否
定的である場合には、前記画像形成部における画像形成
動作を制限することを特徴とする請求項1記載の画像形
成装置。 - 【請求項3】 前記通信部は、インターネットを介して
サービス拠点と通信を行なうことを特徴とする請求項1
又は2記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001320329A JP2003122204A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001320329A JP2003122204A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003122204A true JP2003122204A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19137735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001320329A Pending JP2003122204A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003122204A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003080355A1 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus |
WO2003082586A1 (en) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication system |
JP2005173500A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Canon Inc | 消耗材管理システムおよび消耗部品管理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム |
JP2005195900A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2005324487A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 交換ユニットが装着された画像形成装置及び画像形成システム |
JP2005352656A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Toshiba Corp | 管理装置および管理装置プログラム |
JP2006331815A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Nec Corp | 電池パック認証システム及び方法、電子機器並びにサーバ |
JP2007241150A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置及び画像安定化処理の実行制御方法 |
JP2008500715A (ja) * | 2004-05-24 | 2008-01-10 | サメイション株式会社 | 発光装置用金属錯体 |
JP2008265111A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像形成装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラム |
JP2009003295A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、同装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラム |
JP2009186597A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置、画像形成システム及びカートリッジ |
US8405850B2 (en) | 2007-06-22 | 2013-03-26 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus with supply unit verification, print control method thereof and print control program |
JP2014191514A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Fujitsu Fsas Inc | 部品管理装置、部品管理方法および部品管理プログラム |
JP2020185739A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置、通信システム、及びプログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000137417A (ja) * | 1998-11-04 | 2000-05-16 | Minolta Co Ltd | 交換部品使用時の処理方法と装置、これを用いた作業装置 |
JP2002202697A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-19 | Sharp Corp | 純正品判別方法、それに用いられる交換部品、純正品管理装置、純正品対応装置、純正品管理ネットワークシステム並びに純正品判別方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2002318511A (ja) * | 2001-04-23 | 2002-10-31 | Casio Electronics Co Ltd | 再生状態識別機能付き消耗品及び画像形成装置 |
-
2001
- 2001-10-18 JP JP2001320329A patent/JP2003122204A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000137417A (ja) * | 1998-11-04 | 2000-05-16 | Minolta Co Ltd | 交換部品使用時の処理方法と装置、これを用いた作業装置 |
JP2002202697A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-19 | Sharp Corp | 純正品判別方法、それに用いられる交換部品、純正品管理装置、純正品対応装置、純正品管理ネットワークシステム並びに純正品判別方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2002318511A (ja) * | 2001-04-23 | 2002-10-31 | Casio Electronics Co Ltd | 再生状態識別機能付き消耗品及び画像形成装置 |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003080355A1 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus |
US7359072B2 (en) | 2002-03-27 | 2008-04-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus |
WO2003082586A1 (en) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication system |
US7408663B2 (en) | 2002-03-28 | 2008-08-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication system |
JP2005173500A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Canon Inc | 消耗材管理システムおよび消耗部品管理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム |
JP2005195900A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2005324487A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 交換ユニットが装着された画像形成装置及び画像形成システム |
JP2008500715A (ja) * | 2004-05-24 | 2008-01-10 | サメイション株式会社 | 発光装置用金属錯体 |
JP2005352656A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Toshiba Corp | 管理装置および管理装置プログラム |
JP4594655B2 (ja) * | 2004-06-09 | 2010-12-08 | 株式会社東芝 | 管理装置および管理装置プログラム |
JP2006331815A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Nec Corp | 電池パック認証システム及び方法、電子機器並びにサーバ |
JP2007241150A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置及び画像安定化処理の実行制御方法 |
JP2008265111A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像形成装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラム |
JP2009003295A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、同装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラム |
US8405850B2 (en) | 2007-06-22 | 2013-03-26 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus with supply unit verification, print control method thereof and print control program |
JP2009186597A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置、画像形成システム及びカートリッジ |
JP2014191514A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Fujitsu Fsas Inc | 部品管理装置、部品管理方法および部品管理プログラム |
JP2020185739A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置、通信システム、及びプログラム |
JP7293856B2 (ja) | 2019-05-16 | 2023-06-20 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置、通信システム、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3858640B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003122204A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4186122B2 (ja) | 通信端末装置 | |
US11892781B2 (en) | Method for error handling in the toner refill process | |
JP2020145493A (ja) | 画像読取装置及び画像読取方法 | |
JP2007118244A (ja) | 画像形成装置、上位機及び画像形成システム | |
JP2008227914A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011234194A (ja) | 画像形成装置、画像処理システム及び処理条件設定実施方法 | |
JP5360541B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP6209933B2 (ja) | 電子機器 | |
JP7015660B2 (ja) | 情報送信制御装置、画像処理装置、情報送信制御プログラム及び情報送信制御方法 | |
US20030231361A1 (en) | Communication system | |
JP4394059B2 (ja) | 電子機器システム、電子機器及び画像形成装置 | |
JP3712117B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成装置のプロセスユニットの発注方法 | |
JP2023175423A (ja) | データ処理方法、データ処理プログラム及び画像処理装置 | |
JP2009000917A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008268454A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラム | |
JP2019031017A (ja) | 画像形成装置、制御方法及びプログラム | |
JP2014134954A (ja) | 動作モード管理装置及び動作モード管理方法 | |
JP2007136798A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5145754B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラム | |
JP2006281525A (ja) | 情報記録用紙を使用する印刷装置 | |
JP4224934B2 (ja) | プロセスカートリッジおよびプリンタシステム | |
US20240143253A1 (en) | Image-forming device and system including image-forming device group including first and second image-forming devices, server, and management terminal | |
JP2008028705A (ja) | メンテナンスシステムおよび画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040708 |