JP4013145B2 - 写真プリント装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体マガジンから引き出された記録媒体を搬送する記録媒体搬送機構と、前記記録媒体搬送機構によって搬入されてきた前記記録媒体の表面に撮影画像をプリントする撮影画像プリント部と、前記記録媒体搬送機構によって副走査方向に搬送中の前記記録媒体の裏面にプリント処理情報を印字する主走査方向に並んだドットピンと印字時にこのドットピンの前を移動するインクリボンとを有するドットインパクトプリントユニットとを備えている写真プリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このドットインパクトプリントユニットは、搬送状態の一般的には印画紙である記録媒体の裏面(非乳剤面)に、主走査方向(副走査方向と呼ぶことができる記録媒体の搬送方向と直交する方向)に並んだドットピンをインクリボンを介して打ち付けることでオーダ番号、プリント対象となったコマ番号、画像補正情報などのプリント処理情報を印字するものである。
【0003】
このようなドットインパクトプリントユニットでは、ドットピンがインクリボンの同一箇所を打ち付けることによって印字濃度が薄くなることを避けるため、印字時にはインクリボンはドットピンの前を適正な速度で移動する必要があり、インクリボンは、無端帯状に形成されており、ドットピンに触れた部分はインク充填部でインク充填された後再びドットピンの前を通過するように循環移動するように構成されている。
【0004】
言い換えると、インクリボンの移動速度が変化することにより、印画紙の裏面に形成される印字の濃度が変化することになるので、インクリボンを移動させる駆動ローラのモータの回転速度を調整することにより、最適な印字濃度に調整できるように構成されたドットインパクトプリントユニットが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−002074 号公報(段落番号0022−0024、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1による技術を採用することにより、ドットインパクトプリントユニットによる記録媒体裏面での印字濃度を最適なものにすることが可能となるが、最新の写真プリント装置では写真プリント作業の効率化のために記録媒体の搬送速度をプリントサイズなどのプリント条件によって変更されるようになってきており、その際ドットピンの往復動作周期が記録媒体搬送機構による記録媒体の搬送速度に同期している場合、搬送速度が速くなるとドットピンの往復動作周期が短くなり、その結果としてドットピンが先にたたいたインクリボンの一部分を再度たたくことになり、その印字濃度が薄くなってしまうという問題が生じる。
【0007】
上記実状に鑑み、本発明の課題は、ドットインパクトプリントユニットのドットピンの往復動作周期が記録媒体搬送機構による記録媒体の搬送速度に同期しており、その搬送速度が種々に変更されるような写真プリント装置においても、適切な印字濃度が補償される技術を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、記録媒体マガジンから引き出された記録媒体を搬送する記録媒体搬送機構と、前記記録媒体搬送機構によって搬入されてきた前記記録媒体の表面に撮影画像をプリントする撮影画像プリント部と、前記記録媒体搬送機構によって副走査方向に搬送中の前記記録媒体の裏面にプリント処理情報を印字する主走査方向に並んだドットピンと印字時にこのドットピンの前を移動するインクリボンとを有するドットインパクトプリントユニットとを備えている、本発明による写真プリント装置では、前記ドットピンの往復動作周期は前記記録媒体搬送機構による記録媒体の搬送速度に同期しており、前記インクリボンを移動させるための駆動モータへの駆動信号が前記記録媒体の搬送速度に応じて変更されることで、前記記録媒体の搬送速度が高速の時に前記インクリボンの移動速度が高速となり、前記記録媒体の搬送速度が低速の時に前記インクリボンの移動速度が低速となる
【0009】
この構成によれば、プリント条件等によって前記記録媒体搬送機構による記録媒体の搬送速度が変更されることにより、そして結果的にドットピンの往復動作周期が変更されても、それに応じてインクリボンの移動速度も満足できる印字濃度が得られる値に設定されるので、写真プリントによって印字濃度が異なり、極端な場合では裏面印字の文字が見えにくくなるといった問題が解消される。
【0010】
最適な印字濃度を維持するためには、インクリボンの移動速度はドットピンの往復動作周期をパラメータとして設定され、ドットピンの往復動作周期は記録媒体搬送機構の搬送速度をパラメータとして設定されることが重要であるが、記録媒体の搬送はドットインパクトプリントユニットの副走査移動として機能していることからドットピンの往復動作周期は記録媒体搬送機構の搬送速度の関係は実質的に定まった関係をもっている。このことから、本願発明者の実験的考察によれば、満足できる印字濃度を得るためのインクリボンの移動速度として、前記記録媒体搬送機構による記録媒体の搬送速度の1/6以上とすることが導き出されている。
【0011】
一般的な写真プリント装置では、撮影画像プリント部はプリントサイズにカットされた記録媒体に対して撮影画像を形成するので、記録媒体マガジンから引き出された記録媒体を一時的に停止させてプリントサイズに合わせてカットするシートカッターが設けられているが、そのような記録媒体の一時停止の前後にわたる期間においてもスムーズな裏面印字を実施するために、本発明では、ドットインパクトプリントユニットによる印字が継続している場合にはこのシートカットにともなう記録媒体の一時停止のタイミングで前記ドットインパクトプリントユニットによる印字動作も同時に一時停止されるように構成している。つまりこの構成により、記録媒体の一時停止を伴う搬送時であってもその裏面にプリント処理情報を適切な濃度で字体のくずれなく印字することが可能となる。なお、その際、好ましくは、インクリボンの移動も停止させるとよい。これにより、ドットピンの一時停止中にインクリボンの未使用部分がドットピンを通過して、その後インク補充されることにより生じ得る過剰インク充填が防止される。
【0012】
さらに、従来、ドットピンの動作開始と同時にインクリボンの移動を開始するように構成されているが、インクリボンの移動を行うための駆動源として使用しているモータ等の種類によっては、動作開始信号を受けてから実際にインクリボンを移動させるまでに無視できないような遅れ時間を生じるものがある。この場合、初期段階のドットピンの打ち込み時にインクリボンの同じ箇所をたたくことにより、印字濃度が低下する問題が発生する。このような問題を解決するために、本発明の好適な実施形態では、ドットピンの動作開始の所定時間前にインクリボンの移動を開始させるような構成を採用している。これにより、インクリボンの移動にDCモータのように比較的開始命令に対するレスポンスが遅い駆動機器を使用した場合でも常に良好な印字濃度を維持することができる。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1には、本発明による写真プリント装置の一例として、いわゆるデジタルミニラボとして知られているプリンタプロセッサの概略ブロック図が示されている。このデジタルミニラボの露光部にはデジタル露光式が採用されており、写真フィルム1aや半導体メモリ1bといった撮影画像メディアに形成又は格納された撮影コマ画像から得られたプリントデータに基づいて記録媒体の一例としての印画紙2に撮影コマ画像を露光する撮影画像プリント部5と、露光された印画紙2を現像処理する現像処理部6と、この現像処理部6で現像された後乾燥工程を経て仕上がりプリントとして排出された写真プリントとしての印画紙2をオーダ別に仕分けるソータ7とを備えている。印画紙2は最初記録媒体マガジンとしてのペーパマガジン2Aにロール状態で格納されており、必要に応じてこのペーパマガジン2Aから引き出され、プリントサイズに応じてシートカッター11によりカットされる。このように印画紙2をペーパマガジンから引き出し、さらにカットされた印画紙2を撮影画像プリント部5や現像処理部6を経てソータ7まで搬送するために記録媒体(印画紙)搬送機構3が設置されている。
【0014】
印画紙搬送方向でシートカッター11と撮影画像プリント部5との間に印画紙搬送区間にフィルムIDやコマ番号、さらにプリントデータ作成時に行われた画像処理の内容を示す補正データなどのプリント処理情報を印字するドットインパクトプリントユニット4が配置されている。撮影画像プリント部5が印画紙2の表面、つまり乳剤面に画像を形成するのに対して、このドットインパクトプリントユニット4は、印画紙2の裏面、つまり非乳剤面に、一般に文字で表現されているプリント処理情報を印字する。
【0015】
図1に示したプリンタプロセッサの上述した各構成要素を制御するためにコントローラ8が備えられているが、このコントローラ8は実質的にはパソコンをベースにしたものであり、その周辺機器として特殊キーボードやマウスからなる操作卓9やモニタ10が付属している。
【0016】
さらに、入力ソースである撮影画像メディアとして写真フィルム1aが提示される場合に備えて写真フィルム1aからデジタル画像データを生成するフィルムスキャナ12が、そして既にデジタル化された画像データを格納している半導体メモリ1bが提示される場合に備えて半導体メモリ1bからデジタル画像データを読み出すメディアリーダ13がコントローラ8に接続されている。
【0017】
撮影画像プリント部5には、この実施形態では、レーザビーム方式が採用されている。つまり、例えばR(赤)、G(緑)及びB(青)などのレーザビーム の強度を撮影画像データに基づいて生成されたプリントデータを用いて変調し、ポリゴンミラーやfθレンズなどを用いて、印画紙2の乳剤面上をその搬送方向(副走査方向)に直交する方向(主走査方向)にレーザビーム を走査させることにより、印画紙2に撮影画像を形成する。その他のデジタルプリントの方式としては、このレーザビーム方式以外にPLZTシャッター方式、液晶シャッター方式、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)方式などが知られており、設計時に露光仕様に応じて選択することができる。もちろん、入力ソースとして写真フィルム1のみを考慮するならば、デジタルプリント方式に代えて従来から知られている投影露光方式を採用しても良い。
【0018】
記録媒体搬送機構3は、ペーパマガジン2Aから印画紙2を引き出す引き出し搬送部、カットされた印画紙2を撮影画像プリント部5に供給する露光前搬送部、撮影画像プリント部5において副走査方向の搬送を受け持つ露光搬送部、露光された印画紙2を現像処理部6に導入する露光後搬送部、現像処理部6の各処理タンク内に印画紙2を通過させる現像搬送部などに区分けされており、各搬送部は独立した印画紙搬送、特に異なる搬送速度で印画紙2を搬送することができる。
【0019】
次に、ドットインパクトプリントユニット4の概略的な構造について、図2に示された模式図を参照して説明する。複数のドットピン41を印画紙(副走査方向)に直交する方向(主走査方向)に列状に配置した印字ヘッド40が印画紙搬送ラインを横切るように取り付けられており、ドットピン41とプラテン42との間には、無端環状につながれたインクリボン43が挟持ローラ対44として構成されたリボン送り機構によって移動可能に配置されている。インクリボン43は布状の材料からなり、インク付与体45を通過することによりインクを追加含浸される。
【0020】
このドットインパクトプリントユニット4によって印画紙2の裏面に印字を施すには、印画紙2が記録媒体搬送機構3によって印字ヘッド40とプラテン42との間にまで搬送されてきたときに、特定のドットピン41を印字ヘッド40から突出させ、インクリボン43を介して印画紙6に打ち込む。これにより、インクリボン43に含浸されたインクがインクリボン43から印画紙2の裏面に転写されて、転写ドットが形成される。同様の動作を繰り返すことにより形成される転写ドットが組み合わさって所定の文字が表示されることになる。なお、印字の間、DCモータによって構成された駆動モータ44aによって挟持ローラ対44が回転しており、この挟持ローラ対44に挟み込まれたインクリボン43は図中時計回りに移動することになる。これにより、インクリボン43はドットピン41とプラテン32との間を連続的に移動していくことになり、インクリボン43のドットピン41によってたたかれた部分がすぐに次のドットピン41の打ち込み動作において再度たたかれることが回避されている。
【0021】
上述したドットインパクトプリントユニット4による印字動作を適切に行うために、ドットインパクトプリントユニット4の周辺における印画紙搬送ラインを構成する記録媒体搬送機構3の制御を行う記録媒体搬送制御部81、ドットピン41の動作を制御するドットピン制御部82、インクリボン43の移動を制御するインクリボン制御部83がコントローラ8にハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築されている。
【0022】
次に、このドットインパクトプリントユニット4による印字動作時(裏印字)における、記録媒体搬送制御部81、ドットピン制御部82、インクリボン制御部83の作用を図3に示す模式的なタイムチャート図を参照して説明する。なお、ここでは、記録媒体搬送機構3は、パルスモータを駆動源とした挟持ローラ群によって印画紙2を搬送するものとする。図3のタイムチャートにおいて、一番上は同期のための基準パルス信号を、2番目は印画紙搬送用パルスモータの駆動パルス信号を、3番目はドットピン41の動作トリガー信号を、一番下はインクリボン用DCモータ44aの駆動信号を示している。
【0023】
まず、予め決まられている第1の搬送速度(低速)で印画紙2を搬送するために低速用の駆動パルス信号が印画紙搬送用パルスモータに送られる。ここでは示されていない裏印字開始信号に基づいて駆動パルス信号の2パルス毎にドットピンの動作トリガー信号が生成される。つまり、2パルスの駆動パルス信号によってパルスモータが印画紙2を副走査方向に送る間に1回だけ主走査方向に並んだドットピン41を動作させて、1ライン分のドットを印画紙2の裏面に形成していく。その際、前記裏印字開始信号に基づいてかつドットピンの動作トリガー信号よりプレ動作時間だけ先だってインクリボン用DCモータ44aの駆動信号が出力される。このプレ動作時間は、DCモータ44aにおける動作開始信号を受けてから実際にインクリボンを移動させるまでの遅れ時間により初期段階でドットピン41がインクリボン43の同じ箇所をたたくことを避けるために設定されており、このプレ動作時間の設定により、確実にインクリボン43が移動し始めてからドットピン41がインクリボン43をたたくことになり、裏印字のスタート時に印字濃度が低下するという問題が解消される。
【0024】
なお、インクリボン用DCモータ44aはPWMによって速度制御されており、印画紙搬送速度が低速の時には、結果的にドットピン41の動作間隔が長い場合には、よりディーティ比が小さなパルス信号がDCモータ駆動信号として与えられる。もし、より高速な印画紙搬送速度に切り換えられた場合には、結果的にドットピン41の動作間隔も短くなり、それゆえよりデューティ比が大きなパルス信号がDCモータ駆動信号として与えられることになる。副走査を受け持つ印画紙搬送速度とドットピン41の動作間隔の関係は見やすいドット形成の観点から所定範囲に定められており、そのような範囲において、インクリボン43の移動速度を印画紙搬送速度の1/6以上にすることによって満足できる印字濃度が維持できることが実験的に確かめられている。
【0025】
このプリンタプロセッサでは、ペーパマガジン2Aから第1搬送速度で引き出されてきた印画紙2に対して裏印字を開始し、その途中でプリントサイズに合わせた印画紙2のカッティングのために印画紙2を一時停止し、その後カットされた印画紙2を第2搬送速度で搬送するとともに裏印字も再開するケースがある。第2搬送速度は第1搬送速度より速くなっている。この様子は、図3によるタイムチャートの時間軸(横軸)の後半の領域で示されている。つまり、印画紙2の停止中、つまり印画紙搬送用パルスモータの駆動パルス信号が途絶えている限りドットピンの動作トリガー信号は発生しないので、停止中の印画紙2に裏印字されることはないが、印画紙2のカットの後ここでは図示されていない搬送再開信号に基づいて印画紙搬送用パルスモータの駆動パルス信号が発生すると、ドットピンの動作トリガー信号も生成され、裏印字を再開する。その際、ここでも上記搬送再開信号に基づくとともにドットピン41の動作トリガー信号よりプレ動作時間だけ先だってインクリボン用DCモータ44aの駆動信号が出力され、ドットピン41が打ち込まれる前に既にインクリボン43がドットピン41の前を移動していることになる。
【0026】
印画紙搬送速度の切り換えに伴うとインクリボン43の移動速度の変更は、印画紙搬送速度に比例させてインクリボン用DCモータ駆動信号のデューティ比を変更してもよいし、印画紙搬送に複数段階のしきい値を設定し、それに合わせて段階的に異なるデューティ比を設定し、インクリボン43の移動速度は段階的に変更されるようにしてもよい。いずれにしても重要なことは、印字濃度に悪影響をもたらすような印画紙搬送速度に切り換えられた際、それに合わせてインクリボン43の移動速度も変更することである。
【0027】
上記実施の形態では、記録媒体として印画紙を例示したが、これ以外の感光材料、あるいは撮影画像プリント部としてインクジェットプリント部を採用して、記録媒体として非感光記録紙を利用しても良い。また、印画紙2を搬送したり、インクリボン43を移動させる駆動源としては、上述したパルスモータやDCモータ以外、種々の駆動源を採用することが可能である。
また、上記実施の形態では、ドットインパクトプリントユニット4が印画紙搬送方向でシートカッター11と撮影画像プリント部5との間の印画紙搬送区間に配置されていたが、本発明では、特にドットインパクトプリントユニット4の配置を限定しておらず、印画紙2が搬送される区間であれば、どこに配置されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による写真プリント装置の一例としてのプリンタプロセッサの概略ブロック図
【図2】ドットインパクトプリントユニットの概略的な構造を示す模式図
【図3】印画紙搬送とドットピン動作とインクリボン移動の連係を示す模式的なタイムチャート図
【符号の説明】
2 印画紙(記録媒体)
3 記録媒体搬送機構
4 ドットインパクトプリントユニット
5 撮影画像プリント部
40 印字ヘッド
41 ドットピン
43 インクリボン
44aDCモータ
81 記録媒体搬送制御部
82 ドットピン制御部
83 インクリボン制御部

Claims (4)

  1. 記録媒体マガジンから引き出された記録媒体を搬送する記録媒体搬送機構と、前記記録媒体搬送機構によって搬入されてきた前記記録媒体の表面に撮影画像をプリントする撮影画像プリント部と、前記記録媒体搬送機構によって副走査方向に搬送中の前記記録媒体の裏面にプリント処理情報を印字する主走査方向に並んだドットピンと印字時にこのドットピンの前を移動するインクリボンとを有するドットインパクトプリントユニットとを備えている写真プリント装置において、
    前記ドットピンの往復動作周期は前記記録媒体搬送機構による記録媒体の搬送速度に同期しており、前記インクリボンを移動させるための駆動モータへの駆動信号が前記記録媒体の搬送速度に応じて変更されることで、前記記録媒体の搬送速度が高速の時に前記インクリボンの移動速度が高速となり、前記記録媒体の搬送速度が低速の時に前記インクリボンの移動速度が低速となることを特徴とする写真プリント装置。
  2. 前記インクリボンの移動速度は、前記記録媒体搬送機構による記録媒体の搬送速度の1/6以上に設定されることを特徴とする請求項1に記載の写真プリント装置。
  3. 前記記録媒体マガジンから引き出された記録媒体を一時的に停止させてプリントサイズに合わせてカットするシートカッターが設けられており、前記ドットインパクトプリントユニットによる印字が継続している場合にはこのシートカットにともなう記録媒体の一時停止のタイミングで前記ドットインパクトプリントユニットによる印字動作も一時停止されることを特徴とする請求項1又は2に記載の写真プリント装置。
  4. 前記ドットピンによる印字時には前記インクリボンは前記ドットピンの前を連続的に移動するように、前記ドットピンの動作開始の所定時間前に前記駆動信号が前記駆動モータに与えられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の写真プリント装置。
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