JP2005107113A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 純正品でないトナーを使用した場合にもトナーをより適切な条件の下で使用でき、より美しい画像を形成できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 装置1本体から取り外し可能なカートリッジ10内にトナーを格納して使用する画像形成装置1に、カートリッジ10は装置1本体との通信手段20a及び不揮発性の記憶手段20bを有する記憶装置20を備え、記憶手段20bはトナーに関する情報を格納し、装置1本体は通信手段20aと通信を行う本体側通信手段1aと、記憶手段20bから情報を取得し、その情報からトナーが補充されたか否かを判定する補充判定手段1cと、トナーが補充されたと判定されたときに起動され、トナーが認定品であるか否かを判定する認定品判定手段1dと、トナーが認定品でないと判断された場合にはトナーをより適切な設定条件で使用するように画像調整を行うパラメータ調整手段1dとを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、装置本体から取り外し可能なカートリッジ内にトナー等の消耗品を格納して使用する画像形成装置に関する。
従来、プリンタやファックス、複写機等の画像形成装置においては、消耗品であるトナーを装置本体から着脱可能なカートリッジに入れ、このカートリッジを画像形成装置に装着することにより、トナーを画像形成装置に供給している。そして、カートリッジ内のトナーがなくなった場合にカートリッジを新しいものと交換することで画像形成装置にトナーを補給している。
上述のように交換されたカートリッジは、以前においては廃棄されていたが、最近では資源の保護や地球環境を保全する等の理由により、カートリッジにトナーを補給してカートリッジをリサイクルして使用するようになってきた。この場合、カートリッジに補給されるトナーが画像形成装置のメーカーの正規純正品又はメーカーに認証された製品(以下、まとめて認定品という。)であれば問題とはならないが、認定品のトナーは高価である等の理由により認定品以外のトナーをカートリッジに入れて使用することが行なわれるようになってきた。認定品以外のトナーが使用されると、画像形成装置の性能が十分に発揮できないばかりでなく画像形成装置の故障の原因となり得ることから、RF−ID(Radio Frequency-Identification:電波方式認識)技術等を利用して、カートリッジに取り付けられたデータキャリア(情報を電子回路に記憶可能なIDタグ)に識別データを収納し、認定品以外のトナーの使用を規制するような消耗品管理システムが提案・実用化されている。
例えば下記特許文献1には、電子機器で使用するトナーを収納したカートリッジに取り付けられたデータキャリアと、上記電子機器の本体側に設けられたリーダ/ライタ装置とからなる電子機器における消耗品管理システムであって、上記リーダ/ライタ装置と上記データキャリアとの間で所定の通信を行ない、上記消耗品を収納したカートリッジ内に収納されている消耗品の可否を確認するようにして、所定のIDコード、パスワード、使用許可コード、管理コード、プリント枚数、トナー不足検出コード、異常検出コードが与えられていないカートリッジが使用されるのを防止できるようにする電子機器における消耗品管理システム、カートリッジ用データキャリア及び電子機器における消耗品管理方法が記載されている。
また、下記特許文献2には、消耗品を格納する交換部品の不正使用を検知し排除できる低コストで高精度な交換部品識別システムと、このシステムを適用した画像形成装置を提供する技術として、交換部品に外部からの読み出し要求に応じて固有の識別データを出力する識別データ記憶部と、読み出し要求に応じた後、識別データが読み出された最初の読み出し履歴を保持する履歴保持部とを備え、交換部品を使用する装置では、前記固有の識別データを最初に使用した装置に記憶し、読み出した交換部品の固有の識別データと装置に記憶した識別データが一致し、履歴保持部に読み出し履歴がある場合は、交換部品の使用を許可し、読み出した交換部品の固有の識別データと装置に記憶した識別データが不一致で、履歴保持部に読み出し履歴がある場合は、使用を許可しないというものが記載されている。
また、下記特許文献3には、不適合トナーの使用を未然に防止することが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供する技術として、トナーカートリッジを着脱自在に保持する現像器を含み、記録媒体に未定着像を形成する像形成部と、前記未定着像を前記記録媒体に定着する定着部とを備えた画像形成装置であって、前記トナーカートリッジはそれ自体に関する情報が記録される記録手段を有し、前記画像形成装置は、前記画像形成装置本体側に設けられ、前記記録手段と前記装置本体側との間で前記トナーカートリッジに関する情報を交換し、前記記録手段から情報を読み取り及び/又は書き込みする情報交換手段と、該情報交換手段が読み取った前記情報を判断する判断手段と、前記トナーカートリッジの交換に際して前記像形成部を駆動する駆動電流の供給を停止する停止手段と、前記駆動電流の供給停止時においても前記情報交換手段及び/又は前記判断手段への動作電圧の印加を継続する電圧印加手段とを備え、前記像形成部は、前記判断手段の判断に基づいて像形成する構成としたものが記載されている。
特開2001−134151号公報 特開2002−108147号公報 特開2002−328514号公報
上記の背景技術は認定品以外の消耗品の使用を排除することを目的とするものであるが、多くのユーザはトナー等の消耗品を安価に購入することを望んでおり、ユーザにとっては認定品以外の消耗品も使用可能であることが望ましい。また、認定品以外の消耗品であっても認定品と同等又はそれほど問題とならない程度の性能を有するものもあり、認定品以外の使用を規制するような技術を搭載すると、本来使用可能な認定品以外の消耗品までもが使用できなくなってしまう可能性がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、認定品以外の消耗品(トナー等)がカートリッジ等に補充されてリサイクル使用された場合でも、その消耗品が標準的な画像形成を行なうに十分な性能であれば、認定品の消耗品と同等に使用することができるような画像形成装置を提供することが目的である。
請求項1に係る画像形成装置は、装置本体から取り外し可能なカートリッジにトナーを格納して使用する画像形成装置であって、前記カートリッジは前記トナーに関する情報を格納する不揮発性の記憶手段と、前記記憶手段に対する情報の入出力を前記装置本体から行うための通信手段とを備え、前記装置本体は前記通信手段と通信を行う本体側通信手段と、前記本体側通信手段を介して前記記憶手段から前記情報を取得し、その情報から前記トナーが補充されたか否かを判定する補充判定手段と、前記トナーが補充されたと判定されたときに起動され、前記トナーが予め認定された認定品であるか否かを判定する認定品判定手段と、前記トナーが認定品でないと判断された場合には前記トナーに応じた設定条件で使用するように画像調整のパラメータを調整するパラメータ調整手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記パラメータ調整手段は形成画像を評価するための評価値が所定の基準値を満たすか否かを判定し、基準値を満たさない場合に基準値を満たすように前記パラメータの値を所定値分増減することを繰り返し行い前記評価値が前記基準値を満たすようにすることにより前記パラメータの調整を行うことを特徴とする。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項2に記載の画像形成装置であって、前記パラメータ調整手段は前記パラメータの値の増減を所定回数繰り返した後に前記評価値が前記基準値を満たさない場合には前記繰り返しを終了することを特徴とする。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項2又は3に記載の画像形成装置であって、前記評価値が前記基準値を満たさない場合には前記繰り返しを終了した時点におけるパラメータの値を使用して所定の画像を出力するサンプル画像出力手段と、当該トナーを使用して画像を形成することを禁止するか否かの指示をユーザが入力するための禁止指示入力手段と、前記禁止指示入力手段により画像の形成を禁止する指示が受け付けられた場合に画像の形成を禁止する画像形成禁止手段とを備えることを特徴とする。
請求項5に係る画像形成装置は、請求項4に記載の画像形成装置であって、前記禁止指示入力手段により画像の形成を禁止する指示が受け付けられた場合に当該トナーの使用を禁止する旨の情報を前記記憶手段に格納する禁止情報格納手段を備え、前記当該トナーの使用を禁止する旨の情報が前記記憶手段に格納されている場合には前記画像形成禁止手段は画像の形成を禁止することを特徴とする。
請求項6に係る画像形成装置は、請求項1〜5に記載の画像形成装置であって、前記パラメータ調整手段が決定したパラメータを前記記憶手段に格納するパラメータ格納手段と、前記パラメータを前記記憶手段から読み出し前記画像調整の初期パラメータとして設定するパラメータ設定手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、トナーを格納するカートリッジの不揮発性の記憶手段によりトナーの情報が格納され、上記カートリッジの通信手段及び装置本体の本体側通信手段により記憶手段に格納されたトナーの情報が装置本体側に送信され、トナーの情報を取得した補充判定手段によりトナーが補充されたか否かが判定され、トナーが補充された場合にトナーが予め認定された認定品であるか否かが認定品判定手段により判定され、トナーが認定品でないと判断された場合にはパラメータ調整手段により画像調整のパラメータが調整されるので、予め認定された認定品でないトナーを使用した場合にも当該トナーをより適切な設定条件の下で使用することができ、より美しい画像を形成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、パラメータ調整手段により画像形成の評価値が所定の基準値を満たすか否かが判定され、基準値を満たさない場合には基準値を満たすようにパラメータの値の増減を繰り返すので、パラメータがより適切な値に容易に調整され、予め認定された認定品でないトナーを使用した場合にも当該トナーをより適切な設定条件の下で使用することができ、より美しい画像を形成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、パラメータ調整手段によりパラメータの値の増減を所定回数繰り返した後にも評価値が基準値を満たさない場合にはパラメータ値の増減の繰り返しは終了されパラメータが決定されるので、パラメータ値の増減を永く繰り返しても評価値が基準値を満たせないようなトナーを使用した場合に、むやみに永い時間をパラメータの決定に費やすことなく、予め認定された認定品でないトナーを使用した場合にも当該トナーをより適切な設定条件の下で使用することが出来、より美しい画像を形成することができる。
請求項4に記載の発明によれば、サンプル画像出力手段により評価値が基準値を満たさない場合に決定されたパラメータを使用してサンプル画像が出力され、禁止指示入力手段により当該トナーを使用することを禁止するか否かの指示がユーザにより入力され、禁止する指示が入力された場合には画像形成禁止手段により画像の形成が禁止されるので、評価値が基準値を満たさない粗悪なトナーが使用された場合にユーザはこのトナーを使用しないように選択することができる。
請求項5に記載の発明によれば、禁止指示入力手段により画像の形成を禁止することが指示された場合に禁止情報格納手段により当該トナーの使用を禁止する旨の情報を記憶手段に格納し、当該トナーの使用を禁止する旨の情報が記憶手段に格納されている場合には画像形成禁止手段により画像の形成が禁止されるので、当該トナーが格納されたカートリッジを使用する場合には当該トナーの使用が禁止されているものであるという情報を取得することができ、粗悪なトナー等を使用してしまうことのないように制御することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、パラメータ格納手段によりパラメータ調整手段により決定されたパラメータがトナーカートリッジの記憶手段に格納され、パラメータ設定手段により格納されたパラメータが記憶手段から読み出され画像調整の初期パラメータとして設定させるので、より少ない画像調整回数でより適切なパラメータを得ることができる。
以下、本発明の一実施形態について画像形成装置の一例である複写機を例にとり図面を使用して説明する。図1は、本発明に係る複写機の一実施形態を示す全体概略図である。
まず、複写機(画像形成装置)1の構成を簡単に説明する。画像形成装置1は、装置本体2の下部に配設された給紙部100と、この給紙部100の上方に配設された用紙搬送部200と、給紙部100の上方に配設された画像形成部300と、この画像形成部300の側方に配設された定着部400と、これら画像形成部300及び定着部400の上方に配設された画像読取部500とから構成される。
給紙部100は、給紙カセット101に積層載置された用紙の束を、給紙ローラ115の回転動作によって最上位の用紙から1枚ずつ用紙搬送部200に給紙するものである。用紙搬送部200は、給紙部100から給紙された用紙を、各種ローラ対202によって画像形成部300に搬送し、さらに画像形成部300及び定着部400において画像形成がなされた用紙を排出ローラ対205によって装置本体2の側部に設けられた排出トレイ204に用紙を排出するものである。
画像読取部500は、コンタクトガラス上に載置された原稿に、露光ランプから光を照射し、反射鏡を介してその反射光をCCDラインセンサ等からなる光電変換部に導くことにより、原稿の画像情報を読み取るものである。画像形成部300は、上記画像読取部500の下方に配設され、電子写真プロセスによって、用紙上に所定のトナー像を形成するものであり、回転可能に軸支された光導電性を有する感光体ドラム301と、この感光体ドラム301の周囲にその回転方向に沿って、帯電装置302、露光装置303、現像装置304、転写装置305、クリーニング装置306および除電装置(図示せず)を備える。定着部400は、上記画像形成部300の用紙搬送方向の下流側に配置され、画像形成部300においてトナー像が転写された用紙を、一対の定着ローラ401によって挟んで加熱し、用紙上にトナー像を定着させるものである。
次に、複写機1の動作を簡単に説明する。帯電装置302により図1で時計方向に回転する感光体ドラム301が一様に帯電され、上記画像読取部500で読み取られた画像情報に基づいて露光装置303(レーザー操作装置等)からのレーザービームにより感光体ドラム301上に静電潜像が形成され、現像装置304により静電潜像に現像剤が付着されてトナー像が形成される。
トナー像が形成された感光体ドラム301に向けて、給紙部100から用紙搬送部200を通って用紙が画像形成部300に搬送され、この画像形成部300において転写ローラ等からなる転写装置305により感光体ドラム301の表面におけるトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム301から分離され、定着部400に搬送されてトナー像が定着される。定着部400を通過した用紙は、排出ローラ205を経て用紙排出トレイ204に排出される。
転写装置305による転写後に感光体ドラム301はクリーニング装置306及び除電装置で残留トナー、残留電荷を除去して、必要に応じて再び帯電装置302で帯電される。
上記の複写動作が繰り返し実行されると、現像装置304に収納されているトナーが消費される。この消費されたトナーを補給するため、感光体ドラム301と反対側における現像装置304の側方にトナーカートリッジ10が着脱自在に取り付けられている。なお、現像装置304は、感光体ドラム301に対して平行配置される現像ローラ(図示せず)とトナーを攪拌搬送する攪拌搬送ローラ(図示せず)とを有し、トナーカートリッジ10からトナー取り込み口(図示せず)を通して現像装置304内に補給されたトナーを攪拌搬送ローラで摩擦帯電させつつ、現像ローラに搬送し、該現像ローラにより感光体ドラム301にトナーを供給するものとなされている。
図2はトナーカートリッジを示す斜視図である。トナーカートリッジ10は、トナーを補充するために上方に開口する箱状のカートリッジ本体11と、このカートリッジ本体11の上方開口部を閉塞する蓋体12とを備える。トナーカートリッジ10は内部にトナーを格納し複写機1本体に装着されて使用される。複写機1内においてトナーカートリッジ10は、感光体ドラム301と反対側の現像装置304の側方に位置され、トナーを補充等するときには複写機1本体から取り外される。
トナーカートリッジ10にはIDタグ20が取り付けられている。IDタグ20については後述する。また、複写機1本体のIDタグ20と向かい合わせとなる位置にリーダライタ30のアンテナ31部分(図1においては図示せず)が取り付けられている。リーダライタ30についても後述する。
図3はトナーカートリッジ10のIDタグ20と複写機1本体のリーダライタ30の電気的な構成の概要を示す図である。IDタグ20及びリーダライタ30とは、RF−ID(Radio Frequency-Identification:電波方式認識)においてデータを格納する装置(IDタグ)とデータの読み書きを行う装置(リーダライタ)で、RF−IDとはこれらにより構成され無線通信によりデータ更新することができる自動認識技術をいう。IDタグ20はアンテナ21、通信回路22、及び不揮発性のメモリ(例えばフラッシュメモリ)23により構成される。リーダライタ30はアンテナ31、通信回路32、CPU33、ROM34、及びRAM35により構成される。
ROM34はCPU33で動作させるための制御プログラム及びデータ等を格納する。CPU33はROM34に格納されたプログラムを読み込み動作する。RAM35はCPU33の作業エリアとしてデータ等を一時的に格納するため等に使用される。アンテナ21及びアンテナ31を介して通信回路22及び通信回路32を使用してIDタグ20及びリーダライタ30は無線により通信を行い、リーダライタ30はCPU33の制御によりメモリ23に対してデータの書き込み及び読み出しを行う。IDタグ20は電源を内蔵しておらず、リーダライタ30で読み書きされるときに無線を通じて電源を誘電させて通信を行う。本実施形態においてはCPU33、ROM34、及びRAM35は複写機1の全体制御を行うこともかねて使用される。
図4はIDタグ内に格納される情報を示す図表である。本図に示す情報は主にトナーカートリッジ10のトナーに関する情報(以下、トナー情報という。)で、データ名欄23aには格納するデータを識別するための名称、初期値欄23bには各データに対して初期値として格納される値が示されている。
欄23cの情報は認定品フラグで、トナーカートリッジ10に格納さているトナーが認定品であるか否かを示す情報、及び認定品でないと記入したときの記入日時を示すものである。本フラグがONの場合は認定品でありOFFの場合は認定品以外のものであることを示す。初期値はONである。欄23dの情報はトナー濃度コントロール電圧で、トナーの濃度を調整制御するための電圧の設定値であり、通常格納されているトナーに適した電圧値が格納される。これは例えば単位mVで表された値が格納される。初期値には基準値が格納される。ここで基準値とは純正品のトナーを使用する場合の設定電圧値である。
欄23eの情報はトナー使用禁止フラグで、トナーカートリッジ10に格納されているトナーを使用すると正常に印刷されない場合等のために当該トナーの使用を禁止する旨を示す情報である。本フラグがONの場合は使用禁止を示しOFFの場合は使用可能を示す。初期値はOFFである。欄23fの情報は画像調整履歴で、画像調整を行った日時を示す情報で、年月日時分秒のフォーマットで入力する。初期値はなし(未記入)である。欄23gの情報はトナー不足検出フラグで、トナーカートリッジ10内のトナーの残量が所定量(例えば総容量の3%)以下になったことを示す情報である。本フラグがONの場合はトナー残量が所定量以下、OFFの場合は所定量より多いことを示す。初期値はOFFである。
図5はIDタグ20を備えたトナーカートリッジ10及び本発明に係る複写機1の機能構成を示すブロック図である。IDタグ20は通信部20a及び記憶部20bを有する。通信部20aはアンテナ21及び通信回路22に相当し、記憶部20bはメモリ23に相当する。複写機1は通信部1a、トナー残量検出部1b、補充判定部1c、パラメータ調整部1d、トナー使用禁止処理部1e、サンプル画像出力部1f、コピー制御部1g、及び操作パネル部1hを有する。リーダライタ30におけるCPU33、ROM34、RAM35は複写機1全体の制御を兼ねるため本図においてはリーダライタ30を図示しない。通信部1aはアンテナ31及び通信回路32に相当し、トナー残量検出部1b、補充判定部1c、パラメータ調整部1d、トナー使用禁止処理部1e、サンプル画像出力部1f、コピー制御部1gはCPU33で動作する機能に相当する。また、操作パネル部1hはユーザが複写機に対して指示を入力するために複写機1に備えられる操作パネルに相当する。この他の実際にコピーを行う機能等についてはここでは図示しない。
次にこれらの機能部について説明する。通信部20aは複写機1本体側の通信部1aから通信を受け記憶部20bに対してデータの書き込み及び読み出しを行うものである。記憶部20bは主にトナー情報を記憶するものである。
通信部1aはIDタグ20側の通信部101と通信により電気的に接続され記憶部20bへのデータの読み書きを仲介するものである。トナー残量検出部1bはトナーカートリッジ内のトナー残量を検出し、トナー残量が所定量(例えば全容量の3%)以下であればトナーの残量が少ない旨の警告を例えば操作パネル部1hのディスプレイに表示する。また、この場合にIDタグ20のトナー不足検出フラグ23gをONにする。トナー残量を検出する機構については既存の技術であるのでここでは説明しない。補充判定部1cはトナーカートリッジ10が取り外されている場合にトナーカートリッジ10が装着されたことを検出するものである。また、トナー情報のトナー不足検出フラグ23gの内容を読み取ると共にトナー残量検出部1bから現在のトナー残量がトナー不足状態か否かを取得し、トナー不足検出フラグ23gがONでかつトナー不足状態でない場合にトナーが補充されたと判定する。コピー制御部1gは、コピーを実行する制御を行うものである。
パラメータ調整部1dはトナーをより適切な設定で使用するためのパラメータを調整し使用するパラメータを決定する。具体的には例えばトナー濃度をより適切にするためにトナー濃度をコントロールする電圧値を決定する。このパラメータ調整は複写機1に電源が投入されたとき、トナーが補充されたとき、コピーが開始されるとき、及びパラメータ調整が行なわれた後、所定時間が経過したときに行なわれる。このためパラメータ調整部1dは所定時間毎に行うパラメータ調整のためにタイマーカウントを行う。また、一度パラメータ調整が行なわれた場合にはその後のパラメータ調整の初期値には調整後のパラメータが使用される。
パラメータ(電圧)調整は例えば以下のように行われる。
(1)予め定められた複数の異なる濃度(例えば5つの濃度で、以下、濃度レベルという。)の濃度パッチを転写ベルトに書き込む。濃度パッチとは例えば図6に示すようなもので複数の異なる濃度のテスト印刷パターンである。本図においては便宜上3レベルの濃度とした。この複数の濃度はトナーが認定品の場合には所定の濃度間隔で濃度が異なるべきものであるが(例えば図6(a))、トナーが認定品でない場合にはこの複数の濃度が上記所定の間隔で変化しないこともある。例えば図6(a)に示されるのは認定品のトナーを使用した場合の濃度パッチで、図6(b)に示されるのは認定品以外のトナーを使用した場合の濃度パッチである。真中の濃度は両者で同じであるが、左右の濃度は両者で異なる。個々の濃度レベルでの濃度調整は行えない。転写ベルトは記録紙を搬送するためのベルトであり、記録紙を搬送せずに濃度パッチの印刷を行うと濃度パッチが転写ベルトに書き込まれる。
(2)転写ベルトに書き込まれた各濃度レベルにおける濃度を濃度センサで読み込み各濃度値を検出し、この検出値を各濃度レベルの基準値と比較する。ここで基準値とは適切であると認定された濃度で、各濃度レベル毎に定められている。具体的には例えばトナー濃度が1から10の10段階で検出され、1が最も濃度が低く10が最も濃度が高いとし基準値は5又は6である場合とする。検出値が基準値を満たさない濃度レベルがある場合には、このトナーを認定品でないと判定し、IDタグを初期化(トナー情報231に初期値を書き込むこと)した後、認定品フラグ23cをOFFにし、このときの日時を年月日時分秒で記入する。また、この場合、トナー濃度をコントロールするための電圧(以下、単に電圧という。)を基準値を満たすように予め設定された所定値分変更する。具体的には例えば上記の例において検出値が4以下であれば電圧を所定値(例えば1mV)上げ、検出値が7以上であれば電圧を上記と同じ所定値(例えば1mV)下げる処理を行う。ここで、電圧を高くするとトナー濃度は濃くなり下げると薄くなるものとする。各濃度レベルで電圧を変化させるべき方向が異なる場合には例えば数の多い方向へ変化させる。この後は、(1)及び(2)を繰り返し、パラメータをより良い値に近づける。
(3)各濃度レベルにおいてトナー濃度が基準値を満たした場合にはパラメータ調整は終了し、そのパラメータ(電圧)をパラメータ設定値とする。
(4)所定回数(例えば5回)繰り返しても全ての濃度レベルにおけるトナー濃度が基準値を満たさない場合はパラメータ調整を打ち切りこの段階でのパラメータ(電圧)をパラメータ設定値とする。また、パラメータが基準値を満たさなかった旨をサンプル画像出力部1fに送信する。
サンプル画像出力部1fはトナー使用禁止処理部1eからの指示により、パラメータ調整により決定された(最終の)電圧で予め定められた所定のサンプル画像を印刷し出力する。また、サンプル画像を出力した旨をトナー使用禁止処理部1eに送信する。
トナー使用禁止処理部1eはサンプル画像出力部1fからサンプル画像を出力した旨を受け取った場合には、操作パネル部1hにサンプル画像が正常に印刷されたか否かを問い合わせる画面を表示し、これに対するユーザによる返信入力を受け取る。これは例えば図7に示すような画面で、ユーザは「はい」キー又は「いいえ」キーを押下することによりこの画面は終了され、押下された内容(「はい」又は「いいえ」)はトナー使用禁止処理部1eに送信される。トナー使用禁止処理部1eは「はい」を受け取った場合にはトナー情報231のトナー濃度コントロール電圧23dに決定された電圧を設定する。「いいえ」を受け取った場合にはトナー濃度コントロール電圧23dに決定された電圧を設定すると共に、トナー使用禁止フラグ23eをONにする。
図8及び図9のフローチャートは本実施形態における複写機1の本発明に係る部分の処理の流れを示すものである。以下に、図8及び図9のフローチャートを使用して複写機1の処理の流れを説明する。
ステップS1では、操作パネル部1hによりユーザが行ったコピー指示をコピー制御部1gが受け付ける。コピー指示が受け付けられた場合には(ステップS1でYES)、ステップS3へ進む。ステップS3では、コピー制御部1gはトナー使用禁止フラグ23eをチェックし、トナー使用禁止フラグ23eがONであれば(ステップS3でYES)、ステップS5へ進む。ステップS5では、コピー制御部1gは現在のトナーは性能不良のためコピーを行わない旨及びトナー交換を則す旨のメッセージを操作パネル部1hに表示する。この場合にはコピー処理は行わない。ステップS1の分岐においてコピー指示を受け付けなかった場合(ステップS1でNO)及びステップS5の処理が終了した場合にはステップS7へ進む。
ステップS7では、パラメータ調整部1dはタイマーカウントT(カウント開始についてはステップS31にて後述)が所定時間、例えば3時間を経過したか否かをチェックし、所定時間を経過していない場合(ステップS7でNO)には、ステップS9へ進む。ステップS9では、補充判定部1cはカートリッジが一度取り外され装着されたこと(以下、カートリッジ交換という。)が行なわれたか否かをチェックし、カートリッジ交換が行なわれた場合には(ステップS9でYES)、ステップS11へ進む。ステップS11では、補充判定部1cはトナー情報231のトナー不足検出フラグ23gをチェックし、トナー不足検出フラグ23gがONであれば(ステップS11でYES)、ステップS13へ進む。ステップS13では、トナー残量検出部1bはトナー残量をチェックし、補充判定部1cはそのトナー残量が所定値、例えば全容量の3%以上であればトナーが補充されたものと判断し(ステップS13でYES)、ステップS15へ進む。
ステップS3の分岐においてトナー使用禁止フラグ23eがOFFの場合には(ステップS3でNO)、ステップS37へ進む。ステップS37では、コピー制御部1gの制御によりコピー処理を開始する。ステップS7の分岐においてタイマーカウントTが所定時間、例えば3時間を経過した場合(ステップS7でYES)及びステップS37の処理が終了した場合には、ステップS39へ進む。ステップS39では、パラメータ調整部1dはトナー情報231の認定品フラグ23cがONか否かをチェックし、ONでなければ(ステップS39でNO)、ステップS41へ進む。ステップS41では、パラメータ調整部1dはトナー情報231の画像調整履歴23f及び認定品フラグの日時情報をチェックし認定品以外のトナーが補充された後に画像調整がなされたか否かをチェックする。画像調整が行なわれていれば(ステップS41でYES)、ステップS15へ進む。 ステップS15では、パラメータ調整部1dはIDタグ20からトナー情報231のトナー濃度コントロール電圧23dを読み込む。
ステップS9の分岐においてカートリッジ交換が行なわれていないと判断された場合には(ステップS9でNO)、ステップS43へ進む。ステップS43では、トナー残量検出部1bはトナーカートリッジ10内のトナー残量をチェックし、トナー残量が所定量、例えば全容量の3%以下であれば(ステップS43でYES)、ステップS45へ進む。ステップS45では、トナー残量検出部1bは操作パネル部1hにトナーエンプティのアラーム表示を行うと共に、トナー情報231のトナー不足検出フラグ23gをONにする。
ステップS39の分岐において認定品フラグ23cがONの場合(ステップS39でYES)、ステップS41の分岐において画像調整が行われていない場合(ステップS41でNO)、及びステップS15の処理が終了した場合にはステップS17へ進む。ステップS17では、パラメータ調整部1dは画像調整回数をカウントするための画像調整カウンタNの初期化としてNに0を代入する。ステップS19では、パラメータ調整部1dは画像調整カウンタNを1繰り上げる。ステップS21では、パラメータ調整部1dの制御により転写ベルトに複数の濃度レベルの濃度パッチを書き込む。ステップS23では、転写ベルトに書き込まれた各濃度パッチの濃度をパラメータ調整部1dの制御により濃度センサで読み込む。ステップS25では、パラメータ調整部1dは濃度センサによる読み込み値をA/D変換する。ステップS27では、パラメータ調整部1dは画像調整カウンタNが所定数、例えば5か否かをチェックする。画像調整カウンタNが5でなければ(ステップS27でNO)、ステップS29へ進む。
ステップS29では、パラメータ調整部1dはA/D変換された各濃度レベルの濃度値が規定値の範囲内(例えば全濃度を10段階(1から10)で表し5又は6)にあるか否かをチェックする。各濃度レベルのうち1つでも規定値範囲内にない場合には(ステップS29でNO)、ステップS53へ進む。ステップS53では、パラメータ調整部1dはトナー濃度コントロール電圧23dを規定値に近づく方向に所定値分変更する。例えば測定トナー濃度が2,3,3,2,2であった場合には電圧を例えば1mV上げる。ステップS55では、パラメータ調整部1dはトナー情報231を初期化する。これは例えばトナー情報231の各データを初期値に設定する。また、認定品フラグ23cをOFFにすると共にこのときの日時を記入する。ステップS55が終了したらステップS19へ戻る。
ステップS27の分岐で画像調整カウンタNが5であれば(ステップS27でYES)、ステップS47へ進む。ステップS47では、トナー使用禁止処理部1eは操作パネル部1hに画像調整が不完全である旨のメッセージを表示すると共に、サンプル画像出力部1fにサンプル画像を出力する指示を行い、サンプル画像出力部1fは所定のサンプル画像を出力する。また、この後、トナー使用禁止処理部1eはサンプル画像が正常に印刷されたか否かを入力するための画面(例えば図7に示す画面)を表示し入力を受け付ける。ステップS49では、トナー使用禁止処理部1eはこの入力をチェックし正常に印刷されなかった旨が入力された場合には(例えば図7に示す画面において「いいえ」キーが押下されることによる、ステップS49でNO)、ステップS51へ進む。ステップS51では、トナー使用禁止処理部1eはトナー情報231のトナー使用禁止フラグ23eをONにする。ステップS49の分岐において正常に印刷された旨が入力された場合(例えば図7に示す画面において「はい」キーが押下されることによる、ステップS49でYES)、ステップS51の処理が終了した場合、及びステップS29の分岐においてトナー濃度が規定値範囲内であった場合(ステップS29でYES)には、ステップS31へ進む。
ステップS31では、パラメータ調整部1dはタイマー制御により次回画像調整を行うときを計測するためタイマーカウントTを開始する。ステップS33では、パラメータ調整部1dはトナー情報231の画像調整履歴23fに履歴を追加する。ステップS35では、この時点のトナー濃度コントロール電圧をトナー情報231のトナー濃度コントロール電圧23dに格納する。ステップS35の処理が終了した場合、ステップS43の分岐においてトナーの残量が所定値より多い場合(ステップS43でNO)、ステップS45の処理が終了した場合、ステップS11の分岐においてトナー不足検出フラグ23gがOFFの場合(ステップS11でNO)、及びステップS13の分岐においてトナーが補充されたと判定された場合(ステップS13でNO)にはステップS1へ戻る。
このように本実施形態によれば、トナーを格納するトナーカートリッジに備えられたIDタグの不揮発性の記憶部によりトナーの情報が格納され、IDタグの通信部及び装置本体の通信部により記憶部に格納されたトナーの情報が装置本体側に送信され、トナーの情報を取得した補充判定部によりトナーが補充されたか否かが判定され、トナーが補充された場合にトナーが予め認定された認定品であるか否かがパラメータ調整部により判定され、トナーが認定品でないと判断された場合にはパラメータ調整部によりトナーコントロール用の電圧が調整されるので、認定品でないトナーを使用した場合にもトナーをより適切なコントロール電圧により使用でき、より美しい画像を形成することができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。例えば本実施形態においては、消耗品であるトナーを格納する、装置本体に着脱可能なトナーカートリッジを装着する複写機に本発明を適用した場合について説明したが、この発明に係る画像形成装置は、例えばプリンター装置、ファクシミリ装置、スキャナ装置、そしてコピー機能、プリンター機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の各種機能を兼ね備えた複合機等であってもよい。また、トナー及びトナーカートリッジは、例えばインク及びインクカートリッジやその他の消耗品であってもよい。画像を調整するパラメータはトナーの濃度をコントロールする電圧である必要はなく、例えばγ調整の調整データでもよい。また、パラメータ(画像調整要素)は複数あっても良い。
本実施形態においては、IDタグの情報によりカートリッジにトナーが補充されたことを検知し、これを契機にトナーが認定品である否かを判定して認定品でない場合にパラメータの調整を行ったが、IDタグの情報にトナーが認定品でない旨を格納しこの情報をIDタグから得ることによりパラメータの調整を行うようにしてもよい。
本実施形態においては、トナーカートリッジに備えられたIDタグと装置本体のリーダライタは非接触で無線により通信を行ったが、これらは接触式のものであって物理的な接続の下で通信を行うものでもよい。
本実施形態においては、唯1つのトナーカートリッジが画像形成装置に備えられるものであったが、トナーカートリッジを複数備えるものにも本発明は適用可能である。これらの複数のトナーカートリッジは複数の色に対応したもので、複数の濃度レベルの濃度パッチは複数の色に対応するパッチで、各色を基準値と比較することによりトナーのコントロール電圧等を決定してもよい。
トナーカートリッジのIDタグに、そのカートリッジの対応可能な(画像形成)装置本体の機種を示す対応機種コード、トナーの継ぎ足し履歴の情報、又はカートリッジのリサイクルの履歴を示す情報等を格納し、これらの情報をカートリッジのリサイクルを行う際に使用することによりカートリッジのリサイクルをより良く行うことが可能となる。
本発明の一実施形態による複写機の機械的構造を主に示す側面図である。 本発明の一実施形態によるトナーカートリッジの外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるRF−IDにおけるIDタグとリーダライタのハードウェア構成の概略を主に示すブロック図である。 本発明に係るトナー情報の一例を示す図表である。 本発明の一実施形態による複写機内の機能構成を主に示すブロック図である。 本発明に係る濃度パッチの一例を示す図で、(a)は認定品のトナーを使用した場合、(b)は認定品でないトナーを使用した場合である。 本発明に係るサンプル画像に対する印刷結果の問合せ画面の一例を示す図である。 本発明に係る複写機における制御の流れを示すフローチャート図である。 本発明に係る複写機における制御の流れの続きを示すフローチャート図である。
符号の説明
1 複写機(画像形成装置)
10 トナーカートリッジ(カートリッジ)
1a 通信部(本体側通信手段)
1b トナー残量検出部
1c 補充判定部(補充判定手段)
1d パラメータ調整部(認定品判定手段、パラメータ調整手段、パラメータ格納手段、パラメータ設定手段)
1e トナー使用禁止処理部(禁止指示入力手段、禁止情報格納手段)
1f サンプル画像出力部(サンプル画像出力手段)
1g コピー制御部(画像形成禁止手段)
1h 操作パネル部(禁止指示入力手段)
20 IDタグ
30 リーダライタ
20a 通信部(通信手段)
20b 記憶部(記憶手段)

Claims (6)

  1. 装置本体から取り外し可能なカートリッジにトナーを格納して使用する画像形成装置であって、
    前記カートリッジは
    前記トナーに関する情報を格納する不揮発性の記憶手段と、
    前記記憶手段に対する情報の入出力を前記装置本体から行うための通信手段とを備え、
    前記装置本体は
    前記通信手段と通信を行う本体側通信手段と、
    前記本体側通信手段を介して前記記憶手段から前記情報を取得し、その情報から前記トナーが補充されたか否かを判定する補充判定手段と、
    前記トナーが補充されたと判定されたときに起動され、前記トナーが予め認定された認定品であるか否かを判定する認定品判定手段と、
    前記トナーが認定品でないと判断された場合には前記トナーに応じた設定条件で使用するように画像調整のパラメータを調整するパラメータ調整手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パラメータ調整手段は形成画像を評価するための評価値が所定の基準値を満たすか否かを判定し、基準値を満たさない場合に基準値を満たすように前記パラメータの値を所定値分増減することを繰り返し行い前記評価値が前記基準値を満たすようにすることにより前記パラメータの調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記パラメータ調整手段は前記パラメータの値の増減を所定回数繰り返した後に前記評価値が前記基準値を満たさない場合には前記繰り返しを終了することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記評価値が前記基準値を満たさない場合には前記繰り返しを終了した時点におけるパラメータの値を使用して所定の画像を出力するサンプル画像出力手段と、
    当該トナーを使用して画像を形成することを禁止するか否かの指示をユーザが入力するための禁止指示入力手段と、
    前記禁止指示入力手段により画像の形成を禁止する指示が受け付けられた場合に画像の形成を禁止する画像形成禁止手段とを備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記禁止指示入力手段により画像の形成を禁止する指示が受け付けられた場合に当該トナーの使用を禁止する旨の情報を前記記憶手段に格納する禁止情報格納手段を備え、
    前記当該トナーの使用を禁止する旨の情報が前記記憶手段に格納されている場合には前記画像形成禁止手段は画像の形成を禁止することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記パラメータ調整手段が決定したパラメータを前記記憶手段に格納するパラメータ格納手段と、
    前記パラメータを前記記憶手段から読み出し前記画像調整の初期パラメータとして設定するパラメータ設定手段とを備えることを特徴とする請求項1〜5に記載の画像形成装置。

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