JP2006195692A - ネットワークに接続されたデバイスの監視制御 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デバイスからサーバに所定の監視情報を送信するデバイス管理システムにおいて、デバイスからサーバへのアクセス頻度を低減する。
【解決手段】 ネットワークに接続された各プリンタは、アップロード時刻になったときに、管理サーバに未送信の監視情報ファイルを保持しているか否かを判断し、管理サーバに未送信の監視情報ファイルを保持している場合に、他のプリンタから、他のプリンタが保持する管理サーバに未送信の監視情報ファイルを収集し、自らが保持する未送信の監視情報ファイルとともに、管理サーバにアップロードする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ネットワークに接続されたデバイスの監視制御技術に関するものである。
近年、インターネットや、ローカルエリアネットワークなどのネットワーク技術の普及に伴い、ネットワークに接続されたプリンタなどの複数のデバイスを、ネットワークを介して接続された管理サーバによって管理するデバイス管理システムが提案されている(例えば、下記特許文献参照)。このデバイス管理システムでは、ネットワークに接続された各デバイスは、例えば、各デバイスに内蔵されたネットワークボードによって、デバイスの動作状態など、デバイスに関する所定の監視情報を取得し、それぞれ個別に管理サーバに送信する。監視情報としては、例えば、デバイスをプリンタとした場合、印刷枚数、インクやトナーなどの使用量や、残量、エラー情報等が挙げられる。
特開2004−185351号公報 特開2002−189638号公報
上述したデバイス管理システムにおいて、管理サーバと、デバイスとの間に、ファイアウォールが設置されている場合には、管理サーバが主体となって、管理サーバから各デバイスに監視情報の送信を要求し、各デバイスから監視情報の収集を行うことができない場合があった。また、各デバイスが主体となって、管理サーバからの要求によらずに、管理サーバに監視情報を送信する場合、管理サーバの管理対象となるデバイスの数が膨大になると、多数のデバイスが、管理サーバに一斉にアクセスして、それぞれ監視情報を一斉に送信し、管理サーバにおける監視情報の処理が滞ったり、不能になったりするおそれがあった。このような課題は、プリンタに限らず、ネットワークに接続された種々のデバイスを、管理サーバによって管理するデバイス管理システムにおいて、共通の課題である。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、デバイスからサーバに所定の監視情報を送信するデバイス管理システムにおいて、デバイスからサーバへのアクセス頻度を低減することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、以下の構成を採用した。
本発明のデバイス監視制御装置は、
所定のネットワークに接続されるデバイスに内蔵され、該デバイスに関する所定の監視情報を、前記ネットワークに接続された所定のサーバに送信するデバイス監視制御装置であって、
前記監視情報を記憶する監視情報記憶部と、
予め設定されたタイミングで、前記監視情報記憶部に、前記サーバに送信すべき前記監視情報が記憶されているか否かを判断する判断部と、
該判断部によって、前記監視情報記憶部に、前記送信すべき監視情報が記憶されていると判断されたときに、前記ネットワークに接続された他のデバイスに対して、該他のデバイスが保持する前記送信すべき監視情報の送信要求をそれぞれ送信し、該送信要求の応答として、前記他のデバイスから、それぞれ前記送信すべき監視情報を収集する監視情報収集部と、
該収集された監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記サーバに送信する送信部と、
を備えることを要旨とする。
本発明のデバイス監視制御装置は、ネットワークに接続されるデバイスに、例えば、ネットワークカードや、ネットワークボードとして内蔵される。デバイスには、例えば、プリンタや、スキャナや、プロジェクタや、オーディオ装置や、家電機器や、クライアントコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistance)など、ネットワークに接続されて利用される種々の装置が含まれる。また、「予め設定されたタイミング」とは、監視情報をサーバに送信すべく設定されたタイミングである。以下、このタイミングを、アップロード時刻とも呼ぶ。「サーバに送信すべき監視情報」としては、例えば、サーバに未送信の監視情報が挙げられる。
本発明では、アップロード時刻になったときに、監視情報記憶部に、サーバに送信すべき監視情報が記憶されている場合に、他のデバイスから、そのデバイスが保持する送信すべき監視情報を収集し、これらを、自らが保持する送信すべき監視情報とともに、サーバに送信する。換言すれば、アップロード時刻になっても、監視情報記憶部に、サーバに送信すべき監視情報が記憶されていない場合には、他のデバイスからの監視情報の収集は行わず、サーバへの監視情報の送信も行わない。したがって、本発明によって、アップロード時刻になっても、他のデバイスからの監視情報の収集、および、サーバへの監視情報の送信を行わない場合を生じさせることができるので、デバイス監視制御装置、すなわち、デバイスからサーバへのアクセス頻度を低減することができる。
上記デバイス監視制御装置において、
前記監視情報収集部は、前記判断部によって、前記監視情報記憶部に、前記送信すべき監視情報が記憶されていないと判断されたときに、前記収集を禁止するようにしてもよい。
本発明では、アップロード時刻になっても、監視情報記憶部に、サーバに送信すべき監視情報が記憶されていないときには、他のデバイスからの監視情報の収集は行わず、サーバへの監視情報の送信も行わない。したがって、デバイス監視制御装置からサーバへのアクセス頻度を低減することができる。
また、本発明のデバイス監視制御装置において、さらに、
当該デバイス監視制御装置が内蔵されたデバイスにおいて、所定のイベントが発生したか否かを判断するイベント発生判断部を備え、
前記監視情報収集部は、さらに、前記イベント発生判断部によって、当該デバイス監視制御装置が内蔵されたデバイスにおいて、前記所定のイベントが発生したと判断されたときに、前記収集を行うようにすることが好ましい。
所定のイベントとしては、例えば、サーバへの通知に緊急性を有する重大なイベントが挙げられる。この重大なイベントとしては、例えば、デバイスをプリンタとした場合、プリントエンジンの故障や、プリントコントローラにおいて色調整が行えないことなどが挙げられる。本発明によって、デバイス監視制御装置からサーバへのアクセス頻度を低減するとともに、デバイスにおいて、例えば、サーバへの通知に緊急性を有するイベントが発生したときには、これを速やかにサーバに通知することができる。
また、本発明のデバイス監視制御装置において、さらに、
当該デバイス監視制御装置が内蔵されたデバイスを識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶部を備え、
前記監視情報収集部は、さらに、前記他のデバイスから、該他のデバイスを識別するための識別情報を収集し、
前記送信部は、前記収集された監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記収集された識別情報、および、前記識別情報記憶部に記憶された識別情報とそれぞれ対応付けて、前記送信を行うようにすることが好ましい。
識別情報としては、例えば、デバイスに付与された名前や、MACアドレスや、IPアドレスや、製造番号などを用いることができる。本発明によって、サーバ側で、各監視情報を出力したデバイスを容易に特定することができる。
また、本発明のデバイス監視制御装置において、さらに、
前記収集された監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、一体的に記録した監視情報ファイルを作成する監視情報ファイル作成部を備え、
前記送信部は、前記監視情報ファイルを、前記サーバに送信するようにすることが好ましい。
こうすることによって、複数のデバイスの監視情報を、サーバに一度に送信することができるので、ネットワークトラフィックの増大を抑制することができる。
また、本発明のデバイス監視制御装置において、さらに、
前記サーバから、前記監視情報の受信が完了したことを示す受信完了応答を受け付ける受信完了応答受付部と、
該受信完了応答に応じて、前記監視情報記憶部に記憶されている、前記サーバに送信済みの前記監視情報を削除する監視情報削除部と、
を備えるようにしてもよい。
こうすることによって、監視情報記憶部に記憶されている監視情報は、全てサーバに送信すべき監視情報となるので、判断部は、監視情報記憶部に、サーバに送信すべき監視情報が記憶されているか否かを容易に判断することができる。
上記デバイス監視制御装置において、
前記送信部は、さらに、前記受信完了応答に応じて、前記監視情報を収集した前記他のデバイスに、前記収集済みの監視情報の削除要求を送信するようにしてもよい。
こうすることによって、他のデバイスは、当該デバイス監視制御装置から受信した削除要求に従って、収集済みの監視情報を削除することができる。そして、他のデバイスが保持する監視情報は、全てサーバに送信すべき監視情報となるので、他のデバイスは、サーバに送信すべき監視情報を保持しているか否かを容易に判断することができる。
本発明のデバイス監視制御装置において、さらに、
前記他のデバイスから、前記送信要求を受け付ける送信要求受付部を備え、
前記送信部は、さらに、前記送信要求に応じて、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記送信要求を送信した前記他のデバイスに送信するようにしてもよい。
こうすることによって、デバイス監視制御装置は、他のデバイスから受け付けた送信要求に従って、送信すべき監視情報を、他のデバイスに送信することができる。
上記デバイス監視制御装置において、さらに、
前記他のデバイスから、前記監視情報の受信が完了したことを示す受信完了応答を受け付ける受信完了応答受付部と、
該受信完了応答に応じて、前記監視情報記憶部に記憶されている、前記他のデバイスに送信済みの監視情報を削除する監視情報削除部と、
を備えるようにしてもよい。
こうすることによって、デバイス監視制御装置は、他のデバイスから受け付けた受信完了応答によって、他のデバイスに送信済みの監視情報を削除することができる。
また、上記送信要求受付部を備えるデバイス監視制御装置において、さらに、
前記他のデバイスから、該他のデバイスに送信済みの前記監視情報の削除要求を受け付ける削除要求受付部と、
該削除要求に応じて、前記監視情報記憶部に記憶されている、前記他のデバイスに送信済みの監視情報を削除する監視情報削除部と、
を備えるようにしてもよい。
こうすることによって、デバイス監視制御装置は、他のデバイスから受け付けた削除要求に従って、他のデバイスに送信済みの監視情報を削除することができる。
本発明は、デバイスの発明として構成することもできる。すなわち、
本発明のデバイスは、
ネットワークに接続されるデバイスであって、
上述したいずれかのデバイス監視制御装置を備えることを要旨とする。
こうすることによって、先に説明したデバイス監視制御装置と同様に、デバイスからサーバへのアクセス頻度を低減することができる。
本発明は、デバイス管理システムの発明として構成することもできる。すなわち、
本発明のデバイス管理システムは、
第1のデバイスと、第2のデバイスと、所定のサーバとを、所定のネットワークを介して、互いに接続することによって構成されたデバイス管理システムであって、
前記第1のデバイスは、該第1のデバイスに関する所定の監視情報を記憶する監視情報記憶部を備えており、
前記第1のデバイスは、予め設定されたタイミングで、前記監視情報記憶部に、前記サーバに送信すべき監視情報が記憶されているか否かを判断し、該判断によって、前記監視情報記憶部に、前記送信すべき監視情報が記憶されていると判断されたときに、前記第2のデバイスに対して、該第2のデバイスが保持する前記監視情報の送信要求を送信し、
前記第2のデバイスは、前記送信要求に応じて、該第2のデバイスが保持する前記送信すべき監視情報を、前記第1のデバイスに送信し、
前記第1のデバイスは、前記第2のデバイスから受信した監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記サーバに送信することを要旨とする。
本発明において、第1のデバイス、および、第2のデバイスには、先に説明した本発明のデバイス監視制御装置が内蔵されている。この場合、あるデバイス(第1のデバイス)において、アップロード時刻になり、監視情報記憶部に、サーバに送信すべき監視情報が記憶されている場合には、他のデバイス(第2のデバイス)から監視情報を収集するので、この他のデバイスにおいて、アップロード時刻になっても、他のデバイスの監視情報記憶部には、サーバに送信すべき監視情報が記憶されている確率が低くなる。他のデバイスは、あるデバイスが既に収集したために、監視情報記憶部に、サーバに送信すべき監視情報が記憶されていない場合には、アップロード時刻になっても、監視情報の収集も、監視情報の送信も行わない。したがって、複数のデバイスからサーバへのアクセス頻度を低減することができる。また、本発明では、監視情報を収集して、サーバに送信するデバイスを固定せずに、いずれのデバイスも監視情報を収集して、サーバに送信する第1のデバイスとなりうるので、稼働中のデバイスが保持する監視情報を確実にサーバに送信することができる。
本発明は、上述した種々の特徴を必ずしも全て備えている必要はなく、その一部を省略したり、適宜、組み合わせたりして構成することができる。本発明は、上述のデバイス監視制御装置や、デバイスや、デバイス管理システムとしての構成の他、デバイス監視制御装置の制御方法や、デバイスの制御方法や、デバイス管理システムの制御方法として構成することもできる。また、これらを実現するコンピュータプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体、そのプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など種々の態様で実現することが可能である。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、デバイス監視装置や、デバイスの動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.デバイス管理システムの構成:
B.第1実施例:
B1.プリンタの構成:
B2.プリンタの動作処理:
B3.FTPコマンド処理:
B4.アップロード処理:
C.第2実施例:
D.第3実施例:
E.第4実施例:
F.変形例:
A.デバイス管理システムの構成:
図1は、本発明の一実施例としてのデバイス管理システム1000の概略構成を示す説明図である。このデバイス管理システム1000は、企業内のローカルエリアネットワークLANと、管理センタの管理サーバSVとを、インターネットINTを介して接続することによって構成されている。ローカルエリアネットワークLANと、インターネットINTとの間には、ファイアウォールFWが設置されており、インターネットINT側からローカルエリアネットワークLANへのアクセスは禁止されている。図示した例では、管理サーバSVに接続されるローカルエリアネットワークLANの数は1つとしたが、これに限られず、任意に設定可能である。
企業内のローカルエリアネットワークLANには、パーソナルコンピュータPCや、複数のプリンタPRT#1〜PRT#nが接続されている(以下、プリンタPRT#1〜PRT#nを総称して、プリンタPRTとも呼ぶ)。図示した例では、パーソナルコンピュータPCの数は1台としたが、これに限られず、任意に設定可能である。
パーソナルコンピュータPCには、文書作成プログラム等のアプリケーションプログラムや、プリンタPRTの動作を制御するためのプリンタドライバなどがインストールされており、パーソナルコンピュータPCから出力された印刷ジョブは、パーソナルコンピュータPCで設定されたいずれかのプリンタPRTに受け渡され、印刷される。
各プリンタPRT#1〜PRT#nには、それぞれカスタムネットワークボードCNB#1〜CNB#nが内蔵されている(以下、カスタムネットワークボードCNB#1〜CNB#nを総称して、カスタムネットワークボードCNBとも呼ぶ)。このカスタムネットワークボードCNBは、ローカルエリアネットワークLANや、インターネットINTを介して、印刷ジョブや、後述する監視情報などの各種データをやり取りするためのネットワークインタフェースである。また、カスタムネットワークボードCNBは、後述するように、プリンタPRTの動作を、印刷ジョブごとに監視し、その監視結果である監視情報を、管理サーバSVに通知する機能を有している。監視情報には、例えば、印刷枚数や、トナーの使用量や、エラー情報などの種々のログデータが含まれる。カスタムネットワークボードCNBは、本発明におけるデバイス監視制御装置に相当する。
管理センタの管理サーバSVは、プリンタPRTに内蔵されたカスタムネットワークボードCNBから通知された監視情報を、図示しないデータベースに格納する。また、管理サーバSVには、ディスプレイDPや、マウスMSや、キーボードKBが接続されており、管理担当者がデータベースに格納された監視情報を閲覧したり、プリンタPRTを管理するための各種設定を行ったりすることができる。
本実施例のデバイス管理システム1000の動作概要は、以下の通りである。各カスタムネットワークボードCNBには、プリンタPRTの監視情報を管理サーバSVに送信(アップロード)すべきアップロード時刻が設定されている。本実施例では、各カスタムネットワークボードCNBには、それぞれ異なるアップロード時刻が設定されているものとする。そして、本実施例では、各プリンタPRTに、プリンタPRTの電源が投入されてから、最初にアップロードを行うべき時刻までの待ち時間と、それ以降周期的にアップロードを行う周期とが設定されており、アップロードは周期的に繰り返して行われる。このアップロード時刻の設定は、プリンタPRTに予め設定されていたり、ユーザが手動で行うようにしてもよいし、乱数を用いたり、管理サーバSV側で指定されたアップロード時刻を、管理サーバSVからダウンロードしたりして、自動で行うようにしてもよい。
いずれかのプリンタPRTにおいて、アップロード時刻になると、そのプリンタPRTは、監視情報を管理サーバSVにアップロードすべきか否かを判断し、アップロードすべきと判断した場合には、他のプリンタPRTに、そのプリンタPRTが保持する監視情報の送信要求を送信する。そして、その応答として、他のプリンタPRTから監視情報を収集して、自ら保持する監視情報と、他のプリンタPRTから収集した監視情報とを、管理サーバSVにアップロードする。つまり、デバイス管理システム1000において、他のプリンタPRTから、監視情報を収集して、管理サーバSVにアップロードするプリンタPRTは、固定されておらず、各プリンタPRTの動作状況に応じて切り替わる。以下、他のプリンタPRTから監視情報を収集して、管理サーバSVに監視情報をアップロードするプリンタPRTを、「代理プリンタ」とも呼び、監視情報を収集されるプリンタPRTを、「被代理プリンタ」とも呼ぶ。図示した例では、プリンタPRT#1が代理プリンタとして機能している場合の監視情報の流れを、破線矢印によって示している。これらの動作の詳細については、後述する。
B.第1実施例:
B1.プリンタの構成:
図2は、プリンタPRTの構成を示す説明図である。プリンタPRTは、印刷を実行するプリンタ本体100と、カスタムネットワークボードCNBとを備えている。そして、プリンタ本体100は、プリンタエンジン110と、プリンタコントローラ120とを備えている。
プリンタコントローラ120は、図示しないCPUや、RAMや、ROMを備えるコンピュータであり、パーソナルコンピュータPCから、カスタムネットワークボードCNBを介して印刷ジョブを受け取り、プリンタエンジン110を制御して、印刷を実行させる。また、プリンタコントローラ120は、監視部122を備えおり、プリンタ本体100に関する種々の監視情報を収集して、MIB(Management Information Base)の形式で保存している。MIBには、プリンタ本体100に関して予め規格で統一的に規定されている情報や、製造者によって独自に規定されている情報が含まれる。
カスタムネットワークボードCNBは、CPU10と、メモリ20と、タイマ30とを備えている。メモリ20は、揮発性メモリと、不揮発性メモリの両方を含んでいる。CPU10は、メモリ制御部12と、判断部14と、アップロードファイル作成部16と、通信制御部18とを備えている。これらの機能ブロックは、CPU10が、図示しないROMに記憶されている所定のコンピュータプログラムを、読み出して実行することによって、ソフトウェア的に構築されている。これらの機能ブロックの少なくとも一部を、ハードウェア的に構成するようにしてもよい。
メモリ制御部12は、メモリ20への種々のデータの書き込みや、読み出しや、削除を行う。メモリ20に記憶されるデータには、後述するように、プリンタコントローラ120から取得した自らの監視情報を記録した監視情報ファイルや、各プリンタPRTから収集した監視情報ファイルや、管理サーバSVに送信すべきアップロードファイルなどが含まれる。メモリ20、および、メモリ制御部12は、本発明における監視情報記憶部、識別情報記憶部、監視情報削除部に相当する。
判断部14は、後述する動作処理や、FTPコマンド処理や、アップロード処理において、種々の判断を行う。判断部14は、本発明における判断部、イベント発生判断部に相当する。
アップロードファイル作成部16は、メモリ20に設定されたスプールディレクトリ22に保存されている監視情報ファイルと、otherディレクトリ24に保存されている監視情報ファイルとを合成して、管理サーバSVに送信するためのアップロードファイルを作成する。アップロードファイル作成部16は、本発明における監視情報ファイル作成部に相当する。
通信制御部18は、通信相手に応じて、通信プロトコルを切り換え、ローカルエリアネットワークLANや、インターネットINTを介して、パーソナルコンピュータPCや、他のプリンタPRTや、管理サーバSVと通信を行う。また、通信制御部18は、プリンタコントローラ120とのデータのやり取りも行う。通信制御部18は、本発明における監視情報収集部、送信部、受信完了応答受付部、送信要求受付部、削除要求受付部に相当する。
タイマ30は、プリンタPRTの電源がオンされてからの時間を計測する。本実施例では、タイマ30は、プリンタPRTの電源がオンされてからの時間の計測、および、電源の投入回数のカウントを行う。
メモリ20には、スプールディレクトリ22と、otherディレクトリ24と、アップロードディレクトリ26とが設定されている。スプールディレクトリ22には、プリンタコントローラ120から受け取った監視情報が、ファイル形式で保存される。otherディレクトリ24には、他のプリンタPRTから収集した監視情報ファイルが保存される。アップロードディレクトリ26には、アップロードファイル作成部16によって作成されたアップロードファイルが保存される。アップロードファイルは、管理サーバSVにアップロードされるファイルである。
図3は、アップロードファイルの生成について示す説明図である。図示するように、スプールディレクトリ22には、監視情報ファイルFa1、Fa2、Fa3が保存されており、otherディレクトリ24には、監視情報ファイルFb1、Fb2、Fb3、Fc1、Fc2、Fc3、...が保存されているものとする。これら各監視情報ファイルには、監視情報とともに、各プリンタPRTの識別情報も記録されている。この識別情報としては、例えば、各プリンタPRTに付与された名前や、MACアドレスや、IPアドレスや、製造番号などを用いることができる。また、各監視情報ファイルには、それぞれ監視情報ファイルが作成され、メモリ20に記憶された時刻も記録されている。
アップロードファイル作成部16は、図示するように、監視情報ファイルFa1、Fa2、Fa3と、監視情報ファイルFb1、Fb2、Fb3、Fc1、Fc2、Fc3、...とを合成して、アップロードファイルFuを作成し、アップロードディレクトリ26に保存する。こうすることによって、複数のプリンタPRTの監視情報を、管理サーバSVに一度に送信することができるので、ネットワークトラフィックの増大を抑制することができる。また、各監視情報ファイルには、プリンタPRTの識別情報も含まれているので、アップロードファイルFuを受信した管理サーバSVは、アップロードファイルFuの内容を解析することによって、各監視情報を出力したプリンタPRTを容易に特定することができる。
B2.プリンタの動作処理:
図4は、プリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。この動作処理は、各プリンタPRTにおいて、電源がオンされると、オフされるまで、カスタムネットワークボードCNBのCPU10が継続して実行する処理である。
まず、CPU10は、他のプリンタ、すなわち、代理プリンタから存在確認を問い合わせるブロードキャストを受信したか否かを判断する(ステップS100)。CPU10は、このブロードキャストを受信すると(ステップS100:YES)、このプリンタPRTを被代理プリンタとして機能させ、ブロードキャストの送信元である代理プリンタに、自らの存在を示す応答を送信する(ステップS110)。ステップS100において、代理プリンタからブロードキャストを受信していない場合には(ステップS100:NO)、ステップS120に進む。
次に、CPU10は、他のプリンタ、すなわち、代理プリンタからFTP接続要求を受信したか否かを判断する(ステップS120)。そして、CPU10は、代理プリンタからFTP接続要求を受信した場合には(ステップS120:YES)、受信したFTPコマンドに応じて、FTPコマンド処理を実行する(ステップS200)。FTPコマンド処理が終了すると、被代理プリンタとしての役割も終了する。FTPコマンド処理については、後述する。ステップS120において、代理プリンタからFTP接続要求を受信していない場合には(ステップS120:NO)、ステップS300に進む。
次に、CPU10は、プリンタ本体100において、重大なイベントが発生したか否かを判断する(ステップS300)。重大なイベントとは、管理サーバSVへの通知に緊急性を有するイベントであり、例えば、プリンタエンジン110の故障や、プリンタコントローラ120において色調整が行えないことなどが挙げられる。この判断は、スプールディレクトリ22に保存される監視情報ファイルの内容に基づいてなされる。CPU10は、プリンタ本体100において、重大なイベントが発生したと判断した場合には(ステップS300:YES)、このプリンタPRTを代理プリンタとして機能させ、アップロード処理を実行する(ステップS400)。こうすることによって、管理サーバSVへの通知に緊急性を有するイベントが発生したときには、これを速やかに管理サーバSVに通知することができる。アップロード処理については、後述する。アップロード処理が終了すると、代理プリンタとしての役割を終了し、ステップS100に戻る。
ステップS300において、プリンタ本体100において、重大なイベントが発生していないと判断した場合には(ステップS300:NO)、CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS310)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS310:NO)、ステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS310:YES)、CPU10は、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在するか否かを判断する(ステップS320)。スプールディレクトリ22に、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在する場合には(ステップS320:YES)、このプリンタPRTを代理プリンタとして機能させ、アップロード処理を実行する(ステップS400)。そして、アップロード処理が終了すると、代理プリンタとしての役割を終了し、ステップS100に戻る。ステップS320において、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在しない場合には(ステップS320:NO)、アップロード処理を行わずに、すなわち、このプリンタPRTを代理プリンタとして機能させることなく、ステップS100に戻る。
B3.FTPコマンド処理:
図5は、図4のステップ200におけるFTPコマンド処理の流れを示す説明図である。この処理は、被代理プリンタのCPU10が実行する処理である。
まず、被代理プリンタのCPU10は、代理プリンタとのFTP接続が切断されたか否かを判断する(ステップS210)。FTP接続が切断された場合には(ステップS210:YES)、FTPコマンド処理を終了する。
ステップS210において、FTP接続が切断されていない場合には(ステップS210:NO)、CPU10は、代理プリンタからFTPコマンドを受信したか否かを判断する(ステップS220)。代理プリンタからFTPコマンドを受信していない場合には(ステップS220:NO)、CPU10は、FTPコマンドを受信するまで待機する。
ステップS220において、代理プリンタからFTPコマンドを受信した場合には(ステップS220:YES)、CPU10は、受信したFTPコマンドが終了コマンドであるか否かを判断する(ステップS230)。代理プリンタから受信したFTPコマンドが終了コマンドでない場合には(ステップS230:NO)、CPU10は、受信したFTPコマンドに対応する処理を実行する(ステップS240)。この処理には、後述するように、監視情報ファイルの転送や、削除などが含まれる。この処理が終了すると、ステップS210に戻る。ステップS230において、代理プリンタから受信したFTPコマンドが終了コマンドである場合には(ステップS230:YES)、CPU10は、代理プリンタとのFTP接続を切断し(ステップS250)、FTPコマンド処理を終了する。そして、被代理プリンタとしての役割を終了する。
B4.アップロード処理:
図6、および、図7は、図4のステップ400におけるアップロード処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、代理プリンタのCPU10が実行する処理である。
まず、代理プリンタのCPU10は、他のプリンタ、すなわち、ローカルエリアネットワークLANに接続されている全ての被代理プリンタに対して、存在確認を問い合わせるブロードキャストを送信する(ステップS410)。そして、CPU10は、いずれかの被代理プリンタから、このブロードキャストに対する応答を受信したか否かを判断する(ステップS420)。いずれの被代理プリンタからもブロードキャストに対する応答を受信しない場合には(ステップS420)、CPU10は、監視情報ファイルの収集を行うべき被代理プリンタが存在しないものと判断し、スプールディレクトリ22に保存されている監視情報ファイルを合成して、アップロードファイルFuを作成し(ステップS440)、このアップロードファイルFuを圧縮して、管理サーバSVにアップロードする(ステップS450)。管理サーバSVへのアップロードファイルFuのアップロードは、セキュリティの確保のため、SSL(Secure Socket Layer)を用いて行う。
ステップS420において、いずれかの被代理プリンタから、ブロードキャストに対する応答を受信した場合には(ステップS420:YES)、そのうちの1つの応答元の被代理プリンタとFTP接続を行い(ステップS430)、FTP接続した被代理プリンタに、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在するか否かを問い合わせて判断する(ステップS432)。CPU10は、FTP接続した被代理プリンタに、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在すると判断した場合には(ステップS432:YES)、その監視情報ファイルの送信要求を送信し、その監視情報ファイルを全てコピーして受信し(ステップS434)、otherディレクトリ24に保存する。そして、CPU10は、FTP接続を切断する(ステップS436)。ステップS432において、FTP接続した被代理プリンタに、管理サーバSVにアップロードすべき監視情報ファイルが存在しないと判断した場合には(ステップS432:NO)、CPU10は、そのままFTP接続を切断する(ステップS436)。
次に、CPU10は、全てのブロードキャストの応答元の被代理プリンタに対して、ステップS430〜S436の処理を行ったか否かを判断する(ステップS438)。ステップS430〜S436の処理を行っていない被代理プリンタが残っている場合には(ステップS438:NO)、ステップS430に戻る。ステップ438において、全てのブロードキャストの応答元の被代理プリンタに対して、ステップS430〜S436の処理を行った場合には(ステップS438:YES)、スプールディレクトリ22に保存されている監視情報ファイルと、otherディレクトリ24に保存されている監視情報ファイルとを合成して、アップロードファイルFuを作成して(ステップS440)、アップロードディレクトリ26の保存し、このアップロードファイルFuを圧縮して、管理サーバSVにアップロードする(ステップS450)。
次に、CPU10は、アップロードに成功したか否かを判断する(ステップS460)。この判断は、管理サーバSVから、アップロードに対する受信完了応答を受信したか否かに基づいて行われる。CPU10は、管理サーバSVから、アップロードに対する受信完了応答を受信した場合には、アップロードが成功したと判断し、受信完了応答を受信しない場合には、アップロードが失敗したと判断する。
ステップS460において、アップロードに成功した場合には、ステップS434において監視情報ファイルを取得した取得元の被代理プリンタのうちの1つとFTP接続を行い(ステップS470)、その被代理プリンタに対して、アップロード済みの監視情報ファイルの削除要求を送信する(ステップS472)。このとき、1つのアップロード済みの監視情報ファイルに対して、1つの削除要求が送信される。この削除要求を受信した被代理プリンタは、削除要求に応じて、監視情報ファイルを削除する。こうすることによって、被代理プリンタのスプールディレクトリ22には、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルのみが残されるので、CPU10は、後に、スプールディレクトリ22に未送信の監視情報ファイルが存在しているか否かを容易に判断することができる。
次に、CPU10は、FTP接続を行っている被代理プリンタについて、全てのアップロード済みの監視情報ファイルについての削除要求を送信したか否かを判断する(ステップS474)。アップロード済みの監視情報ファイルについて、削除要求を送信していない監視情報ファイルが残っている場合には(ステップS474:NO)、ステップS472に戻る。一方、全てのアップロード済みの監視情報ファイルについての削除要求を送信した場合には(ステップS474:YES)、接続を行っている被代理プリンタとのFTP接続を切断する(ステップS476)。
次に、CPU10は、全ての監視情報ファイルの取得元の被代理プリンタに対して、ステップS470〜S474の処理を行ったか否かを判断する(ステップS478)。ステップS470〜S474の処理を行っていない被代理プリンタが残っている場合には(ステップS478:NO)、ステップS470に戻る。一方、全ての被代理プリンタに対してステップS470〜S474の処理を行った場合には(ステップS478:YES)、CPU10は、自身のスプールディレクトリ22に保存されているアップロード済みの監視情報ファイルを削除する(ステップS480)。さらに、CPU10は、アップロードディレクトリ26に保存されているアップロードファイルFu、および、otherディレクトリ24に保存されている被代理プリンタから取得した監視情報ファイルを削除する(ステップS490)。
ステップ460において、アップロードに失敗した場合には(ステップS460:NO)、CPU10は、アップロードディレクトリ26に保存されているアップロードファイルFu、および、otherディレクトリ24に保存されている被代理プリンタから取得した監視情報ファイルを削除し(ステップS490)、スプールディレクトリ22に保存されている監視情報ファイルは、いずれかのプリンタPRTが、アップロード処理を実行するときまで保持する。そして、アップロード処理を終了する。
以上説明した第1実施例のデバイス管理システム1000では、各プリンタPRTは、アップロード時刻になったときに、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルが保存されている場合には、代理プリンタとして機能し、他のプリンタPRTから、監視情報ファイルを収集して、これらを、自らが保持する未送信の監視情報ファイルとともに、管理サーバSVにアップロードする。換言すれば、各プリンタPRTは、アップロード時刻になっても、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルが保存されていない場合には、代理プリンタとして機能せず、すなわち、他のプリンタPRTの監視情報ファイルの収集は行わず、アップロードファイルの管理サーバSVへのアップロードも行わない。したがって、各プリンタPRTから管理サーバSVへのアクセス頻度を低減することができる。
また、第1実施例のデバイス管理システム1000によれば、代理プリンタを固定せずに、いずれのプリンタPRTも代理プリンタとなりうる。そして、いずれかのプリンタPRTが代理プリンタとなって、他の被代理プリンタが保持する監視情報を収集して、それらを確実に管理サーバSVにアップロードすることができる。
C.第2実施例:
第2実施例のデバイス管理システム1000の構成は、第1実施例のデバイス管理システム1000と同じである。また、第2実施例のプリンタPRTの構成も、第1実施例のプリンタPRTと同じである。ただし、第2実施例のプリンタPRTは、カスタムネットワークボードCNBのCPU10によって行われる処理が、第1実施例のプリンタPRTと一部異なる。以下、第1実施例と異なる点について説明する。
図8は、第2実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。図示したフローチャートは、第1実施例における動作処理(図4参照)において、ステップS310の代わりに行う処理である。なお、第2実施例では、代理プリンタは、後述するように、アップロードファイルFuの管理サーバSVへのアップロードが成功したときに、被代理プリンタに対して、アップロード延期要求を送信する。
図4のステップS300において、プリンタ本体100において、重大なイベントが発生していないと判断した場合には(ステップS300:NO)、CPU10は、他のプリンタ、すなわち、代理プリンタからアップロード延期要求を受信したか否かを判断する(ステップS310a)。アップロード延期要求を受信した場合には(ステップS310a:YES)、CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード延期要求の受信時刻Trを、メモリ20に保存する(ステップS312a)。
次に、CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS314a)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS314a:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS314a:YES)、CPU10は、現在時刻Tpがアップロード延期要求を受信した受信時刻Trから所定時間Tcを経過しているか否かを判断する(ステップS316a)。所定時間Tcは、任意に設定可能である。現在時刻Tpがアップロード延期要求を受信した受信時刻Trから所定時間Tcを経過していない場合には(ステップS316a:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、現在時刻Tpがアップロード延期要求を受信した受信時刻Trから所定時間Tcを経過している場合には(ステップS316a:YES)、図4のステップS320に進む。
また、ステップS310aにおいて、代理プリンタからアップロード延期要求を受信していない場合には(ステップS310a:NO)、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS318a)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS318a:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS318a:YES)、図4のステップS320に進む。
図9は、第2実施例におけるアップロード処理の流れを示すフローチャートである。第2実施例におけるアップロード処理は、第1実施例におけるアップロード処理(図6、図7参照)のステップS460以降の処理が、第1実施例におけるアップロード処理と一部異なっている。すなわち、図7におけるステップS478と、ステップS480との間に、ステップS479が挿入されている。他の処理は、第1実施例におけるアップロード処理と同じである。
図6のステップS460において、アップロードに成功した場合には、ステップS434において監視情報ファイルを取得した取得元の被代理プリンタのうちの1つとFTP接続を行い(ステップS470)、その被代理プリンタに対して、アップロード済みの監視情報ファイルの削除要求を送信する(ステップS472)。このとき、1つのアップロード済みの監視情報ファイルに対して、1つの削除要求が送信される。この削除要求を受信した被代理プリンタは、削除要求に応じて、監視情報ファイルを削除する。
次に、CPU10は、FTP接続を行っている被代理プリンタについて、全てのアップロード済みの監視情報ファイルについての削除要求を送信したか否かを判断する(ステップS474)。アップロード済みの監視情報ファイルについて、削除要求を送信していない監視情報ファイルが残っている場合には(ステップS474:NO)、ステップS472に戻る。一方、全てのアップロード済みの監視情報ファイルについての削除要求を送信した場合には(ステップS474:YES)、接続を行っている被代理プリンタとのFTP接続を切断する(ステップS476)。
次に、CPU10は、全ての監視情報ファイルの取得元の被代理プリンタに対して、ステップS470〜S474の処理を行ったか否かを判断する(ステップS478)。ステップS470〜S474の処理を行っていない被代理プリンタが残っている場合には(ステップS478:NO)、ステップS470に戻る。一方、全ての被代理プリンタに対してステップS470〜S474の処理を行った場合には(ステップS478:YES)、CPU10は、監視情報ファイルを取得した取得元の被代理プリンタ全てに、アップロード延期要求を送信する(ステップS479)。こうすることによって、アップロード延期要求を受信した被代理プリンタは、自らに設定されたアップロード時刻になったときに、先に説明したように、アップロード延期要求に基づいて、代理プリンタになるか否かを判断することができる。
次に、CPU10は、スプールディレクトリ22に保存されているアップロード済みの監視情報ファイルを削除する(ステップS480)。さらに、CPU10は、アップロードディレクトリ26に保存されているアップロードファイルFu、および、otherディレクトリ24に保存されている被代理プリンタから取得した監視情報ファイルを削除する(ステップS490)。
ステップ460において、アップロードに失敗した場合には(ステップS460:NO)、CPU10は、アップロードディレクトリ26に保存されているアップロードファイルFu、および、otherディレクトリ24に保存されている被代理プリンタから取得した監視情報ファイルを削除し(ステップS490)、スプールディレクトリ22に保存されている監視情報ファイルは、いずれかのプリンタPRTが、アップロード処理を実行するときまで保持する。そして、アップロード処理を終了する。
以上説明した第2実施例のデバイス管理システム1000では、各プリンタPRTは、アップロード時刻になったときに、代理プリンタから収集延期要求を受け付けてから所定時間Tcが経過していない場合には、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルが存在する場合であっても、まだ、他のプリンタPRTから監視情報ファイルを収集して、管理サーバSVにアップロードする必要はないと判断して、代理プリンタとして機能せず、他のプリンタPRTからの監視情報ファイルの収集、および、アップロードファイルの管理サーバSVへのアップロードを、次回のアップロード時刻になるまで延期する。つまり、第2実施例のデバイス管理システム1000では、なるべく1つのプリンタPRTを、代理プリンタとして機能させ、複数のプリンタPRTが個別にアップロード処理を行うことを回避する。こうすることによって、各プリンタPRTから管理サーバSVへのアクセス頻度を、第1実施例のデバイス管理システム1000よりも低減することができる。
D.第3実施例:
第3実施例のデバイス管理システム1000の構成は、第1実施例のデバイス管理システム1000と同じである。また、第3実施例のプリンタPRTの構成も、第1実施例のプリンタPRTと同じである。ただし、第3実施例のプリンタPRTは、カスタムネットワークボードCNBのCPU10によって行われる処理が、第1実施例のプリンタPRTと一部異なる。以下、第1実施例と異なる点について説明する。
図10は、第3実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。図示したフローチャートは、第1実施例における動作処理(図4参照)において、ステップS310の代わりに行う処理である。なお、第3実施例では、各被代理プリンタは、先に説明した削除要求に応じて、監視情報ファイルの削除を行ったときに、その削除時刻Tdを、メモリ20に保存する。
図4のステップS300において、プリンタ本体100において、重大なイベントが発生していないと判断した場合には(ステップS300:NO)、CPU10は、メモリ20に、削除時刻Tdが保存されているか否かを判断する(ステップS310b)。メモリ20に、削除時刻Tdが保存されている場合には(ステップS310b:YES)、CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS312b)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS312b:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS312b:YES)、CPU10は、現在時刻Tpが削除時刻Tdから所定時間Tcを経過しているか否かを判断する(ステップS314b)。所定時間Tcは、任意に設定可能である。現在時刻Tpが削除時刻Tdから所定時間Tcを経過していない場合には(ステップS314b:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、現在時刻Tpが削除時刻Tdから所定時間Tcを経過している場合には(ステップS314b:YES)、図4のステップS320に進む。
また、ステップS310bにおいて、メモリ20に、削除時刻Tdが保存されていない場合には(ステップS310b:NO)、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS316b)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS316b:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS318:YES)、図4のステップS320に進む。
以上説明した第3実施例のデバイス管理システム1000では、各プリンタPRTは、アップロード時刻になったときに、前回、監視情報ファイルを送信し、その送信済みの監視情報ファイルを削除してから所定時間Tcが経過していない場合には、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルが存在する場合であっても、まだ、他のプリンタPRTから監視情報ファイルを収集して、管理サーバSVにアップロードする必要はないと判断して、代理プリンタとして機能せず、他のプリンタPRTからの監視情報ファイルの収集、および、アップロードファイルの管理サーバSVへのアップロードを、次回のアップロード時刻になるまで延期する。こうすることによっても、各プリンタPRTから管理サーバSVへのアクセス頻度を、第1実施例のデバイス管理システム1000よりも低減することができる。
E.第4実施例:
第4実施例のデバイス管理システム1000の構成は、第1実施例のデバイス管理システム1000と同じである。また、第4実施例のプリンタPRTの構成も、第1実施例のプリンタPRTと同じである。ただし、第4実施例のプリンタPRTは、カスタムネットワークボードCNBのCPU10によって行われる処理が、第1実施例のプリンタPRTと一部異なる。以下、第1実施例と異なる点について説明する。
図11は、第4実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。図示したフローチャートは、第1実施例における動作処理(図4参照)において、ステップS310、および、ステップS320の代わりに行う処理である。なお、第4実施例では、各プリンタPRTは、この動作処理において、スプールディレクトリ22に保存されている各監視情報ファイルの保存時刻を利用する。
図4のステップS300において、プリンタ本体100において、重大なイベントが発生していないと判断した場合には(ステップS300:NO)、CPU10は、タイマ30を参照して、アップロード時刻になったか否かを判断する(ステップS310c)。アップロード時刻になっていない場合には(ステップS310c:NO)、図4のステップS100に戻る。一方、アップロード時刻になった場合には(ステップS310c:YES)、CPU10は、スプールディレクトリ22に、所定時間Tc以上前に保存された監視情報ファイルが存在するか否かを判断する(ステップS312c)。所定時間Tcは、任意に設定可能である。スプールディレクトリ22に、所定時間Tc以上前に保存された監視情報ファイルが存在しない場合には(ステップS312c:NO)、すぐに管理サーバSVに送信すべき監視情報ファイルはないものと判断し、このプリンタPRTを代理プリンタとして機能させずに、図4のステップS100に戻る。一方、スプールディレクトリ22に、所定時間Tc以上前に保存された監視情報ファイルが存在する場合には(ステップS312c:YES)、この監視情報ファイルは、すぐに管理サーバSVに送信すべき監視情報ファイルであると判断し、図4のステップS400に進み、このプリンタPRTを代理プリンタとして機能させて、アップロード処理を行う。
以上説明した第4実施例のデバイス管理システム1000では、各プリンタPRTは、アップロード時刻になったときに、スプールディレクトリ22に、所定時間Tc以上前に保存された未送信の監視情報ファイルが存在していない場合には、未送信の監視情報ファイルが存在する場合であっても、まだ、他のプリンタPRTから監視情報ファイルを収集して、管理サーバSVにアップロードする必要はないと判断して、代理プリンタとして機能せず、他のプリンタPRTからの監視情報ファイルの収集、および、アップロードファイルの管理サーバSVへのアップロードを、次回のアップロード時刻になるまで延期する。つまり、第4実施例のデバイス管理システム1000では、いずれかのプリンタPRTが代理プリンタとしてアップロード処理を行った後の所定時間は、他のプリンタPRTはアップロード処理を行わない。こうすることによっても、各プリンタPRTから管理サーバSVへのアクセス頻度を低減することができる。
F.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形例が可能である。
F1.変形例1:
上記実施例では、各プリンタPRTは、タイマ30を備えるものとしたが、時計を備えるようにしてもよい。また、各プリンタPRTは、インターネットINT上に設置されたいわゆるNTPサーバから、必要に応じて時刻を取得するようにしてもよい。
F2.変形例2:
上記実施例では、全てのプリンタPRTが、カスタムネットワークボードCNBを備え、代理プリンタとして機能しうるものとしたが、少なくとも2台のプリンタPRTが、このPRTを代理プリンタとして機能させるカスタムネットワークボードCNBを備えるようにすればよい。この場合、プリンタを代理プリンタとして機能させるカスタムネットワークボードCNBを備えない他のプリンタは、代理プリンタからの要求に応じて、監視情報ファイルの転送や、削除等を行う機能を備えるようにすればよい。
F3.変形例3:
上記実施例では、被代理プリンタは、代理プリンタからの削除要求に応じて、送信済みの監視情報ファイルの削除を行うものとしたが、受信完了応答に応じて、送信済みの監視情報ファイルを削除するようにしてもよい。
F4.変形例4:
上記第3実施例では、各プリンタPRTは、監視情報ファイルの削除時刻Tdを、メモリ20に記憶し、この削除時刻Tdに基づいて、アップロード処理を行うか否かの判断を行ったが、これに限られない。削除時刻Tdの代わりに、例えば、監視情報ファイルを代理プリンタに送信した時刻や、代理プリンタから、監視情報ファイルの受信応答を受信した時刻や、削除要求を受信した時刻に基づいて、アップロード処理を行うか否かを判断するようにしてもよい。
F5.変形例5:
上記第2ないし第4実施例では、プリンタPRTの動作処理において、スプールディレクトリ22に、管理サーバSVに未送信の監視情報ファイルが存在するか否かを判断したが、この判断を行わないようにしてもよい。
F6.変形例6:
上記実施例では、ネットワークに接続されるプリンタPRTに、本発明のデバイス監視制御装置を適用した例を示したが、これに限られない。例えば、スキャナや、プロジェクタや、オーディオ装置や、家電機器や、クライアントコンピュータや、PDA(Personal Digital Assistance)など、ネットワークに接続されて利用される種々のデバイスに、本発明のデバイス監視制御装置を適用するようしにてもよい。
本発明の一実施例としてのデバイス管理システム1000の概略構成を示す説明図である。 プリンタPRTの構成を示す説明図である。 アップロードファイルの生成について示す説明図である。 プリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。 FTPコマンド処理の流れを示す説明図である。 アップロード処理の流れを示すフローチャートである。 アップロード処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施例におけるアップロード処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。 第4実施例におけるプリンタPRTの動作処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1000...デバイス管理システム
10...CPU
12...メモリ制御部
14...判断部
16...アップロードファイル作成部
18...通信制御部
20...メモリ
22...スプールディレクトリ
24...otherディレクトリ
26...アップロードディレクトリ
30...タイマ
100...プリンタ本体
110...プリンタエンジン
120...プリンタコントローラ
122...監視部
PC...パーソナルコンピュータ
PRT...プリンタ
CNB...カスタムネットワークボード
SV...管理サーバ
DP...ディスプレイ
KB...キーボード
MS...マウス
INT...インターネット
LAN...ローカルエリアネットワーク
FW...ファイアウォール

Claims (16)

  1. 所定のネットワークに接続されるデバイスに内蔵され、該デバイスに関する所定の監視情報を、前記ネットワークに接続された所定のサーバに送信するデバイス監視制御装置であって、
    前記監視情報を記憶する監視情報記憶部と、
    予め設定されたタイミングで、前記監視情報記憶部に、前記サーバに送信すべき前記監視情報が記憶されているか否かを判断する判断部と、
    該判断部によって、前記監視情報記憶部に、前記送信すべき監視情報が記憶されていると判断されたときに、前記ネットワークに接続された他のデバイスに対して、該他のデバイスが保持する前記送信すべき監視情報の送信要求をそれぞれ送信し、該送信要求の応答として、前記他のデバイスから、それぞれ前記送信すべき監視情報を収集する監視情報収集部と、
    該収集された監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記サーバに送信する送信部と、
    を備えるデバイス監視制御装置。
  2. 請求項1記載のデバイス監視制御装置であって、
    前記監視情報収集部は、前記判断部によって、前記監視情報記憶部に、前記送信すべき監視情報が記憶されていないと判断されたときに、前記収集を禁止する、
    デバイス監視制御装置。
  3. 請求項1記載のデバイス監視制御装置であって、さらに、
    当該デバイス監視制御装置が内蔵されたデバイスにおいて、所定のイベントが発生したか否かを判断するイベント発生判断部を備え、
    前記監視情報収集部は、さらに、前記イベント発生判断部によって、当該デバイス監視制御装置が内蔵されたデバイスにおいて、前記所定のイベントが発生したと判断されたときに、前記収集を行う、
    デバイス監視制御装置。
  4. 請求項1記載のデバイス監視制御装置であって、さらに、
    当該デバイス監視制御装置が内蔵されたデバイスを識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶部を備え、
    前記監視情報収集部は、さらに、前記他のデバイスから、該他のデバイスを識別するための識別情報を収集し、
    前記送信部は、前記収集された監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記収集された識別情報、および、前記識別情報記憶部に記憶された識別情報とそれぞれ対応付けて、前記送信を行う、
    デバイス監視制御装置。
  5. 請求項1記載のデバイス監視制御装置であって、さらに、
    前記収集された監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、一体的に記録した監視情報ファイルを作成する監視情報ファイル作成部を備え、
    前記送信部は、前記監視情報ファイルを、前記サーバに送信する、
    デバイス監視制御装置。
  6. 請求項1記載のデバイス監視制御装置であって、さらに、
    前記サーバから、前記監視情報の受信が完了したことを示す受信完了応答を受け付ける受信完了応答受付部と、
    該受信完了応答に応じて、前記監視情報記憶部に記憶されている、前記サーバに送信済みの前記監視情報を削除する監視情報削除部と、
    を備えるデバイス監視制御装置。
  7. 請求項6記載のデバイス監視制御装置であって、
    前記送信部は、さらに、前記受信完了応答に応じて、前記監視情報を収集した前記他のデバイスに、前記収集済みの監視情報の削除要求を送信する、
    デバイス監視制御装置。
  8. 請求項1記載のデバイス監視制御装置であって、さらに、
    前記他のデバイスから、前記送信要求を受け付ける送信要求受付部を備え、
    前記送信部は、さらに、前記送信要求に応じて、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記送信要求を送信した前記他のデバイスに送信する、
    デバイス監視制御装置。
  9. 請求項8記載のデバイス監視制御装置であって、さらに、
    前記他のデバイスから、前記監視情報の受信が完了したことを示す受信完了応答を受け付ける受信完了応答受付部と、
    該受信完了応答に応じて、前記監視情報記憶部に記憶されている、前記他のデバイスに送信済みの監視情報を削除する監視情報削除部と、
    を備えるデバイス監視制御装置。
  10. 請求項8記載のデバイス監視制御装置であって、さらに、
    前記他のデバイスから、該他のデバイスに送信済みの前記監視情報の削除要求を受け付ける削除要求受付部と、
    該削除要求に応じて、前記監視情報記憶部に記憶されている、前記他のデバイスに送信済みの監視情報を削除する監視情報削除部と、
    を備えるデバイス監視制御装置。
  11. ネットワークに接続されるデバイスであって、
    請求項1ないし10のいずれかに記載のデバイス監視制御装置を備える、
    デバイス。
  12. 第1のデバイスと、第2のデバイスと、所定のサーバとを、所定のネットワークを介して、互いに接続することによって構成されたデバイス管理システムであって、
    前記第1のデバイスは、該第1のデバイスに関する所定の監視情報を記憶する監視情報記憶部を備えており、
    前記第1のデバイスは、予め設定されたタイミングで、前記監視情報記憶部に、前記サーバに送信すべき監視情報が記憶されているか否かを判断し、該判断によって、前記監視情報記憶部に、前記送信すべき監視情報が記憶されていると判断されたときに、前記第2のデバイスに対して、該第2のデバイスが保持する前記送信すべき監視情報の送信要求を送信し、
    前記第2のデバイスは、前記送信要求に応じて、該第2のデバイスが保持する前記送信すべき監視情報を、前記第1のデバイスに送信し、
    前記第1のデバイスは、前記第2のデバイスから受信した監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記サーバに送信する、
    デバイス管理システム。
  13. 所定のネットワークに接続されるデバイスに内蔵され、該デバイスに関する所定の監視情報を、前記ネットワークに接続された所定のサーバに送信するデバイス監視制御装置の制御方法であって、
    (a)前記監視情報を、該監視情報を記憶するための監視情報記憶部に記憶する工程と、
    (b)予め設定されたタイミングで、前記監視情報記憶部に、前記サーバに送信すべき前記監視情報が記憶されているか否かを判断する工程と、
    (c)該判断によって、前記監視情報記憶部に、前記送信すべき監視情報が記憶されていると判断されたときに、前記ネットワークに接続された他のデバイスに対して、該他のデバイスが保持する前記送信すべき監視情報の送信要求をそれぞれ送信し、該送信要求の応答として、前記他のデバイスから、それぞれ前記送信すべき監視情報を収集する工程と、
    (d)該収集された監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記サーバに送信する工程と、
    を備える制御方法。
  14. 第1のデバイスと、第2のデバイスと、所定のサーバとを、所定のネットワークを介して、互いに接続することによって構成されたデバイス管理システムの制御方法であって、
    前記第1のデバイスは、該第1のデバイスに関する所定の監視情報を記憶するための監視情報記憶部を備えており、
    (a)前記第1のデバイスにおいて、予め設定されたタイミングで、前記監視情報記憶部に、前記サーバに送信すべき監視情報が記憶されているか否かを判断する工程と、
    (b)該判断によって、前記監視情報記憶部に、前記送信すべき監視情報が記憶されていると判断されたときに、前記第1のデバイスから、前記第2のデバイスに対して、該第2のデバイスが保持する前記送信すべき監視情報の送信要求を送信する工程と、
    (c)前記第2のデバイスにおいて、前記送信要求に応じて、該第2のデバイスが保持する前記送信すべき監視情報を、前記第1のデバイスに送信する工程と、
    (d)前記第1のデバイスにおいて、前記第2のデバイスから受信した監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記サーバに送信する工程と、
    を備える制御方法。
  15. 所定のネットワークに接続されるデバイスに内蔵され、該デバイスに関する所定の監視情報を、前記ネットワークに接続された所定のサーバに送信するデバイス監視制御装置を制御するためのコンピュータプログラムであって、
    前記監視情報を、該監視情報を記憶するための監視情報記憶部に記憶する機能と、
    予め設定されたタイミングで、前記監視情報記憶部に、前記サーバに送信すべき前記監視情報が記憶されているか否かを判断する機能と、
    該判断によって、前記監視情報記憶部に、前記送信すべき監視情報が記憶されていると判断されたときに、前記ネットワークに接続された他のデバイスに対して、該他のデバイスが保持する前記送信すべき監視情報の送信要求をそれぞれ送信し、該送信要求の応答として、前記他のデバイスから、それぞれ前記送信すべき監視情報を収集する機能と、
    該収集された監視情報、および、前記監視情報記憶部に記憶された前記送信すべき監視情報を、前記サーバに送信する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  16. 請求項15記載のコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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