JPH11119601A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11119601A
JPH11119601A JP9283462A JP28346297A JPH11119601A JP H11119601 A JPH11119601 A JP H11119601A JP 9283462 A JP9283462 A JP 9283462A JP 28346297 A JP28346297 A JP 28346297A JP H11119601 A JPH11119601 A JP H11119601A
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JP
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JP9283462A
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English (en)
Inventor
Yukiko Nakamura
由喜子 中村
Akihiro Enomoto
晶弘 榎本
Kimii Hasuike
公威 蓮池
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アラーム音などを出力する報知装置を有する
画像形成装置において、必ずしも異常の解除を行わなく
ても、ユーザの意思により異常通知を停止できるように
する。 【解決手段】 異常検知手段1が機能の異常を検知する
と、異常通知実行手段2が報知装置3を制御して、異常
通知を実行する。異常通知の実行には、ライト3aの点
灯やスピーカ3bからの音声出力が行われる。異常通知
が実行されているときに、ボタンなどが設けられた操作
部がユーザにより操作されたり、プランテンカバーの開
け閉めなどの操作があると、ユーザ操作検知手段6がこ
れを検知する。これにより、異常通知停止手段5は、異
常通知を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアラーム音などを出
力する報知装置を有する画像形成装置に関し、特にコピ
ーやファックス、あるいはこれらを複合した画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コピーやファックス、プリンタな
どの画像形成装置、あるいはこれらを複合した複合機で
は、報知装置が設けられている。そして、原稿づまり
や、印刷用の用紙切れなどの異常が生じると、報知装置
に設けられたライトを点灯させたり、音によってこれら
の通知を行うようにしていた(例えば特公平6−264
07号公報)。また、特定のジョブが終了した場合に
も、同じように通知を行っていた。
【0003】一方、異常に気づいたユーザにより異常が
解除されると、異常通知も自動的に停止し、画像形成装
置の動作も再開できるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は、異常が完全に解除されないと通知が終了しないの
で、いつまでも光が点滅したりアラーム音が続いたりし
てユーザを焦らすことになっていた。
【0005】また、特に複合機の場合、異常が解除され
るまでは他の正常な機能の実行も不可能であったため、
正常な機能を使用したいユーザまでもが異常解除を待た
なくてはいけないという問題があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、必ずしも異常の解除を行わなくても、ユーザ
の意思により異常通知を停止させることのできる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、アラーム音などを出力する報知装置を有
する画像形成装置において、ユーザによる任意の操作を
検知するユーザ操作検知手段と、機能の異常を検知する
異常検知手段と、前記異常の検知がなされると前記報知
装置により異常通知を実行する異常通知実行手段と、前
記ユーザによる任意の操作が検知されると前記異常通知
を停止させる異常通知停止手段と、を有することを特徴
とする画像形成装置が提供される。
【0008】このような画像形成装置では、異常検知手
段が機能の異常を検知すると、異常通知実行手段が報知
装置により異常通知を実行する。そして、異常通知停止
手段は、ユーザ操作検知手段によりユーザによる任意の
操作が検知されると、異常通知を停止させる。
【0009】これにより、異常が完全に解除されなくて
も、ユーザの操作だけでとりあえず通知を終了させるこ
とができるので、ユーザを焦らすことがない。また、複
合機の場合には、正常に動作する機能を使用することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態を図面を参
照して説明する。図1は本形態の画像形成装置の機能概
念を示すブロック図である。この画像形成装置では、異
常検知手段1が機能の異常を検知すると、異常通知実行
手段2が報知装置3を制御して、異常通知を実行する。
異常通知の実行には、ライト3aの点灯やスピーカ3b
からの音声出力が行われる。また、ジョブ終了が検知さ
れた場合には、ジョブ終了通知実行手段4が、報知装置
3を制御してジョブ終了の通知を実行する。
【0011】異常通知が実行されているときに、ボタン
などが設けられた操作部がユーザにより操作されたり、
原稿セット部のカバー等の開閉操作があると、ユーザ操
作検知手段6がこれを検知する。これにより、異常通知
停止手段5は、異常通知を停止させる。また、異常通知
の通知継続時間を、予めユーザが登録して通知継続時間
格納手段7に格納しておくこともできる。この通知継続
時間の登録がなされていると、異常通知停止手段5は、
異常通知の開始と同時にタイマ8の設定を行い、ユーザ
の操作がなくても、異常通知の開始から登録された通知
継続時間が経過した時点で、異常通知を停止させる。
【0012】さらに、異常通知実行手段2は、ユーザの
操作により異常通知を停止させた場合、所定待機時間の
経過後もその異常が解除されていない場合には、再び異
常通知を行う。この所定待機時間は、予めユーザによっ
て登録することができる。
【0013】また、重大な異常や緊急に処理を必要とす
る異常に関しては、予めその緊急度を設定しておき、緊
急度の高い異常の通知がなされている場合には、異常通
知停止手段5は、その異常解除がなされない限り異常通
知の停止は実行しない。
【0014】次に、本形態の画像形成装置の具体的な構
成について説明する。図2は本形態の画像形成装置とし
ての複合機の外観構成を示す図である。複合機10は、
コピー、ファックス、プリンタおよびスキャナの機能を
一体化しものであり、これを実現するため、イメージ入
力部11、イメージ出力部12、操作部13、およびア
テンションユニット14から構成されている。イメージ
入力部11では、プラテンカバー11a上に原稿を載置
し、図示されていない読み取り装置の駆動によって原稿
面の文字や図形をイメージデータとして読み取ることが
できる。読み取られたイメージデータは、メモリに一時
的に格納されて、後にファクシミリ信号、印刷出力用の
イメージ信号などに変換される。
【0015】イメージ出力部12は、その上部12a
に、イメージ入力部11で読み取ったイメージデータ、
他のファクシミリ装置から送られたファクシミリデー
タ、ユーザの端末装置などから送られた文字データやイ
メージデータを印刷するプリンタエンジンを内蔵してい
る。また、下部12bには、各種サイズの用紙を収容す
る用紙トレイが設けられている。
【0016】操作部13は、イメージ入力部11と一体
に設けられている。この操作部13には、後述するよう
に、液晶表示部および各種ボタンが設けられている。こ
の操作部13の操作により、コピー、ファックス、プリ
ンタ、スキャナなどの機能が使用できる。また、アテン
ションユニット14により異常通知がなされているとき
には、操作部13を操作することにより、異常通知が停
止する。
【0017】報知装置としてのアテンションユニット1
4は、ライト14aおよび図示されていないスピーカを
有しており、光および音によって、ユーザに異常通知ま
たはジョブ終了通知を行う。ライト14aは、例えば2
色の光を発光でき、異常内容に応じて色分けして点滅表
示することができる。異常通知の例としては、原稿送り
装置における原稿づまりやミスフィード、トレイの紙づ
まりやミスフィード、機械やシステムのハードウェアダ
ウンなどがある。また、ジョブ終了通知の例としては、
ファックス受信プリント終了、全ての自動レポート終了
などがある。ジョブ終了通知は、ライト点滅や信号音の
出力が一定時間だけ行われる。
【0018】図3は操作部13の構成の一例を示す図で
ある。操作部13には、液晶表示部131、およびボタ
ン部132が設けられている。液晶表示部131は、タ
ッチパネルを有しており、その画面上には、各種設定を
行うときの設定案内画面が表示される。また、液晶表示
部131には、異常発生時にその異常内容を示す表示
が、イラストや文字を交えて行われる。画面の指示に従
ってタッチパネルを操作することにより、各種操作が実
行される。
【0019】ボタン部132には、機能切り換えボタン
20、テンキー21、音声ガイド/割り込みボタン2
2、オールクリアボタン23、スタートボタン24、ス
トップボタン25、ワンタッチダイヤルボタン26、手
動受信ボタン27が設けられている。
【0020】機能切り換えボタン20は、複合機10を
コピーとして使用するか、ファクシミリとして使用する
か、スキャナとして使用するかを切り換えるためのボタ
ンである。この機能切り換えボタン20を押す度に、液
晶表示部131の表示画面が、初期メニュー画面、コピ
ーメニュー画面、ファクシミリメニュー画面などに切り
替わる。なお、プリンタとして使用する場合には、ユー
ザの端末装置で指示することができる。
【0021】テンキー21は、コピー枚数やコピー部数
の設定、ファクシミリ送信先電話番号の入力、ワンタッ
チダイヤルボタン26への電話番号登録などに使用され
る。音声ガイド/割り込みボタン22は、ジョブの割り
込みを行う場合や、操作ガイドを音声ガイドにしたい場
合に使用される。オールクリアボタン23は、操作部1
3を通じて行った各種設定を初期の設定に戻すときに使
用される。
【0022】スタートボタン24は、設定終了後に、そ
の設定でコピー、ファクシミリ、スキャナの機能を開始
させるボタンである。ストップボタン25は、開始され
た機能を途中で中止させるボタンである。ワンタッチダ
イヤルボタン26は、予め登録してある電話番号をボタ
ン一つで呼び出すときに使用される。手動受信ボタン2
7は、ファクシミリの自動受信モードを手動受信モード
に切り換えるときに使用される。
【0023】次に、複合機10の制御部の構成について
説明する。図4は複合機10の制御部の構成を示すブロ
ック図である。メイン制御部31は、CPU、ROM、
RAMなどから構成されており、ROMに格納されたシ
ステムプログラムに従ってCPUが動作する。イメージ
データなどはRAMに格納される。あるいは、大量のデ
ータを扱えるように、ハードディスクなどの大容量記憶
装置を接続することもできる。また、メイン制御部31
には、タイマ31aが内蔵されており、時間のカウント
が行われる。さらに、メイン制御部31には、スピーカ
32が接続されており、このスピーカ32を介して、操
作のための音声ガイドが行われる。
【0024】メイン制御部31には、バス30を介し
て、操作部13、NCU(ネットワーク・コントロール
・ユニット)33、インタフェース(I/F)35、機
械駆動部36、アテンションユニット14などが接続さ
れている。操作部13は、メイン制御部31から操作ガ
イド表示や異常表示用のイメージデータを受けて液晶表
示部131上で表示させるとともに、ボタン部132の
各種ボタンの入力を受け付けて、その情報をメイン制御
部31に送る。
【0025】NCU33は、複合機10をファクシミリ
として使用する場合に、電話回線をメイン制御部31へ
接続し、ハンドセット34をオフフックした場合には電
話回線をハンドセット34に接続する。インタフェース
35は、ユーザ側の端末装置と接続され、端末装置側ら
の印刷指令およびイメージデータを受け取り、メイン制
御部31側に送る。
【0026】メイン制御部31は、操作部13や端末装
置で指令された機能の実行を行うため、各種の機械駆動
部36を制御する。機械駆動部36としては、スキャナ
機構部、ドラム回転機構部、紙送り機構部など複合機に
必要な機構部の駆動に必要な装置がある。また、機械駆
動部36には、各種センサが設けられており、このセン
サからの信号に基づいて、メイン制御部31は異常検知
やユーザ操作の検知を行う。異常検知が行われると、メ
イン制御部31は、アテンションユニット14のライト
14aおよびスピーカ14bを使用して異常通知を行
う。
【0027】次に、このような構成の複合機10におけ
る異常通知処理の具体例を図2〜図4に基づいて説明す
る。複合機10では、前述したように、原稿づまりや紙
づまりなどの各種異常が検知されると、アテンションユ
ニット14を制御して、異常通知を実行する。すなわ
ち、ライト14aの点滅やスピーカ14bからの音声出
力によって、異常の通知を行う。
【0028】異常通知が実行されているときに操作部1
3が操作されたり、プラテンカバー11aやフロントカ
バーが開け閉めされると、異常通知が停止する。この異
常通知の通知継続時間を、予め操作部13によってユー
ザが登録しておき、メイン制御部31内のメモリに格納
しておくこともできる。通知継続時間の登録がなされて
いると、メイン制御部31は、異常通知の開始と同時に
タイマ31aの設定を行い、操作部13の操作がなくて
も、異常通知の開始から登録された実行時間間隔が経過
した時点で、異常通知を停止させる。
【0029】図5は操作部13の液晶表示部131にお
ける通知継続時間登録画面の一例を示す図である。通知
継続時間登録画面40では、ライト用設定画面41と音
用設定画面42とが同時に表示されている。ライト用設
定画面41では、カーソル41b,41cを操作するこ
とにより、設定時間表示欄41aの表示を切り換えるこ
とができる。また、「制限なし」メニュー41dを押せ
ば、時間制限なしの設定、すなわちユーザの操作が行わ
れるまでライト14aによる異常通知を行うように設定
される。「禁止」メニュー41eを押すと、ライト14
aによる異常通知が禁止される。
【0030】一方、音用設定画面42では、カーソル4
2b,42cを操作することにより、設定時間表示欄4
2aの表示を切り換えることができる。また、「制限な
し」メニュー42dを押せば、時間制限なしの設定、す
なわちユーザの操作が行われるまでスピーカ14bによ
る異常通知を行うように設定される。「禁止」メニュー
42eを押すと、スピーカ14bによる異常通知が禁止
される。
【0031】このように各種設定が完了して「決定」メ
ニュー43を押すと、設定した内容が登録される。さら
に、複合機10では、操作部13が操作されることによ
り異常通知を停止させた場合、その停止した時点から所
定待機時間経過後もその異常が解除されていない場合に
は、再び異常通知を行う。この所定待機時間としては、
例えば予め複合機10で備えられているオートクリアタ
イマ機能の設定時間を使用することができる。オートク
リアタイマ機能とは、ある操作がなされた後、一定時間
経過後に装置の設定を電源投入時と同じ初期状態に戻す
機能であり、一般のコピーやファックスなどに多く用い
られている。このオートクリアタイマの設定時間は、操
作部13を介してユーザによって登録することができ
る。また、所定待機時間後の異常通知を実行しないよう
にすることも設定可能である。
【0032】また、複合機10では、異常検知だけでな
く、ジョブのうち予め設定された特定のジョブの終了が
検知された場合にも、アテンションユニット14を介し
てジョブ終了の通知を一定時間実行する。ジョブ終了通
知は、ライト14aの色やスピーカ14bの音色を変え
ることにより、異常通知と区別できる。このジョブ終了
の通知時間は、操作部13を介してユーザにより登録で
きる。
【0033】図6は操作部13の液晶表示部131にお
けるジョブ終了通知時間登録画面の一例を示す図であ
る。ジョブ終了通知時間登録画面50では、ライト用設
定画面51と音用設定画面52とが同時に表示されてい
る。ライト用設定画面51では、カーソル51b,51
cを操作することにより、設定時間表示欄51aの表示
を切り換えることができる。また、「禁止」メニュー5
1dを押すと、ライト14aによるジョブ終了通知が禁
止される。
【0034】一方、音用設定画面52では、カーソル5
2b,52cを操作することにより、設定時間表示欄5
2aの表示を切り換えることができる。また、「禁止」
メニュー52dを押すと、スピーカ14bによるジョブ
終了通知が禁止される。
【0035】このように各種設定が完了して「決定」メ
ニュー53を押すと、設定した内容が登録される。ま
た、複合機10では、各異常に関して予めその緊急度が
図7に示すように設定してある。ここでは、例えば緊急
度が1〜8まで設定されており、数字の低いものほど緊
急度が高いことを示す。そして、緊急度1〜3のよう
に、緊急度の高い異常の通知がなされている場合には、
その異常解除がなされない限り異常通知の停止は実行し
ないようにもできる。この緊急度に関する機能を使用す
るかどうかは、操作部13を介してユーザにより設定で
きる。
【0036】図8は操作部13の液晶表示部131にお
ける緊急度判断設定画面の一例を示す図である。緊急度
判断設定画面60では、例えば図に示すように、『緊急
度の高い異常発生時、異常解除時までアテンションユニ
ットで通知するかどうかを設定してください。』という
コメントが表示される。ユーザは、これに対して、「す
る」メニュー61または「しない」メニュー62を押し
て選択する。そして、「決定」メニュー63を押すと、
選択した内容が登録される。
【0037】次に、このような異常通知処理実行のため
のメイン制御部31側の処理手順について説明する。図
9は異常通知処理実行のためのメイン制御部31側の処
理手順を示すフローチャートである。なお、このフロー
チャートは、異常またはジョブの終了のイベントが生じ
た時点で開始される。 〔S1〕発生したイベントが異常であるか否かを判断
し、異常であればステップS3に進み、そうでなければ
ステップS2に進む。 〔S2〕後述のジョブ終了処理を実行する。 〔S3〕発生した異常が予め設定された通知すべき異常
であるか否かを判断し、通知すべき異常であればステッ
プS4に進み、そうでなければ本フローチャートを終了
する。 〔S4〕アテンションユニット14に異常通知の指令を
行う。 〔S5〕タイマを起動する。 〔S6〕ユーザの操作が行われたか否かを判断し、行わ
れればステップS7に進み、行われなければステップS
10に進む。 〔S7〕アテンションユニット14による異常通知を停
止させる。 〔S8〕オートクリアタイマを起動する。 〔S9〕オートクリアタイマがタイムアップとなったか
否かを判断し、タイムアップとなればステップS3に戻
り、ならなければステップS9を繰り返す。 〔S10〕図5で示した通知継続時間登録画面40にお
いて通知継続間隔の設定がなされているか否かを判断
し、なされていればステップS11に進み、なされてい
なければステップS6に戻る。 〔S11〕通知継続時間のタイムアップとなったか否か
を判断し、なればステップS12に進み、ならなければ
ステップS6に戻る。 〔S12〕異常通知を停止する。
【0038】図10は図9のフローチャートにおけるス
テップS2のジョブ終了処理の具体的な処理手順を示す
フローチャートである。 〔S21〕発生したイベントがジョブの終了であるか否
かを判断し、ジョブの終了であればステップS22に進
み、そうでなければ本フローチャートを終了する。 〔S22〕終了したジョブが予め設定された特定ジョブ
であるか否かを判断し、特定のジョブであればステップ
S23に進み、そうでなければ本フローチャートを終了
する。 〔S23〕特定のジョブ終了の通知を行うようにアテン
ションユーザ14に指令する。 〔S24〕タイマを起動する。 〔S25〕ジョブ終了通知時間登録画面50において設
定されたジョブ終了通知時間のタイムアップとなったか
否かを判断し、なればステップS26に進み、ならなけ
ればステップS25を繰り返す。 〔S26〕特定のジョブ終了の通知を停止させる。
【0039】このように、本形態では、異常通知が実行
されているときに操作部13が操作されたり、プラテン
カバー11aなどの開閉がなされると、異常通知を停止
するようにしたので、異常が完全に解除されなくても操
作部を操作するだけでとりあえず通知を終了させること
ができ、ユーザを焦らすことがない。
【0040】また、異常通知を停止することにより、他
の正常な機能を使用したいユーザが異常解除を待つ必要
がなくなり、利用効率が向上する。さらに、本形態で
は、異常通知の開始から通知継続時間が経過した時点で
異常通知を停止させるようにしたので、操作部13の操
作がなくても異常通知を停止できる。よって、この点で
もユーザを焦らすことがない。
【0041】さらにまた、本形態では、異常通知を停止
してから所定待機時間の経過後もその異常が解除されて
いない場合には、再び異常通知を行うようにしたので、
ユーザは、異常を漏れなく確認することができる。ま
た、緊急度の高い異常に関しては、異常解除がなされる
まで異常通知を続けるようにしたので、重要な異常を確
実に通知することができる。
【0042】また、本形態では、通知継続時間登録画面
40やジョブ終了通知時間登録画面50において、アテ
ンションユニット14のライト14aとスピーカ14b
の光および音の継続時間を別々に設定登録可能としたの
で、通知方法にユーザの希望するバリエーションを持た
せることができる。
【0043】なお、本形態では、画像形成装置として複
合機10に本発明を適用する例を示したが、ファクシミ
リ装置などの単機能の装置にも適用可能である。また、
ジョブ終了通知についても、異常通知と同様に、ユーザ
の操作がなされた時点で通知を停止するようにしてもよ
い。
【0044】さらに、異常通知またはジョブ終了通知の
実行中、アテンションユニット14による通知を必要と
するイベントが新たに生じた場合には、先の通知から後
で生じたイベントの通知に切り換えるようにすることが
できる。この場合、タイマは、後の通知用に設定された
時間にセットする。これは、異常通知とジョブ終了通知
が続いた場合にも適用される。ただし、緊急度の高い通
知が先に実行されている場合には、この通知が終了して
から後に生じたイベントの通知を行う。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、異常通
知の実行中、ユーザによる任意の操作が検知されると異
常通知を停止させるようにしたので、異常が完全に解除
されなくても、ユーザが何らかの操作を行うだけでとり
あえず通知を終了させることができるので、ユーザを焦
らすことがない。
【0046】また、複合機の場合には、正常な機能を使
用したいユーザが異常解除を待つ必要がなくなり、利用
効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態の画像形成装置の機能概念を示すブロッ
ク図である。
【図2】本形態の画像形成装置としての複合機の外観構
成を示す図である。
【図3】操作部の構成の一例を示す図である。
【図4】複合機の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】操作部の液晶表示部における通知継続時間登録
画面の一例を示す図である。
【図6】操作部の液晶表示部におけるジョブ終了通知時
間登録画面の一例を示す図である。
【図7】異常の緊急度の例を示す図である。
【図8】操作部の液晶表示部における緊急度判断設定画
面の一例を示す図である。
【図9】異常通知処理実行のためのメイン制御部側の処
理手順を示すフローチャートである。
【図10】図9のフローチャートにおけるステップS2
のジョブ終了処理の具体的な処理手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 異常検出手段 2 異常通知実行手段 3 報知装置 3a ライト 3b スピーカ 4 ジョブ終了通知実行手段 5 異常通知停止手段 6 ユーザ操作検知部 7 通知継続時間格納手段 8 タイマ 10 複合機 11 イメージ入力部 12 イメージ出力部 13 操作部 14 アテンションユニット 14a ライト 14b スピーカ 31 メイン制御部 40 通知継続時間登録画面 50 ジョブ終了通知時間登録画面 131 液晶表示部 132 ボタン部
フロントページの続き (72)発明者 蓮池 公威 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー13F 富士ゼロックス株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アラーム音などを出力する報知装置を有
    する画像形成装置において、 ユーザによる任意の操作を検知するユーザ操作検知手段
    と、 機能の異常を検知する異常検知手段と、 前記異常の検知がなされると前記報知装置により異常通
    知を実行する異常通知実行手段と、 前記ユーザによる任意の操作が検知されると前記異常通
    知を停止させる異常通知停止手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 時間をカウントするタイマと、前記異常
    通知の通知継続時間を格納する通知継続時間格納手段
    と、前記異常の検知がなされてから前記タイマのカウン
    ト値が前記通知継続時間が経過した時点で前記異常通知
    を停止させる第2の異常通知停止手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記通知継続時間を前記ユーザ側で登録
    可能とする通知継続時間登録手段を有することを特徴と
    する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記異常通知実行手段は、前記異常通知
    が停止してから所定待機時間経過しても前記異常の解除
    がなされていない場合には、前記異常通知を再び実行す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記異常通知停止手段は、予め設定され
    た緊急度の高い異常に関しては、前記ユーザの任意の操
    作が検知されても前記異常通知を継続させるように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
JP9283462A 1997-10-16 1997-10-16 画像形成装置 Pending JPH11119601A (ja)

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