JP2003085309A - コスト還元サービス支援ホスト装置、コスト還元サービスシステム、及びコスト還元サービス方法 - Google Patents

コスト還元サービス支援ホスト装置、コスト還元サービスシステム、及びコスト還元サービス方法

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JP2003085309A
JP2003085309A JP2001270674A JP2001270674A JP2003085309A JP 2003085309 A JP2003085309 A JP 2003085309A JP 2001270674 A JP2001270674 A JP 2001270674A JP 2001270674 A JP2001270674 A JP 2001270674A JP 2003085309 A JP2003085309 A JP 2003085309A
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cost reduction
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JP2001270674A
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Masakazu Abe
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、情報通信端末装置の優良ユー
ザに対してコスト還元を行うとともに、各ユーザに情報
通信端末装置の端末情報やサービス情報を提供すること
により、ユーザの満足感、及び情報通信端末装置とその
メーカーへの信頼性を高め、情報通信端末装置の販売を
促進することである。 【解決手段】コスト還元サービス支援システム100
は、ホストコンピュータ1が、イベント対応処理におい
て複写機2から受信したイベントデータに基づいて複写
機2に発生したイベントに対応し、複写機の利用量及び
サービスマン派遣の要否を元に、顧客に対するコスト還
元サービスの内容を設定し、コスト還元処理において、
この設定した内容に基づいてコスト還元サービスを実施
する。また、複写機情報提供処理において、イベント対
応処理やコスト還元処理の情報を複写機2の管理者に提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信端末装置
の稼動状況を監視し、この情報通信端末装置のユーザに
対するコスト還元サービスを支援するコスト還元サービ
ス支援ホスト装置、コスト還元サービスシステム、及び
コスト還元サービス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の情報通信端末装置のメンテナ
ンスを行う際には、情報通信端末装置の保守管理会社か
らサービスマンを派遣するが、このサービスマン派遣に
より生じる人件費は、例えば情報通信端末装置のレンタ
ル料、消耗品代等とともに、一括してユーザから保守管
理会社に支払われるのが通例である。この方法によれ
ば、情報通信端末装置に問題が生じた場合に、サービス
マンが速やかに対応して、情報通信端末装置の稼動率を
落とすことがない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報通
信端末装置の問題発生の少ないユーザにとっては、メン
テナンス分の費用は余分なコストであった。また、保守
管理会社に支払う費用と、メンテナンス会社から受ける
サービスとの関係が不明確であった。
【0004】したがって、本発明の課題は、情報通信端
末装置の優良ユーザに対してコスト還元を行うととも
に、各ユーザに情報通信端末装置の端末情報やサービス
情報を提供することにより、ユーザの満足感、及び情報
通信端末装置とそのメーカーへの信頼性を高め、情報通
信端末装置の販売を促進することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為、以下のような特徴を備えている。
【0006】請求項1記載の発明は、通信ネットワーク
を介して情報通信端末装置と接続し、前記情報通信端末
装置の稼動状態を監視し、前記情報通信端末装置のユー
ザに対するコスト還元サービスを支援するコスト還元サ
ービス支援ホスト装置であって、前記情報通信端末装置
からイベントデータを受信するイベントデータ受信手段
と、イベントデータに対応するイベント内容を記憶する
イベント内容記憶手段と、前記受信手段により受信した
イベントデータを元に、前記イベント内容記憶手段を参
照し、対応するイベント内容を読み出すイベント内容読
出手段と、イベント内容履歴に対応するコスト還元サー
ビス内容を記憶するコスト還元サービス内容記憶手段
と、前記イベント内容履歴を元に、前記コスト還元サー
ビス内容記憶手段を参照し、対応するコスト還元サービ
ス内容を読み出すコスト還元サービス内容読出手段と、
前記コスト還元サービス内容読出手段により読み出した
コスト還元サービス内容に従って前記情報通信端末装置
のユーザにコスト還元を行うコスト還元手段と、前記情
報通信端末装置毎に提供したコスト還元サービス内容履
歴と、前記イベント内容履歴と、前記読み出したコスト
還元サービス内容とを対応付けて記憶するコスト還元履
歴記憶手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】請求項7記載の発明は、通信ネットワーク
を介して、前記情報通信端末装置の稼動状態を監視し、
前期情報通信端末装置のユーザに対するコスト還元サー
ビスを支援するコスト還元サービス支援ホスト装置と、
情報通信端末装置とを接続したコスト還元サービスシス
テムであって、前記コスト還元サービス支援ホスト装置
は、前記情報通信端末装置からイベントデータを受信す
るイベントデータ受信手段と、イベントデータに対応す
るイベント内容を記憶するイベント内容記憶手段と、前
記受信手段により受信したイベントデータを元に、前記
イベント内容記憶手段を参照し、対応するイベント内容
を読み出すイベント内容読出手段と、イベント内容履歴
に対応するコスト還元サービス内容を記憶するコスト還
元サービス内容記憶手段と、前記イベント内容履歴を元
に、前記コスト還元サービス内容記憶手段を参照し、対
応するコスト還元サービス内容を読み出すコスト還元サ
ービス内容読出手段と、前記コスト還元サービス内容読
出手段により読み出したコスト還元サービス内容に従っ
て前記情報通信端末装置のユーザにコスト還元を行うコ
スト還元手段と、前記情報通信端末装置毎に提供したコ
スト還元サービス内容履歴と、前記イベント内容履歴
と、前記読み出したコスト還元サービス内容とを対応付
けて記憶するコスト還元履歴記憶手段と、を備えたこと
を特徴としている。
【0008】請求項8記載の発明は、通信ネットワーク
を介して、情報通信端末装置の稼動状態を監視し、前記
情報通信端末装置のユーザに対するコスト還元サービス
を支援するコスト還元サービス方法であって、前記情報
通信端末装置からイベントデータを受信する工程と、イ
ベントデータに対応するイベント内容を記憶する工程
と、前記記憶したイベント内容から、前記受信したイベ
ントデータに対応するイベント内容を読み出すイベント
内容読出手段と、イベント内容履歴に対応するコスト還
元サービス内容を記憶する工程と、前記記憶したコスト
還元サービス内容から、前記イベント内容履歴に対応す
るコスト還元サービス内容を読み出す工程と、前記読み
出したコスト還元サービス内容に従って前記情報通信端
末装置にコスト還元を行う工程と、前記情報通信端末装
置毎に提供したコスト還元サービス内容履歴と、前記イ
ベント内容履歴と、前記読み出したコスト還元サービス
内容とを対応付けて記憶する工程と、を含むことを特徴
としている。
【0009】請求項1、7、及び8記載の発明によれ
ば、コスト還元サービス支援ホスト装置は、情報通信端
末装置に発生したイベントを自動的に処理するため、イ
ベント処理に要する作業及びコストが削減される。ま
た、これにより削減されたコストを顧客に還元でき、顧
客の満足度を高めることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記情報通信端末装置を識別するための装
置識別情報と、この情報通信端末装置のメンテナンス担
当者の所持する担当者端末を識別するための担当者端末
識別情報とを対応付けて記憶する担当者端末識別情報記
憶手段と、前記情報通信端末装置から装置識別情報を受
信する装置識別情報受信手段と、前記装置識別情報受信
手段により受信した装置識別情報を元に、前記担当者端
末識別情報記憶手段を参照して担当者端末識別情報を読
み出す担当者端末識別情報読出手段と、前記イベント内
容読出手段により読み出されたイベント内容と、前記コ
スト還元サービス内容読出手段により読み出されたコス
ト還元サービス内容との少なくとも一部を、前記担当者
端末識別情報読出手段により読み出した担当者端末識別
情報に基づき、担当者端末装置に送信する送信手段と、
をさらに備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明によれば、情報通信端
末装置のイベント内容及びコスト還元サービス内容が、
コスト還元サービス支援ホスト装置を経由してメンテナ
ンス担当者の担当者端末に自動的に送信されるため、イ
ベント対応処理を速やかに開始させることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記イベント内容履歴及び前記コ
スト還元サービス内容履歴を前記通信ネットワーク上で
提供可能な状態に処理し、前記通信ネットワーク上にお
いて提供するコスト還元情報提供手段と、前記コスト還
元情報提供手段にアクセスするアクセス端末から、その
アクセス者を識別するアクセス者識別情報を取得するア
クセス者識別情報取得手段と、前記アクセス者識別情報
に基づき、前記コスト還元情報提供手段により提供する
情報を制限する情報提供制限手段と、をさらに備えたこ
とを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記
載の発明において、前記情報提供制限手段は、前記コス
ト還元情報提供手段により提供する情報に含まれる少な
くとも一部について情報提供を制限することを特徴とし
ている。
【0014】請求項3及び4記載の発明によれば、コス
ト還元情報を提供することにより、ユーザからの情報通
信端末装置及びそのメーカーに対する信頼性を高め、ま
た、情報通信端末装置及びそのメーカーの各種製品の販
売促進効果が期待できる。また、コスト還元情報提供手
段への不正アクセスを防止し、第3者への情報漏洩を防
ぐことができ、第3者が閲覧しても問題のない情報に関
しては公開することもできる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、前記コスト還元サービスは、前記情
報通信端末装置のメンテナンスコスト未発生分の少なく
とも一部をユーザに還元するサービスであることを特徴
としている。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5記
載の発明において、前記コスト還元サービス内容は、前
記情報通信端末装置の使用量、及び前記メンテナンス担
当者の派遣回数に応じて定められることを特徴としてい
る。
【0017】請求項5及び6記載の発明によれば、情報
通信端末装置の優良ユーザに適切なコスト還元を行うと
ともに、メンテナンスとコストとの関係をユーザに対し
て明確に示すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。図1
は、本実施の形態におけるコスト還元サービス支援シス
テム100の全体構成を示す図である。図1に示すよう
に、コスト還元サービス支援システム100は、保守管
理会社のホストコンピュータ1(コスト還元サービス支
援ホスト装置)と、顧客(ユーザ)が使用する保守管理
対象の複写機2(情報通信端末装置)と、保守管理会社
のサービスマンの携帯電話3と、顧客先の複写機2の管
理者が使用するPC6とが、インターネットNを経由し
て、データの送受信及び入出力が可能なように接続され
ている。
【0019】コスト還元サービス支援システム100に
おいて、保守管理装置であるホストコンピュータ1、及
び被保守管理装置である複写機2とPC6は、ファイア
ウォール機能を有するプロキシサーバ4を介して、夫々
インターネットNに接続されている。また、携帯電話3
は、インターネットNに接続された無線基地局Rに、無
線通信ネットワークSを介して接続することにより、イ
ンターネットNに接続可能である。さらに、中継サーバ
5は、公衆回線、または専用線を介してインターネット
Nに接続されている。
【0020】なお、図1においては、ホストコンピュー
タ1、複写機2、携帯電話3、の各1台ずつがインター
ネットNに接続された場合を示しているが、これらの台
数、及び配置箇所等は特に限定されない。また、複写機
2は、任意のプロバイダを介してインターネットNに接
続される構成としてもよい。本実施の形態においては、
複写機2がプロキシサーバ4を介してインターネットN
に接続される例について説明する。
【0021】ホストコンピュータ1は、複写機2のメン
テナンスを行う保守管理会社により管理されるコンピュ
ータであり、社内回線及びインターネットNに接続さ
れ、社内回線を介してプリンタ(図示省略)等と接続さ
れている。ホストコンピュータ1は、複写機2における
イベント発生を定期的に監視しており、複写機2からイ
ベントデータ及び複写機2を識別するための電子メール
アドレスを受信する。そして、このイベントの対応処理
を行うための情報、複写機2の稼動状況に関する情報、
複写機2のユーザにコスト還元を行うための情報、等を
処理する。
【0022】具体的には、インターネットNを介してデ
ータを送受信することにより、故障発生時のサービスマ
ンの顧客先への派遣、ユーザへのコスト還元サービス、
コスト還元履歴やメンテナンス履歴や消耗部品の状態等
の情報提供、異常通報画面(図15参照)の表示等を含
む、イベント対応処理、自動対応処理、複写機情報提供
処理、コスト還元処理等を実行する。
【0023】ここで、イベントとは、複写機2に発生し
た変化であり、具体的には、故障、消耗品の残量の変
化、消耗部品の状態の変化等を含む。また、複写機2か
らホストコンピュータ1に送信されるデータには、イベ
ントの種類を識別するためのイベントコードを含むイベ
ントデータと、複写機2の電子メールアドレスとが含ま
れる。
【0024】イベント対応処理情報とは、保守管理会社
によるイベントへの対応処理の情報であり、具体的に
は、消費情報、故障情報、端末情報等である。消費情報
とは、複写機2における用紙やトナー等の消耗品に関す
る情報であり、故障情報とは、複写機2における故障に
関する情報や、故障に対する保守管理会社の対応処理に
関する情報である。また、端末情報とは、交換可能な消
耗部品の状態等の、複写機2の状態を示す情報である。
【0025】また、コスト還元情報とは、複写機2の顧
客から保守管理会社に予め支払われている料金の一部
を、顧客による複写機2の使用状況に応じて還元するた
めの情報である。具体的には、予め決められた枚数の複
写を行った顧客や、故障等によるサービスマン出動回数
の少ない顧客に対して、複写機2のメーカから次回製品
を購入する際に割引等の特典を付与するための情報であ
る。複写機情報とは、保守管理会社が管理する複写機2
に関する情報であり、イベント対応処理情報やコスト還
元処理情報の他、複写機2の端末情報などを含む。
【0026】ホストコンピュータ1は、イベント対応処
理において、複写機2から暗号化されたイベントデータ
を受信すると、このイベントデータを復号化した後、オ
ープンソースのプログラムを利用してデータ解析を行
い、イベントコードを取得する。このイベントコードに
対応するイベント内容をイベント内容テーブル16dか
ら読み出し、イベント内容に応じてイベントに対応する
ための情報処理を行う。ユーザによる修復が可能なイベ
ントに対しては、自動対応処理を実行する。
【0027】上記自動対応処理とは、イベント対応処理
において、簡単な操作だけでユーザによる修復が可能な
故障や消耗品不足等のイベントが複写機2に発生した場
合に、ホストコンピュータ1が、修復のための指示メッ
セージを送信する処理である。指示メッセージを含む自
動対応処理プログラムは、記憶部15に格納されてい
る。
【0028】また、ホストコンピュータ1は、各イベン
トに対応するホスト受付番号を発行し、サービスマンの
派遣の要否に応じてイベント毎にポイントを付与し、こ
のホスト受付番号やポイントを複写機2に電子メールで
送信する。さらに、異常通報画面(図15参照)をホス
トコンピュータ1の表示画面に表示させるとともに、緊
急通報画面(図16参照)携帯電話3に送信して表示さ
せる。
【0029】図15に示す異常通報画面には、イベント
データのホスト受付番号、受付時間、複写機2のシリア
ル番号及び電子メールアドレス、通報元の顧客名、顧客
住所、電話番号、イベントコード、イベント内容、サー
ビスマン派遣の要否、今回のイベントにより増減したポ
イント等が表示される。
【0030】また、図16に示す緊急通報画面には、ホ
ストコンピュータ1の表示画面に表示する異常通報画面
と同様の項目の他、受付ボタン及び完了ボタンが設けら
れている。ここで、サービスマンにより携帯電話3から
受付ボタンが押下されると、ホストコンピュータ1に受
付確認通知の電子メールが送信される。
【0031】また、ホストコンピュータ1は、インター
ネットN上で複写機情報提供サイト(図示省略)を開設
し、保守管理会社によるコスト還元情報やイベント対応
処理情報等を提供する。複写機情報提供処理において、
アクセス者の情報通信端末装置から顧客ID、シリアル
番号、及びホスト受付番号を受信し、アクセス者が顧客
であることを認証すると、このホスト受付番号に対応し
た複写機情報をサービス支援DBから読み出す。そし
て、読み出した情報をアクセス者の情報通信端末装置に
送信する。
【0032】ホストコンピュータ1は、上記のように顧
客ID、シリアル番号、ホスト受付番号によりアクセス
者が複写機2の顧客先管理者であることを認証した上で
複写機情報を提供することにより、複写機情報が複写機
2の関係者以外による不正利用を防ぐ。なお、本実施の
形態においては、ホストコンピュータ1が認証した顧客
にのみ複写機情報を提供する例について説明するが、関
係者以外が閲覧しても問題のない情報と重要情報とに予
め分別し、前者は一般公開とし、後者は顧客として認証
されたアクセス者にのみ提供することとしてもよい。
【0033】ホストコンピュータ1は、コスト還元処理
において、顧客が複写機2を製造したメーカーから製品
を購入する際に、ポイント数に応じて割引サービスを行
い、合計購入金額に割引を行った金額を請求額として顧
客に請求する。
【0034】複写機2は、社内回線及びインターネット
Nに接続され、社内回線を介してPC6やプリンタ(図
示省略)等と接続されている。この複写機2には、電子
メールアドレスが付与されており、ホストコンピュータ
1や携帯電話3と、電子メールを送受信して情報の授受
を行う。また、複写機2の複写機情報やホストコンピュ
ータ1から受信する各種データ等を表示するための表示
画面(パネル)を備え、消耗品の消費量や消耗部品の状
態を検出するセンサ群を内蔵している。
【0035】複写機2は、内蔵されたセンサにより、用
紙の消費、トナーの減少、消耗部品の状態変化、故障、
等を含むイベントの発生を定期的に監視しており、イベ
ント発生を検出するとイベント通報処理を実行し、電子
メールアドレス及び暗号化したイベントデータ等をホス
トコンピュータ1に送信する。なお、イベント発生監視
によりイベントが検出されない場合にも、定期的に、ま
たはホストコンピュータ1からの要求に応じて、複写機
2の端末情報等をイベントデータとしてホストコンピュ
ータ1に送信する構成としてもよい。
【0036】また、複写機2は、用紙の消費量、トナー
残量、消耗部品の状態、故障発生、等のイベントデータ
を内蔵メモリに記憶する。複写機2は、ホストコンピュ
ータ1にイベントデータを送信すると、用紙の累計消費
枚数や複写機2のメンテナンス履歴等のみをメモリに残
し、その他のホストコンピュータ1に送信したイベント
データをメモリから削除する。なお、複写機2のメモリ
容量に応じて、ホストコンピュータ1への送信済みデー
タを含めた全データを複写機2に保存したり、全データ
を複写機2のメモリから削除する構成としてもよい。
【0037】携帯電話3は、インターネットNを介した
データ通信機能を備えており、ホストコンピュータ1が
提供する複写機情報提供サイト等へのアクセス、及び電
子メールの送受信機能等を備えている。携帯電話3は保
守管理会社のサービスマンにより携帯され、サービスマ
ンによる対応が必要な場合に、顧客情報やイベント内容
等を示す緊急通報画面(図15参照)をホストコンピュ
ータ1から受信する。
【0038】プロキシサーバ4は、顧客の会社と保守管
理会社の夫々の社内回線に設けられており、いたーネッ
トNからの不正アクセスや不正情報の受信を制限するフ
ァイアウォールの機能を有する。
【0039】中継サーバ5は、顧客の会社と保守管理会
社の各社内回線の外部にあり、インターネットNに接続
されている。中継サーバ5は、プロキシサーバ4を夫々
設けるホストコンピュータ1及び複写機2との間を中継
して、複写機2のイベント対応処理情報や複写機情報等
を送受信する。これは、プロキシサーバ4がファイアウ
ォール機能を有するため、外部(インターネットN)か
らホストコンピュータ1、複写機2の情報を取得するこ
とはセキュリティの問題があり困難である。したがっ
て、本実施の形態においては、ホストコンピュータ1、
複写機2と情報の送受信が許容される特定の中継サーバ
5を設けることにより、ホストコンピュータ1と複写機
2との間において各種情報の送受信を可能にする。
【0040】具体的には、中継サーバ5は、後述するイ
ベント対応処理において、複写機2から送信されるイベ
ントデータと電子メールアドレスとをホストコンピュー
タ1に転送し、ホストコンピュータから送信されるイベ
ント対応処理情報を複写機2に転送する。
【0041】PC6は、複写機2を使用する顧客の複写
機管理者が使用するコンピュータであり、社内回線及び
インターネットNに接続され、社内回線を介して複写機
2やプリンタ(図示省略)等と接続されている。PC6
は、複写機情報提供サイトにアクセスして、ホストコン
ピュータ1から複写機2に関する情報を取得する。
【0042】インターネットNの回線形態は、図1にお
いて環形として図示したが任意である。また、各端末装
置間の接続は有線、無線を問わない。但し、情報管理の
信頼性の観点から、特定のユーザのみアクセスが可能な
セキュリティが確保されているネットワークである事が
望ましい。インターネットNには、例えば、電話回線
網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星
回線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを
接続するインターネットサービスプロバイダや基地局等
が含まれる。また、送受信されるデータの解析、伝送経
路の設定、及び転送を行うルータ等の中継装置の他、所
定数のポートを備えるハブ等の集線装置も含まれる。
【0043】次に、図2を参照して図1に示したホスト
コンピュータ1の内部構成を説明する。図2は、ホスト
コンピュータ1の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、ホストコンピュータ1は、CPU1
1、入力部12、RAM13、表示部14、記憶部1
5、記録媒体16、通信部17、より構成され、記録媒
体16を除く各部はバス18により接続されているコン
ピュータである。
【0044】CPU(Central Processing Unit)11
は、記憶部15に記憶されているプログラムを読み出し
てRAM13に展開し、当該プログラムに従って各部を
集中制御する。すなわち、CPU11は、RAM13に
展開したプログラムに従って、後述するイベント対応処
理、複写機情報提供処理、コスト還元処理等を実行し、
各処理結果をRAM13に格納するとともに表示部14
に表示させる。そして、RAM13に格納した処理結果
を記憶部15または記録媒体16内部の所定領域に保存
させる。また、CPU11は、イベント内容読出手段、
コスト還元サービス内容読出手段、コスト還元手段、担
当者端末識別情報読出手段、コスト還元情報提供手段と
しての機能を有する。
【0045】入力部12は、文字・数字入力キー、カー
ソル移動キー、及び各種機能キー等を備えたキーボード
と、クリックボタンを備えたポインティングデバイスで
あるマウスとを備えて構成される。入力部12は、キー
ボードによる押下信号とマウスによる操作信号とを、入
力信号としてCPU11へ出力する。
【0046】RAM(Random Access Memory)13は、
CPU11により実行制御される上記各処理において、
記憶部15または記録媒体16から読み出された各種プ
ログラムの全部又は一部やデータ等の一時的な格納領域
を形成する。
【0047】表示部14は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成さ
れ、CPU11から入力される表示信号の指示に従って
画面上に表示データの表示を行う。
【0048】記憶部15は、HD(Hard Disc)等の磁
気記憶装置や不揮発性の半導体メモリにより構成され、
ホストコンピュータ1で実行可能な各種プログラム、及
び各種プログラムにより処理されたデータ等を記憶す
る。また、記憶部15は、着脱自在に装着された記録媒
体16を有し、この記録媒体16は、磁気的又は光学的
記録媒体で構成される。プログラムは、コンピュータが
読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、C
PU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次
実行する。
【0049】記憶部15に記憶されるプログラムやデー
タは、その一部若しくは全部を他の機器から通信回線等
の伝送媒体を介して通信部17で受信し、記憶する構成
にしてもよい。反対に、上記プログラムやデータを、伝
送媒体を介して通信部17より送信し、他の機器にイン
ストールする構成としてもよい。なお、プログラムやデ
ータには、コンピュータのハードウェアと一体化された
ファームウェアによって実現されるものも含まれる。
【0050】記録媒体16は、サービス支援DB(Data
Base)を内部に有して構成される。このサービス支援
DBには、消費受付テーブル16a、故障受付テーブル
16b、端末情報受付テーブル16c、イベント内容テ
ーブル16d、顧客情報テーブル16e、担当情報テー
ブル16f、コスト還元テーブル16g、イベント内容
・コスト還元履歴テーブルテーブル16h、等が更新可
能なファイル形式で記憶されている。
【0051】図3に示す消費受付テーブル16aは、複
写機2において予定使用枚数のコピーがなされるという
イベントが発生する毎に、イベントデータのホスト受付
番号、受付日時、複写機シリアル番号、電子メールアド
レス、イベントコード、補給状況等を記憶する。
【0052】図4に示す故障受付テーブル16bは、複
写機2において故障のイベントが発生する毎に、イベン
トデータのホスト受付番号、受付日時、複写機シリアル
番号、電子メールアドレス、イベントコード、修理状況
等を記憶する。
【0053】図5に示す端末情報受付テーブル16c
は、複写機2において上記消費受付テーブル16a及び
上記故障受付テーブル16bのいずれにも記憶されない
イベントが発生した場合に、イベントデータのホスト受
付番号、受信日時、複写機シリアル番号、電子メールア
ドレス、イベントコード等を記憶する。
【0054】図6に示すイベント内容テーブル16d
は、上記イベントコードに対応するイベント内容、サー
ビスマン派遣の要否、コスト還元サービス内容を決定す
る基準となるポイント等を記憶する。イベント内容テー
ブル16dは、イベント内容記憶手段としての機能を有
する。
【0055】また、図7に示す顧客情報テーブル16e
は、顧客を識別するための顧客ID、顧客名、複写機シ
リアル番号、電子メールアドレス、電話番号、住所、ポ
イント累計、次回購入時割引率等を記憶する。
【0056】図8に示す担当情報テーブル16fは、複
写機2のメンテナンス作業の担当者を識別する担当サー
ビスマン識別番号、氏名、担当サービスマンが携帯する
携帯電話3の電子メールアドレス、サービスマンがメン
テナンスを担当する顧客の複写機2のシリアル番号等を
記憶する。なお、担当情報テーブル16fは、担当者端
末識別情報記憶手段としての機能を有する。
【0057】図9に示すコスト還元テーブル16gは、
複写機2においてイベントが発生する毎に付加されるポ
イントの累計と、次回顧客が複写機2のメーカーから製
品の購入等を行う際の割引率(コスト還元サービス内
容)とを対応付けて記憶する。コスト還元テーブル16
gは、コスト還元サービス内容記憶手段としての機能を
有する。
【0058】図10に示すイベント内容・コスト還元履
歴テーブル16hは、複写機2のユーザの顧客ID、複
写機シリアル番号の他、イベントコード、ホスト受付番
号、受信日時、イベント内容、このイベントによるポイ
ントを含むイベント内容履歴、ポイント累計を記憶する
とともに、コスト還元日時、合計購入金額、合計請求額
を、コスト還元処理実施時のポイント累計に対応させて
記憶する。なお、イベント内容・コスト還元履歴テーブ
ル16hは、コスト還元履歴記憶手段としての機能を有
する。
【0059】通信部17は、ホストコンピュータ1が、
インターネットNを介して接続された図1に示す複写機
2、携帯電話3、或いはLAN等のネットワークを介し
て接続された外部機器との通信を行うためのモデム(M
ODEM:MOdulator/DEModulator)、またはターミナ
ルアダプタ(TA:Terminal Adapter)、または各種情
報を送受信する電話等の通信機器によって構成される。
また、通信部17は、イベントデータ受信手段、装置識
別情報受信手段、送信手段、アクセス者識別情報取得手
段、としての機能を有する。
【0060】なお、ホストコンピュータ1と複写機2と
の間で伝送される各種情報は、所定のデータ構造、所定
の暗号化データ、所定のプロトコルに変換されて伝送さ
れる。データ構造とは、例えばメタファイル(データを
管理する情報)を含んだXMLやタグを含んだHTML
のようなマークアップ言語や、Java(登録商標)言
語やPerl言語で記述されたスクリプト言語、プログ
ラムそのものであるバイナリデータ等を含む。暗号化と
は、インターネット等のネットワークを通じて文書や画
像等のデジタルデータをやりとりする際に、通信途中で
第3者に盗み見られたり改竄されることを防ぐため、予
め定められた規則に従ってデータを変換し、解読が極め
て困難な状態にすることであり、暗号化されたデータを
元に戻し、解読可能な状態にすることを復号化という。
【0061】一般に、暗号化、復号化、には暗号表にあ
たる「鍵」を使用するが、対になる2つの鍵を使う公開
鍵暗号と、どちらにも同じ鍵を用いる共通鍵暗号があ
る。前者にはRSA、ElGamal暗号、楕円曲線暗
号等があり、後者には米国政府標準のDESやIDE
A、FEAL、MISTY等があり、本発明では上記の
いずれをも使うことが可能である。また、プロトコルと
は、ホストコンピュータ1(管理装置)と複写機2(被
管理装置)間で通信が正常に行われるために予め定めら
れた通信手順であり、例えば、使用回線、通信速度、デ
ータ誤り検知、データ誤りへの対処、二重通信/半二重
通信等が規定される。インターネットではTCP/IP
が使用されており、TCP/IP上ではさらにSMTP
(電子メール送信、Send Mail Protocol)、HTTP
(Hyper Text Transfer Protocol)、VPN(Virtual
Private Network)が使われるが、本発明ではこれらに
限定されず、適宜に使用される。
【0062】次に動作を説明する。本発明に係る主要動
作である複写機2によるイベント通報処理と、ホストコ
ンピュータ1によるイベント対応処理、複写機情報提供
処理、及び越すと還元処理について、図11〜図14の
フローチャートと、図15及び図16の画面表示例を参
照して説明する。
【0063】動作説明の前提として、図11〜図14の
フローチャートに記述されている各処理を実現するため
のプログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログ
ラムコードの形態で記憶部15に格納されており、CP
U11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実
行する。また、CPU11は、通信部17を介して外部
から供給されるプログラム及びデータを利用して、本実
施の形態特有の動作を逐次実行することも可能である。
【0064】まず、複写機2によるイベント通知処理に
ついて説明する。図11のフローチャートに示すよう
に、複写機2は、定期的にイベントの発生を監視してイ
ベント発生の有無を判別し(ステップS1)、イベント
が発生していない場合には(ステップS1;NO)監視
を続け、イベントが発生すると(ステップS1;YE
S)複写機2から、または社内回線により複写機2と接
続されたプリンタからイベントデータをプリントアウト
する(ステップS2)。次いで、複写機2は、イベント
データを暗号化し(ステップS3)、このイベントデー
タをホストコンピュータ1に送信して(ステップS
4)、イベント通知処理を終了する。
【0065】続いて、ホストコンピュータ1によるイベ
ント対応処理について説明する。図12のフローチャー
トに示すように、ホストコンピュータ1は、複写機2か
らイベントデータを受信したか否かを判別する(ステッ
プS11)。イベントデータを受信しない場合は(ステ
ップS11;NO)、そのまま待機を続ける。イベント
データを受信すると(ステップS11;YES)、この
イベントデータの送信元の電子メールアドレスを取得す
るとともに、イベントデータの復号化を行う(ステップ
S12)。さらに、この復号化したイベントデータを解
析することにより、イベントコードを取得する(ステッ
プS13)。
【0066】次いで、ホストコンピュータ1は、上記取
得したイベントコードを元にイベント内容テーブル16
d(図6参照)を参照し、また、複写機2の電子メール
アドレスを元に顧客情報テーブル16e(図7参照)を
参照して、イベント内容と顧客情報を取得し、RAM1
3に一時的に記憶させる。そして、このイベントにホス
ト受付番号を付し、消費受付テーブル16a、故障受付
テーブル16b、端末情報受付テーブル16cのうち、
イベント内容テーブル16dに示された対応するテーブ
ルに、イベントデータ受信日時、イベントコード、複写
機2の電子メールアドレス、シリアル番号等を、上記ホ
スト受付番号とともに書き込む(ステップS14)。
【0067】上記ステップS14において、イベントコ
ードを元にイベント内容テーブル16dを参照した結
果、対応するテーブルが消費受付テーブル16aである
場合には、このテーブルに、ホスト受付番号、受信日
時、複写機2のシリアル番号及び電子メールアドレス、
イベントコード、補給状況(「未」)、を書き込む。ま
た、対応するテーブルが故障受付テーブル16bである
場合には、このテーブルに、ホスト受付番号、受信日
時、複写機2のシリアル番号及び電子メールアドレス、
イベントコード、修理状況を書き込む。また、対応する
テーブルが端末情報受付テーブル16cである場合に
は、このテーブルに、ホスト受付番号、受付日時、複写
機2のシリアル番号及び電子メールアドレス、イベント
コードを書き込む。
【0068】続いて、ホストコンピュータ1は、顧客I
D、複写機2のシリアル番号、イベントコード、イベン
トコードのホスト受付番号及び受信日時、イベント内容
を、イベント内容・コスト還元履歴テーブル16hに書
き込む(ステップS15)。
【0069】次いで、ホストコンピュータ1は、イベン
トデータを元に、イベントが故障であるか否かを判別す
る(ステップS16)。故障である場合には(ステップ
S16;YES)、ステップS19に移行する。一方、
故障ではない場合には(ステップS16;NO)、ホス
トコンピュータ1は、イベントが用紙の予定枚数使用で
あるか否かをさらに判別し(ステップS17)、予定枚
数使用の場合には(ステップS17;YES)、図10
のイベント内容・コスト還元履歴テーブル16hのポイ
ント欄に「+1」を書き込み、前回イベント発生時のポ
イント累計に+1ポイントを加算し、ポイント累計欄に
書き込み(ステップS18)、ステップS19に移行す
る。一方、ステップS17において、用紙の予定枚数使
用でない場合には(ステップS17;NO)、そのまま
ステップS19に移行する。
【0070】ホストコンピュータ1は、複写機2にホス
ト受付番号を電子メールにより送信した後(ステップS
19)、S14において図6のイベント内容テーブル1
6dから読み出したイベント内容から、サービスマンの
派遣が必要か否かを判別する(ステップS20)。サー
ビスマンの派遣が不要である場合には(ステップS2
0;NO)、自動対応処理を実行し(ステップS2
0)、ステップS29に移行する。
【0071】ステップS21の自動対応処理において、
ホストコンピュータ1は、ユーザへの指示メッセージを
電子メールで複写機2に送信する。複写機2は、この指
示メッセージを受信すると、メッセージのパネル表示を
行う。ホストコンピュータ1は、このパネル表示に従っ
てユーザが指示内容を実行すると、次の指示メッセージ
を送信し、複写機2が正常な状態に戻るまで指示メッセ
ージの送信を続ける。
【0072】一方、ステップS20において、サービス
マンの派遣が必要である場合には(ステップS20;Y
ES)、ホストコンピュータ1は、図10のイベント内
容・コスト還元内容履歴テーブル16hのポイント累計
欄に記憶された、前回イベントまでのポイント累計から
1ポイントを減じた新たなポイント累計を書き込み(ス
テップS22)、表示画面に異常通報画面(図15参
照)を表示させる(ステップS23)。
【0073】次いで、ホストコンピュータ1は、ステッ
プS14にて取得したコピー機2のシリアル番号に基づ
き、図8の担当情報テーブル16fを参照して担当サー
ビスマンの情報を取得する(ステップS24)。この担
当情報テーブル16fから得られる情報には、担当サー
ビスマンを識別するための識別番号、担当サービスマン
の氏名、サービスマンが携帯する携帯電話3の電子メー
ルアドレス、が含まれる。ホストコンピュータ1は、こ
こで取得した携帯電話3の電子メールアドレスに、図1
5に示す緊急通報画面を送信して表示させる(ステップ
S25)。
【0074】次いで、ホストコンピュータ1は、複写機
2におけるイベントに対するサービスマンの対応状況を
複写機2に送信し、複写機2のパネルに表示させる(ス
テップS26)。複写機2におけるパネル表示は、イベ
ント対応処理が終了するまで続けられる。
【0075】サービスマンは、ホストコンピュータ1か
ら緊急通報画面を受信すると、受付ボタンを押下する。
このとき、携帯電話3からホストコンピュータ1に対し
て受付確認通知の電子メールが送信される。ホストコン
ピュータ1は、ステップS27に続き、携帯電話3から
受付確認通知の電子メールを受信したか否かを判別し
(ステップS27)、受信しない場合には(ステップS
27;NO)待機を続け、受信すると(ステップS2
7;YES)ステップS28に移行する。
【0076】サービスマンは、複写機2の修理を終了す
ると、携帯電話3に表示された緊急通報画面上の完了ボ
タンを押下する。このとき、携帯電話3からホストコン
ピュータ1に対して修理完了通知の電子メールが送信さ
れる。ホストコンピュータ1は、携帯電話3から修理完
了通知を受信したか否かを判別し(ステップS28)、
受信しない場合には(ステップS28;NO)待機を続
け、受信すると(ステップS28;YES)、イベント
対応処理が完了したことをユーザに通知するため、イベ
ント対応処理終了通知の電子メールを複写機2に電子メ
ールで送信し、複写機2にパネル表示させる(ステップ
S29)。そして、消費受付テーブル16aの補給状況
欄と故障受付テーブル16bの修理状況欄の「未」を
「済」に書き換え(ステップS30)、イベント対応処
理を終了する。
【0077】次に、図13のフローチャートを参照し
て、ホストコンピュータ1による複写機情報提供処理に
ついて説明する。ホストコンピュータ1は、インターネ
ットN上に開設した複写機情報提供サイトへのPC6か
らのアクセスの有無を判別し(ステップS41)、アク
セスがない場合には(ステップS41;NO)待機を続
ける。アクセスがあると(ステップS41;YES)、
ステップS42に移行する。なお、ホストコンピュータ
1は複写機情報提供処理において、PC6よりアクセス
や入力等の情報を受信する毎に、PC6に表示させるた
めの表示データを生成してPC6に送信する。
【0078】次いで、顧客ID及び複写機2のシリアル
番号を取得したか否かをさらに判別する(ステップS4
2)。ここで、顧客ID及び複写機2のシリアル番号を
取得しない場合には(ステップS42;NO)待機を続
け、取得すると(ステップS42;YES)、顧客情報
テーブル16eを読み出して参照する(ステップS4
3)。受信した顧客ID及びシリアル番号が顧客情報テ
ーブル16eに存在するか否かにより、顧客を認証する
か否かを判別する(ステップS44)。
【0079】ここで、顧客を認証しない場合には(ステ
ップS44;NO)、ステップS42に戻る。顧客を認
証した場合には(ステップS44;YES)、PC6か
らホスト受付番号を取得したか否かをさらに判別する。
ホスト受付番号を取得しない場合には(ステップ45;
NO)、待機を続け、ホスト受付番号を取得すると(ス
テップS45;YES)、この受信したホスト受付番号
を元に、消費受付テーブル16a、故障受付テーブル1
6b、端末情報受付テーブル16c、イベント内容・コ
スト還元履歴テーブル16hを参照する(ステップS4
6)。次いで、上記テーブル16a〜16c及び16h
に受信したホスト受付番号が存在するか否かを判別し
(ステップS47)、ホスト受付番号を認証できない場
合には(ステップS47;NO)、ステップS45に戻
る。ホスト受付番号を認証した場合には(ステップS4
7;YES)、ステップS48に移行する。
【0080】ホストコンピュータ1は、ステップS48
において、受信した顧客ID及びシリアル番号を元に、
図10のイベント内容・コスト還元履歴テーブル16h
を参照してポイント累計を読み出し、このポイント累計
を元に、図9に示すコスト還元テーブル16gを参照し
て、顧客にコスト還元を行うための次回購入時割引率を
読み出す。また、ホスト受付番号を元に、受付テーブル
16a〜16cからイベントコードを読み出し、このイ
ベントコードに対応するイベント内容を、イベント内容
テーブル16dから読み出す。また、シリアル番号を元
にイベント内容・コスト還元履歴テーブル16hを参照
し、複写機2のイベント履歴やコスト還元サービス内容
履歴等の情報を読み出す。このようにして読み出した複
写機情報をPC6に送信して表示させ(ステップS4
9)、複写機情報提供処理を終了する。
【0081】図14のフローチャートを参照して、ホス
トコンピュータ1によるコスト還元処理について説明す
る。ホストコンピュータ1は、PC6から複写機2の顧
客ID及びシリアル番号を取得したか否かを判断する
(ステップS51)。顧客IDとシリアル番号とを取得
すると(ステップS51;NO)、この顧客IDとシリ
アル番号を元に、顧客情報テーブル16eを参照し(ス
テップS52)、取得しない場合には(ステップS5
1;YES)、取得するまで待機する。
【0082】次いで、取得した顧客ID及びシリアル番
号が顧客情報テーブル16eに存在するか否かにより、
顧客を認証するか否かを判別する(ステップS53)。
ここで、顧客を認証しない場合には(ステップS53;
NO)、ステップS51に戻る。顧客を認証した場合に
は(ステップS53;YES)、イベント内容・コスト
還元履歴テーブル16hから取得した顧客ID及びシリ
アル番号に対応するポイント累計を読み出し、このポイ
ント累計に対応するコスト還元内容(次回購入時割引
率)をコスト還元テーブル16gから読み出し、RAM
13に一時的に記憶させる(ステップS54)。
【0083】次いで、PC6から合計購入金額のデータ
を取得したか否かを判断し(ステップS55)、取得し
ない場合には(ステップS55;NO)、取得するまで
待機し、取得した場合には(ステップS55;YE
S)、RAM13に記憶した次回購入時割引率により合
計購入金額からの割引を行い、顧客への請求額を算出す
る(ステップS56)。
【0084】続いて、コスト還元サービスを実施した日
時、コスト還元サービス実施の基準となったポイント累
計、取得した合計購入金額、及び請求額を、イベント内
容・コスト還元履歴テーブル16hに書き込むとともに
(ステップS57)、社内回線によりホストコンピュー
タ1と接続されたプリンタからプリントアウトし、コス
ト還元処理を終了する。
【0085】以上のように、本実施の形態におけるコス
ト還元サービス支援システム100は、ホストコンピュ
ータ1が、イベント対応処理において複写機2から受信
したイベントデータに基づいて複写機2に発生したイベ
ントに対応し、複写機の利用量及びサービスマン派遣の
要否を元に、顧客に対するコスト還元サービスの内容を
設定し、コスト還元処理において、この設定した内容に
基づいてコスト還元サービスを実施する。また、複写機
情報提供処理において、イベント対応処理やコスト還元
処理の情報を複写機2の管理者に提供する。
【0086】したがって、本発明を適用したコスト還元
サービス支援システム100によれば、複写機2に発生
したイベントを自動的に処理するため、保守管理会社の
作業が効率化される。これによりサービスマンの顧客先
への出動回数が減り、サービスマンの人件費を削減し、
削減された人件費を優良顧客に還元し、顧客の満足度を
高められる。また、複写機2に関する各種情報を顧客先
管理者に提供するため、複写機2およびそのメーカーへ
の信頼を得ることができる。これにより、複写機2を含
む各種製品の販売促進効果が期待できる。
【0087】なお、本実施の形態における記述内容は、
本発明に係るコスト還元サービス支援システムの好適な
一例であり、これに限定されるものではない。例えば、
本実施の形態では、複写機2は、ホストコンピュータ1
にイベントデータや端末情報を送信した後、端末情報の
みをメモリに残し、イベントデータをメモリから削除す
ることとしたが、複写機2のメモリ容量に応じて、複写
機2に全データを保存したり、複写機2と通信可能な外
部装置またはホストコンピュータ1にてデータの全部ま
たは一部を保存することとしてもよい。
【0088】本実施の形態においては、コスト還元処理
において、顧客がメーカーから商品を購入した際の合計
購入金額のデータはオペレータにより直接入力されるこ
ととしたが、ネットワークNを介してホストコンピュー
タ1に接続する売上管理用ホスト装置を設け、このホス
ト装置から、顧客ID、シリアル番号、合計購入金額等
の売上に関する情報を自動的にホストコンピュータ1に
転送する構成としても良い。
【0089】また、本実施の形態においては、コストを
優良顧客に還元する基準として、用紙の予定枚数使用や
サービスマン出動回数等によりポイントを定め、ポイン
ト数により還元内容を決定することとしたが、この他、
一定期間(例えば、3年間)サービスマンが出動しなか
った顧客に、通常のポイントは別にボーナスポイントを
加算し、さらなるコスト還元を行うこととしてもよい。
【0090】また、複写機2からホストコンピュータ1
への通信手段として、本実施の形態では電子メールを使
用することとしたが、これに限定されるものではなく、
例えばファクシミリの送信によって情報の伝達を行って
もよい。
【0091】その他、コスト還元サービス支援システム
100を構成する各端末又は構成部分の細部構成、及び
細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのな
い範囲で適宜変更可能である。
【0092】
【発明の効果】請求項1、7、及び8記載の発明によれ
ば、コスト還元サービス支援ホスト装置は、情報通信端
末装置に発生したイベントを自動的に処理するため、イ
ベント処理に要する作業及びコストが削減される。ま
た、これにより削減されたコストを顧客に還元でき、顧
客の満足度を高めることができる。
【0093】請求項2記載の発明によれば、情報通信端
末装置のイベント内容及びコスト還元サービス内容が、
コスト還元サービス支援ホスト装置を経由してメンテナ
ンス担当者の担当者端末に自動的に送信されるため、イ
ベント対応処理を速やかに開始させることができる。
【0094】請求項3及び4記載の発明によれば、コス
ト還元情報を提供することにより、ユーザからの情報通
信端末装置及びそのメーカーに対する信頼性を高め、ま
た、情報通信端末装置及びそのメーカーの各種製品の販
売促進効果が期待できる。また、コスト還元情報提供手
段への不正アクセスを防止し、第3者への情報漏洩を防
ぐことができ、第3者が閲覧しても問題のない情報に関
しては公開することもできる。
【0095】請求項5及び6記載の発明によれば、情報
通信端末装置の優良ユーザに適切なコスト還元を行うと
ともに、メンテナンスとコストとの関係をユーザに対し
て明確に示すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサービス支援システム100の全
体構成を示す図である。
【図2】図1のホストコンピュータ1の機能的内部構成
を示すブロック図である。
【図3】記録媒体16に記憶された消費受付テーブル1
6aを示す図である。
【図4】記録媒体16に記憶された故障受付テーブル1
6bを示す図である。
【図5】記録媒体16に記憶された端末情報受付テーブ
ル16cを示す図である。
【図6】記録媒体16に記憶されたイベント内容テーブ
ル16dを示す図である。
【図7】記録媒体16に記憶された顧客情報テーブル1
6eを示す図である。
【図8】記録媒体16に記憶されたコスト還元テーブル
16fを示す図である。
【図9】記録媒体16に記憶されたコスト還元テーブル
16gを示す図である。
【図10】記録媒体16に記憶されたイベント内容・コ
スト還元履歴テーブル16hを示す図である。
【図11】複写機2によるイベント通報処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】ホストコンピュータ1によるイベント対応処
理を示すフローチャートである。
【図13】ホストコンピュータ1による複写機情報提供
処理を示すフローチャートである。
【図14】ホストコンピュータ1によるコスト還元処理
を示すフローチャートである。
【図15】ホストコンピュータ1に表示される異常情報
画面の一例である。
【図16】携帯電話3に表示される緊急通報画面の一例
である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 複写機 3 携帯電話 4 プロキシサーバ 5 中継サーバ 6 PC 11 CPU 12 入力部 13 RAM 14 表示部 15 記憶部 16 記録媒体 16a 消費受付テーブル 16b 故障受付テーブル 16c 端末情報受付テーブル 16d イベント内容テーブル 16e 顧客情報テーブル 16f 担当情報テーブル 16g コスト還元テーブル 16h 端末情報テーブル 17 通信部 18 バス 100 コスト還元サービス支援システム N インターネット S 無線通信ネットワーク R 無線基地局
フロントページの続き Fターム(参考) 5B021 AA19 AA21 BB01 BB04 BB10 CC05 EE01 NN17 NN19 5C062 AA05 AA13 AA29 AB38 AC55 BA00 5K101 KK02 KK13 LL01 LL12 MM07 NN21 PP03 PP04 PP05 SS07 VV01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークを介して情報通信端末装
    置と接続し、前記情報通信端末装置の稼動状態を監視
    し、前記情報通信端末装置のユーザに対するコスト還元
    サービスを支援するコスト還元サービス支援ホスト装置
    であって、 前記情報通信端末装置からイベントデータを受信するイ
    ベントデータ受信手段と、 イベントデータに対応するイベント内容を記憶するイベ
    ント内容記憶手段と、 前記受信手段により受信したイベントデータを元に、前
    記イベント内容記憶手段を参照し、対応するイベント内
    容を読み出すイベント内容読出手段と、 イベント内容履歴に対応するコスト還元サービス内容を
    記憶するコスト還元サービス内容記憶手段と、 前記イベント内容履歴を元に、前記コスト還元サービス
    内容記憶手段を参照し、対応するコスト還元サービス内
    容を読み出すコスト還元サービス内容読出手段と、 前記コスト還元サービス内容読出手段により読み出した
    コスト還元サービス内容に従って前記情報通信端末装置
    のユーザにコスト還元を行うコスト還元手段と、 前記情報通信端末装置毎に提供したコスト還元サービス
    内容履歴と、前記イベント内容履歴と、前記読み出した
    コスト還元サービス内容とを対応付けて記憶するコスト
    還元履歴記憶手段と、 を備えたことを特徴とするコスト還元サービス支援ホス
    ト装置。
  2. 【請求項2】前記情報通信端末装置を識別するための装
    置識別情報と、この情報通信端末装置のメンテナンス担
    当者の所持する担当者端末を識別するための担当者端末
    識別情報とを対応付けて記憶する担当者端末識別情報記
    憶手段と、 前記情報通信端末装置から装置識別情報を受信する装置
    識別情報受信手段と、 前記装置識別情報受信手段により受信した装置識別情報
    を元に、前記担当者端末識別情報記憶手段を参照して担
    当者端末識別情報を読み出す担当者端末識別情報読出手
    段と、 前記イベント内容読出手段により読み出されたイベント
    内容と、前記コスト還元サービス内容読出手段により読
    み出されたコスト還元サービス内容との少なくとも一部
    を、前記担当者端末識別情報読出手段により読み出した
    担当者端末識別情報に基づき、担当者端末装置に送信す
    る送信手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のコスト
    還元サービス支援ホスト装置。
  3. 【請求項3】前記イベント内容履歴及び前記コスト還元
    サービス内容履歴を前記通信ネットワーク上で提供可能
    な状態に処理し、前記通信ネットワーク上において提供
    するコスト還元情報提供手段と、 前記コスト還元情報提供手段にアクセスするアクセス端
    末から、そのアクセス者を識別するアクセス者識別情報
    を取得するアクセス者識別情報取得手段と、 前記アクセス者識別情報に基づき、前記コスト還元情報
    提供手段により提供する情報を制限する情報提供制限手
    段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載
    のコスト還元サービス支援ホスト装置。
  4. 【請求項4】前記情報提供制限手段は、前記コスト還元
    情報提供手段により提供する情報に含まれる少なくとも
    一部について情報提供を制限することを特徴とする請求
    項1乃至3記載のコスト還元サービス支援ホスト装置。
  5. 【請求項5】前記コスト還元サービスは、前記情報通信
    端末装置のメンテナンスコスト未発生分の少なくとも一
    部をユーザに還元するサービスであることを特徴とする
    請求項1乃至4記載のコスト還元サービス支援ホスト装
    置。
  6. 【請求項6】前記コスト還元サービス内容は、前記情報
    通信端末装置の使用量、及び前記メンテナンス担当者の
    派遣回数に応じて定められることを特徴とする請求項1
    乃至5記載のコスト還元サービス支援ホスト装置。
  7. 【請求項7】通信ネットワークを介して、前記情報通信
    端末装置の稼動状態を監視し、前期情報通信端末装置の
    ユーザに対するコスト還元サービスを支援するコスト還
    元サービス支援ホスト装置と、情報通信端末装置とを接
    続したコスト還元サービスシステムであって、 前記コスト還元サービス支援ホスト装置は、 前記情報通信端末装置からイベントデータを受信するイ
    ベントデータ受信手段と、 イベントデータに対応するイベント内容を記憶するイベ
    ント内容記憶手段と、 前記受信手段により受信したイベントデータを元に、前
    記イベント内容記憶手段を参照し、対応するイベント内
    容を読み出すイベント内容読出手段と、 イベント内容履歴に対応するコスト還元サービス内容を
    記憶するコスト還元サービス内容記憶手段と、 前記イベント内容履歴を元に、前記コスト還元サービス
    内容記憶手段を参照し、対応するコスト還元サービス内
    容を読み出すコスト還元サービス内容読出手段と、 前記コスト還元サービス内容読出手段により読み出した
    コスト還元サービス内容に従って前記情報通信端末装置
    のユーザにコスト還元を行うコスト還元手段と、 前記情報通信端末装置毎に提供したコスト還元サービス
    内容履歴と、前記イベント内容履歴と、前記読み出した
    コスト還元サービス内容とを対応付けて記憶するコスト
    還元履歴記憶手段と、 を備えたことを特徴とするコスト還元サービスシステ
    ム。
  8. 【請求項8】通信ネットワークを介して、情報通信端末
    装置の稼動状態を監視し、前記情報通信端末装置のユー
    ザに対するコスト還元サービスを支援するコスト還元サ
    ービス方法であって、 前記情報通信端末装置からイベントデータを受信する工
    程と、 イベントデータに対応するイベント内容を記憶する工程
    と、 前記記憶したイベント内容から、前記受信したイベント
    データに対応するイベント内容を読み出すイベント内容
    読出手段と、 イベント内容履歴に対応するコスト還元サービス内容を
    記憶する工程と、 前記記憶したコスト還元サービス内容から、前記イベン
    ト内容履歴に対応するコスト還元サービス内容を読み出
    す工程と、 前記読み出したコスト還元サービス内容に従って前記情
    報通信端末装置にコスト還元を行う工程と、 前記情報通信端末装置毎に提供したコスト還元サービス
    内容履歴と、前記イベント内容履歴と、前記読み出した
    コスト還元サービス内容とを対応付けて記憶する工程
    と、 を含むことを特徴とするコスト還元サービス方法。
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