JP5145754B2 - 画像形成装置、画像形成装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、複写機、プリンタあるいはこれらの機能が集約された多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)等の画像形成装置、画像形成装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラムに関する。
上記のような画像形成装置には、トナーカートリッジやイメージングユニット等の消耗品ユニットが使用されている。これらの消耗品ユニットは、印刷動作が行われるたびに消耗されるトナーや感光体ドラム等の消耗品を有しており、消耗品が全て消費されたりあるいは寿命に達すると、新たな消耗品ユニットと交換される。
このような画像形成装置の消耗品ユニットに関しては、画像形成装置の製造メーカーにより提供される純正品と、いわゆるサードパーティと称される第三者により提供される非純正品が存在する。なお、非純正品は、使い終えた純正品の消耗品ユニットに、第三者が製造した新たな消耗品が充填されあるいは新たな消耗品と交換されることにより製造される場合が多く、互換消耗品ユニットとも呼ばれている。例えば、トナーカートリッジの場合には、トナーがなくなった純正品のトナーカートリッジを第三者が回収し、独自に生産したトナーを再充填し互換品として出荷される場合が多い。
一般的に、これら第三者が製造した消耗品は品質にばらつきがある場合があり、また装着される画像形成装置とのマッチング等に問題がある場合もある。
そこで、従来、非純正品の消耗品ユニットが画像形成装置に装着された場合には印刷を禁止する技術が提供されている(特許文献1参照)。
特開2003−195705号公報
ところで、近年、画像形成装置が多くの国や地域に出荷されており、出荷先によって非純正品の消耗品ユニットに対するユーザの嗜好、法規制等は様々である。例えば、ユーザが、価格が高くても品質の安定した純正品を好む傾向が強い国や地域の場合には、当該国・地域の法規制の範囲内で非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作の禁止等の制限を設定して出荷することが好ましい。ユーザが誤って非純正品を使用した場合に、ユーザに不利益を与える恐れがあるからである。一方、ユーザが品質に多少の不安定性があっても価格の安い製品を好む傾向が強い国や地域の場合には、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作を許可する設定をして出荷することが好ましい。ユーザの自由な選択を妨げないためである。
さらに、国や地域ごとのユーザの嗜好や法規制等の事情は、常に一定ではなく将来的に変化する可能性がある。
しかるに、特許文献1に記載の技術では、非純正品の消耗品ユニットが装着されると印刷動作が禁止される設定が装置側でなされており、このため一旦出荷されると、出荷後に非純正品の消耗品ユニットに対する印刷動作の禁止設定を解除することがなかなか困難であった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、出荷後に、非純正品の消耗品ユニットに対する印刷動作の制限設定の解除を容易に行うことができるようにして、出荷先の国や地域の事情変更に容易に対応することが可能な画像形成装置、画像形成装置の印刷制御方法及び印刷制御プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)印刷対象データを用紙に印刷する印刷動作を行う作像手段と、交換可能に装着され、前記印刷動作の繰り返しによって消耗される消耗品を有する消耗品ユニットが、純正品であるか非純正品であるかを判別する純正・非純正判別手段と、消耗品ユニットが、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報か印刷制限情報の何れを有しているかを判定する判定手段と、前記純正・非純正判別手段により、装着された消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合には、前記消耗品ユニットの印刷動作情報についての前記判定手段の判定結果に基づいて、非純正品の消耗品ユニットを用いての前記作像手段による印刷動作を許可しあるいは制限する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)印刷動作の制限が、印刷の禁止である請求項1に記載の画像形成装置。
(3)印刷動作の制限が、実行可能な印刷モードの制限及び/又は印刷速度の制限である請求項1に記載の画像形成装置。
(4)画像形成装置に交換可能に装着され、前記画像形成装置の印刷動作の繰り返しによって消耗される消耗品を有する消耗品ユニットであって、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報または印刷制限情報を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする消耗品ユニット。
(5)前記印刷動作情報は、前記記憶手段におけるデータの読み出しのみ可能な領域に記憶されている請求項4に記載の消耗品ユニット。
(6)印刷対象データを用紙に印刷する印刷動作を行うステップと、交換可能に装着され、前記印刷動作の繰り返しによって消耗される消耗品を有する消耗品ユニットが、純正品であるか非純正品であるかを判別するステップと、消耗品ユニットが、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報か印刷制限情報の何れを有しているかを判定するステップと、装着された消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合には、前記消耗品ユニットの印刷動作情報についての判定結果に基づいて、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作を許可しあるいは制限するステップと、を備えたことを特徴とする画像形成装置の印刷制御方法。
(7)印刷対象データを用紙に印刷する印刷動作を行うステップと、交換可能に装着され、前記印刷動作の繰り返しによって消耗される消耗品を有する消耗品ユニットが、純正品であるか非純正品であるかを判別するステップと、消耗品ユニットが、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報か印刷制限情報の何れを有しているかを判定するステップと、装着された消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合には、前記消耗品ユニットが印刷許可情報か印刷制限情報の何れの情報を有しているかについての判定結果に基づいて、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作を許可しあるいは制限するステップと、を画像形成装置のコンピュータに実行させるための印刷制御プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、消耗品ユニットが、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報か印刷制限情報の何れかを有しており、装着された消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合には、前記消耗品ユニットが印刷許可情報か印刷制限情報の何れを有しているかに基づいて、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作が許可され、あるいは制限される。このように、消耗品ユニットの印刷許可情報または印刷制限情報に基づいて、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作が許可されまたは制限されるから、非純正品の消耗品ユニットが装着された場合の印刷動作を制限する設定を、装置側で行う必要はなくなる。このため、印刷制限情報を有する消耗品ユニットを印刷許可情報を有する消耗品ユニットに変更するだけの簡単な対応で、出荷後に、非純正品の消耗品ユニットに対する印刷動作の制限の解除を容易に行うことができ、出荷先の国や地域の事情変更に容易に対応することができる。
また、製造段階において、画像形成装置として、出荷先に応じて非純正品の消耗品ユニットに対する印刷動作の制限設定を行ったものと行わないものを用意する必要はなくなるから、製造管理が楽になるという利点もある。
前項(2)に記載の発明によれば、消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合に、消耗品ユニットが有する印刷動作情報に基づいて印刷動作が禁止される。
前項(3)に記載の発明によれば、消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合に、消耗品ユニットが有する印刷動作情報に基づいて、実行可能な印刷モードの制限及び/又は印刷速度の制限が行われる。
前項(4)に記載の発明によれば、印刷制限情報を有する消耗品ユニットを印刷許可情報を有する消耗品ユニットに変更するだけの簡単な対応で、出荷後に、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作の制限設定の解除を容易に行うことができ、出荷先の国や地域の事情変更に容易に対応することができる消耗品ユニットとなしうる。
前項(5)に記載の発明によれば、印刷動作情報は、記憶手段におけるデータの読み出しのみ可能な領域に記憶されるので、記憶された当該情報の改竄を防ぐことが可能となる。
前項(6)に記載の発明によれば、消耗品ユニットが有する、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報である印刷動作情報に基づいて、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作が許可されまたは制限されるから、非純正品の消耗品ユニットが装着されると印刷動作を制限する設定を装置側で行う必要はなくなり、印刷制限情報を有する消耗品ユニットを印刷許可情報を有する消耗品ユニットに変更するだけの簡単な対応で、出荷後に、非純正品の消耗品ユニットに対する印刷動作の制限設定の解除を容易に行うことができ、出荷先の国や地域の事情変更に容易に対応することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、消耗品ユニットが純正品であるか非純正品あるかの判別処理、消耗品ユニットが、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報か印刷制限情報の何れを有しているかの判定処理、及び消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合に、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作を許可しあるいは制限する処理を、画像形成装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示した図である。この実施形態では画像形成装置として多機能デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripherals)が使用されている。
図1に示すように、画像形成装置1は、スキャナ部2と、作像部3と、給紙部4と、排紙トレイ5等を備えている。
スキャナ部2は、CCDセンサ6を備え、自動原稿送り装置やプラテンガラス上(共に、図示せず)にセットされた原稿を読み取るものである。
作像部3は、スキャナ部2で読み取られた原稿の画像データや、外部から送信されてきたプリントデータ等を用紙に印字するという印字動作を行うものであり、この実施形態では、イメージングユニット10Y、10M、10C及び10K、トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8K、中間転写ベルト7、露光部14、ポリゴンミラー15、搬送ローラ18、二次転写ローラ19及び定着器20等から構成されている。
イメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kは、静電潜像をトナーにより顕在化してトナー像を形成するためのものであり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応してそれぞれ設けられている。各イメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kは、それぞれ、回転可能な感光体ドラム11と、感光体ドラム11を帯電させる帯電器13と、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する現像器12等を備えており、これらの部品が1つのユニットとして構成されている。
前記イメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kに含まれる感光体ドラム11等は、印刷動作が繰り返されることにより性能が徐々に劣化しやがては寿命に達する消耗品である。このため各イメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kは、前記消耗品が寿命に達すると新品のイメージングユニットと交換される消耗品ユニットであり、画像形成装置1に交換可能に装着されている。なお、交換は画像形成装置1の前扉21を開くことにより行われる。また、各イメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kには、それぞれメモリチップ22が備えられており、このメモリチップ22には当該イメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kについての情報がそれぞれ登録されている。
トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応したトナーを収容するものであり、各トナーを、対応するイメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kに供給する。
トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kに収容された各色のトナーは、印刷動作が繰り返されることにより消費される消耗品である。このため前記の各トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kは、前記トナーがなくなると新たなトナーカートリッジと交換される消耗品ユニットであり、画像形成装置1の前扉21を開くことにより、交換可能に装着されている。また、各トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kには、当該トナーカートリッジについての情報が登録されているメモリチップ9がそれぞれに備えられているが、詳しくは後述する。
中間転写ベルト7は、前記4個のイメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kの各感光体ドラム11に形成された各色のトナー像を、重ね合わせ状態に一次転写されるものであり、駆動ローラ16と従動ローラ17とに掛け渡され、駆動ローラ16の回転によって、一定方向に周回駆動される。
露光部14は、各イメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kの帯電した感光体ドラム11にレーザ光を照射することにより、感光体ドラム11の表面に静電潜像を形成する。
ポリゴンミラー15は、露光部14から出射されたレーザ光を偏向して、感光体ドラム11の表面を走査させる。
搬送ローラ18は、給紙部4から供給された用紙を二次転写位置へと搬送するものである。また、二次転写ローラ19は、前記搬送ローラ18により搬送されてきた用紙に、前記中間転写ベルト7に一次転写されたトナー像を転写させるものであり、定着器20は、用紙に転写されたトナー像を定着させるものである。
給紙部4は、用紙を種類毎に収納するものであり、印刷指示がなされると用紙が給紙部4から1枚ずつ取り出され、搬送ローラ18によって二次転写位置へと搬送される。
排紙トレイ5には、定着器20によりトナー像が定着された記録用紙が排出される。
図2は、画像形成装置1の電気的な構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置1は、前述したスキャナ部2、作像部3、前扉21の他、MFPコントローラ部26、エンジン制御部27、記憶部28、操作パネル部29及び前扉開閉センサ30を備えている。
前記スキャナ部2,作像部3,前扉21については、既に説明したので、再度の説明は省略する。
MFPコントローラ部26は、画像形成装置1の全体を統括的に制御するものであり、CPU261及びROM262等を備えている。
CPU261は、ROM262に格納されているプログラムを実行することにより、MFPコントローラ部26が行う制御を実現する。具体的には、スキャナ部2、エンジン制御部27、記憶部28、操作パネル部29等を制御するほか、この実施形態では次のような制御を行う。即ち、CPU261は、エンジン制御部27からの情報に基づいて、装着されているトナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kやイメージングユニット10Y、10M、10C、10K等の消耗品ユニットが純正品であるか、非純正品であるかの判別を行う。この実施形態において、純正品とは、画像形成装置の製造メーカーにより提供されたものをいい、非純正品とは、画像形成装置の製造メーカー以外の第三者により提供されたものをいう。
また、CPU261は非純正品の消耗品ユニットが装着されていることを判別すると、エンジン制御部27を介して、トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kのメモリチップ9やイメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kのメモリチップ22から、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報を読み出し、印刷動作情報が印刷許可情報か印刷制限情報の何れであるかの判定を行う。そして、その結果に基づいて、エンジン制御部27を介して作像部3に対する印刷動作を制御する。
エンジン制御部27は、MFPコントローラ部26との間で通信を行い、MFPコントローラ部26からのコマンドに従って作像部3による印刷動作を制御する。また、この実施形態では、エンジン制御部27は、前扉21の開閉を検知する前扉開閉センサ30から、前扉21の開閉がなされた旨の信号が送信されると、トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kのメモリチップ9、さらにはイメージングユニット10Y、10M、10C、10Kのメモリチップ22と通信を行うことで後述する再生情報を読み出し、読み出した再生情報をCPU261に送出するものとなされている。
記憶部28は、ハードディスクや不揮発性のメモリ等の記録媒体からなり、スキャナ部2によって読み取られた原稿の画像データやその他のデータ、各種プログラムなどを保存する。
操作パネル部29は、ユーザが入力操作を行うとともに、各種の画面やメッセージなどをユーザに提供するためのものであり、テンキーやスタートキー等の複数のキーからなるキー入力部と、モード設定画面やメッセージ等を表示するタッチパネル式の表示部(いずれも図示せず)とを備えている。この実施形態では、トナーカートリッジ等の消耗品ユニットが非純正品である場合に、表示部に警告画面が表示されるものとなされている。
前扉開閉センサ30は、前扉21の開閉動作を検知するセンサであり、前扉21の開閉動作を検知すると開閉検知信号をエンジン制御部27に送信する。
次に、上述したトナーカートリッ8Y、8M、8C及び8Kに備えられているメモリチップ9のアドレスマッピングについて、図3を参照して説明する。
メモリチップ9には、図3のメモリアドレスマッピング91に示すように、アドレスの異なる4種類の記憶領域から構成され、それぞれ8ビットまでの情報の記憶が可能である。
アドレス00H〜1FHの記憶領域は、製造時にデータが書き込まれているとそれ以降の書込みが禁止され、読み出しのみ可能な領域(ROM領域)である。
この領域には、機種識別、充填されているトナー色を示す色識別、生産年月日、製造番号についての情報の他、非純正品のトナーカートリッジを用いての印刷動作を許可するか又は禁止するかについての印刷動作情報(図3では非純正消耗品動作情報と記されている)が書き込まれている。印刷動作情報としては、具体的には、図3のデータ定義テーブル92に示すデータが書き込まれる。つまり、データ01hが書き込まれると非純正品のトナーカートリッジを用いての印刷動作は許可される。つまり印刷許可情報が書き込まれる。一方、データ02hが書き込まれると非純正品のトナーカートリッジを用いての印刷動作は禁止されるものとなされている。つまり印刷制限情報が書き込まれる。
このように、非純正品のトナーカートリッジを用いての印刷動作を許可するか又は制限するかについての印刷動作情報が、メモリチップ9のROM領域に記憶されているから、前記印刷動作情報の改竄を防ぐことが可能となる。
アドレス20H〜3FHの記憶領域は、画像形成装置1が一度だけ書き換え可能な領域(OTP領域)であり、再生情報についての情報等が書き込まれている。再生情報とは、トナーカートリッジ8Y、8M、8C又は8Kが過去に、収容されているトナーが消耗されて空になったことがあるか否かを示す情報である。この再生情報はトナーカートリッジが過去に1度も空になっていなければ全てのビットが出荷時の「1」に設定される一方、1度でも空になると画像形成装置1によって全てのビットが「0」に書き換えられる構成となされている。この実施形態では、画像形成装置1はこの再生情報を読み取り、全てのビットが「1」であった場合は、当該トナーカートリッジは純正品であると判定し、また全てのビットが「0」であった場合には、一旦空になったトナーカートリッジに、第三者により製造されたトナーが充填されて再装着されたものと考えられることから、当該トナーカートリッジは非純正品であると判定する。
アドレス40H〜5FHの記憶領域は、画像形成装置1が自由に書き込み可能な領域(RAM領域)であり、画像形成装置の制御についての情報が書き込まれている。
アドレス60H〜7FHの記憶領域も、画像形成装置1が自由に書き込み可能な領域(RAM領域)であり、作像部3等のエンジンについての情報が書き込まれている。
なお、イメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kに備えられているメモリチップ22のメモリマッピングについても、トナーカートリッジのメモリチップ9の場合と同じなので、ここでは説明を省略する。
[画像形成装置1の動作]
次に、図1に示した画像形成装置1の動作を説明する。この実施形態では、ユーザが前扉21の開閉を行った場合に、画像形成装置1は消耗品ユニットの交換が行われたと判断して、装着された消耗品ユニットが純正品であるか非純正品であるかの判別を行い、非純正品である場合はメモリチップ9に記憶されている印刷動作情報を読み出し、印刷動作の許可/禁止を決定するものとなされている。
なお、以下の例ではトナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kについてのみ、純正品であるか非純正品であるかの判別を行うものとして説明するが、イメージングユニット10Y、10M、10C及び10Kについてのみ判別を行っても良いし、トナーカートリッジとイメージングユニットの両方について判別を行うものとしても良い。
図4は、ユーザにより前扉21の開閉が行われてから、印刷動作の許可/禁止が決定されるまでの動作を示すフローチャートである。
ユーザが前扉21の開閉を行うと、その開閉動作が前扉開閉センサ31により検知され(ステップS50)、開閉検知信号がエンジン制御部27に送信される。開閉検知信号を受信したエンジン制御部27はトナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kの各メモリチップ9に格納されている再生情報を読み出し(ステップS51)、CPU261に再生情報を送出する(ステップS52)。
再生情報を受信したCPU261は、ROM262等の記録媒体に格納されている制御プログラムに従って次のような動作を行う。即ち、まず、各トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kが純正品か非純正品かの判別を再生情報に基づいて行うと共に、全てが純正品であるか否かの判定を行う(ステップS53)。
すべてが純正品であると判定された場合(ステップS53でYES)、ステップS54に進み、印刷動作許可を決定する。
一方、各トナーカートリッジのうち少なくとも一つが非純正品である場合(ステップS53でNO)、操作パネル部30の表示部にその旨を示す警告画面を表示させる(ステップS55)。
これにより、ユーザは非純正のトナーカートリッジが装着されていることを知ることができる。
次に、CPU261はエンジン制御部27を介して、各トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kのメモリチップ9から非純正品に関する印刷動作情報を読み出し(ステップS56)、その印刷動作情報が印刷許可情報か又は印刷制限情報かの判定を行い、1つでも印刷許可情報が含まれているか否かの判定を行う(ステップS57)。
各トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kから読み出した印刷動作情報に1つでも印刷許可情報が含まれている場合には(ステップS57でYES)、ステップS54に進み、印刷動作許可の決定を行う。この場合は、純正品の場合と同様に、印刷動作が制限を受けることなく実行される。
一方、全てが印刷制限情報である場合(ステップS57でNO)、ステップS58に進み、印刷動作禁止の決定を行う。
印刷動作の許可または禁止の決定がなされると、エンジン制御部27はその決定に従って、作像部3を制御し、印刷動作が実行されあるいは禁止される。
このように、この実施形態では、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作を許可するか制限するかの決定を、消耗品ユニットが有する印刷動作情報に基づいて行うものとなされている。このため、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作が禁止されている国や地域へ画像形成装置を出荷するときは、印刷制限情報を有する消耗品ユニットを装着して出荷し、その後の事情変更により非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作が許可されたような場合には、印刷許可情報を有する消耗品ユニットを装着するだけで対応でき、以後はこの消耗品ユニットの消耗品を補充したり交換して第三者が非純正品の消耗品ユニットを製作したとしても、そのままこの非純正品の消耗品ユニットを用いて印刷を行うことができる。
つまり、非純正品の消耗品ユニットが装着されると印刷動作を制限する設定を装置側で行う必要はなくなるから、印刷制限情報を有する消耗品ユニットを印刷許可情報を有する消耗品ユニットに変更するだけの簡単な対応で、出荷後に、非純正品の消耗品ユニットに対する印刷動作の制限の解除を容易に行うことができ、出荷先の国や地域の事情変更に容易に対応することができる。
また、製造段階において、画像形成装置として、出荷先に応じて非純正品の消耗品ユニットに対する印刷動作の制限設定を行ったものと行わないものを用意する必要はなくなるから、製造管理が楽になる。
なお、図4に示した実施形態では、各トナーカートリッジ8Y、8M、8C及び8Kから読み出した印刷動作情報に1つでも印刷許可情報が含まれている場合に、非純正品を用いての印刷動作を許可するものとしたが、2つ以上の印刷許可情報が含まれている場合に許可するものとしても良いし、全てのトナーカートリッジについて印刷許可情報が得られた場合に、許可するものとしても良い。
また、全てのトナーカートリッジから非純正品に関する印刷動作情報を取得するものとしたが、一つのトナーカートリッジについてのみ取得するものとしても良い。例えば、トナーの消費量が他の色と比べて多く一番早く、このため新しいものと取り替えられる可能性が高いと考えられる黒のトナーカートリッジ8Kについてのみ、印刷動作情報を取得する構成としても良い。
また、前扉21の開閉時に消耗品ユニットが純正品かどうかの判別を行う構成としたが、判別のタイミングはこれに限定されることはなく、例えば消耗品ユニットが実際に装着されたときに行う構成としても良い。
また、前記実施形態では、非純正品の消耗品ユニットが装着されていると判別された場合に、メモリチップに記憶されている印刷動作情報を読み出すものとした。しかし、これに限定されず、例えば、純正品か否かの判別前に印刷動作情報をまず読み出し、読み出した印刷動作情報が印刷制限情報である場合にのみ、再生情報を読み出し、消耗品ユニットが純正品であるか否かの判別を行う構成としても良い。
また、前記実施形態では、カートリッジ内のトナーが過去に1度でも空になったか否かを基準として、トナーカートリッジが純正品か非純正品かの判別を行うものとしたが、これに限定されず純正品と非純正品とを判別できるのであれば任意の基準を用いても良い。
また、前記実施形態では、印刷制限情報による非純正品の消耗品ユニットに対する印刷動作の制限として、印刷の禁止を行うものとしたが、これに限定されず、例えば高画質モードでの印刷禁止、両面モードでの印刷禁止、非純正紙への印刷禁止等、実行可能な印刷モードを制限しても良いし、印字スピードを制限する構成であっても良い。
また、前記実施形態では、メモリチップに印刷動作情報として印刷許可情報か印刷制限情報を積極的に書き込むものとしたが、いずれか一方のみ、例えば印刷制限情報のみを書き込み、印刷制限情報が書き込まれていない場合は反射的に印刷許可情報を有しているものと判定しても良い。
また、前記実施形態では、画像形成装置としてMFPを例示したが、本発明は、消耗品ユニットを使用する画像形成装置であれば、複写機やプリンタなどの他の画像形成装置にも適用可能なことは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置の要部の電気的構成を示すブロック図である。 本実施形態で使用されるトナーカートリッジに備えられているメモリチップのアドレスマッピングを示す図である。 画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1・・・画像形成装置
2・・・スキャナ部
3・・・作像部
4・・・給紙部
8Y、8M、8C、8K・・・トナーカートリッジ
9・・・メモリチップ
10Y、10M、10C、10K・・・イメージングカートリッジ
21・・・前扉
22・・・メモリチップ
26・・・MFPコントローラ部
27・・・エンジン制御部
28・・・記憶部
29・・・操作パネル部
30・・・前扉開閉センサ
261・ ・・CPU
262・・・ROM

Claims (7)

  1. 印刷対象データを用紙に印刷する印刷動作を行う作像手段と、
    交換可能に装着され、前記印刷動作の繰り返しによって消耗される消耗品を有する消耗品ユニットが、純正品であるか非純正品であるかを判別する純正・非純正判別手段と、
    消耗品ユニットが、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報か印刷制限情報の何れを有しているかを判定する判定手段と、
    前記純正・非純正判別手段により、装着された消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合には、前記消耗品ユニットの印刷動作情報についての前記判定手段の判定結果に基づいて、非純正品の消耗品ユニットを用いての前記作像手段による印刷動作を許可しあるいは制限する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 印刷動作の制限が、印刷の禁止である請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 印刷動作の制限が、実行可能な印刷モードの制限及び/又は印刷速度の制限である請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置に交換可能に装着され、前記画像形成装置の印刷動作の繰り返しによって消耗される消耗品を有する消耗品ユニットであって、
    純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報または印刷制限情報を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする消耗品ユニット。
  5. 前記印刷動作情報は、前記記憶手段におけるデータの読み出しのみ可能な領域に記憶されている請求項4に記載の消耗品ユニット。
  6. 印刷対象データを用紙に印刷する印刷動作を行うステップと、
    交換可能に装着され、前記印刷動作の繰り返しによって消耗される消耗品を有する消耗品ユニットが、純正品であるか非純正品であるかを判別するステップと、
    消耗品ユニットが、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報か印刷制限情報の何れを有しているかを判定するステップと、
    装着された消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合には、前記消耗品ユニットの印刷動作情報についての判定結果に基づいて、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作を許可しあるいは制限するステップと、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の印刷制御方法。
  7. 印刷対象データを用紙に印刷する印刷動作を行うステップと、
    交換可能に装着され、前記印刷動作の繰り返しによって消耗される消耗品を有する消耗品ユニットが、純正品であるか非純正品であるかを判別するステップと、
    消耗品ユニットが、純正品としての消耗品ユニットの製造時に設定される情報であって、非純正品を用いての印刷動作に関する印刷動作情報として、印刷許可情報か印刷制限情報の何れを有しているかを判定するステップと、
    装着された消耗品ユニットが非純正品であると判別された場合には、前記消耗品ユニットが印刷許可情報か印刷制限情報の何れの情報を有しているかについての判定結果に基づいて、非純正品の消耗品ユニットを用いての印刷動作を許可しあるいは制限するステップと、
    を画像形成装置のコンピュータに実行させるための印刷制御プログラム。
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