JP2003039696A - インクの残量検出方法およびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクの残量検出方法およびインクジェット記録装置

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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17566Ink level or ink residue control

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  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録装置において、インクタ
ンクの交換を正しく検出し、それに応じて、センサを用
いた低コストかつ簡易な構成でインク残量を細かなレベ
ルまで正確に検出することを可能とする。 【解決手段】 インクが所定量以下となったことを検出
できる比較的低コストのセンサと記録動作等で消費した
量を保持するカウンタC2とを併用し、センサがインク
量の所定量以下となっていない、インクありを検出した
場合に(S301)、その前の処理でインクなしを検出し
たか否かについて示すフラグF0がインクなしを示すと
き(S308)、インクタンクが交換されているか否かに
ついて示すフラグF1が交換されたことを示すときは
(S309)、インク残量レベルをインクが満タンである
旨の量として求め(S311)、フラグF1が交換されて
いないことを示すときは(S309)、インク残量を増す
補正をしてそれをインク残量レベルとして求める(S3
13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置およびインクジェット記録装置において用いるイ
ンクの残量検出方法に関し、詳しくは、インク残量のレ
ベルを検出する残量検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタなどのイ
ンクを用いる記録装置では、インクが無くなったりある
いは記録に支障が出る程度のインク量になったときに、
記録動作を停止したりユーザにインクタンクの交換を促
す表示を行うなどのため、インク残量の検出を行なうも
のがある。そして、その検出方法としては種々の方法が
提案されている。例えば、インクによる遮光を利用して
光学的に検出する光学的センサ、インクの有無に応じた
抵抗値の変化によって電気的に検出する電気的センサ、
インクの量に応じたレバーなどの部材の動作に応じて機
械的に検出する機械的センサなど、インクの有無や残量
を直接的に検出するセンサが知られている。また、記録
動作や回復動作等各種動作において消費されるインク量
を、データとして累積し、これに基いて残量を算出し推
定する方法も知られている。
【0003】また、インクの残量検出を行う場合、特に
インク残量を算出して推定する方法では、インクタンク
が新たなものに交換されたことを検出してインクタンク
が初期状態、すなわちインクで満たされた状態であるこ
とを認識する必要がある。そのためのインクタンク交換
検出方法も各種の方法が提案されている。例えば、イン
クタンクの着脱を専用のセンサなどによって直接検出す
る方法、上述した残量検出においてインクタンクのイン
クなし状態からインクあり状態に変化したことをもって
インクタンクが交換されたと間接的に知る方法、あるい
はユーザがインクタンク交換にかかわる操作を行ったこ
とを検出してインクタンクが交換されたと推定する方法
などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の残量検出方法にあっては、光学的、電気的もし
くは機械的に検出するセンサは、インク残量がある一定
量以下であるか否かといったインクの有無を検出するこ
とは比較的簡易な構成でかつ低コストで検出可能である
が、インク残量の細かなレベルを検出するには、そのた
めの制御が複雑になったり検出のための部品コストがか
かるなどのデメリットがある。
【0005】一方、インク消費量を累積しこれに基く算
出によって残量を推定する方法は、それほどのコストを
要することなく残量の細かなレベルの検出が可能である
という利点がある。しかし、記録ヘッドの吐出量や回復
機構の性能ばらつきによる各種動作について算出される
インク消費量自体にばらつきがあることがあり、また、
インクタンクの容積やインク充填量等のばらつきがあ
り、推定した残量と実際のインク残量との間の誤差が大
きい場合がある。また、これらの誤差を考慮すると一定
のマージンを持って残量検出をする必要があり、そのた
めインクタンク内にまだインクが残っているにもかかわ
らず、例えば記録動作の停止やインクなしエラーの表示
がなされるなどの問題がある。
【0006】また、インクタンクの交換を検出する方法
では、インクタンクのインクなし状態を検出しても装置
の稼動状態や周囲環境によっては、インクタンクから記
録ヘッドに至るインク供給路からインクタンクへインク
が逆流する場合があり、インクタンクが交換されていな
くても再度インクタンクのインクなし状態からインクあ
り状態に変化する場合がある。このため、インクタンク
のインク有無状態によりインクタンク交換と判断して残
量検出におけるインク量をリセットすると、検出される
インク残量と実際の残量との間に食い違い生じることが
ある。
【0007】また、ユーザがインクタンク交換にかかわ
る操作を行ったことを検出してインクタンク交換を知る
方法では、この操作に応じてインク残量をリセットする
と、新しいインクタンクでなく再度同じインクタンクを
装着した場合などには、同様に、検出されるインク残量
と実際のインク残量が異なることになる。この問題は、
センサなどで直接インクタンクの交換を知る方法でも同
様に生じる問題である。
【0008】本発明は、上述した問題を解消するために
なされたものであり、その目的とするところは、インク
タンクの交換を正しく検出し、それに応じて、センサを
用いた低コストかつ簡易な構成でインク残量を細かなレ
ベルまで正確に検出することが可能インクジェット記録
装置およびインクの残量検出方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
インク容器のインク残量を検出するインク残量検出方法
において、インク容器におけるインク残量が所定レベル
以下か否かを検出するセンサ手段と、該センサ手段が所
定レベル以下を検出したか否かについて記憶するインク
有無記憶手段と、インク容器が交換された否かを記憶す
る交換記憶手段とを用意し、前記センサ手段が前記所定
レベル以下でない状態を検出した場合に、前記インク有
無記憶手段が前記センサ手段が所定レベル以下の状態を
検出したことを記憶しており、かつ前記交換記憶手段が
インク容器が交換されたことを記憶しているときは、イ
ンク容器にインクが満たされている量としてインク残量
を求め、前記センサ手段が前記所定レベル以下でない状
態を検出した場合に、前記インク有無記憶手段が、前記
センサ手段が所定レベル以下の状態を検出したことを記
憶しており、かつ前記交換記憶手段がインク容器が交換
されていないことを記憶しているときは、前記所定レベ
ルよりインク量を増す補正をしてその結果をインク残量
として求める、工程を有したことを特徴とする。
【0010】また、インクを吐出する記録ヘッドと該記
録ヘッドに供給するインクを貯留したインク容器を用い
記録媒体に記録を行なう装置であって、前記インク容器
のインク残量を検出するインクジェット記録装置におい
て、インク容器におけるインク残量が所定レベル以下か
否かを検出するセンサ手段と、該センサ手段が所定レベ
ル以下を検出したか否かについて記憶するインク有無記
憶手段と、インク容器が交換された否かを記憶する交換
記憶手段と、前記センサ手段が前記所定レベル以下でな
い状態を検出した場合に、前記インク有無記憶手段が前
記センサ手段が所定レベル以下の状態を検出したことを
記憶しており、かつ前記交換記憶手段がインク容器が交
換されたことを記憶しているときは、インク容器にイン
クが満たされている量としてインク残量を求め、前記セ
ンサ手段が前記所定レベル以下でない状態を検出した場
合に、前記インク有無記憶手段が、前記センサ手段が所
定レベル以下の状態を検出したことを記憶しており、か
つ前記交換記憶手段がインク容器が交換されていないこ
とを記憶しているときは、前記所定レベルよりインク量
を増す補正をしてその結果をインク残量として求める残
量算出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】以上の構成によれば、インク残量を求める
にあたって、センサ手段が上記所定レベル以下でない状
態を検出した場合に、インク有無記憶手段がセンサ手段
が所定レベル以下の状態を検出したことを記憶してお
り、かつ交換記憶手段がインク容器が交換されたことを
記憶しているときは、インク容器にインクが満たされて
いる量としてインク残量を求め、上記センサ手段が所定
レベル以下でない状態を検出した場合に、インク有無記
憶手段が、センサ手段が所定レベル以下の状態を検出し
たことを記憶しており、かつ交換記憶手段がインク容器
が交換されていないことを記憶しているときは、所定レ
ベルよりインク量を増す補正をしてその結果をインク残
量として求めるので、実際にインク容器が交換されて所
定レベル以下でない状態となったのか、あるいは例え
ば、インク供給路からインク容器ヘインク逆流が生じて
所定レベル以下でない状態となったのかを推定でき、ま
た、その結果に基づきその推定に応じたインク残量検出
が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0013】<実施形態1>図1は本発明の第一の実施
例にかかわるインクジェットプリンタ1の構成を示す模
式的正面図である。
【0014】図において、ガイドシャフト2に案内され
て、図中矢印AおよびB方向に往復移動するキャリッジ
3上には、ブラックK、シアンC、マゼンタM、イエロ
ーYのインクをそれぞれ吐出するノズル列が設けられた
各色インクごとの記録ヘッド4と、これらの記録ヘッド
に供給するインクを貯留した各色インクごとのインクタ
ンク5が搭載されており、このキャリッジ3は一部が接
続するベルト6を介して伝達されるキャリッジモータ7
の駆動力によって上記往復移動が可能となる。このキャ
リッジ3の移動により記録ヘッド4を用紙などの記録媒
体8に対して走査し、この走査の間に記録ヘッド4のノ
ズルに対応した吐出ヒータに駆動パルスを与えることに
よりインクを吐出し記録を行うことができる。すなわ
ち、本実施形態の記録ヘッドは吐出ヒータが駆動パルス
の印加によって発生する熱エネルギーを利用してインク
に気泡を生じさせ、この気泡の圧力によってインクを吐
出するものである。記録媒体8は、記録ヘッド4の一走
査毎に搬送モータ9により駆動される搬送ローラ10に
よって、図中矢印C方向(図の紙面に垂直な方向)に所定
量ずつ送られ、これを繰り返すことにより記録媒体8の
1ページ分の記録を行なう。
【0015】キャリッジ3が、図中X1で示す位置に移
動するそれぞれのインクタンク5と対向する位置には、
図7以降で後述される光学的にインク残量を検出するセ
ンサ11が設けられる。これにより、キャリッジ3の位
置X1への移動もしくは記録ヘッド4の走査で位置X1
に移動するごとにこのセンサ11によってそれぞれのイ
ンクタンクのインク残量を検出できる構成となってい
る。本実施形態では、図4、図6にて後述されるよう
に、記録ヘッド4の一回の走査ごとにセンサ11の出力
が取り込まれ、図6にて後述されるインク残量更新処理
に用いられる。すなわち、本実施形態では、残量が一定
量以下になったか否か(残量の有無)を検出する、比較的
低コストで簡易な構成のセンサとして光学的センサを用
いるが、これの代わりに、前述した公知の電気的あるい
は機械的なセンサを用いてもよいことはもちろんであ
る。
【0016】キャリッジ3が記録媒体8から矢印B方向
に外れた位置X2にあるときに記録ヘッド4と対向する
位置には、記録ヘッド4の吐出状態を良好に保つための
回復機構12が設けられている。この回復機構12はキ
ャップやブレードなどを備え、非記録時などにキャップ
によって各記録ヘッドのノズル配設面を覆うキャッピン
グを行ない、ノズル内のインクの増粘を防止したり、キ
ャピング状態でノズル内からインクを吸引して増粘等し
たインクを排出する吸引回復処理を行なうことができ
る。また、これらのキャップ内には対応する記録ヘッド
から記録に関与しない予備吐出の際に、インクが吐出さ
れる。さらに、各記録ヘッドに対応するブレードでノズ
ル配設面をワイピングし液滴や塵埃を取り除いたり、異
なる色のインクの混色を防止したりすることができる。
【0017】またこの位置X2に対応した、本プリンタ
1の不図示の外装部にはカバー付きの開口部が設けられ
ている。そして、本プリンタ1は上記カバーが開けられ
たことを検出すると、キャリッジ3を位置X2へ移動さ
せる動作を行ない、これによってユーザがインクタンク
5を交換することが可能となる。
【0018】図2は、図1に示したインクジェットプリ
ンタ1の制御系の構成を示すブロック図である。
【0019】マイクロプロセッサ形態のCPU13は内
部バス14を介して接続されたROM形態のプログラム
メモリ15に格納された制御プログラムおよびRAM形
態のデータメモリ16の内容にしたがって動作する。
【0020】データメモリ16にはインク残量センサ1
1がインクタンク5のインクなし状態を検出した時点か
らのインク消費量をカウントする、それぞれのインクタ
ンクごとのインクカウンタC1と、新しいインクタンク
5が装着されてからのインク消費量をカウントする、そ
れぞれのインクタンクごとのインクカウンタC2のカウ
ント値を格納する領域がそれぞれ設けられている。これ
らのカウンタは、図4および図5にて後述されるよう
に、記録動作で記録ヘッドから吐出されて消費されるイ
ンク量と吸引回復や予備吐出によって消費されるインク
量とを、それぞれ上述した時点からカウントする。
【0021】データメモリ16には、また、上記のカウ
ンタと同様、図6にて後述される残量検出処理で用いら
れるフラグであり、インク残量センサ11でインクタン
ク5のインク有無を検出した結果を示すインク有無フラ
グF0と、インクタンク交換操作が行われたか否かを示
すインクタンク交換フラグF1を格納する領域がそれぞ
れ設けられている。
【0022】インタフェース制御回路17からインタフ
ェースケーブル18を介して接続されたホストコンピュ
ータ19から受信した記録データは、データメモリ16
中の各色毎の記録バッファメモリ20に記録画像データ
として展開格納される。記録バッファメモリ20に展開
された各色毎の記録画像データはヘッド制御回路21を
介して記録ヘッド4のドライバへ送られる。
【0023】このとき、ヘッド制御回路21ではそれぞ
れの記録ヘッド4へ送った記録画像データが示す吐出イ
ンク滴数(以下、インクドット数ともいう)をカウントし
ており、CPU13はヘッド制御回路21のレジスタを
読み取ることにより、各記録ヘッドが走査ごとに消費し
たインクドット数を取得することができる。そして、そ
の値はインク量に換算されて上記のカウンタC1および
C2に累積されることになる。
【0024】CPU13は、モータ制御回路22を介し
てキャリッジモータ7、搬送モータ9、回復機構駆動モ
ータ23を制御する。また、CPU13は、センサ回路
24を通じて、光学インクセンサ11の出力値を読取
り、各色インクタンク5内のインクの有無を検出するこ
とができる。
【0025】さらに、本プリンタ1からインタフェース
ケーブル18を介して接続されたホストコンピュータ1
9へ各種情報を通知することもでき、これにより、本プ
リンタ1で算出したインク残量情報、すなわち、図6に
て後述されるインク残量レベルをホストコンピュータ1
9へ通知し、ホストコンピュータ19上の画面にインク
残量表示を行うことができる。
【0026】図3は、ホストコンピュータ19の画面に
おけるインク残量表示形態を示し、また、インク残量レ
ベルを説明する図である。
【0027】インクタンク5Y、5M、5C、5Kそれ
ぞれのインク残量は図示のように棒グラフとして表示さ
れる。図6にて後述されるように、残量レベル情報Lが
残量情報として本プリンタで算出され、この情報がホス
トコンピュータ19に送られることにより、ホストコン
ピュータ19はこの残量レベル情報Lに従い図3に示す
ような表示を行なう。新しいインクタンク5が装着され
た直後は残量レベル情報Lは、図3においてレベルN+
Mに対応しその表示がなされ、また、残量センサ11が
インクタンク5のインクなし状態を検出した時点では、
本来残量レベル情報Lは、図3におけるレベルNに対応
するが、図6にて後述されるように複数の値をとり得る
ものであり、それに応じたレベルの表示がなされる。さ
らに、所定のインク量を消費した時点でインクなしエラ
ーを表示し、このときレベル情報Lは図3においてレベ
ル0に対応しその表示がなされる。
【0028】図3におけるレベルN+MからレベルNま
での間は、残量レベル情報Lの値に応じて、M段階に等
分されたいずれかのレベルに丸めて表示される。この1
段階の大きさを示す単位幅Umは検出する残量レベルの
細かさを示し、プリンタの仕様などに応じて定められる
ものである。また、この単位幅Umは、図6にて後述さ
れるように残量レベル情報Lの算出に用いられるもので
ある。同様に、レベルNからレベル0の間はN段階に等
分されたいずれかのレベルに丸めて表示され、また、単
位幅Unは図6にて後述される残量レベル情報Lの算出
に用いられる。
【0029】図4は,インクジェットプリンタ1の記録
動作の処理手順を示すフローチャートである。
【0030】インクジェットプリンタ1は、1ページの
記録開始に先だち、まず記録媒体の給紙動作を行う(ス
テップS101)。次に、インクジェット記録装置1
は、ホストコンピュータ19から1バンド分すなわち各
記録ヘッド4の一走査分の記録データを受信し(ステッ
プS102)、記録ヘッド4を走査して受信した1バン
ド分の記録動作を行う(ステップS103)。
【0031】この記録動作の間に、インクジェットプリ
ンタ1では、ヘッド制御回路21のレジスタを読み取る
ことにより記録動作で消費したインクドット数をインク
量に換算した量の消費量D1を取得するとともに(ステ
ップS104)、図6にて後述されるインク残量更新処
理を行う(ステップS105)。
【0032】以上のステップS101からステップS1
05を繰り返したのち(ステップS106)、1ページ
の記録を終了すると、記録媒体の排紙動作を行い(ステ
ップS107)、本記録動作を終了し、次のページの記
録指示を待機する。
【0033】図5は、インクジェットプリンタ1におい
て実行される回復動作時の処理手順を示すフローチャー
トである。
【0034】本インクジェットプリンタ1は、上述した
吸引回復処理や予備吐出を、記録開始時や記録動作中の
所定回数などのそれぞれの所定タイミングで実行する
(ステップS201)。そして、それぞれの実行ごとに
その回復処理で消費したインク量を消費量D2として取
得するとともに、上述の記録動作の場合と同様、インク
残量更新処理を行ない(ステップS202)、本処理を
終了する。
【0035】図6は、上述のステップS104およびス
テップS202で行われるインク残量更新処理の詳細な
処理手順を示すフローチャートである。なお、本処理
は、インクタンク5Y、5M、5C、5Kそれぞれにつ
いて行なわれることはもちろんである。以下では、一つ
のインクタンクに関する処理について説明するが、他に
ついても同様であることは明らかである。
【0036】本処理では、まずインク残量センサ11の
出力値を取り込み、その出力より各インクタンク5のイ
ンクの有無を判断する(ステップS301)。ここで、
インクタンク5が、センサ11がインク無しを検出した
状態である、インクなし状態であると判断したときはイ
ンク有無フラグF0をインクなし状態にセットし(ステ
ップS302)、次に、図2にて前述したインクカウン
タC1に、記録動作にかかるインク消費量D1または回
復動作にかかるインク消費量D2を加算する(ステップ
S303)。そして、インク残量レベルを算出するが、
ここで、インクカウンタC1の内容が、インクタンク5
でインクなし状態が検出された後のインク残量レベルの
計算に用いられるしきい値T1を超えているか否かを調
べる(ステップS304)。ここで、しきい値Т1は、
センサ11がインクなしを検出した後インクなしエラー
までに消費すべきインク量、すなわち、図3に示したレ
ベルと単位幅を用いて、N×Unと表されるものであ
る。インクカウンタC1の内容がしきい値T1を超えて
いないときは、インク残量レベルLを L=(T1−C1)/Un+1 として算出する(ステップS305)。なお、上記の式
の計算は整数演算として扱われ、式中の除算により発生
する少数部分は切り捨てられるものとする。一方、イン
クカウンタC1がしきい値T1を超えているときは、イ
ンクなしエラーをホストコンピュータに通知した上で
(ステップS306)、インク残量レベルLを0とする
(ステップS307)。
【0037】一方、ステップS301においてインクタ
ンク5のインク有りの状態を検出しているときは、続い
てインク有無フラグF0により前回の残量更新処理にお
いてインクタンク5のインク有無状態をチェックする
(ステップS308)。インク有無フラグF0がインク
なし状態を示すものであるときは、インクタンク5がイ
ンクなし状態からインクあり状態へ変化した場合であ
る。この場合はステップS309へ進み、インクタンク
交換フラグF1の状態を調べる。ここで、インクタンク
交換フラグF1が交換した旨のセットがなされていると
きは、以下で示すステップS316の処理から明らかな
ように、前回の処理でインクタンク5のインクなし状態
を検出した後インクタンク交換操作が行われたことにな
るで、新しいインクタンクが装着されたと見なしてカウ
ンタC1、C2をクリアし(ステップS310)、イン
ク残量レベルLを L=N+M とする(ステップS311)。続いて、ステップS31
2でインク有無フラグF0をインクあり状態にセットす
る。
【0038】一方、ステップS309においてインクタ
ンク交換フラグF1がセットされていないときは、前回
の処理でインクタンク5のインクなし状態を検出した
(フラグF0がインクなし)にもかかわらずステップS3
01でインクありの状態が検出されたことから、インク
供給路からインクタンク5へインク逆流が発生したと見
なし、インク残量レベルLを L=N+1 としてインクなしの状態に対応する量より1段階多いレ
ベルに補正し(ステップS313)、ステップS312
へ進む。
【0039】また、ステップS308においてインク有
無フラグF0がインクあり状態であるときは、インクカ
ウンタC2の内容にインク消費量D1またはD2を加算
し(ステップS314)、新しいインクタンク5を装着
してからセンサ11がインクタンク5のインクなし状態
を検出するまでに消費されるであろうインク量であるし
きい値T2を用いて以下のようにインク残量レベルを算
出する。このしきい値T2は、図3に示したレベルと単
位幅を用いて、M×Umと表されるものである。すなわ
ち、インク残量レベルLを L=N+(T2−C2)/Um+1 として算出する(ステップS315)。上記の式の計算
も同様に整数演算として扱われ、式中の除算により発生
する少数部分は切り捨てられるものとする。その後、ス
テップS312へ進み、インク有無フラグF0を、セン
サ11がインクありを検出した状態である、インクあり
の状態にセットする。
【0040】ステップS305またはステップS312
に続くステップS316では、次のインク残量更新処理
までの間にインクタンク交換操作が行われるか否かを監
視するため、インクタンク交換フラグF1をクリアす
る。
【0041】最後に、以上のステップS301からS3
16による処理で求めたインク残量レベル情報Lをホス
トコンピュータ19へ通知し(ステップS317)、本処
理を抜ける。この通知により、ホストコンピュータ19
の画面上に図3に示しようなインク残量表示が行われ
る。
【0042】以上述べたような処理を行うことにより、
インクタンク5内のインク有無のみを検出する安価なセ
ンサ11を用いてインク残量を段階表示することが可能
になる。また、インクタンク5のインクなし状態からイ
ンクあり状態への変化が検出された場合に、この検出と
インクタンク5の交換の有無とを組み合わせて判断する
ことにより、実際にインクタンク交換されてインクあり
の状態となったのかあるいはインク流路からインクタン
ク5ヘインク逆流が生じてインクありの状態となったの
かを判断し、それに基いたインク残量検出を行なうの
で、検出するインク残量と実際の残量が異なるようなこ
とが無く、正確なインク残量検出が可能となる。
【0043】図7〜図12は、上記の実施形態で用いた
光学的インク残量センサ11の具体的構成と残量の検出
のいくつかの例を説明する図である。
【0044】図7は、インクを吐出する記録ヘッド70
1と、この記録ヘッドに供給するインクを収容するイン
クタンク700の構成、ならびに、インクタンク700
内のインクの残量低下を光学センサにより検知する構成
を説明する図である。
【0045】インクタンク700は、リブ715によっ
て複数のインク室に分けられており、図7に示す構成で
は、複数のインク室は、インクをそのままの状態で収容
するインク収容部716と、スポンジのような多孔質体
や繊維によって構成される負圧発生部材713を収容し
た負圧発生部材収容部714とから構成されている。ま
た、このインク収容部716と負圧発生部材収容部71
4とはインクタンク700の底部711の隙間部708
によって連通しており、負圧発生部材収容部714に収
容されるインクは、負圧発生部材713によってインク
が流出しないよう負圧が保たれている。
【0046】図7では、交換可能なインクタンク700
の負圧発生部材収容部714側のインク室に開口部70
5が設けられ、また、この開口部705にジョイント部
材707が挿入され、インクジェット記録ヘッド701
にインクが供給されるよう構成されている。また、負圧
発生部材収容部714には大気連通口710が設けられ
ている。
【0047】インクジェットプリンタにおいて記録を行
うと、記録ヘッド701に設けられているノズルからイ
ンクが吐出され、インクタンク700にインク吸引力が
発生する。インクタンク700内のインク709はこの
吸引力により、まず負圧発生部材13に保持されるイン
クが少し使われ、その後、インク収容部71からリブ7
15の端部とインクカートリッジ底部711との隙間部
708を通り負圧発生部材収容部714へ負圧発生部材
713を通ってジョイント部材707内に引き込まれ記
録ヘッド701へ供給される。これにより、隙間部70
8以外は密閉しているインク収容部716の内部の圧力
が低下し、インク収容部716と負圧発生部材収容部7
14との間に圧力差を生じる。記録が継続して行われる
とその圧力差は上昇を続けるが、負圧発生部材収容部7
14の上部は大気連通口710により大気に解放されて
いるため空気は負圧発生部材713を通ってリブ端部と
インクカートリッジ底部711との隙間部708からイ
ンク収容部716に入る。この時点でインク収容部16
と負圧発生部材収容部14との間に圧力差が解消され
る。記録装置が稼働中はこの動作が繰り返され、インク
収容部716内のインクはインク収容部716内の壁面
に付着するインク以外はほぼ全て使用される。
【0048】記録装置内の、インクタンク700の使用
時における底面側の位置に、図7および図8に示すよう
に、インク収容部716内のインク残量が所定レベルよ
り低下したことを検出するためのインク検出手段703
が設けられている。このインク検出手段703は、イン
ク収容部716の底面の透明な部分に対し光を発する発
光素子821と、発光素子の対向する位置で光を受ける
受光素子822とで構成されており、インク収容部71
6内にインク709が満たされているときにはインク7
09により、正確にはインク709に含まれる染料ある
いは顔料により光路が遮断され、受光素子822の出力
が出力されないが、インク収容部716内のインク70
9の残量が所定レベルより低下したとき、受光素子82
2が受光したことを示す出力が得られる。この受光素子
の出力に基づいて、インク収容部716内のインク残量
が所定レベルより低下したことが検出される。
【0049】このようにして、インクタンク700内の
インク残量として、インク収容部716内のインク残量
がほぼ無くなった状態、つまり、所定レベルより低下し
た状態を検出することができる。
【0050】図9は、残量センサのさらに他の例を示す
図である。
【0051】図7に示す構成は、図8に示すようにイン
クタンク700のインク室のうち、インクをそのままの
状態で貯留するインク収容部716内のインク残量の低
下を、光が透過するか否かに応じて検出するものであっ
たが、以下に示す構成は、インクタンクが使用される状
態における底面にプリズム状の部材を設け、その部材を
構成する壁面における光の反射を利用し、その部材にイ
ンクが接触する程度にインクが残っているか否かを検出
するものである。
【0052】図9はインクタンク700の概略構成を示
す側面図である。図9において、図7と同じ構成、もし
くは同等の機能のために設けられた構成については、図
7と同じ符号を付している。
【0053】図9に示すインクタンク700は、図7に
示すインクタンクと同様に、リブ715で仕切られた複
数のインク室で構成されており、吸収体である負圧発生
部材713を収容した負圧発生部材収容部714と、イ
ンクを液体の状態そのままで収容するインク収容部71
6とが、リブ715の底部で連通している。
【0054】なお、この図9に示す構成では、負圧発生
部材収容部714の内部の上側に、突出する形態で複数
個のリブ720が一体に成形され、負圧発生部材収納室
340に圧縮状態で収容される負圧発生部材713と当
接している。また、上壁700Uと負圧発生部材713
との間にエアバッファ室740が形成されている。
【0055】この図9に示すインクタンクの底面700
Bには、インク収容部716内のインク残量の低下を検
出するために用いるプリズム180設けられている。イ
ンクタンク700は、半透明の光透過性材料、例えば、
ポリプロピレンなどの材料で形成され、前述のプリズム
180はインクタンク700と一体的に形成されてい
る。また、プリズム180は一般的な三角プリズムの底
面中央の一部に凹状部200が設けられた形をしてい
る。
【0056】次に、このプリズム180を用いた検出の
原理について図10を参照して説明する。なお、図10
においては、凹状部200を省略している。
【0057】図10はインクタンクの底面に設けられた
光透過型プリズムとそのプリズムに光を照射する発光素
子1001及びその光を受光する受光素子1002の位
置関係を示す図である。なお、発光素子1001と受光
素子1002は記録装置本体側に設けられている。
【0058】プリズム180はインクタンク700の底
面700Bと一体に形成されており、プリズム1060
にインクタンク700の外部下方から、発光素子100
1からの光が入射される。
【0059】さて、その入射光はインクタンク700の
インク収容部716内部にインクが充分に充填されてい
る場合には光路Aから光路B'という経路を辿りインク
内に吸収されてしまう。これに対して、インクが消費さ
れインク収容部716内にインクがなくなっている場
合、図10に示すように、その入射光はプリズム180
の斜辺部で反射され、光路Aから光路B、さらに光路C
とを経て受光素子1002へと至る。従って、インク収
容部716内にインクが有る場合と、インク残量が低下
した場合とで、受光素子1002により受光する光量が
異なり、その受光素子1002の出力に基づいて、イン
ク残量が所定量以下に低下した状態であるか否かを検出
することができる。なお、プリズム180の斜辺部にお
いて光の反射が異なるのは、プリズム180を構成する
部材、インク、および空気における光の屈折率によるも
のであり、インク残量が低下して斜辺部にインクが接触
していない場合、斜辺部において光が全反射し、受光素
子1002の受光量が大きくなる。また、斜辺部にイン
クが接触する程度にインクが残っている場合、プリズム
180の部材とインクの屈折率により、斜辺部で全反射
が生じず、光はインク収容部716内に進むこととな
る。
【0060】このようにして、インクタンク700内の
インク残量として、インク収容部716内のインク残量
がほぼ無くなった状態、つまり、所定量より低下した状
態を検出することができる。
【0061】図11は、図9と同様にインクタンク70
0のインク収容部716にプリズム180を設けた構成
を示すものである。図9と同構成については同じ符号を
付している。
【0062】図9と相違する点はインク収容部716に
設けたプリズム180の方向である。図12は、プリズ
ム180を、図11の矢印a方向から見た拡大図であ
る。
【0063】この図11に示すようにプリズム180を
配置したインクタンク700を用いる記録装置において
は、そのプリズム180の配置方向に合わせて前述の発
光素子と受光素子を装置内に設ける必要がある。
【0064】この図11に示す構成では、プリズム18
0を構成する斜辺部の面積を大きくとることができ、図
9に示す構成と比較して、照射された光をプリズムの面
で正確に捕捉することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インク残量を求めるにあたって、センサ手段が上記所定
レベル以下でない状態を検出した場合に、インク有無記
憶手段がセンサ手段が所定レベル以下の状態を検出した
ことを記憶しており、かつ交換記憶手段がインク容器が
交換されたことを記憶しているときは、インク容器にイ
ンクが満たされている量としてインク残量を求め、上記
センサ手段が所定レベル以下でない状態を検出した場合
に、インク有無記憶手段が、センサ手段が所定レベル以
下の状態を検出したことを記憶しており、かつ交換記憶
手段がインク容器が交換されていないことを記憶してい
るときは、所定レベルよりインク量を増す補正をしてそ
の結果をインク残量として求めるので、実際にインク容
器が交換されて所定レベル以下でない状態となったの
か、あるいは例えば、インク供給路からインク容器ヘイ
ンク逆流が生じて所定レベル以下でない状態となったの
かを推定でき、また、その結果に基づきその推定に応じ
たインク残量検出が可能となる。
【0066】この結果、インクタンクの交換を正しく検
出し、それに応じて、インク所定レベル以下か否かのみ
を検出する比較的安価なセンサを用いてインク残量検出
を細かなレベルまで正確に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかわるインクジェット
プリンタの概略構成を示す模式的正面図である。
【図2】上記インクジェットプリンタの制御系の構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかわるインク残量表示
形態を示す図である。
【図4】上記プリンタにおける記録動作時の処理手順を
示すフローチャートである。
【図5】上記プリンタにおける回復動作時の処理手順を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態にかかわるインク残量更新
処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】インクの残量低下を検出する光学センサの一構
成を説明する図である。
【図8】図7に示す光学センサの詳細な構成を説明する
図である。
【図9】インク残量を検出する光学センサのさらに他の
構成例を示す図である。
【図10】図9に示す光学センサに用いられるプリズム
の機能を説明する図である。
【図11】インク残量を検出する光学センサのさらに他
の構成例を示す図である。
【図12】図11に示すプリズムを、同図中矢印a方向
から見た拡大図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 ガイドシャフト 3 キャリッジ 4 記録ヘッド 5 インクタンク 6 ベルト 7 キャリッジモータ 8 記録媒体 9 搬送モータ 10 搬送ローラ 11 光学インクセンサ 12 回復機構 13 CPU 14 内部バス 15 プログラムメモリ 16 データメモリ 17 インタフェース制御回路 18 インタフェースケーブル 19 ホストコンピュータ 20 記録バッファメモリ 21 ヘッド制御回路 22 モータ制御回路 23 回復機構駆動モータ 24 センサ回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク容器のインク残量を検出するイン
    ク残量検出方法において、 インク容器におけるインク残量が所定レベル以下か否か
    を検出するセンサ手段と、該センサ手段が所定レベル以
    下を検出したか否かについて記憶するインク有無記憶手
    段と、インク容器が交換された否かを記憶する交換記憶
    手段とを用意し、 前記センサ手段が前記所定レベル以下でない状態を検出
    した場合に、前記インク有無記憶手段が前記センサ手段
    が所定レベル以下の状態を検出したことを記憶してお
    り、かつ前記交換記憶手段がインク容器が交換されたこ
    とを記憶しているときは、インク容器にインクが満たさ
    れている量としてインク残量を求め、 前記センサ手段が前記所定レベル以下でない状態を検出
    した場合に、前記インク有無記憶手段が、前記センサ手
    段が所定レベル以下の状態を検出したことを記憶してお
    り、かつ前記交換記憶手段がインク容器が交換されてい
    ないことを記憶しているときは、前記所定レベルよりイ
    ンク量を増す補正をしてその結果をインク残量として求
    める、工程を有したことを特徴とするインク残量検出方
    法。
  2. 【請求項2】 前記インク残量は、複数段階の各残量レ
    ベルとして求められることを特徴とする請求項1に記載
    のインク残量検出方法。
  3. 【請求項3】 前記求めたインク残量を表示する工程を
    さらに有したことを特徴とする請求項1または2に記載
    のインク残量検出方法。
  4. 【請求項4】 前記インク容器は、インクジェット記録
    装置で用いられ、該装置のインクを吐出する記録ヘッド
    による記録動作および記録ヘッドの吐出回復動作によっ
    て前記インク容器のインクが消費されることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載のインク残量検出
    方法。
  5. 【請求項5】 インクタンク内のインク有無を検出する
    光学センサと、記録を含む動作におけるインク消費量を
    算出するインク消費量算出手段と、前記光学センサがイ
    ンクタンクのインクなし状態を検出してから前記インク
    消費量算出手段により算出されたインク消費量を累積記
    憶する第1のインクカウンタとを備え、前記光学センサ
    がインクタンクのインクなし状態を検出してからインク
    なしエラーとするまでのインク消費量を第1のしきい値
    としてあらかじめ設定しておき、前記光学センサがイン
    クタンク内インクなし状態を検出してから前記インク消
    費量算出手段により算出されたインク消費量を前記第1
    のインクカウンタに累積記憶し、前記第1のインクカウ
    ンタが前記第1のしきい値を超えた場合にインクなしエ
    ラーとするよう制御するインクジェット記録装置におけ
    るインク残量検出方法において、 新しいインクタンクが装着されてから前記インク消費量
    算出手段により算出されたインク消費量を累積記憶する
    第2のインクカウンタと、前記光学センサがインクタン
    ク内インクなし状態を検出している場合に前記第1のイ
    ンクカウンタを基にインクなしエラーになるまでに消費
    できる第1のインク残量レベルを算出する第1のインク
    残量レベル算出手段と、前記光学センサがインクタンク
    内インクなし状態を検出している場合に前記第2のイン
    クカウンタを基にインクなしエラーになるまでに消費で
    きると想定される第2のインク残量レベルを算出する第
    2のインク残量レベル算出手段と、前記光学センサの状
    態により前記第1のインク残量レベルまたは前記第2の
    インク残量レベルのいずれかを選択し所定の補正を加え
    ることによりインク残量レベルを決定するインク残量レ
    ベル決定手段と、前記インク残量レベル決定手段により
    決定されたインク残量レベルを表示するインク残量表示
    手段と、インクタンクの交換を検出するインクタンク交
    換検出手段とを用意し、 新しいインクタンクが装着されてから前記光学センサが
    インクタンク内のインクなし状態を検出するまでに消費
    すると想定されるインク消費量を第2のしきい値とし、
    新しいインクタンクが装着された時点で取るべきインク
    残量レベルを第1のインク残量レベル値、前記光学セン
    サがインクタンク内インクなし状態を検出した時点で取
    るべきインク残量レベル値を第2のインク残量レベル
    値、インクなしエラー状態に達した時点で取るべきイン
    ク残量レベルを第3のインク残量レベル値としそれぞれ
    あらかじめ設定する、 工程を有し、前記第1のインク残量算出手段は、前記光
    学センサがインクタンク内インクなし状態を検出した時
    点すなわち前記第1のインクカウンタが0の時点で前記
    第2のインク残量レベル値となり、前記第1のインクカ
    ウンタが前記第1のしきい値に達した時点で前記第3の
    インク残量レベル値となるよう前記第1のインク残量を
    算出し、 前記第2のインク残量算出手段は、新しいインクタンク
    が装着された時点で前記第1のインク残量レベル値とな
    り、前記第2のインクカウンタが前記第2のしきい値に
    達した時点で前記第2のインク残量レベル値となるよう
    前記第2のインク残量を算出し、 前記インク残量レベル決定手段は、前記光学センサがイ
    ンクタンク内インクなし状態を検出している場合には前
    記第1のインク残量レベル算出手段により算出した前記
    第1のインク残量レベルを選択し、前記光学センサがイ
    ンクタンク内インクあり状態を検出している場合には前
    記第2のインク残量レベル算出手段により算出した前記
    第2のインク残量レベルを選択するとともに、前記光学
    センサがインクタンク内のインク有無検出状態がインク
    なし状態からインクあり状態に変化した場合であって最
    後にインクなし状態検出してからインクあり状態検出す
    るまでの間に前記インクタンク交換検出手段によりイン
    クタンクの交換が検出されていた場合には前記第1およ
    び第2のインクカウンタをクリアしてインク残量レベル
    を第1のインク残量レベル値に補正し、最後にインクな
    し状態検出してからインクあり状態検出するまでの間に
    前記インクタンク交換検出手段によりインクタンクの交
    換が検出されていない場合には前記インク残量レベルが
    前記第2のインク残量レベル値以下にならないように補
    正することを特徴とするインク残量検出方法。
  6. 【請求項6】 前記インク残量レベル決定手段は、前記
    第1のインク残量レベルと前記第2のインク残量レベル
    をN分割する点および前記第2のインク残量レベルと前
    記第3のインク残量レベルをM分割する点のみをインク
    残量レベルと取り得る値としてインク残量レベルを算出
    することを特徴とする請求項5に記載のインク残量検出
    方法。
  7. 【請求項7】 前記算出したインク残量レベルを表示す
    る工程をさらに有したことを特徴とする請求項5または
    6に記載のインク残量検出方法。
  8. 【請求項8】 インクを吐出する記録ヘッドと該記録ヘ
    ッドに供給するインクを貯留したインク容器を用い記録
    媒体に記録を行なう装置であって、前記インク容器のイ
    ンク残量を検出するインクジェット記録装置において、 インク容器におけるインク残量が所定レベル以下か否か
    を検出するセンサ手段と、 該センサ手段が所定レベル以下を検出したか否かについ
    て記憶するインク有無記憶手段と、 インク容器が交換された否かを記憶する交換記憶手段
    と、 前記センサ手段が前記所定レベル以下でない状態を検出
    した場合に、前記インク有無記憶手段が前記センサ手段
    が所定レベル以下の状態を検出したことを記憶してお
    り、かつ前記交換記憶手段がインク容器が交換されたこ
    とを記憶しているときは、インク容器にインクが満たさ
    れている量としてインク残量を求め、 前記センサ手段が前記所定レベル以下でない状態を検出
    した場合に、前記インク有無記憶手段が、前記センサ手
    段が所定レベル以下の状態を検出したことを記憶してお
    り、かつ前記交換記憶手段がインク容器が交換されてい
    ないことを記憶しているときは、前記所定レベルよりイ
    ンク量を増す補正をしてその結果をインク残量として求
    める残量算出手段と、を備えたことを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 前記インク残量は、複数段階の各残量レ
    ベルとして求められることを特徴とする請求項8に記載
    のインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 前記求めたインク残量の情報を当該イ
    ンクジェット記録装置のホスト装置へ送信する手段をさ
    らに備えたことを特徴とする請求項8または9に記載の
    インクジェット記録装置。
  11. 【請求項11】 前記記録ヘッドは熱エネルギーを利用
    してインクに気泡を生じさせ該気泡の圧力によってイン
    クを吐出することを特徴とする請求項8ないし10のい
    ずれかに記載のインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 インクタンク内のインク有無を検出す
    る光学センサと、記録を含む動作におけるインク消費量
    を算出するインク消費量算出手段と、前記光学センサが
    インクタンクのインクなし状態を検出してから前記イン
    ク消費量算出手段により算出されたインク消費量を累積
    記憶する第1のインクカウンタとを備え、前記光学セン
    サがインクタンクのインクなし状態を検出してからイン
    クなしエラーとするまでのインク消費量を第1のしきい
    値としてあらかじめ設定しておき、前記光学センサがイ
    ンクタンク内インクなし状態を検出してから前記インク
    消費量算出手段により算出されたインク消費量を前記第
    1のインクカウンタに累積記憶し、前記第1のインクカウ
    ンタが前記第1のしきい値を超えた場合にインクなしエ
    ラーとするよう制御するインクジェット記録装置におい
    て、 新しいインクタンクが装着されてから前記インク消費量
    算出手段により算出されたインク消費量を累積記憶する
    第2のインクカウンタと、前記光学センサがインクタン
    ク内インクなし状態を検出している場合に前記第1のイ
    ンクカウンタを基にインクなしエラーになるまでに消費
    できる第1のインク残量レベルを算出する第1のインク
    残量レベル算出手段と、前記光学センサがインクタンク
    内インクなし状態を検出している場合に前記第2のイン
    クカウンタを基にインクなしエラーになるまでに消費で
    きると想定される第2のインク残量レベルを算出する第
    2のインク残量レベル算出手段と、前記光学センサの状
    態により前記第1のインク残量レベルまたは前記第2の
    インク残量レベルのいずれかを選択し所定の補正を加え
    ることによりインク残量レベルを決定するインク残量レ
    ベル決定手段と、前記インク残量レベル決定手段により
    決定されたインク残量レベルを表示するインク残量表示
    手段と、インクタンクの交換を検出するインクタンク交
    換検出手段とを備え、 新しいインクタンクが装着されてから前記光学センサが
    インクタンク内のインクなし状態を検出するまでに消費
    すると想定されるインク消費量を第2のしきい値とし、
    新しいインクタンクが装着された時点で取るべきインク
    残量レベルを第1のインク残量レベル値、前記光学セン
    サがインクタンク内インクなし状態を検出した時点で取
    るべきインク残量レベル値を第2のインク残量レベル
    値、インクなしエラー状態に達した時点で取るべきイン
    ク残量レベルを第3のインク残量レベル値としそれぞれ
    あらかじめ設定し、 前記第1のインク残量算出手段は、前記光学センサがイ
    ンクタンク内インクなし状態を検出した時点すなわち前
    記第1のインクカウンタが0の時点で前記第2のインク
    残量レベル値となり、前記第1のインクカウンタが前記
    第1のしきい値に達した時点で前記第3のインク残量レ
    ベル値となるよう前記第1のインク残量を算出し、 前記第2のインク残量算出手段は、新しいインクタンク
    が装着された時点で前記第1のインク残量レベル値とな
    り、前記第2のインクカウンタが前記第2のしきい値に
    達した時点で前記第2のインク残量レベル値となるよう
    前記第2のインク残量を算出し、 前記インク残量レベル決定手段は、前記光学センサがイ
    ンクタンク内インクなし状態を検出している場合には前
    記第1のインク残量レベル算出手段により算出した前記
    第1のインク残量レベルを選択し、前記光学センサがイ
    ンクタンク内インクあり状態を検出している場合には前
    記第2のインク残量レベル算出手段により算出した前記
    第2のインク残量レベルを選択するとともに、前記光学
    センサがインクタンク内のインク有無検出状態がインク
    なし状態からインクあり状態に変化した場合であって最
    後にインクなし状態検出してからインクあり状態検出す
    るまでの間に前記インクタンク交換検出手段によりイン
    クタンクの交換が検出されていた場合には前記第1およ
    び第2のインクカウンタをクリアしてインク残量レベル
    を第1のインク残量レベル値に補正し、最後にインクな
    し状態検出してからインクあり状態検出するまでの間に
    前記インクタンク交換検出手段によりインクタンクの交
    換が検出されていない場合には前記インク残量レベルが
    前記第2のインク残量レベル値以下にならないように補
    正することを特徴とするインクジェット記録装置。
  13. 【請求項13】 前記インク残量レベル決定手段は、前
    記第1のインク残量レベルと前記第2のインク残量レベ
    ルをN分割する点および前記第2のインク残量レベルと
    前記第3のインク残量レベルをM分割する点のみをイン
    ク残量レベルと取り得る値としてインク残量レベルを算
    出することを特徴とする請求項12に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  14. 【請求項14】 前記インクジェット記録装置はホスト
    コンピュータとともにインクジェット記録システムを構
    成し、前記インクジェット記録装置は前記インク残量レ
    ベルを前記ホストコンピュータに送信する手段をさらに
    備え、前記ホストコンピュータは前記インク残量レベル
    を前記インクジェット記録装置より受信する手段を備
    え、前記インク残量表示手段をホストコンピュータの画
    面上に構成することを特徴とする請求項12または13
    に記載のインクジェット記録装置。
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