JP4792872B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置本体において消耗される消耗剤を収容する消耗品ユニットが、画像形成装置本体に交換可能に設けられ、且つ、この消耗品ユニットに消耗剤が補給可能である画像形成装置に関する。
従来から電子写真プロセスを用いた画像形成装置では、感光体や現像ロール等の消耗品を交換可能にユニット化することで、メンテナンスの操作性を向上させている。この種の画像形成装置では、消耗品ユニットに不揮発性のメモリを設け、このメモリに、寿命情報や製造出荷時のデータ等を書き込んで、消耗品ユニットの寿命や使用状態を管理している(例えば、特許文献1、2参照)。
ところで、現像ユニットやトナーホッパユニットに現像剤やトナーが補給可能になっている場合等、消耗品ユニットに消耗剤が補給可能になっている場合がある。この場合には、消耗剤を補給した時点で消耗品ユニットの寿命(消耗剤の残量)が延長(増加)されるが、従来は、消耗剤を補給した時点での寿命情報の更新が行われていないので、消耗品ユニットの寿命を管理できていなかった。さらに、ジョブ毎に、複数の現像器ユニットやトナーホッパユニットの装着位置が入れ替えられる場合があり、ある種類の現像剤/トナーを、他の種類の現像剤/トナーを収容した現像器ユニットやトナーホッパユニットに誤って補給する恐れがある。このため、消耗剤を補給した時点で消耗剤の混在の有無を判定する必要があるが、従来は、消耗剤が補給された時点での消耗剤の情報の更新が行われていないので、消耗剤を補給した時点で消耗剤の混在の有無を判定することは不可能であった。
特開平10−198236号公報 特開平2−81056号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、消耗剤を補給可能な消耗品ユニットを備える画像形成装置において、消耗品ユニットの寿命管理、消耗剤の混在の防止を可能とすることを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、画像情報に応じて記録媒体に画像を形成する画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に交換可能に設けられるとともに、前記画像形成装置本体に備えられた複数の感光体に対して、装着位置が入替え可能であり、前記画像形成装置本体において消耗される色の消耗剤を補給可能に収納する複数の消耗品ユニットと、前記消耗品ユニットに設けられ、前記消耗品ユニットの属性情報を記憶する、不揮発性の記憶手段と、前記画像形成装置本体に設けられ、前記記憶手段に記憶された前記属性情報の確定又は更新を行う操作手段と、を備える画像形成装置であって、前記属性情報には、前記消耗品ユニットに収容された消耗剤の色が含まれており、規定枚数を印刷する毎に前記消耗品ユニットが前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記記憶手段に記憶された前記属性情報を確定又は更新し、前記消耗品ユニットの消耗剤補給/交換時にユーザーが操作手段に入力した補給/交換した消耗剤の色と、該消耗品ユニットに設けられた前記記憶手段に記憶された前記属性情報とが異なる色であった場合にはユーザーに報知することを特徴とする。
請求項1に記載の画像形成装置では、画像形成装置本体において、画像情報に応じて記録媒体に画像が形成される。画像形成装置本体には、消耗品ユニットが交換可能に設けられており、この消耗品ユニットには、画像形成装置本体において消耗される消耗剤が補給可能に収容されている。
ここで、消耗品ユニットには、不揮発性の記憶手段が設けられている。この記憶手段には、消耗品ユニットの属性情報が記憶されており、この属性情報が、消耗品ユニットに消耗剤が補給/交換された時、又は予め設定された規定枚数を印刷する毎に、消耗品ユニットが画像形成装置本体に装着された状態で、確定又は更新される。
例えば、消耗品ユニットに消耗剤を補給した時点で、補給した消耗剤の色の情報をユーザーが入力する。これによって、消耗品ユニットに収容されている現像剤の色を管理することが可能となる。また、補給した消耗剤のの情報が記憶手段に記憶されている消耗剤の色と異なる場合は、ユーザーに報知されるため、異なる色を混在させたまま印刷動作を実行されるのを防止できる
これによって、複数の消耗品ユニットの装着位置を入替えて画像形成を行うことが可能となるので、複数の消耗品ユニットを共通化でき、コストを低減できる。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記消耗品ユニットは、トナーを収容したトナーホッパユニットであることを特徴とする。
請求項2に記載の画像形成装置では、トナーを補給可能に収容したトナーホッパユニットに不揮発性の記憶手段が設けられている。この記憶手段には、トナーホッパユニットの属性情報が記憶されており、この属性情報が、トナーホッパユニットにトナーが補給された時、トナーホッパユニットが画像形成装置本体に装着された状態で、確定又は更新される。
例えば、トナーホッパユニットにトナーを補給した時点で、トナーホッパユニットの寿命(トナーの残量)の情報を更新する。これによって、トナーホッパユニットの寿命を管理することが可能となる。また、補給したトナーの種類の情報を更新又は確定することで、トナーを補給した時点でトナーの混在の有無を判定することが可能となる。
これによって、複数のトナーホッパユニットの装着位置を入替えて画像形成を行うことが可能となるので、複数のトナーホッパユニットを共通化でき、コストを低減できる。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記消耗品ユニットは、現像剤を収容した現像器ユニットであることを特徴とする。
請求項3に記載の画像形成装置では、現像剤を補給可能に収容した現像器ユニットに不揮発性の記憶手段が設けられている。この記憶手段には、現像器ユニットの属性情報が記憶されており、この属性情報が、現像器ユニットに現像剤が補給された時、現像ユニットが画像形成装置本体に装着された状態で、確定又は更新される。
例えば、現像器ユニットに現像剤を補給した時点で、現像器ユニットの寿命(現像剤の残量)の情報を更新する。これによって、現像器ユニットの寿命を管理することが可能となる。また、補給した現像剤の種類の情報を更新又は確定することで、現像剤を補給した時点で現像剤の混在の有無を判定することが可能となる。
これによって、複数の現像器ユニットの装着位置を入替えて画像形成を行うことが可能となるので、複数の現像器ユニットを共通化でき、コストを低減できる。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置であって、前記画像形成装置本体に画像情報を送出する外部装置によって、前記記憶手段に記憶された前記属性情報を確定又は更新することを特徴とする。
請求項4に記載の画像形成装置では、消耗品ユニットに消耗剤を補給した時、消耗品ユニットが画像形成装置本体に装着された状態で、外部装置によって、消耗品ユニットの属性情報が確定又は更新される。
本発明は上記構成にしたので、消耗剤を補給可能な消耗品ユニットを備える画像形成装置において、消耗品ユニットの寿命管理、消耗剤の混在の防止が可能となる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1に示すように、画像形成装置としてのカラーレーザープリンタ(以下、プリンタという)10では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像をそれぞれ連続紙Pに順次転写し、重ね合わせるプリント部12Y、12M、12C、12K(以下、プリント部12Y〜Kと言う)が搬送方向上流側から順に配置されている。このプリント部12Y〜Kの搬送方向上流側には、連続紙Pをプリント部12Y〜Kに搬送する用紙搬送部14が設けられている。また、プリント部12Y〜Kの搬送方向下流側には、プリント部12Y〜Kで転写された未定着トナー像を連続紙Pに定着させる定着部16、定着部16を通過した連続紙Pを排紙する排紙部17が設けられている。
なお、YMCKを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C、Kの何れかを付して説明し、YMCKを区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略する。
用紙搬送部14は、連続紙Pが巻掛けられたメインドライブロール18を備える。メインドライブロール18は、ステッピングモータである用紙搬送モータ(図示省略)で駆動され、プリンタ10全体の制御を司る制御部(図示省略)が、この用紙搬送モータのパルス数に基づいて連続紙Pの送り量を制御する。
また、用紙搬送部14のメインドライブロール18の搬送方向上流側には、連続紙Pが巻き掛けられたアイドルロール19A、19Bが設けられ、メインドライブロール18の搬送方向下流側には、連続紙Pが巻き掛けられたアイドルロール19Cが配設されている。また、アイドルロール19Dがメインドライブロール18に圧接されている。このアイドルロール19Dとメインドライブロール18が連続紙Pを狭持搬送する。
アイドルロール19Aとアイドルロール19Bとの間には、搬送ガイド26と、アライニングロール27が配設されている。搬送ガイド26には、連続紙Pが巻掛けられるU字状の曲面と、連続紙Pの幅方向(搬送方向と直交する方向)の一端部をガイドするサイドガイド(図示省略)が形成されている。
また、アライニングロール27は、アイドルロール19A、19B、19C、19Dよりも各段にロール幅が狭く、回転軸が連続紙Pの搬送方向に対して斜めに交差したロールで、連続紙Pの幅方向一端部に当接して連続紙Pを幅方向の一端側へ寄せる。これによって、連続紙Pの幅方向一端部が搬送ガイド26のガイドリブに突き当てられ、連続紙Pのスキューが補正される。
なお、メインドライブロール18、アイドルロール19A、19B、19C、19D、搬送ガイド26、アライニングロール27は、直接、又は支持部材を介して用紙搬送フレーム21に支持されている。また、用紙搬送フレーム21は基台23に支持されている。
また、プリント部12Y〜Kは、感光体22を備え、この感光体22の回りにはそれぞれ、感光体22の回転方向(図中矢印方向)に順に転写ロール24、クリーニング装置28、帯電チャージャー30、LEDヘッド32、消耗品ユニットとしての現像ユニット34が配設されている。プリント部12Y〜Kは、それぞれ感光体22、クリーニング装置28、帯電チャージャー30、LEDヘッド32を支持するプリントフレーム38Y〜Kを備える。隣り合うプリントフレーム38Y〜K同士の連結は、各プリントフレーム38Y〜Kを昇降可能に支持する基台54同士をボルトとナット(共に図示省略)で連結し、各プリントフレーム38Y〜K同士を連結板(図示省略)を介して位置決めしてネジ止めすることによって行われる。また、プリントフレーム38Yを支持する基台54は、用紙搬送フレーム21を支持する基台23に連結されている。
転写ロール24は、感光体22の上面に当接し、感光体22と共に連続紙Pを挟持搬送し、この際に現像器ユニット34によって感光体22上に形成されたトナー像を連続紙Pに転写させる。また、2本のガイドロール40が転写ロールの搬送方向上流側と下流側に配設されている。
また、帯電チャージャー30は、感光体22表面を帯電させ、LEDヘッド32は、感光体22表面をライン露光して潜像を形成する。そして、現像器ユニット34は、感光体22に形成された潜像上にトナーを付着させてトナー像を形成する。また、クリーニング装置28は、用紙Pに転写されずに感光体22表面に残留した未転写残留トナーを掻き落して除去する。また、転写ロール24の左右にはガイドロール40が配設されており、連続紙Pはこのガイドロール40に沿って搬送される。
現像器ユニット34は、感光体22の軸方向に沿って配設された3本の現像マグネットロール42と、この3本の現像マグネットロール42の軸方向に沿って配設され、トナーとキャリアで構成される2成分トナーを3本の現像マグネットロール42に搬送する搬送マグネットロール44と、搬送マグネットロール44の軸方向に沿って配設され、現像器カートリッジ46内に充填されたトナーとキャリアを攪拌して帯電させ、且つむら無く混合する2本の攪拌スクリュー48と、トナーを補給可能に収容する現像剤ボトル49と、を備える。
定着部16は、フラッシュ定着装置52、アイドルロール54A、54B、54C、及び排紙ロール56を備える。搬送方向に順に、アイドルロール54A、54B、54C、フラッシュ定着装置52、排紙ロール56の順に配設されており、これらは、搬送方向と直交する方向の両端部を定着フレーム58に支持されている。
アイドルロール54A、54B、54Cは、連続紙Pの印字面の裏面側に配設されており、アイドルロール54Cは、アイドルロール54Bの上方に配設されている。このため、アイドルロール54A、54B、54Cに巻き掛けられた連続紙Pは表裏反転され印字面を上向きにして搬送される。
そして、フラッシュ定着装置52は、印字面を上向きにして搬送される連続紙Pの印字面側に配設されており、連続紙Pの印字面に赤外線を照射させる。これによって、連続紙P上の未定着トナーが加熱されて溶融し、その後、凝固して連続紙Pに定着する。
そして、排紙ロール56は、連続紙Pのトナー定着済み領域をプリンタ10から排紙するが、フラッシュ定着装置52を通過した連続紙Pは、一旦定着部16から排出されて排紙部17を通過した後に、定着部16へ戻り、排紙ロール56によって排紙される。
排紙部17には、搬送方向に順に、アイドルロール59A、張力付与ロール60、サブドライブロール61、アイドルロール59B、搬送ガイド62、アライニングロール63、アイドルロール59Cが配設されており、これらは搬送方向と直交する方向の両端部を直接、又は支持部材等を介して排紙フレーム65に支持されている。この排紙フレーム65は、プリントフレーム38K、及び定着フレーム58に連結されている。
サブドライブロール61は、アイドルロール59Aの上方に配設されており、アイドルロール59A、サブドライブロール61に巻き掛けられた連続紙Pは方向転換されて上方へ搬送される。また、アイドルロール59Bは、サブドライブロール61に圧接されており、サブドライブロール61の回転に従動して回転し、サブドライブロール61と共に連続紙Pを狭持搬送する。
また、アイドルロール59Aとサブドライブロール61との間には張力付与ロール60が配設されており、連続紙Pはアイドルロール59Aと張力付与ロール60との間、張力付与ロール60とサブドライブロール61との間を蛇行して搬送されている。
張力付与ロール60は、軸方向の両端部をアーム(図示省略)によって揺動可能に支持されている。また、このアームは、バネ等の付勢手段(図示省略)によって連続紙P側へ付勢されており、張力付与ロール60が連続紙Pに付勢されている。これによって、連続紙Pに張力が付与されている。
また、アームの位置はセンサ(図示省略)によって検出されており、アームの位置が常に定位置に位置するように、サブドライブロール61の回転数が制御されている。
また、サブドライブロール61の搬送方向下流側には、搬送ガイド62と、アライニングロール63が配設されている。搬送ガイド62、アライニングロール63は、用紙搬送部14に配設された搬送ガイド26、アライニングロール27と同様の構成で、連続紙Pのスキューを補正する。
そして、搬送ガイド62の搬送方向下流側にはアイドルロール59Cが配設されている。連続紙Pは、このアイドルロール59Cに巻き掛けられ、定着部16の排紙ロール56へ向けて方向転換される。
図2には、プリンタ10の本発明に特に関係する部分の電気系の構成を示している。プリンタ10には、コントロール部102、オペレーションパネル104、プリンタエンジン部106が設けられている。コントロール部102は、ホストコンピュータ100から画像情報や現像器ユニット34の属性情報等を受信する。また、コントロール部102は、電源等の制御や、例えば、画像情報に含まれるプリント指示情報とイメージデータとを解析し、プリントエンジン部106に適合する形式(例えば、ビットマップデータ)に変換し、プリントエンジン部106のエンジンコントロール部108へ画像データを出力する。また、オペレーションパネル104は、現像器ユニット34の属性情報等の種々の情報を入力の行うための操作パネルである。
また、プリントエンジン部106には、上述したエンジンコントロール部108、現像器ユニット34等が設けられている。エンジンコントロール部108には、CPU110、バックアップメモリ112、メモリ制御部114が設けられている。CPU110は、コントロール部102において変換された画像情報に応じて、プリント部12、用紙搬送部14、定着部16、排紙部17等の駆動を制御する。バックアップメモリ112には、現像器ユニット34の属性情報等の種々の情報が記憶されている。メモリ制御部114は、バックアップメモリ112やその他のメモリに記憶された情報を読出し、又はバックアップメモリ112やその他のメモリに記憶された情報を確定又は更新する。
ここで、現像器ユニット34には、不揮発性のメモリであるEEPROM116が設けられている。EEPROM116には、工場出荷時の設定情報(ユニットの号機情報、製造年月、現像ギャップ等の工場出荷時の検査項目等)、ユニットの状態情報(装着されたプリンタの号機情報、現像ロールの表面電位値/現像バイアス値/表面電位センサの調整値、累積プリント枚数/現像剤残量/プリント速度別累積プリント枚数等)、ユニットの履歴情報(現像剤交換履歴、現像剤の種類、保守履歴/保守内容等)、エラー履歴情報(現像剤温度異常/表面電位センサ出力エラー/表面電位センサ調整エラー等の現像器ユニット34に関するアラーム履歴等)等が記憶されている。これらの情報が、メモリ制御部114から読み出されてバックアップメモリ112に記憶される。
図3乃至図6は、プリンタ100の電源投入から電源オフまでの期間のメモリアクセスに着目したフローチャートである。なお、図3乃至図6の処理ルーチンは、平行して実行される。
始めに、図3のフローチャートについて説明する。
まず、プリンタ10の電源がオンになると処理ルーチンが開始され、ステップ1へ移行する。ステップ1では、各現像器ユニット34が未使用の新品であるか否か、例えば、各現像器ユニット34のEEPROM116に、現像剤を注入した履歴があるか否かが判定され、判定が否定されるとステップ2へ肯定されるとステップ4へ移行する。
ステップ2では、ユーザが現像剤を現像剤ボトル49に注入する。次に、ステップ3では、ユーザの入力によって、ホストコンピュータ100又はオペレーションパネル104からEEPROM116へ、注入した現像剤の識別情報が送信され、記憶される。
次に、ステップ4では、印刷動作が実行され、ステップ5へ移行する。ステップ5では、プリンタ10の電源がオフになったか否かが判定され、判定が否定されるとステップ4へ戻り、判定が肯定されると処理ルーチンを終了する。
次に、図4のフローチャートについて説明する。
まず、プリンタ10の電源がオンになると処理ルーチンが開始されステップ100へ移行オする。ステップ100では、現像器ユニット34のEEPROM116から現像器ユニット34の識別情報(ユニット号機情報等)が読み出され、ステップ101へ移行する。ステップ101では、最初に以前の状態を記憶してあるバックアップメモリ112の内容と各現像器ユニット34のEEPROM116の内容を比較して一致するか否かを判定し、判定が肯定されるとステップ103へ、判定が否定されるとステップ102へ移行する。
ステップ102では、バックアップメモリ112の内容を更新し、同時に、一致していない内容を判断してユーザに報知する。なお、ここでは、ホストコンピュータ100にて情報を表示しても良いし、プリンタ10に表示パネルがあれば、表示パネルにて情報を表示しても良い。一方、ステップ103では、印刷動作が行われたか否かを判定し、判定が肯定されるとステップ104へ、判定が否定されるとステップ105へ移行する。
ステップ104では、印刷動作が行われる度に、EEPROM116に記憶されている情報、例えば、現像器ユニット34の寿命情報等が更新され、ステップ105へ移行する。ステップ105では、プリンタ10の電源がオフになったか否かが判定され、判定が否定されるとステップ103へ戻り、判定が肯定されると処理ルーチンを終了する。
次に、図5のフローチャートについて説明する。
まず、プリンタ10の電源が投入されると処理ルーチンが開始されステップ200へ移行する。ステップ200では、現像器ユニット34のEEPROM116から現像器ユニット34の寿命情報(各ユニット毎の累積印刷枚数、現像剤残量等)が読み出され、ステップ201へ移行する。ステップ201では、各現像器ユニット34の寿命情報が閾値と一致したか否かが判定され、判定が否定されるとステップ202へ移行し、判定が肯定されるとステップ204へ移行する。
ステップ202では、ユーザが現像剤ボトル49の現像剤を交換する。次に、ステップ203では、ホストコンピュータ100又はオペレーションパネル104におけるユーザの入力によって、現像器ユニット34のEEPROM116に記憶された情報(現像剤の交換の履歴、交換した現像剤の種類、現像器ユニット34の寿命情報等)が確定又は更新される。この際、上述したステップ102の処理が実行され、EEPROM116の内容と、バックアップアップメモリ112の内容とが一致しなければ、ユーザに報知されるので、もし、誤って違う色の現像剤を現像器ユニット34へ補給した場合には、該事実がユーザに報知される。これによって、現像器34内に異なる色の現像剤を混在させたまま印刷動作を実行してしまうことを防止できる。
そして、ステップ204へ移行し、印刷動作が実行される。次に、ステップ205では、プリンタ10の電源がオフになったか否かが判定され、判定が否定されるとステップ200へ戻り、判定が肯定されると処理ルーチンを終了する。
以上、図5のフローチャートを参照して説明したように、本プリンタ10では、現像器ユニット34に設けられたEEPROM116に、現像器ユニット34の寿命情報、識別情報が記憶されており、この寿命情報、識別情報が、現像器ユニット34にトナーが補給された時、現像器ユニット34がプリンタ本体11に装着された状態で、確定又は更新される。
即ち、現像器ユニット34に現像剤を補給した時点で、現像器ユニット34の寿命(現像剤の残量)の情報が更新されることで、現像器ユニット34の寿命を管理できる。また、補給した現像剤の種類の情報が更新又は確定されることで、現像剤を補給した時点で現像剤の混在の有無を判定できる。
これによって、複数の現像器ユニット34の装着位置を入替えて画像形成を行うことが可能となるので、複数の現像器ユニット34を共通化でき、コストを低減できる。
次に、図6のフローチャートについて説明する。
まず、プリンタ10の電源がオンになると処理ルーチンが開始されてステップ300へ移行する。ステップ300では、現像器ユニット34のEEPROM116から現像器ユニット34の保守履歴情報(保守履歴/保守内容等)とユニットの状態情報(累積印刷枚数等)が読み出され、ステップ301へ移行する。ステップ301では、現像剤の交換回数が規定値以上であるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ302へ、判定が否定されるとステップ304へ移行する。
ステップ302では、各現像器ユニット34の累積印刷枚数が規定値以上であるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ303へ、判定が否定されるとステップ304へ移行する。ステップ303では、現像器ユニット34が製品寿命を超えるまで使用され、有償交換であると判定される。ここで、現像剤の交換が行われる毎に、EEPROM116にその履歴が記録されていることで、現像剤の交換回数に基づいて、現像器ユニット34の製品寿命を判定することが可能となっている
一方、ステップ304では、現像器ユニット34のEEPROM116からエラー履歴情報(現像器ユニット34に関するアラーム履歴)が読み出され、ステップ305へ移行する。ステップ305では、現像器ユニット34に関するアラーム発生回数が規定値以上であるか否かが判定され、判定が肯定されるとステップ306へ、判定が否定されるとステップ307へ移行する。
ステップ306では、現像器ユニット34の品質レベルに問題があり、無償交換であると判定される。一方、ステップ307では、印刷続行可能な状態にスタンバイされ、ステップ300へ戻る。
なお、本実施形態では、現像器ユニット34を消耗品ユニットとして本発明を説明したが、図7、図8に示すように、現像器カートリッジ46に着脱可能に設けられたトナーホッパユニット51にトナーの補給が行われる場合には、トナーホッパユニット51にEEPROM116を設け、トナーホッパユニット51にトナーを補給する時、トナーホッパユニット51がプリンタ本体11に装着された状態で、EEPROM116の各種情報を確定/更新すれば良い。
この場合、EEPROM116に記録される情報は、工場出荷時の設定情報(ユニット号機情報、製造年月、工場出荷時の検査項目等)、ユニットの状態情報(装着されたプリンタの号機情報、累積プリント枚数(ドラムの回転数)/トナー残量/トナーニアエンプティ時のホッパから現像器へのトナーの補給回数/トナーニアエンプティ時のプリント枚数、トナーニアエンプティからトナーエンプティまでの間のホッパから現像器へのトナーの補給回数/トナーニアエンプティからトナーエンプティまでの間のプリント枚数等)、ユニットの履歴情報(トナー補給履歴、トナーの種類、保守履歴/保守内容等)、エラー履歴情報(トナーエンプティ等のトナーホッパユニットに関するアラーム履歴等)等が挙げられる。
本発明の実施形態に係るプリンタの概略図である。 本発明の実施形態に係るプリンタの電気系を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るプリンタの電源投入から電源オフまでの期間のメモリアクセスに着目したフローチャートである。 本発明の実施形態に係るプリンタの電源投入から電源オフまでの期間のメモリアクセスに着目したフローチャートである。 本発明の実施形態に係るプリンタの電源投入から電源オフまでの期間のメモリアクセスに着目したフローチャートである。 本発明の実施形態に係るプリンタの電源投入から電源オフまでの期間のメモリアクセスに着目したフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るプリンタの概略図である。 本発明の他の実施形態に係るプリンタの現像器ユニットとトナーホッパユニットの概略図である。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
11 プリンタ本体(画像形成装置本体)
34 現像器ユニット(消耗品ユニット)
51 トナーホッパユニット
100 ホストコンピュータ(外部装置)
104 オペレーションパネル(操作手段)
116 EEPROM(記憶手段)

Claims (4)

  1. 画像情報に応じて記録媒体に画像を形成する画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に交換可能に設けられるとともに、前記画像形成装置本体に備えられた複数の感光体に対して、装着位置が入替え可能であり、前記画像形成装置本体において消耗される色の消耗剤を補給可能に収納する複数の消耗品ユニットと、
    前記消耗品ユニットに設けられ、前記消耗品ユニットの属性情報を記憶する不揮発性の記憶手段と、
    前記画像形成装置本体に設けられ、前記記憶手段に記憶された前記属性情報の確定又は更新を行う操作手段と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記属性情報には、前記消耗品ユニットに収容された消耗剤の色が含まれており、
    前記消耗品ユニットの消耗剤を補給/交換した時にユーザーが操作手段で入力した補給/交換した消耗剤の色と、該消耗品ユニットに設けられた前記記憶手段に記憶された前記属性情報とが異なる色であった場合にはユーザーに報知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記消耗品ユニットは、消耗剤を収容したトナーホッパユニットを備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記消耗品ユニットは、現像剤を収容した現像器ユニットであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置本体に画像情報を送出する外部装置によって、前記記憶手段に記憶された前記属性情報を確定又は更新することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
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