JPH10279151A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH10279151A
JPH10279151A JP9328497A JP9328497A JPH10279151A JP H10279151 A JPH10279151 A JP H10279151A JP 9328497 A JP9328497 A JP 9328497A JP 9328497 A JP9328497 A JP 9328497A JP H10279151 A JPH10279151 A JP H10279151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
roll paper
roller
curl
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP9328497A
Other languages
English (en)
Inventor
Cho Ito
超 伊藤
Hiroshi Ikeda
博 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP9328497A priority Critical patent/JPH10279151A/ja
Publication of JPH10279151A publication Critical patent/JPH10279151A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロ−ル紙の径が大きい時も、小さい時も、カ
−ル量を矯正して印字ヘッド部でのヘッドギャップを一
定に保つインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 用紙経路にカ−ル矯正構造を設けること
により、カ−ルを矯正し、印字ヘッド部におけるヘッド
ギャップを一定に保つ。印字ヘッド部においてヘッドギ
ャップを一定に保つ事により、汚れや着弾位置精度不良
がなく、かつ、ヘッド不良を起こす事のない安定した印
刷が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に用いる用紙送り構造に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタで印字を行う
際、印字ヘッド部に於ける用紙とヘッドのギャップは通
常1mm程度である。これはドット密度が高い印刷を行
った際、インクによる用紙印字面の膨潤により用紙が膨
らみ、ヘッドのノズル面に近づいて来る。最悪の場合は
ヘッドのノズル面に接触し、用紙の印字された部分を汚
すばかりでなく、ヘッドノズルに対してゴミの付着や気
泡巻き込みを引き起こし、ヘッドにダメ−ジを与える事
になる。このような最悪の事態をさけるために一般的に
は適正なヘッドギャップが設定されている。この場合、
用紙の平坦度合いが常に一定であることが条件である。
しかし、用紙の平坦度合いが印字進行につれてわずかで
も変化する様な場合はさらにその分を見込んだギャップ
設定が必要になって来る。ヘッドギャップを大きくする
ことはインク滴の飛翔距離を増し、着弾位置精度に悪影
響を及ぼす事になり、印字品質の劣化を招き好ましい方
向ではない。一般的には、インクジェットプリンタでは
記録紙としてカット紙を数十枚から数百枚をプリンタに
セットしておき印字指令に応じて一枚、一枚をピックア
ップして用紙経路内へ導き、さらに印字部へ導き印字を
行う。この場合、カット紙は一般的に平坦にセットされ
ているため、カ−ル等の癖は殆どなく、印字部における
ヘッドギャップが適正になっていればインクによる用紙
の膨潤も考慮されているため、汚れ等の不具合は起きな
いようになっている。しかしながら、近年インクジェッ
トプリンタ−は様々な用途に拡大してきており、カット
紙のみならず、ロ−ル紙等へ印刷する様な要望もある。
この場合は一般的に印字ヘッドに対して用紙走行方向の
上流側にロ−ル紙をセットし、用紙の先端を用紙経路入
口にセットし印字ヘッド部へ導き、印字を行う。ロ−ル
紙は通常φ80mm程度のものが一般的に多く流通して
おり、使い始めの時、即ちロ−ル紙外形が大きいときは
用紙のカ−ルは小さく、使い終わりに近いとき、即ちロ
−ル紙外形が小さい時はカ−ルが強くなる。用紙経路内
で有る程度カ−ルは矯正されるが、完全に矯正されるこ
とは無い。従って、印字ヘッド部では、カット紙に比べ
て、初期からカ−ルが有る事とさらにロ−ル紙の使い始
めと使い終わりでカ−ルの度合いが変化すると言う悪条
件が重なる。従ってヘッドギャップはカット紙専用のプ
リンタよりもあらかじめ大きめなヘッドギャップの設定
とロール径が小さくなった時のカ−ル量をも見込んだヘ
ッドギャップが必要になってくる。その場合、ヘッドギ
ャップが広くなると言う不利益に加えて、ロ−ル紙の前
半と後半ではヘッドギャップが変わると言う不利益があ
り、着弾位置精度の劣化即ち印字品質の不良を招くこと
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような不
都合に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、ヘッドの印字機能劣化や印字品質の劣化を招く事な
く、フラットなカット紙やロ−ル紙にも安定して良い印
字品質を得られることが可能な記録装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はインクジェット
記録装置であって、カット紙やロ−ル紙も走行可能で、
ロ−ル紙の走行経路内の印字部に対して上流部にロ−ル
紙のカ−ルを矯正するカ−ル矯正手段を持つことを特徴
とする記録装置。
【0005】本発明はまた、前記用紙走行経路手段にお
いて用紙走行方向に対して直角方向にカ−ルを矯正する
構造を持つことを特徴とする記録装置。
【0006】本発明はまた、前記カ−ル矯正構造が用紙
経路内に設置する位置と用紙経路外に設置する位置の2
カ所の設定が可能な構造とする事を特徴とする記録装
置。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を用
いて説明する。図1は本実施例の記録装置全体を示す図
である。図2は本実施例の記録装置の用紙経路の構成を
示す図である。図2において、1は印字ヘッド、2は用
紙の送りを主に担当する主紙送りロ−ラ−、3は用紙の
送りを補助する補助紙送りロ−ラ−、4は補助ガイドロ
−ラ−、5は主紙送りロ−ラ−の従働ロ−ラ−、6は補
助ロ−ラ−3の従働ロ−ラ−、7は矯正ロ−ラ−、8は
バッファ−ロ−ラ−、9は矯正ロ−ラ−、10は矯正ロ
−ラ−を圧着するためのア−ム、11はロ−ル紙ホルダ
−、12はロール紙、13は矯正ロ−ラ−の圧着及び解
除のためのレバ−、14、15は排出ロ−ラ−である。
図示しないキャリッジモーターはタイミングベルトを介
してキャリッジを駆動し、印字ヘッドを図の前後に往復
させる。一方、図示しない紙送りモータは主紙送りロ−
ラ−2及び補助紙送りロ−ラ−3及び排出ローラー1
4、15を駆動する。用紙のセットについて説明する。
レバ−13を図1の点線の位置に開いておく。ロ−ル紙
12をロ−ル紙ガイド11にセットし、用紙先端を補助
紙送りロ−ラ−3の位置まで延ばしてセットする。次に
レバ−13を実線の位置にセットし、図示していないロ
ック装置によりレバ−13を固定する。この状態で図示
しない紙送りモ−タ−に紙送り指令を送り、通電すると
図示しない輪列によって動力が主紙送りロ−ラ−2、補
助紙送りロ−ラ−3、排出ロ−ラ−14、15が駆動さ
れ用紙を図示、矢印方向に送る方向に回動する。補助ロ
−ラ−3及び従動ロ−ラ−6に圧着された用紙の先端は
図示した用紙ガイドの中へ送り込まれ、主紙送りロ−ラ
−2を通過し印字ヘッド部まで送り込まれ印字可能位置
に達する。以降、印字指令に応じて図示しない、キャリ
ッジモ−タ−により印字ヘッドは図面の前後方向に往復
駆動される。同時に図示してない印字ヘッド駆動回路に
より印字ヘッドが駆動され、印字を開始する。
【0008】次にロ−ル紙のカ−ル矯正について説明す
る。本実施例の場合、ロ−ル紙ホルダ−は全体をバネ1
6で懸架されており、ロ−ルの径が大きい時即ち、重量
が大きいときは下方に下がった位置にある。その時、ロ
−ル紙ホルダ−11の図示した一部19がア−ム10に
係合しており、ア−ム10を介して矯正ロ−ラ−9は上
方の位置にある。従って、その時、ロ−ル紙は矯正量が
少ない状態で送られる。ロ−ル紙12の径が小さくなる
と即ち、重量が小さくなると、バネ16によってロ−ル
紙ホルダ−11は上方に持ち上げられ、ア−ム10の回
転中心20を軸にアーム10が回転することで矯正ロ−
ラ−9は下方の位置に来る。このとき矯正ロ−ラ−7は
バネ17によりレバ−13に開口した溝21に沿って押
し下げられ、矯正ロ−ラ−9に追従する。従って、ロ−
ル紙は大きく湾曲してカ−ルの矯正量が大きい状態で送
られる(図3)。この様にして、ロ−ル紙の径に応じて
即ちカ−ルの大きさに応じて矯正ロ−ラ−が作用してカ
−ルを矯正する事が可能となる。
【0009】以上の様なカ−ル矯正構造を通過すること
により、印字ヘッド部ではプラテン部において、用紙の
浮き上がりは少なくなり、しかも、ロ−ル紙の径に関わ
りなくカ−ル量を少なく一定に保つことができる。
【0010】次にカット紙の場合について説明する。カ
ット紙の場合はカ−ルが無いため、上記の様な矯正手段
は必要としない。従って、レバ−13を軸22を回転中
心として点線の位置に開いた状態にしておき、補助紙送
りロ−ラ−3の部分から、直接用紙ガイドに挿入する事
により、印字部へ用紙を導くことが可能である。この場
合は手差しによる挿入になるが、図示しないカット紙供
給装置により、自動的にカット紙を供給する事も可能で
ある。
【0011】バッファ−ロ−ラ−8はロ−ル紙の慣性に
よる用紙の送りすぎによるたるみを補正するためのもの
で、なくても矯正効果には影響がない。
【0012】また、本実施例では、ロ−ル紙の径によ
る、重量差を利用して、矯正量を自動的に変化させて、
より効果の大きい方式をとっているが、矯正ロ−ラ−の
位置を固定してロ−ル紙のカ−ル量の平均値に合わせて
矯正する事も可能である。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によればロ−
ル紙のカ−ルは矯正され、印字部ではそのヘッドギャッ
プを適正値からずれる事無く、印字されるため、汚れや
着弾位置精度不良がなく、かつ、ヘッド不良を起こす事
のない安定した印刷が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置全体を示す図
である。
【図2】本発明のインクジェット記録装置の紙送り機構
の構成を示す図である。
【図3】本発明のインクジェット記録装置の紙送り機構
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 主紙送りロ−ラ− 3 補助紙送ロ−ラ− 4 補助ガイドロ−ラ− 5 従動ロ−ラ− 6 従動ロ−ラ− 7 矯正ロ−ラ− 8 バッファ−ロ−ラ− 9 矯正ロ−ラ− 10 ア−ム 11 ロ−ル紙ホルダ− 12 ロ−ル紙 13 レバ− 14 排出ロ−ラ− 15 排出ロ−ラ− 16 バネ 17 バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置であって、カッ
    ト紙やロール紙に印字可能な前期記録装置において、用
    紙の走行経路内の印字部に対して上流部にロ−ル紙のカ
    −ルを矯正する用紙走行手段を持つ事を特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙走行手段は用紙の走行方向に対
    して直角方向にカ−ルを矯正する構造を持つ事を特徴と
    する請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記カ−ルを矯正する構造において用紙
    経路内に設置する位置と用紙経路外に設置する位置の2
    カ所の設定が可能な構造とする事を特徴とする請求項1
    記載のインクジェット記録装置。
JP9328497A 1997-04-11 1997-04-11 インクジェット記録装置 Pending JPH10279151A (ja)

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JP9328497A JPH10279151A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 インクジェット記録装置

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JP9328497A JPH10279151A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 インクジェット記録装置

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Family

ID=14078127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9328497A Pending JPH10279151A (ja) 1997-04-11 1997-04-11 インクジェット記録装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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