JP2003154734A - 印刷装置およびこれに用いる印刷用カートリッジ - Google Patents

印刷装置およびこれに用いる印刷用カートリッジ

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JP2003154734A
JP2003154734A JP2001355890A JP2001355890A JP2003154734A JP 2003154734 A JP2003154734 A JP 2003154734A JP 2001355890 A JP2001355890 A JP 2001355890A JP 2001355890 A JP2001355890 A JP 2001355890A JP 2003154734 A JP2003154734 A JP 2003154734A
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printing
cartridge
ink
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printing apparatus
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JP2001355890A
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English (en)
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Shinji Tanaka
慎治 田中
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷用カートリッジの適正使用を判定し、印
刷用カートリッジの不適正使用に基づく印刷装置の破損
を防止する。 【解決手段】 インクカートリッジの記憶素子から読み
込んだIDからインクカートリッジがプリンタに不適合
と判定すると(S100,S102)、インクカートリ
ッジの不適正使用を表示出力する(S104)。適合す
るときには、インクカートリッジの記憶素子から読み込
んだインク残量をインク残量の演算誤差や充填量のバラ
ツキを考慮して設定した閾値としての−5%と比較し
(S106,S108)、インク残量が−5%以下のと
きには適正使用の範囲を超えていると判定してインクの
不適正使用がその旨を表示出力する。この場合、インク
の不適正な充填が行なわれている可能性が高いから、印
刷ヘッドへの目詰まりを防止するために印刷処理を制限
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置およびこ
れに用いる印刷用カートリッジに関し、詳しくは、印刷
用消耗媒体を収納すると共に個体識別可能な個体識別情
報を有する印刷用カートリッジの適正使用を行なう印刷
装置およびデータ記憶手段を有すると共に印刷用消耗媒
体を収納し印刷装置に取り付け可能な印刷用カートリッ
ジに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のカラーインクジェットプリンタや
カラーレーザプリンタなどの印刷装置は、ピコリットル
レベルのインク量の噴射や高度な感光技術などにより高
い解像度を実現し、写真印刷などの高質の画像印刷を個
人レベルやオフィスレベルで可能としており、印刷に用
いるインクやトナーなどはカートリッジ化されて供給さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た高度な印刷技術を用いて印刷する印刷装置では、微量
のインクを噴射したり、高い解像度で印刷用紙にトナー
を定着させる必要から、カートリッジからのインクやト
ナーの供給が的確に行なわれる必要がある。カートリッ
ジへのインクやトナーのリフィルは、適正なインクやト
ナーが適正な環境により行なわれればよいが、不適正な
インクやトナーが用いられた場合や不適正な環境による
場合には、目詰まりや定着性の悪化を招き、所望の印刷
特性を得ることができない。また、カートリッジの耐久
範囲を超えて使用したときには、カートリッジの一部の
部品に破損が生じる場合もあり、この場合、その原因に
より印刷装置自体が破損する場合も生じる。
【0004】本発明の印刷装置は、印刷用カートリッジ
を適正使用することを目的の一つとする。また、本発明
の印刷装置は、印刷用カートリッジの使用が適正である
かを判定することを目的の一つとする。さらに、本発明
の印刷装置は、印刷用カートリッジの不適正使用の際に
印刷装置の破損を防止することを目的の一つとする。ま
た、本発明の印刷用カートリッジは、印刷装置で適正使
用か否かの判定を可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の印刷装置およびこれに用いる印刷用カートリッジ
は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下
の手段を採った。
【0006】本発明の印刷装置は、印刷用消耗媒体を収
納すると共に個体識別可能な個体識別情報を有する印刷
用カートリッジの適正使用を行なう印刷装置であって、 前記印刷用カートリッジが有する個体識別情報を入力す
る個体識別情報入力手段と、 前記個体識別された印刷用カートリッジの使用に関する
使用情報を入力する使用情報入力手段と、 該入力した使用情報に基づいて対応する個体識別された
印刷用カートリッジの適正使用を判定する適正使用判定
手段と、を備えることを要旨とする。
【0007】この本発明の印刷装置では、印刷用消耗媒
体を収納すると共に個体識別可能な個体識別情報を有す
る印刷用カートリッジ使用に関する使用情報を入力し、
この入力した使用情報に基づいて対応する個体識別され
た印刷用カートリッジの適正使用を判定することができ
る。この結果、印刷用カートリッジを適正に使用するこ
とができる。
【0008】こうした本発明の印刷装置において、前記
使用情報は、前記印刷用カートリッジが収納する前記印
刷用消耗媒体の残量に関する情報であるものとすること
もできる。この態様の本発明の印刷装置において、前記
適正使用判定手段は、前記個体識別された印刷用カート
リッジにおける使用情報としての印刷用消耗媒体の残量
が所定回数増加したときに不適正使用と判定する手段で
あるものとすることもできる。こうすれば、同一の印刷
用カートリッジへの印刷用媒体の所定回数以上の詰め替
えを不適正使用と判定することができると共に印刷用カ
ートリッジに不適正な印刷用消耗媒体が補充されたとき
でも不適正な印刷用消耗媒体による多量な印刷を防止し
て印刷装置に不具合が生じるのを回避することができ
る。
【0009】また、使用情報が印刷消耗媒体の残量に関
する情報である態様の本発明の印刷装置において、前記
適正使用判定手段は、前記個体識別された印刷用カート
リッジにおける使用情報としての印刷用消耗媒体の残量
が略値0となってから所定量を超えて印刷したときに不
適正使用と判定する手段であるものとすることもでき
る。こうすれば、印刷用カートリッジに不適正な印刷用
消耗媒体が補充されたときでも不適正な印刷用消耗媒体
による多量な印刷を防止して印刷装置に不具合が生じる
のを回避することができる。
【0010】また、本発明の印刷装置において、前記使
用情報は、前記印刷用カートリッジの取り付けおよび/
または取り外しの履歴に関する情報であるものとするこ
ともできる。この態様の本発明の印刷装置において、前
記適正使用判定手段は、前記個体識別された印刷用カー
トリッジの取り付けおよび/または取り外しが所定回数
行なわれたときに不適正使用と判定する手段であるもの
とすることもできる。こうすれば、印刷用カートリッジ
の所定回数以上の取り付けや取り外しを不適正使用とし
て判定することができる。この結果、印刷用カートリッ
ジに不適正な印刷用消耗媒体が補充されたときでも不適
正な印刷用消耗媒体による多量な印刷を防止して印刷装
置に不具合が生じるのを回避することができる。
【0011】さらに、本発明の印刷装置において、前記
個体識別された印刷用カートリッジの使用に伴って該印
刷用カートリッジに関する使用情報を取得する使用情報
取得手段と、該取得した使用情報を該印刷用カートリッ
ジに取り付けられたデータ記憶手段に格納する使用情報
格納手段と、を備え、前記使用情報入力手段は、前記印
刷用カートリッジに取り付けられたデータ記憶手段に記
憶された使用情報を入力する手段であるものとすること
もできる。こうすれば、印刷用カートリッジに取り付け
られたデータ記憶手段に使用情報を蓄えることができ
る。しかも、印刷用カートリッジの点検や調整を行なっ
て印刷用消耗媒体を詰め替えるときにはこの印刷用カー
トリッジに取り付けられたデータ記憶手段のデータを適
正なデータに書き換えることができるから、印刷用カー
トリッジを適正に使用することができると共にカートリ
ッジを有効利用することができる。この態様の本発明の
印刷装置であって、前記データ記憶手段は前記印刷用カ
ートリッジの個体識別情報を記憶する手段であり、前記
個体識別情報入力手段は、前記印刷用カートリッジに取
り付けられたデータ記憶手段に記憶されている該印刷用
カートリッジの個体識別情報を入力する手段であるもの
とすることもできる。こうすれば、印刷用カートリッジ
に取り付けられたデータ記憶手段から個体識別情報と使
用情報とを同時に入力することができる。
【0012】あるいは、本発明の印刷装置において、前
記個体識別された印刷用カートリッジの使用に伴って該
印刷用カートリッジに関する使用情報を取得する使用情
報取得手段と、該取得した使用情報を記憶する使用情報
記憶手段と、を備え、前記使用情報入力手段は、前記使
用情報記憶手段に記憶された使用情報のうち前記個体識
別された印刷用カートリッジに対応する使用情報を検索
して入力する手段であるものとすることもできる。
【0013】また、本発明の印刷装置において、前記適
正使用判定手段により印刷用カートリッジの使用が不適
正使用であると判定されたとき、該不適正使用に関する
情報を出力する不適正使用情報出力手段を備えるものと
することもできる。こうすれば、印刷用カートリッジの
不適正使用に適正に対応することができる。この態様の
本発明の印刷装置において、前記不適正使用情報出力手
段は、該印刷用カートリッジの使用が不適正である旨を
表示出力および/または音声出力する手段であるものと
することもできる。
【0014】本発明の印刷装置において、前記適正使用
判定手段により印刷用カートリッジの使用が不適正使用
であると判定されたとき、該印刷用カートリッジを用い
て印刷する際の印刷機能の少なくとも一部を制限する印
刷機能制限手段を備えるものとすることもできる。こう
すれば、印刷用カートリッジの破損やこれに伴う印刷装
置の破損を未然に防止することができる。この態様の本
発明の印刷装置において、前記印刷機能の制限は、印刷
機能の停止であるものとすることもできる。
【0015】本発明の印刷装置において、前記印刷用カ
ートリッジは、前記印刷用消耗媒体としてインクを収納
するインクカートリッジまたは前記印刷用消耗媒体とし
てトナーを収納するトナーカートリッジであるものとす
ることもできる。
【0016】本発明の印刷用カートリッジは、データ記
憶手段を有すると共に印刷用消耗媒体を収納し印刷装置
に取り付け可能な印刷用カートリッジであって、前記デ
ータ記憶手段は、該印刷用カートリッジの個体識別が可
能な個体識別情報を記憶すると共に前記印刷装置による
該印刷用カートリッジの使用に伴って該印刷装置から出
力される該印刷用カートリッジの使用に関する使用情報
を記憶可能な手段であることを要旨とする。
【0017】この本発明の印刷用カートリッジでは、デ
ータ記憶手段により印刷用カートリッジの個体識別が可
能な個体識別情報を記憶すると共に印刷装置による該印
刷用カートリッジの使用に伴ってこの印刷装置から出力
される印刷用カートリッジの使用に関する使用情報を記
憶することができるから、印刷用カートリッジの個体識
別とその使用に関する情報とを印刷装置などの機器に提
供することができる。この結果、印刷装置は、印刷用カ
ートリッジを適正に使用することができるようになる。
【0018】こうした本発明の印刷用カートリッジにお
いて、前記印刷用カートリッジは、前記印刷用消耗媒体
としてインクを収納するインクカートリッジまたは前記
印刷用消耗媒体としてトナーを収納するトナーカートリ
ッジであるものとすることもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
印刷装置としてのプリンタ20の構成の概略を示す構成
図である。実施例のプリンタ20は、図示するように、
コンピュータ10に接続されており、コンピュータ10
で動作するアプリケーションプログラムなどにより印刷
指示されオペレーションシステムに組み込まれたプリン
タドライバでプリンタ20で用いるインクの各色のデー
タに変換して転送された画像や文書などの印刷用データ
に基づいて画像や文書を印刷用紙12に印刷する。
【0020】プリンタ20は、図示するように、インク
カートリッジ70,80が取り付けられガイド部材28
に案内されたキャリッジ22を図中左右方向に移動させ
るキャリッジベルト32とキャリッジモータ34とから
構成されるキャリッジ機構30と、紙送りローラ38な
どから構成され印刷用紙12を図中前後方向に移動可能
な紙送り機構36と、印刷処理の休止中にキャリッジ2
2の下部に取り付けられた印刷ヘッド24のノズル開口
部を封止するキャッピング装置40と、印刷ヘッド24
の表面をブレードなどでワイピングすることにより印刷
ヘッド24の表面に付着したインク滓や紙粉を拭き取る
ワイピング装置42と、プリンタ20全体をコントロー
ルするコントローラ50とを備える。
【0021】図2はインクカートリッジ70の構造の概
略を示す斜視図であり、図3はキャリッジ22における
インクカートリッジ装着部60の構造の概略を示す斜視
図である。インクカートリッジ70は、黒(K)インク
が充填される容器として構成されており、側面下部に形
成された凹部71に装着された記憶素子74と、この記
憶素子74に電気的に接続され凹部71に取り付けられ
た複数の接続端子72とを備え、インクカートリッジ装
着部60に装着されると、複数の接続端子72がインク
カートリッジ装着部60の内側の側面下部の凸部61に
取り付けられた複数の接続端子62に接続されて、プリ
ンタ20のコントローラ50による記憶素子74へのア
クセスを可能としている。インクカートリッジ80は、
図示しないが、シアン(C),ライトシアン(LC),
マゼンタ(M),ライトマゼンタ(LM),イエロー
(Y),ダークイエロー(DY)などの印刷用に用いる
黒(K)以外の色のインクを各々収納する容器として構
成されており、インクカートリッジ70と同様に、イン
クカートリッジ装着部に装着されたときにインクカート
リッジ装着部の複数の接続端子に電気的に接続されてプ
リンタ20のコントローラ50によりアクセス可能とさ
れる記憶素子を備えている。この構成については、イン
クカートリッジ70と同様なので、その詳細な説明は省
略する。
【0022】図4は、コントローラ50とインクカート
リッジ70に装着された記憶素子74とを中心にその構
成の一例を示すブロック図である。コントローラ50
は、CPU51を中心とするマイクロプロセッサとして
構成されており、処理プログラムを記憶するROM52
と、印刷用のデータを記憶すると共に処理に必要なデー
タを一時的に記憶するRAM53と、読み書き可能なE
EPROM54と、コンピュータ10とのデータのやり
取りに介在する入出力インターフェース55と、記憶素
子74や印刷ヘッド24,キャリッジ機構30,紙送り
機構36,プリンタ20の前面に設けられたパネルスイ
ッチ59などと制御信号やでーたのやり取りをするため
の入出力インタフェース56とを備える。なお、図示し
ないが、コントローラ50は、電源がオフされても所定
時間(例えば0.3秒)に亘って電源を確保するための
キャパシタなどの若干の蓄電装置や発信回路,駆動信号
発生回路なども備えている。記憶素子74は、書き替え
可能なEEPROMにより構成されており、図示するよ
うに、記憶領域としてのメモリセル75と、このメモリ
セル75におけるデータの読み書きを制御するリード・
ライト制御部76と、コントローラ50からのクロック
信号に基づいてリード・ライト制御部76を介してプリ
ンタ20のコントローラ50とメモリセル75との間で
データの読み書きを行なう際のカウントアップを行なう
アドレスカウンタ77とを備え、プリンタ20のコント
ローラ50によりメモリセル75へのデータの読み書き
ができるようになっている。
【0023】図5は、インクカートリッジ70に装着さ
れた記憶素子74のメモリセル75に記憶されるデータ
の構造の一例を示す説明図である。メモリセル75に
は、図示するように、インクカートリッジ70のID,
製造年月日,インク種,色,インクカートリッジ70の
インクカートリッジ装着部60への取り付け年月日,イ
ンクカートリッジ70のインクカートリッジ装着部60
からの取り外し年月日,インク残量,インク残量が90
%や80%などの10%単位で下回った日の年月日など
のデータを記憶する領域が確保されている。インクカー
トリッジ70のIDは、適合するプリンタの機種を識別
する符号とカートリッジ自体を識別する符号とにより構
成されている。実施例のプリンタ20のコントローラ5
0では、図示しないインク残量演算処理により、印刷ヘ
ッド24のノズル開口部から吐出されるインク滴重量と
インク滴の吐出回数とを乗じて計算されるインク吐出量
に印刷ヘッド24への気泡混入などの異常時にインクを
ポンプ吸引して復帰させる際のインク吸引量を加えたイ
ンク消費量を印刷動作開始時に読み込んだインク残量か
ら減じることによってインク残量を計算し、印刷動作終
了時に記憶素子74のインク残量の値を書き替えてい
る。この書き替えは、図5における2つのインク残量の
領域のうちインク残量1に書き込まれたデータをインク
残量2にシフトし、計算したインク残量を%としてイン
ク残量1に書き込む処理として行なわれる。また、実施
例のプリンタ20のコントローラ50では、こうして計
算したインク残量が90%や80%などのように10%
単位の値を下回る毎にその日の年月日をメモリセル75
の所定領域に書き込む。なお、インクカートリッジ80
が装着する記憶素子でも、インクカートリッジ70と同
様に、インクカートリッジ80のID,製造年月日,イ
ンク種,色,インクカートリッジ80のインクカートリ
ッジ装着部への取り付け年月日,インクカートリッジ8
0のインクカートリッジ装着部からの取り外し年月日,
各色毎のインク残量,各色毎のインク残量が90%や8
0%などの10%単位で下回った日の年月日などのデー
タを記憶する領域が確保されている。インクカートリッ
ジ80は、複数のインクに関する点を除いて基本的には
インクカートリッジ70と同様の構成であるから、以
下、インクカートリッジ70についての説明はインクカ
ートリッジ80でも同様に行なわれるものとし、インク
カートリッジ80についての説明は省略する。
【0024】次に、こうして構成された実施例のプリン
タ20による動作、特にインクカートリッジ70の適正
使用に関する動作について説明する。図6は、実施例の
プリンタ20のコントローラ50により実行される適正
使用制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
このルーチンは、コンピュータ10からプリンタ20に
向けて印刷指示されたときに実行される。このルーチン
が実行されると、コントローラ50のCPU51は、ま
ず、インクカートリッジ70の記憶素子74のメモリセ
ル75からインクカートリッジのIDを読み込み(ステ
ップS100)、インクカートリッジがプリンタ20に
適合するか否かを判定する(ステップS102)。イン
クカートリッジ70がプリンタ20に適合しないときに
は、インクカートリッジ70の不適正使用がコンピュー
タ10のCRTなどの表示装置から表示されるようコン
ピュータ10に向けて制御信号を出力して(ステップS
104)、印刷処理を実行せずに本ルーチンを終了す
る。このときに、コンピュータ10の表示装置に表示さ
れる画面の一例を図7に示す。
【0025】インクカートリッジが適正であると判定す
ると、メモリセル75のインク残量1からインク残量を
読み込み(ステップS106)、この読み込んだインク
残量が−5%より大きいか否かを判定する(ステップS
108)。そして、インク残量が−5%より大きいとき
には、適正使用の範囲と判定してコンピュータ10から
の印刷用のデータを受信して印刷する印刷処理を実行し
て(ステップS110)、本ルーチンを終了し、インク
残量が−5%以下のときには、適正使用の範囲を超えて
いると判定してインクの不適正使用がコンピュータ10
の表示装置から表示されるようコンピュータ10に向け
て制御信号を出力して(ステップS112)、印刷処理
を実行せずに本ルーチンを終了する。ここで、インク残
量を−5%と比較するのは、インク残量の演算の誤差や
インクカートリッジ70へのインク充填量のバラツキを
考慮するからである。即ち、実施例では、インク残量の
演算誤差や充填量のバラツキの最大幅として5%未満で
あることから、インク残量を−5%と比較しているので
ある。したがって、インク残量が−5%以下となるとき
には、インクカートリッジ70の不適正な使用によるも
のであったり、インクカートリッジ70への不適正なイ
ンクの充填であると判定できるのである。なお、不適正
なインクの充填は、インクの材質はもとより、充填時の
塵や埃などの混入による印刷ヘッド24の目詰まりの原
因となる。インクの不適正使用と判定されたときにコン
ピュータ10の表示装置に表示される画面の一例を図8
に示す。
【0026】以上説明した実施例のプリンタ20によれ
ば、インクカートリッジ70に装着された記憶素子74
のメモリセル75に記憶されたIDに基づいてインクカ
ートリッジ70の適正使用を判定することができる。ま
た、実施例のプリンタ20では、インク残量をインク残
量の演算誤差や充填量のバラツキの最大幅から考慮され
る−5%と比較して−5%以下のときには、インクの不
適正使用と判定することができる。しかも、インクカー
トリッジ70やインクの不適正使用が判定したときに
は、その旨を表示すると共に印刷処理を行なわないか
ら、使用者に不適正使用を知らせることができると共に
不適正使用の印刷による不都合、例えば印刷ヘッド24
の目詰まりなどを回避することができる。
【0027】実施例のプリンタ20では、インク吐出量
にインク吸引量を加えたインク消費量を印刷動作開始時
に読み込んだインク残量から減じることによってインク
残量を計算したが、インク残量を検出するインク残量セ
ンサを備え、センサにより検出された値を用いるものと
してもよい。この場合、インク残量の演算誤差や充填量
のバラツキの最大幅から考慮される値とインク残量とを
比較してインクの不適正使用を判定するだけでなく、イ
ンク残量の増減によりインクの不適正使用を判定するも
のとしてもよい。例えば図6の適正使用制御ルーチンに
代えて図9の適正使用制御ルーチンを実行するものとし
てもよい。この図9の適正使用制御ルーチンは、ステッ
プS106aとステップS108aの処理以外の処理は
図6の適正使用制御ルーチンの各処理と同一である。し
たがって、図6の適正使用制御ルーチンの処理とは異な
るステップS106aおよびステップS108aの処理
について説明する。図9の適正使用制御ルーチンでは、
メモリセル75のインク残量1とインク残量2の領域か
らインク残量IN1とインク残量IN2とを読み込み
(ステップS106a)、インク残量IN1がインク残
量IN2以下のときにはインクの適正使用と判定し、イ
ンク残量IN1がインク残量IN2より大きいときには
インクの不適正使用と判定する。メモリセル75のイン
ク残量1とインク残量2は、インク残量検出センサによ
り検出されたインク残量を書き込む際に、インク残量1
に書き込まれたデータをインク残量2にシフトし、セン
サにより検出されたインク残量をインク残量1に書き込
むものであるから、不適正な事象が生じない限りインク
残量IN1はインク残量IN2以下となる。したがっ
て、インク残量IN1がインク残量IN2より大きくな
るは、インク残量検出センサに異常が生じているときや
インクの不適正な充填が行なわれたときなどである。こ
の変形例では、こうした異常やインクの不適正な充填を
インクの不適正使用として判定するのである。この変形
例では、インク残量IN1がインク残量IN2より大き
いときには直ちにインクの不適正使用と判定したが、イ
ンク残量IN1がインク残量IN2より大きくなったの
を複数回検出したときにインクの不適正使用と判定する
ものとしてもよい。また、インク残量IN1が所定量以
上インク残量IN2より大きいときに、インクの不適正
使用と判定するものとしてもよい。なお、これらの変形
例でも実施例のプリンタ20が奏する効果と同様な効果
を奏するのは勿論である。
【0028】実施例のプリンタ20やその変形例では、
インクカートリッジ70に装着された記憶素子74のメ
モリセル75にインク残量を書き込み、このインク残量
に基づいてインクの適正使用を判定するものとしたが、
インクカートリッジ70の記憶素子74のメモリセル7
5から読み込んだインクカートリッジ70のIDと計算
または検出したインク残量とをプリンタ20のコントロ
ーラ50におけるEEPROM54の所定領域に書き込
むものとし、このEEPROM54に書き込まれたID
によりインクカートリッジ70を照合すると共にEEP
ROM54に書き込まれたインク残量に基づいてインク
の適正使用を判定するものとしてもよい。
【0029】次に、本発明の第2の実施例のプリンタ2
0Bについて説明する。第2実施例のプリンタ20B
は、インクカートリッジ70が装着している記憶素子7
4のメモリセル75に記憶されているデータが異なるだ
けで、ハード構成は第1実施例のプリンタ20と同一で
ある。したがって、第2実施例のプリンタ20Bのハー
ド構成についての詳細な説明は省略する。なお、第2実
施例のプリンタ20Bでも第1実施例のプリンタ20で
用いた符号を同一の意味として用いる。図10は、第2
実施例のインクカートリッジ70に装着された記憶素子
74のメモリセル75に記憶されるデータの構造の一例
を示す説明図である。図示するように、第2実施例のプ
リンタ20Bでは、メモリセル75に記憶するデータに
は取り付け回数が含まれる。この第2実施例のプリンタ
20Bでは、図6の適正使用制御ルーチンに代えて図1
1の適正使用制御ルーチンが実行される。この図9の適
正使用制御ルーチンは、ステップS106bとステップ
S108bの処理以外の処理は図6の適正使用制御ルー
チンの各処理と同一である。したがって、図6の適正使
用制御ルーチンの処理とは異なるステップS106bお
よびステップS108bの処理について説明する。
【0030】第2実施例のプリンタ20Bでは、インク
カートリッジ70が適正と判定されると(ステップS1
02)、インクカートリッジ70に装着された記憶素子
74のメモリセル75から取り付け回数Nを読み込み
(ステップS106b)、この読み込んだ取り付け回数
Nを所定回数Nrefと比較する(ステップS108
b)。そして、取り付け回数Nが所定回数Nref未満
のときには適正使用の範囲と判定して印刷処理を行ない
(ステップS110)、取り付け回数Nが所定回数Nr
ef以上のときには不適正使用と判定してインクの不適
正使用をコンピュータ10の表示装置への表示出力を行
なって(ステップS112)、本ルーチンを終了する。
ここで、所定回数Nrefは、インクカートリッジ70
のインクカートリッジ装着部60への許容する装着回数
として設定されるものである。通常、インクカートリッ
ジ70は、インクカートリッジ装着部60に装着する
と、インクを完全に消耗するまで装着された状態を維持
するから、同一のインクカートリッジ70の所定回数N
ref以上の取り付けは、不適正なインクの充填のため
に取り外しと取り付けが行なわれたと考えられる。第2
実施例のプリンタ20Bでは、こうした不適正なインク
の充填を所定回数Nref未満にして、印刷ヘッド24
の目詰まりなどを防止しようとするものである。なお、
希ではあるが、同一のインクカートリッジを使用可能な
2台以上のプリンタでインクカートリッジを付け替えて
用いることもあるから、第2実施例では、所定回数Nr
efをこうした希なケースも考慮して値3とか値5とか
の値に設定している。
【0031】以上説明した第2実施例のプリンタ20B
によれば、同一のインクカートリッジ70の取り付け回
数Nに基づいてインクの不適正使用を判定することがで
きる。この結果、印刷ヘッド24の目詰まりなどを防止
することができる。もとより、インクカートリッジ70
に装着された記憶素子74のメモリセル75に記憶され
たIDに基づいてインクカートリッジ70の適正使用を
判定することができる。
【0032】第2実施例のプリンタ20Bでは、インク
カートリッジ70に装着された記憶素子74のメモリセ
ル75に取り付け回数Nを書き込み、この取り付け回数
Nに基づいてインクの適正使用を判定するものとした
が、インクカートリッジ70の記憶素子74のメモリセ
ル75から読み込んだインクカートリッジ70のIDと
取り付け回数Nとをプリンタ20のコントローラ50に
おけるEEPROM54の所定領域に書き込むものと
し、このEEPROM54に書き込まれたIDによりイ
ンクカートリッジ70を照合すると共にEEPROM5
4に書き込まれた取り付け回数Nに基づいてインクの適
正使用を判定するものとしてもよい。
【0033】第1実施例のプリンタ20やその変形例ま
たは第2実施例のプリンタ20Bでは、インクカートリ
ッジ70の不適正使用が判定されたり、インクの不適正
使用が判定されたときには、印刷処理を実行しないもの
としたが、印刷機能の一部を制限して印刷処理を行なう
ものとしてもよい。
【0034】第1実施例のプリンタ20やその変形例ま
たは第2実施例のプリンタ20Bでは、プリンタ20を
インクジェットプリンタとして構成し、インクカートリ
ッジ70の適正使用やインクカートリッジ70に充填さ
れているインクの適正使用を判定するものとしたが、プ
リンタ20をレーザプリンタとして構成し、インクカー
トリッジ70に代えてトナーカートリッジに対する適正
使用やトナーカートリッジに充填されているトナーの適
正使用を判定するものとしてもよい。この場合、レーザ
プリンタはカラーレーザプリンタとし、トナーカートリ
ッジには複数の色のトナーが各々充填されているものと
してもよい。このようにレーザプリンタに対してもイン
クジェットプリンタと同様に適用できるのは、トナーの
不適正使用により印刷時に適正な色とならなかったり適
正な画質を得ることができなくなる場合が生じるからで
ある。したがって、こうした不都合をトナーカートリッ
ジの適正使用とトナーの適正使用を判定することにより
防止することができるのである。
【0035】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である印刷装置としてのプリ
ンタ20の構成の概略を示す構成図である。
【図2】インクカートリッジ70の構造の概略を示す斜
視図である。
【図3】キャリッジ22におけるインクカートリッジ装
着部60の構造の概略を示す斜視図である。
【図4】インクカートリッジ70に装着された記憶素子
74の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】インクカートリッジ70に装着された記憶素子
74のメモリセル75に記憶されるデータの構造の一例
を示す説明図である。
【図6】実施例のプリンタ20のコントローラ50によ
り実行される適正使用制御ルーチンの一例を示すフロー
チャートである。
【図7】インクカートリッジ70の不適正使用と判定さ
れたときにコンピュータ10の表示装置に表示される画
面の一例を示す説明図である。
【図8】インクの不適正使用と判定されたときにコンピ
ュータ10の表示装置に表示される画面の一例を示す説
明図である。
【図9】変形例の適正使用制御ルーチンの一例を示すフ
ローチャートである。
【図10】第2実施例のインクカートリッジ70に装着
された記憶素子74のメモリセル75に記憶されるデー
タの構造の一例を示す説明図である。
【図11】第2実施例のプリンタ20のコントローラ5
0により実行される適正使用制御ルーチンの一例を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 コンピュータ、12 印刷用紙、20 プリン
タ、22 キャリッジ、24 印刷ヘッド、30 キャ
リッジ機構、32 キャリッジベルト、34 キャリッ
ジモータ、36 紙送り機構、38 紙送りローラ、4
0 キャッピング装置、42 ワイピング装置、50
コントローラ、51 CPU、52 ROM、53 R
AM、54 EEPROM、55,56 入出力インタ
ーフェース、60 インクカートリッジ装着部、61
凸部、62 複数の接続端子、70インクカートリッ
ジ、71 凹部、72 複数の接続端子、74 記憶素
子、75 メモリセル、76 リード・ライト制御部、
77 アドレスカウンタ、80 インクカートリッジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 512 B41J 3/04 102Z 21/16 G03G 15/00 554 Fターム(参考) 2C056 EA26 EA29 EB20 EB44 EB45 EB50 EC19 EC26 EC39 FA10 FC02 KC02 KC30 2C061 AQ05 HH01 HH03 HJ01 HK11 HN02 HN15 HV14 HV33 HV60 2H027 DA45 DD02 EE08 EE10 EK03 GB03 HB02 HB05 HB13 HB17 2H071 BA03 BA13 BA20 BA33 BA34 DA08 EA18 2H077 AA02 DA15 DA16 DA24 DA32 GA04 GA13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用消耗媒体を収納すると共に個体識
    別可能な個体識別情報を有する印刷用カートリッジの適
    正使用を行なう印刷装置であって、 前記印刷用カートリッジが有する個体識別情報を入力す
    る個体識別情報入力手段と、 前記個体識別された印刷用カートリッジの使用に関する
    使用情報を入力する使用情報入力手段と、 該入力した使用情報に基づいて対応する個体識別された
    印刷用カートリッジの適正使用を判定する適正使用判定
    手段と、 を備える印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記使用情報は、前記印刷用カートリッ
    ジが収納する前記印刷用消耗媒体の残量に関する情報で
    ある請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記適正使用判定手段は、前記個体識別
    された印刷用カートリッジにおける使用情報としての印
    刷用消耗媒体の残量が所定回数増加したときに不適正使
    用と判定する手段である請求項2記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記適正使用判定手段は、前記個体識別
    された印刷用カートリッジにおける使用情報としての印
    刷用消耗媒体の残量が略値0となってから所定量を超え
    て印刷したときに不適正使用と判定する手段である請求
    項2記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記使用情報は、前記印刷用カートリッ
    ジの取り付けおよび/または取り外しの履歴に関する情
    報である請求項1記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記適正使用判定手段は、前記個体識別
    された印刷用カートリッジの取り付けおよび/または取
    り外しが所定回数行なわれたときに不適正使用と判定す
    る手段である請求項5記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6いずれか記載の印刷装
    置であって、 前記個体識別された印刷用カートリッジの使用に伴って
    該印刷用カートリッジに関する使用情報を取得する使用
    情報取得手段と、 該取得した使用情報を該印刷用カートリッジに取り付け
    られたデータ記憶手段に格納する使用情報格納手段と、 を備え、 前記使用情報入力手段は、前記印刷用カートリッジに取
    り付けられたデータ記憶手段に記憶された使用情報を入
    力する手段である印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の印刷装置であって、 前記データ記憶手段は、前記印刷用カートリッジの個体
    識別情報を記憶する手段であり、 前記個体識別情報入力手段は、前記印刷用カートリッジ
    に取り付けられたデータ記憶手段に記憶されている該印
    刷用カートリッジの個体識別情報を入力する手段である
    印刷装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし6いずれか記載の印刷装
    置であって、 前記個体識別された印刷用カートリッジの使用に伴って
    該印刷用カートリッジに関する使用情報を取得する使用
    情報取得手段と、 該取得した使用情報を記憶する使用情報記憶手段と、 を備え、 前記使用情報入力手段は、前記使用情報記憶手段に記憶
    された使用情報のうち前記個体識別された印刷用カート
    リッジに対応する使用情報を検索して入力する手段であ
    る印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記適正使用判定手段により印刷用カ
    ートリッジの使用が不適正使用であると判定されたと
    き、該不適正使用に関する情報を出力する不適正使用情
    報出力手段を備える請求項1ないし9いずれか記載の印
    刷装置。
  11. 【請求項11】 前記不適正使用情報出力手段は、該印
    刷用カートリッジの使用が不適正である旨を表示出力お
    よび/または音声出力する手段である請求項10記載の
    印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記適正使用判定手段により印刷用カ
    ートリッジの使用が不適正使用であると判定されたと
    き、該印刷用カートリッジを用いて印刷する際の印刷機
    能の少なくとも一部を制限する印刷機能制限手段を備え
    る請求項1ないし11いずれか記載の印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷機能の制限は、印刷機能の停
    止である請求項12記載の印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記印刷用カートリッジは、前記印刷
    用消耗媒体としてインクを収納するインクカートリッジ
    または前記印刷用消耗媒体としてトナーを収納するトナ
    ーカートリッジである請求項1ないし13いずれか記載
    の印刷装置。
  15. 【請求項15】 データ記憶手段を有すると共に印刷用
    消耗媒体を収納し印刷装置に取り付け可能な印刷用カー
    トリッジであって、 前記データ記憶手段は、該印刷用カートリッジの個体識
    別が可能な個体識別情報を記憶すると共に前記印刷装置
    による該印刷用カートリッジの使用に伴って該印刷装置
    から出力される該印刷用カートリッジの使用に関する使
    用情報を記憶可能な手段である印刷用カートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記印刷用カートリッジは、前記印刷
    用消耗媒体としてインクを収納するインクカートリッジ
    または前記印刷用消耗媒体としてトナーを収納するトナ
    ーカートリッジである請求項15記載の印刷装置。
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