JP2001232885A - 記録装置及び記録装置の記録方法 - Google Patents

記録装置及び記録装置の記録方法

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JP2001232885A
JP2001232885A JP2000048037A JP2000048037A JP2001232885A JP 2001232885 A JP2001232885 A JP 2001232885A JP 2000048037 A JP2000048037 A JP 2000048037A JP 2000048037 A JP2000048037 A JP 2000048037A JP 2001232885 A JP2001232885 A JP 2001232885A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一行当たりの記録時間を短縮できるようにす
ること。 【解決手段】 解像度Dに応じてキャリッジ走行速度V
crが決定された複数の記録モードA、B、Cを備え、
キャリッジに搭載された記録ヘッドが、キャリッジの走
行中にシートに一行ごと画像を記録するプリンタにおい
て、上述の如く解像度に応じて決定されたキャリッジ走
行速度が、任意の行に記録される印字文字数Mに応じて
変更可能に構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置に係り、特
に、記録ヘッドが記録ワイヤを有するドットインパクト
型の記録装置及び記録装置の記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置には、記録ヘッドをプラテンの
軸方向に走査させる間に、この記録ヘッドにおける多数
の記録ワイヤをインクリボンを介して、上記プラテンの
前方周面に位置するシートに打ち付け、このシートに記
録書込を実施するドットインパクトプリンタがある。
【0003】このようなプリンタでは、記録ヘッドの記
録能力(記録ヘッドの駆動周波数)を最大限に利用して
複数の記録モードが設定され、これらの各記録モード
は、要求された解像度に対応してキャリッジ走行速度を
設定したものである。ここで、上記解像度は、キャリッ
ジの走行方向に同一の記録ワイヤが記録する隣接ドット
間隔を意味する。
【0004】例えば、解像度が低い記録モードではキャ
リッジ走行速度が高速に設定され、解像度が高い記録モ
ードではキャリッジ走行速度が低速に設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、解像度が低い
記録モードが選択されている場合には、一行に記録され
る記録容量(例えば印字文字数)が少ない場合にも、キ
ャリッジは高速度で走行する。
【0006】一般に、記録ヘッドによる記録動作は、キ
ャリッジ走行速度が定速領域となったときに実行され、
加減速領域では実行されない。キャリッジ走行速度が高
速の場合には、この高速の定速領域に至るまでの加速時
間や、その定速領域から減速されるときの減速時間が長
時間となる。
【0007】このため、一行あたりに記録されるべき、
印字文字数などの記録容量が少ない場合には、キャリッ
ジ走行速度を高速に設定した場合の方が、キャリッジ走
行速度を定速に設定した場合よりも、一行当たりの記録
時間が却って長くなってしまうことがある。
【0008】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、一行当たりの記録時間を短縮できる記録装
置及び記録装置の記録方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、解像度に応じてキャリッジ速度が決定された複数の
記録モードを備え、キャリッジに搭載された記録ヘッド
が、上記キャリッジの走行中にシートに一行ごと画像を
記録する記録装置において、上述の如く解像度に応じて
決定されたキャリッジ速度が、任意の行に記録される記
録容量に応じて変更可能に構成されたことを特徴とする
ものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記キャリッジ速度は、任意の行に記
録される記録容量に応じ、当該行の記録時間が最小とな
るキャリッジ速度に変更されることを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、上記キャリッジ速度は、解像度
に応じて決定された各記録モードのキャリッジ速度より
も低い値のキャリッジ速度が選択されることを特徴とす
るものである。
【0012】請求項4に記載の発明は、解像度に応じて
キャリッジ速度が決定された複数の記録モードを備え、
キャリッジに搭載された記録ヘッドが、上記キャリッジ
の走行中にシートに一行ごと画像を記録する記録装置の
記録方法において、上述の如く解像度に応じて決定され
たキャリッジ速度を、任意の行に記録される記録容量に
応じて変更して記録を実行することを特徴とするもので
ある。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、上記キャリッジ速度を、任意の行に記
録される記録容量に応じ、当該行の記録時間が最小とな
るキャリッジ速度に変更して記録を実行することを特徴
とするものである。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の発明において、上記キャリッジ速度を、解像
度に応じて決定された各記録モードのキャリッジ速度よ
りも低い値のキャリッジ速度に選択して記録を実行する
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項1、3、4または6に記載の発明に
は、次の作用がある。
【0016】解像度に応じて決定された各記録モードの
キャリッジ速度が、任意の行に記録される記録容量に応
じて変更可能に構成されたことから、例えば、解像度に
より決定された記録モードのキャリッジ速度が高い場合
で、任意の行に記録される記録容量が少ないときには、
上記解像度により決定された記録モードのキャリッジ速
度より低いキャリッジ速度に変更して設定することによ
り、当該行の記録時間を短縮することができる。
【0017】請求項2または5に記載の発明には、次の
作用がある。
【0018】キャリッジ速度が、任意の行に記録される
記録容量に応じ、当該行の記録時間が最小となるキャリ
ッジ速度に変更されることから、当該行を記録する記録
時間を短縮することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0020】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ
本体を示す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体
を示す平面図である。図3は、図1のプリンタ本体を示
す右側面図である。
【0021】これらの図に示す記録装置としてのプリン
タ10は、図示しない多数の記録ワイヤをインクリボン
50(図4)を介してシートSに打ち付けてドットを記
録することにより、文字を含む画像を印刷するドットイ
ンパクトプリンタである。ここで、シートSは、単票紙
や連続紙などの普通紙の他に、OHP(オーバーヘッド
プロジェクト)シートやコート紙、フィルムなどであっ
てもよい。
【0022】上記プリンタ10は、図1に示すように、
記録装置本体としてのプリンタ本体11と、このプリン
タ本体11に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユ
ニット12及び排出ユニット13と、プリンタ本体11
の上方、下方をそれぞれ覆う図示しないアッパケース及
びロアケースと、を有して構成される。
【0023】上記プリンタ本体11は、本体フレームと
してのベースフレーム14、シート案内フレーム15
(図4)、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム
17と、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた印
刷機構部20と、プラテン21、シート案内22及びピ
ンチローラ51(図4)を備えたシート搬送機構部23
と、を有して構成される。
【0024】ベースフレーム14及びシート案内フレー
ム15は、図3に示すようにほぼ平行配置され、これら
のベースフレーム14及びシート案内フレーム15の両
端に上記左サイドフレーム16、右サイドフレーム17
がそれぞれ立設して固定される。こららの左サイドフレ
ーム16と右サイドフレーム17間に、図1に示すよう
に、キャリッジガイド軸24が架け渡され、且つ回転自
在に枢支され、プラテン21が架け渡されて回転自在に
配設されている。シート案内22は、左サイドフレーム
16と右サイドフレーム17との間に配設されて、シー
ト案内フレーム15に嵌合して固定されている。また、
左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17の後方
部、上方部それぞれには、前記プッシュトラクタユニッ
ト12、排出ユニット13をそれぞれ装着可能な図示し
ないトラクタユニット装着部、排出ユニット装着部が設
けられている。
【0025】図1に示すプッシュトラクタユニット12
は、シートSとしての連続紙をシート搬送機構部23へ
送り出し、排出ユニット13は、連続紙をシート搬送機
構部シート搬送機構部23からプリンタ10外へ引き出
すものである。
【0026】図2に示すように、プッシュトラクタユニ
ット12は、各一本のトラクタ駆動軸26及びトラクタ
ガイド軸27と、対称形状の一対のトラクタ28A及び
28Bと、対称形状の一対のトラクタフレーム29A及
び29Bとを備えてなる。
【0027】トラクタガイド軸27の両端部に一対のト
ラクタフレーム29A及び29Bが固定支持される。ま
た、トラクタ駆動軸26は、その両端部が一対のトラク
タフレーム29A及び29Bに回転自在に支持される。
このトラクタ駆動軸26の少なくとも一方の端部に、ト
ラクタ駆動ギア30(図3)が回転一体に固定されてい
る。
【0028】また、トラクタ28A及び28Bは、トラ
クタガイド軸27に回転自在且つ軸方向に摺動自在に軸
支されたトラクタ従動プーリ(不図示)と、トラクタ駆
動軸26に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたト
ラクタ駆動プーリ(不図示)とにトラクタベルト33が
巻き掛けられ、シート押え蓋34を備えて構成される。
一対のトラクタ28A及び28Bの距離は、搬送すべき
連続紙の幅寸法に対応して調整可能とされる。また、ト
ラクタベルト33の全外周に突設された複数本のピン3
5が、連続紙の幅方向両側に穿設された穴(不図示)に
係合可能とされる。
【0029】尚、符号36は、トラクタ駆動軸26とト
ラクタガイド軸27の少なくとも一方に嵌合されて連続
紙を支持するシートサポートである。
【0030】上記排出ユニット13は、図4に示すよう
に、ローラ軸31に回転一体に設けられた排出ローラ3
2を備えたものであり、この排出ローラ32の回転によ
って、記録ヘッド18により記録されたシートSがプリ
ンタ10外へ排出される。また、ローラ軸31の一端部
に排出ギア40(図3)が回転一体に固定されている。
【0031】図1に示すように、左サイドフレーム16
及び右サイドフレーム17の一方、例えば、右サイドフ
レーム17にはシート搬送モータ37、及び動力伝達系
としての歯車輪列部38が設置されている。この歯車輪
列部38は、図3に示すように、モータピニオン39、
第1減速ギア41、第2減速ギア42、プラテン駆動ギ
ア43、伝達ギア44、上記トラクタ駆動ギア30及び
上記排出ギア40を有して構成される。
【0032】モータピニオン39は、シート搬送モータ
37の回転軸に回転一体に固定される。このモータピニ
オン39の駆動力が第1減速ギア41及び第2減速ギア
42を経てプラテン駆動ギア43へ伝達されて、プラテ
ン21が矢印α方向に回転される。また、モータピニオ
ン39の駆動力が第1減速ギア41、第2減速ギア42
及び伝達ギア44を経てトラクタ駆動ギア30へ伝達さ
れて、プッシュトラクタユニット12のトラクタ駆動プ
ーリが矢印β方向に回転し、このプッシュトラクタユニ
ット12のトラクタベルト33が同方向(矢印β方向)
に回転する。更に、モータピニオン39の駆動力が第1
減速ギア41、第2減速ギア42及びプラテン駆動ギア
43を経て排出ギア40へ伝達されて、排出ユニット1
3の排出ローラ32が図4に示すように矢印γ方向に回
転する。
【0033】プッシュトラクタユニット12のトラクタ
ベルト33の回転により、このトラクタベルト33のピ
ン35の作用で、連続紙は、シート搬送機構部23のシ
ート案内22に案内され、このシート案内22とプラテ
ン21との間に形成されるシート搬送経路52を経てプ
ラテン21へ向い、矢印δ方向に送給される。また、排
出ユニット13の排出ローラ32の回転により、後述の
ごとく記録ヘッド18により文字等が記録された連続紙
は、シート搬送機構部23のプラテン21から矢印ε方
向に引き出される。これにより、連続紙または単票紙
は、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走
査方向に搬送される。
【0034】図3に示すレリースレバー46の操作によ
って、伝達ギア44はプッシュトラクタユニット12の
トラクタ駆動ギア30と噛み合い、または離脱可能に構
成される。伝達ギア44がトラクタ駆動ギア30と噛み
合っている時には、図4に示すレリース軸53に形成さ
れたカム54の作用で、シート搬送機構部23のピンチ
ローラ51がプラテン21から離反して、上述のごとく
プラテン21へシートSとしての連続紙が供給され搬送
される。
【0035】また、レリースレバー46の操作により、
伝達ギア44がトラクタ駆動ギア30から離脱した時に
は、上記カム54の作用で、シート搬送機構部23のピ
ンチローラ51がプラテン21に接触して回転し、図示
しないシート供給ガイドなどから、シートSとしての単
票紙が、シート搬送機構部23のシート搬送経路52を
経てプラテン21へ供給され搬送される。
【0036】図1に示す前記キャリッジ19は、キャリ
ッジガイド軸24に摺動自在に挿通されると共に、記録
ヘッド18を搭載する。キャリッジガイド軸24がプラ
テン21と平行に配置されることから、キャリッジ19
は、これらのプラテン21及びキャリッジガイド軸24
の軸方向と一致する主走査方向に移動(走査)可能に設
けられる。
【0037】このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モ
ータ55(図3)及びタイミングベルト56(図4)を
備えたキャリッジ駆動系により走査される。キャリッジ
駆動モータ55はベースフレーム14に固定され、この
キャリッジ駆動モータ55にキャリッジ駆動プーリ(不
図示)が回転一体に取り付けられる。また、図1に示す
ように、左サイドフレーム16の前方部下端には、プー
リ支承部47がベースフレーム14と平行に一体に設け
られており、このプーリ支承部47に図示しないキャリ
ッジ従動プーリが支持されている。これらのキャリッジ
駆動プーリとキャリッジ従動プーリにタイミングベルト
56が巻き掛けられ、このタイミングベルト56にキャ
リッジ19が結合される。
【0038】従って、キャリッジ駆動モータ55の正転
または逆転により、キャリッジ19は、タイミングベル
ト56を介しキャリッジガイド軸24に案内されて、主
走査方向における図1の左向きまたは右向きに走査され
る。
【0039】上記プーリ支承部47にはリボン駆動軸4
8が設けられる。このリボン駆動軸48は、左サイドフ
レーム16及び右サイドフレーム17に装着されたリボ
ンカセット49(図4)内のインクリボン50を移動さ
せるものである。このインクリボン50はプラテン21
の前方を、このプラテン21の軸方向に沿って移動す
る。
【0040】前記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方
にインクリボン50が位置する。記録ヘッド18は、キ
ャリッジ19と共に主走査方向に走査する間に、記録ワ
イヤを突出させてインクリボン50に打ち当て、インク
リボン50のインクをプラテン21の前方周面に接する
シートS(連続紙または単票紙)に付着させて、このシ
ートSに文字を含む画像を記録する。
【0041】記録ヘッド18による記録動作は、キャリ
ッジ19が主走査方向左向きまたは右向きに走査する間
に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行分の記録が
なされ、この一行分の記録がなされる度に、シートSが
連続紙の場合には、シート搬送機構部23のプラテン2
1、プッシュトラクタユニット12及び排出ユニット1
3が、また、シートSが単票紙の場合には、シート搬送
機構部23のプラテン21、ピンチローラ51及び排出
ユニット13が、それぞれシートSを所定量(通常行間
分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより
実施される。
【0042】尚、図4に示す符号57は、ベースフレー
ム14とシート案内フレーム15との間に開口して形成
されて、プリンタ10の下方からシート搬送機構部23
内へシートSを供給するためのボトムシート供給口であ
る。
【0043】ところで、プラテン21、プッシュトラク
タユニット12及び排出ユニット13を駆動させるシー
ト搬送モータ37(図3)の制御と、キャリッジ19を
走行せるキャリッジ駆動モータ55(図3)の制御と、
記録ヘッド18の記録ワイヤによる記録動作の制御は、
制御装置としての制御基板61(図4)により実施され
る。この制御基板61は、例えばプリンタ本体11の後
方におけるシート案内フレーム15の下方に配置され
る。
【0044】上記制御基板61のメモリには、記録ヘッ
ド18に各種の記録動作を実行させるために複数の記録
モードが格納されている。これらの記録モードは、図5
に示すように、上限値が定められた記録ヘッド18の駆
動周波数の下で、要求された解像度に対応してキャリッ
ジ19のキャリッジ走行速度を決定したものである。
【0045】ここで、記録ヘッド18の駆動周波数は、
記録ワイヤにおける単位時間当たりの最大突出動作回数
を意味し、上限値を超えない範囲で変更可能とされる。
又、上記解像度は、キャリッジ19の走行方向に同一の
記録ワイヤが記録する隣接ドット間隔を意味する。
【0046】図5に示すように、例えば、記録ヘッド1
8の駆動周波数FがF=180(Hz)の場合、記録モ
ードAにおけるキャリッジ19のキャリッジ走行速度V
crは、解像度DがD=60(ドット/2.54cm)
のときにVcr=3(2.54cm/sec)となり、
又、記録モードBにおけるキャリッジ19のキャリッジ
走行速度Vcrは、解像度DがD=120(ドット/
2.54cm)のときにVcr=1.5(2.54cm
/sec)となり、更に、記録モードCにおけるキャリ
ッジ19のキャリッジ走行速度Vcrは、解像度DがD
=180(ドット/2.54cm)のときにVcr=1
(2.54cm/sec)となる。
【0047】これらのキャリッジ走行速度Vcrは、 Vcr=F/D なる関係式から導かれたものである。つまり、このキャ
リッジ走行速度Vcrは、要求される解像度Dが高い場
合には、キャリッジ走行速度Vcrを低速に設定しなけ
ればならないことを意味する。又、要求される解像度D
が低い場合には、キャリッジ走行速度Vcrを高速に設
定することが可能となる。
【0048】通常、記録ヘッド18によるシートSへの
記録動作は、キャリッジ19が加速されてから定速領域
に至った時に実行され、キャリッジ19の加速領域や減
速領域では実行されない。図5に示す記録モードA、
B、Cにおいても同様である。これらの記録モードA、
B、Cにおける定速領域の時間(定速時間Tcon)
は、 Tcon=1/Vcr として設定される。記録モードAでは定速時間Tcon
=0.33(sec/2.54cm)、記録モードBで
は定速時間Tcon=0.67(sec/2.54c
m)、記録モードCでは定速時間Tcon=1.00
(sec/2.54cm)となる。これらの各記録モー
ドA、B、Cにおける定速時間Tconが図6に示され
ている。
【0049】更に、記録ヘッド18が一行を記録すると
きの一行当たりの記録時間Tは、定速時間Tconに、
加速領域の時間(加速時間Tacc)と減速領域の時間
(減速時間Tbrk)を加算して、 T=Tacc+Tcon+Tbrk で定義される。
【0050】記録ヘッド18の記録動作により、シート
Sの一行に記録される距離が2.54cm(=1イン
チ)を単位として距離xであるときの一行当たりの記録
時間Tは、図5にも示すように、記録モードA、B、C
のそれぞれにおいて、 T=1.0+0.33x、 T=0.4+0.67x、 T=0.2+1.00x となる。又、距離2.54cm(1インチ)に10文字
が記録されるとすると、文字数をMとしてM=10xと
なる。このため、シートSの一行に文字数Mの印字が記
録されるときの一行当たりの記録時間Tは、記録モード
A、B、Cのそれぞれにおいて、 T=1.0+0.033M、 T=0.4+0.067M、 T=0.2+0.100M となる。
【0051】これらの記録モードA、B、Cごとの一行
当たりの記録時間Tをグラフ化したものが図7である。
実線が記録モードAの一行当たりの記録時間Tを、破線
が記録モードBの一行当たりの記録時間Tを、一点鎖線
が記録モードCの一行当たりの記録時間Tをそれぞれ示
す。
【0052】又、図7中の点Oは、破線と一点鎖線との
交点を示す。この点Oの水平軸上の座標は、 0.4+0.67x=0.2+1.0x からx≒0.61、M≒6.1となる。又、図7中の点
Pは、実線と破線との交点を示す。この点Pの水平軸上
の座標は、 1.0+0.33x=0.4+0.67x からx≒1.8、M≒18となる。
【0053】この図7から、一行当たりの記録時間T
は、一行に記録される文字数Mが、M<6のときには記
録モードCにおけるキャリッジ走行速度Vcrが、6≦
M<18のときには記録モードBにおけるキャリッジ走
行速度Vcrが、M≧18のときには記録モードAにお
けるキャリッジ走行速度Vcrがそれぞれ最も短いこと
が判る。
【0054】この理由は、記録モードAの如くキャリッ
ジ走行速度Vcr(定速領域におけるキャリッジ走行速
度)が高速のときには、そのキャリッジ走行速度Vcr
に至るまでの加速時間や、そのキャリッジ走行速度Vc
rから減速される減速時間が長くなるので、一行に記録
される文字数Mが少ない場合(例えばM<6、6≦M<
18)には、キャリッジ走行速度Vcrが低速の場合の
方が、キャリッジ走行速度Vcrが高速の場合よりも一
行当たりの記録時間を短くできるからである。一行に記
録される文字数Mが多くなれば(M≧18)、キャリッ
ジ走行速度Vcrが高速の場合の方が、キャリッジ走行
速度Vcrが低速の場合よりも一行当たりの記録時間を
短くできる。
【0055】従って、プリンタ10の制御基板61は、
解像度Dに応じて決定された各記録モードA、B、Cの
キャリッジ走行速度Vcrを、任意の行に記録される印
字文字数Mなどの記録容量に応じ、当該行の記録時間が
最小となるキャリッジ走行速度Vcrに変更して選択す
る。例えば、記録モードAにおいては、一行に6文字以
下の文字数を記録する場合に、Vcr=3(2.54c
m/sec)を採用せず、当該行の記録時間を最小とす
る記録モードCのキャリッジ走行速度Vcr、つまりV
cr=1(2.54cm/sec)を選択する。
【0056】ただし、キャリッジ走行速度Vcrの選択
の条件は、解像度Dに応じて決定された各記録モード
A、B、Cのキャリッジ走行速度Vcrよりも低い値の
キャリッジ走行速度Vcrでなければならない。解像度
Dに応じて決定された各記録モードA、B、Cのキャリ
ッジ走行速度Vcrよりも高い値のキャリッジ走行速度
Vcrを選択すると、記録ヘッド18の駆動周波数Fの
上限値(最大値)を越えてしまうことになるからであ
る。このように制御基板61は、キャリッジ走行速度V
crの選択を、記録ヘッド18の駆動周波数Fの上限値
を超えない範囲で実行する。
【0057】例えば、解像度D=180(ドット/2.
54cm)の記録モードCの場合には、記録モードA、
Bのキャリッジ走行速度Vcrを選択しようとしても、
記録ヘッド18の駆動周波数Fの上限値を超えてしまう
ことになるため、記録モードCのキャリッジ走行速度V
crしか選択できない。又、解像度D=120(ドット
/2.54cm)の記録モードBの場合には、記録モー
ドAのキャリッジ走行速度Vcrを選択しようとして
も、同様に記録ヘッド18の上限値の制約から、記録モ
ードB又はCのキャリッジ走行速度Vcrしか選択でき
ない。
【0058】上述のようなキャリッジ19のキャリッジ
走行速度Vcrの選択制御は、シートSに記録される各
行ごとに実行される。
【0059】次に、制御基板61が実行する上述のキャ
リッジ走行速度Vcrの選択制御を、図8を用いて説明
する。
【0060】制御基板61は、図示しないコンピュータ
からプリンタ10へ一行当たりの記録指令が送信された
と判断したとき(S1)、使用者によって設定された解
像度Dを上記記録指令から読み取り、いずれの記録モー
ドA、B、Cが適切であるかを判定する(S2)。
【0061】制御基板61は、ステップS2において、
解像度Dが60(ドット/2.54cm)である場合
に、記録対象となっている行の記録容量(印字文字数
M)に応じて、キャリッジ19の走行速度を決定する
(S3)。
【0062】つまり、当該行の印字文字数MがM≧18
であれば記録モードAのキャリッジ走行速度Vcrを選
択し(S5)、6≦M<18であれば記録モードBのキ
ャリッジ走行速度Vcrを選択し(S6)、M<6であ
れば記録モードCのキャリッジ走行速度Vcrを選択す
る(S7)。
【0063】又、制御基板61は、ステップS2におい
て、解像度Dが120(ドット/2.54cm)である
場合にも、同様に、記録対象となっている行の記録容量
(印字文字数M)に応じて、キャリッジ19の走行速度
を決定する(S4)。
【0064】つまり、当該行の印字文字数MがM≧6で
あれば、記録モードBのキャリッジ走行速度Vcrを選
択し(S8)、M<6であれば記録モードCのキャリッ
ジ走行速度Vcrを選択する(S9)。
【0065】更に、制御基板61は、ステップS2にお
いて、解像度Dが180(ドット/2.54cm)であ
る場合には、記録モードCのキャリッジ走行速度Vcr
のみを選択する(S10)。
【0066】制御基板61は、他の行についても上述の
ステップS1〜ステップS10の制御を実行する。
【0067】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果を奏する。
【0068】解像度Dに応じて決定された各記録モード
A、B、Cのキャリッジ走行速度Vcrが、任意の行に
記録される印字文字数Mに応じ、当該行の記録時間が最
小となるキャリッジ走行速度Vcrに変更されることか
ら、当該行を記録する記録時間を短縮することができ
る。例えば、解像度Dにより決定された記録モードA、
B又はCのキャリッジ走行速度Vcrが高速の場合で、
任意の行に記録される印字文字数Mが少ない時には、上
記解像度Dにより決定された記録モードA、B又はCの
キャリッジ走行速度Vcrを、当該キャリッジ走行速度
Vcrの値よりも低いキャリッジ走行速度Vcrで、か
つ当該行の記録時間が最小となるキャリッジ走行速度V
crに変更して設定することにより、当該行の記録時間
を短縮することができる。
【0069】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0070】上記実施の形態では、記録モードA、B、
Cの駆動周波数Fが同一の値の場合を述べたが、上限値
を超えない範囲で異なった値の駆動周波数Fが設定され
ても良い。
【0071】又、本実施の形態では、記録装置がドット
インパクトプリンタの場合を述べたが、インクジェット
プリンタにも本発明を適用できる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
係る記録装置によれば、解像度に応じて決定されたキャ
リッジ速度が、任意の行に記録される記録容量に応じて
変更可能に構成されたことから、一行当たりの記録時間
を短縮することができる。
【0073】請求項4に記載の発明に係る記録装置の記
録方法によれば、解像度に応じて決定されたキャリッジ
速度を、任意の行に記録される記録容量に応じて変更し
て記録を実行することから、一行当たりの記録時間を短
縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す平面図である。
【図3】図1のプリンタ本体を示す右側面図である。
【図4】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図5】各記録モードごとのキャリッジ走行速度などを
示す図表である。
【図6】一行の所定距離(2.54cm)に記録すると
きに最低限必要とされる記録時間を示すグラフである。
【図7】1行に記録される文字数などと一行当たりの記
録時間との関係を、記録モードごとに示すグラフであ
る。
【図8】キャリッジ走行速度の選択制御を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 18 記録ヘッド 19 キャリッジ A、B、C 記録モード D 解像度 M 印字文字数(記録容量) S シート T 一行当たりの記録時間 Vcr キャリッジ走行速度

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解像度に応じてキャリッジ速度が決定さ
    れた複数の記録モードを備え、キャリッジに搭載された
    記録ヘッドが、上記キャリッジの走行中にシートに一行
    ごと画像を記録する記録装置において、 上述の如く解像度に応じて決定されたキャリッジ速度
    が、任意の行に記録される記録容量に応じて変更可能に
    構成されたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 上記キャリッジ速度は、任意の行に記録
    される記録容量に応じ、当該行の記録時間が最小となる
    キャリッジ速度に変更されることを特徴とする請求項1
    に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 上記キャリッジ速度は、解像度に応じて
    決定された各記録モードのキャリッジ速度よりも低い値
    のキャリッジ速度が選択されることを特徴とする請求項
    1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 解像度に応じてキャリッジ速度が決定さ
    れた複数の記録モードを備え、キャリッジに搭載された
    記録ヘッドが、上記キャリッジの走行中にシートに一行
    ごと画像を記録する記録装置の記録方法において、 上述の如く解像度に応じて決定されたキャリッジ速度
    を、任意の行に記録される記録容量に応じて変更して記
    録を実行することを特徴とする記録装置の記録方法。
  5. 【請求項5】 上記キャリッジ速度を、任意の行に記録
    される記録容量に応じ、当該行の記録時間が最小となる
    キャリッジ速度に変更して記録を実行することを特徴と
    する請求項4に記載の記録装置の記録方法。
  6. 【請求項6】 上記キャリッジ速度を、解像度に応じて
    決定された各記録モードのキャリッジ速度よりも低い値
    のキャリッジ速度に選択して記録を実行することを特徴
    とする請求項4または5に記載の記録装置の記録方法。
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