JPH11334163A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH11334163A
JPH11334163A JP14775598A JP14775598A JPH11334163A JP H11334163 A JPH11334163 A JP H11334163A JP 14775598 A JP14775598 A JP 14775598A JP 14775598 A JP14775598 A JP 14775598A JP H11334163 A JPH11334163 A JP H11334163A
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JP
Japan
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print
printing
speed
control circuit
transport
Prior art date
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Pending
Application number
JP14775598A
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English (en)
Inventor
Akihiko Toki
明彦 土岐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】断続的に搬送される印字対象物のように、搬送
速度が急激に変化するように搬送される場合でも、長い
印字領域に、歪みのない印字パターンを印字することが
できる印字制御機構を提供すること。 【解決手段】モータ制御回路6には、ステッピングモー
タ54,55 の回転数を所定の特性で制御する速度制御回路
61が含まれ、ステッピングモータ54,55 は緩やかな速度
変化になるように制御される。駆動パルス列信号に同期
した印字タイミングパルスが出力回路7を介して印字制
御回路8へ出力されるので、印字ヘッド駆動装置9にお
いて発生される印字ドットは前記駆動パルス列信号に同
期するよう制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断続的に搬送される印
字対象物に対して歪みの少ないドットパターンで印字す
ることのできるドットマトリックス式の印字装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真フィルムの印画紙への焼
き付け装置等のように、断続的に搬送される印字対象物
に、ドットマトリックス印字を行うように構成された印
字装置においては、搬送速度と印字ドットの発生タイミ
ングとが協調しなければ印字されたパターンが間延びし
たり詰まったりして印字品質が低下するという問題があ
った。そこで、基本的には、搬送速度が一定の状態を選
んで印字するように制御されている。
【0003】例えば、搬送速度の変化を説明するため
に、図5を示した。図5の縦軸は搬送速度vであり、横
軸は経過時間tである。図5においては、一定の搬送速
度で搬送するプロセスS11と、減速するプロセスS1
2と、加速するプロセスS13を繰り返すように搬送さ
れる印字対象物、例えば、所定のサイズにカットされた
印画紙を搬送するように構成された写真焼き付け装置に
おける搬送速度の変化を示した。このような写真焼き付
け装置においては、カットされた印画紙を一枚ずつ露光
するプロセスがあるため、一連の印画紙は連続的に搬送
されるのではなく、断続的に搬送される必要がある。従
って、一定速度で搬送される状態の間には、減速プロセ
スと加速プロセスが挟まれている。そのため、速やかに
一定速度に到達するため、もしくは速やかに停止する必
要があり、速度変化は相当急激なものとなっている。そ
のように、速度が急激に変化している状態のときに印字
すると、印字対象物の印画紙の搬送速度は、その印画紙
を搬送する為の装置の速度変化に正確に追従できず、こ
の為に所定の印字パターンが得られなくなる。そのた
め、一定の搬送速度の状態のときにだけ印字するように
制御する必要がある。
【0004】このような理由から、印字するタイミング
を確保するために、搬送速度が一定速度に維持される状
態をつくり出すことも行われていた。特に、カットされ
た印画紙の裏面に印字する構造の場合は、図6に示した
ように、搬送ベルト101と搬送ベルト102の間の渡
りの部分に、印字機構103を配設することが配置的に
は都合がよい。このような配置のとき、搬送されてきた
印画紙Pが搬送ベルト101と搬送ベルト102の間に
またがった状態で停止することもあるので、速度が変化
しているプロセスS12,S13の間は印字を禁止する
必要があった。そして、一定速度で搬送されるプロセス
S11の間だけ印字するように制御する必要があった。
そのため、印字可能な領域は、カットされた印画紙の全
長でなく、その一部分に制限されてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、印字するタイミングを確保するために、搬送速度
が一定速度になる状態を別途つくり出すことは、制御が
複雑になるという問題があった。また、印字する領域を
制限することは、印字パターンの自由度が低くなるとい
う問題と、印字情報量が少なくなるという問題があっ
た。そこで、本発明は、断続的に搬送される印字対象物
のように、搬送速度が急激に変化するように搬送される
場合でも、長い印字領域に、歪みのない印字パターンを
印字することができる印字制御機構の提供を目的として
なされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる印字制御
装置は、印字対象物を一定速度で搬送するプロセス、一
定速度から停止状態まで減速するプロセス、及び停止状
態から一定速度まで加速するプロセスを繰り返すように
制御される搬送手段と、前記減速プロセスもしくは加速
プロセスの少なくとも何れか一方のプロセスに並行して
所定のドットパターンを印字する印字プロセスに従って
制御される印字手段とを備えた印字装置において、前記
印字プロセスにおける搬送手段の搬送速度の変化を抑制
する速度制御手段と、前記印字プロセスにおける搬送速
度の変化情報を出力する出力手段と、前記変化情報に従
って印字プロセスにおける各ドットの印字タイミングを
調節する調節手段とを備えた。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる印字装置
を、その実施の形態を示した図面に基づいて詳細に説明
する。
【0008】図1において、10は写真焼き付け装置であ
り、印画紙を所定のサイズにカットして供給する供給部
1と、供給された印画紙PにネガフィルムFの像を露光
する露光部2と、露光された印画紙Pを現像処理する現
像部3と、現像処理された印画紙Pを乾燥させる乾燥部
4等のユニットから構成されている。図2において、5
は印字機構であり、前記露光部2から乾燥部4の間に配
設されている。そして、印字機構5は、印画紙Pの裏面
もしくは表面にドット印字する印字ヘッド51を備え、こ
の印字ヘッド51は搬送ベルト52,53の間に配設されてい
る。搬送ベルト52,53 はステッピングモータ54,55 によ
って駆動され、ステッピングモータ54,55 はモータ制御
回路6によって所定の回転数で回転制御される。このモ
ータ制御回路6には、前記ステッピングモータ54,55 の
回転数を所定の特性で制御する速度制御回路61が含まれ
て、この速度制御回路61から出力される駆動パルス列信
号に基づいて前記ステッピングモータ54,55 の回転数は
制御される。
【0009】7は、前記速度制御回路61から出力される
駆動パルス列信号と同期した印字タイミングパルスを印
字制御回路8へ出力する出力回路である。9は、印字ヘ
ッド51にて印字される印字ドットを発生させる印字ヘッ
ド駆動装置であり、この印字ヘッド駆動装置9において
生成される印字ドットは、印字制御回路8によって前記
駆動パルス列信号に同期するよう制御される。なお、搬
送ベルト52,53 、ステッピングモータ54,55 、及びモー
タ制御回路6は請求項の搬送手段に相当し、印字機構5
は請求項の印字手段に相当し、速度制御回路61は請求項
の速度制御手段に相当し、出力回路7は請求項の出力手
段に相当し、印字制御回路8は請求項の調節手段にそれ
ぞれ相当する構成である。
【0010】上記構成において、搬送ベルト52,53 によ
る印画紙の搬送は、図3に示したように、一定速度で搬
送するプロセスS1と、一定速度から停止状態まで減速
するプロセスS2と、停止状態から一定速度まで加速す
るプロセスS3と、が繰り返されている。図3の縦軸は
搬送速度vであり、横軸は経過時間tである。図3に示
したように、減速プロセスS2と加速プロセスS3にお
いて、搬送速度が緩やかに変化するように、速度制御回
路61から出力される駆動パルス列信号は制御されてい
る。よって、一定速度で搬送するプロセスS1と、減速
プロセスS2もしくは加速プロセスS3との間における
速度変化がすくない。
【0011】図5に示すような従来技術における急激な
変化(S12及びS13)においては、この変化の途中
で印字しようとしても、理論的に計算される印字の位置
に印画紙を搬送することが極めて困難であり不可能であ
った。これは、印画紙を搬送するために使用されるモー
ターや他のメカニカルな構造が、急激な変化に伴うがた
つきや振動等によって正確な搬送を行うことが難しいか
らである。この点、本発明の上記構成によれば、S2及
びS3の速度変化を抑えるようにしているので、理論的
に計算される印字位置と印画紙の印字すべき位置との関
係を正確にとることができ、従来のように一定速度の状
態にしか印字できなかった場合に比較して、加速プロセ
スから一定速度で搬送するプロセスを経て減速プロセス
に至って停止する直前までの、より長い領域(S3〜S
1〜S2)に渡って印字することが可能となる。なお、
印字制御回路8へは、出力回路7によって前記駆動パル
ス列信号と同期した印字タイミングパルスが出力される
ので、図4に示したように、この駆動パルス列信号に同
期した印字タイミングパルスを生成し、そのタイミング
で印字ドットを発生させることによって、減速プロセス
S2と加速プロセスS3においても、歪みのないドット
パターンを生成することができる。なお、図4において
は、2つの駆動パルスに対して1列分のドットが生成さ
れるようにした。
【0012】なお、駆動パルス列信号はステッピングモ
ータを駆動するためのパルス列信号を共用することが可
能である。また、駆動パルス列信号に代えて搬送ベルト
を駆動するモータの回転軸から検出した回転パルス信号
もしくは搬送ベルトの搬送速度から検出した搬送パルス
信号等を用いることも可能である。また、図4において
は、駆動パルス列信号と印字ドットを生成する印字タイ
ミングパルスとは、2つの駆動パルスに対して1つの印
字タイミングパルスが生成されるように設定したが、
2:1に限らず任意の比にすることができる。また、搬
送速度の変化パターンは図3のパターンに限定されるも
のではなく、加速プロセスや減速プロセスをS字カーブ
もしくは逆S字カーブ等の曲線にして速度変化をより滑
らかにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、印字対
象物を一定速度で搬送するプロセスだけでなく、加速す
るプロセスにおいても減速するプロセスにおいても歪み
の少ないドットパターンを印字することができるので、
複雑でない制御で、印字パターンの自由度が高くできる
とともに、印字情報を多くできるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる印字装置を用いる写真焼き付け
装置の概要を示した構成図である。
【図2】前記写真焼き付け装置に用いた本発明の印字装
置の構成を示した構成図である。
【図3】本発明における搬送速度の変化パターンを示す
図である。
【図4】本発明における駆動パルスと印字タイミングパ
ルスの関係を示す図である。
【図5】従来例における搬送速度の変化パターンを示す
図である。
【図6】従来例の写真焼き付け装置における印字装置の
構成を示した構成図である。
【符号の説明】
F ネガフィルム P 印画紙 5 印字機構 51 印字ヘッド 52 搬送ベルト 53 搬送ベルト 54 ステッピングモータ 55 ステッピングモータ 6 モータ制御回路 61 速度制御回路 7 出力回路 8 印字制御回路 9 印字ヘッド駆動装置 10 写真焼き付け装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字対象物を一定速度で搬送するプロセ
    ス、一定速度から停止状態まで減速するプロセス、およ
    び停止状態から一定速度まで加速するプロセスを備えて
    以上のプロセスを繰り返すように制御される搬送手段
    と、前記減速プロセスもしくは加速プロセスの少なくと
    も何れか一方のプロセスに並行して所定のドットパター
    ンを印字する印字プロセスに従って制御される印字手段
    とを備えた印字装置において、 前記印字プロセスにおける搬送手段の搬送速度の変化を
    抑制する速度制御手段と、前記印字プロセスにおける搬
    送速度の変化情報を出力する出力手段と、前記変化情報
    に従って印字プロセスにおける各ドットの印字タイミン
    グを調節する調節手段とを備えたことを特徴とする印字
    装置。
JP14775598A 1998-05-28 1998-05-28 印字装置 Pending JPH11334163A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003017019A1 (fr) * 2001-08-02 2003-02-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de servocommande et procede de commande correspondant

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003017019A1 (fr) * 2001-08-02 2003-02-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de servocommande et procede de commande correspondant
JPWO2003017019A1 (ja) * 2001-08-02 2004-12-09 三菱電機株式会社 サーボ制御システム及びその制御方法
US7009357B2 (en) 2001-08-02 2006-03-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Servo control system and its control method
JP4678120B2 (ja) * 2001-08-02 2011-04-27 三菱電機株式会社 サーボ制御システム及びその制御方法

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