JP2006103282A - インクジェット記録装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 インクタンクを交換せずに、インクなしエラー信号を解除したことによって、突然インク切れになり、印字がかすれてしまうことを予防するユーザフレンドリーなインクジェット記録装置を提供することを目的とするものである。

【解決手段】 インクなしエラー信号になったときに、インクなしタイマを起動し、インクなしになった時間情報を不揮発性メモリに記憶し、ここからの時間を計測、比較し、再びインクなしエラー信号のしきい値に達する前でも、規定の時間が過ぎれば、インクなしエラー信号を発生させ、インクタンク交換をユーザに促すインクジェット記録装置である。

【選択図】 図4

Description

本発明は、インクジェット記録装置およびその制御方法に関するものである。
従来、インクジェット記録装置のインクなしエラー信号は、インクタンク交換によって解除されるが、インクタンクを交換せずに、同じインクタンクを継続して使用する場合、リジュ−ムキー等によって、上記インクなしエラー信号を解除することができる。
上記リジュ−ムキーでインクなしエラー信号が解除されると、2回目のインクなしエラー信号のしきい値は、1回目と同じしきい値が使われる。
また、2回目以降は、しきい値を、1/2→1/4と変える方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平11−005300号公報
しかし、上記従来例では、プリンタの使用頻度が低いユーザは、インクタンク交換せずに、インクなしエラー信号を解除したことを忘れることがあり、この場合、家庭内で使用していると、複数ユーザであるので、次に使うユーザは、インクなしエラー信号になったことを知らない。このために、インクなしエラー信号が出ずに、突然インク切れになり、印字がかすれることに遭遇するという問題がある。
本発明は、インクタンクを交換せずに、インクなしエラー信号を解除したことによって、突然インク切れになり、印字がかすれてしまうことを予防するユーザフレンドリーなインクジェット記録装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、インクなしエラー信号になったときに、インクなしタイマを起動し、インクなしになった時間情報を不揮発性メモリに記憶し、ここからの時間を計測、比較し、再びインクなしエラー信号のしきい値に達する前でも、規定の時間が過ぎれば、インクなしエラー信号を発生させ、インクタンク交換をユーザに促すインクジェット記録装置である。
請求項1〜請求項13記載の発明によれば、インクタンク交換せずに、インクなしエラー信号を解除したことによって、突然インク切れになり、印字がかすれてしまうことを予防することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1であるインクジェット記装置PR1を示すブロック図である。
インクジェット記装置PR1は、CPU1と、ROM2と、スイッチ4と、LED5と、各種センサ6と、CPUバス7と、ASIC8と、記録ヘッドドライバ10と、ブラック記録ヘッド11と、カラー記録ヘッド12と、DCモータドライバ13と、ラインフィードモータ14と、キャリッジモータ15と、パルスモータドライバ16と、給紙モータ17と、回復モータ18と、不揮発性メモリ19と、インタフェース20と、ホストコンピュータ21と、RAM22と、タイマ23と、電源24と、キャリッジ30と、搬送ローラ33とを有する。
CPU1は、プログラム可能なマイクロプロセッサ等の中央処理ユニットである。
ROM2は、フォントデータ、インクジェット記録装置PR1を制御するためのCPU1によって実行されるプログラム命令シーケンス、各種制御テーブルを格納している。
スイッチ4には、パワースイッチ4a、リジュームスイッチ4b等、ユーザ作動用のスイッチ4が装備されている。
各種センサ6は、PEセンサ(ペーパエンドセンサ)6aと、ASFセンサ(給送センサ)6bと、PGセンサ(パージセンサ)6cと、インク残検センサ6dと、エンコーダ6eと、エンコーダ6fとを有する。
不揮発性メモリ19は、インクカートリッジ内のインク状況19a、インク消費量履歴19b、廃インクカウンタ19c等、プリンタ情報を格納する不揮発性メモリである。
RAM22は、ROM2に格納されているプログラムを、CPU1が実行している間に、ブラック記録ヘッド11とカラー記録ヘッド12とがプリント出力するために、RAM22内のプリントバッファに、インタフェース20を通して、ホストコンピュータ21から送られた各種記録データを格納する。
ASIC8は、制御ロジックであり、記録ヘッド11、12内のノズル用の制御信号を出力するために、記録ヘッドドライバ10を制御するとともに、インタフェース20と、CPU1と、RAM22との間のデータ転送も制御し、さらに、DCモータドライバ13、パルスモータドライバ16の制御ロジックを備えている。
CPU1は、CPUバス7につながれ、インタフェース20は、インクジェット記録装置PR1とホストコンピュータ21とを仲介し、双方向送受信可能な信号経路を備え、ホストコンピュータ21から記録データとコマンドとを送受信する。
DCモータドライバ13は、ラインフィードモータ14と、キャリッジモータ15との制御を司る。ラインフィードモータ(LF)14は、搬送ローラ33を駆動し、シートの送りと給排出とを制御する。キャリッジモータ15は、キャリッジ30を駆動し、記録ヘッド11、12の走査行上の記録位置への移動を制御する。
パルスモータドライバ16は、給紙モータ17と、回復モータ18との制御を司る。給紙モータ17は、シートの給送におけるピックアップを制御する。回復モータ18は、記録ヘッド11、12のクリーニング、ワイプ、キャップ等の回復動作を制御する。
記録ヘッドドライバ10によって制御されるブラック記録ヘッド11とカラー記録ヘッド12とは、キャリッジで移動させる取り外し可能なユニットであり、これらのヘッド11、12には、記録媒体上に記録画像を形成するためのインク吐出ノズルと、取り外し可能な記録ヘッドの存在、特性に関する情報をフィードバックするヘッドダイオード9とが含まれている。
記録ヘッドドライバ10から送られる電気信号に基づいて、記録ヘッド11、12の電気熱変換素子を駆動し、インクに膜沸騰を生起させるための熱エネルギーを発生させる。記録ヘッド11、12の温度によって、インクの吐出量が変化するので、インクジェット記録装置PR1内の周辺温度を測定するサーミスタ3によって、記録ヘッド11、12のヘッドダイオード9からの温度出力が監視される。
インクジェット記録装置PR1には、各種のセンサ6が搭載されている。PEセンサ(ペーパエンドセンサ)6aは、通過するシートを検出する。ASFセンサ(給送センサ)6bは、給送ユニットのカムの回転位置を検出する。
PGセンサ(パージセンサ)6cは、ヘッドの回復ユニットのカムの位置を検出する。インク残検センサ6dは、光学センサであり、キャリッジ30に搭載されているインクタンクが、キャリッジ30を移動させることによって、センサ上を通るときの光の透過率によって、インクタンク内のインクの有無を検出する。これらの他に、カバースイッチ4cに連動するカバーセンサ、キャリッジの位置情報を読み取るエンコーダ6e、ラインフィードモータ(LF)の位置情報を読み取るエンコーダ6f等のセンサもここに含まれる。
パワースイッチ4a、リジュ−ムスイッチ4b等、ユーザ作動用のスイッチ4が装備されている。さらに、インクジェット記録装置PR1の状態を、ユーザに知らせる表示用のLED5も装備されている。LED5aは、インク残量検出用の発光素子である。タイマ23は、各モータの制御に係わっている。電源24は、インクジェット記録装置PR1の駆動用電源を供給する。
図2は、インクジェット記録装置PR1の全体を、左側から見た斜視図である。
インクジェット記録装置PR1は、記録ヘッド30と、キャリッジ31と、シャーシ32と、ガイド軸33と、ガードレール34と、タイミングベルト35と、キャリッジエンコーダ36と、ベースシャーシ37と、左側板38と、右側板39と、回復ユニット40と、搬送ローラ41と、ピンチローラ42と、ピンチローラホルダ43と、自動給送装置44と、ラインフィードエンコーダ46と、第1シートガイド部材48と、位置検出部51と、排紙ローラ49は、ブラックインクタンク52と、シアンインクタンク53と、マゼンタインクタンク54と、イエローインクタンク55とを有する。
記録ヘッド30は、画像記録手段である。キャリッジ31は、記録ヘッド30を搭載するためのヘッド搭載手段である。ガイド軸33は、キャリッジ31を、図2中、矢印A方向に案内する案内部材であり、キャリッジ31を保持する保持手段としてのガイド軸である。ガイド軸33の右側は、右側板39に位置決め固定され、ガイド軸33の左側は、左側板38に位置決め固定されている。
ガードレール34は、キャリッジ31を案内する他の案内部材であり、保持手段であり、キャリッジ31の移動を案内する。ガイドレール34の右側は、右側板39に位置決めされ、ガイドレール34の左側は、左側板38に位置決めされている。
タイミングベルト35の一部は、キャリッジ31に固定されている。キャリッジモータは、シャーシ32に位置決め固定されている。このキャリッジモータを駆動することによって、記録ヘッド30を搭載したキャリッジ31を、図2中、矢印A方向に走査させることが可能である。
キャリッジエンコーダ36は、キャリッジ31の走査方向における絶対位置を示すスケールであり、位置検出手段を構成している。キャリッジエンコーダ36の右側は、右側板39に位置決め固定され、キャリッジエンコーダ36の高さ方向の位置は、左側板38によって規制されている。
回復ユニット40は、記録ヘッド30の吐出回復処理を行う回復ユニットであり、記録ヘッド30のヘッド面をクリーニングする不図示のクリーニング手段と、記録ヘッド30の吐出口部に密閉系を形成するための不図示のキャップ手段とを有し、ベースシャーシ37に位置決め固定されている。
搬送ローラ41は、記録媒体としての記録シートを搬送するシート搬送回転部材(搬送手段)としての搬送ローラである。ピンチローラ42は、不図示のばねによって、記録シートを搬送ローラ41に当接させるピンチローラである。ピンチローラホルダ43は、ピンチローラ42を回転自在に支持する。
ラインフィードエンコーダ46は、搬送ローラ41の回転位置を検出するスケールであり、搬送ローラ41の端部に取り付けられている。位置検出部51は、左側板38に位置決め固定され、搬送ローラ41の回転量を検出する。排紙ローラ49は、記録シートをインクジェット記録装置PR1外に排出する。
自動給送装置44は、複数枚の記録シートを積載し、1枚ごとに分離・給送する。自動給送装置44から給送された記録シートは、ピンチローラホルダ43と、第1シートガイド部材48とにガイドされ、搬送ローラ41とピンチローラ42とのニップへ搬送される。第1シートガイド部材48は、第2シートガイド部材と同様に、ベースシャーシ37の位置決め部に位置決め固定されている。
ブラックインクタンク52、シアンインクタンク53、マゼンタインクタンク54、イエローインクタンク55は、記録ヘッド30に搭載され、記録ヘッド30に対して着脱可能であり、ホストが指示したそれぞれのインクを、紙面上に吐出するためのインク貯蔵手段である。
図3は、インクタンク52、53、54、55を示す断面図である。
各色インクタンク52、53、54、55の外側には、レバー部材66が弾性変形自在に一体に成形されている。各色インクタンク52、53、54、55は、上部で大気連通口64を介して大気に連通し、下部でインク供給口65に連通し、内部に負圧発生部材である吸収体が収容されている室61と、液体のインクを収容する実質的に密閉された液体収納室60とを含み、両室60、61は、隔壁によって仕切られている。
第1収容室61と第2収容室60とは、インクタンクの底部付近で隔壁に形成された連通口69を介してのみ、連通している。第1収容室61を区画するインクタンクの上壁には、内部に突出する複数のリブ63が一体的に形成されている。第1収容室61内の吸収体は、熱圧縮ウレタンフォームで形成され、所定の毛管力を発生すべく、圧縮状態で収容されている。
インク残量検出センサユニット56は、赤外光を発する発光素子67と、発光素子67からの光を受光可能な受光素子68とを備えている。各色インクタンク内には、インクタンクと一体的な光反射プリズム62が設けられ、ポリプロピレン等の透明に近い材質で成形され、光反射プリズムの頭部斜面にインクが無い状態において、発光素子67からの光を反射し、受光素子68に到達させることが可能であり、光反射プリズム62の頭部斜面周囲にインクが充満している状態では、発光素子67からの光の反射が減少し、受光素子68に到達させる光量が少ないので、インクの有無を検知することが可能である。
各色インクタンク52、53、54、55は、キャリッジ31が、インク残量検知センサユニット56の上を通過することによって、各色インクタンク内の残存するインクの量を検出することができる。
図4は、インクジェット記録装置PR1のインク残量チェックの動作を示すフローチャートである。
S1では、インク残量チェック動作をスタートする。S2では、キャリッジ31を、インク残量検知センサユニット56の上を通過させるときに、発光素子67から赤外光を発し、発光素子からの光を受光素子68が受光し、各色インクタンク内の残存するインク量を検出するインクタンクの光学残量検知を行う。
S3では、液体収納室60にインクがあるかどうかを調べ、S2で得たインクタンクの光学残量検知結果を比較する。液体収納室60にインクがあれば、S11に遷移する。液体収納室60にインクがなければ、S4で、インクステータスをチェックする。インクステータスがインクありでなければ、S7へ遷移する。インクステータスがインクありのときに、S5で、インクステータスをインクローに変える。続いて、S6で、インクエラー検出のためのドットカウントをスタートさせ、S15に進む。
S4では、インクステータスをチェックし、インクステータスがインクありでなければ、S6でスタートさせたインクエラーのためのドットカウントは、インクエラーレベルに達したかどうかを、S7で調べる。インクエラーレベルに達していなければ、S8で、インクなしタイマが、以前にインクエラーが発生した時刻からの規定時間を経過したかどうかを調べる。規定時間経過していなければ、S15で、メインルーチンに戻り、処理を続ける。インクなしタイマが規定時間経過していれば、S9へ遷移する。
S7では、ドットカウント値がインクエラーレベルに達していれば、S9に遷移し、インクステータスをインクエラーに変え、S10では、現在の時刻情報、すなわち、インクエラー発生時刻を不揮発性メモリに記憶し、エラー通知とエラー表示とを行い、S15に遷移する。
ここで、不揮発性メモリに記憶されているインクエラー発生時刻情報は、電源オフ時も記憶されている。また、インクなしタイマには、現在時刻情報がホストから通知され、電源オン時に最新情報へ更新され、その後は、プリンタ内で更新処理される。
S3では、液体収納室60にインクがあれば、S11で、インクステータスがインクロー、または、インクエラーであるかどうかを調べる。どちらの状態でもなければ、S15に進み、処理を続ける。インクステータスがインクロー、または、インクエラーであれば、タンク交換がされたと認識し、S14で、インクステータスをインクありに変え、S13で、インクなしタイマをストップし、S14で、インクエラーのためのドットカウントもストップし、S15に遷移する。
図5は、インクジェット記録装置PR1のインクタンクをチェックする動作を示すフローチャートである。
S21では、インクタンクチェックがスタートする。S22では、図4のS1に戻りインク残量チェック動作を行う。S23では、インクステータスがインクエラーであるかどうかを調べる。インクエラーでなければ、S30へ遷移し、リセットカウントをクリアし、S31へ遷移する。インクステータスがインクエラーであれば、S24で、タンク交換がされたかどうかを調べる。タンク交換がされたと認識すれば、S30へ進む。タンク交換がされたと認識しなければ、S25で、Resume SW4bが押下されたかどうかを調べる。
Resume SW4bが押下されていなければ、S24に戻り、処理を続ける。Resume SW4bが押下されれば、S26で、インクステータスをインクローに変え、S27で、インクエラーのためのドットカウントをリセットし、S28で、リセットカウントを+1し、S29で、インクなしタイマをスタートさせ、S31で、インクタンクチェックを終了する。S29で、設定されるタイマ値は、リセットカウントを参照し、ROM2内のテーブルから求めるようにしてもよい。
図6は、インクジェット記録装置PR1における印刷の動作を示すフローチャートである。
S41では、印刷がスタートする。S42で、給紙を行い、S43で、印刷を実行する。印刷の実行中は、周期的に割り込むハンドラS50によって、印刷に使用したインクのドットが計測される(S51、S52)。S43の印刷が終了すると、S44で排紙が実行され、S45で、図4のS1に戻りインク残量チェック動作を行い、S46で、印刷処理を終了する。
図7は、インクジェット記録装置PR1におけるパワーオンの動作を示すフローチャートである。
S61で、パワーオンがスタートする。S62では、リセットカウンタをクリアし、S63で、インクなしタイマをスタートする。設定されるタイマ値は、リセットカウントを参照し、ROM2内のテーブルから求めるようにしてもよい。
パワーオン時は、リセットカウンタが0であるので、テーブルの先頭に、特別な値を設定するようにしてもよく、S63でタイマを設定しないようにしてもよい。
S64では、周期ハンドラを起動する。S65では、インタフェース20から印刷信号が届いているかどうかを調べる。印刷信号がなければ、印刷信号が来るまで、S65の動作を繰り返す。印刷信号があれば、S66で、印刷を実行し、S65に戻り、処理を続ける。
図8は、本発明の実施例2であるインク残量チェックIIの動作を示すフローチャートである。
S71で、インク残量チェックの動作がスタートする。S72では、インクなしタイマが、以前にインクエラーが発生した時刻からの規定時間を経過したかどうかを調べる。規定時間経過していれば、S78に遷移する。規定時間経過していなければ、S73で、ドットカウントはインクローレベルであるかどうかを調べる。インクローレベルでなければ、S81に遷移する。インクローレベルに達していれば、S74で、インクステータスをチェックする。
インクステータスがインクありでなければ、S77へ遷移する。インクステータスがインクありであれば、S75で、インクステータスをインクローに変える。S76で、インクなしタイマに、所定の規定値Iを設定し、S84に進む。
S74では、インクステータスをチェックし、インクステータスがインクありでなければ、S77で、ドットカウントは、インクエラーレベルに達したかどうかを調べる。インクエラーレベルに達していなければ、S84に遷移する。ドットカウント値がインクエラーレベルに達していれば、S78で、インクステータスをインクエラーに変え、S79で、インクなしタイマに、所定の規定値IIを設定し、S80で、現在の時刻情報、すなわち、インクエラー発生時刻を不揮発性メモリに記憶し、エラー通知とエラー表示とを行い、S84に遷移する。ここで、不揮発性メモリに記憶されたインクエラー発生時刻情報は、電源オフ時も記憶されている。
S73で、ドットカウントがインクローレベルでなければ、S81では、インクステータスがインクロー、または、インクエラーであるかどうかを調べる。どちらの状態でもなければ、S84に進み、処理を続ける。インクステータスがインクロー、または、インクエラーであれば、S82で、インクステータスをインクありに変え、S83で、インクなしタイマに、所定の規定値IIIを設定し、S84に遷移する。
本発明の実施例1であるインクジェット記装置PR1を示すブロック図である。 インクジェット記録装置PR1の全体を、左側から見た斜視図である。 インクタンク52、53、54、55を示す断面図である。 インクジェット記録装置PR1のインク残量チェックの動作を示すフローチャートである。 インクジェット記録装置PR1のインクタンクをチェックする動作を示すフローチャートである。 インクジェット記録装置PR1における印刷の動作を示すフローチャートである。 インクジェット記録装置PR1におけるパワーオンの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2であるインク残量チェックIIの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
PR1…インクジェット記録装置、
1…CPU、
2…ROM、
4…スイッチ、
5…LED、
6…各種センサ、
19…不揮発性メモリ、
21…ホストコンピュータ、
23…タイマ。

Claims (13)

  1. インクタンクのインクなしエラーを制御するインクジェット記録装置において、
    消費したインクを、ドットカウントによって計測する計測手段と;
    上記インクタンクにインクがないことを検知する検知手段と;
    上記計測手段が消費したインクをドットカウントによって計測し、しかも、上記検知手段が上記インクタンクにインクのないことを検知すると、インクなしエラー信号を発生させる第1のインクなしエラー信号発生手段と;
    上記インクタンクを交換することによって、上記インクなしエラー信号を解除する第1のインクなしエラー信号解除手段と;
    上記インクタンクを交換することなく上記インクなしエラー信号を解除する第2のインクなしエラー信号解除手段と;
    上記第2のインクなしエラー信号解除手段によって解除されたときに、タイマをスタートさせるタイマ手段と;
    上記第1のインクなしエラー信号発生手段とは異なるタイミングで、上記タイマ手段によって上記インクなしエラー信号を発生させる第2のインクなしエラー信号発生手段と;
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1において、
    ホストから通知された時間を、上記タイマ手段に設定する設定手段を有し、
    上記設定手段が、上記インクなしエラー信号を発生することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項1において、
    インクなしエラー信号を解除した時刻情報を、ホストに通知する通知手段と;
    上記通知手段が通知した時刻情報と現在時刻とを比較する比較手段と;
    を有し、上記比較手段による比較結果に応じて、上記インクなしエラー信号を発生させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項1において、
    上記インクなしエラー信号を解除した時刻情報を記憶する記憶手段と;
    上記記憶手段が記憶した時刻情報と、現在時刻とを比較する比較手段と;
    上記比較手段による比較結果に応じて、インクなしエラー信号を発生させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項1において、
    上記インクなしエラー信号解除手段が上記インクなしエラー信号を解除し、上記タイマをスタートさせるときに、上記ドットカウントによるインクなしエラー信号発生手段を消滅させる消滅手段を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項1において、
    上記インクなしエラー信号解除手段によって、インクなしエラー信号が解除され、上記タイマをスタートさせるときに、インクなしエラー信号を解除した回数によって、上記タイマのタイマ設定値を変えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 消費したインクをドットカウントによって計測する計測工程と;
    上記計測工程でインクなしを検出すると、インクなしエラー信号を発生させる第1のインクなしエラー信号発生工程と;
    インクタンクを交換することによって上記インクなしエラー信号を解除する第1のインクなしエラー信号解除工程と;
    インクタンクを交換することなく上記インクなしエラー信号を解除する第2のインクなしエラー信号解除工程と;
    上記第2のインクなしエラー信号解除工程によってインクなしエラー信号が解除されると、タイマをスタートさせるタイマ工程と;
    上記第1のインクなしエラー信号発生工程とは異なるタイミングで、上記タイマ工程によってインクなしエラー信号を発生させる第2のインクなしエラー信号発生工程と;
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
  8. 請求項6において、
    規定時間経過をホストからの通知によって認識する認識工程と;
    上記認識工程によって、インクなしエラー信号を発生させるエラー発生工程と;
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
  9. 消費したインクをドットカウントによって計測する計測工程と;
    上記計測工程がインクなしを検出すると、インクなしエラー信号を発生させる第1のインクなしエラー信号発生工程と;
    上記第1のインクなしエラー信号発生工程とは異なるタイミングであって、規定時間経過後に、上記インクなしエラー信号を発生させる第2のインクなしエラー信号発生工程と;
    上記インクなしエラー信号を解除するインクなしエラー信号解除工程と;
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
  10. 消費したインクをドットカウントによって計測する計測工程と;
    上記計測工程がインクなしを検出すると、インクなしエラー信号を発生させる第1のインクなしエラー信号発生工程と;
    上記第1のインクなしエラー信号発生工程とは異なるタイミングであって、第1の規定時間経過後に、上記インクなしエラー信号を発生させる第2のインクなしエラー信号発生工程と;
    インクタンクを交換することによって上記インクなしエラー信号を解除する第1のインクなしエラー信号解除工程と;
    インクタンクを交換することなく上記インクなしエラー信号を解除する第2のインクなしエラー信号解除工程と;
    上記第2のインクなしエラー信号解除工程によって解除された時に第2の規定時間をスタートさせるタイマ工程と;
    上記第2のインクなしエラー信号発生工程とは異なるタイミングであって、上記タイマ工程によって、インクなしエラー信号を発生させる第3のインクなしエラー信号発生工程と;
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
  11. 消費したインクをドットカウントによって計測する第1の計測工程と;
    規定時間経過を計測する第2の計測工程と;
    上記第1の計測工程で消費したインクをドットカウントによって計測し、しかも、上記第2の計測工程で上記規定時間の経過を計測すると、インクなしエラー信号を発生させるインクなしエラー信号発生工程と;
    上記インクなしエラー信号を解除するインクなしエラー信号解除工程と;
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
  12. 消費したインクをドットカウントによって計測する第1の計測工程と;
    規定時間経過を計測する第2の計測工程と;
    インクタンクにインクがないことを検知する検知工程と;
    上記第1の計測工程で消費したインクをドットカウントによって計測し、また、上記第2の計測工程で上記規定時間の経過を計測し、しかも、上記検知工程でインクタンクにインクがないことを検知すると、インクなしエラー信号を発生させるインクなしエラー信号発生工程と;
    上記インクなしエラー信号を解除するインクなしエラー信号解除工程と;
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
  13. 消費したインクをドットカウントによって計測する第1の計測工程と;
    規定時間経過を計測する第2の計測工程と;
    インクタンクにインクがないことを検知する検知工程と;
    上記第1の計測工程と上記第2の計測工程と上記検知工程とのうちの少なくとも1つの条件を満足させると、インクなしエラー信号を発生させるインクなしエラー信号発生工程と;
    上記インクなしエラー信号をそれぞれ個別に解除するインクなしエラー信号解除工程と;
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
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