JPH0990818A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH0990818A
JPH0990818A JP7270551A JP27055195A JPH0990818A JP H0990818 A JPH0990818 A JP H0990818A JP 7270551 A JP7270551 A JP 7270551A JP 27055195 A JP27055195 A JP 27055195A JP H0990818 A JPH0990818 A JP H0990818A
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JP
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Pending
Application number
JP7270551A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tsuchida
栄治 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写の実行に際し、キー操作あるいはメニュ
ー用紙等への書込み等の煩雑な手続を行うことなく簡単
に複写モードを設定することができるとともに、出来る
限りキー操作を不要として簡単操作が可能な複写装置を
提供する。 【解決手段】 プリンタエンジンを含む複写機本体11
と、複写機本体11に対する各種の指示を入力するため
の操作用入力キーやLED等の表示装置等を有する操作
部12と、複写機本体11に対して各サイズの複写用紙
を供給するための第1〜第4の給紙装置13〜16と、
音声によって入力・指定された複写モードを認識するボ
イスモードセレクタ17とを備える。音声入力によって
複写モードを設定後、“エンド”と音声入力すると、設
定された複写モードで自動複写が開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種の複写モード
を設定可能な複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の複写装置においては、多機能化が
進み、各種の複写モード(例えば、用紙サイズ、コピー
枚数、倍率、白黒反転、鏡像反転、写真モード、高精細
モード等)を設定するための操作キーやスイッチ類が増
加している。このため、操作が複雑化し、操作ミス等に
より所望のコピーが得られない場合も多々生じている。
このような問題を解消するため、例えば特開昭53−1
31048号公報、あるいは特開平2−108077号
公報には、予め複写モード指定用のメニュー用紙または
情報カードに所望の複写モードを書き込んでおき、これ
を装置側で読み取ることによって複写モードを指定でき
るようにした複写装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の複写装置では、キー操作は不要になるものの、予め所
定のメニュー用紙またはカードに複写モードを書き込む
必要があり、依然として手間がかかるという問題があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、複写の実行に際
し、キー操作あるいはメニュー用紙等への書込み等の煩
雑な手続を行うことなく簡単に複写モードを設定するこ
とができるとともに、出来る限りキー操作を不要として
簡単操作が可能な複写装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、音声を入力するための音声入力手段と、この音声入
力手段から音声入力されたコマンドを認識する音声認識
手段と、この音声認識手段によって認識されたコマンド
が複写モードの設定を指示するものであったとき、装置
をその複写モードに設定するモード設定手段と、前記音
声認識手段によって入力終了を示す所定のコマンドが認
識されたとき、自動複写を実行する自動複写手段とを具
備させることで前記目的を達成する。
【0006】この発明では、音声によって複写モードの
入力と設定が行われると共に、その後、終了コマンドが
音声入力されると、その設定された複写モードで自動複
写が開始される。
【0007】請求項2記載の発明では、音声を入力する
ための音声入力手段と、この音声入力手段から音声入力
されたコマンドを認識する音声認識手段と、この音声認
識手段によって認識されたコマンドが複写モードの設定
を指示するものであるとき、この複写モードが設定可能
なものであるか否かを判断するモード設定可否判断手段
と、前記音声認識手段によって音声認識された複写モー
ドは設定可能なものであると前記モード設定可否判断手
段が判断したとき、装置をその複写モードに設定するモ
ード設定手段と、このモード設定手段によってモード設
定が行われ、かつ前記音声認識手段によって入力終了を
示す所定のコマンドが認識されたとき、自動複写を実行
する自動複写手段とを具備させることで前記目的を達成
する。
【0008】この発明では、音声によって入力され認識
された複写モードが設定可能なものであるときにのみそ
の複写モードの設定が行われる。そして、その後、終了
コマンドが音声入力されることにより、その設定された
複写モードで自動複写が開始される。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
複写装置において、さらに、複写対象の原稿がセットさ
れているか否かを検知する原稿検知手段を具備させ、前
記自動複写手段が、前記条件に加えて原稿がセットされ
ていることを前記原稿検知手段が検知したことを条件と
して自動複写を実行するように構成することで前記目的
を達成する。
【0010】この発明では、音声によって入力され認識
された複写モードが設定可能なものであって、その複写
モードの設定が行われたこと、および終了コマンドが音
声入力されたことという2つの条件に加えて、原稿がセ
ットされていることを条件として自動複写が開始され
る。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
複写装置において、さらに、複写対象の原稿がセットさ
れているか否かを検知する原稿検知手段と、原稿がセッ
トされていることを前記原稿検知手段が検知しなかった
とき、その旨を警告する原稿なし警告手段とを具備させ
ることで前記目的を達成する。この発明では、原稿がセ
ットされていなかったときには、その旨の警告がなされ
る。
【0012】請求項5記載の発明では、請求項2記載の
複写装置において、さらに、原稿を押さえるための原稿
押さえ圧板と、この原稿押さえ圧板の開閉を検知するた
めの圧板開閉検知手段と、前回の複写の終了後前記圧板
開閉検知手段が一度も原稿押さえ圧板の開閉を検知しな
かったとき、原稿取り残しの可能性がある旨を警告する
原稿取り残し警告手段とを具備させることで前記目的を
達成する。この発明では、前回の複写の終了後、原稿押
さえ圧板が一度も開閉されなかったときには、原稿取り
残しの可能性がある旨の警告がなされる。
【0013】請求項6記載の発明では、請求項2記載の
複写装置において、さらに、複写対象の原稿がセットさ
れているか否かを検知する原稿検知手段と、原稿を押さ
えるための原稿押さえ圧板と、この原稿押さえ圧板の開
閉を検知するための圧板開閉検知手段と、前記原稿検知
手段が原稿がセットされていることを検知しないときに
その旨を警告する原稿なし警告手段と、前記原稿検知手
段が原稿のセットされていることを検知し、かつ前回の
複写の終了後前記圧板開閉検知手段が一度も原稿押さえ
圧板の開閉を検知しなかったとき、原稿取り残しの可能
性がある旨を警告する原稿取り残し警告手段とを具備さ
せることで前記目的を達成する。この発明では、原稿が
セットされていないときはその旨の警告がなされる一
方、原稿はセットされているが前回の複写の終了後原稿
押さえ圧板が一度も開閉されなかったときは原稿取り残
しの警告がなされる。
【0014】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
複写装置において、前記自動複写手段が、前記原稿取り
残し警告手段による警告の後所定時間内に前記音声入力
手段から何らの入力もなかったときに限って自動複写を
実行し、前記所定時間内に何らかの入力があったときは
自動複写を中止するように構成することで前記目的を達
成する。この発明では、原稿取り残し警告の後所定時間
内に何らの音声入力もなかったときには自動複写が実行
され、所定時間内に何らかの音声入力があったときには
自動複写は中止される。
【0015】請求項8記載の発明では、音声を入力する
ための音声入力手段と、この音声入力手段から音声入力
されたコマンドを認識する音声認識手段と、前記音声認
識手段によって認識されたコマンドが複写モードの設定
を指示するものであるとき、その複写モードが設定可能
なものであるか否かを判断するモード設定可否判断手段
と、前記音声認識手段によって認識された複写モードは
設定可能なものであると前記モード設定可否判断手段が
判断したとき、装置をその複写モードに設定するモード
設定手段と、原稿をセットするための原稿セット部とこ
の原稿セット部にセットされた原稿を複写装置本体の原
稿台上に搬送する搬送装置とを有する給紙手段と、前記
原稿セット部に原稿がセットされているか否かを検知す
る原稿検知手段と、前記モード設定手段が複写モードの
設定を行い、前記音声認識手段が入力終了を示す所定の
コマンドを認識し、かつ、前記原稿検知手段が前記原稿
セット部に原稿がセットされていることを検知したとき
に、自動複写を実行する自動複写手段とを具備させるこ
とで前記目的を達成する。
【0016】この発明では、音声入力され認識された複
写モードが設定可能なものであってその複写モードへの
設定が行われたこと、入力終了を示す所定のコマンドが
入力され音声認識されたこと、および給紙手段の原稿セ
ット部に原稿がセットされていること、の3つが満たさ
れることを条件として自動複写が実行される。
【0017】請求項9記載の発明では、請求項8記載の
複写装置において、さらに、前記原稿セット部に原稿が
セットされていることを前記原稿検知手段が検知しなか
ったとき、その旨を警告する原稿なし警告手段を具備さ
せることで前記目的を達成する。この発明では、さら
に、原稿セット部に原稿がセットされていない場合に
は、その旨の警告がなされる。
【0018】請求項10記載の発明では、請求項9記載
の複写装置において、前記自動複写手段が、前記原稿な
し警告手段による警告の後所定時間内に前記音声入力手
段から何らの入力もなかったときに限って自動複写を実
行し、前記所定時間内に何らかの入力があったときは自
動複写を中止するように構成することで前記目的を達成
する。
【0019】この発明では、原稿なしとの警告がなされ
た場合において、所定時間内に何らの音声入力もなかっ
たときは自動複写が実行される一方、所定時間内に何ら
かの入力があったときは自動複写は中止される。
【0020】
【実施の形態】以下、図1乃至図15を参照して、本発
明の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施の形態に係る複写装置の概略構成を表す図で
ある。この複写装置は、プリンタエンジンを含む複写機
本体11と、複写機本体11に対する各種の指示を入力
するための操作用入力キーやLED等の表示装置等を有
する操作部12と、複写機本体11に対して各サイズの
複写用紙を供給するための第1〜第4の給紙装置13,
14,15,16と、音声によって指定された複写モー
ドを認識するためのボイスモードセレクタ(VMS)1
7とを備えている。
【0021】図2は、VMS17の外観構成を表す図で
ある。この図に示すように、VMS17は、音声を入力
するためのマイク701と、入力された情報の認識状況
を表示して使用者に知らせるための表示部702と、マ
イク701から入力された音声の認識処理や表示部70
2の表示制御等を行う制御回路(後述)およびこれに必
要なメモリ等(後述)を収容した筐体703とを備えて
いる。
【0022】図3は、図1の複写装置の制御を行うため
の各制御回路部の構成を表す図である。この複写装置
は、複写機本体11の動作に必要なCPU(中央処理装
置)、ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)およびI/O(入出力)ポ
ート等を含む主制御回路110と、操作部12の制御を
行う操作部制御回路120と、第1〜第4の給紙装置1
3,14,15,16をそれぞれ制御する第1〜第4の
給紙装置制御回路130,140,150,160と、
VMS17の制御を行うVMS制御回路170と、図示
しない原稿台コンタクトガラス上に載置された原稿を押
さえるための原稿押さえ圧板(図示せず)の開閉を検知
する圧板開閉検知センサ171と、コンタクトガラス上
に載置された原稿サイズを検知するための前項サイズ検
知センサ190とを備えている。また、主制御回路11
0および操作部制御回路120は、主制御回路110と
シリアル通信路によって接続され、第1〜第4の給紙装
置制御回路130,140,150,160は主制御回
路110とパラレル通信路によって接続されている。
【0023】第1〜第4の給紙装置制御回路130,1
40,150,160は、それぞれ、用紙サイズを検知
するサイズセンサ等からの入力信号を受け取るととも
に、給紙に必要な動作を行うモータ、クラッチ、ソレノ
イド等のアクチュエータを駆動するための制御信号を出
力するようになっている。また、圧板開閉検知センサ1
71は、例えばセンサ光の遮断の有無を検出する透過型
のフォトセンサを用いて構成される。また、原稿サイズ
検知センサ172は、例えば反射型のフォトセンサによ
って構成され、図示しない原稿スキャナに取り付けられ
ている。
【0024】図4は、図2に示したVMS17の内部構
成を表す図である。この装置は、主制御回路110と双
方向のシリアル通信路によって接続されるとともに音声
認識処理やVMS17全体の制御を行うVMS制御回路
170と、指定しようとする動作モードを音声で入力す
るためのマイク701と、LCD(液晶表示装置)等に
よって構成された表示部702と、音声認識処理等に必
要なワークエリアとして用いられるRAM703と、音
声認識を行うためのプログラムや所定の固定データ等を
格納したROM704とを備えている。
【0025】表示部702、RAM703およびROM
704は、VMS制御回路170とパラレル通信路で接
続され、マイク701はVMS制御回路170とシリア
ル通信路で接続されている。また、ROM704は、予
め定められたモードの内容とそのモードの呼称である単
語とを対応付けて記憶しており、必要に応じてVMS制
御回路170によって参照されるようになっている。V
MS制御回路170は、音声認識の効率を上げるため、
人間の音声帯域である0.1〜6KHzの周波数帯域に
限定して音声認識を行うようになっている。
【0026】次に、図5〜図11を参照して、以上のよ
うな構成の複写装置の動作を説明する。図5は、この複
写装置の基本動作の手順を表すフローチャートである。
この図に示すように、まず、複写装置の図示しない電源
スイッチが投入されると(ステップ51)、複写装置は
待機状態となり、ここで必要な初期設定が行われる(ス
テップ52)。この後、通常モードに移行し(ステップ
53)、以下に説明する各動作を行うことが可能な状態
となる。
【0027】図6は、通常モードにおける複写装置の基
本動作を表すフローチャートである。この図に示すよう
に、主制御回路110は、BMS17が接続されている
か否かのチェックを行う(ステップ61)。この結果、
BMS17が接続されているときは(ステップ61;
Y)、内部の計時カウンタ(図示せず)をリセットして
カウントを開始し(ステップ62)、所定時間(例えば
60秒)以内に音声が入力されたか否かを判定する(ス
テップ63)。この時間内に音声入力があったときは
(ステップ63;Y)、自動複写モード(以下、オート
コピーモードという。)に移行する。一方、BMS17
が接続されていない場合、または60秒以内に音声が入
力されない場合は、通常モードを維持する(ステップ6
5)。
【0028】図7は、オートコピーモードにおける複写
装置の動作の一実施の形態を表すフローチャートであ
る。この図に示すように、オートコピーモードにおい
て、何らかの複写モード(例えば、用紙サイズ、コピー
枚数、倍率等)の内容を表す単語が音声でマイク701
から入力されると、BMS制御回路170は、この音声
を認識して、そのモードを表す情報を主制御回路110
に送信する。これを受けた主制御回路110は、その内
部に有するモード設定レジスタ(図示せず)にモード情
報を格納する。
【0029】これにより、複写装置はその複写モードに
設定される(ステップ71)。これと同時に主制御回路
110は、その設定したモード内容を操作部12(図
1)に表示する(ステップ72)。表示は、例えば操作
部12の該当するモード表示LEDを点灯させることで
行う。この表示により、使用者は、自分の指定した通り
にモード設定が行われたか否かを確認することができ
る。なお、この表示は、操作部12でなく、BMS17
のBMS制御回路170によって表示部702に表示す
るようにしてもよい。
【0030】ここで、BMS17のマイク701から
“エンド”という単語が音声入力されて認識されると
(ステップ73;Y)、BMS制御回路170は、使用
者によるモード設定がすべて終了したものと判断し、オ
ートコピーを実行する(ステップ74)。そして、コピ
ーを終了した後(ステップ75)、通常状態(オートコ
ピーモードにおけるコマンド待ち状態)に戻る(ステッ
プ76)。一方、“エンド”という単語が音声入力され
ない場合は、そのまま通常状態に戻る(ステップ7
6)。このように、本実施の形態では、従来の煩雑な入
力キー操作によるモード設定やコピー開始指示が不要で
あり、音声によるモード設定が可能であるとともに、モ
ード設定後自動的にコピーが実行されるため、入力操作
が簡単になる。
【0031】図8は、オートコピーモードにおける複写
装置の動作の他の実施の形態を表すフローチャートであ
る。この図に示すように、オートコピーモードにおい
て、何らかの複写モードの内容を表す単語が音声でマイ
ク701から入力されると、BMS制御回路170は、
この音声を認識し、次に、この認識した複写モードがそ
の複写装置において設定可能なものか否かを判断する
(ステップ81)。この結果、設定可能なモードの場合
は(ステップ81;Y)、そのモードを表す情報(以
下、モード情報という。)を主制御回路110に送信す
る。これ以降は上記動作例(図7)と同様である。すな
わち、主制御回路110は、その内部に有するモード設
定レジスタ(図示せず)にモード情報を格納して、複写
装置をその複写モードに設定し(ステップ82)、さら
に、その設定したモードを操作部12に表示する(ステ
ップ83)。
【0032】そして、ここで、BMS17のマイク70
1から“エンド”という単語が音声入力され、認識され
ると(ステップ84;Y)、BMS制御回路170は、
使用者によるモード設定がすべて終了したものと判断
し、オートコピー処理を実行する(ステップ85)。そ
して、コピーを終了した後(ステップ86)、通常状態
(オートコピーモードにおけるコマンド待ち状態)に戻
る(ステップ87)。一方、入力されたモードが設定不
可能なモードの場合は(ステップ81;N)、そのまま
の状態(オートコピーモードにおける通常状態)を維持
する(ステップ87)。また、“エンド”という単語が
音声入力されない場合も(ステップ84;N)、通常状
態に戻る(ステップ87)。
【0033】このように、本実施の形態では、入力され
た複写モードが設定可能なモードか否かの確認を行うよ
うにしたので、音声の誤認識等によって使用者が意図し
ないモードに設定されるのを防止することができる。
【0034】図9は、オートコピーモードにおける複写
装置の動作の他の実施の形態を表すフローチャートであ
る。この図で、複写モードの入力処理(ステップ91)
から“エンド”という単語の音声認識処理(ステップ9
4)までの動作は上記例(図8のステップ81〜ステッ
プ84)と同様なので、説明を省略する。さて、BMS
17のマイク701から入力された“エンド”という単
語が音声認識され(ステップ94;Y)、使用者による
モード設定がすべて終了したものと判断した主制御回路
110は、次に、図示しない原稿スキャナを1回走査さ
せ、この原稿スキャナに取り付けられた原稿サイズ検知
センサ172からの出力信号に基づいて、コンタクトガ
ラス上に原稿がセットされているか否かを判断する(ス
テップ95)。この結果、原稿がセットされていると判
断した場合には(ステップ95;Y)、オートコピー処
理を実行する(ステップ96)。そして、コピーを終了
した後(ステップ97)、通常状態(オートコピーモー
ドにおけるコマンド待ち状態)に戻る(ステップ9
8)。
【0035】一方、コンタクトガラス上に原稿がセット
されていないと判断した場合は(ステップ95;N)、
操作部12にその旨の警告を表示したのち(ステップ9
9)、通常状態に戻る(ステップ98)。なお、入力さ
れたモードが設定不可能なモードの場合(ステップ9
1;N)、または“エンド”という単語が音声入力され
ない場合(ステップ94;N)において通常状態に戻る
(ステップ98)点は、上記例(図8)と同様である。
【0036】このように、本実施の形態では、オートコ
ピーの開始前に原稿の有無をチェックする処理を行うよ
うにしたので、原稿がコンタクトガラス上にセットされ
ていないにもかかわらずコピーを実行してしまうという
ミスコピーを防止することができるとともに、原稿がセ
ットされていないことを使用者に知らせて注意を促すこ
とができる。
【0037】図10は、オートコピーモードにおける複
写装置の動作の他の実施の形態を表すフローチャートで
ある。この図で、複写モードの入力処理(ステップ10
1)から“エンド”という単語の音声認識処理(ステッ
プ104)までの動作は上記例(図8のステップ81〜
S84)と同様なので、説明を省略する。さて、BMS
17のマイク701から入力された“エンド”という単
語が音声認識され(ステップ104;Y)、使用者によ
るモード設定がすべて終了したものと判断した主制御回
路110は、次に、圧板開閉検知センサ171からの出
力信号に基づき、前回コピー終了後に原稿押さえ圧板
(図示せず)の開閉が行われた否かを判断する(ステッ
プ105)。この結果、前回コピー終了後に少なくとも
1回原稿押さえ圧板が開閉されたと判断した場合は(ス
テップ105;Y)、オートコピー処理を実行する(ス
テップ106)。そして、コピーを終了した後(ステッ
プ107)、通常状態に戻る(ステップ108)。
【0038】一方、前回コピー終了後に1度も原稿押さ
え圧板が開閉されなかったと判断した場合は(ステップ
105;N)、原稿の取り残しの可能性ありという内容
を操作部12に表示して警告し(ステップ109)、そ
のまま通常状態に戻る(ステップ108)。なお、入力
されたモードが設定不可能なモードの場合(ステップ1
01;N)、または“エンド”という単語が音声入力さ
れない場合(ステップ104;N)において通常状態に
戻る(ステップ108)点は、上記例(図8)と同様で
ある。
【0039】このように、本実施の形態では、オートコ
ピーの開始前に原稿押さえ圧板の開閉の有無をチェック
して原稿の取り残しの有無を確認するようにしたので、
原稿を交換していないにもかかわらず、そのまま同じ原
稿のコピーを実行してしまうというミスコピーを防止す
ることができると共に、原稿が交換されていないことを
使用者に知らせて注意を促すことができる。
【0040】図11は、オートコピーモードにおける複
写装置の動作の他の実施の形態を表すフローチャートで
ある。この図で、複写モードの入力処理(ステップ11
1)から“エンド”という単語の音声認識処理(ステッ
プ114)までの動作は上記例(図8のステップ81〜
S84)と同様なので、説明を省略する。さて、BMS
17のマイク701から入力された“エンド”という単
語が音声認識され(ステップ114;Y)、使用者によ
るモード設定がすべて終了したものと判断した主制御回
路110は、次に、図示しない原稿スキャナを1回走査
させ、この原稿スキャナに取り付けられた原稿サイズ検
知センサ172からの出力信号に基づいて、コンタクト
ガラス上に原稿がセットされているか否かを判断する
(ステップ115)。
【0041】この結果、原稿がセットされていると判断
した場合には(ステップ115;Y)、次に、圧板開閉
検知センサ171からの出力信号に基づき、前回コピー
終了後に原稿押さえ圧板(図示せず)の開閉が行われた
否かを判断する(ステップ116)。この結果、前回コ
ピー終了後に少なくとも1回原稿押さえ圧板が開閉され
たと判断した場合は(ステップ116;Y)、オートコ
ピー処理を実行する(ステップ117)。そして、コピ
ーを終了した後(ステップ118)、通常状態に戻る
(ステップ119)。
【0042】一方、コンタクトガラス上に原稿がセット
されていなかったと判断した場合は(ステップ115;
N)、その旨を操作部12に表示し(ステップ12
0)、そのまま通常状態に戻る(ステップ119)。ま
た、コンタクトガラス上に原稿がセットされており、か
つ前回コピー終了後に1度も原稿押さえ圧板が開閉され
なかったと判断した場合は(ステップ115;Y、ステ
ップ116;N)、前回の原稿の取り残しの可能性あり
という内容を操作部12に表示して警告する(ステップ
121)。ここで、所定時間内に使用者から何も入力が
なかった場合には(ステップ122;Y)、前回と同じ
原稿をコピーするものと判断してそのままオートコピー
を実行し(ステップ117)、コピー終了後、通常状態
に戻る(ステップ119)。これに対して、所定時間内
に使用者から何らかの入力があった場合には(ステップ
122;N)、オートコピーを行わずに、そのまま通常
状態に戻る(ステップ119)。
【0043】なお、入力されたモードが設定不可能なモ
ードの場合(ステップ111;N)、または“エンド”
という単語が音声入力されない場合(ステップ114;
N)において通常状態に戻る(ステップ119)点は、
上記例(図8)と同様である。
【0044】このように、本実施の形態では、コンタク
トガラス上に原稿がセットされていない場合にその旨を
警告すると共に、コンタクトガラス上に原稿がセットさ
れており、かつ前回コピー終了後における原稿押さえ圧
板の開閉が1度も行われていない場合に限って原稿取り
残しの警告を行うようにしたので、原稿のセットし忘
れ、および原稿の取り残しによるミスコピーを防止する
ことができる。しかも、原稿の取り残しの警告をした
後、所定時間内に何も入力がない場合には、そのままオ
ートコピーを実行するようにしたので、前回と同じ原稿
をコピーしたい場合であっても、わざわざ原稿押さえ圧
板の開閉を行う必要がない。なお、本実施の形態では、
原稿取り残しの警告をした後、使用者から何も入力がな
い場合には、そのままオートコピーを行うようにした
が、この警告の後、入力の有無の如何を問わず常にその
まま通常状態に戻るようにしてもよい。
【0045】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。図12は、本発明の他の実施の形態に係る複写
装置の概略構成を表すものである。なお、この図で、上
記実施の形態(図1)と同一構成要素には同一符号を付
して適宜その説明は省略する。この複写装置は、図1の
複写装置に加えて、排紙(複写済みの用紙)を仕分けし
て収納するソータ18と、セットされた複数の原稿を1
枚ずつ自動的に複写機本体11の原稿台(コンタクトガ
ラス)上にセットする自動原稿給紙装置(ADF)19
とを備えている。その他の構成は図1と同様であるの
で、説明を省略する。
【0046】図13は、図12の複写装置の制御を行う
ための各制御回路部の構成を表すものである。なお、こ
の図で、上記実施の形態(図3)と同一構成要素には同
一符号を付して適宜その説明は省略する。この複写装置
は、図3の複写装置の回路構成に加えて、ソータ18の
制御を行うソータ制御回路180と、ADF19の制御
を行うADF制御回路190とを備えている。ソータ制
御回路180およびADF制御回路190は、主制御回
路110とシリアル通信路によって接続されている。そ
の他の構成部分は図3と同様であるので説明を省略す
る。
【0047】図14は、図12におけるADF19の回
路構成を表すものである。この図に示すように、ADF
19は、図示しないADF原稿台にセットされた原稿を
1枚ずつ複写機本体11の原稿台(コンタクトガラス)
上に搬送するための搬送モータ801と、ADF原稿台
に原稿がセットされているか否かを検知するための原稿
検知センサ802と、複数(ここでは5個)のジョブを
仕切りできるように複数(5個)の出力端子を備えた原
稿仕切板センサ803と、原稿の搬送方向の長さを検出
するための入口センサ804とを備えている。そして、
さらに、コピーの終了した原稿の排出を検知するための
排紙センサ805と、ジョブの切り替えを行うための入
力がなされるジョブ切替入力部806と、ADF19の
動作状況等の必要な表示を行うための表示部807と、
その他の入力部808と、その他の出力部809と、以
上の各デバイスと接続されADF19全体の制御を行う
ADF制御回路190とを備えている。
【0048】搬送モータ801は、エンコーダ801a
を備えており、このエンコーダ801aからの出力に基
づいてADF制御回路190によって制御されるように
なっている。また、入口センサ804は、原稿の通過期
間中検知信号をオンするようになっており、この検知信
号のオン期間によって原稿の搬送方向の長さを検出する
ようになっている。ADF制御回路190は主制御回路
110とシリアル通信路によって接続されている。な
お、図12におけるVMS17の外観構成および回路構
成はそれぞれ図2および図4に示したものと同様である
ので、説明を省略する。
【0049】次に、以上のような構成の複写装置の動作
を説明する。なお、この複写装置の基本動作は図5の動
作と同様であり、通常モードにおける基本動作は図6の
動作と同様であるので、説明を省略する。
【0050】図15は、図12〜図14に示した複写装
置のオートコピーモードにおける動作の一実施の形態を
表すフローチャートである。この図で、複写モードの入
力処理(ステップ151)から“エンド”という単語の
音声認識処理(ステップ154)までの動作は上記例
(図8のステップ81〜S84)と同様なので、説明を
省略する。
【0051】さて、BMS17のマイク701から入力
された“エンド”という単語が音声認識され(ステップ
154;Y)、使用者によるモード設定がすべて終了し
たものと判断した主制御回路110は、次に、原稿検知
センサ802の出力信号に基づいてADF原稿台に原稿
がセットされているか否かを判断する(ステップ15
5)。この結果、原稿がセットされていると判断したと
きには(ステップ155;Y)、オートコピー処理を実
行する(ステップ156)。そして、コピーを終了した
後(ステップ157)、通常状態に戻る(ステップ15
8)。
【0052】一方、ADF原稿台に原稿がセットされて
いないと判断した場合は(ステップ155;N)、その
旨を表示部807に表示して警告する(ステップ15
9)。ここで、所定時間内に使用者から何も入力がなか
った場合には(ステップ160;Y)、ADF19を装
着してはいるがこれは単なる原稿押さえ圧板として使用
されているにすぎず原稿は複写機本体11の原稿台コン
タクトガラス上に直接セットされているものと判断し
て、そのままオートコピーを実行する(ステップ15
6)。そして、コピー終了後、通常状態に戻る(ステッ
プ158)。これに対して、所定時間内に使用者から何
らかの入力があった場合には(ステップ160;N)、
オートコピーを行わずに、そのまま通常状態に戻る(ス
テップ158)。
【0053】このように、本実施の形態では、ADF原
稿台に原稿がセットされているか否かを予めチェックす
るようにしたので、ADF原稿台に原稿がセットされて
いないにもかかわらず、コピーを開始するというミスコ
ピーを防止することができる。また、原稿がセットされ
ていないときにはその旨を警告するようにしたので、使
用者はその事実を早期に知ることができる。さらに、A
DF原稿台に原稿がセットされていないと判断した場合
においてその後所定時間内に使用者から何も入力がなか
った場合にはそのままオートコピーを実行するようにし
たので、原稿を複写機本体11の原稿台コンタクトガラ
ス上に直接セットしADF19を単なる原稿押さえ圧板
として使用しようとしているにもかかわらず原稿なしの
警告が発せられてしまう、という不都合を回避すること
ができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の複写装置によれば、音声
によって複写モードの入力と設定を行うと共に、その後
の終了コマンドの音声入力によって、その設定された複
写モードでの自動複写を開始するようにしたので、従来
の煩雑な入力キー操作による複写モード設定やコピー開
始指示が不要となり、音声のみによって複写モードの設
定やコピー処理を行うことができる。このため、入力操
作が極めて簡単にすることができる。
【0055】請求項2記載の複写装置によれば、音声に
よって入力され認識された複写モードが設定可能なもの
であるときにのみその複写モードの設定を行い、その後
の終了コマンドの音声入力に応答してその設定された複
写モードで自動複写を開始するようにしたので、音声認
識の誤り等によって使用者が意図しないモードに設定さ
れるのを防止することができる。
【0056】請求項3記載の複写装置によれば、音声に
よって入力され認識された複写モードが設定可能なもの
であってその複写モードの設定が行われたこと、および
終了コマンドが音声入力されたこと、という2つの条件
に加えて、原稿がセットされていることを条件として自
動複写を開始するようにしたので、原稿がセットされて
いないにもかかわらずコピーを実行してしまうというミ
スコピーを防止することができる。
【0057】請求項4記載の複写装置によれば、原稿が
セットされていなかったときには、その旨の警告を行う
ようにしたので、使用者は原稿がセットされていないこ
とを早期に知ることができる。
【0058】請求項5記載の複写装置によれば、前回の
複写の終了後、原稿押さえ圧板が一度も開閉されなかっ
たときには、原稿取り残しの可能性がある旨の警告を行
うようにしたので、原稿を交換していないにもかかわら
ず、そのまま同じ原稿のコピーを実行してしまうという
ミスコピーを防止することができるとともに、原稿が交
換されていないことを使用者に知らせて注意を促すこと
ができる。
【0059】請求項6記載の複写装置によれば、原稿が
セットされていないときはその旨を警告する一方、原稿
はセットされているが前回の複写の終了後原稿押さえ圧
板が一度も開閉されなかったときは原稿取り残しの警告
を行うようにしたので、原稿のセットし忘れや原稿取り
残しによるミスコピーを防止することができる。請求項
7記載の複写装置によれば、原稿取り残し警告の後所定
時間内に何らの音声入力もなかったときには自動複写を
実行する一方、所定時間内に何らかの音声入力があった
ときには自動複写を中止するようにしたので、前回と同
じ原稿を複写しようとする場合に、警告回避のためにわ
ざわざ原稿押さえ圧板の開閉を行う必要がない。
【0060】請求項8記載の複写装置によれば、音声入
力され認識された複写モードが設定可能なものであって
その複写モードへの設定が行われたこと、入力終了を示
す所定のコマンドが入力され音声認識されたこと、およ
び給紙手段の原稿セット部に原稿がセットされているこ
と、の3つが満たされることを条件として自動複写を実
行するようにしたので、従来の煩雑なキー操作が不要と
なって入力操作が極めて簡単になるとともに、給紙手段
の原稿セット部に原稿がセットされていないにもかかわ
らず複写を実行してしまうというミスコピーを防止する
ことができる。
【0061】請求項9記載の複写装置によれば、給紙手
段の原稿セット部に原稿がセットされていないときには
その旨を警告するようにしたので、使用者はその事実を
早期に知ることができる。請求項10記載の複写装置に
よれば、原稿なしとの警告がなされた場合において、所
定時間内に何らの音声入力もなかったときは自動複写を
実行する一方、所定時間内に何らかの入力があったとき
は自動複写を中止するようにしたので、原稿を給紙手段
の原稿セット部でなく複写機本体の原稿台上に直接セッ
トした場合にまで原稿なしとの警告が発せられてしま
う、という不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る複写装置の概略構
成を表す装置構成図である。
【図2】図1におけるボイスモードセレクタの外観構成
を表す外観斜視図である。
【図3】図1の複写装置が備える各制御回路部の構成を
表すブロック図である。
【図4】図2に示したボイスモードセレクタの回路構成
を表すブロック図である。
【図5】図1の複写装置の基本動作を表すフローチャー
トである。
【図6】この複写装置の通常モードにおける基本動作を
表すフローチャートである。
【図7】この複写装置のオートコピーモードにおける動
作の一実施の形態を表すフローチャートである。
【図8】この複写装置のオートコピーモードにおける動
作の他の実施の形態を表すフローチャートである。
【図9】この複写装置のオートコピーモードにおける動
作の他の実施の形態を表すフローチャートである。
【図10】この複写装置のオートコピーモードにおける
動作の他の実施の形態を表すフローチャートである。
【図11】この複写装置のオートコピーモードにおける
動作の他の実施の形態を表すフローチャートである。
【図12】本発明の他の実施の形態に係る複写装置の概
略構成を表す装置構成図である。
【図13】図12の複写装置が備える各制御回路部の構
成を表すブロック図である。
【図14】図12におけるボイスモードセレクタの回路
構成を表すブロック図である。
【図15】図12の複写装置のオートコピーモードにお
ける動作の一実施の形態を表すフローチャートである。
【符号の説明】
11 複写機本体 17 ボイスモードセレクタ(VMS) 12 操作部 19 自動原稿給紙装置(ADF) 110 主制御回路 170 VMS制御回路 171 圧板開閉検知センサ 172 原稿サイズ検知センサ 190 ADF制御回路 701 マイク 702,807 表示部 802 原稿検知センサ 801 搬送モータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を入力するための音声入力手段と、 この音声入力手段から音声入力されたコマンドを認識す
    る音声認識手段と、 この音声認識手段によって認識されたコマンドが複写モ
    ードの設定を指示するものであったとき、装置をその複
    写モードに設定するモード設定手段と、 前記音声認識手段によって入力終了を示す所定のコマン
    ドが認識されたとき、自動複写を実行する自動複写手段
    とを具備したことを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 音声を入力するための音声入力手段と、 この音声入力手段から音声入力されたコマンドを認識す
    る音声認識手段と、 この音声認識手段によって認識されたコマンドが複写モ
    ードの設定を指示するものであるとき、この複写モード
    が設定可能なものであるか否かを判断するモード設定可
    否判断手段と、 前記音声認識手段によって音声認識された複写モードは
    設定可能なものであると前記モード設定可否判断手段が
    判断したとき、装置をその複写モードに設定するモード
    設定手段と、 このモード設定手段によってモード設定が行われ、かつ
    前記音声認識手段によって入力終了を示す所定のコマン
    ドが認識されたとき、自動複写を実行する自動複写手段
    とを具備したことを特徴とする複写装置。
  3. 【請求項3】 複写対象の原稿がセットされているか否
    かを検知する原稿検知手段をさらに備え、 前記自動複写手段は、前記条件に加えて、原稿がセット
    されていることを前記原稿検知手段が検知したことを条
    件として自動複写を実行することを特徴とする請求項2
    記載の複写装置。
  4. 【請求項4】 複写対象の原稿がセットされているか否
    かを検知する原稿検知手段と、 原稿がセットされていることを前記原稿検知手段が検知
    しなかったとき、その旨を警告する原稿なし警告手段と
    をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の複写
    装置。
  5. 【請求項5】 原稿を押さえるための原稿押さえ圧板
    と、 この原稿押さえ圧板の開閉を検知するための圧板開閉検
    知手段と、 前回の複写の終了後前記圧板開閉検知手段が一度も原稿
    押さえ圧板の開閉を検知しなかったとき、原稿取り残し
    の可能性がある旨を警告する原稿取り残し警告手段とを
    さらに具備したことを特徴とする請求項2記載の複写装
    置。
  6. 【請求項6】 複写対象の原稿がセットされているか否
    かを検知する原稿検知手段と、 原稿を押さえるための原稿押さえ圧板と、 この原稿押さえ圧板の開閉を検知するための圧板開閉検
    知手段と、 前記原稿検知手段が原稿がセットされていることを検知
    しないときにその旨を警告する原稿なし警告手段と、 前記原稿検知手段が原稿のセットされていることを検知
    し、かつ前回の複写の終了後前記圧板開閉検知手段が一
    度も原稿押さえ圧板の開閉を検知しなかったとき、原稿
    取り残しの可能性がある旨を警告する原稿取り残し警告
    手段とをさらに具備したことを特徴とする請求項2記載
    の複写装置。
  7. 【請求項7】 前記自動複写手段は、前記原稿取り残し
    警告手段による警告の後所定時間内に前記音声入力手段
    から何らの入力もなかったときに限って自動複写を実行
    し、前記所定時間内に何らかの入力があったときは自動
    複写を中止することを特徴とする請求項6記載の複写装
    置。
  8. 【請求項8】 音声を入力するための音声入力手段と、 この音声入力手段から音声入力されたコマンドを認識す
    る音声認識手段と、 前記音声認識手段によって認識されたコマンドが複写モ
    ードの設定を指示するものであるとき、その複写モード
    が設定可能なものであるか否かを判断するモード設定可
    否判断手段と、 前記音声認識手段によって認識された複写モードは設定
    可能なものであると前記モード設定可否判断手段が判断
    したとき、装置をその複写モードに設定するモード設定
    手段と、 原稿をセットするための原稿セット部と、この原稿セッ
    ト部にセットされた原稿を複写装置本体の原稿台上に搬
    送する搬送装置とを有する給紙手段と、 前記原稿セット部に原稿がセットされているか否かを検
    知する原稿検知手段と、 前記モード設定手段が複写モードの設定を行い、前記音
    声認識手段が入力終了を示す所定のコマンドを認識し、
    かつ、前記原稿検知手段が前記原稿セット部に原稿がセ
    ットされていることを検知したときに、自動複写を実行
    する自動複写手段とを具備したことを特徴とする複写装
    置。
  9. 【請求項9】 前記原稿セット部に原稿がセットされて
    いることを前記原稿検知手段が検知しなかったとき、そ
    の旨を警告する原稿なし警告手段をさらに具備したこと
    を特徴とする請求項8記載の複写装置。
  10. 【請求項10】 前記自動複写手段は、前記原稿なし警
    告手段による警告の後所定時間内に前記音声入力手段か
    ら何らの入力もなかったときに限って自動複写を実行
    し、前記所定時間内に何らかの入力があったときは自動
    複写を中止することを特徴とする請求項9記載の複写装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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