JP6919246B2 - 画像形成装置および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、画像形成装置の本体に対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、複数の種類が存在する消耗品を備えた画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムに関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
画像形成装置は一般に、感光体上に形成した静電潜像を、現像器を用いて現像してトナー像を形成し、このトナー像を用紙へ転写した後、定着器によってトナー像を用紙に定着させることにより、用紙に画像を形成する。また、画像形成装置の中には、感光体の表面の静電潜像を、現像器を用いて現像してトナー像を形成し、一次転写ローラーを用いてトナー像を中間転写ベルトに転写し、二次転写ローラーを用いて中間転写ベルト上のトナー像を用紙へ二次転写するものも存在する。この場合、感光体および中間転写ベルトが像担持体となる。現像器において現像に用いられなかったトナーや、転写されずに感光体上または中間転写ベルト上に残ったトナーは、廃トナーとして回収容器に回収される。
従来の中高速機のMFPには、通常、現像ユニット(DV)および感光体ユニット(DR)が、それぞれ独立した消耗品ユニットとして搭載されている。MFPは、消耗品ユニットを用いて印刷した用紙の枚数(印刷枚数)を示すカウンターの値に基づいて消耗品ユニットの劣化の度合いを判断する。MFPは、カウンターの値が消耗品ユニットに設定された閾値を超えた場合にその消耗品ユニットの寿命が到来したと判断し、その消耗品ユニットの寿命到来をMFPの表示部に表示する。これにより、MFPは消耗品ユニットの交換をユーザーに促す。
しかし、上述のカウンターによる寿命判断方法では、製造者が画像品質を保証することのできる最小の印刷枚数が閾値として設定されるため、消耗品がまだ使用可能な状態であるにもかかわらず、寿命が到来したと判断される場合が多かった。一例として、現像ユニットの閾値は、感光体ユニットの寿命到来が近づいて感光体の帯電能力が低下した状態でもかぶりトナーなどでの画像汚れが発生しない値に設定される場合が多い。このため、実際の現像ユニットの寿命は、現像ユニット自体の現像材の状態だけでなく感光体ユニットの状態にも依存する。しかし、従来は現像ユニットのカウンターの値のみで寿命到来が判断されていた。このため、感光体ユニットの状態が良好である場合には、現像ユニットがまだ使用可能な状態であるにもかかわらず、交換される事態となっていた。
また、同じ機能を発揮する消耗品(たとえば感光体ユニット)の中にも様々な種類のものがある。具体的には、新品の純正品である消耗品と、新品の純正品とは異なる種類の消耗品とがある。新品の純正品とは異なる種類の消耗品とは、たとえば模造品(非純正品)、リユース品(純正品の再生品)、リセット品(純正品のカウンターを不正にリセットしたもの)、中古品(新品ではないが寿命到来前の純正品)などである。
一般的に、新品の純正品とは異なる種類の消耗品の性能は、新品の純正品である消耗品の性能よりも劣っている。このため、上述のカウンターの値による寿命判断方法では、新品の純正品とは異なる種類の消耗品が使用された場合に、カウンターの値が消耗品ユニットに設定された閾値を超える前に消耗品の性能が低下し、画像に悪影響を及ぼすことがあった。
そこで、消耗品の寿命到来をより正確に判断するために、上述のカウンターの値による寿命判断方法の代わりに、所定のタイミングで計測した消耗品の実測値(たとえば消耗品の物性値や、消耗品を用いて形成した画像の濃度など)に基づいて消耗品の寿命到来を判断する方法(実測値による寿命判断方法)も考えられる。
なお、従来の画像形成装置における消耗品の寿命判断方法は、たとえば下記特許文献1〜4などに開示されている。下記特許文献1には、画像を担持する像担持体と像担持体を帯電する帯電手段とを有し、像担持体と帯電手段との各々を交換可能な画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、帯電手段に対して電圧を印加する電圧印加手段と、電圧印加手段が印加した際に像担持体に流れる電流を検知する電流検知手段と、電流検知手段による検知電流に基づいて、像担持体又は帯電手段の交換の有無を判断する制御手段とを備えている。
下記特許文献2には、感光体ドラムに形成されるトナー像を転写することにより画像を形成する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、感光体ドラムの寿命を算出し、感光体ドラムの寿命を検知する寿命カウンターと、感光体ドラムに当接する当接部材の装着の有無を検知する当接部材検知手段とを備え、当接部材検知手段の検知結果に基づき、感光体ドラムの寿命の算出方法を変更する。
下記特許文献3には、画像形成装置の本体フレームに着脱可能に装着された現像器を備えた画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、現像器のトナーケースにIC(Integrated Circuit)チップが取り付けられており、ICチップに現像器が正規品であることを識別するための識別コードが記憶されている。画像形成装置の制御部は、記憶された識別コードを読み込んで、正規品であるか否か判定し、正規品と判定された場合には、画像記録した用紙の累積枚数のデータなどの使用実績情報を更新処理し、正規品でないと判定された場合には、こうした更新処理を行わない。
下記特許文献4には、純正品でないプロセスカートリッジであることを認識した場合において試用期間を設定し、純正品でないプロセスカートリッジであっても期間の限定付きながら使用を可能とした画像形成装置が開示されている。
特開2016−71043号公報 特開2016−57420号公報 特開2008−158115号公報 特開2005−195900号公報
しかし、実測値による寿命判断方法のみによって消耗品の寿命到来を判断しようとすると、消耗品の実測値を計測するために時間を要し、画像形成装置の動作の遅延を招くという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、消耗品の寿命到来を適切に判断することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従う画像形成装置は、画像形成装置の本体に対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、複数の種類が存在する消耗品と、複数の寿命判断方法のうちいずれかを用いて消耗品の寿命到来を判断する判断手段と、消耗品の種類に応じて、判断手段にて用いる寿命判断方法を選択する選択手段とを備える。
上記画像形成装置において好ましくは、判断手段は、消耗品の動作回数または動作時間を指標する値に基づいて、消耗品の寿命到来を検知する回数検知手段と、消耗品に関する実測値に基づいて、消耗品の寿命到来を検知する実測値検知手段と、回数検知手段および実測値検知手段のうち少なくともいずれか一方による検知結果に基づいて、消耗品の寿命到来を判断する寿命到来判断手段とを含む。
上記画像形成装置において好ましくは、回数検知手段は、消耗品の動作回数または動作時間を指標する値が所定の値に達した場合に、消耗品の寿命到来を検知し、実測値検知手段は、消耗品に関する実測値が第1の範囲から外れた場合に、消耗品の寿命到来を検知する。
上記画像形成装置において好ましくは、消耗品は、消耗品の製造履歴を記憶する不揮発記憶装置を含み、消耗品の種類は、消耗品の製造履歴に基づいて特定される。
上記画像形成装置において好ましくは、選択手段は、消耗品の種類が模造品である場合には、実測値検知手段および回数検知手段による寿命到来の検知を並行して行う並行した寿命判断方法を選択し、模造品とは、画像形成装置の製造者から品質の認定を受けていない消耗品の種類であり、寿命到来判断手段は、選択手段にて並行した寿命判断方法を選択した場合において、回数検知手段および実測値検知手段のうち少なくともいずれか一方にて寿命到来を検知したときは、消耗品の寿命が到来したと判断する。
上記画像形成装置において好ましくは、選択手段は、消耗品の種類が新品の純正品である場合には、回数検知手段による寿命到来の検知を行い、かつ回数検知手段にて寿命到来を検知した後で実測値検知手段による寿命到来の検知を行う延長した寿命判断方法を選択し、新品の純正品とは、画像形成装置の製造者から品質の認定を受けた未使用の消耗品の種類であり、寿命到来判断手段は、選択手段にて延長した寿命判断方法を選択した場合において、実測値判断手段にて寿命到来を検知したときは、消耗品の寿命が到来したと判断し、選択手段は、消耗品の種類がリユース品である場合には、回数検知手段による寿命到来の検知を行う回数のみによる寿命判断方法を選択し、リユース品とは、画像形成装置の製造者から品質の認定を受けた消耗品であって、消耗した部分を交換することで再利用可能とした消耗品の種類であり、寿命到来判断手段は、選択手段にて回数のみによる寿命判断方法を選択した場合において、回数判断手段にて寿命到来を検知したときは、消耗品の寿命が到来したと判断する。
上記画像形成装置において好ましくは、消耗品として、複数色の現像ユニットと感光体ユニットとの組を備え、ある色の現像ユニットと感光体ユニットとの組における一方の消耗品の種類が純正品であり、組における他方の消耗品の種類が純正品でないときは、選択手段は、組における一方の消耗品の寿命判断方法として、回数のみによる寿命判断方法を選択する。
上記画像形成装置において好ましくは、選択手段は、延長した寿命判断方法を選択した場合において、回数検知手段による寿命到来の検知中に、消耗品の動作回数または動作時間を指標する値が使用不能となったときは、回数検知手段による検知結果に関わらずに実測値検知手段による寿命到来の検知を開始し、寿命到来判断手段は、回数検知手段による検知結果に関わらずに実測値検知手段による寿命到来の検知を開始した場合において、実測値判断手段にて寿命到来を検知したときは、消耗品の寿命が到来したと判断する。
上記画像形成装置において好ましくは、消耗品は、消耗品の動作回数または動作時間を指標する値を記憶する不揮発記憶装置を含み、消耗品の種類は、不揮発記憶装置に記憶された消耗品の動作回数または動作時間を指標する値を不正に変更したリセット品であるか否かである。
上記画像形成装置において好ましくは、選択手段は、消耗品の種類がリセット品である場合には、回数検知手段および実測値検知手段による寿命到来の検知を並行して行う並行した寿命判断方法を選択し、寿命到来判断手段は、選択手段にて並行した寿命判断方法を選択した場合において、回数検知手段および実測値検知手段のうち少なくともいずれか一方にて寿命到来を検知したときは、消耗品の寿命が到来したと判断する。
上記画像形成装置において好ましくは、所定のタイミングで消耗品に関する実測値を測定する測定手段と、消耗品を交換する前に測定手段にて測定した消耗品に関する実測値と、消耗品を交換した後で測定手段にて測定した消耗品に関する実測値との差が第2の範囲内である場合に、消耗品の種類がリセット品であると判断するリセット品判断手段をさらに備える。
上記画像形成装置において好ましくは、消耗品の種類は、中古品であるか否かであり、中古品とは、画像形成装置の製造者から品質の認定を受けた新品ではない消耗品であって、未だ寿命が到来していない消耗品の種類である。
上記画像形成装置において好ましくは、選択手段は、消耗品の種類が中古品である場合には、実測値検知手段による寿命到来の検知を行う実測値のみによる寿命判断方法を選択し、寿命到来判断手段は、選択手段にて実測値のみによる寿命判断方法を選択した場合において、実測値判断手段にて寿命到来を検知したときは、消耗品の寿命が到来したと判断する。
上記画像形成装置において好ましくは、画像形成装置の本体への消耗品の設置を検知する設置検知手段と、設置検知手段にて設置を検知した消耗品が中古品であるか否かを判断する中古品判断手段とをさらに備える。
上記画像形成装置において好ましくは、消耗品の種類は、消耗品に記憶された寿命判断方法を指標する情報である。
上記画像形成装置において好ましくは、選択手段は、消耗品に記憶された寿命判断方法を指標する情報が、第1の情報である場合には、回数検知手段による寿命到来の検知を行い、かつ回数検知手段にて寿命到来を検知した後で実測値検知手段による寿命到来の検知を行う延長した寿命判断方法を選択し、寿命到来判断手段は、選択手段にて延長した寿命判断方法を選択した場合において、実測値判断手段にて寿命到来を検知したときは、消耗品の寿命が到来したと判断し、選択手段は、消耗品に記憶された寿命判断方法を指標する情報が第1の情報とは異なる第2の情報である場合には、回数検知手段による寿命到来の検知を行う回数のみによる寿命判断方法を選択し、寿命到来判断手段は、選択手段にて回数のみによる寿命判断方法を選択した場合において、回数判断手段にて寿命到来を検知したときは、消耗品の寿命が到来したと判断する。
上記画像形成装置において好ましくは、選択手段は、消耗品に記憶された寿命判断方法を指標する情報が、第1および第2の情報とは異なる第3の情報である場合には、回数検知手段および実測値検知手段による寿命到来の検知を並行して行う並行した寿命判断方法を選択し、寿命到来判断手段は、選択手段にて並行した寿命判断方法を選択した場合において、回数検知手段および実測値検知手段のうち少なくともいずれか一方にて寿命到来を検知したときは、消耗品の寿命が到来したと判断し、消耗品に記憶された寿命検出方法を指標する情報は、第1の情報から第3の情報への書き換え、および第2の情報から第3の情報への書き換えのみが可能である。
上記画像形成装置において好ましくは、消耗品に関する実測値は、消耗品の物性値、および消耗品を用いて形成した画像の濃度のうち少なくともいずれか一方である。
本発明の他の局面に従う画像形成装置の制御プログラムにおいて、画像形成装置は、画像形成装置の本体に対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、複数の種類が存在する消耗品を備え、制御プログラムは、複数の寿命判断方法のうちいずれかを用いて消耗品の寿命到来を判断する判断ステップと、消耗品の種類に応じて、判断ステップにて用いる寿命判断方法を選択する選択ステップとをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、消耗品の寿命到来を適切に判断することのできる画像形成装置および画像形成装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における、消耗品の種類が新品の純正品である場合の寿命判断方法を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態における、消耗品の種類が模造品である場合の寿命判断方法を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態における不揮発メモリ122のアドレスマッピングを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、消耗品の種類がリセット品である場合の寿命判断方法を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態において、エンジン制御部115が消耗品の寿命が到来したと判断した場合に操作パネル124に表示するメッセージを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合の画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における、消耗品の種類がリユース品である場合の寿命判断方法を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態において、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合の画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における現像ユニットおよび消耗品ユニットの組と、採用する寿命判断方法との関係を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における、消耗品の種類が純正品であり、かつ消耗品のカウンター不良が発生した場合の寿命判断方法を説明する図である。 本発明の第5の実施の形態における、消耗品の種類が中古品である場合の寿命判断方法を説明する図である。 本発明の第5の実施の形態において、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合の画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態における、消耗品の不揮発メモリ122に記憶された情報と、寿命判断方法との関係を示す図である。 本発明の第6の実施の形態において、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合の画像形成装置100の動作を示すフローチャートの第1の部分である。 本発明の第6の実施の形態において、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合の画像形成装置100の動作を示すフローチャートの第2の部分である。 本発明の第7の実施の形態において、付着量制御で形成されるパターンを示す平面図である。 本発明の第7の実施の形態において、付着量制御における現像バイアスと濃度との関係をプロットしたグラフである。 本発明の第7の実施の形態において、現像ユニット31についての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を行う場合の、現像バイアスの許容範囲を示すグラフである。 本発明の第7の実施の形態において、現像ユニット31についての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を行う場合の、現像バイアスの許容範囲の別の例を示すテーブルである。 帯電電流と感光体の膜厚との関係を示すグラフである。 本発明の第7の実施の形態において画像形成装置100が実行する帯電Vpp制御を示すフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態において画像形成装置100が実行する、感光体ユニット32についての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
本実施の形態では、画像形成装置がMFPである場合について説明する。画像形成装置は、MFPの他、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどであってもよい。
[第1の実施の形態]
始めに、本実施の形態における画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の構成を示す断面図である。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成装置100は、MFPであり、用紙搬送部10と、トナー像形成部30と、定着装置40とを主に備えている。
用紙搬送部10は、給紙トレイ11と、手差しトレイ12と、給紙ローラー13aと、搬送ローラー13bおよび13cと、排紙ローラー13dと、排紙トレイ14とを含んでいる。給紙トレイ11は、画像形成装置本体100aの下部に設けられており、画像を形成するための用紙Pを収容する。給紙トレイ11は複数であってもよい。手差しトレイ12は、画像形成装置本体100aの側面に設けられており、手差し用紙を配置するためのものである。給紙ローラー13aは、給紙トレイ11および手差しトレイ12と、搬送経路TRとの間に設けられている。搬送ローラー13bおよび13cの各々は、搬送経路TRに沿って設けられている。排紙ローラー13dは、搬送経路TRの最も下流の部分に設けられている。排紙トレイ14は画像形成装置本体100aの最上部に設けられている。
トナー像形成部30は、いわゆるタンデム方式でY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、およびK(ブラック)の4色の画像を合成し、用紙にトナー像を転写する。トナー像形成部30は、YMCK各色の現像ユニット31a、31b、31c、および31d(現像器の一例)と、YMCK各色の感光体ユニット32a、32b、32c、および32dと、YMCK各色の露光装置33a、33b、33c、および33dと、中間転写ベルト34と、一次転写ローラー35a、35b、35c、および35dと、二次転写ローラー36と、クリーニング装置37と、YMCK各色のトナーボトル38a、38b、38c、および38dと、回転ローラー39などを含んでいる。
本明細書において、現像ユニット31a、31b、31c、および31dをまとめて現像ユニット31と記し、感光体ユニット32a、32b、32c、および32dをまとめて感光体ユニット32と記し、露光装置33a、33b、33c、33dをまとめて露光装置33と記すことがある。さらに、現像ユニット31a、31b、31c、および31d、ならびに感光体ユニット32a、32b、32c、および32dの各々は、画像形成装置本体100aに対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、市場などに複数の種類が存在している消耗品である。以降、現像ユニット31a、31b、31c、および31d、ならびに感光体ユニット32a、32b、32c、および32dをまとめて消耗品と記すことがある。
各色の現像ユニット31および感光体ユニット32は、各色のイメージングユニットを構成しており、中間転写ベルト34の直下に並置されている。現像ユニット31は、現像を行う機能を有するユニットである。感光体ユニット32は像担持体の機能を有するユニットであり、帯電装置82と、イレーサー部84と、クリーニングブレード85などをさらに含んでいる。
感光体81は、光導電性を有しており、円筒状である。感光体81は、図1中矢印AR1で示す方向に回転駆動される。感光体81の周囲には、帯電装置82、感光体81にトナー像を現像する現像ユニット31、イレーサー部84、およびクリーニングブレード85が配置されている。帯電装置82は感光体81を帯電させるためのものであり、帯電装置82によって感光体81の表面電位は所定の帯電電位とされる。現像ユニット31は、感光体81に形成された静電潜像を現像する。イレーサー部84は、感光体81を除電する。クリーニングブレード85は、感光体81上の廃トナーを除去する。
露光装置33は、各色の現像ユニット31および感光体ユニット32の下部に設けられている。中間転写ベルト34は、環状であり、回転ローラー39に架け渡されている。中間転写ベルト34は、図1中矢印AR2で示す方向に回転駆動される。一次転写ローラー35a、35b、35c、および35dの各々は、中間転写ベルト34を挟んで各色の感光体ユニット32における感光体81の各々と対向している。二次転写ローラー36は、搬送経路TRにおいて中間転写ベルト34と接触している。二次転写ローラー36と中間転写ベルト34との間隔は、図示しない圧接離間機構により調整可能である。クリーニング装置37は、中間転写ベルト34の付近に設けられている。
定着装置40は、加熱ローラー41と、加圧ローラー42とを含んでいる。定着装置40は、加熱ローラー41と加圧ローラー42とのニップ部により、トナー像を担持した用紙を把持しながら搬送経路TRに沿って搬送することで、用紙にトナー像を定着させる。
画像形成装置100がプリント要求またはスキャナー部114で読み取った原稿画像の複写要求を受け付けると、用紙搬送部10は、給紙トレイ11に収容された用紙Pまたは手差しトレイ12上に配置された手差し用紙を、給紙ローラー13aにより搬送経路TRに給紙する。用紙搬送部10は、搬送ローラー13bおよび13c(タイミングローラー)により用紙を搬送経路TRに沿って搬送し、所定のタイミングで用紙を中間転写ベルト34と二次転写ローラー36との間に導く。
露光装置33は、帯電装置82により所定の帯電電位に帯電された感光体81に対して、プリント要求または複写要求のあった画像情報に基づいた露光用ビームを照射する。感光体81の表面の露光用ビームが照射された部分の表面電位は、感光体81が有する光導電性により所定のレベルまで減少する。感光体81の表面の表面電位が変化することにより、露光装置33によって露光がなされた感光体81の表面には静電潜像が形成される。現像ユニット31は、感光体81の表面に形成された静電潜像を現像する。
一次転写ローラー35a、35b、35c、および35dの各々は、各色の感光体ユニット32の感光体81に形成されたトナー像を、中間転写ベルト34の表面に順次転写する(一次転写)。中間転写ベルト34の表面には、各色のトナー像が合成されたトナー像が形成される。
イレーサー部84は、一次転写後の感光体81の表面を除電する。クリーニングブレード85は、中間転写ベルト34に転写されずに感光体81に残留したトナーを除去する。
回転ローラー39は中間転写ベルト34を回転駆動する。これにより、中間転写ベルト34の表面に形成されたトナー像は、二次転写ローラー36と対向する位置まで搬送される。二次転写ローラー36は、中間転写ベルト34の表面に形成されたトナー像を、中間転写ベルト34と二次転写ローラー36との間に搬送されてきた用紙に転写する。
クリーニング装置37は、用紙に転写されずに中間転写ベルト34の表面に残留したトナーを除去し、回収する。
トナー像が転写された用紙は定着装置40に導かれる。定着装置40は、トナー像を用紙に定着する。その後用紙搬送部10は、トナー像が定着された用紙を、排紙ローラー13dにより排紙トレイ14に排紙する。
画像形成により現像ユニット31の内部のトナーが少なくなると、YMCKのトナーボトル38a、38b、38c、および38dのうち適切な色のものの内部に保管されたトナーが、現像ユニット31に供給される。トナーボトル38a、38b、38c、および38dのうちいずれかのトナーボトルの内部のトナーが無くなると、ユーザーはそのトナーボトルを交換する。これにより、画像形成装置100に対してトナーが継続して供給される。
図2は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。
図2を参照して、画像形成装置100は、エンジン制御部115と、濃度検出センサー116と、高圧部118と、感光体駆動部119と、転写ベルト離間部120と、MFPコントローラー121と、不揮発メモリ122(不揮発記憶装置の一例)と、環境センサー123と、操作パネル(表示操作部)124と、本体側不揮発メモリ125と、ユニット検知部126とをさらに備えている。エンジン制御部115には、露光装置33、イレーサー部84、濃度検出センサー116、高圧部118、感光体駆動部119、転写ベルト離間部120、MFPコントローラー121、不揮発メモリ122、環境センサー123、操作パネル124、本体側不揮発メモリ125、およびユニット検知部126の各々が接続されている。
エンジン制御部115は、露光装置33、イレーサー部84、高圧部118、感光体駆動部119、および転写ベルト離間部120などを制御する。エンジン制御部115は、CPU(Central Processing Unit)(エンジン制御CPU)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103などを含んでいる。CPU101は、制御プログラムに基づいて各種処理を行う。ROM102は、制御プログラムを記憶する。RAM103は、CPU101の作業用の記憶領域である。
濃度検出センサー116は、中間転写ベルト34の近傍に設けられており、中間転写ベルト34上に形成されたトナー像の濃度を反射光により検出する。トナー像は一定の現像条件(帯電電位、現像バイアス、レーザー光量)で形成され、その濃度から現像ユニット31および感光体ユニット32の物性値が推定される。
高圧部118は、帯電、現像、および転写の各バイアス電圧の印加を行う。
感光体駆動部119は、感光体81の駆動を行う。
転写ベルト離間部120は、二次転写ローラー36と中間転写ベルト34との間隔を調整する。
MFPコントローラー121は、操作パネル124などのユーザーインターフェースや外部機器との通信を行う。
不揮発メモリ122は、画像形成装置本体100aに設置された消耗品の各々に内蔵されており、消耗品の製造履歴や、消耗品の動作回数または動作時間を指標する値であるカウンター値を記憶している。このカウンター値は、消耗品の動作回数または動作時間が増加する度にエンジン制御部115によって更新(増加)される。
環境センサー123は、画像形成装置100の周囲の温度および湿度を計測する。
操作パネル124は、各種情報を表示し、各種操作を受け付ける。
本体側不揮発メモリ125は、画像形成装置本体100aに設けられており、各種情報を記憶している。
ユニット検知部126は、画像形成装置本体100aに対する消耗品の各々の設置を検知する。
続いて、本実施の形態における画像形成装置100の動作について説明する。
エンジン制御部115は、複数の寿命判断方法のうちいずれかを用いて、画像形成装置100に設置された消耗品の寿命を判断する。エンジン制御部115は、画像形成装置100に設置された消耗品の種類に応じて、複数の寿命判断方法の中から寿命判断方法を選択する。複数の寿命判断方法の各々は、後述するカウンターによる検知方法および実測値による検知方法の組合せが互いに異なるものである。
図3は、本発明の第1の実施の形態における、消耗品の種類が新品の純正品である場合の寿命判断方法を説明する図である。図4は、本発明の第1の実施の形態における、消耗品の種類が模造品である場合の寿命判断方法を説明する図である。
図3(a)を参照して、本実施の形態においてエンジン制御部115は、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合に、その消耗品の種類が新品の純正品であるか模造品であるかに基づいて、複数の寿命判断方法の中からその消耗品の寿命判断方法を選択する。
新品の純正品とは、画像形成装置100の製造者から品質の認定を受けた未使用の消耗品である。
図3(b)を参照して、エンジン制御部115は、消耗品の種類が新品の純正品である場合には、始めにカウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知を行う。エンジン制御部115は、カウンターによる検知方法にて時刻LT1において寿命到来を検知した場合に、実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を開始する。エンジン制御部115は、実測値による検知方法にて時刻LT2において寿命到来を検知した場合に、消耗品の寿命が到来したと判断する。その結果、消耗品の種類が新品の純正品である場合には、寿命が到来する時刻が時刻LT1から時刻LT2に延長され、消耗品の寿命が延長される。
以降、図3(b)に示す寿命判断方法を、延長した寿命判断方法と記すことがある。延長した寿命判断方法は、消耗品の寿命を延長する寿命判断方法である。
カウンターによる検知方法とは、画像形成装置100に設置された消耗品に内蔵されている不揮発メモリ122のカウンター値が所定の値に達した場合に、その消耗品の寿命到来を検知する方法である。なお、カウンターによる検知方法は、画像形成装置100に設置された消耗品の動作回数または動作時間を指標する値に基づいて、その消耗品の寿命到来を検知する方法であればよく、上述の方法に限定されるものではない。
実測値による検知方法とは、画像形成装置100に設置された消耗品に関する実測値が所定の範囲(第1の範囲の一例)から外れた場合に、その消耗品の寿命到来を検知する方法である。なお、実測値による検知方法は、画像形成装置100に設置された消耗品に関する実測値に基づいて、その消耗品の寿命到来を検知する方法であればよく、上述の方法に限定されるものではない。また、実測値による検知方法で用いられる消耗品に関する実測値は、消耗品の物性値および消耗品を用いて形成した画像の濃度のうち少なくともいずれか一方であることが好ましい。一例として、実測値による検知方法において、定着部よりも下流側に設けられた画像読み取り部(インラインセンサ)を用いて、形成された画像の濃度を測定し、測定結果に基づいて寿命到来が判断されてもよい。
実測値による検知方法については、第7の実施の形態において詳細に説明する。
図4(a)を参照して、模造品とは、純正品ではない消耗品であり、画像形成装置100の製造者から品質の認定を受けていない消耗品である。
図4(b)を参照して、エンジン制御部115は、消耗品の種類が模造品である場合には、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知と実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知とを並行して行う。エンジン制御部115は、カウンターによる検知方法および実測値による検知方法のうち少なくともいずれか一方にて時刻LT3において寿命到来を検知した場合に、消耗品の寿命が到来したと判断する。
以降、図4(b)に示す寿命判断方法を、並行した寿命判断方法と記すことがある。
模造品の性能は新品の純正品の性能よりも劣っている可能性が高く、画像形成装置100の製造者はその品質を保証することができない。このため、不揮発メモリ122のカウンター値が所定の値に達する前に消耗品の性能が低下し、画像の品質が低下するおそれがある。このような事情から、エンジン制御部115は、消耗品の種類が模造品である場合には並行した寿命判断方法を採用することで、カウンターによる検知方法の検知結果を実測値による検知方法の検知結果で補う。
エンジン制御部115は、不揮発メモリ122に記憶されている消耗品の製造履歴に基づいてその消耗品の種類(その消耗品の種類が新品の純正品であるか模造品であるか)を特定する。
図5は、本発明の第1の実施の形態における不揮発メモリ122のアドレスマッピングを示す図である。
図5を参照して、画像形成装置100に設置された消耗品に内蔵されている不揮発メモリ122は、アドレスの異なる3種類の記憶領域から構成されており、それぞれの記憶領域には8ビットまでの情報の記憶が可能である。
アドレス00h〜1Fhの記憶領域は、製造時にデータが書き込まれるとそれ以降の書込みが禁止され、読み出しのみ可能な領域(ROM領域)である。この記憶領域には、当該消耗品の形式を示す機種識別コード、充填されているトナー色を示すカラー識別コード、および充填されているトナー量を示す充填量識別コードなどが記憶されている。
アドレス20h〜2Fhの記憶領域は、画像形成装置100が自由に書き込み可能な領域(RAM領域)である。この記憶領域には、主にカウンター値など、印刷動作中の状態についての一時的な情報が書き込まれる。
アドレス30h〜3Fhの記憶領域は、画像形成装置100が一度だけ書き換え可能な領域(OTP領域)である。この記憶領域には、消耗品が過去に寿命到来したことがあるか否かを示す再生情報が書き込まれる。この再生情報は消耗品が過去に1度も寿命到来していなければ全てのビットが「1」に設定される一方、1度で寿命到来していればエンジン制御部115によって全てのビットが「0」に書き換えられる。
エンジン制御部115は、この再生情報を読み取り、全てのビットが「1」であった場合は、当該消耗品が新品の純正品であると特定し、全てのビットが「0」であった場合には、当該消耗品が非純正品であると特定する。
図6は、本発明の第1の実施の形態における、消耗品の種類がリセット品である場合の寿命判断方法を説明する図である。
図6(a)を参照して、リセット品とは、模造品の一種であり、消耗品の不揮発メモリ122に記憶されているカウンター値を不正に変更した(巻き戻した)消耗品である。
図6(b)を参照して、エンジン制御部115は、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合に、その消耗品の種類が新品の純正品であるかリセット品であるかに基づいて、複数の寿命判断方法の中からその消耗品の寿命判断方法を選択してもよい。エンジン制御部115は、消耗品の種類がリセット品である場合にも、消耗品の種類が模倣品である場合と同様に、寿命判断方法として並行した寿命判断方法を選択してもよい。この場合エンジン制御部115は、カウンターによる検知方法および実測値による検知方法のうち少なくともいずれか一方にて時刻LT3において寿命到来を検知した場合に、消耗品の寿命が到来したと判断してもよい。
エンジン制御部115は、消耗品の種類がリセット品であるか否かを次の方法で判断してもよい。エンジン制御部115は、所定のタイミングで消耗品に関する実測値を測定し、本体側不揮発メモリ125などに記憶する。エンジン制御部115は、ユニット検知部126にてその消耗品の交換を検知した場合に、交換後の消耗品に関する実測値を測定し、本体側不揮発メモリ125などに記憶する。エンジン制御部115は、交換前の消耗品に関する実測値と、交換後の消耗品に関する実測値との差が所定の範囲(第2の範囲の一例)内である場合に、消耗品の種類がリセット品であると判断する。
消耗品の種類がリセット品である場合、ユーザーは、寿命に到達した古い消耗品を画像形成装置本体100aから取り出し、ICリセッターなどを用いてその古い消耗品のカウンター値を巻き戻した後で、その古い消耗品を再び画像形成装置本体100aに設置するという行為を行ったものと推測される。この状況では、消耗品の不揮発メモリ122のカウンター値は所定の値を下回るものの、消耗品の性能自体に変化はない。したがって、消耗品の種類が新品の純正品であるかリセット品であるかを上述の方法で判断することができる。
図7は、本発明の第1の実施の形態において、エンジン制御部115が消耗品の寿命が到来したと判断した場合に操作パネル124に表示するメッセージを模式的に示す図である。
図7を参照して、エンジン制御部115は、消耗品の寿命が到来したと判断した場合に、MFPコントローラー121を通じて、寿命が到来した消耗品(ここではKの現像ユニット31d)の交換をユーザーに対して促すメッセージMGを表示する。
図8は、本発明の第1の実施の形態において、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合の画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。
図8を参照して、このフローチャートはROM102に記憶されている制御プログラムをCPU101が実行することによって実現される。CPU101は、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合に、消耗品の必要な情報を取得し(S101)、消耗品が模造品またはリセット品であるか否かを判別する(S103)。
ステップS101において、CPU101は、消耗品が模造品であるか否かを判別する際に用いる、消耗品の不揮発メモリ122に記憶された製造履歴を取得する。またステップS101において、CPU101は、消耗品がリセット品であるか否かを判別する際に用いる、消耗品に関する実測値を取得(測定)する。
ステップS103において、消耗品が模造品でもリセット品でもないと判別した場合(S103でNO)、CPU101は、消耗品が新品の純正品であると判断し、延長した寿命判断方法を採用する。CPU101は、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知を開始し(S105)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S107)。次にCPU101は、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したか否かを判別する(S109)。
ステップS109において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知しないと判別した場合(S109でNO)、CPU101はステップS107の処理へ進む。
ステップS109において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したと判別した場合(S109でYES)、CPU101は、カウンターによる検知方法にて寿命到来を検知したと判断する。CPU101は、実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を開始し(S111)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S113)。次にCPU101は、実測値による検知方法で寿命到来を検知したか否かを判別する(S115)。
ステップS115において、実測値による検知方法で寿命到来を検知しないと判別した場合(S115でNO)、CPU101はステップS113の処理へ進む。
ステップS115において、実測値による検知方法で寿命到来を検知したと判別した場合(S115でYES)、CPU101は、消耗品の寿命が到来したと判断し、ユーザーに対して消耗品の交換を促す通知を行い、画像形成装置100の動作を停止させ(S117)、処理を終了する。
ステップS103において、消耗品が模造品またはリセット品であると判別した場合(S103でYES)、CPU101は、並行した寿命判断方法を採用する。CPU101は、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知と実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知とを開始し(S119)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S121)。次にCPU101は、カウンターによる検知方法および実測値による検知方法のうち少なくともいずれか一方で寿命を検知したか否かを判別する(S123)。
ステップS123において、カウンターによる検知方法でも実測値による検知方法でも寿命を検知しないと判別した場合(S123でNO)、CPU101はステップS121の処理へ進む。
ステップS123において、カウンターによる検知方法および実測値による検知方法のうち少なくともいずれか一方で寿命を検知したと判別した場合(S123でYES)、CPU101は、消耗品の寿命が到来したと判断し、ユーザーに対して消耗品の交換を促す通知を行い、画像形成装置100の動作を停止させ(S117)、処理を終了する。
[第2の実施の形態]
図9は、本発明の第2の実施の形態における、消耗品の種類がリユース品である場合の寿命判断方法を説明する図である。
図9(a)を参照して、本実施の形態においてエンジン制御部115は、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合に、その消耗品の種類が新品の純正品であるかリユース品であるかに基づいて、複数の寿命判断方法の中からその消耗品の寿命判断方法を選択する。
リユース品とは、画像形成装置100の製造者から品質の認定を受けた消耗品であって、消耗した部分を交換することで再利用可能とした消耗品である。
図9(b)を参照して、エンジン制御部115は、消耗品の種類がリユース品である場合には、実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を行わずに、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知を行う。エンジン制御部115は、カウンターによる検知方法にて時刻LT1において寿命到来を検知した場合に、消耗品の寿命が到来したと判断する。
以降、図9(b)に示す寿命判断方法を、回数のみによる寿命判断方法と記すことがある。
一般的に、リユース品は、消耗品のカウンター値が所定の値に達するまでは、画像形成装置100の製造者から品質の認定を受けている。一方で、リユース品の消耗していない部分については交換されておらず、古いままであるため、リユース品に新品の純正品と同等の性能を期待することはできない。このような事情から、エンジン制御部115は、消耗品の種類がリユース品である場合には、新品の純正品のような寿命延長を行わず、カウンターによる検知方法にて寿命到来を検知した場合に、消耗品の寿命が到来したと判断する。
なお、エンジン制御部115は、消耗品の種類が新品の純正品である場合には、第1の実施の形態と同様に延長した寿命判断方法を採用する。
エンジン制御部115は、不揮発メモリ122に記憶されている消耗品の製造履歴(リサイクル回数)に基づいてその消耗品の種類(その消耗品の種類が新品の純正品であるかリユース品であるか)を特定する。
エンジン制御部115は、不揮発メモリ122に記憶されているリサイクル回数が所定回数を超えているときは、リユース品と見なして回数のみによる寿命判断方法を採用し、所定回数を超えていないときは、新品の純正品と見なして延長した寿命判断方法を採用してもよい。
図10は、本発明の第2の実施の形態において、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合の画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。
図10を参照して、このフローチャートはROM102に記憶されている制御プログラムをCPU101が実行することによって実現される。CPU101は、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合に、消耗品の不揮発メモリ122に記憶された製造履歴を取得する(S201)。次にCPU101は、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知を開始し(S203)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S205)。次にCPU101は、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したか否かを判別する(S207)。
ステップS207において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知しないと判別した場合(S207でNO)、CPU101はステップS205の処理へ進む。
ステップS207において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したと判別した場合(S207でYES)、CPU101は、カウンターによる検知方法にて寿命到来を検知したと判断する。この場合CPU101は、ステップS201で取得した製造履歴の情報に基づいて、消耗品がリユース品であるか否かを判別する(S209)。
ステップS209において、消耗品がリユース品であると判別した場合(S209でYES)、CPU101は、回数のみによる寿命判断方法を採用する。CPU101は、消耗品の寿命が到来したと判断し、ユーザーに対して消耗品の交換を促す通知を行い(S217)、処理を終了する。
ステップS209において、消耗品がリユース品でないと判別した場合(S209でNO)、CPU101は、消耗品が新品の純正品であると判断し、延長した寿命判断方法を採用する。CPU101は、実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を開始し(S211)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S213)。次にCPU101は、実測値による検知方法で寿命到来を検知したか否かを判別する(S215)。
ステップS215において、実測値による検知方法で寿命到来を検知しないと判別した場合(S215でNO)、CPU101はステップS213の処理へ進む。
ステップS215において、実測値による検知方法で寿命到来を検知したと判別した場合(S215でYES)、CPU101は、消耗品の寿命が到来したと判断し、ユーザーに対して消耗品の交換を促す通知を行い、画像形成装置100の動作を停止させ(S217)、処理を終了する。
なお、本実施の形態における画像形成装置の構成および上述以外の動作は、第1の実施の形態における画像形成装置の構成および動作と同様であるので、その説明は繰り返さない。
[第3の実施の形態]
第3および第4の実施の形態は、上述の第1または第2の実施の形態と組み合わせられるものである。
図1を参照して、画像形成装置100は、消耗品の組として、Yの現像ユニット31aおよび感光体ユニット32aの組と、Mの現像ユニット31bおよび感光体ユニット32bの組と、Cの現像ユニット31cおよび感光体ユニット32cの組と、Kの現像ユニット31dおよび感光体ユニット32dの組とを備えている。
ここでは、Kの現像ユニット31dおよび感光体ユニット32dの組に着目する。現像ユニット31dまたは感光体ユニット32dについて実測値による検知方法を行う場合に、現像ユニット31dおよび感光体ユニット32dにより中間転写ベルト34上(または感光体81上)にKのトナー像を形成し、形成したトナー像におけるトナー付着量を測定することにより現像ユニット31dまたは感光体ユニット32dの寿命を検知する方法が用いられることがある。
この状況では、得られる実測値は現像ユニット31dおよび感光体ユニット32dの両方の性能を示すものとなる。このため、現像ユニット31dおよび感光体ユニット32dの組のうち一方の消耗品の種類が純正品であり、他方の消耗品の種類が非純正品である場合には、一方の消耗品に関する正確な実測値を得ることができない。
そこでエンジン制御部115は、現像ユニット31dおよび感光体ユニット32dの組のうち一方の消耗品の種類が純正品であり、他方の消耗品の種類が非純正品である場合には、一方の消耗品の寿命判断方法として、延長した寿命判断方法ではなく回数のみによる寿命判断方法を選択する。
図11は、本発明の第3の実施の形態における現像ユニットおよび消耗品ユニットの組と、採用する寿命判断方法との関係を示す図である。
図11を参照して、ケース1は、現像ユニットおよび感光体ユニットがいずれも純正品である場合である。ケース1では、現像ユニットおよび感光体ユニットの各々について、延長した寿命判断方法が採用される。
ケース2は、現像ユニットが非純正品であり、感光体ユニットが純正品である場合である。ケース3では、現像ユニットについてはその消耗品の種類に対応する寿命判断方法が採用され、感光体ユニットについては回数のみによる寿命判断方法が採用される。
ケース3は、現像ユニットが純正品であり、感光体ユニットが非純正品である場合である。ケース3では、現像ユニットについては回数のみによる寿命判断方法が採用され、感光体ユニットについてはその消耗品の種類に対応する寿命判断方法が採用される。
ケース4は、現像ユニットおよび感光体ユニットがいずれも非純正品である場合である。ケース1では、現像ユニットおよび感光体ユニットの各々について、その消耗品の種類に対応した寿命判断方法が採用される。
なお、本実施の形態における画像形成装置の構成および上述以外の動作は、第1または第2の実施の形態における画像形成装置の構成および動作と同様であるので、その説明は繰り返さない。
[第4の実施の形態]
図12は、本発明の第4の実施の形態における、消耗品の種類が純正品であり、かつ消耗品のカウンター不良が発生した場合の寿命判断方法を説明する図である。
図12を参照して、消耗品の動作回数または動作時間を指標する値であるカウンター値は、不揮発メモリ122または本体側不揮発メモリ125における書き換え可能な領域に記憶されており、エンジン制御部115は、画像形成装置100が使用される度に、カウンター値をカウントアップする。また、消耗品は純正品であり、延長した寿命判断方法が選択されており、カウンターによる検知方法を用いて寿命到来を検知中である。
このような状況において、エンジン制御部115がカウンター値を更新している最中である時刻TM1において、画像形成装置100の電源が切られたり、エンジン制御部115と不揮発メモリ122または本体側不揮発メモリ125との間の通信不良が発生したりすると、カウンター値に異常が発生し、カウンターによる検知方法を継続できない事態となる。このような事態が発生した場合に、従来はトラブルが発生したと判断されて画像形成装置の動作が停止され、消耗品の交換が促されていた。
本実施の形態におけるエンジン制御部115は、延長した寿命判断方法を選択した場合において、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知中に、カウンター値が使用不能となったときは、カウンターによる検知方法の検知結果に関わらずに実測値による検知方法による寿命到来の検知を開始する。エンジン制御部115は、時刻TM1において実測値による検知方法による寿命到来の検知を開始し、実測値による検知方法によって時刻LT4において寿命到来を検知した場合に、消耗品の寿命が到来したと判断する。
なお、本実施の形態における画像形成装置の構成および上述以外の動作は、第1または第2の実施の形態における画像形成装置の構成および動作と同様であるので、その説明は繰り返さない。
[第5の実施の形態]
図13は、本発明の第5の実施の形態における、消耗品の種類が中古品(旧品)である場合の寿命判断方法を説明する図である。
図13(a)を参照して、本実施の形態においてエンジン制御部115は、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合に、その消耗品の種類が新品の純正品であるか中古品であるかに基づいて、複数の寿命判断方法の中からその消耗品の寿命判断方法を選択する。
中古品とは、画像形成装置100の製造者から品質の認定を受けた新品ではない消耗品であって、未だ寿命が到来していない消耗品である。
図13(b)を参照して、ここでは、中古品である消耗品は、延長した寿命判断方法におけるカウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知中に、他の画像形成装置から取り外され、時刻TM2において画像形成装置100に設置されたものとする。エンジン制御部115は、設置された消耗品の種類が中古品である場合には、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知を行わずに、実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を行う。エンジン制御部115は、実測値による検知方法にて時刻LT5において寿命到来を検知した場合に、消耗品の寿命が到来したと判断する。
以降、図13(b)に示す寿命判断方法を、実測値のみによる寿命判断方法と記すことがある。
消耗品の中には、消耗品自身が不揮発メモリ122(メモリチップ)を含んでいないものも存在する。不揮発メモリ122を含んでいない中古品の消耗品を、他の画像形成装置から取り外して画像形成装置100に設置する場合、サービスマンは、通常、他の画像形成装置の本体側不揮発メモリからその消耗品のカウンター値を取得し、取得したカウンター値を設置先の画像形成装置100の本体側不揮発メモリ125に入力するという作業を行う。この作業では、サービスマンによるカウンター値の入力ミスや入力忘れが発生しやすい。サービスマンによるカウンター値の入力ミスや入力忘れが発生すると、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知が不正確となり、実測値による検知方法を開始するタイミングが遅れ、消耗品の寿命が到来したと判断する前に画像の品質の低下が発生するおそれがある。このような事情から、エンジン制御部115は、消耗品の種類が中古品である場合には、カウンターによる検知方法による寿命到来の検知を行わず、実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を行う。
エンジン制御部115は、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合において、不揮発メモリ122に記憶されている消耗品の製造履歴が新品を示すものでないときは、その消耗品を中古品と特定する。
図14は、本発明の第5の実施の形態において、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合の画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。
図14を参照して、このフローチャートはROM102に記憶されている制御プログラムをCPU101が実行することによって実現される。CPU101は、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合に、消耗品の不揮発メモリ122に記憶された製造履歴を取得する(S301)。次にCPU101は、延長した寿命判断方法を採用し、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知を開始する(S303)。続いてCPU101は、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S305)。次にCPU101は、中古品である消耗品への交換を検出したか否かを判別する(S307)。
ステップS307において、中古品である消耗品への交換を検出しないと判別した場合(S307でNO)、CPU101は、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したか否かを判別する(S309)。
ステップS309において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したと判別した場合(S309でYES)、CPU101はステップS311の処理へ進む。
ステップS309において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知しないと判別した場合(S309でNO)、CPU101はステップS305の処理へ進む。
ステップS307において、中古品である消耗品への交換を検出したと判別した場合(S307でYES)、CPU101は、寿命判断方法を実測値のみによる寿命判断方法に変更する。CPU101は、実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を開始し(S311)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S313)。次にCPU101は、実測値による検知方法で寿命到来を検知したか否かを判別する(S315)。
ステップS315において、実測値による検知方法で寿命到来を検知しないと判別した場合(S315でNO)、CPU101はステップS313の処理へ進む。
ステップS315において、実測値による検知方法で寿命到来を検知したと判別した場合(S315でYES)、CPU101は、消耗品の寿命が到来したと判断し、ユーザーに対して消耗品の交換を促す通知を行い、画像形成装置100の動作を停止させ(S317)、処理を終了する。
なお、本実施の形態における画像形成装置の構成および上述以外の動作は、第1の実施の形態における画像形成装置の構成および動作と同様であるので、その説明は繰り返さない。
[第6の実施の形態]
図15は、本発明の第6の実施の形態における、消耗品の不揮発メモリ122に記憶された情報と、寿命判断方法との関係を示す図である。
図15を参照して、本実施の形態において、消耗品の不揮発メモリ122には、その消耗品で採用すべき寿命判断方法を指標する情報が記憶されている。エンジン制御部115は、消耗品の不揮発メモリ122に記憶されている情報に基づいて、複数の寿命判断方法の中からその消耗品の寿命判断方法を選択する。言い換えれば、本実施の形態における消耗品の種類は、消耗品に記憶された寿命判断方法を指標する情報である。
本実施の形態においてエンジン制御部115は、複数の寿命判断方法として、第1の寿命判断方法、第2の寿命判断方法、および第3の寿命判断方法を有している。第1の寿命判断方法は、延長した寿命判断方法である。第2の寿命判断方法は、回数のみによる寿命判断方法である。第3の寿命判断方法は、並行した寿命判断方法である。
消耗品の不揮発メモリ122は、その消耗品で採用すべき寿命判断方法を指標する情報を記憶する領域として、「ビット1」および「ビット2」という2ビットの領域を有している。「ビット1」および「ビット2」の各々のデータは、「1」から「0」への1回の書き換えのみが可能となっており、「1」から「0」への2回以上の書き換えや、「0」から「1」への書き換えは不可能となっている。
消耗品で採用すべき寿命判断方法が第1の寿命判断方法である場合、「ビット1」には「1」というデータが記録され、「ビット2」には「0」というデータが記録される。消耗品で採用すべき寿命判断方法が第2の寿命判断方法である場合、「ビット1」には「0」というデータが記録され、「ビット2」には「1」というデータが記録される。消耗品で採用すべき寿命判断方法が第3の寿命判断方法である場合、「ビット1」および「ビット2」にはいずれも「0」というデータが記録される。
消耗品が、寿命の延長が可能と判断されていない(流通初期の)新品の純正品である場合、その消耗品の不揮発メモリ122には、第2の寿命判断方法を指標する情報(「ビット1」に「1」、「ビット2」に「0」というデータ)が書き込まれる。この書き込みは、消耗品の生産時に工場において行われる。
流通初期の純正品は、市場での使用の実績が乏しいため、その性能を正確に評価することが困難であり、寿命を延長することができるか否かが不明である。したがって、流通初期の純正品には、回数のみによる寿命判断方法が採用される。
一方、消耗品の流通開始からある程度の期間が経過すると、その消耗品についての製品間での性能のバラツキや、市場での評価結果などの情報が得られる場合が多い。これらの得られた情報に基づいて、製造者は消耗品の寿命の延長が可能か否かを判断する。消耗品の寿命の延長が可能と判断された場合には、その後に製造する消耗品の不揮発メモリ122には、第1の寿命判断方法を指標する情報(「ビット1」に「0」、「ビット2」に「1」というデータ)が書き込まれる。この書き込みは、消耗品の生産時に工場において行われる。
画像形成装置100は、画像形成装置本体100aに設置されている消耗品の寿命が到来した場合に、「ビット1」および「ビット2」がいずれも「0」となるようにデータを書き換える。これにより、消耗品の不揮発メモリ122に記憶されている情報が第1の寿命判断方法を指標する情報であるか第2の寿命判断方法を指標する情報であるかに関わらず、消耗品の不揮発メモリ122に記憶されている情報は第3の寿命判断方法を指標する情報に書き換えられる。これにより、寿命が到来した消耗品がリユース品やリセット品として再利用された場合に、実測値のみによる寿命判断方法が採用されるようになり、消耗品の寿命到来を適切に判断することができる。また、「ビット1」および「ビット2」の各々のデータが「1」から「0」への1回の書き換えのみが可能であるため、不正なデータの改ざんを防止することができ、より安全な側へのデータの書き換えのみが可能となる。
なお、上記の第1〜第3の寿命判断方法のうちいずれか2つのみが採用されてもよい。
図16および図17は、本発明の第6の実施の形態において、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合の画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。
図16を参照して、このフローチャートはROM102に記憶されている制御プログラムをCPU101が実行することによって実現される。CPU101は、ユニット検知部126にて消耗品の交換を検知した場合に、消耗品の不揮発メモリ122に記憶された情報を取得する(S401)。次にCPU101は、消耗品の不揮発メモリ122から取得した情報に基づいて、その消耗品で採用すべき寿命判断方法が第1の寿命判断方法であるか否かを判別する(S403)。
ステップS403において、その消耗品で採用すべき寿命判断方法が第1の寿命判断方法であると判別した場合(S403でYES)、CPU101は、延長した寿命判断方法を採用する。CPU101は、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知を開始し(S405)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S407)。次にCPU101は、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したか否かを判別する(S409)。
ステップS409において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知しないと判別した場合(S409でNO)、CPU101はステップS407の処理へ進む。
ステップS409において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したと判別した場合(S409でYES)、CPU101は、カウンターによる検知方法にて寿命到来を検知したと判断する。CPU101は、実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を開始し(S411)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S413)。次にCPU101は、実測値による検知方法で寿命到来を検知したか否かを判別する(S415)。
ステップS415において、実測値による検知方法で寿命到来を検知しないと判別した場合(S415でNO)、CPU101はステップS413の処理へ進む。
ステップS415において、実測値による検知方法で寿命到来を検知したと判別した場合(S415でYES)、CPU101は、消耗品の寿命が到来したと判断する。CPU101は、消耗品の不揮発メモリ122に記憶されている情報を第3の寿命判断方法を指標する情報に書き換え(S417)、ユーザーに対して消耗品の交換を促す通知を行い、画像形成装置100の動作を停止させ(S419)、処理を終了する。
ステップS403において、その消耗品で採用すべき寿命判断方法が第1の寿命判断方法でないと判別した場合(S403でNO)、CPU101は、消耗品の不揮発メモリ122から取得した情報に基づいて、その消耗品で採用すべき寿命判断方法が第2の寿命判断方法であるか否かを判別する(S421)。
ステップS421において、その消耗品で採用すべき寿命判断方法が第2の寿命判断方法であると判別した場合(S421でYES)、CPU101は、回数のみによる寿命判断方法を採用する。CPU101は、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知を開始し(S423)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S425)。次にCPU101は、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したか否かを判別する(S427)。
ステップS427において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知しないと判別した場合(S427でNO)、CPU101はステップS425の処理へ進む。
ステップS427において、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知したと判別した場合(S427でYES)、CPU101は、消耗品の寿命が到来したと判断する。CPU101は、消耗品の不揮発メモリ122に記憶されている情報を第3の寿命判断方法を指標する情報に書き換え(S417)、ユーザーに対して消耗品の交換を促す通知を行い、画像形成装置100の動作を停止させ(S419)、処理を終了する。
ステップS421において、その消耗品で採用すべき寿命判断方法が第2の寿命判断方法でないと判別した場合(S421でYES)、CPU101は、図17のステップS429の処理へ進む。
図17を参照して、ステップS429において、CPU101は、その消耗品で採用すべき寿命判断方法が第3の寿命判断方法であると判断し、並行した寿命判断方法を採用する。CPU101は、カウンターによる検知方法を用いた寿命到来の検知と実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知とを開始し(S429)、ユーザーの実行指示に基づくプリント動作の制御を行い、カウンター値を更新する(S431)。次にCPU101は、カウンターによる検知方法および実測値による検知方法のうち少なくともいずれか一方で寿命を検知したか否かを判別する(S433)。
ステップS433において、カウンターによる検知方法でも実測値による検知方法でも寿命を検知しないと判別した場合(S433でNO)、CPU101はステップS431の処理へ進む。
ステップS433において、カウンターによる検知方法および実測値による検知方法のうち少なくともいずれか一方で寿命を検知したと判別した場合(S433でYES)、CPU101は、消耗品の寿命が到来したと判断する。CPU101は、消耗品の不揮発メモリ122に記憶されている情報を第3の寿命判断方法を指標する情報に書き換え(図16のS417)、ユーザーに対して消耗品の交換を促す通知を行い、画像形成装置100の動作を停止させ(図16のS419)、処理を終了する。
なお、本実施の形態における画像形成装置の構成および上述以外の動作は、第1の実施の形態における画像形成装置の構成および動作と同様であるので、その説明は繰り返さない。
[第7の実施の形態]
本実施の形態では、実測値による検知方法について詳細に説明する。
(1)現像ユニット31についての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知方法
本実施の形態の前提として、エンジン制御部115は、必要なタイミングで画像安定化制御を行う。画像安定化制御とは、形成される画像が狙い通りの濃度となるように各部のバイアス条件を見直すものである。耐久使用の進行や環境条件により最適なバイアス条件は変動するので、画像安定化処理は必要なタイミングで行われる。本実施の形態では、この画像安定化制御のうち特に付着量制御に着目する。付着量制御とは、現像ユニット31による感光体81へのトナー付着量が最適となるように現像バイアスを調整するものである。
図18は、本発明の第7の実施の形態において、付着量制御で形成されるパターンを示す平面図である。図19は、本発明の第7の実施の形態において、付着量制御における現像バイアスと濃度との関係をプロットしたグラフである。
図18および図19を参照して、付着量制御を行う際、エンジン制御部115は、中間転写ベルト34上に4色のパターンを4通りの現像バイアスで作成し、形成したパターンの濃度を濃度検出センサー116によって測定する。エンジン制御部115は、各色の現像バイアスと濃度との関係をプロットし、近似直線LN1を算出する。エンジン制御部115は、近似直線LN1を用いて、目標付着量に相当する濃度に対応する現像バイアスを決定する。以後の画像形成では基本的に、この方法で決定された現像バイアスが使用される。なお、上記の現像バイアスの決定は、各色について互いに独立に行われる。
エンジン制御部115は、付着量制御により決定した現像バイアスを、付着量制御を行った時に環境センサー123にて測定した環境値とともに不揮発メモリ122に記憶する。さらにエンジン制御部115は、付着量制御を行った時点での現像ユニット31の累積印字枚数および感光体81の累積回転時間も、あわせて不揮発メモリ122に記憶する。
図20は、本発明の第7の実施の形態において、現像ユニット31についての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を行う場合の、現像バイアスの許容範囲を示すグラフである。
図20を参照して、このグラフには「上限閾値」という右下がりの直線LN2と、「下限閾値」という右下がりの直線LN3とが引かれている。現像バイアスが上限閾値を超えているということは、現像ユニット31のトナー搬送能力が許容範囲を超えて低下したということを意味している。現像バイアスが下限閾値を下回るということは、トナーの帯電量が許容範囲を超えて上昇したということを意味している。したがって、直線LN2と直線LN3との間の領域がOK領域(寿命到来を検知しない範囲)とされており、直線LN2および直線LN3の両外側がNG領域(寿命到来を検知する範囲)とされている。
直線LN2および直線LN3は、いずれも感光体の累積回転時間が増大するにつれて平行して下がる傾向にある。直線LN2および直線LN3の各々は、それぞれ下記式(1)および(2)で示される。なお、式(1)および(2)中の数値は、実験的に定めたものの一例であるため、色や個体によって異なる場合がある。
上限閾値[V] = 550−0.0081×感光体の累積回転時間[分]・・・(1)
下限閾値[V] = 280−0.0081×感光体の累積回転時間[分]・・・(2)
エンジン制御部115は、実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を行う場合、
現像バイアス値と、その時の感光体81の累積回転時間とを不揮発メモリ122から読み出し、図20中にプロットする。エンジン制御部115は、そのプロットがOK領域内にあれば、現像ユニット31の寿命到来を検知しない。一方、エンジン制御部115は、そのプロットがNG領域内にあれば、現像ユニット31の寿命到来を検知する。
現像ユニットについての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知は、上述の方法の代わりに図21に示すテーブルを用いて行われてもよい。
図21は、本発明の第7の実施の形態において、現像ユニット31についての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知を行う場合の、現像バイアスの許容範囲の別の例を示すテーブルである。
図21を参照して、このテーブルは、YMCKそれぞれについて上限閾値および下限閾値を定めたテーブルである。上限閾値および下限閾値は、感光体81の累積回転数が30万回転未満である場合と30万回転以上である場合とのそれぞれで異なる値に設定されている。このテーブルにおけるいずれの閾値も、30万回転未満用のものより30万回転以上用のものの方が小さくなっている。これは、図20グラフが右下がりである理由と同じである。
エンジン制御部115は、現像バイアス値と、その時の感光体81の累積回転時間とを不揮発メモリ122から読み出し、感光体81の累積回転時間が30万回転未満であるか30万回転以上であるかを判別し、該当する方の上限閾値および下限閾値を用いて、読み出した現像バイアス値がOK領域内にあるかNG領域内にあるかを判断する。エンジン制御部115は、読み出した現像バイアス値がOK領域内にあれば、現像ユニット31の寿命到来を検知せず、読み出した現像バイアス値がNG領域内にあれば、現像ユニット31の寿命到来を検知する。
(2)現像ユニット31についての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知方法
エンジン制御部115は、帯電電流を用いて感光体ユニット32の寿命到来を検知する。帯電電流とは、帯電装置82と感光体81との間に画像形成時と同じ帯電バイアスを印加した状態で、帯電装置82と感光体81との間に流れる電流である。この帯電電流の測定は、画像形成中ではなく画像形成をしていないときに必要なタイミングで行われる。具体的には、帯電バイアス(特にその交流成分のピークトゥピーク値)を最適化する帯電調整の実行時に合わせて行われる。帯電調整は、たとえば画像形成装置100の電源投入直後、所定枚数の画像形成ごと、所定の時間経過ごと、または環境値に変動があったときなどに行われる。
図22は、帯電電流と感光体の膜厚との関係を示すグラフである。
図22を参照して、帯電電流は感光体81の膜厚(より詳細にいえば感光体81の表面の感光層の膜厚)と反比例するため、帯電電流から感光体81の膜厚を知ることができる。膜厚が分かれば、下記式(3)により、感光体81の新品時から帯電電流測定時までの感光体81の回転時間当たりの膜厚の減少量(減少傾きという)を算出することができる。なお、式(3)における初期膜厚は、仕様による既知値である。
減少傾き=(初期膜厚−現在の膜厚)/現在の累積回転時間・・・(3)
一方で感光体81の膜厚は、耐久使用の進行とともに一定のスピードで減少していく。このため図22では、感光体81の耐久使用の進行とともに膜厚の現象に対する帯電電流の変化が大きくなっている。このことは、耐久使用の終期に近づくほど帯電電流から算出した感光体81の膜厚の精度が高いことを意味する。このため、感光体ユニット32についての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知において、なるべく新しく求められた帯電電流値を使った方が高い精度が期待できる。しかしながら帯電電流の測定自体にも環境要因などに基づくばらつきがある。このため、最新の帯電電流値のみを用いることは必ずしも好ましくない。
そこでエンジン制御部115は、過去に複数回にわたって求められた帯電電流値を使いつつ、新しい方の帯電電流値に重み付けを置いて減少傾きを決定する。これにより、精度の高い新しい帯電電流値を重視しつつ、測定ばらつきの影響を過度に受けてしまうことを排除することができる。
本実施の形態の前提として、エンジン制御部115は、必要なタイミングで帯電Vpp制御を行う。
図23は、本発明の第7の実施の形態において画像形成装置100が実行する帯電Vpp制御を示すフローチャートである。
図23を参照して、このフローチャートはROM102に記憶されている制御プログラムをCPU101が実行することによって実現される。CPU101は、帯電Vpp制御、すなわち上述の帯電調整およびそれに伴う帯電電流の測定を行う(S1061)。この内容そのものは一般的なものであるため、詳細な説明は省略する。ただ、決定される帯電バイアスや測定される帯電電流値は、YMCKで同一の値であるとは限らない。
次に、CPU101は、感光体81の回転時間を、あらかじめ定められた所定の回転時間R1と対比する(S1062)。ここで対比の対象となる回転時間は、直前のS1061の帯電Vpp制御がなされた時点での感光体ユニット32としての累積回転時間である。所定の回転時間R1とは、図22のグラフにおいて傾斜が起ち上がり始める辺りに相当するようにあらかじめ定めた回転時間である。一般的にいわれる「ライフストップ」に相当する回転時間、すなわち画像形成の強制停止に至るような回転時間よりは短い回転時間である。所定の回転時間R1も不揮発メモリ122に保存されている。なお、所定の回転時間R1は、YMCKで互いに異なる値であってもよい。
ステップS1062において、回転時間が所定の回転時間R1に達していない場合には(S1062でNO)、CPU101は処理を終了する。感光体ユニット32の寿命到来にはまだ遠く、寿命管理を精密に行う必要はまだないからである。また、図22のグラフの傾斜がまだ緩く、測定された帯電電流値の信頼性がそれほど高くないからである。
ステップS1062において、回転時間が所定の回転時間R1に達している場合には(S1062でYES)、CPU101は、環境値をチェックする(S1063)。より詳細には、CPU101は、当該帯電Vpp制御で帯電電流の測定がなされたときの環境が、通常の平穏な環境であったか否かがチェックされる。温度および湿度が極端な値であったときの測定結果は、寿命判定に用いるには不適切だからである。
ステップS1063において、環境値が適切でなかった場合には(S1063でNO)、CPU101は処理を終了する。寿命判定に使える帯電電流値が存在しないためである。
ステップS1063において、環境値が適切であった場合には(S1063でYES)、CPU101は、帯電電流値と感光体81の回転時間とをラッチする(S1064)。すなわちCPU101は、ステップS1061で測定した帯電電流値と、そのときにおける感光体81の累積回転時間とを一時保存する。続いてCPU101は、ラッチした帯電電流値および回転時間により、上記式(3)により現時点での減少傾きを算出する(S1065)。続いてCPU101は、ステップS1065で新たに算出した減少傾きと、不揮発メモリ122にバックアップされている減少傾きとの平均を求める(S1066)。
そしてCPU101は、求めた平均値を、新たな減少傾きとして不揮発メモリ122にバックアップし(S1067)、処理を終了する。こうして、減少傾きの値が更新される。更新された減少傾きの値は、最新の帯電電流値が50%の重み付けで反映されているものであるが、最新の帯電電流値のみを使用して算出されたものではない。
図24は、本発明の第7の実施の形態において画像形成装置100が実行する、感光体ユニット32についての実測値による検知方法を用いた寿命到来の検知方法を示すフローチャートである。
図24を参照して、このフローチャートはROM102に記憶されている制御プログラムをCPU101が実行することによって実現される。CPU101は、不揮発メモリ122から感光体81の回転時間を取得し(S1071)、取得した感光体81の回転時間を、前述の所定の回転時間R1と対比する(S1072)。
ステップS1072において、回転時間が所定の回転時間R1に達している場合には(S1072でYES)、CPU101は、膜厚の減少傾きの値を不揮発メモリ122から読み出す(S1073)。読み出される減少傾きの値は、図23のS1067でバックアップされた最新のものである。
ステップS1072において、回転時間が所定の回転時間R1に達していない場合には(S1072でNO)、CPU101は、減少傾きとして、ステップS1067でバックアップされた値ではなく、あらかじめ用意されている固定値を用いることに決定する(S1074)。次にCPU101は、現在の感光体81の膜厚を算出する(S1075)。つまりCPU101は、先回の膜厚算出後の画像形成の実行による膜厚の減少分を減少傾きにより求め、先回算出した膜厚からその減少分を差し引く。そしてCPU101は、消耗率を算出し(S1076)、感光体ユニット32の寿命が到来したか否かを判断し(S1077)、処理を終了する。ステップS1077では、CPU101は、算出された消耗率を、あらかじめ定めておいた限界値や予告値などと比較し、比較結果に応じて判断を行う。
[実施の形態の効果]
上述の実施の形態によれば、消耗品の種類に応じて、消耗品の寿命到来を適切に判断することができる。すなわち、寿命延長が可能な消耗品は寿命の到来の判断を可能な限り遅らせ、寿命延長にリスクのある消耗品は適切なタイミングで寿命到来と判断することで、プリントコストの削減と品質保証とをバランスよく行うことができる。その結果、消耗品の寿命到来を適切に判断することができる。
第1の実施の形態によれば、模造品やリセット品が画像形成装置本体に設置された場合に、並行した寿命判断方法を採用することで、カウンターによる検知方法を実測値による検知方法によって補うことができる。その結果、カウンターによる検知方法で寿命到来を検知する前に消耗品の性能が低下した場合であっても、消耗品が寿命に到来したと判断することができ、性能が低い消耗品に起因する画質の低下を抑止することができる。
第2の実施の形態によれば、リユース品が画像形成装置本体に設置された場合に、回数のみによる寿命判断方法を採用することで、不要な寿命の延長を回避することができる。その結果、不要な寿命の延長に起因する画質の低下や処理の複雑化を抑止することができる。
第3の実施の形態によれば、消耗品ユニットの組のうち一方の消耗品の種類が純正品であり、他方の消耗品の種類が非純正品である場合に、純正品である一方の消耗品の寿命到来を適切に判断することができる。
第4の実施の形態によれば、カウンター値が使用不能となった場合であっても、純正品である消耗品の寿命到来を適切に判断することができる。
第5の実施の形態によれば、中古品が画像形成装置本体に設置された場合に、実測値のみによる寿命判断方法を採用することで、中古品の消耗品を設置する際にカウンター値の入力ミスや入力忘れが生じた場合でも、消耗品の寿命到来を適切に判断することができる。
第6の実施の形態によれば、不揮発メモリに記録する情報を書き換えるだけで、市場に流通して間もない消耗品については寿命の延長を行わず、実績や性能が十分確認できた消耗品に対しては寿命の延長を行うことが可能となる。
[その他]
上述の実施の形態は、互いに組み合わせることが可能である。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 用紙搬送部
11 給紙トレイ
12 手差しトレイ
13a 給紙ローラー
13b,13c 搬送ローラー
13d 排紙ローラー
14 排紙トレイ
30 トナー像形成部
31,31a,31b,31c,31d 現像ユニット
32,32a,32b,32c,32d 感光体ユニット
33,33a,33b,33c,33d 露光装置
34 中間転写ベルト
35a,35b,35c,35d 一次転写ローラー
36 二次転写ローラー
37 クリーニング装置
38a,38b,38c,38d トナーボトル
39 回転ローラー
40 定着装置
41 加熱ローラー
42 加圧ローラー
81 感光体
82 帯電装置
84 イレーサー部
85 クリーニングブレード
100 画像形成装置
100a 画像形成装置本体
101 CPU(Central Processing Unit)
102 ROM(Read Only Memory)
103 RAM(Random Access Memory)
114 スキャナー部
115 エンジン制御部
116 濃度検出センサー
118 高圧部
119 感光体駆動部
120 転写ベルト離間部
121 MFP(Multifunction Peripheral)コントローラー
122 不揮発メモリ(不揮発記憶装置の一例)
123 環境センサー
124 操作パネル
125 本体側不揮発メモリ
126 ユニット検知部
MG メッセージ
P 用紙
TR 搬送経路

Claims (11)

  1. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の本体に対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、複数の種類が存在する消耗品と、
    複数の寿命判断方法のうちいずれかを用いて前記消耗品の寿命到来を判断する判断手段と、
    前記消耗品の種類に応じて、前記判断手段にて用いる寿命判断方法を選択する選択手段とを備え
    前記判断手段は、
    前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する回数検知手段と、
    前記消耗品に関する実測値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する実測値検知手段と、
    前記回数検知手段および前記実測値検知手段のうち少なくともいずれか一方による検知結果に基づいて、前記消耗品の寿命到来を判断する寿命到来判断手段とを含み
    前記回数検知手段は、前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値が所定の値に達した場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記実測値検知手段は、前記消耗品に関する実測値が第1の範囲から外れた場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記選択手段は、前記消耗品の種類が模造品である場合には、前記実測値検知手段および前記回数検知手段による寿命到来の検知を並行して行う並行した寿命判断方法を選択し、
    前記模造品とは、前記画像形成装置の製造者から品質の認定を受けていない前記消耗品の種類であり、
    前記寿命到来判断手段は、前記選択手段にて前記並行した寿命判断方法を選択した場合において、前記回数検知手段および前記実測値検知手段のうち少なくともいずれか一方にて寿命到来を検知したときは、前記消耗品の寿命が到来したと判断する、画像形成装置。
  2. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の本体に対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、複数の種類が存在する消耗品と、
    複数の寿命判断方法のうちいずれかを用いて前記消耗品の寿命到来を判断する判断手段と、
    前記消耗品の種類に応じて、前記判断手段にて用いる寿命判断方法を選択する選択手段とを備え
    前記判断手段は、
    前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する回数検知手段と、
    前記消耗品に関する実測値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する実測値検知手段と、
    前記回数検知手段および前記実測値検知手段のうち少なくともいずれか一方による検知結果に基づいて、前記消耗品の寿命到来を判断する寿命到来判断手段とを含み
    前記回数検知手段は、前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値が所定の値に達した場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記実測値検知手段は、前記消耗品に関する実測値が第1の範囲から外れた場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記選択手段は、前記消耗品の種類が新品の純正品である場合には、前記回数検知手段による寿命到来の検知を行い、かつ前記回数検知手段にて寿命到来を検知した後で前記実測値検知手段による寿命到来の検知を行う延長した寿命判断方法を選択し、
    前記新品の純正品とは、前記画像形成装置の製造者から品質の認定を受けた未使用の前記消耗品の種類であり、
    前記寿命到来判断手段は、前記選択手段にて前記延長した寿命判断方法を選択した場合において、前記実測値検知手段にて寿命到来を検知したときは、前記消耗品の寿命が到来したと判断し、
    前記選択手段は、前記消耗品の種類がリユース品である場合には、前記回数検知手段による寿命到来の検知を行う回数のみによる寿命判断方法を選択し、
    前記リユース品とは、前記画像形成装置の製造者から品質の認定を受けた前記消耗品であって、消耗した部分を交換することで再利用可能とした消耗品の種類であり、
    前記寿命到来判断手段は、前記選択手段にて前記回数のみによる寿命判断方法を選択した場合において、前記回数検知手段にて寿命到来を検知したときは、前記消耗品の寿命が到来したと判断する、画像形成装置。
  3. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の本体に対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、複数の種類が存在する消耗品と、
    複数の寿命判断方法のうちいずれかを用いて前記消耗品の寿命到来を判断する判断手段と、
    前記消耗品の種類に応じて、前記判断手段にて用いる寿命判断方法を選択する選択手段とを備え、
    前記判断手段は、
    前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する回数検知手段と、
    前記消耗品に関する実測値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する実測値検知手段と、
    前記回数検知手段および前記実測値検知手段のうち少なくともいずれか一方による検知結果に基づいて、前記消耗品の寿命到来を判断する寿命到来判断手段とを含み
    前記回数検知手段は、前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値が所定の値に達した場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記実測値検知手段は、前記消耗品に関する実測値が第1の範囲から外れた場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記消耗品は、前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値を記憶する不揮発記憶装置を含み、
    前記消耗品の種類は、前記不揮発記憶装置に記憶された前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値を不正に変更したリセット品であるか否かであり、
    前記選択手段は、前記消耗品の種類が前記リセット品である場合には、前記回数検知手段および前記実測値検知手段による寿命到来の検知を並行して行う並行した寿命判断方法を選択し、
    前記寿命到来判断手段は、前記選択手段にて前記並行した寿命判断方法を選択した場合において、前記回数検知手段および前記実測値検知手段のうち少なくともいずれか一方にて寿命到来を検知したときは、前記消耗品の寿命が到来したと判断する、画像形成装置。
  4. 前記消耗品は、前記消耗品の製造履歴を記憶する不揮発記憶装置を含み、
    前記消耗品の種類は、前記消耗品の製造履歴に基づいて特定される、請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記消耗品として、複数色の現像ユニットと感光体ユニットとの組を備え、
    ある色の前記現像ユニットと前記感光体ユニットとの組における一方の前記消耗品の種類が前記純正品であり、前記組における他方の前記消耗品の種類が前記純正品でないときは、前記選択手段は、前記組における一方の前記消耗品の寿命判断方法として、前記回数のみによる寿命判断方法を選択する、請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記選択手段は、前記延長した寿命判断方法を選択した場合において、前記回数検知手段による寿命到来の検知中に、前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値が使用不能となったときは、前記回数検知手段による検知結果に関わらずに前記実測値検知手段による寿命到来の検知を開始し、
    前記寿命到来判断手段は、前記回数検知手段による検知結果に関わらずに前記実測値検知手段による寿命到来の検知を開始した場合において、前記実測値検知手段にて寿命到来を検知したときは、前記消耗品の寿命が到来したと判断する、請求項2または5に記載の画像形成装置。
  7. 所定のタイミングで前記消耗品に関する実測値を測定する測定手段と、
    前記消耗品を交換する前に前記測定手段にて測定した前記消耗品に関する実測値と、前記消耗品を交換した後で前記測定手段にて測定した前記消耗品に関する実測値との差が第2の範囲内である場合に、前記消耗品の種類が前記リセット品であると判断するリセット品判断手段をさらに備えた、請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記消耗品に関する実測値は、前記消耗品の物性値、および前記消耗品を用いて形成した画像の濃度のうち少なくともいずれか一方である、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記画像形成装置は、前記画像形成装置の本体に対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、複数の種類が存在する消耗品を備え、
    前記制御プログラムは、
    複数の寿命判断方法のうちいずれかを用いて前記消耗品の寿命到来を判断する判断ステップと、
    前記消耗品の種類に応じて、前記判断ステップにて用いる寿命判断方法を選択する選択ステップと、をコンピューターに実行させ、
    前記判断ステップは、
    前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する回数検知ステップと、
    前記消耗品に関する実測値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する実測値検知ステップと、
    前記回数検知ステップおよび前記実測値検知ステップのうち少なくともいずれか一方による検知結果に基づいて、前記消耗品の寿命到来を判断する寿命到来判断ステップとを含み、
    前記回数検知ステップでは、前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値が所定の値に達した場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記実測値検知ステップでは、前記消耗品に関する実測値が第1の範囲から外れた場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記選択ステップでは、前記消耗品の種類が模造品である場合には、前記回数検知ステップおよび前記実測値検知ステップによる寿命到来の検知を並行して行う並行した寿命判断方法を選択し、
    前記模造品とは、前記画像形成装置の製造者から品質の認定を受けていない前記消耗品の種類であり、
    前記寿命到来判断ステップでは、前記選択ステップにて前記並行した寿命判断方法を選択した場合において、前記回数検知ステップおよび前記実測値検知ステップのうち少なくともいずれか一方にて寿命到来を検知したときは、前記消耗品の寿命が到来したと判断する、画像形成装置の制御プログラム。
  10. 画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記画像形成装置は、前記画像形成装置の本体に対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、複数の種類が存在する消耗品を備え、
    前記制御プログラムは、
    複数の寿命判断方法のうちいずれかを用いて前記消耗品の寿命到来を判断する判断ステップと、
    前記消耗品の種類に応じて、前記判断ステップにて用いる寿命判断方法を選択する選択ステップと、をコンピューターに実行させ、
    前記判断ステップは、
    前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する回数検知ステップと、
    前記消耗品に関する実測値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する実測値検知ステップと、
    前記回数検知ステップおよび前記実測値検知ステップのうち少なくともいずれか一方による検知結果に基づいて、前記消耗品の寿命到来を判断する寿命到来判断ステップとを含み、
    前記回数検知ステップでは、前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値が所定の値に達した場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記選択ステップでは、前記消耗品の種類が模造品である場合には、前記回数検知ステップおよび前記実測値検知ステップによる寿命到来の検知を並行して行う並行した寿命判断方法を選択し、
    前記選択ステップでは、前記消耗品の種類が新品の純正品である場合には、前記回数検知ステップによる寿命到来の検知を行い、かつ前記回数検知ステップにて寿命到来を検知した後で前記実測値検知ステップによる寿命到来の検知を行う延長した寿命判断方法を選択し、
    前記新品の純正品とは、前記画像形成装置の製造者から品質の認定を受けた未使用の前記消耗品の種類であり、
    前記寿命到来判断ステップでは、前記選択ステップにて前記延長した寿命判断方法を選択した場合において、前記実測値検知ステップにて寿命到来を検知したときは、前記消耗品の寿命が到来したと判断し、
    前記選択ステップでは、前記消耗品の種類がリユース品である場合には、前記回数検知ステップによる寿命到来の検知を行う回数のみによる寿命判断方法を選択し、
    前記リユース品とは、前記画像形成装置の製造者から品質の認定を受けた前記消耗品であって、消耗した部分を交換することで再利用可能とした消耗品の種類であり、
    前記寿命到来判断ステップでは、前記選択ステップ段にて前記回数のみによる寿命判断方法を選択した場合において、前記回数検知ステップにて寿命到来を検知したときは、前記消耗品の寿命が到来したと判断する、画像形成装置の制御プログラム。
  11. 画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記画像形成装置は、前記画像形成装置の本体に対して交換可能に設置された特定の機能を有する消耗品であって、複数の種類が存在する消耗品を備え、
    前記制御プログラムは、
    複数の寿命判断方法のうちいずれかを用いて前記消耗品の寿命到来を判断する判断ステップと、
    前記消耗品の種類に応じて、前記判断ステップにて用いる寿命判断方法を選択する選択ステップと、をコンピューターに実行させ、
    前記判断ステップは、
    前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する回数検知ステップと、
    前記消耗品に関する実測値に基づいて、前記消耗品の寿命到来を検知する実測値検知ステップと、
    前記回数検知ステップおよび前記実測値検知ステップのうち少なくともいずれか一方による検知結果に基づいて、前記消耗品の寿命到来を判断する寿命到来判断ステップとを含み、
    前記回数検知ステップでは、前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値が所定の値に達した場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記実測値検知ステップでは、前記消耗品に関する実測値が第1の範囲から外れた場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記実測値検知ステップでは、前記消耗品に関する実測値が第1の範囲から外れた場合に、前記消耗品の寿命到来を検知し、
    前記消耗品は、前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値を記憶する不揮発記憶装置を含み、
    前記消耗品の種類は、前記不揮発記憶装置に記憶された前記消耗品の動作回数または動作時間を指標する値を不正に変更したリセット品であるか否かであり、
    前記選択ステップでは、前記消耗品の種類が前記リセット品である場合には前記回数検知ステップおよび前記実測値検知ステップによる寿命到来の検知を並行して行う並行した寿命判断方法を選択し、
    前記寿命到来判断ステップでは、前記選択ステップにて前記並行した寿命判断方法を選択した場合において、前記回数検知ステップおよび前記実測値検知ステップ段のうち少なくともいずれか一方にて寿命到来を検知したときは、前記消耗品の寿命が到来したと判断する、画像形成装置の制御プログラム。
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