JP6080420B2 - プリント装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明はロール状の連続シートを用いてプリントを行うプリント装置および方法に関する。
ラボプリント等の大量のプリントにはロール状の連続シートが用いられる。ユーザがロール状の連続シートをセットし、プリント装置がそれを給紙し、プリントを行った後にカッタでカットしてからソータに排出する、というプリント装置が存在する。
インクジェット方式のプリントヘッドにおいては、使用頻度の低いノズルがインク詰まり等によりインク吐出不良になることがある。このような不吐ノズルの発生を防ぐために、定期的なヘッドメンテナンスが必要である。連続シートに複数の画像を順次プリントする場合にも、所定の枚数の画像をプリントするごとに全てのノズルからインクを吐出させて保守パターンをシートに形成する、定期的なヘッドメンテナンスを実行することが望ましい。
特許文献1に開示されるプリント装置では、画像をプリントするページの間にヘッドメンテナンスのための不吐監視パターンや予備吐出パターンをプリントしている。以後、予備吐出パターン、不吐監視パターン、カットマークパターンなどの、ユーザが指示した画像以外のプリントの種類を総称して保守パターンと呼ぶ。
特開2011−240492号公報
連続シートに複数の画像をプリントして、画像ごとにカットしてから排出する装置では、何らかの原因でシートが詰まってしまった場合(以下、紙ジャムという)に次のような課題がある。
シートの給紙から排紙までのどこか1箇所でも紙ジャムが発生した場合、全体のシート搬送を止める必要がある。するとシートの搬送路にはカットされたシート片(カットシート)が断続的に残される。ユーザは残されたシートを取り除かなくてはならないが、全てのシートを取り除いたつもりでもシートが残っている場合がある。シート片は搬送路上に有る場合ばかりではなく、思わぬ場所に詰まっている場合が多いためである。そのような状態で回復動作を行うと再びエラーとなってしまうばかりではなく、さらにひどい紙ジャムになってしまう可能性もある。
全てのシート片を確実に取り除くためには、搬送路に何枚のシート片が残されているかをユーザに認識させることが有効である。
本発明は上述の課題の認識に基づいてなされたものである。本発明の目的は、連続シートへの画像のプリント中に紙ジャムが発生した際に、ユーザに紙ジャムで処理すべき枚数を認識させる手法を提供することある。
上記課題を解決するための本発明のプリント装置は、連続シートに複数の画像および保守パターンをプリントするプリント手段と、連続シートを画像ごと、保守パターンごとに裁断する裁断手段と、を有し、連続シートの搬送方向において前記裁断手段よりも上流に配置された前記プリント手段が、前記裁断手段の裁断により得られるシートの数をカウントした値を示す情報を、連続シート上の前記保守パターンに割当てられた領域内の余白領域にプリントし、前記裁断手段により裁断されたカットシートを排出させることを特徴とする。
本発明によれば、連続シートに複数の画像をプリントする際に、最終的なプリント物には影響が無い部分にカットシートの枚数を示す情報を記録する。紙ジャムが発生した際には、ユーザはシート片に記録されている情報を見れば、経路上に残ったカットシートを確実に取り除くことができる可能性が高まる。
プリント装置の内部構成を示す断面の概略図である。 制御部の電気構成を示すブロック図である。 搬送路の分類を示す図である。 プリントのパターンを示す図である。 単位画像の例を示す図である。 保守パターンの例を示す図である。 プリント処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 第2および第3の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 第4の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態の動作のプリント例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、インクジェット方式を用いたプリント装置の実施形態を説明する。本例のプリント装置は、長尺で連続したシート(搬送方向において繰り返しのプリント単位(1ページあるいは単位画像という)の長さよりも長い連続シート)を使用し、片面プリントおよび両面プリントの両方に対応した高速ラインプリンタである。例えば、プリントラボ等における大量の枚数のプリントの分野に適している。なお、本明細書では、1つのプリント単位(1ページ)の領域内に複数の小さな画像や文字や空白が混在していたとしても、当該領域内に含まれるものをまとめて1つの単位画像という。つまり、単位画像とは、連続したシートに複数のページを順次プリントする場合の1つのプリント単位(1ページ)を意味する。なお、単位画像といわずに単に画像という場合もある。プリントする画像サイズに応じて単位画像の長さは異なる。例えばL版サイズの写真ではシート搬送方向の長さは135mm、A4サイズではシート搬送方向の長さは297mmとなる。本発明はプリンタ、プリンタ複合機、複写機、ファクシミリ装置、各種デバイスの製造装置など、インクを用いて乾燥が必要なプリント装置に広く適用可能である。
図1はプリント装置の内部構成を示す断面の概略図である。本実施形態のプリント装置は、ロール状に巻かれたシートを用いて、シートの第1面と第1面の背面側の第2面に両面プリントすることが可能となっている。プリント装置内部には、大きくは、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、プリント部4、検査部5、カッタ部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、ソータ部11、排出部12、制御部13の各ユニットを備える。排出部12はソータ部11を含んで排出処理を行なうユニットを指す。シートは、図中の実線で示したシート搬送経路に沿ってローラ対やベルトからなる搬送機構で搬送され、各ユニットで処理がなされる。なお、シート搬送経路の任意の位置において、シート供給部1に近い側を「上流」、その逆側を「下流」という。
シート供給部1は、ロール状に巻かれた連続シートを保持して供給するためのユニットである。シート供給部1は、2つのロールR1、R2を収納することが可能であり、択一的にシートを引き出して供給する構成となっている。なお、収納可能なロールは2つであることに限定はされず、1つ、あるいは3つ以上を収納するものであってもよい。また、連続したシートであれば、ロール状に巻かれたものに限らない。例えば、単位長さごとのミシン目が付与された連続したシートがミシン目ごとに折り返されて積層され、シート供給部1に収納されるものでもよい。
デカール部2は、シート供給部1から供給されたシートのカール(反り)を軽減させるユニットである。デカール部2では、1つの駆動ローラに対して2つのピンチローラを用いて、カールの逆向きの反りを与えるようにシートを湾曲させて通過させることでデカール力を作用させてカールを軽減させる。
斜行矯正部3は、デカール部2を通過したシートの斜行(本来の進行方向に対する傾き)を矯正するユニットである。基準となる側のシート端部をガイド部材に押し付けることにより、シートの斜行が矯正される。斜行矯正部3では、搬送されるシートにループが形成される。
プリント部4は、搬送されるシートに対して上方からプリントヘッド14によりシート上にプリント処理を行なって画像を形成するシート処理部である。つまり、プリント部4はシートに所定の処理を行なう処理部である。プリント部4は、シートを搬送する複数の搬送ローラも備えている。プリントヘッド14は、使用が想定されるシートの最大幅をカバーする範囲でインクジェット方式のノズル列が形成されたライン型プリントヘッドを有する。プリントヘッド14は、複数のプリントヘッドが搬送方向に沿って平行に並べられている。本例ではC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、LC(ライトシアン)、LM(ライトマゼンタ)、G(グレー)、K(ブラック)の7色に対応した7つのプリントヘッドを有する。なお、色数およびプリントヘッドの数は7つには限定はされない。インクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。各色のインクは、インクタンクからそれぞれインクチューブを介してプリントヘッド14に供給される。
検査部5は、プリント部4でシートにプリントされた検査パターンや画像をスキャナによって光学的に読み取って、プリントヘッドのノズルの状態、シート搬送状態、画像位置等を検査して画像が正しくプリントされたかを判定するためのユニットである。スキャナはCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを有する。
カッタ部6は、プリント後のシートを所定長さに切断する機械的なカッタ18を備えたユニットである。カッタ部6はさらに、シート上に記録されているカットマークを光学的に検出するカットマークセンサとシートを次工程に送り出すための複数の搬送ローラも備えている。カッタ部6の近傍にはゴミ箱19が設けられている。ゴミ箱19は、カッタ部6で切り落とされゴミとして排出される小さなシート片を収容するものである。カッタ部6には、切断したシートをゴミ箱19に排出するか、本来の搬送経路に移行させるかの振り分け機構が設けられている。
情報記録部7は、シートのプリント部4による成果物のプリント対象面とは反対の面である裏面に、シリアル番号や日付などのプリント情報(固有の情報)を記録するユニットである。記録はインクジェット方式、熱転写方式などで文字やコードをプリントすることで行なわれる。
乾燥部8は、プリント部4でプリントされたシートを加熱して、付与されたインクを短時間に乾燥させるためのユニットである。乾燥部8の内部では通過するシートに対して少なくとも下面側から熱風を付与してインク付与面を乾燥させる。なお、乾燥方式は熱風を付与する方式に限らず、電磁波(紫外線や赤外線など)をシート表面に照射する方式であってもよい。
以上のシート供給部1から乾燥部8までのシート搬送経路を第1経路と称する。第1経路はプリント部4から乾燥部8までの間にUターンする形状を有し、カッタ部6はUターンの形状の途中に位置している。
反転部9は両面プリントを行う際に表面プリントが終了した連続シートを一時的に巻き取って表裏反転させるためのユニットである。反転部9は、乾燥部8を通過したシートを再びプリント部4に供給するための、乾燥部8からデカール部2を経てプリント部4に到る経路(ループパス)(第2経路と称する)の途中に設けられている。反転部9はシートを巻き取るための回転する巻取回転体(ドラム)を備えている。表面のプリントが済んで切断されていない連続シートは巻取回転体に一時的に巻き取られる。巻き取りが終わったら、巻取回転体が逆回転して巻き取り済みシートは巻き取りのときとは逆順に送り出されてデカール部2に供給され、プリント部4に送られる。このシートは表裏反転しているのでプリント部4で裏面にプリントを行うことができる。シート供給部1を第1のシート供給部とすると、反転部9は第2のシート供給部とみなすことができる。
排出搬送部10は、カッタ部6で切断され乾燥部8で乾燥させられたシートを搬送して、ソータ部11までシートを受け渡すためのユニットである。排出搬送部10は、反転部9が設けられた第2経路とは異なる経路(第3経路と称する)に設けられている。第1経路を搬送されてきたシートを第2経路と第3経路のいずれか一方に選択的に導くために、経路の分岐位置(「排出分岐位置」と呼ぶ。)には可動フラッパを有する経路切替機構が設けられている。
ソータ部11を含む排出部12は、シート供給部1の側部で且つ第3経路の末端に設けられている。ソータ部11は必要に応じてプリント済みシートをグループ毎に仕分けるためのユニットである。仕分けられたシートは排出部12が有する複数のトレイに排出される。このように、第3経路はシート供給部1の下方を通過して、シート供給部1を挟んでプリント部4や乾燥部8とは逆側にシートを排出するレイアウトとなっている。
以上のように、シート供給部1から乾燥部8までが第1経路に順に設けられている。乾燥部8の先は第2経路と第3経路に分岐され、第2経路は途中に反転部9が設けられ反転部9の先は第1経路に合流する。第3経路の末端には排出部12が設けられている。
制御部13は、プリント装置全体の各部の制御を司るユニットである。制御部13は、CPU、記憶装置、各種制御部を備えたコントローラ、外部インターフェース、およびユーザが入出力を行なう操作部15を有する。プリント装置の動作は、コントローラまたはコントローラに外部インターフェースを介して接続されるホストコンピュータ等のホスト装置16からの指令に基づいて制御される。
図2は制御部13の概念を示すブロック図である。制御部13に含まれるコントローラ(破線で囲んだ範囲)は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、画像処理部207、エンジン制御部208、個別ユニット制御部209から構成される。CPU201(中央演算処理部)はプリント装置の各ユニットの動作を統合的に制御する。ROM202はCPU201が実行するためのプログラムやプリント装置の各種動作に必要な固定データを格納する。RAM203はCPU201のワークエリアとして用いられたり、種々の受信データの一時格納領域として用いられたり、各種設定データを記憶させたりする。連続シートを裁断した枚数もここで記憶する。HDD204(ハードディスク)はCPU201が実行するためのプログラム、プリントデータ、プリント装置の各種動作に必要な設定情報を記憶読出することが可能である。操作部15はユーザとの入出力インターフェースであり、ハードキーやタッチパネルの入力部、および情報を提示するディスプレイや音声発生器などの出力部を含む。
高速なデータ処理が要求されるユニットについては専用の処理部が設けられている。画像処理部207は、プリント装置で扱うプリントデータの画像処理を行う。入力された画像データの色空間(たとえばYCbCr)を、標準的なRGB色空間(たとえばsRGB)に変換する。また、画像データに対し解像度変換、画像解析、画像補正等、様々な画像処理が必要に応じて施される。これらの画像処理によって得られたプリントデータは、RAM203またはHDD204に格納される。エンジン制御部208は、CPU201等から受信した制御コマンドに基づいてプリントデータに応じてプリント部4のプリントヘッド14の駆動制御を行なう。エンジン制御部208は更にプリント装置内の各部の搬送機構の制御も行なう。個別ユニット制御部209は、シート供給部1、デカール部2、斜行矯正部3、検査部5、カッタ部6、情報記録部7、乾燥部8、反転部9、排出搬送部10、ソータ部11、排出部12の各ユニットを個別に制御するためのサブコントローラである。CPU201による指令に基づいて個別ユニット制御部209によりそれぞれのユニットの動作が制御される。外部インターフェース205は、コントローラをホスト装置16に接続するためのインターフェース(I/F)であり、ローカルI/FまたはネットワークI/Fである。以上の構成要素はシステムバス210によって接続されている。
ホスト装置16は、プリント装置にプリントを行わせるための画像データの供給源となる装置である。ホスト装置16は、汎用または専用のコンピュータであってもよいし、画像リーダ部を有する画像キャプチャ、デジタルカメラ、フォトストレージ等の専用の画像機器であってもよい。ホスト装置16がコンピュータの場合は、コンピュータに含まれる記憶装置にOS、画像データを生成するアプリケーションソフトウェア、プリント装置用のプリンタドライバがインストールされる。なお、以上の処理の全てをソフトウェアで実現することは必須ではなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
次に、プリント時の基本動作について説明する。プリントは、片面プリントモードと両面プリントモードとでは動作が異なるので、それぞれについて説明する。
片面プリントモードでは、シート供給部1から供給され、デカール部2、斜行矯正部3でそれぞれ処理されたシートは、プリント部4において表面(第1面)のプリントがなされる。長尺の連続シートに対して、搬送方向における所定の単位長さの画像(単位画像)を順次プリントして複数の画像を並べて形成していく。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において単位画像ごとに切断される。切断されたカットシートは、必要に応じて情報記録部7でシートの裏面にプリント情報が記録される。そして、カットシートは1枚ずつ乾燥部8に搬送され乾燥が行なわれる。その後、排出搬送部10を経由して、ソータ部11の排出部12に順次排出され積載されていく。一方、最後の単位画像の切断でプリント部4の側に残されたシートはシート供給部1に送り戻されて、シートがロールR1またはR2に巻き取られる。このように、片面プリントにおいては、シートは第1経路と第3経路を通過して処理され、第2経路は通過しない。
一方、両面プリントモードでは、表面(第1面)プリントシーケンスに次いで、裏面(第2面)プリントシーケンスを実行する。最初の表面プリントシーケンスでは、シート供給部1から検査部5までの各ユニットでの動作は上述の片面プリントの動作と同じである。カッタ部6では切断動作は行わずに、連続シートのまま乾燥部8に搬送される。乾燥部8での表面のインク乾燥の後、排出搬送部10の側の経路(第3経路)ではなく、反転部9の側の経路(第2経路)にシートが導かれる。第2経路においてシートは、順方向(図面では反時計回り方向)に回転する反転部9の巻取回転体に巻き取られていく。プリント部4において、予定された表面のプリントが全て終了すると、カッタ部6にて連続シートのプリント領域の後端が切断される。切断位置を基準に、搬送方向下流側(プリントされた側)の連続シートは乾燥部8を経て反転部9でシート後端(切断位置)まで全て巻き取られる。一方、反転部9での巻取りと同時に、切断位置よりも搬送方向上流側(プリント部4の側)に残された連続シートは、シート先端(切断位置)がデカール部2に残らないように、シート供給部1に送り戻されて、シートがロールR1またはR2に巻き取られる。この送り戻し(バックフィード)によって、以下の裏面プリントシーケンスで再び供給されるシートとの衝突が避けられる。
上述の表面プリントシーケンスの後に、裏面プリントシーケンスに切り替わる。反転部9の巻取回転体が巻き取り時とは逆方向(図面では時計回り方向)に回転する。巻き取られたシートの端部(巻き取り時のシート後端は、送り出し時にはシート先端になる)は、図の破線の経路に沿ってデカール部2に送り込まれる。デカール部2では巻取回転体で付与されたカールの矯正がなされる。つまり、デカール部2は第1経路においてシート供給部1とプリント部4の間、ならびに第2経路において反転部9とプリント部4の間に設けられて、いずれの経路においてもデカールの働きをする共通のユニットとなっている。シートの表裏が反転したシートは、斜行矯正部3を経て、プリント部4に送られて、シートの裏面にプリントが行なわれる。プリントされたシートは検査部5を経て、カッタ部6において予め設定されている所定の単位長さ毎に切断される。カットシートは1枚ずつ乾燥部8に搬送され、排出搬送部10を経由して、排出部12のソータ部11に順次排出され積載されていく。このように、両面プリントにおいてはシートは第1経路、第2経路、第1経路、第3経路の順に通過して処理される。
図3は、プリント装置内の経路において、どのシート片がどのように通過するかを説明するための図である。プリント部4で単位画像や保守パターンのプリントが行われた
連続シートは、経路内においてカッタ18までは連続シートの形態のまま搬送され、カッタ18で、単位画像および保守パターンそれぞれのシート片に裁断される。図3に示す経路301では、単位画像および保守パターンの全てのシート片が搬送される。これらのシート片がゴミ箱19に達した時、所定長以下の長さの保守パターンのシート片は、ゴミ箱19に捨てられる。本実施形態では、保守パターンのうちカットマークパターン(図6(b))および不吐監視パターン(図6(c))のシート片はゴミ箱に捨てられる。また、保守パターンのうち予備吐出パターン(図6(a))および回復処理パターン(図6(d))のシート片、ならびに単位画像のシート片は、経路302に進む。シート片が経路302を経過して不用紙排出部20に達した時、所定長以上の長さの保守パターンのシート片、および単位画像ではあるが検査部5で画像が正しくプリントされていないと判定された画像のシート片は排出される。正しくプリントされた単位画像のシート片のみが経路303に進み、ソータ部11に排出される。
図4は、連続シートに単位画像および保守パターンを順次プリントする並び順を図示化したものである。プリント順序400は連続シートにプリントされる順番を示している。プリントの種類には、単位画像の他に、保守パターン(不吐監視パターン、予備吐出パターン、回復処理パターン、カットマークパターン)がある。図4の例では、シート先端から順に、予備吐出パターン401、カットマークパターン402、単位画像1(403)、・・・単位画像6(417)という並びになっている。保守パターンは一定の順序でプリントされるのだが、インクが正しく吐出されない不吐が発生した場合は不吐監視パターンや回復処理パターンが多くなるので、ユーザは必ずしもパターンを認識することはできない。
図5は、単位画像の例を示した図である。図5(a)は、単位画像の全面に画像がプリントされているパターンである「フチ無し」を示す。フチ無し画像は、画像に隣接する余白領域が無いため裁断番号をプリントすることはできない。図5(b)は、単位画像がプリントされている周りに白いフチが形成されているパターンである「フチ有り」を示す。フチ有り画像は、写真をプリントする場合に用いられたり、裁断されることを前提にプリントされたりする。白いフチの部分は画像とは関係が無いため、裁断番号503(本例では、「5」)をプリントすることができる。第1の実施形態ではフチ有りの場合に裁断番号をプリントするが、使用用途によってはプリントしない設定にしてもよい。図5(c)は、見当標であるトンボマーク505が付加されているパターンである「トンボマーク有り」を示す。トンボマーク有り画像は、四隅が裁断されて除去されることが前提であるため、除去される部分に裁断番号506(本例では、「7」)をプリントすることができる。
図6は、保守パターンの例を示した図である。図6(a)は、プリントしない期間が続いた後にプリントされるパターンであり主にプリントの先頭でプリントされる「予備吐出パターン」を示す。本例では、予備吐出パターンの全貌601のうちの余白領域に、裁断番号602(本例では、「1」)がプリントされている。予備吐出パターンの作り方によっては余白領域を確保できない場合もあるので、その時は裁断番号602をプリントしないケースにしてもよい。図6(b)は、カッタ部6のカットマークセンサが読みとるためのパターンの例である「カットマークパターン」を示す。本例のカットマークパターンの全貌603には余白領域が十分にあるので、裁断番号604(本例では、「2」)をプリントすることができる。図6(c)は、検査部5が検査をするために用いるパターンである「不吐監視パターン」を示す。本例の不吐監視パターンの全貌605には余白領域が十分にあるので、裁断番号606(本例では、「9」)をプリントすることができる。図6(d)は、不吐が見つかった時に回復を行うためのパターンである「回復処理パターン」を示す。プリントされた回復処理パターンは、検査部5で不吐が回復されたか否かがチェックされるため、回復処理パターンに、毎回変化する裁断番号をプリントすることはできない。
第1の実施形態では、プリントの種類が単位画像か保守パターンかによって裁断番号をプリントするかしないかを判断するプリントフローを説明する。
まず、図7(a)および(b)を用いて、シートの片面にプリントを行う片面プリントフローを説明する。図7(a)は、給紙からプリントが終わるまでのフローを表しており、図7(b)は、裁断から排出までのフローを示している。図7(a)のフローによりプリントされた連続シートがカッタ部6に達した瞬間のタイミングで、図7(b)のフローが開始される。
図7(a)のステップS701においてプリントが開始され、ステップS702に進む。ステップS702では、プリント装置は裁断枚数のカウント値を0(ゼロ)にリセットしてから、シート供給部1を用いて連続シートを給紙して、ステップS703に進む。ステップS703では、プリント装置はプリント部4を用いて連続シート上に所望のパターンをプリントして、ステップS704に進む。ステップS703については、図8を用いて後ほどより詳細に説明する。
ステップS704では、裁断枚数のカウント値を1枚プラス(「+1」)して、ステップS705に進む。ステップS705では、プリント部4でプリントすべき画像のデータが終了したか否かを判断する。ステップS705でプリントすべき画像のデータがまだあると判断された場合は、ステップS703に進み、フローに従い以降のステップを再度行う。ステップS705でプリントすべき画像のデータが終了したと判断された場合は、ステップS706に進み、本フローを終了する。
図7(b)のステップS707において裁断が開始され、ステップS708に進む。ステップS708では、カッタ部6は、カットマークを見つけたら、カッタ18を用いて連続シートを単位画像と保守パターンとに裁断して、ステップS709に進む。ステップS709では、カットマークパターン(図6(b))および不吐監視パターン(図6(c))のシート片はゴミ箱19に捨てられて、ステップS710に進む。S710では、捨てられていない他のシート片について乾燥部8を用いて乾燥を行い、ステップS711に進む。ステップS711では、予備吐出パターン(図6(a))、回復処理パターン(図6(d))、および単位画像ではあるが検査部5で画像が正しくプリントされていないと判定された画像のシート片を排出して、ステップS712に進む。ステップS712では、正しくプリントされた単位画像のシート片をソータ部11に排出して、本フローを終了する。
図8を参照して、裁断番号をプリントするかどうかの判断のフローを説明する。図8のステップS801においてプリントを開始し、ステップS802に進む。ステップS802では、プリント部4がプリントする画像が単位画像であるか保守パターンであるか、プリントの種類の判断を行う。プリントの種類が単位画像であると判断された場合は、ステップS803に進み、保守パターンであると判断された場合は、ステップS805に進む。ステップS803では、プリント部4は指示された単位画像をプリントし、さらにステップS804で裁断番号をプリントせずに(実質何もせずに)、ステップS807に進んで本フローを終了する。ステップS805では、プリント部4は指示された保守パターンをプリントし、さらにS806で保守パターンの近傍に裁断番号(裁断枚数)をプリントしてから、ステップS807に進んで本フローを終了する。
第1の実施形態を実行することでの具体的な効果は、プリント中の紙ジャム時に発揮される。紙ジャムが発生したらユーザはシートの経路の全域にわたってシート片(画像がプリントされたカットシート)を取り除かなければならない。例えば経路301のシート片を取り除こうとしたときは、まず、ゴミ箱19に入っている保守パターンのシート片に記録されている裁断番号をすべて確認する。次に、カッタ部6に位置している裁断直前の連続シートの先頭の裁断番号を確認する。それにより、経路301に存在するシート片の枚数を把握することができる。また、経路302のシート片を取り除こうとしたときは、まず、ゴミ箱19に入っている保守パターンのシート片の裁断番号を調べる。次に、不用紙排出部20に排出されている不用紙の裁断番号、および経路303のシート片の数を調べることで、経路302に存在するシート片の数を把握することができる。最終的にシート片の数が合わなければ、取り除いたシート片をすべて順番通りに並べてみればよい。裁断番号がプリントされていることでプリント順を再現することができるので、シート片の取り忘れを防止できるだけでなく、経路のどのあたりにシート片が残っているかを推測することも可能となる。
図8のフローを実施した例を、図11を用いて具体的に説明する。1ページ目には、予備吐出パターン1101がプリントされている。予備吐出パターンは保守パターンであるため、図8のフローによると、裁断番号のプリントが決定される。したがって、余白領域には「1」とプリントされている。2ページ目には、カットマークパターン1102がプリントされている。カットマークパターンは保守パターンであるため、図8のフローによると、裁断番号のプリントが決定される。したがって、余白領域には「2」とプリントされている。3ページ目には、フチ無し画像1103がプリントされている。フチ無し画像は単位画像であるため、図8のフローによると裁断番号をプリントしない。したがって、裁断番号「3」はプリントされていない。4ページ目にはカットマークパターン1104がプリントされているので、カットマークパターン1102が記録された2ページ目と同様に処理をする(裁断番号プリント実施)。5ページ目には、フチ無し画像1105がプリントされているので、フチ無し画像1103が記録された3ページ目と同様に処理をする(裁断番号プリント不実施)。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、プリントの種類が単位画像である場合は一律に、裁断番号のプリントを行わなかった。これに対し、第2の実施形態では、プリントの種類が単位画像である場合であって裁断番号をプリントする例を示す。
具体的には、第2の実施形態では、単位画像に裁断番号をプリントするか否かを判断するプリントフローを説明する。第2の実施形態のプリントフローは、図7(a)および(b)を用いて説明した第1の実施形態のプリントフローと、ステップS703以外は共通する。共通する部分の説明は省略し、差異分であるステップS703の詳細を、図9(a)および(c)を用いて説明する。
図9(a)のステップS901においてプリントを実行開始し、ステップS902に進む。ステップS902では、プリント部4がプリントする画像が単位画像であるか保守パターンであるか、プリントの種類の判断を行う。ステップS902でプリントの種類が単位画像であると判断された場合、ステップS903に進み、単位画像をプリントして、ステップS904に進む。ステップS902でプリントの種類が保守パターンであると判断された場合については、第3の実施形態として後述する。
ステップS904の詳細を、図9(c)を用いて説明する。図9(c)のステップS908において判断処理を開始し、ステップS909に進む。ステップS909では、単位画像に成果物となる画像に隣接して余白領域が存在するかを判断する。余白領域が存在するならばステップS910に進み、裁断番号(裁断枚数)をプリントして、ステップS912に進み本フローを終了する。余白領域が存在しないならばS911に進み、裁断番号をプリントせずに、S912に進み本フローを終了する。次いで図9(a)のフローに戻ってステップS907に進み、プリント実行のフローを終了する。
ステップS909では、図5を用いて説明した単位画像の例に従い、フチ無しならば画像に隣接した余白領域無しと判断し、フチ有りまたはトンボマーク有りならば画像に隣接した余白領域有りと判断する。本判断は1つの例であり、プリント物の使用用途によって裁断マークをプリントするか否かの判断を変えてもよい。
第2の実施形態を実行することの効果は、第1の実施形態の効果に加えて、裁断番号をプリントできる可能性がより高くなっているという点である。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、プリントの種類が保守パターンである場合は一律に、裁断番号のプリントを行った。これに対し、第3の実施形態では、プリントの種類が保守パターンである場合であって裁断番号をプリントしない例を示す。
具体的には、第3の実施形態では、保守パターンに裁断番号をプリントするか否かを判断するプリントフローを説明する。第3の実施形態のプリントフローは、上述の第2の実施形態のプリントフローと、図9(a)のステップS902からステップS907までの間のステップが異なる。共通する部分の説明は省略し、差異分であるステップの詳細を、図9(a)および(b)を用いて説明する。
上述のように、図9(a)のステップS902では、プリント部4がプリントする画像が単位画像であるか保守パターンであるか、プリントの種類の判断を行う。ステップS902でプリントの種類が保守パターンであると判断された場合、ステップS905に進み、保守パターンをプリントして、ステップS906に進む。
ステップS906の詳細を、図9(b)を用いて説明する。図9(b)のステップS913において判断処理を開始し、ステップS914に進む。ステップS914では、保守パターンに余白領域が存在するかを判断する。余白領域が存在するならばステップS915に進み、裁断番号(裁断枚数)をプリントして、ステップS917に進み本フローを終了する。余白領域が存在しないならばS916に進み、裁断番号をプリントせずに、ステップS917に進み本フローを終了する。次いで図9(a)のフローに戻ってステップS907に進み、プリント実行のフローを終了する。
ステップS914では、図6を用いて説明したように、保守パターンがその機能を失うことなく裁断番号をプリントできるかどうかによって、余白領域の有無を判断する。具体的には、図6(a)の予備吐出パターン、図6(b)のカットマークパターン、および図6(c)の不吐監視パターンは、裁断番号をプリントする余白領域があると判断する。また、図6(d)の回復処理パターンは、裁断番号をプリントする余白領域が無いと判断する。本判断は1つの例であり、プリント物の出現頻度やパターンの目的によって裁断番号をプリントする判断を変えてもよい。
第3の実施形態を実行することの効果は、第1の実施形態の効果に加えて、裁断番号をプリントすべきではない保守パターンにはプリントしないで済むため、検査部5の検査精度が落ちることを防ぐことができるという点である。
(第4の実施形態)
第1から第3の実施形態では、裁断番号のプリントをシートの成果物のプリント対象面である表面(第1面)に行った。これに対し、第4の実施形態では、シートの裏面(第2面)に裁断番号をプリントする例を示す。
具体的には、第4の実施形態では、裏面に裁断番号(裁断枚数)をプリントするフローを説明する。図7(a)および(b)を用いて説明した第1の実施形態のプリントフローと共通する部分の説明は省略し、差異分であるステップS703の詳細を、図10を用いて説明する。図10のステップS1001においてプリントを実行開始し、ステップS1002に進む。ステップS1002では、シートの表面(第1面)に単位画像または保守パターンをプリントして、ステップS1003に進む。ステップS1003では、シートの裏面(第2面)に裁断枚数をプリントして、ステップS1004に進み、本フローを終了する。第4の実施形態は、裏面へのプリント手段がある場合に実行可能となる。本実施形態のプリント装置では、例えば情報記録部7を用いて裁断番号のプリントを行うことができる。
第4の実施形態の効果は、表面の画像パターンに影響を受けずに裁断番号をプリントできるため、シート片の枚数を常に確実に把握できるという点である。
上述の実施形態においては、プリント装置内のシート片の枚数を確認するための裁断番号のカウント値を示す情報として、裁断枚数の数値を用いている。しかし本発明においては、ユーザに紙ジャムのシート片の数および順番を認識させることができる情報であれば、これに限定されない。例えば、裁断番号のカウント値を示す情報として、裁断枚数以外の数値、アルファベット、いろは、あいうえお(アイウエオ)、その他の記号、およびそれらの組み合わせのいずれかを用いるものであってもよい。また、裁断番号は、搬送経路の特定位置に設けられたセンサによって検出されることのできる情報の形態であってもよい。このとき、特定位置を通過したシート片の裁断番号を、例えばユーザーインターフェースに表示して、ユーザが目視できるようにするものであってもよい。
本発明によれば、ユーザは、少なくとも2枚のシート片の裁断番号を確認することにより、紙ジャムのシート片の数や順番を認識し、差分のシート片を取り除くことができる。
1 シート供給部
2 デカール部
3 斜行矯正部
4 プリント部
5 検査部
6 カッタ部
7 情報記録部
8 乾燥部
9 シート巻取部
10 排出搬送部
11 ソータ部
12 排出トレイ
13 制御部
14 プリントヘッド
15 コントローラ
16 外部機器
18 カッタ
19 ゴミ箱
20 不用紙排出部

Claims (13)

  1. 連続シートに複数の画像および保守パターンをプリントするプリント手段と、
    連続シートを画像ごと、保守パターンごとに裁断する裁断手段と、
    を有し、
    連続シートの搬送方向において前記裁断手段よりも上流に配置された前記プリント手段が、前記裁断手段の裁断により得られるシートの数をカウントした値を示す情報を、連続シート上の前記保守パターンに割当てられた領域内の余白領域にプリントし、
    前記裁断手段により裁断されたカットシートを排出させることを特徴とするプリント装置。
  2. 前記裁断によって発生する、前記保守パターンがプリントされたシート片が捨てられるゴミ箱を有することを特徴とする、請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記画像に割当てられた領域内には、前記情報をプリントしないことを特徴とし、
    連続シートに第1の保守パターンと第2の保守パターンが印刷され、かつ、前記第1および第2の保守パターンの間に画像が印刷される場合、前記第1の保守パターンの余白領域に印刷される情報と前記第2の保守パターンの余白領域に印刷される情報は、不連続であることを特徴とする請求項1または2に記載のプリント装置。
  4. 前記情報を、さらに、前記画像に割当てられた領域内の当該画像に隣接する余白領域にプリントすることを特徴とする、請求項1または2に記載のプリント装置。
  5. 前記画像に隣接する余白領域は、前記画像がプリントされている周りに形成されるフチの領域を含むことを特徴とする請求項4に記載のプリント装置。
  6. 前記画像に隣接する余白領域は、トンボマークの外側の領域を含むことを特徴とする請求項4または5に記載のプリント装置。
  7. 前記保守パターンに割当てられた領域内に余白領域が存在しない場合は、前記情報をプリントしないことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のプリント装置。
  8. 前記情報は、前記画像がプリントされた面と同一面にプリントされることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載のプリント装置。
  9. 前記情報は、前記画像がプリントされた面の裏面にプリントされることを特徴とする、請求項1または2に記載のプリント装置。
  10. 前記保守パターンは、不吐監視パターン、予備吐出パターン、回路処理パターン、カットマークパターンのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6または7に記載のプリント装置。
  11. 前記カウント値は、前記画像または前記保守パターンをプリントする毎にカウントされることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のプリント装置。
  12. 連続シートに複数の画像および保守パターンをプリントするプリント工程と、
    連続シートを画像ごと、保守パターンごとに裁断する裁断工程と、
    裁断されたカットシートを排出する排出工程と、を有し、
    前記裁断工程よりも前に行われる前記プリント工程において、裁断により得られるシートの数をカウントした値を示す情報を、連続シート上の前記保守パターンに割当てられた領域内の余白領域にプリントすることを特徴とするプリント方法。
  13. 前記裁断によって発生する、前記保守パターンがプリントされたシート片はゴミ箱に捨てられることを特徴とする、請求項12に記載のプリント方法。
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